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はてなキーワード: 組織力とは

2019-05-08

労組執行経験者が内情を暴露する

のがちょっとしたブームと聞いたので、ちょっと前まで組合執行部をやってた私もその時の状況を暴露しても怒られないでしょう。

うちの労組スペックはこんな感じ。

  1. 業種:メーカー
  2. 組合員数:200人前後の単組
  3. トップ:専従(1名)
  4. 役員数:7名程度(任期2年)
  5. 上部団体:加盟(トップは上部団体役員兼務
  6. 組合費:給与×〇.〇%(今の私の給与だと8~9000円)

で、私のスペックはこんな感じ

  1. 性別:男
  2. 年齢:30台
  3. 職種総合職
  4. 執行部年数:4年
  5. 最終役職:No.3的な立場

弊社の場合入社から15年前後普通に勤務しておけば管理職に昇格して組合から離れるため、組合員は技術職のオッサンor総合職若者or妙齢一般職女性構成されていて、総合職社員がある程度の年数に達すると、同じ入社年のメンバーから組合役員を選出するという慣例的で明文化されてないルールがあります

基本的に、通常の仕事以外の業務が増える組合役員は皆やりたくないから、役員自分から立候補する人はいないある種の罰ゲームなのですが、運悪く役員をやることになり、多くの休日組合活動で消えていく憂き目に会うのでした。

4年間組合の執行部を経験してきて思ったことは以下の通り。

  1. トップになる専従職員(50台)は組合員と温度差がありすぎる。
  2. 上部団体役職者ということもあって実質上部団体の人。
  3. この専従者のおっさんは金遣いがとにかく荒い(飲み会とかとにかくしたがる。しか組合費で)。
  4. 上部団体も金の使い方が昭和感が強い(温泉旅館会議とか大会とかやってる)。
  5. 上部団体も含めてとにかく年齢層が高い。
  6. 上部団体方針組合が抱える問題点乖離している場合が多い。
  7. 上部団体はとにかく選挙にだけは熱心。
  8. 上部団体職員ブラックじゃないかと思うぐらい大変そう。(人の出入りが激しい)
  9. 上部団体組織の硬直化で下部の単組(特に小さい組合)が疲弊してる

このままだと上部団体への恨み言ばかり(それが主題ではない)になりそうなので割愛しますが、一般の人が組合に持つイメージネガティブな側面は上部団体の行動、特に選挙活動に起因するものが多いんじゃないかと思いますね。まあ、上部団体としては選挙議員を出すことが影響力を誇示するために必要なので分からなくでもないのですが、応援する候補民主党系(今は国民民主党だったか)なので、民主党政権が終わってからはとにかく組合から支持されてない。そもそも組合活動一般会社員にとってはめんどくさいものなのに、なんでさら民主党系の議員応援しなくちゃいけないんだよという悪循環に陥てるわけです。

なお、民主党がこんな状況なので最近選挙にはあまりいい感じではないですが、敗因分析をした際に

当選しなかったのは組織力が足りなかった(今の組合からの支持が少ないのが理由)→だから今の活動さらに強化していく

という斜め上の結論を出すぐらい硬直した組織なので、旧民主党系の迷走と同様に労組が支持されない状況はさらに続くんじゃないかなと邪推してます

とまあ、上部団体への率直な意見はこの辺にしておいて、お次は単組活動です。単組の活動として一番大きいのは春闘でして、うちの春闘の流れはこんな感じ。

  1. 組合執行部で要求案を考える
  2. 組合から承認を貰う
  3. 会社要求提出
  4. 会社交渉
  5. 会社から回答を貰う
  6. 組合意見を聞きつつ執行部で判断を下す
  7. 会社判断を伝える

弊社は同業他社世間と比べても給与面では遜色ない状況にあったので、春闘でメインとなる賃金ベアや一時金)について、会社妥当ラインを突いてくることもあって、特に組合から「ストだ!」という意見を貰ったことは殆どありませんでした。かつて、世間ベアが出始めた年の春闘ベアゼロの回答が出ましたが、その年も組合から「認められない!」という意見殆ど出ず、「やむを得ない」的な意見大勢でしたね。

一方で、弊社の組合の特徴として労働環境特に労働時間に関する意見組合から多く出て、労働時間いかに短縮するか、やりやす労働環境いかに作っていくかの方が、賃金面よりも熱の入った交渉となる年がほとんどでした。

そんな労働時間労働環境のような組合員が直面する具体的な課題について、上部団体や上部団体から得た知識がメインで現場を知らない専従役員意見が参考になるでしょうか?もちろんなりません。そんな専従役員が我が物顔で要求について明後日の方向の意見を言っても、会社はおろか組合員にも響く意見にはならないわけで、如何に組合目線での問題点収集し、その内容を会社にぶつけるかというのが、意義のある交渉になると思って私は活動しておりました。

さて、組合所属している人は一度見てほしいのは組合会計報告でして、皆さんから集めた組合費はどこに使われてるんでしょうか?

うちの単組の場合はその半分近くがや従職員給与に消えます名目こそ組合代表ですが、やってることの半分は上部団体活動春闘でも上部団体で聞いた話や過去の話しかできない人の給与に、私の組合費の半分近くが消えているこの状況…。しかも、私が役員就任するまではなんと組合会計は毎年赤字を計上し、組合数が今よりも圧倒的に多かったころに貯めた積立金を取り崩している状況にありました。

その事実を知ったとき愕然とした私は、慣例であった会議後の飲み会廃止廃止にあたって専従職員会議でバトル)、役員交代の際の慣例であった温泉旅行廃止廃止にあたって専従職員と…)、上部団体から求められる動員も最低限の人数しかさない(もちろん上部団体役員をしてると…)、その他小さな出費を少しづつ減らしていって、なんとか役員を退く前には±0程度に持っていくことを達成しました。

ちなみに、会議で専従職員とバトルする際にしきりにその人が「伝統が…」と連呼していたのが印象的でした。

なお、あまりの専従職員との折り合いの悪さに新労組の立ち上げも一時期検討しましたが、まだまだあった積立金がどう使われていくのかが気になって、結局新労組は立ち上げませんでした。また、めんどくさいので選挙で専従職員とバトルすることもなく任期を終えるという波風立てない行動を取ったので、私も多くの組合員と変わらない現状維持を良しとする存在です。

ということで、労組執行経験者の私から言えるのは、デカ労組や上部団体労組経験しかないような50~60台のオッサン大勢を占めるような組織になっている限り、今組合活動に不満を持っている組合員(特に若手)に支持を得られるのは難しいんじゃないかなと思いました。

2019-04-30

テロル

銃の乱射とか爆弾を爆発させるとか、結局はそんなのばっかりでインパクト一過性なんだよね

飛行機ハイジャックして高層ビルに突っ込む、みたいな面白いアイディアを実現するテロリストはいないのか

イスラム過激派とか組織力ありそうだし、もっといろいろ出来るんじゃないの?

2019-04-26

anond:20190426120044

判断するのは客なんだよなぁ。金だしてるの源流たどれば客だし。

組織力学で締めつけりゃうまく行く、なんてのは金の卵を生む鶏だと認識してる下では成り立たない。

ヒット商品なんてどうしても成長の途中段階では属人的もの。人すげ替えたらうまく行くなんてのじゃないんだよね。

当落ち着いて成熟期になってマニュアル完備できたら変えれるかもね。ただし、相応の金での売り買いにはなるが。

anond:20190426092559

んで、そこで従順になれ、どんな雑用や面倒を押し付けても文句を言うな、利益を求めるななんてのについてくる奴なんていないよ。

喧嘩には双方理由があるんだわ。まあ、去るのは基本実際手を動かしている奴だし、残ったやつはそうやってガリガリやってた奴を一方的悪人にするだけだろうがな。

新しいものを作るのじゃなくて組織力学のほうばかり見てたから、そりゃ組織の中での立ち位置は確実に上だから

で、去って行ったあと事業はめちゃくちゃになってあいつが従順でおとなしくして欲張らなければとぶー垂れると。

馬鹿じゃねーの。

従順でおとなしい奴が新しいもの作るわけないだろ?

2019-04-17

anond:20190417120628

逆だろ

韓国擁護なんてお決まりテンプレ屁理屈その辺に投げるだけの簡単お仕事なのに、それすら覚束ないくらいに組織力が衰えてるってことなんだから

2019-01-04

anond:20190104131017

仕入れ管理の面倒な部分を仲卸にヤラせて、仲卸の仕入れルートでは無く、最終消費者と卸の部分に組織力を駆使して買い占め、勝手に希少性を上げて売りつけてくるから駄目なんでしょ

仲卸と同じ仕入れルートで勝手に数倍の価格で売っているなら、誰も文句言わない

転生する度に後悔している

召喚で就いた勇者職を「ここは俺の居場所じゃない」「ここで働いていても何のスキルもつかない」という意識高い理由で辞めて15年。タイムマシンで戻れるならあの時の自分を殴り飛ばしたい。

あの後4回程異世界を変えたが、転生するごとにどんどん冒険者土方の深みにはまって、今では立派なド底辺冒険者で名ばかりSランクという名のドブさらいをやっている。

なるほど、出来ることは増えた。今の自分はいわゆるフリーランサーであって、護衛から魔物退治から薬草採取から何でも一通りのことは出来る。それなりに深いこともやっている。

ただ、結局のところ、オレ一人のスキルで出来ることなたかが知れていた。でかい仕事をやるために必要なのは結局組織力であって、一つ一つの歯車意識が高いことではない。「色んなことを任せてもらえそうだから」という理由でわざわざ組織力が低いギルドへ低いギルドへと移っていった俺は、つまり自分から使いつぶされることを望んで転生を重ねていたわけだ。

あの頃無能巣窟に見えたあの世界は、今でも万単位魔王軍をいくつも討伐しており、当時無能しか思っていなかった同期は今の俺より数百は高いステータスになっている。

なろうではしょっちゅう異世界に転生しました」というストーリーが上がっているが、その後の「転生したことを後悔しています」という記事を挙げるヤツが一向にいないのが不思議だ。皆そんなに満足がいく転生しかしていないのか。それとも、転生に失敗しても意地一つで甘いレモンを頬張り続けているのか。

俺の意地はもう摩滅してしまった。俺の転生は失敗だった。それだけだ。


anond:20190103224035

2019-01-03

転職する度に後悔している

新卒で入った一部上場企業を「ここは俺の居場所じゃない」「ここで働いていても何のスキルもつかない」という意識高い理由で辞めて15年。タイムマシンで戻れるならあの時の自分を殴り飛ばしたい。

あの後4回程会社を変えたが、転職するごとにどんどんIT土方の深みにはまって、今では立派なド底辺企業名ばかり管理職という名のドブさらいをやっている。

なるほど、出来ることは増えた。今の自分はいわゆるフルスタックエンジニアであって、インフラからアプリからDBから何でも一通りのことは出来る。それなりに深いこともやっている。

ただ、結局のところ、オレ一人のスキルで出来ることなたかが知れていた。でかい仕事をやるために必要なのは結局組織力であって、一つ一つの歯車意識が高いことではない。「色んなことを任せてもらえそうだから」という理由でわざわざ組織力が低い企業へ低い企業へと移っていった俺は、つまり自分から使いつぶされることを望んで転職を重ねていたわけだ。

あの頃無能巣窟に見えたあの会社は、今でも億単位案件をいくつも手掛けており、当時無能しか思っていなかった同期は今の俺より数百万は高い年収をとっている。

はてなではしょっちゅう「〇〇を退職しました」というエントリーが上がっているが、その後の「退職したことを後悔しています」という記事を挙げるヤツが一向にいないのが不思議だ。皆そんなに満足がいく転職しかしていないのか。それとも、転職に失敗しても意地一つで甘いレモンを頬張り続けているのか。

俺の意地はもう摩滅してしまった。俺の転職は失敗だった。それだけだ。

2018-12-16

anond:20181216121117

あれは人間特性でしょ。博士であれば人間的にも優秀だというわけではない。

そもそも、胆力がいる交渉事には大学のセンセーなんて無力に近いとは思うけどね。

ただ、自分の分野で科学検証をして発表して世間に受け入れられたというだけ。

けど、官僚は基本学士卒だから、優秀であっても、政策について比較組織力学の薄い状況で研究して検証して公表した経験ないし。

2018-12-03

“売れれば”いいのか?西野カナが公開した“作詞手法”に批判の嵐 http://dailynewsonline.jp/article/1591291/

ちゃんマーケティングしてその市場に合う歌詞言葉にして「相応に売れる」という結果を出している分、資金力と組織力ゴリ押しして「売れている『ことにしたい』」某アイドル集団達よりは好感が持てるけどなぁ

2018-11-23

anond:20181123121140

言わんとすることはわからんじゃないけれど、大半の人間は「現在情報を過不足なく摂取して理性的議論をして合意形成をする能力」に欠けてるし、もっと言っちゃえば怠惰でそのコストを厭う人のほうが、そうでない人より多い。

増田権威主義だとみなしている人々の少なくない割合が、権威を奮って他者従属せしめたいというよりは、上記のような現実を前にして、十分な教育議論を行うだけの社会リソース支払いや人間存在進化待ちができないって割り切った人なんじゃないかな。いっちゃえば組織力主義とでもいうべきものであって、必要悪としての寡頭制容認だね。

保守革新区別っていうのは、根本的に、ケインズマルクスよりも上記説明投影なのだと思うよ。

必要悪としての組織力主義は、つまり手続き前例踏襲というツールを用いて社会運営することになるんで保守的になる。著しい危機が起きなければ社会は今までのもの継続すればいいじゃん、追加コスト払うのはきついよっていう人たちが保守

いいやそんなこと無いよ人間本来理性的議論をして合意形成する能力があるんだからみんな議論コスト払ってバンバン社会アップデートしましょうよっていうのが革新

まあそういう区分けなんだから情報摂取して精査して議論コストを支払わない人をリベラルのひとは怠惰だと小馬鹿にするってのはあって、これは前世からそういうシーンはあった。でも最近情報摂取して精査してるつもり(情報摂取して精査しているとはいってない)なんちゃって意識高い人がTwitterマウンティング祭りを開催して炎上してるってのがトレンドだわね。

2018-10-20

サヨク自分組織力が弱いだけでしょ

それを自分たちは直接規制を敷いたことがないか表現規制反対派!ってイキるのはみっともないからやめてほしい。

anond:20181020152160

2018-09-20

このままだと友達にはなりたくないタイプになってしま

現実では徹底した報連相で、ある程度組織力はある企業に勤めてるせいかMMOまったりギルドでも細かい部分までいちいち確認・指摘する癖が出てしまっている

どちらかと言えばまったりする方が好きだし、趣味とかプライベートもそういう部分で煙たがれてるからもう転職しよう…

2018-08-24

anond:20180823162846

歴史だなんだという話は散見されるのでいうまでもない。

冒頭に脱線するがヤクザ様式についてマインドセットを準備したい。

第一に、ヤクザはなぜ金ぴかファッションで高級外車なのか。

個人価値を見てわからせるためである

金持ち服装に金をかけないという話は自己啓発本セミナー系の情報で見かける。

実際金のかかった服はあるだろうし平均以上であるかもしれない。

しかしよくわからない模様の布地で金のチェーンをして黒塗りの高級外車を乗り回さない。

金持ちであることをわざわざ毎回広告する必要がないし、外見と存在で金を稼いでいるわけではないためだ。

ではななぜヤクザは見た目で高級感を出すのか。それは高級感が目的ではなく「1番」であることを主張したいがためである

実際の統計で数値的に1番というものではない。庶民や噂などを流布する層の一般想像しうる「一番のもの」を選択する。

それは使用者必然的に「1番」になるためである

ここにタトゥー入れ墨問題もつながってくる。一旦派手の話はここまで。

二番目に、ヤクザというのは実際金があるからそういうものを買っているだけ、ではない。

商売の種類として見た目でするものであるから広告業者が広告を出しているのとおなじ。

ラーメン屋の賄いがラーメンなのと同じ。一番をコレクションしている人間である必要のために持ち物が一番なだけなのである

商売としては不人気商売被差別商売問題解決非合法)、貸金業非合法)などを行ったりするにあたり、問題解決に使うのが「1番」である

1番高級な服を着て、1番高級純金アクセサリをして、1番高級外車に乗っている1番のおやっさんの言うことが、なぜ聞けないという交渉方法

1番がものを言っているのだから黙れよ、1番の下には2番以降が控えているんですがそれらが何番かわからないあなたの上にのしかかってきますよ、困りませんか?という方法だ。

それはもちろん困らせに来るのだから困るだろう。

しかも1番と言われて実質なにかしら1番(実質の1位ではなく想像できる最上位の類のもの)を身についけている人間、ほぼ人物として1番であるという人間との交渉だ。

貸付金の取り立てや問題和解商売の風説などは実際に商品価値が高ければとか確実であれば法に則って正規解決ができる、というものではない。

関係者の譲歩を引き出したりした結果、合意を得られた時点でのもので、合意の後の責任も果たせる範囲強要されることはない。

強引に法的に取り立てたりすることはできるが法的回避方法がないわけでもない。

それを逃がさず大きな取り立てで強制的回避できない方法で介入してくるとなると、それは太刀打ちできると判断される相手では物足りない。

「1番」がそれを執り行ってくるのだから、勝てないという精神的な屈服感を与える必要がある。

ここまでの「1番」や「高級」はイメージ問題で、その価値基準一般市場に支えられているものから庶民から目線でそうみえるようにということである

この話を私がしたところで、「私に」それがどうしたんだ、意味のない、という意見は寄せられるだろう。私もおなじ庶民なのでそう言われても仕方がない。

では実際にそういう格好をしている人に言えばいいじゃないか、と私が同じ庶民として進言すると、できるだろうか?

アルマーニスーツきて純金の喜平ぐるぐる巻いてでかいベンツ乗ってるけどなんなん?借金の取り立てを明らかに回りに迷惑がかかる方法でしてくるのは違法ってわかってんの?水商売とかくだらん仕事しやがって」

といえるかどうかである。言えないような仕組みのために、その仕事で幅をきかせるためにそのような恰好をしているのである

ここで服は借りて着まわせばだれでもそのポストにつくことはできる。それよりも上の人としての価値(前述までの高級感)を上げるにはどうするか。

入れ墨である。体に特徴を持たせるのである顔面の傷などもそうである。指がないといったものもそうである

ここでまた話は脱線するが、僧侶坊主である。なぜか。特徴をなくすためである個人ではなく組織としての一部であるためである

また、僧侶結婚しない社会的生産をしない、継続をしない。するために自分資産、持ち物を必要とする社会生活をしない。そのために自分の行動や行為独善的ものをできるだけ排除してある。

僧侶が親切をしてくる、教えを説くのは独善的ものはできるだけ含まれていないという証明のためである

何々をしなさい、という教えは僧侶収益をあげ資産を築くためではない。個人として利益を得るためでもない。宗教収益を与えるためではなく歴史の蓄積と人としての最善な選択への補助であることのためである

この意味がもはや失われ自由化されているが、人がわざわざそのような立場に置かれる必要性もなくなっているためこの習慣が失われるとともに、人がそこに位置する意味理解も失われている。

これとまったく逆が、超個性化であるファッションで一番めだつ、はだかになってもだれかわかる特徴をもつ、莫大な財産を築くことである

ただのマークではなくそこにメッセージを込めるというタトゥー入れ墨がその立場を示すというだけであればファッションとなりえる。

海外ファッションになっているのは、人がどんな命を込めたメッセージでも、簡単否定もできるし批判される側もその程度だと理解している。

個人がどれだけ大切に思って居ようが他人からしてみればゴミ同然なことが相互理解されているのだ。

なので大事だというもの相手にとっては大事なのだろうという理解もある。

主義主張否定されると、日本では囲まれボコられるという最終結果についてその順位と内容を吟味する必要がある。

外国人入れ墨個性の主張がなぜ自由なのかというと、最終的に銃撃戦で決着をつけることができるからだ。

入れ墨問題があるか、入れている名前バカにされたり、すてきだと言われたりする。その個人に踏み込んで問題がおきたとき最大の解決方法は殺し合いである。

最終的に相手を殺すことで決着するというのは対人の交渉でほぼ最大にして最終的に近い。これを緊急的にとはいえ選択できる状態、銃の携行があるということは、各個人自由はかなりの広さで主張できて、相手もそれをまず認める方向になりえるし、ならざるを得ない。

その二番手である「かこんでボコる」ができるというのは組織力、どこに組織しているか組織を指摘してくるかということである

タトゥー入れ墨を入れることができる、入れている、そういう側というなんとなくの組織感と、個人特別な主張をしているという表現、これに銃を持たない入れ墨をしていない服装ふつう人間が並んで立つと、どうなるだろうか。

どうもならなければ問題がないが、一旦会話が始まってしまったり交流したり、交渉が発生したときにどうなるかは考えないだろうか。

隣に立っている人間だとしても、一生なにも関係性は発生しないという安心感を持てるだろうか。

いま現時点でとなりにいる時点で因縁を感じざるを得ないしなんらかの問題が発生することを危惧されないだろうか。

そうなったとき、見た目やファッション、そしてタトゥー入れ墨個人発言などに影響を及ぼしてくると想像される。

「おまえの一番愛するもの名前をきざんでもいないやつがそれ本当に大事といえるの?ちょっと貸してくれや」と交渉をされたとき

「命を賭してまもると決めてますんで」といえるだろうか。そしてまもるための最終手段を持っているだろうか。

持っていないという不安につけこんで、最大限安全な退路の選択をさせられ不利益を与えられる可能性が危惧されないだろうか。

「されない、どんな暴力にも屈さないし9条が守ってくれる」というならそれで守れるだろう。

しかし、実際ここで殴られた、引きはがされた、もっていかれたを解決できないかもしれないという不安が一瞬よぎったら、そこにあらゆる1番が押し掛けてくる。

たたみこんでくるように準備されているものと、突発的に不安事象と遭遇する一般人、これで平等交渉がなされるだろうかといえば不安ではないか

からタトゥー入れ墨ダメなんだ、という現状はある。しかし私も完全否定はではないし、好みで選択すればとは思う。

それについてはその不平等交渉の発生のために自分を飾るということが無ければという前提のもとにだ。

メメント、などである。忘れてしまうから体に刻んだなどである

先般のりゅうちぇるについても、親が龍を背負っていたか自分はどうなった、というわけでもなく、龍をせおった父親はほかの父親の息子に対する愛よりふかかったのか、といえるわけではないはずである

入れ墨をいれていない父親はよわいのでくじけておれるだろうが、芸能人になれた僕の父親ドラゴン入れ墨をしていた、と言えるのか。

どうしてパパは僕を応援するために入れ墨をしてくれないの?などと子供が言い出したりするような言い回しでなければ、だ。

パパは弱くて忘れっぽいので、みんなとずっと一緒であることを忘れないために刻んだんだ、といえば、私も同情の念を抱かざるを得ない。

https://twitter.com/Miyki_Ono/status/1032259138384887813

まさにこれ、強くてパワーがあるのを嫉妬してるんでしょ、一番が怖いんでしょ、うらやましいんでしょ、という輩がでてくる。

こういった威力を感じて有用性を感じる人間が、ただ自分が満足するために体にほった名前ではない、人にみせて何かに使うため、少なくとも羨望や嫉妬を招くためにしているという前提を持つことが問題である

それを交渉につかう、少なくとも現在SNS自己の優位性主張のために利用しているという、この利用のために使われるべきものではないという事である

それを使うから否定され敬遠さえるという事自体に気が付くべきだ。

個人の思いれだけの話である、という相互理解入れ墨を見て、ほんとに守るべきと感じたならだれでも最終手段を持ち出せる、それが自由平等立場である、という環境からこそ広くタトゥー入れ墨が公に一般化している社会もある。

いまの日本では、より強い主張というものがあり、より多くの人間威力としてあるぞという主張のために使われたり、それを手段として準備をするという優位性を感じて満足しようとする部分がある。

その差別性についての精神に、差別を指摘され差別されるべきところではある。結果として人には差があるという主張にブーメラン差別をされるべきという平等性がある。

なぜなら個人暴力によって解決をするという手段がもとより否定されはく奪されているかである。銃や武器の携行の否定復讐や実被害未然の防衛のための無力化攻撃否定などである

日本タトゥー入れ墨するなら、自分が弱いからという主張か、絶対に見せないという前提がなければむつかしいという現状くらいはわかったうえで

それでもなお入れざるを得ないという状況に自分差し迫っているということでもなければ主張はできないだろう。

タトゥー入れ墨をしているほかの人間もみな平等自分の思いを主張しているわけではない。

隠していたり弱さゆえだったり、知らないところに入れている人間はいるだろう。それらを全員掘り起こして否定したいわけでもない。

主張をするなら、日本では反発をうける、その理由は前述のとおりで、それを超えて受け入れられ主張をしたいのではれば、方法としてなくはない、ということである

子供になぜパパは一番じゃないの?最高はあらゆる高級品と体に印があって家族を愛してくれてるけど、うちにはなにがあるの?と聞かれて、答えるすべを庶民に残しているかということである

そして現状、主張をするほとんどが、否定される方向で努力をしているということでもある。

2018-06-21

重要になるのは組織力かなー

経営者暴力によって排除または制御すること

警察司法が介入できない状況を作り出すこと

経営者評価して暴力を受ける経営者と受けない経営者を分断することも必要かもしれない

警察司法の介入はどうかね。暴力装置を持つことでもいいけどもう一押しほしいような

2018-06-07

出世だけ求める人はわりと意識が高いという話

https://anond.hatelabo.jp/20180606170440



自分価値を上げるっていうのはわりと大変だけど

目的簡素化すると簡単というお話

今の人は自分価値に対して理想が高すぎる

高い技術力、自己管理能力イノベーションを生み出す能力社会への影響力、生産性を高める組織力

全部やろうとするとすごいインプット量になる

その点出世だけの人は「会社内で高い地位を得る」だけに目標フォーカスしているからやることが簡単選択と集中

この会社では成果は特に求められないんだろうし、むしろそういう会社をある程度選んで入ってしまえばあとはコネクションだけ

高いコミュニケーション能力必要なく、ある程度ターゲットを絞ってその人向けのことをやり続ければいいだけ

本とかは読まないしとことん自分意識は低く持つ。部下をけなすの意識を低くもつには向いてる。そういう意味ではジャンプとか毎週欠かさず読むの意識高い。

意識を低く持ち続けるのはわりと大変ではなくて、本来人間保守的に動きやすようにできているので難しくない

問題他者の目や自分正義感などあるが、程度成功した人がよくいう「他者の目はきにしない!自分がいいと思うことをする!」と同じことをすればいいだけ

自分正義感常識などは、狭い枠組みに入り込んでしまえば見るものは少ないし見えないようにすることも自分意識の改変も簡単

会社ちゃんとしている限りこの簡単作業だけで自分利益がもたらされ続けるので賢いともいえるし、

もっと若い時にそういう成功体験を得たことある人なんだろうと思う

低いコストで最大限の利をもらう

ところで話は変わるが、人間楽しいと思うことは自分能動的に動いたことや考えたことや勉強することらしい

受動的にうけたもの消耗品として扱われるし、第三者提供するものなので難しさがなくより刺激的なことを求めやす

この出世の人は人生においてやることがかなりすくなく、多分暇だと思う。

しかし、自分を高めたりする意識の高いことをすると自分価値向上作戦弊害になるのでできない制約がある

意識を高めずに受動的にできることといえば、だれかの提供するソシャゲや決まりきった飲み会パチンコなどに興じするしかなさそう

そういう点で自分で稼いだお金をかなり持っていかれるがある意味自分意識を持ちづつける為の自己投資かもしれない

また、常識を改変するというのも実は楽しみを持つにはデメリットに働いていて、

自分価値向上の為に改変した常識の中だけで生き、それに自問自答はしちゃだめなので、単純に犯罪区別がつかなくなるリスクがある。

犯罪区別がつかない上に誰かから与えられるものだけで楽しんでいるとより刺激を求めるので、単純に犯罪まがいのことをで楽しみを見出したり、

倫理も向上するとだめなので、誰かをいじめて楽しんだり、女性をないがしろにして楽しんだりするかもしれない

上の人のように潰せるほどのちからのある人とコネクションを作っておくというので回避できるが、コネクション相手との信頼が価値の要なので、世間体が下がることは自分価値向上の為にはリスクであることには間違いない

自分価値自分の納得する複数の要素から得ようとしている人は、そもそも他者からなにかを提供してもらうベースではなく自分で作り上げていくので人生のものクリエイティブになる

クリエイト楽しいことであるので、生涯の人生仕事に関わることすべてが楽しみになるので楽しいことを別に求めなくても構わなくなる

エンジニア息抜きコードを書いているとか、絵かきが息抜きに絵を書いているような状態は、わりとクリエイティブ人生を生きている人はだれしもが近いことをしている)

組織内の出世のみを限定して目標にしている人は、他者会社から与えられるものを最大限にしようとする施策で基本受動的であり、楽しみにするには弱い。(そのために他の娯楽が必要になる)

結果、自分価値自分創造する人はお金を少ししかもらわなかったとしても、

価値創造するための努力自己投資も楽しみと同義になり、

楽しみにお金をかければかけるほど自分に知見として蓄積され価値に反映していき、

もらうお金自分価値に変換する能力を持つこともできるので生涯的に浪費だけに使うお金自然と少なくなる。

自分価値を社内の出世限定して最低限の手間で大量のお金をもらう人は、

価値を得るために楽しみを犠牲にし、

楽しみを見出す為にはある程度浪費用お金というもの必要になる上にそれは特に価値には影響しない(もしくはデメリット)ので

最終的に手元に残るお金は少なくなる、という結論になる。

浪費の制限や、もともとの目標値を高く持てばお金に関してはある程度出費はおさえられるかもしれないが、

楽しみに制限があることは変わらない(自分認識していなくても)

そうなると最終的にはさほどもらえるお金の差が飛び抜けて無いのであれば

のこりは、人生楽しい人か、人生を楽しくするのに制限がある人かのどちらかということになって

わたしは前者がいいなぁって思った

2018-05-31

「#ネトウヨ春のBAN祭りから見える日本リベラル無能

なんJ民発、「#ネトウヨ春のBAN祭り」が始まって2週間余。

ウヨチャンネル80以上が、ヘイト動画12万弱が削除された。

桜井誠日本第一党チャンネルヘイトエンペラー竹田様のような大物も含めてだ。

なんでリベラルの皆様にはこれができなかったの?

なんでリベラルの皆様はこれをやらなかったの?

日頃、「ヘイトを見過ごすこともヘイトに加担することだ」とか言ってるのに。

共産党とか30万人も党員いるんでしょ。組織力抜群なんでしょ。

志位さんとかが音頭を取って通報祭りやればすぐにレイシストどもをBANできたのに。

ああ、共産党は老友会だから難しいかもしれないね。じゃあ立憲民主支持者とかは何してたの?

去年の選挙じゃTwitterとかネット活用がうまくて自民党フォロワー数を軽々超えたとか自画自賛してたじゃん。

団結する機会はいくらでもあったでしょ。

日本労組メーデー第一に語ることは、賃金でも休暇でもなく憲法9条」とか揶揄られてんだから

組合の半強制参加の活動に出席した人に通報義務付けるとか、

あるいはゲイパレードレインボーフラッグ振ってる人に通報をお願いするとか、

シールズフェミニスト団体安保共謀罪反対団体リベラル弁護士人権意識高い人たちが結束すれば、

日本YouTubeからヘイト垂れ流し状態改善できたのに。

グーグルなんて多様性尊重を常々訴える企業なんだからリベラル諸氏の味方じゃん。

なんで味方に申し立てすることすらしてこなかったの?

欧米YouTubeではヘイト動画はすぐに削除される。日本後進国から放置。これだからジャップランドは」とか思ってたの?

欧米YouTubeヘイト動画がすぐに削除されるのは、リベラルな方々がすぐに通報するからだとは思わなかったの?

キミらのお相手フェイクニュース憎悪扇動政権擁護ネットをフル活用しているんだよ。

公費使ってるという疑惑すらある(主にリベラル諸氏が言ってることだが)

これじゃ日本リベラルが勝てるわけないよ。団結して戦うことすら知らないんだから

なんJ民が「ネトウヨ右往左往するのを見て楽しもうぜ」なんて動機で初めて2週間でできることを、もう何年も放置してきたんだから

2018-05-29

ワールドカップ日本が予選敗退の理由

チビの集まりでかつ高齢者

これで勝てると思った日本サッカー関係者は万死に値する

技術で負けるのにフィジカルも劣り年齢的も落ち目人間をかき集めて何が日本代表だよ

勝つためにやらないないで、知名度だけで選ぶなら最初からファン総選挙でもやって決めろよ

はっきり言って日本中東のように、カウンター狙いを基本戦術にしてそれがハマるメンバーを集めるべきだろ

パス回しを中心とした組織力かい通用しないスタイルに拘んなや

弱いチームには弱いチームなりの戦術がある

当たり前のことをやれよ

2018-04-30

2018年4月30日の日記

社長が、マネージャ達に下がり続ける売り上げをなんとかしろと激を飛ばすレターを出した。

しかし、我々統括者チームが首になったときには、過去最高売り上げと利益を出し

その後、社長が作った、新マネージャ体制の結果が、今の状態

まり因果応報自分に跳ね返ってきてるだけだから、それに気がつかないと何も変わらないだろう。

施策を考えたり、調整能力が高かったりの仕事の結果は評価されない。

上司に気に入られるように、立ち回る人が出世する傾向が強くなり、多様性がなくなっている。

結果として、組織の力が落ちている。

なんといっても、今は、個人の実績や能力評価せず、その人の腰掛けているソファ評価する制度になっている。

ようするに、大昔に流行った、学歴主義(その人を評価しないでその人の着ている服を評価)に原点回帰している。

座らせているソファなので、退化しているが。

もともとは、ベテラン年収を減らして、目立たないようにリストラ、または、固定費削減を進めるための制度だが、やりすぎてしまった。

急激な入れ替えのために、組織による教育ができなくなり組織力が落ち込んでしまった。

バレー部にたとえれば、2年生、3年生が全員いなくなり突然1年生だけになってしまったようなものだ。

どこかのWebの記事

「50歳過ぎた社員は新しい価値を生まない」空前の人手不足でも進むバブル世代リストラ

という記事があった。

50代以上は、お荷物という傲慢な態度にはびっくりするが、安定した権力の座に長くいると魂が落ちぶれていくのは、やむを得ないのだろうか。

昔のリーダーのほうが気骨があったような気がする。

Web上で、いかにも経営改革進めていますよという、投資家向けのアピール記事しかなく

会社を追い出される、ひとりひとりの心の声は聞こえず、また、一人の退職は、悲しむべきできごとだが数百人のリストラは、統計上の数字しかない。

少なくとも私は、この記事読んで、今後、一生、絶対に、○勢丹と○越では買い物しないと神に誓った。

人を大切にできない会社が、顧客を大切にするはずがない。

経営の失敗の恥ずかしい話を、投資家向けのアピールの為に記事にする経営者の素養を疑う。

私の父親が、この人じゃなくて、本当に良かったと思った。

ブロックチェーンの使いどころ

ブロックチェーン流行ってるじゃん。あれ使えば何でも、改竄絶対不可能になって、所有権保証できるんだろ。超すげー。

ということで、俺様が考えるブロックチェーンの使いどころを書き記す。よく聞け。

パブリックプライベート、コンソーシアム

これらの違いは、早い話がブロックチェーンを誰が運用してるんですか、という話だ。

パブリックブロックチェーン

パブリックブロックチェーンでは、誰もがブロックチェーン運用するノードになれる。そのために、現実的不正ができないよう、ノード間で見張り合うシステム必要になる。

Bitcoinのようにお金を扱うシステムで、皆が台帳を持ったら、誰もが、自分のところにお金が入ってきたことにしたり、自分の使ったはずのお金を使ってないことにしたり、といったことをやりたがる。

Bitcoinは、Proof of Workという仕組みで、そういった不正現実的にはできないようにすることで、お互いに信用できない人同士の分散台帳というもの可能にした。

Bitcoin革新的だったのは、「信用できない人たちに分散台帳を管理させたらみんな好き勝手不正するに決まってる!」という常識をぶち破り、そういった人達による台帳管理ができることを示したから。

プライベートブロックチェーン

企業業務商売ブロックチェーンを使おうとすると、誰もがノードになれるとか、誰もがノードアクセスできるとか、そういった仕組みは望まれないことが多いらしい。

そこで、自分たちだけの閉じた環境ブロックチェーンを作ろうという試みが、プライベートブロックチェーンだ。

ここでは、Bitcoinが起こした革命である、信用できない人たちによる分散台帳管理なんてもの必要がない。

プライベートブロックチェーン、いろいろと研究されたり、実証実験が行われたりしているが、

「なんでブロックチェーンでやる必要があるんですか?」にどう答えられるのか、よく分からない。

「なんでブロックチェーンでやる必要があるんですか?」については、後でさらに深く掘り下げる。


コンソーシアムブロックチェーン

プライベートブロックチェーン意味ないよね、と気づいた人達が次に考えたこと。

銀行間とか、企業間とか、組織をまたいでブロックチェーン作ればいいじゃないか、と。

組織力学の都合上、そうするのがいいなら、勝手にやってください。

けれど、Bitcoinが起こした革命である、他のノードに嘘ついてまで不正をしようとしている者同士が、ひとつの台帳を保持できる、というそ特性必要ある?

今も銀行間でいろいろ、電子データをやりとりしてると思うけど、そんな不正しようとしてる銀行あるの?

「なんでブロックチェーンでやる必要があるんですか?」に、技術的には答えられないのがコンソーシアムブロックチェーンだ。


それ、データベースいいんじゃないですか問題

ブロックチェーン使って何かやろうとすると、大体の人がぶち当たるのが「それ、ブロックチェーンでやる必要あるんですか?」「データベースじゃダメなんですか?」って問題だ。

この問題に陥るのは大抵、ブロックチェーンの持つ自律分散思想理解せずに、誰かが管理しよう、特権を持とう、中心的存在になろうとしてるからだ。

管理者がいるなら、管理者がデータベースを作って、そこでやればいい。その方が話はシンプルだ。


もっとひどいのは、データベースデータベースで別で置いて、ブロックチェーンに載せられるカラムブロックチェーンに載せて、その取引IDデータベースに記録しようと考えている場合だ。

全部データベースでやった方が作るのも運用するのも楽なことになぜ気づかない。アホなのか。


そもそもブロックチェーンは何を保証するのか

改竄防止だトレーサビリティだと騒いでいる人がいるが。そもそもブロックチェーンは何を保証するのか。

ブロックチェーンに載ってからは、確かに改竄は難しい。電子署名不正取引ブロックチェーンに載せないこともできる。


けれど、必要タイミングで正しい入力を与えるのは、ブロックチェーンを使う側の仕事で、

電子署名などのプログラム的に検証できるもの以外で不正が行われても、ブロックチェーンは何も検知できない。


ブロックチェーン自体最近発明だが、ブロックチェーンで使われている、ハッシュ関数電子署名などは、

もっとから改竄検知や偽造防止に使われていた技術で、それらを適切に利用すれば、ブロックチェーンを使わずとも、大抵の目的は達成できる。


ブロックチェーンは一体何に使えるのか

これらの話、知っている人には「うん、そうなんだよねー」って感じだったと思うが、知らなかった人は「じゃあブロックチェーン、一体何に使えるんだよ」と苛ついてきた頃かと思う。

ブロックチェーンは何にも使えないのか。いいや、そんなことはない。

用途1: フリーライド

Bitcoinは、送金するのには手数料がいるが、残高照会は無料でできる。他のブロックチェーンも同様のものが多い。

そこで、参照されることは多数あるが追加、変更されることが滅多にないものパブリックブロックチェーンに載せて、データ置き場として活用する方法を考えれば、

ブロックチェーンを使って低コストで何かをすることは可能かもしれない。


用途2: 作りっぱなしのシステム

ブロックチェーンは、誰も管理しなくても動く夢のような仕組みだ。

ブロックチェーンと、staticなHTMLjsなり、なんかのスクリプトなりがあれば成り立つシステムを作ると、作った人が何もしなくてもネットワークが維持されるシステムの完成だ。

気軽に作って、誰も運用しなくても勝手に回るシステムが作れる。本当に素晴らしいことだ。

2018-04-14

日本らしいサッカー、と言う時には、自虐と悲哀を込めてほしい

サカオタ増田です。

普段サッカー関連のブクマではあまり見かけない一部idの、今回の解任劇について怒り嘆くタイプのサカオタを嘲って小馬鹿にするようなブコメ反論をしたくなった。

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.footballista.jp/interview/44512

女子予選を手に汗握り見ながら、反論する。

増田はサカオタなので、Jリーグ欧州各国リーグACLCLCWCなどのクラブチーム選手権W杯EUROコパアメリカなどの国別対抗戦や、欧州親善試合やら予選なんかも隙あらば見るくらい、雑多にアホのように、現地で、または画面越しにサッカーを見ている。特にW杯EUROなんかの国別対抗戦は短期開催&時差で寝不足フラフラだが見る。

そんな増田が、W杯のような国別対抗戦を楽しいと感じるその最大の魅力は、「抗えない俺たちのサッカー性」への哀愁である

スーパースタースーパープレーや、ダークホースの快進撃や、うちの子(応援しているクラブチームから選出された代表選手)の活躍ハラハラキドキと待ちわびたり、という楽しみは当然である

が、1か月寝不足フラフラ仕事にも支障が出かねない鑑賞行動を取るのは、出場各国のそれぞれの「俺たちのサッカーからの逃れられなさに、しみじみと浸るのが本当に楽しいからだ。

サッカーにあまり興味がない方の中にはひょっとしたら驚く人もいるかもしれないが、今年のロシアワールドカップには、イタリアオランダは出場できない。どちらもサッカー強豪国である

イタリアW杯優勝歴4回でドイツと並んで優勝回数歴代2位、オランダは優勝こそしたことはないが決勝や準決勝常連の強豪国である、が、彼らは欧州予選で負けた。

世代交代に失敗したということもある、イタリアについては自国リーグ汚職やらなんやらでスッカスカのぼろぼろになったこともある。欧州予選がとてもしんどいという大前提もある。

イタリアオランダ、どちらの国も、激しく「俺たちのサッカー」な国である

イタリアサッカーは緻密な戦略に基づいた堅い堅い守備が特徴、オランダサッカーといえば華麗なパス回しとサイドアタッカーによる全方位性・攻めダルマサッカーである。これはもう、増田子供のころの何十年も昔からずっとそうであるイタリア代表も、攻撃的にならなきゃだめなんじゃなかろうかと変化しようとした時期もあったが、結局上手くいかW杯予選に敗退した。オランダ代表守備を見直そうとした感じは伝わってこなかったがw(その辺もオランダらしくて大変カワイイが)、偉大なるロッベンファンペルシの後の世代交代イマイチで予選に沈んだ。

増田が観察している限りでは、彼らは、変わりたくても変われない、捨てられない俺たちのサッカー性を抱きしめて当惑し悲しんでいるように見えた。

サッカー強豪国かつサッカー文化になってる国(日本における野球例えや相撲慣用句と同様、サッカー文化になっている国はサッカー例えが日常的に使用されたりする)では、むしろ「俺たちのサッカー」は、勝てない理由になるようなものでもあるのだ。

W杯本戦には出場できるが、イングランド(まるでラグビーのようなラン&放り込みサッカー。あれはあれで良いものだ)や、スペイン(世界中流行したティキ・タカもこの数年は斜陽)も、「俺たちのサッカー」を抱えて、長い不遇の時を過ごした経験がある。

この10年ぐらいでサッカー見だした人はスペイン強くて当然と思ってっかもしれねーが、それ以前のスペインはむしろ無敵艦隊wwwww」と笑われる、見てておもしれーけど勝てないと言われるサッカーをずっとやっていた。イングランドも、現代ではそのサッカーはもうアレでナニだと自国からすら思われているが、ずーっと牧歌的筋肉量がものを言うサッカーをやっている。スペインは変わる気なさそうだがイングランドは変わろうとしては失敗している。

ヨーロッパ勢だけではなく南米勢もだ。ブラジル母国開催のW杯やらかしたのは記憶に新しいと思う。ブラジルは強い個性クリエイティブなプレーを見せるのが俺たち!という「俺たち観」があるが、それでは勝てないねとなりリオ五輪ではなりふり構わず「俺たち観」を引っ込めて優勝を勝ち取った。南米のもう一つのアルゼンチンは、歴史背景もあってイタリアに似た性格悪い系の守備が堅いサッカーである。そういえばアルゼンチンコンスタントW杯南米大会で結果出してるからか、あまり「俺たち性」に対して疑義を抱いている様子がないように見えるし、「アルゼンチンサッカーは底意地が悪い」みたいな言われ方に誇りを持っている様子すら感じられたりするときがある。実際すごい良いですよアルゼンチンサッカーね。ほんと好き。

増田が好きなサッカータイプは置いておいて。

W杯で優勝したことある国の数は8カ国しかない。ブラジル(5)、イタリア(4)、ドイツ(西含め4)、アルゼンチン(2)、ウルグアイ(2)、イングランドフランススペイン(各1)である

ウルグアイの意外っぷりが際立つが、増田Jリーグで、フォルランが若干気の毒な状況下であっても見せてくれた素晴らしいプレーの数々を生で数度見ているので、ウルグアイやっぱすげーなと妙な納得感もある。

つい増田の好きなサッカー話に脱線してしまう、フォルランは置いておいて、たった8カ国しか優勝していないのがW杯であり、並んだ8カ国の顔ぶれの納得感がすごい。

どの国も「俺たちのサッカー」を愛し、その愛の深さ以上に俺たち性に由来する辛酸を舐めてた長い歴史もともに持っている。これが文化であって、このレベルに来てはじめて「俺たちのサッカーなのだろうと思う。

翻って、日本は。

「俺たちのサッカー」探そうぜ!とひとつなぎの財宝を探すようなキラキラしたオールマイティのお宝だと思っていないだろうか、みなさん。

ショートパス中心、バイタル小さめに保ちながら俊敏性と組織力相手をかき回す華麗なサッカーが、日本における「俺たちのサッカーなのだろうか。

本当に?

思い出してほしいのだが、日本W杯に初出場して以来、あまり多くはない勝った試合ほとんどすべてが、相手攻撃や崩しにしつこく食らいついて、ボールハラハラ爆弾のように皆で回しながらキープして、耐えて耐えてワンチャンでゴール、というパターンのほうが勝ち試合パターンとしては多いのではないか。俊敏性と組織力に加えて持久力でコンタクトの弱さを補う、ど根性サッカーだろう。

自分応援してるチームの試合って見ている時はアドレナリンが出てるし、勝とうもんならもういろんなこと忘れてしまうが、実は国際試合における日本代表の「勝ちパターン」は、ど根性サッカーである。個の選手キープ力がない分パス回しでなんとかしのいでるのを、「俺たちのパスサッカー」と勘違いして見ている人も、実は少なくないのではと思っているのだ、増田は。

観戦してると興奮だけはあるんだよど根性サッカーって、手に汗握るシーンも増えるし。その興奮を充実に置き換えて「パスサッカー=充実」みたいに勘違いしてやしないだろうか。何のためのパスなのか、というところまでちゃんと「パスサッカーなのだろうか。

増田は、今の日本サッカースペイン代表FCバルセロナのようなティキタカが出来ているとは全く思わない。しあと10年ぐらいでも出来ないんじゃないかと思っている。代表で見られるパス回しはどちらかと言うとハラハラ爆弾型であって能動的なパスしからの崩しなんてさせてもらえないことのほうがほとんどだし、Jリーグを見ていても「プレッシャーがかかった中で正確なプレーができる」という日本サッカーの大きな課題はあまり克服されていないよなぁ…としみじみ感じる。これは欧州でやってる日本選手でもなぜか代表戦になるとプレーの精度が落ちるので、こういうのが日本の「俺たちのサッカー」なら、増田にとっては納得感はすごくあるのだ。

コンタクトプレーじゃ勝てないからビクビクとパス回ししてワンチャン狙いだ!という、チマチマしたサッカーが「俺たちの日本サッカー!」と自虐的に誇るのであれば、増田も大いに賛同できる。

だが、多分だけど「俺たちのサッカーを!」と簡単に言う人たちの頭の中の俺たちのサッカーもっと格好いい、W杯獲った時のスペインみたいなの想像してるのではないだろうか。

あと今の日本式の「俺たちのサッカー」ではW杯を獲れる日は金輪際来ないと思う。もっと先に獲るべき国がある。攻めダルマオランダとか。永遠当て馬ベルギーとか。チリメキシコなんかも日本よりずっとW杯に近い。どころかそのうち中国あたりに抜かされても全然おかしくないと思う。

日本らしいサッカーを、オールジャパンで、という言葉は、JリーグからCL、国別対抗戦まで舐めるように消費するサカオタにとっては、虚しさと「他の強豪国ばかにすんでねーわ」という怒りである

繰り返すが、「俺たちのサッカー」は、それを手にしたら無敵になれるようなものではなく、むしろ「逃れられない俺たち性という弱点」の裏返しでしかない。

たくさんのサッカー強豪国が、「逃れられない俺たち性」の上に、対戦相手に最大のリスペクトを払いながら相手を打ち破れる「穴」を探してつけ込める戦術を叩きこんで、それでも勝てないかもしれないのが、ワールドカップという大会なのだ。強豪国オランダは一度も優勝したことがないんだぞ。EURO20年以上前に一回優勝したことがあるっきりだ。それでも増田はサカオタとして、オランダ代表の捨てられない俺たち性を目撃しては哀愁と感動を覚えるのだ。それがサッカーだと増田は思う。「俺たちのサッカー」がまるで希望カードのようにありがたがることが、かなりくだらないことだと思う

あーあと、元のフットボリスタの記事は「短期決戦のW杯のチームの作り方はクラブのチームの作り方とは違う」という話がさわりの一つだと思うのだが、そのあたりについて言及しているブコメがなかったのも、君らもうちょっとこう、小柳ルミ子のように年間2000試合とは言わんけどもう少しちゃんサッカー見てからわしらサカオタのこと馬鹿にしてほしいわと思いましたよ。

なぜ怒り嘆いているかということ自体、具体的なひとつひとつについては、下記のnoteがよくまとまっていると思ったので言及はしない。

https://note.mu/hatonosu/n/nac5433ccc430

ただ、この記事ブコメhttp://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.mu/hatonosu/n/nac5433ccc430 の中で一つ、文句を言っておきたいブコメがある。

id:Lhankor_Mhy サッカークラスタ、そこまでハリルホジッチを高評価してたかなあ?

ハリルホジッチ監督の手腕をどの程度評価するかは、その人のサッカーの好みの問題と何を目的にしているかによってかなり幅広に分布すると思うが、100点満点の高評価だという人はいないと思う。あくの強い監督であることは有名だったし、サカオタ界隈では就任からこれは揉めるぞーと冗談が交わされていた。ただこの時期にそんな理由で解任されるほど低評価だとは思えないということと、その理由子供じみてばかばかしくて、未来がないから怒っているということのほうが大きい。元のnote記事から読み取れるかと思うのだが…、単に上げ足を取りたいのだろうか。

付け加えると、ハリルホジッチ監督をことさら評価喧伝していたのは、主にスポーツ新聞や老舗系サッカー雑誌ネット記事中心、要するに「旧メディア」側だということは言っておきたいのと、彼ら旧メディアバッシングトルシエの時のほうがむしろ激烈だったなーとか、オシム代表監督だった時もオシム特有のけむに巻く言葉の尻を捕まえてイライラさせられる記事を垂れ流してたなーとも言っておく。もっといえば、JFAのちょうちん持ちのような記事が出来る理由は、PV乞食な側面もあるだろうが、W杯本戦や再来年東京五輪取材融通やメディアパスの確保量を考えた忖度はあると思う。

長々しい文章をつづっているうちに2時間が経過し、なでしこの予選も、忖度モードオーストラリアとともに本戦進出が決まりそうである。いやーめでたい。

男子代表は俺たちのサッカーを貫くのだろうから、その俺たち性から醸される悲哀を私も楽しむことにする。もちろん応援もするが。

2018-04-08

2018年4月8日の日記

こっそりリストラをするための人事制度だと見切ったが、やはり、思ったとおりの展開になってきた。

売り上げ減少が止まらないため、人件費削減をこっそりはじめたことがわかった。

昔ならリストラアナウンスしなければならなかったが、今の制度なら、こっそり、ひっそり目立たずにリストラができるようになっている。

ベテラン社員の格付をだけを狙い撃ちすれば、簡単人件費が減らせるからだ。

何せ今の人事制度の考え方はすごい。まあ、お見事に近い。

これは、人事系の方々が考えた秘策のつもりなんだろう。

考え方の柱は2つある

1つ目は、その人の実力、実績を評価するのではなく、その人の将来性を評価するそうだ。

なので将来、実績が出せそうだから、昇格、なんてことも平気で行え、実績のあるベテラン

簡単首にできる。さら役職定年も導入して、どんどんベテランを外す仕組みまで作り上げた。

これを聞いて、単純に喜ぶ若者が何人いるんだろうか。

2つ目は、その人の実力や実績を評価するのではなく、その人の格付けを評価する。

たとえ入社20年のベテランで、実力、実績があっても、1担当者仕事をしているなら、入社2,3年目の人と同じ年収にするというものだ。

まり学歴社会といわれていた、70年代~90年代当時、よく人事を揶揄する言い方として、人を見ずに、着ているもの学歴)をみていると言われていた。

2000年になると実力主義となったが、それが、いまや、ベテラン組みの人件費を減らすために、以前流行った、

”着ている”服を評価する、をちょっと変えて、”着せた”服を評価するというリニューアルを果たした。

学歴社会に逆戻りにも思えるが、学歴という服は、自分で獲得できるが、今度の服は、上司に着させてもらう。

もちろん、上司の目に留まる、自前の服を着る必要はあるが。

さらに、ある格付け以上の人の割合制限する内部ルール、もちろん、一般社員には秘密だが、もちろん、

漏れ伝わっているので、かなりの人は知っている、まで設けている。

これらの仕組みを組み合わせれば、自由自在ベテラン社員年収を、簡単に削減できるという

人事制度だ。制度というのは、不公平不正が起きないように定めるものから、これは、上司が好き勝手

できる余地があるので、制度ではなく、仕組みというほうが正しい。つまり、使う人の美徳さに依存している。

もちろん、これにあわせて、管理職年収も減らし、人数も減らせば、その真摯さに納得もできたが

自分たちの年収は、以前と変わらず守られていると聞けば、何をかいわんやである

これを悪用して、すき放題やってる人もいるし、

これが原因で、組織力が落ち込んで、カビ型組織化してしまった話は、

また、今度。

2018-01-21

anond:20180121101926

金を溜め込もうとする組織法人税金を高くするのはいいけど、

問題はそんな組織力や影響力あるやつらに対する税金をあげる手段政治家にあるの?

日本の政治家ってアメリカドイツと違って

医者にも製薬会社にもTOYOTAとかの大企業にも入れなかった2流以下しかいないでしょ?

そいつらとやりあったって圧力圧力でどうやっても負けるよね

無理じゃない?

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