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はてなキーワード: 組織力とは

2020-07-06

anond:20200706032939

そんなことはない

ただ供託金無駄に高いのと組織力が前提となっている意味不明制度(ポスター他)があるのは問題だな


本音を申し上げれば、金を動かせる基盤(どこぞの企業社長団体役員であるなど)が無ければ、

たとえ当選してもできることは限られるのでは?とは思うが

基盤を持たない人でも立候補当選できる土壌はなければならない

2020-07-03

anond:20200703091737

いやさすがにそれは均質的に見すぎだろマイノリティとされるがまとまるなり連帯すれば中程度の組織力を発揮できる層がバラバラに分解されてる面はあると思うんだよな

まあしかしミクロレベル馬鹿は御しやすい傾向にあることは自明で、それがマクロに折り重なって広がった総体と考えれば君の云う現状としても何ら矛盾しないよな

コロナ騒動でみても国民の大半がバカであると言って過言でもなさそうだし。ということで御しやすバカを総じて束ねてるやつがいちばん悪いわな

2020-06-20

anond:20200620214537

まずは回答をありがとうあなたの返信を読んで大変勉強になった。

国の財源から捻出される介護保険こそが報酬の原資になっているから、その全量を増やすことこそが問題解決に繋がるという話はよくわかる。手段としてロビーング団体を用いることは、その実現性有効性に対するわたし理解が十分ではないので、反論はできない。ただ、物を言うのは組織力であり資金力、それが生み出す発言力ということになるだろう。そこに必要なのは開業医介護士組合同士の団結ということになるだろうか。

ロビーングはいわばピラミッドの頂点での交渉トップダウンでの変化を促すもので、その重要性は理解する。しかし、それを行うに至るまでには労働者組織化必要になる。忙しい医療現場で働く元増田のような人たちに、さら組織化を行い活動を促すのはかなり酷な依頼のように思われる。だからこそ、出発点として現場からの声、具体的・感情的・直接的な労働状況批判が出ることが、ボトムアップでの変化を促すものとして必要と考える。

トップダウンで変化を生むためには、与野党どこに与すると言った戦略以前に、ボトムアップの声が人の注目を集め、手を貸す人を集め、組織化に繋がるだろう。それを左翼的ポリコレ的と切って捨てるのは抵抗がある。と伝えたかった。

※あとわたし左翼じゃないよ。だからマルクスとか読んでないし歴史的な展開については知りません。浅学で申し訳ないが。

2020-06-13

中田考リベラル知識人の危うさ

ここ1、2年くらい、中田考というイスラム系知識人を観察していた。

この人はイスラム国北大学生を送り込もうとして、公安調査を受けたことで知られる、めちゃくちゃ怪しい人だ。

また、内田樹などリベラル系の知識人交流があり、共著も出しているので、そこそこ知名度はあるだろう。

よくわからない謎の人物だと感じたので、その正体がつかめるまで、観察していたのである

この人は「カリフ制こそが世界を救う」というようなことを言い出し、盛んに主張している。(実際のキャッチフレーズは「カリフ制再興しかない」)

カリフ制とは、イスラム教を中心とした統治体制で、カリフとは、法王のような存在であるようだ。

宗教権威によって、イスラム教信者を束ね、それによって国を作る制度だということなのだろう。

かつてはオスマン帝国皇帝が、カリフ兼任していたらしい。

特定宗教による政治制度世界を救うとは思えないが、中田考はそれができると主張している。

カリフ制になれば国境がなくなり、人が自由に移動でき、制限なく楽しく暮らせる、というのだ。

それだけを聞けばいい話のように感じるし、リベラル系の知識人中田考好意的なのは、そのせいなのだろう。

しかし実際には、カリフ制の下では、イスラム教徒が上級国民になり、異教徒は下級国民として扱われるようになる。

教徒は余分に税金を払うか、改宗するかを迫られ、どちらも受け入れないと、カリフ制の領域から追い出されることになる。

そんなイスラム最優先主義なのがカリフ制であり、まったく公平ではなく、とても世界を救うとは思えない代物である

中田考イスラム教徒だからそれでかまわないのだろうけど、そうでない私のような人間にとっては害悪しかない。

にも関わらず、中田考リベラルけがいいように、カリフ制はヒューマティーあふれる制度です、などと主張し、ごまかしを図っている。

オウム真理教の時もそうだったけど、リベラル系の知識人宗教に対して妙に脇が甘く、世に押し出しはいけないタイプ人間を、押し出そうとする傾向にあるように思える。

これは彼らが宗教を軽視し、さほどの見識を持っておらず、危険性を認識していないからなのかもしれない。

イスラム教聖典であるコーランには、異教徒殺害せよ、と書かれていたりして、すごく危ない面があるのに、それについては触れようともしない。

そうすると「イスラムフォビア(恐怖症)だ!」と糾弾されるようなので、それを警戒しているのかもしれない。

ちなみに、中田考はそんなリベラルの傾向を利用しているのに、よくリベラル批判はしている。

この人はとにかく西洋的な価値観を嫌っており、ことあるごとに攻撃している。

このため、リベラル系の知識人と仲良くしつつも、攻撃するのはやめられないようだ。

そんな中田考がどうして日本活動しているのかというと、日本ではどんな主張をしても、それだけでは投獄されたり処刑されることがなく、安全活動できるからであるらしい。

日本という国がもたらす自由を用い、日本にとってなんら利益がなさそうな活動をしているわけだ。

利益がないだけなら別にいいのだけど、彼の活動によって日本でもイスラム教徒が増え、そのうち過激化し、テロでも起こすようになったら目もあてられない。

中田考イスラム国共感するような人間なので、彼の影響力が増すと、いずれオウム事件のような騒乱が引き起こされる可能性がある。

中田考には、麻原彰晃のような組織力や、暴力性はないようだが、彼の後を受けて登場する人間が、そういうことをしないとは限らない。

ゆえに、こういった動きには警戒が必要だし、公安にはしっかりと仕事をしてもらいたいと思う次第だ。

そしてリベラル知識人たちは、オウムの轍を踏まないように気をつけるべきだろう。

ちなみに、オウムの時にやらかし宗教学者の島田裕巳は、きっちりと中田考との共著を出していたりする。

2020-06-07

10年前と今のオタク作品見比べてて思ったけど

00年代10年代真ん中くらいまでは、敵側の組織キャラの方が遥かに強くて組織力もあったり有能な奴が多くて、主人公結構劣勢から戦ったりってのが多いんだな

女性向けも、割と普通社会人学生みたいな、社会的には普通にやっていけてるキャラが多い

今は「幾ら何でもこんな珍獣日本社会におらんやろ」クラスガチ底辺みたいな主人公異世界とかでチート貰って無双するみたいなのばっかで敵は知能指数70割ってそうなアホしかいないってのがどんどん多くなってる

現実技術格差とかが個人努力では挽回困難なくらい大きくなったからこういう風になったのかなと思う

2020-06-03

どうして日本にはDARPAみたいな技術のわかる公的機関がないのか

アメリカを見ていると今の大統領はともかく、DARPAなどの組織力が強い。

半導体などの民間技術関係する部分についてのレポートを見ると、技術分析がしっかりしていたり、現状の課題解決しようとしている。

世界中から情報を集めていて、尖った技術を持ったスタートアップ投資をしてたりもする。

民間情報収集と分析もしっかりしている。


日本に目を向けてみると、経済産業省資料では大手メディアで取り上げられたことは、いち早く取り入れているが分析ができているのか不安になってくる。

たとえばAIに関してだと汎用AIについて議論しており、一昔前の人工知能ブームと似たようなことが記載されているといえばわかりやすいだろうか。

経済産業省組織図を見ると、自動車課や産業機械課は存在するが、半導体課は存在しない。

2020-02-28

anond:20090831221735

組織力資金力。選挙区のどんな小さな夏祭り会合、町会の新年会自治会にも稲田事務所秘書が顔を出して挨拶する。稲田も定期的に福井に帰り報告会や会合に顔を出す。

後援会の規模も多く、後援会との会合への参加や、政治資金パーティー積極的に開く。

選挙区には稲田看板、ビラがあちこちにあるし、選挙中にはチラシやハガキもたくさん入ってる。

有権者はとにかく知ってる人に投票する。

2020-02-24

anond:20200217175118

アホなのか。山田太郎最初から票が多い。2014年でも27万票だよ。

自民党組織力宣伝力が増したし、その時からの支持者がオタネットワーク使って優れた表現力で宣伝するんだから、そら勝つわ。

フェミニスト叩きたいだけの奴、マジでやめろよ。

本当に叩くべきは、表現自由と言いながらエロ自由しか考えてないおまえら

エロ自由のおかげで、女性迷惑しているの。フェミニスト名乗らなくても一緒。

その辺歩いているだけでエロ表現と同列扱いされる身になれ。

おまえらだって、男友達歩いてるだけでBL扱いされるの嫌がって腐女子叩きしたじゃねえか。ほんま考えてものしゃべれよ。

2020-02-20

anond:20200220102800

GMOインターネット(いわゆる本体。この言い方は代表が嫌うのだけどあいまいになりがちで誤解が生じそうなので以降も本体と呼ぶ)の元社員です

とても興味深く読んでいました。概ね想像通りだなという感じ。そして対応グループによる部分は多い気がしますね。

まず、この増田グループ社員だろうなと。本体に近ければ熊谷"代表"と呼ぶと思います熊谷社長ってすっごい違和感

代表は天上の人だけど、たまに普通に自身トイレの洗面台拭きあげてたりしてて、身近に感じることもありました。

社訓のスピベンの唱和についても同意。今回の件も一節の「徹底力組織力」を実施しているなという感想

以前新型インフルエンザ流行った時も、「豚インフルエンザ対策」として、早出当番制で検温対応したのが良い思い出です。

接触の体温計の誤差がひどすぎて現場は若干形骸化してたけども。

震災時にいち早く在宅勤務の仕組み作って実施してたし年一で在宅勤務訓練やってたし、今回も「GMOらしいな」と思って見ていました。

この辺は本体グループ感覚の違いかな。

ゴリゴリ営業会社。という認識も近いです。ITリテラシーもめちゃくちゃ幅があったし、現場もそういう認識だったろうから、訓練って大事だよなと思っていました。

ちなみに震災の時は営業自粛かいいながら、携帯からプッシュ電話しまくってたらしい。

カスタマーサポート系は電話受ける必要があるから出社せざるを得なかったと思った。

今は宮崎とか地方CSを寄せてるのかな。そっちは通勤時の接触リスクも低いだろうし出社させてるだろうなという予想。

ちなみに自分は現職でリモート推奨が出てて実施しているけど、派遣社員環境が無いため、ラッシュを避けた時差通勤とかしてます

GMO派遣社員とかグループ社員から。みたいな差別あんま無くて、派遣バイトでも社食利用制限無かったし(楽天とかひどいと聞いたけどどうなの?)

上に書いた「GMOインターネット社を本体っていう言い方をするな」という通達があって、グループ会社に親子関係を持たせたくない。みたいな、代表意向が大きいんだろうな。と感じていました。

これもスピベン一節の「GMOインターネットグループスタッフはみなファミリーです。」を貫いているんだなって感じていました。そう思っていない人もいるかもしらんけどw

2020-02-14

日本青年会議所JC)は巧くやった

言わずと知れたTwitter日本法人との提携案件のこと。

どちらに転んでも保守界隈や日本会議関係者にはメリットしかない絶妙な一手だ。

さっそくJCアカウントの行動に対してはてサ左翼が騒いでるが、JC側にとっては目論見通りだろう。

これで左翼連中がTwitterに見切りをつけてマストドンとかの別SNSに去ってくれれば、JC側は今以上にやりたい放題出来る。多少のアカウント減に対しては日本会議JCお得意の靴下アカウント大量生産カバー出来る。

見切りをつけずに「ツイッタージャパンの信用を失った」と文句言う連中に対しては、「なんで運営が信用出来ないサービス使い続けてるの?余所SNSに移るか、自分達で新しいサービス作ればいいじゃない?なんでやらないの?」とロジカルに詰問し、彼らの発言力を大きく削ぐことも出来る。ロジカルに、がポイントだ。左翼ロジカル攻撃に弱いからだ。

いずれにせよJCは巧いポイントを突いた。左翼側が出来る反撃はTwitter米国本社に事の顛末を伝えて善処を待つことくらいしかないだろう。これもかなり厳しいが。

SNS時代は金と組織力がある者が強くなる、という典型的事象として歴史に残るだろう。

2019-11-29

anond:20191129124452

アリの組織力こそアリのママから受け継がれるミーム伝搬のソレだろ。

ニートアリが一朝一夕に働きアリに転換できると思っとるんかいな。

2019-11-25

anond:20191125100605

強さ議論スレかな?非モテオタクより半グレヤクザのほうが組織力がある分だけ強そうだけど。無敵って言ったって怖い人たちに捕まるのは嫌なんでしょ?

2019-11-08

anond:20191108091313

普通に正攻法でやっつけてやればいいよ。

ワイも新しい職場に行くとワイのことをよく知らない人がそれをやって来たりする。

コミュ力が低く童貞歴が長いけど、総合的な戦闘力(知力、政治力組織力、恨み力)は強い人なので、数ヶ月かけて着実に報復作戦遂行し、いままで負けたことはない。

なので舐められたことはない。全力を投入してそいつを追い詰めて職場からハブってやれ。

2019-10-10

anond:20191010211030

世界最大の台風に対しても他国とは一線を画す組織力日本スゴイ俺スゴイしたい。出来ないほどの大惨事は許さない。死ぬ気で生きろ。

2019-10-01

ラグビーW杯 29日第2試合 オーストラリア vs ウェールズ レビュー

土曜日日本×アイルランドの大一番のレビューに非常に多くのブクマをいただけて嬉しい。

文章情報には色々なスタイルがあり、たくさんの人に注目を浴びるスタイルはきっと色々存在している。

しかし、モチベーションを持たせるためには、単に注目を浴びるだけでなく自分自身で「それならする価値がある」と感じるスタイルを取るのが大事だと思う。

増田が届けたいと思うものは「世界や人々の振る舞いの美しさや面白さ」「可能性」「希望」だ。

そこにあるのに気づかれていないそれらにスポットを当て、その価値をみんなに届けて、みんなが「顔が下に向いた時でも『今日は上げてもいいかな』と思えるエネルギー」を感じることができるのなら、ちょっとぐらい手間をかけてもいい。

から、その自分スタイルで一時期トップホッテントリにまでなったことはとても嬉しかった。

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夜明けた29日・日曜にはウェールズ×オーストラリアの優勝候補対決が行われた。

増田は当初の予定では、これをリアルタイム観戦できない可能性が高かった。

しかし、所用を済ませて偶然通りかかった場所パブリックビューイングがあり、開始10分ほど経った後ではあるが、実際の応援を周囲に感じながらこの1戦を観る偶然に恵まれた。

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そこで、オンデマンド試合最初からもう一度見直して、その試合自体の詳細と、日曜日に感じた観客の盛り上がりを合成するという、基本価値は変わらないものの、少しアレンジを加えた新たなスタイルレビューを届けようと思う。

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みんなにお伝えしなければならないのは、このレビューで、てにおはの誤字脱字は、増田自身が興奮して打ち間違えた事自体で伝わるものもあるだろうという事で放置するケースもあるが、ブコメなどでありがたい事に明らかな事実関係の間違い、しか増田無知から来るものでなく単純な打ち間違いで誤解を呼ぶものに気づかされる事もある。

そう言った場合修正が入る時もある。

ラグビーでも文書でも修正力が重要だ。

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さて、開幕戦で個々の強さとインスピレーションを誇るフィジー組織力で圧倒したオーストラリアワラビースと、前半圧倒しながら後半ジョージアに手痛い反撃を受け不安を残したウェールズレッドドラゴンズ。

プールDは予測不能フィジーが2敗した今、実力と安定感からこの2チームに敵はなく、この1戦を制したチームがノックアウトラウンドへの進出に大きく前進する。

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ワラビーズは先週からゲームコントロールをするSHとSOを変え、日本神戸製鋼でもプレーする大ベテランアダム・アシュリー・クーパーをウィングに据える。

レッドドラゴンズは控え1名を除いて先週とおなじメンバーのままだ。

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増田の印象ではワラビーズは縦横無尽に走り回る機動力組織力ウェールズフィジカルを活かした鉄壁ディフェンスキック、一撃必殺のセットプレー武器だ。

そして、両チームとも勝負所試合運びなどのラグビーIQは高い。

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先週勝ち試合で顔色を失ったウォーレン・ガットランドHCと、普段知的ビジネスマンの顔も持つのに、代表試合だとなぜかキレまくる場面ばかりカメラに抜かれるマイケル・チェイカHCの表情が映された。

ワラビーズは数年間苦しんだ不調から開幕直前に急速に完成度を上げてきた印象があるが、その復調は本物だろうか、また、レッドドラゴンズは不安払拭できるだろうか。

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前半、レッドドラゴンズがキックオフから争奪戦ボール獲得、ここからいきなりダン・ビガーがドロップゴールを放つ。開幕1分で出した飛び道具が決まって0-3。

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5分、モールからレッドドラゴンズが蹴ったキックをとって切り返すワラビーズ、スタイル通りの展開ラグビーで攻め立てるが、インターセプトからカウンターを食い、なんとかこれを凌いで、10分にマイボールスラムを得て落ち着いた。

5分間で展開が目まぐるしい。

しかワラビーズはこのスクラムで組み負けて反則を与えてしまい、レッドドラゴンズは必殺のセットプレーの機会を得る。

12分、レッドドラゴンズはこの攻防からキックパスを見事とおしてトライを獲得、コンバージョンも決まって0-10

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増田もこの直後辺りでパブリックビューイングへ到着。

会場は母国応援するために駆けつけたであろうオーストラリアウェールズ双方のサポーターと、日本ラグビーファンでごったがえしていた。

増田が落ち着いた位置の後ろにいる長身青年の一団は、赤い装いを見る限りウェールズサポーターだ。

先ほどのトライでどのような歓声を上げたのだろうか。

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16分、再びウェールズが中盤の攻防からドロップゴール、これは外れたが、この直前のワラビーズのディフェンスプレーでやや遅れ気味の危険タックルがあったということで、ペナルティが与えられた。

スタジアムウェールズサポーターのブーイングが響き緊迫感が漂う。

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ここまで、攻める時間帯の少ないワラビーズ。

タックル数とタックル成功数はワラビーズが圧倒しているが、それは「守勢に回っている」ということだ。

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20分、レッドドラゴンズの反則からセットプレーでようやく攻めるワラビーズ、ボールをつなぎまくる連続攻撃から、お返しとばかりのキックパスが飛び出し、35歳の大ベテランアダム・アシュリー・クーパーが飛び込んでトライ

ここでコンバージョンを狙うワラビーズSOバーナードフォーリーだが、パブリックビューイング会場ではこのコンバージョンキックウェールズサポーターが容赦ないブーイングを浴びせる、行儀悪いなこいつら。

これが届いたわけではなかろうがキックは外れた。

5-10

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その後、攻めるワラビーズだが、偶発的な反則でボールレッドドラゴンズに渡すと、増田の周りのウェールズサポーターから歓声、その後裁定が覆りワラビーボールスクラムになると再びブーイングが上がる。

ウェールズサポーターは実に感情に正直だ。

攻守が入れ替わるめまぐるしい攻防に、パブリックビューイングでは歓声が止まる暇がない。

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28分、反則を得たワラビーズがペナルティゴールを決めて8-10

しかしその直後の31分、今度は逆に反則を得たレッドドラゴンズがペナルティゴールを決めて8-13。

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30分を過ぎ徐々にリズムをつかみ、攻撃する時間が増えてきたワラビーズだが、細かいエラー前進できない。

反則やエラー攻撃が止まるたびにシューンとなってしまオーストラリアサポーターに対して、これに容赦ない歓声を浴びせるウェールズサポーターは全く可愛げというものがない。

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35分、再びワラビーズの突進中にやや危険な押しのけ(ハンドオフ)があったのではないかということでペナルティ

陣営サポーターから響くブーイング、退場者こそ出ていないものの、不穏な空気試合になってきた。

レッドドラゴンズがペナルティゴールを決め8-16。

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直後の37分、キックオフからの攻防でワラビースのパス回しのタイミングを読んだレッドドラゴンズがボールインターセプトトライコンバージョンも決まって8-23

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流れを引き寄せかけたワラビースの一瞬の隙をついて突き放したウェールズ

後半はどちらが試合コントロールするだろうか。

パブリックビューイング前では両軍のサポーターが席を立ち、ビールを買う列に並んだ。

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ハーフタイムパブリックビューイング会場では、試合を盛り上げるため元日本代表畠山健介お笑い芸人が壇上に上がる。

その様子を見たおそらくはワラビースのサポーターに「あいつらは誰だ?エンターテイナーか?」と増田が話しかけられる一幕もあった。

質問には笑顔適当に答えた。

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後半、ワラビーズのキックオフ

本来ボールを持って走り回りたいワラビーズはここまで長時間ボールを持てていない。

自分たちのスタイルを立て直したいところ。

攻めるワラビーズだが、この攻めが反則で止まってしまう。

観戦に来ていた元日本代表HCにして現イングランドHCエディー・ジョーンズカメラで抜かれると、なぜかスタジアムで上がるブーイング、それはなんでだよ、今日ちょっとブーイング多いな、おい。

ここからの反撃で、レッドドラゴンズはまた飛び道具を出し、ドロップゴールで8-26とした。

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45分、リスタートから「らしい」連続攻撃で攻めるワラビーズがこれを取り切ってトライ

コンバージョンも決まって15-26。

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追い上げムードになってきたワラビーズだが、この11点差というのは微妙な点差だ。

これが10点差なら、相手ペナルティをしてキックを獲得すれば7点差、ワントライで追いつける。

しかし、この点差だと追いつき追い抜くのに2トライ以上が必要だ。

この1点が大きな意味を持ってくるかもしれない。

カメラで抜かれるマイケル・チェイカHCは今日はまだキレてない。

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50分ころ、修正が入ったのか、スタイルを取り戻して調子が出てきたワラビーズがまたも連続攻撃で攻め立てると、増田が観戦するパブリックビューイング会場ではウェールズサポーター合唱が響く。

ラグビー応援合唱というと、イングランドスウィングロウスイートチャリオットなど、「前進する味方の背中を押し鼓舞するもの」という印象があるが、この合唱はまるでワラビーズを恫喝して攻勢をかき消さんとするような雰囲気のもので、全くウェールズサポーターは素晴らしくガラが悪い。

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54分、大して大柄でもないマイケルフーパーがタックルで赤い二人をタッチ押し出しから、再びボールをつなぎ攻めるワラビーズ、敵陣深くに攻め込み、続くラインアウトからゴールライン間際までレッドドラゴンズを押し込む。

残り2mで耐えるレッドドラゴンズ。

この攻防で取りきれるかどうかはおそらく大きな意味もつ

60分のタイミングで取りきれないチームが試合を逃す場面を何度か見てきたが、やはりワラビーズは役者が違った、5分以上も続く力押しの攻防を制してトライを獲得、コンバージョンも決まって22-26。

あと4点で点差は振り出しだ。

後半全くボールが持てないウェールズ豊田スタジアムでの悪夢がよぎる。

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66分、スクラムで組み勝ったワラビーズはペナルティキックを獲得するが、ここで増田はこの判断評価に迷った。

かにイージーで決まる位置だ、でも3点しか取れない。

この攻勢なら前進してトライを取りに行った方がいいのではないか

しかし残り14分はまだ3プレー応酬できそうだ、逆転まで十分な時間とも言える。

判断できないままキックは決まって25-26、あと1点。

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71分キックオフからの攻防で、今度はレッドドラゴンズがペナルティキックを獲得、外すレッドドラゴンズではない、25-29、再び4点差、ワラビーズの逆転ラインペナルティゴールの外に遠ざかる。

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74分、あと6分というところでレッドドラゴンズがスクラムを獲得。

日本×アイルランドほど決定的な時間帯ではないが、ここで時間を使うたびに、一連のプレーを試みられる時間は減っていく。

スクラムを焦らしまくるレッドドラゴンズ。

なんとかこれに組み勝ったワラビーズだが、この時間稼ぎが効いた。

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ワラビー最後の猛攻を守り切ったレッドドラゴンズが80分、フルタイムを知らせるドラが響いた直後にボールを蹴出してゲーム強制終了

パブリックビューイングウェールズサポーターの大歓声があがり、会場はスタジアムの熱気をそそまま持ってきたような雰囲気に包まれた。

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レッドドラゴンズは前半圧倒されながら後半追い上げられるという、先週をなぞったような展開だったが、今日相手は優勝候補だし、勝ちは勝ちだ。

ワラビーズは前半の不出来と後半の攻勢に転じながらも遠い1点に泣くことになった。

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増田としては、偶然得たパブリックビューイングでの観戦で、両国の、いや、どっちかっていうと主に、なんと言うか、いい意味でわかりやすウェールズサポーター応援を身近に感じることができて、大変楽しい80分だった。

みんなの近くにもパブリックビューイング会場はあるだろうか、入場無料の会場も多くある。

身近にあって、まだ体験していないその価値を、是非確かめてみてほしい。

anond:20190928201155

2019-07-31

anond:20190731185429

テレビ局新聞社が持っている組織力資金力というのは権力云々ではなくて、時間をかけて取材をするのに必要お金や人の多さでもある。

ちょっとした事件事故取材するのにどれだけのお金と労力がかかるだろうか。

この時点で取材できるレベルが段違い。

ならちゃんとやれ、って言われてるだけだろう?

マスメディアは全部死ねなんて言われてない

被害者ほじくり返すようなくだらない報道であるとか

怠惰誤報であるとか

恣意的操作報道であるとか

傲慢取材姿勢であるとか

そういうのが非難されてるだけじゃん

構造的に直せないんです」なんてものはないじゃん

欠点を着々と直せばいいだけだろ

過度なマスコミ批判はいずれお前らの首を絞める。

何か事件事故が起きるたびに、ネットではマスコミの横暴さや酷さが鬼の首を取ったように取り上げられ拡散される。

被害者への対応現場での振る舞いなど、確かに、もう少し控えろよと思う事はある。

しかし、マスコミに対するここ最近の総叩き、マスコミ相手には何やってもいいんだという風潮も冷静にならないとやばいと思う。

マスコミマスゴミと呼び排除したその先にあるのはなんなんだ。

マスコミ叩きが好きなYouTuberや、

独断偏見で発信できる個人ジャーナリスト

現場に行かずネット上の情報をまとめただけのサイト

憶測と噂と陰謀論で作られた各種掲示板

ヤフーコメントに群がるネトウヨ

左か右か極端な方向からし物事を捉えられないネットメディア

それらだけが生き残った先に、まともな情報が見つけられると思う?

テレビ局新聞社が持っている組織力資金力というのは権力云々ではなくて、時間をかけて取材をするのに必要お金や人の多さでもある。

ちょっとした事件事故取材するのにどれだけのお金と労力がかかるだろうか。

この時点で取材できるレベルが段違い。

もちろん、個人であれば組織に縛られない自由取材発言が出来ることは大きいだろう。

しかし、大手が発信する情報責任は、個人による発信の責任の比ではないから、相当の正確さが求められる。

それからテレビ新聞報道をやりたい、ドキュメンタリーをやりたいと、その道に足を踏み入れた現場人達は、少なからジャーナリズム精神をもっているわけで、それは要するにお前らと似たようにどちらかと言えばリベラル人達が大多数なんだよ。

それを忘れてはいけないと思う。

他社との競争取材過熱してしまうのは、構造上、仕方がない部分もある。

そこについてはメディア同士で取材ルールを厳しく作り直した方がいいと思うし、

結局は個人問題もあるから、本当に救いようもないクズ業界には沢山いるだろう。

テレビなんて確かにほとんどの番組は下らないよ。

からといってテレビいらない。ネットで十分とかアピールをしてどうなる?

それは個人自由だけど、テレビ見ない事をシンプルスタイリッシュ生き方みたいな感覚公言する人多いけど、なんなんだろ。

よくメディア揶揄する画像として出てくる、シルエットの画像あるけど、

インターネットもまたメディアの一部を切り取っては悪意のある拡散をしていると感じる。

今の大きなマスコミが淘汰された先に、フェイク混じりの混沌とした情報だらけの世界になる恐怖を感じる。

2019-07-25

憎悪以前に左派(立民)は「排除」以外の勝ちパターンを知らない

結局のところ、最近与党野党で違うのは、意見の違う奴らでもどうにかまとまるだけの組織力や柔軟さがあるかないか、おそらくこの一点に尽きる

使い古された表現ではあるが、いろいろな派閥があって、その中で疑似政権交代というやつだ

もちろんそういう柔軟さというのは小泉以降の自民でも急速に失われつつあって、それはそれで非常に大きな問題なんだけど、そちらはひとまず置いておく

では与党でどうにかやれていることがなぜ野党にはできないのか、なぜ何度もケンカ別れと看板の架け替えを繰り返した末にしれっと自民に入っていたりするのか、正直これはよくわからない

正確に言えば、できていた時代もあるが、民主民進と結局失敗した

あの民主党政権が「地獄のよう」だったかそもそも自民のせいで民主は全く悪くなかったのか、もちろんそこは各人意見の分かれるとこだけど、とにかく政党としての勝ち負けに限れば明らかに負けた

一方、立民が野党第一党になったのは、今や見る影もない小池排除発言きっかである

あれで小池の人気が急降下すると同時に、排除されたリベラル左派側に同情が集まった結果だ

実際あの立ち回りは本当に上手だった

これらの失敗と成功体験が、立民やその支持者の間に、今や大きな影を落としている

すなわち

この両者しか存在しない

できればもう「よそ者」とは組みたくない、リベラル左派だけでやっていきたい、そういう強い意識があり、ゆえに大同団結してでも勝つという夢を描けない

もちろん組織票以外も欲しいから、選挙の前になれば「いや私たちの方が保守でしょ」とか「左も右もない」みたいなことを口では言うし、確かにそれらは結構当たっている

しかし、結局彼らの間に「左派」と「それ以外」で意見を調整するような土壌なんて存在しないし、おそらく作ろうとも思ってない

実際やったらどうなるかは目に見えているからだ

今回の参院選みたいに、他と協力体制を取ることもないではない

ただ、それはあくまで「アベ政治を許さない」だとか「憲法がどうたら」みたいな最優先事項に限られるべきで、「エロ表現の自由」なんて程度の低いことでいちいち共闘なんてできるかクソボケ、というのが本音であろう

皮肉なことに、不倶戴天の敵であるところの安倍がいなければ、まともにまとまることすらできないというのが今の野党なわけだ

シンパ憎悪を抜きにして考えても、そういう歴史的経緯からすれば、「表現規制反対」の一点だけで共闘することなど残念ながら望めないだろう



anond:20190723220747

2019-07-23

政治」家としての山本太郎

れい新選組から重度の障害を持つ二人の候補者当選したことは、先日あらためてクローズアップされたやまゆり園の事件に対する冷淡な反応などへの最大のカウンターとなった。

一部で熱狂的な支持を集めた山本演説における主張の多くは、現状追認主義者に鼻で笑われるような理想論に聞こえるかもしれない。

しかし今回選挙採用した戦術特定枠という制度と自らの知名度を最大限利用することで組織力不足を補いつつ、知名度の低い舩後氏と木村氏を国会に送り込む)は、他のどの陣営よりも括弧付きの「政治」として徹底的にリアリズムに根ざした実効性のあるもの、即現実を変えられるものであり、そしてそのために利用された特定枠は合区で議席を失う自民党議員の救済のために作られた、近年稀に見るキングオブクソな制度であったということも特筆すべきだと思う。

2019-07-08

自衛隊ファースト

幹部自衛官の知り合いが何人かいるのだが(単に規模がデカくて頻度が多い同窓会をいくつか掛け持ちしてるだけであり、私に友人がたくさんいるというわけではない)、彼らの大部分が「自衛隊は何よりも優先される」と思い込んでいて非常に怖い。

大卒人間特に顕著であり、なにがあっても自衛隊は優先され民間企業は一度でも自衛隊に関わったのならその組織力の全てをもってサポートしなければならないとすら思い込んでいる。世界大戦下における増長した軍属の姿そのものずばりが、令和の世を堂々と闊歩しているのである

彼らがこんな状態になったのは、間違いなく洗脳によるものである自分たちの都合がいい手駒を作るために彼らの思考をこのレベルになるまで破壊した者達、個々人の力では成し遂げられないレベル洗脳を施すような巨大なシステム存在しているのだ。なぜ……こんな酷いことが出来るのだろうか。

ワタミ社員ワタミの為に身も心も捧げるが、それはお客様笑顔のためというお題目のためであるし、犠牲にするのは彼ら従業員人生だけだ。洗脳済み自衛隊ファースト自衛官思考回路はその遥か上をゆく、日本のほぼ全て、それどころか世界のほぼ全てが自衛隊という組織の円滑な活動奉仕するために存在していると思いこんでいるのだ。

平和暮らしを守るためなのだから、その暮らしなんて破壊されてもいいと本気で思い込んでいる。だがそれも仕方ないのやも知れない。彼らは入隊と同時に人権を一度売り渡す。人間であることを辞める。それから自衛隊という組織によって人権の一部が返還されるのだ。人間思考とは恐ろしいもので、一度取り上げられて返されると、それが元々は自分のものであったという自覚が薄れてしまう。彼らの精神根底には、『人権自衛隊様より与えられるものである』という全く見当違いの思い込みが根を張ってしまう。その根にこれでもかと栄養を与えられ、人格の奥にまでそれを張り巡らされ、やがて『星の王子さまに出てくるバオバブの木』に侵食されるがごとく元々あった精神の土台がまるごと破壊されてしまものも少なくないと聞く。その成れの果てが俺様幹部自衛官であり、自衛隊ファーストなのだ

自衛隊が私達の日常を守ってくれているという側面は確かにある……あるのだが……彼らの考える日常が私達の考える日常と同じだとは思わないほうがいい。『生まれつき備わった人権を守られながら文化的生活を送ること』を我々が日常と捉えていたとして、彼らが考える日常は『自衛隊により貸与された人権の元に日本という国家を存続させるための歯車として生涯を捧げること』なのである実態は……我々の生活実態後者にすぎないのであったとしても、それを自覚肯定するつもりは我々には毛頭ないが、自衛隊に染まりきった人間はそうではない。

私はこのことが本当に恐ろしい。

戦争映画の中に出てくるような、自分たちこそが世界の中心であり世界が滅びてでも守られるべきは自分たちであり、最悪自分たちさえ生き残ればそれが最良なのだとでも考えているような軍人は、確かに実在するのだ。この21世紀にも。令和にも。2019年にも。

2019-07-06

選挙なんて公約より組織力勝負だといつになったら理解するんだね

2019-06-18

ヤクザってYouTube進出しないの?

ヤクザ組織力をもってすればYouTubeで稼げそうだけど、しないのかな

それとももうすでに

2019-05-08

労組執行経験者が内情を暴露する

のがちょっとしたブームと聞いたので、ちょっと前まで組合執行部をやってた私もその時の状況を暴露しても怒られないでしょう。

うちの労組スペックはこんな感じ。

  1. 業種:メーカー
  2. 組合員数:200人前後の単組
  3. トップ:専従(1名)
  4. 役員数:7名程度(任期2年)
  5. 上部団体:加盟(トップは上部団体役員兼務
  6. 組合費:給与×〇.〇%(今の私の給与だと8~9000円)

で、私のスペックはこんな感じ

  1. 性別:男
  2. 年齢:30台
  3. 職種総合職
  4. 執行部年数:4年
  5. 最終役職:No.3的な立場

弊社の場合入社から15年前後普通に勤務しておけば管理職に昇格して組合から離れるため、組合員は技術職のオッサンor総合職若者or妙齢一般職女性構成されていて、総合職社員がある程度の年数に達すると、同じ入社年のメンバーから組合役員を選出するという慣例的で明文化されてないルールがあります

基本的に、通常の仕事以外の業務が増える組合役員は皆やりたくないから、役員自分から立候補する人はいないある種の罰ゲームなのですが、運悪く役員をやることになり、多くの休日組合活動で消えていく憂き目に会うのでした。

4年間組合の執行部を経験してきて思ったことは以下の通り。

  1. トップになる専従職員(50台)は組合員と温度差がありすぎる。
  2. 上部団体役職者ということもあって実質上部団体の人。
  3. この専従者のおっさんは金遣いがとにかく荒い(飲み会とかとにかくしたがる。しか組合費で)。
  4. 上部団体も金の使い方が昭和感が強い(温泉旅館会議とか大会とかやってる)。
  5. 上部団体も含めてとにかく年齢層が高い。
  6. 上部団体方針組合が抱える問題点乖離している場合が多い。
  7. 上部団体はとにかく選挙にだけは熱心。
  8. 上部団体職員ブラックじゃないかと思うぐらい大変そう。(人の出入りが激しい)
  9. 上部団体組織の硬直化で下部の単組(特に小さい組合)が疲弊してる

このままだと上部団体への恨み言ばかり(それが主題ではない)になりそうなので割愛しますが、一般の人が組合に持つイメージネガティブな側面は上部団体の行動、特に選挙活動に起因するものが多いんじゃないかと思いますね。まあ、上部団体としては選挙議員を出すことが影響力を誇示するために必要なので分からなくでもないのですが、応援する候補民主党系(今は国民民主党だったか)なので、民主党政権が終わってからはとにかく組合から支持されてない。そもそも組合活動一般会社員にとってはめんどくさいものなのに、なんでさら民主党系の議員応援しなくちゃいけないんだよという悪循環に陥てるわけです。

なお、民主党がこんな状況なので最近選挙にはあまりいい感じではないですが、敗因分析をした際に

当選しなかったのは組織力が足りなかった(今の組合からの支持が少ないのが理由)→だから今の活動さらに強化していく

という斜め上の結論を出すぐらい硬直した組織なので、旧民主党系の迷走と同様に労組が支持されない状況はさらに続くんじゃないかなと邪推してます

とまあ、上部団体への率直な意見はこの辺にしておいて、お次は単組活動です。単組の活動として一番大きいのは春闘でして、うちの春闘の流れはこんな感じ。

  1. 組合執行部で要求案を考える
  2. 組合から承認を貰う
  3. 会社要求提出
  4. 会社交渉
  5. 会社から回答を貰う
  6. 組合意見を聞きつつ執行部で判断を下す
  7. 会社判断を伝える

弊社は同業他社世間と比べても給与面では遜色ない状況にあったので、春闘でメインとなる賃金ベアや一時金)について、会社妥当ラインを突いてくることもあって、特に組合から「ストだ!」という意見を貰ったことは殆どありませんでした。かつて、世間ベアが出始めた年の春闘ベアゼロの回答が出ましたが、その年も組合から「認められない!」という意見殆ど出ず、「やむを得ない」的な意見大勢でしたね。

一方で、弊社の組合の特徴として労働環境特に労働時間に関する意見組合から多く出て、労働時間いかに短縮するか、やりやす労働環境いかに作っていくかの方が、賃金面よりも熱の入った交渉となる年がほとんどでした。

そんな労働時間労働環境のような組合員が直面する具体的な課題について、上部団体や上部団体から得た知識がメインで現場を知らない専従役員意見が参考になるでしょうか?もちろんなりません。そんな専従役員が我が物顔で要求について明後日の方向の意見を言っても、会社はおろか組合員にも響く意見にはならないわけで、如何に組合目線での問題点収集し、その内容を会社にぶつけるかというのが、意義のある交渉になると思って私は活動しておりました。

さて、組合所属している人は一度見てほしいのは組合会計報告でして、皆さんから集めた組合費はどこに使われてるんでしょうか?

うちの単組の場合はその半分近くがや従職員給与に消えます名目こそ組合代表ですが、やってることの半分は上部団体活動春闘でも上部団体で聞いた話や過去の話しかできない人の給与に、私の組合費の半分近くが消えているこの状況…。しかも、私が役員就任するまではなんと組合会計は毎年赤字を計上し、組合数が今よりも圧倒的に多かったころに貯めた積立金を取り崩している状況にありました。

その事実を知ったとき愕然とした私は、慣例であった会議後の飲み会廃止廃止にあたって専従職員会議でバトル)、役員交代の際の慣例であった温泉旅行廃止廃止にあたって専従職員と…)、上部団体から求められる動員も最低限の人数しかさない(もちろん上部団体役員をしてると…)、その他小さな出費を少しづつ減らしていって、なんとか役員を退く前には±0程度に持っていくことを達成しました。

ちなみに、会議で専従職員とバトルする際にしきりにその人が「伝統が…」と連呼していたのが印象的でした。

なお、あまりの専従職員との折り合いの悪さに新労組の立ち上げも一時期検討しましたが、まだまだあった積立金がどう使われていくのかが気になって、結局新労組は立ち上げませんでした。また、めんどくさいので選挙で専従職員とバトルすることもなく任期を終えるという波風立てない行動を取ったので、私も多くの組合員と変わらない現状維持を良しとする存在です。

ということで、労組執行経験者の私から言えるのは、デカ労組や上部団体労組経験しかないような50~60台のオッサン大勢を占めるような組織になっている限り、今組合活動に不満を持っている組合員(特に若手)に支持を得られるのは難しいんじゃないかなと思いました。

2019-04-30

テロル

銃の乱射とか爆弾を爆発させるとか、結局はそんなのばっかりでインパクト一過性なんだよね

飛行機ハイジャックして高層ビルに突っ込む、みたいな面白いアイディアを実現するテロリストはいないのか

イスラム過激派とか組織力ありそうだし、もっといろいろ出来るんじゃないの?

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