2018-04-08

2018年4月8日の日記

こっそりリストラをするための人事制度だと見切ったが、やはり、思ったとおりの展開になってきた。

売り上げ減少が止まらないため、人件費削減をこっそりはじめたことがわかった。

昔ならリストラアナウンスしなければならなかったが、今の制度なら、こっそり、ひっそり目立たずにリストラができるようになっている。

ベテラン社員の格付をだけを狙い撃ちすれば、簡単人件費が減らせるからだ。

何せ今の人事制度の考え方はすごい。まあ、お見事に近い。

これは、人事系の方々が考えた秘策のつもりなんだろう。

考え方の柱は2つある

1つ目は、その人の実力、実績を評価するのではなく、その人の将来性を評価するそうだ。

なので将来、実績が出せそうだから、昇格、なんてことも平気で行え、実績のあるベテラン

簡単首にできる。さら役職定年も導入して、どんどんベテランを外す仕組みまで作り上げた。

これを聞いて、単純に喜ぶ若者が何人いるんだろうか。

2つ目は、その人の実力や実績を評価するのではなく、その人の格付けを評価する。

たとえ入社20年のベテランで、実力、実績があっても、1担当者仕事をしているなら、入社2,3年目の人と同じ年収にするというものだ。

まり学歴社会といわれていた、70年代~90年代当時、よく人事を揶揄する言い方として、人を見ずに、着ているもの学歴)をみていると言われていた。

2000年になると実力主義となったが、それが、いまや、ベテラン組みの人件費を減らすために、以前流行った、

”着ている”服を評価する、をちょっと変えて、”着せた”服を評価するというリニューアルを果たした。

学歴社会に逆戻りにも思えるが、学歴という服は、自分で獲得できるが、今度の服は、上司に着させてもらう。

もちろん、上司の目に留まる、自前の服を着る必要はあるが。

さらに、ある格付け以上の人の割合制限する内部ルール、もちろん、一般社員には秘密だが、もちろん、

漏れ伝わっているので、かなりの人は知っている、まで設けている。

これらの仕組みを組み合わせれば、自由自在ベテラン社員年収を、簡単に削減できるという

人事制度だ。制度というのは、不公平不正が起きないように定めるものから、これは、上司が好き勝手

できる余地があるので、制度ではなく、仕組みというほうが正しい。つまり、使う人の美徳さに依存している。

もちろん、これにあわせて、管理職年収も減らし、人数も減らせば、その真摯さに納得もできたが

自分たちの年収は、以前と変わらず守られていると聞けば、何をかいわんやである

これを悪用して、すき放題やってる人もいるし、

これが原因で、組織力が落ち込んで、カビ型組織化してしまった話は、

また、今度。

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