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2020-03-27

今なら選び放題!東京シティホテル(デイユース編)

COVID19で観光客が少ない!

オリンピックも延期!イベント自粛

おかげで都内ホテルガラガラだ。

ちょっと前までは考えられなかったが、そこそこ良いランクホテルががんがんデイユースプランを設定している。

分かります分かります、大きな声では言えないけどラブホ代わりに使って欲しいんですね?w

いつもはお高くとまってるお嬢様を組み伏せるような下卑た感覚というか

普段あんまり縁が無いお上品なホテルで昼間からセックス三昧というのは最高に燃えますwww

いくつか行ってみたいところをピックアップ

2万円以下、4時間以上、BT別でチョイス

(2020年3月27日現在プランは一例なんで、気になる人は各自チェックしてほしい)

ホテルアラマンダ青山

11:00~22:00(5時間)

35平米

¥16,000

場所も良いし部屋も広い。場所柄「さぁやるぞ!」感が薄れて良いか

第一ホテル東京シーフォー

16:00~22:00(4時間)

30平米

¥14,000

23階以上の高層階が魅力。天王洲エリアは足を伸ばしにくいかもしれないが目的セックスなので無問題

三井ガーデンホテル六本木プレミア

19:00~23:00(4時間)

27平米

¥11,000

六本木も当面人が少ないだろうからのんびりデートを楽しめるような気がする

ホテルセレスティン東京芝 [旧セレスティンホテル]

14:00~21:00(7時間)

19~45平米お任せプラン

¥16,950

浜離宮増上寺など、以外に見どころのあるエリア。部屋の広さはお任せだが、7時間は魅力

Residential Hotel IKIDANE Machiya(レジデンシャルホテル粋だね町屋

15:00~22:00(6時間)

50平米

¥8,000

これは…あの...SWパーティするしかいかもしれない。6人部屋ってことなんで外国人需要が無くなって余ってるのかな?

渋谷ストリームエクセルホテル東急

14:00~21:00(7時間)

46.5平米

¥26,000

予算はちょっぴりオーバーだが、立地、部屋とも文句無し!

新宿グランベルホテル

09:00~23:00

39平米

¥11,000

ラブホ街の真ん中にあり、もうやる気満々という感じだが悪くない選択と言える

ホテルバー グランティオス

12:00~17:00

37平米

¥12,000

場所大森ちょっと外れているが、テラス付き部屋があったりして開放的なのが好き(意味深)ならありかも

グランドプリンスホテル新高輪

15:00~19:00(4時間)

29平米

¥14,260

ここもベランダがあって開放的なのが好き(意味深)ならあり。4時間ちょっといか

ANAインターコンチネンタルホテル東京

12:00~18:00(6時間)

28平米

¥20,000

おじさんには眩しいブランドインターコンチも落ちたよなぁ~」とか適当なことを言って使いましょうw

ホテルニューオータニ

14:00~19:00

27平米

¥23,000

見つけた瞬間かなりびっくりしたニューオータニ。良いとこのマダム不倫しけこむのが似合う

ニューオータニイン横浜プレミア

11:00~23:00(12時間)

30平米

¥9,000

まさかニューオータニが1万円アンダー!海側の部屋だとかなり開放感あり。まさか12時間

ヨコハマ グランインターコンチネンタル ホテル

09:00~17:00(8時間)

27平米

¥12,800

遅くなると怪しまれる訳ありさん向けの早い時間プラン。なんと8時間

いかがでしたか?w

横浜はほかにも長時間で1万円アンダーの宿が結構見つかった。もうラブホと大して変わらないね

来年オリンピック開催まではこんな調子が続くだろうからラブホに飽きた方はぜひどうぞ

2020-02-19

本邦のコロナヴァイラス騒動について。

いやーやってるねー。

案の定本邦政府が関わっているからして何もかもがグズグズになっている。

それはそれとして、

ヨコハマの港で停滞してる客船アメリカ人もたくさん乗っている(た)件。

トランプ大統領の耳にもう届いてるんだろうか。

耳には届いてるとは思うんだけど、注意をひく材料になっているのだろうか、みたいな懸念があるわけ。


本邦政府コロナヴァイラスに関するあれこれがグズグズになっているのは否定しがたいわけなんだけどさ、

かといって日々状況は刻々と変化していくし、

何をどう評価しようにも少なくともど素人の俺としてはもう少し状況の推移と専門家による知見を待たねばなるまい。

評価なんてエラそうな言葉使っちゃったけどーーー。


ひるがえってトランプ大統領の伝え聞くところによる思い込み独断と専門知をまったく無視した意思決定の仕方は、

俺らが本邦政府の何を否定するにしても肯定するにしても、そういう議論をすべて吹き飛ばすパワーがある・・・

本邦政府というか安倍ちゃんやその政権閣僚非難されるのはまったく構わないし、現にされるべきだと思うのだが、

仮にトランプ大統領があの船のアメリカ人乗客の本邦政府による扱いを非難するのだとしたら・・・

なんとも言えない微妙な気分になる、はずだ。俺は。

2020-01-17

横浜カジノ住民投票しよう!という署名があるみたい

ビラが入っていた。主催は「カジノ誘致反対横浜連絡会」とのこと。反対派が「住民投票しよう!その署名(目標50万)をしてくれ!」と。

俺はカジノ賛成だが、住民投票も賛成なので、この署名はしたいと思う。(ただしカジノ誘致で賄賂もらう議員は片っ端から辞めろ)

で、反対派のビラなので「要らないですよ!」と説得する内容が書いてある。6つの理由とのこと。それに思うところを書きたい。

てかHPに行っても文字データなくてチラシを手打ちするという。我という暇人ここにあり。

1.市の増収のもとは”人の不幸”

カジノを誘致すれば市の収入が800億~1200億円増えるといいます

これはカジノでおよそ6000億円負ける人が出る計算です。

本来ならくらしや消費にまわるお金賭博に使われることになります

人の不幸に頼る経済では、地域さびれさせ決して長続きするものではありません。

同意できない。

そういうなら、パチンコ宝くじ等のギャンブルからの税収もすべて否定すべきである

すでに長いこと”人の不幸”から利潤を得ておいて「長続きしない」は詭弁では?

ふるさと納税で勝てない今、**増収して保育士が増えるなら歓迎です。**

てか6000円の入場料払って入る人で不幸になるレベルのツッパするのってどれだけおるのか。パチンコのほうがよっぽどヤバいでしょ。

2.ヨコハマイメージダウン依存症治安悪化

カジノは「横浜イメージにそぐわない」(9月17日神奈川県新聞世論調査)というのが市民の多数の声。

韓国カンウォンランドカジノの周辺の町は、質屋・金貸し業、風俗店が立ち並び、依存症自殺犯罪の増加で人口減少が止まりません。

横浜が誇る山下公園や港---まさにその中心地に賭博場は似合いません。

すでに徒歩圏内に「曙町」があるのに横浜イメージもなにもなくね。

あとイメージダウン横浜外の人から見た話しだろうが、ぶっちゃけ、「ヨコハマ」に酔ってるのってほとんどが横浜市民でしょ。俺も横浜市民だけど。

横浜外の人でヨコハマに憧れてる人ってすでにそんなにいなくね。

3.ターゲット日本人

シンガポールIR統合型リゾート)とちがって、IRへの外国人客の割合は少数。

カジノターゲット日本人財産です。

いや「日本人財産」とかじゃなくて行きたい奴が行くだけだろ。

いかない奴はむしろ増収による恩恵受けていいやん。

日本人一人当たり○○円の借金!」的な詭弁でしょ。

4.整備にばく大な税金

IRのために新たな道路地下鉄高速道路など、その推定額は1000億円以上になっています

いや1.で増収するって言ってるやん。ペイするってことでしょ。

それでインフラが強固になるとかむしろいいことやんけ。

これむしろカジノによる+の効果宣伝じゃね。

5.簡単にやめられない40年契約

横浜市はIR事業期間を40年間と仮定し、事業案を募集

長期契約の中で様々な負の影響が現れても、途中で契約破棄するとぼうたいな違約金を要求されるなど簡単にはやめられません。

かに40年はなげーな。15~20年くらいの契約に変更してもらうべき。

6.にぎわうのはIRの中だけ

IR内のわずか3%の面積で、収益の78%を占めるカジノ(例:シンガポール)。

カジノなくしてIRは成り立ちません。

IR内はホテルや国際会議場、展示場、レストランショッピングモールなどを一体的に運営

カジノのもうけで他の施設を安くしてIRに客を寄せる一方、IRの外は客を奪われ周辺の街は衰退へ。

まあかわいそうではある。でもイオン誘致やめろ!と同じに感じる。

魅力的な店しか残らないサバイバルが始まるのは確かだと思うが、市場原理でもあるのでは。

てか周辺住民のどれだけがIRに入るのだろう?「IRの生鮮市場のほうが野菜50円安いわ~」と行く人が多くなるということなのだろうか。

言うほど周辺衰退するか?

2019-09-11

ヒプマイのライビュに行った

いろいろなことがありうるさい場所に行きたい(※自分は騒ぐタイプではないが他人が声を出しているところを見るとストレスが和らぐ)と思い調べたらヒプノシスマイクライブがあるとのこと。普段ヒップホップってMCハマーとかRun-D.M.C.とかそういうのしか聞かないけど行ってみるかあと思い行ってきました。土曜日仕事があったので日曜日の公演。

今までアイマスのライビュしか行ったことがない上、ヒプマイに関しては曲も殆ど知らない状態だったので、とりあえず立って眺めているだけみたいな感じになってしまい周りの方々に申し訳ない気持ちに。次は色々覚えていくので許してください。

アイマスライブだとキャスト紹介とかコメント時間を長く取っている印象が強いけど、ヒプマイのライブキャスト紹介やコメント必要最低限で、そこに違いを感じた。

見に行った日はBATTLE曲?の日だったらしく、とにかくアツかった(ステージ演出で火が出ていた)。あとタコ神様

ほかのコンテンツとの大きな違いはゲスト存在。言わば"本職"の方々がパフォーマンスするということで、どんな感じになるんだ…?と思ったが、ヒプマイの曲と同じくらい盛り上がってて(なぜか自分が)ホッとした。

色々面白い(?)・エモい・すごいポイントがあったので感じたことを少しだけ書いておきます。(順不同)

・会場での注意?みたいなのまでラップ。すごい耳に入ってくる。

中央区女性たちの「わかったかあ!」みたいな感じの問いかけについて「はい!」と応えるファンたち

・どついたれ本舗を聞くたびにみんなふふってなっちゃ

タコ神さま

・Stellaエモかった。買った。

・生バンドすごい

・THE CHAMPIONのとき独歩めっちゃ飛んでなかった?

・曲の中にコーレスが多いイケブクロ

ヨコハマは動かない

・シブヤは三者三様

シンジュクは先生若い二人が支える?みたいな役割ができている

シブヤ推します

2019-09-08

地方活用できていない土地海外含めて活用先探せないものなのだろうか

シャッター商店街ばかり置いておいても仕方ないと思うんだが。

中華街ベトナム街とか出来ても使われるなら良くないだろうか。

日本人海外行ったら、リトルオーサカやリトルトーキョーやリトルヨコハマを作ってるのでお互い様だと思うが。

2019-04-23

ヒプノシスマイクストーリー

木村昴インタビュー読んで、名前だけ知ってはいたけど今まで全く興味のなかった『ヒプノシスマイク』の曲を初めてYouTubeで聞いてみた。

ラップヒップホップ自体嫌いではなかったけど、いまいちハマれないと思っていたのがヒプノシスマイクを聞いて、曲の構成次第でどんなジャンルでも自分の好みに当てはまるものがあるんだなあという考えに変わった。せっかくだからキャラの背景やストーリーについても知りたいと思い、Wikipediaをのぞいてみたら、ストーリーとその世界観設定のぶっ飛び具合に唖然とした。

大まかな概要は、武力による戦争がなくなって、なぜか女性覇権を握り、「男性を完全排除」した中王区(ちゅうおうく)と呼ばれる区画があるとのこと。武器が完全に排除されたにも関わらず、争いがなくならないという。そこで、『争いは武力ではなく、人の精神干渉する「ヒプノシスマイク」』にとって代わられ、このマイクは『人の交感神経・副交感神経等に作用し、様々な状態にする力を持つ』という。ここまで読んでツッコミ満載なんだけど、その「ヒプノシスマイクだって完全に武器ですよね。

男性は中王区外のシンジュク・ディビジョン、シブヤ・ディビジョン、イケブクロディビジョン、ヨコハマディビジョン等の区画暮らしラップバトルして勝ったら、『決められた分の他の領土を獲得することができる』らしい。最後の締めは『兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で今、男たちの威信をかけたテリトリーバトルが始まる』ストーリーとのこと。

曲を聴いて単純にキャラについて知りたかたかストーリーを調べた女の感想としては、「男性を完全排除」した地区を作った理由はなんですか?武器排除したところで争いの根源が社会において解決されなければ争いがなくならないのは当然として、女性覇権を握ったからこんなヘンテコな政策に至ったとでも言いたいのかな?なんで8mileみたいに普通にラップバトルして下から上に上り詰めていく各ディビジョンの人間味に力を入れやすそうな設定にしなかったのかな。ヒプノシスマイク漫画化が炎上したという話を見たけど、こんなめちゃくちゃな設定を可視化することになったら、よほど腕のある描き手でも苦心するわ。

2019-02-01

ヒプノシスマイクは何がしたくてどこにいくんだオタクは泣いているぞ

男性声優×ラップヒプノシスマイク女性キャラクター立ち絵を公開した件でまた炎上している。私調べで1週間ぶり5回目の炎上燃えすぎ。もはや燃えカスになっているのではないかと思いきや、まだ燃えてる。すっごい。

かくいう私も1週間くらい前、新しいドラマトラックの公開を機にヒプノシスマイクを降りた。コミカライズ1話を読んだ時から降りるか降りないかウジウジ悩んでたんだけど新しいドラマトラックが酷すぎて秒で降りることを決意した。ちなみにヨコハマ推しだった。

降りた後は、一応かなり思い入れのあるジャンルだったので、RADWIMPSの「もしも」の「もしも時が戻るならば純粋のものだった君にまた出会いたい もしも時が戻らぬなら素晴らしかった君に恋してた僕のままで」という歌詞自分とヒプマイを重ねてシクシク泣いたりした。完全に彼氏と別れた後みたいな感じだった。


だって過去のヒプマイは本当に素晴らしかったのだ。こう言うと何だか古参面してるみたいでイヤらしいが本当に割と古参だったので許してほしい。

そもそも2017年の秋に始まったプロジェクトなので古参新参もクソもない気もするけど。でもヒプノシスマイクというジャンルを新と旧の大きく二つにわけると、その分かれ目はあのめちゃくちゃバズったバトルアンセム(全員が歌ってるやつの二曲目)が公開された頃ということにはなると思う。むちゃくちゃかっこいい曲だったよね。かっこよすぎて、初めて聴いたとき「こんな幸せでいいの?」って泣いたし。

あの曲のおかげでヒプノシスマイクというジャンルが本格的に世間認知されるようになったのかなと思う。し、同じように思ってる人も多いはず。

さてそのようにして2018年夏頃人気を爆発させたヒプノシスマイクだったが、この後から雲行きが怪しくなり始める。仕上がっていない声優のいるライブ。まったく出ない円盤(でも映像はあるらしい)。音ゲー化決定。歩数計バトル(これは面白かったけど)。バトルの勝者に贈られる賞品(これは賛否両論あるけど、物議は醸した)。

そしてCDについているドラマトラックの、脚本。これに関してはかなり早い段階からおかしくなり始めてはいたのだ。というかそもそも最初からおかしくはあった。でもそのおかしさがなんか面白かったしウケていた。ように思う。

声だけで展開されるので、多少キャラクターがブレていてもトンチキな言動をしていても私たちはそれをスルーというか、見て見ぬ振りをしていた。もしくはなんかいい感じの妄想で補って脳内でいい感じの方に持っていっていた。

私は入間銃兎推しだったけど、ドラマトラックで彼が中高生喧嘩を売り始めた時点で「ん?」とはなっていた。でもそんな気にしてなかった。

もう一回言う。そんな気にしてなかった。というか気にしないようにしていた。なぜならヒプノシスマイクにおいて最重要なのは楽曲であり、ラップバトルだったから。曲とラップむちゃくちゃ楽しかったのでストーリーはまあそんなに気にしなくていいかな、て感じだった。


しかしそのようなスタンスだった私のような者に致命傷を与える事件が起こる。

コミカライズ

これに関しても、最初は「へー!コミカライズ立ち絵数枚の推しがついに……」みたいな感じだった。だってコミカライズって、"スピンオフ"でしょ?って感じだったかである

インターネットの奥地でこんな愚痴を読んでいる人は全員知っていると思うけど、知らない人もいるかもしれないので説明する。ヒプノシスマイクキングレコード内のレーベルが手がける「男性声優×ラップソング」のプロジェクトである

その言葉の通りオタクコンテンツヒップホップガチ曲を男性声優が正々堂々と歌う。そしてファンが得られる情報公式HP立ち絵キャラ紹介と楽曲CDに収録されているドラマトラックのみ。完全に"音"がメインで展開されていくジャンル

一体誰が、そういった音楽がメインのジャンルで、突然コミカライズストーリーの本筋を描き始めると思うだろうか?

誰も思わん。私も思わなかった。周りのみんなも思ってなかった。不意打ちだった。

別にドラマトラックをなぞるだけならいい。それならあくまでメインは、ドラマトラックであり、耳から入る情報から。けれど三つある(なんで三つもあんの?)コミカライズのうち一つは、作中で伝説とされているグループTDDの結成から解散までを描く前日譚だった。それだけならまだいいよ。本編の補完って感じなら、別にいいよ。

でも、世界観重要な設定とか、今後のストーリーに絡んでいく新キャラとかをコミカライズで出すのは流石に違う。

違うでしょ。違うよな?私の感覚おかしいのかな?そんなわけないよね?だって実際かなり燃えたし。

今まで"音"がメインだったわけですよ。楽曲ドラマトラックのみでストーリーが展開されていくっていうワクワク感が私は好きだったわけ。わかるか?わかってくれるよね この気持ち

それにドラマトラックをなぞるだけならまだいいってさっき言ったけど、音声だけならスルーできていたキャラのトンチキな言動とか、ちょっと現実離れした設定とか、視覚化されたら、もう見て見ぬ振りできんのですわ。もう見逃してあげられない。嫌でも目に入ってくる。圧倒的違和感

と、いうわけで冒頭に書いたみたいにコミカライズ1話を読んだ私はかなり悩んだ。理由は上に記したことと、もう一つ。ストーリーがすんごいつまんなかったから。もう話が矛盾してるとか破綻してるとか世界観あやふやすぎるとかこのご時世にジェンダーに関わる話にするならもっと考えなよとか色々全部ひっくるめて、「つまんなかった」で表現してもいいか?いいよ

それでも過去ヒプノシスマイクむちゃくちゃ楽しいジャンルだった(お正月remixとか)ということや、仲の良いフォロワーがいることなどを考えるとなかなか離れる踏ん切りがつかなかった。

しかしたらコミカライズはこれから面白くなるのかも。話も辻褄があうのかも。もしくは、コミカライズは読まないでCDだけ聴けばいいんじゃないか?今までだってCDドラマトラックだけでこのジャンルは成立していたんだし。ね?

コミカライズ読まなければいいんじゃない楽曲を楽しんで、ドラマトラックだけ聴けば話がわかるんじゃない?ね?

だってCDが、楽曲が、ドラマトラックがメインの原作でしょ?だよね?ね?ね?そうだよね?ね?



違った。1週間くらい前にyoutubeで先行公開された、次のCDに収録予定のドラマトラック(てか30分全部公開とか、CD売らん気か?)。コミカライズに登場した新キャラたちの名前が当然のように出てきた。

つーか名前キラキラネームすぎて目で受け取った情報と耳で聞いた音とがイマイチ合致しないけど、当然のように名前出てきた。あとキャラクターの1人の口調が変わってた。そんなのありかよ

コミカライズを読んでいない人は、確実に話についていけないだろう。

というか読んだ私も話についていけなかった。

全員別の人みたいだった。

そこで私はようやく、私の知っているヒプノシスマイクが全く別の、私の知らないヒプノシスマイクにいつのまにかすり替わっていることに気がついたのだ。

こうして私はもうこのジャンルについていくことは無理で、私とヒプノシスマイクは完全に志を違えてしまったのだという実感を得てRADWIMPSを聴いて泣くことになる。


以上、ジャンルから離れて微妙に日数経ってるのに、オトメイトが関わっているジャンル既存キャライラストも数枚しかない状態女性キャラ新規絵を出したヒプノシスマイク面白すぎて我慢できなくてこんなん書いてしまいました。

コミカライズが無理で、ストーリーが無理で、新しいドラマトラックが無理で、と言うと必ず「脚本家はずっと一緒の人なのになんで急に無理になったの?」という疑問をぶつけられますが、それはつまり、こういうことなのです。

見て見ぬ振りしてきたところを、見て見ぬ振りできなくなったから。

そして見て見ぬ振りできなくなるような売り方に変えたのは公式です。いやまじで公式に恨み言とか言いたくないし、私ヒプノシスマイクのこと大好きだったから、本当に、別れるのは辛い。横浜とかなんかもう元カレとの思い出の場所みたいになった。

だって出来ることならずっとヒプノシスマイク応援たかったし推しのことを好きでいたかった。でも無理になった。公式の売り方のせいで。


変わったのは私じゃない。ヒプノシスマイクだ。そしてそれに怒るのは絶対に悪いことじゃない(すごく攻撃的になるのは違うけど)。私は自分勝手なので、これだけは言いたかったんです

2018-11-10

ヒプノシスマイク好きな人たちが使う「勝たせる」という言葉が嫌い

ヒプノシスマイク好きな人たち、結構割合で「推しディビ(ディビジョン)を勝たせる」って言うけど、私あの表現がめちゃくちゃ嫌い。

しかに、ヒプノシスマイクキャラクター所属するディビジョン同士がhip-hopアーティスト作詞作曲したラップでバトルし、その勝敗投票で決めるコンテンツだけど。だけどさ。

ファンがやってる事って、単にCD買ってるだけじゃんって思うんだよね。曲を作るのはアーティスト、歌うのは声優、それで「勝たせる」ってなんか烏滸がましくない?CDを「頑張って買う」っていう発想、おかしくない?って思うんだよな。

何を頑張ったんだよ。

ただCD買ってるだけなのに、物語参加者の気分になれるの、よく考えられたコンテンツだよなって思うわけだ。

いや、意味合いとしてはわかるし、自分の好きなキャラクターに勝ってほしい気持ちもわかる。私もそう。わかる。

けど、それで「病む」とか「推しディビが勝てるか不安で泣きそう」とか、いや落ち着けよ。

頑張ってるのは、アーティスト声優なのに、なんでCD買ってるだけのお前が病んだり泣いたりするんだ。

買いたい人は買えるだけCD買ったらいいと思う。でも、沢山買えないからって「私はそんなに積めないから…」とか、そんな自分を責める必要なくないか

作り手のアーティストも、声優も、「同じ人に沢山CD買ってほしい」なんて言ってないじゃん。hip-hopが、ダーティー文化じゃないっていう形で、世の中に広まってほしいって言ってるじゃん。

それって、「沢山の人にちゃん音楽を聴いてほしい」ってことじゃないの?

「沢山の人にちゃん音楽を聴いて貰った上で」評価されて、それが投票っていう形になって、結果勝ちたいってことなんじゃないの?作り手の人が言ってる事は。

誰でもいいからとにかく沢山CD買えと思ってる人がもしいるとすれば、たぶんレコード会社の人だけだと思うよ。AKB売ってるレコード会社からそれは仕方ない。

レコード会社に踊らされすぎじゃない?って思うわけ。(キングレコードごめん)

「勝たせる」ってさ、あまり物語踏み込みすぎた表現じゃない?CD買う事が義務になってない?そんな気持ち応援するのが、めちゃくちゃ楽しいならいいと思う。

そういう戦闘民族みたいなオタク一定数いることもわかる。でも、自分はそうじゃないのに、無理して、結果「病む」とか「泣く」とかになるなら、そんな馬鹿馬鹿しい話はない。

ここからは私の身の上話になるんだけど、数年前まで私は、結構本気(と書いてマジと読む)でとあるヴィジュアル系バンドの追っかけをやっていた。所謂バンギャだった。

本命バンドオリコンランキングに入れたくてCDをアホみたいに買ったし(CDを買うと参加できる握手会があったのもある)、チャレンジングなキャパライブはとにかく埋めたくて、チケットを余分に買って無料友達に配ったりした。

本命麺が貧乏だという話を聞くたびに、服やら何やらプレゼントした。

そんな事をして、ヒプマイオタクの人たちがいうような「推しを勝たせた」気持ちになっていた。

最初のうちは、純粋バンドに有名になってほしい、バンドマンに良い暮らしをして欲しいという気持ちでやっていた事だったけど、1年、2年とそんな事を続けているうちに段々と苦しくなっていった。

ファンの母数が増えるに従って、自分より自由に使えるお金の多い子も増えていった。そういう子たちに、買うCDの枚数で負けた、あげるプレゼント金額で負けたと、嫉妬してる自分に気づいた時、私の中で大切な事が「バンドが有名になる事」ではなく「本命麺に使った金額で他のファンに勝つ事」にすり替わってしまっていると気付いた。

バンドが有名になる夢を叶えて貰うために使っていたお金という手段が、自分がそのバンドにどれだけお金を使えるか見せびらかす為のものになってしまっている事に気付いた時には、私はバンギャ活動がとてもつらくなってしまっていた。

誰とも戦ってなかった私ですら、こうなった。

明確に対戦相手のいるヒプノシスマイクオタクが、対戦相手相手推しディビにどれだけお金を使ってるか見て、自分と比べ病んでしまう事は想像に難くない。

ヒプノシスマイクというコンテンツは、めちゃくちゃに楽しい楽曲はかっこいいし、声優さんのラップめざましく上達していくし、木村昴はいい奴だ。

からこそ、息長く楽しめた方が絶対幸せだと思う。

もし、今、推しディビを「勝たせなきゃ」CDを買わなきゃって義務感で焦ってるオタクがいたら、ちょっと一息ついたらいいんじゃないかなと思う。

一息ついてもやっぱりCDを沢山「買いたい」それが楽しい!と思うならそうしたらいいし、もしそれが自分にとって苦しいならコンテンツとの関わり方を少し見つめなおしてもいいのかもねと思うよ。

よく寝て、身体と金は大切に。

TLのオタクたちが、まだ始まってもないシンジュクvsヨコハマで既に病み始めてるので書きました。

山嵐最高!!!

2018-07-30

ヒプノシスマイクミソジニーじみて見えるのはなぜか考えた

 先に結論を言っておく。女尊男卑という設定と、女性から男性に対する態度と、男性女性に対する態度のバランスが悪いせいで、ミソジニーじみて見えるというのが私の見解だ。設定と描写バランスが悪い。それに尽きる。それが悪いとか良いとかそういうことを言う気は全くない。

 この見解にいたるまでの経緯は下に書いた。気になる人が以下の長く枝葉の伸びた文章を読んでくれ。いや、クソ読みづらい文章から読む必要がない。自分が納得するためだけに書いた。言いたいことは上に述べた通りだ。

 ヒプノシスマイクを知ったのは春。独歩という語をタイムラインで見かけ、「国木田独歩のことか。文ストか、文アルか。いや、一二三って誰だ。寂雷って誰だ。ヒプマイってなんだ。雰囲気的にソシャゲか。まあソシャゲはいいや」と調べることなく初夏を迎え、「ジャニオタがヒプマイにハマる」というような名前記事を見かけて「ソシャゲじゃないのか。ラップか。面白そうだな」と調べた結果、見事にハマった。

 ヒプノシスマイクにハマった要因は、シンプルに「人間の声ってすげぇな」という感動と、「さらっと面白いことを言っていて面白いな」という感動である。二重の感動。感動に感動が私の首に輪をかけて括ってきた。(輪をかけてを使いたいがために発生したクソみたいな誤用

 これは単なる私の好みでしかなく羅列すればキリがないが、突っ込みどころのある言葉や音がよい。いわゆる音MADで遊ばれていそうなコンテンツ概念)が好きなので、ラップで人が死ぬ世界観さらっと繰り出される面白リリックとかがたまらない。

 あらゆる人が言及している通り、「俺のベロ見ろ俺はミケランジェロ」に「お前は次郎だ」と突っ込んだし、「君がくれた愛の形」が月収の「12345600円」という生々しさにも笑った。「ガチャーンドゥルルルチリンチリンチリン」で笑ったし、「泣けど泣けどnekkidフルモンティ」の完成度に感動したし、「ハマのしきたり」や「男ならラップができる」などの主語デカさにも突っ込んだし、どことな山寺宏一に似た入間銃兎のテンションの高さも気に入っている。ついでに言えば、観音坂独歩がキレると笑ってしまうし、一二三が麻天狼のローテンション曲の中で一人高テンションなのも面白い。何でお前だけ動画で輝いてんだよ。

 決してバカにしているわけではない。むしろ、この突き抜けた感じを清々しく思う。かっこよいだけではない絶妙に耳に残る言葉に引っかかってハマった人は多いのではないだろうか。人間の声のすごさも相まってこの言葉たちはハマった人間頭蓋骨の中で反響していることと思う。中毒性がすごいよね。

 また、池袋横浜渋谷新宿にいたるまでにキャラクターが奇抜になっていくのも面白い。アンセムやバトルでは歌う順番を考慮しているんだろうなと思う。人の目を引く(耳を引くか?)方法を熟知しているんだなと思いながら楽しんでいる。だって寂雷先生ときだけ曲調が変わるの面白すぎません? 一二三合いの手も相まってじわじわますよね。

 さて、ここまで長々と書いたのは、私がどのような観点ヒプノシスマイクを楽しんでいるのかを表明し、立ち位置を設定した方がよいと思ったからだ。これを踏まえて、最近話題になっている「ヒプマイってミソジニー要素があるのでは問題」に入る。

 私はドラマCDを聞かない人生を送ってきたので、ヒプノシスマイクで初めてのドラマCD体験をした。曲をから感じられるキャラクターの印象とは違った面が見られて面白く感じた。特に観音坂独歩に関しては話し方が穏やかだったので意外だった。正直、もっとクソ早口でボソボソしている印象があった。話し方が早くてもキモがられるけど、ゆっくりゆっくりイラつかれる現象に見舞われてんのか? 観音坂独歩は。一二三テンションというか話し方のギャップもよかったし、池袋兄弟仕事できていてすごいなあと思ったし、食事のアレで横浜関係性のできた人間に対しては気遣いを持てるいい人たちだったというのも確認できた。渋谷に関しては夢野幻太郎剽軽さや有栖川帝統のコミカルキャラクターに親しみを抱いたし、飴村乱数が人の臓器を売ることに躊躇しない鮮烈さを持っていることに妙な興奮を覚えた。キャラクターに厚みができていく感覚面白い。渋谷VS新宿ドラマトラック面白かったですね。ヨコハマの血の気がある人たち「クソボケ」ってワード大好きですね。左馬刻様はチャラチャラしてたり口で自己紹介できない奴嫌いなんだなってのが分かって面白い。多分左馬刻様はメールしたら電話しろってキレるだろうし、電話したら直接会いに来いとか言いそう。あと、一二三ツイッターとかで定期的に礼節欠いて炎上しそう。あと飴村乱数先生への話し方から「私あなたのこと嫌いだけど気遣って話しかけてあげてますよ」感が滲み出ていて好きです。

 では、本題に入る。私はこのドラマトラックミソジニーを感じてしまった。正直、女尊男卑という設定は読んでいなかった。言葉で戦うという設定に目がいっていた。気付いたのは池袋VS横浜ドラマトラック山田兄弟が壁に対して税金の話をした辺りだ。その後登場する左馬刻様の件の発言は「そんなキャラなのかな」程度に流していた(乱暴キャラクターは女をゴミゴミ箱のように扱うという偏見がある。雑な一般化をしてすまない乱暴キャラクターたち。)ため、件のはてなブログで確かにと思った。

 で、税金の話。男が女の十倍税金を払っている。その金でこの壁が作られた。この内容に引っかかった。リアルに考えれば、男の方が高い所得であるためにバランスを取っているんだろうなあ(さすがに十倍現実味がない気もするが)という見解妥当に思う。それゆえに、ここで税金言及している山田三郎と観音坂独歩については、彼らは他の男性よりも所得が低いのかもしれない(三郎はまだ中学生なので、一郎の苦労を見てきたのか、大人の話を聞いて知識を得ていたのか、その辺だと思うので、除外してよい気がする。社畜は休む暇がないから金が貯まるというが、このパターンだとより地獄じみてきて観音坂独歩がより幸の薄い(といっても、幼馴染の手厚い保護があるので悲壮感は薄れるもののそういう感じの)人間になりますね。ストロングゼロ飲んでそう)。(ついでに、山田一郎と左馬刻様と寂雷先生も壁について言及しているが、金というよりも権力への言及に感じるので、彼らに関しては所得的に不満があるわけではないような印象を覚えます。)

 なぜ、男の方が納税額が多いのかがよく分からないが、男にとっては不条理な税負担なのかもしれない。しかし、その割には観音坂が愚痴人物ハゲ課長のみであり、女性から不当な扱いを受けているような表現は見当たらない。一二三に関しては特殊なケースのように扱われているため、女性日常的に男性を虐げることはないように思える。何より、左馬刻様が女に対して直接普通に「クソ女」って言えているというのは、安定して女を罵倒してよい環境にいるってことだもんな。ここぞというとき「クソ女」ではなく日常的な「クソ女」でしょアレは。山田一郎も無花果に対して好戦的に話しているし、(野蛮とか低能みたいな侮蔑は受けているものの、)言葉いであれこれ言われて抑圧される描写ではない。言われても反骨するヤンキー的な描写なんだろうか。そういう理由からキャラクター的には不自然ではない感じがして受け入れてしまうよね。

 頭に残る女の話は税金の話とヒステリーストーカーと高圧的な無花果さんくらいである。後は普通の印象があって女尊男卑感はあまりない(私は鈍い人間なんでその辺りは鋭い人が指摘してくれ)。だから、「女という強者によって不当な扱いを受けていることへの反発」というより「女によって搾取されている」というより「女を大事にしなくてはならないせいで要らない負担を強いられている」という感じがある。もっと適切な表現があるかもしれない。なんだろう語彙力がないから分からない。あと、三郎の「ホスト風情」という表現から女性奉仕する職業馬鹿にされるものなのかもしれない感じもある。男を支配する女に媚売る裏切者って感じなんだろうか。

 何というか、女尊男卑世界なのに優位な側(女)から一方的蹂躙がないのが不思議なんだよ。それが見たいというわけではなく、わざわざ設定を付ける必要があったのかという疑問。だって税金と壁と可視化されているのって中王区(政治からの疎外くらいじゃないか。いや、政治から疎外されるって結構な痛手だよね。しかし、入間結構権力を持っているのを見ると、そこまで疎外されてなくないかと思ってしまう。いや、あれも男だけの世界から自由が利くだけだろうか。女子高や女子大にいる女はのびのびと生きているみたいなもの解釈すべきか。しかし、横領したあの人が女である可能性も否定できない。語られていないことは推測しかできず、語りえない。

 話の枝葉が分かれすぎてしまってアレだが、要するに、女尊男卑という設定と、女性から男性に対する態度と、男性女性に対する態度のバランスが悪くって、ミソジニーじみて見える。これは最初に言った。ここに来るまでアホみたいに長い文章を書いてしまった。以上。

 早く、内容の全容が知りたい。全て知ってからまた判断したい。飴村乱数さんが何かしてくれそうな感じあるので、どうなっていくか気になるところだ。

追記

 ごちゃついたことを考えるのも、何も考えずに享受するのも楽しめるので、特にヒプマイというコンテンツ批判する意図はない。書いてすっきりした。よかった。

2018-07-26

anond:20180720024344

読みました。

つのコンテンツとして世に発表された以上は、いろんな意見があって当然だと思います

また、作り手が意図しなかった方向へ解釈されることだって仕方がないことです。

しかし今回のエントリーを読んだジャンル外の方々やフェミニズムに詳しい方々が、エントリーから得たあらすじと偏った知識のみでコンテンツ批判しているのを見かけました。非常に悲しく思いました。

ファンとして該当エントリーに対して感じた違和感を述べていこうと思います

体制側に女性を置き、打倒すべき相手として設定することで、今の社会なら「クソ女」と言えば差別蔑称になるのを、不満や怒りの発露、当然の悪口のようにしてしまう。

ここまでの説明だとヒプノシスマイクを知らない人は登場キャラクター全員が「女性」に対するヘイトを抱え、ミソジニー発言を頻発しているのだと勘違いしてしまうのではないでしょうか。

そもそも「クソ女」という言葉を使ったのは12人いるキャラクターのうち、ヨコハマディビジョンのリーダー左馬刻ひとりです。

彼は「クソ女どもが支配するこの世界を力でねじ伏せる」「俺様理想とする世界強制的に作り変える」とドラマCD内で発言しています

一方でその発言に対しヨコハマディビジョンのリーダー一郎は「強制された世界に何の意味がある。今のこの状況と何も変わらねえじゃねえかよ」と返します。

実はこの二人は過去に左馬刻が女尊男卑から男尊女卑世界を作り上げようとしていることに反発して、一郎が過去に袂を別ったという経緯があります

左馬刻がミソジニー発言を行なっていることについて触れながらも、ジェンダフリーの考えを持つ一郎が存在することについて触れられてはいないことに対して、違和感を感じます

オトメイトレーベル女性向けなのもあって女性キャラクターほとんど出てこない。そこに正当な理由があるんですよ、としたいがための設定に過ぎないんだと思う。それを元に作り込むような丁寧な世界構成とは言い難い。

言い訳にしては、女尊男卑世界観はあまりにメインターゲットに失礼ではないか

>本当に女尊男卑が貫かれているならいい。税金10倍、手取りも悪くて、がんばってもマトモな仕事につけない。女性からは常に舐められる。正社員なのにお茶汲み、ものを頼めば「ほんと生意気、やっぱ男だから仕方ないか(笑)」と言われる、そういう世界観なら確かにキャラクターに肩入れして「このクソみたいな世界を変えてくれ!」に素直になれる。

H法案制定以前の男性主体政治戦争が勃発したため、女性政権を握るようになっただけの世界だと私は解釈しています

あくまでも「中王区の女」が政治を行なっており、そこに男性は参入することができないというのが現時点で公式から発表されている情報です。

中王区外の女性男性にも差があるというような設定は最初から出ていません。

作り込まれ世界観が一体何を指しているのかはわかりませんが、勝手に完全な女尊男卑世界だと解釈し、肩透かしを食らっただけではないでしょうか。

>こういう時、「あなた皮肉られているかもしれないんだよ!」とファンに言っても無駄だ。

自分たち男性を消費する悪趣味さを皮肉られる、そういったブラックさに惹かれる人間気持ち理解できないのでしょうか?

そういった部分を面白く感じる層を公式ターゲットにしているわけで、そこに違和感を感じた時点でそれは公式お客様としている層ではなかったというだけです。

それをわざわざ誰もが見える場所で発信し、ヘイトスピーチを行う必要はなかったのではないでしょうか。

また、「公式バカにされていることに気づいていないバカ女性啓蒙して差し上げている」というような考えが透けて見えて非常に不快です。

ヒプノシスマイク女性権力を握る社会への単なる下克上ストーリーではなく、ジェンダー立場が縛られる価値観への一石になることを願ってやまない。

ヒプノシスマイクは弱い男性たちが社会への下克上を行うストーリーではありません。

メインがラップバトルによる領地争い。そしてその目的は「世界を変える」ことです。

世界を変える」の真意はまだ明かされていません。

全員が女性政権を打破しようとしている、というような設定はありません。

また、前述した通りイケブクロリーダーは「ジェンダー立場が縛られる価値観への一石」を投じようとしています

それを最後まで伏せ、このように結んだ時点でしっかりドラマを聴いていない方なのか、もしくは”元”ファンの方なのではないかと感じました。

2018-07-20

ヒプノシスマイク怖い話

ヒプノシスマイクというジャンルを知っているだろうか。

H歴。武力による戦争は根絶された。

勿論、そこには多大という言葉ではくくれない程の犠牲を払ったのだ。

野蛮な男に変わり、女性覇権を握ることになる。

中王区と呼ばれる、男性を完全に排除した区画で政は行われるようになった。

そこで新たな法が制定された。その名もH法案。人を殺傷するすべての武器製造禁止、及び既存武器の廃棄。しかし、それだけでは愚かな男性の争いは根絶されない。

なので、争いは銃ではなく人の精神干渉する特殊な【ヒプノシスマイク】にとって変わった。

言葉が力を持つことになったのだ。

そして争いに親和性のあるラップを使い、優劣を決する世界になった。

男性は中王区外のシンジュク・ディビジョン、シブヤ・ディビジョン、イケブクロディビジョン、ヨコハマディビジョン等の区画生活をすることになる。

ディビジョン代表MCグループがバトルをし、勝った地区は決められた分の他の領土を獲得することができる。

これは、兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で紡がれる男たちの威信をかけた領土バトルなのだ

公式サイトより引用

有名なライターダイツイート新譜の影響で今かなり注目されている新進気鋭のジャンルだ。要はいわゆるオトメイトありがちなキャラクター個性の強いイケメンたちの話なのだが、今までになかった「オタク向け×ラップバトル」という所が独特である

現在アニメ小説ではなく、オーディオドラマキャラクターラップの収録されたCD主体コンテンツになっていて、このラップパートにかなり力が入っている。藤森慎吾サイプレス上野新譜にはラッパ我リヤやAvecAvecが参加していて、どれも中毒性の高い曲に仕上がっている。

正直、結構ハマっている。新譜更新された日も、日付が変わってすぐに聴きに行った。前述の通り曲もかっこいいしかわいいし、ドラマパートも思いもよらない掛け合いや、思いもよる掛け合い、オタクなら妄想した展開が起きたりしていて、5年前の自分なら「マジ公式が最大手wwww病気www」と呟いていたと思う。

だけど一方で、このジャンル、かなり危険なんじゃないか、とも思っている。完全に馬鹿にされて乗せられているんじゃないかと感じてしまう。

女尊男卑のH歴では男は女の10倍の税を貸されていて、中王区を囲む高い壁と厳重な門は税金で作られている。男と男のディビジョンを巡るラップバトルの際は許可を得てその門をくぐって中王区に入り、そのバトルは恐らく放映なり中継なりされて、女性の巨大エンターテインメントになっているらしい。しかもかなり人気があるようで、次の日に初バトルが控えているキャラクター女性に追い回される、という展開もあった。

この「女性に消費されるエンタメとしての男」という在り方は完全に女性向けジャンルの在り方と一致している。イケメンが出てきて、カッコイーだの顔がいいーだの個性強すぎだの言って話題にする。物語の中でもラップバトルの勝敗女性が付けるようだけど、CD投票券が付いているので、これはリンクというより完全に重なり合っている。

これが例えば「女性アイドル露出過激サービス男性に消費されていることへのアンチテーゼ」とか「流行り廃りの早い女性向けジャンルの在り方へのジョークで笑い所」ならかなりブラックだとは思うがまだいいのだ。けれど、設定の基幹、何度も繰り返し強調される部分で行われている。

体制側に女性を置き、打倒すべき相手として設定することで、今の社会なら「クソ女」と言えば差別蔑称になるのを、不満や怒りの発露、当然の悪口のようにしてしまう。逆に「所詮お前も男ということか」というセリフが出てくるが、これは侮蔑として受け取れるし、そう発する女性に対してキャラクターたちは唇を噛む訳だ。

私にはこの置き換えがホモソーシャルにおいて女性排除する事への正当化しか思えない。

オトメイトレーベル女性向けなのもあって女性キャラクターほとんど出てこない。そこに正当な理由があるんですよ、としたいがための設定に過ぎないんだと思う。それを元に作り込むような丁寧な世界構成とは言い難い。

言い訳にしては、女尊男卑世界観はあまりにメインターゲットに失礼ではないか

本当に女尊男卑が貫かれているならいい。税金10倍、手取りも悪くて、がんばってもマトモな仕事につけない。女性からは常に舐められる。正社員なのにお茶汲み、ものを頼めば「ほんと生意気、やっぱ男だから仕方ないか(笑)」と言われる、そういう世界観なら確かにキャラクターに肩入れして「このクソみたいな世界を変えてくれ!」に素直になれる。

しかヒプノシスマイク世界観はそういう訳でもない。

ホストはもてはやされ、お客の女の子を「子猫ちゃん」と呼ぶ。別に上から目線営業、という訳ではなく、むしろ紳士的な営業タイプだ。

サラリーマンと同じ職場には女性もいるし、その友達(ホスト)が職場に来た時にナンパしまくった、という描写から、少なくとも声を掛けられるような関係だとわかる。

警察官という官職にも、医者にも男はなれる。それがとても恵まれ特別なことというような描写はないし、そういう仕事権力の弱い男に押し付けるということでもないようだ。

ヤクザは「権力・金・女に酒」と歌っているから、少なくとも世の女がほとんど皆男に対して高圧的で支配的な訳ではなく、むしろ逆の立場女性もいるということがはっきりわかる。

別にこれらだけを抜き出せば女性差別すぎるという訳でもない。現代と変わらないレベルだと思う。

あるいは女性だけのクラス壁の中だけ異常に差別が強いのか、と思えば、レストラン店員女性生意気な口を訊いても追い出されるわけでもなし、道で女に声を掛けても「キャー!」と黄色い声を上げるだけで、デリカシーのない発言は返されない。

そのような実状の描写がありながら、ストーリーの旨みのために「覇権を女ばかり握る間違った世の中」としてしまって、巨大な壁を描写して、わかりやすい敵として女性全体を想定することはおかしいのではないかと思うのだ。それならもっと徹底すればいいし、あるいは燃えやすジェンダーへのdisは避けるのだって定石だ。

しかも元々ラップヒップホップというのはかなりミソジニー文化である。FSDではラッパー女性に「おまえもいつか妻になる 妻になり母になり、そのあと『なんでお母さんあんなことしていたの』っていわれないように」と向けられたほど、女性スタンス地元、これまでのバトルよりもジェンダーdisに上げられてしまう。

それが問題視され始め、ジェンダーフリーなヒップホップをと少しずつ声が上がり始めたまさにその今、こういう性差別コンテンツが出て来た意味は、偶然というには出来すぎている。単に商業的にいいフィールドだったとしても悪趣味だ。

ヒプノシスマイクというジャンルが怖いところは、ポップでキャッチーキャラクターや、「ラップ回復精神干渉・防御する」というコメディチックでバカバカしい、笑ってしまうような楽しいジャンルとしてパッケージングされているところだ。twitter検索をかけても、ヒプノシスマイクミソジニーを指摘している人はいるにはいるがそう多くない。みんな楽しんで考察二次創作をして盛り上っている。

こういう時、「あなた皮肉られているかもしれないんだよ!」とファンに言っても無駄だ。女性向けジャンルソシャゲトレス疑惑が騒がれた時、ファンは指摘する側を非難して意見を潰そうとした。ましてやはっきりいけないことという訳でもない思想の話、騒ぐ方が野暮だといえば黙って頷かざるを得ない。

けれどここで不快ジャンル無視しよう、になれないのは、私もまたファンの1人だからだ。好きなキャラクターもいるし、新曲はかっこよかった。投票結果がどうなるのかも楽しみにしてしまっている。ここでとりあえず文字にすることで、あるいは盛り上がりの中心まで届くんじゃないかと思うのだ。

創作物現実はもちろん違う。しかし、創作物行間においてこそ現実常識意識が反映される。行間を埋める努力が足りないままセンシティブ問題をただ面白みとして利用するのは軽率だ。純粋ファンにしてみればうるさいだけだとしても、世に出した以上、世間の流れと切り離すことは不可能だ。

先程書いたように、ヒップホップジェンダーフリーを目指すべきだ、という転換期に来ている。勿論、ヒップホップ以外も世間全体が性別に囚われない個人評価時代になってきている。ヒプノシスマイク女性権力を握る社会への単なる下克上ストーリーではなく、ジェンダー立場が縛られる価値観への一石になることを願ってやまない。

2017-09-22

anond:20170922143605

高橋慶太郎の絵柄って逆に変わってほしいと思うくらい変わってない気がするけど。

芦奈野ひとしヨコハマ5巻くらいがよかったなぁ。

2016-07-29

東海道線ポケモン

語感で決めた。異論は認める

2016-01-22

anond:20160122105323

ヨコハマキャシャーン以外は読んでるな。

漂流教室ドラマ版のみだけど、あれは好きだった。

ヨコハマ読んでみよう

2015-12-02

もう限界が、勢い余って腕骨折

街の明かりが ♪ とてもキレイね、ヨコハマブルーライト・ヨコーハマー

明かりがキレイではなくて、暗くなると視力が落ちる、鳥目というヤツですよ

スマホブルーライトという怪しい光をオーラ血液型性格判断くらい怪しいものしか考えていなかったが

半年ごとにメガネを作り変えているとこのまま失明するんじゃないかと思って、スマホ増田卒業と思っていた矢先

対向車のライトが目に入ったあと、路面に視線を落とすと暗くて凸凹が見えない

明暗順応ってヤツだね

薄暮時/自転車前転/腕、骨折」、、、、字余り

スマホ使用量に比例して目のピントを調整する筋肉も固まるそうだ

視力が落ちると同時に、明るいところから暗いところへの切り替え応答が鈍くなる

誰だ!あんなところに縁石おいた行政!?フルスピードで前輪から突っ込んで前転しながら投げ出された

地面に激突するときハムッ」と言った声が出た

よろよろ、何か大変なことになった、あごと肩が痛い、しこたま打ったようだ、恥骨あたりも痛いぞ

しばらくしたら、ふらふらは収まったが腕が上がらない

近くに幸いなことに外科看板下げている医院があったので応急処置してもらってタクシー呼んでもらって帰る

明日、整形に行って精密検査してもらってくださいね」と

自宅に戻ってパンツを下げたら恥骨のあたりが腫れている、というか内出血のようにタプタプ

人間の体は良くできている、恥骨がガードとなってチンコを守るのだ

「2個ヨシ、感覚ヨシ、尿通ヨシ」指差確認して寝る

しかし夜中に急変してチンコが取れたら大変だ

救急隊が入ってこられるように、今日は鍵かけずに寝よう。意外と観察深く冷静な私

会社休んで整形に行ったら上腕骨の肩側のゲンコツの付け根にヒビが入っているって

恥骨は無事

ちなみにチンコは皮の部分が腫れてドス黒い赤に、でも先っちょの亀さんは変わらずピンクです

どうぞスマホでの増田の書き過ぎにはどなた様もお気をつけて

すいすい水曜日

2015-11-24

もう限界

視力が落ちていく速さ風の如し

ひどい肩コリまるで背中に乗った山の如し

老化することすること火の如く

そういう訳で、アイポンからtwitter は消した、はてブアプリも消した

ブルーライトとかそんな目に見えない光線なんぞホメオパシーみたいな迷信かと思っていたら体を老化させていた

毎週末カゼをひくのはブルーライトと小さい文字のせいだ

買ったミカンが知らない間に底から腐っていたのもきっとブルーライトと小さい文字のせいだ

冷蔵庫臭いのもブルーライトのせいだ

Ozzfest から帰ってきたら耳からホワイトノイズが取れないのもブルーライトのせいだ

ヨコハマブルーライト・ヨコォーハマァー♪ ふたり世界はもう終わりよー

知らない人からお星をもらえるのでうれしくてブクマに励んでいたけど、もう限界

2015-10-14

落第騎士キャバルリィとアスタリスクと35小隊

まじめに見るにはあほらしいがデレスプレイしながら横目で見るにはちょうどいいアニメだ。くだらなさ過ぎて逆に面白くなってきたので毎回感想書く。

3話からさすおにとISを封印して、両者の比較をしていきたい。アスタリスク今日の夜に追記。

両者を比較すると

どちらもハーレムもの。どちらもメインヒロインがいるが、新ヒロインが登場してメインヒロインをたきつける展開が共通。

落第騎士メインヒロインに一途なのに大してアスタリスクはふらふらしている。

主人公性質は落第騎士の方が良い。ヒロインは落第騎士がちょろすぎでアスタリスクはそれなりにツン維持。

どちらも大会に出て勝利していくという展開は同じだが落第騎士は一人でOK、アスタリスクはペアが必要

そのためか、落第騎士ヒロイン物語における重要度がひくせいか、2話でさっそくメインヒロインソープ展開で存在意義アピールするはめに。

この調子でこれから先12話まで持つのだろうか。


以下メモ

英雄譚は今のところEDアリプロであることくらいしかおすすめポイントがない。もう全く先の展開が楽しみじゃなくなっている。

1話の時点でさすおにじゃねーかと言ってたわけだけれど2話ではそれがさらに加速する。

http://anond.hatelabo.jp/20151007090612

ブラコンの妹しかも氷属性がでてきたり、実家より疎まれて影の存在として扱われていたなどさらさすおに度が増した。しかし設定が屋上屋を架す状態になっているさすおにとくらべておそろしくシンプルである。余計なものはそれほどない。

子供の頃は達也を疎んじていた司波深雪と違い、妹は最初から兄のことを愛しているし、兄との能力的結びつきもない。主人公は単に能力がなかっただけで、さすおにと比べて改造されて極悪なものをつめ込まれた、というような設定もなさそうだ。というわけで、さすおにと似ているが、ストーリー的に複雑に、あるいは大きく盛り上がることは全く期待できない。俺的には「バトルに負けて下僕としてスタートしているが、そこから活躍してヒロインを見返していく」というゼロの使い魔方式のほうがはるか面白かった。いまから考えてもゼロの使い魔面白かったなぁ。アニメだとくぎゅうあにめにしか見えなかったやついるかもしれないけど。

さすおにとの大きな違いは主人公性格と、それからちょろすぎるヒロイン存在か。単に学園モノをやるだけなら司達也の設定は盛りすぎなのでこれで十分といえば十分だ。実際さすおにについてはヨコハマ騒乱編が終わる辺りまで、その盛りすぎた設定の説明がくどくなり、アニメでもお兄さま自慢アニメという扱いになっていたしな。そういう意味でたいして深みもない代わりに、主人公性格はさっぱりしていて不快でないのが良い。 さすおにみたいに境遇経験レベルが違いすぎるから仕方ないとはい学生相手に超上から目線説教いたことを語ったり、表面的な態度は紳士であるが実際には妹以外の学園の人間などひとしく無価値とみなし、必要があれば利用しても切り捨てても厭わないという設定は、いくらややこしい大人メインの設定とはい不快だし、この作品では不要だ。それよりは学園における人間関係イベントを真面目に全力で楽しむような主人公の方が適しているだろう。 

というわけで、この作品主人公はいいやつで、普通のやつなので、すべてのものを手にしながら妹一筋、みたいな展開にならないし女の子キャッキャウフフを楽しみならストーリーがチマチマ進むのだろう。そのうえで、きっちりメインとなるヒロインを立てて、それを軸にして話を進めていく。


IS的ハーレム展開はアスタリスクの方だと書いたがこちらのほうがまだ見れる。

新妹魔王と全く同じ展開で、見た目も似たような幼なじみが登場。あと1話でもいた巨乳東山会長が登場。ぱんぱかぱーん。

強力な特殊武器を利用できるのが女の子以外は主人公だけという設定といい、ヒロインの造形と言いなんともISですなぁ。

落第騎士みたいにペラペラ主人公や妹がすべての事情を喋ったりはせず、まだ秘めてるものはありそう。

ヒロインたちもすでに完落ちの落第騎士と比べて癖があってよろしい。

さすおにとちがってISは特に語ること無いからアスタリスクも語ることはそんなに無い。


35小隊 1話

メタ的な要素をもちつつも結局ベタベタテンプレ展開をなぞっている。

メインヒロインはやはり優等生だが一話でいきなり一人だけぶっとんだ設定をぶっこんできてわけわからん。演技はすごかったけど

他2作品との大きな違いは、主人公武士として能力がすごい高いが性格に難あり。なんといってもチームとして本当にポンコツ。

逆に言えば、チームとしての取り組みに成功すれば、実はおれ最強でしたという設定がなくても良いのでいいね

2015-02-16

ヨコハマ

 兄さん、僕はヨコハマに行きたいんだ。

と、僕が言うと、彼は言った。

けれどお前には左手がないじゃないか。

そんなんではヨコハマに行っても一人じゃ飯も食えまい。

確かにそうだった。

その時僕には左腕がなかった。

から先がないのである

おとついの晩、僕は左手の袖をまくりあげて海岸を歩いていた。

どうしてその時、僕はそんなことをしてしまったのだろうか。

そんなことをしたら、海岸では腕がなくなってしまう。

最近ニュースで何度か見ていたのに、

僕は完全に忘れてしまっていた。

でも僕は行きたいんだ。

と言うと、

これを使え

と言いながら兄さんは

太った小男を僕にさしだした。

こんなものをどうしたらよいのだい

付ければよいじゃないか。

これは肩からうまいこと付けると左腕にもなるんだ。

君が生まれてくる前、死んだおじいちゃんも良くやっていたよ。

コツはキュウリを食べさせてやることだ。

といって、兄さんはこの前お母さんが買ってきた冷蔵庫から

キュウリを出し、リュックに押し込んだ。

それにしても、なんで母さんはこんな冷蔵庫を買ってしまったのだろうか。

これでは、役所の人に目をつけられてしまうじゃないか。

そうなってしまえば、僕は人より高い税金を払わなければならないじゃない。

まったくどうしようと言うんだ。

ただでさえ生活は苦しいというのに。

どうかそのわけを、ヨコハマに行ったら聞いて来ておくれ。

と兄さんは言って息を引き取った。

僕はその様子を見ながらキュウリ味噌に付けて食べていた。

もちろん右手で食べた。

しかにうちの冷蔵庫は赤い。

この地方では、赤い冷蔵庫は禁止されていた。

ばれたらまずかった。

どうしよう、僕はこれから一人で生きていかなければならないじゃないか。

兄さんのバカ野郎

僕の目から涙があふれ出した。

そうだ、この涙を水筒にためて、

水分補給のためにとっておこう。

水分補給大事だ。

涙を水筒に入れるのは難しかった。

僕はコツを探した。

キュウリがミソ、なんてね。

というと、左手の肩に接着した小男がけらけらと笑いだした。

やめてくれ。 と僕は言った。

本当にやめてくれ。僕は君みたいな見てくれの悪い奴に笑われるのが大嫌いなんだ。

僕は小男の頭をつかんで、強く引っ張った。

から抜けた小男は部屋の隅に転げて行くと、すぐに立ち上がって玄関から走り去って行った。

どうしよう、僕はまた左手を失ってしまった。

これではヨコハマに行けない。

行けないじゃないか。

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