はてなキーワード: ファンレターとは
吐き出させてくれ。
自分語りと戒め。
私はクリエイターになどなれない貧困な想像力と不器用な手先の、どこにでもいる事務職員だ。
好きなアニメキャラの誕生日を祝い、神回に大泣きし、休日はツイッターに10時間張り付くザコオタクだ。
そんな私が某神作品と出会ったのは数年前のことだ。この作品を仮に【T】とする。
私は【T】関連に100万円は使ったと思う。100万円なんて大したことがないと自分でも思うが、楽しんだ時間も莫大で、始めて声優イベントに行ったり、監督にファンレター送って返事に一喜一憂したり、グッズのために毎日ゲーセンに通ったり、ツイッターで缶バッジを交換したり、私の人生は変わった。【T】に込められたメッセージを実行し、恥ずかしくないファンになるべく社交性を意識し、服を買い、美容院に通い、ダイエットをして、資格を取ったり転職したりした。
私はその過程で、単なるファンではなくクリエイターになりたいと思った。クリエイターとして【T】に関わりたいと思った。ツイッターでハマってはすぐ冷めるような奴らとも、【T】に込められたメッセージに感動したとツイートしながらいつまでも努力しないやつらとも違う、そんな存在になりたかった。
しかし私には小説も絵も、その他なんの才能もなさそうだった。熱意も湧かなかった。
そこで思いついたのは、とりあえず仕事上の付き合いがしたいというものだった。
とにかくビジネスで【T】と関わることができれば、ただのファンよりも上の存在になれると思っていた。
【T】に出会って4年目。私は転職先で新事業の開拓が可能な部署に配置された。更に1年後には新事業の開拓をしなければならない仕事の担当になることができた。
新しい職場ではアニメやゲームとのコラボの前例はなかったが、新人だろうとアルバイトだろうと意見を出せて、カネもあった。
そのタイミングで、【T】は私の職場と付き合いのある企業とコラボを始めた。
私は、こんなに条件が整う奇跡なんて、今後無いであろうと思った。
調子に乗った私は、社長室でいかに【T】が素晴らしい作品なのかを説明した。必死だった。自分の仕事がいくら増えようと、このチャンスを逃してはならないと思っていた。
社長、課長、係長、付き合いのある企業からOKを貰い、【T】に関係する4社に連絡し、企画を立ち上げ、予算を確保し、契約を結び、スタッフロールに名前のある人やツイッターでアニメ監督と絡んでいる業界人とも会議して、名刺を交換した。コラボ商品のデザインを考え、あーでもないこーでもないと悩んだ。気付いたときには、そのまま世に出ることになっていた。夢は順調に叶ったのだ。
そうして全てが順調に進んだわけだが、私の心はボロボロになった。
なぜか。
「この企画は来年◯月までに一度終了してください。あと◯ヶ月で【T】の主人公が変わるので」
私には何の覚悟もなかった。
当然こんな話でショックを受けたことをツイッターに書くこともできないし、そんなことよりも◯月までに企画を終えられるように社内で調整する作業に追われた。
【T】の主人公の交代時期はこれまでも不定期的だったので有り得ないことではなかったが、私はそのとき主人公が一番好きだった。
ストーリーは、主人公交代を事前に知らないファンを想定して進む。当たり前だ。
ファンではなく、多少なりともビジネスの関係者なのだから、作品の展開における重要事項の説明があるのは当然だ。それを私は正直考えたことがなかった。
私はバカなので、「まさか部外者に重要情報を教えることはないだろう」なんて甘く見ていた。
ツイッターでも掲示板でも、誰も情報を漏らしている人はいない。いるのかもしれないが、きっとツイッターの鍵アカ等くらいしか漏らさないのだろう。仕事をクビになりたくないのだから、誰からも漏洩するわけがない。漏洩しないなら、当然重要事項はどんどん共有すべき事柄だ。
それに、契約を結ぶような関係なのだから、もう部外者じゃない。
みんな、きっと、どの作品も、どのコラボ商品の関係者も、その作品がいつどうなるのか説明を受け、そして誰も秘密をバラしたりしないのだ。
結局のところ、私は「関係者になる」という憧れのために「何も知らないファン」としての楽しみを失った。それは、想像よりも辛く、苦しいものだった。
【T】は間違いなく素晴らしい作品だ。私の短い人生では、【T】よりも信じられる作品に出会うことはないだろう。今回の件で、【T】の多少の利益に貢献できた。私は今後、また何年も何年も【T】を楽しみながら生きていく。ただ、来年からまたビジネスとして関わっていくか、私は迷っている。
嬉しくて嬉しくて、一通り読んでからツイッターで感想を送った。
何度か推敲をし、長文になりすぎないように。
反応はなく、いいねも付かなかった。
数日後に他の作家さんとやり取りしているのを見て、スルーされたんだなと自覚した。
相互フォローではあったが単純に気付かなかった可能性はいくらでもあるし、作家さんには仲良くする相手を選ぶ権利は勿論あるし、『感想の感想を求める』なんていうことも本末転倒だ。
正論ではそうだと思う。そう頭では理解していても、そこそこ勇気を出して感想を送った私の心は結構傷ついてしまった。
感想を送って喜んでもらえる、というのをかなり期待していた。さもしいことに。
恐らく今後、私はあらゆる感想を知らない作家さんに送るのをやめてしまうだろう。
こういった感情を抱くのは私だけではないと思う。多分。
感想がほしい、感想がなくてモチベが続かない、という作家さんのツイートをRTでよく見るので『感想を受け取る側と送る側の心理』というようなものを考えてみようと思いこのブログを立ち上げた。
※便宜上プロアマ問わず創作する側を『作家さん』で統一しています。
まず、作家さん側と消費者側とで感想に対する考えに違いがあるように思う。
「簡単に作家さんに感想が送れるテンプレート」のような画像をたまに見かけるが、あれがその大きな例だと思う。
消費者は一般的に画像に自分で文字入れするなんて発想は少ない。
そして作家さんは苦労して創作したものに感想が貰える喜びを知っているので、知り合いの作家さんに気軽にバンバン感想を送る。創作することに比べれば感想の数十文字を打つことなんか容易い。
そして、やはり創作する人間からの感想、というものは嬉しいものだと思う。すべての人からもらう感想が同価値だと思える作家さんは少ないのではなかろうか。
それに対して消費するのみの人間からの感想、それも全く知らない他人となると、返事に困るものが増える。
真摯な感想も勿論あると思うが、的の外れた指摘、唐突な自分語り、様々なものが混じる。
それらをスルーするのは作家の当然の権利であり自由だ。いちいち構うものではない。
ただ、消費者側からすると、そんな感想の一つ自体が自身の創作物なのだ。
それを無視されると傷つく。なにか気に食わないことを言ってしまったのではないかと悩む。
求められていないかもしれないものを送りつけるというのには相当なパワーがいる。送って良かった、と思えるなにかが欲しいと思うのは間違っているのだろうか。
ツイッターは良くも悪くも作家と消費者の距離が近いように錯覚してしまうツールだ。
漫画家にファンレターを送って必ず返事がくると思っていた人はあまりいないだろう。送れば送ったきりで当然、でもその後きっと読んでもらえた、喜んでもらえたという想像をして満足することが出来た。
ツイッターは感想をリアルタイムで送れて送ったその後が視認出来てしまう。喜んでもらえたかどうかを判断しようとしてしまう。
返事をしない作家が悪いのではない。
ここでプロフェッショナル中のプロフェッショナルの例を出すのもどうかと思うのだが、感想を送る側のモチベを上手く引き出しているな、と思う声優さんがいる。
ツイッターで毎回「●●のイベントで頂いたお手紙は全て読ませていただきました」と報告している方だ。
容易なことではない。が、送った側の嬉しさは大きい。また送ろう、という気持ちにさせてもらえる。
感想がほしい、感想が来なくてモチベが下がってしまい創るのを辞めた。
辞めてから「あなたの作品が好きだったのに」と言ってもらえた、でももう遅い。何故それを現役中に言ってくれなかったのか。
こういうものがよくRTされてくる。さも消費者側が感想を送らなかった怠慢が原因だと。でもこれは完全に作家側の言い分だ。
感想を送って良かったと思える何か、感想を送りやすい環境、そういうものが必要なのではないか。
匿名で短文が簡単に送れ、お礼イラストが見れたような、ああいうものが今の時代また必要になってきているのではないかと思う。
今ものすごく好きな歌手(グループ?バンド?どっちだろ)がいるんだが、実力のわりにそこまで売れてない。
自分も発見したのはごく最近。最新曲をたまたま聴く機会があってフルを聴いてみたくなったのでYouTubeで検索して、関連曲として上がってきた過去曲を聞き続けてたらどっぷりハマってしまった。
曲がとにかく素晴らしい。レトロと現代が上手く融合してて、曲自体のグルーヴ感がとんでもないし、そのグルーヴ感を歌い手がこれまたとんでもない歌唱力で表現しきってて、とんでもないセンスを感じた。語彙力が死んでてごめん。
曲だけじゃなく、PVも素晴らしい。曲のことをよく考えて作られているのがわかり、ついつい何度も見入ってしまう。
こんなに素晴らしいのに知名度が低すぎる、もっと沢山の人に聴いてほしいと思いTwitterの自分のアカウントで共有リンクを貼ってはみているが、自分の力じゃフォロワーに見せることすら叶わなくてもどかしい。
久しぶりに脳が気持ち良くなる音楽と映像に出会えたのに、それを本人たちに伝える手段が何一つないのももどかしい。事務所にファンレター書いたら伝わるもんかな。30代だけどいいかな。
ああ、今すぐここでリンクを貼って主張したい。でもこんなところでやったらめちゃくちゃ企業ステマみたいで(ほんとに違うんだけど)迷惑かけたら嫌だからできない。Twitterも音楽アカウントじゃないからあんまりやりすぎるとフォロワーに迷惑だし。
9月の終わり、もしくは8月の終わりに卒業するだろうな、と予想していたので、強くショックはありませんでした。
どんなに遅くとも11月の生誕祭の前には卒業されるだろう、と。
慎み深い方なので、自身のイベントをやって更に送り出してもらうことを、自身へ良しとしないだろう、と思って居ました。また、ダラダラとすることを好まないだろう、と。
素敵な卒業です。じゃんけん大会と日程かぶりがやや気になりますが、たくさんの報道陣の方に卒コンについても報道してもらえると思います。
ファンレターを書こうとして、思い出がぽろぽろと溢れてきて困って居ます。
私は、いうなれば在宅のオタでした。
握手会には何度か、公演にも何度か入れました。美浜へ行ったこともあるし、外れてしまった生誕祭はモニターで泣きながら見て居ました。
(いかんせん距離の問題が大きかった、というだけです。)だから、彼女へのファンレターは私には絶対に必要なものでした。
便箋を選ぶところから始まり、構成はメモ帳に、シャーペンの下書き、ペン入れ、最後に宛名を書いて郵便局から出します。
便箋を選ぶ、そのことひとつとっても、とても大切でした。最初に彼女に出すファンレターの便箋のメーカーを決めて、ずっとそのメーカーのものを使用していました。
握手会に行けない時には総選挙のおめでとうを手紙で伝え、彼女の未来が明るく温かいものであることを祈りました。
いつかの握手の際、私はファンレターが果たして本当に届くものなのか不安だったので、真那さんにファンレターを書いている話をしたことがあります。
真那さんは私の名前を教えて欲しい、と言い、名乗ると便箋の柄まで言い当て、字を褒めてくれました。
ファンレターが届いている。
そしてそれは確かに真那さんの手元に行くのだと思うと、それだけで幸せなのに、真那さんは私が出したファンレターを覚えている、便箋の柄まで。
公演にしてもそうです。
SKEが大きなコンサートを何度開催しても、公演に入れるということは、そうした大きなコンサートより思い出に残ることがあります。
私の好きな踊り、指の先まで綺麗な。
目の前に推しがいる。
私は彼女のキャッチフレーズ、M(A)S(A)N(A)に合いの手を入れることが大好きでした。人生で1番幸せだと感じる瞬間でした。
それをやれるのはこうした時だけ。
帰り際、お見送りを受けながら、私は彼女に今日は本当に最高の日だった、応援してる、と早口で伝えました。
ありがとう〜、嬉しい!という彼女からもらった返事。生誕Tにも反応してくれて、何回もある事ではなくても、公演を観ることができたのは本当に幸いでした。
私自身は今後、ファンレターを書いて、8月11日の握手会に参加して、そのあとは卒コンのチケットをなんとか当てたい、と思っています。
彼女の綺麗でそれでいて華やかな卒業を、私もまた見届けたいと思っています。
卒コンが行われることは嬉しいですが、キャパは1万人のホールです。
わかりきっているのは、伝説のコンサートになるということ。また、じゃんけん大会同日ということもあり、倍率は高いと思います。
それでも、卒業コンサートをしてくれる事は、彼女のアイドル人生にまたひとつ、素敵な記念碑が出来ること。
たくさんの後輩から慕われ、妹のような可愛らしい同期と輝かしい未来の為のコンサートを行える、運営の方に感謝しています。
例えば、真那ちゃんは総選挙で選抜に入るようなメンバーではありませんでした。
彼女の長いアイドル人生の中でも、総選挙の選抜に入った事はなく、それでも安定した地位を常に保っていました。
ご飯を食べることが大好きで、表に出さないからこそ、理解されない苦悩も多く、またブログも不思議ちゃん、のような扱いを受ける事もありました。
でも、彼女と彼女のファンを運営の方が見ていてくれた事。その誠実に、何かを残そうとしてくれた事。
それは“誰かが投げたボール”。受け止める人がいる。
1つだけ聞きたい事があります。
私はこれからもSKEを応援します、彼女の残した大切な場所を、また受け継いだ人たちを。
最高のアイドルだと、言ってもいいでしょうか。
自分がガチ恋ではないと言ってるうちはガチ恋ではないということにしてほしい
認知なんてされたくもないし
そしてそれを発表してほしい
その発表を素直に心から祝福してやはり自分はガチ恋ではなかったと安心したい
ついでになんか勘違いしてそうなガチ恋ファン勢を結婚発表で焼き払ってほしい
てかファンレターとかこの人で初めて書いたし
twitterで自分がつぶやいた話題(時事ネタではない)を数分後に本人も同じような内容でつぶやいてたときはもしかしてエゴサして空リプならぬ空レス的にファンサをくれてるのではとアホなことを思ったし
行ったイベントがサプライズで接触ありだったときは心臓止まるかと思ったと同時にそういうつもりで来てない自分の身だしなみを若干反省したし
番組でのちょっとした発言に(あ、この言い方はたぶん嘘だな)と思った直後に「まあ、嘘なんだけどね」と続いたときは信じかかってた他の視聴者に優越感を覚えたし
自分と同い年だから本人の言う世代ネタが全部わかることに勝手にシンパシーを感じているし
さらに言えば生まれ年どころか月まで一緒なのは幸福な運命の導きだと思ってるけど
こっちはもう誕生日を迎えてしまったので、久しぶりにあなたより一つ年上です
親しい相手以外に誕生日プレゼントを買ったのもあなたが初めてです
週末の誕生日ソロイベントも行きますが、誕生日関連としてはニコ生のほうが楽しみだな
幸せそうなあなたを見ているとこちらも笑顔になって、元気が出てきて、幸せになれます
いつもありがとう
某大手WEB広告代理店で仕事やってて、最近やばいな...って思うのはYoutuberのステマ案件。
ステマはよくないとかそういう話ではなくて、結構黒い会社の案件をやってる場合が多い。
しかも、こんなの景品表示法違反だろっていうやつとかただの詐欺の片棒を担いでるものも多い。
たとえばこれ。
https://www.youtube.com/watch?v=spVli6nKJyY
企業タイアップじゃないとかいいつつ計測用のURLついてますね...。完全なるステマ、しかも悪質。
このYoutuberの他の投稿をみると、詳細欄にファンレターなどの送付先がありました。
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2−1−12 東京セントラル宮益坂上3階
もしかしたら、このような怪しい案件を斡旋してるのはこのBitstarなのか?
https://thepedia.co/article/2437/ (このVCちゃんと取引先調査とかしたか...?)
ぷろたん
https://www.youtube.com/watch?v=a2Ep3En-sEY
VAZ所属ですね。
仮面女子も
https://www.youtube.com/watch?v=uS7kZZvyMro
さらにいえば、Youtuberのラファエルがよくやっている、出会い系のアプリはあれは完全に"黒"ですし、運営会社も"黒"です。
https://www.youtube.com/watch?v=N0NTUmovvk4
詳しくはいえないですが、インターネット系では有名な黒い会社(詐欺や法律に抵触する出会い系など)の案件を取り扱う広告代理店がありまして、ラファエルが所属している事務所であるVAZがそこと取引していると考えられます。
先ほど登場したYoutuberマッチング会社もここの黒い代理店とべっとりという話も聞きます。
とにかく、Youtuber周りの広告倫理おかしくなりすぎです。
一時期の情報商材みたいに情弱ビジネスでお金を稼ぐような雰囲気が出てきてしまっていて、これはないなぁ...と思います。
昨日、週刊少年ジャンプで連載していた「左門くんはサモナー」という漫画が終了した。ミステリアスでひねくれ者の左門くんが主人公のハイテンションコメディだ。作者は沼駿先生という若手の作家さんで、今回の連載が初だ。
アニメ化が期待されたこともあった。
左門くんはサモナー(以下左門くん)は私にとって特別な漫画だった。ジャンプで連載しているどの漫画よりも面白く、毎度笑わせてもらっていたし、連載当初から昨日までずっとアンケートを出して応援して来た漫画だからだ。
そんな左門くんなのだが、決して安泰と言えるような立場の漫画ではなかった。掲載順は安定せず時には下位を彷徨う時もあった。(アンケート至上主義のジャンプにおいて、アンケートの結果は漫画の明暗を分ける)そんな時でも私は、藁にすがる思いで左門くんにアンケートを入れていた。
左門くんの行く末が気になるあまり、良くないとは知りながらも、某巨大掲示板の「ジャンプ打ち切りサバイバルレース」(通称:鯖スレ)というスレッドを覗くようになっていた。
そこは日々、ジャンプの漫画のどの作品が打ち切られるか予想され、発売日前のネタバレもあるというグレーゾーンな場所であった。
そんなある日、私は信じがたいものを目にした。発売日前の掲載順バレがあり、「左門 最終回」の文字を見てしまったのだ。そんなの嘘だ、きっと何かのイタズラに違いないと思った私は、発売日に自分の目で確かめるまでは信じないことにした。
そしてジャンプ発売日の朝が来た。ジャンプ+のアプリを開き、定期購読しているジャンプを真っ先に開いた。
私はおそるおそる左門くんのページをめくった。扉絵には最も恐れていた「最終話」の文字があった。打ち切りパターンお決まりの◯年後に飛んでいた。全てを悟った私は、心の片隅で嘘であってほしいなどと願いながらもページをめくっていた。全てを読み終えた私の頰には涙が伝っていた。今までどんな感動ストーリーでも泣けなかった私が皮肉にも、大好きな漫画の打ち切りで泣いてしまったのだった。
この先、週刊少年ジャンプで左門くんたちの日常が描かれることは永遠にない。その事実がただただ悲しかった。
左門くんという存在を失って初めてその存在の大きさに気づいた。左門くんのハイテンションなギャグに大笑いして、嫌なことも吹き飛んでいたこと。月曜日になれば左門くんが読めるという希望がどれだけ私を救っていたのかということ。
この文章を読んだ方の中には、「たかが漫画だろう」とか「人気の出ない漫画は打ち切られて当然」という感想を持つ方もいるだろう。もちろんそれもわかる。でも、誰かにとって取るに足らない漫画であっても、誰かにとってはかけがえのない漫画なのだ。それだけは言わせてほしい。
私の好きだった左門くんは泣いても喚いても永遠に戻って来ない。
前に、売れないジャニーズJr.を好きになった、という記事を書いた。書いて公開したわりに、誰かに読んでもらう、という意識に欠けていたので、少し追記したいと思う。
前記事にも書いたが、私は以前はデビュー組のファンだった。全ステしたりはしないけど、1人でも遠征するくらいには、一応真剣にファンだった。彼らが作る世界観が好きだったし、仲良しであることは大変微笑ましかった。テレビに出れば録画し編集しDVDに焼いて保存した。CDは1位になって欲しいから、初回通常全部買った。
コンサートへ行けば、担当はカッコよくてかわいくて、来てくれてありがとう、と、何度も繰り返す彼らと同じ空間にいられることが、幸せだった。
ふとしたきっかけで、前記事の、売れないジャニーズJr.、に、担降りした。この『売れないジャニーズJr.』を特定されることは本意ではない。売れない、なんて言われたくないだろう。そもそも、彼らが購買しているものなんてジャニショの写真くらいだ。売れないという言い方は不適当だった、と、思う。
彼を好きになってから、コンサートも舞台も見方が変わった。舞台で言えば、ストーリーが面白いかどうかはどうでも良くなった。彼にどのくらい出番があるか、真ん中にいるか、前列にいるか、それが何より大切になった。何度も見るのだから、ストーリーに興味はない。物語の展開などどうせすぐに覚えるからだ。今日はあの場面で笑った、この前と言いかたを変えた、仲の良いジュニアとアイコンタクトをとった、失敗した、うまくいった、私に気づいた、気づいてくれなかった、と。
劇場にはファンレターボックスが置かれ、劇場を訪れた人はそこに手紙を入れることができた。舞台によってはボックスがないこともあるが、劇場のスタッフに伝えれば大抵預かってもらえた。郵便で送るファンレターの宛先はジャニーズファミリークラブであるが、ジャニーズJr.になってもう何年も経つ彼があそこにファンレターを取りに行っているとは思えない。だから、舞台期間には必ず手紙を書く。この場面のここのところがすごく良かった、いちばんかっこよかった、ダンスが、セリフが、とても良かった、と。そして、大好きだと、応援していると、いつまでも見ていたい、と書いた。
彼がいなくなる日がくることを。
しかし一方で、この状況を楽しんでこそいないものの、この境遇をも含めて彼を好きなのではないかとも思っている。
前記事公開以降も、彼はこれまでと同じようにステージに立っている。私も変わらず、機会があれば彼を見に行っている。 与えられたのがどんな役目であっても真摯に取り組む姿勢を尊敬しているし、頑張っているところを見られるのは単純に嬉しい。彼らの日々の頑張りは少しずつ報われて、大きな変革こそないけれど、私の主観としては、まだもう少し続けてくれるんじゃないか、と思えるようになった。ただ期待すればそれが裏切られたときにダメージが大きいから、いつでも心の準備をしている。
もう2度と見れないかもしれない。
先のことはわからない。それでかまわない。
ただ、夢の続きはできるだけ長いといい。
はじめは沢山のうちの1人だった。
彼の名前は知らなかった。
気付いたら彼を目で追うようになっていた。
彼のことを調べた。
彼の名前を知った。
彼が出ている雑誌やテレビといったメディア類は隈無くチェックした。
楽しかった。
彼の前にも応援している人がいた。
そう彼に知ってもらいたかった。
君の活躍を楽しみにしている人がここにいるんだ、と。
今思えばこの辺りから少し自分の心持ちは変わり始めていたのだろうと思う。
それでも必死に彼についていった。
だって、彼の、彼のファンに対する態度やパフォーマンスが好きだったから。
初めて多ステした。
初めてグッズの複数購入をした。
初めて目当てがメインじゃない扱いのコンサートに行った。
初めてファンレターを書いた。
初めてチケットを血眼で探した。
たくさんの初めてを彼に捧げた。
彼を好きになって数年、
「彼を応援したい」
いつしかそれが、
「彼を応援しなきゃいけない」
になっていた。
どこかで、今の彼は自分が好きだった彼とは違うことはわかっていた。
それでも認めたくなかった。
彼を好きなことに違いはなかった。
ある時、彼の言葉を聞いた。
そこに昔の彼はいなかった。
彼が変わってしまったこと、
その2つに気付いてしまった。
そして決めた。
彼の担当を名乗ることを辞める。
入所当時、たまたま彼がバックJr.として出たコンサート。まだ入って間もない頃だった。右も左も分からない、そう形容するのが正しいと思う。
顔が特別格好良いわけではなく、ダンスは驚くくらい下手くそ。自分のファンが居ない状況でも、彼は一番ステージを楽しんでいた。前を向いてニコニコしながら、堂々とステージに立っていた。
そんな姿に惹かれ、担降りという形ですぐに彼のファンになった。
初めて彼にファンレターを渡した時、私ともう一人のファンに向かって「初めてお手紙を貰った、ありがとう」と嬉しそうにはにかんだ。一週間もしないうちに返事がきた。お世辞にも綺麗とは言えない字で、これからも応援して欲しいと書いてあった。
今思い返すと笑ってしまうが、そんなありきたりな言葉が舞い上がるほど嬉しくて、私は彼の出る現場に通いつめるようになった。
コンサートでは彼の立ち位置の前の方で彼の団扇を持ったし、舞台では彼の登場通路に入り、彼だけを見続けた。
当時はファンが殆ど居なかったこともあり、彼はすぐに私という存在を認識してくれるようになった。コンサートや舞台では意識的に目線を送ってくれるようになり、決まった合図をしてくれる。彼が自分を覚えてくれている、見てくれていることが嬉しかった。露出とともに増えてきた他のファンに対しても、独占欲や嫉妬よりも、正直優越感が勝っていた。
そんな日々から数年が経ち、彼はユニットに入った。大学生だった私は、現在社会人として働いている。当時ほどの熱量ではないが、今でも彼のファンを続けている。
人気絶頂といったら調子に乗りそうなので言わないが、一躍人気者となった彼は、ツイッターで検索をすれば何百人ものファンが居て、雑誌やテレビ、舞台やコンサートを頑張っている。
そんな状況でも手紙の返事は必ず返ってくるし、コンサートや舞台では見つけて合図をしてくれる。入り待ちや出待ちはしなくなったが、たまーに街で見掛けるとあちらから会釈をしてくれる。
ただ、好きになった時期が早かっただけ。ただそれだけだ。彼がいつもの合図をしてくれなくなったら、返事を返してくれなくなったら。
彼の中の「もういらないファン」というカテゴリーに入ることに恐怖を感じていた。
彼はサービスの一環でやってくれているだけであって、義務ではない。いつもありがとう、と言うとこちらこそありがとう、と返事をする。ただ、そこに数年前の嬉しさはないと思う。
そろそろ潮時かな、と思った。
ステージの上で無邪気に笑っていた幼き日の彼はもう居ない。デビューしたい、と真剣な眼差しで語った彼を、遠くから支えようと思った。
誰にも話せない。
私は若手俳優が好きだ。
ここの日記でもよく見かけるけど、若手俳優とはやまざきけんととかすだまさきのようなTVに出て演技をしている若い俳優さんをさしているのではなく、主に舞台を中心に活動を行っており、その中でもいわゆる2.5次元舞台に多く出ているような方たちのことだ。
事務所にも所属しているし、舞台などにでることによって得た収入によって生活をしている以上、「俳優」というカテゴリーに入るのだろうけど、正直「地下アイドル」的なものに近い。
それは事務所が「アイドル売り」しているのも原因だし、なによりもとにかくファンとの距離が近いからである。
TVでいくらかっこいい俳優さんを見たところで、それはTVの中の人。
だけど舞台役者は手を伸ばせば届くような距離で演技をしている。
舞台によっては客降りといって、舞台の上から降りて客席のほうまで来てくれてファンサービスを行ってくれる場合もある。
こういう若手俳優個人のファンイベントというものも、頻繁に行われている。
握手会、ハイタッチ会、お見送り会、リリースイベント、試写会、トークショー、ディナーショー、BBQ会、バスツアー等など。突飛な企画や舞台の付属イベントのようなものを入れればしょっちゅうある。
その際、自分の推しと一緒に長時間おしゃべりができるようなことはないが、少なくとも数秒、長ければ数十秒、推しが自分のために笑顔を見せてくれて、自分のためにしゃべってくれるのだ。
私は、この数秒のために生きている。
前置きが長くなってしまった。
好きなアーティストもいないし、特定のバンドの音楽を聞くこともない。
ミーハー嫌いというわけではなく、たまたまそういう家庭で育った上、二次元オタクだったからだ。
実家で音楽番組を見ることはほとんどない。おそらく紅白すら見たことない。
私も自然とそういうものに興味を持たなくなり、その分?重度の二次元オタクになった。
オタクをやっていれば自然と耳に入ってくる言葉が「テニミュ」である。
若くてかっこいい男性がコスプレをしながら演技をする。そんなイメージだった。
嫌悪していたわけではないが、興味はない。
ただ、オタク友達の中にはやっぱりそういうものが好きな子もいて、その子が必死になって好きな俳優のために長ったらしいファンレターを書いているのをみて、正直引いたのもある。
その子はおそらく純粋に応援する気持ちでファンレターを書いていたのだろうけど、私には「彼女になりたいの?なれるわけないじゃん」という気持ちだった。
時折舞台に誘われることもあったが、興味ない人間からすると一回の舞台の金額は高い。ちょっと行ってみようかな位の気持ちでは動けなくて、結局一回も行ったことがなかった。
前々からそういう噂はあったし、覚悟はしていたがショックだった。
ただこのマンガのファンとして、観てもいないものを否定するのもいけないことだと思い、観に行った。
そしたら、はまってしまったのだ。
よくある話すぎてあくびが出る。
あんなに興味なかったものに、はまる時は一瞬だ。転がり落ちる。沈んでいく。
それがおおよそ1年前の話。
毎日彼のツイッターを見て、ブログを見て、次の舞台の情報をチェックし、チケット争奪戦が予想されるものは頼める友達に全部頼んで協力してもらい、仕事の融通をきかせてもらっては休みをもらったり早退しながら足しげく舞台に通っている。
リア恋している自覚はある。
あの時自分が目の当たりにしてドン引きしたものにまさに自分がなっている。愚かだと自分でも思う。
この気持ちが叶うなんて思っていない。
一方的に私が好きであり、彼が舞台でがんばっている姿を見ることができれば十分だった。
十分だったはずだった。
ある日ふと考えてしまった。
もっと彼に何かしてあげたい。
考えた結果がプレゼントだった。何を贈ろうか迷いに迷って、私が出した結論が現金だった。
ただ、私はおそらく人より少しだけよい給料をもらっている。お金に余裕がある。
また、ここでは詳しくは書かないが、私のことを好きな男性からお金を援助してもらっていたことがある。(体の関係は一切ない)
現金をもらうという行為は、私からの代償は特になく、しかし大変ありがたい。私にとってはそんな行為だった。
今はなんてバカなことをしてしまったんだろうと思っている。反省している。
事務所の方にも手間をかけさせてしまって本当に申し訳ない。恥ずかしい。
ファンレター書いてるけどベテランの人気漫画家なんてどうせ腐るほど手紙もプレゼントも貰ってるしどんなに熱く語ってもあーはいはいって流されるんだろうなぁ
というかちゃんと読んでるんだろうか
ファンレターが嬉しくない作家なんて居ないって思いたいけど2chの漫画家の愚痴スレみたいなとこ見るとこんな手紙は嬉しくないとかまた同じ人から来たとか愚痴書かれてたりするしそんなもんだよねってがっくりする
漫画家じゃない人でも好意的な感想なのに褒め言葉に捻りはいらないとか擦り寄りだとか言う人がいるくらいだし
ファンレターが力になる漫画家なんてあんまりファンレター自体貰ったことない人や新人限定なんじゃないかな
まぁ出すけどね
某ラジオ番組に送った長文をそのまま載せますね(未採用)。思春期あるあるなのかなあ。当時もちろん誰にも言えなかったし今まで誰にも言えてない。たまたま女子同志だっただけで男女間でも男子同士でもあり得る話だとは思う。
----------------
みなさんこんばんは。いつも本当に楽しく拝聴しています大好きです。35歳、女、既婚です。はじめてメールいたします。
当時、私はゲーム大好きっ子で、今で言うところの「腐女子」であり、ゲームジャンルのBL二次創作に手を染めておりました。夜な夜な推しキャラの絵を描き、さらに男×男のカップリングを妄想し、その滾る思いの丈と自らの性の芽生えをミックスジュースにして同人誌というカタチにしたためていました。
定期的に地元の同人誌即売会(以下イベントとします)に出店して、そこそこに売れてファンレターのようなものをもらったり、同じ趣向の友人が沢山できてイベント以外でも会って一緒に遊んだりして、普段の学生生活を凌ぐ楽しさでした。
彼女と出会ったのはその同人活動がきっかけでした。仮にSさんとします。
Sさんは私の3つ上のオネーサン。同じゲームが好きで、知人に紹介してもらって意気投合。初めは文通(メール文化はまだなかったので)からはじまり、電話で話すようになり、そのうち個人的に二人で遊んだりするようになりました。私が年下ということも関わらず、対等に優しく楽しく接してくれて、一人っ子の私は趣味の合う素敵なおねえちゃんができたみたいでとっても嬉しかったことをおぼえています。
Sさんとは、好きなゲームやBL妄想で盛り上がる他にも、イベントで知り合った共通の友人であるコスプレイヤーの男性に思いを寄せていることを打ち明けてくれて、ちょっと現実の恋バナなんかで盛り上がったりもして。
Sさんと二人で遊んでるうちに「M(私のこと)ちゃん、本当に可愛いねえ、すっごい好き」「私、本当にMちゃんのこと大好きなんだよー♡♡」など、ダイレクトな愛情表現が散見されるようになり、私ももちろんSさんのことは友人として好きだったので、その熱量に違和感を感じながらも「うん、私もSさんのこと大好きだよ」と普通に返していました。
二人で遊ぶようになってから4ヶ月程経って迎えたバレンタイン当日。その年のバレンタインはど平日で、私は学校から帰ってきて家でせっせと同人活動にいそしんでいました。夕方7時くらいに家の電話が鳴り出てみるとSさんからでした。
Sさんの家から私の家までは徒歩とバスを組み合わせて40分ほどかかります。
「うん、私は大丈夫だけどもう暗くなるし…これから来るの大変じゃないかな?家の人は心配しない?」
何だろう?とは思いましたが深追いはせずに、私はSさんがやってくるのを待ちました。
私は母子家庭で二人暮らし、母は看護師で夜勤もやっており、ちょうどその日母は夜勤シフトでした。帰ってくるのは深夜1時過ぎ。母が居ない夜に友達が遊びに来るという、ちょっとしたワクワク感と心強さのようなものもあり、遠いところ悪いなあと思いながらも深く考えずに来てもらうことにしてしまいました。
「いらっしゃーい」と出迎えた私に「急にごめんね、ありがとう」と言ったSさんの表情はどこか固く、家にあがってからもどこか雰囲気がぎこちなく心配になる私。「平日にMちゃんち来るのはじめてだね」「ああ、そうだね、今日はお母さん夜勤でいないんだ」など他愛のない会話を交わしていましたが、やっぱり顔つきが冴えないSさん。
「遠いところ来てくれてありがとう。でも、どうしても今日、って何かあったの?」
「あの…今日バレンタインだから。これ、Mちゃんに。手作りしたんだ」
と、手渡されたのは可愛いラッピングが施されたバレンタインの手作りチョコレートでした。
「えっ、そうだったの!私なんにも用意してなかったよー!ありがとう、うれしい!」
素直に驚きと喜びを伝えたら、Sさんは泣きそうとも笑顔ともとれそうな複雑な表情で私を見つめたあと、強く抱きついてきて「Mちゃん、本当に大好き」と囁くように呟きました。
「う、うん?私も好きだよ…?」
「でもきっと、Mちゃんが言う“好き”と私の“好き”はちょっと違うと思うんだ」
「えっ?…」
そしてそっと私にキスをしました。ほっぺにでも、おでこにでもなく、くちびるにです。これが私にとってのファーストキスでした。
とにかくびっくりしたけれど、不思議と嫌な感情は特には湧きませんでした。その後何を話したのか、どうやってSさんが帰って行ったのかもよく覚えていませんが、すっかり元気な笑顔を取り戻したSさんを玄関口で見送った画はしっかりと記憶しています。
その次の週末、Sさんの家へ遊びに行くことになりました。
キスのこともあってドキドキはありましたが、あれは何かのきまぐれだろう、きっと普通に友達でいられるだろう、と思っていました。その日、Sさん宅では二人でゲームをしたり同人活動にいそしんだりとこれまで通りの楽しい一日を過ごしました。特にこの間のキスの話題も出ませんでした。
私が「じゃあ、時間だからそろそろ帰るね」と、帰り支度をしようとしたとき「やだ、帰っちゃやだ、大好き」と言ってまた抱きしめられて、キスされました。何度かキスをされるうちに、舌が入ってきましたが、私はまた拒否もせず、受け入れてしまっていました。
その日から一緒に遊んだ日の最後は、こんなふうに抱きしめられてキスされることが多くなってきました。私からしようとしたことは一度もありません。拒否をするほど嫌だったわけでもなく、実際キスという行為はやわらかくあたたかく気持ちいいもので、拒絶することでSさんとの友情関係が崩れることを避けたかったこともあり、背徳感を抱えたままその関係を続けていました。
そんな関係が3ヶ月位経ったあるとき、私はとあるバンドに出会い雷を打たれたように骨抜きになってしまいました。そのバンドのことで頭が一杯の毎日、TVや雑誌などを追いかけるのはもちろんのこと、同人活動の土俵にもそのバンドを持ち込んで、また、同じバンド好きの新しい友達が沢山できました。私とSさんはともに受験生となっていましたが(私は高校受験、Sさんは大学受験)、電話は週に2、3回ほど、月に2回ほどは一緒に遊んでいました。ですが、Sさんは他の友人たちと一緒のときでも手をつないできたり抱きしめてきたりと過剰なスキンシップが多く、私はちょっとうざったいなあと思い始めていました。
だんだん私の興味がバンド一番になっていることに気付いて、Sさんはひどく寂しさを覚えてしまったのだと思います。バンド関係の友人と遊びに行くことにはじまり、そのうちSさんも交えて共通の友人と居るとき私が他の友人と話しているだけでも深い嫉妬をするようになりました。友人がいてもお構いなし、その場の雰囲気が悪くなるくらいあからさまに不機嫌になり、悲しそうな顔をするのです。周りの友人にも「SさんはMちゃんのこと好きすぎじゃない」「SさんってMちゃんにベタベタしすぎ」などとからかわれることも多くなってきて、私は正直もう面倒くさくなっていました。当時のモットーは友人関係は広く浅くみんなと公平に、束縛するのもされるのも本当に苦手でした。これ以上踏み込まれたくない、と私のSさんに対する態度はだんだん冷たくなり、そうなるとSさんがひたすら謝ってすがるようにさらに甘えてくることに辟易し、電話も合う頻度も自然と減っていきました。自分からきちんと嫌なことを嫌だとは伝えずに、冷たい態度をとることで私のことを嫌いになってもらってうやむやのまま自然消滅すればいい、と思っていました。私にとってSさんを傷つけ続けていることよりも、あの熱量の高い束縛から開放された安堵の方が大きかったのです。子どもですね。
その後、私はバンドに熱を上げつつも勉強を続け、無事志望校高校に合格。Sさんからも東京の大学への進学が決まったとの連絡が来ました。
Sさんが東京へ行く前に駅前のマクドナルドで待ち合わせて二人で会いました。10月頃、同人誌即売会ですれ違って話したのが最後だったので、ずいぶん久しぶりでした。お互いの合格を祝って、近況やこれからの新生活についてぼんやりと話して、元気で頑張ってね、と言って普通に別れました。もちろん、好きだという言葉も抱擁もキスもありませんでした。
その後、一度だけSさんに会いました。私が19歳の夏でした。
私は高校を卒業して東京の専門学校へ進学しました。1年生の夏休みのことです。帰省して久しぶりに地元の同人誌即売会へ参加しました。その後、居酒屋へ流れて友人たちと飲みに行ったのですが、そこに遅れて現れたのがSさんでした。3年以上振りの再会。私たちはぎこちない笑顔で「ひさしぶり」くらいの最低限の挨拶を交わして、私を避けるようにして遠い席に座ったSさん。それぞれ周りの友人たちと盛り上がり、Sさんとは全く話しませんでした。ただ、居酒屋の喧噪にまぎれてSさんが自分の彼氏の話で盛り上がっているのが、ぼんやりと聞こえてきたのでした。
現在、私は同人活動からも一切足を洗って、イベントなども10年以上参加していません。当時の友人たちとも疎遠になっていて、Sさんがどこで何をしているのかは一切わかりません。
毎年バレンタインの時期になると思い出す、私にとっての忘れ得ぬ人です。
長文乱文失礼しました。
プロ野球選手とか、
ミラジョンジョヴォジョヴォヴィッチや、
憧れの人に、
あれって送ってもちゃんと読んでくれるのかな?とかドキドキよね。
とりあえず、
まあ読むか読まないかは知らないけど、
思いを昇華させたいわね。
そんな、
文を巻物帖にしたためる感じって久しぶりよね。
書くのも読む方も大変だわ。
それにさ、
それすらも忘れてしまったわ。
むかーし、
何かの弾みでそういうのを書いて
懐かしい思い出しちゃった。
うふふ。
伝わったらいいなぁ~。
サンドイッチ2つよ、
朝の元気にタマゴは欠かせない。
週末遊びすぎたので節制しなくっちゃ!
ネーブルも久しぶりに美味しいわ。
スライスして水に浮かべるのは面倒くさかったら、
絞って果汁を割って飲むのでもOKよ!
炭酸でもいいわよ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
大好きな人
正確にいえば、大好きなアイドル。
あの子が所属事務所を離れるという噂が浮上したのは数日前のことだった。
そんな根も葉もない噂話を鵜呑みにするはずがない。
確かに、ここのところ最近のメディアには一人だけ不在だったりしていたが、
単に、本当にたまたま、欠席が続いただけだと思っていた。
なんなら、外部での新しい仕事が入ってそちらのレッスンや稽古に参加しているのではないかと舞い上がっていたくらいだ。
やはりあの子はすごい!すきになって良かった!
声に出して、ネットでどよめく噂をかき消していた。
そして昨日。届いたメールは数ヶ月後の新しいコンサートのお知らせ。
グループ名の表記はあるのに、メンバーの表記にあの子の名前がない。
ない
?
おかしいな、、という疑問は出てこなかった。
今まで耳をふさいで聞こえないふりをしていた噂がどんどんどんどん大きくなり、確定したわけでもないのに
「噂は本当だったんだね」
「今までありがとう」
「幸せになってね」
だの、、、
随分多くの方に愛されているわたしの推しは、とても幸せ者なんだろう。
だけど言わせていただきたい。
まだ辞めたことが決定しているわけではないからな。
あたかも、あの子が卒業したみたいな言い方をされるのが本当にそうなってしまうのではないかと、、
望みは少ないかもしれない。
だけど藁にもすがらせてくれ。
ずっと、ずっと大好きで応援してきた子なんだよ。
一目ぼれのような衝撃を受けてからずっと…
メディアで何かを発したらたちまち自分の中で名言となって心に刻んできた。
メンバーのことが大好きで、
そんなあの子が辞めるはずがないだろ。
雑踏を書き消せないから強制手段として大好きなSNSを辞めた。
今まで何をしていたんだろうか、というくらいにできた時間。
おかげさまで今はノンストレス。
ありがたいね。
あの子のこと
確証を得る方法なんてわからないけどとりあえずファンレターを綴る。
◆事の経緯
今日、自担がバックダンサーとして出演している舞台を観に行った。
ほぼ出ずっぱりで汗だくになりながら踊っている姿や、メイン出演者の補助を任されている姿を見て、感情がおさえきれなくなった私はみっともなく泣いていた。
今日は見えない席だからセーフ、と言い訳しながら「ここに至るまで自担が経験してきたであろう様々な困難」を思い、存分に泣いた。
ただの痛いオタクだった。
こんなものはツイッターにすぐ流してしまえばいいのに、過去の自分の呟きを読むと色々な感情が渦巻き、それはおいそれと人様のTLに流していいものではなくなった。
人を傷つけるかもしれないな、と思うようなことも書きたくなってしまい、これをどうしても形に残したいなら増田しかない、と結論付けた。
これはただの、「自分の正直な気持ちさえも匿名でしか表現できない臆病なオタク」が、「ジャニーズJr.として日々とても頑張っている林蓮音くんとその周囲」に「自分のエゴを押し付ける」話です。
◆手段
おもに過去自分のツイッターで呟いた内容を転記して当時の感情を振り返る
◆注意
「ちび6」界隈だった人(本人含む)は読まない方がいいかと。
私のツイッターは鍵垢でフォロワー数人しかいないので、他の誰かと勘違いして凸らないでください。
『もんぺだから「なんでうちの子(自担)がこんな目にッキィーーーーッ」てなるけどだったら最初からデビューできそうな奴を推せよ…とも思う。なんで好きなのかなんて理屈じゃないんだよ…あのときあの子が一番輝いてみえたんだ。あの子みたいに私も毎日頑張るんだって思えたんだ。』
『 だから自分の伸びしろの限界が見えてしまうまでは、気持ちがどうしようもなく折れてしまうまではキラキラしてる元気な姿見せてほしい。ほんとになんで選抜漏れたのかそこだけが解せぬ…でも金田くんと共に舞台班ルートってのは薄々…見えては…いる…。』
『 (でも私ほんと底意地悪いからまとめ役不在でユニット瓦解しろって思い始めてる…でもあのなかに意外と面倒見いい子がいるの知ってるし自担とずっと一緒にやってきた子達だから成功してほしいとも思っていて気持ちがグラグラ揺れている…)』
『 でもみてる人はきちんとみてるし結局上に上がっていくのは無茶ぶりされてもステージで結果出せる人だよね。自担の場合は後輩とのコンビが思いの外しっくりきちゃったんだろうなってなんとなくわかってるよ…うん。2年後の確変を待とう。』
『 まあでもあの括りのなかでは選ばれた子達皆歴長いからな…うちの子1年くらい差あるからな…まあいま組んでる子たちからしたらうちの子3年以上先輩なんだけどな…ってまだうだうだ考えてる。』
『 とりあえず自担には筋肉と表現力つけて誰にも文句言わせないくらい舞台栄えするタレントになってほしい。早急に。いまって「度胸と努力は買うぜ」って段階だからな…いや私はその努力を尊敬してるんだけどな… 』
HiHiJetが結成された頃の話ですね。
この頃、結構長い間ぐちぐち言ってましたね。お前何様だよって読み返して思いますけどでもすごく悔しかったんですよね蓮音くんもイニシャルHだから入れてくれよ!?ってすごい思ってた。
どうして漏れたんだろう?と考えても意味のないことをうだうだ考えながらも、蓮音くんへのお手紙にはそんなこと書けなくて、「お前どうせコネ枠だろ!?」と猪狩くんに理不尽な嫉妬してましたね。
◆辞めたあの子のこと
『自担にものすごく近い子が事務所を辞めたので…泣いている…悲しいんじゃなくて悔しいしくそがって思うしきみが辞めたことで自担の将来に影響がと思うしお前がダンス頑張りたいとかナマ言ってんじゃねえよと思うし上のオキニだったのにその場所明け渡すとか何考えてんだよと思う』
『 真面目な態度ではなかったけど顔もオーラも支持もあっていずれ上に行くレールはひかれてた、それをぽんと投げてすぐ新天地に向かう感じがすごい腹立つ。ちょうど夢に自担が出てきて私「デビューしたい?それとも舞台でやったいきたい?私たちは蓮音くんの気持ちを応援したいんだ」とか伝えてたから余計に』
『しかも最近は帰る時間あれだけど君ら普通に仲良しだったじゃん?辞めるって話したの?てかお前なに後輩巻き込んでんだよ…これで自担の現相方は初シンメを失ったし、足怪我して舞台途中でいなくなったときに泣いてたいちつきの子とか思い出すと悲しくなるからあああアイドルファンって勝手だなと思う』
『ビジネスシンメとか、シンメにも種類があるけど件のシンメは希望溢れる未来を感じて大好きだったのになあ。本人たち交流無いのに突然引き合わせられた所も、ダンス得意な森田に追い付こうとする作間という構図も、性格全然違うのにいつのまにか柔らかい表情で隣り合うようになったところも、大好きだった』
『自担が完全に兄貴面してるから作間とのコンビはシンメじゃなく先輩後輩なんだよなあくまでも。しかも一等可愛がってる後輩は別にいるっていう。でも二人って気質が似てるからまあうまくいくというかこのまま育てば重宝される未来は続くはずなんだ、なのでやめないでねと思う。』
自分でもびっくりするくらいこれには怒っていた。あまり人に話せることじゃなかったから言えなかったけどすごく怒っていた。
これでひとつ席が空いたね、とかいうレベルじゃなかったからめちゃくちゃ怒っていた。
ちび6の中で玉元くんだけ1つ歳上で先に高校生になったけど、あと数ヵ月で他の5人も高校生になるから、HiHi漏れたちび6組も、やっとグループ結成されて本格的に売り出されると思ってワクワクしていたから本当にガッカリだった。
松松も松倉くんが先に高校生になったけど、うまくそれを活かして二人ともステップアップしたじゃないか…玉元くんファンだけじゃなくて周りのオタクたちが寄せてた期待はどこへ捨て置けばよいの?と思った。
◆続・辞めたあの子のこと
『お前だけの身体じゃないんだよ…!この時期の!この世代で!ひとくくり!天下獲るのも夢半ばで散るのも全部!連帯責任だから!運命共同体だから!っていう…。ビジネスシンメは萌えないけどお互い利用しあって上に行こうとしてる分、運命共同体だっていう認識はあるわけだから、いいよなと思う。』
『だって簡単に辞められないし…。ある程度まとまったくくりから退所者出るとその辺り仕事無くなるから困るんだよ…この隙に新人に場所とられたらどうしてくれんの…いやそれも努力不足才能不足って言われるのわかってるんだけどね!?…アイドルファンほんと自分勝手だけどお金払ってるから許してにゃん』
『夜中の自分が激おこしててうける。まあでも気持ちはわかるよって過去の自分を慰める。自担が持ってないものたくさん持ってて、あとは人並みに努力するだけでいいって恵まれ過ぎてたのにぽんと辞めるとか悔しいよね、お前にとっての仕事ってこんなもんだったのかよ、それに青春捧げてる自担の立場は』
『すぐに文字数いっぱいになる。でも周辺のファンは少なからずこういう気持ち抱えてると思う。自担たちの世代筆頭として盛り上げていける資質持ってたのにな…てか顔だけじゃんって言われるようなきみみたいな子こそ事務所にいるべきだったと私は思うよ…(まだ言う)』
いや、顔だけじゃなかったでしょう玉元くんは…。妄言もほどほどにしないと本当…。
でもそれくらい、誰かが辞めるってことは周りのオタクにとって一大事なんですよね…。Jr.と違ってJr.担って暇だから(少なくとも私は暇)色々考えてしまう。
◆Jr.担の醍醐味とは
『アイドル見ると泣いちゃう病気だけど本人の目の前で泣くとかいうドン引き勘弁だから(今日席近かったですねとか普通に言われる固定ファンの少なさだった当時)彼の頑張りの末に勝ち取った立ち位置でスポットライト浴びて先輩従えて踊る姿何も考えないようにただ記憶して家に帰ってどちゃくそ泣いた。』
『立ってるだけで華がある子と同じ舞台はしんどいけど自分の限界と少しずつの進歩を並行して味わうからずるずる辞められなくて毎日同じ箱の中で過ごす日々に仲間意識も芽生えるのに楽日を迎えた次の日からは別の現場で皆がライバルになるって環境で育つ子がどんな大人になるのか私は見届けたいんだなあ~』
『私が蓮音くんを本当にこの子はすごいなあと思ったのはジャニワでソロダンス任されたときで。蓮音くん、それまでクラシックバレエとか得意ではなかったのにそういう振り付けで、センターで、ソロで。初日、すごいぎこちなかったんだよね。正直見てて、あれ?って思った。』
『本番までに完璧に仕上げてくるのがプロだろって思ったけど、本番までに仕上がらなくても幕は上がるんですよ。本人すごい完璧主義者だから、絶対あの完成度では舞台立ちたくなかったはずなんですよ。私だったら立てないし逃げたくなる。でもちゃんと踊って、及第点には仕上げてきた。』
『初日終わって「小さいのにすごいね」って褒められて、それは悔しかったんじゃないかなあと思う。それから毎日夜お手本の映像見ながら自主連して、朝早く会場入りして、めきめき上達していって。毎日誰かが失敗して出番はずされたり減らされたりしてたあの舞台で一ヶ月その場所を守りきった蓮音くんを』
『私は尊敬したし、公演半分折り返す頃には伸びやかに踊れるようになってて「あの子踊れるわね」って言われて、評価から「小さいのに」が外れてた。長丁場の公演でも穴を開けずに質も落とさずに楽日を迎えたってことはすごい自信と周囲の評価を蓮音くんに与えたと思うから私もあんな風に頑張りたい』
Jr.担の醍醐味は「好きを仕事にしたい」って頑張っている、本当にものすごく頑張っていて「頑張る」が当たり前になってしまっているワーカーホリックたちを応援して「もしかして自分も頑張っているのでは?」という気持ちになれることだと思います。
少なくとも「頑張る」を頑張れないし続けられない自分みたいな人間は、「頑張る」を何年も続けている存在を身近に感じることでなんだか勇気をもらえます。
『周りの子が!おっきくなりすぎてて!うちの子も!少しずつだけどおっきくなってるし!態度は人一倍でかいから!って心中叫び始めるやつ。どんなに「これからだぜ希望溢れる未来へ!」みたいな状況の子でも突然いなくなるからいつも「やめないでね!?」って思ってる(アイドルの話)』
『自担が可愛がってる後輩がだんだん自担とダンス似てきて、レッスン着もお揃いなんだけど、ついには衣装の着こなしも同じになってて、自担、Jr.内では存在感あるんだよな知ってる…もっと外向きにアピールしよ…ってなってる最近』
『今夜たまたま数ヵ月前の自担出演映像(メインじゃないので自担は基本見切れ)五回くらい見たんだけどあいつ笑わなすぎだな!?知ってたけど!いくらしゃかりきに踊ってもな!ニコニコ笑顔には勝てないんだよ!あっちがいくら振り付け間違えても笑顔大正義なんだよ…!って机バンバンしたやつ。 』
『小学生からの自担成長記録を写真で眺めてたら目頭が熱くなってきて…!?もうほんともっとずっと元気をもらってたいし君の笑顔が曇ることなんてできるだけ少なければいいと思ってるからオタクどうしようもない。すげえ鳴り物入りで自担のフィールドに乗り込んできた新人君が一歳下とわかって戦慄。』
『てかああいう手合いの子が事務所に定着しちゃったらうちの子出番食われるよ…これからは笑顔も作れるようにならねばだ。続けてれば絶対いいことあるって私はアイドルから教わったから、自担も情熱が燃え尽きない限りは続けて欲しいって思うし夢が叶ったときの君の顔をこの目に焼き付けたいって思う。』
バレエの子、改め、ジャニオタなバレエの子、改め、松尾くんが入所してきた頃の話ですね。
今では松尾くんもすごくいい子だってわかるから応援したいと思っています。
ていうか事務所で継続して推される子に悪い子なんてそうそういないわ…。何を悪いと定義するかにもよるけるど、少なくとも何らかの努力をして結果を残せる子じゃないとあの事務所で生き残れないってことはなんとなくわかる。
『次世代Jr.選抜組だけのメイン公演ラスト、Wアンコールで幕開いたら出演者全員1列にギュッて肩組んでライトあたって眩しそうに目細めて達成感に満ち溢れた顔で客席見てたの思い出すだけで尊くて泣ける…。』
『終始キリッと仕切ってた井上が最終公演アンコールでシンメと顔見合わせた瞬間涙ポロリしちゃって顔をぬぐうのとか尊すぎたし、先輩後輩(※後輩が年上)がお互いの健闘を讃えるように抱き合ってたらその子の同ライン(※同い年)やシンメ(※年下)が次々飛びかかって団子になってるのとか眩しかった』
『ちっちゃい身体なのに皆に抱きつかれて壇上でよろけた彼の腰をぐっと支えるシンメ(※年下)とか尊すぎて拝んだ。中学校最後に与えられた課題(Aクリエ公演)を高校入学1か月後に完璧に終えたんだからそりゃあ大団円な雰囲気になるよね、あの場に居合わせられた自分が幸せって思った』
『蓮音くん追いかけて●年、こんな幸せな気持ちになれるなんて思ってなかったからびっくりだ。与えられた役割に嬉しいって言ってた蓮音くんが、これじゃ足りない、もっとってメイン目指すようになるとか胸アツすぎて話聞きながら泣くかと思った。』
『あんなに「同じ高校の仲間で文化祭」ってぐらい結束して公演作り上げてたのに、終わってからは「いい勉強させてもらった。次の仕事はわからないけど決まったら来てください」って言ってて切り換え早すぎて毎度びびる。今日まで仲間でも明日からはライバルなんだよなあ…ピリピリ感どちゃくそたまらん』
『蓮音くんが貪欲さをこっちにも隠せなくなったの、元同ラインの大出世がかなり影響してると察するに余りあるわ…。仲間が活躍するのは嬉しいけど、自分が漏れたのはものすごい悔しいんだよな。努力するのは当たり前、結果を出すのも当たり前、+αがないとチャンスもらえないとか世知辛すぎ』
でも今読み返しても先輩後輩(※後輩が歳上)とか誰のことかわからん(笑)
◆それでも「好き」は辞められない
『自担のこと考えるとすぐ泣くから…!ボロボロ涙でてくるから…!モンペにも困ったもんだね!今はね!「たとえ前列とかセンターになれなくても応援してるね」みたいなツイート見かけて泣いてる…』
『やっと出番もらえたと思ったら配置が最後列最下手で、そこから少しずつ少しずつ這い上がってきたの知ってるから、「たとえ~」って人に言われると悲しくなるのかな。言葉にしたら折れちゃう気持ちってあるじゃん。本人が…っていうかアイドル続けててくれるだけで尊いのでもはや存在に感謝』
『タレントとファンの間になんとも言えない不思議な関係が成立するのはすごくよくわかるんだけど、それは絶対に友達とか恋人に変わっちゃいけないものだと思ってる。タレントはファンに歩み寄ったらいけないし、ファンはタレントの理解者になっちゃいけないと思う。』
『いろいろ言うけどでも笑顔で楽しそうにステージ立ってくれたらそれでいいんだよ~。何年前だったかちょっとだけお仕事詰まったときがあってその時顔死んでたからなww』
たとえセンターになれなくても、ってなんだよそれ!!
どちゃくそむかつくしそれを検索で出てくるようなワードと共に呟くのは頼むから辞めてくれないか。
蓮音くん、センターになるからね!?何度もセンターになってるからね!?なにをおっしゃいますの!本当に!失礼しちゃうわ!!(モンペ)
◆熱くなって、時々冷める
『なんでデビュー組の夢を一緒に追いかけないの?そっちのが(なくなる心配がほとんど無いから)安心じゃん…って何かあるたびに思うけど、十代の輝きは二度と戻ってこないかけがえのないものだし、「好きを仕事にしたい」っていう熱量にはどうしたって引き込まれる…』
『舞台端の真っ暗なところでしゃかりきに踊る姿を見つけてしまったら、応援したくなるじゃん?いつかスポットライトと五万人の歓声を浴びる姿を見たいと思ってしまうじゃん?まあ実際は本人のやる気と責任感が半端無いのでこっちが応援しなくても勝手に現場で気に入られて出番増えてくんですけどね。』
そう、結局のところ、ファンの応援なんてほぼ必要なくて、むしろ鬱陶しいくらいで、そんなものなくたって本人のやる気さえあればどんどん上り詰めていくものなんですよね。
今日の舞台観て、あーこれは(デビューとは縁遠い)職人Jr.への道を着実に歩んでいるわー、と複雑な気持ちになりましたが、継続の大切さを知っている蓮音くんは何年後かに「これも正解だった」と思わせてくれるに違いないので悲観なんてしていません。
◆結局の話
『ファンレター書くけどさ、相手の年齢とか考えたら重たいこと書けないわけよ。相手がさらっと読み流して翌日も頑張れるようにって思いながら書いてる…ので、さすがにまだちゃんと読んでると信じたいし重くて汚くて書けない思いはそこらへんにぐちゃぐちゃっと置いていく。』
それを嫌気がさして消して、「あーあ、ブログ無かったらもう感想文なんて書かないだろうな」と思ってた
そしたら今ではせっせとファンレターもしくはファンメールを書いて作者に送ってる
書いてるじゃん、書きたいんじゃん
文面をEvernoteに打ち出すところまでは同じ
それを紙に書いて切手貼ってだすか、もしくはアドレス打って送るかどうかの違いだけ
手を変え品を変え「あなたの作品のここが好きです。なぜならこうだからです」と言葉を探して当てはめるだけの事がどうしてこんなに楽しいんだろう
ただこれ、作者と私という一対一かつクローズドな手段だからこんなにも今楽しめているわけで
やっぱり私と作品との感想を、ブログ記事にして不特定多数の人に公開するのは間違ってたよなあなんて思う
少なくとも、私の感覚では長く続けられないことだった
私のブログをいつも読んでる、面白いって言ってくれた人もいたけどさ……なんかそれ思い出す度に申し訳なくなってしまう
ネット上で固有の名前を名乗って、居場所を作ろうとするのを諦めただけだから