はてなキーワード: ピアニッシモとは
飲みに行けないし飲食店で料理勉強しながらダブルワークしようと思っても夜は店開いてないし、暇で金もないから近所のコンビニに応募して深夜で雇ってもらった。
色々バイトはしてきたけどコンビニバイトは初めてだったのでちょっとワクワクして、実際面白かったので残しとく。
オープニングからいるパートのおばさんがPOPとか気合い入れて描いてたりするしその人ともう一人のベテランで派閥があるらしい。
色んなコンビニ巡ってきた歴戦の深夜先輩曰くコンビニ派閥争いはよくあることらしい。マジなん?
深夜は巻き込まれにくい代わりに目の敵にされやすいらしく連絡ノートにすげえ悪口書かれてる。(売り場ちゃんと整えろ、散らかすな、廃棄忘れ多い等)
まあ昼間は忙しいし仕方ないよな〜と思いながら昼間の廃棄忘れ俺らが処理してんだけどな〜、でも文句言うと絶対怖いのでやめとく。
売り場の仕様が変わった、新商品が出た、フェアが始まったなどの情報が死ぬほど回ってこない。
深夜の新入りだからLINEグループにも誘ってもらえねえのか……と思ってたらどうやらないらしい。
バックヤードの連絡ノートと印刷物で把握しろ、って言われたけど多すぎる上になんか余計な情報満載で結局何が始まんの?みたいなことが多い。
深夜だから勿論社員とは連絡取れないし、ろくなマニュアルもないので分からないことがあったら詰む。死ぬ。
一回の廃棄で5,000〜10,000円ぐらいになるんだけどどこのコンビニもこんなもんなのか?
同じ商品を毎回10個20個発注したり、売り場の棚に出ないぐらい届いたりするんだけどこれは下手なのか?昼間入らないから売れ筋が分からない。
酷い時には棚まるまる全部廃棄とかもあるし。
俺は絶対発注する奴の中に下手くそがいるんだと思ってるんだけどまだ発注業務したことないから何とも言えねえ。
食べ物は粗末に扱わない、という信念から廃棄のおにぎりやお弁当を回収してゴミ袋にそっと丁寧に入れてたんだけどガチで心が病みそうになってくるから
最近は心を無にして日時の表示だけ確認してポイポイ投げ入れるようにしている。病む。
これはバイトプロから噂に聞いてたけどマジだった。深夜バイト6人ぐらいいるんだけど4人ベトナム人。
典型的なカタコト日本語が話せるレベルで21〜5歳までいて男3人、女1人。
みんな学校通ってるんだって。すごいね。そんでみんなアニメ・漫画好き。雑誌検品しながら最新のジャンプ読んでる。
マジで何言ってるか分かんないし全員先輩だから業務教えてもらおうと思っても日本語が不自由で上手く伝わってこない。
けどめっちゃ仕事する。仕事しすぎて俺の仕事ないし何なら早朝の仕事もこなしちゃって、それを怒られて「ナゼ!?仕事シタヨ!!」って逆ギレしてた。
でもみんな良い奴。仕事中急に「増田サーン顔疲レテル!食エ!!!」ってブラックサンダーくれるし休憩時間に枕貸してくれる。
パック鬼ごろしとドーナツ買ってくオッサン、タバコ1箱と焼酎リットルで買ってくオッサン、酎ハイをマイカゴいっぱいに入れてくるオッサンなど。
土地柄かも知んないけど4時5時ぐらいに酒買いにくるオッサンの多さよ。仕事帰りなのかな?
でも昨日?今朝はいわゆる地雷系女子がピアニッシモとストゼロロングにストローくださいって言ってきておお……!ってなったよね。
俺本物見るの初めてだったからちょっと感動した。なんか良い匂いもした。
絶対お化け。誰も近くに寄ってないのに勝手に開け閉めするし、入店音鳴ったから見たら誰もいないとかザラ。
最初はマジで怖かったけどもう多すぎて何とも思わんし、何ならセンサーの不具合かな?で済ませられるようになってきた。
俺らが廃棄飯食ったら怒られるから、お化けが廃棄のおにぎりとか食ってくれんかな……勿体無いし……。
もっとやべえバイクのヤンキーとかが店の前にたむろしたり、万引き常習犯とか怒り狂ったクレーマーとかが突っ込んでくるのかと思ってたけど意外と普通。
強盗とか来たらどうしよう……と思って超ビビってカラーボールの位置とか確認したのにめっちゃ分かりにくいところにあって焦る。
というか深夜になればなるほど客めっちゃ静かで大人しいのばっか。静かすぎて何言ってんのか聞こえねえのがダメだけど。
仕事さえ淡々とこなしてりゃ時間はあっという間に過ぎてくし、深夜でもやることが多い。
まあ客が来ない深夜だからできる仕事があるからだとも思うけど。
こんな感じ。昨日も今日もバイトあって今仕事もしてるけど流石に眠いね。いつもは土日だけだけど人足りんくてイレギュラーなシフトになってる。
バイト始める前まではコロナで友達ともろくに会えず対面で話すの会社の人間だけだったけど、バイトして色んな人と(ほぼベトナム人だけど)話せてなんか嬉しいわ。
めっちゃ反応あってびっくりした!ベトナム人ほんといい奴だよ 相方のベトナム人の話も別で書きたいな マジで面白いというか楽しい人なんだよな
ちなみに今日の昼そのベトナム人に紹介してもらったベトナム料理屋行ったんだけどマジで美味かったから是非ベトナム料理も食べてみて
廃棄の件も成る程なあと思ってブクマ読みました どうにかしたいけどバイトにはギリまで売り場に並べておくぐらいしか出来ない
廃棄パクらないのは一応会社勤めなのでチクられたりするの怖いからです 廃棄貰えたら食費がどれほど助かるか……
あと朝方に酒買ってくオッサンとはタバコがどれか分かんなくて喧嘩してから何故か仲良しになってるので、別にバカにしてるつもりはなかったんだけど紛らわしくてすまん ドロドロの作業着で来たりするしオッサンが一生懸命頑張ってるの知ってるぞ俺は
「その銘柄を吸ってそうな人」を勝手に妄想するのが好きなので、つらつら書き出していきます。全銘柄網羅とか全然してないのでごめんね。
銘柄の渡り鳥をしない。高校の時からこれしか吸ってこなかった。セブンスターが世界で一番旨い煙草と信じて疑わない。禁煙は多分できない。
「やっぱセッターなんだわ…うまく言えないけど」が口癖
自他共に認める音楽好き。そして常に金欠気味。安いからこれ吸ってるという層も一定数いる。煙草咥えながら楽器弾くのがアイデンティティー。
髪型、髪色、ファッション、なんかしらが奇抜。背が高くて体が細い。肌が白い。ボディーピアス率が高い。タトゥー率も高い。マニキュアは黒が好き。
・ケント
野心家。外面と内面のギャップがすごい。真面目そうなのに喋ってみると結構口が悪い。黒髪短髪が多い。ソフトよりボックスが何となく好き。
三大欲求にメチャクチャ従順、中でも特に性欲。飯を食う感覚でセックスする。言動がいい加減なくせに何でか魅力的なので、すぐ人を引っ掛ける。ヒモ・ヒモ女率が高い。犬か猫かで言うと絶対に猫。
・ラーク
男なら十中八九ヒゲが生えてる。(ごめん女ラークはイメージ分かんない)
声がデカい。海賊みたいな「ガーッハッハッハ!」って感じの笑い方する。
・マルボロ
圧倒的大学生率。大学生はみんなマルボロが大好き。煙草の味へのこだわりがそんなに強くないので、どんな銘柄の貰い煙草しても大概「これ結構おいしいね」と言う。
社交的でライト喫煙者が多いので、ぜひ、世に蔓延る嫌煙ムードをまろやかにしてほしい
自爪が綺麗な女たち。つけ爪に頼ったことはない。やや吊り目のやや高身長が多い。スキニージーンズが大好き。スッピンの日もあればガッツリ化粧してる日もあり、その法則性は謎。
「あたし、中身は男だから」が口癖。
・クール
圧倒的美女&圧倒的美男。外国の血が混ざってそうな顔立ち。クールを吸う女の子の9割が名前に「り」の文字が入っている。男はたぶん「し」の文字。
だいたいB型かAB型。クールの女とピアニッシモの女は友達にならない。
・メビウス
占いとか都市伝説とかオカルトとか好き。話のネタいつもいっぱい持ってて、休憩中は周りに人がよく集まる。なんかスーツを着る職種率が高い。
食べ物の好き嫌いがメチャクチャ多いので食事の時相手に驚かれる。
楽して生きることばかり考えている。家事が嫌い。自炊や掃除洗濯に意味を見いだせない。コンビニ飯とコインランドリーにいつも世話になっている。
ホントはコーヒー飲みたいけど、まあ水でいいかって水道水飲んでる。
・ピース
背がちっちゃい女の子か、もしくは初老の体細い男性が吸ってる。並々ならぬ濃度の独自の世界観を持っててマイルールとかルーティンとかがいっぱいある。変人なんだけど割と心の中は健やか。
無音とか無人とか無色とかが好き。
思いついたら追記するかも。
当たってたら笑ってください。ハズれてたらその場合も笑ってください。
それにしても…
改正法案によって喫煙場所がどんどんなくなって、喫煙者の安息の地だった筈のカフェですら、狭い喫煙スペースの椅子が撤去され飲食物持ち込み禁止で立って吸わなきゃいけなくなっちゃった。
悲しい〜〜やだやだ。
ネカフェの喫煙ブースすら紙巻き煙草NGだって。カラオケでもダメって説明された。灰皿は変わらず置いてあるのに、それは紙巻きじゃなくて電子用。個室を出て喫煙スペースに出向いてそこで立って吸ってくださいって。
…はー……電子に切り替えようかなぁ。
当方下っ端コンビニ店員。これはあくまで職場でこの煙草を買っていく人はこういう人が多いよというだけの話しなので、見下してる訳でもないのを了承してほしい。
セーラムライトとかゴールデンバットとかほとんど売れない銘柄は除外。なお箇条書きなので見やすさは考慮してないよごめんね!
○メビウス系……老若男女問わず普通に人気なので買っていく人も普通の人がほとんど。一番落ち着いてる。
○マルボロ……メンソールでないやつは若いお兄ちゃんが多い。メンソールやアイスブラストは良くも悪くもイキイキした男女、金髪のキャンキャンした姉ちゃんが多い。
○ピース……おじさん〜おじいちゃんしか買わない。雰囲気は落ち着いた人が多い。
○ピアニッシモ系……ターゲットが女性なので買うのも女性がほとんど。年齢層は割と広い。
○キャメル……メビウスぐらいこれといった特徴がない。買う人もあんまりいない。
○アイコス等加熱式タバコ系……これも老若男女幅広くって感じ。ただアイコスでいうイエローメンソールとかオレンジ色のやつとかは若い姉ちゃん多め。
○セブンスター……現場作業系の人が多いかなーぐらいでメビウスぐらい特徴がない。
○ラーク……サラリーマンが気持ち多いかも程度。あとはおつかいで来てるっぽい主婦の人とか。基本はおじさん。
○ウィンストン……キャスター率高くほぼおじいちゃん。そしてウィンストンと呼ばれることが少ない。
○クール……若いお兄ちゃん多めなぐらい。ペンギンがかいてあるやつかわいい。
○アメスピ……うちだと年齢層の低さと客の雰囲気はマルボロメンソールぐらいだけど荒っぽい人はいない。
○ケント……ほぼメビウスみたいなもんだと思っているしこっちも客層広い。カートン買いしていく人が割と多い。
○ラッキーストライク……ベージュ地に赤丸がついた方は渋い見た目したお兄さんが多め。青い方やメンソールはそんなに特徴なし。
○わかば・エコー……ほぼ50以上のおじさんかおじいちゃんだけど女性も買う人は買う。安かろう悪かろう商品だからなのか、正直客層はそれほどよくない。
以下はその他思ってたこと
○……「君未成年だよね?」って見た目の男の子はだいたいメビウスメンソール系かマルボロメンソールを選ぶ。そして大抵店員と目を合わせようとしないか、無駄に店内を回ってから来たりするのでわかりやすい。しかし何故か懲りずに来る。多分他の店員が確認サボってるんだろうな。
○……ウィンストンは元々別銘柄だったキャビンとキャスターを統合させたようなものなので、それぞれの名前は残ってるけどウィンストンキャスターとかそういう名前になってる。なのでウィンストン1ミリとだけ言われると、キャビンなのかキャスターなのかわからんので少し困る。
○……セブンスターをセッターと言ったりマルボロを赤マルという人はそんなにいない。けれど過去にアイスブラストのことをアイブラと呼んでるお姉さんがいたけど正直ださいと思っている。
○……お客さんがほしい銘柄を言った時、特に指定がなければ一箱持っていく(常連さんでたまに複数買う人なんかは個数を聞く)。おばちゃんに多いのだが、カウンターに戻ってきてからカートンでと言われると普通に面倒なのでカートンが欲しいなら最初から言ってほしい。
○……おつかいで来てるであろうおばちゃん〜おばあちゃん。頼まれた銘柄がよくわからなくて…って時はこちらも出来る限りのことはするが、レジが混んでる時だけはやめてくれよな!相方の人に片方レジ開けてもらっても追いつかない時あるから…
Twitterでバズってたタバコを番号で言う言わないの件についてのコンビニ店員的意見です。
コンビニで働いてる以上タバコの銘柄はそれなりに覚えるべきかなと思います。
メビウス、マルボロ、ラーク、セブンスター、アメスピ、ウィンストン、ピアニッシモ、わかば、エコー、ピースあたりはわからん店員の方に多少非はあるかと……個人的にですけど。
あとアイコスも覚えような
オプションとか薄いのとか吸ってる人は「薄いの」って言って貰わなきゃわからんです…
「ピアニッシモ1ミリ」もなんのこっちゃわからんのでやめて欲しいです…
成人して幾年かたったのにここ最近急に喫煙に対しての興味が湧いたので、思い切ってかった。
まず買うところからが大変だった。どれを買ったらいいのかわからない。なんなら買い方さえ不明だ。コンビニで番号をいえばでてくるのは知っているが、どれが何番なのかどこをみればいいかさえわからない。
おずおずとコンビニに寄って見れば、レジの上部にでかでかとタバコのパッケージと番号が並んでいた。なるほどと思った。
銘柄はわからないのでこの際しょがない、母親が昔吸っていたピアニッシモにしよう。
たばこだけ買うのもと思って店内を見て回ったが、特に欲しいものはなかった。しょうがないので手ぶらでレジに向かい、頑張って数字だけを言おうとおもった。
どうかんがえても挙動不審な動きだったので怪しまれないかとびくびくしていたが、レジの画面をタッチさせられて終わった。そういえば、たばこだけの時は袋とかにいれてもらえないんだな、とおもいながら、サッとそれをカバンにしまった。
別のコンビニでマッチ箱を買った。ライターは怖いからだ。マッチは学校で使い方を教えてもらえる。
まず驚いたのは20本みっちりはいっているたばこはあまりに取り出しにくいということだった。コツとかあるのだろうか。
なんとかしてたばこを一本とりだし、マッチに火をつけた。タバコに火を近づけた。
吸ってみる。おかしい、特にこれといってなにもない。よくみれば火ついていない。なるほど、火をつくのも結構大変なのか。
結局あまりに火がつかないので不安になり一本捨て、新しく取り出してきて、もう一回がんばってみた。たばこから煙があがっている。今度こそは大丈夫そうだ。
吸い方は事前にネットで調べた。1案件1000ポイント報酬とかで書いたであろうブログしかでてこずイライラするはめになったが、とにかくゆっくり吸ってゆっくり吐けばよいみたいだ。
しかしこれもまたむずかしい。副流煙がどんどん鼻に入ってくる。くさいし、鼻がいたい。
あとタバコははちゃめちゃに軽いのでどんな持ち方でもなんかちゃんと手に留まる。これはすごい。
まあそんなこんなで口に加えてる時は鼻で呼吸しないように……手で話した時に鼻で吸って……で吐いて……としていると
これ以外のことが何もできない。こまる。たばこはながらで吸うものじゃないのか?
まあただタバコの味というものは若干見えてきた気がする。ただ思っていたようなものではなかった。タバコを吸うとスーッとする!などときくが、そうでもなかった(メンソールなので口の中はちょっとスースーしている)。まあただ確かにもうちょっと試してみてもいいかなみたいな魔力は感じる。
色々試して結局ラークに落ち着いた。ピアニッシモとかじゃ軽かったし、銘柄決めるのに男受けまで考えたくなかったし。
ある日の朝。郵便受けを除くと見慣れない小包が。中を開くと元カレの吸ってたタバコだった。そういえば、元カレの名義でうちの住所をJTに登録してたんだった(たまーにサンプルが届くからそれでタバコ代浮かしてた)
吸ってもいいけど、彼のことを思い出したくなかった。人の記憶って匂いと鮮明に結びついてるっていうし。
駅前の喫煙所。電車が来る15分前についてタバコを吸うのが習慣になってた。
そこで、いつも見かけるサラリーマンを見かけた。
決められた時間に決められた人間だけで集まると、顔なんて覚えてしまうもので。
普段は落ち着いた雰囲気でタバコをふかす彼が、その日はやけに慌てていた。
外見は私より年上っぽかったけど、喫煙所の脇にタバコの自販機があることにも気づかずに慌ててるのを見て少し可愛いなって思ってしまった。
ただ置いてくよりはいいかと思って私は彼に持っていたマルボロを差し出した。
「これよかったらどうぞ。間違って買ってしまって処分に困ってたので」
「え! あ、すいません……ありがとうございます」
こんな感じで彼はいきなりの施しに戸惑っていたようだった。
翌日、彼にラークの新品を渡された。
私の吸ってる銘柄と同じだった。
少し焦ったし驚いたけどそれ以上に嬉しかった。
当時の私は未だに彼のことを引きずっていた。
私に価値を見出してないんじゃないか。私を必要としていないんじゃないか。
そんな被害妄想に陥っていた。
そんな中で、彼は私を見ていてくれていた。
我ながら単純だと思うけど、性分だから仕方ない。
私はそこで恋に落ちたのだ。
そこから、朝に短い会話を交わすようになった。
彼の方が早く来ていることを知り、私も早く来るようになった。
共通の趣味が映画なことを知って、月末に封切りされる話題作を見に行く約束を決めた。
スーツを着ていなかった彼はやっぱり年相応だったけど、それでも格好よく見えて。
「スーツじゃなくてもかっこいいな」なんてことを思ったその時に、私は恋を自覚した。
そこから3度目のデートで告白されて、私達は付き合うことになった。
彼の家のベランダで並んでタバコを吸ってる時の告白で、私達らしいねなんて言って笑いあった。
帰り道(付き合い出してからは帰る時間を合わせるようにした。最寄り駅同じだし。会う時間作りたかったし)に喫煙所に寄った時に、彼から新品のマルボロ(彼と付き合い出してから戻した)を渡された。
「なにこれ。どうしたの」
「そうじゃなくて」
「……俺と、結婚してください」
びっくりした。けど嬉しかった。
この人となら幸せになれると思った。
でも、プロポーズの場所は選んで欲しかったな。そう言うと彼は「初めて会った場所だったから」って。
変なとこでロマンチックだけどちょっとズレてて。そんな彼が大好きだ。
今度2人で籍を入れに行きます。
タバコが好きだ。
マルボロよ。ラークよ。その他今まで吸ってきた色んな銘柄達よ。
私と彼を引き合わせてくれてありがとう。
昨日夜勤の休憩中に書いた「ベリーストロ」が、そこそこブクマを貰えたので調子にのって今日も書く。
http://anond.hatelabo.jp/20170506032936
普段はヒマでしょうがない深夜から早朝のコンビニも、ゴールデンウィークはおかげさまで忙しく過ごせた。
早朝はこれから車で旅行に出掛けるであろう家族連れがおにぎりや弁当を買いに多数ご来店いただけるのだが、
個人的にほのぼのとしたのは
おばあちゃんと5歳くらいの孫のお客さん。
おばあちゃんは、さっさとおにぎりを買って店を出たい様子なのだが
孫はお菓子を見るのに夢中で、いっこうにおにぎりを選びに来る気配はない。
すると、おばあちゃんが「おにぎり何にするの!カカオ?あんたカカオ好きだったよね!?カカオでいいの!?」と叫びだした。
ずっとカカオと言っているので
いや、おかかでしょと内心思っていたが何も言えなかった。
チョコ味のおにぎりなんて売ったら、もしかしたら大ヒットするかもしれない。最近は「ご飯にかけるチョコ」なんて商品もあるくらいだし。
あと、これは何週間も前の話だが
700円お買い上げごとに一回くじをひける時、
「700円お買い上げいただきましたのでくじを一枚お引きください」とくじの箱を差し出すと、
小学校低学年くらいの息子が「くじ!?やったー!」と、ハイテンションで一枚引いた。
俺がくじの結果を確認すると、当たりだったので「当たりの賞品をお持ちしますので少々お待ちください」と伝えると、
息子が「当たりだって!やったー!」と、さらにテンションが高まった。
しかし、当たりの賞品は「メンズビオレ洗顔シート」だったのだ。
ワクワクしながら待つ彼にメンズビオレ洗顔シートを差し出した瞬間、
それまで大騒ぎしていた少年が一瞬にして死んだ魚のような目になった。
そのまま少年は無言のまま店を出ていった。
子供は洗顔シートなんか使わないもんな。
江川達也が若返ったような見た目の、髭モジャでおそらく30代くらいの男性が深夜1時過ぎに来店した。
そのまま動く気配がないし、事務所やバックヤードでの仕事があるし、休憩も取らなければならないのでレジから出て裏で作業することにした。(裏にいてもレジにお客さんが来たことはわかるので、すぐに対応できるようになっている。)
レジにお客さんが来た様子は全くないまま、裏でなんだかんだ仕事して二時間が経過しただろうか。
そろそろ弁当入荷の時間なのでその準備をしようと店に出ると、彼はまだ立ち読みをしていた。
すげえ長時間立ち読みしてるなー、とも思いつつ気にせず入荷した弁当を片付けると、もう一人いる夜勤とバトンタッチして俺は休憩に入った。
休憩時間中にコーヒーでも買おうかと店に出ると、あの立ち読み客がいない。
もう一人の夜勤に「立ち読みしてた人帰った?」と聞くと「もう30分トイレから出てこないよ」と。
その一時間半後、彼はトイレから出てきた。二時間もトイレに籠っていた。
立ち読みすらせず、そのまま雑誌コーナーに立ち尽くして外を眺めている。
スマホを見る様子もなく、ただただ立っている。
さすがに何時間も何も買う様子がなく、ただただ立っているので気味が悪くなってきたが、本当に何もする様子がない。
朝5時半くらいからは通勤客がひっきりなしに来店してレジから離れられなくなるのだが、忘れもしない7時14分。
それまで何もせずただボーッと外を眺めて立ち尽くしていた彼は、とうとう何も買わずに出ていった。
計6時間、何するわけでもなくただただ立っていたわけだ。
俺にそんな時間の潰し方はできない。
「終電を逃して始発待ちだったのでは?」とお考えの方もいるだろうが、
完全な車社会である田舎の住宅街なので、線路なんか一本もなければ駅も無い場所なのだ。
彼は自転車でも車でもなく、徒歩で帰っていった。
近所に一件だけネットカフェがあるので、何時間も時間を潰すならそちらに行ったほうがいいと思うのだが、コンビニでも何も買わなかった様子からしてお金も持ってなさそうだ。
ホームレスだろうか…
しかし、深夜に何もせずただ立っているだけの男が何時間もいるなんて恐怖でしかない。
さて、前回の増田にブックマークしてくれた方の数人が「長時間トイレに籠る客はドラッグでも使用しているのでは」とコメントしていただいたが、
こちらは田舎の住宅街なのでその心配はないだろう。ただただトイレに何時間も籠っているのだと思う。
ただ、さきほど書いたように何もせず立ち尽くす人なんて滅多にいないが…。
あと、たばこの件について「ちゃんとフレーバーを商品名に書いたほうが良い」とのコメントもいただいたが、
2009年頃に禁煙団体(主に「風立ちぬ」に喫煙シーンがあるので上映中止しろと騒いだ団体)が「バニラだとかフルーツだとかの味がついたたばこの販売をやめろ、なんならメンソールという名のミント味のたばこの販売もやめろ、たばこに味をつけるな」と訴え、そういう機運が高まったので
JT(日本たばこ)は、それまでたばこの商品説明で使用していた「ラム酒フレーバー」とか「マダガスカル産バニラビーンズ使用」などの売り文句を廃止、また「ピアニッシモ・ペシェ・メンソール」などの食品名が商品名のなかに含まれている商品(ペシェはフランス語で桃の意)については
「ペシェ」から「ペティル」といった語感が似た架空の言葉に差し替えるなど、「商品名・商品説明に食品名を含まない」という自主規制をしたので、現在食品名の表記ができないのが実情だ。
ただ、これはJTの自主規制なだけであって、JT製ではない海外メーカーの輸入たばこについては「ブラックデビル・チョコレート」や「アークロイヤル・アップルミント」など、商品明に食品名が入ったたばこはたくさんある。
それまでネットニュースで頻繁に「フレーバーたばこ販売中止か」と取り上げられ、ヤフートップにも躍り出ていたほど注目されていたが
JTが自主規制したからか、そういった反フレーバーたばこの動きは急激に下火になった。
ただ商品名の自主規制をしただけで、今も味つきたばこ事態は販売されているのだが…
また、JTは後々「たばこに味はつけてませんよ」と言い訳するためか、近年新発売になるフレーバーたばこについてはたばこ葉に直接味付けするわけではなく、フィルター内にフレーバーが閉じ込められたカプセルを入れ、そのカプセルをつぶすことで始めてフレーバーを味わえるという形をとっている。
ツィメルマンは、現役ピアニストの中では一番うまい、と私は思っている。彼の音が一番好きだ。
だから毎年彼のコンサートだけはなけなしの金をはたいてS席で聴くことにしている。
今回も、非常によかった。
彼は、フォルテは単に力で弾くものではない、単にデカイ音を出せばよいというものではない、というのを体現していて、
相変わらず全然大袈裟ではない自然な動きで物凄く深く豊かなフォルテを出していた。
ピアニッシモも珠玉のうつくしさだった。透明できらきらした全く濁りのない音だった。
彼はいつもそうだけれど、ただ漫然と弾かれる音などただの一音もなく、かつ重過ぎない。
うまくいえないのだけれど、ツィメルマンは抜群のリズム感というか拍子感というか、
クラシックに似つかわしくない言葉でいうのならグルーヴ感のようなものを持っていると思う。
ショパンのバラ3、4とか、とても心地よく体を揺すってしまうような。
私は曲に入り込みすぎてあまりにアゴーギグをきかせたルバートな演奏は苦手で、
彼はそのへんの匙加減がちょうどよくて、流すでもなく入り込むでもなく、
その曲にうまくのっていけるような拍子感を出してくれる。
主題を繰り返す解釈は初めてだったのでちょっとそこだけ戸惑ったけれど、
その意味で31番がとてもよかった。第一楽章もよかったし、フーガもとても気持ちよかった。
ちょっと急ぎ過ぎている気がしたし、珍しいことに濁っていた音があった。
この解釈はもう一度聴いて考えたいと思った。が、実際は貧乏なので一回きりしかいけない。
一番感動したのは32番第二楽章だった。
それにしても、このまま時が止まってほしいと思う瞬間が何度もあった。
32番のトリルとか、あまりにもうつくしくて、ぞくぞくして、しあわせで、
このままこの空間にいたい、元の日常に帰りたくない、と思った。
この音をずっと心にとっておきたい、そう思うのに、
演奏会が終わって、荷物をとって、会場を出て、駅へ向かって、電車に乗って。
そのうちにどんどん消えていってしまう。
家に着くころには、大切に包むように心に刻みつけてきたはずなのに、
テクノロジーが発達してたいていのものは再現できる時代になったけれど、
あの音は一回きりでもう戻ってはこない。
時を止めておきたいなんて思うことはそうそうないのだけれど、
そう思わせてくれるのだから、
ツィメルマンは腰痛のため今回のコンサートスケジュールを大幅に変更した。
ミスタッチもあった。
どの程度のミスタッチが演奏そのものの価値を損ねるかは人によって許容量が違うだろうけど、
今回ぐらいのミスタッチだったら私は気にならなかった。
ただ、昔よりは確実に増えていた。
当たり前なのだけれど、これほどの人でも加齢には勝てない。
ポリーニを見てよくそう思っていたのだけれど、ツィメルマンだって例外ではないと今回思った。
その先も、聴きにいけるだけ、聴きにいくだろう。
時間を、止めたい。
ていうか。
あなたが完璧主義なのは知っている。要求レベルが高いのはわかっている。
だけどもう完璧じゃなくてもいいから、少なくともこの感動を思い出すよすがとしたいから、
CD出してくれ。
金があれば全会場聴きに行くさ。でもないんだもの。
ショパンのソナタと今回のベートーヴェン出して下さい。お願い。