はてなキーワード: ぼんやりとは
おれ、24歳まで童貞で、中学の頃から童貞捨てるまでは「セックスしてみてぇ~」と思いながら猿のように毎日オナニーしていたんだ。
感触が何もない。何コレ?って感じ。
AVを見ると性的に興奮したままオナニーできるのに、いざ生身の女性が目の前で裸になっても何とも思わない。
いや、正確には「する前」までは興奮するんだ。
これからこの女の子とエロいことできるのかー、生きててよかったー!くらいまでは思うんだ。
で、キスはめちゃめちゃ興奮する。世の中にはこんな気持ち良いことがあるんだ!ってくらい。
だけど、そこから彼女が「胸触って」と言い出して、いざ触ると、急激に興奮がおさまる。なんつーか、それまで酔っぱらってたのにトイレに行ったり居酒屋から出たりすると急に我に帰る感覚に近い。
けど、相手の身体を触って「いざこれからセックスだ!」みたいな流れになると急に冷めて、「俺、一体何やってるんだろう?」と思ってしまう。
そもそも童貞捨てるまで異性からとにかく嫌われる人生で、学生時代は女友達なんて一人もいなかったし、教室で女子生徒と目が合うだけで悲鳴をあげられていたくらいだ。別に何とも思ってねえ、喋ったこともねえ女から唐突に「ウチお前と付き合う気なんかないから!生理的に無理」などと、告白してもないのにフラれるということは多々あった。
男からは別に嫌われていない。なんなら学年で一番モテるイケメンとも仲良かったくらいなんだけど、とにかく異性には嫌われた。
そんなんだったから、自分に彼女ができるとか、セックスできるとか、そんな想像一切したことなかったし、一生童貞だと思ってた。ただぼんやりと、セックスしてみてぇ~とか、マンコ見てみてぇ~とか思うだけ。
友人に彼女ができても、あぁ、おめでとうと思うだけで、まぁ自分には何の関係もないことだなぁ~としか思わない。
帰ったあとに彼女が「あんな奴と友人関係なんか今すぐやめて!もう二度とアイツと会わせないで!」って言うらしい。
友人の彼女どころか、会社の先輩お気に入りのキャバクラに連れていかれたときは、俺についたキャバ嬢がちょっと俺に挨拶しただけで、後はあからさまに俺の事無視して他の客としか会話しねえの。
こっちだって客だぞ、金払ってるんだぞ、と思いながらも会社の人と来てるので大人しくしてみんなの会話聞くだけでカネ払って帰った(先輩が誘ってきたのに奢りじゃねえのかよ)。
で、次の日会社に行くと誘ってきた先輩から「昨日お前についたコいたじゃん!あの後、そのコから『あの人二度と連れてこないで』ってメール来たんだけど、お前何も喋ってないのになんでそんな嫌われてんの?」って言われたときは俺ってプロにすら嫌われるのか、とけっこうショックだった。
なぜ俺がここまで女性に嫌われるのか?と会社の先輩や友人に聞いてみたところ、おそらく女性の前で挙動不審になってただの不審者みたいになるんだろう、とのことだった。
たしかに、女性を目の前にすると「どうせ俺のこと気持ち悪いと思ってるんだろうな」と考えてしまって、申し訳無くなってしまうし、緊張してまともに会話ができない。
ただ、それはプライベートだけであって、仕事で女性と商談だったら普通にできる。むしろ女性から契約取ることのほうが多い。
そんな俺が24歳の時にどうしてセックスできる関係になるまでの彼女が作れたのか、俺もハッキリと覚えていない。
みんなで遊ぶときに友人が連れてきて、気がついたら二人っきりで遊びに行く関係になってた。お互い告白なんてしていない。
なぜか彼女にだけは「どうせ俺なんて」なんていう被害妄想は生まれなかったし、普段男友達と喋るように自然に冗談も言えた。
趣味もあうし、何を喋っても彼女となら盛り上がる。はじめて俺を受け入れてくれる女性ができたと有頂天だった。毎日が楽しかった。この人と結婚するんだ、と思ってた。
ただひとつ弊害なのが、これを読んでいたらわかると思うが、俺は元来のナメられやすい体質なので、
彼女と二人っきりで歩いているとエグザイルみたいな見た目の知らない男に「そんなクソみたいなヤツより俺と遊ぼうよ!」と彼女が腕を引っ張られて連れ去られそうになったり、「テメエ女連れて調子こいてんじゃねえぞ!」と追っかけられたりした。
漫画とかドラマでしか見たことのない光景だが、現実で自分が体験するなんて思ってもみなかった。
あと、不安だったのが俺はとにかく女性から片っ端から嫌われるので彼女の友達が「あんな男と別れるべき」とか余計なこと言い出したらどうしよう、と過剰にビビっていたが聞いてみると、特にそんなことは言われていないようでホッとした。
で、とにかく彼女のことが好きで毎日一緒にいたい、と思うのに、ハグしたりキスするとめちゃくちゃ興奮するのに、いざセックスとなると急激にさめてしまう。
どうにか勃起を維持して挿入しても、何も気持ちよくないし、ただ体力を消耗するだけで何も楽しくないのですぐに中折れしてしまう。
というのも、俺はナイナイ岡村さんや爆笑問題田中さんみたいなチビで、小学生以来チンポが全く成長していない。
おそらく、その辺の小1のチンポと比べても違いは毛が生えてるかどうかくらいしかない。
つまり、勃起しても手の小指くらいの大きさしかなく、挿入しても彼女の入り口だけをコチョコチョするだけで「入る」という感覚がなく、彼女も何も気持ちよくないんだと思う。
よくネットの記事などで「実は女性はセックスはそんなにしたくないが、男がしたがるのでイヤイヤ付き合ってあげているだけ」「挿入でイク、というのはAVの中だけであって、実際腟というのは鈍感なので挿入されても何も気持ちよくない」というのをよく目にするが、あれは嘘だ。
そりゃあどう考えたってチンポがデカイに越したことはないし、女性だって彼氏ができたらセックスはしたいのだ。
結局これだけ好きだった彼女とセックスしても、俺も気持ちよくないし、彼女も気持ちよくないし、だんだん彼女が不機嫌になってしまってダメだ。
俺はもう申し訳ないのでセックスしたくないのに、しばらくしないでいると彼女がしびれを切らして誘ってきて、断るのも可哀想なのでするにするが結局ダメで彼女が不機嫌になって…
あれだけ仲良くて、一緒にいるだけで楽しかった、人生で唯一俺を受け入れてくれた彼女も、いつしか連絡がとれなくなり、音信不通になってしまった。
俺のチンポが小さすぎて身体の相性が悪かったというのももちろんだろうが、
彼女は俺を受け入れてくれた唯一の女性だ、心から信頼できるとか思ってたくせにいざセックスになると「本当は彼女はイヤイヤ俺とセックスしてるんじゃないだろうか?」などという謎の疑心暗鬼にかられるし、そもそも一生童貞だと思ってた俺がセックスをするという、想像もしてなかった事態が現実感がなさすぎて、乗れなくなってしまうのだ。
やっぱり、俺は彼女を作ったりセックスしたりしてはいけない人間なのだ。
「身体の相性が悪かった」といっても、俺のチンポはついてるんだかついてないんだか、無いのと同じなのでどんな女性だろうが俺との相性があうことはないだろう。
彼女と連絡がつかなくなってから、「誰でも良いからセックスしたい」みたいな、ちょっとヤバめな女性に誘われて、
セックスなんて一生しないでおこうと決めたのにバカだから下心が勝って一回したことがあったが
やっぱり「セックスしたい」と思うのにいざコトが始まるとやっぱり冷めて我に帰って中折れして、
試しに大人の玩具使ってみても全く興奮しなくて、相手を落ち込ませてしまった。
きみに魅力がないとかじゃない、ただ俺が悪いだけなんだ。
25歳くらいの頃は、なぜか女性にデートに誘われたり、「このままいけばセックスすることになるんだろうな」なんて流れが2、3回あったが、俺はバカだからデートなんかしたらすぐ好きになっちゃうだろうし、セックスなんてしてもお互い良いことはないのでひたすら逃げた。
童貞を捨てたとはいうが、俺のチンポが小さすぎてそもそも腟に入っているかどうかも怪しいので、厳密に言うと童貞を捨てたうちに入らないかもしれない。
けど、セックスっぽい経験をしてからは、それまで猿のように毎日AV見てオナニーしてたのにAV見ても勃起しないし、オナニーもできなくなってしまった。
でも結局週に1回くらいは無性にムラムラしてAV見ながらオナニーするんだ。自分でも意味わからん。
で、27歳になった頃にはまた女性とは無縁の、ただ女性に嫌われるだけの状態に戻ってしまった。
少し寂しい気もするが、これで良い。
セックスは二度としない、と誓ったはずだが
半年に1回くらいのペースで無性にムラムラして「やっぱセックスしたいわ」「今ならセックス気持ちよく思えるかも」ってなって風俗に行っては、
直前まで興奮してるのにいざ裸を見ると冷めてしまって、中折れして、風俗嬢に謝られてしまう。
毎回ただ申し訳無く、なんでこうなるのわかってるのに来ちゃったんだろ、と後悔して帰るだけだ。
中には「射精まで導けなかった私が悪いのでお金はいただけない」というプロ根性をみせる風俗嬢もいるが、
射精しようがしまいが働いた事実には変わりないので絶対対価として支払う。
風俗嬢は俺よりも気持ち悪い男としてるんだから、俺なんてまだ良いほうだろう、と都合よく思い込むことにしてる。でも、やっぱりダメなんだ。
風俗嬢は優しくしてくれるけど、キャバクラはダメだね。キャバクラはやっぱりあしらわれる。
自分でも何書いてるのかわかんなくなってきたな。もう俺30だけど、バカだから変わらず半年おきに風俗は通い続けるだろうけど、
彼女作ることはこの先一切ない。
ただでさえ女性に嫌われるし、今は全く縁がないし。
大好きな友達から「面白くない」って言われた日から自我が芽生えた気がする。
それ以前のことがぼんやりとしか思い出せない。あの日「自分が大好きな自分」は死んで、今の「自分が大嫌いな自分」になった。
未だにその友達とは付き合いがあるけど、それがもう執着なのか友情なのかもわからない。毎日毎日その人のことばかり考えてきた。ぞんざいに扱われたら悲しくて、たまに大切に扱ってもらえたら飛び上がる位嬉しくなる。
そんなDV夫の妻みたいな思考で10年以上友達付き合いをしている。離れたいけど離れられない。「自分が大好きな自分」を生き返らせるには、この人に認められなければならないという強迫観念がこびりついている。
どうも僕です。お風呂にタマゴお姉様と一緒に入ってお湯の1/3が一瞬で無くなったのを見たり両足肉離れしたりとなかなか貴重な経験をした僕です。
なんか僕の家からちょっと離れた土地で竣工待ったなしの建築現場が黒く燃え盛っているそうで。唐木田は燃えているか。
そうそう、建築といえば…僕ね、昔、日雇い労働したことあるんだ。
これも相当な経験だったので、書いてみたいと思いまする。長いけど。
あれは37万…もうこれはよそう。
僕がWEBクリエイターという「このままホームドアを乗り越えたら誰かこの案件仕上げてくれるよな…」と思ったぐらい忙しかった地獄から足を洗った、その3ヶ月後のこと。
最初のうちは辞める数ヶ月前からハードラック(精神系疾患)とダンス(3つ同時併発)っちまったのが災いし、家どころか部屋からも出られないような有様だったのだが、それでも退職してから1週間、1ヶ月と経過すると次第に、街に出たくなってきた。ちょうど屋敷に住むお嬢様がこっそりと街に繰り出す…そんな感じの冒険心がムクムクと立ち上がって来たのだ。
とはいえ、平日の真っ昼間にいい歳こいた白髪交じりのオッサンがですよ、まだハードラック(頭の中の妖精さん)とダンスしてる最中に、どこ見てんだかも分からないような目線で駅のベンチとかにいたら、そらもう通報待ったなしです。
それなら何かこう、身体を動かして、ついでで金貰うって感じで行こう。作業中に妖精さんが話しかけて来て、僕がブツクサ言っても何ら問題ないでしょ。
そう思いながら、地域バイトの情報誌をぼんやりと見ていたら「日給1万2000円!」「勤務時間外に残業代出ます!」「早く終わったらプライベートも充実!日給保証!」という求人を見かけたのだ。
ちなみに、僕のWEBクリエイターだった頃の日給は1万円ちょっと。残業代が出るってことは僕が血走った目でカタカタとキーボードを叩くその間にちょっとしんどい思いをすればもう月給を超えてしまう計算になる。
事務所住所を見たら、武蔵小杉という、僕の家から電車で10分程のところに事務所があるらしい。
事務所にノンアポで行き、履歴書のようなものを書いたら「書類確認しました。何も問題ありませんね。じゃあ、今日から宜しくお願いします!」…採用決定。マジかよ。トントンすぎねぇか。
それから3日後、電話が鳴り、紹介できそうな案件がありますがどうですか、というオファーが来た。
クリエイター時代にも何回かこういう電話があったが、スピード感がまるで違う。
まぁクリエイター時代に比べたら背景とか何も考えることもない。断る理由も特になかったので案内図等々をFAXしてもらい、いざ当日。
勤務先場所は神奈川県横浜市神奈川区。京急本線の花月園前駅から徒歩5分くらいのところにあるマンション。
なんでも「業者が置いていったゴミをトラックに載せてほしい」という依頼らしい。「おそらく昼前に終わりますよ!良かったですね!」って言われたので、もう既に横浜のと○のあ○で薄い本を買う算段をつけていた。
当日朝8時から勤務開始。朝礼とか準備運動とか一切なく、いきなり「あそこのブルーシートからここのブルーシートまでのガラ(産業廃棄物)をあのトラックにバーンと乗っけて」とだけ依頼業者から言われ、作業開始。
ゴミって40Lのゴミ袋とか、そういうレベルじゃねぇのか!?何か嫌な予感がする。
ちなみにゴミのサイズは、3.11や先の集中豪雨で出たガラを3人がかりで運び出している画を想像してほしい。
あれをたった一人の2本の腕で運べというのである。そりゃあもうテコでも何でも使わないと日が暮れる。話違くねぇか。
○らのあ○が遠のく。オカズが遠のく。そんなことを思い、二次元嫁のことを思いながら無心に運ぶこと3時間30分。
午前11時30分。最後のガラを載せ、トラックは走り去って行った。
つまり、今回のミッションは遂行できたということに他ならない。
後は作業証明書にサインかハンコをついてもらい、電話一本入れたら横浜直行だ!
なんてことを思っていたら、依頼業者が「それならアレもやってもらおうかな」と言い始めた。
程なくして渡された雑巾と割り箸が入ったバケツ。なんだ、芸でもしろってか?
「悪いんだけど、マンションの格子の間に溜まった泥を全部水で流してほしいんだ。ザーッとでいいからさ。」
…契約外だ契約外、ザッケンナコラーと思いつつ、とりあえず「今日の作業内容以外の作業になると思うので、事務所に確認してもいいですか」と伝え、事務所に電話。
「いいですよ、やっちゃってください!」
お前は矢沢のアニキか。
茶番を経て、第二ラウンドが始まった。
「ま、まだここからなら昼飯食ってからでも十分出来るさ!」…冒険心なんてどこかへ飛び、ハードラックが狂乱し始めていたがそれでも作業箇所は多い。
そもそもペンキや泥なんてついたら水ごときでそうそう取れるもんじゃない。養生シートを貼ってそこから作業なのになんであんたらそれやってねぇんだよ。
今度は怒りに似た感情が沸いてきた。
昼飯もすっ飛ばし、13時50分。
たった一人で5フロア、60枚近い窓のスキマに詰まった泥を流し終わったのだ。
これで帰れるよね?俺は東京に帰れるよね?
作業内容を書き足し、千切った作業証明書を握りしめながら必死の形相で「お願いします!」と言い、業者に作業証明書を渡した(本日二回目)。
すると、業者の若い兄やんがおもむろに軍手を脱いだかと思ったら、手でスーッと窓をなぞり、
「まだ汚いですね」
お前は舅(しゅうと)か。なんだその「まだ契約時間内だから使い倒せるだけ使い倒そう」って言う露骨な姿勢は。
この頃には汗がすっかり引いて、歯がガチガチと鳴り出し、止まらない。明らかな低体温症になっていた。
それでもまだサボっていたかったらしく、「後もうちょっとだけお願いします」というありがたーい一言と共に、業者はあったかーい自分たちの車へ引っ込んだ。
なんとパトロールと称し、事務所のトップとNo.2がわざわざ僕の震える様を見に来たのだ。
アイフルのCMに出てくる子犬のように小刻みに震え、死を予感できるぐらいの声量で「これって契約外ですよね?」と訴える僕。
トップは「これは正月とかに家族の大掃除とかでやるやつだなぁ」と言いながら苦笑い。No.2は元々そういう業者なのを知っていたのか、無表情のままである。
彼らは何か手伝うわけでもなく、何かを業者に伝えるわけでもなく、数枚写真を取って、車で去っていった。
そして結局、夕方18時頃、暗くなってきて住民も一定数帰ってきたことから「まぁ仕方ない。後は明日以降やるんでいいですよ」といってタイムアップとなった。
何が昼前だ。何がやっちゃってくださいだ。
「嫁とかもう…ええわ…お前らのせいでもうグチャグチャや…」
そんなことを思いつつ、花月園前駅まで歩き、電車3本を乗り継ぎ、どうにか地元まで戻ったのである。
もう完全に「街に出たら悪者に拉致されて肉○器にされるお姫様」になっているじゃないか。
シンデレラよりひでぇや。
そして次の日、寒気が止まらないので体温計を脇に挟んだら39度8分出ました。
先週熱中症にかかったので感想を述べようと思う。文章まとめるのが下手だからなんかあれば直す。
かかったのは病院の検査でその日は絶食絶水だったから。
検査を終えたときに頭痛を覚えた。夏場に水を飲まなくて頭が痛むことが去年もしばしばあったので今年も来たかと思って、自販機でいちごオレを飲んだら落ち着いた。今思えばここで大事を取って水分をたっぷり摂ったり診察を受けたりすれば良かった。
家への帰りしな、バス車内で次第にぼーっとしてきてほてりも覚え始めて流石にやばいと分かった。
家に着いてすぐさまエアコンを最強にして保冷剤を頸動脈にあてて横になる。
だけど冷えない。むしろ体の表面がどんどん熱くなっていくのが分かる。
気づけば汗を書いていない。熱いくらいなのに肌さらっさら。
この頃は頭が痛くてあまり記憶に無いけど((たぶん意識薄らいでたと思う))、熱が発熱と違うように覚えた。
発熱したときは芯から熱いように感じるけど、今回のは皮膚の表側のあたりがじりじりと熱く感じた。
“発熱と鬱熱は違う”と前に聞いたことあるから「あー熱がこもるとこんな感じなんだー」ってどこか遠くのことのようにぼんやり思った記憶がある。
あとエアコンの冷風が寒くて辛かった。
体が熱いからちょうどいいように感じるかもしれないけど、顔や胴体は熱いのに手足が異常に冷えて凍えそうなくらいだった。
熱いはずなのに寒くて寒くて身震いをしていた。
足を布団に突っ込んでいたものの手がどうにも冷風に当たって辛かった覚えがある。
いつのまにか家族が来てくれて、なんとか頭痛が引き始めて歩けるようになったのでタクシーで病院へ向かうことにした。
体温と血圧を測定して、CTスキャンをして別の病気じゃないことを確認。
「はたらく細胞」で輸液が天の恵みのように描かれてるけど、かかった先生いわく水分の吸収は消化器経由のほうが効率いいらしい。
点滴や内服はなかった代わりに「経口補水液を買え」との先生のお言葉をもらって病院を後にした。(ここまで検査当日の話)
その日と次の日は歩けるレベルではあったものの頭痛とめまいがひどくて家のこともまともにできなかった。
ようやく良くなり始めたのは翌日夜からのこと。
だるさ・熱・頭痛のトリプルコンボで食欲が本当に無かったけど、カロリー切れで治らないんじゃないかと思ってウィダーインゼリーのハイカロリーなやつを何本か吸ったら少し調子が良くなった。
これで確信を得たので、食欲が引き続き無いもののおかゆを食べたりして半日ぐらいかけて治っていった。
翌々日には汗をかけるようになってきてようやく安心したのを覚えている。
汗をかくには水分のほかにカロリーが要る。カロリーを摂らないと体に異常が起こったときに対応できない。暑い季節ほどカロリー大事。
カロリーも要るけど水分が第一。なおポカリスエットは甘ったるくて二日目に突入するぐらいの頃からしんどくなってくる。
食欲なくても即席で食べられるものはあったほうがいい。
適宜使い分ける。
保冷剤は5つ以上あったほうがいい。使うときは直だと辛いのでタオルに巻いて。
みなさまもお気をつけて。
中学生の時から親友で、高校生の時に異性として意識し始めてそのまま付き合いだしたような関係。なんでも話せたし、やりたいことは一通りした。だからか、20歳のその頃、彼はわたしを蔑ろにしていたと思う。少なくともわたしはそんな扱いを受けていると感じていた。遠距離でなかなか会えなくなっていたことも重なって、「私は彼のこと好きだけど、彼は私のこと本当に好きなのかな?」と心配だった。
お酒が飲めると待ち望んでいた20歳の誕生日が来て、9月のある日の夜のことだった。ひょんなことで、彼氏の友達である男友達Aに一緒に飲まないかと誘われた。誘われた時にはAは、共通の友達である女友達Bと飲んでおり既に軽く酔っていた。普段から束縛の強い彼氏に嫌気が差していたのもあった。束縛するくせに、私を適当に扱うことにも怒っていた。彼氏を少しだけ嫉妬させるつもりで、二つ返事でその飲み会へと向かった。
言われた居酒屋に行くと、そこには既にかなり酔っ払っていたAとBがいた。胃に何も入っていない私に、2人はお酒をすすめた。女友達Bとは中学からの仲だが、男友達Aとは複数回会ったことはあるものの、彼氏がいないところで会うのは初めてだった。なんとなく直感で、いつも向けられてる目と違うと感じた。しかし、「Bもいるから変なことはできないし、彼氏を嫉妬させるにはちょうどいいかな」くらいにしか思っていなかった。自分はお酒に強いと過信する若気の至りもあり、何も気にすることなく、私は一気にビールと日本酒を飲んだ。
1時間も経てば、わたしは2人と同じくらいベロベロに酔っ払っていた。食べ物を食べなかったのもあり、酔いが回るのも普段より早かった。そして、女友達Bが「具合が悪い」とトイレに立った間に事件は起こった。男友達Aは私と机を挟んで向かい合って座っていたのに、フラフラと横に座ってきた。距離がとても近かった。
「可愛いね」とAは言ってきた。「今日は彼氏がいないから言えるけど、会った時はいつも可愛いなと思ってた」と言われ「そんなことないよ…でも、ありがとう」と返した。照れたのと酔っていたのもあって、顔はかなり火照っていたと思う。その時、私には彼氏に対する罪悪感なんてなかった。ただ嬉しかった。純粋に認められた感じがした。Aはかっこよかったし、モテた。そんな人に可愛いと言われただけで、私の承認欲求は満たされた。と思っていた。
もう少し、あと少し、欲しがってしまった。彼氏を嫉妬させたかった。秘密が欲しくなった。一人からだけじゃなくて、沢山の男の人から、例えそれが汚くても、本物じゃなくても、愛が欲しいと思ってしまった。男の人の、理性というコップに、表面張力で踏みとどまっている水である本能をこぼす方法は知っていた。あと一滴。
言葉やあからさまな態度なんて必要ない、私はAの目をじっと見つめた。「そんな可愛いと、欲しくなっちゃうよ」と言って、Aは私の後頭部に腕を回して、唇を重ねてきた。激しく、貪るように舌を入れてきて、私もそれに応じた。ベロベロに酔っている時のキスは、上手い下手関係なく最高だとぼんやり脳に刻まれた。ただ、何も考えずにキスをしていた。
唇を離して、呼吸を整える。目の焦点がなかなか合わなかった。頭がボーッとした。Aがいつもよりさらにかっこよく見えた。Aが何か言おうとして口を動かしたその時、Bがすっきりした様子でトイレから戻ってきた。
何事もなく、それぞれの家に帰った。その後Aと連絡を取ることはなかった。そして、彼氏とはその年の11月に大喧嘩をして別れた。
私は今でも童貞だ。
「恋は麻薬と同じだ」って、たまに聞くフレーズだけれど、今までは、そういうもんなんだなあという認識で済ませていた。
常に恋愛のことが頭にあって、暇さえあれば恋人を募集しているような人のことを、内心、ちょっと軽蔑していたかもしれない。
どうしてそこまで、「恋」にこだわるんだろう、って。
想いが通じなかったら辛いだけだろうし、想いが通じたら通じたで、解決しないといけない現実が立ち塞がってくる。人間がふたりいる以上、どこかで妥協は避けられない。
特に、「ビッチ」とか「ヤリチン」とかって言われるような、出会ってまもない人とセックスしちゃうような人のことは、本当にわけがわからなかった。
愛してもないような人とセックスしたって、そんなに気持ちよくもなければ、幸せでもないだらうに、って。
でも、気が変わった。というか、気付いた。
ああいう人たちは、「恋」がしたいだけなんだ。「恋」の麻薬にはまってしまって、どうにかして、またあの気持ちを得ようと、必死になっているだけにすぎないんだ、とわかった。
* * *
今までそれが理解できていなかったのは、俺が「恋」をしたことがなかったから。
ただ、それだけだった。
2017年の11月。俺は、ある女性に恋をした。正真正銘の、初恋だった。それまでは、自分が誰かに恋をするということさら、信じていなかった。
12月。気付いたら、告白していた。あんなに大好きになっちゃうなんて、思っていなかった。ほんと俺チョロすぎ。
それから、しばらくお付き合いをして。それはそれは幸せだった。
恋人を持つ、というのは、本当にかけがえのないことなんだと思う。自分を、自分だけを、褒めてくれて、励ましてくれる相手がいるというのは、それだけで素晴らしいことだ。相手が自分に注いでくれた以上の愛情を返そうとするから、そのふたりの関係は、ふたりだけの「やさしい世界」になる。
くだらないことを言いあって、それだけでちょっと幸せになって。楽しいことは2倍楽しくて、辛さも分け合って半分にする。オンゲの課金アイテムもびっくりのブースト率だ。
ちょっとお互い思うところがあって、しばらく距離を置くことにした。
別に、お互い嫌いになったわけじゃない(と信じてる)。ともかく、一旦、ただの友人関係に戻ったわけだ。
しばらくは、大丈夫だった。
結構な頻度で通話をしていたからだと思う。くだらないこと、なんでもないことを話せる相手というのは、やっぱり得難いものだ。
* * *
ところが、最近。
彼女の方が忙しいらしく、なかなか通話の相手をしてくれなくなった。まあ、仕方ないんだけだね。
そうしたら、俺の方に異変が起きた。
なんというか、端的に言ってしまえば、彼女に対する色々な欲求、要求が、常に体の中から溢れ出してくるのだ。
たぶん、今まではある程度ずつ発散できていたから気にならなかったんだろうけど、それが行き場を失ってしまったんだろう。
「自分はこんなに彼女を好きだったのか」と改めて思うと同時に、自分にドン引きした。
いくらなんでも、彼女に依存しすぎだろうって。執着しすぎだろうって。
思ったところで、この想いが止まるはずもないんだけど。
* * *
彼女の顔が見たい。
彼女の声が聞きたい。
彼女のにおいを感じたい。
彼女といっしょに歩きたい。
そんななんでもないような思いが、たくさん湧き出てくるのだ。
彼女と会って、だらだらして、思う存分話したい。
彼女と真面目な話がしたい。
彼女とどうでもいいような話がしたい。
恋という麻薬の、幸せの中に、ずっとずっと、浸っていたくなってしまう。
恋は、麻薬だ。
* * *
俺の場合は、フラれたわけではないから、まだこうして冷静(?)な分析をする余裕があるけれど。
もし仮に、一度はとっても幸せな関係を築くことができた相手からフラれてしまうようなことがあったら。そういう人が、世の中にいたら。
その相手にまたアタックするわけにもいかないし、でも、きっとまた、その人は「恋」の麻薬を求めてしまうのだろう。
世の中の、恋人をとっかえひっかえするような人は、結局、「恋」という麻薬を追いかけているのだと思う。
一度幸せになれた記憶が忘れられずに、もう一度だけ、あの幸せが欲しくて、残滓でも、かけらでも、なんでも追い求めてしまうのだろう。
俺も、そうならない保証は、どこにもない。
普通の人は、どこで、どれくらいの年齢で、何をきっかけに、この「恋」という麻薬の存在を知るのだろうか。俺は、成人してから、やっと知ったわけだけど。
それを追いかけて、追いかけ続けて、それでもそれを捕まえられなかった人は、どんな人生を歩んでいくのだろう。
こんなに大きすぎる幸せを、一生知らないままならよかったのに。
そうしたら、それ以外の、趣味とか、仕事とか、そういう中でのささやかな幸せだけを追って生きていけたかもしれないのに。
こんな幸せを知ってしまったら、もう、追いかけずにはいられない。
* * *
真夜中に、ふと思い立って、こんなことを勢いのまま書いてきた。
妄想の中で、俺は彼女に、長い長いキスをする。彼女をぎゅーっと抱きしめて、舌をたくさん絡ませる。
しばらくしてから唇を離すと、ぷはっと熱い吐息が漏れる。彼女は耳まで真っ赤になっていて、潤んだ瞳でこちらを睨みつけて、小さく「いじわる…」と言うのだった。
しあわせが、ほしい。
しあわせに、なりたい。
* * *
『ゼロの使い魔』で、アルビオン戦の後、サイトを失ったルイズの様子を思い出した。
あれを読んだときには、死ぬほど誰かを愛せるのはフィクションの中だけだ、なんてことをぼんやり思っていたけれど。
ずっと、幸せな夢に浸っていられるとしたら。
それはどんなに幸福なことだろうか。
真面目で決められた約束事を守ることはできた。
けど誰かに従うことも人と関わる事も好きではなかった。
結婚はしたい、しなければ、と思っていた。
そのくせ先の話はひどく重苦しく全てが責務としてしか感じられなかった。
結婚の話がダメになるたび、落ち込む反面自由になったと感じていた。
今、もはや結婚なんて話もなくなり、週末はぼんやりと今日は何をしようかな と思いながら目覚め
予定もないままフラフラと過ごす。
「追いまくられるように仕事するのに疲れた。朝会社に来て今日は何をしようかな、って考えられるような余裕のある仕事がしたい」。
同僚は「マジっすか、それって全然仕事がないって事じゃないですか笑」そう言って笑った。バカなこと言ってる、とでも言うように。
今朝目が覚めて、まるで予定もない週末
今日は何をしようかなぁと思った。
買い物にも行きたい、大物を洗濯したい、近くのプールにも行ってみたい。
なんの予定もない週末は同情すべき残念な私なのかもしれない。
はいっじゃあ水分補給タイムね!お茶や水を飲んで!と言った途端
やったーおしゃべりタイムだ!と後ろを向いて喋り始める子
水筒忘れたので廊下で水道の水飲んできま~す!と廊下に出てそのまま窓の外を見ることに夢中になったり隣のクラスをチラ見したり廊下なら先生の監視の目がないしおしゃべりの声も聞こえないはず!と一緒に廊下に出た子と喋り始める子
机の横にかけておけって何度指導してもロッカーの中にしまっちゃってて
のろのろのろのろ立ち上がってのろのろのろのろランドセルを開けてごそごそごそごそランドセルから水筒を取り出してゆっくり飲んで
ランドセルの中に一緒にしまっていた本に気を取られつつのろのろのろのろしまってのろのろのろのろ席に戻る子
授業中ぼんやりしていたせいでまだ書き取りが済んでないから!と鉛筆を動かす手を止めない子
こんな子が同時に大量発生する
はい水分補給タイム終わりねーと言っても「まだ飲んでまぁ~す!」「ボクまだ飲んでませぇ~ん!」とゴネたり
何回注意されてもおしゃべりを止めない廊下に戻らない読書を止めないこぼした箇所を拭き取り終わってない
水分補給タイムは1分ね!と言ってもまともに授業再開できるまで5~10分くらいかかるだろう
今33歳だけど、一週間ほど経って落ち着いてきたから話をしたい。
100過ぎた頃まで生きてその辺りから記憶曖昧で、多分死んだと思う
そこで意識がはっきりしたのが一週間前なんだが、若い頃使ったネカフェで目を覚した。
文字にすると頭混乱してくるから文章下手なら申し訳ないが、とにかく情報だけを残しておこう。
読みなおしてみると何言ってるのかよく分からない。
夢って言葉じゃ片付けられないけど夢を見てたんだと思う。
普通に100付近まで生きてたはず。20歳~100歳くらいの記憶がある程度鮮明に残ってる
今は100歳丁度らしいんだが、逆に20歳までの記憶はすごく薄いというかでも今の俺は100年も生きてない状態なんだよ。
とりあえずぱっと思いつく大きい事でよければ書いておくよ。
あと、別に未来からきたーとかそういう事ではないから予知では無いとだけ断っておく。
東海地方と西日本で群発的な災害(地震と水害)があった。とにかくすごい被害の映像はよく見たな
それが原因で東京オリンピックだとか大阪万博の開催がすごい揉めてた気がする。結局開催した
この頃くらいに地球温暖化が悪化しているとか言って社会現象になってた
福島原発のなんか大事な撤去作業で原発の欠陥だかが大きく言われて全国の原発が事実上廃炉となった
Googleがインフィっていう携帯出した。小さいプレステのコントローラーみたいな感じの物で、今の四角い感じの携帯が一気に消えてった
鉄道の公有化や多国籍企業化が進んで交通難民が都市部や地方で大量発生し、公共交通が破綻する。
リニアが走りだして山梨と長野が発展する変わりに神奈川と静岡の衰退が始まった
この頃は日本の人口問題がすごい言われてた。けどこの頃を境に全然話題に無くなった
タイムマシン実現って騒いだ。光じゃなくて量子?だかなんだかの理論を応用したんだってさ
自動運転の車が急激に普及して鉄道会社が世界的に潰れ、東京や大阪など局地的で大恐慌になったと思う
西側諸国各地で社会主義革命が起きて、資本主義がオワコンになっていた
AIの極端な発達で人間の社会が大きく変化し、99%の雇用はまったく違う種類になっている。
この頃から煙草や酒の規制が進みすぎて吸う奴飲む奴いなくなった。
日本だけでこの規制の動きは2040年まで。それ以降は日本が主導で規制してそれに他の国が着いてくる感じだった
日本の人口は移民の殺到や出生率の回復などで1億5000万人に達し、アメリカの人口が4億人に達していた
同時期に世界中が社会主義と共産主義みたいになってえぐい事になってた。日本も影響受けまくってた
電気無線で飛ばすみたいな技術が一気に発展した。電力革命って騒がれた
おそらく地獄の時期というか、戦争でもなんでもとりあえず人類終わるんじゃねって一般的にでも思われだした酷い時期の始まり
あとこの頃は結構雑じゃなく細かい事も覚えてるけど、どうでもいいくらい大きい事多すぎるからそれだけに絞る。
アメリカと日本が技術協力して火星への移民やってるとかいう噂が出来て、日本でもデモが起きた
世界大戦ピークから終わりの時期だったけど、日本人の生活は2000年代に比べて発展しまくってたと思う。
三次大戦の時日本は兵器輸出だけってのが条件だったから生産ライン攻撃されたニュースはよく見た
兵器生産をやめろーとか、この県から兵器生産工場を無くせーってみんな騒いでた
ピーク過ぎくらいから世界中の国々が地球統一を望んでいてソビエト以来の巨大な国の併合の時期になってた
最終的に1つの国だけになった。
終わった後になって戦争の理由が火星への強制移住であることが明らかになって、記憶の中では最大のデモが起こった
俺も参加しちゃったくらい本当に皆デモしてた。首相変えられるくらいの
この頃俺が事故って脳に障害した。3割障害者みたいな感じになった
経済そのものが概念から破綻し、お金が使い物にならなくなり、日用品は配給制に、ぜいたく品は身分によって持てたり持てなくなったりした
食事もファストフードやSF食のような極端なものだけになる。お寿司?何それ?
地球の人口は40億人を切り、火星の人口は環境難から人口が伸び悩む上に災害や戦乱などによる死者が多く、12億人にとどまる。
結局地球の人口減少は32億人の時点で止まるけど、火星の人口はゆるやかな減少に転じる。
人類の病気や障害がほぼ完治できるようになり、また老衰の概念が消えて半永久的に生きられるようになり、死者はごく一部の不治の病と事故死と殺人などを除いて発生しなくなる
タイムマシンは過去と未来の両方に行けて、その技術を応用してワープが開発された
なんか病院でぼんやりしてた。病気と障害の完治治療が確立されてたのは覚えてるけどなんで死んだのか知らない
多分死んだ
5年前の話。
その頃私は起業に向け、着々と準備を進めていた。
彼氏彼女の関係性であるなら、起業云々の話は特段明かす様な事は必要無いかもしれないが、今から結婚の可能性のある人にそれを伝えないのも気持ちが悪かった。
なにより、上手くいかなくて迷惑をかけた時に「あの時ちゃんと説明はしたし、君もそれを納得の上で結婚を選択したんだよね?」と言う、完全に自分都合100%の言い訳をする為に、話す場を設けたのだった。
真夏のクソあっつい日にわざわざ、某コーヒースタンドに呼び出し話をした。
私から話した内容はこう。
・苦労をかけるかもしれませんが、それでも良ければ付いてきて下さい。
・つーか、結婚して下さい。
・実は私もやりたい事があるから、応援して欲しい!むしろ手伝って欲しい!
ってな具合でした。
当時の事を思い返すと、舞い上がっていた私も悪い。
皆さんお気付きだろうが、この「やりたい事」がマルチ商法。
ここから、私と彼女と親族全員を巻き込む死闘が幕を開けるのだった。
つづく
私は一応Mを自称していますが、あくまでこれが一般的なMのオナニースタイルではないということにご注意ください。一般的なMのオナニースタイルについては私もわかりませんが、恐らく各々自身の求める快楽を十分享受できるような、世界に一つだけのオナニーになっているのではないかと想像します。
好きな子や身近な子を想像して致す、ということは私はしません。
まず好きな子、というものがそもそもできたことがありません。幼稚園の頃に好きな子がいたらしいと親から伝え聞いているのですが、ほとんど記憶にありません。周囲とは希薄な人間関係しか構築しておらず、恋愛感情を抱くという機会を生み出していません。そういった感情に憧れこそすれ、自ら追い求めたことは今までありません。かわいい女の子を見ればかわいいな、とは思いますが、好きだと思ったことはなかったです。何となくそれはそれ、これはこれというか、かわいいから付き合いたい、というような思考のシナプスは私の中では弱いように思われます。私はここ数年うつに類似するような精神状態で過ごしているのですが、それ及びそれ周辺の思考の偏向に何か関係があるかもしれません。
身近な人間ではまず勃ちません。知人を見て性的に興奮するだとか、性的にどうこうしたい、と思ったことはないです。
3次元で勃たないというわけではありません。3次元の性的な画像や動画を見れば普通に勃ちます。ですが3次元で致す、ということはもしかしたら中学生以来していないかもしれません。
私は周囲の指摘からどうやら他人に興味がないらしく、そのことをぼんやりと自覚しており、あまり自分と関わる女性、というより人間に意識が人並みに向いていないのかもしれません。
https://websitemap.sakura.ne.jp/monograph/monograph06.html
いつも見ていたサイトもあり懐かしく感じた。特に「俺ニュース」はかなりグッとくるものがあった。やっぱり毎日見てたものってすごい。
記憶を辿りながら面白いなと思ったのは、そのサイトを見ている時のモニタの画面ごと思い出すということだ。
夜中のテンション高めな時間、朝のぼんやりした時間などにチクチク見ていた。けっこうドキドキしながら見ていたような気がする。
他にもいくつか気づいた事があった。
・音楽配信メモの中の人がなんかたまに炎上してる津田なんとかさんだった。これは誰でも知ってるのかもしれなけど俺の中ではまったく繋がってなかった。音楽配信メモの熱心な読者ではなかったけどいきなり遥か彼方の点と点が結びついたようでへー!ってなった 。
・X51の中の人が奇怪遺産の人だった。クレイジージャーニーを時々見てこの写真家の人は面白いなあと思っていたけど、まさか大昔にドキドキしながら読んだX51の中の人だったとは。X51はすごい危ない雰囲気があるので文章に知的さもあってそれが余計に不気味で好きだった。URLに飛んでみると確かに奇怪遺産の宣伝も載っていた。好きな事を真面目にやり続けてるって感じでこれは感激しました。
SNSやブログ全盛だけど、個人サイトも見た目が全然面白くなくなったんだな。レスポンシブがどうのとかでなんでも可変しちゃってサイトそのものが印象に残りにくい。紙媒体が安心するのも目に入るスケールやレイアウトがいつも同じだからなのかもしれない。FLASHが流行ってた頃はちょっとやり過ぎだったけど。ともかく、インターネットってすごく変だなって思ってた時代の記憶がたくさん蘇って楽しかった。
別にこれといった確証みたいなのは無いけど。あぁ、でもきっと降りるってこういうことなんだろうなぁ。私は最近それをゆるゆると実感している。あ、なんだこんなに呆気ないものなんだ。と思うと同時、こんなにも好きな気持ちを引きずるものなんだ。なんて、驚きと未練。いや、この気持ちを未練と呼んだら彼にかわいそうだ。私はきっとこれからも、この先も多分神山くんのことが好きだと思う。
素敵な人を所謂担当に持てたなと思っている。今でも。最初はどっちかというと、んん、ちょっと無いなって思ってた。なんていうの、インスピレーションというよりももっと単純な所謂第一印象。最初なんて軽く重岡くんから入っていったからね。そのまま重岡担になってたらどうなってたんだろう。今の一文を書くまで考えたことがなかった。けれども可能性は十分あったと思う。昔人に話したことがあった。私が神山くんを好きになったのはわりと確率としては低いもので。ありとあらゆる平行な世界線の中でも数少ない一本だと。友達、何言ってんの?って顔してた。うん、私もそう思う。でもそうなんだ。好きになった可能性を言葉に当てはめるとこうしかない。数ある世界線のうちの、一番可能性の低いものだと。
所謂自担くんがもう一人いるんだけど、その人はきっとわりとどの世界線でも好きになってたと思う。顔が好きだし。え〜!なんで今日もこんなに顔がかわいい?!っていつもおもってる。対する神山くんの顔は、綺麗だし、かわいいなーって思うけどめちゃくちゃ好き?って問われたら。んー…って濁すと思うなぁ。あ、でも世界で二番目に好きな顔がリバーフェニックス。顔の輪郭だけならちょっと似てる?……いや、似てないか。まぁそんなこんなで私はまずこの人の顔は好きになれないなって初めて見た時思った。
思ったんだけど!!!!いやー、人生何があるか分からない。だってさ、そう思った数ヶ月後ジャニショで写真買ってシングルの予約してるんだよ。神山くんが好きだからって。好きになる前までの少クラカットしてなくて良かったって自分に感謝した。
重岡くんの昔からのシンメって知って。(オタクあるあるシンメに弱い)ダンス見て、アクロバット見て、歌聞いて。その他諸々知って。あ、この人のこと愛さなきゃなって。
楽しかったなぁ。神山担してた時。だいたい二年くらい?そんなんでこんなの書くなってツッコミ絶対あるだろうけど。これは初めて降りるという概念を肌で感じた一人の人間のメモです。好きになったらすぐおっきな舞台の仕事来て。えっ、脚本あのクドカン?!大手劇団?!座長生田斗真?!そんな中で演技するん?!夜中に見てビックリしてその後ベッドでごろごろ喜んだ。次の日寝不足だった。でも嬉しくて。その日の午後くらいにはチケット取れるか不安だったけど。ほんと〜にチケット取れるか不安だった。最初の方の抽選ことごとく落ちて。神頼みしてたのに。もう今後チケットが当たりますようにって神棚には頼まないことにした。これ見に行けないのでは??と項垂れてたらとりあえず一般取れて。やったー!って思ってたら大阪追加公演当たった。え、自分大阪公演行くの???とか思ってたら友達から急にLINEきて神ちゃんの舞台いける?って。行けるよー大丈夫!って返したら友達がチケット余らせてるんだけどって話で、行きます!ってもうすぐに言った。あの時の現在は濵田くん担の方ありがとうございます。話は前後するんだけど、神山くんを好きになったばかりの頃。ちょうどしんどいな〜って思う時期で。基本的に寝たら忘れるあぱー!みたいなタイプなんだけど、その時はまぁ今考えると病んでるみたいな感じで。家でも耳にイヤホン突っ込んで話し掛けないでみたいな雰囲気出して。後に母親から精神科連れてこうかと思ってたとか言われたりして。これ笑い話。でも神山くんも頑張ってるからと思うと自分もなんとかしようって。理想とは違う今だけどあの時自分なりになんとかしようと動いてこの生活があって。わりと人生楽しいから悔いはそこまでないよ。そうさせてくれた神山くんには頭が上がらないなぁ。いつも動画漁って、こんなに頑張ってるんだと考えると自分も。とか思っちゃうよね。で、話を戻して舞台の話なんだけど。三劇場で見れて。神山くんがどんどん成長していくのが見れて良かった〜!!いつも公演終わる毎にもう胸いっぱいで。掌痒くなるくらいに拍手してた毎回。この人のこと好きで良かったなぁとつくづく感じた。こんなにこの人のこと好きで良かったなぁと考えたの初めてだよ。
神山くんのこと好きになれて本当に良かった。ダンスが上手くて歌が上手くてアクロバットが出来て。料理も出来るし、メンバーに優しいって言われるし、挙げだしたらキリないよ。器用だから。器用貧乏みたいに言われることもあった。うるせー!!不器用より器用の方がいいだろ!!って。好きだなぁと思わせてくれることをいっぱい出来るし持ってる神山くんが好きだ。きっとこれからも好きだと思う。
でも、多分降りる、きっと。神山くんのことが好きだ。これまでもこれからも。これを読んだ誰かがそれは好きじゃないと考えればそれはそれで別に構わないけれど。でも私は声を大にして言いたい。神山くんのことが、これまでもこれからもきっと好き。
追い掛けるって言うのかな。それが出来なくなった。DVDやCDを買わなくなった。一応稼いではいる身なのでオタクとして最低限の費用は出そうと考えてオタクやってる。CDは全種類買う、Blu-rayは特典が被らない限りは初回も通常も買う。でも出来なくなった。お金が無かったわけでもないけれど。でも買わなくなった。ちゃんと見るかな。見ないなら買わない方がマシでは?と考えてしまい買わなくなった。シングルは、言ったら怒られるだろうけど音楽性がなんて言うか、買いたいなって思えなかったものが続いた。
グループは限りなく一本に近い平行線の集まりだ。自論。その線の集まりから抜け出すにはグループから抜ける他は方法が無い。個人担の人すごいなって思う。自分は絶対に自担を見る時にその後ろにいるグループも見るから。それらを全部引っくるめて飲み込んで咀嚼して。そしてようやく好きかどうか言える。グループが嫌いになったわけではない。神山くんが愛しているグループが好きだ。忘年会やろうって言って神山くんの家へ集まった。そんなグループが好きだ。でも、それだけでは私の心は追い掛けようという気持ちになれなかった。グループがやりたい方向性を肌で感じて、ようやくその人が好きでじゃあ追い掛けようとする私だから。
正月明け早々横浜アリーナに行った。westivalを見に。地元が笑えるくらいの悪天候でこれ間に合うかな?とか若干心配してたけど余裕で間に合った。ペンライトの電池忘れてたけど。(三十分前に思い出した)時間になって七人が出てきて。神山くんかわいいな〜!って思ってた。ちょうどバクステ側のアリーナだった。センターじゃないよ。バクステ側の席が好きだ。ちょうど構成が分かりやすく見えるから。おまけに横アリで言うアリーナだったので万々歳。自チケはその公演のみで、でもやっぱりまだ行きたいなって思ったら別の公演のチケット探そうって思ってた。探さなかった。
あぁ、多分もう合わないんだろうなぁ。って公演の途中から肌で感じてしまった。文句というより、不一致。それが文句だろうと誰かが言うのなら文句で良いです。私の中では不一致だけどね。彼らがやりたくてやろうとしていること。それが今の私には些か合わなかった。ううん、些かじゃないんだろうなぁ。七割くらい合わなかった。びっくりした。コンサートでこんなこと思うんだ!って。入ったことに関しては後悔ないよ。だって神山くんかわいいしかっこよかったし。でも、いつものかわいい!かっこいい!よりも盛り上がらなかった。それは好きな人が私とは合わないなと思うことをしていたからだ。何処がどういう風に。と明確に返すのは難しいけれど。兎にも角にも、少なくとも私はこういう演出や魅せ方を見たいわけではなかった。グループの否定ではない。むしろ彼らが本当にやりたいことの答えがwestivalであるのなら。それを貫き通してほしい。貫くと言っても改良を重ねて。本人達にとって、より良いものになることを祈りたい。でも私には残念ながら合ってなかった。悲しかった。腹立たしかった。どうしてそうなの?って。なんでこんなに私の感性は捻じ曲がってるの?って。自分も見たものも、どちらにも納得は出来なかった。でも私一人なんかの我儘。そもそも本人たちの耳にまず届かないであろう声。それが万が一聞こえたとして。それだけで自分たちの信念を曲げないでほしい。絶対に。自分たちがしたいことをして、そしてファンを楽しませる。それが私の中のアイドルの理想の一つであって。あの日、後ろにいたまだ若い(高校生くらいかな?)女の子たち。楽しそうだったなぁ。ドラゴンドッグ歌うって時に、え、ヤバイヤバイ!みたいな。ヤバイの連呼で内心出川哲朗になってるよ><ってちょっと笑った。パラチャーの前の映像でめちゃくちゃキャーキャー言ってて。若いなぁ、楽しそうだなぁって。すっごい大きな声出してて。でも全然辛くなさそうで。むしろ楽しそうで。あぁ、彼らにこういう女の子たちのファンがいて良かったなとつくづく感じた。そしてあまり盛り上がれなかった自分。惨めだ。
それから電車乗りながら考えて。チケットは探さないこと。それと、多分もうコンサートは行かないだろうなぁ。なんて結論が出た。自分が合わないなぁと思うものの中でアイドルをする神山くん。どんな彼も好きではあるけど、応援し続けたいかと問われたら素直に首を縦には触れない。神山くんが、それらを自分のやりたいこととするなら口出しなんて出来るわけない。むしろ頑張れって言うよ。でもそれを追い掛けることは多分出来ない。残念ながらそこまで感性が豊かでないというか。神山くんをひたすら純粋に素敵と思う前に色んな邪念を持つだろうから。色々なものも買わなくなったし、ここら辺が潮時なんだろうなと。ぼんやり。帰り道、だんだんと地元に近付く景色を見ながら考えていた。
でもやっぱり神山くんのことは好きだ。彼の何がすごいかって、見る度に好きだなぁと思わせてくれる所。すごくない?見る度に私この人のこと好き!好きで良かった!と思えてしまうの。そんなアイドル、きっとなかなかいないよ。みんな心の何処かで大好きな人に対して多かれ少なかれ受け入れない部分がある。そりゃあ神山くんにそれが無いとは言い切れないけど。でも姿を見て、歌ったり踊ったりする姿を見ると好き!って感じてしまうのだ。好きって気持ちはサイコー。サイコーだけど、でももう応援することはしない。私が理想のしない神山くんの理想の中でアイドルとして彼は生きていくから。残念ながら私はその齟齬を飲み込めるほど心が広くない。もうファンでなくなってしまうなと同時に考えた。
それからちょっと楽になった。もう追い掛けないと決めたら、その前まで番組を見逃したりしてファンとしてどうなのと思ってたけどそれが無くなって。気持ちが軽くなった気がする。CDやDVDを買わない後ろめたさから解放された気がした。見たい時に見て、見たくない時は見ない。それだけでかなり楽になった。ちなみに今まで買ったものはまだ売りません。無意識のうちに楽じゃない好きを持ち続けないといけないって考えていたことに気付く。でも今は楽だ。もう降りるから。
ここまでつらつら書いたけど。もー文章支離滅裂でびっくり。担降りブログ書く人、よくもまぁあんな端的に且つおもしろく書けるよね。ジャニオタは文豪。一理ある。とりあえずは九月の舞台を見て。ちょうど九月がFCの更新時期だから。このまま更新せずに。そうしていずれメールが来なくなることを思い描いている。でも舞台には行く。一回くらい行きたいって思った。好きだから。最初に肉眼で神山くんを見たいのが舞台だから。それで舞台は見たいと思ったんだろうなぁ。チケットは本当にドンのケツって感じの一番後ろの一番値段が優しい席。そこで好き!とはなる。きっと。けれど、じゃあまた追い掛けよう!とはならない。気がする。どうなるか分からないけどね。でもとりあえずは舞台見て。神山くん好きだなぁとしみじみ思いながら降りる。でも好きだよ。これまでもこれからも。
神山くん担してて楽しかった。ラキセはギリギリ行けなくて。次のなうぇすと入ったらドラマと被って髪が黒かった。もしかしなくとも黒髪の神山くんを肉眼で見れてしまう?案の定そうで。本人は黒は子供っぽく見られるからと言うけど、私は黒も大好きだよ。茶色も、金も、たっくさん他の色も。そう、なうぇすとでさ、トランペット吹いてたじゃん。一応音楽齧ってて、そんな自分の耳で聞いた神山くんのトランペットの音はもうとびきり柔らかくて優しくて。ちょっと荒削りなところがあって。こんな優しい音を出せる人が好きなんだ。そう考えると誇らしかった。自担すごいでしょ、って。あと先陣切って花道歩いてたのもかっこよかったなぁ。あとタオル落とした人に対して落としたタオル拾って、汗拭ってから返してた。返された人、崩れ落ちて。あと頭にリボン付けてたのもかわいかった。ええやんけェ!だ。私が珍しく振り付け覚えたやつ。あと、あと、そう。七人で並んだ時ね、重岡くんと神山くんが隣で。前の曲の余韻でちょっかい出す重岡くんを神山くんが柔らかく笑いながら、ちょんっと押し飛ばしたの。それがもう二人の世界で。見ちゃったな、なんて気分になって。それと同時に胸がきゅうっとして、見れてしまったことが幸せだった。神山くんを好きになるきっかけ(?)である重岡くん。神山くんに対して普段ちょっと遠慮がち(?)なのに。ああいう時には二人だけの世界になっちゃってさ。見てて幸せだったよ、ありがとう。
あとドラマ。日曜日、楽しみだった。同じクールで他に好きな人もドラマ出てて。今年の冬終わらないでって三月に入ってからずっと願ってた。こぐちゃんかわいかったよ。特別目立つわけではないかもしれない。でもちゃんと存在感があって。この子はどんなキャラクターなんだろ?って視聴者に印象付けするのが得意な人だなと思った。全話通してかわいかった。だから偉い人お願い、円盤出して。今からでも遅くないよ。それは買うから。ここで言わずに手紙書こうね自分。
他にも色々と書きたいことあるだろうけど。とりあえずは浮かばないからここまで。これまでもこれからも、きっと神山くんのことが好き。そうでいたいな。そしてこれは単なる我儘だけど、見るたびに好きと思える神山くんがずっと続きますように。
あと遅くなったけど誕生日おめでとう!
2017.7.15
父親の話なんだけれど。
新興宗教にハマってわたしの祖母と母が必死こいて脱会させたんだけど程なくして自然派(?)ネットワークビジネスにはまり込み、いまだにそこの製品を使い続けてる。バカみてえだなと思う。わたしが中学生の時、ラックスとか、なんかさいい匂いのするシャンプー使いたいじゃん。で、買ってきて使ってると、「これは毒だから使ってはいけない、このニ◯ーウ◯イズのシャンプーを使いなさい」つって強制してくるの。わたしは匂いが嫌いで使いたくなくて無視してたんだけど、そしたらある日ラックスの中身が全部捨てられてて代わりにくせーシャンプーが満タン入ってたんだよね。泣いたね。
というようなことが度々ある父親なんだけれども、わたしももうアラサーになって距離の取り方学習したし、大した被害も今は被ってないんですけど。オウム事件の犯人たちが死刑執行されたというニュースを見て、当時こどもだったし全然覚えてないんだけどさ、日比谷線使ったりしてたから、母親と「一歩間違えたら我々も危なかったね」みたいな話をしてたのね。そしたら、思い出したように、ポツンと言うんだよ。「あんたの親父にオウムの施設に連れていかれそうになったことあるんだわ」つって。すげー勢いで止めてくれたみたいだけど。代わりに自然派ネットワークビジネスにハマってしまったらしいんだけど。思わず絶句してしまった。たしかにうちの父は精神世界っつうの?宗教的オカルト的なものに興味があるし、実際べつの新興宗教に入信してたこともあるし、でもそれってわたしにとっては実感のないところの話だから今まで「ハア〜クソバカだなうちの親父はよおォ〜」くらいにしか考えてなかったんだけどさ。なんか、これだけ酷い事件を起こした団体に入信しようとしてた、その見る目のなさじゃないけど、いや、バカだなとは思ってたけどそこまでか!みたいな、すごいガックリきてしまったし下手したらじゃあわたし二世かよwwwと思って激しくげんなりしてしまった。
なにかを信仰するということ自体、それ自体については別にというか、自分が宗教に救いを求めることはなかったしこれからもおそらくないだろうけど、そういう選択をすること自体は理解できるんだよ。縋れるものに縋ろうとするのは人間の自然な姿だと思ってる。オカルト的な物事も、知的好奇心を満たしてくれるし読み物として消費するのは面白いから好き。なんだけど、いや〜なんぼ近所に施設があったからってよりにもよってそこに行く〜……?みたいな気持ちでいっぱいになってしまった。
とか書いてて思ったけど、なんやかんやわたしはぼんやり生きてるからそういう風に思うんであって、一個ボタンのかけ違いなんかがあったら意外と信者になってしまうかもしれないよな。選択や責任を自分で持たないってすげー楽だもん。社会全体の雰囲気に対して疑問を持っていて、そこに自分が思ってることに応えてくれそうな人がパッと現れてしまったら、自分がオウムの人々のようにならないって自信がない。ちゃんと考えなければ疑問は持てないし考えられるからこそ与えられたものに対する感動や驚きが鮮烈な分信じてしまうのだろうな。ああいう風にならないように気をつけて生きていきたいと思えたので父親のバカな行動に少しだけ感謝した。
喧嘩ばかりして、怒られて、ぶちギレて、苦しくて、どうしようもないくらいすきだった。どうにもならなくて、ひどい別れ方をして、死ねばいいなんて思っていたらほんとうに死んでしまった。
実感があるようでまったくない。
死んでから1ヶ月以上が経ち、
折り合いはある程度ついた気はするけど
心の真ん中でさよならを言えるようになるまでには。
彼と別れてこの2年間、ひとりで生きていける人になりたいと思ってがんばってきたけど、いろいろなタイミングが重なって最近付き合い始めた人とも別れて、もう身体が動かなくなってしまって入院していた。
退院してある程度回復はしたけど、今もひとりじゃ夜あまり眠れないし、ごはんもひとりじゃ食べられないから友達に付き合ってもらっている。
グレそう。
さびしい。誰かにそばにいてほしい。ひとりでがんばれると思っていたのに、自分がこんなに弱い人間だと思ってなかった。
彼がいなかったら2年間がんばれはしなかっただろう。
このがんばりは無駄じゃなかった。きっと。
今は休憩する時期なんだとぼんやり思っている。