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はてなキーワード: 研究室とは

2020-10-30

絶望してきたな、研究室全部潰したほうがいいよもう 生きるために必要とかでもないのに人はどうして苦しまなきゃいけないんだ

anond:20201030150308

修士号を取ることだけを考えて研究なんてしてねえよこういう研究室の人間は、木っ端なりに現代社会なり今まで学んだ知識体系に感謝して貢献したいって思ってやってんだろ

新卒初任給3万程度のために毎日毎日命削って研究して論文書いてってやってるわけねえだろ

と書きたい気分なんですが、受験勉強ボロボロになる人とかたまに見ると割とみんなどこどこ大学修士欲しい~くらいの気持ちでやってんのかな、実は

anond:20201030094500

体調おかしくしてまで大学お金払って研究しているということがまず異常で、それに対してサボったらどうこうと言うトラバをつける人達、本当に頭がおかしくなっていることを自覚した方が良い

こういうのって化学生物実験研究室の文化なのかな それとも研究室が悪いのか

研究室逃亡日記(追記したよ)

研究室が辛すぎてこのままだと精神を病んでしまう気がして逃亡した。

といっても自分ゼミ発表の日はきちんとこなし、無断欠席する勇気はなかったのでおばあちゃん入院してもらったことにして木金2連休をもらった。

研究室生活初の2連休をもらった朝、どうするか途方に暮れていた。友達研究しているか仕事しているので、当日突然付き合ってもらうのは無理だった。

どうしようかな〜と思いながらふと思った。

温泉に行こう。

ということでじゃらんで昨日から1人で泊まれ電車で行ける宿を探し、速攻予約して9時には電車に乗っていた。

現地は全然なにもなく、とりあえず川を眺めてたり、人気のパン屋のために往復1時間歩いたり、森の中突っ込んだり(死ぬつもりとかじゃなくて趣味です)してた。

16時には宿にチェックインして、とりあえず横になりながらネトフリで見てみたかった梨泰院クラスを見てた。ご飯食べて温泉に入って買ってきた日本酒を飲みながら梨泰院クラスをみた。チェックインした時突然の予約でしたね、って言われたか研究室が辛くて衝動的にきましたと言ったら夜に特別お菓子くれた。世界が優しい。眠くなったから寝て朝起きたらとりあえず温泉行って朝ご飯食べて梨泰院クラスをみた。

そうしたらずっと止まってた生理がきて、うぉーーーーーー!!!私はストレスから解放されて正常な体を手に入れたんだーーーー!!!と喜びに震えた。

今日もこれから楽しむぞ!!

みんなも辛くなったらおばあちゃん入院したことにして温泉に行こう。

追記

えーみんな優しいじゃん…増田も捨てたもんじゃないな…

みんなの優しさにつられてうちの現状と大学ブラックさを吐き出してみた…けど、うちの研究卒業した人なら誰でもわかる事例ばっかりあげてしまったのでびびって即消しました。

みんなに報告があるとすると、昨日と今日はめちゃくちゃ楽しかったのと、来週から実験器具とか席を他の研究室に用意してもらって気持ちを新たに頑張るよ。とかですかね。

あと詳細は消したけど訴えたいのは、みんなが想像するブラック研究室セクハラなどは大学告発しても卒業や修了と引き換えに揉み消される問題ですね。そもそもパワハラ相談窓口になるような先生研究科の中でも立場が下だから面倒な役職押し付けられてるわけで、たかが数年で卒業する学生より、腐ってても実績のある先生と仲良くして自分キャリアを守る方が大切なわけです。私は妙な正義感出してしまって立場が余計悪くなってしまったけど、いつか誰でも素敵な研究室ライフを送れる世の中になりますように。

おれはある地方政令指定都市で生まれた。コンビニ電車も走ってるし本屋図書館も徒歩圏にある恵まれ土地だ。おれの両親は両方とも同じ国立大出身だし父親の方は首席だった。それにも関わらずおれはとんでもない阿呆として生まれた。

おれがどれくらい阿呆であるかというと、知性以前に人として当たり前のことができない。例えばコミュニケーションだ。コミュニケーションというものは大まかな枠組みとして通信確立通信本文、通信終了の三つに分けることができ、それぞれで発信者が発信した後に受信者が返信を行なうことでその部分が終わることになる。このプロトコルは不足ないように簡潔にまとめたものであるため、三つすべてを含まないコミュニケーションというものもある。(例:広告広告は"広告を打つ"という段階で通信確立していることは前提と扱われるし通信終了は広告枠の制限で示されるのでそこについても返信は必要ない。)こうしたこと人間として生まれたならだれでもできることだ。人の話は人の目を見て聞く(通信確立)、話を聞いているなら相槌を打つ(通信本文を受信していることの確認)。けれどもおれはそれができないままずっと育ってきたしこれからもできないであろう。

あるいは他に、おれはマルチタスクができない。よく「女性マルチタスクができるが男性シングルタスク向きだ」などという与太を吐くやつがいるがあれは嘘っぱちだ。水を飲むときのことを考えてほしい。口に含んだ水を飲むためにはまず鼻への侵入を防ぐために口蓋帆を上げて鼻への通り道をふさぐ必要があり、それと同時に喉頭蓋を裏返らせて気道を塞ぎかつ呼吸自体も水が通り抜けるまで止めなければならない。都合3種類ものタスクをこなさなければ水を飲むという行動はできず、おれはしょっちゅう一つ抜かしてえらい目に合っている。しかしよほどのバカか力の衰えた老人でもない限り水を飲むということはむずかしいことではないだろう。

そんなわけでおれはどうしようもない愚か者でありおそらく軽度の知的障害を患っているのだが、しかし両親はそんなことを疑わなかった。これはおれが一人っ子であったが故の不幸である。そしておれは適切なケアを受けることな地元公立小学校に通い、当然のように勉強についていけず落ちこぼれていた。テストで満点を取ったことなど小学校でさえ一度もなかった。どうやらクラスメートにもいじめられていたらしく、このままでは地元公立中学校に通わせると深刻なダメージを負うと判断した両親は何を勘違いたかおれを地元学習塾に入塾させた。もっと小学校の授業にさえついていけなかったおれであるから当然箸にも棒にもかからなかったのだが、入学試験ができなかったにもかかわらず県下二番目の中高一貫校入学することとなった。確認はしてないがおそらく裏口入学という奴だろう。

中学校に入ったおれはますます授業についていけなくなり、ノートをとる習慣さえ失った。受けるテストはすべて赤点スレスレであったが中学校義務教育であるからたとえどんな阿呆でもエスカレーター式に高校に進学した。今までの人生が万事こんな調子であるからそのころのおれはたいそう人生をナメており、高校一発目の進路指導で「両親の母校の医学部へ行きたい」などと大言壮語担任に切々と諭されたのであった。当然である。2ケタのかけ算さえ間違え英単語綴りさえ危ういような奴が高校(しか進学校)へ進学しているのが間違いであろう。もっともおれ自身阿呆であるから本一冊まともに通読できないままのほほんと高校へ通い、教師陣のお情けによって卒業した。両親の母校の医学部は最高でもC判定のまま受験をし、お話にならない点数で不合格と相成った。(センター試験は9割を下回っていた。)

どうにもならなかったので予備校入学した。予備校商機を見つけるのがうまいので「医系への進学を目指すボンクラどもを自習室に縛り付け無理やりにでも勉強させるコース」というおれにうってつけのコース存在し、わけがからぬまま通学を続けた。2ケタのかけ算もままならぬままなぜか成績は上がっていたが、今から思えばあんものはあてになるまい。というのも予備校としては「ボンクラが惜しいところまで伸びてもう1年通う」というシナリオが一番稼げるであろうからボンクラであるおれの成績が粉飾されていることは間違いなかろう。予備校の誤算としてはおれの志望校は両親の出身大学であることだった。ボンクラボンクラなまま入試の日を迎え、愚にもつかぬ答案を根拠なき自信に満ち溢れたまま提出し、なぜか合格してしまった。すくなくとも自己採点では0点だった。(センター試験は結局歴史数学理科も満点を取れずじまいであった。)おそらく裏口入学というものだろう。

猫のほうがなんぼか賢かろうという馬鹿大学に入ったが当然授業にはついて行けなかった。勉強する習慣さえないのだから当たり前である教養課程は何らかの圧力ですり抜けたが専門科目は全くどうにもならず、2年生と3年生を2回繰り返している。そもそもこの学部に来たのだって父方の親戚がみな医師医学者で母方の親戚はごたごたして面識がないのだから医師しか職業を知らぬせいであった。モチベーションなどあるはずもなく、解剖は2度やってかろうじて覚えたがそれ以外はどうにもならず教授土下座してお情けで可をもらった始末である現在大学カリキュラムの都合で研究室に遊びに行って研究ごっこをして遊んでいるが、自分が何をしているか微塵も把握していない。ただ聞こえてくる単語が授業で聞いた覚えのあるものからわかったようにうなずいているのだが、先方もおれの阿呆具合など百も承知から深くは追及されない。おれの阿呆を何とかしようと息巻いているのは父親だけで、母など最初からあきらめて「せめて清潔感を身に着けてヒモにでもなっていなさい」と言う次第だ。大学も3年生まで進級したもののここから先どうにかできるとは思えない、ましてどこかの病院で勤務するなど不可能しか言いようがない。かといって阿呆研究者になれるほど世の中甘くない。おれの前に道はない。おれは何一つできないままここまで来てしまった。どうすればいいんだろう。

2020-10-28

anond:20201027100921

いや、分野で決まるんでしょ。流石に英文学専攻で1000万円とかはありえないでしょ。1000万があり得る学部卒ってほぼAI関係じゃないか。というか、1000万があり得るのってAI関係修士卒でしょ。

無論研究室に入る時点での学力競争がある。それが故に必死勉強する。

まあ、学生幸せを考えたら、そういう需給の調整で学部の配分が変わっていくのが正解だとは思うけどな。

2020-10-23

anond:20201009212147

東大民主的

笑っちゃうね。

少なくとも、人事に関して東京大学日本でも最低の組織だよ。

現在藤田医科大学教授職にある宮川先生公募選考過程

最終的に人事委員長からあなたに決まった」と言われ、

着任後の授業やら研究室に関して具体的かつ細かいことを打ち合わせていたのに、

突然内定白紙に戻されたらしいよ。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59985

2020-10-18

焼きそばがふにゃふにゃになった

三分過ぎ去ってしまったせいだ。

思えば人間焼きそばの都合で三分を待つという姿勢が良くない。

焼きそば人間の態度に合わせて変化すべきだ。

そう思った私は焼きそばを家の地下実験室の加速器の中心に入れて、ある実験を行おうとした。

焼きそば周辺の重力が増せば良いのだ。

そうすれば焼きそば周辺の時間は遅くなり、こちらがコーヒーブレイクゆっくりとったあとでも十分に間に合うではないか

加速器に入れた焼きそば重力を増大させ、ブーンという音が室内に響き渡る。

コーヒーが美味いなあ、と益体もないセリフつぶやく私。

こんな私の思いをよそに加速器から出てきた焼きそばグッチグッチャにつぶれていた。

「なぜだ!」

地下研究室に苦悩が響き渡る。

ちょっとかっこいいかもしれないとすら思う。

前人未到の分野に挑む時人は苦悩するのだ。

そう、売れない検索エンジンのようにだ。

時間後、考え方を変えた私は焼きそばを加速してみることにした。

光の速さに近づいた焼きそば時間は次第にゼロに近づくはずだ。

この実験面白かった。

真空の管の中を残像を残しながら焼きそばがフル回転する。

こんなに凄まじい景色を私は見たことがなかった。

UFOが空を舞っている。新兵器を開発した思いだった。

もちろん焼きそばは食べられなくなった。

焼きそばは光の速さに達することなく、管の中にこびりついた。

しかし私の脳裏に一抹の奇跡が思い浮かんだ。

――そうして誕生したのがスパゲッティ化現である

2020-10-15

身内から肯定自己評価について

最近よく身内から肯定的評価されるので思うところを書く.多分オチ結論はない.雑記

ここで身内というのは親族というより内輪の仲間と言えるような相手だが,

大学研究室教授とかも含むので公的関係でも身内と思ってる(これは自分ボスと仲良いからだが).

自分の専門は機械学習で,友人とかラボゼミとかの間ではかなり詳しい方に分類されると思う.

実際いろいろ教えたりコメントしたりで良好にコミュニケーションして関係を築いているし,

理論雑誌論文を4本出してる.

前述したような師匠や友人から評価を雑に丸めると,僕は機械学習できる人といったところだ.

一方,会社での仕事データ分析で,これは普通に回している感じ.

特に会社で高評価されている印象は全くない,むしろ嫌われているきらいもある.

こうなると,人間は信じたいものを信じてしまうので身内から肯定を高い信頼度情報として受け取り,

会社では(不当に?)評価が低くて不満を感じる,という心情になってくる.

ただ,身内以外でも,機械学習系の解説資料ネットでなかなかにバズったり,学会しか会わないような人からも上々に評価されている.

ある程度客観視された場合でも,自分を優秀層として認知する人がかなりいるということになる.

そうなるといよいよ会社から評価には不満がたまってくる.

うちの会社学術活動にもかなり前向きで,会社HPには社員の発表実績リストとしてずらーっと学会発表や論文掲載結果などがリスティングされている.

決して学会活動がメインだから評価が低くなるという風土ではないはず.

この状態がしばらく続いており,日に日にイライラが募っていく.自己評価に見合った待遇を受けれていないと.

現在年収絶対値として大きな不満はないが,同じ業界かつ近い職種自分より優秀でない人が自分の1.5倍も年収があると思うと本当に腹が立ってくる.

LinkedIN個人ポートフォリオサイトからの経由でリクルータから簡単声かけはよく貰うものの,そんなにマッチングした案件が来ている気もしない.

いったいどうすればいいのか.まずそもそも自己評価が過剰に高いとは考えにくいのだが,会社市場から評価が正確とも思えない.

仮に自己評価の方が過剰に高いとして,外様から評価自己評価や身内から評価との乖離について,人はどうやって折り合いをつけるのだろうか.

2020-10-14

anond:20201014110603

私もこれかなと思った。

大学にあるものによっては子供に危ないものもあるし。そもそも子供を連れてきていいのか?研究室託児所のように使っていいのか?という問題があると思う。

教授学生保育士研究室託児所扱いにしている、でも面と向かってノーとは言えない状況にある」と頻度と時間を控えて訴えた方がいいし、このとき子供はこういう危ない行動をした、こういう言動をしたと一緒に伝えた方がいいと思った。メモや録音をしてると、子供問題ある言動を聴いても、「証拠を手に入れた!しめしめ!」と思えるようになるんじゃないか

同一労働同一賃金」がそもそも疑問

同一労働じゃないから同一賃金じゃなくていいって理屈そもそもからないんだけどね。

陸上選手水泳選手労働内容が違うけど、陸上選手年収1億で水泳選手年収100万円でいいかっていうとそんな事ないじゃん。

生活していけないレベル低賃金は、労働内容に関わらず否定すべきだし

元々多くの仕事ボーナス込みの額面年収でやっと生活が立ち行くようになってるんだから

アルバイトだろうとフルタイムで働く場合にはそれに相当する給与を寄越せって至極真っ当な主張じゃん。

あと大学正規事務職員は基本的ルーチンワークから上に従ってるだけでよくて

人間関係が狭くてつまらない反面仕事は楽で高度な能力は求められないけど、

研究室教授付き秘書アルバイト研究費の書類作成から専門用語含む英語コミュニケーションから仕事まで求められるし

大企業官僚から世界各国の学生までと多種多様でめんどくさい人間関係に苛まれる反面

新しい専門分野の知識の一端にも触れられて面白い……って感じだから

どちらかというと正規非正規で求められる責任能力が逆の印象なんだよなあ…

正規は多少適当にやってても首にならないけど非正規簡単首になるんだから

「同一労働じゃない」のには賛同するけど、それならば前者よりも後者の方が賃金いくらいにすべきだよ、って思う。

追記しました】子供全然かわいいと思えない

正直限界なので吐き出させてほしい。

私は現在M1で、今は土日も含め、ほぼ毎日のように研究室に通っている。

コロナの影響で思うように研究が進められなかった時期もあったので、今は毎日が充実していて楽しい

しか最近研究室行きたくないと思うようになってきた。

原因はわかっている。教授の息子である

教授は私の指導教官であり尊敬している相手ではあるんだが、ゼミ行事に何かと子供を連れてくる。

家族サービスのつもりなのだろうか?全く理解ができない。

私はもともと子供が苦手なので、学部のころのゼミ合宿などでは、先輩や同級生たちが子供の面倒を見ているのを遠くから眺めていた。

院生になってから教授研究室にも子供を連れてくることがあるとわかった。

頻繁に連れてくるわけではなく、2~3か月に1回ほど、両親とも仕事保育園にも預けられない日?(そのへんの詳しい事情はわからない)に仕方がなく…という感じなので、文句も言いづらい。

教授仕事をしている間、その日に研究室にいる学生スタッフで息子の面倒を見るんだが、これがかなりしんどい

この息子は学生を完全に舐め切っている。

学生たちが教授の目を気にして息子に強く出られないことを理解しているため、嫌いな学生に対しては教授が同じ部屋にいるときに、こちらにだけ聞こえるように嫌味を言ってくる。

多分学生子供相手に本気で怒るなんて大人げないと思って我慢することも理解したうえで陰湿攻撃をしてくる。

先述したとおり私は子供が苦手なため、他の学生のように息子のことをチヤホヤしないのが気に入らないらしく嫌われている。

この間会ったときには「またお前かよ」などと言われて絶句してしまった。

教授は一応学生子供の面倒を見てもらっていることを申し訳なく思っているのか、たまに夕飯をご馳走してくれる。

この夕飯はご自宅に招待していただくかたちになるので、もちろん息子に会うことになる。

直行きたくないが、この先の進路のことや研究室での立ち位置を考えると、断ることはできない。

初めてお呼ばれした日には、息子に「どうして帰らないの??」と何回も言われた。別にこっちだって好きで来ているのではない。

先輩が一度教授相談したことがあるらしいが、教授自分の息子がそんな陰湿なことをしているとは想像もしていないみたいで、軽く注意して終わってしまうらしい。

息子も教授の前ではかなり大人しくしているので、そこがまた腹が立つ。

教授が息子を連れてくるのは不定期で、いつ来るかわからない。

正直息子に会いたくないので研究室に行くのが億劫になってきた。

そんなの気にしなければいいというのはわかっているが、子供とはいえ他人理不尽な悪意を向けられることや、それに傷つく自分大人げの無さに自己嫌悪するのが嫌だ。

教授もどうかと思う。私は研究するために大学に通っている学生である教授ベビーシッターではないのだ。

子供がいる人間、周りの人間に鈍感になりすぎてないか??

子供全然かわいいと思えない私が悪いんだろうか。子供相手イライラしている私が悪いんだろうか。

自分で産んだ子なら多少はかわいいと思うかもしれないが、他人の子供、それも私に明確に悪意を向けてくる相手に対してかわいいなどと思えるわけがない。

こんなバカなことで大学行きたくないと思う日が来るとは思わなかった。






追記10/14)】

たくさんご意見ありがとうございます

自分視野が狭くなっていて、大学側に報告するという当たり前の選択肢が見えていなかったことに気づかされました。

研究室内はもう子供のやることは目をつぶろうという空気で、先輩方にもやんわりと我慢するように言われたり、同期には先生に協力しようという気持ちがないのかと叱責されたりしたので、もう私が泣き寝入りするしかないと思い込んでいました。

とりあえず今日生活課にこんな時期に研究室部外者が入り込んでいることについて大学側はどう考えているのかと聞きに行きました。コロナが完全に落ち着くころには私も研究室を出ているはずなので、とりあえず数年間息子の出入りがなければいいかなと思いこのような理由つけました。

生活課の方は一度事実確認しますと言ってくださったので、何かしらの対策はとってくださると信じています

もし解決しなかったら学科主任教授相談してみます

情けない話ですが、教授や息子に直接言えるほどの勇気がなかったので、教授より上の人間に言ってもらう方向で解決しようと思います

いろいろと諦めてしまっていたので、吐き出してみてよかったです。ありがとうございました。

2020-10-10

仕事が身の丈に合わない

自己肯定感が低く考えすぎであることは自覚している。

去年転職したのだが任される仕事レベルや量が自分キャパを超えている。

前の仕事とは少し違う業務内容で、自分判断できることも少ないし、いったん任された仕事(期日はない改善タスクのようなもの)が他の仕事が手一杯で手をつけられなくて、他の人に知らぬ間に回ってたことが何回かあった。そういうことがあると落ち込んでしまう。

つい先日もそういうことがあって、何だか申し訳なくて自分はチームの負債なのではないかと思えてきた。

周りの人は飄々と仕事をしているようだ。みんな優秀で、自分みたいな田舎貧困家庭から成り上がりではなく東京実家があり、有名高校、有名大学、教授苗字で通るような有名な研究室を出ているエリートばかりだ。そこに引け目もある。

いや、実際は自分客観的に見ると労働者としてそこまでレベルは低くない。上記のようなタスクもちらほらあるが、自分の周りでは見ないだけで忙しい人間タスクを巻き取るなんて普通だろう。自分は他の仕事については途中で投げ出すことはないし、そこそこにやれている方だ。

相対的にみても全く仕事をしていないおじさんとか、在宅の様子を見る限りずっとサボってる先輩とか沢山いるから、少なくともチームのお荷物と言ったレベルではないことは確かなのだ。飄々と仕事をしているように見えて振られてる仕事自分より少ないパターンの人も沢山いる。

そもそも自分が振られたタスクに手をつけられないのだって上司マネジメントのせいにもできる。

そうやって人のせいにしたり他と比較する事で精神を落ち着かせられることができたらどんなに楽だろうか。新卒外資に入ってしまったせいか、成果が出せなかったことに対して執着してしまう。10のうち9できてもできなかった1に目を向けてしまう。1の成果が出せないと存在価値がないように思えてしまう。

とにかく今の職場は「一度振られた仕事が知らぬ間に他の人に巻き取られていた」ことによりなんとなく気まずくてとても居心地が悪い。(多分自分だけ)まだ一年も経っていないのに逃げ出したくなってきた。この状態で逃げられる場所なんてないのだろうけど。

2020-10-06

anond:20201005224237

オタクとしての自意識邪魔するところもあるかもしれないけど、Twitterとかでアケスケに「うちの研究室ではオタグッズ持ち込み歓迎!」みたいなキャッチー情報発信とかするといいんじゃない一般的学力水準の大学なら最初ヘラヘラした感じのイキリオタみたいなのしか来ないかもしれないけど、あんなのでも楽しそうにやってるなら……で研究意識もある学徒も引っ張られてくるでしょ

2020-10-05

anond:20201005225055

教員ポスター貼ったり、ゼミ今季何見てるの?とか聞いてくる研究室は嫌でしょうが

それで、学生に陰で「いまどき、ひぐらしのなく頃にとか...ないわ」って笑われるんじゃろ?

anond:20200929111352

コメントありがとうございます

現在10/5(月)の夜ですが、今日から研究室に復帰しました。今日は片付けだけでなにもしませんでしたが、意外と皆排斥せず受け入れてくれて有り難かったです。申し訳ないです。

今日からお世話になります!あ、留年が決まりましたので、あと1年半よろしくお願いしますね!」と挨拶回りをしました。

追記にいくつかトラバがついたのでそれの返信でも。

・めちゃくちゃ昔の自分と似た境遇で笑ってしまった。

自分増田と同じ有機合成専攻で、M1の3月に東日本大震災に遭って就活修論もやる気がなくなり、大学全然行けなくなって就職まら卒業した。(以下略

増田有機化学の人なんて見つかると思っていませんでした。コメント有り難いです。震災の時もやはり色々大変だったかと思います

私はひとまず修士は出るか、と心に決めましたので、頑張りたいと思います

こないだ久しぶりにマクマリー学部有機化学教科書)を読んで、自分有機化学好きだったな、と思い出しました。

そうだよ、私有化学好きだったじゃん。巻き矢印とかが楽しかたか有機化学来たんじゃん。高校生の時にカルボン酸とかせっけんとかアセチルサリチル酸とか作ったのが楽しかたか化学科来たんじゃん。

というか有機化学得意じゃないっつったってさ、比較対象は学年首席とかな訳で、まあそれと比べたらちっとも勉強は足りなかったが、有機化学院生に最低限求められている知識は有していたつもりじゃん。研究室学力テストだってギリギリだけどパスしたじゃん去年。(でも半年引き込もって多分結構忘れているからまた勉強しないとな……。)

中小製薬は人手不足ですか、本当ですか?製薬は興味自体はありますが、化学の人からすれば薬学部生と争う必要があって狭き門からまり視野に入れていなかったのですが、入れそうなら説明会くらい行こうかな…今年はネットだろうしな…

途中自分語りが入ってしますみません。なんにせよ頑張りますコメントありがとうございます

研究ってやったからといって結果が必ず出るわけではないけど、やらなければ結果がでることは絶対にない

ある種の信念というか自信がなければ、結果が出るまでやり続けるのはつらい

そうした信念や自信に根拠がないことも多いし、根拠らしきものがあると思っても見当違いだったりもする

自分を信じられるようになるまで、結果がある程度見通せる仕事に就いたほうがいいかもしれない

心にささります。ある種の自信が無いと研究は続けられない、それはそうだな、とすごく分かります。私は少なくともアカデミアは向いてないです。

・躁鬱っぽい日記トラバに貼った方

トラバを汚してしまってすみませんあなた日記はとてもとても共感しながら読みました。

あなたが、中退という形になりましたが、無事就職できたようでよかったです。私はつまりあなた過去を歩んでいるので、あなたのこれからについてあまり言えることが無いですが、あなたが納得できる人生を歩めることを望んでいます

大学での研究に関わる者です。(以下略

すごく理性的でためになる文章です。ありがとうございます。いわゆる「本当に適正のない」1-2割から「可もなく不可もない」7割にいけているかの自信が無いです。そこそこの条件検討を、先生許可とってから振ってます。今、ちょうどテーマの切りがよくて、新しいテーマ自分で考えろと言われてすごく困っていますたかだか修士に無理では…?とも思うし、それが出来なければ修士ではないのでは…?とも思ってすごく困っています。せいぜい今までのテーマのまじでちょっと変えた派生しか出てこないです。色んな後輩とか助教先生かに助言を聞こうと思います

私は元からアカデミアは目指していないので、そこは大丈夫です。アカデミックは向いてないな、と研究室入ってすぐ分かりました。

余談ですが、教授性格はまさに「図太く、楽観主義的で、かつ超強烈な自我をもっている人」なので、先生

教授に適正があったのだな、なれてよかったな、と思います。あの楽観主義はどこから来ているのでしょう、すぐ上手くいくよ!とすぐに言います。すごいですね。


ITはいかが?

うちの学科卒業生でITに行く人はそれなりにいます。やはり院生肩書きは求められているのですね。

学部教養の授業でさわりだけ(if文くらいまで)触れたC言語は超楽しかったので、プログラムを書くことの適正が全くない訳ではないとは思います

ただネットワークとかパソコン関係機械操作にに全く強くないしあんまり興味ないので、それだときつくないか?と勝手に思っています理系からね、周りに私より機械に詳しい人が沢山いたらわざわざ覚えようとは思わないよね。

あと増田IT系の巣窟からすぐ引っ張り込もうとするが、あんなにITつらいの文章で溢れているのにみすみす行こうと思うのか、いや、ない。


これ以上は増田を汚すのが忍びないので控えようかと思います

増田の皆様のおかげで場末大学院生の退学を阻止できたということで、誠にありがとうございます

私は卒業内定第一義に、頑張りたいと思います。宜しくお願い致します。

研究室オタクの溜まり場にしたい

工学部研究室主宰している。

間違いなく僕はキモオタなのだが、研究室に集まってくる学生が思ってたのと違う。

研究する上で、間合いを保ったままズバズバ突っ込んでいくオタク同志のコミュニケーション楽しいんだけどな。

こうもっとラフで気楽な壁にアニメポスター貼っちゃう院生が居そうな研究室にしたかった。

実際は学力低めのチャラ男ともヤンキーとも言えないマイルド無気力学生ばっかり入ってくる。

学生ワガママに付き合って教員胃が痛い

オタク学生たちは一見優しそうなパワハラ教授研究室にホイホイされて、結果苦しんでる。

そんな光景を見ると、「オタク気質のみんな! こっちの研究室に入ってよ! こっちはパワハラ無いよ」と言いたくなる。

2020-10-04

anond:20200929111352

大学での研究に関わる者です。私の主観に基づいた拙文ですので軽くお読み捨ていただけると幸いです。

まず、研究に向かない、ということは全く恥ずかしいことではないです。

アカデミック研究場合、私の主観では適性がある人が1割(最終的には自分一人で研究ができる人)、可もなく不可もない人が7割(最終的には誰かが道筋を決めてあげれば研究できる人)、適性がない人が2割(最後までかなり細かく指示を出さないと研究ができない人)ぐらいです。

大学研究室によってこの割合は変わるのでしょうが、いままで居た大学研究に適性があると思った人はやはり1割前後ぐらいでした。(東大でもそうでした。)

で、この適性がある1割というのは、頭の回転の良さや思考の深さではなく、その人の性格によってほとんど決まっているように感じます

その性格としては、図太く、楽観主義的で、かつ超強烈な自我をもっている人がほとんどです。

大学での研究目的が今まで人類が知らなかった知見を提供することである以上、多数の批判に晒されながら先を越されないように自分の主張を通さないといけないため、そういう人間けがサバイブするのかと考えます。(ちなみにお世辞にも良い性格といえる方は少ないです。本当に。)

また企業研究職に向いているかどうかですが、誰かの立てた道筋があれば研究できる人になれれば間違いなく活躍可能です。(というより修士卒はそれが求められているようです。企業の求めたミッションに沿った研究ができる人間が欲しいようなので)それは知識経験でできるようになります。これができなかった方(適性がない人)たちは言語技術自分意見・考えを言語化する能力相手/書物意見・考えを理解する能力。巷で言うコミュ力ではなく)があまりにも低い方たちでした。ちゃん自分の考えを言語化できるあなたなら問題なくできるようになると思います

とりあえず研究テクニックを学ぶ、という気持ち研究室に行ってみてはいかがでしょうか。それは研究職以外でも役に立ちます。また、仮に研究職は絶対嫌だとなっても、何も恥じることはありません。あれは労力の割にはリターンが少ないかなり頭おかし行為ですので。まっとうな感性の持ち主であれば普通嫌になります

以上、ご自愛ください

夢日記

世間は新たな不老不死可能性に沸き立っていた。

正確には不老不死ではない。

しかし、確実に、今までより遥か未来経験することが出来る可能性が高まっていた。

アメリカとある研究施設が、20名の成人男女の、10日間の冷凍保存に成功した。

このニュース世界中の注目の的となり、世界中寝ても覚めてもそのニュース一色だった。

研究施設には「私も」「俺も」という冷凍体験希望者の声が殺到し、研究施設側も更なるサンプルを収集する為、定期的に世界中から20名ずつの体験者」を募る様になった。

条件は「健康な成人」。同行者1人まで参加可能

世界中の物好き達がその企画に飛びつき、応募し、倍率は宝くじに当たるよりも高くなっていた。

まさか当たるわけないだろうけど」

「でももし当たったのなら体験してみたい」

そんな軽い好奇心から、私は、共にノリノリだった妹を同行者として、その企画に応募した。

日経ったある日、ぼんやりと見覚えのあるアドレスから、一通の英語メールが届いた。

うそ…いたずらよね??」

世界中で同様のメール詐欺が多発していたし、まさか自分当選するなんて。

オフィシャルサイトを開き、慎重に送信アドレスをチェックした後、本文を開いた。

本文サイトにあるリンクドメインも、オフィシャルサイトにある記述も、念入りに確認した。

「本物だ……」

google翻訳を駆使しながら、血眼になって内容を確認した。

内容は至ってシンプルだった。

2021年11月〇日~2021年11月〇日までの10日間、あなた方は冷凍保存体験を受ける権利を獲得しました。

権利を得る為には、いくつかの条件があります

・当施設体験した事に関し、一切の口外を禁じます違反した場合、1億ドル違反金を頂きます

・当体験で発生した事象について、当研究施設は一切の責任を負いかます。全て自己責任でご参加ください。

・当研究施設までの交通費は、全て自己負担となります

・集合時刻に遅れた場合、当体験には参加できません。

また、この権利はいつでも放棄する事が出来ます

なお、当体験必要最低人数を確保する為、本案内は余裕を持った人数へ送信しております

体験者は先着順で決定させて頂いております。ご了承ください。

この短い文章を何度か反芻した後、私は妹にLINEを送った。

今日、話がある」

「え、まじ!?すごくない!?一年後か。結構後だね」

それが妹の第一声だった。

「まぁ、準備とか色々あるだろし」

そう答える私の言葉を遮って、妹が畳みかける。

「返事した?」

「や、まだ」

「はよせいや!他の人に取られるじゃん!」

「まじか」

「いや、何の為に応募したと思ってんの!?はよせいや!」

「そうだね。『いつでも放棄できる』て書いてあるし、とりあえず確保しとこ」

私は半ば勢いで「同意します」をクリックしていた。

それから私たちは浮足立ったものだった。

世紀の大実験体験。初めてのアメリカ

心配性の母は間違いなく泣きながら(そしてブチ切れながら)反対するので、絶対に言えない。

10日間、いや、飛行機での往復を考えるともう少し、仕事も休まなければならない。

飛行機の往復チケットも取らなければならないし、聞いたこともない田舎にある研究施設までのルート確認しなければならない。

「せっかくアメリカ行くんなら観光とかしたかったよね。でも休み取るの限界だしな」

「まぁ、それ以上のすごい体験をする訳だし!」

「てかさ、アメリカまで行って寝てるだけって、冷静に考えたらうけない?」

「まじそれ」

職場に何て言う?」

「私は適当理由つけて有給申請する」

「げー、姉ちゃん会社ユルくていいな。どうしよ。どんな手を使ってでも休むけど」

「お母さんになんて言う?」

「なんて言おうか…」

「…………」

あれこれ画策しているうちに、一年ちょっとはあっと言う間に過ぎた。

初日冷凍保存され、起きたら帰るだけ。

なので、私達は一泊旅行程度の、冗談みたいに少ない手荷物を持って飛行機に乗った。

「結局お母さんに言えなかったね。どうする?」

「たった10日だし。『LINE調子悪かった』とかで乗り切ろ」

「うん…無理あるけど、どんだけ考えてもいい言い訳みつからなかったしね」

「起きて考えよ!起きてから!ねーちゃん考え過ぎなんだよ」

妹はとにかく世紀の体験を楽しみそうにしていて、

心配性の私は、どんどん余計な事を考える様になっていた。

「当研究施設は一切の責任を負いかますって、でもまぁバンジーでもこういうのあるしな」

生還した、ってだけで、体験者全員健康だとは言ってないよな…いやでも何かヤバイ事があったらこんな実験続いてないでしょ」

「口外したら1億ドル…でもまぁ、うちの会社コンプラ厳しいし普通かな…」

疑惑正当化をうろうろしているうちに、飛行機アメリカに到着した。

事前に入念に調べていたので、乗り継ぎを重ね、研究施設へはスムーズに到着した。

集合時間は午前7時。

研究者の方々から挨拶、改めて体験内容と契約内容確認、体調チェック。

そして、契約書へのサイン

体験前には栄養を蓄える為の豪華な食事でも与えられるのかと思いきや、排泄の関係もあるらしく、この日は何も食べさせてもらえなかった。

妹と「クッソ、出る前ちゃんと食べておけばよかった!」「クマ冬眠前に食べ込むのは一体何なの」と軽口をたたき合った。

「では皆様、防護服に着替えてください」

研究員の指示通り、なんだかよくわからない服に着替え、そのままついて行った。

道中、妹はずっとテンション高めにキャッキャとはしゃいでいた。

私は緊張で震えていた。

「ここが先ほどご説明した冷凍室です。皆様は、この中で専用のカプセルに入って眠って頂きます

みなさまは、ねむっていただきますかー。

研究員の人、一人でも体験した事ある人居るのかな。

いや、今まで報道された人達、全員一般人だったよな。

眼科医絶対レーシック手術しないって原理と一緒じゃね??

色々考えていると、冷凍室の扉が轟音と共に開いた。

から、顔を真っ青にした大人達が、ガタガタ震えながら、研究員らしき人々に支えられ、ゾロゾロと出て来た。

「前回の体験者の皆様です。おかえりなさい!」

研究員達は、張り付いた様な笑顔拍手を送っていた。

これから体験する参加者人達も、英雄を見る様な目で見つめ、共に拍手を送っていた。

え、おかしいでしょ。

あの状態人間に、拍手おかしいでしょ。

つか、これ私の体力じゃ絶対無理でしょ。死ぬでしょ。

こわい、どうしよう、こわい。

でも、多分これはいもの考え過ぎだ。私の悪い癖だ。

こんな貴重な体験が出来るんだから、余計なことは考えたらだめだ。

現に、あの人たちは生きて還って来てたし!

「では皆様、中へご案内致します」

研究員がそう言った瞬間、私は研究員の腕を掴み、言った。

すみません、辞退します」

妹は既ににこにこ顔で冷凍室の中に入ってしまった。

承知しました。ではあなたはここで。お気をつけてお帰りください」

もっと怒られるかと思ったのに、研究員は驚く程スムーズに、笑顔で私を解放してくれた。

というか、切り捨てた。

妹も引き戻そうと中に向かって妹の名前を叫んだ。

すると、先ほどの笑顔のまま、研究員は私の前に立ちはだかり、同じ台詞を繰り返した。

あなたはここで。お気をつけてお帰りください」

冷凍室の扉は、閉じた。

なすぎる荷物を抱え、私は研究室敷地を後にした。

何もない。ここがどこかもよく分かっていない。おなかもすいたし、ひどく疲れた

何より、妹をどうしよう。お母さんに何て言おう。

妹は無事に出て来てくれるよね?

10日間、どうしよう。

宿は?ここから一番近い街は?こんな時間にどうすれば?

着替えもほとんどない。とにかくきつい。

妹は大丈夫だよね?

10日間どうすれば…

思考が延々ループして、不安で泣いているうちに目が覚めた。

夢で本当に良かった。

汗びっしょりだった。服脱いだ。

冷凍されてなかった。よかった。

2020-10-03

anond:20201003221131

修士で弾かれるべき人間っぽいけどどうして卒業できたのかと、どうして採用してしまったのかが問題のような

研究室でもう相手したくないから追い出すように卒業させてたり、採用のほうも大学名のブランドとか教授の圧倒的コネ力でねじまれてまあ採用するかヨシ!と軽いノリで決まった悲劇

兵庫県立大学大学院 情報科学研究科 博士前期課程2021年入学一般入試

兵庫県立大学大学院 情報科学研究科 2021年入学一般入試 受験

2021年度開設であるので、今年度は全く情報なし。

この冬に予定されている院試受験者と、来年度以降の受験者のために内容をメモしておく。

前提として私の背景は下記となる

入試

研究科のページから教員一覧に目を通して、やりたい研究に近い研究室で学生ウェルカム感のあるウェブページもつ先生に連絡した。

そのあとオープンキャンパスに出席し、そこでの座談会で事前に連絡させてもらった先生と話したが、どうも研究テーマ研究室とミスマッチ感がでていたので、その先生に他の先生を紹介してもらった。最終的には、紹介してもらった先生第一希望受験申し込みをおこなった。

研究計画書

つの項目について2ページ以内で書かないといけない。

いわゆる"研究計画書"・"論文"みたいな仰々しいフォーマットではなく、見出しフォント大きく、太字にして、必要なところはリスト形式にして、と、口頭試問前提の読みやすさ重視のフォーマットにした。

例えるならGitHubのREADMEのようなフォーマットで書いた。といっても下記については一般的なレポート記法に従った

志望動機

半ページ強を使った。内容としてはざっくり下記の3点を記載した。

現在もしくはこれまでに専門的に取り組んだ研究(例えば卒業研究)等の概要

半ページ弱使った。卒業研究はどうも書きづらかったので、幸い長いこと取り組んでいるプロジェクト研究ではない)があり、そのプロジェクトについて、研究ぽいとこだけ抽出して概略を書いた。

博士前期課程修了後に希望する進路

2行程度書いた。博士後期課程行きたいけど、そのとき金銭事情にもよるから未定ということを書いた。

入学後に取り組みたい研究について

2枚目丸々1ページを使った。

構成研究テーマ名・背景・方法・成果

背景・方法・成果で1/4ずつ、加えて残りの1/4に研究テーマの概略図(パワポ1枚みたいな)を載せた。

下手なこと書いて口頭試問で痛い目に合わないことを意識して、とにかく専門用語・具体的なアルゴリズム名は避けるようにした。

統計機械学習なら、平均・分散までしか使わない。SVMディープラーニングなんて言葉は避ける。可能な限り高校生でも知っていそうな言葉だけ使うようにした。そうすると参考文献を書く必要もなくなり全体的にスッキリした体裁になった。といいつつ専門用語まったくないのも薄っぺらい気がしたので、確実に解説できる1語だけを記載して、その1語には参考文献の番号振って、ページ末端に小さいフォントで参考文献を記載した。

あと、提案手法評価方法だけはすごい意識した。このあたりは"研究計画書の書き方"で、グーグル検索してもらったほうが詳しい。

小論文

会場は大きめのホール受験生は30名ほど。多くの受験生はスーツだったが、Tシャツジーンズ受験生もいた。試験当日の座席配置と合格発表の番号を見るに私服受験生も受かっていた。

問題は2問でた。

必答1問 A4 1枚

"研究科で何を学んで何に活かすか"みたいなテーマだった。私は具体的な志望業界があるので、データ分析に関する研究をして、その業界研究職でこういう仕事がしたいということを書いた。

選択1問 A4 1枚

テーマから選ぶ

  1. あなた企業データ分析業務の立ち上げをすることになった、社内で人を集めるか or 外注するか どちらか選びその理由を書け
  2. データ収集-データ処理-アルゴリズム-可視化を通じて、社会課題をどう解決するか。
  3. 生体情報が普及した場合医療現場はどう変わるか
  4. 企業情報漏えいをなくすためにはどうするべきか

私は2を選んだ。具体的なシチュエーションを想定したうえで、下記のような観点で、ストーリーを作った。AIビジネス/ビッグデータビジネスの事例の本で読んだことを項目にあてはめて回答した。

口頭試問

待合室として教室に移動させられる。1人30分で、口頭試問は3会場あって1人ずつ呼ばれる。試験時間は当日に案内があった。一番遅い人は4時間待ちだと思う。待合室は比較的出入り自由。待合室にスタッフがいるわけでもない。自分試験時間に待合室にいればよいと案内あったが、途中、試験時間時間変更があった。受験生は各々スマホいじったり、トイレにたったり、おそらく外出もしていた。すごい暇なのでスマホの充電は十分にしていったほうがいいと思う。

試験会場は少し狭めの教室希望をだした先生+3~4名の先生方が長机に並んでいて、その前にパイプ椅子がおかれているような形式先生方はおそらくコース混合だったと思う。

希望先生から研究計画書に書いた統計用語から発展した内容の用語について説明できるかという質問があり、教室の黒板を使って説明した。たまたま口頭試問対策でヤマはってた質問だったが、対策していなければ答えられない用語だった。必修講義統計基礎レベルではでてこない用語で、統計応用レベル教科書でこんなこと書いてたなという内容を説明した。といっても決して"専門書"レベル範囲ではないので、私が勉強不足なだけかもしれない。分からないことは分からないで通して、しどろもどろになりつつ自己採点100点満点中40点ぐらいの説明になった

そのあと他の先生方も含めて、いろいろ質問を浴びせられた、なぜこの研究科を選んだのかとか、なぜこのテーマをやるのか、どうやるのかとか面接に近い感じ、研究計画書に書いた、これまでの研究希望進路についてはとくに聞かれなかった。終始、なごやかな雰囲気ではあった。

こんな雑多なメモだが、役に立つと嬉しい。

2020-10-02

anond:20200929104822

トラバ日記を貼った者です。私の拙い増田が参考になったのなら幸いです。

もし、構わなければ、その時の話を書こうと思う。今まさに引きこもりかけてるので。

後日談

あの後、3月末日をもって大学院中退した。そして4/1に入社したのでタイプとしてはAが近い。指導教員提示したのは「4月以降も大学に籍を置き仕事研究を両立させて秋卒業する」というものだったが、物理的にも精神的にも不可能だった。

最終学歴学部卒で給料キャリアパスもそれに準ずるものとなったが、それ以外は他の同期と変わりなかった。私と同じく、3月末に院退学した人もいたくらいだ(あちらは教員ガチでやりあったくらい優秀なので私と比べるのもおかしいが)。

そちらとは業種は違うが、大学研究とは別の分野から来る人もいる。自分そもそも研究がアレだったので興味ドリブンで探して運よく引っかかった。そういう道があったから逃げられたというのもある。

研究室を去る日、つまり最後先生と話したとき。私は「研究会で学んだことを少しでも活かしていきたい」と言った。

先生は「ここで学んだことは何もない。だから活かせるものはなにもない」と仰った。随分前のことだから細部は違ってるかもしれない。

失敗談

自分は締切ギリギリまで手が着けられないタイプで、そういったものクオリティが低いから見せられないし、質問ヘルプを求めようにも「出せる品質ではない」と求めず、そのままにしてしまう。だって遅延の理由が「自分の怠慢」だからね。求められればすぐやれる、すぐわかるものは(たとえ時間をかけてでも)やるのに、とっかかりのつかないものはなかなか始めない。

困ったときアラートをあげて……とはよく言われるのだけど、あげかたがわからない。「発声練習」さんのブログにもあるが、適切な質問プロトコルがわからない。

本当はメンターがいて逐次確認がとれる、或いはとられるのがいいのかもしれないが、とりたくないくらいに怠け者で、とられたくない(評価されたくない)くらいにええカッコしい。

から今も、うまくいかないと逃げてるんだと思う……

最後

人間、何事も頼れるものがなくなったときヤバいと思う。評価や周りの目は正直怖いししんどいけど、頼れるものは頼っておく。それくらいしかアドバイスできない。

あと、M2時代に逃げ回ってるとき図書館で「喜嶋先生の静かな世界」という小説を読んだ。あれはいい。研究とはなにかという事を教えてくれる気がする。こないだ文庫になって本屋にあったので。それだけ。

事業が分かるエンジニアがいない

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.timakin.com/posts/hacker-and-suits/

IT技術者のイメージ確立した頃のITというのは基本的技術収益性を決定していた。ビジネス人間からすれば「おかしなこと」で、普通に考えれば顧客が何を求めているか問題だ、という意識があったはずだ。

例えば、(フォードの速い馬車という意味ではなく)顧客ミント味のガムを求めていることが判明したとする。当然、ミント味のガムを製造すれば儲かる! のだが、ITでは「ミント味のガムを製造することを認めてよいかどうか」を決めるのはエンジニアであり、そしてエンジニア実装言語仕様書を読んでいるだけで、更にその仕様書半導体ベンダが決定し、加えてその仕様書も主にカリフォルニア辺りの国立大学発明言語化しただけのものだ。つまりITにおいては、顧客が何を言おうと、経営者が何を提供したくとも、カリフォルニア国立大学研究室学生が決めたルールに逆らうことは許されなかった(経営者的糖衣構文を使わずに言えば、実際に技術的に不可能)し、商業的に成功するプロジェクトとは「ルールの中で安価に実現可能もの」と「顧客が欲しているもの」の共通部分のみを的確に選んで提供することができたプロジェクトだけだった。「技術が分かる経営者」とは、現時点の最新のルールを深く把握し、損益にどう出るかイメージを掴みながら商品企画を選べる経営者だった。

ただ僕も不思議だったのは、3[他部署を巻きこみプロジェクトを推進できる]にいるエンジニアですら「事業がわかる」エンジニアとしての評価を得られないケースがあると言うことです。ユーザーにいいものを届けたいし努力をしているつもりだけど、膨大な負荷がかかっているし経営層は何もわかってくれないということで、奥歯を噛み締めながらその場を乗り切っている方は少なくないのかな、と思います

これはまさに「技術収益性を決定するのは、本来おかしなこと」という経営層の理解と、「現世で現実的可能かどうかが最優先」というエンジニア間の乖離ではないだろうか? 経営層は顧客価値提供して対価を受け取りたいのであり、学術的な努力目標を数多く達成したいわけでは、本来はないのだ。だから部署を巻き込んで膨大な負荷を受け止め新しい技術的知見を得ても、まったく意味がない。過去技術的な制約を解除することには大きな意味があった。今はそうでもない。高い技術それそのものによる金銭価値は少なくなったのだ。その結果、顧客が支払う金銭を最大化する製品設計価値は上昇したし、そもそもから低くはなかった。

そして、もちろん実行力も大事なのですが、彼らとの共通言語を持った上で会話ができる、具体的には採用方針を考えたりビジネスの状況を踏まえた塩梅での技術選定をしたり、さらには企業の将来像を共に議論するというある種の机上のフェーズですら、彼らは欲して止みません。それさえできれば多少の評価が得られるというのが、隠れた事実のように感じています(もちろん、それが良いとは言ってません)。視座が4にあるだけで相当な評価を得られるということですね。当然議論してるとしばらくしたら人事や社内管理事業ブラッシュアップ、営業など、全ての方面で駆けずり回ることにはなるのですが。

となると、自らのキャリアに集中したい、技術力への危機感がいい意味で強いエンジニアであればあるほど例の三大美徳に殉じた方が技術者として成長するし、それで評価を獲得できる会社転職するのが良い、となります。そして経営からしてもそういうタイプの人だと同じレイヤー議論をしてくれることへの期待値が高くないので、自然と「事業をわかって」くれないタイプだと見做して配置換えを行います。全てではないですが、こうした負の循環によって過剰にテックリードがいる組織が僕の頭にぼんやりかぶことがあります

「優れたエンジニアは汎用的な問題解決能力が高く、その能力を是非とも経営でも生かしてほしい。あとは興味を持ってくれる人がいるかどうかだけなんだ…」という意見経営層が漏らすパターンはこっち寄りです。そしてあくま個人の嗜好性の問題なので、解決難易度が非常に高く、共通解も存在しません。1つ目の問題のように配置換えで多少解決できることではありません。

以上のような理由から経営層はエンジニアにも「事業をわかって」欲しいと思いながら、その期待値を高く設定することができずにいるという印象を受けました。

まとめると、既存製品の改修にしろ製品企画しろ採用企業内の人員配置しろサプライヤや親会社との折衝にしろ、まず収益性KPIに選び、検討項目を洗い出し、貪欲裏付けを持って改善するエンジニア能力を活かしてほしいという話だ。顧客からの売り上げを最大化する商品企画ができないエンジニアが多い、それが要点だろう。この文章にはエンジニア経営者言語が疎通しない理由が詰まっている。話の要点を短くまとめていない。要点をまとめないことを要求している。要点を省いている。だから技術的な制約と戦うエンジニアには通じないのだ。正直に企業顧客からの売り上げで成り立っている。だからできれば商品企画の段階でも収益性第一企画進行が出来る奴が欲しい。そして社内外を問わずオジサンが求めているのは常に出会いだ。だから収益の話をグダグダ伸ばせること、酌ができることは必須だ」と言えばいいのだ。


昭和はそれで済んでいたはずだ。いつから日本語はこんなに空疎になった?

2020-10-01

anond:20200930151357

研究するために研究室に行っていないから、人間関係希薄さや教授後輩との板挟みな状況に心が揺らいでしまうのではないでしょうか。

2020-09-30

理系大学院生研究イヤイヤ期

24歳、修士2年である

就活も終わって論文も書いたのにまだ修論研究を続けている。

でも最近になって急激に研究がイヤになった。

正確にいえば研究室に行きたくない

ラボ内の希薄人間関係教授と後輩の板挟み、実験失敗の不安・・・

別に今に始まったことじゃないのに、今はとにかくやる気が出ない。

同級生は心身を病んで休養中、学部生4年の後輩(研究者志望)も「今は研究をやりたくない」って言ってたし、秋は「研究イヤイヤ」の季節なのだろうか。

あーあ、早く就職したいなあ。

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