はてなキーワード: 生徒会とは
あと1つは?
私には、
ピアノとお菓子作りと観劇が趣味の設計士の母と、海外で起業してその国の偉いひとと仕事してる父と、いま4年生で某有名広告代理店に就職決まってる美大生の姉がいて、自分も3歳からピアノ、4歳からバレエを始めてどっちも賞取ったりしたし、県内トップクラスの高校行って生徒会やったりもしてて、休日には家族や友人と出かけたり、あとはよく図書館行ったり美術館巡りしたりなんかして、
経歴だけ見たらこーんなに綺麗なのに、どうして私は朝が来るたび死にたくなってしまうんだろう。
はてな村には色んな人がいるが、何故だかその内の半分くらいは何らかの理由でしんどい状況にいて、その事について愚痴っている。「死にたい」という言葉を見かけることも少なくないし、実際そんな言葉を残していった増田たちの中には、今はもういない人も結構いるんだろう。
私もたまにここを覗いて彼らのエントリを読むと、辛い境遇に置かれている人間には普通に同情するし、そりゃ死にたくもなるよなと思う。だって彼らは客観的に見て「不幸」だし「恵まれない」人たちだから。
でも私はそうじゃない。たぶん私は世間一般的にはかなり「幸せ」で「恵まれた」境遇にある人間だ。だから死ぬことは許されない。
死んだら周りの人が悲しむよ、と誰かが言った。それでいいのだ。私は私の死をもって、誰かの心に深く深く私を刻み付けたい。「自殺したって何も美しくない年齢になってしまったなとぼんやりおもう。」なんて言葉をツイッターで見たけど、私はきっとまだギリギリ美しく死ねる年齢だと思う。美しくて、影響力があって、多感で繊細な時期の友人が多い今のうちに、何とか行動したいと思う。
私はいつも"特別"になれない人間だった。部屋の隅に並んだ数多の賞状にトロフィー、それらのどこにも優勝の二文字はない。本を読んだり絵を見たりは好きだけど、姉のようにオンリーワンの表現者になることは出来ない。やること成すこと全部それなりで、周りの人は多才だと褒めてくれたけど、どれかに自分の全てを捧げる程の才能がないだけだ。私はいつでも"特別"になりたいだけの人間だった。
それなりの人生、それなりの幸福。喉から手が出るほどそれらを切望する人がいるのは知っている。でも私にはそれじゃ駄目だった。それだけの話だと思う。
タイムリミットが迫っている。今なら、いま死んだなら、もしかしたら少しは特別になれるような気がするのだ。JKで居られなくなったら、もう私にチャンスはない。決断しなければ。
その前に、こんな所にいったい何人存在しているのか分からないけど、いま幸せな人教えてください。
④
私は父、母、姉の4人家族。
厳密には2匹の猫を加えて6人家族。
父は自営業で、母は会社員。姉は国公立大学を出て今は立派な社会人。
お父さんは毎日遅くまで働き、(大変失礼な発言だが)自営業でありながら大金を稼いでらっしゃる。
中1の夏頃から私が家事を引き継いだが、それまでずーーーっとお母さんは仕事と家事を両立した兼業主婦。
お姉ちゃんは早くに寮生活を初めて家を出たせいか、とにかく私に優しくて甘々な性格。まるで友達みたい。
じいちゃんは一緒に住んでないけど、慈愛の塊みたいな人。最近ちょっと体の調子が不安。
ばあちゃんも暖かくて優しい人だったけど小学生の頃に旅立ってしまった。
私は学校では、言動や制服の着こなしのせいでいわゆるギャルっぽい扱いをされており、
生徒会室でたこ焼きを焼くとか時々突拍子もない事をするのでちょっとした有名人だった。
「突拍子もないことをしている」自覚がある時点で普通の人だと思うんだけどその言い訳はあんまり通用していない。
お父さんを尊敬していると言えば、普段真面目な女子生徒にあからさまにドン引かれ、
お姉ちゃんを大好きだと言えば、シスコンネタで1年くらいイジられ続けている。別にいいけど。
因みにじいちゃんが好きって言った時は大体みんな共感してくれた。
そんなに家族を好きな事って恥ずかしいのだろうか。
皆、家族が好きだけど口に出せないだけじゃ無いのだろうか。
「じいちゃんやばあちゃんは好きでもセーフ」な空気を感じて、私は少し切なく思う。
今度はジンギスカンを焼けばいいと、使い捨てのジンギスカンの鍋をじいちゃんがくれた。
流石に焼かないけど。
真面目を気取れば父を蔑ろにしていいのか、仕事に就けば母への感謝を忘れていいのか、
お姉ちゃんが好き、がどことなく恥ずかしい発言であることは弁明の余地なしだが、
人生で出会った沢山の友達と同じように家族を愛したってバチは当たらないんじゃないかなぁと、私は感じる。
そして思う、
胸元をちゃんと閉めろ(少し緩めてるだけ)とか、スカートが短すぎる(少し短いだけ)だとか
時々そんな文句を言われると何だか家族って鬱陶しいなぁ、と思う私は
やっぱりどう考えても、性格が悪い。
中学生のとある日、担任の先生が「コッペパンはトースターで焼くと倍美味いぞ!」といい出した
先生の話し方も上手かったが生徒全員「焼いたコッペパン」が食べたくて仕方がなかった。
しかし、コッペパンのあまりなんて無いし学校にトースターも無い。
私も焼いたコッペパンが食べたくてスーパーでコッペパンを探すも売っていない、
教頭先生は学校祭だけでなく朝礼でも手品を披露するなどユーモアのある先生だったので
ダメ元で「トースターを教室に置きたいです!」と頼んでみると意外(でもないけど)とノリノリで話を聞いてくれた。
何とかなるのだろうか……と、半信半疑で過ごしているとコッペパンの日に男子が「やばい!やばい!」と騒ぎ出した。
その後ろを見るとトースターを担いだ教頭先生と二人の男子生徒、合計3台のトースターが教室に運び込まれた。
「内緒ね、内緒」とにこにこ笑う教頭先生と「どうだ。焼いたコッペパン美味いだろう」と得意げな担任の先生
焼いたコッペパンの美味しさに感動しつつ、いけないことをしてるみたいで(実際してるけど)
とても楽しかった。
この時の感動が忘れられず、高校生の頃生徒会に所属していた私は勝手に生徒会室にたこ焼き器を持ち込みタコパを決行した。
しかし、そこそこ焼いた所で私のことが嫌いな生徒会副担当の先生にバレてしまった。
めちゃめちゃ怒られただけでなく、肩を超える程度の髪を「髪が長い」だとか
「成績が悪い」(先生が「馬鹿」と決めつけてるだけで評定平均4を下回ったこと無いけど)とか言われ
結構短めのスカートを指差して「水商売みたい」等と関係のないことまで怒りが飛び火。
さらには、
「声を聴くだけでムカつく」とか「お前のせいで忘れ物をした」とか「タコが可愛いそう」とか精神病んでるんじゃないかってレベルの意味不明なことまで言われた。
一通り言い終わった先生自身も言い過ぎた自覚があったのか先生のお気に入り生徒が説得するとすぐに沈静化し、なんやかんやでタコパは続行になった。
それ抜きでも、焼いたコッペパンの感動は超えられなかったなぁ……。
公立小中がよく「社会の縮図」などと言われていますが、それについて私の経験をもとにその後(現在)についてまとめてみようと思います。
私は田舎と東京の公立小中出身(中学で東京に転校)の26歳男性
田舎は観光地としても有名なところで、割と厳しい教育がされていたように思えます。
東京は郊外の荒れていて有名な土地でしたので、学校も思い返すと教育困難校であったのではないかと思います。
では、田舎と東京の公立小中の同級生の現在についてまとめていきます。
半数以上が無職
多浪した医学部生やまともな大企業に就職したものもいたが、これは各クラス多くても3人程度だと考えられる。
これらを分類すると次のようになる。
まともな人は結婚、もしくは保育士やJA職員、教員などに就職している。
それ以外の5割以上が行方不明 (私が把握できていないだけかもしれない)
行方が分かっている人たちでも水商売やいじめが原因で病んでしまっていたり、デキ婚なども
※ 本当に女子の行方は分からない (都市部に出ている人が多いのだと考えられる)
これらを分類すると次のようになる。
現状が分かる範囲ではフリーターと職人(詳細不明)だけである。
これら分類すると次のようになる。
こちらも状況がはっきりしない人が男子と比較して圧倒的に多い。
公立小中出身の人たちからしたら、おそらく似たような状況なのではないかと思います。
そして公立小中在校生の人たちは、同級生が将来どのようになるのかを知りびっくりしたのではないかと思います。
公立小中出身者の将来はドラマなどで語られるような華々しいものではなく、むしろ悲惨です。
私が小学生のときには、「サラリーマンになるのはダサい」みたいなことを言う同級生が多かったが、将来的にはみんな普通のサラリーマンになるのだろうと思っていた。
また、スポーツができる人たちはスポーツ系で活躍し、勉強が得意な人たちは自分が想像もつかないような活躍をしていると思っていた。
しかし、現実は同級生の殆どがフリーターや無職、勉強がメチャクチャ得意な人たちだけが大企業で働き、普通のサラリーマンも極少数であった。
だった。
別に、ガストに限った話ではない。私は異性と出かけることに抵抗がなく、むしろ同性と遊ぶよりも気楽で良いとすら思っていた。たとえ自分に彼氏がいたとしても、だ。
高校2年生のとき初めて彼氏ができた。部活の先輩だった。先輩は生徒会活動が忙しく、校内にいてもあまり会えなかった。
だからというわけではないが、私は部活の同期である男子と一緒に下校したり出かけたり、ということを平然と行っていた。
先輩に贈るためのクリスマスプレゼントを、彼女持ちの男子部員と二人で買いに行ったこともあった。その人は自分の彼女にルームシューズを買っていた。
これバレたらやばいよね、と笑い合った。今思い返すとろくでもない。
いつからか、その人とは別のとある男子部員とたいへん親密な関係になった。その仲は、付き合っているのではないかと噂になるほどであった。
先輩は私に「訝しく思うこともある」と言った。それに対して私は「そいつのことなど別に好きでもなんでもない。貴方しか眼中にない」というような言葉を返した。
先輩は「じゃあ問題ない」とだけ言った。
これは余談だが、先輩は受験生だったのにセンター試験直前までガンスリンガーストラトスをしていて幻滅した。
その後あっさり別れた、というか私が彼のTwitterをスパブロしたことにより関係は消滅した。そして私は3年生になった。
高3の間はずっと、前述の親しい男子と友達以上恋人未満みたいな関係をだらだら続けた。卒業式の数日後に付き合った。
友人から彼氏となった彼が大学の後期試験を受けているときに、私はクラスの男子3人とカラオケに行っていた。人の心がなさすぎる。
長期休暇で帰省するときだけ会っていた。その機会に私は他の男とも会っていた。帰省の際に他の男と二人で会うときは一応申告した。「全く知らない人だったら嫌だけど、その人(共通の友人)なら別にいいよ」とのことだった。
まあ大学では彼の全く知らない男と二人で遊んでいたんだけれども。
サークル同期の男子とガストに行ったり酒を飲んだりした。朝まで飲んで、それから酔った私の提案する意味不明な散歩に付き合わせたこともあった。
サークルの後輩ともガストに行った。ウェイ大学生がカップルで行くような季節のイベントに、二人で何回も足を運んだ。
彼はたぶんそれを知らない。何も明かさないまま彼とは別れた。
一緒に出かけた男たちは全く私に手を出さなかったが、「俺じゃなかったら襲われてたよ」と言われたことはあった。あと、「君はビッチだよ」とも言われた。
結局ガストに行きまくった後輩となんやかんやで付き合うことになった。
今の彼氏は私に「誰であっても他の男と出かけるのは嫌だ」と言う。そういうところが好きだ。
だから、私はもう他の誰ともガストに行かない。ガスト以外にも。
しみじみとそう思うのである。
例えば工場勤務したいんだったら「同じことをこつこつ作業するのって昔から好きなんですよ」みたいなこといって
「中学で生徒会の手伝いしたときに学年用のリボンを300個ほどチェックする必要があったんですけど1人でやることになっちゃってw」
「でもモクモクと作業してたらあっという間に時間すぎちゃいましたw」
みたいな感じでその職業に適してそうなエピソードをでっちあげろ
「面接官」の言ってほしいことじゃなくて正確には「会社が言ってほしいこと」な
ぶっちゃけ知識とかないのは向こうは分かってるから性格みてるだけ
引け目に感じることとか一切ないから
親の方が先に死ぬんだからお前がよりよい環境になるためなら親でも苦労させろ
まず一番味方になってくれるやつに頼らないのはダメ
言わないと何もしてくれんよ
5年ほど働いたあと、主に給与面に不満があり、縁もゆかりもない県の教員採用試験を受けて合格し、今は教員2年目です。
中学高校と美術部(という名の漫研)だったので、運動は死ぬほど苦手ですが、意見が通るわけもなくバドミントン部の副顧問をすることになりました。
部活は主顧問の先生がとても熱心で、会議のある水曜日を除けば毎日練習があります。土曜日は昼を挟んで一日練習です。
教員になった初日に顧問の先生に呼ばれ、買うべき道具が書かれたリストと部活の予定表、事務作業のマニュアルを渡されました。今は練習試合1つするにも5種類以上の書類が必要になります。
先週は22時前に帰ったのは金曜日だけです。保護者との飲み会があったので。
今日は部活が終わったので、明日の授業の準備と分掌業務をしています。分掌というのは進路指導部とか、生徒指導部とか、総務部といった役割の仕事です。生徒会の担当として学校祭の準備をしているので死ぬほど忙しいです。
それなら部活の顧問をやめればいいと言われると思いますが、顧問を拒否したら白い目で見られ、職員室に居づらくなります。それを言った同期はしばらくの間陰口のターゲットになっていました。
部活動の手当てが教員の副収入になってる!けしからん!といった声も聞きますが、8時間拘束されて3000円です。練習試合等で15時間働こうが3000円で据え置きです。
毎月3万払うので部活辞めさせてください。
他のエントリを見て思い出したので。
田舎だったので小学校→中学校は少人数でほぼ同じメンバーということもあり、特に悪く言われずに育った。
(公立なのに女子校?と思われるかもしれないが、私の住んでいた県はある程度の偏差値以上の公立高校は大抵男女別学なのだ)
しかしそこまでの進学校でもないため、自主自律という気風ではなく校則が厳しかった。
1年生の3月、卒業式のリハーサル後にそのまま体育館に残された。
「お前、その髪の毛どうした」。
生まれつきだと説明するも信じてもらえず、私はわんわんと泣いてしまった。
その時は私があまりに泣くから「いや、退学になるとかじゃないから…まあ本当に地毛なら仕方ない」と解放された。
その半年後、2年生の夏。
月に1度の頭髪検査(パーマしてないか、ピアスしてないかチェック)の後にひとり残された。
先日とは違う、女性のめちゃくちゃ怖い体育教師に髪の色を詰められる。
生まれつきなんですが、と話すと
「生まれつきかどうか、真実は関係ない。その頭でうちの制服を着て歩いていたら、外部の人は〇〇高はそういう学校なのねと判断する」と冷たく言われた。
ええ…と思いながら、震える声で「エクステやストレートパーマをしている子もいますが、その子たちは生まれつきのように見えるから規則違反であっても何も言われないんですね」とこぼしてしまった。
失言だった。
「じゃあその友達の名前を言ってごらん!あんたが告げ口したって言わないから!」と捲し立てた。
私は答えられず、泣いているうちに授業時間になってしまい、なし崩しに保健室に行かされた。
私の成績は学年トップだったし、生徒会だってやっていた。それでも他の先生達は何も言ってくれなかった。
流石にその件は父親が来校し、担任と話して「生まれつきの赤毛」ということで処理された。
学年にもうひとり生まれつき茶色い子がいたが、その子は「色々言われるの面倒だから」と黒く染めていた。
1学年下にヨーロッパ系のハーフの子がいて、入学した時は栗色だった髪の毛も
信じられないことにいつのまにか黒くなっていた。
私はそれに倣えなかった。
父の抗議のおかげで「指導」がなくなっても、ふつふつとした憤りを抱えて受験勉強していた。
子供の頃からそうだったのだが、どうも周りの期待と自分の希望がズレている。
学生の頃は「リーダーになるべきだ」なんて先生も担ぎ上げて、委員長だとか生徒会だとかやらせようとした。
一応その期待に答えようとはしたが、どうも自分らしくなくて結局少し不登校になってしまった。
で、次に社会人になってからも「お前はもっとレベルの高いところで活躍できる」なんて言われて、東京だとか中国・アメリカなんかとの取引に回そうとしてくれた。
別に俺は望んではいないんだけどまわりは勝手にどんどん高いレベルに合わせようとしてくれた。
結局この会社を辞めるまで、俺はその要望には答えずに目の前の人達のニーズに答える業務を優先した。
また今、同じように「お前を変えたい」なんて言う人がでてきた。
もちろんその人の言うようにしたほうが一般的にはいいのかもしれないが、俺の価値観とは到底合いそうにない。
俺の価値観は残念ながら一般的な出世だとか成金だとかには興味がなく、非常に優先順位が低い。
1番は自分が自分の周辺5メートルの人たちを笑顔にすることだ。
遠く離れたアフリカの人にも興味はないし、金持ちを喜ばせたいとも思わない。
ただ単に俺は親や兄弟、仲の良い友達や困っている目の前の人を助けたいんだ。
http://anond.hatelabo.jp/20170207224412
昨日(エントリを書いた次の日)の昼休みにパンかじりながらスマホをチラ見したら、エントリがすごいことになっててうろたえた。目に入ったコメントに泣きそうになったからそれ以上は見なかったよ。
仕事から帰ってきてセブンイレブンのおでん食べながら、ざざーっとコメントとか関連エントリを読みました。セブンイレブンのおでんは白滝が好きです。
読みながらちょっと感動して、いろいろ書きたくなって書いたんだけど、疲れすぎてて気づいたらソファで寝てた。書いたものは消えてた。スマホめ、グーグルアプリめ。
で、仕切り直してもう一回、今日、いま帰ってきて、書いてます。揚げ鶏食べながら。
長くなってしまうかもしれないけど許してほしい。
エントリをたくさんの人が読んでくれたみたいで、東洋経済の教育困難校シリーズも読んでくれたかな。そうだったら嬉しい。
こんな状況があるってことを、少しでも多くの人に知っててもらえるだけでも、同じようなしんどい思いをしてる同業者たちにとっては、きっと心強いと思う。
単純な感想としては、まずこんなにたくさん反応をもらえるとは思ってなかったというのと、その中でも好意的というか、問題をすごく深く捉えてくれている人たちが多くて驚いた。あと励ましも。嬉しかった。
自分頑張ってるアピールうざい、みたいにもっと言われるかと思っていた。意外と言われなかった。なんかごめんなさい。
実は、あのエントリの中で書いたことには、私の経験だけじゃなく、私が教員として信頼している人、尊敬している人の経験も混ざっている。全部が全部、私が現在進行形で抱えている事象ではないのでご安心を。まぁ、じゅうぶんしんどいけどね。
だまされたと感じた人がいたらごめんなさい。いろんな形で頑張って、生徒と向き合っている人たちがいることを伝えたかった。もちろん勤務時間外の対応は別に義務でもないし、勝手にやってるだけと言われればそれまでなんだけど、生徒の大変な状況を目の前にして放っておけないって人が多いんだと思う。うちの旦那さんとかね。
私はどちらかといえば、職業教員というか、仕事だから、って割り切っているほうだと思う。だから、同じようにしんどい思いをしていた旦那さんに肩入れし過ぎだって言ったこともあるし、熱い前担任からクラスを引き継いだときは、やりにくいと思った。
私が生徒に時間をかけて関わるのは、そうしないほうが大変なことになるということを経験してるから。どんなに罵詈雑言を浴びせられても、授業以外でも生徒たちと関わる時間を最低限とって、個別に声をかけて、あなたのことをきちんと認識しているよ、見ているよ、ということを相手にわかるように伝えてあげないと、今よりもっと大変なことになる。そこで少しでも信頼関係がつくれたら、そこを拠り所としてなんとかやっていける。うまくいけば、その子の拠り所にもなれる。
でも、罵詈雑言を浴び続けて、心が折れて、生徒と一切関わらなくなった人もいる。気持ちがわかるだけに、本当につらい。けど、本当にしんどい。
そうなると、その人の授業はさらにひどい地獄絵図になる。その指導や巡回を他の教員がすることになって、自分のために使う時間がさらに削られる。職員間の関係性も悪くなるという負のスパイラル。
つらい。
私が首都圏、都市部で勤務しているのでは?という声を見かけた気がするんだけど、地方の公立高校国語科教員です。都市部で働いたこともありますが、いまは担任も分掌の仕事や、その他の主任業務も当然かけもちくらいの規模の学校にいます。分掌っていうのは、教務とか進路とか、生徒指導とか生徒会とか、授業そのもの以外の学校の業務もろもろ。大規模校だと、担任業務か分掌業務かどっちかだけで良いパターンもある。
ちなみに、学校で絶対にやらなければならない授業以外の業務ってほぼ一律で、絶対量はどんな規模の学校でもほとんど変わらない。
だから、職員数と授業以外の仕事量はほぼ反比例する。規模が小さくなれば職員数が減るので、単純に一人当たりの仕事量が増える。あと、受け持つ授業の種類も増える。小規模校の先生はどこも大変だと思う。情報共有がしやすいというメリットはあるけど。
だから大都市の大規模進学校に行きたい教員が多い。生徒はおとなしいし、仕事量は少ない。自分の得意な分野で勝負できる。定時で帰れる人も多い。
ある程度の進学校にいた人たちは、高校の先生って楽そうだな、そんなんでお金もらえるなんていいな、って思ったことあるんじゃないかな。私は思ってた。バカにしてた。
でも全然違ったよ。世の中にはいろんな学校があって、いろんな先生がいた。進学校にも、進学校の良い先生がいる。
脱線した。
私は、辞めようと思ってる。決心したのは本当に個人的な理由なんだけど、流産したから。
誤解しないで欲しい、別に生徒に何かされたわけじゃないよ。私の体の問題なんだと思う。
でも、それをきっかけに自分の生活を大事にしたくなった。自分の子どものことを考える生活をしたくなった。それだけ。ありがたいことに、私が無理して働かなくても生活はしていける環境もある。
辞めるって思ったら、ちょっと楽になった。逃げるは恥だが役に立つ。
最初のエントリ、言葉遣いもひどいし、差別的に感じるところもあったと思うけど、私の正直なところだった。
発達障害については色々思うところあるけど、長くなるからやめておく。
差別と言われればその通りだと思う。たくさんの発達障害の生徒や教員(旦那を含む)と付き合ってきた上で、私は差別というか、区別している。人間誰でも苦手なことはあるし、発達障害はその延長線上だし、フォローし合えばいいと思う。でも、コミュニケーション必須、むしろそれが全て、という教員という職業に就いていて、コミュニケーションが苦手なので自分の好きなように授業だけします、っていうのは許されないと思う。どんなに進学校でも、もちろん教育困難校でも。
長いですね。すぐ語っちゃう。
誰かに聞いて欲しかったんだな。
この職に就いたばかりの頃にお世話になった先生に、「誘ったらすぐ飲みに行ける異業種の友達がどれだけ居るか、が良い教員かどうかのバロメーター」って言われたこと思い出した。最近、飲みにも行ってない。狭いな。飲みに行きたいなー。
色々、わーわー言いましたが。
お子さんがいる保護者世代の方々、理解してくれている人たちがいると思うと心強いです。ありがとうございます。
エントリをきっかけに色々考えてくれた方々、心配や励ましをくれた方々、ありがとうございました。勇気付けられたり、気付かされたりしたことがたくさんありました。
教職経験者の方々、共感やアドバイスほんとに嬉しかったです。泣いた。
http://anond.hatelabo.jp/20170208200842
私はこの職に就いた頃にあなたのような尊敬できる教員と出会って、たくさんのことを教えてもらったから、ここまで続けてこられたし、教員という職に対して誇りも意味も見出せたと思う。女性教員だから難しいこともあるけど、女性教員だからこそ得意なこともたくさんありますね。
こういう素晴らしい教員も、現場にはたくさんいて、頑張ってる。それが少しでも伝われば嬉しい。
全国の教育困難校と言われる学校で、磨り減りながら頑張っている先生。
しんどいですよね。
でも、理解してくれてる人もいるみたいです。
ちょっとでも、これで心が軽くなる人がいたらいいなと思う。
教員でも、全然違う環境で、見えないところでしんどい思いをしてる人でも。
生徒と一緒で、大人も、誰かが自分の状況を理解してくれてるって思うと安心するよね。
そういう教員でありたかった。いろんな生徒の状況を理解したかった。でももう今はしんどい。
とりあえずあと1年、無理しない範囲で生徒と関わって、彼らの人生にとって少しでもプラスになることを残せればと思ってる。
もう絶対に教員なんてやらない、という気持ちではないです。いつか、他の学校でまたやるかもしれない。
でもとりあえず、いったん少し休もうと思ってる。今はね。
長くなってごめんなさい。
ありがとうございました。
子供が小学校に入学するんで保護者会にいったんですよ。保護者会。校長挨拶副校長挨拶PTA挨拶警察官の挨拶。続いて小学校に必要なものの説明がはじまったんです。上履きとかすぐに必要なものはわかった。公費で購入されるから家庭で用意しなくてよいものもわかった。しかし家庭で用意してほしいものは入学式以降にお知らせしますとか言い出すんです。もうねあほかとばかかと。色鉛筆とかさ何色用意すればいいのか。明日持って来いって言われても用意できないぞ。Amazonプライム加入しないともうだめかもしれんね。業者も売りにくるのでそこで買えますってさ、なにその業者。癒着?利権?何それ怖い。え、業者は平日の昼間に来るんですか。こっちは仕事してるんですけど。14時に学校で販売って言われても前休と後休の中間の時間で全休にしないとアカンやつ。
それと2日後に廃材(例えばサランラップのシン、トイレットペーパーのシン)を使います、用意しろとか言い出すとかあるらしいじゃないですか。おいおい、一日でサランラップ消費しろってのかよ。鬼か。もう何十年小学校を運用してんの、年間必要なものリスト化しとけないの。
子供が休みのときは連絡帳を手渡ししてください、電話厳禁。電話厳禁はまぁわかる。子供が病気で休んだら子供が持参するわけないし、親は子供をみてるし、どうすんだよ。知ってる子供に連絡帳渡してくださいって近所の子供しらねぇよ。あと連絡帳って何が書かれるの?親と先生のやりとりだけ?やりとりしてる間に機微情報ポロリとかしないよね。それを他所の子供に渡して見られて筒抜けとかないよね。SSLの休暇申請サイトたてようか?
PTAってなに?あんたも加入すんですよみたいな顔してるけど親と先生のサークルだよね。活動内容が知りたい会員規約みせてくださいそれから加入届だしますねつったら加入届そんなものないってよ。会費はあとでお知らせしますって。いやいやいや子供が小学校踏んだだけで親が絶対に参加しろ金払えってアダルトサイトですかそれは。とにかく詳細がわからないと加入できないので勝手に入会さすのはやめてくれって非加入届だしたんです。そしたらあんたの子供にプリント配られないからイベント参加できないから卒業式に紅白饅頭配られないからとか言い出すんです。会員の子供、非会員の子供で差別するサークル、それがPTA。やばい。
個人情報保護法、これまでは保有個人情報が5000人以下の団体は適用除外の例外規定があったけど春には撤廃ですよ。PTAにも適用されるんです。プライバシーポリシーや個人情報取得の同意なしに親と子供の個人情報を持とうとしているサークルやばい。
活動はベルマーク集めて切る。大の大人が数十人集まって何時間か消費して集まったベルマーク。それで一輪車一台手に入りました!!苦労対効果ェ。配布プリントの誤字脱字がないか昼間に集まってチェックします!これがPTA活動ですうおおおおおおおPDF化してウェブでチェックしろおおおおおうおおおんおおおおああああ。
誤字脱字を修正しました。都内の話です。日本しのうねの人じゃないですもちろん保活は苦労しましたがただの会社員です。こちらの希望はPTAに伝えました。(活動と規約を知ってから入会し、自分にできる範囲でボランティア活動したい)PTAと学校の関係性がわからないので文科省にも相談しときました。P連は電話に出ないですね。小学校はまだ入学してないので杞憂かもしれん。案外、準備はスムーズなのかもしれない。このエントリーは誰かにケンカ売るというより、何も知らないことばかりで驚き(親としての心構え)ヤバイ地球ヤバイ宇宙ヤバイレベルで書き捨てたわけですが、いろんな意見が見られてありがたいです。よろしければ過去に私が投稿したシッターの選び方を紹介させてください。誰かの知見、力になることができれば幸いです。
http://anond.hatelabo.jp/20140318110208
盛り上がってるとは知らず後出しすまんの。反響やばい、増田やばい。Twitterやばい。Facebookやびあ。「変えたいなら真面目に書けよ!お前が変えろよ!お前がママになるんだよ!」みたいなコメントが見受けられましたが学校の保護者説明会で革命起こすぞ!と急に立ち上がったらそれこそやばい人です。私ヤバイ。まずはPTAの方に活動内容、費用、規約を教えてくださいと確認させてもらっただけなので4月の入学時に個人情報取得同意があって活動に賛同できるものであればみんなが負担にならない範囲で業務改善できればいいなと思っています。私のコミュ症を心配されておる方がおりますが、体育会科で運動部、生徒会役員経験、保育園で会長経験(会員の同意を得てGoogleドライブで管理、連絡手段を最適化。全員が働く親なので無駄口禁止のアジェンダと時間進行を厳守、アイコンタクトよろしく特殊部隊のようだった)とやってきたので割とジブン、コミュ強ウェイェイ部類ッスそんなポジティブ妖怪の私でも思わず小学校/PTAの様子(もちろん憶測の部分もある)に恐れおののいた、という話なのです。あと会員にならないなら子供の差別もしょうがないというコメントもありましたが、それだと本来のPTAの目的である「児童生徒は、会員ではない。彼らはみなひとしくPTA活動の支援対象である。すべての児童生徒のためのボランティア活動」という前提が崩れるのでPTAの名前変えなきゃだめぽ。とはいえ入会しなくても会費ではなく寄付の意志はあるのでそこで補えれば予算不足にはならないのかなと思うのだけれどもそれも所属するPTAに要相談かもしれんね。ベルマークと文章チェックは別の学区に通っている親御さん情報(愚痴)です。ブッコメにあるドングリ収集はわらた。メ○カリすごい。廃材なら集まるそう○ルカリならね。
今年も一年ありがとでした。
年の瀬京子も迫り、各所で続々と2016ランキングが発表されていますね。自分も今年の統括的なモノをしたためたく、2016年一番励んだことってなんだろうと考えてノータイムで浮かんできたのが、ガールズ&パンツァーの同人誌を買い集めることでした。
劇場版公開から怒涛のようにリリースされた2016年発行のガルパン同人ベスト10をお送りします。
筆者は一部好きなキャラに偏りがあること・百合オタクであることを踏まえた上で読んでいただけると幸いです。
(各本にリンクを貼ろうとしたのですが9個までしか貼れないと書いてから気づいたため一部を除き割愛しました。作品の詳細についてはおググり願います。また、18禁はここには書けないので除外しています)
これを貼りたくてランキングを書き始めたと言っても過言ではない一品、逸見なだけに逸品です。ガルパン公式よりもびくドンに怒られるのではというほどに作中ふんだんにっンー店内及びハンバーグの実写(しかもなぜか画素が超粗い)が使用されています。「なぜエリカとナカジマ!?」と一瞬考えてしまうキラーカップリングも百合的みどころです(書いてる途中で気づいたけど普通に決勝で乗った乗られた仲でした)。
もともとお酒を飲むシーンが気軽に描ける(そして大学生百合では出せないしっぽり感がある)社会人百合が割と好きというのもあり、しほ千代のこうしたババア…年増百合ってほんと最高ですね……。『西住しほが高校生だった頃』という二次創作伝家の宝刀である過去百合も連作として進行中で目が離せません。
最強のノンカチュ本です。公式でも結構大概なのに二次創作では過剰にクレイジーサイコレズ(すっかり死語)として描かれがちなノンナ・そしてその煽りを受けてレズギャグ要員にされがちなカチューシャですが、そんなふたりでここまでエモーショナルに振り切って描けるのかと甚く感激しました。あとこの本に限った話ではないのですが、A5の百合同人誌って佳い打率8割くらいなので買うだけでドキドキします。
意外と少ないももゆず本、大変貴重な一冊です。というか、筆者の観測範囲だと序盤の強引かつ高圧的なやり口のせいで、一部ファンからは生徒会の評判が悪いようです。そういった悪評を『生徒会を快く思っていない一般生徒』に担わせるところから始まり、当事者である西住みほのひとことで締めることで、生徒会および河嶋桃の懊悩と救いが短いながらに描かれており、欲しいやつぜんぶきちゃったな~という一冊でした。リンク先調べてて気づいたのですがこの御方、響ユでなかよし川も描いてたのですね、アレもとても佳かったです……!
にわかに活気づいている(と思いたい)さおまこ界のスラッガーです。武部沙織という乙女なキャラクターを百合で動かす際に、こういうレディコミ風の絵柄と一人称モノローグを使うとバツグンに佳くなります。あとこれもこの本に限った話ではないのですが、ラブライブ百合やってる人がガルパン百合に来ると確実にホムーランなんだよね……ラブライブ同人の地力がもともとすごいという話でもあるけど……。
角谷杏メインの同人誌は良作が非常に多く、どれをベスト10として選出するか熟考しました。この本、飲みの席に持っていってその場で読んでもらったのですが、人がまんがを読みながら涙ぐんでいるところを初めてリアルタイムで見てしまいました(心当たりのある方申し訳ない…)。なお、冬コミまでの期間限定でフリーリリース(https://chu-gyo-g.booth.pm/items/389763)されているので未読の方はリンク先を今すぐご参照あれ! このランキングを年末までに急いで書いてるのもそのためなんだけど、冬コミまでっていつだ、開催までなのか、冬コミ終了までなのか、どっちなんだ……?
過去百合といえば大人キャラだけの特権ではなかったですね、幼馴染であるさおまこにも為せました。長年ガルパン二次創作を描いてきた岡先生の筆致に泣く『ゆめのかよいじ』ですが、実は激突!女子高生お色気戦車軍団6巻にも収録されているため、厳密に言えば2015年末が初出と言えなくも……でもこの本は今年の夏コミが初出だからOK!
河嶋桃メインの同人誌というだけでなく、そこに西住みほをぶつける超爆発のガルパンまんがです。これはもうサンプルを読んだ時点で涙を流してしまいました。なんというか、桃ちゃんを描く人って桃ちゃんが考えそうなことを考えるのが本人かよってレベルで上手いし描きっぷりも尋常じゃないのでこれからもどんどこ桃ちゃんメインの同人誌出てほしい……ほんまみんなたのむで……。
この方は他にも『Ladyspiker』『バトルクライ』などのエモーショナルガルパンまんがを描いていますが、その中でも特にドキドキしながら読んでいた『ミュージック・アワー』がついに紙媒体でリリース! その当時は鼻息がとても荒くなっていました。ウサギさんチームはもちろん大好きなのですが澤梓の佳さがここまでやるかってくらいに全開で引き出されています。ちなみに筆者がガルパンまんがを描こうと思い立ったのはこのガルパンまんががきっかけでした。
叙情的な表紙の通り最初の一編は継続メイン回なのですが、最後に西住みほと河嶋桃の最強タッグ『冬来たりなば』が収録されています。こたつシーンやヨッパライシーンがあるため、冬場に読み返すとまたいちだんと空気が澄んできます。夏コミのときにこれをスッと買えたからよかったけれど、ぱんっあ8ではオンリーイベントで見たことのない長蛇の列が数時間続いていた光景が目に焼き付いており、これを書いている今も冬コミのさおまこ新刊が買えるのか不安で眠れません。
以上、駆け足ですがガールズ&パンツァー同人誌オブジイヤー2016をお送りしました! 見事に百合同人ばっかりになってしまいましたね……冬コミもいっぱい買えるといいけど! なんで2日目なの!!
それでも、アクの強さに見合った魅力があることも確かだと思った漫画。
現在連載中、或いは最近完結した作品のみを対象にピックアップし、核心に迫るようなネタバレも避ける。
人間と蝶の未熟児みたいな謎の生命体を、主人公が不純な動機で飼うことから始まる。
タイトルの『オゲハ』自体、その謎の生命体に主人公が「汚いアゲハ蝶みたいだからオ(汚)ゲハ」と名付けたからである。
謎の生命体の生態や、登場人物たちの事情を全て俯瞰して見れる読者だからこそ分かる、綱渡り状態の危うさが度々提示されるのが見所だ。
だが、意図的とはいえ作品全体に漂う不快感はいかんともし難く、冒涜的ととられる表現も多い。
序盤で描かれる、オゲハ相手にほくそ笑む主人公に眉をひそめる人は多いことだろう。
雰囲気はコメディ調で、主人公は何か重苦しい理由のせいで不登校というわけではない。
そのため不登校という要素から連想される後ろ暗さはなく、重苦しい漫画ではないものの、それ故に主人公の身勝手な言動は同情の余地がない。
主人公の家族は善良なので、その身内たちに一方的に迷惑をかけながら惰眠を貪る主人公は、コメディである前提を考慮しても眉をひそめる人も出てくるのは仕方がない。
そこを許容して、あくまでコメディとして楽しめるなら、どうぞ。
まあ、正直なところ今回紹介した中では、これはかなりマイルドな部類なので万人受けしやすい方だと思う。
1話から大きく注目された漫画だが、あれで作品の方向性を読み違えると肩透かしを食らうかもしれない。
「強力な力を持った主人公を中心に、復讐のために道中の敵と戦いながら活躍するヒーローもの」みたいなものを期待すると裏切られる。
まず、主人公は不死身に近い再生能力に説得力を持たせるため、敵にいいようにやられることが多い。
主人公目線で物語が語られたり展開することは意外にも少なく、サブキャラたちだけのやり取りが圧倒的に多く、群像劇の側面が強い。
1話のカニバリズムや、炎で焼かれ続けるなどのトーチャーポルノ的表現もそうだが、以降も獣姦などの異常性癖、狂言キャラが出張る、ディスコミニケーションの連続など、無批判で受け入れるには厳しい要素がどんどん出てくる。
あと、アクションシーンはお世辞にも上手くない。
それでも、作風や方向性から漂う個性というものは間違いなくあるので、そこに魅力を感じたのならどうぞ。
対人恐怖症の主人公が、想い人の生徒会長に気付かれないよう、かつ傍にいたいがために生徒会室の椅子を改造して、その中に自分が入る。
誰得な椅子の改造方法を詳しく解説したり、主人公の生徒会長に対する情念たっぷりの独白など、「変態」な人間を表現するための描写をかなり念入りに行う。
周りに認知されない存在だからこそ偶然知ってしまう登場人物たちの秘密を、主人公が垣間見てしまうのだ。
事件が起こり、それを隠蔽しようとするとある人物の一連のシーンが、これまた丁寧に描かれていて、妙なところにリアリティを追求している点も見所だ。
プロットのインパクトに負けない、圧倒的な描写や展開が魅力でもあるが、構成されるほとんどの要素がアウトローな上、それをやたらと丁寧に描いているので、そこに拒否感を覚えなければどうぞ。
この漫画の何が面白いかといわれると、正直なところ私はうまく説明できない。
主要人物の多くが独自の価値観を持っており、しかもそれを前面に出して展開される。
もちろん、そんなことをしてまともなコミニケーションなど成立する筈もなく、不可解さや不愉快さは読者にも伝染しやすい。
それは主人公たちの人格も同様で、読者が共感できるような普遍的な是非で物事を判断しないし、動かない。
それでも、一見すると作中ではなぜか成立しているような気がする人間ドラマは何とも奇妙だ。
私が解釈するこの作品のテーマやメッセージは、「社会的な、或いは政治的な観点での『正しい人格』の押し付けを拒否し、確固たる自我の確立を目指すこと」だと思う。
それでも、露悪的な言動をする主人公や、我を通す人間がイニシアチブをとりつづける世界観は、結局のところ側面的には『正しい人格』を別のものに摩り替えただけで、読んでいて気持ちのいいものではない。
ttp://anond.hatelabo.jp/20161108203943
を見て、あー俺も最初は恥ずかしかったなーと思いつつ、当時が懐かしくなった。
有名どころが多いけど、それなりに読んだわ少女マンガ。
というわけで誰にも聞かれてないけど俺的オールタイムベストを挙げると――
でつ!
あーもーこれほんと好き。高校生活は毎日がお祭りでとにかくキラキラしてるってのを臆面もなく出してくるあの感じが最高っすわ。今で言うリア充。当時はそんな言葉なかったけどさ。
舞台が新設の高校の生徒会で、なんやかんやイベントがあるってのも良かったよねー。あと絶妙極まる人間関係。主人公の同年代だけじゃなく一個上の世代も絡んでくるのがうまかった。
あと相手役の須藤晃最高。これだけカッコいい少女マンガヒーローってのも中々見ないぜ。
他には『カレカノ』とか『片道切符』とか『星の瞳のシルエット』とか『こどちゃ』とか好きだったなー。忘れちゃいけない『姫ちゃんのリボン』。少女マンガ的なものへの入りは、これのアニメが最初だった。EDの『はじめての夏』がすげー好きで。あとは『ベイビィLOVE』とか『ママレ』とか。吉住渉なら『ミントな僕ら』が一番好きだなー。って清々しいほどのりぼんっ子。
白泉男子だった時期もあって、『ディアマイン』とか『花の名前』とか、『お兄ちゃんと一緒』とか。田中メカはわりとどれも好き。恥ずかしがるヒロインを見てほっこりする『キスよりも早く』から男かと思ってたけどwikipediaみたら女なのな。
唐突に終わる。