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2021-05-05

anond:20210505115541

共産党個人は党に服従するのが基本だもんね。

党が個人より優先され、党の言うことは常に無謬であるというのが共産党

トップが常にカイザーラインハルトではありえないのだから怖い

しっかし、元増田見ると共産党が最も組織統制効かせてるんだろうなってのがはっきりわかるね。

2021-03-05

anond:20210305115559

そうね、俺は銀英伝お話は好きなんで、名作に数えてもいいとは思うけど、色褪せない普遍性とまで言われるとどうかな、って思う。

ヤン天才ってかより、全体のレベルが低すぎる。技術は進んでも、人類は相当に劣化したらしい、って感じなんだよね。

ラインハルトにしても後から思うに、銀河を握れる器か、っていうとかなり疑問。

関係では途端に沸点が低くなるメンタルの未熟さや、ヴェスタラントの件で告発を浴び動揺する程度の為政者としての覚悟の薄さ。

清濁併せ呑む度量に乏しく(有能か無能かの2択しかないのか)、周りのレベルが低い世界から、ただただ若造の才能だけでも何とかなったんじゃね?という風に見えてしまう。

2020-10-08

ホロコーストのある資料について意見が欲しい

こんなところで質問してもほぼ意味はないような気がするんだけど、他でも誰も答えてくれず困っている。協力があればなと。

これはパズルなのです。

 

簡単説明

ホロコースト否認者たちは、ガス室だけは絶対に認めません。ガス室を認めると大量虐殺肯定してしまうからです。ですから、一番目立つアウシュヴィッツを狙ってきます問題は、アウシュビッツには正確にいうと、ソ連が近づいてきたのでナチス親衛隊撤退するのですが、証拠隠滅のために、ガス室だったところをダイナマイト破壊してしまます

ナチス親衛隊は、全国指導者ハインリヒ・ヒムラー1942年暗殺されてしまったヒムラーの側近中の側近ラインハルトハイドリヒSD長官指導により、徹底的にユダヤ人殺害隠蔽したので、文書資料にすらほとんど「ガス室」や「処刑」などの用語もなく、ユダヤ人虐殺を「再定住」、処刑を「特別処理」などと言い換えたりしていましたので、これが戦後ずっと続くホロコースト否認者の格好の餌のようなものになってしまい、奴らは平然と「証拠はない!」とほざくわけです。確かに、ガス殺死体アウシュビッツには一体もありませんでした。なぜなら焼却して骨は砕いて川に捨ててしまたからです。

 

ガス室証拠

実は結構あるのです。文書資料として残ってしま図面にこそ「ガス室」とは書きませんでしたが、報告文書にうっかり書いてしまった記録などはあるのです。それ以外にも沢山あります。当然ですけど、証言記録は滅茶苦茶ありますアウシュビッツ司令官ですら戦後裁判証言し、死刑になって処刑されるまでに詳しい殺害方法を書いた自伝まで残しています

ところが、当然といえば当然ですが、否認者たちは証拠資料解釈で捻じ曲げて歪曲しまくり、証拠ではないと言い張り、流石に否定できない文書資料などがあると捏造だと一切認めず、当たり前のごとくに膨大な証言適当に難癖的にあそこがおかしいここがおかしいと文句をつけて全否定するのです。証言者が言ってることが多少誇張が入っていたり変だったりすることはよくある話なのに、一切認めません。ガス室の周りの地面に当時のユダヤ人作業員メモ証拠として埋めたのが戦後発見されていますが、戦後捏造だと言って絶対に認めようとしません。頭おかしいと思うレベルですが、これマジなのです。

 

認めざるを得ない証拠があったのに・・・

しかし、いくら否認論者でも、当時の文書記録として、加害者側の親衛隊人物業務内容として残した資料の中に、ユダヤ人のガス殺の様子を記録した文書があれば、流石に否定しようがないはずです。実はあったのです。

1970年代後半に、グリクシュ報告というのが見つかります。グリクシュ少佐というのは親衛隊人事本庁の職員で、1943年5月アウシュビッツの視察に訪れ、司令官ヘス同行の上、ガス室を見回って報告書を書いたのです。言葉は選びながらも、どう読んでもユダヤ人をガス殺する手順としか読めない内容がきっちり書いてあるのです。流石にこれは否定できないだろうということになったのでしょうか、10年以上、否認論者はこれを「まぁ偽造だろう」とほったらかしました。何故ならば、その報告書原本ではなく、戦後裁判資料を整理していた米軍将校タイプライターで打ち直したものだったからです。おそらく原本保管のためでしょう。だから原本じゃないので証拠にならず、米軍により偽造されたものだと言い張ったのです。

で、1991年に、アメリカ人リビジョニストのある人が、このタイプコピー版を徹底的に内容批判して、偽造だと断定します(実際には根拠は薄弱であり、捏造それ自体事実は一切証明しておらず、断定は無理です)。それがこちらです→フランケ・グリクシュ「再定住報告」:偽造の分析(レンク)

で、一旦これで否認論者もほくそ笑んだでしょう。原本などないんだから嘘に決まってる、と。ところが・・・

 

原本発見される

2019年、つまり去年です。ある反否認論者がふと、「もしかしたら?」と思ってドイツ連邦公文書館検索したのです。すると、その原本報告書製作時に同時にタイプされたカーボンコピーだった一枚)があったのです。ニュルンベルク裁判戦後裁判関係資料は膨大な量があり、昔は探すのが大変だったのですが、インターネット文書デジタル化が進んで、いつの間にか外部から検索をかければ見つかる状態になっていたのです。まさか探せるとは誰も気づいていなかったわけです。

発見者は、様々な検証を行い(と言ってもデジタル化された写真なので物理的には調べられない)、当時の他の文書とのタイプフォントの照合まで行い、フォントの一部に欠けがあった文字を数文字発見し、他の文書とそれが一致することから、おそらくは原本で間違いないだろうと。他にも色々特徴を調べていますが、疑問点は今の所ありません。

それがこちらです→Holocaust Controversies: Nazi Document on Mass Extermination of Jews in Auschwitz-Birkenau: The Franke-Gricksch Report

詳しく詳細な解説もされていますが、ともかく間違いないだろうと。内容も、否認論者は批判していましたが、それらおかしいと思われる箇所も十分問題なく解釈できる範囲です。何れにせよ、原本です。

 

捏造」とすると辻褄が合わない

否認論者としては、絶対に認められない資料証拠ですからこれを「捏造」と言わなければならないはずです。しかし、「捏造」と仮定した途端に辻褄があわなくなるのです。捏造でなければすんなり理解できます普通に原本はあった、そしてドイツ連邦公文書館で整理保管・デジタル化されていた、それだけです。

 

しかし、「捏造」だとおかしなことになります。先ず時期が問題です。

 

戦後のその米軍将校タイピングした時点で原本捏造されていたと仮定すると、ではどうして裁判に提出されなかったのでしょう? タイプ版も結局は裁判に出ていません。それは別に良いのです、証言証拠は沢山あり、グリクシュ報告は特に必要ありません。しかし、捏造だとすると、他の文書タイプフォントが合っているということから、それらの他のタイプフォント形式を間違いなく再現するためには、例えば同じタイプライターを探し出してこなければなりません。そんなめんどくさいことするでしょうか? しかもです、そうやって非常に面倒な精巧な偽造をするのであれば、何故タイプコピー版が存在するのでしょうか? カーボンコピー用紙を使えば、カーボンコピー三枚分用意できます。その一枚を裁判で使えるように回せばいいだけです。「捏造」と仮定すると極めて不自然なのです。かなり精巧なのに(調べてもわからいくらい)、裁判に使われていない事自体が不自然です。なおかつ、そんな手間隙かけた捏造証明された文書資料などただの一つとして存在しません(そもそも戦後裁判資料捏造が疑われたヴァンゼー会議議事録ですらも、リビジョニスト捏造だと言い張っていただけです)。

 

あと、この原本1980年代イギリスの著名な歴史家デヴィッド・アーヴィング連邦公文書館で見たことがあると言っており(アーヴィングは異常なほどの資料収集家です)、2005年くらいのこの資料議論する会でそのインデックスを述べていて、そのインデックスナンバー原本発見時にほぼ合っていたのです。とすると、1980年代原本存在したことになります。では、タイプコピー版が1976年発見されて以降、アーヴィング連邦公文書館で見るまでの間に、何者かがグリクシュ報告の原本捏造し、連邦公文書館に潜ませた、なんてことはあり得るのでしょうか?

今の時代ならばPhotoshopもありデジタル化された資料など簡単捏造できるのかもしれませんが、1980年頃にそれが出来たとは到底考えられません。ネットすらないので、ハッキングファイルを混入させることも出来ません(1980年代頃にデジタル化があったとも思えない)。いろいろ考えても、1980年代頃の捏造というのはあまりにも荒唐無稽です。タイプ文字の形を合わせるために、その他の文書すらも探し出してくる必要すらあります。すると、どうやったって当時ならば、連邦公文書館物理的に侵入しなければなりません。あまりにもハイレベル過ぎます

はっきり言って、グリクシュ報告の価値は「否認論者が困る」だけのものであり、偽造された「ヒトラー日記」のように1円の価値があるわけでもなく、書かれた内容についてはなんら未発見内容はないので、通常の歴史家特に反応を示すわけではない資料です。普通歴史家ホロコーストガス室があったことなど一ミリだって疑いやしません。

 

というわけで、グリクシュ報告原本を「捏造」と仮定することは、どう考えても辻褄が合いません。というわけで、非常にグリクシュ報告原本発見否認論者にとって困ったものであるはずなのですが・・・

 

ところがアホな否認信者たち

ネット上の一般否認論者は、どうも意味が全くわかっていないようなのです。「そんなもん捏造だろ」と頭から決めつけてかかっているだけで、捏造仮定するとおかしなことになるとまで考えが及ばないようなのです。ていうか、そもそも証拠絶対にない」とすら思い込んでいるようです。信じ切っていると言っていい。ですからこちらがいくら言っても、否認論者は「捏造とすると辻褄が合わなくなる」ことまで考えは全く及びません。

 

聞きたいのは、私が変なのでしょうか? 私自身は「ホロコースト否認信者はアホばっかり」と思うようにはしてはいるのですが、だーれも理解しません。一体どうなっているのでしょうか?

 

追記

id:anmin7相手の人がどうなったら増田は満足なの? 賢さを讃えてほしいの? ただ考えを改めたらいいの? 土下座して許しを乞うならいいの? 愚かさを恥じて以後増田奴隷になるべきなの?

違う違うそうじゃないのです。私一人で考えているだけなので、単に自信がないだけなのです。日本人ホロコースト否認論に反論しようなんて物好きな人はなかなかいません。これで合ってるかどうか、感想でもいいから聞きたいのです。日本人否認論の集まるところへ行くとほとんど孤軍奮闘になってしまうのです。私以外の反否認論側の人がいてもただ、「ホロコースト否認するなんておかしい」みたいにいう人がいる程度です。ほとんどの人は知識がないのです。

 

id:rmntc55211精巧捏造したけど使わなかった、その後、捏造したそれが何かの手違いで文書保管されてしまったなんてありそうだけどね。何もかもが自然にはできていない

そんなこと言い始めたら、あらゆる文書資料は全て捏造になりますよ。本当にそう言ったホロ否認はいましたが、あまりに非現実的です。グリクシュ報告の一致性は、タイプライターフォントの欠損が4文字も当時の同時期の文書と一致する、という時点で、捏造なら度を超えて精巧すぎます。むしろ、この欠損フォント捏造が発覚すべきです。それを捏造でやろうとすると、当時ならば虫眼鏡必須です。今の時代なら、パソコン画像拡大すれば簡単かもですが(というか、単に画像から同じフォントを使えばいい)、当時はそういうわけにはいきません。また仮に同一のタイプライターを探し当ててきたとしても、戦後ですから、同時期の文書とは2年も差があります。すると、その2年間にタイプライターの他のフォントまで劣化している可能性があります。あるいはその比較された他の文書資料も含めて偽造した、……などと言い出したら結局、ナチスから押収された文書は全て偽造とまで言いええしまい、暴論としか言えなくなるでしょう。何れにせよ、捏造証明された文書など一枚たりとて存在しませんので、妄想という他はないでしょう。

2020-10-03

銀英伝アニメ勢だけど納得がいかないところがある

銀英伝は今のアニメで初めて見た。

顔立ちは気に入らないけど面白かった。3期が楽しみ。

ただ気になるところがある。

ラインハルト軍が反乱貴族を追って確か要塞攻略する場面だったと思う。

反乱貴族テレビ電話してるとき、「姉弟揃って皇帝に媚びるんだな(大意)」と煽られたラインハルト激怒して作戦を変更した。

それを見た部下同士が「ラインハルト様も『感情支配される人間』なのですね」と話していた。(感情に、のところにアクセントがついているのでこういう意味になる)これが納得いかない。

これが「ラインハルト様も感情支配される『人間』なのですね」(人間にのところにアクセントがつく)なら理解できた。

ラインハルトを深く慕っていた部下が思わぬ一面を見て等身大人間であることを実感するのは納得がいく。

また、「ラインハルト様“は”『感情支配される人間』なのですね」も冷たすぎて話が違ってくるがわかる。無様な姿を見て急に醒めたんだろう。

だが「ラインハルト様も『感情支配される人間』なのですね」だと「世の中には感情支配されるタイプ人間支配されないタイプ人間がいて、前者の方がずっと数が多いor部下の知る別の誰かも前者だったが後者存在する」「ラインハルト様は後者ではないかと思っていたが実は前者だった」という意味になる。

だが部下は感情支配されるタイプとされないタイプの話などしておらず、ラインハルト感情支配されない人間だと思っていた描写もない(確か)

あの名前忘れたけど黒髪参謀感情支配されないタイプであると見せたかったのかもしれないがそれならもっとわかりやすくしてほしい。

2020-09-18

ネタバレ有)銀英伝でフレデリカ家事分担するより

ラインハルト、オーベルシュタインロイエンタールという有能TOP3を失った銀河帝国未来への不安描写してほしい

なんかヒルダとミッターマイヤー居るから大丈夫だろって感じがあるけど

2020-09-09

銀英伝ラインハルトヴェスタラントに拘り続けるのがよくわからない。

強行偵察艦を急行させてやっと間に合う時間的余裕しかなかったわけで

ラインハルト決断を迷ったという多少の非があるにしても、戦力を準備して妨害するのは困難だったことも事実だし

そもそも核兵器は敵が勝手に使ったものなんだからラインハルトに非がない。

そのあとヴェスタラント関係者になじられて落ち込んだあとのヒルダとの展開も解せない。

そない落ちこんどるんやったら一発オメコすんべか言うてしけこんだんか?

2020-08-17

そういえば銀河英雄伝説って

銀河英雄伝説ってラインハルトの方がメインの主人公?でいいの?

てっきりヤンの方がメインの主人公なのかと…いや、もっと言えばヤン単独主人公ラインハルトはそのライバルくらいに思ってたんだけど。

ガンダムでいうならヤンアムロラインハルトシャア、くらいのポジションなのかと思ってた。

見た目地味で民主制側のキャラと華やかな美形で帝国側のキャラがいたら、普通民主制側のキャラ主人公だと思うよなーって感じ。

2020-08-15

数年ぶりに遊び場を覗いたら全て廃墟になっていた

屋外で蝉がせわしなく鳴いている。

タイマーを設定した扇風機はいつの間にか止まっている。

風の通る廊下で、買ったばかりのデスクトップPC掃除した。

懐かしい、夏の記憶だ。

PCゲームをするきっかけはマインクラフトだった。(この時、すでに製品版になってた気がする)

家族共用PC(メモリ2GBでやばい)で満足できなくて、初めてした大きな買い物だった。

そんで、それを手にした俺は、夏休みの大部分をマインクラフトマルチプレイで過ごした。

マルチプレイといっても、共同で建築したり、経済圏を作ったりいろいろあるが、俺がとびきりハマっていたのはPVPであった。PVPはいっても単純に武器を作って戦うのではなくて、相手の陣地にある特殊ブロックを壊したり、あるいは持ち帰ったりする攻防戦である最前線でひたすら殴り合ってもよし、武器をひたすら作ってもよし、防壁作りに勤しんでもよし、自陣のパトロールをしてもよしととにかく自由で、みんながみんな好きな方法でその戦いに挑んでいた。

そして、当時の俺はそうやって数十人が一丸となって攻防するこのPVPの虜になっていた。この手のPVPを扱うサーバは当時たくさんあったけど、俺が通っていたのは最大手のような所で、常に100人近くが接続していた。常連の人と仲良くなったりはなかったけど、いつもワチャワチャで、殺伐としてる雰囲気が好きで、よく入り浸っていた。

こうやってキーボードを素早く叩けるのも、当時戦況をチャットで使えたり、レスバトルしたのが大きかった気がする。

(何事もそうだが、練習するよりそれが必要な場面に遭遇することを多くする方が、なんだかんだ上達につながるものかもしれない)

俺が通っていたサーバは他にもあって、専用コマンドテクスチャ適用してガンシューティングが出来るサーバとか、ひたすらアスレチックするだけのサーバとか色々なお気に入りがあった。

こっちは小規模なとこも多くて、何回か通うとIDを覚えてもらえてたりした。そのサーバの人たちとどうでもいい世間話をしたり、飯落ちを見送ったり、送られたりした。

夏休みになると湧いてくる、いわゆる夏厨だったわけだが、その住民サーバ主はきさくな人たちで、殺伐したインターネットの中では温かい空間だった。

年月が経ち、俺はマインクラフトを遊ばなくなって、その熱はOverwatchやR6S、Splatoon(Wii Uの方)に移っていった。一般に語られるゲーム流行り廃りに沿うように、俺も色々と遊び、そして現在に至っている。

それで、この前Overwatchを惰性でプレイしていたわけだが、重なるタンク弱体化などの謎調整+運営の異常なマクリー推し+必ず遭遇するスマーフィングなどでさすがにつまらなくなって辞めた。

ちなみにタンク専で、ラインハルト専(盾張る役目しかしてない)である。(どうしようもない)

それでふと、マインクラフトのことを思い出した。

さびさにランチャーを開くとアカウントは古くなってて(別サービスへの引継ぎ必須)、くそデカダウンロードを終えたのちに立ち上がると見覚えがあるも違うマインクラフトになっていた。いつの間にかダンジョンモードとかも追加されていて、ちょっとびっくり。起動するバージョンも選べて、高校当時の古いMOD入りのバージョンも表示されていた。懐かしい。懐かしいが、だいたい古いやつを起動すると不具合が起こる気がしたのですべて削除した。最新バージョンは当時より番号が大幅に進んでいた。

そして、マルチプレイヤーを選択して、サーバ選択画面に移って、絶句した。全てのサーバ接続不可の赤マークになっていた。

あーアドレスが変わった系かな?と思ってアドレスを専用サイトで調べなおすと、大手は引っかかったが、小規模のサーバは見つからなかった。なんとなく察してしまった。サーバ選択画面に戻って、各サーバ対応バージョン確認した。どれも、最新バージョンよりはるか手前で、力尽きたかのように止まっていた。

そしてアドレスが見つかった大手サーバは、バージョンが近かったが、閉鎖されていた。公式サイト確認しにいったが、更新は止まっていて、掲示板時間が止まったかのように、静かだった。最新の書き込みは数か月前で、「新規は来ず、チーターしかいない。どうにかしてくれ」のような内容だった。

書き込みも数人で、おそらく攻防戦はもう出来なかったんだろう。

唖然とした。

100人規模、数十人規模で毎日盛り上がった、そんな記憶が色濃く残る場所は、いつのまにか廃墟となっていた。

廃墟ならまだいい。もはやその場所を見ることすら出来ない。崩れ去って海に消えてしまたかのようだった。

呆然とした。あんなに盛況だったのに、こうもあっさりと消えるのか。

バージョン対応するのが大変だったから?管理人が忙しくなったから?人が来なくなったから?

からない。分からないけど、どれであっても仕方がなかったのかもしれない。

運営するのはタダじゃないし、労力が掛かるだろう。だから、仕方ない。

でも、ここまで全て無に帰しているとは、思ってもいなかった。思いがけない展開で、俺の夏の思い出は終結していた。

しかしたら、ワイワイしたその思い出のままの記憶に留めておいたほうがよかったのかもしれない。

でも見てしまたから、もう仕方がない。

なんとなく感じる寂しさと、当時の運営者への感謝をなんとなく片隅に書きたくなったので、こうして書き残しておく。(いつかここも消えるかもしれないけどね)

2020-07-22

子供時代ラインハルト宮殿にいってブラスターをぶっぱなした話

あのあとお咎めがないのはおかしい。アンネローゼが庇ったと考えるのが自然

フリードリヒ4世の獣欲を一身に受け止め肛門を半径3光秒まで拡張されたはず。

キルヒアイスへの愛を打ち明けずに過ごしたこともこれと整合する。

2020-07-19

政府に助けを求めて金をばら撒けと言うが、審査してばらまくだけのキャゼルヌ先輩がいないという問題

から、もう、公務員がいないのである

あらゆる方策提言されても、それをやれる人間がいないのである

銀英伝のイゼルローンに例えると、アレックス・キャゼルヌがいないのである

はっきり言えば、どんな優れた対策を立てたところで、それを吟味してよいものだけをすくい上げる官僚マンパワーが圧倒的に不足している。

通常業務ですら、国会中は深夜タクシー、数時間ほど寝て、また始発で職場直行便というのがデフォルト国家公務員である

コロナウィルス対策で、勤務時間も足りず、予算も人も足りないものから、使命感だけで何とかギリギリまわせるモノだけまわそうと必死にあがいているのがいまの状況だ。

過労死ラインの倍を超える残業時間で働いて、わけがからないことになっている部署はわんさかある。

コロナウィルス対策最初の死者は、過労状態にあった官僚だったことをもう忘れている。

誰も助けてくれない。

人を助けようと思ってもその政策吟味し、実行可能状態に持っていくだけのリソースがない。

一度動いた政策も、コロナウィルス対策下では、すぐに取りやめなければ危険ということが良く起こる。

朝令暮改可能なのは人間が有り余っている時だけだ。

これではもう、どうにもならない。

政策を実行する人が単純に足りないのだ。

民間が、最も大変だということはわかる。しかし、それを非常時に助けて対応できる人が根本的に不足している。

政府が悪いというのはいいが、じゃあ、その脆弱政府状態を作ったのは誰だ?

政府のせいか? いや、小さな政府を目指し続けてきた国民責任は極めて大である

行政サービスが極限まで求められる非常事態に、小さな政府では、そもそも対応しきれないのだ。

他の部署の空いている人間が助ければいいと思うかもしれない。

しかし、行政職は、専門職だ。極めて面倒な法律的事務を、他の部署から来た人間が代わりにやることはほぼ難しい。

勉強しながら対応だが、ある程度習熟しないと役に立たない。皆華やかなラインハルトや、ヤンウェンリーはもてはやすが、キャゼルヌ先輩がいかに偉大だったのか、理解しておらぬのだ。

いまの日本は、アレックス・キャゼルヌがいない。というか、いたんだけれど、給料が高いと追い出してしまった。

どうするんだろうねこれ。

2020-06-03

anond:20200603131923

自分中学生とき理科教科書読みながら「金がAuで…」って呟いてたら前の席の女子に「増田銀英伝読んでるの?」って話しかけられたことがあったわ

その後その子から小説借りて読むうちに自分もすっかり銀英伝オタになってしまった

今では嫁と一緒に銀英伝の新作アニメ見ながら「しかしま宮野真守ラインハルトは酷いね」って盛り上がったりしてるから夫婦共通趣味があるのは良いなあと改めて思った

2020-04-30

そんなに変な嗜好か?

昔ハマっていたTM NETWORKの話。

まあPerfumeとかを引き合いに出すまでもなく、ああいユニットだとメンバーの誰が一番好きみたいな話になるのはあるあるなわけだ。

で、俺が一番好きだったのは宇都宮隆なのだが、ファンだった学生の時分、友人にそれを言ったら残念そうな目で見られた。

男で宇都宮隆が好きというのは少数派というか、ぶっちゃけ変人枠なんだと。

普通はあのホモっぽい雰囲気が、男にゃ受け付けないと。

なんつーか、今だと上述のPerfumeにおけるあーちゃん好きとか、男のくせに銀英伝ヤン・ウェンリーよりラインハルトが好きとか、それと同列なレベル珍獣枠になっている感じで、当時は結構ショックだった。

俺は別にあーちゃん好きもラインハルトが好きな男も全然OKだと思ってるけどな。


そんな俺も気がつけばおっさんになって久しいけど、未だに納得できない話。

2020-02-11

名前かぶりはどの程度許されるのか

ラインハルトと言えばおっさんの俺にはフォン・ローエングラムリアルだとハイドリヒだが)ラムといえば「だっちゃ」

だが、若い子にとってはリゼロとなるんだろうか。

コンテンツ製作者はある程度そのあたりは重複を避けると思うんだが、こういうのはどの程度の基準で決めてるんだろ

2019-12-27

ベストアニメ10落選作品供養

こういうのを書くのは蛇足なのであまりよろしくいかもしれないけれど、「なんでこれが入ってないんだ!」という異論が出てきそうなので、ベスト10選出にあたって考慮した作品ベスト10から除外した理由を挙げて供養しておく。

偽物語』(2012年

足の作画にこだわった実にフェチ映像化であり、映像不可能と言われていた歯磨きプレイ完璧原作再現してみせたのはただただスタンディングオベーションするしかない感じだったのだが、自分の中で化物語2009年)のファーストインパクトを超えるものではなかったので除外。シャフト時空と「君の知らない物語」の衝撃は10年経った今でも色褪せていないんだ……

戦姫絶唱シンフォギア』(2012年

2012年に1期が放映され、2019年に完結編となる5期が放映された、まさにテン年代を駆け抜けたアニメシリーズの第1作。「急に歌うよ~♪」に代表される外連味あふれる演出はほんと好きだし悠木碧水樹奈々も良い仕事してるなって思うしひびみくは尊いし「Synchrogazer」ほんと名曲で大好きなのだけれど、他の作品が良すぎてベスト10入りは厳しかったみたいな感じ。

咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』(2012年

アニメとしてのクオリティは確かに良いし、熱血シーンも多かったし(「改変完了…!」が好きすぎて何度も聞いてしまう)、穏乃が最高に可愛かったのでそこだけ切り取ればベスト10でもよかったのかもしれないけれど、原作改変してレジェンド無能キャラにしてるのは許されざる感じ。原作だとレジェンドは色々裏で手を打ってたわけだけどアニメ版では控室で解説聞いて「知らなかった」みたいに驚いてるシーン付け足されちゃったところが何箇所かあって、まあアニメだけ見てるとレジェンド無能に見えてしまうよな……なんもかんも原作改変が悪い。あと千里山関西弁もうちょいどうにかならんかったんか……

え? 実写化? やだなあ『咲-Saki-』は実写化なんてしてないですよ何言ってるんですか冗談が下手だなあHAHAHAHAHA。

氷菓』(2012年

なんとも評価に困る作品である氷菓だけに)。確かにアニメとしてのクオリティは高かったし、原作尊重もしていたと思う。でもやっぱりあちらこちらで「ええ~……」という感じになる改変箇所があった。キャラデザの段階で原作ファンをざわざわさせていたのだが、それはまあ解釈問題なので別にいいとして、「わたし、気になります」の謎エフェクトはいったい何なの? 『クドリャフカの順番』回で奉太郎真相を解き明かす場に里志がいたのは個人的には微妙。その場にすら居合わせられなかった辺りが福部里志なんじゃない? ただまあその辺は宥恕できる範囲だとして、ファーストシーズンEDは本当に許せない。なんなのあれ? 〈古典部シリーズにああいEDとか人を馬鹿にしてるのかと思う。セカンドシーズンEDはまあ良かったけど反省したのかね。OPは完成度高かったのになあ……。そして数年後に『氷菓』が実写化したときに「京アニイメージ台無し」とか「またアニメ実写化かよ」とか言い出す連中(末代まで祟ってやる)が出てきたのでやっぱりアニメ化しなかった方がよかったんじゃない? と思ってしまった。いや、アニメきっかけによねぽ作品全部揃えたとかい友達いるか安易否定するのはよくないのだが、高校図書室の片隅で読んでいた僕たちの〈古典部シリーズ横取りされた感はなんか強い。この辺のモヤモヤがあって手放しには褒められないので除外(ところで実写どんな感じでした? よねぽ作品初の映画化なのにまだ見てないというのは忸怩たる思いがあるのだけど、ちょっと見るのが怖い)。

最後に。細かい話になっちゃうけど、時代背景は原作発行当時にしてほしかった。作中でみんながスマホ使ってるのにチャットとかサイトとかあのへんの描写がすごいスマホ以前の時代匂いを漂わせていて、なんというか違和感があったんだよね。だったら時代2001年とかそのへんにしてキャラには一昔前のガラケー持たせればよかったんじゃない? と思う。スマホ以前の時代中高生活を送った者として、同時代に読んでいた小説空気感はそのままに一部の小道具だけ現代になってるのはやっぱりなんか変な感じがするんだよな。時代考証がちぐはぐというか。この点、出来はともかくちゃん舞台1990年代のままにしていたこの世の果てで恋を歌う少女YU-NO2019年)は賢明判断だった。

新世界より』(2012/2013年

文明崩壊世界原作通りに丁寧に、しかも我々の予想を超える形でアニメ化してくれてチョベリグだったのだが、競争相手が多すぎてベスト10に入れなかった格好。いやーほんとね、原作描写された未来の異形の生物たちをあそこまで丁寧にアニメ化してくださったのは素晴らしいですよ。そして浪川大輔さんの演技が最高だった。新世界より』で一番輝いてた声優は誰って言われたら浪川さんを挙げる。ほんとすき。

ただアニメオリジナルの大歓喜帝の即位シーンはどうかと思った。「大歓喜帝となられる!」っていう台詞があったけどあれは諡号なんだから生前そう呼ばれることはありえないと思う。もちろんそれは伝統的な王号の話であって未来適用できないのでは、という議論もありうるけれど、慈光帝にしても大歓喜帝にしても生前のおこないを皮肉る形でつけられてるんだからやっぱり諡号なんじゃないかなぁ。まぁこれは些細な点で、これ以外はケチのつけようもなかった。良アニメ化の見本みたいな感じ。

さくら荘のペットな彼女』(2012/2013年

単体で見れば良い出来なのかもしれないけど割と大胆に原作時系列を改変していて微妙な気分になるので除外。龍之介とリタの関係とかさぁ……。

Z会クロスロード」 120秒Ver.』(2014年

アニメを使ったCM最高峰だと個人的に思うので最後までベスト10に入れるかどうか迷った。

ヤマノススメ セカンドシーズン』(2014年

映像としてのクオリティ百合作品としての密度キャラのかわいさ、どれを取っても高品質で良い作品なのだが、原作描写違いすぎませんかね……? という理由で除外。だって原作完璧超人なキャラアニメ版で脳筋おバカキャラになってるのはちょっと擁護不能じゃないです? ゆうかのかえでへの思いが全然違うものなっちゃうじゃん……

響け!ユーフォニアム』(2015年

良い作品なんだけどちょくちょく原作描写変えてるんだよね。最大の問題はなぜ標準語にしたのかという点。原作では方言で喋っててかわいい漫画版もそれを再現してるのに! あと『2』であすか先輩の実家がなんで豪邸になってたのかがわからんあんな豪邸じゃああすか先輩が育ててくれた母親に恩を感じる理由微塵もなくない? どう考えてもアニメ版であすか先輩がこれまで生きてこられた理由実家パワーであって暴力をふるう親に感謝しなければいけない理由が見えてこないよあれじゃ。あすか先輩もひとりの高校生であり、特別人間なんかじゃない、という意味原作のつつましやかなお宅には込められていたと思うんだけど、そこ変えちゃうかー、という残念さはあるよね。夏紀先輩が大天使だっただけにこれをベスト10に入れないのは割と断腸の思いではあるが(でも夏紀先輩の描写原作と違う……ぐぬぬ)。

ガールズ&パンツァー劇場版』(2015年

ガルパンはいいぞ。……とだけ言って終わらせるのはあまりにアレだけど、実際にそうとしか言いようのない感じはあり。とにかく戦車アクションのキレが良く、それを映画の尺で濃密にやってくれたもんで大満足の出来だった。ベスト10に入れるつもりでいたけど気づいたら11作品くらい挙がってたので泣く泣く削った感じ。

君の名は。』(2016年

俺たちの新海が一気に一般人にも知られるアニメ監督にのし上がるなんて予想もできなかったが、流行るだけのことはある作品だった。新海誠『天気の子2019年)とかぶるからバランスを気にして外した、以上の意味はなく、もちろんテン年代アニメ映画ベスト10に余裕で入る傑作である。これぞ新海誠という感じの映像美にこれぞ新海誠という感じのガバガバSF要素が加わりやっぱり新海誠じゃねーかとなる感じの恋愛模様を前面に出しつつも東宝かいう拘束具を得た結果オタクだけでなく一般人からも支持される作品に仕上がったのは本当にアニメ史に残るサクセスストーリーではあるまいか。いやだって言の葉の庭』の興収とは文字通り桁が違うというか……あのセカイ系がどうたらこたらみたいな論を立てるめんどくさいオタク大人気だった新海誠国民アニメ監督になる日が来るだなんて2010年自分に言ったら失笑されるだろうと思う。

この世界の片隅に』(2016年

映像表現としては素晴らしいの一語に尽きるのだが、重要なところで謎の原作改変を複数していて微妙な気分になってしまうので除外。リンさん関係の省略で妊娠を疑うシーンが意味不明になってたのもそうだし(これはこないだ公開されたバージョンではちゃんリンさんの出番あったらしいのでそっちに期待)、なんですずさんの慟哭シーンの台詞を改変したか未だに納得がいかない。そもそも原作では、「米軍空襲という暴力には屈しない→自分たちも暴力他人を従えていたのか→だから暴力に屈するのか」という一連の流れになっていたのに、映画では「米軍空襲という暴力には屈しない→植民地食べ物を食べて生きてきた→だから暴力に屈しなければならないのか」と改変されていて流れが途切れている感。もちろん真ん中の部分も自分たちが植民地支配という暴力を振るってきたんだと気づかせる意図ゆえの改変でだというのは理解するけれど(そしてそういう気づき方の方が一主婦であるすずさんの立場から自然だという論にも一理ある)、やっぱり「暴力に屈するものかね」という台詞を踏まえると原作台詞を維持すべきだったと思っちゃうんだよね。というか、原作そのままの台詞にも改変後の台詞にも一定合理性がある以上、原作を変えるべきじゃないでしょう常識的に考えて……アニメ化は原作の婢ですよ……

けものフレンズ』(2017年

すごーい! 君は下馬評の低さ、1話切りの嵐からソーシャルネットワークの勢いで覇権上り詰めた2010年代を象徴するような流行り方のアニメなんだね! 最初はなんだこれって思ったけど、普通に面白くてびっくりしちゃった! 最終話を待ってた1週間はとーっても長かったんだ! ……ということでベスト10に入れても良かったのだが、多くの人を満足させて終わった放送終了後にとんでもない騒動が(コンテンツホルダー側の責任で)巻き起こったのを思うとベスト10に入れるのを躊躇われ、最終的に外してしまった。アニメ外の要因で評価するのは邪道だろうけれど許してほしい。

で、こういう話をするならけものフレンズ2』2019年)についても語る必要があるだろうけれど、途中で切っちゃったんだよな。解釈違いというかちょっとそれはどうなのって思うところが多々あったので。ただその私がどうなのって思ったところも他の人の考察とかを読む限りでは最終的に「なるほどそういう問題意識に基づいていたのか~(私と立場は違うけどそういう立場立脚するのは理解できる)」みたいな感じに落ち着いて終わったっぽいので、完走すりゃよかったかなとちょっと後悔している(某所の感想を読んで「つまりけものフレンズ2』は『ソラリス』だった……?」というある種の納得を得た)。でも是非以前にクオリティ問題で見ててあんまり面白くなかったんだよ『けものフレンズ2』……

あと私もたつき監督作風は好きだけど、吉崎観音がコンセプトデザイン(≒原作)であってたつきあくまアニメ版の監督に過ぎないっていう前提を忘れてまるで1期が原作であるかのように振る舞う2期批判派の人は生理的に無理。実際のところはどうだか知らないが、仮に吉崎観音たつき対立して前者が後者を追い出したというゴシップの内容がすべて正しかったのだとしても、原作者とアニメ版の監督対立しているのなら普通原作者の肩を持っておくのが良識だろうと思っていたのだが……?

リズと青い鳥』(2018年

単体で見ればとても良い出来なのだ希美みぞれ関係性あるいは夏紀とみぞれ関係性に関し解釈違いというか原作と違う箇所があって微妙な気分になるので除外。原作の久美子が夏紀や優子に置き換わった結果関係性が変わっちゃってるんだよなぁ……。原作希美が久美子に弱さをさらけ出すシーンを夏紀&優子相手に変えたら原作の夏紀先輩が見せた気遣いはどこに行ってしまったの? ってなるし、クライマックス台詞にしても原作とはニュアンスが違ってきちゃうわけで……。そもそも希美先輩はなかよし相手あんな弱音を吐くキャラではなかろうし(あれは相手が久美子であったことに意味があるのであり)。あと夏紀先輩が謎にみぞれ先輩に優しいのはなんでだ。原作では割と冷ややかに見てたよね……? というか原作と明らかにクライマックス後のnzmzの距離感が違うじゃないですかァーーーーーッ!!!(いや短編集まで含めての話です。希美の誘いをきっぱり断ったみぞれ先輩はどこいっちゃったの?)公開直後に「のぞみぞ添い遂げて」とか言ってる人たちを見て、はぁお前らどこに目ン玉つけてんだいったい原作のどこに添い遂げる可能性を感じられるんだ、と思ってたけど、映画見てみたらそう言いたくなる気持ちもわかってしまった……ともかく関係性が原作と違う……

キャラデザも意見が分かれるところだろうと思う。個人的に傘木希美キャラデザはTVアニメ版の方が好き。地に足が着いてる感じがする。リズ版は軽薄さが強調された感じに見えて傘木希美モンペとしてはこう微妙な気分になってしまうのです(二次創作その他での傘木の扱いがあんまりにもあんまりすぎてモンペ化した。リズ青の傘木が! 無神経に! 見えるのは! 原作気遣い描写を削ってたり! 余計な改変をしてたりするからです!)。逆に鎧塚みぞれリズ版の方が良い味出してたと思う。みぞれの儚さを引き立たせるためのキャラデザなんだなと思えば納得(いや、原作とはそもそも髪型違うんだけどさ)。みぞれ先輩の視界むっちゃ狭いな! っていうあの演出は本当に傑出した映像表現であって素晴らしいなと思うところ。これで原作に忠実ならベスト10に入れてた。

銀河英雄伝説 Die Neue These』(2018年

良いアニメ化だけど迷った挙げ句に落とした。

今作、耳が孕みそうになるイケボのシェーンコップや立体機動装置を使ってそうなオーベルシュタインヤンチャしてそうなキャゼルヌといった新しいキャラデザが輝いていたし、ショタハルトさまの破壊力すごすぎてキルヒアイス人生狂わされたのも納得してしまったし、フレデリカが一部オタク性癖を鋭角でえぐる見た目になっていてたいへん素敵だったのだが、MVPはなんといってもアンドリュー・フォーク准将だと思う。顔立ちは整っているが陰気、という原作描写完璧再現してくださっている……! しかCV神谷浩史流れるような詭弁も聞けて本当に耳が幸せ3,000万将兵の命を無謀な作戦に費やす勇気俺たちの求めていたフォークはこれだよ感が素晴らしい。

ただキルヒアイスがことごとく解釈違いで……いや、流石にカストロプ動乱はあんまりにもあんまりというかキルヒアイスがああいう策を弄せるならオーベルシュタイン要らないじゃん感がすごくないです? 戦闘は得意だけど策とか謀略とかそういうのは不得手、というのがキルヒアイスの美点であり弱点でもあったと思うのだけれど。というかなんであんな鋭い目つきなの? もっと温和な感じじゃない? ただでさえラインハルトの目つきが鋭いんだから相方であるキルヒアイスもっと穏やかな感じにしてくれた方がバランス取れない? 道原かつみ絵で産湯を使った人間なのでキルヒアイス描写は不満が多かったけど、キャラデザの部分に関しては単に解釈が違うという話で原作と違うという話ではないのでまあ許容範囲内ではある。でもやっぱりカストロプ動乱はおかしいと思うんですよ(しつこい)。

荒野のコトブキ飛行隊』(2019年

空戦シーンは文句なしに最高の出来なのだが、やっぱりキャラもそれで動かすのは微妙というか……いや本当に空戦シーンは素晴らしいんだよ……でもキャラの顔とかが……空戦シーンは2010年代で最高なんだが……

2019-11-27

オーバーウォッチ2 トールメイヘム攻略

ザリア地獄について

バリアを2連続で発動できるようになり、完全無敵になってしまった。

ソンブラの弱体化によりEMPも効かず、バリアの隙間にハッキングねじこんでも一瞬でバリアを再発動できるのでどうしようもない。

両チームのザリアがペイロードの上で見つめ合って永遠に試合が終わらない地獄をよく見かける。

ザリアを倒すことは不可能なので、オーバータイム中にバリアの上から吹き飛ばし目標から引き剥がすのが唯一の対処法になる。

ドゥームフィストのパンチラインハルトチャージが一番確実。豚やルシオでは動かせない。

スリープダーツのようにザリアも調整が入るのを待つしかないのが現状。

暗黙の了解で両チームともザリアをピックしないのが一番平和に楽しめます

・新キャラ

ジョー

ディスラプターが地味に強い。狙われてもぴょんぴょん飛び回って逃げられるが、ゴリラに追いかけられると大体死ぬ

ソルジャーよりはダメージ源になるが強キャラというほどでもないか

ジャンカークイーン

一生シャウトし続けるおばさん。

ULT回復阻害が強い。

ゴリラ・新オリーサと並んで3タンクにするととんでもなく硬いチームになる。

キリコ

鈴の状態異常解除がトールメイヘムでも非常に助かる。

しか回復がとにかく追いつかない。クナイも微妙

相手アナやメイがよほど強いなら鈴用にピックしてもいいかも?

キャラ

そのうち書く

2019-07-07

読書感想文NETFLIX コンテンツ帝国の野望 GAFAを超える最強IT企業

最高に面白かった。

前半の、野心と人間味に溢れて起業したマークランドルフ大企業中間管理職ドロップアウロ組がオンラインDVDレンタルサービスとしてのネットフリックスをなんとか立ち上げるものの、最初エンジェル投資家気取ってた共同創業者アルゴリズム冷酷超人リード・ヘイスティングスに追い出されるのは、「オッ!シリコンバレーやってるNE!」って感じ。

そこは退屈だったけれど、中盤でライバルブロックバスターが出てきてからが最高におもろい。

っていうか、ブロックバスターオンライン奮戦っぷりにどんどん感情移入してしまうのだ。

ブロックバスターは、当時全米最高の店舗型のレンタルビデオショップなんだけど、MBA上がりの若い連中が店舗派や官僚的な組織と戦いオンライン化へ向けて戦う様が本当に良い。

例えるのであれば、関が原の石田三成、『銀河英雄伝説』のヤン・ウェンリー横山三国諸葛孔明みたいな感じ。

最初ネットフリックスのパチもんサイトから始まるもの、打倒ネットフリックス目指して改良に改良を重ねていく。

この戦いが本当に読んでてすっげー面白いのだ。

そのクライマックスが、後半戦の山場で出てくるブロックバスターオンラインの「トータルアクセス」というサービスローンチ

これは、店舗展開をしているブロックバスターの強みを活かし、返却も受け取りも店舗を使える上にそのまま店舗で次のレンタルが一本無料という、

まさに最近流行りの「OMO」(オンラインマージオフライン。まあO2Oの焼き直しですね)っててやつ。

もちろん、最近デジタルうんたらマンはきっと「そんなん当たり前じゃんプギャー」みたいな知ったかをするかもしれんけど、

これは2006年の話であり、それまでブロックバスター店舗インターネット網に繋がれたシステムはなく、衛星通信網をベースにしていた。

任天堂サテラビュー衛星通信スーパーファミコンコンテンツダウンロードする超豪華システム衛星打ち上げるのにすげー金かかっているのに全然売れなかった)かよって感じ。

まあ、2006年ってそんなに昔じゃないけれども。米国店舗展開していたら糞インフラ事情回線スピードはお察しでしょ。

そんな背景の中で店舗と連動するサービス作るって、地獄であり、その地獄を走り抜けて、イノベーションサービスを作り上げたことに、俺は感動したのだ。

で、これでブロックバスターオンラインは大逆転!

市場新規加入者はほぼ全取りの上に、ネットフリックスの会員から離脱者が相次ぎ、崩壊寸前!

アルゴリズム冷酷超人リード・ヘイスティングスもついに降伏言葉を口にし始め、これでついに勝つる!

オンラインDVDレンタルサービス、そして、その先にあるビデオオンデマンド王者ブロックバスターのもとにくるのか!

と思わせて………。

大変悲しいことがおきて、ブロックバスターオンラインは大失速。

このシーンは、読んでてまじで、

銀河英雄伝説』でいうところのバーミリオン星域会戦ヤンラインハルトを倒す一歩手前で停戦になるやつ)、

横山三国志でいうところの葫蘆谷の戦い(司馬仲達を谷に閉じ込めて爆殺しようとしたら雨降っちゃうやつ)を彷彿とさせ、

読んでいるこっちが思わず涙してしまう。

ぜひ、本作で読んでいただきたい名シーンである

なんつーか、まあ本邦でも最近流行りの○○payに見られるような、ITとかWebとかそういうの知らないんだろうなーって感じのプロ経営者様は、米国にもいるんすねって話。

んで、まあブロックバスターオンラインの中心人物たちは失意のうちにブロックバスターを去っていくんだけども、これもまた涙無しには読めず。

横山三国志でいうところの剣閣で剣を折る姜維というか、負けて捕まり縄目をおびて晒し者になる石田三成みたいな感じ。

終盤は、見事生き残り王者になったネットフリックスであるが、アルゴリズム冷酷超人しかいない彼らにも陰りが見られ……みたいな感じで終わり。

ぶっちゃけ、作者は、ネットフリックスいやアルゴリズム冷酷超人リード・ヘイスティングスのこと大嫌いだろうと感じさせれくれるところが節々にあり、最高に面白かった。

もともとロイター経済ジャーナリスト処女作なのだけれど、徹底的に「人」に着目しているのが大変良い、

見せかけの経歴ではなく、徹底的に出自人間関係を洗っており、大変おもろい。

この手のシリコンバレーテック企業本にありがちな当事者たちの大本営発表成功者談を鵜呑みにせず、第三者や反対した人々の意見まで丁寧に拾っている。

それこそ、リード・ヘイスティングスに関しては家系図を書くレベル調査をしているし、主要人物は一緒に働いた上司評価から家庭環境までこと細かに出てくるのだ。

おかげで、どの人物も単なる固有名詞を超えて、性格生き様までリアル描写されており、それがまた読んでいて楽しい

本当に、ブロックバスターオンライン視点ドラマ化とかしたら、日本では絶対ウケると思う。

中盤は本当に山崎豊子小説ばりの面白さで、ほんとあと一歩で、ブロックバスターオンラインは、オンラインオフライン王者として君臨していたのではないか

まあ、歴史は常に紙一重ですね。

2019-07-06

選挙に行けっていうけど

「イチバン、マシなものを選ぶ」ための知識情報がふそくしているんだよ。

攻略本がほしい。

選挙には行かなかったのに、行ったフリをしたことだってある。

こんなことをいうと、バカだと思われそうで、匿名しか書けない。

選挙に行ったところで、何がよいのか、どうしていいか、わかんないんだ。

感覚希望として…

消費税増税はよくなさそう。

非正規雇用が増える仕組みも改善した方がよさそう。

少子化対策も、もう手遅れっぽいけど、効果のある対策をしてもらいたい。

自殺報道依存症報道などのガイドラインを決めてもらいたい。

発達障害者支援を丁寧に行ってもらえる仕組みがあったらいい。

・基礎研究お金を落としてもらいたい。

…みたいな考えはある。

オレだってバカなりに考えてはいるんだ。

あるにはあるけどさ。

なんていうかさ、それを現実的に叶えてくれそうなところはないように見えるわけよ。

夢見がちで、非現実的にも思えて、気恥ずかしくもなる。

そして、「あー、なんか、ラインハルトみたいな天才カリスマの人が出てきて、最高の政治をしてくれないかなー」と依存的で危険思考になる。

今度も「こんな宙ぶらりんなオレの一票なら、ない方が世の中がよい方にいくのではないか」という発想も浮かんでくる。

みんなは、どういう心構えでいるのかしら。

2019-06-19

パラディンズというオーバーウォッチによく似たゲーム感想

結論から言うと

オーバーウォッチよりカジュアル向けだがランクマッチのやたら意識高い仕様台無しにしている。

ランクマッチへの参加はオーバーウォッチより難易度が高い。

どうしてカジュアル

ラインハルト(とゴリラ)がいないから。

OWというゲームラインハルト(とゴリラ)が強すぎる。

ゆえに盾を割りあうかダイブで荒らすかの二択しかない。

そしてこの2キャラ難易度が高く極めてストレスフルでもある。

そのくせして必須

『OWから逃げる』のは大抵この二大メインタンクから逃げている。

パラディンズのフロントラインタンクに相当する)も必須ではあるし、やっててむかつくことも多いのだがOWよりはだいぶましだと感じた。

そこそこの攻撃力、機動力が与えられているためだろうか。OWでいうフレックスに近い。

多くのフロントに発動の早い短距離ダッシュがあるのは興味深い。

またサポート比較的使いやす戦闘も十分できるものがそろっている。

性奴隷マーシーのようなクソキャラがいない。

シンメトラのようなヒールできないサポートもいない(ピップがやや怪しげだが)。

ヒーラーなのにリーパーめいた性能のいい無敵逃げ技があったり、竜が敵を食らうみたいな技持ってたりする。

フロントサポート担当もなるべく気持ちよくさせようという設計思想があるように思える。

メインとなる種目はOWで言うコントロールエスコートが組み合わさったようなもの

悪名高いアサルトがない。

アサルトがないことが影響しているのかラインハルトがいないせいなのかこのゲームはいわゆるガバディがほとんどない。

良くも悪くも全員突っ込んで行く。

なぜかスナイパーまで突っ込んで行く。

さらにはサポートまで突っ込んで行く。

だがランクマッチピックルールで台無し

私はlolを知らないのだが本式のMOBAに近いルールのようだ。

パラディンズのランクマッチでは最大4キャラがBANされる上に、敵味方全体でキャラ被りできなくなっている。

さらに並びで上の人から順番にピックしていくようになっている。

まり好きなキャラが使える可能性がかなり低くなっている。

一応味方同士でトレードできるが応じてくれるとは限らない。

敵がとったキャラは使えなくなるので重要キャラはいち早くピックしなければならない。

自分が使えないキャラであってもだ。トレードしてもらえることを祈るしかない。

クソピックしようものなら袋叩きだろう。

そもそもマッチングするまでの時間自体が長くさらにこのピック会議も長い時間を取る。

これでクソ試合になろうものならストレス半端ないものになるだろう。

実際、配信を見てもしょっちゅうリスポンルーム喧嘩している。

このやたら意識高い本格的なピックシステムから競技性への強い未練を感じる。

参加するだけならたやすいOWのライバルマッチとは正反対だ(参加した後の精神と毛根は保証しない)。

あとがき

残念なゲームである

もっと思い切ってカジュアルによせればOWに心砕かれた難民の受け入れ先になっていたかもしれない。

クイックで自己中心的プレイをする分にはリーズナブルなゲームではある。

なにせ無料だし。

2019-05-10

anond:20190510154242

FEHで課金したのはラインハルト10凸するためにピックアップで引きまくった時ぐらいだわ。

2019-04-13

OWにおけるメダルに隠された意味

・俺ダメ金だしwww 俺キル金だしwww

地雷申告

 

 

ダメは多い(金)なのにキルが少ない

敵のヒーラーのウルトタンクになっている

 

 

・モイラのキル金+ヒール

イラ攻撃している間はヒールできない。

さらヒールにはサブアタックにおける自己ヒールも含んでいるので

味方のヒールを十分にしていない可能性が高い

(もちろんきちんと仕事をこなしている場合もある)

 

 

ロードホッグのヒール

敵のウルトタンクになっている

 

 

・D.Vaのキル金

遠方からの豆鉄砲カウントされがちなので

本当にキルしているとは限らない

 

 

ラインハルトダメ金 キル金

状況によっては暴れることになるが、基本的には仕事は盾を張ることだ。

お前の後ろで味方がどんどん死んでるんじゃないか

2019-03-20

https://anond.hatelabo.jp/20190319153621

ここ数年のだとローラン・ビネ「HHhH

ナチス第三の男ラインハルトハイドリヒ暗殺作戦をめぐる話。

語り口は情緒的だけど、そうやって泣き言を言いながら容赦ない話を書いていく著者の姿勢がグッときた。

 

ハン・ガン少年が来る」

こっちは韓国光州事件をめぐる話。

著者の感情吐露が後半まで全く出てこないので、HHhHより容赦なさは上だと思う。

読むのも書くのも体力使うし「なんで好き好んでこんな本を」って思いながら進めたけど、本を閉じて「すごいもの読んだ…」としばらく放心した。

 

どっちも近現代の悲痛な出来事を、体力のしっかりしたヒューマニズム作家が追いかけた本。

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