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はてなキーワード: モノローグとは

2020-07-10

anond:20200710084305

掲載2016年 01月28日 22時01分

最終部分掲載2016年 10月30日 17時00分

らしいので2016年の初めに始まって約9か月後に完結した感じでしょうか?

自分が気になったモノローグが登場した話は2016/02/07 11:01 の投稿でした

追記有り】BLというジャンルホモフォビアを切っても離せない物なのかな…?

初めに、僕は同性愛者ではありません

同性愛者ではありませんが、以前精神BLTS作品主人公同性愛蔑視と思われるモノローグに非常に強いショックを受けた事があります

作品名は伏せますが 『……元男なのに野郎を好きになるとか、オレも頭がおかしいな。それでも、もっともっと一緒にいたかった。』(原文ママ) という物でした

恐らくこの作品を書かれたのは女性であると僕は思っていますし、内容も「女性になってしまった元男性主人公がその事実を隠したまま一人の男性と恋に落ちる」という精神BL作品の変種?みたいな感じでした

僕はBLGL作品で「俺は男なのに(私は女なのに)同性を好きになるなんて変だよね…」という台詞が人気があって使われる事がある、という話を聞いた事があります

なので『精神的には同性という障害を乗り越えてそれでも愛しあう二人』という二人を描くために自分の事をヘテロセクシャルだと認識している男性にこういう台詞を言わせる事が必要だったのかもしれないとは思います

ですが、差別的意図は恐らく全くないそのお約束的な台詞を、女性の作者がBLを描くために男性主人公に言わせてしまった事に上手く言語化出来ないのですが…何て言うのか、とてもモヤモヤした物があります

言うなれば身長などの身体的なコンプレックスを持っているキャラクターにその事を気にしている台詞を言わせるような物で、それが一種の「萌え」みたいな物である事は分かるのですが…

やっぱりBLを嗜む人も『同性愛は異常な事であり同性愛者は異常者である』という認識の下でBLを愛好しているのでしょうか?どうなんでしょうね…僕はBLを嗜まないので未だに良く分からないままです…

そう思ってしまうのは増田同性愛者だからである、と安直に決めつけて見ると、なんか鬱屈感がスッキリする。決めつけは楽しい。やめよう決めつけ

というブコメいただきました。まあ本当に同性愛者なら同性愛嫌悪的な描写にショックを受けても仕方ない…という気がします。

僕も「BLを嗜む人は同性愛を異常に思った上で愛好しているのではないか?」とある作品を読んで疑問に思い、ここで吐き出した結果不快に思った人は居るかもしれません。申し訳ありません。

僕は女性が好きだと自分認識しているので、やっぱり誰かに決め付けられると鬱屈感はありますね。よし!やめよう決めつけ

追記

少しBLホモフォビアに関してBLを愛好している人達がどう思っているのか調べてみたんですが

「俺はホモなんかじゃない!」はホモフォビアかもしれないな…これはいけない、段々減らして行こう。と思った人達大勢居ていつのからか徐々に減っていったみたいです。これはとても凄い事だと思います

中にはBLへの批判ホモフォビアという理論BL批判する事は同性愛差別だぞ。という考えを持っている人も居ましたが、僕が見た限りでは少数で多くの人はBLホモフォビア表現を気にしているようでした。

今回僕が読んでショックを受けた主人公同性愛蔑視と思われるモノローグがある作品はそういう意味では少しノリが古い作品だったのかもしれませんね。

2020-07-07

女性向けコンテンツ」が辛くなった話

僕は昔から現在にかけて「男性向け・女性向け」ジャンル作品/コンテンツを両方それなりに摂取している。

良い作品は男女関係なく楽しめる物だ。



しかしその過程で僕は「女性向けコンテンツ」に辛さを感じるようになった。この記事ではその話を綴っていこうかと思う。



ただ僕は自分自分の首を絞めるオタクであったというお話だ。

体験気持ちを具体的に述べてくのでちょっと長い。時間が余った暇つぶし程度に読んで欲しい。




自身オタクコンテンツかどうかに関わらずあまり物に男性向け・女性向けをつける必要はないと思っている立場だ。

何故なら、それを好むことに生まれ持った性別など関係無いし、実際(特に最近では)その表記関係なく両方の性別人間が楽しんでいるコンテンツは多くあるからである

しかしながら、両方を楽しむオタクをやっていく中で、この表記必要不可欠かどうかは置いといて、"正しい"ものではあるということをひどく痛感した。



僕は小さい頃からジャンプ特撮美少女深夜アニメを楽しんできた主に男性向け作品を楽しんできたタイプオタクだ。

そんな中女性向け作品に初めて触れたのはアニ横学アリといった人気もクオリティも高い、男性が楽しむにも敷居が低い少女アニメである

この程度ならば多くの人が共感する作品・思い出があるだろう。


そして本格的に女性向けコンテンツに手を出したのは恋愛シミュレーションゲームにハマっていた中高生の頃だ。

この頃は有名どころのギャルゲはそれなりにプレイしていて、それまで感じたことのなかった二次元キャラ自分との奇妙な関係性に衝撃を受けていた。しかギャルゲ黄金期とも重なり良質なストーリー作品にも恵まれ尚のことギャルゲにのめり込んだ。

そんな中ひょんなことから乙女ゲームである緋色の欠片」というゲームを知る。



そしてこのゲームと会ったことが、僕が自分の首を絞め続けることになった元凶となる。



きっかけはYouTubeに上がっていたMADだ。その頃ハルヒ銀魂にハマってた僕は、杉田さん経由でたまたま緋色MADを見かけた。初見は正直MADに組み込まれていたセリフで ああ乙女ゲーム(笑)とはなった。しかギャルゲもやり尽くした感があった頃だった事や、犬夜叉彷彿とさせる世界観に興味を持った事(結局全然違ったが)、ストーリー面白そうで公式サイトを見る限りドストライクの女キャラがいた事もあり購入を決意した。

で、やった。

めっちゃ面白かったしバチクソ泣いた。

ストーリー面白さもさることながら、女性向けという感じはあまりしない絵柄やキャラデザ、(描写賛否あるものの)バトルも多いので馴染み易かった事、女性キャラ結構出てくるので読みやすかった事、美鶴ちゃん、など多くの要因が重なりあまり女性向けゲームという印象を強くは受けず、かなり楽しめた。あと中二病的固有能力設定にどハマりした。家で手に紋章とか書き込んでた。俺も風を操って真空の刃で敵倒すんだ妄想を授業中してた。



さて、ここで僕は「乙女ゲームも意外とイケるじゃん…?」という心境になった。そして他にもないかなと探し始めたのだが、まぁなかなか緋色並みにバチんと第一印象でくるゲームが見つからない。同じ絵師ゲームもあったがこちらはちょっとキャラデザと設定がやろうと思うに至らなかった。結局、探していくうち絵柄と設定があそこまで俺的敷居が低く印象が良いものは稀だったんだなと知った。

乙女ゲームという俺の中では手を伸ばすには異端ジャンルをやる上で、それを乗り越えてでもやりたいと思うほどの第一印象大事だったのだ。

(あくまで僕の"第一印象"の話なので勿論神ゲーはいくつもある)



緋色たまたまだったのだ…と思いつつ緋色面白さを引きずっていた僕は、今までのオタク活動もそのままに緋色の新展開や新作乙女ゲーム情報を細々と追っていた。



さて気付かぬうちに首を絞め始めたのはこの辺りからだ。



この頃展開していた緋色コンテンツは主に続編ゲームドラマCDアニメである

この中でこの記事として特筆すべきはドラマCDである

ドラマCDギャグ展開のものが多く大いに笑っていた。しかしたまに挟み込まれ恋愛要素や女性向け的台詞にうん…みたいな気持ちに僕はなっていた。

今思えば、いや今思わずとも、当たり前に当たり前の要素ではあるのだがなんか違うんだよな〜などと思っていたのだ。そもそもゲームにもそんな要素は当たり前にあった筈なのだが、出来上がったシナリオ必要不可欠な要素の一部として享受していたんだろう僕は、そこを強調されてもみたいな気持ちだったのだろう。

でもまぁこの時の僕はちょっと違和感程度で意識するほどは思ってなかったと思う。



そんな中、「夏空のモノローグ」という乙女ゲームが発売される。

緋色以降結局プレイに至るゲーム緋色の続編である蒼黒しかやってなかった僕だが、このゲーム広告一枚絵に衝撃を受けた。

儚げな少女普通男子高校生が佇む、爽やかでありつつどこか俺がのめり込んできた泣きギャルゲを感じさせる絵。

これは良いぞと公式サイトを見た。キャラデザ、ストーリー、沢野井…これは俺でもイケる、絶対面白いとそう思った。

また僕がその公式サイトを見たのは発売直後だったのだが、そこにはシナリオライターが発売に寄せる文章も載っていた。

そして多分これが1番の決め手になったのだが、そのシナリオライターめちゃくちゃ見たことのある名前だったのだ。それは緋色ナンバリングタイトルである翡翠リメイク公式サイトで見た名前西村悠さんだった。

翡翠リメイク公式サイトにて西村さんがこのリメイクにかける想いをとても丁寧に具体性を持って綴っていたことはかなり強く印象に残っていて、とても誠実に物作りをする方だなと思ったことを覚えていた。

から、この夏空のモノローグという作品には信頼を置いていいと強く思い、購入を決意した。

とにかくこれぐらい強く想わない限り女性向けゲームに手を出せなかった僕だが、結局この夏空は神ゲーだった。


シナリオ音楽背景etcが神なのは前提として、この記事的にいうとゴテゴテしてないキャラデザと馴染みやすい絵柄、恋愛を主軸としながらも木野瀬をはじめかなり共感できるキャラクター達の葛藤…など、これもまた女性向けゲームという敷居を低く感じさせる作りで、とてもハマった。

スタッフブログにて登場するディレクターシナリオ西村さんが男性だったのも馴染み易かった一因かもしれない。


やっぱり女性向け作品でも良いのは良い…!そう想いを強くした僕だったが、ここで衝撃の事実を知る。


夏空のモノローグ、当時めちゃくちゃ売り上げが低かったのだ。


今でこそ根強いファンを抱えるこの神作品だが、恐らく乙女ゲームを求める女性ユーザーには第一印象は良くなかったんだと思う。何故なら僕がうーんと思っていた絵柄や設定こそが求められていたものだったからだ。

よってこれ以降、このブランドから夏空のような素朴な絵柄や雰囲気ゲームほとんど発売されていない。多分。俺基準かも。あったらすまん。



しか人間成功体験を忘れられない生き物で、男性向け作品に染まりきった僕でも楽しめる作品乙女ゲームにはある…!とかなりこのブランドの新作情報は追っていた。

何より、1人のキャラの格好良さや魅力や葛藤長編シナリオをかけて描写してくれる乙女ゲームという媒体は他の作品とは違った体験をくれるもので割と唯一だった。



結局僕が夏空以降にプレイした作品は、緋色ナンバリングタイトルである「白華の檻」と「Code:Realise」の2つである

どちらも同じディレクターシナリオライターが関わっており信頼のもと購入しそして信頼を上回る作品だった。

世界観ストーリー作品描写が本当に良く、根強く心に残る作品であり大好きだ。


しかしながら、正直絵柄はどちらも若干苦手で(いや勿論めちゃくちゃ綺麗で素晴らしいとしか言えないのだが)"女性向け!"と思うものだ。

内容も段々と女性向けだなと思う描写が増えた。

また他媒体展開においても、特にドリア(Code:Realize)は発売から社をかけて運営されていたのもあってか、女性向けに満足度の高いものが多く展開された。

ドラマCDの内容や商品展開や続編の展開では女性向けのコンテンツなんだという事を意識させられるものが多く、求めてないなぁ…なんて思ったし、リアルイベントなんかはもう完全にそうなのであー…違うんだよな…となった。


こうして夏空からドリアにかけゲーム内容も展開内容も段々と自分の求めてるものからかけ離れていくと感じていた中で、あぁ俺が求めてる作品はもう出ないんだろうな…どうして変わってしまったんだろう…と思うようになった。



そして割とマジで気がついてなかった、緋色から少しずつ感じていた違和感の原因に、ようやく気がつく。




そりゃ女性向けコンテンツからね〜〜!

お前が対象じゃ無いからね〜〜!

これ女性向けゲーム女性向けブランドから〜〜〜!




そうなのだ

…そうなのだ…。

そうなんだよな…。

いや勿論女性向けコンテンツ乙女ゲームということは分かっていたけれど、自分マジで対象外だったそうだったという当たり前のことになぜか気がついていなかったのだ。本当に。あれだけ女性向けは食指を伸ばしづらいと思っていたにも関わらず、だ。

なんか求めてないんだよなと思ってはいたけれど。そう…そうなんだよ…俺、対象外なんだよ。


作品がどれだけ僕にとって凄い良くて、取っつきやす作品性であっても、その後の展開はそりゃ女性向けに振るしそれが求められているのだ。何より夏空から段々とゲーム内容や他媒体展開の女性向け的色が濃くなったコドリアが圧倒的売り上げを誇っているのが何よりの証拠だ。



この事に気がついてから、コドリアプレイしながら何度「俺はお前達と少年漫画出会いたかったよ…」と思っただろうか。もしそういう環境下でこの作品が生まれていたらここの描写もっと違ったんだろうか、とか、俺はもっと楽しめていたんだろうか、とか、と。


まぁでも

恋愛要素抜きにしても少年漫画じゃ絶対こんなの通らないし俺も読まんと思う。

それが答えだ。


このゲーム達は乙女ゲームという環境下でこそ生まれた神作品だ。

物語の終わりが保障されていて、信頼のおけるシナリオライターが書いていて、キャラクター1人1人の良さをじっくり知れて、様々な男性キャラクターが主軸になりいろんな視点から物語を進めていけ、最高の背景や音楽の下、快適なプレイ環境でやれるのは乙女ゲームでありこのブランドならではなのだ



俺は本当にやるせない気持ちになった。

女性向けコンテンツ」辛…となった。


好きな作品マーケティング対象である事はよくある事だと思う。例えば僕は東映特撮も好きだがあれは対象子供だし、プリキュアおじさんなんて言葉は正にその象徴たるものだ。

けれどここまで対象外ということもあまり無いと思う。

こんなに良い作品でこんなに好きなのに、だ。


自身ゲームの内容に満足しつつもその後の展開には満足できず、その内女性向け色が強くなったゲーム内容も楽しめなくなってしまったのだ…。



まり

自分対象外のコンテンツを楽しんでおいて

自分対象外かチクショウ…

という



マジでただただ自分の首を絞める野郎という図だ。

俺が悪い。俺が悪かった…。


現在ではシナリオライターさんもブランドから離れていることも相極まって全く乙女ゲームには手を出していない。

好きになっちゃいけないのに好きになっちゃうみたいな悲恋エンドだからこんなん。




さて、


最近ではオタクコンテンツアプリゲームが主流になりつつある。

女性キャラクターが際どい衣装を着て出てくるゲーム男性キャラクター同士がクソデカ感情をぶつけるゲームなど、以前より更に男性向け女性向けという意識が強いコンテンツも多くなった。アプリ課金という性質から単発的娯楽を提供するものも増え、終わりなき物語が量産されている。

しかしながらそれと同時に、アプリという手軽さや物語が終わらないという解釈自由度が増した事により、男性向け女性向けに関わらずいろんな人が楽しむような時代になっているようにも思う。


また、僕の周りの友人達に割とそういう男性向け女性向けを超越するオタクが多くいた事もあり、やっぱり良いもんは良いんだよな…と改めて思っている。


けれど、(僕の場合は極端なコンテンツだったからというのもあるが) やっぱり男性向け女性向けという表記商売である以上正しいしある程度は必要なのだとも思う。




自分対象外のコンテンツとどう向き合うか。

大なり小なり様々なオタクがぶつかる問題だと思う。


自身普段出会うはずもない完全対象外の作品にハマってしまったが故の苦悩だった。

でも出会ちゃうもんは出会ちゃうし、良いもんは良いし、オタクは理性効かない。

この中途半端立ち位置に居がちなオタク達はきっと事象は違えどいっぱいいるし内に抱える問題はきっとまだある。

けど愛しちゃったかしょうがない。

コンテンツにそれだけの魅力があるのだから




【余談①】

尚僕は現在男性向けコンテンツに出てきた男性キャラクターに傾倒したりもしている。

でも別にそういうんじゃなく女性キャラクターも普通に好きだし、格好良いものは格好良いな〜ってやりたいだけなんだけれども。

ただこのキャラクター今は女性向け作品に主に登場するようになり「アッ!ン!!違うんだよな!!!」というのをたまにまた繰り返しているところだ。

でもそれを上回る満足度の高いコンテンツなのでやっぱり出会えて良かったなと思っている。

【余談②】

この記事とズレるので余談とするが、前々から好きだった作品最近別の層が流れ込みそこが消費者の主流になり、作品全体のターゲット層が変わり僕もターゲットから外れだしたという出来事があった。これもまたオタクが抱えがちな難しい問題である

作品の内容は(多分)変わらないので全然良いけれどね。

2020-06-29

[]特に接点のない作家さんでもちょっとした事で嫌いになれるんだなぁ…という話

アネコユサギってライトノベル作家さんが居る

この人は小説家になろう出身で連載していた作品書籍化漫画化、アニメ化されるというかなりの人気作家さんなんだけど

僕はどうにもこの人の事が好きじゃない、~の勇者シリーズは一切読んだ事は無いしアニメも一切見た事は無いけど

小説家になろうにはR-18作品投稿するためのノクターンノベルズムーンライトノベルズという兄弟サイトがあるのだけど、アネコさんはこのサイトにも投稿していた

恐らく女性だと思うから女性向けサイトムーンライトノベルズ投稿すれば良かったんだろうけど、この人は何故か男性向けのサイトであるノクターンノベルズ積極的作品投稿していた

そりゃあまあどちらに投稿するかは書く人の自由だろうけど、この人は男性向けのサイト女性向けジャンルBL作品投稿していたから困った

それも精神BLという体は男と女の二人だけど中身はどちらも男という、BLといってらんま1/2女らんまと良牙に近い関係性のジャンルだったか

まあ色々要因はあるけど、この作品自分にとってはそれこそ作者に対する怒りまで覚えるくらいまるで合わずタグBLタグがある事にも気付かなかったし

代表である~の勇者シリーズは今後絶対に読むつもりもないし映像作品にも触れる気はないけど、作家息抜き趣味で書いた短編を読むだけでその人の事を本当に嫌いになる事ってあるんだなと思った

[追記]

ムーンライトにある女性向けのTS精神BL物には楽しめた作品があるので何故か一部の作品だけ受け付けないのが自分でも不思議だったけど

どちらかと言えば色々な要因とTS精神BLの合わせ技であそこまで自分には合わなかったのかなあと思った

主人公精神同性愛者にも関わらず同性愛者を蔑視するような発言をした(「同性の事を好きになるなんて頭がおかしいよな」みたいな。BLGLではよくある自虐台詞らしい?)

主人公内面と外面があまりにかけ離れていて所謂腹黒キャラに見えた。モノローグでの一人称男性口調でかなり口も悪いのに会話の時は女性口調で穏やかな感じ。

TSした主人公以外の女性キャラが皆極悪人主人公であるTS聖女が次々とその悪女達を始末していくヘイト物?ざまあ系?みたいなノリ?だった。普段読まないジャンルなので間違っているかもしれない。

書いてる内に思ったけど僕にこの作品が合わなかったのは投稿されたサイトノクターンであるムーンライトであるかはあんまり関係ないような気もしてきた

ムーンライトの方に投稿されていたら読まなかったかもしれないなとは思ったけど、ノクターンで人気上位の作品からきっと自分にも合うに違いない!と勝手に期待して読み始めて合わなかったか勝手に嫌いになった逆恨みなんだな

読んでから数年経つのにこんな強烈に心の中に残っているあたりやっぱりプロ作家さんの作品は違うなあ、と今更ながら思わされた

2020-06-11

僕ヤバ:山田はい市川問題

僕ヤバを考える上で避けて通れない「山田はい市川を好きになったのか」問題

twitter から入るとかなり初期から好意があるような気がしてしまうが、実際どうなのだろうか?

検討してみた。

ざっくり印象

個人的には「karte.22:僕はずぶ濡れた」が「異性としての好き」の始まりではないかと思う。

それまでの山田市川に対する感情は「友達としての好感」ではあっても「異性への好意」ではなかった。

という事で、山田自分の恋心を自覚する2巻ラスト karte.30 までを読み返して、山田市川観を確認

よくいる陰キャ男子(karte.1~5)

物語開始時点での市川は、山田にとって誰でもない。

なんとか「クラス男子で、たしか市川」と分かる程度。

クラスメイトの市川(karte.6~14)

6話(ナンパイセン回)にて、市川自分から行動した事により傍観者立場を脱却。

それによって山田市川存在認知するようになった。

ちょっとおもしろいヤツ」として。

以降、13話までは普通クラスメイトとしての交流が続く。

14話は市川にとっては大事な回だが、山田市川を見る目が変わるようなことは特に起こっていない。

実は優しいヤツ(karte.15~17

山田が鼻を負傷している時期。

この時期の山田は鼻の事に加えバスケ部退部などもあって珍しく弱っている。

しかもそれを(バスケ部である)ちい達にも出し切れていない。

15話(ご自由にお使いくださいティッシュ)で市川不器用な優しさを知った山田

16話(自転車二人乗り&パピコ)では弱気自分の出しどころとして市川の優しさに甘えている。

この事が大きく打ち解けるきっかけになった。

仲の良い男友達(karte.18~21)

ルーチェマックで遭遇、アメ弁護など。

自転車パピコ以降の山田市川に心を開いていて、交流もそれまでより踏み込んだものになっている。

ただ「仲のいい友達」の範疇を出てはいないように見える。

ちょっと気になる男子(karte.22~24

問題の雨降り回。

ここまでが友人としての交流なのだとすると何故、山田は傘を隠して市川カッパを借りたのだろう??

・・・というのが問題なのだ

個人的には市川モノローグにある通り「イベントを楽しんでいる」のじゃないだろうかと思う。

突然の雨にリア充たちが相合傘を楽しむ様子を見て、自分も仲の良い男友達を巻き込んで「恋愛ごっこ」してみた、というような。

その結果、意外とドキドキした事で市川の事を意識するようになった。

続く23話では原さんと恋バナ、24話では神崎君をサポートしたり、市川からかったり。

山田は「恋愛のある日常」を無邪気に楽しんでいるように見える。

特別男子自覚なく好き(karte.25~29)

うそんなに検討する事もない感じ。

職業見学のあれこれで市川を好きになると同時に、市川自分をいつも見ている事にも気づく。

好き、市川自分を想ってくれている(karte.30~)

お菓子バレの危機市川が見せた山田への真っすぐな想いを受けて、自分市川に心奪われていると自覚

という事で

やっぱり結論としては、好きになり出したのは22話で、それより前はお友達、としたい。

以上。

2020-06-09

キンプリファンに優しくないキングオブプリズムを見た感想

結構前だけどフォロワーライブアニメ好きなら絶対面白いからって言われたので見た。

でんでん現象が極限まで極まってるジャンルみたいだから変なのに絡まれそうだし…と思いツイッターでは無難なこと言ったけど嘘ついたもやもやが残ってるからここに書いて供養する。フォロワーには適当プリズムの煌めき感じた的なことを言っておきました。

まず私はジャニとかハロプロとかのあの特有の"トンチキ"が好きなんだけど、勧めた知人は同じだから!と言っていたけど全然ちがう。

ジャニのトンチキはあくまで"女がキャーキャー騒ぐような存在がなんともいえないダサいことをしている"ことで起こる絶妙さを言うのであって文脈がはっきりしているがかつ形容詞しがたさを持っているのに対しキンプリ脈絡ないインパクト重視でどや?面白いやろ?って主張してくる。(おそらくジャニのトンチキは二次元だとうたプリもっとも近い。向こうの映画はまさにトンチキ極めてたな映画しか知らないけど)

外野(主に男やファン心に恋愛ときめきを持ち込むのが嫌いな女)にはあくまで「女に媚びてる男が決め顔してるリアコ向けの娯楽」と思われてるのに蓋を開けるとなんかシュール演出あるな…というのがじわじわくるのであって、キンプリイケメンにキャーキャー言ってる女って"浅い"わねって言ってるタイプオタクがめちゃめちゃ褒めてそう。

簡潔に言うとカブトボーグを水で薄めた感じだったからこれで笑いたいならカブトボーグ見る。

私はとりあえず配信で見れたアニメシリーズから見たんだけどこれは(終盤展開を畳むことが下手すぎることと投げっぱなしなことを除けば)かなり面白かった。

30分でキャラの魅力と課題と悩みを解決してステージで成長を見せてそれをコンプレックス対象に認めさせて成長してる証拠にするって流れありがちな王道だけどとにかくまとめるのがうますぎて感動した。あとこの段階ではプリズムショーも楽しかった。ユキとピンク髪の女の子みたいな子な話かなり良かった。

映画の2作がマジでまらなすぎて死ぬかと思った。意地になってプリティシリーズも見たけど15話くらいまでがんばっては見たがつまんなくてギブしました。

何よりショーが魅力のはずなのに振付レベルが低すぎる、そして曲が全体的に良くない(テレビシリーズに至ってはそれをアバンで毎週見る。苦行かよ。)

振付は1人で踊ってるからある程度仕方ないのかもしれないけどCGがすごくて〜って言われてたからかなりがっかりした。aメロで膝を内と外にぐねぐね回してハイサビでネタ披露!って流れしかなくない?それはダンス振り付けがいいんじゃなくてあの一発芸がウケるってことでは?

そもそもライブなのかこれは。最後まできちんと歌を踊ってる人1人もいなかった。しかステージ中ずっとぶつぶつ独り言言っててええ〜ってなっちゃったテレビアニメのは尺ないからここで自己補完するのうめー!って思ったけど映画もそれやんの?って笑っちゃった。

友達CD売れてないことを心配してたけどそりゃ売れんわ……ステージ勝負しろモノローグでエモさ稼ごうとすな。

ショーがないドラマチックLOVEって曲が1番良かったです。

キャラについては全員痒いところに手が届かない振りが徹底していてあれはわざとなのか?キャラにことごとく着地点とサビがなくてびっくりした…例えば私はユキが気になったんだけど結局ユキってどうなりたいわけ?プリズムスタァと歌舞伎役者どっちも頑張るよって感じだったけど例えばライブの予定かぶったらどうすんの?ここでプリズムショーを選んでワイはこの道を極めるんじゃい的な『キングオブプリズム』目指してる男として映えがある答え導くんだと思ってた。二兎を追うもの一兎も得ないよ。ていうかそもそも目指してないの?わからん映画見てもユキだけじゃなく他のキャラも髪色が派手で一話だけ個人回もらえるタイプ外野が多すぎてわからんかった…。

キャラ属性付まではいいのにサビがない。だから結局サビとかいらないただキャラオタク向けで可愛いタイガとかが映えてた。まあこの話すると主役?のシンとヒロイン?のルイくんが1番だからなんだよって感じだったんですけどね…。

ヒロさんが1番強い人だと思うんだけどこのへんもヒロさんが女の子に1番モテるのは顔見りゃわかるわって感じだったからなんかこう…1人だけめちゃ歌上手いとか1人だけまともに踊るとか…あったろと思う。とにかくプリズムジャンプ特殊効果が壮大なら勝ちってもうそれはさ、ニチアサだよ。ホビアニとしては楽しいね…でもホビアニとして見始めるとそれはそれでイケメン並べてうだうだ人間関係とか生い立ちの闇とかやってるのはちがうだろってなるけど。

文句いっぱい書いちゃった……期待値上げすぎはよくないなと言う例でした。キンプリは良いぞってなんやねん。

2020-05-15

NHKで見かける朗読ナレーション??

ちょうど今あさイチでもやってるけど、奴らはね、マンガ小説作品を紹介するようなコーナーで、セリフモノローグを情感たっぷりに読み上げるんですよ

見てて赤面ちゃうんだよォ

やめてよォ

2020-05-11

クソ長モノローグとガサツな言葉選びと情緒不安定ぶり

あのライターが書くと全員独り善がりで突然泣いたり怒ったりする子供になってしま

2020-03-09

後期クイーン問題から虚構推理』へ

探偵って何なの、推理って何なの。

その答えをずーっと求め続けているのが、ミステリという界隈なのだと思う。

多重解決、ってのが流行たことがあった。

ひとつ事件から複数探偵複数真相を引き出す。

新たな証拠によって前の推理否定され、新しい推理が発表される。

でもそれも次の証拠によって覆される。

そしたら真相ってのは何なんだ。どうしたらそれが真相とわかるのだ。

その本の中でたまたま最後に発表された推理が正解となるのか。

それだって次の証拠が出たら覆るかもしれないじゃないか

本格推理には「読者への挑戦」がないと成り立たないという人もいる。

要するにミステリは作者と読者の戦いで、フェアな戦いにはルール必要なのだ

読者への挑戦はそれを保証する。

或る頁において、ここまでに集めた証拠で謎は解けますよ、これ以上の証拠は出ませんよと宣言するのだ。

でもそんな作者と読者の戦いに巻き込まれる作中人物はたまったものではない。

ミステリは戦いである前に小説の一ジャンルだ。小説は作中人物が織りなすものであり、物語であるのだ。ドラマが作中で完結していなければならない。

読者は読者への挑戦を読めるかもしれないが、探偵は読めない。じゃあなんで探偵はそれが真相だと理解できた?

ここで探偵は「一人の人間であるのか、それともただの「舞台装置」に過ぎないのかという話が出てくる。

初めのうちの探偵はだいたい舞台装置だったが、最近探偵だってただの人間だというスタイルが増えている。

じゃあ何のために推理しているのか、推理とは何で探偵とは何なのか。そういう議論があった。

この辺の話をだいたい煮詰めたのが「後期クイーン問題である

クイーンより前からこのような話の萌芽は山ほどあったのだが、クイーンがそれを明確に作中に表してしまったのだ。

で、日本人は後期クイーン問題が大好きなもんだから、多くの作家はある程度その辺の話を意識している。

その解決は多くの場合、「この推理があってるとは限らないけど最も妥当性が高いよねー」みたいな感じになっていった。

日常の謎や安楽椅子ものではそのまま終わることも多いし、もっと重大な事件なんかではここから先は公的権力がしっかり調べるからねーみたいな感じで探偵は身を引いたりする。

ところがそれがもうちょっと洗練されたのが割と最近の話で、「聴衆を納得させるのが探偵役割だ」みたいなテイスト台詞が妙に増えた気がしてる。

まり、合っているか合っていないかは聴衆が決める。その基準は「納得」であって、「真実」ではない。

もっと言うと、この聴衆はある特定の一人なんていうこともある。『氷菓』では、折木が「必要なのは真実ではない、千反田が納得することだ」と何度もモノローグで述べている。

これが進化したのが『虚構推理』だ。

これは一見新機軸ミステリに見える。(実際新機軸だが)

ラノベっぽかったり、化物語っぽかったり、一見ミステリではないようにも見える。

だが、ミステリ読みからしたら内容は日常の謎ライトミステリファンタジーミステリ伝奇ミステリなど最近の傾向を取り込んだ「ザ・現代ミステリであるうえに、

上述の「聴衆の納得するものが、探偵のしなければならない推理だ」を構造の中に入れてしまっている(聴衆が怪異仕業だと思えば怪異活性化し、物理的に可能だと納得すれば怪異が消える)

のが如何にも凄い点だ。

真実虚構推理虚構、でもちゃんとその骨格はミステリの流れを引き継いでいて、これがミステリでないならば、ミステリであるものなどない、と1ミステリ読みは思うよ。

2019-11-06

anond:20191106121139

2019-10-16

おすすめ百合漫画を教えて

citrusというアニメを観てから漫画版を読んで以来百合漫画にハマっている。

みんなのおすすめ百合漫画を教えて欲しい。

citrus以外に今まで読んだ漫画

やがて君になる、私の百合お仕事です!、たとえとどかぬ糸だとしても、親がうるさいので後輩(♀)と偽装結婚してみた、定時にあがれたら、海猫daysはなにあらし、神絵師JKOL腐女子青い花

ふたりモノローグ総合タワーリシチはいまいちハマらなかった…

2019-10-07

anond:20191007223148

三話まで見た。

いきなり修行編になる辺りがジャンプ漫画っぽい。

モノローグだらけなのは続くらしい。

れいちいち説明せんでも分かるわ!って事は説明するのに

何で妹が竹咥えてるのかは説明しかよ…

どんどん続き見たいとは思えず、かと言ってもう見るのやめるわ、とまでも行かず、微妙

とりあえず「はまる」状態にはなりそうにない。

流行りの鬼滅の刃を見てみた

ネトフリにあったんで第一話だけ。

絵はきれいだし、話は何となーく面白そうな予感はするけど

なんか物凄い勢いで説明しまくってたのが気になった。

モノローグ多すぎ。

いちいち説明しないで雰囲気で分からせた方がスマートじゃね、と言う所まで全部言葉説明し過ぎ。

第一話って事で話の前提を全部説明しなければならないからこうなってるのかな?

最初だけならいいけど、ずっとこのノリで続くならちょっといかなあ…

2019-09-01

anond:20190901133532

モノローグ入れるとどうしてもそうなるな

かといってモノローグなしで現実世界時間アニメやっちゃうと1クールレベルの内容が1,2話で終わっちゃうだろうし

それが気になるからスポーツものアニメは見る気しないな

弱虫ペダルとかも含む

まあ弱虫ペダルラスト数百メートルしかないのに何話も引き伸ばすくらい原作もひどいけども

2019-08-30

作画が良ければいいってものではない

世間で持て囃されている某アニメが無理すぎる

作画以外ゴミ

原作ファンアニメ化もすごく楽しみにしていたけれど制作会社の雑さとか原作を読んでなさそうな感じが本当に無理。

ていうか男性声優であからさまに女の声豚釣るの気持ちいからやめろ

なにより作画けがべらぼうに良いせいで持て囃さないと非国民みたいな扱いされるのがイナゴジャンルって感じで無理。

作画が良くて有名声優ならなんでもええんかオタクは…

イナゴジャンルになるべくしてなったって感じだから制作側としては良いのかもしれないけど

原作推してきた身としてはいろいろと複雑。

ここまでだと何にキレてんだかわかりにくいから具体的にここはどうなのポイントを上げる

ちなみにこれまで見たアニメ作品で一番よかったもの比較にしている。

OPEDで突然英語を入れてくるクソセンス世界観は?

最初の敵視点からみた主人公モノローグを削って中身のないアニオリを入れる

流行ってる声優使っとけ感

漫画アニメ描写の順番を入れ替えたにも関わらずセリフ整合性を取らない雑な構成

BGMうるせえ

BGM単品ならいいのに入れる場面と歌詞センスべらぼうに無い

・男キャラは年齢が幼くても絶対男性声優を使う違和感

BGMうるせえ

原作は味がある作風だがそれを潰して大衆向けにすることで元の面白さがすべて消えている

アニメの方が構図がダサい、単調でつまらない

・アホほどテンポが悪い

演出作画エフェクト頼り

歌詞ダサい

演出考えた奴漫画読んでなさそう

・突き技特化の原作エフェクトのない剣士演出で「この剣士は突き技を使う」というのがわかりにくい

・とりあえずちょうちょヒラヒラ

キラキラさせとけばいいと思ってるのか

・花丸のクソダサ真剣必殺演出思い出した

BGMの緊迫感がない

・そのお涙頂戴アニオリいる?

BGMうるせえ

・なんでわざわざ馬乗りにさせたんですか?

原作の名シーンのポーズを使わない愚行

ダサいコメットさんかよ

フェンシングってそんなバトンみたいに剣回すの?

もう飽きたから終わり

2019-08-14

増田を書いた時の反応とその反応への感想

まり政治的増田は書かないので、モノローグ系が多い。

たまにバズると反応があるが、はてブトラバでいろんなタイプがいるので、感想上から目線で論評したい。


自分記憶を言う文書を書いた人間と向き合わず自分と向き合ったり、集まってくるブクマカの方を見て、話を自分の方向に誘導しようとしている感があるが、あまり嫌な気持ちにならない。こちらも記憶を共有しているし、他人記憶風景というのも思わぬ発見がある。共感合戦である

文体を褒める技術視点が褒められて素直に嬉しい。

歴史的文豪映像作家との類似性を指摘する自分教養に注目を集めたいスノッブ感はあるが、褒められれば嬉しい。それに、名前検索すれば勉強になる。

感情を表明する:嬉しい。特にポジティブ感情や切ない感情日常の笑っちゃう瞬間の感情など、そここそ共有したいので、素直な感情感想として一番刺さる。

自分自身の行動を変えようとする:嬉しい。自分が見つけた日常の豊かさなささやかものだが、それにより他の人が小さな豊かさや美しさを世界発見するかもしれないと思うとちょっと気分がいい。

誤字や文章無意味な繰り返しなど、未熟を指摘する:ムッとくるがありがたい。もっと精進せねばと思う。

文章中の基本情報の誤りを指摘する勉強になります

好みに合わない、読むのをすぐやめたと表明するブクマ数が伸び出すと出現する。合理性がない行為だなと思う。政治的立場日常権力問題などで自分と違う意見蔓延することを警戒し、一言、反対表明をするならまだわかるが、モノローグ系は毒にも薬にもならず、別に読まなきゃいいだけのはず。

文章への反省改善を求める為に最大限ネガティブアラームとして「読まない」という態度を表明する戦術採用したという可能性も考えられるが、前述の様にバズり出す、つまりよく読まれ状態で出現することが多いと言う状況から判断すると、「読まない」と言う選択をしたごく少数の人の意見を参考にして文章方向性を変えることにどうも合理性を見出せない。

「多数意見半旗を翻せちゃう独立心旺盛な自分」を他のブクマカアピールするのが目的か、目立つものを見た時にネガティブ意見を言うことに自分を見つけてしまっている状態だと思われる。

ダジャレ大喜利はてブ伝統知的スポーツ自分知的技能、回転の速さに酔いしれている感があるが、嫌いじゃない。時々一本取られる。

自分ならもっといい解決方法を知っている、もしくはすでにとったと言う表明マウンティングも甚だしいが嫌いじゃない。それは多く、日常の豊かさや嬉しさの表明だから。それに時々本当に知識が広がって勉強になる。

上から目線で褒める:行動というより態度やスタンス。「よくよく考えたら上から目線である」ということに気づかないことが多く、その瞬間素直に嬉しがってしまう。でもその上からの態度も猫に褒められてると思うとなんとなく可愛いし、あまりムカつかない。嬉しい。

トラバあんまり本気で読まない。議論が広がる様な指摘は少なく、大概の場合ネガティブ感想を書くのみ。時々、有用情報感情の共有を試みる「ちゃんとした人」がいるが、トラバエスカレートすると、最初のような「新顔が来たか現実的なワシが世界の厳しさを思いしらせてやろう」とうんこを投げつけに駆けつけるはぐれボスゴリラといった風合いのトラバ(もちろん無視する)との扱いの差に対して妙な不公平感を感じてしまい、ちゃんとしたトラバには心の中でそっと「ありがとう」とだけ言う。

2019-08-11

喋りながら料理する漫画

独り言レシピ解説しながら料理する漫画キツすぎる

2人で料理してるかフキダシじゃなくてモノローグとかならいいけど

2019-07-25

天気の子勢い実況感想めっちゃネタバレ

はじまった!…病院少女、誰か入院してる、雨、モノローグが、めっちゃ新海誠めっちゃセカイ系!!わかりやすすぎるくらい!雨の中差し込む光、その光の指すボロいビル屋上にぽつんとある鳥居へ駆けていく少女鳥居をくぐる!異世界!空から落ちてる!なんかすごいキラキラしてる!おそらくなんか異能力ゲット!きっとセカイに関係している!

場面が変わり少年。こいつが噂の美ショタか?違った。時間軸は今昔どこだ。冒頭からちょっと時間過ぎたくらいだった。船ですごい土砂降りにあって落ちそうになるのをなんかやさぐれてそうだけどそれなりにかっこつけて生きてそうな30歳くらいの男が助ける!藤原啓治が百万回演じてそうなキャラだ(実際は小栗旬)。少年、帆高は家出仕事探すけど新宿はこわい!バーニラバニラ高収入Yahoo知恵袋ちゃん企業許可取ってるね~~~!帆高が体売る気配を感じさせつつもそうはならず藤原啓治事務所を頼り、手伝いのやさぐれ美女とともにライターバイトをする!女のつくる飯がうまい!意外と仕事頑張る帆高!充実した日々!ここでRAD!完全にPVはやくも疑似家族ゲット!

とにかくずっと雨降ってるけど冒頭の少女陽菜と会って晴れ女営業で稼ぐ!新しい仕事かわいいイケショタの凪!新しい家族!ここでもRAD!!!完全にPV新海誠

でもうまく行かず警察に追われる。帆高、家出してるしなんか拳銃拾ってたしね。藤原啓治、「大人」の象徴としてシンプルすぎる!帆高に金だけ渡して帰るよう言う!でもやだ!陽菜と一緒に生きて行きたい!めっちゃ土砂降りでやばい新宿警察に追われつつもなんとかラブホを見つけ三人で休憩。ラブホ冷蔵庫で宴をする!楽しい!帆高と凪のお風呂シーン最高!!!晴れ女能力しすぎると消えてしまい、変わりに止まない雨が止むと判明。朝になると陽菜消える!日本晴れる!帆高逮捕!でも逃げる!俺は陽菜を助けるんだあああああ冒頭の鳥居行くぞ!!凪も花澤香菜佐倉綾音の力を借りて女装で参戦!!鳥居をくぐって空から落ちる!!雲のむこう、約束の場所!!ほしのこえが聴こえる!!!陽菜復活!!晴れが終わり日本は雨でけっこう沈む!!でも俺は陽菜を選んだからそれでええんやで… FIN

なんか消化不良でした。

2019-07-24

anond:20190724150525

そもそも誰も議論してるつもりはないだろ・・・

議論のようにみえるただの独り言独白モノローグの羅列だろ。

2019-07-20

『天気の子』を批判している人たちへの反論(1)

ネタバレあるので、まだ観ていない人は右上の×を押してください。

そもそも新海誠薄っぺらいじゃないか

 新海誠監督の最新作『天気の子』を観てきました。「ヤフー映画」の感想とかを見ていると、新海監督が公開前に言ってたように「賛否両論」の様子。……しかし、否定的評価をしている人たちの感想を見てみると、「賛否両論以前の問題」で、人物描写薄っぺらさを指摘している意見の多いのが印象的だった。

 だが、待って欲しい。「人物造形が甘い」とか「人物描写薄っぺらい」という批判新海誠にするのはいかがなものか。そもそも、新海作品にこれまで重厚人物描写などあっただろうか? 薄っぺらくない人物なんて一人としていただろうか?

 まず、大ヒット作『君の名は。』で考えてみよう。瀧君も三葉も奥寺先輩も、ラノベ並みの、いや、そういう言い方はラノベに失礼なくらい、ペラペラの薄さだったと思いますよ。三葉の悪口を言ってた同級生たちなんか、当社調べでは0.01mmの薄さで、わが日本が誇るコンドーム会社オカモトが対抗意識を覚えるくらいの薄さじゃないですか。

秒速5センチメートル』も同じ。主人公遠野君)は半年前に転校したメンヘラ気味の女の子に会うために、東京から栃木電車で向かう。しかし、大雪のために途中で電車は大幅に遅延する。その時の主人公遠野君)のモノローグを皆さん覚えていますか?

「たった一分がものすごく長く感じられ、時間ははっきりとした悪意を持って、僕の上をゆっくりと流れていった。」

 ごめん。最初『秒速5メンチメートル』を見た時、私はここで腹痛くなるほど笑い転げて、逆に何度もここを再生しましたよ。もうね、ほんとリアル中学二年生でもこんなポエムを呟かないですよ。時間は君に悪意を持つほど暇じゃないと思うんだよね。たんに大雪のために電車が遅延してるだけやん……

 未見の方いたら、すみません。この電車の遅延、単なる一つのエピソードじゃなくて、『秒速』のなかでは、物語の要となるようなエピソードなんです。

 意味不明自己満SF雲の向こう、約束の場所』、ジブリを真似た結果盛大にコケた『星を追うこども』。これらも、人物描写書道半紙なみの薄さです。

言の葉の庭』も、ストーリー人物描写の甘さについては微笑せずにはいられません。ユキノ先生いじめられてる理由とか、いじめてる生徒の描写とか、これ薄っぺらくないと思う人いるの……?

まあ、いるんだと思う。それはそれでいい。私が言いたかったのは、『天気の子』が「薄っぺらい」という理由批判されるのは不合理だということである。初めっから薄っぺらいし、中二病だし、セカイ系だし、自意識過剰のウィスパーヴォイスがうざいし。そんなこと、分かり切ったことじゃない。それを今更批判したってどうしようもなくない?

 というわけで、『天気の子』もただひたすらに薄っぺらいわけです。ストーリー人物描写説得力かには期待したらダメリアル中学生でも、もう少し人間に対する洞察力をもった人は五万といる。そのレベルです。主人公はどうやら「神津島から家出をして「東京」フェリーでくるわけですが、家出理由、とくになし。至って普通の家庭で、酷いイジメにあっていたとかでもない。なんとなく嫌だったから、くらいのノリ。いわゆる反抗期? なんとなく盗んだバイクで走りだしたい気分? サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて(The Catcher in the Rye)』を持っていたけど、まさかサリンジャーに感化されて?(笑) いや、笑いごとじゃなくて、マジで新海はそのレベルでなんとなく家出をさせてOKだと思っている人なんですよ。

じゃあ、なんでそんな薄っぺら新海作品はこれまで評価されてきたのか? とくに『君の名は。』の歴史的ヒットはなんだったのか? 問題はそこにいたる。

美しい背景描写

 第一に挙げなくてはならないのは、美しい背景描写だろう。カメラレンズを強く意識して、超広角レンズや逆光、望遠などが多用される。しかし、実際のカメラではあんなに綺麗に映ることはない。細かいファンタジック「嘘」がそこかしこに散りばめられている。ありえそうだけどありえない風景。新海が描き続け、そして観客を魅了しているのは、そうした風景にあるんじゃないのか。もっとも、この美しい風景も、セカイ系の、センチメンタル自意識過剰の、中二病ポエムではないのか、と反問されるだろうが、それについて私は次のように答えるしかない。「いかにも、その通り」

 で、そこから新海誠童貞」のような公式がでてくるわけだ。「たぶん新海さんは楽しい恋愛高校時代したことがないんじゃないですか」(石田衣良)という言葉が出て来る所以であろうが、これについては一言。たしか新海誠自意識過剰中二病ポエマーであるかもしれないが、全ての童貞自意識過剰中二病ポエマーであるわけではないし、またその逆もしかである童貞に対して失礼である石田衣良には猛省を促したい。

君の名は。』のカタルシス

 さて、『君の名は。』ヒットの理由について語るのは当然のことながら難しい。だが、これを見た人の多くが「東日本大震災」を想起したこと無視できるものではないだろう。『君の名は。』は、良くも悪くも「震災芸術」であり、『君の名は。』の賛否両論根底にあるのも、「震災をなかったことにしてもいいのか」というこの作品についての疑問から生じているだろう。

 『君の名は。』には、カタルシス浄化作用)がある。瀧君と三葉の恋物語以上に、この映画で「主役」となっているのは「彗星」であり「隕石である。突拍子もないことのように思われるかもしれないが、これは演出上も疑いを得ないことである。このことについては伊藤弘了という人が「恋する彗星──映画君の名は。』を「線の主題」で読み解く」という卓抜な評論を書いているので一読を勧めたい(http://ecrito.fever.jp/20170123213636)。

 少しだけ説明する。「糸守湖」が出来たのは劇中でも語られるように、1200年前にここに隕石が墜落したことにするものだ。瀧君と三葉は三年の時間差を越えて出会いを果たすわけだが、その奥には1200年という長大時間を経て、同じ彗星が墜落するわけで、あの惨劇を生み出した隕石は、それ自体隕石恋物語でもあったというわけだ。瀧君と三葉の悲恋は、その運命を受けいれて、むしろその「運命のもの」に同化するような形で、自己を超越した恍惚体験へと昇華する。これが、『君の名は。』のインパクトである伊藤は言う。

観客は人智はるかに超えたティアマ彗星の壮大な恋物語のうちに自らの似姿を見出し、同時に自己自身を超越する感覚を疑似体験する。これが本作の記録的大ヒットを支えた一因である

この伊藤の読みは、それ自身、私も正しいと思う。ちょうど隕石地球を目がけて猛烈ないきおいで突進してくる際に流れるRADWIMPSの「スパークル」の歌詞をここで引用しておこう。

運命だとか未来とかって 言葉がどれだけ手を

伸ばそうと届かない 場所で僕ら恋をする

 いわゆる「サビ」の部分がはじめて出て来るのは、隕石墜落のシーンなのである彗星隕石と化して「いまだかつてないスピードで君のもとへダイブを」するわけである。観客はかくして、瀧君でも三葉でもなく「隕石」に感情移入をすることになる。それによって、運命を超越した運命とでもいうべきものに同一化し、「自己自身を超越した感覚を疑似感覚」させるのが『君の名は。である。ちなみに言っておくと、これは何も新しい話ではなく、ギリシア悲劇古典的パターンであり、「悲劇」の快楽のものである。この点についてはニーチェの『悲劇の誕生』を参照して欲しい。

悲劇忘却

 要点のみを記す。1200年前に糸守町に落ちた彗星は偶然の産物である。劇中で墜落する彗星の《片割れ》もまた偶然の産物である。その偶然をしかしながら運命的なものにするのが『君の名は。』のドラマである隕石は、人間視点からはどうしようもない《偶然的=運命的》なものであり、それが世界に災厄をもたらす。それは《悲劇であるニーチェが述べるように、悲劇とは一方では自身運命翻弄され自身の非力さを痛切に認識した上で、他方ではそうした小さな自己を超越し運命のものに一体化する感覚のあるところに《悲劇》の快楽があるのだとすれば、『君の名は。』における悲劇とは、次のようなものである。(A)それは自己意志の無力と運命の強調という形で行われるのではなく、(B)確かに一方では自己意志の無力さを痛感させられるが、星の動きはたんに災厄をもたらす運命だけではなく、同時に強烈な人間的な意志でもあるのであって、運命から逃れていく偶然の力として描かれるのである。ここにおいて、まことに《運命=偶然》という奇跡的な場所での物語が描かれるのであって、その強烈さに私たちは感動をするのである

 震災を《運命=偶然=意志=恋》と化すことにより、現実震災美的昇華してしまうのが『君の名は。である。『君の名は。』は過去タイムトラベルすることで「震災をなかったこと」にするだけではなく、上に書いたように、情動レベル震災というトラウマを「昇華」させて、フロイト流にいうならば「喪の作業」を遂行することを促進するのである。「昇華」とは、「忘却」の別名である

 こうしたところが、『君の名は。』の慧眼な人々に批判される所以であるだろう。

 だが、どうだろう。《忘れない》ことが一つの倫理であることは疑わないが、《忘れる》ことも一つの生き方として否定されるものではないのではないか。また、《忘れさせる》ことを描いたものが《覚えられる》ということ自体が、完全な忘却からは救うはずだと私は考えるが、いかがだろうか。

──ライトな語り口で始めたのに、全然そうではなくなった。そして、肝心の『天気の子』にまだまだ辿りつけていない。次回、『天気の子』の内容に踏み込んでいきます

『天気の子』は劣化君の名は。』な駄作だった

公開直前のインタビューで新海は「賛否が分かれるものを作った」と語った。

それを見て、「あ、いつもの新海に戻るのかな?」と思った。『君の名は。』で釣った客にポエム自己完結の新海ワールドをぶつけて全面戦争を仕掛けるのか! と。しかしそんなこたー全然なかった。蓋を開けてみれば『天気の子』は単なる劣化君の名は。』に過ぎなかった。がっかりだ。

ダメな点は色々あるがクリティカルだったのは物語感情がまだらになってるところ。ようは暗いシーンのあとにやや明るいシーンが来るのだがまた暗いシーンになるためどういう感情でいればいいのかが凄くわかりにくかった。

これは『君の名は。』と比較すれば差は歴然だ。

君の名は。』はややおセンチモノローグから始まるが、すぐに入れ替わりのコメディシーンにつながり、テンポの良いそれは見ていてとても楽しい

楽しい気分にひたっていてやや飽きを感じ始めた頃に瀧と先輩のデートが失敗し、「なぜか。もう二度と。俺と三葉との入れ替わりは起きなかった」という“謎”が提示される。

そして瀧は直に会おうと糸守を訪ねるが、そこで彗星の落下によって三葉がすでに死んでいることを知る(シリアス)、という感じだ。

君の名は。』のストーリーはこれ以上追わないが、コメディ→謎→シリアス目的明確化彗星が落ちる前に皆で避難する)→歓喜(かたわれ時の再会)→暗転→奮闘→大団円、と今どういう感情でいればいいのかということを物語が迷わせないつくりになっているし、『君の名は。』はそういった完成度を持った作品だった。

RADWIMPS楽曲も、シーンの移り変わりや強調に使われて非常に効果的だった。

翻って今作である

冒頭、ヒロインが天気の子になった経緯を説明されたかと思うと、家出してきた主人公新宿歌舞伎町世間の冷たさを味わうシーンに続いていく。いきなり説明→暗いシーンをカマされ気分は上がらない。

その後やや明るいシーンになるが、主人公ヒロイン生活環境がアレなので底部に流れるテンションは暗く、そしてそれがやがて表面化(その最たるはヒロイン消失)する。

その表面化も事前に予測がつくように設計されてるため、明るいシーンを見ていても「どうせ後で……」と落ち着かない。つまりずっと消耗させられっぱなしなのだ。これはキツい。

もうひとつキツいのは主人公が幼稚すぎて感情移入しづらいという点だ。

子ども主人公がなんだからそらそうだろ、という話はあるのだが、“学校”がフィールドだった前作とは違って家出してきた少年フィールドは“社会”になるためアテもなく家出してきたことやそれが故に困窮しても「帰りたくない」と言い張る姿はやはり幼く映る。

特にコイツやべーとなったのはヒロインが消えた理由理解しない周りの大人にキレ散らかすところだ。普通こういう情報格差によって周囲が無理解な時、視聴者としては主人公側の心情に立つものだが今回は中々そうなれない。何故か。それは視聴者主人公の側にも情報格差があったかである

俺は基本的主人公視聴者情報格差はない方がいいと考えている。視聴者が得ている情報によってこうすべきと思う行動を主人公が取らないと苛立つからだ。もし主人公視聴者情報格差を作るならフォロー必須だと思ってる。『天気の子』はそのいずれでもない。

ヒロインが消えると視聴者は早い段階で予測できる。そういう設計になっている。しか主人公はそれを察しないし、決定的な情報提示されたときも反応が鈍い。それなのに自分は周囲にキレ散らかすのだけは忘れない。ただのやべーやつである

主人公がそんなだからヒロインと再会し、気持ちを確かめ合うように互いの名前を呼ぶシーンも冷めた目で見てしまった。『君の名は。』のかたわれ時やラストシーンのよっしゃ感とは雲泥である

そろそろまとめに入ろう。最初に『天気の子』は劣化君の名は。』と言ったが、『君の名は。』とは何でどう劣化しているというのか。

君の名は。』とはひょんな出会いを果たした少年少女が超常現象によって引き裂かれ、残された側は相手ともう一度出会うために必死にもがいてそれを果たす“エンタメ作品である(『言の葉の庭』と『秒速5センチメートル』以前は“エンタメ作品”ではない)。よく見かける構造といえばそれまでだがいずれにしても『天気の子』はその形を踏襲している。しかし肉付きが圧倒的に劣る。

これまで挙げてきた要素はその筆頭格だし、その他にもふたりが再会するシーンのアイデア演出にも歴然とした差がある(「かたわれ時だ」は非常に美しい)。「忘れないように名前書いとこうぜ」からの「好きだ」のようなぐっとくる演出コメディ部分で手に名前や苦情を書いて伝えていた、という点とつながるのが良い)もないし、ラストシーン拙劣さは『君の名は。』に比べると目を覆わんばかりだ。「天気って不思議だ。ただの空模様にここまで心を動かされてしまう」という主張も正直「だから?」という感じで刺さらなかったというのもある(けっきょく大事なのは天気ではなく大事な誰か、という結論だし)。

君の名は。』がヒットしたから次もそれで、というのは理解できるし、これ以外でどうやれというのかとすら思う。ただ肉付きでここまで劣ってしまうなら違う構造の話にチャンレジして死んだほうがまだマシだったのではないか

というわけで『天気の子』はがっかりするほどの駄作だった。クソミソにけなしておいてなんだけど俺は新海誠ファンなので悲しい。

ほしのこえ』で新海を知り、『秒速5センチメートル』で「これは新海の集大成だ!」と吹き上がった過去を持つ俺でも『君の名は。』のPVを見たとき「あ、これは売れる」と素直に思った。実際その通りになったし(もちろんあそこまでの大ヒットになるなんて思いもしなかったが)、そんなクソウザ古参でも『君の名は。』が新海作品の中で一番面白いと胸を張って言える。

新海誠はいつまでも過去やどうにもならない何かに拘泥する男を描くだけのクリエイターじゃなくなっていた。それはとても喜ばしいことであり、同時に階段をいくつも上ったんだと確信した。『天気の子』のPVを見て嫌な予感はしたが、押し殺して封切り初日映画館へ向かった。嫌な予感を信じるべきだった。だって君の名は。』はPVからして面白そうだったんだから

前作の半分、悪ければ1/3ぐらいの興収だろう。口コミも広がらず、けっこうなコケ方をすると思う。

新海誠は新海的なものとの決着を『秒速5センチメートル』でつけ新境地を切り開こうとした。しかしそうして出来上がったのはジブリ劣化コピーだった。『言の葉の庭』という中編で再起を果たし、『クロスロード』という小品で手応えを得た新海は金字塔を打ち立てた。しかし次に作ったのは前作の劣化コピーだった。

新海はこの先、どこに向かうんだろう。今作が劣化コピーだったという認識なくして前には進めないと思うが本人も周囲もそれをひた隠して次なる場所を目指すんだろうか。

それでも俺は、そのたどり着いた場所を、わずかな恐れとともに待ちたいと思う。

『天気の子』浅い感想

じゃあ、書いてくぞ。ネタバレ注意。

『天気の子』を振り返る。

森嶋穂高モノローグから始まる

ていうかモノローグが多い

・ほんもののお姉さん(間宮夏美

少年さ~」

須賀圭介の姪。

自然災害系で信仰

ー天気の子巫女

鳥居神道系。

豪雨ー2年前の西日本豪雨などを彷彿とさせる。

君の名は。』では隕石落下という自然災害が起きた。

人間はどうしても自然に勝てない?

君の名は。』でも宮水神社舞台になっている。

陽菜には「陽」が入っている。

・銃

少年マンガ定番

・龍

ー魚

魚は龍の派生。(SEKIROより)

浴衣

花火

自然な形で陽菜浴衣を見せた。

倍賞千恵子立花冨美

立花瀧のお母さん?

ここでは瀧のお父さん?の初盆

後で宮水三葉も出てくる。

四葉どこいた?

・「公妨ォ!!!

すき。

未成年で将来を誓い合う

青春モノ定番

・涙=雨

雨は天の涙という。

実際、陽菜が泣く。

警察カーチェイス

青春モノ定番

夏美就活

いやほんと誠さぁ・・・

・生傷だらけの顔、手錠

青春モノ定番

手錠はさぁ!!手錠フェチkore

最後空中でもつれつつ手錠がかかさって離れなくなるとか思ったじゃん。

・狂った世界 とは?

その後、警察に確保された二人は2年離れ離れになる。

誠はエンディングの前に必ず離れ離れにしたくなる病にでもかかっているのだろうか。

お前、、、やめろよ、、、(秒速の恐怖)と思ったがちゃんと再開。

ここでの陽菜巫女というより聖女という印象。

結局、銃の出どころや、水に沈んだ東京への納得の仕方は、消化不良。

だが、こんな狂った世界でもいいんだよ、というエンド(?)

まとめ

君の名は。ほど青春喪失感がなくて精神衛生上よかった

『天気の子』浅い感想

じゃあ、書いてくぞ。ネタバレ注意。

『天気の子』を振り返る。

森嶋穂高モノローグから始まる

ていうかモノローグが多い

・ほんもののお姉さん(間宮夏美

少年さ~」

須賀圭介の姪。

自然災害系で信仰

ー天気の子巫女

鳥居神道系。

豪雨ー2年前の西日本豪雨などを彷彿とさせる。

君の名は。』では隕石落下という自然災害が起きた。

人間はどうしても自然に勝てない?

君の名は。』でも宮水神社舞台になっている。

陽菜には「陽」が入っている。

・銃

少年マンガ定番

・龍

ー魚

魚は龍の派生。(SEKIROより)

浴衣

花火

自然な形で陽菜浴衣を見せた。

倍賞千恵子立花冨美

立花瀧のお母さん?

ここでは瀧のお父さん?の初盆

後で宮水三葉も出てくる。

四葉どこいた?

・「公妨ォ!!!

すき。

未成年で将来を誓い合う

青春モノ定番

・涙=雨

雨は天の涙という。

実際、陽菜が泣く。

警察カーチェイス

青春モノ定番

夏美就活

いやほんと誠さぁ・・・

・生傷だらけの顔、手錠

青春モノ定番

手錠はさぁ!!手錠フェチkore

最後空中でもつれつつ手錠がかかさって離れなくなるとか思ったじゃん。

・狂った世界 とは?

その後、警察に確保された二人は2年離れ離れになる。

誠はエンディングの前に必ず離れ離れにしたくなる病にでもかかっているのだろうか。

お前、、、やめろよ、、、(秒速の恐怖)と思ったがちゃんと再開。

ここでの陽菜巫女というより聖女という印象。

結局、銃の出どころや、水に沈んだ東京への納得の仕方は、消化不良。

だが、こんな狂った世界でもいいんだよ、というエンド(?)

まとめ

君の名は。青春喪失感がなくて精神衛生上よかった

2019-07-16

anond:20190715180618

ふたりモノローグ百合としては相当な色ものに感じられるので

あれで入った、あれが好き、って人に何勧めればいいのかわかんねえ

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