はてなキーワード: 神津島とは
ヒット映画をそれなりに楽しめるタイプだと思っていたから、これだけ違和感がゴリゴリあって、つまらない映画だとは思わなかった…
君の名は、はそこそこ楽しめたんだけれど
天気の子はリアリティのないものを、リアリティのある背景と街並みで描かれていたという感覚。
発砲するし、警官の妨害をして、シャブ中みたいな発言を繰り返す。
主人公は、モラトリアムをこじらせ、なんだか縛られてる!と家出した16歳の少年、帆高。
厨二病を拗らせた行くすえみたいなやつで、神津島を衝動的に飛び出し、金が続く限り、ライ麦畑で捕まえてを片手にネカフェで寝泊りする。
そこまでさせるのは、親と確執があるのか?と思いきや、それは一切描かれない。帆高が健康で、かつ捜索願が出されていたことから、親は悪い人ではないのだと思う。
その帆高を拾い、月に3000円という低賃金で住み込みで働かせるおじさん。
そしてその姪。
親に問い合わせをせず、未成年を働かせ続ける。
どうかしてない人間がいない。
帆高の親が帆高を探しにきたとき、おじさんが帆高に5万を渡し、家に帰れと言って、まともなことを言うじゃん!と見直したら、それが悪のように姪が責め立てる
なんか変な鳥居に祈ったことにより、局地的に晴天を作ることができるようになった女。
帆高に唆され、晴れを作るビジネスをし荒稼ぎをする。
帆高が警官に家出少年として補導されそうになったとき、雷を落としトラックを大爆発させ、その混乱に乗じて逃げる。
そのあと帆高と弟で楽しくカラオケ歌ってたとき、こいつらみんな頭おかしいのか?と思ってしまった
そして、能力を使いすぎて死にかけたときに、帆高のことしか考えてなかった。
弟は?
そして、母親が亡くなったあと、子供2人で暮らすようになった理由が最後までわからない。
帆高が息するようにくそ臭ポエム読むし、大丈夫だよ!一緒に逃げよう!って言っても毎回どうにもならないし、たまたま拾った銃を持ち歩いて発砲したり脅したりするのに、俺たちは間違ってない!みたいな善人仕草をする。
帆高が捕まっても逃げ出すし、線路を走り回る。
仕事を頑張ってる警官が無駄に疲弊させられてる。邪魔するな!って帆高が邪魔なのよ。
陽菜が関東地方の一部を晴れにするために犠牲になったんだ!俺が助ける!というけど、警官としては知っちゃことないし、だから逃して!って言っても説明不足すぎる。
※ネタバレを含むのでまだ観てない方はご注意ください。
もう多分に語り尽くされていると思いますが、
私は世間的にはもういい歳したおっさんであり、登場人物では須賀さんの方が年齢が近く、
10代の若者のボーイミーツガールを観てはたして楽しめるのだろうかと思っていたが、何のことはない、とても楽しめました。
いい加減、仕事に支障をきたすので、ここでまとめて区切りにします
序盤でまさかの野沢雅子さん演じる占い師が現れ、晴れ女と雨女について語るシーンがあり、
悟空をチョイ役に使うわけがないって事で耳の穴かっぽじってラノベ設定を聞いてましたが、
雨女は龍神系、晴れ女は稲荷系ってことで、順当に行くと陽菜さんは晴れ女=稲荷系なのかと思いきやどうにも特徴に合わない。
というのも拳銃ぶっ放したサイコ野郎の帆高くんに救いの手差し伸べ、二人きりで廃墟に逃げ込むほどの胆力があり、
相手が年上と知りつつ、自分の方が年上だと偽る豪胆な見栄っ張り具合を備えており、
またよく見ると陽菜さんの家には2.5リットル級の麦茶?ピッチャーを始め、背景に無数のティーポットが描かれており、
料理も大雑把に目分量で作っていて特徴的に完全に龍神系なんですよね。
作中では帆高くんがひたすら晴れ女とのたまうので、一見晴れ女に見えるもののこれは意図的なミスリード。
晴れが一時的なのは雨女なので雨雲を操作することはできても消すことはできないんでしょうね。
帆高くんは神津島からキャッチャー・イン・ザ・ライという小道具とセットでフェリーで東京に来るわけですが、
なんで東京に来るのか、途中まではっきりとした理由は明示されません。
しかし物語の後半で分かる事ですが、親父に殴られたのか何なのか、心象風景で彼がここじゃないどこかを求めており、
島で光を見つけ、その光の中に入りたいがため、それを追って東京まで来たと言う理由が明かされます。
この光というのは作中で陽菜さんが導かれた光と同じで、恐らくは龍神の導きによるもの。
つまり彼は龍神に導かれてやって来たわけです。では何のために?
冒頭、フェリーのシーンで彼は降り出した雨に喜び、フェリーの甲板でなぜかはしゃぎまわるわけですが(このあたりの考察は足りてません)、
その時突然の大雨が降り、あやうくフェリーから落ちそうになるわけです。
正確には落ちそうになったところを須賀さんに助けられるわけですが、
実は帆高くんはこの時海に投げ出されて死ぬ運命だったんじゃないでしょうか?
彼が人柱にならないので当然雨は止まず、以後、治安のよくない地域を徘徊させたり、拳銃を持たせたり、
チンピラと格闘させたり、警察と取っ組み合いさせたり、老朽化した階段を踏み抜かせたりしてもまだ死なない。
だから龍神の巫子?である陽菜さんを撒き餌に無理やり彼岸に誘ってみたものの、結局人柱とならなかった・・・
と言う風にとらえられないかって気がするんですがどうですかね?割と良い線いってませんか???
これでなぜ帆高くんが彼岸に行けたのかという理由にはなる気がします。
しかしなぜ彼が人柱に選ばれたのかは天の気まぐれ以外に理由が見つかってません。
野田洋次郎さんが歌うわけです。「諦めた者と賢い者だけが勝者の時代」と。
劇中で須賀さんが言うわけです。「もう大人になれよ」と。
ちょっと話は逸れますが少し前に功利主義というものが取り沙汰されました。
よくあるのがトロッコ問題です。多数を助けるために少数を犠牲にするか否かとか言うやつですね。人それぞれ答えが違うやつです。
狂人が考えたんですよ。しかしその狂人を生んだ世界はさらに狂っている。
狂った中で誰もが生きているから狂ってることに気がつかない。
大小違えど狂人なんですよみんな。狂人達がお前の方が狂ってる、いや狂ってるのはお前の方だって言ってんです。
滑稽ですよね。でもみんな本気なんです。
本当は、本当は誰一人として賢いやつなんていないんですよ。
全員が全員狂ってて誰がどうやって賢さなんてものを測れるんですか?
天気の子の登場人物もはっきり言ってまともな奴は一人もいない。
全員が全員みんなどっか狂ってんです。でもそれが何か。
大人になれって言った須賀さんは帆高に触るなって言ってタックルかますんですよ。最高ですよね。
帆高くんも全部わかってて陽菜さんに晴れ女をやらせ、晴れ女なんかやらせてごめんって言ってんですよ。
陽菜さんも諸々わかった上で晴れ女をやって、人の役に立てて嬉しい、ありがとうって言ってんです。
凪くんも女装して登場して今さら全部お前のせいじゃねえかっていって泣くんですよ。
夏美さんも凪くんの彼女ズも(ところで、花澤綾音...新海監督、本当にありがとうございます...!)
みんな分かった上で狂ってる。だがそれがなんだと言うのか。
「青空よりも俺は陽菜がいい! 天気なんて狂ったままでいいんだ!!」
みんな狂っているのであれば、結局それが普通なんですよ。
もし、帆高くんが島から出なかったら、フェリーの甲板ではしゃがなかったら、
須賀さんにビールを奢らなかったら、ネカフェ難民にならなかったら、拳銃をすぐ警察に届けていたら、
陽菜さんを見て見ぬ振りしていたら、陽菜さんの窮状を知って児童相談所に相談していたら、、、
そうやって賢い選択をしたのであれば狂った世界はまともになったのかもしれません。
「今の子はかわいそう。昔は春も夏も素敵な季節だったのに。」
はたしてそうかな?
その後の坂道のシーンで雲の隙間から差す光に帆高くんは感動していましたよ。
それをかわいそうとは私は思いません。
「うちのおかんがね、好きな大会があるらしいんやけど、その名前を忘れたらしくってね。今年の夏に開催する四年に一度のスポーツの祭典らしいんやけど……」
「東京オリンピックやないか。そんなもん、東京オリンピックに決まっとるがなぁ~」
「オレもそう思たんやけどな~。おかんが言うには、このままだと中止になるかもしれんって言われてるらしいんやわ」
「ほな、東京オリンピックと違うか~。『中止はありえない』って小池都知事も断言しとったからね。開催都市の首長がありえない言うとるんやから、中止には絶対にならんはずやからなぁ~。おかん、ほかになんか言っとらんかった?」
「おかんが言うにはな、中止やなくて延期の可能性もあるんやないかって言われとるらしいねん」
「ほな、東京オリンピックと違うか~。IOCのバッハ会長も『オリンピックは土曜日のサッカーの試合のように延期することはできない』って言うとったしな。NFLやNBAの大会と重なる以上、NBCが延期を了承する可能性はないとも言われとるし、やっぱ東京オリンピックとはちゃうか~。おかん、ほかにもなんか言うてなかった?」
「そういえば、中止も延期も無理なら無観客とか縮小開催みたいな可能性もあり得るんやないか言われとるってゆーてたわ」
「ほな、東京オリンピック違うかぁ~。東京オリンピックは『完全な形で実施する』って安倍首相が断言しとったからね~。G7からも支持を得て異論は一切なかったって話やからな。主要七カ国の首脳が揃って支持しとる以上、無観客や縮小開催はあり得んなぁ~。おかしいなぁ。ほかにもなんか言っとらんかった?」
「なんでも、このまま行くと4兆円規模の経済損失が発生しかねないそうやねん」
「ほな、東京オリンピックと違うか~。東京オリンピックの経済効果はプラスの32兆円って話やったからな。そもそも、そんだけの経済効果を見込んで大会誘致したはずやしな。開会数ヶ月前になっていきなり4兆円もマイナスになりますなんて話、誰も想定しとらんやろ~。ほかにはなんか言っとらんかった?」
「仮に開催できたとしても、猛暑で熱中症になる選手や観客が続出するんやないか言われとるらしーわ」
「ほな、東京オリンピックと違うか~。東京オリンピックは小池都知事が頭にかぶる傘を開発しとったから、猛暑対策は万全のはずやしな。おまけに人工降雪機まで準備しとるいう話やから、熱中症なんか罹ろう思ても罹れんはずやで。やっぱ、東京オリンピックと違うか~」
「おかんが言うには、東京湾の水質が悪すぎて、トライアスロン競技とかもできるか分からんらしいねん」
「ほな、東京オリンピックと違うか~。東京オリンピックの会場は砂入れたから水質問題は解決されたんよ。砂入れたから水質は問題は無くなったんよ。なんせ神々の集う島、神津島の砂やからな。水質問題なんて一発で解決してもうたからね~。う~ん。よう分からんなぁ~」
ここにぶら下げて書く
新卒採用:
雇用問題がひとつのテーマだというのはあながち外れてもいなそう。
陽菜が詐称していた年齢18歳、そして実際の年齢16歳は、それぞれ高校卒業と中学卒業の年齢だ。
不景気による就職難のときに、大卒以上に求人倍率が悪化したのは高卒や中卒だ。
また、夏美さんは「御社が第一志望です!」と叫んでいたが、これは大卒の就職難の象徴だろう。
副業:
本作は副業の話でもある。
須賀が帆高に月給3000円しか出していないということに対して、夏美が「そりゃバイトもするわ」と批難するシーンもあった。
時勢としても副業解禁というターニングポイントが反映されたのかもしれない。
コト消費:
ミレニアル世代の特徴とされるのが、デジタル機器やSNSの活用、そしてモノの所有よりも体験やつながりを重視するという点だ。
服は古着やファストファッションで、他のことにお金を使いたいという傾向があるとされるが、作中で最初の依頼はフリーマーケットだった。
シェアリングエコノミーをイメージさせる面もある。
また、作中の他の依頼も、運動会、コスプレ、花火、お盆の送り火、といったイベント事で、コト消費なのだといえる。
神津島:
この島が選ばれた理由としては、神木隆之介の神と新津誠の津を合わせた島名だったから説、都道府県的に東京都だったから説、キリシタン女性が島流しにされた逸話が残っているから説、などがある。
ここでもうひとつ付け加えたいのが、日本労働組合総連合会、略称:連合の会長、神津里季生からという説だ。
傘:
作中にてるてるぼうずをぶらさげた傘を振るシーンがある。この傘が黄色いのは2014年香港デモ「雨傘運動」を意識したためだろう。
このデモで傘を用意していたのは、警察が投げ入れてくる催涙ガスに備えるためとのこと。
代々木会館:
作品に登場する廃墟のモデルになった建物だが、「東京の九龍城」と形容されていたらしい。
香港のうち、香港島・九龍以外の部分の地域だ。香港返還は1997年だが、新海誠が自主制作活動を開始したのが1998年頃なので、ペンネームを決めるときに意識した可能性はおおいにありそうな気がしている。
銃:
香港映画といえばガン=カタ...という冗談は置いておいて、私が推すのは武力の象徴という説だ。
島:
主人公帆高が出てきた島は神津島がモデルと言われている。この島が選定された理由としては、都道府県では東京都になること、名前に神木隆之介の神と新津誠の津が入ってることなどが考えられる。
ただ、構想段階では香港島から出てきたという設定も一案としてあったのではないかと想像している。
さて、私が想像する構想段階のプロットはこうだ。2021年、規制が強まり言論が統制されてしまった香港。主人公の森帆高(セン=ファンガオ)は、体制派の父親と折り合いが悪くなり、香港島を飛び出し日本へ渡る。ふとしたきっかけで拳銃を手に入れた帆高。武力があれば故郷の状況を変えられるのではないかと思いつく。表向きは「お守りがわりに」と言いつつ、拳銃を隠し持つが、最終的には愛する人を守るために武力を捨てる決意をする。
ところで、中国政府が香港に対して強気に出られない背景には、てんあんもん事件のときのような世論の悪化を懸念しているからだと言われている。つまり皆が目を向けること、関心をもつこと、それが言論を統制しようとする圧力に対してきっと抑止力となってくれるだろう。
ネタバレあるので、まだ観ていない人は右上の×を押してください。
新海誠監督の最新作『天気の子』を観てきました。「ヤフー映画」の感想とかを見ていると、新海監督が公開前に言ってたように「賛否両論」の様子。……しかし、否定的評価をしている人たちの感想を見てみると、「賛否両論以前の問題」で、人物描写が薄っぺらさを指摘している意見の多いのが印象的だった。
だが、待って欲しい。「人物造形が甘い」とか「人物描写が薄っぺらい」という批判を新海誠にするのはいかがなものか。そもそも、新海作品にこれまで重厚な人物描写などあっただろうか? 薄っぺらくない人物なんて一人としていただろうか?
まず、大ヒット作『君の名は。』で考えてみよう。瀧君も三葉も奥寺先輩も、ラノベ並みの、いや、そういう言い方はラノベに失礼なくらい、ペラペラの薄さだったと思いますよ。三葉の悪口を言ってた同級生たちなんか、当社調べでは0.01mmの薄さで、わが日本が誇るコンドーム会社オカモトが対抗意識を覚えるくらいの薄さじゃないですか。
『秒速5センチメートル』も同じ。主人公(遠野君)は半年前に転校したメンヘラ気味の女の子に会うために、東京から栃木に電車で向かう。しかし、大雪のために途中で電車は大幅に遅延する。その時の主人公(遠野君)のモノローグを皆さん覚えていますか?
「たった一分がものすごく長く感じられ、時間ははっきりとした悪意を持って、僕の上をゆっくりと流れていった。」
ごめん。最初『秒速5メンチメートル』を見た時、私はここで腹痛くなるほど笑い転げて、逆に何度もここを再生しましたよ。もうね、ほんとリアル中学二年生でもこんなポエムを呟かないですよ。時間は君に悪意を持つほど暇じゃないと思うんだよね。たんに大雪のために電車が遅延してるだけやん……
未見の方いたら、すみません。この電車の遅延、単なる一つのエピソードじゃなくて、『秒速』のなかでは、物語の要となるようなエピソードなんです。
意味不明自己満SF『雲の向こう、約束の場所』、ジブリを真似た結果盛大にコケた『星を追うこども』。これらも、人物描写は書道半紙なみの薄さです。
『言の葉の庭』も、ストーリーや人物描写の甘さについては微笑せずにはいられません。ユキノ先生がいじめられてる理由とか、いじめてる生徒の描写とか、これ薄っぺらくないと思う人いるの……?
まあ、いるんだと思う。それはそれでいい。私が言いたかったのは、『天気の子』が「薄っぺらい」という理由で批判されるのは不合理だということである。初めっから薄っぺらいし、中二病だし、セカイ系だし、自意識過剰のウィスパーヴォイスがうざいし。そんなこと、分かり切ったことじゃない。それを今更批判したってどうしようもなくない?
というわけで、『天気の子』もただひたすらに薄っぺらいわけです。ストーリーや人物描写の説得力とかには期待したらダメ。リアル中学生でも、もう少し人間に対する洞察力をもった人は五万といる。そのレベルです。主人公はどうやら「神津島」から家出をして「東京」にフェリーでくるわけですが、家出の理由、とくになし。至って普通の家庭で、酷いイジメにあっていたとかでもない。なんとなく嫌だったから、くらいのノリ。いわゆる反抗期? なんとなく盗んだバイクで走りだしたい気分? サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて(The Catcher in the Rye)』を持っていたけど、まさかサリンジャーに感化されて?(笑) いや、笑いごとじゃなくて、マジで新海はそのレベルでなんとなく家出をさせてOKだと思っている人なんですよ。
じゃあ、なんでそんな薄っぺら新海作品はこれまで評価されてきたのか? とくに『君の名は。』の歴史的ヒットはなんだったのか? 問題はそこにいたる。
第一に挙げなくてはならないのは、美しい背景描写だろう。カメラレンズを強く意識して、超広角レンズや逆光、望遠などが多用される。しかし、実際のカメラではあんなに綺麗に映ることはない。細かいファンタジックな「嘘」がそこかしこに散りばめられている。ありえそうだけどありえない風景。新海が描き続け、そして観客を魅了しているのは、そうした風景にあるんじゃないのか。もっとも、この美しい風景も、セカイ系の、センチメンタルな自意識過剰の、中二病ポエムではないのか、と反問されるだろうが、それについて私は次のように答えるしかない。「いかにも、その通り」
で、そこから「新海誠=童貞」のような公式がでてくるわけだ。「たぶん新海さんは楽しい恋愛を高校時代にしたことがないんじゃないですか」(石田衣良)という言葉が出て来る所以であろうが、これについては一言。たしかに新海誠は自意識過剰の中二病ポエマーであるかもしれないが、全ての童貞が自意識過剰の中二病ポエマーであるわけではないし、またその逆もしかりである。童貞に対して失礼である。石田衣良には猛省を促したい。
さて、『君の名は。』ヒットの理由について語るのは当然のことながら難しい。だが、これを見た人の多くが「東日本大震災」を想起したことは無視できるものではないだろう。『君の名は。』は、良くも悪くも「震災芸術」であり、『君の名は。』の賛否両論の根底にあるのも、「震災をなかったことにしてもいいのか」というこの作品についての疑問から生じているだろう。
『君の名は。』には、カタルシス(浄化作用)がある。瀧君と三葉の恋物語以上に、この映画で「主役」となっているのは「彗星」であり「隕石」である。突拍子もないことのように思われるかもしれないが、これは演出上も疑いを得ないことである。このことについては伊藤弘了という人が「恋する彗星──映画『君の名は。』を「線の主題」で読み解く」という卓抜な評論を書いているので一読を勧めたい(http://ecrito.fever.jp/20170123213636)。
少しだけ説明する。「糸守湖」が出来たのは劇中でも語られるように、1200年前にここに隕石が墜落したことにするものだ。瀧君と三葉は三年の時間差を越えて出会いを果たすわけだが、その奥には1200年という長大な時間を経て、同じ彗星が墜落するわけで、あの惨劇を生み出した隕石は、それ自体、隕石の恋物語でもあったというわけだ。瀧君と三葉の悲恋は、その運命を受けいれて、むしろその「運命そのもの」に同化するような形で、自己を超越した恍惚体験へと昇華する。これが、『君の名は。』のインパクトである。伊藤は言う。
観客は人智をはるかに超えたティアマト彗星の壮大な恋物語のうちに自らの似姿を見出し、同時に自己自身を超越する感覚を疑似体験する。これが本作の記録的大ヒットを支えた一因である。
この伊藤の読みは、それ自身、私も正しいと思う。ちょうど隕石が地球を目がけて猛烈ないきおいで突進してくる際に流れるRADWIMPSの「スパークル」の歌詞をここで引用しておこう。
伸ばそうと届かない 場所で僕ら恋をする
いわゆる「サビ」の部分がはじめて出て来るのは、隕石墜落のシーンなのである。彗星は隕石と化して「いまだかつてないスピードで君のもとへダイブを」するわけである。観客はかくして、瀧君でも三葉でもなく「隕石」に感情移入をすることになる。それによって、運命を超越した運命とでもいうべきものに同一化し、「自己自身を超越した感覚を疑似感覚」させるのが『君の名は。』である。ちなみに言っておくと、これは何も新しい話ではなく、ギリシア悲劇の古典的なパターンであり、「悲劇」の快楽そのものである。この点についてはニーチェの『悲劇の誕生』を参照して欲しい。
要点のみを記す。1200年前に糸守町に落ちた彗星は偶然の産物である。劇中で墜落する彗星の《片割れ》もまた偶然の産物である。その偶然をしかしながら運命的なものにするのが『君の名は。』のドラマである。隕石は、人間の視点からはどうしようもない《偶然的=運命的》なものであり、それが世界に災厄をもたらす。それは《悲劇》である。ニーチェが述べるように、悲劇とは一方では自身が運命に翻弄され自身の非力さを痛切に認識した上で、他方ではそうした小さな自己を超越し運命そのものに一体化する感覚のあるところに《悲劇》の快楽があるのだとすれば、『君の名は。』における悲劇とは、次のようなものである。(A)それは自己の意志の無力と運命の強調という形で行われるのではなく、(B)確かに一方では自己の意志の無力さを痛感させられるが、星の動きはたんに災厄をもたらす運命だけではなく、同時に強烈な人間的な意志でもあるのであって、運命から逃れていく偶然の力として描かれるのである。ここにおいて、まことに《運命=偶然》という奇跡的な場所での物語が描かれるのであって、その強烈さに私たちは感動をするのである。
震災を《運命=偶然=意志=恋》と化すことにより、現実の震災を美的に昇華してしまうのが『君の名は。』である。『君の名は。』は過去にタイムトラベルすることで「震災をなかったこと」にするだけではなく、上に書いたように、情動レベルで震災というトラウマを「昇華」させて、フロイト流にいうならば「喪の作業」を遂行することを促進するのである。「昇華」とは、「忘却」の別名である。
こうしたところが、『君の名は。』の慧眼な人々に批判される所以であるだろう。
だが、どうだろう。《忘れない》ことが一つの倫理であることは疑わないが、《忘れる》ことも一つの生き方として否定されるものではないのではないか。また、《忘れさせる》ことを描いたものが《覚えられる》ということ自体が、完全な忘却からは救うはずだと私は考えるが、いかがだろうか。
──ライトな語り口で始めたのに、全然そうではなくなった。そして、肝心の『天気の子』にまだまだ辿りつけていない。次回、『天気の子』の内容に踏み込んでいきます。
災害の発生:平成12年8月10日~8月29日(8月18日に大規模噴火)
災害の発生:平成12年3月31日(3月29日に気象庁から緊急火山情報あり)
その2(続き) http://anond.hatelabo.jp/20110313093801
気象庁の… http://www.jma.go.jp/jp/quake/quake_singendo_index.html
な、なんだこの量……
━━━━━━━━━━━━━━━1.5日━━━━━━━━━━━━━━ 平成23年03月13日02時03分 13日01時59分頃 茨城県沖 M4.4 震度3 平成23年03月13日00時48分 13日00時44分頃 新潟県中越地方 M4.0 震度3 平成23年03月13日00時00分 12日23時54分頃 新潟県中越地方 M2.5 震度3 平成23年03月12日23時56分 12日23時52分頃 長野県北部 M2.4 震度3 平成23年03月12日23時50分 12日23時43分頃 岩手県沖 M6.1 震度4 (平成23年03月12日23時47分 12日23時43分頃 岩手県沖 M6.1 震度4) 平成23年03月12日23時40分 12日23時35分頃 新潟県中越地方 M4.4 震度5弱 平成23年03月12日23時39分 12日23時33分頃 茨城県沖 M4.3 震度3 平成23年03月12日23時18分 12日23時14分頃 茨城県沖 M5.2 震度3 平成23年03月12日23時07分 12日23時03分頃 宮城県沖 M5.8 震度3 平成23年03月12日22時35分 12日22時27分頃 長野県北部 M3.9 震度3 平成23年03月12日22時35分 12日22時27分頃 岩手県沖 M5.3 - 平成23年03月12日22時31分 12日22時24分頃 宮城県沖 M4.8 震度3 平成23年03月12日22時25分 12日22時15分頃 福島県沖 M6.0 震度5弱 (平成23年03月12日22時19分 12日22時15分頃 福島県沖 M6.0 震度5弱) 平成23年03月12日22時09分 12日22時05分頃 新潟県中越地方 M2.6 震度3 平成23年03月12日21時59分 12日21時54分頃 三陸沖 M5.9 震度3 平成23年03月12日21時38分 12日21時34分頃 福島県沖 M3.9 震度3 平成23年03月12日20時52分 12日20時46分頃 茨城県沖 M5.6 震度3 平成23年03月12日19時57分 12日19時53分頃 岩手県沖 M5.8 震度4 平成23年03月12日19時11分 12日19時08分頃 長野県北部 M4.1 震度4 平成23年03月12日18時45分 12日18時41分頃 三陸沖 M5.1 震度3 平成23年03月12日18時39分 12日18時36分頃 新潟県中越地方 M3.7 震度3 平成23年03月12日16時41分 12日16時35分頃 福島県沖 M4.8 震度3 平成23年03月12日16時00分 12日15時57分頃 東京湾 M4.3 震度3 平成23年03月12日15時47分 12日15時44分頃 茨城県沖 M4.7 震度3 平成23年03月12日15時45分 12日15時40分頃 茨城県沖 M4.3 震度3 平成23年03月12日15時23分 12日15時19分頃 岩手県沖 M5.4 震度4 平成23年03月12日14時57分 12日14時55分頃 新潟県中越地方 M4.0 震度4 平成23年03月12日14時53分 12日14時50分頃 長野県北部 M3.4 震度3 ━━━━━━━━━━━━━━━24時間━━━━━━━━━━━━━━ 平成23年03月12日14時48分 12日14時45分頃 福島県沖 M4.5 震度3 平成23年03月12日14時19分 12日14時14分頃 茨城県北部 M4.9 震度3 平成23年03月12日13時46分 12日13時43分頃 新潟県中越地方 M3.7 震度3 平成23年03月12日13時11分 12日13時06分頃 宮城県沖 M5.2 震度3 平成23年03月12日12時59分 12日12時54分頃 茨城県沖 M5.1 震度3 平成23年03月12日12時44分 12日12時41分頃 新潟県中越地方 M3.0 震度3 平成23年03月12日12時15分 12日12時12分頃 茨城県沖 M5.6 震度3 平成23年03月12日12時07分 12日12時02分頃 岩手県沖 M5.8 震度3 平成23年03月12日11時55分 12日11時52分頃 福島県沖 M5.0 震度3 平成23年03月12日11時47分 12日11時43分頃 岩手県沖 M5.2 震度3 平成23年03月12日11時37分 12日11時34分頃 福島県沖 M5.2 震度3 平成23年03月12日11時36分 12日11時30分頃 三陸沖 M5.3 震度3 平成23年03月12日11時23分 12日11時19分頃 新潟県中越地方 M2.8 震度3 平成23年03月12日10時52分 12日10時46分頃 福島県沖 M6.4 震度3 平成23年03月12日10時45分 12日10時42分頃 新潟県中越地方 M3.6 震度4 平成23年03月12日10時39分 12日10時35分頃 三陸沖 M5.8 震度3 平成23年03月12日10時36分 12日10時33分頃 新潟県中越地方 M4.0 震度3 平成23年03月12日10時21分 12日10時17分頃 茨城県沖 M4.3 震度3 平成23年03月12日10時16分 12日10時14分頃 福島県沖 M4.5 震度4 平成23年03月12日10時14分 12日10時12分頃 福島県浜通り M4.8 震度3 平成23年03月12日10時07分 12日10時04分頃 宮城県沖 M4.8 震度3 平成23年03月12日09時32分 12日09時29分頃 新潟県中越地方 M2.7 震度3 平成23年03月12日09時28分 12日09時25分頃 福島県沖 M4.9 震度3 平成23年03月12日09時06分 12日09時01分頃 新島・神津島近海 M3.7 - 平成23年03月12日09時03分 12日08時59分頃 茨城県沖 M5.5 震度3 平成23年03月12日09時01分 12日08時57分頃 長野県北部 M3.4 震度3 平成23年03月12日09時00分 12日08時55分頃 福島県沖 M4.7 震度3 ━━━━━━━━━━━━━━━18時間━━━━━━━━━━━━━━ 平成23年03月12日08時36分 12日08時32分頃 長野県北部 M3.9 震度4 平成23年03月12日08時29分 12日08時25分頃 長野県北部 M3.4 震度3 平成23年03月12日08時17分 12日08時11分頃 福島県浜通り M4.8 震度4 平成23年03月12日08時11分 12日08時05分頃 岩手県沿岸北部 M4.7 震度3 平成23年03月12日07時39分 12日07時36分頃 茨城県沖 M4.6 震度3 平成23年03月12日07時21分 12日07時18分頃 新潟県中越地方 M3.9 震度4 平成23年03月12日07時17分 12日07時14分頃 長野県北部 M4.1 震度4 平成23年03月12日07時04分 12日07時01分頃 長野県北部 M4.0 震度4 平成23年03月12日07時00分 12日06時55分頃 福島県沖 M3.9 震度3 平成23年03月12日06時53分 12日06時48分頃 茨城県沖 M4.6 震度3 平成23年03月12日06時39分 12日06時34分頃 福島県沖 M4.8 震度4 平成23年03月12日06時39分 12日06時34分頃 新潟県中越地方 M4.2 震度3 平成23年03月12日06時35分 12日06時30分頃 長野県北部 M3.0 震度4 平成23年03月12日06時32分 12日06時25分頃 長野県北部 M2.5 震度3 平成23年03月12日06時25分 12日06時18分頃 神奈川県西部 M2.0 - 平成23年03月12日06時15分 12日06時11分頃 長野県北部 M3.5 震度4 平成23年03月12日06時05分 12日06時01分頃 宮城県沖 M5.4 震度3 平成23年03月12日06時02分 12日05時57分頃 新潟県中越地方 M3.2 震度3 平成23年03月12日05時55分 12日05時51分頃 新潟県中越地方 M3.0 震度3 平成23年03月12日05時46分 12日05時42分頃 新潟県中越地方 M5.3 震度6弱 平成23年03月12日05時38分 12日05時34分頃 福島県沖 M5.0 震度3 平成23年03月12日05時32分 12日05時25分頃 福島県沖 M4.9 震度3 平成23年03月12日05時23分 12日05時21分頃 新潟県中越地方 M3.7 震度3 平成23年03月12日05時17分 12日05時11分頃 三陸沖 M6.1 震度3 平成23年03月12日05時13分 12日05時08分頃 秋田県沖 M5.0 震度3 平成23年03月12日05時06分 12日05時03分頃 新潟県中越地方 M3.9 震度3 平成23年03月12日05時01分 12日04時57分頃 長野県北部 M3.8 震度3 平成23年03月12日04時55分 12日04時47分頃 秋田県沖 M6.4 震度4 (平成23年03月12日04時52分 12日04時47分頃 秋田県沖 M6.4 震度4) 平成23年03月12日04時51分 12日04時45分頃 福島県沖 M5.2 震度4 平成23年03月12日04時48分 12日04時44分頃 新潟県中越地方 M4.4 震度4 平成23年03月12日04時46分 12日04時42分頃 長野県北部 M3.3 震度3 平成23年03月12日04時41分 12日04時35分頃 長野県北部 M3.7 震度3 平成23年03月12日04時35分 12日04時32分頃 新潟県中越地方 M5.8 震度6弱 平成23年03月12日04時33分 12日04時28分頃 長野県北部 M3.4 震度3 平成23年03月12日04時28分 12日04時24分頃 千葉県東方沖 M5.7 震度4 平成23年03月12日04時24分 12日04時21分頃 新潟県中越地方 M3.9 震度3 平成23年03月12日04時22分 12日04時16分頃 福島県沖 M4.1 震度3 平成23年03月12日04時20分 12日04時16分頃 新潟県中越地方 M3.7 震度3 平成23年03月12日04時16分 12日04時12分頃 新潟県中越地方 M4.3 震度4 平成23年03月12日04時15分 12日04時09分頃 長野県北部 M4.5 震度4 平成23年03月12日04時12分 12日04時08分頃 茨城県沖 M5.6 震度4 平成23年03月12日04時10分 12日04時03分頃 三陸沖 M6.2 震度4 平成23年03月12日04時03分 12日03時59分頃 新潟県中越地方 M6.6 震度6強 平成23年03月12日03時48分 12日03時44分頃 福島県沖 M5.0 震度4 平成23年03月12日03時43分 12日03時40分頃 茨城県沖 M4.1 震度3 平成23年03月12日03時16分 12日03時11分頃 福島県沖 M6.0 震度3 平成23年03月12日02時59分 12日02時56分頃 福島県沖 M4.4 震度4 ━━━━━━━━━━━━━━━12時間━━━━━━━━━━━━━━ 平成23年03月12日02時34分 12日02時30分頃 福島県沖 M5.1 震度4 平成23年03月12日02時21分 12日02時15分頃 宮城県沖 M4.9 震度3 平成23年03月12日01時10分 12日01時05分頃 福島県沖 M4.6 震度3 平成23年03月12日01時05分 12日00時58分頃 福島県沖 M4.2 震度3 平成23年03月12日00時45分 12日00時42分頃 茨城県沖 M5.5 震度3 平成23年03月12日00時28分 12日00時24分頃 群馬県北部 M4.3 震度4 平成23年03月12日00時17分 12日00時13分頃 茨城県沖 M6.6 震度4 平成23年03月12日00時12分 12日00時06分頃 福島県沖 M5.3 震度3 平成23年03月12日00時01分 11日23時54分頃 茨城県沖 M5.9 震度3 平成23年03月11日23時48分 11日23時44分頃 茨城県沖 M4.8 震度4 平成23年03月11日23時14分 11日23時10分頃 福島県沖 M5.1 震度3 平成23年03月11日23時04分 11日23時00分頃 茨城県沖 M5.4 震度4 平成23年03月11日23時00分 11日22時56分頃 福島県沖 M5.3 震度3 平成23年03月11日22時50分 11日22時47分頃 福島県沖 M4.9 震度3 平成23年03月11日22時42分 11日22時33分頃 福島県沖 M4.5 震度4 平成23年03月11日22時34分 11日22時29分頃 福島県沖 M4.5 震度3 平成23年03月11日22時20分 11日22時17分頃 茨城県沖 M5.7 震度3 平成23年03月11日21時59分 11日21時55分頃 宮城県沖 M5.1 震度3 平成23年03月11日21時37分 11日21時33分頃 三陸沖 M5.2 震度3 平成23年03月11日21時26分 11日21時21分頃 福島県沖 M4.9 震度4 平成23年03月11日21時20分 11日21時16分頃 岩手県沖 M6.0 震度4 平成23年03月11日21時18分 11日21時13分頃 宮城県沖 M6.1 震度4 平成23年03月11日21時04分 11日20時58分頃 岩手県沖 M5.5 震度4 ━━━━━━━━━━━━━━━6時間━━━━━━━━━━━━━━ 平成23年03月11日20時51分 11日20時46分頃 茨城県沖 M5.4 震度3 平成23年03月11日20時46分 11日20時39分頃 宮城県沖 M5.6 震度4 平成23年03月11日20時41分 11日20時37分頃 岩手県沖 M6.4 震度5弱 平成23年03月11日20時35分 11日20時31分頃 宮城県南部 M5.3 震度4 平成23年03月11日20時25分 11日20時21分頃 茨城県沖 M5.6 震度4 平成23年03月11日20時22分 11日20時17分頃 福島県沖 M5.7 震度3 平成23年03月11日20時16分 11日20時10分頃 栃木県北部 M3.8 震度3 平成23年03月11日20時10分 11日20時07分頃 茨城県沖 M4.7 震度3 平成23年03月11日20時05分 11日20時01分頃 福島県沖 M5.5 震度4 平成23年03月11日19時50分 11日19時46分頃 茨城県沖 M4.9 震度3 平成23年03月11日19時40分 11日19時35分頃 福島県沖 M5.1 震度4 平成23年03月11日19時25分 11日19時21分頃 福島県沖 M5.5 震度3 平成23年03月11日19時20分 11日19時13分頃 宮城県沖 M5.3 震度3 平成23年03月11日19時15分 11日19時11分頃 岩手県内陸南部 M5.7 震度4 平成23年03月11日19時12分 11日19時09分頃 石川県加賀地方 M4.1 震度3 平成23年03月11日19時02分 11日18時57分頃 茨城県沖 M4.7 震度3 平成23年03月11日19時00分 11日18時55分頃 茨城県沖 M5.3 震度3 平成23年03月11日18時56分 11日18時52分頃 福島県沖 M4.8 震度3 平成23年03月11日18時47分 11日18時42分頃 三陸沖 M5.6 震度3 平成23年03月11日18時41分 11日18時37分頃 茨城県沖 M5.4 - 平成23年03月11日18時38分 11日18時34分頃 福島県沖 M4.8 震度3 平成23年03月11日18時32分 11日18時27分頃 宮城県沖 M5.3 震度3 平成23年03月11日18時25分 11日18時19分頃 茨城県沖 M5.1 震度3 平成23年03月11日18時21分 11日18時15分頃 福島県沖 M4.8 震度3 平成23年03月11日18時07分 11日18時04分頃 茨城県沖 M5.1 震度3 平成23年03月11日18時03分 11日17時58分頃 栃木県北部 M4.1 震度3 平成23年03月11日18時01分 11日17時54分頃 福島県沖 M4.8 震度3 平成23年03月11日17時52分 11日17時47分頃 福島県沖 M6.0 震度3 ━━━━━━━━━━━━━━━3時間━━━━━━━━━━━━━━ 平成23年03月11日17時45分 11日17時41分頃 福島県沖 M5.8 震度5強 平成23年03月11日17時38分 11日17時35分頃 茨城県沖 M5.5 震度3 平成23年03月11日17時23分 11日17時19分頃 茨城県沖 M6.7 震度4 平成23年03月11日17時15分 11日17時12分頃 茨城県沖 M6.4 震度4 平成23年03月11日17時09分 11日17時05分頃 福島県沖 M5.8 震度3 平成23年03月11日17時00分 11日16時54分頃 福島県沖 M5.5 震度3 平成23年03月11日16時44分 11日16時38分頃 岩手県沖 M5.9 震度4 平成23年03月11日16時34分 11日16時29分頃 三陸沖 M6.6 震度5強 平成23年03月11日16時20分 11日16時15分頃 福島県沖 M6.8 震度4 平成23年03月11日16時13分 11日16時04分頃 岩手県沖 M5.8 震度4 平成23年03月11日16時02分 11日15時57分頃 茨城県沖 M6.1 震度4 平成23年03月11日15時59分 11日15時49分頃 岩手県沖 M5.8 震度3 ━━━━━━━━━━━━━━━1時間━━━━━━━━━━━━━━ 平成23年03月11日15時51分 11日15時46分頃 宮城県沖 M5.7 震度4 平成23年03月11日15時47分 11日15時41分頃 岩手県沖 M5.7 震度4 (平成23年03月11日15時45分 11日15時41分頃 岩手県沖 M5.7 震度3) 平成23年03月11日15時32分 11日15時26分頃 三陸沖 M7.2 震度4 平成23年03月11日15時24分 11日15時15分頃 茨城県沖 M7.4 震度6弱 平成23年03月11日15時17分 11日15時06分頃 三陸沖 M7.0 震度5弱 (平成23年03月11日15時01分 11日14時46分頃 三陸沖 M7.9 震度7) 平成23年03月11日14時53分 11日14時46分頃 三陸沖 M7.9 震度7