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はてなキーワード: バリエーションとは

2023-09-01

anond:20230901211753

ドスケベ女体やドスケベTIMPOやドスケベフェチを作りたいならローカルでやるのがいちばん安い

ただ、あんまりいいたくないが、今のプロンプトAI生成のエロはまだまだ画一的なので

AI生成のエロ海外のとかしこたま見て飽きてみる

エロなし生成サービスでいろんなポーズや絵柄を延々試して「これにTIMPOやMANKOが張り付くだけか…」って達観する

というプロセスを経てみるのも一興かと思う

空想では色々作れるけど、エロ縛りしちゃうと意外とバリエーションないっすよ

どうあがいても最低20万円なので、勢いで後悔しないくらいの事前調査はあってもいいんでは

こんにちは増田のみなさんに助言をいただきたいです。

私は20年近くエンジニアとして活動してきました。

最初の数年はWindowsプログラミング、そのうちWebプログラミングうつり、必要があればミドルウェア等の修正もしていました。

その中で特に印象深いのは、当時存在していなかったDB接続ライブラリ制作した経験です。

これは私にとって未知の挑戦であり、それを克服することで得られた達成感や、新しい技術習得自分世界を広げてくれる感覚は何物にも代えがたいものでした。

また、自分会社を立ち上げ、一人でプロジェクトを進めるのもとても楽しかったです。こちらもやったことないことをやるということで、とても良い経験をしたと感じています

それとは別にテックリードとして2年、プレイングマネージャーとして半年経験もありますが、正直マネージメント世界自分には合わないと感じました。

そもそも人にお願いすることが苦手であり、自分でやってしまおう、ってなってしまうのです。

基本的に一人で作業するのが好きで、最近の「みんなで開発していきましょう!」みたいなのには辟易しています

例えば、コードレビューの際にはカッコの位置変数名など、些細な点での指摘が多く、これには正直疲れてしまっています

私はコーディングにおいて「完全な正解」は存在しないと信じており、そのため目的の達成(仕様を満たすこと)において多少のバリエーションがあっても良いと考えています

過去には車でドライブすることを趣味として楽しんでいましたが、最近はその機会も減ってしまいました。

技術的にはWeb系のバックエンドや中規模のインフラ構築が得意分野です。

インフラ本業の詳しい人には敵わないけど、ほどほどの規模なら構築/運用できます

若い世代技術者がどんどんと頭角を現し、狭い分野では差を感じることが増えてきました。(その分視野は狭いな、と感じますが)

おっさんプログラマとしての自分立ち位置や今後のキャリアを見直すタイミングなのかもしれません。

皆さんの意見アドバイスをお聞きしたいです。

2023-08-30

上位大学若者恋愛離れなんてしていない

これは良い記事

少子化話題になるとすぐに意識価値観の変化に矮小化して経済問題ではない事にしたがる人が沸くけれど、

この記事を見れば分かるように「子育てコスパが悪い」も「若者恋愛離れ」も上位大学学生の間では起きてないんだよ

ガチャ当たりの上級国民にとっては結婚子供も当たり前に経験する事であってそれらへの尻込み意識なんてない。

若者希望を持てず恋愛結婚出産から離れているのは階級による現象だってこと。


https://news.yahoo.co.jp/articles/e8dd6ebe824bc0984ceff04d12d5c429cb88678a

子どもは「贅沢品」になったのか。上位大学と中堅以下の大学学生たちに見えた「意識の差」』

おおむねの傾向として、上位大学学生子どもお金がかかることを気にしてはいものの、中堅以下の大学学生ほどは不安を感じていない。ニュースなどで現状はきちんと把握しつつ、その上で「自分は困窮者に該当しない」というスタンスを取っている。

 「子どもお金がかかることは承知しているが、その分稼げばいいだけのこと。就職総合商社コンサル狙い」(22歳男性・欲しい)

 そもそも語り口のトーンが違う。上位大学学生は、口では「いやー、お金かかりますよねー」などと口にはしつつ、どこか余裕がある。自助努力でどうにかなると思っている。お金心配はないかと問うても、多くが「自分が稼げばいい」と口にする。あるいは、冷静に対案を出す。

 「私立を避けるなど、選択肢によって比較お金がかからない方法があるので、適切に選択すればそれほど苦労しないのでは」(21歳女性・欲しい)

 一方、中堅以下の大学学生は、総じて経済的不安の深刻度が高い。卒業後の収入に自信がない。自己肯定感の低さに連動して子ども願望が低め、もしくは希望人数が控えめ、という印象だ。

 中堅以下の大学学生散見されるのが、染み付いた「負け組意識だ。「自分高収入を見込めない→だから子どもを持てない」ことを穏やかに受け入れている。「勝ち組」に対してルサンチマンを煮えたぎらせるわけでも、政府の諸政策に強く異議を唱えるわけでもない。グループインタビューの場にはソフトな諦念のようなものが漂っていた。

 上位大学グループインタビューに、そのような空気はない。稼げる仕事についてガンガン働き、複数人の子どもが欲しいと屈託なく言う。子どもが欲しくない学生であっても、経済的不安理由第一とするケースは非常に少なかった。獲得したいライフスタイルに「子持ち」はそぐわないから……といった理由が主だ。


上位大学と中堅以下の大学学生たちの意識の違いは想像以上に露骨だったが、彼らの話を聞いていて思い出したことがある。かつて、特に1980年代から90年代にかけての日本社会には、経済的にも外見的にも「上位」に位置する若年男性一定数が、個人主義的・享楽主義的なライフスタイルを貫くため「独身貴族」を決め込む風潮があった。なんなら「独身貴族」は「勝ち組ライフスタイルの一バリエーションですらあった。

 が、今回話を聞いた上位大学男子学生たちから、そのような兆候はまったく見えない。むしろ勝ち組男子ほど子どもを作りたがる。「子どもは金がかかる=子どもは贅沢品」である現在日本社会においては、当然と言えば当然の帰結であろう。

 日本社会は今後より一層、「勝ち組ほど多産」化傾向が進行し、「貧乏子沢山」が消滅していくのかもしれない。

2023-08-29

結婚に憧れるとは?

1.自分の家庭が好きだから

 幼い時から幸せ自分の家庭が好きで、同じようなもの結婚により自分でも作りたいと思っている

2.自分の家庭が嫌いだから

 幼い時から幸せではない自分の家庭が嫌いで、幸せな家庭を結婚により自分は作りたいと思っている

3.親族自分結婚に期待を寄せているから?

 幼い時からお前の晴れ姿を見るまで死ねないと言われ続けているとか

4.親がいつか(はやく)孫を抱きたいと一人っ子自分に期待を寄せているから?

 幼い時から孫を抱くまで死ねないと言われ続けているとか

5.尊敬する人が自分結婚に期待を寄せているから?

 3のバリエーション

6.結婚式に憧れがあるから

 盛大な披露宴・花婿姿の自分花嫁姿の自分を実現したい?

7.何かの影響により?

 身近な誰か/好きな誰か/嫌いな誰かの結婚映画、本、史実などにより結婚はいものであるから自分もしたいと考えるようになった?

8.実現不可能な夢として?

 手に入らないから強く憧れる?

9.?

2023-08-28

連邦軍ってジオン軍に対してバリエーション機少ないけどなんとかしてたの凄いよな。

アニメの初代ガンダム見返してみての感想

MSVとかその後の後付けは考えないとして。

ジオンって

ザクザクII、グフ、~~~ってMSMA一杯だったけど、連邦軍ってガンダムガンキャノンガンタンクジムボール程度じゃん。劇中に出てきたの。

かにジムにはアムロフィードバックデータが入ってるとか、ビーム兵器を装備してるとかチート級の技術が入ってるのはあるけど。

なんていうか、ベースからしっかり作ってきた開拓者であるジオンデータをパクって作るっていう横取り戦法って強いんだなぁと。

2023-08-24

anond:20230824120339

よう知らんけど

普段見えないものが見えたら目で追いかける、確認したがる」

「目立つものがあったらガン見して観察してしまう」

個体一定数いるのはある程度以上高等な生物においては基本バリエーションひとつなんじゃないかなあ

衝動性が高くて落ち着きのない個体一定数いるのと同じで

 

分厚い大胸筋がチラ見えしてる男とか異常にもっこりデカい男とかいたら普通に5度見ぐらいすると思うし、

外国人は男女両方からじろじろ見られる

2023-08-23

映画バービーは単なる人間賛歌モノなのでは?

この映画についての物議・炎上はいくつかあって個人的にも嫌な印象しかなかったんだけど、どうせ自分一人が見ても見なくても日本での売上は芳しくはないだろうと思って見に行ってきた。

そうしたら頭の片隅でずっと考えつづける映画になったので、思うところを吐き出しとこうと思う。

以下うろ覚えながらネタバレしまくる。

深夜の書きなぐりだから色々お粗末だろうが勘弁してほしい。

長いぞ!あと普段このサイトをそんなに見ないので空気感も分からない。



端的に言えば、自分には普通にコメディとして楽しめた。

一番面白かったのは、ケンバービーをやっと惚れさせることができた!!と確信して2時間か4時間ギター弾き語りしてたあたり。

理由はざっくり後述するけど、男社会化したバービーランドで自信満々に振る舞っていたケンが、歌詞では『こんなダメな僕でも愛してくれるかい』みたいな弱気なことを言っていたのが毒っ気があってよかった。

それで、語るに外せないこの映画社会的な側面についてだけど、当然かなり強いメッセージが感じられる映画ではある。

興味深いのはやっぱり、この映画フェミニズム映画として評価されているのと同時に、アンチフェミニズム映画としても評価されているところだろう。

実際映画を見てみて自分も納得した。監督女性で、女性についての映画を撮ることが多いそうだが、実はアンチフェミニズム厭世観たっぷりなオジサンが撮ってますと言われてもまあ分かるような映画だと思った。

バービーが住んでるバービーランドは、完全な女社会だ。もっと言えば、現実の(従来の、あるいは誇張された形の)男性社会の反転だ。

総理大臣、一番偉い検事ノーベル賞受賞者マスコミ工事現場で働く人、幸せ自由住民。そのすべてが女性、つまりいろんなタイプバービー人形である

バービーランドには男性もいる。いろんなタイプの、と言ってもバリエーションは限られ、全員若い男だけだが、ケン達も住んでいる。

しかし彼らはバービーのおまけだ。バービーににこやかに挨拶して、バービーにかっこいいところを見せて、バービーがいなくては生きていけないと言うためだけに存在している。

夜になって、メインのバービー(以後マーゴット)に、メインのケン(以後ライアン)がキス待ち顔をしてみたり一緒に過ごさないか提案してみるけど、ライアンはマーゴットに気まずそうに追い払われる。ライアンはもちろん深追いしたりせず笑顔で去る。全く彼を顧みず女子会に赴くマーゴットにいい感情は抱いていないのだろうけど、その国ではそうするしかない。

そう。この映画バービー付属品ケンたるライアンの、口に出せない苦しみからはじまっている。

そしてその直後に描かれるのが、バービーであるマーゴットの、バービー社会での初めての違和感だ。

バービーが『死について考えたことは?』と口にした途端、鳴り響いていたEDMが止まりパーティーが凍りつく。バービーランドでは多分、深く暗く考えることは好かれることではない。ライアンも後々深く考えるマーゴットは好きじゃないなどと言う。

ギャグ文脈でもあるだろうが、ちらほら映っていた重役のバービー達の仕事っぷりもそんなに思慮深そうではなかったし。

そんなマーゴットが抱えた違和感を出発点にして、マーゴットは、勝手についてきたライアンと一緒に、バービーランドを出て現実へ旅立つことになる。現実とはそのまま、人間が暮らす現代社会──もちろんアメリカだ。(この旅の最中も、例えばライアン料理か何かをしている最中にマーゴットはのんびりコーヒーを飲んでいたり、ちょっとした違和感が散りばめられていた。それともこれを違和感と思う自分認識の歪みに気付かされるギミックなのかもしれないが)

そこからはかなり端折って説明する。マーゴットが旅に出たのは自分に起こった変化を治すためだったが、マーゴットは事態解決する人間を見つけてバービーランドへ戻る。ところがそこは、現実の『男が尊敬される』男社会に感銘を受け、一足先に舞い戻っていたライアンによってケンダムケン王国)に作り変えられてしまっていたのだ。

バービーたちは軒並み『洗脳』されており、大統領メイド服ビールを運んだり検事ケンマッサージをしてたりなどなど、変わり果てた有様にマーゴットは絶望するが──『変化』が嫌だと泣きわめいて──しかし、連れ戻った人間バービー達をその洗脳から解き放つのだ。

バービー達はケンたちによる憲法改正を食い止め、バービーランド平和が戻る。

これが大筋だ。

この洗脳下りは紛れもなく『woke』の比喩しかも2重に交錯させた比喩のはず。

wokeとはググっていただきたいが、ざっくり説明すれば、直訳で目覚めた人々を意味し、フェミニズムなどの活動家を指している。侮蔑意味合いで使われることもあるようだ。

表層を見れば、ここで描かれるwokeはバービーたちの方だ。

人間は、ケンダムと化したバービーランドの『おかしさ』をバービーたちにぶちまけて洗脳から解き放つのだが、やってることはひたすら説得である人間はひたすら女性の生きづらさ──家事子育て押し付けられながらも綺麗でいなくてはならないとか、そういう愚痴バービー達に語りかける。それで、バービー達は突然ハッと目を見開く。まるで今ようやく目が覚めたかのように。それで洗脳はとけ、社会を変革しようと活動し始める。

でも、作品の中で一番最初に『目覚めていた』のは、きっとライアンだ。

ライアンは男が立派な仕事をし、女性必死にならず、振り回されず、通行人が丁寧に時間を聞いてくる現代社会に感動して、現代社会を作っていると図書館の本に書いてあったらしい、『男社会』の概念バービーランドに持ち帰った。それは日本で言うところの『海外を見て日本の異常さに気づいた女性フェミニスト』の反転ではないだろうか?

バービーランドで無価値だった自分に気付かされた、ライアンもまたwokeだったのだ。

ライアンが短時間に実際どうやって、ケンたちはともかく、バービーまで男社会に染め上げることができたのか映画の中ではハッキリとは描かれていなかった。(とあるバービーが、バービー達は耐性が無かったのでケン洗脳されたとは言っていたが、曖昧だ)

正直なところ、ここの急展開は若干違和感だった。まるでこの映画を、フェミニズム映画に仕立てるために無理やり男社会と女の生きづらさのエッセンスを詰め込んだシーンのようにも見えて、見ている間はずっと、制作陣はこれを皮肉のつもりで撮っているのだろうか?と勘ぐっていた。

それに、その違和感は多分全く見当違いなものでもなかったと思う。

結局ケンダムの夢は崩れさったわけだが、マーゴット(それか人間だったかも)は今までのバービーランドに戻るのではいけないと他のバービーたちを諭す。

その中で初めてバービーたちは、ケンたちがどこに住んでいるのか自分たちは知らないという事実に気づく。まあ多分、バービーシリーズ商品展開について詳しくないけど、ケンの家は存在しないんだろう。

その結果、バービーたちはケンたちの人権を認めると言う。ケンたちは大喜びだ。ある一人のケンバービーに言う。『おれも最高検事になってもいい?』バービーは真顔で即答する。『それはだめ。でも下級検事ならいいよ』ケンはそれに喜び、ナレーションが入る。『ケンたちはまだまだこれからのようです…』

かなりの皮肉だよね?

口では権利を認めながら、実際は希望の職につけるかどうかは既得権益者の許可制なわけだ。明示的なwokeとして描かれた、女性象徴であるバービーたちがその矛盾、つまり性差別やらかしてる様をバッチリ描いている。結局変わらない憲法も、制限された自由に気づかず喜ぶ被支配者たちも、いびつだ。

これは、目覚めた過激フェミニストたちがこのまま突き進んだって女尊男卑が訪れるだけですよ、なんてメッセージなのだろうか?

支障がなければいろんな人にこのシーンを見てほしい。これは、おそらく確実に、どちらとも取れるシーンだ。そしてその違いはきっと、その人が、今世間にあるフェミニズムをどう捉えているのかにかかってくる。

少なくとも2つの捉え方が想像できた。

このシーンは現実の『行き過ぎた』フェミニズム本末転倒差を指摘するものであるとするものと、あくま現実女性の苦しみのメタファーであるとするものだ。

前者は先程書いた通り。こういう見方をする人は、きっと『何でもかんでも男女差別だという今のエセフェミニストどもにほとほと嫌気が差している』という昨今なのではないだろうか。正義棒を片手に暴れ回る人々の脅威を感じているので、このメタファーが真に迫って見える。

後者は、きっと現実にはこんな女性優位の場所存在していない(あるいはひょっとして存在し得ない?)と思っている人だろうか。だからこのメタファーフィクションとして見れる。現実女性男性をただ反転させて描いただけだと読み取れる。性別を反転させて世の歪さを描こうとした作品はそう少なくはないだろうし、その系列だとも十分読み取れると考えられる。

結局変わらないルール。相変わらず性別の偏った管理職の面々。覚えのある話だろう。

並べてみたが、正解──制作の真の意図はどちらだろうか?

はっきり言って、まるで分からない。そして(驕りかもしれないが)分からないのはきっと自分だけではないと思った。現に全く真反対の2つの陣営評価されているのだし。

この分かりづらさこそ、自分がこの駄文を書くに至った発端だ。


映画バービー』は絡み合った皮肉だ。ただのフェミニズム、もしくはアンチフェミニズム映画だったとして、ここまで現実比喩とを交錯させる必要はないんじゃないか制作陣が描きたかったのは果たしてそのどちらかの主張なのか?

多分違うんじゃないかというのが、前置きが随分長くなったが、自分の考えだ。

映画バービーの締めくくりは、なんとマーゴットが人間になるというものだった。

変化の兆しを見せつつあるバービーランドに、マーゴットは上の空だった。あれだけ戻りたがっていた、バービーらしい日常に帰れることへの喜びは見えない。そこへ(詳しくはかかないけど色々あって現実出会っていた)バービー人形の生みの親、ルースが現れ、マーゴットに手を差し出すのだ。

変化するのが嫌だ!と泣いて嫌がっていたマーゴットが──今思えばこの変化を拒む仕草既得権益者側の改革を拒む姿勢メタファーかも──考えが刻々と変わり、喜び、悲しみ、老い、変化していく『生き物』である人間になることを考える。

マーゴットは人間社会に飛び込んだときトレーラーにあるとおり警察に捕まったり、男にセクハラされたり、バービーランドとはまるで違う現実の荒波に揉まれるわけだが、その後、座ったベンチから人間生活のさまを広く見渡して涙を流すシーンがある。

公園遊具で遊ぶ子供たち。親子。親密そうに語り合う若い男性二人。老人も。

どれもバービーランドにはなかったものだ。

マーゴットはそこで初めて、人間というもの理解第一歩を踏み出したのだ。

そしてふと目を開けて、隣に座っていた老女と見つめ合うと、『あなたはきれいだ』と言って涙ながらに笑ったのだった。

このシーンは人生肯定だ。そう感じた。

流し見たインタビュー記事によれば、ここは監督が決して譲らなかったシーンなのだという。少なくとも監督のコンセプトにおいてかなり重要なウェイトを占める場面のはずで、実際演出も印象的だった。

映画ラスト、マーゴットはルースとの対話の末、人間になることを選ぶわけだが、その決断ときにも、人生というものがとても美しく描かれた。

笑顔の子どもたちが映るホームビデオ風の映像がいっぱい流れたのだが、最近こういうの全般に弱くて泣きかけた。

そこで自分は、これは人間賛歌の映画なのだと考えたのだ。

人生に起こるいろいろな問題に苦悩しながらも、人生の素晴らしさについて描く映画一種ジャンルだろう。この映画はきっとそれに位置する。

男女差別についてかかれていたのは、勿論テーマ自体は主役扱いで、不誠実な描かれ方はされていなかったが、他の映画における、例えば叶わない夢の話や、恋、はたまた自然環境仕事社会問題など、『現代社会に生きる人々において共感を得る悩みごと』としてのテーマでもあったのではないか

だってそうじゃないと、マーゴットは、他のバービーたちに背を向けて、バービーランドを抜け出さない。理想郷永遠に住み続けていればよくて、いずれ死を迎える人間になんてならない。この映画が、女性女性理想郷で生きる権利がある、なんて事だけを説く映画なら、そんなエンディングにはしないはずだ。

いま分断社会に生きる我々は日々大いにストレスに晒されている。その中でも、人生が素晴らしいのだと思えるようであってほしいと伝える映画だというのが自分の所見だ。

少し話は戻るが、最後のマーゴットのルースとの対話の中で、細かい流れはうろ覚えだけど、特に印象に残った言葉があった。

人間になりたい気持ちの間で揺れるマーゴットが、バービーとして生まれ自分人間になっていいのか、と産みの親に訪ねる。それに、答えるルース言葉が、

『なりたい自分になるのに許可なんていらない』というものだ。

きっとこれがこの映画パンチラインだろう。

さっきこれは単なるフェミニズム映画というわけではないとか力説したばっかりだが、テストで作者が考えるフェミニズムとは何ですかなどという設問があったら、自分はこれを抜き出して回答する。

男女差別と、人間賛歌という2つのテーマを包括する答えでもあるだろう。

人間はただなりたい自分になりたいだけだ。


フェミニズム女性のためのものか、男性含む人間のためのものなのか。どちらと答えても炎上する今の世の中で、論争を煙に巻いて、たった一つの単純明快フレーズを残したようなコメディ映画だった。

2023-08-22

親知らずを抜いたとき後の食事おすすめ

左下の親知らずを抜いた。

横向きに生えていて切開だったのでめちゃくちゃ腫れている。

再来週右下も抜くので食事の準備のため覚書。


条件

・半固形状(舌ですりつぶせる程度)

スープとかおかゆがいいのかと思っていたけど水っぽさがあると傷口に流れてしま

ある程度まとまりがある方がいい

ただし噛むのは当然痛いので咀嚼はほぼいらない程度までクタクタになっているのがベスト

流し込むというより口内の片側に置きに行くという食事スタイルが一番楽だった



ちゃんと味がある

病気ではないのである程度食欲があるため薄味すぎると物足りない

ただし刺激物は患部に触れるとめちゃくちゃ痛いので胡椒等のスパイスは避ける



・ある程度のカロリーが取れる

食事時間がかかるので満腹中枢がよくはたらくのか、単純に疲れるのか普段より量が食べられない

ただ病気と違って普通に活動するのでフラフラになってしま

なので普段通りとまではいかなくてもある程度カロリーを狙っていく必要がありそう

試したもの

おかゆ(水分すくなめ)・・・★★★★

雑炊みたいな感じで作ってからしばらく放置して水分を吸わせた。

たまごツナ、みじん切りの玉ねぎ、鮭フレークなどでアレンジしたら何食か飽きずに食べられた。

ただいつものご飯一膳分でも水を吸ってすごい量になるので食べるのに時間がかかる。

牛乳とかチーズリゾット風もおいしいしカロリー上げられてよかったが量が多いと飽きた。



はんぺん・・・★★★★★

手軽にたんぱく質が取れてすごく良かった

切らずにバター醤油で焼くだけ。

箸で簡単に食べられるサイズに切れるし口内で傷口方面に紛れ込まないのが◎

味のバリエーションは思い浮かばないので何かお勧めあれば教えてほしい。



飲むヨーグルト・・・★★

カロリーたんぱく質ちょっとでも増やしたくて飲んでみたけどサラサラタイプ普通に傷口を侵食する

果肉の入っているドロッとしたやつのほうがまだ飲みやす

ストローで吸うというのが意外と腫れている頬と歯茎にじんわりとした痛さをもたらす。



野菜ジュース・・・

さすがに野菜が不足すると思って買ってみたけどサラサラすぎて傷口を侵食した。



ゼリー・・・

上澄みみたいな水分が思ったよりあった。

果肉入りのタイプは思ったよりも舌だけだと嚙み切れなかった(桃)



プリン・・・★★★

物による。

本体カラメルもきちんと固まっているものは食べやすかった。

とろーりタイプおすすめしない。



フルーチェ・・・★★★

冷やして固めにするとほぼ口内で流れなくてよかった。

美味しいけど一人で一気に食うのは1食で飽きる。



うどんそうめんなどの麺類・・・

汁が患部を侵食した。

いつも具とセットで食べるので物足りなさが強く切なさを感じた。

舌でつぶせるほど柔らかく茹でた麵はあまりおいしくない。



しょっぱいものの案があまりないので何か候補があったら教えてください。

日本ステーキが「常食」にならないのは客のレベルが低いか

結論タイトルに書いてあるが理由をできるだけ簡単説明しよう。

食文化において「常食」となりうるには次の3つの条件を満たす必要がある。

①安定した生産供給

ファーストフードレベルの手軽に消費できる店の増加

③最低限のレベル保障

これらを満たしている日本の常食といえばおにぎりライスを含む米、コンビニパンやで売られるパンラーメンやにおける麺、コンビニイタリアンでのパスタ、複合的なものでは通常バーガーフィレオフィッシュバーガー牛丼などが代表される。

ステーキとしての牛肉はどうか。

①昨今では牛肉が買い負けしがちだが牛肉を使ったファーストフードで常食されているため、牛肉ファーストフードで扱うという問題自体クリアされている。現実としてステーキチェーン店個人店が存在する。

こちらも同様にステーキチェーン店は新旧で入れ替わりこそあるものの増加傾向にある。まだ十分とは言えないがステーキ自体の増加は時間解決するはずだ。

③ここが特に深刻な問題を抱えている。まず一般的日本人はステーキという料理のもの理解していない。

ステーキは肉そのもの品質・下処理・焼きである料理の3要素によって大きく味を変える。

安い肉であっても下処理や焼きが最適であればそれなりの味に変わるのがステーキだ。

しかステーキを常食していない一般的日本人は、大多数の人間は、この筋を取る下処理や指定された焼き加減を忠実に守る重要性を理解していない。

この料理としてのステーキの良し悪しを理解できないのが多数派、という事実が後述する問題につながる。

 

何か祝い事や給料日ステーキでも食べるかと考える人はいるだろうが、日本人がわざわざラーメン焼肉よりもステーキを選ぶ確率は低い。

グループで食べるのにも個人で食べるのにも普段から食べ慣れているラーメンの方が信頼性も高く店舗数もバリエーションも多い。

価格帯であればラーメンとさして変わらないほどの価格設定がされる安めのステーキチェーンですらラーメンを競合と捉えると勝つのは難しい。

まり候補としてラーメンを押しのけるようなステーキを常食したいと思っている人間ステーキのものが好きな日本である

そういった人間現在ステーキチェーンの躍進を支えている原動力であるが、現在は少数派であることも認めざるを得ない。

ステーキチェーンのリピート率ではステーキ好きの方が多いが店の売上に対しては新規客や低頻度の客の方が多いのだ。

 

そこで提供されるステーキレベルの話だ。

ハッキリ言ってステーキチェーンの提供するステーキレベル非情に低い。

レアで注文すると中は生であっても冷え切った状態提供されたり、レアで注文したのにミディアムで出てくるなんて珍しくもない。

肝心の肉は脂身は良しとして筋が残りまくっており、噛み切れずにペーパーに吐き出すのは当たり前。

下処理の段階でスジを取り除く工程トリミングと言われるが、そもそもトリミングをできる料理人が店舗に常駐していない、もしくは分量を減らさないようにケチっている。

当然、肉の最適な焼き加減を見極める技術を持つ料理人もいるわけがない。そのため、あるチェーン店では誰にでもできるレアデフォルトにして、あとは客に鉄板で焼かせるようにしている。

なお、頼んだ焼き加減ではない状態確認させて見せてみても、バイト店員は「レア」も「ミディアムレア」も「ミディアム」も「ウェルダン」も理解していないか意味が無い。

マニュアルで「ミディアムレアお勧めですが」と生体自動音声を流しているだけで言葉意味を一ミリ理解していない。

ホールバイト。焼いてるやつもバイトオーナー店長も不在。誰も知らないのだ。

彼らに訴えたところで肉はレアに戻らないし何も解決しないし再発防止もされない。

下処理と焼きの技術一定レベル保障する沖縄発のチェーン店存在するが、それは本場のノウハウ日本本土に持ってきている成功である

他のチェーン店はとにかく肉の質や値段、店員をどう安く雇うかしか頭にないかクオリティは下がり続ける一方だ。

 

ところがこんなレベルの低いステーキが出ても、大半の日本人は肉が鉄板の上で焼かれているのなら「なんでもステーキ」に見えるわけだ。

上司寿司を奢ってくれるというからついていくと、外国人カリフォルニア巻きなどといって創作寿司日本人に出せば、なんだこれは?と訝しむだろう。

カリフォルニア巻きレベルのド酷いステーキを出しても大半の日本人は喜んで食べるのだから、違いの分かる少数のために下処理や焼きに時間と金と人を使うメリットがないのだ。売上的には。

そうやって客のレベルが低いせいで酷いステーキは酷いステーキのまま提供され続けることになる。

しかし、本当にステーキが常食に成り上がるためには、リピーターを増やさなければならない。

今のままではリピーターさらに高い価格設定のステーキハウスに移ってしまう。もしくは自宅で楽しむか。

新規や低頻度でステーキの良し悪しが分からないような層だけをターゲットにしているチェーン店は、別の新しい競合に簡単に奪われてしまう。

地に足がついた食文化になるためには、ステーキの良し悪しが分かってしまうようなリピーターを増やさなければならないが、そのための技術も人も金もノウハウもない。

今のままではステーキが好きで今のステーキチェーン店に通いつめることで、いずれリピーター自分の食べているステーキレベルが低いことに勝手に気づく。

そうなるとさらに上を求めるか、コスパ重視で自宅ステーキの2択しかない。

皮肉なことに上質な客になれば離脱していくという構造である

そしてステーキを常食化に失敗したせいで、同業だけでなく他業のラーメン焼肉ミーハーな客の取り合いをせざるを得ない。

それが日本ステーキ業界という実に宙ぶらりんな業界の正体である

レビューにどれだけ筋だらけや焼きすぎ焼けてないと低評価がついたところでビクともしないのは、舌馬鹿の売上を当てにしている形態のため改善不可能からだ。

メディアに出てくるステーキ紹介も肉汁や柔らかいしかしない、この程度の食文化では常食になるはずがない。

 

もし、ステーキを本当の意味で常食へと成り上がらせるだけの知識と力を兼ね備えたチェーン店誕生すれば、今のステーキ業界を圧巻して簡単覇権を握ることができる。

これからステーキ業界必要なのは「どんなステーキが良いステーキなのか」という啓蒙を店が行い、客が地道に教育されることでリピーターを増やしていくしかない。

でなければ日本ステーキ常食の未来などない。牛丼焼肉焼き鳥には一生勝てない。

これらは店も客も底辺でもある程度良し悪しが分かってしまうため、同業で競争社会が成立するからだ。

駅そばですら格付けがあるのは客側に食文化があるからだ。今の日本ステーキ業界に客の食文化は全くない。

底辺チェーン店興隆と衰退が終わりつつ今こそ遅すぎるステーキ文明開化をするべきではないか

2023-08-18

anond:20230818105542

いまでも普通に自分磨きをしてヒロインを振り向かせるラブコメ」も人気がある。

作品数が増えまくっていろんなバリエーションが同時に存在するから、逆に全体を把握しきれず部分だけ見て勘違いする奴が出てくるというだけ。

2023-08-16

大塚製薬ポカリスエットCM女子高生性的対象として見ているラインをぎりぎり超えないCMづくりをしている会社として認識しているが、しばらくテレビをみない間にCMが変わり、今度は女子高生マスクを外す瞬間のCMを作っていると知り、「本当に変わんねぇな」と苦笑い女子高生性的に扱うことの一貫性、その様々なバリエーションを思いつく粘着性。これ、子どもというか現役の女子高生は気付かないというところ、そう感じるお前がおかしいと言える立場を作ってまでして「やってる」んだよな。これ携わってる男、フォルダ女子高生データでいっぱいだろ。こいつらには、マスクを取ったらイケメンなんてCM絶対作れない。イケメンへのコンプレックスで爆発してしまうからな。

2023-08-12

「おちんぽ伝導イヤホン」:新時代のASMR体験

近年のテクノロジー進化は、私たち日常生活におけるASMRの聞き方に革命をもたらしている。今まで考えられなかった方法でASMRを体感できる新しいテクノロジーが、この「おちんぽ伝導イヤホンである

1. コンセプト

「おちんぽ伝導イヤホン」のコンセプトは、音を伝導する新しい方法を探ることだ。従来のイヤホンは耳に直接音を送ることでASMRを体験していたが、私たち身体には多くの部位が音を伝導する能力を持っている。このプロジェクトは、人間身体特定の部位を利用し、新しいASMRの聞き方を提案するものである

2. 技術の背景

ASMRを聞くことは、耳を通してのみ可能ではない。身体の様々な部位には、音の伝導能力がある。特に、おちんぽ伝導の技術は近年注目されており、それをベースに「おちんぽ伝導イヤホン」は開発された。この技術は、勃起したおちんぽを通して音を伝えることで、従来のイヤホンとは異なるASMRの体験提供する。

3. なぜ「おちんぽ」なのか

人間身体には多くの部位があり、それぞれが独自の伝導特性を持っている。私たち研究チームは、これらの部位の中から最も効果的に音を伝導できる部位を探求してきた。その結果、「おちんぽ」が非常に高い音の伝導能力を持っていることが判明した。この発見は、新しいASMRの聞き方の可能性を開いた。

4. 利点と特徴

「おちんぽ伝導イヤホン」の最大の利点は、従来のイヤホンのように耳を塞がないことだ。これにより、外の音をしっかりと聞きながらASMRを楽しむことができる。また、おちんぽ伝導を利用した音の伝達方法は、従来の方法とは異なる独特のASMR体験提供する。さらに、身体特定の部位を通して音を聞くことで、より官能的にASMRを感じることができる。

5. 今後の展望

私たちテックベンチャー企業は、「おちんぽ伝導イヤホン」の技術さら進化させる研究を続けている。今後は、さらに高い音質を追求するとともに、使用する部位のバリエーションを増やしていく計画だ。私たちは、この技術が新しいASMRの聞き方のスタンダードとなることを信じている。

まとめとして、ASMRとテクノロジーの融合は、私たちのASMRの聞き方に新しい可能性をもたらしている。従来の方法固執することなく、新しい方法を探求することで、未知のASMR体験を手に入れることができる。「おちんぽ伝導イヤホン」は、その最前線に勃つ製品である私たちテックベンチャー企業は、ASMRの新しい未来を築くために、研究と開発を続けている。

anond:20230812090723

チビデブハゲの3種類を出していれば、

リアル系ロボットアニメにはバリエーションに変化をもたせることが出来る。

チビロボット

デブロボット

ハゲロボット

この3種類が出ているロボットアニメは天下を制すると言われている。

2023-08-10

ひたちなか全身タイツと被り物で女児に抱き付かれるから最高と言ってた切除手術済み女児向けアニメオタク?の件

切除以外は結構から居たろうと思うのだが、切除してる個体は居なかったのでは。

たぶん使い途の無いそれを無くしたら下心を誤魔化して免罪減罪擁護が得られるっていうライフハックができて、自分トランス!って便乗する馬鹿野郎のHENNTAIが後に続いているよな。

性欲由来の欲望を、他人を巻き込んで満たす犯罪行為を誤魔化す助けになるなら身体の改造も辞さない執念が怖い。

アニメオタク?なのか?

アニメオタクへの偏見助長だしトランス女性への偏見とそのバリエーションを増やしている。

女性性犯罪するトランス女性というのは、犯罪行為をする為にトランス女性自称する馬鹿野郎が少なく見積もったって半分はいるんじゃないか?

2023-08-08

チョレギサラダ」の謎

はじめに

日本ではすっかり定番となった「チョレギサラダ」。

ざっくり言えば「レタスごま油と塩ダレで和えたサラダである

ワカメ海苔を入れたり、ドレッシング醤油ダレだったりすることも多い。

韓国料理だと思っている人もいるだろうが、実はこのサラダ韓国には存在しない。

そもそも韓国人に「チョレギ」と言っても通用しないらしいのである

では「チョレギ」とは何なのか?

インターネット上ではいくつかの語源説が流布されている。

ちぎる説

かつて多かったのは「チョレギ」=「ちぎるという意味韓国語」という説明である

https://www.seoulnavi.com/special/5000619

チョレギサラダのチョレギとは、手でちぎるという意味。その名のとおり、レタスなどをちぎって作るサラダなのです。

しかし実際に調べてみると、韓国語で「ちぎる」は「뜯다(トゥッタ)」や「찢다(チッタ)」と言う。

この説は明確に誤りと言えそうである

浅漬け

もう一つは「チョレギ」=「韓国語で浅漬けキムチ意味するコッチョリの方言チェレギ」という説である

おそらく以下のようなブログで書かれた内容が広まったのだろう。

https://www.kansyoku-life.com/2006/04/86.html

結論から言うと「コッチョリ」の慶尚道方言で、現地の発音では「チェレギ」と呼ばれます

「コッチョリ」とは浅漬けにしたキムチのことで、発酵期間をおかず、漬けてすぐに食べるのが特徴です。

野菜に味付けをして和えるだけなので、見方によってはサラダとも言えるでしょう。

サンチュのコッチョリなどは、見た目もサラダのものです。

現在Wikipediaなどでも概ねこの説が踏襲されている。

しかし疑問は残る。

サンチュコッチョリは「サンチュ唐辛子ダレで和えたサラダ」とでも言うべきものであって「レタスごま油と塩ダレで和えたサラダ」ではない。

ワカメなどはサンチュコッチョリでも使われることがあるらしいのでいいにしても、少なくとも唐辛子が使われていないとコッチョリとは言えないのではないか…?

犯人エバラ

さて、「チョレギ=ちぎる」説について、前掲の記事ではこう説明されている。

チョレギの意味が混乱しているのは、日本にやってきた当初の説明不足が原因だと思われます

僕の記憶によれば、チョレギを有名にしたのはエバラCM

チョレギドレッシングなるものを発売し、大々的にチョレギの名前日本に広めました。

このときホームページでの説明が、「チョレギとは『ちぎった生野菜サラダ』を意味します」というものでした。

この説明で「チョレギ=ちぎる」という認識が広まりネット上でも、そのように説明されているケースが多いです。


2001年当時のエバラウェブサイト確認してみると、たしかにそう書いてある。

https://web.archive.org/web/20011214042210/http://www.ebarafoods.com/news/recipe/choregi_recipe.htm

チョレギとは?

『ちぎった生野菜サラダ』を意味します。

しかも、当時のエバラの「焼肉屋さんのチョレギサラダシリーズには「あっさり塩味」「ピリ辛コチュジャン味」「焙煎ごま醤油味」があったらしい。

まり当時のエバラは「チョレギサラダ」を「ちぎった生野菜サラダ」というだけの意味で使っていて、味付けはさまざまなものを想定していたのだろう。

ただ、「焼肉屋さんのチョレギサラダ」は2005年頃に販売終了、その後はチョレギドレッシングを発売しても塩味だけにラインナップを絞っているようだ。

まり売れなかった(あるいは塩味しか売れなかった)のかもしれないが、当時は印象的なCMを盛んに流していたので「チョレギサラダ」の知名度は向上したものと思われる。

エバラ以前の「チョレギ」

では、エバラドレッシングを発売する以前、日本で「チョレギ」はどのくらい広まっていたのだろうか?

例によって国会図書館デジタルコレクション調査してみよう。

国立国会図書館デジタルコレクション

これをみるかぎり1976年週刊ポスト記事が最も古い。

国立国会図書館限定」なのでネット上では内容を確認できないが、以下のような記述らしい。

女性に人気があるのは、いうところの野菜サラダであるチョレギなる代物。特製の味つけは店の極秘というだけあって、その味はちょっとしたもの

OCRの精度がかなり怪しいが、どうも「神宮前の『神宮』」という焼肉店を取り上げているのではないかと思われる。

次に古いのが1981年週刊文春記事

それからサラダの「チョレギ」はサラダ菜と長葱に十種類の調味料を合わせたドレッシングが使ってあって、味も格別です。

こちらも、おそらく「青山の家の近くに開店した焼肉屋さんの『第一神宮』」という店について書かれている。

この神宮前の「神宮」と青山の「第一神宮」はおそらく同じ店を指していると思うのだが、

第一神宮 青山店」はつい最近まで営業していたので食べログにも載っている。メニューを見ると、

https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13001197/dtlmenu/

チョレギ 700円

手作りドレッシングサラダ

ワカメチョレギ 800円

と、しっかり「チョレギ」が確認できる。「ワカメチョレギ」もある。

また写真を見るかぎりでは唐辛子確認できず、それほど辛くはなさそうだ。

そうしてみると、韓国サンチュコッチョリをもとに現在のようなチョレギサラダを作り出したのは「第一神宮」なのではないか、と推測したくなる。

(もちろん記録に残っていないだけで他店でさらに古くから存在した可能性はある)

ついでに「コッチョリ」も検索してみよう

週刊現代1985年

あっさり味のサラダ「コッチョリ」

主婦生活1987年

夏野菜韓国サラダ・コッチョリ ごま風味の辛みダレでいただく

月刊食堂1992年

コッチョリ(韓国サラダ)

週刊現代2000年)

コッチョリ600円。しょうゆベースの甘辛いドレッシングがかかる韓国サラダ

1980年代の時点ですでに「コッチョリ」も「韓国サラダ」という意味になっていたようだ。

また「あっさり味」「ごま風味の辛みダレ」「しょうゆベースの甘辛いドレッシング」などはそれぞれ異なる味付けに思える。

こうしたバリエーションを眺めて、エバラが「塩味」「コチュジャン味」「醤油味」を発売したというのなら筋が通る。

まとめ

「チョレギ」はもともと韓国浅漬けキムチのことである

韓国ではどちらかというと「コッチョリ」と呼ばれることが多いらしい。

特にサンチュのコッチョリは「唐辛子ダレの野菜サラダ」とも言える料理である

日本では1970年代から第一神宮」という焼肉店が「野菜サラダ」として「チョレギ」を提供していた。

それはコッチョリというよりも、おそらく現在チョレギサラダに近いかたちにローカライズされたものだった。

1980年代以降、チョレギやコッチョリは焼肉店などを通じて広まり、さまざまな味の「韓国サラダ」の総称となっていった。

2001年に、エバラ韓国サラダドレッシング商品化した。

塩味」「コチュジャン味」「醤油味」があり、それがおそらく当時の焼肉店でよく見られた韓国サラダラインナップだったのだろう。

また、そのときチョレギサラダ」という呼称採用されたことにより、「コッチョリ」よりも「チョレギ」という呼称が広まることになった。

といった感じでどうだろうか。

ここからさら調査を進めるとしたら「第一神宮」の店主に話を聞いてみたり、

1970年代以前に「チョレギサラダ」や「コッチョリサラダ」を出していた店がなかったかを調べる感じか…。

2023-08-07

anond:20230807222409

ちょっとずれてすまんやけど、体罰賛成派は長い時間をかけて形成されてそうな気がする。

幼少期体罰を受ける。

トラウマとまではいかなくても、ショックでマイナス記憶として位置付けられる。

大人になり、体罰を受けた自分正当化する。

正当化理由としては、体罰を受けたこ自体に負い目があるのか、体罰否定自分過去否定することになるのか、気に入らない若者比較して自己肯定している等バリエーションはありそう。

2023-08-05

球技の道具難易度

様々な球技があるが、道具の用意にも難易度がある

コメントでいろいろとあるので追記してやったら、いつの間にか更に増やせだとかあったかもっとやすことにしたゾ(8月7日以降は編集しない)

最高難易度と考えてよいものstrongすることにした

たこれの水泳版として別の増田anond:20230806211219)もあるからそっちも見てくれよナ

ボール1つだけでどうにでもなるもの

布などを球状にくるんだ何かを用意すれば、土に線を掘って人を集めたらそれだけでプレイできる

他のスポーツと違ってボールの質が落ちても問題はない

サッカー同様で、しかこちらはコート必要としないバリエーション地域によって「てんか」や「三度ぶつけ」などと呼ばれるやつ)を使えばサッカー以上に遊ぶことができる

サッカーやきう、ただし人数を必要とするのでリアル野球BANみたいなことをする必要もあるかもしれない

またスーパーキックベースをやる場合でも名前に森とついた人物が居なくても問題はない(というか匿名増田で言うことか?)

バットなども使わないやきう怪我可能性が高すぎる

カラーボール等を使うことで怪我可能性は減るとのこと

イッテQで有名な祭りと同じ方式広場チーズを転がす方式の2つがあるが、どちらも「食べ物を粗末にしてはいけません!!!」という声で終わる

基本的に位の高い人(上級国民)ぐらいしかやらないので、鞠も専用のものが多いが、同じようなものをやるなら別になんでも構わない

1つだけど専用のボール必要もの

ドリブルなどをする関係でどうしてもボールの種類が限定される、またサッカーなどと比べてルールがややこしい

バスケハンドボール以上にボールの種類が限定される、またロリでもゴールできる高さのカゴが必要になる

丸い球体ではなくちょっと特殊ボール形状をしている、またタックルするという問題もある

ネット必要もの

ボールの種類もそうだが、アタックブロックの時にネットがないと困ることが多い

こちらはネットだけ用意すればなんとかなる場合もあるが、競技難易度のものが非常に高い

川でやるにしてもゴールをどこにするかが大変すぎるのと、プールを用意するにも割と建設費がかさむ

こちらも専用のボールとなるもの必要

ボール以外に必要ものがあるやつ

1つの玉と1本の棒があれば一応プレイできる

前述したネットだけじゃなく、ラケット必要になる

卓球サイズが小さくなるがテーブル必要になる

バドミントンに至っては通常のボールではなく羽が無いといけないので作りにくい

人数分の棒が必要になる、ラクロスは単なる棒だけでは済まなくなる

アイスホッケーホッケー一種ではあるが、これよりもはるか難易度が高い(通常はユニフォームも専用のもの必要なので)

ボールと数本程度の棒が必要、長く転がすためにはボールだけじゃなく地面にも左右される

また修正前のボーリング(地質調査とかするやつ)という表記美翔舞のような警察出張ってくるので人気は少ない

道具が多すぎるもの

クリケットソフトボールにすべて言えることは1つのボールに様々な道具を使いすぎているという点である

ましてや人数も必要とするためどうにもならない

1本の棒なのに複数ボールやら専用のテーブルを使うわで大変

一応Wikipedia球技にはビリヤードも含まれていたのでカウントしている(それでよいのかどうかはノートで聞いてください)

ガチカーリングは専用のコートなども必要とする

これに近いペタングやボッチャ、カローリングについても複数ボールなどが必要となる

道具だけじゃなく馬も必要になり、戦闘機に乗ると確実に戦死する

最低限を追求するとフリッパーボールがあれば良いが、大抵はバンパーだとかは必要だし、それを扱う基板(Not基盤)が必要になる

パチンコも同じようなことが言える

日本では銃刀法関係で準備が難しすぎる

一応「タマ」弾丸)を使うので球技と言えなくもないが、一般的にそう認識されない

ボールも道具も必要としないもの

まんさん「男しかできないスポーツじゃないですか、帰れ」

増田「そうやってまんさん登場させるのがクソなんだよ」

雪があれば何も必要としない、なので南国でそれができるのか保証はない

お便り

由来については不明なのでググレカスしたらよくそれが出てくるのでそうした

後に三度ぶつけも出てきたのでそれも入れておいた

競技や水の競技と比べても専用にしないと難しすぎるのでそうした

バドミントンも同様である

今回は「球技」の定義がかなりあやふやで、ホッケービリヤードも含んでいるのでパチンコピンボールも含めることにした

なお必要な道具の難易度であって、ルール運動量についてはあまり考慮はしていない

運動量を考えるとペタングやカーリングはかなり少なく、考えることもないパチンコは最強ではあるが、「ギャンブルじゃないですかやだー」で終わる

ましてやロシアウクライナ現在やっているのは球技とでも言いたいのか

球技ではございません

ガッポイをどうぞ

そのコメントで注目エントリなっちゃった

ゲンナリしたやつも居るけど結局注目されるには常套手段だとはっきりわかんだね

自分で「その辺で友達と遊びでやりたいならボールだけで出来る」と言ってるように、最低限の装備のみを想定している

野球ポロは最低限ですらバットグローブ、馬を必要としているかダメだゾという意味だヨ

一応ピックアップしているのはWikipediaに乗っているかどうかがベースとなっている

なのであまりにも含めすぎるとダーツベースボールだとかビアポンなども追加しないといけないので難しい

最後

もうほならね理論出して自分で作れやと言いたいワ

日常的に食べられる完全食を教えてほしい

毎日ローテしたいから最低7つ欲しい

追記:そろそろいっぱい集まったやろなぁ…と思って見たら柿ピーしか無いじゃん。ワサビ味と塩味と梅味くらいしかバリエーション無ェよ

2023-08-03

ポリコレオサレだと違和感がない

アマプラ配信されてるグッド・オーメンズってドラマを見てるんだけど

このドラマって主要人物に黒人中年女性がかなり多かったり、女性同士の同性愛が何の説明もなくごく普通に出てきたり

神の声も女性だったりして、かなり「ポリコレ」に寄った作品ではあるんだよね

天使悪魔に関しては性別がないって設定らしいけれど、それでも見た目の人種性別はかなり多様)

でもドラマを見ていてそれが特に気になる事はない

こう思うのって全体の雰囲気オサレからかなー、と思う。このドラマファッションや背景美術音楽台詞運びなどがとにかくオサレ

太った白人女性ドレッド黒人女性カップルも、悪魔グラサンしてたり天使蝶ネクタイだったりするのと同じように単なるキャラデザバリエーションしか思わなくて

特にポリコレだと意識しないで見れるっていうか。

ディズニー映画ストレンジワールドポリコレって言われて叩かれていたけれど(映画自体は観てない)、

特に意味もない「ポリコレ」でも、全体的な雰囲気オサレにまとまっていればそういう世界観として違和感なく楽しめる気がする。

2023-08-02

カストで500円服を漁るのが楽しい

タイトルの通り

カス格安縛りはストレス発散イベントとしておすすめ

500円に値付けされる理由は様々で、

ブランド無名、もしくは人気がないパターンだと、生地や形が良い掘り出し物の可能性がある。

また、形が独特な服、柄が特殊すぎて着にくい服なども、着る人によってはお洒落には着こなせるだろう。

掘り出し物を見つけてお得感を満喫したい人は冬がおすすめ。カシミヤやアンゴラ混など良い生地のセーターが紛れていたりする。そうゆうのを見つけるとテンションブチ上がる。

ただ、私は服が好きだがお洒落ではない。

私が良いなと思った服はだいたいセールまで残ってるし、あなたらしい服だね!と言われることはあるがお洒落だね!と褒められることはない。

そんな私だから500円服でも楽しめるのだと思う。安くお洒落になりたいという人にはオススメしない。

でも、500円でストレス発散したいぜ!!!!って時には超オススメ

どんな服も買って一週間はウキウキする。一週間後にこれゴミやんってなっても買い物の時間が楽しかったのでええやんと思ってる。

ここまで書いてて気づいたが、これ女だからデザインバリエーションあって楽しいだけで、男の人だとあんま楽しくないのかな…楽しくなかったらすみません

皆さんも500円で楽しい遊びがあれば教えてください。

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