はてなキーワード: 赤字とは
いや、それが正しい場面もあると思うよ。
スキルアップして、3年前の1.5倍の効率で仕事できるようになったのに全然給料上がってないとか、
そういう、成長を評価しない企業・騙す気マンマンの企業に対して献身的になる必要はないと思う。
ただ、入社して1年位でちょっと昇給して、ようやく仕事にも慣れてきたやつとか
「バイト何件もやってきたんで相場知ってます」みたいな顔してるやつとかが、題のようなことを言っているのは、
お前は一体何を知っているんだ?って感じ。
バイトは特にね、時給分の働きってお前どうやってそれ計算してんの?
仮にその日の売上赤字だったら給料無しでも良いの?お前の働きで時給は稼げていないのでは?
因みに個人経営の飲食だと社員の方が時給換算だとバイトより安く働いているとかよくあるパターン
だからやろうと思えばこのスケジュール全然こなせるけど、手を抜いて終わらないペースでやってました。
納期間に合わなくてもそれはスケジュールの線引いた人の責任ですよね?
自分より給料高く貰ってる人いるんだからその人に仕事もっと振るべきでしょ?」
言いたいことはわからなくはない。
だが、そうならもっと最初にスケジュール配られた時点で言おうよ…
終盤にカミングアウトするなよ…
あと俺にだけ不機嫌オーラ見せてくるのやめてくれ、俺は君の会社の社員じゃないからその問題には関わりたくない。
途中でも散々進捗確認してたやん。その時上司から大丈夫か聞かれてたやん。
なんでその時は適当に「大丈夫じゃないですかねえ」とか答えているんだよ…
あと手を抜くにしても寝るのはやめてくれ。皆それ知ってるから君の言い分聞くつもり無いんだよ…
どうでもいいことです。
最近(ここ3年~今日)ぼやぼやと思っていることを勢いで何の構成も考えずに垂れ流すだけです。痛い自分語りです。私がすっきりしたいがためだけに投稿します。
本当に何も考えずに書いているので、文章に矛盾ありまくりだし何がいいたいのかわからないと思うけれど、とにかく発散したいので書いてます。
作者の過去の発言やひぐらしの時のアレコレについても書いていますが、記憶が改ざんされているものもあるかもしれません。
最近某ソシャゲ(竜騎士07が尊敬する作者の別作品の派生ゲーム)でイベント?で探偵モノ?があったらしくノックス繋がりでうみねこの話をする人がTwitterで多かったですね。
一過性のモノとはいえ、一うみねこファンとして陰ながら嬉しかったです。
それもあったり、うみねこ漫画版EP8がだいぶ加筆修正が加えられていて、電子書籍版普及によりうみねこ再評価の動きが盛んでとてもありがたかったです。
(修正というとまた表現が違うかもしれませんが、個人的に縁寿が真実の書を読んだ後の黄金郷での右代宮家一族の罪の懺悔、ベアトと戦人からの縁寿へのエールのシーンは絶対に漫画版の方が良かったと思います)
うみねこ原作が完結してから、まぁ色々ありました。うみねこ原作完結時、私は中学生でした。
うみねこに嵌った理由は、小学生の時ひぐらしに嵌ったその流れからでした。
確かep4あたりですかね。
当時は07thexpansionに公式絵掲示板があり、ひぐらしやうみねこのファンアートを見るのが楽しくて楽しくて仕方が無かったです。
アニメ化するにあたって色々騒がれている中で、googleで「うみねこのなく頃に」と検索してでてきた、当時うみねこ関連のまとめブログ「さくたろう速報」というモノを見て
メディアミックスの一つとしてアニメ化にあたって声優が嘘みたいに豪華だったり、グロシーンがモザイクだらけだったり、楼座のシーツの下着が蝶だったり、間がなく内容を詰め込みまくったりと賛否両論ありつつも
2chに私は書き込んだりはしていませんでしたが、「沢山の人がうみねこを見ていろんなことを思ってるんだなー」と見ているだけで楽しかったです。
アニメ化する頃はちょうどEP5発売と被っていて異様な盛り上がりだったのを覚えています。もう9年も経つんですね。恐ろしいことです。
当時は(言い訳ですが)11歳くらいだったので推理などは全くしていませんでしたので、2chやまとめサイトや公式掲示板でも、ep6より前の他の方の推理は特に覚えていませんね…。
当時は完全にキャラクターや物語の流れが好きでうみねこを見ていたので、鮮明に残っている記憶は
量産型さくたろう(ヴィイイイイン)やら楼座無双やらコラ画像やらオリスクなど、推理にはほぼ関係ないネタ系のものばかりです。
自力でまともに推理をしたのはep5で戦人が共犯なんじゃないか、とep4は戦人以外狂言なのか、と碑文の謎を途中までくらいです。
ep5でベルンが「これから碑文の謎を解いちゃうから」と言い出したところで原作プレイを止めて、必至に1週間かけて?哩岸駅まで自力で辿りついて、後は全く分からなくて原作プレイを再開したら答えをぼかされて半ギレした記憶があります。
まぁ楽しいばかりではなく、火種がぽろぽろでてたのに幼いながら気づき始めましたよ。ep5あたりからは。
「ノックス出すのかよ。じゃあひぐらしはなんだったんだよ」的な声。大いに分かります。私も思ってました。今でもちょっと思ってる。
あとep6で紗音・嘉音・ベアトが1人の人間の身体の中の人格だとわかって、cp厨が大打撃を受けていたのも覚えています。
当時その話題を出そうものならジェシカノ好きの人(今で言うところの過激派)が暴れていましたね。
私は今でもシャノカノベアト同一人物は、最強のcp厨破壊設定だと思っています。(ネタ半分、本気半分)
私の憶測ですけど、うみねこの当時のファンはひぐらし既読者が90%を超えてたと思うんですよ。
信者の贔屓目ですけど当時のひぐらしの人気っぷりはそこそこに凄かったですし。
ひぐらしをプレイしたことがあるからこそ、うみねこの完結の仕方に納得がいかずにアンチ化した人が多かったのかなーと漠然と思います。
ひぐらしで犯人側の犯行前・動機・最中・後の人生、思考をしっかり描いていたからこそ
ひぐらしがミステリーとして解いていた人々には「目明し編までは良作。後はオカルトで商売文句詐欺」と批判されていたり
個々のトリックの推理をしないで、キャラクターの成長や物語を楽しんでいた層からは「ひぐらしはグロいだけじゃない!感動する!泣ける!」
ひぐらしで犯人の動機や個々のトリックのネタ晴らしを本編で描かれたからこそ、うみねこでもそうだろうと期待した人は多かったと思います。
でも実は、ひぐらしの時に既に竜騎士は過剰なネタ晴らしをしたくない風なことを言っていたんですよね。
適当な意訳をすると、「今までの物語を読んで咀嚼して自分なりの解釈をしてきた人に、質問されて答えを返すキャッチボールをしたい」
「親切に描きすぎると、推理をしてきた人にとっては冗長になりすぎる」とか、ひぐらしが完結する前から言っていたんですよ。
正しくは製作日記に書かれていたことなので、元の文章を読みたい人は自分で探して読んでください。
でもおそらくこの辺りのさじ加減は、当時ご存命だったBTが相当サポートしたんじゃないかなーと思ってます。
竜騎士もおそらく当時は、ひぐらしもあそこまでネタ晴らしや祭囃子編のカケラツムギもする予定が無かったんじゃないかと思うんですよ。
当時からよーーくインタビューで言っていたのが、「ひぐらしのファン同士がお互いの推理を提示して討論してほしい。コミュニケーションのツールとして使ってほしい」
ということを言っていたんですよ。
まあ皆殺し編だか祭囃子編だかのスタッフルームで「答えがないなぞなぞはなぞなぞじゃない」的なこと言っていましたし。
ある程度の答えは出す予定でもあそこまで包み隠さず出す予定はなかったと推測しますよ。
罪滅ぼし編でボロカスに叩かれまくったこともあって、批判を恐れて完全なネタ晴らしをした可能性もあるかもしれませんがね。
それで、ひぐらしの期待を背負ったままうみねこが始まるんですね。
特に推理における赤字・青字システムという発想は、それだけで竜騎士は天才だと思いました。
何故EP8まで残っていた人が、「犯人の動機書かねーのかよ!!1986年10月4日5日に本当は何があったんだよ!!」的な反発をしたことです。
犯人の動機はEP7で幻想装飾されながらもされていましたよね。
あのシーンでクレルが「ここまで語って分からないのならば、もう私の心は理解できないでしょう」的なことを言っていたんですよ。
これって、普通に読み取ると「あ…竜騎士はもうこれ以上動機について細かく書く気がないんだな…」と気づきますよね?
犯人の動機が書かれなかった云々について怒ってた人はEP7の時にキレて離れるのが道理なんですよ。(犯人の動機自体が不満な人は、全然いいと思います。価値観はひとそれぞれです)
なんでEP8まで残っちゃったんですか。まぁそれだけ竜騎士を信じていたってことなんでしょうけど、作品は別れ際が大事なんですよ。
あっウィルのふわふわEP1~4トリック解説は、個人的にいい塩梅な誤魔化し方だと思いますが、ムカついた人の気持ちもとても分かります。私は当時PC画面を見ながら( ゚д゚)としてました。
1986年10月4日5日になにがあったのかをハッキリさせろと怒っていた人は、本当に読解力がないのかなと思います。
全てを受け入れると悟っていた縁寿が、泣き叫んで真実を認めようとしないということは、EP7お茶会の霧江ヒドスが真相だったんだと普通に気づくでしょう。
なのに、1986年10月4日5日になにがあったのか本当に分からないと言ってた人はもう意味が分かりません。
これだけEP8でアンチ化した人を批判してますけど、いっても私も当時しばらくはもやもやしてました。
オチには感動したし、キャラクターも演出も物語も好きだけれど、なんでここまで作者は真相を隠したがるんだろうともやもやしてました。
EP7はベアトの葬儀なので、ベアトに最大限配慮しつつ推理してきた読者(私たち)に解答を教えるなんだと思ってます。
だからクレルは、安田紗代としてのみすぼらしい自分を幻想装飾して優しい解釈に捻じ曲げて語るし、
クレルが語りたくない黄金発見~1986年10月4日までの心情は無理には語られないんですね。
あとメタ的には、竜騎士が推理を真面目にする人にだけ分かるように伝えたかったんでしょう。
EP8がなぜあれほどご都合主義なのかは、EP8は現実世界の私たち読者に向けた物語ではなく、作中の登場人物である縁寿に向けてのエールの物語だからなんですね。
だから私たち読者が納得できないまま終わるのはしょうがないんですよ。戦人がゲームマスターとなって縁寿のために向けて作った物語なんですから。
【読者置いてけぼり】っていうのは文字通りこのことなんだと思います。
まぁだからといって、うみねこはこういうテーマなんだからしかたがない!!読解力がない人が悪いとは、この部分においては思いません。
宣伝文句や作中でも、推理しろ!思考停止は山羊野郎!愛がない推理は知的強姦者!とかいいつつ
答えを誤魔化すのは実際どうかと思います。いや…そこはハッキリさせろよ…と思います。よっぽどの信者でない限りは。
でもうみねこのテーマとしてはそこを確定させないことが軸というかなんというか…って感じなんですよ。
竜騎士は読者に向けたエンターテイメントよりも、うみねこの作品としてのテーマを優先させたんですね。
私はこのもやもやが晴れただけでも、本当にEP8のコミカライズを読めてよかったです。
私も、コミカライズで夏海ケイによって分かり易く表現してもらえなかったら、もやもやしたままでした。
竜騎士だってひぐらしであれだけ批判されたんだから、EP8が批判されることは予想していたと思いますよ。
でも、そこでうみねこのなく頃にという作品を最後までテーマの軸をブレさせずに終わらせた、その竜騎士の心は作家としては本当尊敬します。
まぁその後の彼岸花と我らの告白抱き合わせ商法とか、インタビューでの竜騎士の受け答えの拙さ、インタビューでの発言が悪意ある解釈でゆがめられて広がったのが、余計にファンアンチ化を加速させたんでしょうね。
あと、単純にミステリー小説を半年連載するという形式が常軌を逸しすぎてますよね。
私含め、よく4年半も付き合えられますよ。
はーあ。コミカライズがしっかり完結して本当よかったですよ。
EP8で2chの本スレが地獄になっていた当時、中二の私は本気で「展開編のコミカライズ打ち切られるんじゃ…!!」と涙目で恐怖してましたからね。
それがEP7ではウィルの推理斬りの詳しい解説付き、EP8では単行本ほぼ一冊分オリジナル展開を付け加えられて、全50巻の完璧なエンターテイメント向けの作品として昇華された…。
パチスロも冗談みたいに豪華ですしね。もうパチスロがあるから散アニメ化はいいと思います。
コミカライズがあれだけ完璧に補完されたんですから、あれ以上のものはもうできないでしょう。
うみねこ以上に好きになる、嵌るジャンルはこれから生きていく上で出会うと思います。
しかし、良くも悪くもこれほど私の情操に影響を与えて心に残る作品はないと思います。
EP8後の2ch本スレを中学生でリアルタイムで追っていたので、メンタルは相当鍛えられましたし(笑)当時の恐怖を簡単に超える荒れスレには滅多に出会えませんよ。
支離滅裂だったり勢いのまま適当に思ったことを書いてすっきりしました。ここまで読んだ名も知らない方、私の自己満に付き合ってくれてありがとうございます。
ヒプマイの著作権ガイドラインについて、Twitterが騒がしい。
周囲のフォロワーがハマっていることもあって、(自分は少し知っている程度だが)急激なTLの動きに何事かと驚いた。
同人活動は出来るの?
同人グッズは?
同人誌は?
グレーにしておくべき、問い合わせるな、赤字ならセーフ、そもそも同人自体やるな……等々。
しっちゃかめっちゃかだなぁ、という印象。
でも、一番気になったこと。
……そのジャンルで何らかの二次創作をしてみようと思ったら、まずは原作周辺のガイドラインや過去のトラブルをチェックしておかない?
無ければ、その権利を持ってると思われる会社(出版社やゲーム会社)や更に上の親会社から出されていないか確認する。
そして明確にNGが出ている、もしくはそう感じたジャンルでの活動はしない。
好きになったからこそそのジャンルの妄想を形にしてみたい訳で、肝心のそちらが明確に拒否しているのに活動するのは何か違うと思うからだ。
だけど、騒いでいる人達の多くはどうもそういう感じじゃない。
関連会社から既に出てたガイドラインや過去トラブルについて、あっさりと「知らなかった」という反応をしてる人も結構いる様子。
公式がどういう意図で提示したかはさておき、最初からそんな態度でいながら「グレーにしておきたい」なんて平然と言っていていいものか……。
どれも原作・公式があってのものだし、そちらの著作権や利益を軽率に侵害していいものじゃないし、そちらが嫌がっているのに執拗に続けるものじゃない気がする。
「ジャンル愛があれば許される」、これはこっそり活動する側が言っていい言葉じゃない。
そんな個人の感想。
ガイドラインくらいは見ようよ、それに準ずる公式見解くらいは調べようよ……それさえ面倒なようなら、二次創作での同人活動なんてするものじゃないと思う。
元増田です。いやあ、さすがにはてなの人々はよくわかっていますね。正しい論点を突いたブコメがきちんとトップに来る。難しくなるからあえて触れなかったところですが、ちょっと舐めすぎていたようです。
b:id:rascalrascal:20180708 会社法を出したとたんに会計用語を使わない意味がなくなっているよね。正しい命題は「BSで内部留保が積みあがるほど利益がでるなら、PLの段階でもっと従業員に配るべき」で、その是非を検討すべきじゃないの?
この命題を理解するにはしっかりと会計を勉強する必要がありますが、ここでは会計の概念を使わないで解説してみましょう。最初に結論を書いておくと、
ってところです。
前の記事でも書いたとおり、会社がお客から受け取った売り上げから、仕入れ先に原料の代金を支払い、従業員に給料を支払い、営業に必要な諸経費を支払い、銀行には利息を支払い、政府には税金を支払った後の、株主の最後の取り分が新たな利益として未来の内部留保に回ります。ここで支払われる従業員への給料を上げろ、という主張は共産主義でもなんでもなく、極めて真っ当です。会社が生み出したお金が株主の財産になる前に、もっと従業員へ分配しろという話だからです。結果として株主の取り分が減ったり、あるいは株主が損をしたとしても、労働者の知ったことではありません。正当な給与を要求するのはもちろん、正当でなくてももらえるものはもらうべきです。「赤字上等。サビ残なんてとんでもない。」それが労働者としてのあるべき姿勢でしょう。もっとも、現実には会社が潰れたり、お客から受け取る売り上げが減ったりすれば従業員も損をするので、一定の妥協はつきものでしょうが。
「ここ数年の企業業績は好調なんだから労働者にも払えるはずだ。もっと分配しろ。」至極真っ当な主張です。共産党がこのような真っ当な主張をせずに、内部留保論のような悪質な印象操作に走るのは理解に苦しみますが、真っ当なことを言うと効果的なアジテーション(扇動)にならないからでしょう。彼らは彼らの支持者のことをよくわかっています。
ただし、残念なお知らせが一つあります。既存の内部留保も、これから生まれる内部留保も、株主の持ち物であることに変わりはありません。内部留保の源泉が株主の投資だからです。労働者への分配を高めた結果株主が儲からなくなれば、株主は日本に投資をしなくなってしまうでしょう。前回、労働者に配るお金を作るために工場を処分して、結果として従業員は職を失う、という滑稽な例をあげましたが、これはしばしば現実に起きています。労働者にお金を配った結果、建っていたかもしれない工場が建たなくなり、生まれていたかもしれない雇用が生まれなかった、という形で、ですが。
労働者に全く分配しないとなると労働者は疲弊し、ひいては国が疲弊します。一方で、前回も言ったとおり、内部留保は株主の持ち物であるという前提で経済は回っています。無秩序に配ることはできません。どのような会社にどの程度分配させるのが現在と未来の日本国民全体にとって最良なのか、政策立案者の視点で考えてみると簡単な選択ではありません。少なくとも、僕にはちょっとわかりません。
いざ転職活動始めたが、いっぺんどこかで整理&吐き出さないと頭がパンクしそうなので、とりあえず書きなぐる。
これはわざわざ書くことでもないかもしれない。
空前の人手不足と大きく謳い、これみよがしに求人系の広告がそこかしこに出ていて、「これなら私でも今より良い環境で働けるかも!?」とパッと見思える。
実際はそんなことなく、企業はできるだけ安く使える優秀な人材を探し、労働者はできるだけ高待遇の職場を探すというミスマッチが置きているだけである。
企業は極力正社員での採用を避ける。契約社員やそれですらない請負業務の多いことよ。
労働者は(私も)ブラック企業は絶対避けたいので、待遇の良さそうなところを探す。
すると何が起きるのか。
せっせと書類を書いて送り、いざ面接だと始まった途端、「最初に断っておきますが、◯◯◯◯(何かしらの理由付け。多いのは転職サイト掲載担当にこう書けって言われた)だったのであぁ書きましたが、実際は××××です。」と詐欺紛いのことを平気で言ってくる。
わりと心が折れる。
ほんこれ。
「なんか分かりにくいこと書いてあるけど、面接で聞けばいいかー」
罠である。
採用情報に記載されている文面で納得(理解)出来ない場合は、もはや応募しないべき。なぜなら企業はそこで釣ろうとしていない(魅力がない)から。
実際に質問して返ってくるのは、「ぇ、そんなことあるんだ」というようなものばかり。
向こうもそこを気にするやつは長続きしないだろうなと思うのだろう、まず落とされる。
いや、受かっても確かに困るけど。
たぶん転職市場で一番売れやすいのは、大卒後1~2年経って最初の会社でビジネスマナーを学びある程度揉まれた20代前半~中盤である。
学生気分が抜けつつ、まだ若いから会社に染めやすく、そして働き始めだから待遇にも大きな文句は言わない、そんな時期。
「じゃぁ皆その時期に転職すればいいのに」
たぶんその通りだが、当人にとってはそうでもない。
3秒ルールならぬ3年ルールに今さら縛られる人は多くないだろうが、「働き続ければ報われる」とは考えるだろう。私は考えた。
そして働き続けて見えてくるのは、上がらない賃金、削られて新しい席の作られない役職ポスト、右肩下がりの会社の業績。
将来の不安感。
ようやく本題。
何か人手不足らしいし、ステップアップのために転職をしよう。エージェントに登録したらめっちゃオススメくるし。こりゃ楽勝じゃねーか。
罠である。
実際に置きたことは冒頭でも触れたが、ここではもう少し掘り下げる。
一応登録者は客的な立場で親身に応対してくれるが、エージェントは「いかに時間をかけず高く企業に売れるか」を考えるので、それを利用するぐらいの意気込みじゃないとステップアップには繋がらない。そして職を吟味しすぎると、どんどん対応が雑になる。「この企業、急に赤字になってるんですけど何でですか?」→「知らん。」 おいおい。 「ドラえも~ん」的なノリで頼ろうとするのは間違い。
何か武器を持ってないと通じない。そのひとつが年齢なのだが、得てして気づいたときには手元にはない。
・真面目は武器じゃない
「真面目に粛々と働いていれば評価される」そんな風に思っていた時期が私にもありました。企業は意外と真面目さは評価しません。着々と積み重ねた経歴よりも、バカみたいな趣味の話とかしたほうが通過率が高いです。私の場合、バカみたいな趣味の話は全部ヤケの盛った話なので、役員面接でなんやかや化けの皮が剥がれて落ちました。
これがね、笑えない。新卒のときの「何か自分の考えが答えられればいい」とは訳が違う。ガチで聞いてくる。必死に考えた答えも「そういうことじゃないんだよね」「そんなのは今いる社員なら誰でも出来るんだよね」と一蹴される。確かに「勇者・魔法使い・僧侶」が居るパーティに2人目の魔法使いや僧侶は要らないだろう。募集要項に戦士募集と書いて欲しい。
ぶっちゃけ私は新卒のときから面接が苦手だった。質問を真正面に受け止めてそのまま返してしまうからである。大学の就職課やらでパターンを覚えてようやく対処できたレベルである。なんで転職活動しようと思ったのか。
なぜ冒頭に「◯◯が知りたいのですが、」と一言付け加えることができないのか。それが推理できることにどれだけの価値があるのか。
「その手の質問は中途採用で聞かれることはめったにない」と書いていたどっかの転職サイトを信じた私もアホウではあるが。
そんなことを続けて頭に浮かんできたのは、逆ヘッドハンティングという言葉。
「私はヘッドハンティングされてもおかしくないはずの人材なのに誰も声をかけてくれない。じゃぁ自分から行くしかない。」
間違っても私のような「真面目に働いて仕事を積み重ねたけど報われない、でも大した武器は持ってないありふれた従業員A」が、CMや広告に釣られてうへへと手を出すものじゃなかった気がする。
「何か私、会社で凄い頼られてるから優秀なんじゃ!?」他所の企業様には知ったことじゃねーって話であった。
馬鹿な犯罪をやらかして捕まる大手企業会社員のニュースとかを見ると「自分がいかに真っ当な人間か」と思うことも少なくないが、ぶっちゃけ真っ当であるかどうかなんて企業の求める人材像の中では箸にも棒にもかからないんだなと、痛感する。ま、そんなの犯さない前提だから、いざ事が起こっても運が悪かった程度の話なんだろうけど。
時間の猶予も大してないので数を応募しないといけないが、かといって1社1社しゃぶり尽くすように調べないと選考を通らない。
そんなことをしてると毎夜色んな会社に勤めている自分の姿を夢に見るが、結局暫くすると落選の連絡が来て無意味に終わる。
商品を扱う会社であればもちろんそれも調べるし、エンターテイメント系のものであればそれで楽しんで、それぞれ好感的な印象を自分の中で築いていき、打ち砕かれる。
別に嫌いになったとか呪ってやるとかそういうことはないが、ひとまず視野に入れたくなくなる。若者の消費渋りはこういうのが原因じゃないかとか思うくらいには。カゴメのやってた落選者への対応は別に神とかじゃなく、リアルに切実な問題なんじゃないかと、今は思う。
・・・まぁ「今は思う」って通り、新卒の時は何か落ちて当たり前の気がしてたし、今ほど追い詰められるように企業に向き合ってなかったから、大してショックじゃなかったんだけどね。
もはや転職活動を続ける気力は枯れつつあるが、会社の方も枯れつつあるので、間に合うかどうか知らんが転職が成功しうるだけのスキルを上げるしかない。
とりあえず脳内でうようよしてた気持ちがこうして文章になったので、時間を置いたら自分の恥ずかしいところが見えてくると思うし、どこかの誰かが親切に辛辣な指摘をしてくれることもちょっと期待している。
絵がとにかく描けない。
どのくらい描けないかというと、お絵描き教室で講師に沈黙されてしまうくらい。
おいおいそこはお世辞でも誉めてくれよ!
そんな周りの反応が辛すぎて辞めた。
でも漫画は描ける。
たまーーーーに褒められたりもするからどうにも諦められなくてずっと漫画描いてた。
でもオンリーワンで比較対象もなかったし、片手の数も売れなかったけど、それでも漫画家ごっこは楽しかった。
……楽しいつもりだった。
二年くらい経って「一回だけ参加します!」って絵が描ける人が参入した時に隣で長蛇の列が形成された。
隣の人は「出てよかった」ってずっと言ってた。
私ももちろん隣の本を買った。
感想を送ろうと思って「……いやでも隣の人、うちの本には見向きもしなかったよね」って気付いてわんわん泣いて、即売会に出るのはやめた。
それから何年か経って。
そのどうしようもない結末に一瞬でも幸せな時間を追加したくて、小説を書いた。
「あんまり読まれないだろうけど、自分が読み返せばそれでいいよね」
そんな気持ちでピクシブに載せたら、漫画よりずっといいねもブックマークもついた。
調子に乗って小説で薄い本を出してみたら、一回で印刷代もスペース代も交通費も回収できた。
小説は時々全然交流のない人がおすすめしてくれてたりするし、イベントで差し入れや感想をもらったりもする。
「マイナージャンルはオンリーイベントのほうが打率が高い」と聞き、
思い切って東京までの航空券を買って、オンリーイベントに出てみた。
あの東京ビッグサイトだ。“壁サークル”というものを初めて見た。行列ができていてすごい。
私は、比較的静かなエリアに座った。オンリーイベントとはいえ、作品自体の知名度や規模の差はある。
サークルをメモしているとおぼしき紙を見ながら、私のスペースにやってくる人がいた。
「新刊楽しみにしてました」って言ってくれる人がいた。
「全部ください」という祝福の呪文も何度か聞いた。
差し入れをくれて「これからも頑張ってください」と言ってもらえた。
交通費と宿代で、本の売上は簡単に吹き飛んでしまうわけだけど、
こんなにありがたい、嬉しい体験ができると思っていなかった。
友人が、夏や冬のイベントに出すものを作ることにお金をつぎ込んでいる。
何度言っても利益を出そうとしてくれない。
そのために1日1食以下で暮らしている時期もある。
どうしたら生きるための優先順位を改めてもらえるのか、考えるのがつらい。
個人的には、病気をしようが怪我をしようが最悪死のうが、それぞれの人生を好きに生きるべきだと思っていて、
その理屈ではこれは正当な権利を行使しているだけとわかるのだけど。
状況を知ってて見過ごすことを強いられるのはすごく苦痛です。
見かねて物資や労力を送っても、「ありがとう!うれしいよ!」と刹那的に消費されるだけなのです。
自立をしていたけれど、体を壊して療養してからは社会復帰が難しくなり。
長いこと行政の福祉支援を受けていて、医療費はかからない立場の人です。
もしかすると保険金のために自作自演の怪我をしたりしている可能性もあって。
社会性があって人とのつながりは良好なので、運悪く死ぬときがくるまでこの活動を続けて、
いいやつだったな、惜しいやつを亡くしたなって言われるつもりでいるのでしょう。
一友人として、見捨てることができないけれど、
日本映画専門チャンネルで俺物語を見てる、EDのNO.1が聞きたいのもある
割とこういうのは苦手だけど今のところ見れてる
ヤマトさんはウチっ子なんだね
驚いた。
振込手数料が引かれてた。
上層部と約束してた分割払いの住居の初期費用が2ヶ月分まとめて引かれてた
けどなんの返信もない。
まとめて引くのは別に構わん
ただ事前予告してくれ、
失敗したと思った。なんだここ
甘かった
考えが甘いのは今に始まったことじゃない
3年たったらやめようと今は思ってる。
なんなんだろ。この会社
「あの人は2週間で独立した」「女性に負けてどうする」「ここまで長い研修期間は異例」
そんなこと言われてもどうすりゃいいんだよ
そんなこと言うなら「同業種経験者のみ採用」って転職サイトに赤字で書いとけ
どうしたらいいんだろ。
今週は仮病で3日サボった
朝は早いし帰りも遅い
病気なのかな
どうしたらいいんだ
苦痛がないなら今死んだとしてもなんの後悔もない
臓器を売った金を捨てた母に送ってやってくれ
売れるような臓器ももはやないだろうが
母に会いたい、妹に会いたい、犬に会いたい
でももう帰れない、一生戻れない
怖くて戻れない
もういやだ
また予告なく給料から持っていくんだろ、あと11万のこってるし
足りなかったら相談してねって言われるけど相談したくもないわね
なんなんだろこの会社は
ずっとテレビ見てたい
いやだいやだ
今の医療費は大抵包括だから過剰医療なんてやるほど病院側が損するし、
延命治療なんて病院側はやりたくないんだよ。家族が望んでるのにやらなきゃ殺人罪になるからやってるだけで。
いや、多くの赤字社員を一部の有能な黒字社員が支えてるって構造が基本だよ
だから当然多くの赤字社員の給料なんて増やす余地がないから経済が悪くなれば中流から引きずり落ちる
うちの会社って、圧倒的多数の凡人を一部のスーパーマンで養ってる会社なんですわ。
でね、労働の議論をしてる人達はあんまり知らないかもしれないんですけど、そういう会社には労働組合ってのがあって、36協定とか、それよりも厳しい労働協約とかってのがあるんですよー。
これがあってみんなお手手繋いで「あんまり働いちゃダメだよー」ってなってんすよ。
で、最近ってただ物を作って売っていたら食える世の中じゃなくなってるんですよ。
たらたら働いてる凡人じゃ会社潰れちゃうんですわ。だからスーパーマンがいろいろ仕組み考えて、なんとか儲かるようにしてくれてるわけですわ。
ただ、凡人の皆さんはスーパーマンはただで助けてくれるもんだと思ってるみたいで、スーパーマンが自分たちよりも多くお手当をもらうことを良しとしないんですよ。同じ雇われ方してるんだからスーパーマンでも同じ給料じゃないとおかしいでしょ?って。
だからスーパーマンの雇用の枠組みをちょっと変えて、スーパーマンをめっちゃ働かせようとしたら、凡人さんから非難轟々なんすよね。「俺らを安い給料で無限に働かせようとしてるな!」って。
いやね、誰もあんたらに働いてほしくないわけよ。残業すらしてほしくない。だって赤字になるもん。
ただでさえ、凡人さんの働きざまをカバーするために契約さんっていう真面目な働き蟻さん雇ってるんですよ。たまんないよね。雇ってる側からしたら優秀な契約さんに凡人さんの給料取り上げて渡してあげたいくらいだよ。
あ、凡人さんに純増で契約さんの待遇アップするのは勘弁。お金ないもん。
ほんとは半分くらい凡人さん解雇して契約さんの給料上げたいんだけどね。
だから同一労働同一賃金とかいうアホの寝言はマジ勘弁。やるんなら解雇規制緩和してからにしてよね。ほんと。
世の中人が足りないーって言うけどさ、実際は「使える人」が足りないんであって、会社の中にはマジ勘弁ってくらいのフリーライダーがいんのよ。
常に職探し。〇レックイ〇をチェックしない日はない。
公募に応募。任期なしの仕事があってもぴったりという条件のものはなかなか出ない。出るのはおそらく数年に一度。タイミングがうまく合わないと移動したばかりだったりしてそれすら逃してしまう。
5年ぐらいの任期付きのはまだ採用されやすい。でも毎回、応募の書類揃えるのも大変。激務の主人の代わりに書類チェック、書類を郵便局に出しに行く。
次の仕事が決まるまでは迫って来る任期を意識しない日はない。任期満了に怯える日々。
新しい仕事が決まっても引っ越し代は満額出ない。ぼろぼろのお化け屋敷のような官舎は数年待ちの状態で空きがないことも多く、賃貸住宅を借りることになる。
しかし敷金とか礼金は自腹。家賃補助も夫のお小遣い程度の額。引っ越し代も最低額しか出ないので春に引っ越したら大赤字。転勤先で知り合った企業様の転勤族との待遇の違いに驚愕する毎日。
引っ越し代も家賃補助も満額で近い金額が出るなんて夢のよう。一方のこちらは転勤に伴う定期的な引っ越し代の出費に怯える日々。
子どもが小さかった頃はもちろんワンオペ育児。そして子どもがある程度育った今は転勤先のよく知らない土地のよく知らないコミュニティに積極的に入っていかなければならない。
子どもが疎外感を感じないようにいじめられないように、学校や地域の活動には積極的に参加するようにしている。
でも本音はもうフルタイムで自分の仕事を持って働きたい。だって引っ越し代がかかるから。自分の年齢が再就職が難しい年齢に差し掛かっているから。
でも近くに頼れる人は誰もいないし、子どもが小学生になってようやく働けるようになった今も休みやすくて辞めやすいパートの仕事をするのがやっと。
そろそろ落ち着きたい。家を買わないとこのままやどかりみたいな生活で定年を迎えて困ることになりそう。でも計算してみたら、夫単身赴任で世帯分離できるだけの収入があるかどうかあやしい。少なくとも自分がフルタイムで働かないと世帯分離できなさそう。
国公立の大学で任期付きの研究職を転々としてる教員の家族はこんな感じです。食べられているだけましなのかな、というレベルで、この先任期なしの仕事にありつけるまでこのままだと思われる。
タイトル通り。
サッカーに夢中でまったくニュースに気づかず、さっき知ったばかりで混乱している。
2chのほっこり書き込みの選別が好きだった。まとめサイトの一種であるにもかかわらず、淡々とした掲載方式に読みやすさと好感を覚えていた。
ちょっとそれは、ダメでは?って角度もあったけどまっすぐに持論を展開する姿勢が好きだった。
年に1回あるかないかの、猫先生写真の差し込みも楽しみにしていた。
著作も買って読んだ。
そしてセミナーにも参加した。
長年ブログを楽しませていただいているお礼に、ささやかなお土産を渡したら
それがほんの一ヶ月前のことだ。
信じられない。どういうことなんだよ。
ここ数年他界した祖母や親戚は、病気や老衰で一年以上前から覚悟できていたから受け止められる死だった。
ここのところLineではお疲れの様子が伺えたけど、元気だったんだよ。
今日はマイケルジャクソンの命日で朝からちょっと憂鬱な気分でもあったのだ。
そこに畳み掛けるような出来事で、友達でもないのに、一緒に仕事したことすらないのに、
氏の命が奪われたことが悲しくて仕方ない。
帰ってきてよお願いだ…
一同人屋として本当に本当に、勘弁して欲しい。
正直漫画村よりきつい
漫画村で売り上げが落ちる漫画家も多かったろうが、それでも商業は絶対的部数の桁が違う
200とか300とかしか刷ってない本までバンバンアップされてしまったら、ただでさえ少ない顧客がますます激減する
本気で本が出せなくなる
400刷ってたところが100しか刷れなくなる
100のところは20になる
儲けたいわけじゃない。ただ、あまりに赤字になると、今までのペースでもう本が出せない。
そして何より、公式に目こぼしされているのに、こんな場所でバンバン無料で見られる状態にされたら、隠れてる意味がない
見つけたら片っ端から通報して、一応消しては貰えるけどキリがない
こっちの弱いところ分かってて、そこにつけ込んでいるのが本当に憎たらしい
同人界は商業出版社みたいに国を動かしてフィルタリングすることなんて出来ないし、物が物だけに訴えることも出来ない
増田は生物学的性・性自認・性的指向すべて女性で、社会人になってからずっとエンジニアをしています。
最近、皆さんもご認識の通り、あるイベントでの発表が物議を醸しています。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/logmi.jp/294756
この発表や付随する世の反応(主にTwitter)を拝見してからずっと、心臓がざわつくような感覚を覚えています。
自身の気持ちを整理するため、今まで自分が”女性エンジニア"として生きてきて遭遇した様々な不自由さと、本件に対して思うことを文章にしてみたいと思います。
ただでさえ特定されやすい属性ですから、多少のフェイクが混ざるかもしれません。
初めて、かつ最大の不自由さを感じた出来事は、ある会社で起きたことでした。
言葉にしてしまうと、とてもシンプルでよくあることかもしれません。
どのようなことがあったのかは、思い出したくもないことなので割愛します。
具体性を欠く話になってしまいますが、複数の第三者の告発を経て収束した出来事でしたので、
行きすぎたフェミニストの過剰反応ではない旨、信用していただければと思います。
色々な心情からしてしまったことではありますが、今となっては全く無駄な時間を浪費してしまったと反省しています。
もし子供がいたら、きっとこのまま泣き寝入りしてしまっていたと思います。
結局、様子のおかしいことに気がついてくれた職場の同僚や先輩が、各所に通報してくださり、
Aは社内で秘密裏に制裁を受け、私には謝罪といくらかの示談金が与えられました。
Aとは直接話をしていないのですが、真摯に謝罪をしてくれたと信じています。
ただ、それまでの過程でAの上司から受けた言葉で、もうこの会社にはいられないと思い、転職する結果となってしまいました。
Aは社内でもそれなりの地位にいたため、その上司となると執行役員クラスになります。
上司からは対面で「自分の監督不行き届きだ、申し訳ないことをした」という旨の謝罪を受けましたが、その中の小さな一言に本音が見えてしまいました。
「ただ”この程度のことで”Aを懲戒解雇にはできない」
この一言で、もうこの会社から貰う給料で生きていたくないと思うようになり、できる限りの早さで転職先を探し、退職届を出しました。
仕事自体に不満はなかったため、必要ではあるが不本意な転職となってしまいました。
すぐ転職できる状況だったなら、示談金も受け取って得したじゃないかと思われる方もいるかもしれません。
しかし、この件でしばらくは心療内科のお世話になることになりましたし、最寄駅もAに知られていたため転居の費用もかかりました。
今でこそ心療内科のお世話にはなっていませんが、当時は自力で睡眠を摂ることもできなかったし、
Aに似た背格好の男性を見ると動悸がして動けなくなったりしました。
何より、一度損なってしまったものは回復しても元どおりにはならないのです。
この出来事を境に、自分は心身ともにすっかり変わってしまったと感じています。
本件を通して、一人のエンジニアとして受けた損害は不本意な転職だけではありませんでした。
当時、はてなブログで簡単な技術メモのようなことをしていました。
退職後のことですが、そのブログに「楽しそうだね」とコメントがつきました。
きっと私の考えすぎだと思います。そうでない可能性も十分にあると思います。
それでも、「俺はあんな目にあったのにお前は会社を辞めて楽しそうにやっているな」という、
Aからの恨みのコメントなのではないかという不安にとらわれてしまい、ブログはすぐに閉鎖しました。
それ以来、パブリックな場へのアウトプットは一切できていません。
しかしいまや、公的な場へのアウトプットを求められることは、エンジニアにとって当然の時代となりました。
GithubやQiitaなど、エンジニアとしての名刺代わりになるようなアカウントをプライベートに閉じることは、
エンジニアとして生きる上で大変もったいないことだという自覚はあります。
これももう昔のことですから、今更何かあるなどとは思っていません。
それなのに、なぜだか、アウトプットへの気概のようなものを根こそぎ失ってしまい、それを回復できずにいます。
技術サーベイにパスしたり、リファラル採用を活用することで、今現在もなんとか転職活動はできているという状況です。
これ以降も、女性であるがゆえの不自由さには度々遭遇しました。
エンジニアとして採用されたにも関わらず、顧客の受けが良いからという理由で、業務時間の大半を営業同行にあてられてしまった会社もありました。
再三の改善要求にも応じる気配がなかったため、その会社は短期間で退職してしまいました。
会社を見る目がなかったと言われてしまうと、それまでのことですが…
勉強会に参加すると、結構な確率で司会者のアイスブレイクのネタに使われてしまいます。
ひどい時は、受付の時点で「会場を間違えていませんか」と言われてしまうことあります。
「今日は女性の参加者もいらっしゃいますね、嬉しいですね。どちらからいらしたんですか」など、大半が悪意のないもので、非難する意図はありません。
ただ、自分自身でコントロールできない属性を理由に人々の注目を浴びることは、なかなかに消耗してしまうということも、ご理解いただきたいと思います。
多くの人が問題意識を感じている一方で、何が問題なのかわからない・気にしすぎだと表明している人も少なくありません。
こちらのブログで丁寧な所見が述べられていますが、それでもなお、納得のいかない人がいらっしゃるようです。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/piro.sakura.ne.jp/latest/blosxom/topics/2018-06-22_women.htm
問題の記事の「女性エンジニアが少ない問題」を「我々の職場に女性が少ない問題」、「女性エンジニア」を「女性」に置き換えてみてください。
記事としてなんら問題なく、意味も意図も通ってしまうと思います。
「エンジニア」という専門職の女性として論じておきながら、その実、期待する役割は「声や女性らしい立ち居振る舞い」といったジェンダーロールの顕現でしかないのです。
おそらく、「女性エンジニアが少ない」ではなく単に「職場に女性が少ない」問題であれば、ここまで炎上することはなかったのではないかと思います。
(もちろん「女性」でも駄目ですが)
ここまで腑に落ちていただければ、
などといった反論が、全くのお門違いであるとご理解いただけるのではないでしょうか。
私たちは女性という属性をたまたま持っていただけのエンジニアなんです。
エンジニア扱いをしてほしいのです。
それをする気がないのであれば、もしくは性差について論じなければならない状況でないのなら、
わざわざ「女性エンジニア」などとカテゴライズして槍玉にあげないでほしいのです。
こんなことを主張しなければならない状況に、もうずっと私たちは消耗して疲れ果てています。
それでも、もし、次の生をエンジニアとして受けて、性別を自由に選べるとしたら、私は迷わず男性を選びます。
不本意な転職を重ねたといえども、見え始めた自分のキャリアに一定の満足もしています。