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はてなキーワード: 新興国とは

2013-08-12

雇用論争とブラック企業論争が終わらないが、一言で言うと(資本に対しての)人間のもの価値世界的に下がっているので、何をやっても無駄エネルギー価格も上昇を続けている。少子化もその結果に過ぎない。資源の初次から拡大していくエネルギーフロンティアを求めるならもう南極火星でも目指すしかないし、そうでない場合成功するのはIT代表されるような他人の職を奪う事業しかない(私もそれに従事するだろう)。

http://www.chrismaser.com/commodity.htm

("Human Commodity" でググると他にもいろいろエッセイが出てくる)

年俸300万の代わりに労基法完全遵守の職場を作れ」とかいTogetter が流れてきたけど、「格差社会」のはずの米国でもそのへんのバリュ雇用が減っている。

http://www.zerohedge.com/news/2013-07-09/meet-americas-second-largest-employer-temp-agency

残業雇用福祉一切無しのプレミアム雇用なんて非人道的だ、と言うなら他人のことをとやかく言うよりそう言う本人がまだバリュ雇用が残っている新興国へ赴くしかないだろう。

2013-08-08

年収400万30歳既婚子持ちの俺が家計簿大公開するでー

<一番下に追記しました 2013/8/9 2:00頃>


下痢腹さん増田さんでちょうど「年収400万」がゾッとするだのしないだのと取りざたされてたので、ジャスト400万円の俺が家計簿を叩きつけてやるよ。

アバウトな家計簿ベースなんで細かいツッコミはなしでヨロアイコ

項目立てもオレ流です。

スペック

年収400万・30歳リーマン・既婚

妻(30歳・専業主婦)、子2人(3歳、1歳)

東京ベッドタウン通勤は片道1.5H)

賃貸マンション2LDK・築35年・駅徒歩3分

クルマなし

子供医療費無料自治体(15歳まで)

収入天引き手取り

収入      400万(ボーナス込)

厚生年金     34万

健康保険     20万

雇用保険      3万

所得税住民税  15万

────────────────────

手取り     328万

児童手当     30万

           ↓

使えるお金   358万(約30万)

<毎月の出費>

家賃        8万(管理費込)

食費      2.5万

外食費       1万

水道光熱費     2万

通信費     1.5万

被服理容費     1万 服と美容院

医療費     0.5万

生命保険    0.5万

耐久消費財     1万 家具家電など

雑費        1万

パパこづかい    2万 昼は愛妻弁当

ママこづかい  0.5万

交際費     0.5万

レジャー積立    2万 年間イベント帰省旅行用の積立

幼稚園       1万

────────────────────

支出計      25万

<貯蓄>

普通預金      2万

投資信託      3万

メモ

  • 専業主婦なので食費抑え目、というかかなり無理してもらってる。
  • ただし乳幼児2人なので息抜き外食多め。
  • 生命保険ははやりのネット生保で。俺が死んだら3000万円ゲットだぜ。→訂正2000万。。。orz
  • クルマ所持したら死ぬ即死ぬ。
  • ちなみに俺の業界業種ぶっちゃけオワタ\(^o^)/
  • そろそろ転職考えないと減収不可避。
  • 子供が就学したら嫁パートで100万くらい稼いでくれると助かりンコ。国公立とはいえ色々ものいりだから
  • 貯蓄月5万のままだと年60万。それでも一人目の大学入学まで15年で900万(これまでの貯蓄足して1300万)、二人目が大学出る22年後までに1320万(同1720万)で、なんとかなると思ってる俺は甘いのかどうなのかよくわかってない。あと投信の利回りにも多少期待してる(年1%〜3%)。
  • 子供を無事社会に送り出しても老後生活費がヤバいだろうということにあまり気がついてない。年金ガンガレ!超ガンガレ!!
  • 「1億円は貯められる。月5万円の積立で」に動揺するという弱い心の持ち主。どうなんすか、隊長


<追記 2013/8/9 2:00頃>

ブクマ増田へのレスありがとう。正直びっくりしてる。平々凡々なところがかえって参考になったのかな。ダメリーマンが久々に味わう達成感。見積もり作成を後回しにしてブクマコメントで多かった内容に答えてみるよ。

今の俺には仕事よりもこっちの方が大事だぜ!(←ダメリーマン

2013-07-08

http://anond.hatelabo.jp/20130708100322

正直、同世代なら自分より彼らのが給料高いと思うが、辞めたら転職先がないというプレッシャーを感じながら、社畜として生きるより、自分会社プロジェクトを動かしているという自負、腕一つで身を立てていると自負を持ちつつ、仕事をできる方が、よほど楽しい

これはどうかな。大手でも同じ様に大きなプロジェクト動かしてる場合もあるし、経験も詰める場合もあるし。

大手社員零細企業社員より経験が無い、ってのは言いすぎじゃん?

増田はすごい良い会社に入れて良い経験が出来たのかもしれないけど。

自分会社必要とされていると思うからこそ、気に食わなかったら、社長だって対等に喧嘩できる、そういうノーストレスな働き方は、大手ではできないよ。

これも。まあ、大手社長と直接喧嘩できることは無いだろが、

逆に零細企業社長ワンマンだったらそれこそもうなんともならないし、ストレスどころの話ではないと思う。

確率としては大手の方が余程自分の話を通じさせる相手がいると思う。

大手理系であっても、技術力よりもコミュニケーション力が生き残る上で必須条件だからコミュニケーションに自信がないなら、はじめから進路として考えない方が良いと思う。

これは大手でも零細でも一緒でしょ。どの程度のコミュニケーション力の事を言ってるかは分からないけど。

零細でそれこそ、自分の腕だけで会社出てでも、ッて言うなら、そっちのがよっぽどコミュニケーション能力必要だと思う。

まだ、大手に入っちゃった方がらく。

それに、会社の規模と個人の成長スピード反比例するイメージ零細企業では、大手10年分くらいの経験を積んだと思っている。今時、大手給料が高いのは、野球選手給料が高いのと同じで、「いつリストラされて路頭に迷うか分からいから、その代わりに給料が高い」ようなもの零細企業給料が低いのは、未来自分への投資だと思えば全然割に合うんじゃないかな。

これもよりけりで。大手給料野球選手給料は全く的はずれかと。

零細の方が大手よりリストラされて露頭に迷う確率は高いわけで。

大手の方が零細出よりも経験があって結果的に次に雇われやすいのも事実であって。

勿論、益田みたいに全部自分でやってすごい経験を積むっていうのは大手では出来ないかもしれないけど、

そんな事を出来る人間で零細に進む人は殆どいないわけで、居ても環境が許してくれることはほんとに稀だと思うし。

コミュニケーションに自信がなく、技術力だけを頼りに生きていこうと思うなら、ガチで、新興国エンジニアを競い合うことになるわけだから、それこそ、ユニクロもびっくりするくらい働け、そして勉強して、自分を磨け。それが嫌なら、コンビニバイトでもしながら、ネット社会愚痴でも書いてろ。

まあこれは同意かな。この状態でユニクロもびっくりするくらい働いても結局同じだと思うけどね。

だって同じことを安くやってくれる人が居るんだから、ただがむしゃらにやっても意味ないわけだ。

余計ひどい状態になってくだけだろうね、、、

http://anond.hatelabo.jp/20130707200428

旧帝理系院卒だが、いろいろあって非正規雇用仕事を経て、零細企業正社員で拾ってもらい、すぐに会社全体の技術周りを切り盛りするようになる。その後、その経験が買われ、業界ではトップレベル技術力を持つことで知られる自由な雰囲気の中堅企業転職して現在に至る。あまりぱっとしないかもしれないけど、自分としては自分の経歴には最大限満足している。

もともと大手就職とか考えてなかったけど、今考えても大手とか絶対に行きたいと思わない。正直、同世代なら自分より彼らのが給料高いと思うが、辞めたら転職先がないというプレッシャーを感じながら、社畜として生きるより、自分会社プロジェクトを動かしているという自負、腕一つで身を立てていると自負を持ちつつ、仕事をできる方が、よほど楽しい自分会社必要とされていると思うからこそ、気に食わなかったら、社長だって対等に喧嘩できる、そういうノーストレスな働き方は、大手ではできないよ。

大手理系であっても、技術力よりもコミュニケーション力が生き残る上で必須条件だからコミュニケーションに自信がないなら、はじめから進路として考えない方が良いと思う。

それに、会社の規模と個人の成長スピード反比例するイメージ零細企業では、大手10年分くらいの経験を積んだと思っている。今時、大手給料が高いのは、野球選手給料が高いのと同じで、「いつリストラされて路頭に迷うか分からいから、その代わりに給料が高い」ようなもの零細企業給料が低いのは、未来自分への投資だと思えば全然割に合うんじゃないかな。

コミュニケーションに自信がなく、技術力だけを頼りに生きていこうと思うなら、ガチで、新興国エンジニアを競い合うことになるわけだから、それこそ、ユニクロもびっくりするくらい働け、そして勉強して、自分を磨け。それが嫌なら、コンビニバイトでもしながら、ネット社会愚痴でも書いてろ。

2013-06-17

マイノリティが国を動かしてる

ネットニュース関連の仕事を6〜7年やってる。

で、仕事の一環として、毎日毎日、数多くの新聞社やその他の媒体の記事を読んでいるわけだけど、気づいたことがある。それは、この日本という国(日本に限らないかもしれないけど)を動かしているのは、全てマイノリティの人たちだってこと。凶悪事件を起こして世間を騒がせたりする連中はマイノリティ政治を動かしてるのは、「政治」というとても特殊な仕事をしたがる人々だからマイノリティ財界会社社長さんなんかは、それこそ仕事が大好きで仕事キ○ガイの人だけがなれるわけだからマイノリティスポーツ選手は、ものすげー努力と才能と運にも恵まれた人だけがなれるわけだからマイノリティ芸能人も同じことが言えるからマイノリティ。そもそもマスコミ自体も、その仕事につきたがる特殊な人たちがやっているわけだからマイノリティ

というわけで、少なくとも新聞社的な見方として、この世を動かしこ世界ニュースを作っている人たちはみんなマイノリティ。「マジョリティ」はどこにも出る幕がない。選挙とき投票するくらいだけど、選挙制度もいろんな問題を抱えてるし、第一、投票率が4割って時点で投票している人たちもマイノリティ

じゃあ、そのマイノリティマジョリティあいだの境目の人たちはいないのか、その境目の人たちをもっと取り上げるべきじゃないのか、って話になってくると思うんだけど、残念ながらマスコミはそういう方向には行けないらしい。そりゃ少し成功した人より大成功した人の方がニュースバリューがあるし、普通の人たちの普通のおしゃべりにニュースバリューはない。まあそんなの今更、って話だし、マスコミ報道は話半分に聞いた方がいいよ、ってだけだけど。

ただ怖いのは、そのマイノリティの人たちが、どれだけマジョリティのことを考えてるかな、わかってるかな、っていう点。ユニクロ社長年収150万円時代とか言ってるけど、普通に考えてそんな年収で生きていたい人、そんなにいないだろ。安倍さんが「美しい国」とか言ってるのも個人的には気持ち悪い。たとえば美しい絵っていうのは醜い部分がない絵のことで、それと同じとらえ方をすると、「美しい国」ってのは、努力できない人、人生うまく行かなかった人、平々凡々な人間、を切り捨てて顧みない国かもしれない。俺は100万人のエリートしか生きられない国より、馬鹿クズもできない人も含めて1億人が生きられる、生存できる、そういう国の方がいい国だと思うのだが(というかそれが真の意味での「人権」の観点からして当たり前だと思うのだが)。そういえば生活保護規制を強める法案も通っちゃったしね。

なんかグローバル化ってんで、日本少子高齢化だし、なし崩し的に新興国からどんどん日本人より意欲がある(=安く働ける)人たちや日本人より能力のある人たちが入ってきて、日本人立場がどんどん辛くなっていて、自殺者が年間30万人とかいうことになるかもなー、みたいなディストピアを思い描いてしまうことがある。日本の中で日本人マイノリティになってしまう、みたいな。新大久保が本物の韓国人街になってしまって逆に日本人に向けてヘイトスピーチされるとか。

論点が散逸しているけど、まとめずに寝ます

2013-06-09

センター試験廃止は世界経済ルールが変わったか

今までの大学教育改革と今回の大学教育改革では本質が違う。

本質大学を取り巻くゲームルールがかわったということだ。

もっと正確に言うと経済ルールが変わるからそれに合わせないといけなくなったという事なのだ


昔のルールは;お金を稼ぐのは日本国内で日本語を話していればいいよって言うルール

これからルールは:国内お金だんだん少なくなるからお金を稼ぐのなら英語を使って海外で稼いでねーっていうルール


ルールが変わったかゲームプレーヤー(この場合国民とか産業とか小さな意味では先生とか学生)はこれに適応しなければ生存できなくなるかもっていうこと。

それを分かっていないと、小手先の議論になってしまって、入学試験制度大学が自由に作れるはずとか、高校生の基礎学力が落ちているとか、今の大学制度に問題はないのに

なせかえるんだとか、入試制度を変えれば問題が解決する訳ではないとか (おもにここに書いてある事だが(笑)http://blogos.com/article/63882/?axis=&p=1

みたいなイシュー無視した話をする人が出てくるんだと思う。


今までのルール

1)戦後復興日本経済発展

2)経済発展に伴って人口爆増

3)内需経済万歳


と言う形。日本は確かに輸出で儲けたがそれでも経済内需型。2010年の対GDP比で輸出依存度は11.4%で先進国ではアメリカに次いで低い。

ちなみに韓国は43%、ドイツ33%、中国でも24%。2010年でもその程度なのでそれ以前はもっと低い。一桁だったときもある。

そのような経済状況で必要教育内需経済のために必要教育でいい。

から国内大学同士を競わせ、優劣を付け、教育レベルをあげるというのでよかった。英語教育もいらない。英語は優劣を付けるための手段であり、

英語を話せる人材を育成する必要がなかったのだ。


では、これから20年後どうなるのか?


1)日本人口減少

2)内需の縮小

3)経済グローバル化、知識のグローバル化による日本産業競争力の低下


が見込まれる。っていうかもう始まってる。

日本経済を成長させ続けるためには本格的に外需で食べる事が出来るような体力をつけないと、

本当に日本はだめになってしまう可能性があるのだ。


そうなると日本国策として国内大学同士を競わせて内需向けの労働者大学で育成しても

貴重な外貨を稼ぐ事が出来ない。

また、人口が少なくなる中、海外からの優秀な頭脳を取り入れなければ競争力を持続できないが、

日本語が壁になって流入する研究者が少なくなる。

インターネットをつかったコンピューターネットワークが出来てしまった事によって英語の優位性は

もう既に決まってしまった。今後300年くらいっていうか未来永劫英語世界言語になってしまった。

それ以外の言葉はあまりにもお金を稼ぐのに不利になってしまったんだ。


お金を稼ぐルールが変わってしまった以上、プレイヤールールに従ってお金を稼ぐしかない。

で、いままでのルールでは日本国内だけで競っていれば良かったものが、国外経済と競わなければならなくなった。

内需ならばいくらでも保護貿易できたんだけど、外に行くとなると保護できない。それどころか排除される側。

しかも輸出したい国は中国韓国はじめとする新興国から欧米先進国まですべての分野で競争相手がいるのだ。

また競争するためには時には相手とくむ事だってある。そのときの相手も日本語話してくれない。

まり英語使って交渉できなければ売る事も研究も、つまるところ仕事ができないのだよ。


今回の入試改革によって入学試験学力の面では圧倒的に緩和されるだろう。

そして大学に入るのには、勉強するに足りる基礎学力特に理数系)、仕事に使う英語、交渉の際に必要論理性の3つにおいて

ある程度のレベルを達していればよいとなるはずだ。

またそのためには勉強スコアだけではなくて面接特に英語論理性)が試されるようになるに違いない。

入学試験学力学生を選抜する試験ではなく、学生の適正、能力、伸びしろをみるための試験となる。

一部の一芸に非常に優れた学生(たとえば数学オリンピックに出るような才能)はその枠で、

それ以外の学生に対しても可能性という枠で席を与えていかねばならないのだ。

ある意味アメリカ大学入試システムに近いものになるだろう。


そしてここが一番大学関係者に心して欲しい。

勉強のできる学生が選抜されて入ってくる従来の制度では大学入試大事であとは学生勝手勉強してくれた。

これからは可能性のある学生が入ってくるのであとは「大学が育てる」という形になるはずだ。

故に大学は本当に勉強も教えなければいけなくなるだろう。また勉強だけではなくてコミュニケーション論理性を育てる場所である必要がある。

これまで大学国内学生の選抜システムという形で機能していたが、これからは本当の意味での「学びの場」にならねばならぬのだ。


これはある意味多くの大学に取っては大きなチャンスだ。

ルールが変わったのだから今までの国内ランキングなど関係なく東大を抜かす事だって出来るのだ。

この変革によって大学レベルはより平準化され、専門化される。そしてその事が日本大学のへきんレベル底上げするだろうし、一部の学校

世界レベルでのエリート校になりうるのだと思う。


最初に話したようにセンター試験ルールがかわったからだ。

変わったルールにいち早く適応したものが勝者になる。文句いってるやつは間違いなく遅れていく。絶対だ。

2013-05-10

http://anond.hatelabo.jp/20130510101853

新興国」と「大国」を取り違えてるなと思っただけぜよ。

2013-04-27

4月27日 日本経済新聞 朝刊 1面

物価2% 「15年度の早期」

日銀総裁 緩和効果テコに

日銀黒田東彦総裁は26日の金融政策決定会合後の記者会見で、消費者物価の上昇率が「2015年の早いうちか前半に2%程度に達する」との見通しを示した。同日公表した最新の物価経済見通しでは、積極的な金融緩和などをテコにした日本経済の回復で、目標とする2%に2年程度で達する道筋を示した。ただ、実質経済成長率や物価見通しは民間予測よりかなり高めになっており、実現のハードルは高い。

展望リポート 民間予測と隔たり

最新の物価経済見通しを盛り込んだ「展望リポート」によると、今年度の物価上昇率(生鮮食品消費税率引き上げの影響を除く)見通しは0・7%、14年度は1・4%とし、1月時点の見通しと比べ0・3~0・5㌽上方修正した。今回初公表した15年度は1・9%とした。

日銀物価見通しは9人いる決定会合メンバーのうち、最大限と最小限を覗いた7人の見通しの中央値で示す。15年度の1・9%との見通しについて日銀幹部は「2%程度の物価目標に届くとの認識だ」と語った。

2%への道筋を描いたリポートでは、日本経済が0%台半ばの潜在成長率を大幅に上回る成長を続けるとのシナリオを示した。黒田総裁は「需給ギャッププラスになる」と語り、デフレ圧力朱印である需要不足から日本経済が早期に抜け出すとの見通しを強調。金融緩和効果で、市場インフレ期待も高まり2%の物価目標の達成につながると説明した。

ただ、日銀見立て通りに経済が推移するかは不透明さが強い。

海外経済の成長率が次第に高まっていく」。展望リポートは、日本経済の実質成長率は12年度の1%程度から13年度に2・9%まで急加速するとの見通しを盛り込んだが、中国など世界経済を牽引してきた新興国は成長鈍化が目立っており、国際通貨基金世界経済の成長率見通しを下方修正したばかり。

14年度の物価見通しの民間平均は、消費税率上げによる押し上げ効果を除くと0・5%程度。日銀見通しの1・4%を大きく下回る。SMBC日興証券宮前耕谷氏は「2年後に物価2%を達成するには2年連続で4%近い成長が必要。非現実的だ」と指摘する。

こうした市場空気を反映して、15年度の物価見通しは9人の委員の予測が0・8%~2・3%までばらつき、少なくとも2人が1%にすら届かないとの見通しを示した。「(15年度までの見通し期間の後半にかけて、2%に達する可能性が高い」との展望リポート表現にも、佐藤健裕、木内登英の両審議委員が反対した。

足元の物価上昇率マイナス0・5%。政府消費税率を14年4月に現行の5%から8%に、15年10月に10%に上げる。この影響を盛り込んだ物価上昇率について日銀は14年度は3・4%、15年度は2・6%と見込んだ。マイナス圏の物価が3%前後まで上昇することで日本経済にどの程度負荷がかかるか展望リポートは明確には示していない。

日銀は決定会合で、新たな金融緩和策の枠組みを維持することも決めた。

2013-04-23

グローバル化の中どうすれば給与が上がるか考えたい。

まず、何が問題かと言うと労働市場の中で

日本人パイ海外労働力に食われているという事だ。

 

例えば、インターネットが発達するまで日本プログラマ

同じ、日本国内のプログラマ競争すれば良かった。

しかし、IT革命によってインターネットが普及しだすと

オフシェアが可能になり、その結果海外プログラマとの競争に巻き込まれた。

その結果、安い賃金で同等のスキルを持つ海外新興国プログラマ

仕事を奪われた日本人プログラマはより厳しい労働環境を強いられるようになった。

すなわち、こうした事がプログラマ以外にも

IT化とグローバル化にとって参入障壁の低い職種は次々と新興国の安い労働力代替している。

また、IT化とグローバル化仕事が奪われた人材殆ど

まだ、それに直接影響を受けていない職種に流れるだろうから

結局全ての職種が間接的に影響を受ける。

 

2013-04-12

http://anond.hatelabo.jp/20130412124607

あくまでも、仮定だけど 『生産手段が極めて安くなり、資本による生産手段の独占が出来ない時代』が真だとすると

資本により産業が起きない・差別化されない時代になってきている(つまり新興国でも生産が可能)という時代における

 

金融政策による生産性向上(好景気)という物は起きるんだろうか? 金融政策限界なのも、このへんの補正がされていないからではないだろうか?

2013-03-26

アナリストな者ですが、Appleが本格的にヤバいです

携帯売り場の者ですが、iPhoneが本格的にヤバいです

http://anond.hatelabo.jp/20130326031038

言いたい事はなんとなくわかる。

ただ「たくさんの選択肢から選ぶのが快感」だからAndroidが売れてるんじゃなくて、「たくさんの選択肢があるから自分に最適なものが見つかる」ってことなんじゃないかと俺は思う。例えば人間の手は性別年齢によって大きくサイズが異なるのに端末の大きさは一つ、っていう今のアップルの態度はユーザーに対して誠実とは思えない。飛ぶ鳥を落とす勢いの某韓国企業の強みは馬鹿みたいに多いラインナップで、グローバル端末に加えて各国の特性に特化したローカル端末まで揃えてさあ好きなのを選んでくださいというスタンスシェアを伸ばしている。ジョブズNike社長に「お前らの会社は商品が多すぎるから減らせ 100分の1にしろ」って言ったらしいけど、もし本当に商品数を100分の1にして消費者が喜ぶのか?果たして本当にそうだろうか?働かないアリにも価値があるという有名な研究結果があるが、同じように星の数ほどの商品ラインナップにも価値存在する。つまり多様性だ。

選択と集中を突き詰めて2000年代社会を牽引してきたAppleだが、スマートフォン世界はもう成熟段階に差し掛かりつつあるのでたった一つの機種で戦えるほど甘くはない。「0.1mm単位でこだわった」とか「高級時計のような佇まい」なんていう糞の役にも立たない売り文句を掲げて肝心の中身はパチンコガンダムだったiPhone5を見ればそれは明らかだ。今消費者が求めているのは明確に自分生活を向上させてくれるスマートフォン。手によく馴染み、高解像度液晶と高品質カメラを備え、防塵防水なら尚の事良し、NFC/Felicaもあるにこしたことはない。そういうった明確な機能の前では「高級時計のような佇まい」など何の意味もなさない。

ヨーロッパではすでにiPhone韓国企業の前に完全に屈しつつある。Androidシェアは当然ながらiOSを上回っているし、メーカーごとのシェアでもサムソンappleだ。中国インドブラジルのような新興国ではさらに差が開く。お膝元のアメリカではまだアップルに軍配が上がるが、先行きは暗いという見解アナリストの総意である株価iPhone5発売以降とんでも無い勢いで下がり続けている。

日本というガラパゴス市場にいるとサムソンの脅威は肌で感じにくいが世界的な趨勢客観的に判断すると今や(あのパクリ悪名高い)サムソンアップルを脅かすどころか凌駕しつつあるメーカーになっている。特に今後10年の主要な戦場となる新興国での存在感は抜群で、もうアップルが付け入る隙は無いほどまでブランド力が高まっている。

アップルに残された道は二つしか無いと考えている。一つは2000年代のように先進的でクリエイティブ歴史に名を残すプロダクトを作り続ける事。アップルの主要な企業理念選択と集中」にも合致するし、ブランドイメージにも合致する最適な道であるが、しかジョブズ没後のアップルを見ているとそれは期待出来そうにない。

もう一つの道は、サムスンソニーパナソニックのように、それぞれの製品カテゴリに多くのラインナップを揃えるメーカーへと変質することだ。人種文化性別年代がバラバラな数十億の地球人にたった一つのグローバル端末を提供するのではなく、低価格〜高価格帯まで多くのラインナップを揃えて、選択は消費者に任せると言うありきたりな戦略だ。かつてジョブズが追放されていた時代アップルが迷い込んで死にかけた汎用で醜い戦略だ。しかし、創造的なプロダクトを出せなくなった今のアップルが生き残るにはこの道しか無いのではないか

あの悲劇的な日からたったの1年半。ジョブズの死は本当に人類に取って痛い損失だった。

2013-02-16

生活保護バッシングを考える

生活保護「受給者バッシング」の正体---年間支払額3.3兆円、受給者210万人の「世界」を徹底検証 【第1回】(現代ビジネス

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33620

生活保護「受給者バッシング」の正体---年間支払額3.3兆円、受給者210万人の「世界」を徹底検証 【第2回】(現代ビジネス

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33621

不正受給のないようにっていう議論は理解できる。

しかし、

自分達が苦しい思いをして働いているのに楽しやがって」

みたいな主張をしている人達が本当に的外れだと思う。

だってまともな収入があって人間的に暮らせる仕事に就けないのに、

仕事なんかいくらでもある!!どんなとこで働いてでも受給するな!!』

って本末転倒でしょ?

なぜなら、

ブラック企業で働いて労働力をより安く提供しても、

得するのは経営者あるいは大元仕事を請けた企業だけ。

で、儲かった分を社員給料に回すわけでもなく、

企業内部留保だけ増加している現状がある。

まり労働力ダンピング経済的な損失ですらある。

受給者を叩くくらいなら、

ブラック企業下請けしわ寄せして不当に設けている大企業を叩くのが筋なんじゃないの?

言いたいことは、

「働けど働けど なお我が暮らし 楽にならざり じっと手を見る」

なのは受給者のせいじゃなくって、

労働力を買い叩いてるヤツらのせいだろってこと。

ブラック企業大企業下請けで安く労働力提供するのは、

大企業内部留保を増やすだけでむしろ経済的損失!!

からまともな収入のある仕事につけないからといって労働力不当廉売するくらいなら、

生活保護受給するほうが経済的には正しいはずなんじゃないかなって思うんですが、どうでしょうか?

受給することを恥と感じる人が多かったり、

なかなか申請を通そうとしない行政も悪いよね。

なぜ、今さらマルクスの『資本論』なのか?①──現代日本こそ、革命前夜である

http://www.mikasashobo.co.jp/column/tahara/20110428.html

なぜ、今さらマルクスの『資本論』なのか?②──「100年先の未来を見通す」眼力

http://www.mikasashobo.co.jp/column/tahara/20110601.html

なぜ、今さらマルクスの『資本論』なのか?③──「新興国」vs「先進国」という新しい階級闘争

http://www.mikasashobo.co.jp/column/tahara/20110615.html

なぜ、今さらマルクスの『資本論』なのか?④──資本主義を、これほどわかりやすく説明した本はない

http://www.mikasashobo.co.jp/column/tahara/20110701.html

なぜ、今さらマルクスの『資本論』なのか?⑤──僕たちの「働きがい」はどこへ行った?

http://www.mikasashobo.co.jp/column/tahara/20110719.html

なぜ、今さらマルクスの『資本論』なのか?⑥──福島第一原発マルクス格差社会

http://www.mikasashobo.co.jp/column/tahara/20110802.html

ガマンするのは仕事じゃないよ。(デマこいてんじゃねえ!)

http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20130110/1357821583

そんな仕事じゃメシは食えない(デマこいてんじゃねえ!)

http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20130212/1360680430

2013-01-14

こないだ野村證券で聞いた話~その2・中国経済の見通し

3月全人代習近平氏が国家主席に就任する。

その前(今月か来月)に、貧富格差縮小に関する何らかの政策が発表されるはず。

投資家はそれを待っている。

なければ失望感が広まる。

また、中国ヨーロッパへの輸出が多い。

ヨーロッパは、中銀が昨年11月スペイン国債の無制限買取を表明するなど、とりあえず安心感が広まっている。

ギリシャに関しても、デフォルトなどの事態が起きても危機を回避できるような対策を各国が整備している。

そういう意味では、中国の景気も回復できる要素はある。

一方で工場なら中国、という時代は終わった。

人件費が上がってしまった(民主化活動の行方不透明)。

ミャンマーインドネシアタイなどの東南アジアはもちろん、アメリカに近いメキシコも要注目。

消費についても同様で、売上比率の中でも、中国だけでなく新興国割合が大きい企業は伸びるといえる。

2012-09-30

iPhoneは高い でも売れる。利益率も高い。 あの電話という分野でだ。

何かある。何かあるはずなんだよ。価格以外に。欲しいと思わせる力。

デザインじゃないかもしれない。でも、あるって信じないと。最後最後は 新興国で安く作ったほうが売れる。日本製品は駄目だ。という時代が来ちゃう

僕たちが得意なこと、僕たちができること。そういうことの中で、欲しいと思わせる力 探さないと。

2012-06-10

http://anond.hatelabo.jp/20120610180412

未来のある仕事じゃないと人材は入って行かない。

チェルノブイリによって原子力産業80年代から90年代にかけて冬の時代だった。

また当時は化石燃料が安く安定的に供給されていたというのも大きい。

アメリカなんてこのまま行けば原子力石炭火力に駆逐されると思われていた。

原子力が輝きを取り戻したのはCO2排出による地球温暖化が問題視されるようになったから。

どれだけ理屈を付けたって火力発電は原子力発電の何十倍ものCO2を出す。天然ガス発電も石炭石油に比べ比較クリーンというだけだ。

2000年代に入り新興国の成長によるエネルギー需要の増加から化石燃料価格がジワジワ上がり始めた。

これらの要因によって、原子力って結構行けるんじゃね?それどころかCO2削減目標を達成するには原子力を推進しなきゃダメじゃねということになったわけだ。

そのおかげか、2000年代以降、原子力分野に若い人材が少しづつだが入り始めた。

福島第一の事故はその矢先に起きた。

これは強調してもしすぎる事は無いのだが、反原発派は廃炉にもエネルギー問題にも、全くなんの役にも立たない連中なんだ。

反原発派が廃炉必要な機材を設計するかといえばしないし、エネルギー問題を解決するための研究をしているかと言えばしていない。

大阪で橋下に取り行って関電のやることなすこと足を引っ張りまくった連中を見てみろ、あいつらが一体何の役に立った?

2012-06-01

http://anond.hatelabo.jp/20120531234115

電力会社就職しても、親族からは「なんであんなところに」、ネットを見れば「給料減らせ」

そうは言っても多少落ちぶれてもインフラ企業の堅さは折り紙付きだし

ネット世間の評判も2、3年すればのど元過ぎれば熱さ忘れるで、原発被災者でもないとみんな飽きるでしょう

安全原発の仕組みを研究してやる!」なんて周りに漏れれば、それこそ袋叩きになる

これも国内で新規原発が望めないとしても

フクシマ後でさえ英国中国では原発建設しようとしているし

燃料が高騰すれば新興国建設せざるえない流れになりそうだし

ビルゲイツ原発投資をしてるしで、そこまで悲観したものでもないと思う

2012-04-11

http://anond.hatelabo.jp/20120411144916

横だが

無国籍」って、言い換えれば誰でも採用できる戦略って事だから

っていうのは

日本韓国の真似をする」って意味じゃなくて

中国アジア新興国が真似をする」って意味だと思うが。


ジャニーズハロプロAKBくたばれってのは同感だが

喜多川つんく秋元がまとめて交通事故で死んでも

日本人韓国芸能みたいな「クオリティ」はアイドルに対して需要しない…。


そもそもこの種の嗜好はブランド好きで説明できることじゃないよ。

ハロプロAKBブランドどころか「ドサ回り叩き上げ」のイメージから成功してる。)

説明すると長いから省くが。

2012-03-12

http://anond.hatelabo.jp/20120311212240

俺は福島事故健康面では福島市とかでも事実上無害で、除染なしに避難範囲をもっとずっと狭めて、食べ物の基準も緩和すべきと思ってる安全厨だけど、「普通に電気が使えるなら原発全廃」というスタンスは、原発推進過激派だと思う。

震度7地震というけれど、福島震度7ではなくよくある規模だったので、想定外なのは地盤調査では比較地震が起きにくいとされてきた(原発の立地はそうなってる)とこで起きたことくらい。

そして、地震がどこでおきるかみたいなのは地震学では研究されているけど、地震学というのは原子力工学と違い、まだほんとうの意味実用的といえるほど、証拠をつんでいない気がする、これは気のせいかも。

代替エネルギーがあり普通に電気が使える」なら地球上の誰もが原発全廃に賛成するよ。だってあれは半永久的に危険性が残る放射性廃棄物があるから

そもそも、原発がこの程度の事故を起こす可能性が一応はあるなんて、気のきいた人間なら誰でも知ってた。原発神話土地神話と同じ、そもそもバカしか信じてない。いまだとひょっとすると年金神話か。

これからは現状の話、これは地震前後で何も変わっていない。

原油は、このままでいけば50年で枯渇するとされている。これは現在技術で取れる範囲の話で、どんどん広がっているが、新興国も急速に発展するし、せいぜい数百年しか持たない。地球は十億年単位人類は数千年単位歴史を持つ。

その上政治的や投機的に価格が変わるリスクも高い。化石燃料メタンハイドレートを含めて本質的に同じ。

水力・風力・地熱は、あまりに非力だ。これらは立地がかなり限られていて、ものすごく大ざっぱに言えば国土面積に発電量が比例すると言えるかもしれない。人口密度も電力使用量も大きい日本には、よそのようにこれでまかなうなんて無理。

太陽光は、採算性が悪すぎて、ほとんど補助金でやってるようなもの。昔は「最初補助金技術開発を促進して、強大な企業が育てば国益にかなう」と各国が夢みて莫大な補助金を出したが、しばらく結果がでず下火になった。

バイオマスは、太陽光と同じ道をたどるのではないかと言われている。

あと何があったっけ、波力は実用化もむずいし非力なので問題山積。宇宙太陽光はどの方法にせよ原発よりずっと危ない。

いま遠くのしまで原発たくさん作ってその電気で燃料を生成するとか思いついたけど、現状では効率が一桁以上足りないはず。

もちろんこういうときはたいてい奇跡がおきてくれるものだ。だからといって、科学者がどうにかしてくれる!!!という人は、原発も絶対安全にしてくれると思ったほうがいい。

原発はそれくらい昔から研究されてて、結果が積み重なってて、自然エネルギーとは蓄積が全く違う、

それでも事故ったんだから自然エネルギーにも過剰な期待はバカらしい。

個人的には、手始めに3兆円くらいの自然エネルギー研究開発基金を作ればいいと思ってる。いきなり研究費増やしても、研究者を一気に増やしたりできないし、無駄になってしまう。

そこで必要なだけ長期的に配分し続けられるように、基金にしてほんのすこしずつ使い、いざとなったら一気に使えるようにもする。多少の無駄遣いは出るけど気にするな。

ちなみに、科研費はあらゆる分野の総額で一年に数千億円くらいだったはず。これに比べると3兆円は膨大なので、優秀な子供はみなポストと夢と金を求めて自然エネルギーにくるであろう。

一方で、今回の原発事故の被害額が25兆くらいというのは、よくニュースでやってるだろう。額は違うかもしれないけど。

ちなみに俺はこうなってもいまの仕事上の得はないよ、万が一実現したら転職して利権食べたい気はするけど。

話を戻そう。

原発リスクは、事故だけでなくテロ軍事攻撃にも注意しなきゃいけない。減速材でも投げられたらどうするの?非現実的だというなら自衛隊はいらない。

それに、原発の被害で重大なのはブランドの毀損と心的外傷後ストレス障害。心理的な効果をなめてはいけない、科学者STSの連中やマスコミ関係者がそれなりに努力しても、防ぎきるなんて絶対不可能。

あと核兵器は、全廃主義の人多いけど、一部の人にとっては、電力より大切だから、利便性と危険性を比べると必要なんだよきっと。

それから今回の原発事故は、あきらかに想定内。そんなこというと怒られるからとぼけてるだけ。俺ですらすぐ危険性には気がついた。

一方でダム決壊とか火力発電暴走とかは、起きる可能性は原発事故より低いし、おきても被害少ない。発電量あたりでみても多分そうだと思う。

というわけで、国民がてきとーに印象で決めて、自然エネルギーがうまくいけばラッキー、無理なら超節電で我慢しよう。これは案外合理的。

根拠は全部省いて、(推測もわりと含む)事実だけ書いたけど、具体的にツッコミがあればみなさんどうぞ。単に安全厨乙とか中身のないのはスルーします。

2011-11-26

おもてなし精神。この国の物が売れない訳

ちょっと長い帰宅途中や新人研修受けている(この時期に突然研修ってのがまた笑えるが)時にふと思いついた。

なんかネットで既に散々言われてる気もするけど。っていうか新社会人の若造が書いた文章だし、本気にしちゃ大人気ないぞ☆

から増田に書くんだし。

 

おもてなし精神

この国の売る=「サービスを売っている」

  

ものづくり」だとかなんだの言ってますが、実際この国の物に価値見いだしてお金払っている人ってそんなにいるんでしょうか?

 

トランスフォーマー2で(だったと思います...)コピー機が使えなくて困っている女性に同僚が「それ日本製だろ!」と話しかけるシーンがあります

もはや使いづらい製品代名詞です

地デジのために我が家に新しくやってきたTVリモコンボタン多すぎで、家族はすでにほとんどの機能を利用するのをあきらめてます

そんな物でも買っていたのは

国産というブランドとやたらと付いてくるサービスです

サービスはとにかく過剰です

家電は5年保証があるし、(どこの業界でもそうですが)小売店の店員の接待の丁寧さは気持ち悪いくらいです

でも今の時代保証付けるより買い替えた方が安上がりですよね。(そもそも中国だって壊れないんだから

 

そして接待の気持ち悪さ。

これで日本に勝てる国はそういないんじゃないかと思います

僕が受けてきた研修マナー講座でした。

IT技術専門家集団」みたいなことが名刺に入ってますが、ゴミクズ技術を7割くらいのひとが見てもわからないような敬語にこだわって売ってる訳です

「たくさんのサービス残業で作り上げたゴミ」をゴルフ接待お酒の力、日経適当な記事の権威を使って売ってる訳です

ちなみにうちの会社では日経○○みたいのが一週間に一度回ってきます。(結構こういう会社ありません?)

これを最も痛感したのは研修準備のときです

「こんな研修受けるなら、技術研修の一つでもやりゃいいのに」とか思いつつ、会場準備をしていたわけです

堅苦しい会社らしく研修報告書があるのですが、エクセルフォーマットがあるのに印刷して手書き。

理由は「社長部長は手書きを好むのよ」(by経理課長)だそう。

もはやIT企業ですらないだろww

つーかあんたらが売ろうとしているモノはじゃあ一体なんなんだwwww

社内でまで接待が必要なんですね。いや、まあ、知ってたけどさ。

マナー講座の先生は「以前ウェブサイト

発注したんだけど、夏場にスーツで来てくださった方に頼みました。だってポロシャツで来るなんてありえないでしょ?300万円も払うのよ!」

だそうです

いや、300万も払うならモノの方が重要なんだけど(笑)

この場合は営業の方も常識が欠けていたとは思いますが...。(特にあいう年配の方相手には...)

まぁ、これが海外でも通用すれば問題はないんです

問題は

1.日本人が英語話すのは無理

2.そもそも海外でこのレベルのことが求められているのか

な気がします。

新興国製品の質が上がってきているのはずっと言われていますし、グローバル化ってホントいね

ちきりんじゃないけど、もっと混乱して色々崩壊するのが楽しみです

2011-11-13

http://anond.hatelabo.jp/20111113212049

みんながみんなパンとサーカスにありつけた訳じゃないぞ。大量の奴隷属国から搾取していたお陰で実現してたのであって、ローマ市民になれた奴だけが恩恵に与れた。

90年代くらいまでなら日本海外から搾取して国民恩恵に与っていたが、今は逆に海外経済新興国から搾取される側にされ始めている。例えば経済力をつけた中国人が一人増えるということは、日本人は一人の奴隷を失うということだ。日本人は失った分を、同じ日本人奴隷にして補うことになる。良し悪しは別にして、独裁まがいと評された小泉がやったのはそういう事だった。だからローマ市民ならパンとサーカスを貰えた状況が良いというのなら、それは独裁体制自体が良いのではなく、政治判断の中身が問題になるんだよ。あと経済背景。

2011-11-06

なぜ比較生産費説は失敗しているように見えるのか

比較生産費説は自由貿易を通して富が増加する=豊かになることを説明した理論です

ここでまず踏まえておかなければならないのは豊かになるとは誰が、何に対してかということです。物財の市場における総供給量が増え、需要者、つまり消費者が豊かになるということです

ここのところでの異論はあまりありません。説が唱えられてから既に200年の「実験」の蓄積があるのですから、上記の点については事実として扱ってよいでしょう。

比較生産費説が最近、ホットトピックになっているのは、TTPの問題があるからですが、アメリカでもTTP反対論は根強くあるようです

抗議に参加した人々はTTP協定が仕事環境に与える潜在的な影響に対して注意喚起したかったと言っています

「私たちは雇用を求めるためにここにいます」とロレーヌ・アシュビー(66)(シカゴの南東側からの引退した公務労働者)は答えています

「小さなビジネスを行って、本当の雇用を作り出す人々がここにとどまることが難しくなってきているのですTTP雇用を作り出す人々を後ろからナイフで刺すようなものです

「あまりにも多くの過去貿易協定は普通の人々犠牲にし、ウォールストリート大企業の役立ちました」と彼は言いました。

「私たちは、この地域から海外へ送られた何十万もの給与仕事を見ました。また、私たちが必要とするものは、シカゴで、および世界中労働者生活水準を実際に改善する貿易協定です

http://gigazine.net/news/20111105_tpp_trade/

日本TTP反対派の人たちもこの言い分には深くうなずくでしょう。日本でもアメリカでも互いを敵視しながら同じような言い分を言い合っているわけです

こうした言い分に対し、経済学の人たち、というよりもサミュエルソンっぽい新古典派総合っぽい人たちが、誤謬誤謬もっと勉強しろよって膝寄せて鼻を突きつけているわけですもっとも、その人たちも完全に歯切れがいいわけではなくて、「それは別の話」とか「一時的な痛み」とか、言及している「部分」もあるわけです

それが果たして別の話なのか、一時的な話なのかというのが、本当は問われるべき問題であろうと思います


80年代のレガノミックスは、一般に言われているのとは違って、大規模な財政支出と減税による「需要刺激による」景気刺激策でした。レーガンは言っていることはともかくやっていることは無茶苦茶ケインジアンでした。アメリカはそれ以後、蕩尽的消費社会突入してゆくわけですが、基本的に好景気インフレですしかし実際にはインフレ率はそうでもなかった。需要の増大を上回る供給がもたらされたかです。つまり輸入拡大です。この構造レーガン政権以後、現在まで基本的には続くのですが、では、81年から比較して、「一般アメリカ市民所得」は増えたのかどうかという話です。全消費者の消費可能量が増えたかどうかという話ではないですよ。リカードさんのおっしゃるとおり、全消費者の消費可能量は増えた、つまり市場は豊かになったに決まっていますしかしそれが、「一般アメリカ人所得」の増大につながったかどうかという話です

レーガンから現在までの話ですからね、すでに30年間の記録があるわけです

決して「一時的な話」ではありません。

結果は言うまでもありませんね。「パパはなんでも知っている」の頃は、パパがフルタイムで働けば子供大学に行かせられました。今では、ママも働いて、それどころかダブルワーキングをしても、かつかつの生活をしている人が大半になっています。そういう人たちに向かって、理論は正しい、おまえたちが間違っていると言っているのがサミュエルソンのシッポの人たちであるわけです


比較生産費説の理論完璧さにもかかわらず、どうしてこのような現象が生じてしまうのでしょうか。

答えは簡単で、産業ごとの特性が異なるからです比較生産費説は産業ごとの特性をならして、「単位」扱いするところからまります産業ごとの特性の問題には最初から対処しきれないというか、扱っている領域そのものが違うのです

例えばA国とB国がそれぞれ半導体カカオ豆に特化したとしましょうか。しかしこの両商品はそもそも需要量が違います。必要度合いも違います産業スタートさせる難しさの度合いも違います。他産業を発展させ、雇用を創出する能力も違いますもっと言えば収益性も違うわけです

不安定、低収益、低需要、低波及力の産業に特化した国、つまりモノカルチャーの国が国際経済の荒波にゆられて「豊かになる」どころの話ではなかった原因の根本はここにあります

労働集約的-資本集約的、高収益-低収益で相に分ければ4つの相が分かれることになります

国民雇用を確保し、そこそこ安定的な経済環境を構築する」のを目的にした場合もっと効果的なのが労働集約的-高収益産業です。ありていにいえば製造業第二次産業です

国民経済にとってはコアとなるこの産業が奪われたからこそ、「全体としては経済成長をしながら、格差の増大をもたらし、一般国民の貧窮化を招いた」のがアメリカの姿であるわけです

これに対して次のように説明するサミュエルソンのシッポがいます

給与の高い仕事転職するということは、比較優位産業労働力移転しているということである比較生産費説は労働者経済行動の中にあらかじめビルトインされている」

から雇用喪失は起きない、起きたとしても一時的な調整期間中ものだ、というわけですね。

あなた、30年間を調整機関と呼ぶ神経って、なんていったらいいんでしょうね。

東大に行っているあなた卒業したらゴールドマンサックスに入りたいなんて思ってるでしょ。給料いいですもんね。給料がいいってのは、生産性が高いということです。もうひとつ労働需要に対して供給が追いついていないということですあなたと同じレベルの人を400万円で雇用できるならそうしますよ、ロックフェラーでも。そうしないのは、需要に対して供給が追いついていないかです

失業率10%以上あってもそういう状況だと言うことです

農民が工場労働者になり、事務員になり、というところまではまあそこそこアメリカ労働者でも対応できたかもしれません。もちろんその過程でも脱落していった人はたくさんいるわけですが。

比較生産費説が言っているのはこういうことです製造業新興国に特化しても、先進国はさらに生産性が高い産業・職に移動してゆけばよい。みんながジョブスになれば1000万のアップル誕生して、たくさんのiPhone を手にできるよ!ということです

それが100年、200年のスパンならばあるいはそういうことも可能かもしれません。しかし現代においては変化はあまりにも急激でありすます


TTPを巡る議論で私が非常に気にかかるのは、TTP賛成派があまりにも気軽に「経済学」を看板にしたがるところです。そしてそれは、「おまえは経済学を知らない」と相手を貶めるために用いられているように見えます現実事象について具体的な論拠を求められれば、「経済学深淵でおまえには分からない」とばかりに現実の問題には何も答えないまま、モデルの話でけむにまきます

経済学はそういうものではありません。少なくとも、そういうものけが経済学ではありません。ガルブレイスが生きていたら、なんというでしょうか。

そうした言論的脅しに屈せずに、みなさんは分からないものは分からないと言ってください。納得できないものは納得できないと言ってください。説明できないのは説明できない人の責任であってあなた頭が悪いからではありません。

2011-11-05

http://anond.hatelabo.jp/20111105155000

ええええぇぇぇぇ。

その資産配分って、いつか円が暴落してインフレしたらどうすんのさ。

俺ならまず自分の住むマンションだけ買って、あとは日本国債と新興国株(為替ヘッジなし)と国内株で2:1:1で持っておくかな。

利回りは全く期待してないが、50年もあるとインフレリスクも無視できんよ?

2011-10-30

http://anond.hatelabo.jp/20111030043312

何を今更

新興国との購買力の差が解消されればどうにかなるはず。

アジアとは10~20年の話だと思うが

アフリカとは半世紀単位だと俺は思ってる。

根拠は一切ない。

ちなみにだいたい購買力が同じ先進各国と比べて

日本失業率が低い原因のひとつ産業構造があげられてる。

日本卸売とかこういう中間のやつらがたくさんいて

小売の値段が諸外国より高めに出る。

(話題の話だとジョブズの本とか。馴染みのところでは米でコーラ360mlは50円くらいで買えたりする。)

治安の良さも考えると、中間搾取も悪くはないのかなと思う。

これも根拠は一切ないがな。

2011-10-23

http://j.ktamura.com/archives/709

上記URLでは、とあるブロガーが取り上げられている。

上記URLでは、この方を良くも悪くもリバタリアンと称されている。

この方自身は個人で動く能力があって、以下のような発言となるのだと思う。

日本ではマーケットに評価されることの大切さを、理解していない人が多い。なので会社業界の中で評価されることを気にしているけれど、マーケット……つまり部外者には「どうせオレのことなんか評価できないだろう」といった考えを持っていますね。しかし大切なのはマーケットに評価されることによって、「1人前」と呼ばれることだと思う。

ただ、その実は問題にフィルタをかけずに発言しているに過ぎないとも見て取れる。

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20111022

こうやってみると、世界の主要国はほんとにアホばかり!

さすがに新聞ではここまでは書けないし、週刊誌でもないとなかなか書きづらいのではと憶測します。

初めの、上記URLでは

鋭い洞察力には舌を巻く。

と絶賛されるが、斜めから見た主観意見酒場、駅、事務所、どこででも聞き取れる。

誰でも出来る事だ。


いずれにせよ、国がアホかどうか、についての私の意見としては、

とんでもない数の人間を収めなければならず、全ての行動に対して法が絡むため、

民間のように単純ごと(ブラック化)では済まされない、という思いです


ちょっと国が間違った事をすると、新聞に載ったり、いろいろクレームが付けられやすい組ですし、

そこを推してまともにやる(ブラック化)と、デモどころかテロクーデターに発展してしまう。


まあ、国自体をブラック化させる事でいろいろ実現出来るものはあると思われ、

日本ではこれに成功した事例があり、これを真似して新興国ブラック化していっているのではないかと思われ、

ひいてはブラック化させまいとしてきた欧米先進国)のタガが外れるかどうか、と言ったところではないかと思われます


ここからはどうでもいいことですが、

所謂宇宙船地球号」というレベルからすれば、

誰が何をしようとどうでも良いと思います

誰か生き残るでしょうからね。

やはり、ここはサバンナであり、

仕事とは狩猟生活であり、

ビル街に一番多い自然人間そのもので、

全ての物事は「生きるため」に通じる。

全体で見れば「誰か生き残る」ということなのかと諦めが入ってきました。

東北地震のように、無作為にふるいにかけられる印象でしょうか。

(あれほど惨いもの戦争を知らない私には痛切でしたが、自然冷徹なまでに物理演算して実行する)

2011-10-10

ギリシャ破綻する。

誰もが自分の国の経済のみを気にして後ろに向かって走り出す。

結局の所、ドイツが逃げ出した所でイタリアスペインも同時に潰れ、

EU全体に波及、アメリカも押しつぶされる。

勢いが乗るのは中国ロシア

アフリカ新興国イスラム圏を味方にアメリカEU相手に第3次世界大戦の始まりだ。

日本は助ける声を出す暇無く木っ端微塵と粉砕される。

決着は付かない。

誰もが苦しみながら各国で内戦が始まり、国同士の戦いは収縮する。

そして、平和なんて幻になるのさ。

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