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はてなキーワード: 全人代とは

2024-07-11

なんで中国議会トップって男しかいないの?

ミソジニーとかはともかく、中国政治を担ってるお偉いらんって男の人ばかりじゃん

調べたらほんとに男ばっかで、YouTube全人代映像みたら女の人がお茶くみしてた(今どき)

なんか変だなとかは思わないけど、男しか政治家になれないのかな?とは疑問に思う

2023-12-13

習近平ってミソジニーじゃね?

ちょっと前の全人代動画みたんだけどさ

あれは怒りで涙が震えて止まらないわ

だってお茶くみがみんな女性なのよ

男の議員最前列でふんぞりかえってる

これっておかしくない?

幹部はみーんな男だし

やっぱり習近平ミソジニーゼロコロナ政策女性を大量に苦しめた残虐な男よの

2023-09-01

日本の最高意思決定機関ってどこ?

内閣国会霞ヶ関じゃないってのは政治見てればわかるけど、結局どこが最高意思決定機関なの?

日米合同委員会駐日アメリカ大使館国務省ホワイトハウス

そんでこれからはどうなるの?

駐日中国大使館全人代

2023-03-13

anond:20230313202936

仕立て上げるも何も全人代で堂々と宣言してる以上警戒しないわけがない。

台湾侵攻が10億人にとって損か得かといえば割に合わないに決まっている。

でも国民全体の利益ではなく共産党独裁体制の維持のため、あるいは裏での権力闘争における指導者の保身のため、目先の勝利を欲して愚かな決断をする可能性がある。そしてその時、国民がそれに反対するシステムはない。それが権威主義体制の怖いところ。

共産党独裁根拠を近年では経済発展に求めてきた。下り坂に転じたこからが真に危険貧乏に逆戻りする前に一発かまそうという冒険主義の誘惑に勝てるかどうか。

…みたいなことは目と耳が開いてるなら当然に入ってくるだろう。「中国の脅威なんてウソじゃないのかな」という者どもの思考回路こそ謎だ。

2023-03-03

香港大火全人代前に邪魔もの掃除でもしたくなったのか解放軍出てくるまで秒読み

2022-01-12

遠藤さんの文章はいつみてもわかりやすく内容が豊富だなあ

習近平三期目は異例ではない――鄧小平神話から脱却せよ

遠藤誉

中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授理学博士

1/12(水) 13:09

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習近平中共中央総書記写真:ロイター/アフロ

 今年秋に開催される第20党大会習近平の三期目が決まるが、建国以来の中国の動きから見れば異例ではなく、むしろ鄧小平個人指名による江沢民政権胡錦涛政権けが異例だった。鄧小平神話中国真相を見抜く目を曇らせている。

歴代指導者の君臨期間に関して

 1949年中国中華人民共和国)を誕生させた毛沢東は、事実上1976年9月逝去するまで実権を握っていた。途中で国家主席の座から降ろされてしまった時期があったが、それでも中共中央委員会主席現在中共中央総書記)と中央軍事委員会主席ポジションだけは維持し続けたので、27年間にわたって実権は毛沢東の手の中にあった。

 鄧小平は最終的には1977年7月に開催された第10党大会三中全会から復権し、職位としては中共中央副主席国務院常務委員会副総理中央軍事委員会副主席と、「副」でしかなかったが、1981年中共中央軍事員会主席、83年から国家中央軍事員会主席になるなどして「軍」だけはトップの職位を要求している。

 職位が何であろうと、実権を握っていたのは鄧小平で、鄧小平一言は「神の声」として恐れられていた。

 1994年健康を害して政治舞台から退いたが、それまでの17年間は、実際上の実権を握った最高指導者として君臨していた。

 恐るべきは、鄧小平の一存で天安門事件後の中国を統率する指導者江沢民とすると決めてしまい、その期限を10年と定めて、江沢民の次の代の指導者胡錦涛として決めてしまたことだ。

 こうして江沢民政権を基本10年間、胡錦涛政権を基本10年間と、鄧小平の「神の声」が決めてしまったのである

 もっとも、江沢民場合は、1989年6月4日天安門事件があったために指名しているので、1992年10月に開催された党大会まで3年間余分に中共中央総書記をしており、国家主席になったのは1993年である

 したがって江沢民中共中央総書記ポストに「13年間」就いており、国家主席だけ1993年から2003年まで「10年間」就いている。

 その意味で、中共中央総書記および国家主席就任期間「10年間」を正確に守ったのは、中国建国以来、「胡錦涛一人だけ」だったということが言える。

 中央軍事委員会に関しても1982年末の憲法改正により国家中央軍事委員会設立され83年からは「中共中央軍事員会と国家軍事委員会」が一つになり「中央軍事委員会」となったが、江沢民はこの中央軍事委員会主席1989年全人代では1990年から2004年(全人代では2005年)まで「15年間」も務めている。

 というのも、中共中央総書記にも中央軍事委員会主席にも任期期間に関する制限がないことを利用して、2002年に胡錦涛中共中央総書記になったというのに、江沢民中央軍事委員会主席の座を胡錦涛に譲らず、「駄々をこねて」降りようとしなかったからだ。

 しかし反対者が多く、中共中央委員会では2004年に、全人代では2005年にようやく中央軍事委員会主席の座を胡錦涛に明け渡したのである

 その意味で、中央軍事委員会主席に関しては、誰一人「10年間」という期限を守っていない。胡錦涛江沢民任期内に食い込んできたために、二期で合計「8年間」しか主席でいることができなかった。

習近平は、鄧小平によって指名された最高指導者ではない。

 その意味では、鄧小平によって指名されるという異様な事態を、「元に戻した」だけであるとも言えよう。

中国建国以来、鄧小平以上に独裁的だった者はいない

 では歴代指導者の中で、独裁度に関しては、どうだったのか?

 毛沢東の「鶴の一声」が法律となるというほど人治国家であったことは、今さら言うまでもないだろう。

 しかし、毛沢東はたった一人の国家主席劉少奇)を、その座から引きずり下ろすために、わざわざ文化大革命1966年1976年)を引き起こすということまでして、引きずり下ろす正当性を求めようとした点は注目すべきだ。

 それに比べて鄧小平はどうだろうか?

 いったい何名の国家主席あるいは総書記(当時は中共中央委員会主席)を、鄧小平の一存で引きずり降ろしたか、それをしっかり認識している人は少ない。

 拙著習近平 父を破滅させた鄧小平への復讐』に書いたように、建国後、鄧小平が、毛沢東生存中は陰謀により、毛沢東死後は一存により、失脚に追い込んだ国家指導層あるいはその予定者は数知れない。その名前と時期を以下に列挙してみよう。

1954年毛沢東後継者に考えていた高崗を、事実捏造により自殺に追い込んだ。 

 1962年毛沢東周恩来後継者として大事にしていた習仲勲を、冤罪により失脚させた(16年間、軟禁・投獄・監視)。

1980年華国鋒国務院総理辞任へと追い込んだ。

1981年華国鋒中共中央主席軍事委員会主席辞任)を失脚へ追い込んだ。

1981年華国鋒の代わりに自分の思い通りに動く胡耀邦中共中央主席就任させる(但し、1982年9月中央主席制度廃止中共中央総書記制度に)。

1986年胡耀邦中共中央総書記)を「気に入らない」として失脚させ、趙紫陽を後任に就ける。

1989年天安門事件とき言動が気に入らないとして、趙紫陽中共中央総書記)を失脚に追い込んだ。

1989年趙紫陽の代わりに、江沢民鄧小平の一存で中共中央総書記中央軍事委員会主席指名した。

1992年胡錦涛を隔代指導者に、鄧小平の一存で決定した。

 これだけの独裁ぶりを発揮した指導者がいただろうか。

 いずれも中共中央委員会常務委員会多数決議決制度がある中での出来事だ。この制度毛沢東時代からあった。そのような中での鄧小平独裁ぶりは群を抜いている。

 だというのに、鄧小平の老獪(ろうかい)な言動に騙されて鄧小平神格化した日本政府は、「中国孤立させてはならない」として天安門事件後の対中経済封鎖を積極的に解除させ、鄧小平応援して今日中国経済繁栄大国化を招いている。

鄧小平神格化が招いた中国経済繁栄

 何度も同じ図を持ち出して申し訳ないが、中国中央行政省庁の一つである商務部が『中国外資統計公報 2021』というのを出していて、その中に「対中投資企業数と外資実行額の変遷(1982-2020)」という図がある。

 それを日本語に訳して文字調整などをしたのが以下の図表1である

   図表1:対中投資企業数と外資実行額の変遷(1982年-2020年)

中国商務部データを作者が日本語訳し編成

 日本1989年天安門事件発生後の対中経済封鎖解除に動き、1992年には天皇訪中迄実現させた成果が、赤線で示した中国投資に参入した新規企業者数で如実に表れている(2018年の赤線ピークは香港関連)。

 恐るべきは、2017年にはトランプ政権中国制裁を加え始め、バイデン政権になってからも、あれだけ対中制裁叫びながら、何のことはない、投資額は年々増えているではないかコロナにもめげず増えている。

 いや、アメリカ日本はそんなことはしてないはずだと言う人のために、念のために2020年における国・地域別の対中投資企業と金額を見てみよう。

 上記公報にある当該図表を新規企業数の多い順に並び変え、日本語に訳したのが以下の図表2だ。

  図表2:対中投資新規企業数と実行額の国・地域トップ15(2020年)

中国商務部データから作者が日本語訳して編成

 ご覧の通り、アメリカ日本も、キチンと対中新規投資をし続けているのである。ここでは引用しないが、2019年も同じだ。

 これは鄧小平神格化し、その姿勢で習慣づいてしまった対中投資が、どんなにアメリカ制裁叫び日本が「アメリカと一体である」かのごときポーズを取ってみたところで、減少することはないのを如実に示したデータである

 ちなみに、香港マカオは「中華人民共和国特別行政区」なので新規企業数が多いのは仕方ないとしても、あれだけ日米に寄り添おうとしている台湾が、香港に次いで多いことも注目される(台湾に関しては別の機会に論じる)。

◆「習近平三期目は異例」より注目すべきは「鄧小平神話」の罪悪

 習近平は三期目以降を目指すため憲法改正まで行っているので、中国流ではあるものの、一応、憲法を重視しているということは言える。逆に憲法改正するところまで持って行っているので、三期目以降は既定路線と考えていいだろう。

 若者をはじめ中国庶民は、「中華民族の偉大なる復興」を政権スローガンとして経済的にアメリカに追いつこうとしている中国共産党政権を、悪くは思っていない。むしろ「強い中国経済」に自尊心を刺激され愛国主義が行き過ぎて、ネットナショナリズムに向けて燃えている若者習近平は手を焼いているくらいだ。

 しか日本は「習近平、異例の三期目」、「習近平独裁強化」、「習近平権力闘争路線対立」あるいは「中国経済は今度こそ崩壊する」といった類のセンセーショナル報道に飛びついて「安堵する」傾向にある。

 気持ちは分からないではないが、現実とかけ離れた情報に喜び虚実空間に酔いしれている間に、世界投資先は間断なく中国に向けて注がれており、中国共産党の一党支配体制強靭にすることに貢献しているのである

 現実マクロ視点で見るように、注意を喚起したい。

遠藤誉

中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授理学博士

1941年中国まれ中国革命戦を経験1953年日本帰国中国問題グローバル研究所所長。筑波大学名誉教授理学博士中国社会科学院社会学研究所客員研究員教授などを歴任。著書に『裏切り陰謀中国共産党建党100年秘史  習近平 父を破滅させた鄧小平への復讐』、『ポストコロナの米中覇権デジタル人民元』、『激突!遠藤vs田原 日中習近平国賓』、『米中貿易戦争の裏側 東アジア地殻変動を読み解く』,『「中国製造2025」の衝撃 習近平はいま何を目論んでいるのか』、『毛沢東 日本軍と共謀した男』、『卡子 中国建国の残火』、『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』など多数。

2021-06-15

anond:20210614140724

世界の中心に返り咲くこと

WW2以降の中国共産党目標はこれだった

当時は日本貧乏敗戦国なのでもちろん日米の分断なんて考えてない

とりあえず国民党を追い出して実権を握り、その際に今はODAで援助されているけどいつかは頂点に復活するというプランを描いていた

で、具体的にどうやるか

低賃金労働による世界の組み立て工場をしながら外貨を稼ぎ、留学生や優秀な労働力という名のスパイを送り込み技術製品情報を盗み、ことで中国を発展させようとしていたんだよ

コツコツ頑張って、良いところまで行ったのにアメリカ様にばれたから今こんなことになっている

バレたきっかけとしてはオーストラリアアフリカで派手な振る舞いをしたのも含め、プーさん(笑)が欲張りだったからじゃないかな?

せめて中国製5Gを先進国の半分に導入してからじわじわ台頭したら世界の中心は中国になっていたかもね

昔は本当にうまくやっていた

特にイギリスから香港返還される時に定めた香港基本法の第11条は上手かった

詳しくは「香港基本法 全文」で調べてもらいたいが、「中華人民共和国憲法31条に基づき」と書かれている

まり法改正したいなとなったらイギリス様と決めた面倒なルールに則らずに、ぺぺっと中国憲法31条を変えればOK

中国憲法を変えることに文句がある?内政干渉ですか?とカードが切れるのだ

わざわざ香港民主主義自治を守るために作った法律なのに、中国の匙加減で骨抜きにすることができる素晴らしい法律に仕上がっている

イギリスから危険性に気づかず、それでOKハイ返還!となるんだから本当に恐ろしい


建国から鄧小平時代まではなんだかんだ冷静な判断ができていたはず

新彊(ウイグル)やチベットに進行して領土拡大にも成功させていたし

香港も戻ってきたし

明らかなミスは64天安門くらい

勘違いプーさん

調子に乗った原因はどこにあったのかよく分からないので、知っている人は教えて欲しい

ただ、調子に乗りまくったプーさんは「国家主席任期制限の撤廃」をしたり、「ぼくのかんがえたさいきょーの国家政策」を押すようになった

から中国共産党批判をする国民は投獄されたり、存在を消されたりするけど、当時は共産党内部での議論や違う意見を出すことは自由だった

なので全人代国家政策をどうするか検討するときに、わりと自由闊達な議論提案ができたらしい

想像つかないよねー

プーさんがどれだけ権力にしがみついているかは、プーさんwiki見たら分かる

国家主席になったのは単なる派閥争いの結果なんだけど

国家主席だけじゃなくて、中央軍事委員会主席中央国家安全委員会主席中央軍委連合作戦指揮センター指揮官とかも兼任してる

どれだけポスト独り占めするんだかw

まぁ軍事クーデター起こされたくないんだろうね



総括

貧乏ジャパン時代から練られた壮大な計画なので日米分断は関係ない

計画達成前にやばい国ってバレたのは多分強欲なプーさんのせい

もう少しおとなしく水面下で進められていたらみんな気付かずに中国に呑まれていたよ

恐ろしい

2021-04-21

anond:20210420223500

習近平全人代という巨大なピラミッド組織トップの本当に頂点であり一人の人物なわけだけど、

当たり前の話ではあるのだけど、少なくとも俺には無理というか、嫌というか、

コードギアスではないが、おまえを世界の頂点の王にしてやると仮に神様に言われたとしても、

自分場合、色々考えて断ってしま可能性があるというか、

王になることで重く伸し掛かるであろう重圧とか、仕事量とか、テロや暗○に警戒する緊張感とか、

ふにゃふにゃコンビニに一人で行くこともできないし、

ちょっとした散歩や夜道を歩くのも躊躇われるし、

莫大な収入になるとしても、比例して仕事量も莫大になるのは勘弁なので、

偉い人には偉くなった分だけ仕事して貰えれば、自分は凡人だしなんだかんだ平民が一番かもなあと思ったり

シャープを一旦買収したフォックスコン副社長ではないけど、

台湾人とか中国人トップ基本的には死ぬほど働いているイメージはあるので、

そうであるなら別に問題ないというか、そうでないと困るというか

日本大企業経営者さんはサラリーマン社長のようなルーティンワークか、

小さい市場である日本政府へのロビー活動みたいなことばかりに明け暮れてるイメージがあるので、

(まあ、島耕作的な仕事量のイメージ不倫云々は関係なく自分には悪印象なんだよなあ

もっと外へ外へ頑張ってほしかったけど、

東南アジア最後市場とも言われたと思うミャンマーが今はあんな感じだし、

これから6年以内に台湾有事だの、中国オリジナル原子力空母も数隻完成しそうだし、

コロナだし、

大企業としても大きな展開がしづらくなったというか先が見えなそうに思えたりする昨今、

もっとから頑張ってほしかったのに、今更本気出したの?みたいなニュースが踊ってたり、

まあ、でも最初からニッポンってこんな国だったのかもなあとも思ったり、

2021-03-30

民主的香港もいよいよ終わりか

香港「1国2制度」事実上終わる 全人代、選挙制度の見直し決定 | 毎日新聞

まあでも仕方ないよね。中国国内問題に過ぎないってのはその通りだし。

欧米批判するけど、それなら英国は意地でも香港返還するべきではなかったよね。

当の香港人でも難しいんだから外国の我々に出来ることはもう何もないよね。

2021-03-17

anond:20210317214842

全人代がまだ閉会していないせいか職場の彼らはいつもになく、変にピリピリしている。

そして、夜に職場のみんなに嫌がらせメールを送ってくる。困っている。

コロナ禍が起こらなかったら、もう少し事態はましだったのだろうけど。

2020-07-01

犯罪人引渡し条約

イギリスは120か国、アメリカは70か国と条約を締結

これまで香港中国間は公安警察相互に通知した上で国外追放して引渡し

2019年改正案香港行政長官に要請して引き渡せるように変更

反対運動勃発

10月法改正撤回

反対運動から香港民主化デモに発展

香港国家安全

国家転覆罪はもともと本土にはあり、アメリカイギリスにも反逆罪外患誘致罪はある

2013年 香港行政機関国家安全保障をじしんで制定する法案を提出

デモによって破棄される

2019年引き渡し条例反対運動民主化デモに発展

アメリカなど外国が関与

2020年中国全人代香港国家安全法がわずか13日で可決

2020-06-07

フェイクとは言わんが

日本中国批判声明に参加拒否 香港安全法巡り、欧米失望も | 2020/6/7 - 共同通信(2020/6/7)

https://this.kiji.is/642106137812698209

ワシントン共同】香港への国家安全法制の導入を巡り、中国を厳しく批判する米国英国などの共同声明日本政府も参加を打診されたが、拒否していたことが6日分かった。複数関係当局者が明らかにした。中国関係改善を目指す日本側は欧米諸国追随しないことで配慮を示したが、米国など関係国の間では日本対応失望の声が出ている。

欧米諸国」??

ここで言う共同声明とは、これのこと。

BBCニュース - 中国国家安全法を採択 香港は「自由の砦」と米英など批判2020年05月29日

https://www.bbc.com/japanese/52844439

中国28日、反体制活動を禁じる「香港国家安全法」の制定方針全国人民代表大会全人代国会に相当)で採択した。これに対し、アメリカイギリスオーストラリアカナダは同日、「自由の砦(とりで)として繁栄してきた」香港自由を脅かすことになると非難する共同声明を発表した。



さらに、順番としてはまず英豪加が共同声明を出し、それにアメリカが加わったようだ。

訂正-カナダ首相香港情勢を「懸念」 英加豪が共同声明中国けん制2020年5月23日

https://reut.rs/2zcC88c

また、カナダ英国オーストラリア(訂正)は共同声明を発表し、国家安全提案について「深く懸念している」と表明。「香港市民が直接参加せずにこうした法律を導入すれば、香港保証された高度な自治の下での一国二制度が明らかに損なわれる」と危惧した。



まあもちろん、日本もすぐさま共同声明に加わるべきとは思う。

2020-05-29

中国初の民法成立

ニュースでは香港国家安全法制の導入ばかり取り上げられていたが、

今回の全人代で、中国初の民法が成立したそうな。

っていうか、それまでどうやって民事裁定してきたんだ。

改めて考えると、中国って恐ろしい。

2018-07-05

プーさん主席半端ないってもぉー!

プーさん主席半端ないってもぉー!(アイツ半端ないってほんとに)

アイツ半端ないって!(意味わからんかったな)

担当範囲広いけど軽武装中国海警めっちゃ自分の指揮下の武警に編入するもん…

そんなんできひんやん普通、そんなんできる?言っといてや、できるんやったら…

(アイツ権力増やしたら喜べよな)喜べよ!

全人代の方ばっか行ってな)国際社会国際社会の所行けよ!なんで新華社行くねん…

もうなんでやねん新華社行くなよみんな中○共○党…自国メディアやん…

新聞や、もう全部新聞や。撮られたしもう…また一面やし。またまたまたまた尖閣やし。(笑)またまたまたまた!)

民間所有にしとけばよかった民間所有に!くそぉー…

(俺最初東風26は尖閣キラーか思った)俺もや、行かれる思った…「行かれたらどうしよう」て。あーもぉー!

佐世保近郊の海兵隊自慢やったのになぁ。結構勝っとったのになぁこれで。

プーさん主席うまいなぁー。どうやったらプーさん主席止めれるんやろ?

監督「あれは世界支配者入るなぁ」(入りますねぇ!あれ、入りますね!)

監督「あれは凄かった。俺握手してもらったぞ」(笑)(はっや)

監督「いや、合意文書作成しようかな思ったけど、交渉材料が無かったんよ~」

監督プーさん主席を、応援しよう」(よしっ)

ヒィッ!!

2018-03-23

[] 2018香港深圳広州の旅 Day.2

anond:20180323082610





Day.2


上晝・晏晝


3月香港湿度90%。

から蒸し暑い

旅行になると食が細くなりがちだけど、この街では食わないと持たない。


茶餐廳(喫茶店ファミレスを混ぜたような軽食店)でお粥を頼む。

お湯が出されて思わず飲みそうのなるが、他の席を見ると、みんな飲まずに食器を突っ込んでいる。

正解がわかんない。


店内に設置されてるモニターニュースをやっている。

ホテルでもニュースを見たけど、昨日から全人代の話で持ちきりだ。

香港の人は賛成2300、反対2とかで決まる決議をどんな感情で見ているんだろうか。


お粥で腹を満たしたら、1人作戦会議

今回の旅の目的重要な一つが、中国でのQRコード決済を体験して見ることだ。

言葉不自由なので、事前に起きそうな問題は潰しておかないと不安だ。

使いすぎのせいかレンタルWi-Fiが昨日からちょっと遅くなったのにストレスを感じながら、深圳への入国カードの書き方や最寄りの羅湖駅について調べる。

事前に日本wechatpayに520人民元チャージしていたが、現金も持ってないと不安なので、昨日に引き続き重慶大厦で両替することにした。


重慶大厦の昨日と同じ両替店。

うまく伝わるかどうか不安だったけど、メモ夏目漱石毛沢東イラスト、「jp¥5,000→人民元」と書いて渡したら、ちゃんと5,000円分だけ両替してくれた。

イラストにはやっぱ助けられる。


下晝


MTRを乗り継ぎ、国境の街、羅湖へ。

騒がしい香港も、ここまでくるとのんびりした空気が漂っている。

羅湖駅から中国への入境は、多少緊張したが、トラブルもなくスムーズだった。

イミグレーションはやや陰気な空気だったが、審査場というのはああいったもんなんだろう。


イミグレーションを超えて羅湖駅の地上に出ると、看板簡体字

中国入国したのだなという感慨がちょっとある。

狭い香港に比べて、羅湖駅地上は広々としている。空気も街の綺麗なものだ。

ここでもICカード深圳通を買って、地下鉄を乗り継ぎ、華強北に向かうが、地下鉄ちょっとびっくりするぐらい綺麗で近代的だった。


華強北につき、お腹も空いていたので、華強電子世界フードコートで、wechatpayの電子決済を試して見ることにする。

何食おうか一瞬迷ったが、中国まで来てカツカレーにした。

異国でいろんなことに不安があるので、余計なストレスを感じたくない。


フードコートのおばちゃんwechatをみせて、「Can i use this?」深圳では広東語は通じないのだ。

と言っても自分広東語使用に耐えないのは昨日でわかったのだが。

おばちゃん笑顔

オッケーらしい。

Wechatpayには、こっちのQRを見せてスキャンするタイプと、自分スキャンして、金額を打ち込むタイプがあるが、どっちかわかんなかったので、おばちゃんからカウンターを変わったお姉ちゃんに 「scan?」と聞いて見ると、怪訝とめんどくさいという表情を全開にして頷いた。

おばちゃんは愛想がいいがお姉ちゃんは怖い。

スキャンして、金額を打ち込むとあっという間に決済は終わった。

いね。財布出さなくていいのはいい。

しばらく待って出てきた華式カツカレーには、ライス部分に野菜炒めが乗っかっていた。


華強電子世界ではあらゆる電子アイテムが売っている。スマホパソコンLED照明、電子部品からなぜかワイシャツまで。

携帯売りのお姉さんがブースの中でスマホに向かって大声でやり合っていたが、中国の人はなんというか元気なので、普通のやり取りなのかケンカなのか判然としない。


深圳の街は、一角にまだ工事中のような場所があったり、食べ物匂いが立ち込めるストリートもあるものの、大方は近代的で綺麗なものだ。


ショッピングビル広場に何故かハトが群れている一角

しばらく見ているとハト達は一斉に飛び立つ。

近くにいるユニフォームをきたお姉さんが笛を吹き出し、またやってくるハトたち。

気の利いたショーまであるのか。

日本で知ることができる中国なんてほんの一部、それも結構偏ってるなーと思いながらデパートの空中回廊を歩いていると、突然「ボンッ!」

風に当たりながら一服していたオッさんの100円ライターが破裂した。

やっぱ中国、変なタイミング想像を超えてくる。

オッさんは事もなげに友達と去っていった。


挨晩


再び地下鉄に乗り、深圳市の海岸近くにある書店に向かう。

車内では可愛い格好をしたお姉さんがスマホ流行りのガールファッションをチェックしている。

すっかり都会のティーンエイジャーだ。

ひょっとしたら新しい分、東京メトロより綺麗かもしれない深圳地下鉄だけど、電子表示に現れる「請勿在車内大声喧嘩!(車内で大声で喧嘩しないでください!)」はちょっと笑った。

若い人は初めからこの新しさだからいいとして、お年寄りはこの変化のスピードについていけるんだろうか?


現代深圳市民ファッションは、埼玉群馬の人といった感じで、いや、別に誰もdisってないぞ、そう聞こえるならそっちの方が偏見だ、とにかくまあ、現代なのだが、どうも醸し出す中国人感の正体はおそらく男性髪型女性は肌で、男の髪型は極端なツーブロック角刈りが多く、女性20代後半辺りからまり肌の荒れを隠さなくなる。そこら辺は日本女性は巧妙かもしれない。


とはいえ、まあまあ近代的なチャイニーズファッションを覚えておきたかったので、誰か写真を撮らせて貰いたくなった。


Excuse me Miss, i want know naw chinese fasshion, Can i take your photo?


爆笑韓国の人だった。


Excuse me Mr?


タイマレーシアの人だった。


3人目の子供を遊ばせていたお父さんに声をかける。


Excuse me Mr? I want know naw chinese fasshion, Can i take your photo?


「何がしたいの?」

日本語で聞かれた。

写真撮っていいですか?」

「貸して」

「いや、貴方の」

「ふうん・・・どうぞ。」

広東語ダメだが英語ダメで、自分が一番得意なのは日本である、という知見が得られた。


目当ての書店は、一部が棚卸し中で、欲しかった女性誌や料理本は買えなかった。

最悪コンビニでなら、と思ったが、中国コンビニには雑誌が売ってない。

ちょっとガッカリした気分でスタバに入る。

スタバメニューなら、主だったところは日本と同じだし、注文にまごつく事もない。

決済もwechatpayでなんとかなる。

wechatpayの一番正しい方法中国に口座を持つ事だが、歌舞伎町Pocket Changeでもアクティベートチャージ可能なので、もし中華アプリ抵抗が無いなら、アクティベートしておくと強い味方になってくれるかも知れない。


そうこうしているうちに日がくれてきた。

華強北のフードコートのおばちゃん以外は概ねぶっきらぼう中国人の接客ちょっと凹んでスタミナが切れてきたので、そろそろ香港に戻ることにするか。

異国なので、余裕を持って行動した方がいい。

2日で3回目の越境だ。


夜晩


羅湖駅にたどり着いた。

中国雑誌が買えなくてちょっとガッカリしていたが、駅にキヲスクのような小さな書店があったので、そこで購入することにした。

wechatpayで決済しようとしたが、wifiが怪しいのか、なかなか決済が終了しない。

お姉さんが携帯を覗き込み、お姉さんの指示で店のwifi接続したら決済できた。

便利なwechatpayだが、ネット環境依存しているのは不便にもなりうるな。


三度国境を超え、香港へ。

国境を超えても外国である事には変わりがないが、なぜかちょっと安心感がある。

疲れて口元が下がり気味になり、パスポート写真微妙に違うので、検査員と顔面照合をする際に人差し指でほっぺたを持ち上げて笑顔を作る。

中国側の出国検査員には流されたが、香港側の入国検査員は一瞬笑いを堪えたような顔をした。

気のせいか香港の方が空気が陽気に感じる。

この空気の違いは、深圳の人が移民が多くて、実は南洋の人ではないかなのだろうか。

深圳ではやたら見かけた警官も、香港ではそこら中にいるわけではない。

接客に関しても、モノを投げてよこすような豪快さは香港深圳も変わらないが、香港の人は多分相手が誰でもああなんだろうな、という感じで、なんというか余計な気遣いに使う時間が勿体ないという感じなのだが、深圳の人たちからは、ちょっと警戒感のような物を感じた。

それが、国民性によるものなのか、ナショナリズムなのか、単なる「言葉の出来ない相手に対する厄介感」なのかは、分からなかった。



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2013-01-14

こないだ野村證券で聞いた話~その2・中国経済の見通し

3月全人代習近平氏が国家主席に就任する。

その前(今月か来月)に、貧富格差縮小に関する何らかの政策が発表されるはず。

投資家はそれを待っている。

なければ失望感が広まる。

また、中国ヨーロッパへの輸出が多い。

ヨーロッパは、中銀が昨年11月スペイン国債の無制限買取を表明するなど、とりあえず安心感が広まっている。

ギリシャに関しても、デフォルトなどの事態が起きても危機を回避できるような対策を各国が整備している。

そういう意味では、中国の景気も回復できる要素はある。

一方で工場なら中国、という時代は終わった。

人件費が上がってしまった(民主化活動の行方不透明)。

ミャンマーインドネシアタイなどの東南アジアはもちろん、アメリカに近いメキシコも要注目。

消費についても同様で、売上比率の中でも、中国だけでなく新興国割合が大きい企業は伸びるといえる。

2009-08-21

中国情勢 - 薄熙来(重慶市書記、前商務大臣)が政治力を背景に後継レースに参入 

やくざ団体を手入れし地元黒幕1400余名を逮捕、全国から拍手喝采

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薄熙来・重慶特別市党書記は、『重慶平和と安定』のためと獅子吼して同特別市域内にはびこるマフィアやくざ十四団体を一斉に手入れさせ、1544人を逮捕した。陳明亮、岳村、黎強らマフィアボスを含む67名の手配中の大物も捕縛、これで悪は一網打尽と旨を張った。党の高官とやくざはぐるの地域が多いだけに、この措置が本当なら政治家のお手本として庶民の絶大な人気を得るだろう。

薄熙来の遼寧省省長時代に同地域内の黒社会撲滅に辣腕を振るった王立軍を重慶公安局長に指名して、遼寧省から呼び押せた。王は着任早々からやくざへの手入れの機会をうかがっていた(香港紙『大公報』)。

重慶の十四の黒社会組織への捜索で、かれらのアジトからピストル48丁、弾丸900発、現金合計三億元を押収した(多維新聞網、8月17日付け)。このほか組織犯罪銀行口座を凍結し、総額十五億三千万人民元を封鎖した。

かれらはみかじめ料を支払わない商店レストラン放火したり、高利貸しで期日に遅れると見せしめの殺害など凶悪なことで知られ、麻薬、博打、凶器準備、売春など従来のマフィアの「ビジネス」を超えた商業活動は共産党の脅威でもあった。

とくに重慶中央政府の特別配慮による開発予算が300億ドル。あちこちにモノレール、立体交差、政府建物、駅舎などを突貫工事宇宙都市のような激甚な発展ぶりをみせ、同時に全土から儲かるとばかりマフィアが蝟集して利権をむさぼり、表向きは貿易商社銀行などを経営していた。

地域マフィア顔役は同時に地域全人代代表でもあった

就中建設土木が盛んで砂利、セメント、建材を扱う表向きの顔があった。巴南区などは黎強の組織が一手に支配しており、マフィアボスでありながら財閥大富豪としても知られる。なにしろ表の顔として黎強は重慶全人代代表。陳明亮は重慶古物商工会理事長兼地区人民代表だった。かれらの元には千もの企業がぶら下がり、不動産ビジネスの殆どを抑えていた。

また地下銀行高利貸しビジネスでこれまでに貸し付けた額面は三百億元とも。こうなると地元警察公安は買収されている可能性があり、アンタッチャブル土地にしがらみのない政治家にしか大鉈(なた)は振るえまいと言われた。

組織が縄張りを決め、組織構成員は軍隊のような訓練を受け、上下の序列にうるさく、なかには昼は公務員という『白道』、夜はやくざに早変わりの『黒道』を兼務する手合いもいて「重道(白黒兼務)社会」だから重慶と自嘲気味なところもあった。

さて薄熙来である。かれは共産党大幹部だった薄一波の息子、「太子党」の代表的人物として、大連市長遼寧省書記から胡錦涛の人事で重慶特別市書記に任ぜられた。直前までの商務大臣。来日回数も多く、かなりの日本通である。同時に世界貿易ネゴシエーターとしても活躍した。

辺地へ飛ばされて左遷かとおもいきや着々と政治的野心を秘めながらも中央への成績をあげた。

薄熙来の認識では次期総書記に有力とされる習近平よりも、自分がなる、ということだろう。野心を沸々と燃やしてきたことは華字紙でたびたび報道されてきた。

しかし薄熙来は「太子党」に勢力を扶植してはいても、上海派とはそりが悪い。だからポピュリズムに一気に打って出て、せめて次期首相くらいは射止めたい。おりしも次期首相後継最有力だった李克強に七月以降というもの、部下の汚職スキャンダルが多発し、任期急降下中でもある。

もし、薄熙来がそれらを計算に入れタイミングをはかったとすれば、それはそれなりに絶妙な政治的演出でもある。

2009-07-25

中国情勢 - 上海市中国で初。「一人っ子政策」の撤廃へ

人口老齢化、労働階層の激減は上海の衰退をもたらす懼れ

一人っ子政策が緩和方向にあることは近年の中国社会の急速な老齢化が表面化したからである。

労働人口の減少は外国人労働者の急増となり、上海の場合「外国人労働者」とは、すなわち浙江省江蘇省の近県ばかりか、安徽省福建省湖北省などの「よそ者労働者の激増となり、差別、文化摩擦、対立がおきるのは必定。上海のおける暴動要素の第一は、これである。

すでに十年以上前から上海では、漢族でも「夫婦共に一人っ子の場合、子供は二人まで」OKだった。

この傾向は全土に広がり、2年前に全人代でも正式の議題となった。

だが実際に二人の子供をもうけた夫婦はまれ、理由は急激な所得上昇で妻も職を得るケースが増えたためである。

しかし中国最先端都市上海市はさらに「一人っ子政策」そのものの撤廃を検討し始めた、とフィナンシャルタイムズが伝えた(7月24日)。

実現すれば中国初。

それだけ人口の老齢化が顕著であるとともに、上海労働者不足が常に他府県からの流入労働人口を必要とするため。人口動態が激しいのも、国際都市宿命である。

現在上海市の書記は愈正声。三年前のスキャンダルで、政治局員でもあった陳良宇が失脚し、代理を韓正(現市長)がつとめたあと浙江省書記だった習近平が就任し、習はそのまま中央の政治常務委員に三段跳び出世という名門コース。

かつて江沢民上海市長だった。

愈正声は将来を嘱望されたエンジニア出身で、じつはミサイル工学専門家

紹興の出身だから魯迅周恩来、秋勤など、革命烈士が輩出した土地勲章にもなるわけだ。ミサイル設計数学がわかれば将来の人口動態をシミュレーションできたわけ?(笑中国情勢 - 

愈は山東省煙台市書記、青島市書記のあと湖北省書記を経て、上海に引っ張り上げられた。背後は上海派だろうと推定される。

現市長の韓正は団派。ふつう「書記」と「市長(省長)」との党内序列ならびに実力は天地の差があるが、上海の場合、韓正は政治力もあり、上海市民の人気も高く、実力派として評価する向きが多い。

2009-03-14

全人代最終日の夜、北京でなにが起きていたか

王府井の豪華ブランド店に大量のまとめ買いが殺到

北京銀座といえば王府井(ワンフーチン)。

一泊五百ドルのホテルはざら、レストランは目が飛び出るほど高く、着飾った男女でにぎわい、この風景はとても独裁共産主義国家の首都とは思えない。

全人代の期間中、とくに最終日前夜の12日夜、大変化が起きた。

この地区に集中しているルイビュトン、グッチディオール、イブサンローラン、フェルガモ、アルマーニエルメスの旗艦店目指して、どっと買い物客が訪れたのだ。

人民大会堂には五千人の「人民代表」が集い、経済発展目標8%などを謳った。

期間中、ブランド旗艦店には「代理人」やら「業者」、「高官秘書」が足繁く出入りし、品定めやら商品の予約やら。

時計中国人オメガより、ローレックスに圧倒的人気がある。一個3万ドル。

賄賂の受け取り方も贈り方も、中国ではスタイルが洗練されてきたという。

高級ブランド品を贈呈し、その豪華品を回しあったり、換金したり、直接現金を受け取ると賄賂、買収、汚職になるので、手口が巧妙になる。

最高幹部のご婦人は最新のファッショングッチエルメスのハンドバック、スカーフカルティエの宝飾品や靴をお召しになる。靴二百足まとめ買い、イメルダ夫人を批判したことを忘れて?

高官自身はダンヒルの黒い鞄が流行。理由は暗くてロゴが見えない(高級品と分からないところがミソらしい)。

最高幹部が逮捕されることはまず稀だが(過去十五年間に現職政治局員で逮捕起訴収監は政敵失脚のために二回だけ。北京書記の陳希同は江沢民の敵だった。上海書記だった陳良宇の失脚は胡錦涛の敵だった)、地方政府の副省長とか副市長クラスは、ときどき見せしめ逮捕され、十三年とか、結構長い刑をくらう。先週も重慶特別市の高官が逮捕、自宅から高級スーツ百着、靴貳約束、豪華自動車が押収されたそうな(IHI,3月14日)。

ところで中国独自の高級ブランド品って、無いのですかね。中華の「愛国者」の皆さん?

2009-03-05

中国農村部、深刻な資本不足。地下銀行も貸し出し資金が枯渇

当局、地下銀行合法化の規制緩和を検討へ

中国農村部では資本の枯渇が甚だしくなり、当面の打開策を当局が検討していると『チャイナ・ディリー』が伝えている(3月4日付)。

出稼ぎ農民の失業組には、起業奨励する方向も打ち出された。

農村部は従来、日本で言う農協農林中金中国農業銀行などが手の届かない僻地や村落で、所謂「ミニバンク」(正式免許がない地下銀行のたぐい)が、小口の貸し出し業務を営んできた。

しかし貧しい農民は、これら金融機関からの借り入れも出来ず、高利の地下銀行から借り入れて急場を凌いできた。

華大学の報告では「一億二千万農民の40%が借り入れさえできない」という。

それもお手上げとなれば、闇の金融資本不足に陥り、「講」の組織近代化したシステムである、村営、町営の信用金庫信用組合を合法化した。

借り手である農民は、こうした信用金庫から500元―5000元の範囲内で借金を積み重ねた。

 2007年には、こうした金庫が38行、誕生したが、さらに資本金500万元ていどのミニバンクも認める方向という。

中国銀行監督委員会(CBRC)に拠れば、闇金融全中国の預金の10%程度と見積もられている。

全人代では景気刺激策4兆元にくわえて、さらに数兆元の予算を検討しているが、農村部への資金手当を含んでいない。

大学報告が予測する数字は「2010年に農村の資金不足は5兆4000億元。2015年には76兆元に達するだろう」という。

 
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