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はてなキーワード: 黒田東彦とは

2023-11-01

黒田東彦が退任後の講演会などで「もうインフレ目標を達成するからJGBを買うなよ笑」と触れて回っていたらしい、知らんけど

2023-09-23

anond:20230923174405

黒田東彦さん、瀧野欣彌さん、栗生俊一さんみたいなウルトラエリート政治任せてくれれば全部うまく行くんだよ

早慶とか下手したら駅弁MARCH、日駒出てるようなバカ議員が彼らの仕事に口を出すからダメになる

2023-02-22

子供がいても嫉妬するか失望するだけなので子供欲しくない

俺→子供欲しくない

妻→子供欲しい

という世間の傾向とは逆の夫婦。

仮に妻が子育てに専念して退職したとしても収入面での不安はない。しかし俺は妻や友人には隠しているものの強烈な学歴コンプ容姿コンプ青春コンプを持っている。しかもそれらコンプをもう30歳目前の既婚男だというのに全く解消できていない。資格試験合格しても、転職成功しても、妻以外の綺麗な女の子を抱いても、収入がアップしても、7歳〜22歳まで黒田東彦江田憲司のようなエリートコースを辿れず理想的青春を送れなかったという劣等感はなくならなかった。

もし子供が産まれ場合子供学力にも青春にも恵まれれば子供に強い劣等感を抱くだろうし、逆に学力青春にも恵まれなければ「ほら、やっぱり産まない方がこの子にとって幸せだったんだ」となってしまう。だから子供は欲しくない。しかしそんな理由を妻に話す訳には行かないので、毎度適当理由を創り上げて説得している。妻のことは好きなので離婚するつもりは毛頭ない。

2023-02-14

[]日銀正常化を織り込み始める市場植田次期総裁のYCC撤廃を予想

日本銀行の次期総裁経済学者元日銀審議委員植田和男氏が指名されることで、金融市場金融政策正常化を織り込み始めた。債券トレーダーイールドカーブコントロール(長短金利操作・YCC)のさらなる修正に賭け、今年半ばにマイナス金利が終了するとの見方も強めている。株式投資家は銀行金利上昇の恩恵を受けると期待している。

  長期金利指標である新発10国債利回り日銀の許容上限0.50%付近に張り付いている。日銀が直接介入できないスワップ市場10年物金利は同債利回りを30ベーシスポイントbp)以上も上回っている。ただ、それでも40年ぶりの高水準にあるコアインフレ率には遠く及ばない。

  「日本は大きなインフレ問題を抱えているが、多くのエコノミスト過小評価している」と、アシンメトリックアドバイザーズのストラテジスト、アミールアンバーザデ氏(シンガポール在勤)は指摘する。「植田氏は、インフレが今期から低下傾向に向かうという黒田東彦総裁の誤った希望に縛られることなく、多くの人が思っているよりも早くYCC修正に手を付けるだろう」とみる。

  日銀マイナス金利政策植田次期総裁の下で終了すると予想されている。フォワードスワップは7月のマイナス金利解除と、その後の利上げを織り込んでいる。バークレイズ証券山川哲史氏は、日銀は7月にマイナス金利を解除し、短期政策金利のみを目標とする従来の金融政策の枠組みに戻すとみている。

  長期金利の上限設定とマイナス金利政策銀行収益性を圧迫してきた。株式市場では、政策転換への期待から銀行指数が5年ぶりの高値圏に達している。

  日銀が昨年12月に予想外のYCC修正に踏み切る中、日本円は同10月末に比べて10%以上も急騰し、10カ国・地域中最大のパフォーマンスとなった。次期総裁の下で行われる4月の日銀決定会合を含む3カ月のインプライドボラティリティーは、為替市場全体の指標が低下する中でも上昇しており、日銀の次のサプライズに警戒していることを示している。

  日銀は目先、長期金利の上限0.5%を守るために市場介入を強化する必要があるが、1月に過去最大23.7兆円の国債を買い入れており、すでに国債発行額の半分を保有する。さらなる買い入れ拡大は昨年12月政策修正目的だった市場機能問題さら悪化させかねない。みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケットエコノミストは、「黒田日銀金融政策限界に挑戦し、その非効率性を明らかにした」と指摘する。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-13/RQ03KIDWRGG001

2023-02-09

[]日銀総裁人事アベノミクス転換示唆なら調整難航も-自民党議員

日本銀行の次期総裁人事が佳境を迎える中、自民党内ではアベノミクス金融緩和路線の大きな転換を連想させるような人選を政府提示した場合、党内での調整が難航する可能性がある。複数自民党議員匿名を条件に語った。  

ブルームバーグが1月に実施した調査では、黒田東彦総裁の後任に、雨宮正佳副総裁のほか、黒田体制最初の5年間に副総裁を務めた中曽宏大和総研理事長と、白川方明総裁当時に副総裁だった山口広日興リサーチセンター理事長も有力候補として挙がっている。日本経済新聞は6日、政府雨宮氏に就任を打診したと報じた。

  ある自民党議員は、安倍晋三元首相が金融緩和消極的とみていた白川氏を支えた山口氏を岸田文雄首相指名した場合は、アベノミクス継続を基本としている党内最大派閥安倍派などから反発を招き、党内がまとまらないとみている。

  一方で、市場関係者は、山口氏が選ばれれば、政府金融政策正常化への明確な政策転換を求めているというシグナルを送ることになると予想している。その場合金融市場が大きく変動する可能性があるとみる。

  2012年末にデフレ脱却を掲げて衆院選勝利した自民党安倍総裁(当時)は、白川日銀金融緩和策を消極的批判していた。首相就任後もアベノミクス第一の矢として日銀に大胆な金融緩和を迫り、翌年1月に白川氏は2%の物価安定目標を導入し、政府との共同声明にも合意した。3月には安倍氏の指名を受けた黒田総裁就任し、大規模な量的・質的金融緩和政策を打ち出した。  

  政府は来週にも次期正副総裁の人事案を国会提示する見通しで、就任には衆参それぞれの同意必要となる。人事は岸田首相専権事項であり、山口氏起用の可能性が完全になくなったわけではない。しかし、4月の統一地方選衆院補選も控え、党内基盤が脆弱(ぜいじゃく)な首相にとって、日銀総裁人事を巡って混乱を招くことは避けたいところだ。

  岸田首相は8日の衆院予算委員会で、次期日銀総裁資質を問われ、主要国中央銀行トップとの緊密な連携や内外の市場関係者に対する「質の高い発信力」が格段に重要になってきているとし、国際連携市場安定を重視する姿勢を示した。有力候補者3人の金融政策運営スタンスでは、山口氏が最もタカ派市場でみられている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-09/RPSH87T0G1L101

2023-01-26

[]日銀長期金利の柔軟化を、変動幅拡大や年限短期化も選択肢IMF

国際通貨基金IMF)は26日に公表した日本経済に関する審査(対日4条協議報告書で、日本銀行の金融政策運営について長期金利変動のさらなる柔軟化が必要提言した。

  先行きの消費者物価日銀目標である2%を再び下回るとみられる中で「総じて緩和的な金融政策が引き続き適切」としながらも、物価動向は上振れリスクが大きいと指摘。現行のイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策による債券市場機能の急激な低下なども踏まえ、「さらに柔軟な長期金利の変動を検討すべきだ」と主張した。

  柔軟化の具体策として、10国債利回りの許容変動幅の再拡大や目標水準の引き上げ、金利目標の年限の短期化、現在金利目標から国債買い入れの量的目標への移行を選択肢に挙げた。

  こうした柔軟性は、持続的な名目賃金の上昇と経済回復に下支えされ、「物価上昇圧力がより粘着的なものと見受けられる場合には、自動的長期金利の上昇をもたらす」と予想。先行き「物価目標が持続的に達成されたとのより強い証拠が得られた際に、中立的金融スタンスへの移行をより円滑化することにつながる可能性がある」とみている。  

  また、「各戦略メリットデメリットを慎重に見極める必要がある」としながらも、柔軟化は将来の急激な金融政策の変更を回避するのに役立ち、「金融緩和の副作用対処することにも資する」と指摘。同時に政策金利を徐々に変更する際の前提条件に関するガイダンス提供することは「市場の期待を安定化させ、物価目標達成に向けた日銀コミットメント信頼性を高めることに資する」との見解を示した。

  日銀は昨年12月、YCCにおける長期金利誘導目標ゼロ%程度に維持しつつ、許容変動幅を従来の上下0.25%程度から同0.5%程度に拡大した。市場機能改善を図り、金融緩和政策の持続性を高めることが狙いとしているが、事実上の利上げと受け止めた市場には追加の政策修正観測が根強い。IMF報告書では、金融政策の変更について「十分なコミュニケーションが行われるべきである」と記した。

  日銀黒田東彦総裁は1月の決定会合後の会見で、YCC政策は存続が可能とした上で、長期金利の変動幅のさらなる拡大には否定的見解を示した。 

為替介入

  IMF政府日銀24年ぶりに実施した大規模な円買いの為替介入にも言及した。昨年の急激な円安は「主に金利差を反映したもの」とした上で、介入の効果は「恐らく一時的」と指摘。介入は、無秩序市場環境や急激な円の変動による金融安定のリスク通貨変動に伴うインフレ期待の不安定化といった特殊な状況下に限定されるべきだとした。

  財政政策は、景気が回復し、労働市場が引き締まり需給ギャップが縮小している中で「今以上に迅速に縮小されるべきだ」と指摘。昨年10月に閣議決定した大規模な経済対策によって財政余地は一段とひっ迫したとし、楽観的な経済成長率見通しと補正予算常態化警鐘を鳴らした。2025年度の基礎的財政収支プライマリーバランス、PB)目標に向けた進ちょくを引き続き評価すべきだとしている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-26/RP2ZGBT1UM1R01

[]YCC運用含め金融緩和継続適当、丁寧な説明を-日銀

日本銀行が1月17、18日に開いた金融政策決定会合で、現行のイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策運用も含め、現在金融緩和継続することが適当との意見が出た。その必要性について丁寧な説明を行うことが重要との指摘もあった。「主な意見」を26日に公表した。

  日銀が昨年12月長期金利の許容変動幅を拡大するYCC運用見直しを決めたことで、市場には一段の政策修正に対する思惑が広がっていた。政策委員は、運用見直しについて「あくまでも金融市場機能改善を通じて金融緩和をより持続可能とするための措置だ」と説明効果を「いましばらく時間をかけて見極める必要がある」との指摘もあった。

  会合では、現行の大規模な金融緩和策の継続を決め、金融調節の円滑化を図るため、国債などを担保金融機関に低利で資金を貸し出す「共通担保資金供給オペ」を拡充した。金利入札方式も貸付期間を従来の1年以内から10年以内に長期化するとともに、固定金利方式適用利率について、年限ごとの国債市場実勢相場を踏まえて、貸し付けの都度決定するとした。

  共通担保オペの拡充についてある政策委員は、「現在の大規模な国債買入れに加え、安定的イールドカーブ形成に役立つ仕組み」と指摘。同オペも活用しながら「機動的な市場調節運営を続けることで、市場機能改善していくことを期待している」との意見も出た。前回会合に続いて金融政策検証必要性も指摘された。

消費者物価

  会合後に公表された新たな経済・物価情勢の展望展望リポート)では、消費者物価生鮮食品を除くコアCPI)の前年比上昇率の見通しについて、2022年度を3.0%と従来の2.9%から上方修正した。23年度は1.6%に減速し、24年度に1.8%に伸びが拡大する見通しだが、黒田東彦総裁は2%の物価安定目標を「持続的・安定的に達成できる状況は見通せていない」としている。

  会合では消費者物価について「物価上昇の起点であるコスト・プッシュ圧力は減衰し始めている」などとして23年度にかけてプラス幅が縮小していくとの見方複数あった。先行きについては賃上げ実現の重要性を指摘する声が相次ぎ、「賃上げの機運は高まっており、大企業を中心に相応のベアが実現する可能性があるが、中には賃上げに慎重な声もある」との見方が示された。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-26/ROXL4YDWLU6C01

2023-01-23

[]日銀決定会合、異例の中断 昨年12月政府が申し出

 日銀23日に公表した昨年12月19、20日金融政策決定会合議事要旨によると、20日会合で、政府出席者からの申し出を受け、午前10時51分から午前1128分まで37分間にわたって一時中断した。中断は異例。再開後、大規模な金融緩和策を修正し、長期金利の上限を従来の0.25%程度から0.5%程度に引き上げる事実上の利上げを決定した。

 会合には議長黒田東彦総裁、2人の副総裁、6人の審議委員議決権を持つ委員として出席。議決権を持たない政府代表として、財務省内閣府から1人ずつ参加し、20日財務省の秋野公造副大臣内閣府藤丸敏副大臣が出席した。

https://nordot.app/990065930997350400

2023-01-22

[]岸田首相日銀総裁「代わる」と明言 2月に人事案を国会提示

東京 22日 ロイター] - 岸田文雄首相は22日、民放テレビ番組で、日銀の次の正副総裁の人事案を2月中に国会提示する考えを示した。その上で「人は代わる」と明言。物価2%目標の早期実現などを盛り込んだ政府日銀共同声明については、新総裁が決まった後で議論すると改めて述べた。

日銀の両副総裁任期満了が3月19日であることを踏まえると、2月中に正副総裁の人事案を国会提示しないと間に合わないのではないかと問われた岸田首相は「国会日程等を考えるとそういったことだと思う」と述べた。その上で「人は代わる。(政府日銀の)アコードについてはそれから先の話だ」と述べた。

共同声明見直しの是非については「新しい総裁もまだ決まっていない段階で何か申し上げるのは時期尚早だ」と話した。

黒田東彦総裁は4月8日で任期満了となる。岸田首相は、新総裁は「4月の時点の経済状況をしっかり考えた上で、どなたがふさわしいのかこれから判断しなければならない」とした。

正副総裁候補3人の人事案をまとめて国会提示するかについては「国会でどうするかは国会で決めることだ。まずは人事の中身をしっかり決定した上で国会提示していく」とした。

共同声明を巡っては、政府日銀はこれまでも、構造的な賃上げを伴う経済成長と、物価目標安定的・持続的に維持することを実現するために連携していくという基本方針で取り組んできたと説明。この基本的部分は変わることはないと語った。

https://jp.reuters.com/article/kishida-boj-accord-idJPKBN2U1016

2023-01-19

[]インタビュー長期金利の変動許容幅、今夏にも「0.75―1%」=伊藤コロンビア教授

東京 19日 ロイター] - 伊藤隆敏コロンビア教授は19日、長短金利操作イールドカーブコントロール=YCC)を伴う日銀金融緩和政策について、今夏にも長期金利の変動許容幅を上下0.75%や1%に再拡大する可能性があるとの見方を示した。ロイターとのインタビューで語った。

日銀が昨年12月の金融政策決定会合で変動許容幅を上下0.5%としたことについては「出口への一歩ではないとする(日銀の)説明は苦しい」と指摘した。

そのうえで伊藤教授は「靴を履き、コートを着て(正常化に向けて)準備している段階」と日銀の状況を形容し、賃上げなどの条件が整えば許容幅の再拡大に向けて「夏までの間に一歩踏み出してもおかしくない」と述べた。

長期金利の変動許容幅は「上下0.75%や1%が選択肢になる」との認識を示した。マイナス金利撤回についても、物価次第で「年内くらいにはあり得る」とした。

大規模な金融緩和正当化してきた政府日銀政策協定を巡って「1%や3%にするとか、そういう話ではない」と言及し、物価安定2%目標理解を示した。

物価2%目標について、可能な限り早期の達成を期待する記述に関し「中期的、安定的に」と見直す余地があるとする一方、「それ以上、大きく変える必要はない」との考えを述べた。YCCを撤廃する場合には新たな執行部による「総合的な検証必要になる」との認識も示した。

近く提示される正副総裁人事については、有力視される日銀出身からの登用が適切かどうかも含め、コメントを控えた。

伊藤教授は2008年に日銀総裁候補に浮上したが、民主党(当時)の反対多数で同意を得られなかった。黒田東彦日銀総裁財務官時の副財務官を務め、経済財政諮問会議民間議員を担うなどした知見から、同氏を含めた日銀新体制を予想する声がある。

https://jp.reuters.com/article/takatoshi-ito-interview-idJPKBN2TY048

2022-12-22

日銀ショックは米国債市場にも波及、国債ETFから1600億円流出

日本銀行長期金利の許容変動幅拡大を予想外に決定し、上場投資信託ETF投資家米国債から資金引き揚げを急いでいる。

  ブルームバーグデータによると、「iシェアーズ米国債20年超ETF」(ティッカー:TLT)から20日に約12ドル(約1600億円)が流出。TLTは280億ドル規模で、1日の流出額としては今年1月以来の大きさ。日銀長期金利10国債金利)の許容変動幅を従来の上下0.25%程度から同0.5%程度に拡大すると発表した後に、この流出は起きていた。

  米国債国外における最大の保有者は、日本人投資家だ。この理由からも、日銀の決定は米国債市場に影響を及ぼした。日銀黒田東彦総裁は「出口政策とか出口戦略の一歩とか、そういうものでは全くない」と説明したが、エコノミスト投資家の多くは最終的な政策正常化に向けた準備措置だと解釈した。

  日本国債の利回りが上昇すれば、日本債券投資家から資金流入が長期的には減る可能性があるとの見方から急激な資金流出が発生したと、アカデミーセキュリティーズのマクロ戦略責任者ピーターチア氏は指摘した。

  チア氏は「日本国債の利回りが非常に低かったため、日本投資家は円以外の通貨建て債券で極めて大きな買い手となっている。従って為替ヘッジの期間が終了するにつれ、日本ドル建て債保有者が保有債を売ってくるとの不安がある」と述べた。「自分は過度に懸念してはいないが、この利回りで売却や一部の利益確定をする口実になるのは確かだ」と続けた。

  20日は流出したものの、TLTの年初来流入額は約156ドルと、過去最高に上る

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-21/RN94S6DWRGG001

2022-12-21

[]日銀金融緩和修正市場との対話課題-「信頼失った」との苦言も

日本銀行20日に踏み切った想定外金融緩和政策修正市場との対話課題を残した。市場関係者の間では、日銀市場とのコミュニケーションの欠如を指摘する声が相次いでいる。一方で、一段の政策修正もあり得るとして、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の廃止も指摘されている。

  日銀金融政策決定会合で決めた長期金利の許容変動幅の拡大は、世界的な物価上昇や円安が急速に進行する中で、以前から政策修正手段として市場が想定していたメニューの一つ。しかし、会見や国会答弁などで可能性を問われた黒田東彦総裁日銀幹部事実上の利上げであり、金融緩和効果を阻害するとして否定的見解を繰り返していた。

  黒田総裁会合後の記者会見で、変動幅の拡大決定について「市場機能改善し、緩和効果をより円滑に波及させる」ことを理由に挙げ、「利上げではない」と繰り返した。SMBC日興証券丸山義正チーフマーケットエコノミストは、前言撤回とも言える発言に、日銀は「コミュニケーションに関する信頼を失った」と苦言を呈した。

  三菱UFJリサーチコンサルティング小林真一郎主席研究員も、「黒田総裁発言をもう誰も信じない」とし、「これは日銀にとって大きな損失だ」と指摘する。

  決定を唐突と受け止めた直後の市場では長期金利円相場が急上昇し、株式相場は大きく下落した。翌日も債券市場で新発2年国債利回りが約7年ぶりにプラス圏に浮上。事実上の利上げと受け止めた市場では、さらなる政策修正に対する臆測が広がっている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-21/RN82T3DWRGG001

2022-12-06

円のビッグショート、2023年は劇的なUターンへ-市場関係者が予想

円は世界の主要通貨の中で最悪のパフォーマンスとなっているが、2023年には劇的なUターンを演じそうだ。タカ派的な米連邦準備制度ハト派的な日本銀行という二つの円安原動力が、立場を逆転させると一部投資家はみている。

  今年の大半を通じ、ドルに対してショートする通貨として好まれてきた円だが、来年は現水準から7%余り上昇する可能性があると、バークレイズ野村ホールディングスが予想。フォントベルアセットマネジメント適正価格を1ドル100円未満だと見積もる。これは現在より30%以上の円高になる。ステート・ストリートグローバルマーケッツは米国積極的利上げへの懸念が後退し円が急反発すると予想し、ティーロウプライス日銀が今よりもタカ派的になることで円が上昇する余地があるとの見方を示した。

  ティーロウ世界マルチアセット責任者セバスチャン・ページ氏は「恐らく、ドルに対する円の弱さはピークに近づいている」とした上で、米金融当局が遂に利上げを停止した時に「日銀が若干積極的になることで市場を驚かせ」、円を押し上げる可能性があると分析した。

  円に対する強気は、ヘッジファンドが円のショートをこれ以上ないほど積み上げていた9月とは様変わりだ。急ピッチの利上げを続けた米国と超低金利を維持した日本との利回り格差が広がる中で、円はドルに対する年初来の下げが一時25%に達した。  

  だが、政府日銀市場介入と米連邦準備制度の利上げペース鈍化への期待を追い風に、円は10月安値から12%余り上昇。日銀が4月以降に新総裁の下で政策を調整するとの観測も円反発に拍車をかけそうだ。

  円が上昇すれば、数千億ドル資本日本回帰したり日本輸出業者が打撃を受けたりする可能性があり、影響は日本国内にとどまらない。円を調達通貨としたキャリートレード需要も後退するだろう。

  5日の円相場は1ドル=135円前後10月には30年ぶり円安の151円95銭を付けた。

  円高予想の多くは米金利が急速にピークに近づいており、当局は景気下降局面に利下げを迫られるという見方に基づいている。ジュピターアセットマネジメントアバディーンなどのファンドは、来年はその可能性が高いとみている。

  アバディーンスタンダード・インベストメンツ植田八大プロダクト・スペシャリスト部長は、米当局2023年に速やかに比較ハト派寄りの姿勢へと転換するだろうとみており、円が1ドル=130円まで上昇すると予想。ドルには今年のような上昇の原動力がないと指摘した。

  先物市場は米金利来年半ばごろにピークを付けるとの見通しを示唆している。

  複数ファンドはまた、先進国地域の主要中銀の中で最後までハト派的な政策を固持している日銀が降参するのは時間問題だとみている。それは黒田東彦総裁来年4月に退任した後になる公算が大きいが、円上昇をさらに勢い付かせるだろうと、ジュピターマネーマネジャーマークナッシュ氏(ロンドン在勤)は述べた。「来年のある時点で日本も当然、利上げをするだろう」と話す同氏は、1ドル120円近辺まで上昇する可能性を見込む。

  海外ファンドが好む10年物の円スワップレートは、日銀が設定する10年物国債利回り上限の0.25%を大きく超えて上昇している。これは日銀イールドカーブコントロール(YCC)政策を調整するとトレーダーらが見込んでいることを示す。

  フランクリンテンプルトンのソナル・デサイ債券担当最高投資責任者(CIO)は、日銀が向こう3-6カ月の間に10年債のイールドコントロールをやめる可能性があると予想し、「その時にはドルが完全に」下落に向かい、円が上昇するだろうと話した。

  金融政策正常化と依然として安い円相場という組み合わせは、円の安全資産としての地位も急速に回復させる公算がある。11月最後の数日には中国新型コロナウイルス対策を巡る懸念から安全資産需要が高まり、円がアウトパフォームした。

  フォントベルシニア投資ストラテジスト、スベン・シューベルト氏は、景気下降への懸念市場に広がればこうした傾向が強まると予想。「米国リセッション景気後退)が質への逃避につながる可能性が高く、円の追い風になり得る」と述べた。安全資産としてスイス・フランも有望視しているものの、今年の下落のため「円の出発点はより極端だ」と指摘した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-05/RMEQXNDWRGG601

2022-11-18

[]利上げできないわけではない、現在は緩和継続適当日銀総裁

日本銀行黒田東彦総裁は18日、金融政策運営に関して「日銀金利を上げられなくなっていることは全くない」とする一方、現在経済物価情勢に照らすと「今の金融緩和を続けることが適切だと考えている」と述べた。衆院財務金融委員会で答弁した。

  消費者物価の3%台の上昇は大半が輸入物価の上昇が要因で、賃金上昇を伴う安定的・持続的な2%の物価目標は「来年度も達成されない」と説明今金利を引き上げ、「経済回復を遅らせて賃金を引き上げる余地を減らすことは好ましくない」とし、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策を軸とする金融緩和継続賃金物価が共に上昇する好循環を促すとの考えを示した。

  原材料高の価格転嫁が進む中、10月消費者物価生鮮食品を除くコアCPI)は前年比3.6%上昇と9月の3.0%上昇から伸びが加速し、1982年2月(3.6%上昇)以来の高水準となった。

  総裁は足元の消費者物価が「かなりの上昇になっているのは事実」とし、3%台への上昇で「マインド悪化や実質所得の下押しを通じて家計に影響を及ぼしていることは十分に認識している」と語った。その上で「名目賃金がしっかり上がってくれないと、安定的に2%の物価目標を達成することは困難」と賃上げ重要性を改めて強調した。

  現在賃金の伸びは最近物価上昇に比べて小幅にとどまっているとしながらも、労働市場の引き締まりに伴って「賃上げ率が高まっていく環境は整いつつある」と指摘。現在非正規労働者を中心とした賃金の上昇が、「中小企業正規労働者賃金上昇まで波及するかを十分注視したい」と述べた。

  日銀による大規模な国債買い入れ金融政策の一環であり、「財政ファイナンスではない」と繰り返した。国債に対する信認が無くなれば現在金融緩和効果も失われるとし、政府財政の持続可能性を強化していくことの重要性を主張。デフレ脱却に向けて政府日銀役割分担を定めた共同声明は「現時点で見直し必要とは考えてない」と語った。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-18/RLILNVT1UM0W01

2022-08-03

なんか違うんだよな〜

父、母、友人、親戚。俺に偉そうに言ってくる人らの偉そうな講釈を聞いてて思うけど、なんか違う。というか全然わかってないわ。こいつら。

「働け」、「仕事はたくさんある」、「親に楽させろ」、「お父さんが心配してる」

俺のことは?俺のプライドは?俺の気持ちは?俺が身体ボロボロプライドズタズタで世間から見下されてでも、今からでも就ける低所得肉体労働で働いて家に金運べばそれだけでいいのか?そんなの奴隷じゃねーか。大学出ても働かずにいる理由ちゃんあんだよ。あと引きこもりじゃねえ。大学時代は公認会計士勉強してて、卒業後は公務員試験勉強年齢制限過ぎた今は司法試験予備試験頑張ってんだよ。実家いから独学だし、予備校ロースクールにも行けない状況でよ。100回以上言ってるよな?

俺はもっと違う人生を歩むはずだった。人から羨ましがられ、崇められ、金を稼ぎ、尊敬される存在になるはずだった。でもそうなれなかった。そういう人間を妬みながら称賛する側。つまり凡人。それじゃなんのために生まれたかからねえじゃん。

もちろん自分を責めたこともあったが、それが間違いだと気づいた。俺の人生振り返れば、保育園卒、SAPIXにも行ったことない。中学受験もしてない。留学経験海外旅行経験もない。親父も中堅大学卒のうだつの上がらないサラリーマン。お袋も短大卒の専業主婦。おまけにさっきも言ったけど、予備校大学院にも実の子供を通わせられないw

誰のせいかよく考えろ?ボンクラ親父が。

こんな環境黒田東彦木下康司みたいになんかなれないって、なんで誰も教えてくれないかな。プライドばっかり育って息苦しい。わざわざ駿台代ゼミまで行って浪人しても日大法学部だったし。

あー人生馬鹿らしい。さっさと全員死ねボンクラどもが。

2022-01-20

日銀黒田東彦総裁のやり逃げ感満載

日銀の体力を削るだけ削って

あとはやり逃げスタイル

次期総裁も是非務めて頂いて事態収集に注力して頂きたいもの

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79340880Z10C22A1MM8000/

2021-09-21

かつて(今でも)リフレ派だったあなたへ

アベノミクス格差置き去り 立民が検証「明らかに失敗」 (時事通信)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021092100914&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

この記事を見てふと考えました。黒田東彦日銀総裁の前任である白川方明氏が日銀総裁の座を退いたのが2013年(平成25年)。あれから8年が過ぎました。

リフレ派(※だった人も含む。有名無名問わず)は何か総括なり反省なりなんらかの評価感想を示すべきだと思う。

蛇足ではありますが、私もリフレ派でした。過去形です。かつてはその理論というか考え方を正しいと思っていましたが、いつからか、そう思えなくなってしまいました。

インフレ目標ゼロ金利政策資産買い入れ、量的緩和(異次元緩和)、マイナス金利…等々。いまどう思いますかね?

今の状態私たちが望んできた結果でしょうか?どうですか?

2021-08-14

anond:20210814094501

注目すべきはここだぞ

禁じ手財政ファイナンス公言

 

安倍前首相は次のような内容を述べていた。

  

「『国債発行は子供たちの世代にツケを回す』という批判があるが、その批判は正しくはないんです。なぜかというと(略)政府日本銀行連合軍でやっていますから政府が発行する国債日本銀行がほぼ全部買い取ってくれています。皆さん、どうやって日本銀行が、この政府の出す巨大な国債を買うと思います?どこからお金を借りてくると思っているんです。それは違います。紙とインクでお札を刷るんですよ。20円で1万円札ができるんですから」。

  

要は「国が借金をしても子孫にツケは回らない。なぜなら、中央銀行が新しい紙幣を刷って借金を賄っているからだ」ということだろう。驚いた。これは、まさに黒田東彦日銀総裁岩田規久男元日総裁麻生太郎大臣たちが詭弁を使ってまでも、必死になって否定している「財政ファイナンス」を、元首相が「日本財政ファイナンスを行っている。財政法第5条違反をしている」と公言したようなものからだ。財政ファイナンスとは、「中央銀行政府財政赤字紙幣を刷ることによって穴埋めする」ことを言う。

 

黒田日銀総裁岩田元日総裁麻生太郎大臣は、日銀の巨額国債買い入れは「あくまでもデフレ脱却目的金融政策のためであり財政支援のためではない。だから財政ファイナンスではない」と否定されている。もっとも私は国会で、「失火であろうと放火であろうと家が燃えているとの歴然たる事実があればそれは火事。発火の原因とか目的で『火事か否か』が決まるわけではない」と反論していた。それでも彼らはかたくなに財政ファイナンスとは認めなかった。それは、財政ファイナンスと認めれば「財政法第5条」違反になってしまうからだ。それを前首相は「日銀が国の資金繰り支援している」と財政法第5条違反を認めてしまったのだ。

財政ファイナンス」とは、中央銀行通貨を発行して国債を直接引き受けることで、先進国では極端なインフレを起こす恐れがあるとして禁止されている。

 

 日本においても1947年に施行された財政法第5条により、原則禁止されている。「中央銀行がいったん国債の引き受けによって政府への資金供給を始めると、その国の政府財政節度を失わせ、ひいては中央銀行通貨の増発に歯止めが掛からなくなり、悪性のインフレーションを引き起こす恐れがある。そうなると、その国の通貨経済運営のものに対する国内外からの信頼も失われる」(日銀)ためだ。

 

 ただし、実際は「国会議決」に基づき一部の国債について財政ファイナンスは行われている。

日銀では、金融調節の結果として保有している国債のうち、償還期限が到来したものについては、財政法第5条ただし書きの規定に基づいて、国会議決を経た金額範囲内に限って、国による借り換えに応じている」(日銀)。

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200730/mca2007300500004-n1.htm

2019-11-28

選挙違反など蛙の面に小便だが、株価暴落すると退陣はあるだろう

黒田東彦安倍晋三のために日銀砲を弾切れするまで打ち続ける。

しかし、世界経済後退に対抗できるだろうか。

2018-01-14

日本銀行歴代総裁wwwww

1 吉原重俊(よしはらしげとし)

2 富田鐵之助(とみたてつのすけ)

3 川田小一郎(かわだこいちろう)

4 岩崎彌之助(いわさきやのすけ)

5 山本達雄(やまもとたつお)

6 松尾臣善(まつおしげよし)

7 高橋是清たかはしこれきよ)

8 三島彌太郎(みしまやたろう)

9 井上準之助(いのうえじゅんのすけ)

10 市来乙彦(いちきおとひこ)

11 井上準之助<二度目の就任>

12 土方久徴(ひじかたひさあきら)

13 深井英五(ふかいえいご)

14 池田成彬(いけだせいひん)

15 結城豊太郎(ゆうきとよたろう)

16 渋澤敬三(しぶさわけいぞう)

17 新木栄吉(あらきえいきち)

18 一萬田尚登(いちまだひさと)

19 新木栄吉<二度目の就任>

20 山際正道(やまぎわまさみち)

21 宇佐美洵(うさみまこと

22 佐々木直(ささきただし)

23 森永貞一郎(もりながていいちろう)

24 前川春雄(まえかわはるお)

25 澄田智(すみたさとし)

26 三重野康みえやすし)

27 松下康雄(まつしたやすお)

29 福井俊彦(ふくいとしひこ)

30 白川方明(しらかわまさあき

31 黒田東彦(くろだはるひこ)

これ半分以上ノーヒントで読める増田いるの?

2017-12-15

ジムロジャーズ氏 「もし私がいま10歳の日本人ならば……」

「そう、私は自分自身AK-47を購入するか、もしくは、この国を去ることを選ぶだろう。なぜなら、いま10歳の日本人である彼、彼女たちは、これから人生大惨事に見舞われるだろうからだ」

――いま日本は景気拡大期間が戦後2番目に長い好景気局面で、日本株も約26年ぶりの高値です。活況に沸いていますが。

「いま日本株が上昇しているのは、黒田東彦総裁が率いる日本銀行がジャブジャブに紙幣を刷ったうえ、日本株日本国債をたくさん買っているからにほかなりません。

紙幣が刷られると株価が上がるというのは市場歴史証明していることであり、ほぼあらゆる投資家たちがそのルールに忠実に行動しているまでです。

それに、日本株1989年末につけた3万8915円よりまだ4割以上も低い。アメリカヨーロッパ株式市場が史上最高値に達しているのとくらべてまだ上昇余地があるとして、多くのマネー日本株に流れ込んでいる。

このような状況は、日本の株を持っている私のような投資家には非常に好都合です。儲けが得られますからね。だから私自身は日本銀行感謝しているし、日本の株を持っている世界中投資家たちも日本銀行感謝していることでしょう。しかし、日本人にとってはまったくいい状況とはいえない」

――どういうことですか。

日本株はこれからも大きく上がるでしょう。私自身、数週間前に日本の株を買い足しました。日本銀行がいまの金融政策を続ける限り、私は日本の株を所有し続けるつもりです。

しかし、この日本株の活況はあくまでも日本政府が人工的に株価を上げているに過ぎないという点が重要です。日本の景気にしても、異次元金融緩和で円という通貨価値を切り下げたことで、一部の大手企業がその恩恵を得ているだけ。

そもそも円安になり、株価が上がったことで、日本人生活暮らしはよくなりましたか。答えは『NO』でしょう。

アベノミクスといわれる経済政策は、短期的に投資家大企業を潤すだけ。アベノミクスが非常に危険なのは、それが人工的に低金利の状況を作って、借金をしやすくしていることです」

――活況の裏で借金問題がいよいよ危険水域になっている、と。

「その通りです。ご存じの通り、日本はいGDPの240%、じつに1000兆円を超す巨額赤字を抱えています。そのうえ、猛烈なペースで進む人口減少社会突入してきたため、とてもじゃないがこの借金を返済することはできない状況になってきました。

いま50歳前後中年日本人であれば、30年後は80歳ですから、誰かがケアしてくれるかもしれません。日本国庫には、老齢人口を支えるおカネはまだ残っているでしょう。しかし、30年後に40歳になる日本人には、老後を支えてくれる人もカネもない。

このままいけば、いま日本人10の子どもが40歳になる頃には、日本は大変なトラブルを抱えていることでしょう。小さな子ども日本人にとって、未来はすでに『短い』わけです」

――だからあなたがもし10歳の日本人ならば、カラシニコフを手に取る。

「いますぐに日本政府手段を講じない限り、日本は将来的に『破産』することになります。それは計算すれば誰でも簡単にわかることです。私はなにもクレイジーなことを言っているわけではなく、事実を言っているのです。

借金は毎年膨張し、人口は毎年減少し続けているのだから、必ずそのツケが回ってきます

もちろん、それは6ヵ月後とか20週間後に起きるわけではありません。短期的には、日本株価はまだ上昇するでしょう。

しかし、20年後、30年後には、日本大惨事に襲われている可能性は十分にあるということです。20年後に振り返った時には、安倍晋三首相日本経済破壊させた張本人として歴史に名を刻んでいるでしょうね」

――そんな日本の「破産」は避けられないものでしょうか。「未来の年表」を書き換えることはできませんか。

可能ですよ。まず財政支出を大幅に削減し、さらに減税をする。この2つを断行するだけで、状況は劇的に改善します。簡単ことなのです。

しかし、いま安倍首相がやっているのは真逆のことでしょう。ただでさえ莫大な借金さらに膨らませたうえで、無駄な橋や高速道路を作ろうとしている様は狂気の沙汰としか思えません。

消費税増税すると言っていますが、これも新たな橋や道路にカネがつぎ込まれるのがオチです。安倍首相と彼の側近たちは、財政支出カットしたら選挙マイナスとなると考えている。つまり、彼らは日本未来より選挙に勝つことを重視しているわけです。

借金をこんなに増やして平気な顔でいられるのも、返済をするのはあくまで後世の人間で、自分が死んだ後のことだと考えているからでしょう。そうした負担をすべて押し付けられるのが日本若い世代なのです」

――人口減少問題への対応も後手に回っています

人口動態を大きく変えるには、日本人子どもをたくさん作ってもらうか、日本移民を受け入れるかの2つしか方法はありません。しかし、なぜだかわかりませんか、日本政府移民を受け入れようとしません。結局、いま10歳の日本人人生を通して経験していくのは、次のような『惨事』になるのでしょう。

これから日本では生まれてくる子どもの数がますます少なくなり、移民も入ってこないため、人口減少のスピードが急加速していく。借金さらに膨張し、その返済のために増税が度々断行される。それでも借金は返済しきれないので、次には年金などの社会保障が取り崩されていく。日本人生活水準はそうして徐々に悪化し、生活苦にあえぐ日本人が増え、いよいよ打つ手がなくなる。最終的には見たくもない破産劇が待っている、と」

――それでも、日本人の多くはカラシニコフを手に取ることはできない。この国に住み、この国で働いている以上、簡単に去ることもできません。

結局、個々人がみずから生活防衛をするしかない。そこで聞きたいのですが、多くの日本人銀行預金におカネを置いていますが、これは危険でしょうか。

「いえ、日本人資産銀行に預けているのはむしろ賢明判断です。なぜならい世界を見渡してみると、ほかの国々の通貨は円より危険からです。世界投資家たちは欧州通貨ユーロなどへの懸念を高めていて、円は持っておくのに『より悪くない通貨』と化しています。実際、円はいま1ドル=110円近辺でとても安定し、これからもしばらくこの安定状態が続くでしょう。だから、いまは資産を円建てで持つことを心配する必要はありません。

しかし、あなたがいま10歳の日本人であるならば、円を持っていることは懸念すべきことだと言わざるを得ない。国家破産が起きれば通貨暴落します」

――では、長い目で見た時に資産をどこに置くのが賢明選択となるのでしょうか。あなた子どものために金(ゴールド)を所有していると聞きました。また、金価格が1オンス当たり1000ドルを下回ればさらに買い増したいとも。

「そうです。いま金は価格が高いので買っていませんが、また安くなった時には買い増す予定です。自国資産価値が落ちる時には、実物資産である金を所有するのは正しい選択なのです。最近では金投資にかわるものとしてビットコイン投資流行していますが、私はビットコインを売買したことはありません。仮想通貨さらに普及していくでしょうがビットコイン仮想通貨の中心になるかは懐疑的からです」

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53747

2015-09-23

選挙とかそういうの若い人がどう思ってるかとか

SEALDsの行動の良し悪しはここで話す事ではないし、「ぶっちゃけどっちが正しいかとかよくわからない」ので横に置いて起きます

一般的にですが、若いから見たら政治家って基本「悪」なんですよ。何やってるかわからないし、いつでも叩けば利権やら何やら出てくるし。給料とかは別にいいんですよ高くたって。ちょっと何かやらかしたらネットでもリアルでも袋叩きに合うわけですし、有名税って事である程度納得はいます

ただ一部の権力が行き過ぎる人がもみ消せる事に対しては色々と複雑な思いですが。

マイナンバー安保もお前らが選挙で選んだ結果」と言われればすべて終わりなわけですが、35歳以下は基本50%切ってる投票率です。ちなみに僕もその投票してない50%に入ります

政治に興味がないという理由もありますが、一番大きいのは「どこに投票しても何が変わるかわからない」わけですよ。

民主党どんな事やるんだろう?調べてみようと思ってHPみたらPDF読むか音声聞けやって表示されるんですね。こんな会社に業務を発注する所あるんでしょうか。後、すんげーアバウトなの書いてること。別に民主党が嫌いなわけではないですが、どこの党のホームページもみんな同じ感じなので民主党のマニュフェスPDFを例に挙げる。

アベノミクスからの転換。

こんなタイトルの1枚目のPDF

「厚く、豊かな中間層」を復活させる。

いきなり、意味がわからない。厚く豊かなっていうのは中間層マネー所得者を暮らしやすくするという意味なんでしょうか?違ったらすみません

「過疎な異次元緩和」→国民生活に十分留意した柔軟な金融政策

からからない。初めて聞いた。ググッてみたら「日本銀行黒田東彦総裁のもと、従来の政策の枠組みから大きく変更し行った金融緩和通称。」らしい。つまり、一気に物価インフレしちゃったら国民が大変やろ、もっとゆっくりにするよという事なんでしょうか?違ったらすみません

4Pから5Pに渡り解説されているが、そこそこ政治強いひとでないと何書いてあるかわからないんじゃないでしょうか

バラマキ財政生活不安希望に変える人への投資

パッと見もはや宗教キャッチコピー子育て支援雇用の安定、老後への安心が内容みたい。6Pから7Pに渡り解説されているがぶっちゃけここはわかりやすかった。

中身を読んでも「本当に実現してくれるんなら」とても良い事だなと素直に感じた。

限られた企業成長戦略中小企業農林水産業グリーンライフなどの未来につながる成長戦略

福島復興/脱原発/食の安全が中心の内容。成長戦略見出し間違ってるんだろうか。でも、農林水産業活発化とか考えてるのは良いと思う。是非マイナンバーを廃止してこの予算で頑張ってもらいたい。

最後にまとめてあった

PDFの末尾にまとめられてました。でも目次のようにまとまってるのに、かなり端折ってて色々と疑問が生じる

とまあこんな感じ

初めて読みましたこのマニュフェスト。でも若い世代人達の知りたい事って単純で

「今まで君たちは何が出来なかった」「これから何をするのか」

っていう事なんですよね。これから何をするのかって言うだけなら誰でも言えるんであって、「なんかいっつも同じ事言ってる気がしてならない」んですよ僕。だから前期やろうとしたけど出来なかった事とかも教えてほしいよね。

どっかに実は書いてあるのかもしれないけど、見つからないんですよ。というか見つけてもらう気がないんでしょうか。

政策見たくてホームページ開いたら全部PDFなんて今時ありえないでしょう。馬鹿にしてんのかってレベルです。

何が言いたいかって、もっと君たちを教えてくれって事を言いたい。

投票率50%未満の若者何考えてんだ、ちゃんと投票しろやべーぞ」とか言ってる暇あったら、この50%にどう投票させるかを考えるのが普通だと思うんですね。投票場までいって紙に手書きで書いて投票させるのだからホームページ見たらそこで簡潔させて欲しい。わざわざ何をしてきたかを1枚1枚PDFで見るなんてする訳がないだろう。

SEALDs結構凄いよね

SEALDsのおかげで選挙政治に一切興味を持ってなかった僕がこんなエントリーを書いてるくらいだから結構凄いと本当に思う。ただ、言葉があまりにも汚すぎて子供が泣いてるだけのように見えてしまうのが残念でならない。「安保反対、会話で解決」なのであれば、それ相応の礼節があるだろう。

もしこれが裏で大人が全ての糸を引いてるのであればもう諸葛亮もびっくりの手腕ですね。事の良し悪しはさておき、それはそれで尊敬します。

チラシの裏のつもりが長くなってしまった

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