まず、何が問題かと言うと労働市場の中で
日本人のパイが海外の労働力に食われているという事だ。
例えば、インターネットが発達するまで日本のプログラマは
同じ、日本国内のプログラマと競争すれば良かった。
しかし、IT革命によってインターネットが普及しだすと
オフシェアが可能になり、その結果海外のプログラマとの競争に巻き込まれた。
その結果、安い賃金で同等のスキルを持つ海外の新興国のプログラマに
仕事を奪われた日本人プログラマはより厳しい労働環境を強いられるようになった。
すなわち、こうした事がプログラマ以外にも
IT化とグローバル化にとって参入障壁の低い職種は次々と新興国の安い労働力に代替している。
また、IT化とグローバル化に仕事が奪われた人材の殆どが
まだ、それに直接影響を受けていない職種に流れるだろうから
結局全ての職種が間接的に影響を受ける。
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