はてなキーワード: 弊害とは
「ゼミの方針は何?」と訊かれた。あるとしたら、「論破禁止」。だって、誰かを論破しようとしている時の人間の顔つきは、自分の正しさに酔ってるみたいで、すごく卑しい感じがするから。 - Togetterより。
ネット上でも、良く「論破」という言葉を使う人は居る。
そこで、「論破」という単語を辞書で引いてみた。「議論して相手の説を破ること。言い負かすこと。」と書かれていた。
「相手を負かす事」なのだ。
2chやTwitter等が普及するに連れて、ネット上での会話で「論破」を好む人は増えたと思う。
言い換えれば「相手を負かす事を好む人」…、「勝たなければ気が済まない人」だ。
いや、そういう人はネットが普及する以前から存在したのかも知れない。だが、ネットが普及する前はそういう人が目立つことは無かったのだろう。
「勝たなければ気が済まない人」の増加に対して思う、「勝つ事に固執せず、偶には負けてみても良いんじゃないかな?」
少し違うけれど、似た様な事を書いている人が居た。
ネット社会の弊害と利益
俺たちは市長に直談判しに向かった。
いきなり赴いて通して貰えるとは思わなかったが、意外にもすんなり事は進んだ。
「今日はどういった用件で……」
「現状は理解しているでしょう。今すぐ禁煙法を撤廃した方が賢明かと」
「……答えを出す前に、1つだけ聞きたいことがあります」
「市長。つまらん駆け引きはナシでいこうや。お互い時間の無駄だ」
「この『禁煙法』は悪法だと思いますか。それをどうしても聞いておきたいのです。私が禁煙法を制定したキッカケになった、あなたたちに」
ナンセンスな問いだ。
市長は既に答えを用意しており、それは俺たちがどう答えても変わらない気がした。
だが禁煙法を制定した時も“キッカケ”があったから、今回もそれがないと市長は踏ん切りがつかない。
俺たちをアポなく通したってのは、それを求めてのことだろう。
そしてマスターたちは手向けとばかりに答えてあげた。
「結果から言えば、悪法ではありますな。全面禁止にして万事解決というのは、些か短絡的かと」
「古今東西、こういった禁止法が円滑に進んだ試しはない。一度与えたものを、そう易々と奪えると思わないほうがいい」
俺も市長に答えた。
「つまり“人を憎んでタバコを憎まず”ってことなんだと思います」
「マスダ、二重丸をあげよう」
「あれ、花丸じゃないんですか」
割と自信のある回答だったんだが。
「タバコも、それを吸う人間どちらも批判の対象にはなりうるよ。タバコが体に悪いことは事実だし、それを吸う人間の裁量だけ憎むのはフェアじゃない」
「オレたちの主張は、体に悪かろうが人に迷惑をかける可能性があろうが、それが禁止にする理由になるとは限らないってこと」
「画像のキャプチャーとかと一緒で、悪目立ちすれば取り締まりや批判の対象になりやすい。奨励はしていないものだからね。だからといって、権利自体を取り上げたら弊害が発生することもあるんだ」
ああ、やっと分かった。
「つまり禁煙法は、タバコを吸う権利そのものを侵害しているからダメってことですね」
センセイは小さく頷く。
花丸はくれないらしい。
そして俺たちの話を黙って聞いていた市長は、いよいよ口を開いた。
「ふむ、お話を聞けて良かった……」
タバコを吸わない俺にとっては素直に喜ぶべきことではないのだろうが、なんだか奇妙な感覚だ。
「ただし条件があります」
条件?
「だろうな」
そしてタケモトさんたちは、何となく察しがついているようだった。
それから数日後、あの殺伐とした状況が嘘のように、俺たちの町は良くも悪くもいつも通りに戻っていた。
「市長のやつ、最後っ屁でタバコに対して重税という条件こそ出したものの、随分とあっさりと容認しましたよね」
いつもみたく尤もらしいことを言って、しぶるかと思っていた。
「たぶん市長は内心とても焦っていた。禁煙法を制定したものの、予想と違って社会は好転するどころか悪化したんだから。だが今さら禁煙法を撤廃したら、自身の政策が短絡的だったと認めることになり、面子にかかわる」
だから解禁する代わりに、高い税率をかけるという妥協案を持ち出したってことか。
「その提案も、お上が市長に指示をした結果だろうがな。おそらく政府は、禁煙法が最初から上手くいくと思っていなかった。最終的に撤廃するつもりだったんだ」
え、一体どういうことだ。
「撤廃するつもりだったのなら、最初から禁煙法を制定する必要はなかったのでは?」
んん?
以前ははてぶを見て、ざっと気になる記事をながめて、気になるものは最初からブクマだけ読むようにしていた。
そうするとタイトルとスターが多くついたブクマだけで何となく記事の概要がわかるので、時短も兼ねてそういう使い方をしていた。
あるときふと思ったのだが、他人の正しく見える意見=スターの多くついたブクマばかり見ることで、
ある記事やニュースに対して「自分がどう感じたか、どう思ったか、どう考えたか」というプロセスが一切抜け落ちていることに気づいた。
たぶんこれには弊害があって、ものごとに対して正しそうな正論っぽいことは言えても、自分で考えていないので、言葉に力がないというか説得力がなくなってしまうんじゃないかと思う。
あと、自分の考えてもいない方向に無理やり思考が矯正?されてしまっていたのかもしれない。わからんけどね。
だから最近は記事を読んでもいきなりブクマを読まなくなった。自分と正反対の意見にブクマがついていたら、「ふーん、そういう考えもあるんだ」くらいに思うようにしている
みんな、これ真似していいからね。
ぎっちょって言葉が差別語になってたり、後は無理矢理右利きに強制されて弊害がみたいな話も一応あるけど、
でも現代日本の四十代以下なら左利きにネガティブイメージはほぼないと思うんだよね。
にもかかわらず、左利きの人には些細な生きづらさが無数に重なっている。
世の中の品物の多くが、右利きの人にとって便利なようにできている。
左利き用が売ってる場合もあるけど、そういうのは高かったり、買うのに若干の手間がかかってしまう。
それは凄くシンプルに、「どっちの手で使っても問題ないデザインをするのは困難であり、かつ両利き用のものを設置する予算やスペースがないなら、90%をしめる右利きの人に合わせた方が益が大きい」という話。
これ。これですよ。
左利きに対する悪意や嫌悪なんてほとんどない社会においても、マイノリティということで負担を受けてしまう。
この……何というか……水は低い所に流れるとか、エントロピーは拡大していくみたいな物理法則並に厳然とした、
「9人にとって便利なものと1人にとって便利なものなら、9人が使えるものを作った方がお得」っていう法則がある限り、
資源に限りのある社会で、マイノリティはワリを食わされるのではないか。
そして資源が無限になることはないので、永遠にマイノリティはワリを食わされ続けるのではないか。
どうにかならないんですかね。
わが実家でこの問題を抱え始めて早4年、まだまだ解決には程遠いですが去年末からようやく前へ進み始めてすこし希望が見え始めた増田おっさんです。
2017年にみた精神疾患抱えたお母さまを精神病院に措置入院まで持ちこめた増田さんみたく、うちも解決してからこれまでの経緯を書こうと思ってたんですが、正直まだまだ解決までの道は遠いです。あと同じような問題を抱えている人に少しでも助けになればと思って俺なりの「毒家族の対処法」をリストアップしたいと思います。なにぜ俺やほかの家族がこの問題に直面してネットでいろいろ検索しても、見つかったのは2ちゃんのまとめサイトの煽りエントリとか、明らかに非合法なひきこもり公正団体とか怪しげなアフェリエイトサイトとかばっかで、まともな情報が全然見つからないのです。(ググってもカス!)
大まかにうちのケースを紹介しましょうかね。俺はすでに結婚してよそで家庭もっている身なんですが、7,8年ほど前に借家住まいの両親のところに離婚して子供一人のシングルファザーしてた弟が合流、最初の3年ほどはみんなで助け合ってうまくやってたんですが、4年ほど前に弟が突然仕事をやめて自分で事業を始めたのが終わりの始まり。彼の事業は1年もたたずに資金も底をつきて逆に借金地獄となり、しまいには自分の子供の世話や生活もほとんど親に丸投げ状態のうえ、いつの間にか自分の境遇を親の責任だといい始めてまともな仕事もせずに高齢の親を働かせ金や車を巻き上げて好き勝手しているという状態です。家族の俺らからみても明らかに精神を病んでいるから精神科に診察してほしいのに本人の同意なんてもちろん得られるに何もできずに今に至ってます。ただあまりうちの個別のケースを持ち出すと「追い出せばいいじゃん」とか「児童福祉課に通報しろ」とか「精神病院つれてけ」とかそんな既にやってるし簡単に出来たら苦労せんわ!っていうクソリプが続くと思いますし、他の困っているご家族にも適応できる話から逸脱してくるのでこれくらいにしておきます。
まず最初に言いたいは、もし可能であればその毒な人間から一刻も早く逃げることです。ただこれはあくまで「可能であれば」です。よく長年家族間DV被害にあってたりブラック企業に勤めて精神を病んでしまった人に「なんでさっさと逃げないの?」「そんな会社やめちゃえよ」と言ってくる人がいます。そういう方に言いたいのは、そういった理不尽な暴力や状態から「逃げる」という選択をするにはある程度人間が強くないとできないのです。具体的には逃げるための経済的余裕、安定した仕事、頼れる家族や友達、そして健全な決断力。これらがないと「逃げる」という選択はできません。大抵の人たちはその絶望的な現実を前に「逃げる」という気力すらへし折られているのです。
上記のようにもし逃げたくても逃げれない状態でこのように家庭内DVで苦しんでいる場合、なるべく早い段階で同居している家族以外の信用できる親戚や公的な第3者に助けを求めてください。過去には普通に暮らしていた家族の一員だと、その人の変わりようが一時的なわがままなのか、それとも完全に基地の外にいってしまった無敵の人なのかの判断は常に難しいです。一緒に住んでいるとじわじわと心を蝕まれてなかなか実感がわかないでしょうが、ほんの1,2日でもその対象から離れて生活した際にとてつもないストレスの解放感を感じたら、あきらかにその人は一緒に住んではいけない人です。雑談や愚痴話でもいいので誰か信用できる人に相談しましょう。俺のように同居してない遠くにすむ家族の一員でもいいですし、もっとおすすめなのは近隣の役所にいって公的なサービスまたは地域見守り型のNPOを探してかたっぱしから相談しましょう。結局俺も遠く離れているとなかなか対処できないので、親が住んでいる地区の高齢者見守りNPOを探してそこのソーシャルワーカーと連携して対応してます。とにかく同じ家族内だと常に毒家族に振り回されて冷静な判断力がだんだんと落ちてきます。だから定期的に家族とは関係ない第3者に連絡して、自分たちがおかれた状況について冷静な視点をもてる人を味方につけておきましょう。
さて先に「公的サービスに頼れ!」といったそばから絶望させますが、残念ながらこれらの団体に相談しても現在あなたが抱えている家族問題を解決することは極めて難しいことを覚悟してください。その毒な家族が包丁をもって暴れるとか殴り掛かってくるとか直接的な危険があったらある意味簡単なのですが、大抵のケースはもっと日常のじわじわとした言葉や精神の暴力でほかの家族の気力を削り取っていきます。これらの事例はグレーゾーンであり直接的な被害でないかぎり警察に通報しても警告されるだけで終わりです。(ちなみに俺は警察に相談した際、弟の薬物依存の可能性も指摘しましたが、具体的な証拠がないと調査できないといわれました)おそらくやっとの思いで見つけたNPO団体に相談しても、聞く人によってはただの家庭内喧嘩としか取り合ってくれないこともあるでしょう。うちも弟が狂ったように暴れて両親や甥っ子(弟の子供)が泣きながら電話してきたときに何度も警察を呼びましたが、家に警察がつくと弟はきゅうに大人しくなり、警察も警告を与えるだけで帰っていくというケースを何度も経験しました。一応かれらNPOや役所の人たちの立場からすると、彼らも明確な証拠がないかぎり、具体的な対処はできないのです。我々にとっては完全に毒な人だちでも、公的にはみな基本的人権ってのがあるのです。それを無視してして「自称」被害者の話だけを重視して行動すると一昔前の座敷牢や痴漢冤罪事件のようなことが起こりえるわけです。我々としては納得いかない点もありますが、ある意味でこれもちゃんと法律をベースにした市民社会が機能している弊害だと割り切らざるをえません。
大事なのは、それでも何度もあきらめずに公的サービスに助けを求め続けることです。うちのケースでは、これまで様々な児童福祉課、高齢者見守りNPOや役所のサービス経由で10人以上のソーシャルワーカーと相談しましたが、うちのケースに真剣に向かい合ってくれる方に出会うまでに3年以上かかりました。5人目のソーシャルワーカーでようやく電子メールでの連絡を受け付けてくれる方と出会い、日々の家庭内でのトラブルを詳細に説明できるようになりました。そして過去に行ってきた役所や警察への通報記録は、後々裁判沙汰にまで発展したときの重要な証拠記録として残ります。暴力事件などわかりやすい事例がないので、こういった第3者への通報記録は後々強い武器になってくるのです。ただ警察に通報するには、家族内でつねにコミュニケーションをとっておく必要があります。特に思春期の子供がいる家庭では「警察通報」は子供にとって大きなストレスですし、また警察を呼んでも事態がほとんど解決しない現実への絶望が半端ないです。実際俺も甥っ子に「もう警察よんでも無駄だからやめてほしい」「同級生にうちのことがばれちゃう」と泣きつかれて、それ以降は警察に通報できませんでした。
続いて「金は極力使うな!」と頭に叩き込んでください。このような毒家族に蝕まれた家庭では遅かれ早かれ生活費が回らなくなってくるので金が足りなくなってきます。それこそ俺のように離れて暮らす家族に金の工面をしてくることもあるでしょう。ただここで安易にお金をだしても、事態の解決に何も進展しません。むしろあなたが金銭的ヘルプをすることで生活が自転車操業でも継続可能になると、根本の問題がどんどん先送りになるだけです。あなたが金銭的ヘルプをしている間は生活が回る状態になると逆にあなたの貯金が底を尽きるまで何も解決しません。あなたも自分以外の誰か信用できる友人に相談して、冷静な意見を聞いて金の無駄使いは極力減らしましょう。個人的には「毒実家に生活が回らなくなり引っ越しせざるを得ない状態」になったら引っ越し費用くらいを助けるのはアリだと思います。また毒家族に苦しむほかの家族を定期的に外食に誘ったりして短期間でもリフレッシュさせるのもいいと思います。
またこの問題がやっかいなのは毒な家族本人の問題が一向に解決しない状態が続くと、その周りにいるほかの家族の関係もどんどんギスギスして喧嘩が絶えなくなる点です。うちの実家の例をいいますと、「無敵の人」状態の弟と彼の息子の生活費を稼ぐために70歳を超えたうちの父は今もタクシーやコンビニバイトなどで週に6,7日働いています。たしかに大変で感謝してもしきれないのですが、その結果残された母がその弟と直接向き合う状態になります。逃げる機会が限られている母は次第に「お父さんは自分だけ仕事に逃げて、私に次男の問題を押し付けてる!」と恨みつらみをいうようになり、また弟の息子も断端と彼の父親をまねておばあちゃん(俺の母)への対応が乱暴になって喧嘩ばっかになってます。本当に負のスパイラル状態になりますので、これも定期的に同居してない家族や第3者が入って落ち着かせてください。
これまで何度も書いてきましたが、毒家族問題について早急な解決法は極めて稀です。結婚した配偶者からのDVだったら離婚すればある程度は逃れられますが(それでも逃げ切るのが難しいのは承知です)、血を分けた親族間のトラブルは縁を断ち切るのが非常に困難でとにかく時間がかかります。ただうちのケースでいえば、去年末から担当してくれてる児童福祉課のソーシャルワーカー(3人目)がようやくうちのケースを深刻に受け取ってくれて、現在甥っ子の親権を弟から俺の両親に移す手続きを進めてます。これまでの通報記録や弟が大量に滞納してる交通違反切符、そしてソーシャルワーカーが何度も弟との面談を希望しても、弟がそれを拒否&逃走しつづけるのが決め手になりました。
うちは甥っ子の将来があるので、できるだけ毒な弟をほかの家族から遠ざける方法を探しています。ただもしうちの弟ほど酷くなくて自室で大人しくゲームしてくれるだけの人畜無害な存在だったら、経済力の余裕があるうちは現状維持で放置でもいいんじゃないんですかね。実際いろんなとこに相談して、そういったご家族のケースを何度も耳にしました。俺としてはその家族が長年さんざん悩み続けてるのは想像にたやすいので、その結果の決断として現状維持を選択されてるなら、もうそれは尊重するしかないですよね。ただ俺はもうこういったダメ人間には非常に冷淡な人間になってしまったので、彼らの親が他界してからの人生なんてホームレスにでもなればいいというスタンスなのでそこらへんの心情は忖度してください。
とにかくうちらみたいな困った家族って日本中にけっこうな数いると思ってるんですが、ネットでいくら検索しても具体的な対策法がなかなか見つからないんです。だからせめてうちのケースでよければ少しは参考になるかと思って書き起こしてみました。
思えばうちの弟や毒になってしまった人たちも哀れな人だとは思うんです。おそらくいろんな問題が折り重なって社会や家庭で居場所を失って、本当は助けを求めているのにそれすら素直に言えなくて家族に甘えて乱暴に接することでしかコミュニケーションが取れなくなっているんでしょう。頭ではわかっているんですが、それでもやられてる側はたまったもんじゃありません。「本当は助けを求めているんだな」って思いながら、なすがままに殴られレイプされ続けるのを耐えられる人はいません。絶対にそこから逃げなければならないし、逃げれないならその毒な対象を排除するなりで強引に沈静化させるしかないんです。このどうでもいいライフハックをネタとして楽しめる人はきっとこういう問題に無縁な幸せな人なので素直にうらやましいです。何かの間違いでこういう事態に巻き込まれないように自身の幸運に感謝しつつ神様に祈っててください。
追記
id:novak777 “合わないソーシャルワーカーはすぐにチェンジ”これは広く知られてほしい。
これ正確には自分たちの意思で違う方に変えてもらったというより、各施設のソーシャルワーカーは多忙なため一度「そこまでの緊急性はない」と判断されると数週間たらずでその案件は終了になってしまうんです。そこでめげずに違う案件で児童福祉課や老人虐待などで通報して、違うソーシャルワーカーに来てもらってとを繰り返した結果が今です。
id:kpkpkpchang "家に警察がつくと弟はきゅうに大人しくなり、警察も警告を与えるだけで帰っていく"こういう時に、レコーダーでの音声や、動画を撮っておくことがどの程度有効なのか知りたい。
音声や動画を撮っておくはとても有効です。ソーシャルワーカーにも可能なら音声や動画の記録をすすめられました。ただこれも思ったほど簡単じゃないです。うちの場合は機械に詳しい父がほぼ毎日仕事に出かけているので機械オンチの母にはなかなかセッティングできない。また母は弟が逆上すると泣いてパニックになるほど怯えている状態です。何度か小型の録音機を渡していざという時にポケットに忍ばせて録音ボタンを押すようにとお願いしたのですが、目の前に弟がいると恐怖でそういった行動がとれませんでした。また隠しカメラやマイクなどで録音するのも悪くないですが、後々膨大の音声データからこまめに問題個所のチェック&編集するのはなかなかの手間です。
『彼方のアストラ』が最終話だから感想書こうと思ったけれども、細かいこと言い出すなら色々とあっても結論としては『良い作品だった』ってことになるから、まあいいや。
ド派手なアクションシーンで楽しませながら、終盤にちょっとしたオチ。
まあ終盤のオチは、あれがないと単なる「巨大生物に立ち向かう戦士たちのヒューマンドラマ」になって月並みだから、ちょっと捻ってみましたっていう印象のほうが強いかな。
もちろん設定とかもちゃんとこじつけてはいるけれども、大筋の描写がしっかりしすぎているが故の弊害かもしれない。
『マッチョグルメ』の人が原作だってこと踏まえると、ある意味で納得。
ややもすると真面目に描きにくい話を、大真面目に描いてストーリーを成立させるっていうスタイルだからね。
いや、「良くも悪くも言うことない」ってのは、つまり評価していないってことになるか。
前半の話に読者を引き込んでくれるようなものがないし、後半はタイトルにもなってる『鬼の影』についての解説がほとんどだし。
坦々としているというか、陳腐というか、「設定垂れ流しマンガ」みたいになってしまっている。
「実は主人公は……」みたいなパターンも定番だし、その展開も読んでいる途中ですぐに気づく。
展開が読めること自体が悪いとは一概に言えないけれども、それが作品の面白さとは何ら関係ないってのは欠点だと思う。
絵も基本的に拙いけれども、鬼の影が登場する場面は割とサマになっている気がする。
カラーの力が大きいだけかもしれないが。
ストーリーものってサクッと読めないから感想書きにくいけれども、テーマが最初からハッキリしていると、それだけで読みやすくて助かる。
粗探しをするなら、ニケはキャラクターとしては出来ているけれども、ストーリー上の役割としては舞台装置的でしかないって点かな。
超常的な存在なのに大したことをやらせないから、展開としてはあまり盛り上がらない、役割としての必然性が薄い。
もちろん主人公の心境が少しだけ変化するキッカケにはなっているけれども、その程度だったら別に似たような人格の登場人物でも良いって思ってしまう。
“ハートフルコメディ”らしいが、コメディ要素に関してはそこまで楽しいと思える要素が少ない(ハートフル要素に関しては異論はないけれども)。
とはいえ描きたいことは理解できるし、作風と演出そのものにケチをつけるようなところはないので、総じて手堅く纏まっているって印象。
回想の代わりに動画の記録という演出を取り入れて、その演出がちゃんとストーリー上でも意味があったと分かる構成が良い。
この手の話ってオチが読めたり、判明した後だと途端に白けるんだけれども、本作はそれが分かった上でなお読ませる構成になっているのが上手いと思う。
オチを理解したうえで改めて読み返すと、カメラに映っている登場人物たちの言動とか、視点が見下ろしになったところとか、色んな箇所に恐怖を覚えるっていうね。
もう一度読み返したくなるっていう意味では、今回感想を書いた読み切りの中では一番印象的かな。
難点は、ちゃんと読み込まないと話を理解しにくい構成なのが一長一短といったところ。
色々と工夫しているのに、それが分かりにくいのは勿体無いと思う。
余談。常々思っていることなんだけれども、はてブでホッテントリになる漫画って、いまいち基準が分からないことが多いんだよね(面白いかどうかって話じゃなくて、面白いマンガの中からホッテントリになるのはどういう類のものなんだろうって話)。ただ、今回のに関してはまあ分かる。やっぱりプロットにキャッチーさがあると強い。
特定のシーンとかしっかりキマっていて、絵の迫力も中々なのに、話の流れとか展開が不自然なところが多くて悪目立ちしてる。
セリフ選びのセンスというかセリフ運びもぎこちなくて、そっちが気になって目が滑る(深読みするなら、一応この不自然さにはちゃんと理由があるといえなくもないんだけれども、ほとんどの登場人物のセリフがぎこちないから、ちゃんと機能しているといいにくい)。
テーマは犯人のセリフからして明瞭ではあるけれども、ただ喋らせているだけって感じ。
ときおり出てくる独特な表現がプロットに馴染んでなくて、単なる賑やかし的な飾りにしかなってないのも気になるし。
演出意図が希薄なのに目立つ表現って、悪目立ちに近いから読んでると戸惑う。
作風は色濃く出ていて、一つ一つの要素を抜き出して評価する分には面白いんだけれども、それらが一つの作品としては噛み合ってないなあって印象。
こういうシチュエーションは、『言の葉の庭』を思い出すね(別にパクりって言いたいわけじゃない)。
『君の名は』でメジャー級になるまで、新海誠監督がいまいち大衆に認知されない理由を象徴するような作品だと思う。『言の葉の庭』って。
アニメーションと表現力は圧倒的なんだけれども、プロットが退屈すぎるからね。
主要人物のやり取りとかの繊細さ、空気感など、作り手の表現したいことを汲み取った上でなお退屈だった。
なんか『言の葉の庭』の感想になっちゃたけれども、なんでこういう話をするかというと、この漫画の長所も短所も大体同じだからだと思う。
身も蓋もないことをいえば、動きの少ない、劇的じゃない物語を面白がるのは難しい。
ましてや本作は漫画だから劇半やアニメーションがない分、漫画という媒体を存分に活かした表現や、よりプロットが重厚で繊細でないと厳しい。
キャラ漫画とかだと、キャラクター性に振り切ることで緩和されるけれども、地に足の着いた登場人物たちが現実的な世界観で物語を紡ぐなら何らかのフック、エンターテイメント性のある劇的な要素がないと、どうしても盛り上がりに欠ける。
漫画的記号のキャラであるゴッデスと、漫画的記号の取り巻きたちに、主人公がイライラするっていう要はメタフィクション要素の強い作品。
“こんなヤツ現実にいるわけがないし、いたとすれば絶対キャラでやってるだろ”っていう読者の共通認識をコメディの主体にしているのは、取っ掛かりとして良いと思う。
「キャラとかではなく、本当に忘れっぽいだけ」みたいなオチに逃げず、ゴッデスが最後の最後にやらかしたポカが、ネタを忘れるっていう展開なのも利いてる。
深読みするなら、結局ゴッデスがネタでやっているのか、素でやっているのか有耶無耶にしているとも解釈できるけれども、それだと話としてフワフワしすぎているから個人的にその線はナシかなあ。
それと、展開にもう一捻り欲しい。
漫画的記号に対するツッコミを主体にするなら、それこそゴッデスというキャラや、彼女を持てはやす取り巻きの不気味さとか掘り下げられる要素はたくさんあるのに、ただ表面をなぞっているだけのストーリーになっているのが物足りないかなあ。
これは風俗店で「女性キャストへのマナー」「お客様へのお願い」の注意書き用紙を渡さないのは何故なのか、というダイアリーである。
風俗嬢に風俗をしていて何が辛いかを聞いてみれば、手マンが痛い、乳首が痛い、膣が切れた、痛い話がたくさん出てくる・・・
という話は昔に比べて認知度が高くなったように感じる。男性客の涙ぐましいリサーチや、風俗嬢が声をあげ多くの人に知れる機会を増やしている事、お互いの努力によるものではないかと思っている。
しかし未だそういう話が絶えることはなく、徹底されていないのが現状だ。
世の中には女性用風俗店というものがある。レポ漫画か流行った時期もあったので知っている方も以前に比べると増えたそうだ。
某女性用風俗を利用したときに驚いたのは、利用前に注意書きを渡されることだ。
注意書きには
・女性キャストはお仕事に来ています。恋愛や出会いを探しているわけではありません。個人的な連絡やスタッフが困るような要求はおやめください。
・シャワーを浴び、爪を切り、歯を磨き、清潔な状態でのご利用をお願いします。
・女性の膣はデリケートな粘膜です。激しい指入れ等強い刺激を与えるのはおやめください。
などと書かれている。
動物のふれあい施設などでも「大きな声を上げないでください」「ウサギの耳を掴んで持ち上げることはやめてください」「尻尾は触らないでください」などと正しい接し方をスタッフから指導されるのに、風俗店では男性客に指導がないところが殆どである。
猫カフェで猫を執拗に追いかけ回し耳や尻尾を引っ張る客がいても注意のひとつも受けないような、無法地帯であるのが現状の性風俗店ではないかと思う。
触り方の指導を受けない男性は女性の実情を知らず妄想だけで補うことになるので間違ったやり方で性的興奮を喚起されることになる。
女性スタッフもお金を貰っている事、悪質な客相手だと掲示板等でひどい誹謗中傷や嘘の悪評など営業妨害を受ける事、そして何よりも痛みを訴えると必要以上に落ち込んだり、興奮が冷めてしまったり、勃起を維持できなくなって出せなくなる男性客が多すぎるという事で、自ら申し出るよりもその場では耐える方を選んでしまうのだという。
女性の膣は粘膜であり内蔵でありそもそも単純に刺激しても快感を得られない器官である。
それどころか摩擦、長時間の刺激、指やおもちゃによる強すぎる刺激に耐えられるようにはできていない。舌ですら尖らせると痛みを感じるほどにデリケートである。
よく潤った潤滑剤のある環境で、優しく表面を撫でるようにゆっくりと触ることで感度を得ることもある、というだけだ。
膣の入り口が切れてしまうので入り口に負荷をかけていいのは一部のよく鍛えられた膣だけである。間違っても伸ばした指で穴を突くように入れてはならず、指を入れたいなら優しく触れて中に入り込むのを待つように入れなければならない。中に入れた指は強く負荷をかけることなく、潤しながらゆっくりくるくると腹でマッサージする程度で十分。
洗っていない不潔な性器はドブのように不衛生だし、洗っていてもザザッとシャワーをかけてワシワシと擦るだけで洗い終わる人も多い。シワや包皮の中まで丁寧に洗い流し、下着も洗い、玉袋や陰毛も洗わなければひどい悪臭とカスはとれない。
風俗店の中には即即と呼ばれる、シャワーなしでいきなりの性行為を行う店舗もあるのだという。
女性スタッフの中には指名を取るためにコンドームをつけずに接客する方もいるようで、遊びすぎた客の中にはコンドームインポになる人もいる。
風俗店でのセックスが、私生活での一般的なセックスの弊害になる一面があるのだ。
これらのことは、一部の男性にとっては常識だが、別の男性は知らなかったりする。そもそも男性側に自助努力での知識やテクニックを期待するべきではない。誰でもお金を出し使っていいのが風俗店ではないのか。これらを知らないだけで女性スタッフが膣を損傷し、十分なサービスを受けられないこともあるという。
性風俗店で遊ぶ際の最低限のマナーとして風俗店が自ら男性客に予め注意し周知させる方が良いのではないか。
風俗店が女性にとって人気商売であるために痛くとも良くなくとも我慢し喘いでしまう女性スタッフを作ってしまい、下手くそだと言われる日本人男性を助長してきてしまったのではないか。
アニメの血界戦線が本当にもう…言いたいことありすぎるので書き殴ります。めっちゃ長い。
でもアニメは作品が盛り上がるきっかけになるしキャストさんとか最高だし嫌いじゃないよ!!アンチじゃないよ!円盤も続きどうしようかなって思っちゃったけど買うよ!!
血界戦線が大好きで妖眼幻視行が大好きで大好きで大好きで大好きで映像化をずっっっっと楽しみにしてた人間の個人的な意見です。基本不満しか言ってないし感想は人それぞれだから、こんな風に思ってる人もいるんだ〜って思ってください。
まず構成がほんっとうに下手すぎてびっくりする。ロックアウト回をカットしまくってまで妖眼の話入れたの意味あった??
1期は思いっきりオリジナルでそれはそれできれいに纏まってたし、アニメとしての出来はすごい良かったと思う。1期なんだかんだで好きだよ。
逆にがっつりやってくれたから、そういうものとして受け入れられたんだと思うの。昔は1期のオリジナルも嫌だったけど笑
そんでもって2期は原作準拠でやります!って明言してて、ファンからも期待は高かった。最初のころからラストに妖眼持ってくるって言ってたし、楽しみにしてたんですよ…。それがさー!!
前篇は良かった。ブラックの絡め方もよかったと思うし、思うところは無いとは言わないけど(ミシェーラちゃんの手を握るところの演出とか)、無難にきれいにやってくれてた。後編も期待できるかなって思ってたらまさかのカット祭のうえに大切なところでオリジナルぶっこむ改変とかいい加減にしろよ!?
私はもともと原作から入ったクチだから、アニメ1期にそこまで思い入れもないけど、1期からの地続きの2期っていうのは、作品が大切にされている気がして、よいと思ったよ。でもさ、1期のオリジナル大切にしすぎて大事なもの見失ってる感が…。
でもアニメ組の人とか、1期が好きな人にとっては良かったのかね…。
原作に思い入れが深ければ深いほど、妖眼幻視行が好きであればあるほど納得しがたい出来だったんじゃないかな…。私は何度も妖眼読み直してるし、アニメも制作決まった時からずっと楽しみにしてたからこそ、本当に見ながらテンション下がっていったよ…。
2話構成でやるって知った時からカットは覚悟してたけど、OPED流してラストのオリジナル入れてのカットはどうなの…?尺たらない中で最善を尽くすのかと思いきや…。
内容については、色々ありすぎて…。アニメの妖眼はレオ君とライブラの話じゃなくて、レオ君とミシェーラ、ブラホワを添えて…みたいな話でしたね。妖眼幻視行って、レオくんが自分ができる精一杯のことをやりながら、仲間を信じてミシェーラだけは絶対に守ろうって気持ちで戦う話だと思うの。
で、仲間っていうのは勿論ライブラの人たちなんだよ。ブラック・ホワイトは仲間ではなく友達カテゴリ(ネジやリールさんと同じ)だと思ってるんだけど、アニメだと扱いがライブラメンツより上なんだよね。
レオ君は多分、友人に助けを求められたら助けちゃう。だからブラホワも助けた。特に自分とミシェーに重なる部分もあったって言うのもあると思うけど。
仲間は助けを求められる相手、どうしようもなくなった時に、縋り付くことができる相手、それがライブラだと思うの。
決して依存とかではなく対等だけど、私のイメージではレオ君は多分友人に助けを求めない、できない気がする。
妖眼はレオ君が本当の意味でライブラの仲間になる話でもあるから、ライブラメンツの話総削りで妖眼やられても、上滑り感というか、なんというか…。
ライブラの皆に戦い方を聞いて回る、それを回想しながら自分の戦い方を模索するレオ君や、ザップさんが視界ジャックされて敵が義眼所有者だと気付くシーンとか、どうにでも入れられたと思うのです。
個人的にはガミモヅに「マジでお前何がしたいの」って言われるシーンがレオくんの神髄が見えてすごい好きなんだけど、多分これはカットされるだろう所だから仕方ない…。
あとやっぱりラストの駆けつけた仲間をみて号泣するレオ君や「技名を叫んでから殴る」を大切にしてる作品でそれをせずに渾身の一撃を入れるクラウスさん、レオ君を通して目の見えないミシェーラちゃんにも見えたように見えるあのシーン…無くして欲しく無かったな…。
2期は戦闘シーンが壊滅的にカッコ悪いって思ってるんですけど、最終回の戦闘シーンなんだあれ…。レオ君がガミモヅに攻撃されてるところとか…ひどすぎでしょ!?なんだあの頭上でのクルリンパは!!!
原作だと圧倒的な、勝ち目の無い敵に立ち向かうレオ君かっこいい…!!ってなるはずが、ガミモヅ弱くね??え、これ勝てちゃうんじゃね??ってなってるんですよ。
あと原作のレオ君は指が落とされようとどんなに傷つけられようとミシェーラちゃんを背中に庇い続けているのがかっこいいのに…なーんであんな飛び出しちゃったかなぁ…。イケイケどんどんするのはレオ君じゃなくない?
普通に考えて、味方が駆けつけた時に本人の前に立ってよくがんばった…!みたいになるのと、本人をビヨーンて後ろに持ってきてよくがんばった…!ってなるのとどっちがかっこいいよ!?前者じゃない!?なんだあのザップの血紐の演出は!!!
ミシェーラを背中に庇い続ける→ライブラ到着で見える景色→レオ君号泣→病室でのワイワイガヤガヤ
これがあっての「これが僕の仲間です。」でしょ!?いやもうぶっちゃけリアタイの1回しか見てないからこの台詞言ってたかわかんないんだけど!!
あとミシェーラちゃんからそんな離れた場所で戦ってもミシェーラちゃんは何起きてるわからなくない!?
原作だとレオ君の血がミシェーラちゃんの頰に飛ぶシーンあるけど…ないじゃん?アニメあったっけ??あったらごめん。
ラストの病室でのクラウスさんとの会話があっさりしてんのも本当にありえない。1期でもう過去を清算できたって言いたいなら妖眼やるなって話だし、あんだけ回想で後悔してるの流してんのにやっと前を向ける、光が見えたレオ君のシーンだよ!?なんの為に妖眼やったの!!??
ラストのフェムトとブラックのところとか、みんなが歩いてる1枚カット絵もさ…使い回しだしニーカはわけわかんない形で入れられるし。
原作のレオ君は、レオ君がメインの作戦があるから、ミシェーラちゃんの見送りに行かなかった。アニメ何??なんでダイナー来てんの???ダイナー行く暇あったら見送りいけよ!!!!
あ、あとレオ君が義眼使ってガミモヅを撒こうとするシーンさ、レオ君ふっつーに歩いてるし、撒くきある!?
無いでしょ!?何呑気に歩いてんのそりゃすぐ見つかるよ!!何したかったのお前!!
クラウスさんのレオ君からのメッセージの改行に気づかなかったところも、そりゃお前、気づけよ…ってなってたよね。
色違うじゃん?明らかまだなんか送られてるのわかってるじゃん??なんでスクロールしなかったんですかね??
こういう所本当に読み込まずに作ってるからこうなっちゃうんだろうなぁって思いました。
2期は全体通してもっさり感が強かった。あと演出も…うーん…ってなるし、なんとうか盛り上がりに欠けたよね。
監督とかお役所仕事的なノリで作ったんじゃないの…。1期の理恵ちゃんの方がまだ愛あったわ…。
1期好きな人へのサービスってさ、決して大切な話に核として絡んで来なきゃいけない訳じゃないと思うんだよ。ぶっちゃけ11話のブラックのスカイポだけで充分サービスになってると思うの。
アニメの人にサービス、1期を大切に、じゃあ原作を好きな人は???
一番大切な話を原作組蔑ろにされてるんですよ。そりゃ荒れるわ。
これだから原作厨は…とか言われるけど、原作厨で何が悪い。原作があってこその血界戦線でしょ。原作が無かったらアニメ1期の話も無いんだからな。
原作買って、円盤もちゃんと買ってんだから、何も買ってない人たちより文句言いたくもなるし言う権利があるでしょ。
しかも2期で妖眼をこんな形でアニメにしてしまったから、もうテレビアニメとしては妖眼幻視行は作られないんだよ…。
奇跡が起きて映画やってくれたりしない限り、妖眼幻視行はあの映像化のみなんだよ…。
こんなことなら、こんな風に消費されるくらいなら、妖眼幻視行やらないで欲しかった。
オリジナルをそんなに大切にしたいなら、1期みたいにオールオリジナルで終わります!ってしたほうが全然良かった。
あと、原作者が絵コンテとか確認してるんだからあれで正解なんだよ文句言うなって言う人いるけど、原作者の出した正解はあくまでもあの10巻の妖眼幻視行であって、アニメの妖眼幻視行じゃないからな。
あとこれどうでもいいけど、アニメ1期視聴済み、原作未読の知人に「ブラホワの話は連続性があって良かったけど、短編ばっかりやってて妖眼って何?って感じ笑」って言われてイラっと来たなんて言えない…。
支離滅裂だし纏まってないけどとりあえず終わり!!
だがニコニコが生み出した文化とその影響は大きいと言えるのではないか。
たとえば歌い手やボカロP出身のミュージシャンは、もはやオタクジャンルにとどまらず様々なところで活躍している。
俺はあまり詳しくないが、たぶんゲーム文化への影響も大きいだろう。
そして個人的には、「Webなどで作品を発表しているアマチュアにも、プロとして働ける人材がいる」ということを様々なジャンルの業界人に知らしめ、またアマチュア創作者にもプロになる新しい道筋を示したというのを評価したい。
もちろんニコニコ以前から、web漫画やweb小説の商業書籍化はあったし、小説投稿サイトもずっと昔からあった。
同人誌即売会からプロにスカウトされるみたいな例もあったらしい。
アマチュアからプロになるルートが整備されていくのは時間の問題ではあったかもしれない。
しかし、かつてのニコニコのあの、音楽、映像、声、文章、CG、モデリング、etcetc、多種多様な創作が猛烈に作られる勢いと、そこからプロになる多くの人々がいなければ、
「アマチュアで有名になった人が商業で出した時にパッとせずしょぼく終わるとは限らず、企業側も創作者側も成功をそれなりに期待するようになる」のは10年は遅れていたのではないかと思うのだ。
月姫やひぐらしやサンホラなど、それ以前から続く色々な同人→商業成功例との絡み合いの結果ではあるが。
プロになることが必ずしも良いとは思わない。アマチュアの遊び場が商業主義に接近していくのは弊害も大きい。
ニコニコそのものが、新たなwebサービスの形として繁栄していくこと、新たな日本文化になることは失敗したのかもしれない。
作品が嫌で嫌で仕方ないのに、何の生産性もない誹謗や中傷を粘着質に続けるやつは、
さっさと病院にいけばいい。
一方で、私はこの言葉が膾炙したことで生じる・または生じるであろう弊害が、
恐ろしくも憎い。
弊害とは何か。
正当な道理のある意見や批判を封殺するための手段に、この警句を用いる輩の発生である。
輩はつまり信者と揶揄されるもので、作家や作品を退廃させ、堕落させ、
ある作品を語る際、人は往々にして下のいずれかのカテゴリーに柔らかく属する。
感想・・・作品の好き嫌いを根拠の有無に関わらず語り、主観的な評価を定める
批判・・・作品の改善点や嫌いな点を根拠を示して説明し、作品あるいは作者に諫言・あるいは低い評価を提示する
誹謗・・・作品あるいは作者を根拠を示さず、あるいは根拠すら捏造して貶める
批評は作品の良さも悪さも根拠のもの論理で説明される高度な作品への知性的愛情だ。
感想も良い。好き嫌いを自由に語ること。それは大いに大事にされるべき一人ひとりの感性だ。
批判。さて批判はどうか。私は批判が誹謗に巻き込まれ大いに疎外されている事象をあまりに多く見すぎた。
私はこれが許せない。批判とは作品という刃に打ち込まれる鍛冶師の槌であり、
時に作品の強度を高め、時に実用に耐えない刃を折る、厳しくも愛ある鍛刀技術だ。
なぜ愛があるか分かるか?それはそうだ、根拠を以て作品の未熟さや改善点を提示するなんて、
愛がないとできる訳がない。
さて、そのような批判に対して、実に多くの人はこの言葉を投げかける。
"嫌なら見るな・読むな"と。
批判と誹りの区別もつかない敬虔なる信者が、ただ良い評価だけを貰えれば良いというクリエイターの堕落した願望が、
批判が作品を育て、作り手は更に良い作品を作る、という厳しく果てしなく尊い循環の連鎖を阻み、
その結果、ただ賞賛だけが望まれるユートピアのようなディストピアが生まれ、
個人の金の使い方に文句は言わないが、比較的知名度のある人間が廃課金して『課金は正義』の広告塔になるのはどうなんだ?
実際ノッブもやってるし、そういう人も居るんだよ。とか言い訳に使う奴も居るしさ
もちろん、他にもガチャに金ツッコんでる声優なんてごまんと居るけど、特に目立つからさ
http://www.asahi.com/articles/ASKCK4CX1KCKULFA00S.html
またこの話か。
法人として過去より連なる一貫した意思があると捉えるしそうでないと話が進まない。
社内人口がフタコブラクダになっているというのはもう10年以上前から言われてきたこと。
それに伴う弊害がその時点でも存在しその先現在に至るまで更に顕在化することは予見されていた。
企業として過去10年にわたって少しずつフタコブの谷を埋める中途採用を進めていれば良かっただけだし、
直近の人手不足よりちょっと前までずっと買い手市場だったのに対策をうってこなかっただけでしょ。
氷河期世代は第二次ベビーブーム世代でもあるのだから人はたくさんいたのにね。
今対策を打たないと少子化が更に進むと方々から指摘されていたにも関わらず対策を打たなかった行政、
そういう指摘と行政をみて企業がフタコブラクダ問題と人手不足対策に手をつけていたら今のような状況にはならなかった。
氷河期世代は超氷河期を抗うことのできない現実として20年前からずっと突きつけられて、
素直にではないにせよ少しずつ受け入れてもう諦めたのだからね。
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/ASKCK4CX1KCKULFA00S.html