はてなキーワード: システム化とは
このうち定型業務はCOBOLが主力だった時代からどんどんシステム化されてきた。
したがって、今の今までシステム化の手が入っていないのは殆どが非定型業務。
この非定型業務が本当に面倒で、基本設計のレベルから収拾がつかなくなるのだ。
流石に今の今までシステム化の埒外に置かれてきただけのことはあるというか。
とにかくたった一つの業務を取っても、その中で場合分けの分岐や収束がやたら多い上に、複雑怪奇に入り組んでいて、フローチャートにまとめられない。
このフェーズで簡潔なフローチャートにできないものは絶対ソースコードに落とし込めないので、本当に悩ましい。
というか「あんなこともある」「そういえばこういう場合もあるんだよね」と、業務担当者からヒアリングすればするほど理解が進むどころか、むしろわかりにくくなる。
しかも全部ケースを出し切ったと思って要件を整理しているとあら不思議、「あれ?この場合は…」と新たな疑問が何個も湧いてきて、再確認という手戻りが起きる。
そしてそのタイミングで「衝撃の新事実」が発覚し、それがその業務だけでなく他の業務にも大いに影響する話だったりするため、横展開を余儀なくされる。
そんなことが延々と続くため、そもそも設計作業が半永久的に終わらない。
むしろ、実務を担当している末端の人たちの柔軟性の高さが異常とも言えるわけで、よくこんなわけのわからん仕事を混乱せずにできるなあと感心するのだが。
https://anond.hatelabo.jp/20210517234543
「ひでえ」とは言うんだが、あれ、接種券やその配られ方そのものが、あまり予約システム化した場合の対応について考慮されていないので、あの仕様になったのもどうしようもない。
流石に年齢チェックとかは・・・・・・とは思いはするが、あんまり意味のないチェックではあるしな。
他の会場で予約しても予約出来る、というのは、ちょっとシステム連携は難しいし、コストを考えるとやるべきでもない。
通常の予約システムは、イベント毎に大きければ1万人くらいの人を受け付けるというシステムになるのだが、今回の予約はそれを毎日分で処理するという形になるし、他の接種会場は自治体規模によってはそれが月2回とかそんな感じになる。千を超える自治体間とかで連携するのは、不毛でもあるし。
そもそも、自治体単位でやってるのであれば、全国規模で連携する必要もないのよ。一自治体の中の予約システムで弾けばいいだけなので。
東京や大阪が異例な接種会場を設置した為に、厄介な事になっている。
とは言え、自治体内で閉じているシステムであっても、なんでかシステムダウンしていたりするのだけど、多分予約受付とかの更新と予約参照の照合とかのDBアクセスがあまり工夫されていなくて厄介な事になっていると思われ。そんなシステムが連携とか出来る訳もないしなー。
生年月日のチェック機能は、今後を考えるとたるい。あの大規模接種会場用だもの、当然ながら発注時には「年齢制限等を切り替える設定を盛り込め!」とかってやってないと思うし。そもそも接種券の発行時点でセレクションされていて、それが高齢者な訳だし。
桁数チェックはあってもいいけど、やれるのそこまででしかない。なお、東京会場の場合には関東近辺の人が中心だと思うが全国の自治体のコードかどうかチェックいるのかねえという気がする。本来、接種番号には余裕を持った桁数でチェックデジットとか入れつつやって、関数で誤入力チェック出来るようにはしておいてほしかったが、今更だしなあ・・・・・・
予約時に本人照合とか要らないんじゃね?とか割り切ったシステムだとは思う。ただまあ、二重登録はボケた爺さんとかやりそうなんで、そういう「予約した人がこねえ問題」は別途対応した方がよさそうだなあ。
なお、これ高齢者だからではなくて、大規模にやると必ず予約をすっぽかす人は出て来るし、そのあたりは柔軟にしてほしい。
いっその事、お上から接種会場や接種日時割り当ててもらった方が楽なんだが・・・・・・流石に用事としての優先度は上げるからさあ。まあ、一定人数接種拒否する人がいるから、意思確認含めて予約としたい気持ちは分かるけど。結構な人数予約が難しいとかで離脱しちゃうんだよな。
あと。
マスコミ、試しにシステムなぶってみたとかはいいんだけど、そういうチェックに意味があるかとか含めてもう少し記者も考えてほしい。
ハッキリ言って雑なんだけど、でも雑に予約するシステムだ、って割り切って使うものだと思ってほしい。
で、雑だよ、って話を、予めリリースとともに説明つけておいてほしいな開発側も。予約システムに個人識別とかはないんだけど、接種会場ではある訳で。
こんなやっつけの予約システムで、うっかりマイナンバーカードでの認証とか使ったら、むしろボロい予約システムがハックされた時に個人情報を引き抜く踏み台にされるので、これはこれでいいと思う。
感染症対策のために、お客さんが来るときは事前予約を取ることになった。
毎日数組程度なので今は電話で聞いてOutlookの予定表に記載・予定表を共有することで回してるけど、これシステム化したいねって話になった。
最初は予約サイトを立ち上げて運用する案が出たけど、そんな予算は無かったので引き続きOutlookで管理することに。
社内の要望をヒアリングした結果、お客さんには予約希望書(エクセル)をメールで送ってもらうことにした。
VBAでフォルダ内の予約希望書から必要な情報を抜き出しに1クリック、ics書き出しに1クリック、予約確定メール自動作成に1クリックの、計3クリックで完了するシステムを開発した。
(メチャクチャ褒めてほしい。1から勉強した。馬鹿だから3週間かかった。VBAなんて触るの初めてだった)
完成したので担当に送ったら、次は休店日が分かる方が良いよねとか、予約重複の際は警告を出せないかとか、色々と追加要望が。
そろそろ私の手に余ってきた。予約重複の警告ってOutlookが控えめに出してるアレだよね。アレって変えられるのかな。まったく分からん。
休店日は予約希望書エクセル内で入力時に警告出せば良いと思うけどさ。
私の本来の仕事は単なる事務で、開発に時間が取られて自分の仕事が滞ってきたよ。
でも今更「やめます」とは言えないし、関数組んだりマクロでなんとか自分の作業効率化してただけの事務員にはきついものがある。
コロナ禍が始まって1年以上経った。何度目かの緊急事態宣言が出た。
日本は幸い死者は少ないが、ワクチン接種は大きく遅れを取っている。どうやらまだまだ我慢をしないといけないようだ。
今この状況において、日本がどこで選択を間違えたのか、どうすればより良い今を作れたのかは考える価値があるんじゃないだろうか。
次回の失敗を防ぐのは責任追及ではなく原因の振り返りと仕組みの改善だ。
事後諸葛亮にもならず極端な仮定も置かず、2020年1月に戻って現在まで「どこでどんな判断/対応をすれば良かったのか」考えがあればぜひ教えてほしい。
ドメイン駆動設計ってあくまで設計手法っていうかビジネスロジックのモデリングまでが本分だから
システムドメイン(領域)にビジネスドメインで履いていた土足のまま踏み入ってはいけない
※補足追記:基本設計したら詳細設計するけども、そこでビジネスロジックをシステムロジックに翻訳するからコードレベルでは一対一にはならないということ
概念の次元が違うのだから現実に漫画の理屈を持ち込むなっていうレベルの話(ビジネスが漫画レベルという意味ではない)
モデリングによって現行のビジネスの問題を洗い出し、それを課題として解決(仕事を楽に)するのがシステム
それも一回で終わりじゃなくてシステム化したビジネスを再びドメインモデル化して分析、課題をシステムで解決ってサイクルを回していかなくちゃいけない
システム側も細かいこと言えば領域が分かれてるからそれぞれの領域に合わせて駆動方法は変えなきゃうまく回らない。
データレイク周りならデータ駆動型の方が適しているし、逆にアプリケーション側でビジネスやUXを無視してデータ主体で走るのは阿呆の所業だし、
馬鹿の一つ覚えで〇〇駆動設計だの開発だの一本槍でパワープレイするやつが多すぎなんだよ! 適材適所って理解しろよ!
ちゃんと各分野のスペシャリストを雇って意思決定層に組み込んだ方が結果的に時間や金なんかのコストが少なくなるよって話が通じないよね
日本の役所の申込書、これの問題点は「自由フォーマット」なところにあると思う。
https://www.google.co.jp/search?q=%E7%94%B3%E8%AB%8B%E6%9B%B8%E3%80%80%E5%BD%B9%E6%89%80
まず、以下の特徴がある。
と、これらはネットのフォーム形式であれば必須項目とオプション項目が自動で表示されたり、
ワイドショーで連日「医療に金を使え」とか言ってるけど、結局金突っ込んで解決できる問題ならとうにできてるんだよな。
医療施設を作ったところでそこで動く医者や看護師確保できねぇんだからマンパワーの問題なわけよ。
大阪でもコロナ重症化対応センター作ってもマンパワー確保できなくて右往左往してたんだから箱作ったところであまり意味はないわけよ。
「なんでワクチンがこんなに遅いんだ!」みたいに吠えてるバカがいるけど、そら反ワクチンあれだけ煽ったら国内で作るの無理でしょ。
「時短補償金が振り込まれない」とか「給付金が振り込まれるのが遅い」みたいな事言ってたけど、それをスムーズにするためのシステム化を反対してたのはどこのだれだっけ?
いきなりシステム化しろって言ったところで1年そこらのスパンじゃ実現できないわけよ。
東京・大阪のような大都市にロックダウンをしようとしても人権を大幅に制限するような法律はこの期に及んですら結局作れなかったし、
そもそも有事における人権制限について未だにまともに議論したような形跡すら見つけられん。
結局何が言いたいかというと、今行政が右往左往しているのはこの数十年の積み重ねが原因であって1年やそこらの時間ではとても解決できる問題ではないって事。
1870年の平民名字許可令によって、誰でも名字を使って良くなった。これまでは平民は名字を使ってはだめだった。
1871年の戸籍法によって名字の登録が推進された。姓尸不称令によって名前は名字と名前になった
1875年の苗字必称義務令によって、名字を持つことが義務になった
1876年の戸籍法では夫婦別姓だった。そもそも慣習としては夫婦別姓だった。
夫婦別姓、と言うと少しニュアンスが違うけど、日本に於いては「親の姓を男女問わずに継いでいく」が基本だった。ただ、庶民には姓なんかないので、この辺は宙ぶらりん感がある
「戸主及ビ家族ハ其家ノ氏ヲ称スル、妻ハ婚姻ニ因リテ夫ノ家ニ入ル」
というように書かれているので、結婚したら妻(女性)は夫の家に入るので、名字は夫の名字になるというようになった。
夫婦同性、と言うよりは、嫁自動的に夫姓になる制度と言っても良い。
そういえば婿養子ってなんだよと思ってこっちも調べた所、男性が親と養子縁組を結んで、その家の娘と結婚する、と言うクソめんどくさい手順によっているようだ。
ここまで見てみれば(と言ってもほうぼうで見かけた情報ではあるが)、夫婦同性というのは明治時代に導入された制度だが、「平民も名字を名乗っていい、いや、名乗れ」からの流れの中で「結婚したらどうすんの?」という感じで「夫婦別姓でいいんじゃね?このほうが自然だし」からの「いややっぱ旦那の姓をなのれ」に変わってきたという結構不自然な家庭を経ている。これを伝統と言って良いのであれば、国家が国民に強制してきたことが伝統になってしまう。
テクニカルに夫婦別姓を考えると、データ管理の点でのコストがあるというのはある。
DBなんかで詳しい人は「姓」にその戸籍の参加者を紐付ける形で管理していたが、この「姓」が家庭の単位を表さなくなったときにどうやって国民の戸籍情報を管理するのかという問題がある。いつ生まれて、どういうふうに転居し、誰と結婚して、子供が生まれて、離婚して、死別して、みたいなすべての履歴データを新形式にコンバートせよという難題だ。明治時代とかの手書きの戸籍謄本は電子化したうえで、ID割り振りという苦行が待っているだろう。待っていないかもしれないがこの辺は考え方次第かもしれない。
戸籍謄本は直系尊属はいくらでもさかのぼって取得して良いというものがある。これは、自分の親、親の親、親の親の・・・というようにさかのぼって戸籍が取得できる制度になるのだが、仮に「姓」で戸籍情報を管理する場合、別の情報で戸籍管理をする必要が出てくる。過去の人にもさかのぼって。
もしこういうプロジェクトを立ち上げた場合にやりたい人っているだろうか、いやいるまい。
夫婦別姓をシステムとして導入するには以下のステップがいるだろう。
何よりもきつそうなのは、戸籍データが各自体で各々管理されている(総務省が何かしらの方法で一括管理しているかもだけど)ので、この辺のすべてのデータを統合する必要がある。しかもやっている間も粛々と人々は結婚し、生まれ、離婚し、死に、転出し、転入する。
そういうわけなので、なにかウルトラCを考えないと、システム側からの夫婦別姓はかなりの困難を伴うだろう。
もしこの辺がきちんとシステム化された場合、例えば遺産相続で非相続者が登場するすべての戸籍謄本を集めなくてはならない(法的に他に相続権者がいないかを証明する必要があるので)というクッソだるいイベントがあるんだが、これを非相続者のIDで申請したら一気に全部取得できるとかそういうのはできるかもしれない。
夫婦別姓なんか「もともと何の問題もないので好きにしてください」位自由にできる。
氏名変更だってそんなに難しくない(しょっちゅう変えるとシステム的に良くてもみんな混乱するので何かしら規制は入るだろうが。)
「あなたの絵で抜きました!」
今日の記事のブックマークコメントで、これについての意見が割れていたのが興味深かった。
実際に「抜き報告」をされて喜んでいる絵師はいるし、抜いたボタンを置いてシステム化しているサイトもある。
これまで「抜き報告」が問題視されたことはなかったように思うが、時代が変わってきたのか。それとも、みんなずっと我慢していたのか。
「見抜きさせてもらえないでしょうか⋯?」「しょうがないにゃあ」
これでさえ、おおむね微笑ましいシーンとして語り継がれてきたと思う。気軽なネタとして利用されていて、その扱いはセクシャル・アサルトによるトラウマ事例にはとてもみえない。
はたして「抜き報告」はセクハラなのか?
夫
・契約社員
・平日7時半〜8時半に帰宅
・家計には月10万負担。ただし住宅手当2万5000をもらっている
妻
・正社員
・平日8時半〜9時半に帰宅
・土日もほぼすべて仕事あり。昼〜8時くらい
・家事はほぼしない
・各種手当てをあわせても年50万ほど夫よりも年収が高い
夫は一人暮らし時代と比べて人が増え、家が大きくなったことによる家事が増えたことによって、
妻は仕事の負担と家庭での食べ終わった食器や脱いだ服の片付けの負担の両方によって、
お互いにストレスで潰れかかっている。入籍の予定日も間近に迫っているが別れた方がいいのでは?といった話も出ている。
時間が経てば解決する程度の問題なのかもしれないし、生活に慣れてシステム化出来ればストレスも減る可能性はある。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 98 | 9157 | 93.4 | 43 |
01 | 38 | 9238 | 243.1 | 49.5 |
02 | 27 | 8072 | 299.0 | 45 |
03 | 33 | 4510 | 136.7 | 74 |
04 | 14 | 596 | 42.6 | 30 |
05 | 18 | 3122 | 173.4 | 19.5 |
06 | 19 | 1501 | 79.0 | 64 |
07 | 36 | 2337 | 64.9 | 43 |
08 | 64 | 7803 | 121.9 | 31 |
09 | 47 | 8187 | 174.2 | 53 |
10 | 105 | 10464 | 99.7 | 46 |
11 | 85 | 13254 | 155.9 | 49 |
12 | 128 | 11815 | 92.3 | 36.5 |
13 | 99 | 13058 | 131.9 | 58 |
14 | 137 | 13951 | 101.8 | 44 |
15 | 86 | 10448 | 121.5 | 43.5 |
16 | 122 | 12737 | 104.4 | 63.5 |
17 | 153 | 14642 | 95.7 | 60 |
18 | 159 | 16790 | 105.6 | 43 |
19 | 143 | 12695 | 88.8 | 33 |
20 | 127 | 12177 | 95.9 | 32 |
21 | 124 | 13607 | 109.7 | 32 |
22 | 227 | 58922 | 259.6 | 94 |
23 | 419 | 61820 | 147.5 | 92 |
1日 | 2508 | 330903 | 131.9 | 59 |
石原さとみ(19), 東証(16), 原則論(8), 破ける(3), PTS(3), 夕張メロン(3), 蟲師(3), 破く(3), 個体識別(3), エンタテイメント(3), システム化(3), 不治(3), スパム(31), 女性専用車両(22), 任天堂(14), 痴漢(54), フライパン(7), 安泰(6), GOTO(6), ダンス(10), 詭弁(11), ナンセンス(5), post(9), ポケモン(14), 障碍者(8), 品質(7), 取引(8), 返信(15), 虐待(15), 涙(14), 野菜(14), 動物(15), 予約(10), 子育て(13), ヤバい(17), 平日(9)
■動物虐待表現の自由 追記 /20201001082846(18), ■子供作るときどんな覚悟だった? /20201001170719(16), ■日本人について(真剣な話) /20201001124407(14), ■いいまわしをひとつかえただけで、離婚危機を脱した /20200930151330(14), ■こんな感じの生活の知恵ってほかにない? /20201001122533(13), ■一番おいしい野菜はもちろん🍆 /20200930225916(13), ■何しても涙止まらん /20201001030449(12), ■任天堂を辞めてから5年以上が経った /20200930204140(11), ■これって俺が悪いの? /20201001163823(9), ■何度も読み返してしまう漫画 /20200929220019(7), ■はてな匿名ダイアリーすごいな。すぐにコメントが付いた /20201001011129(7), ■無人島にひとつだけ持っていくとしたら? /20201001183403(7), ■川に毒を流したい! /20201001144930(6), ■10年来のセフレと別れてきた /20200930204004(6), ■原則論を言うのって詭弁じゃないの? /20201001182458(6), ■このキモくて金のないおっさんは~とかいう人 /20201001000453(6), ■任天堂退職はあまりにアホ過ぎるので色々文句を言ってやる /20201001022747(6), ■働いてる奴って平日勉強時間をどうやって工面してんの? /20201001072304(5), ■挨拶 /20201001132559(5), ■anond:20201001144610 /20201001161343(5), ■ダイエットに成功してるかもしれない /20200930212059(5), ■増田は優しい場所 /20201001190436(5)
記者会見(https://www.youtube.com/watch?v=ACFLlMXhlWg などでみられる)および、社内報の一部から得られた情報をもとにしている。
ここまでの説明を聞くと、論理的には、NASのハード障害時は手動で切り替えることで、システム全体再起動は不要で、売買停止の事態は招かれない、ということになる。そこまではいいが、ではなぜ今日それを実施しなかったのであろうか。この点は記者会見で2回ほど質問されていたと思うが、東証側は正面からは答えなかった。
JPXのウェッブサイトに公開された。https://www.jpx.co.jp/corporate/news/press-conference/index.html 経由で https://www.jpx.co.jp/corporate/news/press-conference/nlsgeu000004zjwb-att/20201001_J.pdf
平成時代の常識や共同幻想(高度経済成長幻想、祝祭幻想、現実逃避用のショービズ幻想)みたいなものが崩壊した。
昔あった単語の「終わりなき日常(幻想付き)ver」から「終わりなき日常(幻想なし)ver」に移行した感じかな。
東京そのものが「お祭り騒ぎの多幸感をシステム化したディズニーランド」みたいなものだから、
そういう幻想の中で「キャスト」として生きてた、生きようとしてた人にはキツイはず。
東京の都市生活、というか平成の日本人生活ってのは「面倒な人間関係、接触」を減らして、
「自分に都合のよい幻想を維持向上してくれる人間関係を選ぶ」ことを目指してきた。
その幻想が壊滅ししまったら「人との接触がない、幻想もない」生活しかない。それはキツイわな。
昭和までは「日々の生活やサバイバルで人生から現実逃避」ができた
https://note.com/yoshiaono/n/n4cd37820faf0
を読んで。
マイナンバーカードへツッコミたい気持ちはよくわかるし、同感なところもあるんだけど、「止めるなら早いほうが」っていう、やめる前提の議論を期待してるのはちょっと乱暴だなぁ、と思ったのと、ツッコミたいところもあったので。
そもそもマイナンバーカードの目的がよくわからない。身分証明のためなら運転免許証や健康保険証でよくね?そもそも何が問題なの?
→健康保険証は顔写真がついていないので(アナログでの)本人確認書類として利用できない。運転免許証は、運転免許を取得した人しか保有しない。16歳未満や高齢者の身分証明書としては利用できない。正直、高齢者はとっとと免許返納してマイナンバーカードを身分証明書にすりゃいいと思ってる。
カードに書かれたマイナンバーが漏れるとまずいらしい。漏れるとまずいのに印刷するの?みんなで便利に使うための番号じゃないの?
→同意。漏れていけないものを印字するする意味がマジでわからん。今の使い方なら、漏れても特に問題ない番号だと思う。
→アナログ利用も前提としてるので致し方ない。本人確認を必要とするあらゆる場所でデジタルデータを読み出せる端末を用意できるまでにはかなりの時間とお金が必要だろうなぁ。あと、デジタルデータで身分証明するなら、今の暗証番号形式だとセキュリティ的に弱すぎる。後で出てくるけど、生体認証でないと、リテラシーが不足している人間には使えない。こんな現状ではマイナンバーカードはユニバーサルな身分証明のデジタル化としては利用できない。
ただ、紛失時の個人情報漏洩を気にするなら、運転免許証も健康保険証も同様。マイナンバーカードに限った話じゃない。
だから、付属のビニールのカードケースを使って個人情報を目隠しする。仕様としておかしすぎない?誰かツッコんでくれなかったの?
→目隠しするのは個人番号、性別、臓器提供意思表示の3カ所。住所、生年月日、氏名、有効期限は目隠しされない。法律で認められていない用途でアナログ用本人確認として利用するため。このときに、ビニールケースから出すと違法。そのことを知っていれば、目の前で確認する人がビニールケースから出したら即突っ込める。知っていない人がほとんどだろうけど。
→QRコード読むよりビニールケースから出す方が手っ取り早くマイナンバーがわかるんですが……。
費用がかかり過ぎ。もう一兆円くらい使ってない?
→制度設計もシステム要件もまあ、急ぎすぎた感しかなくて、そのせいでお金がかかったんだろうなぁ。
→住基ネットとは違う仕組みなんですよ、っていうのがお国の言い分で、学んでいるつもりはあるのかも。住基システムの失敗が活かされていない、ってどんなところなのか具体的に指摘してほしかった。
マイナンバーシステムの管理項目が、住民記録システム(住民票)や戸籍システムとかぶっている。いい機会だから統合して効率化しようって話にならなかったの?それとも無駄が好きなの?
→今、標準化のお話が進んでいる模様。ただ、自治体のシステムって住基と戸籍を元にして様々な事務システムと連携するもんで、住基も戸籍も基礎自治体の地方自治という名目で好き勝手にシステム化させたおかげで統合するにも大変じゃろうの。パッケージ化されたソリューションをいれてればまだマシなのかなぁ。まだあるのか存じませんが、電算部門が独自開発したシステムとかだと……。
→貴重なIT人材がどのくらい投入されてるのか存じ上げないのですが、何かわかるソースとかないですかね?あと、逆説的にマイナンバー関連のシステム開発に投入されていないIT技術者は貴重じゃないように読めちゃうので、表現をどうにかして欲しい。
4種類のパスワード(「利用者証明用パスワード」「署名用パスワード」「券面事項入力補助用パスワード」「個人番号カード用(住民基本台帳用)パスワード」)を目的に応じて使い分ける。それ、忘れる人が続出するよ。パスワードの再設定という新たな職務を創出したいの?
→創出したい、という状況ではなく、窓口はすでにその業務に忙殺されているようです。
生体認証を使えない。やっぱり4種類のパスワードを覚えるしかないのかー。仕方ないからメモに書いてマイナンバーカードと一緒に持ち運ぶか...あれ?
→暗証番号じゃなくて、生体認証+マイナンバーカードで本人確認っていうのが理想だと思うんだけど、その仕組みを作るのにどれくらいお金がかかるのやら。生体認証も指紋、静脈、網膜とか複数パターン用意しないとですし。
利便性が低い。マイナンバーカードを使って給付金を申し込むと、自治体職員を激務に追い込み、もらえるのが遅くなるという逆利便性。もはや日本の生産性を下げるのが目的としか思えない。
→給付金って10万円のやつですかね?給付が遅いか早いかは、単純に自治体の規模によるものだと思います。規模が大きい自治体の方が、職員一人あたりの世帯数が多いはず。
マイナポータル経由の申し込みで自治体職員の業務が増えるのは、世帯員全員分の申請をしてないとか、口座番号確認用書類の添付忘れがあったときの確認作業で、紙の申請でも同じことで、マイナンバーカードがどうこうじゃなくて、申請者のリテラシーが低いのが原因ではある。どちらかというと、給付金制度の設計が甘かったということではないかと。
あと、マイナンバーカードって住民票のコンビニ交付っていう付加価値もあるそうですが……自治体によってやってないところも多いしねぇ……。
普及してない。そりゃそうなるよね。一回、落ち着いて反省した方がいいと思うよ。
→そりゃ、今のところ運転免許証を持てない人が持てる身分証明書としてしか利用価値がないからなぁ。で、落ち着いて反省して、どうしろと?
にもかかわらず、自民党はさらに大量の税金をぶっこんで普及に躍起になっている。これ、やめられなくなった負け戦に似てない?後で責任取るつもりないよね。
→躍起になってるのは自民党なのか総務省なのか……っていうのはどうでもいいけど、政府がこれまでの施策に対して、間違ってましたからって責任を取ったことってあるんですか?
マイナンバーカードを持っている人は、引っ越しして転出・転入手続きをするときに暗証番号が必要になる。つまり、持っていない方が無難ということですね。
→どういう意味なのかよくわかんないです。余計な手間がかかるから持ってない方がいいってこと?これも、暗証番号じゃなくて生体認証を導入していないからですね。
→返却じゃなくて失効手続きでいいような気もするけど、身分証明書的に使われるのと、偽造のリスク考えると返納したほうがいい気もする。
→本当は、住所が変わるたびに再発行すればいいんだろうけど……コスト削減のためなんじゃ?再発行手数料は本人負担だろうし。
→国、自治体、民間も含めて、マイナンバーそのものを本人確認手段として使用しちゃだめよっていう規制は必要と思う。映画とかでよく見るどこぞの国のIDナンバーみたいな使い方されちゃ困る。
マイナンバーカードに運転免許や健康保険証を集約しようとしている。返納や再発行が必要で目的外利用禁止のカードに集約するだと?生活できなくなるぞ!
→目的外利用が禁止されてるのはマイナンバー(個人番号)であって、マイナンバーカードではないのでは?カードの目的外利用ってなんぞ。
あと、健康保険証だって、加入している保険が変われば返納しなきゃいけないんですが……。
→手書きなのは電子証明書の有効期限です。マイナンバーカード自体の有効期限は印字されてる。
建前上、マイナンバーカードの発行申請と電子証明書の発行申請が別物になってるからでしょうねぇ。後から電子証明書の発行申請もできるようなので。電子証明書の申請をしなかった場合は空欄のまま、申請したら有効期限を忘れないように自分で記入しといてね、ってことじゃ。
自治体に業務の負荷をかけ過ぎ。発行・再発行だけでも大きな負荷。でもって、月数百万枚しか発行できないそうよ。自治体職員を殺す気?
→マイナンバーの目的が、自治体業務の軽減じゃなくて、国民側の手間(申請時に住民票や所得証明などの証明書関係を併せて提出)を省くことなので、自治体職員の苦労なんて知ったこっちゃないのです。自治体は自治体で、知恵(と金)を使って効率化すれば無問題。っていうのが国の理論なんでしょう。
で、以下、雑感。
マイナンバー制度をやめる、マイナンバーカードをやめる、のどっちなのでしょう?
どちらにしろ、「やめる」選択だけだと、以下のような問題が考えられます。
ただ、もうすでに「やめるなら早いほうが傷は浅い」段階じゃない気がしますが……。
最初から問題のない完璧なシステムが作れるって訳でもない。もうちっとましなシステムにすることは出来たはず、という理屈もあるだろうが、じゃあ、どこまで議論して検討すればGOサインが出せるシステムになるのかって話になるし。
本筋とは関係ないけど、「内容について変更や追記のご希望があれば」っていうのに違和感が。著者の意見は、こちらが希望して変更してもらうものではない。意見は著者自身が判断して変えたり追記したりするのであるはずなので。
半年くらいしか居なかったので、大した話はできないが備忘録がわりに残しておく。
元いた会社の先行きが無いのが不安で、転職して入ったのがこの会社だった。SEからSEへの転職。
仕事の内容より、福利厚生とNTTデータという看板に惹かれたので入ってみた。
・良かった所
福利厚生は悪くないと思う。人手が足りない分、仕事はたくさん任されたので、成長スピードは早かった。あと、人としてマジでゴミって人は少なかった。
・悪かった所
人手が足りない。キーになっている人物が協力会社の人間で、その人が次の契約出来るかどうかで、プロジェクトが左右される状態になったり。
テスト環境がクソすぎて使えず、ろくに検証せず本番に適用して失敗、みたいな事が多かった。
規定の残業時間を超えた分を、ごまかして減らすことがあった。こういう対応をしているのは自分だけじゃなく、法令意識の高いはずの大企業ですらこれか、と残念に思った。(IT業界にそんな事を期待する方がおかしいと言われると何も言えないが)
社内システムが使いづらい。勤怠システムはわざと面倒にしているのではないかと疑うレベル。システム化されているはずなのに、上司が締日に半日かけて色々作業している様を見ていると、やるせない気持ちになった。
顧客の意見を何でも聞いてるような状態だった。そのせいで仕事はどんどん増えるのに、何も改善されない状況が長く続いた。金曜日の残業中に、土日どっちか出れるか、って聞かれるとマネジメントって言葉知ってます?と言いたい気持ちを抑えて、良いですよって言うのがしんどかった。その人に言って、どうにかなるとも思えなかったし。
・辞めた理由
周りの人の働き方を見て、いつまでこんな生活やるんだろうと思った。自分には無理だと悟った。
一番辛かったのは、状況が改善される見込みが無いこと。人は足りない、期限はそのまま、仕事は増える。残業も休日出勤も、仕事にトラブルはあるものだしと割り切れたが、根本のトラブルをどうにかするという対応が全然出来ていないのが辛かった。周りが辞めないのが本当に不思議だった。
正直SEあるある話でしか無いけど、元いた会社ではあり得なかったので、本当にこんなプロジェクトあるんだ、トトロいたわ、みたいな気持ち。
ただ、これは私が自分が関わった1プロジェクトの話でしかなく、それこそ大企業なので、他プロジェクトは超ホワイトとかもあると思う。要は運。
良かったこともある。仕事が出来る人しか生き残れない環境だったせいか、ポンコツでも自力精神がついて、多少仕事はできるようになった、気がする。
巨大な暴力である戦争によって理不尽に死ぬことはなくなり、飢えや疫病や大虐殺による死も少なくなった
規律と富と技術により、かくして生命を長らえさせることが容易になったこの世の中で、かくして人間のリアルは失われるようになった
この先、人間は生老病死すら克服し、神の庭でプカプカと浮くような生態を獲得するかもしれない
「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」
もはや、そこでは死ですら救済にならない、何故だろうか
誰しもが生命の危機という危急の事態から遠ざけられ、子孫を残すことすら、社会的責任を果たすことすら自由になるようになった
人類史上、ここまで多くの人間がそうした「平和」を享受し、それと同時に「平和」という呪いを受けるようになったことはなかっただろう
我々は死ぬまで本当の感情を、本当の必然性や必死さ、危急さ、緊急性をもって人生を歩まなくなった
本当に食べたいものですら、我々はもはや自分で決められなくなってきている
我々に自分自身の意思はなくなってきている、カオナシかのように
もはやこの世界では、死ですら、セックスですら、コロナウイルスですら、戦争ですら救いにならない
システム化された社会はその修復力で、破滅を回避したいという先人の願いが故に、日常を堅持するようになった
それは本当に切実な願いだったからこそ、そこを否定することが誰にもできない
だって、目の前で自分の愛する者が死んでいく現実を肯定できる人間など、誰も居なかったのだから
無かった事にしてはいけない
救わなかった
「あの男には死ぬまで純粋な怒りなんて持てない」なんてセリフがアカギで述べられたが
そうなのだ、この世界の人間の中には、死ぬまで本気になれない人だっている
「生きよ、堕ちよ」と、極限状態になった時にそれでも生き汚く、生き延び
「自分が何者であるかを胸に刻み、望んでこの世界に生まれた二度目の赤子として自分自身の人生を歩み出す」ことを目指すしかない
それぞれの個別作業として、自分自身のオリジナルでパーソナルな苦悩と悲哀を母胎にし、何度も自分の人生を再規定するしかないのだ
人間の可能性を、この平和というシステムなんかでは人間の本質や尊厳は損なわれないことを信じるしかないのだ
…水も栄養も十分に与えるのよ
咲かせるにはその逆
ただ思い切り何かをやってみたかっただけなの
何もない所から頑張ろうとする方がムズかしいのよ
…でも何か見つけて…
――戸田誠二「花(生きるススメ収録)」より
「望むのは平和。ほんの少しの譲歩。
それだけしか望みません。
それだけで、わたし達は立派にやっていける。
その後のことは“みんな”が上手く形にしてくれる。
私はそれを信じています。
だって信じて貰えなければ、私は人間でさえなかったんですから。
虫けらのままで死んでいたんですから