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はてなキーワード: akb商法とは

2016-07-06

アイマスオリコン1位とったとかニュースになってるけど

一般人からしたらAKBトップとるのと大差ないどころかAKBよりキモいって思われてるから

AKB商法は叩くくせに自分らのアニメCDは違うってのは典型的ヲタダブスタだって自覚したほうがいいよ

2016-06-30

馬鹿アイマスPに告ぐ

アイドルマスターシンデレラガールズの「ハイファイ☆デイズ」のCDオリコン一位だそうで。

まずはおめでとうございます

長いアイマス歴史の中でも初めてらしいですね。









なーんて言うわけないだろうがよ

ライブに参加する権利抽選券」を一位にしたんだぞ。

貶され嗤われ、褒められるようなことじゃないんだぞ。

お前らが馬鹿にしてたAKB商法はまだ買えばとりあえずは会えて握手が出来るわけだ。

お前らのは何だ?

不確かすぎるだろうよ、その金で買ったやつ。

なんでそんなものありがとうって言ってるんだよ?

円盤に比べたら安いから」とかじゃねーの。

お前らがいつも「好き好き」言ってるアイドル楽曲をお前ら自身が汚したんだぞ?

2015-12-03

トラウマ恋愛映画入門 町山 智浩

インベーダー・サマー (ソノラマ文庫ネクスト) 菊地 秀行

まっすぐにいこう。 全15巻セット (集英社文庫コミック版) きら

詩羽のいる街 (角川文庫) 山本

コミュニケイションのレッスン 鴻上 尚史

クアトロ・ラガッツィ (上) 天正少年使節世界帝国 (集英社文庫) 若桑 みどり

現代金融入門 [新版] (ちくま新書) 池尾 和人

日露戦争資金調達の戦い―高橋是清欧米バンカーたち (新潮選書) 板谷 敏彦

山本五十六 (下) (新潮文庫 (あ-3-4)) 阿川 弘之

井上成美 (新潮文庫) 阿川 弘之

米内光政 (新潮文庫) 阿川 弘之

心の力の魔術―驚くほどの富と幸福が得られる成功法則 ダビッド・J. シュワルツ

食卓から経済学―ニュービジネスのヒントは「食欲」にあり (ノン・ブック―先見サラリーマンシリーズ) 日下 公人

もろい青少年の心―自己愛障害 発達臨床心理学考察 (シリーズ 荒れる青少年の心) 上地 雄一郎

自己分析 ハインツコフート

死にたい気持ちをほぐしてくれるシネセラピー上映中―精神科医がおススメ 自殺予防のための10本の映画 高橋祥友

キレイゴトぬきの農業論 (新潮新書) 久松 達央

数学のまなび方 (ちくま学芸文庫) 彌永 昌吉

エロゲー文化研究概論 宮本直毅

野口英世ザベル・R. プレセット

モテないのではない モテたくないのだ! ! (アクションコミックス) カラスサトシ

遠回りまみれの青春タイプの人 福満 しげゆき

もっと! Vol.4 2013年11月号 (増刊Eleganceイブ) 水沢悦子

音楽の基礎 (岩波新書) 芥川 也寸志

ヒトラーのテーブル・トーク1941‐1944〈上〉 アドルフ・ヒトラー

しろうと理論日常性の社会心理学 アドリアンフランク ファーンハム

AKB商法とは何だったのか さやわか

ヒトラーを支持したドイツ国民 ロバート・ジェラテリー

グランヴァカンス―廃園天使〈1〉 (ハヤカワ文庫JA) 飛 浩隆

ドイツフランス共通歴史教科書現代史】 (世界教科書シリーズ) ペーター ガイス

ドイツ歴史現代史】 (世界教科書シリーズ) ヴォルフガング イェーガー

大学生社会人のための言語技術トレーニング森ゆりか

ポストモラトリアム時代若者たち (社会的排除を超えて) 村澤 和多里

言葉にして伝える技術――ソムリエ表現力(祥伝社新書214) 田崎真也

滅びの風 (ハヤカワ文庫JA) 栗本 薫

大日本サムライガール (星海社FICTIONS) 至道 流星

少女マンガ表現機構―ひらかれたマンガ表現史と「手塚治虫岩下 朋世

マルコヴァルドさんの四季 (岩波少年文庫) イタロ・カルヴィーノ

和解する脳 池谷 裕二

スティーブ・ジョブズ(1) (KCデラックス Kiss) ヤマザキ マリ

カリガリからヒットラーまで (1971年) ジークフリート・クラカウアー

さよならタマちゃん (イブニングKC) 武田 一義

物語体操―みるみる小説が書ける6つのレッスン (朝日文庫) 大塚 英志

プロ経営者」の条件 折口 雅博

資本主義という謎 (NHK出版新書 400) 水野 和夫

行動分析学入門 杉山 尚子

ここは退屈迎えに来て 山内 マリ

ウェブ炎上ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書) 荻上 チキ

統計学が最強の学問である 西内 啓

☆行動変容法入門 レイモンド・G.ミルテンバーガー

図説 イギリス歴史 (ふくろうの本) 指 昭博

アメリカ中学教科書英語を学ぶ―ジュニアハイテキストから英語が見えてくる (CD book) 林 功

☆☆「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか 鈴木 涼美

ぬばたま (新潮文庫) あさの あつこ

果てしなき渇き 深町 秋生

去年はいい年になるだろう 山本

日本人英語 (岩波新書) マークピーターセン

兵器戦術世界史 (中公文庫) 金子 常規

あなたを苦しめる過去から自由になる本 石井希尚

2015-11-14

http://anond.hatelabo.jp/20151113234842

ラブライブが煎じたのはアイマスではなくAKBだろう。

ラブライブ成功したのは、それまでのG'sマガジン方法論にAKBリアルアイドル方法論を足しつつ、「AKB商法」とか言われて批判的に見られてる部分を排除したことだろうな。

悪く言えば二番煎じのいいとこ取りだが、それゆえに失敗しなかったといえる。

2015-08-03

ラブライブ劇場版見てきたんだけど、がっかりした。

映画の内容は本当に面白くて好きなんだけど、特典商法に。

私も特典目当てで3回めの視聴をしてきたんだけど、3回目くらいだと普通に映画楽しめる。

でも横に座ったお姉さんは特典の内容みて直ぐに席を立って出て行っちゃった。

逆側に座ってたお兄さんは一日中映画見てたのか、特典でもらった色紙を何枚もアルバムみたいなのに挟んでた。その後映画が始まるとイビキかいて寝始めた。

私も特典が欲しくて行ったというのが半分あるんだけど、これだけ毎週限定特典とか出すことに少し疑問を覚える。

元々特典って映画を見てくれる人に『おまけ』で、『好意』で出してくれているものだと思うんだけど、今は明らかに少しでもお金を出させるためにやってるよね…

よく、(私を含めた)アニオタAKB商法馬鹿にする(※)けど、全く同じことだなぁとね。

あれは握手券とか投票券?を求めて同じCDをたくさん買うけど、ラブライブも特典を求めて同じ映画の券をたくさん買うっていう。

メインは映画の券なんだけど、でもそれにお金を払っているというよりは特典にお金を払ってるっていうね。

それなら普通に特典を商品として売ってくれたほうが良くない?ってすごく思うんですけど、わざわざ映画チケットを買ってもらわないといけない何かがあるんだろうか。

特典を商品として売ってしまうと単価が下がるとかなんだろうか。

特典にして数を限定するから転売もアホみたいなことになるし、これってすごい不健全だしお客さんからするとすごく不幸な状況だと思う。

売る側も普通に商品として売ればちゃんと売上が立つと思うんだけどどうなんだろう。

なんかこういう商売方法がこれ以上はやらないでほしいなぁッって思ったんだけどみんなどう考えてんのかな。

※これについては私見かも知れません。

2015-03-02

動画サイトを軒並み摘発していってもBD/DVDの売上には絶対影響しない

実際、音楽業界がそうだった。

CDにしてもAKB握手券を付けて漸く人並みの売れ行きを見せたけど、握手券さえ獲得出来れば廃棄されたり古本屋に売られてるわけで、

何らかの特典もつけずに出されたCD全然売れもしてないから供給多気味だったアーティストもどんどん休業に追い込まれてる。

CD購買層の絶対数は横ばいのままと仮定した時、違法ダウンロード分を摘発したとして、それによって購買層の絶対数を増やす事になるのかというとならなかったじゃないか?

同じ様に動画サイトを摘発した所で、違法ダウンロードのものはなくならいし、BD/DVDの購買層が必ずしも増える訳ではない。

要するにいたちごっこ、あるいはトカゲの尻尾切りしかならないだろう。

購買層の絶対数はどの媒体に置いても変わらない。

CDというメディアは既に飽きられているし、BDなどのメディアはやたら容量が大きく縮小効率化が市場になっている中で

内容が同じ北米版と異なりやたらと高い値段で売り付けるため、余計購買意欲を失わせ、違法ダウンロードに手を染めがちだ。

容量を少なく安く売る事にこそ購買意欲を持たせるのであって、件のAKB商法なんかをしてしまうと一定数の購買層の獲得は出来るものの、

絶対数としての購買層は激減するだろう。

あの手の商売方法というのは結局、売上げ至上主義が齎した弊害であって、購買層を取り戻す方法ではないので、売上げが減ってるから規制だというのは誤りだ。

もっと安価でかつ確実に売れる商品作りをしていく必要があるのではないか。

ゲームでは無双シリーズパワプロFFテイルズなどの人気シリーズ課金システム(いわゆるDLC商法)の導入によって獲得したが結果はどうだっただろう。

当然ながらそのアコギ方法敬遠されやすく、たとえ一時的に売上げ増に繋がったとしてもひとつバグが見つかると途端にアンチが急増してしまった。

その結果、幾ら新しい課金システムを導入してもそのたびにユーザー評価は減少し続けて行くリスクもある。

エンコード市場になりつつある昨今、H265の導入も近いとされており、BDではより多くのメディアを獲得してコストカットしていけば、今後安価にてBDを発売する事が出来、

売上増に繋がるだろう。

それでなくても誰が聴くねん!と言えるドラマCDや手抜きのピクチャドラマこと紙芝居アニメを特典映像に据えて据え置き価格1万円弱で毎度売り続ける汚いやり方では

誰も買いたいとは思わないし、俺ツイのように後で修正すればええんや!と放送中はゴミ作画アニメを見せられてBD買うか!という気分にだって成りえない。

一番の問題点制作側が諦めてる姿勢であって、購買層が問題ではないと言いたい。

怠慢が続いたからこそBD/DVDの売上が落ちてるのであって、動画サイトなどは放送アニメを配信しているだけであるし、それを言うならニコニコ動画の配信も売上げ減に拍車を掛けているとも考えられる。

制作側の怠慢こそが売上増減の鍵である

から動画サイトを軒並み摘発閉鎖していってもBDの売上には絶対影響しないのだ。

2014-08-01

オンリーワン価値が無い時代

つい数年前まで、おててつないで全員でゴールする徒競走個性重視採用ナンバーワンにならなくてもいい等の甘言が踊っていたような気がするが

社会生産性の低下と景気悪化コピーの横行と物量作戦によってオンリーワン破綻した。

このナンバーワン至上主義にはほとほと愛想が尽きた。

AKB商法

AKBメンバーを揃えて各々の個性の幅を広げ、各メンバーが客をつかむことで人気と金を得る。と、思いがちだが、総選挙というイベントで全てのオンリーワンが否定される。

順位付けと金儲けをつなぎあわせたことでソーシャルでは格差が顕著化し、個性順位の図式は覆ることはない。圧倒的に魅力的な個性は、順位の下位カテゴリに成り下がった。

ソーシャルゲーム

多数のゲームが登場する創作の中でも、個性は死んだ。

説明する必要もないほどのコピーゲームの中で、イベントと称して順位付け+金儲けの定式が顔を出すことでキャラクター個性は否定される。

順位=金が全てで、お前の大好きなキャラクターに見せかけた小さなデータは、ソーシャル上の話題で消費されるためにある。これを否定するにはソーシャルを否定しなければならない。

そうすれば、そのキャラクターは消滅するパラドクス内包するため、プレイヤーには絶対に否定出来ない歪な存在だ。

SNS

SNSとしての規模が大きくなればなるほど、ユーザー個性死ぬ。多数の同調圧力罵詈雑言によって、個性は簡単に屈する。そんな炎上が今もどこかで起きている。

広がりつながることを目的としているSNSは、広げなくていいことを誰かに教える場として有用だ。

では使用しなければよいのではないか?しか現実はそれを認めない。「同調しない者には死を」これはリアルに起こった複数事件を的確に表している。

もうわかっただろうが、問題ソーシャルだ。

ソーシャル要素は人間ボーリング装置であり、地ならしだ。全世界海抜ゼロメートル以下へコモディティ化しようとしている。堤防は各々のリテラシーと理性だが、ゆっくりと小さな穴が開き始めている。

ここから逃れるには、早々にコンテンツ価値基準を上げるか、金の価値を落とすしかない。

後者日本経済頼みだが、前者は己の意識で代えられる。

ソーシャルを賑わすだけに与えられる射幸心を捨て、己の中に確固たる判定基準を持て。その基準を培う経験好奇心を求めろ。

オタクになれ。今のヘラヘラ笑ってコンテンツを食いつぶし、話題の奴隷である情けない人間ではない。論と経験と様々なコンテンツを受け止める度量を持つ人間になれ。

教養という言葉死語になり、誰かの言葉が無いと自我を保てない人間大勢いる。

それを良とせず、自分オンリーワンであるという意識を、「アイデンティティ」を確立したいのであれば、1つ意識を変えて見るのも悪くないだろう

2014-05-30

547 名前名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 18:27:06.59 ID:4F2nanUz0 [1/7]

箱ヘル、デリヘル、ソープならまだしもピンサロから

ピンサロが他の風俗と一番違うところはシャワーなしでフェラアナル舐め

そしてその姿をボーイに監視され他の客からも丸見えなところ

これほど奴隷人権無視養鶏場のにわとり的な職業は珍しい

まあAKB商法の延長線上と考えると納得だけど

566 名前名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 18:57:38.05 ID:4F2nanUz0 [2/7]

ピンサロの勧誘は街角のティッシュ配りで「ガールズバーみたいなお店です」

確かにピンサロは他の風俗と違ってガールズバーと同じ業種

面接時に女の子風俗店だと知る

そこで断れなくて流されちゃうような、押しに弱い子、判断能力ない子、Mな子、奉仕ちゃう子が残る

そんな子だからデリよりハードサービスを言われるがまましてしま

そして箱ヘル、デリじゃハードル高くて引っかからないような普通可愛いJDがいたりする

我に返ってすぐ辞めちゃう子も多いが

587 名前名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 19:11:18.01 ID:4F2nanUz0 [3/7]

デリヘルと違ってお店でボーイが監視してるから安全だよ」

「薄暗い店内だから顔よくわからないよ」

「日払いで5万いくよ」

デリヘルだと本番されるよ」

キャバガールズバーと違って営業、女同士の人間関係がないから気楽だよ」

シフトは自由だし酒飲む接客もないし楽な仕事だよ」

勧誘文句はいろいろあるわな

596 名前名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 19:19:46.93 ID:4F2nanUz0 [4/7]

某人気ピンサロにはライター盗撮カメラ時計盗撮カメラを例示して

こんなので盗撮しようとしてもボーイが監視してるからな!ってポスター貼ってあるね

606 名前名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 19:24:04.47 ID:4F2nanUz0 [5/7]

店のボーイたちは本人が乳、あそこ丸出しでフェラしたりドリルアナル舐めしたり

クンニであえいだり塩吹かされておしぼりで拭いてる姿ジロジロ眺めてたんだろな

634 名前名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 20:02:10.13 ID:4F2nanUz0 [6/7]

の子は判断能力なくて、押しに弱くて、誰にでも愛嬌振りまいちゃう

からHKT時代も言い寄ってくる男相手にしてしまって

関係派手になってクビ

ピンサロ時代トップクラスハードサービスで大人気

結論として男から見れば天使だわな

655 名前名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 20:35:13.43 ID:4F2nanUz0 [7/7]

>>645

本人の気質だろね

後先のことより目の前の相手にホイホイ尻尾振っちゃう気質

2014-05-26

AKB握手会事件ではしゃいでる奴らへ

ここぞとばかりに

童貞オタクを疑似恋愛で騙して金を取ってるから妄想現実区別が付かなくなってこういうことになる」

「起こるべくして起こった事件だ」

とかはしゃいでる人がいるようだけど、

仮にこの手の接触商法規制されたとして、次にターゲットになるのは間違いなくアニメ漫画ゲームからな。

妄想現実区別が付かなくなって事件を起こす」

今まで何回聞いたフレーズでしょうかね。お前らの大嫌いなAKB商法が消える時は、アニメマンガゲームも消える時だ。世界ドンドン平和になっていくぞ。やったね。バカ同士ころしあえー。

2013-11-02

しかったことが苦痛になってきた

以前は仲良く行動していたのに、裏切られたと思った瞬間があった。


共通の趣味で知り合って仲良くしたいと思っていた。

仲良くなれて嬉しかった。


ただ、その共通の趣味というのが「追っかけ」なのである

当方は女で、先方も女。追っかける先は、男なのであった。


「裏切られた」という内容も、些細なことなんだろう。

約束をしていたわけではなかったが、以前相談事をしたことがあって

「私はこうしますよ」と言われたことがあった。

追っかけ初心者の私は、「そういうものなのか」と思って、

「じゃぁ私もそうします」という会話を、何度かした。

一度だけではではない。

なかなかに信用していたから、そう言った。


しかし、後日、取り返しはきかない時点で「私はこうしますよ」の

まったく逆をされたのである

信じられなかった。開いた口が塞がらなかった。

何も言えなかった。


今思えば、あの時はっきり「なんで教えてくれなかったんですか?ショックです」と

言えばよかったんだろう。私の開いた口が塞がらないのを見て、

少しはあちらも動揺していた様子に見えた。確信犯である

でも、言えなかった。かなりのチキンだ。


その後、家に帰って玄関で泣き崩れた。

相当信用していた?好きだった?………のだろう。

裏切られた気持ちでいっぱいだった。


こんな気持ち、自分が好きで関わっている人間によって、

二度と味わいたくないと昔思ったことがある。

そこから人間不信の気が出てきたことがある。

今では良くなって、人見知りもマシになったと思っていた。


…………のに。要するにそれの再発だ。


好きな人達だった。楽しかった。嬉しかった。

しかし、あちらはガチなのである

私も追っかけ先の彼のことは大好きである

でなければ、行ったこともない土地に、

乗ったこともない電車に乗って行く訳がない。

しかし、違うのである女子の中でよくある「私が一番」が見えた。

私も好きなのは好きだが、「私が一番」の意味がわからなかった。

しかし、追っかけファンとはそういったものなのであるそうだ。


それは、なまじ追っかけ先との物理的距離が近いからというのもあるだろう。

要するに、AKB商法をしているわけだ。昨今では珍しくもないだろう。

手法は様々だが、DVDを数枚買えば本人とチェキが撮れたり、次のイベント抽選券がもらえたりする。

から熱心なファンは何枚、何十枚も購入している。

私は、そんなことにドン引きしていた初心者だった。

不思議世界である別世界。別の精神感覚持ち主たちが居る空間だった。


追っかけが始まって、ちょうどその頃仲良くなった。

初心者だった私は、一緒に楽しめる人が出来てとても嬉しかった。

イベントには一緒に行ったり、終わった後は飲みに行ったりした。楽しかった。

いろんなことを教えてもらったりもした。追っかけのファンとは、私が追っかけ先を好きになる前の

イベントの内容やら、追っかけファンの怖いところなどなど・・・

それは本当にいろいろとである。今でもとても感謝している。


私が追っかけを始めたのは、「楽しいからである

もちろん追っかけ先が好きだから、でもあるのだが、一番は「楽しいから」やっているのである


去年、ちょうど私は自分人生もっと楽しもう、と思うようになった。

今まで卑屈に生きてきた自分が居て、そんなのは勿体ない!もっと楽しんでいいはずだ!と

人生観を変えようとしていた。その時、彼に出会ったのである


初めて見た彼は輝いて見えた。容姿完璧だった。私に持っていないものを持っている。

しかし、頭のネジが何個か抜けていたり、思考がどこかズレているところがあった。

そんなギャップもあり、好きになったのだと思う。

そんな彼を見れて「楽しい幸せ!」と思えた。

その時は幸福なのだ

から、追っかけをしているのである


さて、「追っかけ」をしているわけなので、そのイベントやらで

彼女と必ず顔を合わせることになるわけである

居ないわけがない。常連なのだから


正直、会いたくない。話したくない。見たくない。

怖い。

怖いのである。恐怖だ。一個人に対してのみの対人恐怖症なのだろうか。

何をされるわけではないが、話す度に出るあのピリピリした空気感は、

イベントが発表される度に吐き気をもよおす程度には苦痛なのである


私は、黙って遠ざかりたかった。だが、失敗したのである

話そうとしたこともある。しかし、やはり言えなかった。かなり悩んだのだが無理だった。

もう、会話をしなくていいようにしようと、離れようと思った。イベントに行くことも黙っている。

そして、当日会うのだ。以前は、前々から連絡を取り合って一緒にイベントに行っていたのに。

あちらは、常連なので行けば仲間がいる。私は一人だ。一人なんか大嫌いな人間なんだが。

それでいいと思った。大人しく彼を見守れればそれでいいと。


ファンは全員女だ。対象の追っかけ先は男なので当たり前だ。

そこに、「女同士の戦い」が生まれることも多々・・・ある。

そう聞いていた。くだらないと思った。どうでもいいと思った。

そして、そんなくだらないことに巻き込まれたくないと思った。

しかし、巻き込まれた・・・と言うより、一方的に投げつけられた。

信用していた・・・と言うより、他人の言った意見自分の行動を決めたことが

そもそもの間違いだったのだろうとは思うのだが、やはり裏切られた感は否めない。

それが、女の面倒くさいところなのだ。おそらく、私含め。


加えて、彼女負けず嫌いなのである

私が彼女から遠ざかったことも、認めてしまうと自分の非を認めることになるだろうし、

「私が一番」の争いに私も参加していると思っていはずなので

(ファンである以上そういうものだと言われるかもしれないが)

遠ざかった私相手ですら、優位に立ちたいのだろう。

または、以前のように「凄いですね!」とチヤホヤされたいのか・・・


そんなことはどうでもよかった。あちらは常連として顔も名前も覚えられているだろう。

チケットも良番で、いつもステージから近いだろう。ファン同士でのチケ争いについて聞いて、

遅い番号だと本当に悔しいそうだ。確かに近いほうが楽しい。それはわかる。

しかし、私はそんなのはもうどうでもよかった。ただ、彼のことが楽しめればそれで。


私が彼に関して言っていることが、自慢に聞こえるのかもしれないと思った。

から負けたくない、という気持ちが起こるのではないかと。

そんなつもりはない。楽しいから話すのであるしかし、わかってもらえないだろう。

ここで「私が一番」という女子のめんどくささが出る。


しかったことが苦痛になってきたというのは、

彼に会いに行けば必ず彼女もそこにいるという恐怖があるということである

私は楽しみたい。彼に会うことを、彼のパフォーマンスを。それだけなのに。


次のイベントが決まっている。

あんなに楽しかったことが、吐き気をもよおす程にまでなった。


ただ、楽しみたいだけなのに。彼のことを。生きることを。

楽しんでいるだけなのに。

こんな苦痛、いつまで続けるのだろう。

彼に会えなくなることは、正直したくない。


今後また、苦痛を味わってくることになりそうなので、

一度どこかに思いのまま書き綴りたかった。少し、落ち着いたかな。

2013-06-10

http://anond.hatelabo.jp/20130610202716

おれはAKBCDの売り方が嫌いなんで、AKBも嫌い。

でも、総選挙の順位が全く気にならないかと言うとそうでもなく、結局テレビで観てしまった。

指原を嫌いな理由は発言が白々しくてウソくさいからだ(実際ウソだったし)

知り合いでもそういう奴がいる。妙に自虐的な構ってちゃん。

自虐も度が過ぎるとウザくて「本当はそんなこと思ってないだろ」と感じ、ただ疲れる。

指原が一位になった時、マジでウザいと思った。

恋愛を我慢してマジメに頑張っている人が報われないと感じたからだ。

ただ、間をおいて考えてみると、AKB総選挙的には指原1位で正解だったのかなと思うようになった。

予想ではナンカンヤで指原は3〜4位だと思っていた。

そうなると、1位は大島で2位は渡辺で「なんだよ、結局前回と変わらずかよ」みたいな感じで冷めた感想になっていたからだ。

先の増田が書いていた通り「で、これいつまでやるの?」という感じになっていたはずだ。

そもそも総選挙なんてファンが金投じてるだけで、本人たちは当日ただ座ってるだけでなんも頑張ってねーだろという、元々の不満が噴出することとなっていたはずだ。

ところが、指原1位の衝撃で「ふざけんなよ」という感情が、すべてを吹き飛ばした。

本来発生するべきだったAKB商法に対する不満や批判は、指原1位による納得感のなさに呑み込まれてしまった。

毒を持って毒を制された形になったのが、おれにとっての今回の総選挙だった。

2013-02-05

AKBスクラップ・アンド・ビルド

いわゆるAKB商法ひとつに「スクラップ・アンド・ビルド」があるのか?

今回のように騒動を起こすことで、これまで築きあげたファンとの関係や、AKB内での地位を、いったんスクラップにする。しかし、気丈なファンは応援してくれるので、それをお金やらなにやらの形で吸い上げながら、新たにビルディングを始める。

これを繰り返すことで、AKBは儲けの機会を何度でも作れる。

2013-02-04

丸刈りの件でだらだら考えてみる

丸刈りのあれ。

あれは何に対する謝罪なのだろうか?と疑問に思った。

ファンはそんな姿は見たくなかっただろう(多分)からファンに対する謝罪ではないのではないか

恋愛は禁止で、それを破ったら絶対脱退しなければならないというグループ所属しているなら最初から恋愛をしないか完璧に隠し通せば(=完璧なんてそんなのは多分無理で、運が悪ければバレる覚悟を決めて恋愛をすれば)よかったじゃないか

その是非はひとまず置いといて、

そういうルールがある仕事でそれを破ってしまった(上手くやれなかった、運が悪かった)謝罪で、丸刈りに走る発想がわからなかった。

なんというか、もう、何のために恋愛禁止というルールがあるのかわからないのだ。

私は、そのルールがある理由はファンの夢のためだと解釈していた。

もしそうであるとして、それなのにファンの夢を壊すスキャンダルを起こしてしまったとして、それでもそのルールがある仕事をまだ続けたいと思うのなら、そのルール意味を理解し破ったことを謝ろうとするならば、その謝罪はファンに向けてになるのではないか

夢を壊したことを謝りこれからも夢を生み出したいと伝えたいならば、今まで以上に、髪の長くてきれいなかわいい女の子という夢を纏うのがアイドルであってほしかった。

少なくとも私には、ファンが絶対に見たくないだろうものを見せつけるという行為プライドが感じられない。

これは恋愛禁止の是非とかそういう問題じゃない。

そもそもあれは誰に対する謝罪なのか?

ファンはそんなものは望んではなかった、と思う。結局あれは、脱退処分を下す立場人間への謝罪に過ぎない。(それをわざわざ世界に公開しようという神経も恐ろしい)

残りたいので丸刈りで許してくださいってその行為自体が、そのグループ存在(ひいては運営側)に対しても、もちろんファンに対しても失礼な、全く敬意を感じられない行為に見えた。

残りたいからという自分の気持ちのために衆目を集める立場であんなショッキング映像晒すのは正気の沙汰じゃない。

グループ自体も、丸刈りで許すのなら何故恋愛禁止というルールを設けているのか?

恋愛がどうこう以前に、破ったら脱退か、丸刈り残留か、他の、よりショッキング方法で残留するかしかないルールがあるというのがものすごい。

ところが思考を進めていると、たぶん私が思うこれは全く検討外れなことばかりだ、とも思い始めた。

まりは、女の子が“何もかも”捨てて、与えられたり勝ち取った地位を守りつつもできる限り上位を狙う姿がAKB48の“夢”なのだろうと思いついた。

恋愛なんてものは捨てて頑張っている女の子の姿を見せるべきで、それを破ったなら泣いて後悔しながら何か別の大切なものを捨てて頑張り続ける姿を見せてくれる、という“夢”。

丸刈りに追い込んだ運営側が叩かれてるけれど、運営側にとってはそれでいい。世間にとって悪であった方がいい。一般的に見て悪であっても恩人である秋元さんに感謝をし、精一杯頑張る女の子たち、というのがAKB48が見せる“夢”だから

身を削り傷付きながら頑張り続ける女の子にショックを受けたり同情しつつも強く心を打たれて熱心に応援を捧げ、身を削り傷付きながら頑張り続けていても支持を得られないと上れない彼女たちのためにCDを買い票を投じるのがAKBファンの在り方なんだろう。


私はAKB48に対して別段興味を抱いたことはなかった。

好きな人がたくさんいるらしいこと、握手券などを封入することで同じCDをたくさん買う人々がいるらしいこと、音楽チャート上位を獲得していること、AKB商法というものえげつないところがあるらしい、というイメージを抱いている程度で、無関心と軽い好意と軽い嫌悪感を感じていた。それは今でもほとんど変わっていない。

私は、好む人、嫌う人が存在しているのなら、それはそれだけの価値を持っているものだと考える。

音楽は好きだけども、アイドルチャートを独占している状況にも特に強い異議を感じない。……これはまた別の話だからそこに抱く感情をここに書き連ねたりはしないけども。

ここまで書いておいてなんだけども、無関心と軽い好意と軽い嫌悪感というそれはたぶんこれからも然程変わらない。今後あのグループテレビ音楽チャートで見かけても、これまでとほぼ同じように特に感慨は湧かないと思う。

それらを支持する人々がいることを否定する気にはなれないから。

まあそれでも、今回の件に関してはこれ位の感想を抱いてしまった。

私個人は、今後確実にあのグループに対してお金を落とさない。応援もしない。

元々無関心と軽い好意と軽い嫌悪感立場人間で、当然お金を落としたこともないのだから、そんなことは特に影響は及ばさないだろうなと思いつつ。

この軽い好意は、もはや好意ではなく評価されているものに対しての一種の敬意なのだろう。

2012-05-26

ぼくらはなぜ、違法ダウンロードに走るのか?

とうとう違法ダウンロード刑事罰化されるようです。

これに関して様々な議論が興り、賛否両論様々な意見が出されています

だけど、違法ダウンロードの実に30%、ダントツ一位の割合を占める中高生から意見というのはほとんど、というか全くありません。

そこで、高校生から見たダウンロード刑事罰化に突いて書いてみようと思って、今回初めてはてな匿名ダイアリー投稿させて頂きます

文章は下手かもしれませんが、ご容赦下さい。

実は僕も、興味あってずっと昔(と言っても5年ぐらい前からですがw)から状況の推移を見てきた一人なんです。

そんな中こんな記事を見つけたました。

違法ダウンロード 「海賊版認識」どう判断

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120506-00000067-san-soci

この中で津田さんが実に的を得た発言をしています

>また、「違法ダウンロード未成年者が多いが、彼らの摘発で抑止効果を狙うのは青少年健全育成の面で問題がある」と批判している。

そうなんですよね。冒頭にもいいましたが違法ダウンロード中高生が一番多いんです。これが余り知られていない。

ソースはこちらです。

違法ダウンロード 中高生3割「経験あり」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120506-00000566-san-soci

そう思えば確かに、YouTube少年ジャンプアップロードして中学生逮捕されたり、ゲームダウンロードブログで自慢して炎上したりもしてましたね。

潜在的な未成年ダウンローダーを測るととても多い数になるわけです。

じゃあ、一体なぜ、中高生はこんなにも違法ダウンロードをする人が多いのでしょうか?

同じ高校生として、そして自分も少し前までダウンロードを頻繁にしていた者としてその原因を考えて見ることにしました。

おっと、その前に自己紹介から始めさせて頂きます

僕は現在高校3年生で、前述のとおり元ダウンローダー、いわゆる割れ厨です。

中学生の頃本当にあれこれ落としていたので、リアル割れ中坊、ということなのでしょうかw

僕がダウンロードに目覚めたきっかけは、偶然訪れたコンビニに置いてあったこれです。まだAmazonにありましたw

最強ツール×最凶サイト!! ダウンロード虎の穴 (100%ムックシリーズ) [ムック]

http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%C3%97%E6%9C%80%E5%87%B6%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88-%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E8%99%8E%E3%81%AE%E7%A9%B4-100-%E3%83%A0%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/4883809404

今では絶対に出版できないムックです。2009年4月ですから違法化(2010年)一年前ですね。中学3年生の頃です。

そこから一気にダウンロード世界へと入っていったわけです。

それを特に後押ししたのが、ネット上に散らばるありとあらゆるダウンロード紹介サイトと、「Windows100%」「iP!」です。

ネトランは幸か不幸か、この頃にはもう休刊されていました。

HDDを買い、ムック雑誌を見て、あらゆる物を落としまくりました。

動画音楽ゲーム漫画・・・

そしてwin100やiPにはダウンロード以外にもゲームハックやDVDコピー(ちなみにこれはコピーコントロールではなくアクセスコントロール回避するという仕組みなので現在違法ではありません)も紹介されていたので、それに従うようにPSPWiiDSなどをハックしていきました。

まさに芋づる式です。

そもそも規制するならこのようなムックから規制すれば、僕のような人も生まれなかったんじゃないかとおもうんですけどねぇ。

というか、Google規制して違法コンテンツ検索結果に出ないようにすれば一気に解決すると思うんですが。

だって例えば音楽でも、曲名+mp3で簡単にファイルが出てくるんだし・・・

下手するとmp3とかを付けなくても検索上位に出てきたりしますよ。。。

ま、無理でしょうけど、それは置いといて。

その時の僕の心情はどのようなものだったのでしょうか。これを見ればなぜ中高生違法ダウンロードが多いのかが理解できるかもしれません。

一つ目は、「悪いことやってるオレってカッケー!」です。

これは説明不要でしょう。さっきも例に出した違法ダウンロードブログで自慢して、炎上パターンです。

しかしこれは、大抵の場合すぐ消えます

僕の場合2009年で違法化前でしたが、モラルとしての問題は少しですが感じていました。

2つ目は「お金もったいないから

これも現実的な理由でしょう。大金持ちの家でないでもないかぎり、お金というのはできるだけ節約したい。

お小遣いをできるだけ使いたくない。でも音楽は欲しい。アニメも観たい。

ダウンロードに走るわけです。

これはおそらく大人の方がダウンロードをする理由でもあるので、ここで終了となります

ですが中高生場合には、ここから更に先、強烈な第三段階まで進むのです。

考えてみてください。そのお小遣いというのは誰からもらうのでしょうか?

大抵親、家族です。

こっちは何も出来てないのにお金だけもらって、音楽DVDゲームを買っていく。

これにもし、罪悪感を感じる中高生が出てきたら・・・

それが3つ目、「家族に申し訳ないから」。これです。

この心境に達すると、もう無敵です。

自分家族負担をかけたくない。なんとかして自分に掛けるお金を減らして欲しい。

なら、CDゲームを買うのは止めて、ダウンロードで済ましてしまおう。

これはなかなか止められません。

ダウンロードを辞めることはすなわち家族負担をかけること、そんなのは嫌だという、いわゆる自己犠牲の心から来るものからです。

もちろん先にも出た「これは他人に迷惑をかける行為である」というモラルの問題は感じているかもしれません。

しかし、何せ製作する人間も、そもそもコンテンツ自体に目に見える実態がないので、そこまでは想像できずに自ら(の家族)のことが優先されてしまうのです。

まり、いわゆる自分(の家族)ためなら他人をも犠牲にする、しかダウンロードしている当人は逆に自分犠牲になって家族のために尽くしているという感覚に陥るわけなのですね。

そりゃそうです。大抵の場合自分の大切な人とそうでない人を二者択一しなければいけない時、ただ音楽を作っているだけの基本無関係な、しかも会ったことのない人のほうを選ぶでしょうか?

そういうことなのです。

こういう「・・・不快に思うから自重しよう」とか「・・・はこう思うだろうな」と考えて他人に憑依したような気分で語る他者依存な人は多いと思いますね。特に震災においてその例が自粛という形で顕著に現れました。

そんなことを考えながら今佐々木俊尚さんの「当事者時代」を読んだりしていますステマじゃないよ。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334036724/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=hatena0660-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4334036724

から、どうしても違法ダウンロードを無くしたいなら、今以上にライブを重視し、そこでの商品販売を強化するとともにサイン会握手会を頻繁に行ってコアなファンを増やしていくのがいいかもしれませんね。

そうした結果がAKB商法だったりするのかもしれませんw。

話がずれました。

そういう僕がダウンロードを基本止めたのは高校入ってしばらくした頃。

2010年ですから丁度ダウンロード違法化が始まった辺りですね。でもこれが原因ではありません。

単純に観たいものがなくなったからです。

ネットがあれば無料で何時間も楽しめます。僕だってニコニコ動画ヘビーユーザーです。

そこではアニメの公式配信もあれば、音楽の公式配信だってあります。が、それもたまに見る程度でほとんどユーザー投稿した動画を見て楽しんでます。あとニコニコの言論系公式生放送とみゃうネット羅針盤とか。

でも、最近音楽で一番聞いているのは実際初音ミクだったりします。それほどに音楽は堕ちてしまっているとも言えてしまうんです。テレビをつけたらAKB韓流ゴリ押し

まり、「落とす価値もない」。もう終わりです。

製作者側にとっては死活問題でしょう。それを結局違法ダウンロードのせいにして、刑事罰化を通そうとしている。

僕の予想では例え刑事罰になったとしても売上は上がらず、非親告罪化、スリストライク化となるでしょう。

それでも売上は上がりません。ネットの発達によって娯楽が何倍もの規模で多様化たからです。

インターネットを止めない限り、元の売上に戻すことはできないかもしれません。不可能ですが。

(そもそもその刑事罰だって動画を見たあとにローカルに残るキャッシュを取り出せば誰にも見つかることもなくファイルが手に入るので意味ないと思うのですがね。。観るだけなら違法投稿された動画であろうが合法ですし。まさか将来に「観るのも禁止」になってしまうのでしょうか・・・

しかし、もしかしたら今の中学生たちはそんなことすら考えずに、そもそもコンテンツがただで手に入ると思っているのではないでしょうか。

だってだって、いままでCDを買ったことはありません。

ネットが世に出てから生まれた今の中高生世代は、ゆとり・・・じゃなくてデジタルネイティブ世代とも言われてます

生まれた時から情報機器に囲まれた生活を送ってきたのです。

ちなみに僕の場合95年生まれですから、ちょうどインターネット日本で普及するころ、すなわちwindows95が発売された年に生まれたことになりますちょっと感動的ですw

そもそもネットというのはFreeが原理原則です。すなわち「自由」、そして「無料」なのです。

オープンソース化はその最たる例だし、ネット上にはフリーソフトフリーウェア)もいっぱいあります

お金を払ってコンテンツを買うコンテンツ業界ビジネスモデルは、ネットには不向きなのです。たぶん。

そんなFreeなネット文化に触れながら育った中高生果たしてコンテンツお金を払ってまで楽しもうとするでしょうか。

ネットには、無料しかもとても楽しいコンテンツであふれているのに。

僕的には、真に製作者側、出版社さんやコンテンツレーベルのお偉い様方達が考えるのはここだと思うんですけどね。

刑事罰か云々ではなくて。

おそらく「それでもここまで完成度の高い作品を作れるのは我々(の会社契約しているクリエイターたち←ココ重要しかいない!」と胸を張っているのでしょうけども。

最近どんどんネットから有名アーティストになっていく人もいるんですけどねぇ。

まあ、僕にだって5年先10年先のことは分かりません。10年前、ほとんど誰も今を予想できなかったように。これがネット上の事になるともう不可能といえるかもしれません。

しかしたら音楽業界がV字回復する可能性だって、一応無いわけではないのですw

僕はないと思ってますがね。

とりあえず今回は僕の思っていることをただなんとなしに書いたわけですが、もしこれを読んだ人がなにか思うことがあったらとても嬉しいです。

ここまで読んで下さり、本当にありがとうございました

2012-05-17

風営法に踊らされて

昨今騒がしい風営法である。昨日は大友良英さんが話題にして http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/20120516ちょっとした議論になっている。

ただし、すでに高橋健太郎さんが指摘しているけど、大友さんが言うように「単に古い法律が今でも自分たちを縛っている」というのはちょっと素朴すぎる議論だ。趣旨新聞の記事そのもので、この点では大友さんが踊らされていると言っても良い。

実際、今までクラブの周辺で悪いことは行われてきた。既に指摘のあるディスコ殺人事件 http://www2.atwiki.jp/onthecorner/pages/183.html もそうだし、たとえば悪名高きスーパーフリーダンスイベントを開催して悪事を行った口だ。自分クラブにそこそこ行ったことある(渋谷オルガン・バー、Womb代官山Air六本木の小さいヤツ、新宿にあった頃のリッキッドルームなど)し、たいていは悪事なんかやる場所もないくらいのところだけど、数回黒いスーツの兄ちゃんの集団を見たこともある。売春麻薬だって取引されてきただろう。だから、「クラブは悪いところではない」というのは「道路は悪いところではない」くらいのものだと理解している。じゃあ、これが、「野球場で人が死んだ」とか「テニスコート殺人事件があった」のと何が違うのか。

ここで箱としてのクラブの特徴を考えてみる。

要するに、一般の店舗の営業形態と違うことが多く、理解を得にくいのだ。

一方で、 http://1st.geocities.jp/metelgiar/dance_law.html のページにあるように、本来対象だったはずの社交ダンスが「理解を得て」対象外になったことがある。だから、今クラブを支えるには、「どうしたら一般に理解を得られるか」に尽きる。

そこで思うことが、パフュームであるパフュームは今や武道館が瞬殺と言われるほどの人気グループである。そしてその音楽を支える中田ヤスタカも、プロデューサーとしては非常に高い知名度を誇る。ところが、その中田がどこでDJしているかといえば代官山渋谷の小さなクラブだ。多くても1000人も入らないような場所だ。あれだけ有名ながら、知名度と動員が連動していないのだ(中田にとってはそっちの方が良いだろうけど)。そうでなくても、一般にクラブっぽい音楽はあふれているのに、いまだにその演奏場所が理解を得られてないというのは、不思議なことだ。

さすがにAKB商法が参考になるとは思わないけど、音楽の販売とクラブの動員はもっと積極的に結びつけられていい。なんのお咎めもないもの違法にするのは簡単だけど、一度違法になったものを合法にするのは大変だ。上に挙げた社交ダンスの例だって90年代まで風営法適用内だったことが、今となっては笑い話のようだが、事実でもあるのだ。

まあ、なんで警察がこんなに躍起になってクラブを叩いているのか、そっちの追求も必要だけど、やっぱり点数稼ぎかなぁ?

2012-02-07

アイドルプロレスっていうのはよく似ている。

モーニング娘。新日本プロレスなら、AKB48WWE

ガチンコドキュメントストーリーに思えるものを見せて隆盛を極めたのがモーニング娘。

AKB48は、そこに最大のヒールとして運営側を突っ込んだ。

から秋元康に対してやいのやいのブーイングを飛ばしてしたり顔になっているのは、完全に運営側の思う壺。

本当に嫌いなら、何も言わない方がいいし、AKB商法を非難する=AKB48のファンであると何も変わらない。

AKB48恋愛禁止っていうのは、「プロレス真剣勝負」と同じものだと考えるべき。

AKB48のファンには二種類ある。本気でAKB48メンバー彼氏を作っていないと思っているのと、そのルールが本当にあるという前提で乗っているのがいるわけだ。

米沢、平嶋がやったことって言うのは、つまりプロレスラーが「試合の結果は決まっています」ってカミングアウトしちゃう行為で、他でもないメンバー自身が明かしちゃいけないのよ。

作ってもいいけど、彼氏がいることは墓場まで持っていかなきゃいけない。

なお、Perfume総合格闘技。いろいろなものが決まっているはずのアイドルに、本当にシュートを持ちこんじゃったか革命だし、後にも先にもこういうアイドルは出てこないだろう。

2011-12-25

2011年重大ニュース

ちょっとだけ早いけど、適当2011年を振り返ってみよう。

国内ニュース

東日本大震災
今年の一大事
福島原子力災害
これからも一大事
京大入試カンニング事件
一気に忘れられた。
クーポンおせち
激安おせちスカスカ
内閣退陣
私は原子力に強いんだっけ。
大相撲八百長疑惑
今思うと平和とき向けのニュースだ。
豪雨
紀伊半島新潟福島で。津波に続いて、水の神様が怒っている。
なでしこジャパン
明るい話題枠。プロ男子サッカーしたらどっちが強いの?
アナログ放送終了
終了。アナロ熊さんも永眠
韓流デモ
騒ぎが大きくならなかった。
立川さん永眠
生き返るなよ。
島田さん引退
急だった。
伊達直人さん
各地に出現

海外ニュース

タイ洪水
大陸大河洪水はすさまじい。
ギリシャ危機
欧州統合の末路。
アルカイダビンラディンさん殺害
特殊部隊こわい。
アラブの春
フェイスブックツイッターの良い使い方。
欧州財政危機
隣の国の財布に手を突っ込んだ。
リビアカダフィさん独裁政権崩壊
医療教育が無償の国だった。
格差社会デモウォール街を占拠せよ
フェイスブックツイッターの悪い使い方。
ノルウェー連続テロ事件
欧州どうした。
ジョブズさん永眠
カリスマ永遠に
金さん永眠
将軍さまも。
中国高速鉄道事故
40人以上亡くなるとその地域の幹部の首が飛ぶので40人しか亡くならないらしい。証拠は埋めるのが中国流。

流行語部門

ポポポポーン
AC
直ちに影響はない
少しあとで影響があるということ。
メルトスルー
メルトダウンの親玉。
一定の目途が立ったら
目途が立つのは2年後だろ -石原慎太郎
ベクレルシーベルト
放射線単位が一般化。
こだまでしょうか枝野です
今年テレビに一番出た人かも。
風評被害
実害なんだけどね。
ホットスポット
なぜか瓶が埋められています
爆破弁が作動しました
東大教授が言ってた。
グリーから退会できない
カモは逃がさない。
輪番停電
米軍基地周辺や23区は輪番しません。
私は原子力に強い
東工大卒。
帰宅難民
東北沖が震源の地震でこのありさまだった。
野田でございます
みなさんいってらっしゃい。
ゼロではない
お役所保身用語集ができそう。
すみやかに天寿を全うしていただきたい
お上品な表現

ノミネート

まるもり体操
子供向け
オルフェーヴル
三冠馬
太陽光発電
ちょっと前まで飛び込み訪問が成功しやすい目印だった
ドーナツ
食べてない
デジタルサイネージ
節電槍玉
PSPVITA
みんな買った?
代替エネルギー
原発やめると貧困層がさらに貧乏になる?
モバゲーベイスターズ
商品名を球団名にできないの。
グリーンカーテン
庶民の涙ぐましい節電策。
TPP
突如としてあらわれた、不平等条約
AKB商法
CD10枚買うと握手券がもらえたりとか。一人に同じ品物をいくつも売りつける。
AKB総選挙
投票ジャンケン大会で話題が作れるプロデュース能力に感服。
円高
震災からの立ち直り力が過大評価された。
節電
原発をやめると電気が足りなくなるという脅し。
ユッケ食中毒
高級な食材が激安だった。
ハリーポッター完結
あっそう。
白鵬
力士
3Dテレビ
今年は現実リアルすぎた。
ボルト
世界陸上
B級グルメ
地元に根ざしてないものが雨後のたけのこのように出現。
上田馬之助さん
プロレスラー
キラキラネーム
DQNネーム暴走万葉仮名


ほかに気になるのがあったら、追加していただきたく思います

2011-12-05

2ちゃんねるGoogleを潰した

AKB商法」をGoogle検索したところ

ジャニーズAKB商法を真似たというニュースを元にした

2ちゃんねるまとめサイトばかりヒットする。

1位から50位の約半数がそうじゃないだろうか。

もう、検索エンジンがその機能を十分に果たしていない。

Googleオワタと思う。でも、よくよく考えてみると、

こういった2ちゃんねるまとめサイトが増えているのは、

Googleadsenseとかやってアフィリエイト流行らせたせいなんだよな。

結局は自滅か。

2011-11-24

ももクロ流行らないのは批評先行だから

ももクロは今より売れる可能性はあっても、アイドルにおいて覇権を握る、今で言うAKBポジションに着くことは到底有り得ない。その理由を記述する。

(1)ファンが批評

もう、これでここで言いたいことの8割は言ったのだが、今のところ”ファン”を自称する人間のその多くが批評的な人間であるということだ。

AKBもかつてはサブカルだった。どサブカルだった。秋葉原劇場を持ち毎日公演を行い、謎の選挙システムを有する。いかにもであるしかし、このAKBの流れを汲み取り切れなかったのが2000年代後半のサブカルチャー批評だった。かつて文芸批評家宇野常寛氏は、ニコ生番組において「2011年に入るまでAKBに注目できなかったのは失態」と語ったことがある。

この発言はサブカル好きのトラウマそのものでもある。

AKBは上記にあるように、サブカルを代表させるにはうってつけのシステムを持っていた。これを批評的に分析できたとしたら、どれだけ楽しかったことか。そして今の流行先見の明を持って解き明かせたら、どれだけどや顔できたことか。しかし、その間もなくAKBサブカルとは呼べないレベルの現象になってしまった。

今更AKBを語るのは、サブカル的には”カッコ悪い”。(前述の宇野氏は、現在ではAKB批評分析を、同じく批評家濱野智史氏と共に行なっている。このあたりは、ポップカルチャー批評対象とする宇野氏スタンスに適っている。)

しかし、AKBには一個弱点がある。それはデカくなりすぎたことだ。デカくなればそれの粗探しも容易である。後は、「じゃあ何だったらいいんだよ」と返されたときに持ちだしてこれるモノがあれば良い。

その「持ちだしてこれるモノ」がももクロである

ももクロ以外のモノではダメな理由がある。それは、現在ももクロ以外の各レーベルが売り出すアイドルグループは、方法論やコンセプトがあまりに凡庸、古典的なのだ。

「◯万人の中から選ばれた◯名」「毎日時間のレッスンを重ね、△△より上手い、歌とダンス

こんな売り文句に飛びつけるわけがない。

そして、ももクロでなければならない理由もある。

そもそも、AKBのコンセプトとは何だったか。それは「会いに行けるアイドルである

対してももクロのコンセプトは。そう、「いま、会いに行けるアイドルである

ももクロの結成は2008年。この時、既にAKBは前年に紅白出場を達成、またCDの販売方法独禁法に触れる恐れがあるとして販売中止、回収騒ぎになった年でもある。

当然ももクロ側にも、メジャー化して「会いに行ける」というコンセプトの維持が難しくなったAKBへの対抗意識があったことは間違いない。

この、売り出し側の「アンチAKB」的方法と、買い手側の「アンチAKB」的精神癒着により、現在ももクロ人気は成立している。

そして、この一点のみで自称ももクロ”ファン”は、ももクロ”ファン”を公言している。AKBによって市場規模の大きくなった「アイドル業界」において、敢えての選択としてAKBではないグループを応援するという、サブカル精神にとって心地よい味を提供してくれるのがももクロというわけである

そして、この手の”ファン”は、小規模な経済活動である間は良いが、規模の拡大に寄与しない(大量購入などのオタク的消費は行わず、あくまで必要最低限のモノしか買わない)うえに、そもそも規模が拡大していくことを嫌う。

小規模の間は、勝手に”ファン”がももクロのいちいちの行為について言説的補強を行なってくれるので、界隈の巻き込み力がある。しかし、その界隈も一定数を超えると限界が出る。しかオタク的消費を好まないから、数の飽和イコール売上の飽和ともなる。(ここでは、大量に購入させるような商法(いわゆるAKB商法)が倫理的にどうであるかとの問については答えない。簡単に私見を述べれば、独禁法に触れるようなもの、つまり付録バリエーションを増やし購買意欲を煽るようなものは問題であると思うが、握手券や投票権を求める購買行動については売り手側の責任は無いと思われる。)

以上が、批評系”ファン”が多数を占めることによる弊害と言える。

(2)可愛くもないし、一生懸命でもない

というのは流石に言いすぎだが、他と比べてそこが際立つわけではないということである

よく、”ファン”はこの2点を強調する。そして、「だからこそAKBより良いのだ」という。

しかし、はっきり言って客観的に見て可愛くはない。特に緑。

ただ、言いたいことはわかる。

例えばAKBのファンも「◯◯が可愛い」と言う。この◯◯には、例えば高橋みなみとかが入るわけだが、はっきり言って可愛くはない。「前田敦子が1位である意味が分からない」という声もある。

こういう場合、その対象がAKBであろうとももクロだろうとなんだろうと、ファンたち何も容姿の美しさ単体で「可愛い」という形容詞を付けているわけではない。そこには、それぞれ固有の物語コンテクスト見出して「可愛い」と言っている。それがAKBで言えば、「エケペディア」に象徴されるデータベースから個人個人のエピソードを上手く消費するという行為であって、そしてそのパブリックコンテクストに加えて握手会というプライベートコンテクストを加えることで、ファンのメンバーに対する<愛>は蓄積される。

からオタク層以外には「AKB前田敦子が1位である理由」なんて分かるはずがない。というか必要がない。そのコンテクストを共有していない人間に理解される必要などないからだ。

貴方達は皆、ミス・ユニバース選考に100%納得しているのか。ミス・ユニバースは、ミス・ユニバース内部のコンセプトに基づいてミス・ユニバースを決定するのである。そこにおいて、容姿というのは評価の1項目に過ぎない。その点を理解している人間がどれだけいるか

この理解で言えば、「ももクロメンバー可愛い」というのも同じ文脈で捉えることは可能であるしかし、ここに一点だけ差異がある。

それは、アイドルとして扱われるか否かである

前田敦子が可愛くないとみんなは言う。なるほど、確かに私もそう思う。(ただ、たまに奇跡的な瞬間があることも知っている)

では、テレビでそれを言ったらどうなるだろうか。本人の目の前で「可愛くないねー」と前田敦子に言ったらどうなるだろうか。Mステタモさん前田敦子に「顔のパーツ中心に寄ってるよね」と言った時のスタジオ空気を知らないのか。

著名人AKBに関する批判的コメントは多数ある。ただし当人がいない所で、である。このことが結構大事であって、それは「そんなに可愛くなくても可愛いものとして扱われること」が究極的なアイドル性だと考えるからだ。

前田敦子はその点で究極的である。一方でコンテクストを持つオタク達による支持を受けAKBトップとして君臨し、もう一方ではそのコンテクストを持たない一般メディアにおいて「AKBトップであるということを理由に支持される。この時、両者は同じように前田敦子に接しているように見えるが、その内実は異なる。

前者は本当に可愛いと思っており(何故ならコンテクストがあるから)、後者可愛いことになってるから可愛いとしているだけである。(何故ならコンテクストがないから)

そしてその内に、そのコンテクストを持たない者の間にも「可愛い」という意識は一部に伝染する。あくまでも一部ではある。板野友美女子高生に人気があるというのが都市伝説かどうかは、私には接点が無い存在である故確認できないが、そういう可能性がありうるのがこのような状況である

可愛い人に可愛いというのは当たり前だし、ブスにブスというのも当然である。そこを転倒させることができてこそ、真のアイドルではないのか。(筒井康隆「薬菜飯店」収録の「イチゴの日」という短編を見よ)

翻ってももクロ鑑みるに、この点が厳しい。コンテクストを共有する者の間で「可愛い」は流通するかもしれないが、コンテクスト外のメディアにおいては厳しい。(「ゴッドタン」をはじめとするバラエティ番組での扱いが顕著である。ただし自らの冠番組においてMC芸人にどう弄られようと、それはファンにの流通するパブリックコンテクストを補強するイベントに過ぎないので全く問題はない。)

まりももクロアイドル性を保つのが困難なほどバラエティ性を現時点で持ってしまっているので、コンテクストを持たない者に「可愛い」が流通しにくい状態となっている。

から可愛い」と認識させるためにはコンテクストを持たなければならないわけだが、ここでももクロ”ファン”が批評であることが弊害になる。

彼らは口うるさい。見る前からあれがいい、これがいいとこれ見よがしに自らの批評眼をアピールする。そしておそらく、この手のももクロ”ファン”はAKBオタクなどよりも、音楽偏差値(というものがあれば)は高いし、現代思想にも詳しく普通意味での偏差値も平均すると高い。

皮肉にも、このことがももクロを好きと公言するのに、もしくは積極的に見ようとする心に障害となる。

彼らは知りすぎている。目が肥えている。そんな彼らが「良い」と言うのだから、「良い」に違いない。しかし見てもよくわからない。可愛いような気はしないし、踊りもなんだか凄いがとりあえず可愛くはない。けど「良い」らしい。なぜ僕はわからないのか。

対してAKBはどうか。オタクキモい。なんかオタ芸してるし、CDめっちゃ買うし。だからあんなものを理解しなくて構わない。仮に少しでも引っかかることがあれば、とりあえずそのままその波に飲まれてしまえばいい。どうせ彼らオタクは周りに新しいファンが増えようがどうでもいい。どうせならもっと売れなくなればチケットも取りやすいのにくらい思ってる。

私は、このコントラストが大雑把にはあると思われる。そしてこのことが、「可愛い」というお札が流通しない/する要因となっている。

もう一つ、「一生懸命」について言えば、この言葉はかなり頻繁にももクロを持ち上げるものとして使われるが、端的に言おう。

そんなのみんな頑張っている。ただそれだけだ。

ダンスや歌のレッスンは、皆どのアイドルグループ一生懸命やっているのだ。所詮、「アイドルなのに顔芸をやる」という点においてのみ「一生懸命の差異」を見出してるにすぎない。

私がここで「自称」とか「ファン」を” ”で括るのは、彼らが本心からの好意ではなく、「AKBというサブカルの隆盛を見抜くことができなかったコンプレックスの解消手段」としてももクロを利用しているように見えるからである

結局のところ、ももクロを今以上に流行らせ、AKBに取って代わりたいのであれば、自称ももクロ”ファン”達がそれを名乗るのを辞める他ない。

最後一言

早見あかり頑張れ。

2011-07-18

http://anond.hatelabo.jp/20110718200539

もちろん、さっきも書いたように、現実のショービジネスとしてのプロサッカーという意味はわかるよ。

俺が言ったのは、「金を払ってショーを見せてもらうだけの存在である観客が、ショーを提供する側に立った発言をしちゃう滑稽さについて。

そうなるように仕向けた方がビジネスとしてはおいしい(AKB商法)のは分かったけど、そうやっていいように踊らされて痛い勘違い発言しちゃう観客という存在

当の本人たちはどう認識してるんだろうかと問いかけたいというのが今の趣旨

2011-06-18

http://anond.hatelabo.jp/20110618003203

東方ライトヲタ層多そうだからAKB商法みたいな、競争煽る方向自体は成立するかもね。

ただ、ライト&低年齢なファン層で、客単価上げる方向はどうなんだ、って気もするけど。

まあ、そもそも商売っ気の薄そうなZUN氏がそんなことするはずないけど・・・

http://anond.hatelabo.jp/20110618003046

FDとかDLCかいっぱい出て「搾取だー!」と騒ぐけど、それが喜びの声なのが、コアヲタだよなw

AKBCD数百枚購入なんかが話題になってるけど、コアヲタ界隈じゃアイマスあたりなら百万突っ込んでるファンとか元々ざらなわけで。

ヲタ向けにAKB商法はどう? っていう提起への回答は「ヲタ向けビジネスではAKB商法なんてとっくにやってる」という方が実態に近いんじゃ?

確かにヲタクオリティにうるさいから、元増田の言うような「限りなく原価を下げた」タイプの商品は作りにくいから、そっちの方向では

なんかしらの可能性はまだ残ってるのかもしれないけど。

http://anond.hatelabo.jp/20110618000929

特典が本当に手間のかかった素晴らしいものなら、たとえ商売っ気たっぷりでもオタクは怒らないよ。

むしろ嬉々として乗ってくるよ。

オタクが嫌うのは「商売っ気たっぷり」かつ「手間がかかっていない」もの。

既存絵を適当にあしらったグッズを大量に売り出すとかは怒るね。

えーと、それとキャラクター消費か。またどっかで聞きかじったようなことを。

AKB商法の肝は、少数でもそういうオタクがいれば成立する点で、

そして実際に一人のキャラクター大金を払うオタクは少なから存在する。

というわけで問題はない。

http://anond.hatelabo.jp/20110617230242

AKB商法をなぞるなら対象はキャラヲタから「作品」のコアファンである必要は無いでしょ。

いやあ厳しいだろ。

何が厳しいって、特定キャラ専門のファンって、どっちかというと少数派な上、アニヲタ、ゲーヲタの客層で

それをやると多数派の「みんな仲良く派」が離れちゃうリスクがあること。

アイマスキャラソンでそれをやろうとして猛反発くらったのってそういうことだろ?

投票券商法自体はキャラヲタに通用したとしても、他のタイプのファンの反発食らって基盤なくしちゃ駄目だろ。

そもそも特にテレビアニメビジネスモデルなんて数千人のコアなファンが1人当たり万円単位BDDVD

買うことで成立してるわけで、現状でも充分客単価高いでしょ。今更投票権商売なんていらないんじゃないの?

「作品自体はどうでもいいけどキャラけが好き」と言うヲタも多いんだし。漫画キャラ人気投票があると雑誌何冊も買って好きなキャラ投票するヲタは居るよね。

確かにそういうファンもいるだろうけど、それって金ばんばん出すヲタのコア層とは違うんじゃない?

例えば、ジャンプだと人気投票での大量投票って腐女子層だし、アニメ紙とかだと確かにコアヲタの大量投票はあるんだろうけど、

それはあくまで作品間競争の側面が大きいから成り立つ行動なのかと。

あれ、キャラファンが多い腐女子層相手の商売としてなら、投票ビジネスも成立しそうな気が・・・

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