はてなキーワード: 裁量とは
小学生の頃「先生たちだって昔は子供だったのになんで俺らの気持ちわからないんだろう?真剣に考える気がないんじゃないか?」って思って、心の中でバカにしてた。
それが今やどうだ。40間近となった今、子供達の心情を想像するのがとても困難だ。端的にいえば、忘れてしまっている。目線を下げれない。
これが20代であれば、まだ寄り添えるかも知れないが、そんな若年には教育方針を決定するような裁量と権限、執行権は与えられないわけで、与えられる頃には、初志を忘れてしまっているというわけだ。
我々の社会はまだまだ不完全だ。問題を問題と認識できるタイミングが重要だが、そのタイミングを掴める年齢には力が足りない。
やはり、文科大臣には、学校に潜入して一般の先生に混じって教師生活を続けてみるか、もはや生徒に混じって生徒の気持ちを実体験するしか、初期衝動を蘇らせる方法はないのだと思うのだが。
設定の前提の条件を整えないと試行なんざ意味がないし、試行や結果に嘘が入ってる可能性もあるし、設定は店側が変えれるわけだし。
まあ、あれだ。
自分の存在を認めてくれるようなもの(例えばパチンコ雑誌だとか、おだてがきついやつ)の言うことは全面的に信じるけど。
自分の存在を否定するようなもの(パチンコを否定するやつ)の言うことは全面的に信じないよね。
統計を言い出すのならパチンコやってる時点で、パチンコ屋はどうやって食っている?という時点で統計的にアウトなんだがな。
やるならまだ信用株やFX。胴元の裁量が入らんし、設けのうわっぱねって側面があるから手数料込みでも一応期待値は1超えてる。
あの辺りは超大損したという話があるが、うまくやればその額まで行ったが、何かのイベントで大損したって話なんだよ。
パチンコであそこまでの超大損なんて無いしな。
M1の夏にインターンに参加しましたが、結局、外資系企業に 非研究職であるソフトウェアエンジニア(SWE)として就職しました。
ちなみにGoogleではないです。
インターンに行っただけなので具体的な給料はわかりませんが、確実に今の会社のほうが給料は良いです。人によりますが、初年度で約800万からスタートします。自分は870万からで、2年目に1000万を超えました。
もちろん海外やベンチャーでは初年度から1000万以上普通に出すそうですが、日本を離れたくはないことや、後述する項目なども総合的に考慮すると、この金額で今のところは満足しています。
SWEとして就職したため、研究活動からは離れる覚悟をしていましたが、実際には「課題を解決するためのソリューションを考えて自発的に行動する」ことが強く推奨されている今の業務は、わりと研究に近い姿勢が求められていると感じます。事実、自分の研究分野の知識を活かせる案件を担当したことがありますが、その時は毎日論文とにらめっこしてましたし、プロジェクトの成果が形になった後は論文を書かないかと上司にも薦められました。
「自立してプロジェクトのイニシアチブを取る」という行為を修士・博士の学生は研究で散々練習しているはずなので、すごくフィットすると思います。
技術の道に生きる人間としては、やはり自分の技術・知識をずっと磨いていきたいという気持ちがあり、そのためにもレベルの高い技術者と働きたいという思いが強くあります。
今の会社は幸いそのような人達に囲まれ、日々学ぶことがあるので非常に満足感があります。
反対意見をぶつけ合っても喧嘩にはならず、より良い結論を探していこうという生産的な態度の議論ができる人ってすごく貴重だなと思います。
研究室の頃の学生同士のディスカッションのようなそんな議論を、いまでも当たり前のようにできる職場の環境は素晴らしいなと思います。
エンジニアだけでなく、マネージャーも技術者の意見を尊重してくれる環境があります。
ですが別にこれは特別なことではなく、要は「最大効率を生むための働き方」を考えた結果こうなっているのだと思います。
当たり前ですが技術者はプロダクトマネージャーよりは技術に詳しいですから、技術的なトピックに関しては技術者の意見を尊重したほうが正しい結論が得られやすいです。
もちろん、これは逆もまた然りで、プロダクトの進むべき方向性やユーザーからの声などは、PMのほうが圧倒的に詳しく知っており、エンジニアは完全にPMからのフィードバックに頼り切っています。
お互いに、強みを活かし合うことで生産効率を高めようとしている感じです。
ここでいう社内システムは、Googleの社内のインフラ、みたいな「社内で使われていたものが表に出てきた」ものではなく、例えば「経費精算」とか、「会議室予約」とかそういうやつです。
必要がなければ誰もメンテナンスしないので必然的にこういったものはふつーの野暮ったいものです。
「外資系はやっぱそういうところも洗練されているんだろうな」と若干幻想をいだいていました。
一方で、社員に与えられている裁量が比較的大きく、社内システムを使うことが殆どないため、結果的に社内システムにストレスを感じることが少なくなっている気はします。
英語話せる人がたくさんいるし、来るかもとは思ってたんですがね。
机の広さは大学の研究室とほとんど変わりません。PCは2TBのHDDと64GBのメモリを積んだUbuntuデスクトップです。
基本的なセットアップは完了した状態で入社時に渡されました。使いたいツールは自分で足してくれ、との方式です。
椅子は普通のオフィスチェアです。高いものらしいですがあまりわかりません。
美味しい昼食が毎日無料で食べられます。インターンのときは日給がほとんど食事代で消えていたので、これは大きな違いでした。
当たり前ですが、高い生産性を求められます。窓際族は存在しません(別に今どき他の会社でも存在しないと思いますが。)
研究っぽいことができる、と書きましたが、流石にそれだけに1Qまるまる費やすことは厳しいです。
誤解されがちなのは、生産性の低い人はすぐにクビになるというわけではないということです。
実際には、会社も技術者へ投資しただけ回収するために全力でフォローをしてくれます。
フォローの責任はマネージャーにあるので、フォローが足りない場合はそれはマネージャーの責任になります。
その代り、マネージャーは採用に関われるので、ある程度技術レベルが高くフォローが可能な技術者しか採用しません。
「高い給料の分即戦力が求められている」というイメージが有りましたが、実際には入社後数ヶ月、しっかりと研修がありました。
他の会社を知らないのでなんとも言えませんが、普通にためになる内容でした。プログラミングに詳しくなりました。
残業はないです。好きな時間に来て好きな時間に帰れます。もちろん成果は求められます。
あと、アメリカ人は日本人よりよほど勤勉。朝はめちゃくちゃ早く来て夜も8時とかまでずっといる。「日本は祝日が多すぎるよ!」ってキレられました。休んでください。
親からは常々「そんなうまい話は無い。若いうちは給料なんて安くていいから、もっと安定した大企業に行きなさい。」と言われてきました。
が、このご時世、「安定した大企業」というものがどこにあるのか私にはわからない。公務員だろうか?自分が定年退職するまで国家が破綻しない保障すらない。
今の会社よりも更によい場所があればそのときはまたどこか転職しようというくらいの気持ちでいます。
技術者たるもの、会社に所属するのではなく技術に所属し、就職は会社へ技術力を提供する契約関係ぐらいに思っています。終身雇用前提の就職はありえないと考えています。
多分コレはみんなそうで、「愛社精神」というものはないです。会社のミッションにはほとんどの人が共感しており、ミッションの実現のために会社へ技術力を提供している、という意識の人が多いと思います。
みんなさ、どんくらい大変なんだろう。
世の中ブラック企業も未だにはびこっているみたいだけど、それはまぁ違法じゃんか。一方大企業で労組から有休消化勧奨があって、年間1/3以上休みで給料もいっぱいもらってる人もいる。でも一部の人だよね。
俺はアラフォーで年間の所定労働時間は2000時間超えていて、名ばかり管理職にされていて残業代は出ない。
小規模多店舗展開企業で有資格者がいないと営業できない店で、賞与は歩合。有休を取りたくても代わりの人員は貰えず、臨時休業にするしかない。臨休は自分の裁量でできるけど、その日は売上が立たないってことは賞与は減るってことだ。
俺としては休憩が取れないことがしばしばあるのが辛い…血糖値が下がるからか頭回らなくなってくるし疲れるし、何より体質なのか昼を抜くと当日夜から翌日に必ず酷い下痢になるのがキツイ。もともと下痢しやすいんだけど。
昼御飯を買いに行って食べるために20分でいいから休憩があれば、後ろに多少残業が発生してもまぁいいんだけど、休憩なしで9-10時間ずーっと忙しい上に管理職としてのクソみたいな雑務も無数にあるともう本当に嫌になる。しかも残業代出ないし。
長期間労働ももちろん大変だと思うんだけどさ、残業時間的にはそんなでもなくても、休憩も取れない忙しさが続くのも辛いんだよなぁ…
昔は繁閑が激しくて暇な時期も長かったから忙しい時期も我慢できたんだけど、年中ずっとこんなんだと独立した方がマシなのか…ただ独立した諸先輩方の話を聞くと休みはほぼなくなるって言ってて、子育て最重要な俺にはそれは嫌なんだよなぁ。
この会社は求人広告を売っている会社で、誰もがどこかで広告を一度は見たことがあるはずの会社。
自分は今年の頭くらいまで3年くらい、この会社で自社サイトの求人広告を売っていた。
冷静に書ける感じじゃなかった。
今の仕事が落ち着いてきたので書こうと思う。
その会社は、面接官の人柄がよかった。皆にこやかに挨拶をしてきた。(今から思えばこれは罠だった)
入社したらまず数十個くらいある理念を暗証できるように丸暗記させられた。
年下のマネージャーに、目標達成できていても理念に沿った行動をしていないと評価されないよ。
ヨミ会(営業ならわかるよね)や目標に達していないときの緊急ミーティングは大体夜8時から始まる。
挨拶はみんなしてくれる。でもそれが強制されてやっているらしいと気づいたのは入社してからだった。
「挨拶してないところを偉い人に見られたらマジで会社人生終わるから」
「派遣社員が会長への挨拶の声が小さかったせいで首切られたよ」
マジか。でもタバコをすいに降りたりフロアのタバコ部屋に行ったら、偉い人の悪口言ってる人が多いことに気づいた。
社長と会長は2週間に1回朝礼があって、理念の話か他社ディスか仕事しろしかいわない。
上場してさえいなければ週休1日で週100時間は働かせたいんやーと全社員の前で普通に言う。
電通のまつりさんの事件があったときに「心が弱いからだ、メンタル弱い子が自殺したからって働き方改革とか言い出すのはおかしい」とかキレてて引いた。
マネージャーが、内容に超過敏に反応していて、朝礼の日は絶対に全員日報には会長の言っていることについてかけ!としつこくいわれた。
ある日、マネージャーには了承済みで月曜に有給をとったんだけど、あとから人事に怒られたから、
もう二度と有給を私用でとるな!といわれた。
それおかしくないですか?と聞くと、ほかの会社は有給自体がないし、土日休ませていただいているんだから感謝しなきゃだめでしょと
怒られた。
後から別部署の同期に聞いたら、新婚旅行で有給入れた社員の評価が下がったりもしたらしい。
ちなみに、日報ってのが罠で、
同業他社のサービスがいけてるとかいうととりあえず怒られる。事実を言いつつディすらないと怒られる。
自分は一応目標は達成できていたので、人としての扱いを受けていたけど、
いっていない人は土下座とかさせられていた。
だいたい毎週2時間くらい詰められて、社内用語を駆使して達成する手段を説明しなきゃならない。
「おめーの親の顔もわびにこさせろよ」「申し訳ありません!それは勘弁してください!」とかやり取りしてるのはまじでひいた。
そんな会社なので、できるなーという人は同業他社に転職していた。
同業他社に転職すると違約金?を払わないとだめなのだけれど、年収1.5倍くらいになる人もいたみたいで、
そりゃやめるよなーと思っていた。
なので、入って1年くらいで息苦しさを感じてたのだけど、
転職活動をする暇もないくらい忙しいので、考えてもできない時期が続いた。
無理目名目標をこなすのに、自分の行動をどう効率化していくかとか、
神経の図太さみたいなのは身についていて、やめ時を考えることを先延ばしにしていたときに、
一番偉い人との会食があった。部署のメンバーと偉い人がランチをするのだ。
これはマネージャーにとって重要イベントで、皆失点がないように、その準備と台本作りに全力を注ぐくらい重要なイベント。
たしか、自分はスタートアップの文化で取り入られられることがいくつかあるって話をしたと思う。
リモートワークとか。
そしたら、いきなりガチ切れされた。お前はサボろうとしている、フラットな組織なんて幻想や!とか楽して稼ごうとする連中はろくなもんじゃない。とかいろいろ。
そんな話をしたわけではないのだけれどとにかくそういわれた。
で、マネージャーに夜反省文を書けといわれ、書かないと給料のグレードを下げるといわれた。
なんでですか?何が悪かったんですか?ときいても、
「理念に反している」「お前はもう2年もこの会社にいるのにまったく会社の理念を理解できていない」の一点張り。
これで心が折れて、転職することにした。
有給はとったことなかったのでたまっていたのだけど、消化したいというともめそうなので、
やめてから転職活動することにし、今は小さいベンチャーでWebマーケとか採用の手伝いとかをしています。
何気に給料は少し増えたし、有給使うのにどうのこうの言われなくなったし、
時間も裁量がきくようになったし、今までいた会社の常識ってなんだったんだ?と思った。
大学の後輩から、業界の話や会社の話について聞かれたので、自分はこの話をした。
外からのイメージだと、広告をたくさん使ってるし、一見いい人多そう煮見えるけど、
それだけで判断するのは危険。中の人捕まえて会社について根掘り葉掘り聞くべき。
こんな会社はたくさんあると思うし、こんなのたいした話じゃないと思う人はいると思うのだけれど、
これがいやだと思った人には、うわべだけで会社をえらばないように気をつけてほしい。
転職は慎重に
色々あって長いこと非正規で働き、色々あって職を転々としてきた。
わかったのは、上流だったり裁量のある頭脳労働では高評価だということ。
逆に下流の仕事や、作業的な仕事、肉体労働系は評価が低かった。
さて、それがわかったので、ここ2年は非正規ながらも自分にあう職場を探し、高評価をもらっていた。
人にも恵まれ、ありがたいことに「もっと上流の仕事をしてほしい」と正社員の打診をいただいたりもした。
そんな中、ちょうど春に区切り的なものがあって自分で就活をしてみた。
自分に合うだろう職場を選び、無事に正社員として入社することができた。
だが、この就活は失敗だった。
仕事の評価こそ悪くないものの、非常につまらない。実績にもならなそうだ。
少なくとも、この先半年は仕事内容が大きく変わることはないようで、自分から手を上げて仕事を作り出すのも社風的に難しい。
同じ部署の人たちとの関係もうまくいっておらず、ストレスフルな日々だ。
面接ではしっかりすり合わせを行ったつもりだったのだが……。
以前、正社員化の打診をしていただいた方とは今も付き合いがあるので、そちらにうつろうと思えばうつれるが、年齢的にも職歴的にもすぐに転職するのは控えたい。
もう少し、耐えてみるしかないな。
頑張ろう
裁量労働制で働いているけど、残業代が出ないことに納得がいかない。
>>労働者は実際の労働時間とは関係なく、労使であらかじめ定めた時間働いたものとみなされる。業務の性質上、業務遂行の手段や方法、時間配分等を大幅に労働者の裁量にゆだねる必要がある業務に適用できる。
実際は深夜残業の場合は時給換算した給与の25%が出るんだが、通常の契約だと125%が出る。(うろ覚えだが、こんな感じだと思う。)
時間配分を裁量にゆだねてもらっているのは正直かなりありがたい。
管理できないから難しい? 不正が働きやすい? 理由はこんなとこなのだろうか。
そんなの通常の契約の人たちもそうでしょう。
PC開いてる時間でもいいし、タイムカードでもいいし、働いてる時間は管理できているんだから、
通常の契約から裁量労働制になったが、(ベースの給与UPの条件となってしまったので、嫌だったが飲むしかなかった)
手取りは減るし、なんか残業時間増えてるし(これは裁量労働とか関係なく忙しい時期になっているだけだけど)
何も変わらないのに、残業代分の給与が減るのはなんか納得いかん。
ただ思いを吐きたかっただけ。
駄文ごめん。
( 2018年秋アニメ2話までほぼ全部観たから感想書く その2 からの続き)
伏魔殿に住む悪魔たちのゆるふわ日常アニメ。良い最終回だった。一応縦軸は悪魔のお仕事を通じて「善悪の彼岸」を識る物語。知らんけど。
デフォルメが強めでゆるいキャラデザ、コミカルな演出、淡いパステルカラー等、全体がゆるくてふわふわした雰囲気に包まれている。控えめに言っても体感5分で終わる謎の空間。もはや白昼夢である。ミュリンかわいい。
ベルゼブブ嬢を演じる大西沙織は「才色兼備のキリッとしたお嬢様だけど…」というキャラクターを演じている印象が強いだけに(とじみこ・十条姫和、こみが・色川琉姫、ウマ娘・メジロマックイーン等)本作のようなゆるふわ系の演技が非常に新鮮。ただベルゼブブ嬢は伏魔殿の首長なので、柔らかい側面と同時に硬い(凛々しい)側面もあり、そういうオーダーによく合致しているキャスティングだと思う。
スマホゲー同時展開のオリジナルアニメ。ラジオでつながるパラレルワールドを舞台にしたSF系。
電波でつながるパラレルワールドといえば「シュタインズ・ゲート」「オカルティック・ナイン」を思い出すけれど、あっちがサスペンス・ホラーっぽいのに対して、こっちはアクション要素多めといった感じ。あとパラレルワールドというモチーフの違いとして、本作は「別世界の自分に会いに行くための舞台装置」という感じがある。本作の特徴としてパラレルワールドの数だけ同じ人物が登場するというギミックを採用しているのだけれど、演じ分けがかなり明確。例えばパラレルワールドの自分が出てくるアニメ「ガンスリンガーストラトス」では演じ分けはあまりしていない感じのディレクションだったけれど、翻って本作では全くの別人みたいな演じ方になっている。そもそもメイン5人のキャスティングがガチなので(黒沢ともよ、Lynn、東山奈央、小清水亜美、井上麻里奈)、「女の子5人のキャッキャウフフをテーマにした作品じゃないガチ感」がすごい。1話では黒沢ともよのみだったが、2話以降アクセル全開。
主演の黒沢ともよ曰く「シナリオに大きなギミックを仕込んでいるので楽しみに待っててね」とのこと。シナリオにでっかい伏線を仕込むのは「オカルティック・ナイン」「ISLAND」等ゲーム原作のアニメにおける楽しみの一つなので、ゆっくり待つことにしている。
ダンデライオンアニメーションスタジオによる3DCGがかなりゴリゴリ動いている。本作は概ねバトルモノなので、戦闘シーンにかなり力を入れている模様。
かなり硬派なシナリオに合わせたキャラクターは浅田弘幸によるデザイン。「テガミバチ」は好きな作品なので嬉しい。同氏はかなり情報量の多い絵を描く人という印象だったので、アニメのキャラクターは結構シンプルなデザインという印象を受けた。アクション多めなので動かしやすいデザインなのかな。
個人的に、異世界に至るまでのプロセスをどう描くかを比べるのが好き。一旦主人公の死を経験したりするので、シリアスよりなのかギャグよりなのか、演出の裁量があるシーンだと思ってるのだけれど、本作はそこらへん硬さと柔らかさのバランスが凄く良かった。
転生したあとも、音楽や展開含めて緩急のある仕上がりになっていてテンポがいいアニメになっている。8ビットサウンドの音楽はやっぱりドラゴンクエスト等をリスペクトしているのだろうか。エイトビットだけに?
物語はだいたい2つのパートに分かれていて、「世界のいざこざパート」はそれこそ主人公の起こした騒動で穏やかではなくなった世界の様子を描いている。ここはオーバーロードっぽさがある。一方主人公の冒険パートはオバロと比べ、たった一人で悠々自適なぬるいRPGを楽しんでいるそれ。ヴェルドラのおかげで主人公の満たされ具合が心に優しい。
作中でも言及されているけど、初期のスライムは何も見えないのでどう絵にするのか気になってたけれど、抽象的演出を使ってうまく主観を映像化してた(触った感じとか)。またやってくれないかなあ。あとスライムの表情が豊かで、描いてる人は相当楽しいんじゃないだろうか。
本作のキャラクターデザイン・総作監はあの江畑諒真。最近だと「プリンセス・プリンシパル」5話でおなじみ。当然各アニメーションにも彼の特徴は反映されていて、例えば冒頭の主人公が歩いている姿のバストアップを見ただけで「江畑だ!」ってなるくらい江畑っぽい。彼が演出を務めるOPは「アブソリュート・デュオ」並に彼らしいアニメーションになっているので、いかに本作が血の気の多いアクションアニメであるかがわかる。主人公はあんまり好戦的な性格っぽくないのにね。
本旨と若干逸れるけど、さっき1期を観終わったので以下1期の感想。
虚淵玄脚本による人形劇(元ネタは中国の人形劇)。日本・台湾共作のアニメ。シナリオはいわゆる冒険活劇。王道アクションRPGみたいな感じ。絵もアクションが中心。
シナリオについては、単純な善悪ではない理由で同行する一行という部分が良い。文字通り呉越同舟すぎる。個人的に鳴鳳決殺が一番好き。あと掠風竊塵がド外道だった。後半のシナリオも口八丁手八丁を中心に戦っていくスタイルは単純明快な冒険アクションとは違った楽しみがある。
まず動きがおかしい。人形の顔についた水滴の大きさから見てかなり大きな人形を使っているのか、手足がかなり長い。それを非常に器用に動かしている(というか、どうやって動かしているのか分からない)。すこし引きで見ると人間にしか見えない。表情も、暗いシーンでは「少し表情の硬い人間」に見える。面白いのは、激しいアクションシーンほど人間のような動きに見えること(マジで人間だったりして)。指の先から足の先まですべて技工を凝らした動きになっている。
演出も優れている。戦闘シーンは単に人形を動かしているわけでもなく、ファンタジーという表題通りエフェクトモリモリで華やか。実写のメリットである、奥行きのあるアクション演出も多く、奥から手前に向かって光る剣が飛んでいく演出とか好き。特殊効果以外の演出もすごくて、爆発エフェクト(まじでセットを爆破してるっぽい)、雨(まじで雨を降らせている)、爆散するモブ(マジで四散してるっぽい)、背景セットの作り込み(どんだけ大規模なセットを作ったんだろう)、決めポーズの、カメラの切り替えを多用しためっちゃ手間のかかる演出とか。アニメに出来て人形劇に出来ないことってなんだろう?と考えさせられる。例えば「豊かな表情」というのは作画アニメの大きな長所だけれど、「デジタル人形劇」こと3DCGアニメは「表情が硬い」という評価を結構覆しているので、技術革新によって人形劇の印象もどんどん変わっていくのかな。
2期は1期の続きで、主人公や掠風竊塵がどんな奴か判明したあとの話なので、1期からの視聴を強く推奨。
週刊少年ジャンプ連載漫画原作のスポ根アニメ。防具を付けない稀有な格闘技。
競技としての格闘技を描いた今年のアニメでいえば「メガロボクス」だけれど、本作は高校生相撲を描いているので、あそこまでアウトサイダー&血生臭さは無く、とても青春している。特に1話は小関信也を演じる落合福嗣がすごく良かった。
原作ではそんなに気にならかったけど、主人公がとても小さい。ゆえに土俵の上でのみ体が大きく、強く見える演出が映える。
制作のGONZOはあんまりアクションのイメージがなかったので、本作のアクションシーンがかなりキマっててびっくり。特に1話の演出は熱量も含め息が止まるような迫力を感じた。元々相撲という競技が非常に短時間の戦いなので、その凝縮された時間をうまく描いている。2話の「タックルしながらの回り込みを上から抑え込むしぐさ」とかめっちゃすごかった。アツいぜ。
原作を読んでいる人が全員思うことはやっぱり「あの目尻からみょーんってなるやつ、どうやって描くんだろ」なので、早く見たいな。
角度のθ(ラジアン)は無関係。「Radiant」のほう。フランスの漫画原作。週刊少年ジャンプ連載の漫画みたいなノリの、古き良き時代を思い出す冒険活劇。ロックマンDASHっぽい。製作はNHK。
1話は説明的な演出が多いので、話を理解しやすい。2話以降もちゃんと「前回のあらすじ」があるので、忙しい人でも前回のあらすじを観ていくだけで最新話に追いつける安心設計。
1話から「主人公つえー!」ではない展開っていうのは珍しい印象なので(ワンピースで言えば、ルフィ幼少期のエピソードが1話、みたいな)、成長物語か。今後訪れるであろう主人公の受難を思うと、シリーズ構成が上江洲誠なのはそういう…(ちなみに2話からハードな展開)
キャラデザは割とシンプルで、全体的にかわいく、少年漫画っぽい。特に敵が可愛い。ゆえにファンタジーな部分とダーティーな部分の橋渡しをするキーになるキャラ(おっさん)がすげえ良い。
主人公を演じる花守ゆみりの少年声が好き。カワイイ系の印象が強いだけに、わすゆの銀みたいなハツラツとした声(特に叫び声)出せるのはすごい。本作は銀よりも少し大人っぽい調声。
ハピエレのスマホ向けRPGゲーム原作のアニメ。ファンタジー系冒険活劇。
かわいいキャラデザも含め、雰囲気はハピエレのゲーム原作アニメ「ラストピリオド」っぽさがある(内容は決してラスピリのような社会風刺アニメではない)。
シナリオは概ねモンスターとの平和的共存を探る冒険アニメであり「ポケットモンスター」に近い。1話は「メルストにでてくるモンスターってどんなん?」という説明回。説明的な演出ではなく、実際に生きているモンスターの姿を見せることで描く演出好き。「そこら辺で寝そべってる(お互い警戒しない)」「意思疎通の有無(信頼する相手の言うことは聞いてくれる)」「大きさ(子猫サイズからビルのようなサイズまで)」「気性(優しい子から気性の荒い子まで)」「人間に協力的(一緒にサーカスの仕事してたり)」「暴れてるときの攻撃性(つよい)」等。戦闘シーンはBGM含め結構アツい。
ガチのチア監修が入っている(監修を務める柳下容子は元NBAのチアリーダー。日本でチアリーディングチームをプロデュースしてたりするすごい人)。動画工房による、重力を感じるキレッキレのチアリーディングアクション良かった。使用する曲もめっちゃ好き(1話挿入歌は作曲:浅倉大介)。ただし主人公たちは初心者ゆえ、ガチのチアアクションが出る機会は少なめ。
きららキャラット出身の日常アニメなので、きららフォワード出身のハナヤマタと比べエモさよりもゆるさが前面に出ている。かわいい。
尾崎由香(けものフレンズ・サーバル役とか)の底抜けに明るい声が癖になる。ハナヤマタのハナ・N・フォンテーンスタンド(CV.田中美海)とか好き。
AmazonPrimeVideo独占
脱・悲劇版ロミオとジュリエット(ラブコメ)。週刊少年マガジン連載作品だけに、気軽に見られるラブコメ。
家柄が致命的な壁になってくっつく事が出来ないという既存のモチーフに加えて学園内の派閥対立もくっつけて、わちゃわちゃした感じになっている。
原典と比べてジュリエットちゃんが強い独立心を持っていて、それが物語の動くきっかけになるっていうシナリオがなんか今っぽくて好き。ロミジュリ読みたくなったので、オススメの翻訳があればおしえて下さい。
わりと喧嘩するシーンの多い作品なのだけれど、1話の決闘シーンでやけに剣の音拘っているなぁと思っていたら、音響効果:森川永子だった(同氏は京アニ作品の音響効果を担当してたり、今期だと「SSSS.GRIDMAN」の音響効果を担当している人)。流石に毎話あれだけ激しいシーンは無いにしても、楽しみではある。
ヒロインのジュリエット役が茅野愛衣だけど、まさか死なないよね。まさかね。
群雄割拠系学園モノ。は~乱世乱世。容はいつものBASARA。
声のテンションや絵のテンションが最初からクライマックス。終始テンション極振りの展開で彼らの戦いを描いている。
1415年、戦火の欧州を舞台にした英雄譚。2話から本編に入れるよう、かなり早足だった1話。冒頭20分くらいがプロローグ。
アンゴルモアみたいな時代劇ではなく「戦場のヴァルキュリア」のようなファンタジーモノ(もっとファンタジー要素多め)。人知を超えた力によって戦争を変えていくお話。面白いのは、主人公は「無敵の力を直接得た人間」でもなく「悪魔の力を阻止するために立ち上がる勇者」でもなく「戦争を変える力を普通の人間に与えた錬金術士」。倫理観による葛藤を一足飛びでバケモノを生み出すあたり、主人公の独善的な価値観がどう転ぶのかが気になる。当時の倫理観としては「バケモノを見つけたら教会に差し出さなければいけない」と描かれているので、生存ルートとして文字通り世界を変える壮大な物語なのかな。あと超人化の際やけに説明的なモノローグがあったので、今後も続々量産予定?
ゆるふわ日常ショートアニメ。なのに小話集。ゆえに1エピソード30秒くらい。人外さんは言葉が通じないので、(猫みたいな)人外さんの気持ちを慮る主人公の物語。もし猫と結婚したら、毎日きっとこんな感じなのだろう。
中国の漫画原作ショートアニメ。ざっくりいうとペットの擬人化みたいな作品。
全体的に柔らかいタッチのアニメになっている。ペットの声が村瀬歩くんだったりしてBL風に仕上がってるのだけれど、ガイコツ店員さんが言っていたように海の向こうでもそういう文化があるのだなぁ、としみじみ。
進研ゼミに付いてくる漫画の代アニ版。ショートアニメ。ひょんなことから声優を目指すことになった主人公が代アニの授業を受けながら成長していくお話。
ターゲットはおそらく「これから代アニで声優を目指すことになる若者」なので、本筋は青春ドラマ。主人公の福島潤はさておき、ヒロイン役の野口衣織は現役の代アニ学院生。たまたま以前から知っていた方なので、見ているこっちが緊張する。シナリオも彼らの受難が続きそうな感じなので、1話からもう胃が痛い。
彩度が高く柔らかい背景。それほど書込みの量が多い作品ではないけど、基本会話劇だし。
宇宙x漁業(フィッシングではない)がコンセプトのゲームアプリが原作。第二の種子島でおなじみ、広島県尾道が舞台のアニメ。宇宙飛行士と漁師といえば、子供にとって将来なりたい職業1位2位を競うほどの人気職だけれど、かといって本作が子供向けアニメかどうかはよくわからない。ノリがフレームアームズ・ガールっぽい感じがするけどホビーを売ってるわけでもないのね。内容は概ねテンポの良い会話劇。
主人公の女のたちと対立するのは漁師町の男。子供vs大人というよりも女性vs男性という切り口っぽい。対立構造を作るために「男女雇用機会均等法」まで持ち出してきてる割に社会派アニメではない模様。
どっちなんだろう。
1)日銭商売で、来たお客の仕事をある程度より分けつつこなしていく毎日。たいして目立たない自営業のおっさん。でも自分の裁量があるから楽しい。
1と2では全くアプローチもやり方も違うのに混同して1をすれば2になるかのような。
ああ、2はまず狙わんほうがいい。まずは針の穴のアカデミック競争戦を勝ち残ってからだな。で、パーマネントのアカデミックポストになったらそのまま落ち着いてしまえばいいじゃない。
改善策ぅ?
政府の方々→一般庶民に蓑踊り踊らせたらイノベーションが起きるから、蓑踊りに参加する奴いないか(ウロウロウロウロ)
一般庶民→やるとして数カ月で軌道に載せれるような受託や飲食。自分の裁量で自分の働きで生きていくのならそれでいいじゃないか。イノベーション?そんな夢日本で見るもんじゃない。
それかサラリーマンでヒラメ的に生きていけ。ヒラメ的に空気を読んで生きていく事こそがコミュニケーション能力で日本での必須スキルだぞ。
ま、アカデミックポストも大概蓑踊りに近いようなものだが、それでもまだマシな蓑踊りだから、アカデミックポストにいけて、予算が取れたら考えたら?ぐらいのものだな。
アカデミックは奨学金以外の借金はしないでいいし、アカデミックへのストレートルートなら奨学金免除や学振や特別研究員も狙えるかもしれない。
【きっかけ】
3.中高大学と恵まれてしまったためとにかく優秀な人と過ごしたかった
【顛末】
・Mイダス
A社、広告関連のベンチャー。SEでも営業でもいいよと雑多な募集。初めて面接を受ける。裁量労働制で魅力的だと思った。営業で内定をもらうが年収50万円は下がりそうだったのでのちに辞退(承諾せず)。
サービスのコンセプトは面白いが、いかんせん聞いたこともねえよという中小企業や、「サービス系」企業が多い。他の求人サービスもそうだが、人材紹介会社や保険営業の求人が多くて「アッ」であった。
・Rナビエージェント
B社、Rクルート出身40代のいかにもマージンベンチャー。事務で応募。一次面接は余裕で突破するも、いかリクな感じが微妙だったのと、新規性を感じなかったこと、SPIを受けるのが面倒だったことがあり辞退。
求人量は豊富だが、書類応募勧奨が激しすぎる上に一次面接辞退はほぼ不可。初めて転職しようとすると書類が通過する案件が意外と多くて詰む。給料アップ案件は公務員のせいかほぼ提示されず。エージェントと話したことはない。最初のキャリア面談みたいなものはコンパスになったかなと思う。
・Dーダエージェント
C社、比較的長めの中小広告関連企業。一次面接でうまく受け応え出来たかと思ったが、あえなく散る。
エージェントとは何度か話したがどうにもこちらのキャリアプランが伝わっていないような案件ばかり。公務員だからか年収ダウンかついかにも「事務員」の仕事ばかり。担当エージェントが時短勤務で、フルタイム勤務の自分にはちょっと相談出来る時間帯が険しかった。案件豊富だがRの方が豊富かもしれない。あとメール多すぎてウザい
・Wークポート
特に何も受けず。エージェントも案件数も微妙。おすすめしない。
D社、エージェントから紹介で受けた新規サービス系スタートアップ。なかなかいいと思ったが、いかんせん一次面接までに御社のことをあまり勉強できず、自分のキャリアビジョンも曖昧でアピール不足。当然落ちる。
E社、エージェントから紹介で受けた通信系ベンチャー。D社と同じような敗因。1日で複数社面接を受けるのはいけない。
F社、エージェントから紹介で受けた教育系IT関連中小企業。筆記試験(敬語や算数のペーパーテスト、ドン引き)はあるし、同日の一次面接では「2人目のご予定は?」となんでてめえに答えなきゃいけねえの? という質問多数。配偶者の仕事も事細かにエージェント経由で聞き出そうとしてくる。辞退。
Bズリーチはエージェントも良し悪しだけど基本的に上から目線感があってめんどくさかった。書類通過しないと企業の人と直接やり取り出来ないのも残念。案件の質は他より高いが何でもかんでも受けられるわけではなく、ポテンシャル採用的な扱いを受ける公務員には不向きかもしれない。
G社、Fintechスタートアップ。ここら辺まで来ると自分なりのキャリアビジョンを話せるようになってきており、マッチングしてますよアピールを大切にしてみた。コーポレート系のある職種で内定。辞退する。
H社、G社の同業他社。この業種は魅力的だが、魅力的でなくなるのも一瞬かもしれない、というのが両者の共通点。さまざまな事件は大した問題ではないが、今後ワクワクしない系業種になるかもしれないあたりが不安であった。コーポレート系のある職種で内定。辞退。
エージェントに比べて博打ではあるが、ピンポイントで業種を狙えば内定まで行けることが分かった。ジョブチェンジ等ポテンシャル扱いで転職に挑む場合意外とBズリーチの自己応募は穴場かもしれない。セクハラしてきそうな会社も避けられる。
I社、Fintechスタートアップ。H社G社とは別業態。自社プロダクトへの愛や、メンバーの温度感、空気感から惚れ込む。正直、ハッタリかました部分も大きいが、やっていきたかった。コーポレート系で内定。年収100万円近くアップオファーもあり承諾。
ココロオドってしまって悔しいが、スタートアップがいいかなと思い始めてから使ったので有用だった。会社の人とカジュアルに面談出来るのはやはり楽。SNSダシネー。まあ条件提示とか一切ないまま受けたけど、公務員からスタートアップいきたいとなるとそのくらい雑な方が良かったと思う。
【感想】
公務員から何になりたいのかによる、というと身も蓋もないが、演出は大切だと思った。元からガジェットやらWebサービスやらに興味があったことと、情報系の学部を出たこと、公務員生活で法令や数字に強くなったことを訴求できたのが、自分のジョブチェンジの成功ポイントだろう。
公務員から民間なんて技術も資格もないし無理だと去年くらいまで思っていたが、割となんとかなってよかった。書類通過して面接受けた企業だけ書いていて、書類落ちや書類通過からの面接辞退もあります。フォーカスのない転職活動は消耗しまくるだけだとも学べた。