はてなキーワード: 殺陣とは
かなりの難問だ。
加点
減点
1 エイリアン・エリア(余所者の領土)というタイトルに込められた意味の割には一方的にのさばられている感じがない
2 宇宙人にしている意味が薄く他のモンスター退治モノと差別化がない
3 戦闘中無意味にクルクル杖を回していたりして殺陣に機能美がない
うーむ。
粗に気づく中年以降の読者には受けないだろうな。
だがそれを気にせずフンワリした格好良さを求める若者には受けそうだ。
主人公二人のビジュアルが腐女子にささればあらゆる層から受けそうではあるが、それほどの画力が作者にあるかが問題か。
モンスター退治バトルというジャンプで最も多いタイプの作品なのでライバルがかなり多く生き残りが難しい。
最近も妖怪をテーマにしたアヤシモンが死に、ドロンドロロンもほぼ死に体となっている。
鬼滅の刃のように他の作品とは違う特徴的な部分があるわけでもないので、長引いたところで人気爆発は薄そうだ。
最近だとSAKAMOTO DAYSが途中から急激な伸び上がりを見せたが、アレは画力の覚醒によるところが大きい。
マッシュルも似た傾向がある。
ただこの2つが既にいることで、画力爆発によるブーストのハードルはかなり高い位置にあるだろう。
それを超えられるかが未知数となる。
となるとやはり争点は腐女子にどこまで受けるかだろう。
ただ腐女子は基本的に男子に既に人気になった作品にあとからやってくるイナゴのような性質があるからな。
そのための突破口が今は見えない。
宇宙人が地球で好き放題にしていて、凄い道具を地球人に埋め込んだという設定からどうやって男の子をワクワクさせるかだ。
たとえば工夫次第で頭脳バトルが展開できそうな特殊能力があるとかならいいんだが……いかんせんゴムゴムの実でしかないからなあ……。
PSYRENみたいな主人公が能力を使いこなす過程で読者が予想しきれない展開を出せると面白そうだが、ゴムゴムの実だと一通りルフィがやってしまっている。
だが見えてこないぞ。
SAKAMOTOはイコライザーもジョン・ウィックも知らない小中学生に受けたと考えると、この漫画はMIBもETも知らない小中学生に受ければ良いのか。
でもコメディとシリアスの両方にユラユラ出来そうな感じはしないんだよなあ。
作風を見るに日常とパニックをダラダラ繰り返してバトルで魅せれればワンチャンでしかない。
こうなると鍵はスピードだな。
展開をどこまで加速できるか。
2話で世界観をひたすら広げまくって3話で急展開4話で舞台を身近な場所から一気に引き離して5話で主人公を一気にどん底に落として6話でバディに引き上げさせ7話で裏切らせる。
これぐらいのスピードは出せないと無理だろう。
ライバルやヒロインの登場は3巻以降に回して序盤はドンドン風呂敷を広げていけるかが鍵だ。
定番の展開は20話超えてから回収する感じにして序盤は読者の予想をひたすら引き離し続けるチキンランをかけていくしかねえ。
それができれば伸びる。
これが俺の答えだ
ダブスタやん
実写映画は当たり外れあるのは知ってる
でも外れた時のやらかした奴を大袈裟に取り上げてぶっ叩く割りに2.5には異様に寛容なのめっちゃ謎
金カム実写化の件でまた噴き出してトレンドが実写化批判で埋まっててるけど上記のダブスタ発言多くてきっつい
最近は東京リベンジャーズ卍やキングダムとかるろ剣とか上手くできてる実写化多いだろ
監督もキャストも決まってないのに憶測で名前だしてぶっ叩いてトレンド入りさせんな
普通に名誉毀損だし、橋本環奈好きだからうっかりトレンド見てあまりの嫌われっぷりに泣きそうになったわ
ヒョロガリは嫌だ余計な恋愛劇は嫌だって言った口で宝塚なら見たい羽を背負ったキャラ見たいとかなんやねん
全員女になるし鶴見は羽なんか背負わんわ
大体恋愛要素少なめのハイローが宝塚で恋愛劇に改編されて上演されるの知ってるのか?
知ってて楽しみって言ってるなら実写化で恋愛要素足されるの(そもそも足されるかも決まってない)文句言う権利あるのか?
2.5はリスペクトがあるとか言われても、テレビや球場でパフォーマンスやってるの見たが全然似てないコスプレおじさんがヒョロヒョロの殺陣やってるだけで本当にリスペクトあるのか?ってレベルだったぞ
だけど2.5もよその事笑えん程度には不祥事あるだろ、宝塚は知らん
見てないのに舞台を叩くなって言われてもお前らも見てないのにバズったやらかしネタで実写映画のネガキャンしてんじゃねーか
結局良質の実写化や駄目な実写化があるだけでまだどうなるか決まってすら無いのに脊髄反射で叩くの気持ち悪すぎる
日経にのったたわわは全力で擁護するのに、実写って表現で映像作品作るのを感情で嫌悪するのツイフェミと何が違うんだよ
どうせ岸辺露伴の時みたいに脚本がオタク向けの実績高い人間だったら即絶賛するんだろ?
OSK日本歌劇団のレビュー「春のおどり」を見てきた。こういうの。 https://enterminal.jp/2022/03/osk100th-harunoodori-tokyo/
かげきしょうじょとかスタァライトとかでアニメでも宝塚っぽいのが最近よく出てくるから、ここらで一丁レビューってのはどんなものなのか見ておくのも悪くないかなという気持ちで見に行った。なお自分は、かげきしょうじょもスタァライトも序盤だけ見て合わないなと思って投げた。
OSKの存在自体よく知らなくって、宝塚以外のなにかが存在するらしいというのだけはうっすら知っていた程度。今年創立100周年らしい。調べてみるとだいぶ紆余曲折というか艱難辛苦を乗り越えてきていて、一度は完全に潰れたりもしていた模様。そもそも少女(女性)歌劇というジャンル自体が絶滅危惧種で、宝塚は相当に特殊な事例らしい。
今回の場所は新橋演舞場。ここは銀橋はもちろんないけれど、その代わりちゃんとした花道のある舞台。花道あるなぁと思っていたらレビューでガンガン花道活用しててびっくりした。渡辺さらさはこっちに来ればよかったのでは。
レビューは2部構成で、前半が和風、後半が洋風になっていて、特に前半の和風レビューは印象が鮮烈。日本舞踊から始まって吉原を舞台に歌舞伎の名場面をモチーフにした殺陣。集団での群舞と続く。舞台も衣装も歌舞伎のようなしつらえなのに、かかってる音楽はわりとロックで、しかも当然全員女性。なんだかとても不思議なものを見ている気がして面白かった。花道ではしごを二つ組んで脚立状にして、その上に登って見得を切るのとか派手で良かったし、途中で「しゃらくせえ」が口癖の写楽が出てくるのだけれど、そのあたりはちょっとストーリー仕立てになっていて飽きさせない工夫を感じた。
個人的には踊りだけをずっと見続けるのはちょっと飽きるので、多少お芝居的な要素がある方が好きだなと思う。後半はほぼ踊りだけだったので、少し退屈さも感じてしまった。
お客さんはわりとご高齢の女性が多い印象。ただこれは行ったのが平日だったからかも。あとは本拠地が関西だから、そっちではもっと若いお客さんも多いのかも知れない。
100周年のチラシで昔の写真見ると、若い子をたくさん並べて当時にしては露出多めな感じのショーも見せるような雰囲気もあって、昔はちょっと前のAKB(ポニーテルとシュシュとか、ヘビーローテーションとか、下着みたいな衣装でMV作ってた頃)みたいな雰囲気だったのかも。実際、浅草に本拠があったSKDなんかはセクシー路線に傾倒した結果、女性人気が獲得できずに解散したってウィキペディアには書いてあったりしたし(youtubeで探してみると、こんな感じ https://www.youtube.com/watch?v=-kfAuAzmG_Q)。ラインダンスは今回もやっていたけれども、あれって本当に今でもやる意味があるものなのだろうかとも思ったりした。まあ、バニーガールっぽい衣装で踊る人たちは迫力があって、それはそれでよかったとは思う。
TravisJapanの主演舞台が決まって、しかもそれが3年も続いてて、幸せなことだな、って思っています。本当にその気持ちは、嘘偽りなく、あって。「約束された現場があるありがたさ』、そのことには本当に感謝しています。
けどね、さすがにちょっとだけ、わがままも言いたくなってきました。人って贅沢なので。あと、普段、ジャニーズ舞台に愚痴をいうのは、時間の無駄だと思ってるので、ぼんやり見るように心がけてるのですが、
11/30締め切り案件(*1)があって寝不足なので、暗闇で眠くならないように、でもトイレも行きたくならないように、カフェインのタブレット飲んで行ったら、頭がさえちゃって、考えなくていいことを考えながら、舞台を見てしまった。
ということで、ここから2021年版の愚痴です。読みたくない方、ネタバレ踏みたくない方は、ここから先、読まないでください。
***
虎者に関する愚痴は、もう基本的に「脚本」もうちょっとなんとかならない????です。そこに尽きます。
2019年も、2020年も、そして2021年も、虎者の感想として「お芝居部分はショータイムを見るための、壮絶なじらしプレイ」として認識してました。だって、ショータイムの方が楽しいんだもん。どう考えても。
2021年は、お芝居シーンのラストで、「俺たちの育ての親の朱雀が闇の帝王だったなんて、とんだ災難だったよな。」と七五三掛龍也が言うセリフがあります。その時、客席で思ったのが、「そのとんでも設定の舞台、見せられてるこちらも、とんだ災難だけどね」ってことです。
でも、今日は頭が冴えてたので、これ、演じている方はもっと「とんだ災難」じゃない?ということに気がついてしましました。この、セリフがほとんどなく、うっすい内容の舞台の中で、Travis Japan もImpactors もすごく頑張ってるな、と気づかされる部分があります。(「のえる」と「かいと」以外は舞台中で役名がでてこないので、フルネームで記入します。)
例えば、松田元太は最初に「まだ力が足りない気がする」って言っていた通り、ずっとちょっと周りを警戒してるちょっとビビリな感じを出しているし、中村海人は、自分が「のえる」を置いていった判断をずっと引きずっているのを全面に渡ってだしています。2人とも、ちょっとしたセリフをきっかけにして、なんとかキャラを作ろうとしています。一見、セリフが多く、キャラクターを作りやすく思える「川島如恵留」と「宮近海斗」は、きっかけセリフを言わされすぎてて、実は逆にキャラクター作りづらそうだなぁと思ってみています。そもそも、一回完全に舞台上で死んでから、特に何の説明もなく復活するなんて役、やり易いわけないです。今回、川島如恵留は物語のひずみをすべて受けとめる役になっていますが、それをなるべく自然に見せようとすごく頑張っていると思います。
Impactorsでは、オオワシ(影山拓也)、ハヤブサ(佐藤新)が、もともとキャラクター性を与えられているのに加えて、武器も違うのが強いです。他はみんな、武器が刀だけれど、全幕、逆手で通してる基俊介も、キャラ立ちしてるな、って思います。逆手持ちは自分で決めたのでしょうか。すごい工夫です。せっかくならみんな武器を変えるだけで、バリエーションだせると思う。
そして、カゲロウ(松井リマ)、朱雀(長谷川純)の2人。カゲロウは、前半は虎者の敵のフリをしているが、実際には虎者を味方にしたいと考えていて、朱雀は前半は虎者のボスですが、実際には虎者を使い捨てようとしています。2回目以降の観劇でそれを知って見ると、2人とも、ものすごく密かに持っている本心の芝居をしていて見応えがあります。でも、初見だとその演技の意図がわからない。虎者ーNINJAPANーは、古典演目ではないので、さすがに初見では気がつけない演技を強いる脚本はどうなんだろうと思います。(*2)
クイズ番組で、クイズが「1+1=?」みたいなものだけだったら、どんなに知識のある人でも、ポンコツ回答できそうな人でも面白くならないと思います。舞台において、「脚本」はクイズ番組のクイズと同じ。「ホン」が不在に等しいこの舞台を、必死に面白くするように頑張ってる7人(+7人+1人+1人=16人)、の努力、ほんと凄まじいです。
お芝居の最後に、中村海人が、如恵留に対して、置いていったことを謝り、それに対して松倉海斗が「もういいじゃないか。2度はくどいぞ。」という箇所があります。東京公演では、ここのシーンにおいて、2人がアドリブで遊び始めたのですが、11/21くらいからかな、アドリブはなくなり、元に戻りました。想像ですが、きっと、「ここは、最後のシリアスなシーンとして演るべきでは」と大人からアドバイスがあったのだと思います。
確かに、お芝居全体からしたら、ここはシリアスに演じるべきかもしれない。でも、観客としては楽しみにしてたアドリブでした。だって、もう他に虎者同士の関係性がでる箇所が少ないから。
1人1人のキャラがなく、ということはキャラ同士の関係性もない虚無のお芝居のあとにある、ショータイム。ショータイムになった瞬間、重たい鎖かたびら脱いだ?ってくらい、自由にいきいきと踊り始めるTravis Japan。
2019年に屋良くんが教えてくれた通り、本当にたくさんアイコンタクトを取りながら、楽しそうに踊っていて、だから見ていて、とても楽しいです。虎者の無味乾燥な実体のない「役」を脱いで、本来のTravis Japanになったから、みえる関係性があるんですよね。はぁ全幕、ショータイムやってて欲しい。
***
とまぁ、ここまでツラツラ愚痴を書いてきたのは、単に憂さ晴らしをしたかったわけではなくて。あと、チケット代返せ、とか、もう観に行かないぞ、とかいう話でもなくて。来年以降も虎者があるとしたら、こういう要素ちょっと入れてくれたら嬉しいのにな、的な妄想話がしたかったからです。(*3)
2019年、2020年、2021年と毎年脚本が変わっているのは、しっくりきていない、という考え自体は共有されているのだと思います。私が2021年版で一番気に入っているところは、謎の家族設定がなくなったところ。でもそのせいで、物語が薄味になったのも事実だと思います。(設定なくしたら、足さないと)
舞台見ながら、考えていたのは2つ。(カフェインって怖い。こんなに普段ポンコツでも、頭の中がデュアルコアになる。)
1つは、せっかくTravisJapan と Impactorsが 7人同士なので、1人の人間の中の「善」と「悪」を描くスタイルにして、最後、清濁併せ吞んだ形の「真の虎者」になるタイプ。(Impactorsの名前が影虎軍団ならちょうどいい。)朱雀は父で、カゲロウは(魔法で年をとらない)母で、それぞれ戦っているみたいな感じ。
これだと、どういう悪の心と戦っているかで、ダンスバトルだったっり、殺陣だったり、戦いのバリエーションできそう。(去年のバトン対決のやつ、楽しかった。)
ちょうど7だし、「七つの大罪」とか、ちょうどいい具合にハマりそう。(日本だと、ほんとは、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の八徳の方が、ハマりがいいような気もするので、朱雀とカゲロウ巻き込んでもよいかも?)
宮近海斗(赤):炎系の術を使う
川島如恵留(白):風系の術を使う
吉澤閑也(黄):毒術を使う
中村海人(緑):木の葉の技を使う
とか。
いま、適当に書いたので、ほんとはもっと良いのがあると思いますが、まぁそんな感じ。(『伊賀の影丸』読みたくなってきたな笑)
それぞれ、得意な術の情報とかあるだけでも、トランポリンとかトランポリンとかトランポリンとか、映像ももっと作りやすいと思うし、楽しめると思います。俊足の七五三掛!とかキャッチフレーズがあっても楽しいし、松松の分身の術もみたいです。(そろそろ、脳内で「千年メドレー」は踊れる気持ちになってきたので、分身の術も習得したいなと思ってます。)
もうね、ほんと素人の思いつきなんで、別にただ書いて、昇華したかっただけなのですが、できたら来年は、少ないセリフを手がかりになんとか舞台を成立させようと努力しているTravis Japanじゃなくて、
私が、普段、舞台を観に行くのが好きな理由は、「役者さんが自分自身をメディアにして、別の人物を表現するところ」です。器と中身のずれというか、隙間の所が、ゾクゾクします。役名と、実際の名前が一緒のジャニーズの舞台においては、少し変わる部分もあると思うけど、光一さんと「コウイチ」が同一ではないように、やっぱり「役」の仮面というのは存在するのだと思います。来年こそは、重たい鎧ではなく、つけるに足る仮面をつけた舞台がみたいです。
と、ここまで、全て、来年も虎者ーNINJAPANーがある前提で書いてきてますが、そして、今のところ、あると確信していますが、まず、ありますように!!!
*0:あえての〜を仕込んでみました。(言わなくていいことをいうスタイル)
ああいうの難しいというか、面倒くさいよなぁ、と思ったり
雑想ノートみたいなのちまちま描いて、
緻密な設定は後で役立つこともあるので、案外バカにできない
それより、大人になってみると面倒くさいというのが先に立つ気がする
士郎正宗の殺陣とか、エロ一枚絵描きになる前は、空間認識力はスゴいと思う
読者が気にしない領域まで、損得で考えれば無駄になってしまうんだけど、
いちいち考えてるのが偉いというか、
よく考えられたカンフー映画の格闘シーンを漫画なり絵コンテなり動画で描く感じ
主に面倒くさいから
イマジナリーラインぐらいは考えるけど
あと、絵コンテだと簡単に描けてしまう、というのがあると思ってて、
例えば、「ここでコルドバが180度回頭するやろ」
今はCGがあるから楽だけど、下請けイジメにしか思えないところもある気がする
というか、あれって佐藤元さんなんだっけ
今になって観てみると、CGにはない歪みというか、
なんか生き物っぽく、クジラとかそんな感じに思えてきて、
CGのような硬さを感じないのが逆に新鮮に思えたり
(ゲームは無理だけど
シンエヴァみたいに、プリビズとか元に手で描けば、
頭悩ませる必要もないし、寧ろ楽な気もするんだよなぁ
まあ、労力が格段に増えるだろうけど
手描きの良さってのも再考したい気がする
最初見た時は圧倒的すぎて終演後に何も言葉が出てこなかったけど、数日たって落ち着いてきたのでちょっと書いてみる事にしました。
不老不死の鬼が女の子の赤ちゃんと出会って死に別れてその後どう生きたかっていうのが大筋で、主な登場人物は鬼と女と男っていうシンプルなものでした。
途中で男が鬼を倒すために用意する刺客もいるけど、3人を巡る輪の中に巻き込まれたという印象でした。
季節に合わせて春が10代、夏が20代、秋が30代、冬が40代と女と男が成長していくのをキャストを変えて表現するのがとても分かりやすかったです。
照明やBGMも同様に変化があり、セリフが一切無い分見る側の感覚も少し研ぎ澄まされて色々な部分にに気付けた様な気がします。
公演終了後にキャストの皆さんが配信アーカイブを見ながらトークをするという事を聞いたのでこちらも拝見させて頂きました。
沢山の裏話や皆さんのお好きなシーンのお話が聞けたのがとても楽しかったです。お話を聞きながらだったからこそ気付けた部分もありました。
女と男が30代を迎える秋のシーンは男の動向の酷さが際立つので、キャストの皆さんからもコメントの皆さんからも非難の嵐だったのがちょっと面白かったのですが、悪いのは秋の男だけではないと思ったんです。
個人的に秋の男がとても好きになってしまったからどうにか擁護したいけど、基本的には擁護できるポイントが限りなく少ないので色々考えてみた結果、夏の男に原因があるのではという所に辿りつきました。
夏の男が出てきて暫くはなんやかんや鬼と女と男3人で仲良くできていて(水面下では鬼と男がにらみ合ったりしてたので表面的かもしれませんが)女が理想としてる環境だったと思うんです。
ですが、途中で夏の男がマスケットを呼んできた事で事態は急転し最終的には鬼と一騎打ちにまでなってしまうので、秋に至るポイントとして夏の男がマスケットを呼んで来なかったら意外と上手くいったのではという説です。
マスケットは呼ばれて仕事をきっちりこなしただけなので悪くない(?)んですけど、結果的に鬼と男の決裂を決定的にしたのは彼の存在が大きかった様な気がします。
台本にも夏の男とマスケットがどういう関係性なのか明言されていなかったので夏の男が雇った人なのかなという想像の上で話しを進めています。
夏の男がマスケットに女の事もちゃんと話しておけばあんな大変な事にもならなかったと思うんですけど、夏の男はあくまでマスケットに鬼の足止めを依頼してたと考えられるので女がその場に来るのは想定外だったんじゃないでしょうか。
マスケットが登場する直前に女と男が会っているシーンがあり、男が女をどこかに連れて行こうとして拒否をされるのですが恐らくそこでは何かしらの説得が完了してたんだと思います。
でも女は鬼も男も心配だから現場に駆けつけてしまい、、、という結果になるので、夏の男の未熟さと仕事があまりにも出来すぎるマスケットの存在が秋の大惨事の原因だと私は考えています。
この未熟さを燻らせたまま秋へと突入してしまうので、秋の男があんな動向に至ってしまったと思います。
秋の男が女にやってしまった事は絶対に許してはいけない事ですが、とにかくキャストの岡村さんがかっこよくて目が離せませんでした。
絶対にしんどいと思われる殺陣をやってる中、秋の男の勝利を確信した笑みを浮かべてる姿がとても印象的でとても好きでした。
次回の公演ではいい人の役柄だそうなのでまた違った印象を得られそうでとても楽しみにしています。
大塚の萬劇場という所で上演されていたのですが、感染症対策がとてもきっちりしていてびっくりしました。
入場の際に手洗いから求められるのは初めてでしたが、ちゃんとしているんだなと感じ安心して観劇が出来ました。
今では客席のパーテーションが撤去されている所が大半な中、そこもしっかりしていて消毒とか大変だと思うのに考えられているんだなと思いました。
内容もあまり良く分かってないまま次回作やりますって言われてすぐにチケットを買う事はあまり多くないけど、壱劇屋さんなら大丈夫という気持ちになれたので次回作も必ず行こうと決めました。
推しは2.5次元舞台をメインの活動の場にしている若手俳優だ。
推しは2.5次元作品を嗜む者なら誰もが名前の聞いたことのある作品に出たこともある。
しかし「誰もが名を知る作品に出演する」そんなのは3年に一度、うまく潜り込めるかどうかだ。
それ以外は箸にも棒にも掛からないようなアニメや漫画やゲームが原作のクソ舞台か小劇団のクソみたいな脚本のクソ舞台に客演で立っている。
引っ張りだこにされるような知名度が無いのは勿論だが、なにより芝居が下手くそだ。
周りも似たような下手くそが大半を占める2.5次元舞台に出ていれば紛れられる。
2.5次元舞台の出演をメインに活動している若手俳優は大概、目くそ鼻くそな演技力に歌唱力、顔は街ですれ違ったらかっこいい程度だ。十把一絡げだ。
でもその中にいてさえ推しは芝居が下手だ。絶望的だ。棒読みだ。
推しよ、どうしてそんなに殺陣が下手なんだどうしてそんなにノロノロと剣を振れるのだ本当に死に物狂いで稽古はしたのか?
推しの演技力ではクソみたいな作品にしか出ることが出来ないしクソみたい劇団のクソみたいな脚本でクソみたいな役を演じる羽目になっている。
そして推している我が身もクソみたいな演劇だとわかっているのに1万円のチケットを何公演分も買って2時間半も半地下の狭くて汚くて古臭い劇場に拘束されて支離滅裂な芝居を見る羽目になっている。
東宝や劇団四季のミュージカルが必ずしも良い演劇というわけでは無いだろう。所謂グランドミュージカルはシナリオが大味でサダンリーアイラブユーなものは多い。
知名度が違う。
周りが一流なら推しも成長出来るかもしれない。もはや環境に成長させて貰いたい。
目くそ鼻くその中でどんぐりの背比べなどしているとあっという間に「おじさんなのに若手俳優」になってしまうぞ、推し。
推しはこのままでは一生、成長させてもらえるような良質な環境の芝居には立てない。
クソみたいな2.5次元舞台の大して人気でも無いキャラクターを得て公演後に「ご来場ありがとうございました」と衣装のままを撮って載せた人気キャラクターを演じる若手俳優との2ショット自撮りがTwitterでバズれば最高というものだ。
推しよ、この界隈から抜け出るほどの才能を開花させてくれ、2.5次元作品に出ていたことがプロフィールから消えるほどの活躍をしてくれ。
もうクソ舞台と分かっていながら劇場へ向かうことに疲れてしまった。
名前も知らないアニメや漫画のキャラクターを演じている姿を収めたランダム商品を求めて奔走することに疲れた。
ど下手くそな演技でも公演中にテンションを落とさせないた為に褒めちぎる言葉を捻り出すことにも疲れた。
推しよ、出るならせめてみんなが見ているクソ舞にしてくれ。
客席がガラガラで話題にもならないクソ舞台に出ないでくれ、せめてクソ舞だ虚無舞台だとSNSで話題になってくれ。
クソ舞を見せられた上に一億総SNS時代に孤独にさせないでくれ。
推しよ、芝居が上手くなってくれ
推しよ…
関ヶ原がよかったので、同じ監督・主演・原作なんで期待してたがよかった
関ヶ原は詳しくない人は全く分からん、詳しい人には粗が目立つって感じだったけど
みんな知ってるね?知らない人は自分で調べてね、みたいな突き放し方が丁度良いというか
油小路事件は知ってたから分かったけど、ごりょうえじって音だけで聞いてもわからんよな~
沖田はテンプレのキャラ付けだけど、ここまでいくと王道。ジェネリック菅田将暉って感じだったけど役者ジャニーズなんやな。
山崎、銀魂の山崎退の元ネタくらいしか知らなかったけど妙に活躍するしキャラも立ってる。後で調べたらウーマンラッシュアワーの村木らしい。名前だけ知ってたから驚く。
バラガキって馬鹿餓鬼みたいな意味かと思ったら蕀垣だったのね、とか土方の歩き方が面白いとか
殺陣は良かった。暗殺の段取りも面白い。襖被せてブスブスはえげつないけど(源さんが3人見逃すの、いい人と思ってたけど沖田が愛人ごとやむなく始末したのを考えると…)
伊藤鴨は沖田可愛がったりインテリだったり魅力的だけどレイプはアカンね
山南は新撰組!のイメージがあったから嫌みな感じで驚いたが、切腹するために脱走ってのはそう来たかァ~みたいな
タイトルやってみたかっただけ。あと他人の話題にかこつけて自分の好きなものの話がしたいだけ。
あとトラバ、演劇関係が自意識過剰? 新感線が30年前? バーカ! 一生そこで半可知識でしたり顔しながらネチネチやってろ!
さて、劇団☆新感線のことを初めて聞いた人が「2.5次元みたいなことですか?」というのは、当たらずとも遠からずではないかなと思う。
というか2.5次元舞台の多くは新感線の影響下にあるのではないか(数が多すぎるのですべてを把握してはいないが)。
あと、新感線は2.5ブームが来るはるか前に犬夜叉を舞台化していたりするし、距離としてはそこそこ近いと思う。
共通点としては、宮村氏の言う通り、漫画やアニメの世界観を舞台の上でやろうとしてること。
これは話の筋立てや演出もそうだが、往年の漫画の熱気みたいなものを再現する美学みたいなものが共通していると思う。
新感線の舞台は往々にしてかなり過剰にSEを使うのだが、漫画の描き文字の再現と思うと納得がいく。
漫画やアニメの世界観、いいところ、を舞台でやろうとしていることは共通しているが、
舞台のために漫画の良いところを抽出して作り上げるのではやはり出来上がるものが違う。
あとはまあ2.5次元は企画ありきで役者を集める形式が多いのに対し、
劇団☆新感線は「所属劇団員」がいる。ほとんどの主役級は客演の有名役者がやるが、脇を固める劇団員の安心感というのはある。
大きく分けて以下の3つ。
いのうえひでのり演出で上演される時代物。戦国時代モチーフや神話モチーフが多い。
ストーリーは人間の業的なものを中心に据えたものが多く、人がバンバン死にがち。
「髑髏城の七人」、「アテルイ」、「阿修羅城の瞳」、「蛮幽鬼」、「蒼の乱」、「偽義経冥界歌」など。
「Rシリーズ」が正式名称っぽい、ロックミュージカル色の強いもの。
ストーリー内容は割と多岐にわたる。
「五右衛門ロック」シリーズ、「SIROH」、「メタルマクベス」、「Vamp Bamboo Burn」など。
パロディネタが多い。3系統の中では劇団員の占める割合が多い(他シリーズは客演が多い)。
「轟天」シリーズ、「花の紅天狗」、「レッツゴー!忍法帖」、「月影花之丞大逆転」など。
ただどれもギャグシーンは多いし、歌の多い「いのうえ歌舞伎」もあるし時代物の「音もの」「ネタもの」もある。
演劇は高いだとか都市部でなければ見れないだとかと当たり前のように言う人もトラバに散見されるが、
劇団☆新感線に関して言えばゲキ×シネという全国映画館での上映を2004年から続けている。
実際の舞台の撮影ではあるが、何台も仕掛けたカメラによるカット割りがされており映画として見やすくなっている。
(知ってて当然という話ではないが、彼らの不断の努力を、「演劇」全般へのルサンチマン発露のために勝手に無に帰すのはあまりに勝手だなと思う)
なお、今は動画配信でかなり安価で観られるので下記に一部紹介しておく。
戦国時代の終わりかけ、死んだはずの信長の異名「第六天魔王」を名乗る男が現れたことによるあれこれ。
人情噺もつらい過去も凄惨な戦いも少年漫画的な展開もしょうもね~ギャグも、全部乗っけ盛りの濃厚さ。
脚本は座付き作家の中島かずきで、「グレンラガン」「キルラキル」「プロメア」なんかの脚本の人と思えばなんとなく近い。
1990年の初演以来7年ごとに再演し、役者や演出を大きく変えている。
初期は主人公の「捨之介」と悪役の「天魔王」の一人二役の演じ分けがみどころだったが、2011年の上演版以降はその二人を別人が演じることも増えた。
その代わり、「無界屋蘭兵衛」というキャラクターの注目度が高まっていて、
そのきっかけを作ったのはおそらく11年に蘭兵衛を演じた早乙女太一のあまりにも華麗な剣捌きだと思う。
配信で観れるのは2011年「ワカドクロ」と17~18年に連続上演した「花」「鳥」「風」「月」「極」。
個人的に好きなのは「鳥」で、森山未來と早乙女太一の身体能力オバケ二人による殺陣は鬼気迫るものがあるが、全体の流れから言うとキワモノなので2本目にお勧め。
いのうえ歌舞伎。「モンテ・クリスト伯」を翻案し、架空のアジア風世界を舞台にした復讐譚。
上川隆也演じる主人公が自分を落とし入れ親友を殺した相手に復讐する話で、ずっと怒りに目を見開いており怖い。
堺雅人は「ニコニコ顔の最強の暗殺者」という完全に漫画のキャラ立てなのだが、息をつかせぬストーリーの展開によりいつの間にか受け入れてしまう。
このころの中島かずきはこういうどうしようもない人の業により悲劇が加速するような話をやたらめったら書いているのだが、
その、己の業によりずたぼろになっていく人の描き方に容赦がない。
個人的に新感線にはまるきっかけとなった作品なので思い入れが深い。
あと、この作品により稲森いずみが大好きになった。舞台初出演とのことで慣れてはいなかったのだろうがあの細い体で舞台を圧する瞬間に目を奪われた。
音モノ。「五右衛門ロック」「薔薇とサムライ~五右衛門ロックⅡ」「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ」の三部作。
古田新太演じる石川五右衛門が、どっかの島の危機を救ったり、スペインぽい国の危機を救ったり、帰ってきて宝探しをしたりする。
いのうえ歌舞伎的な陰惨さはある程度影を潜めているが、話は冷静に考えると割とヘビー。
ただ、どんなに悲惨な展開で善玉がひどい目に遭って悪者が高笑いしていても、最後に五右衛門かっこよく登場して何もかも解決するので最後はスカっとして終る。
「新感線の看板役者・古田新太」というイメージの具現化みたいな作品だと思っている。決して二枚目ではなく飄々としていて最後に決める。
何か明るい話題はないかと思ったので、俺の好きな戦隊シリーズを挙げていく。
いつだったかDVDで一気観した。何の根拠もなく日本を狙う敵がいい。時には国連安保理まで脅す。巨大化でなく巨大ロボットとの戦闘もいい(デザインも良い)そしてイエローフォーの殉職は忘れられない。
最近公式YouTubeで観た。かつての同胞と戦うストーリーが白眉。もうこのような作品には出会えないのだろうと思うとさみしい。
はじめてリアルタイムで観た戦隊。最近公式YouTubeで観た。一見王道演出だが、流れ暴魔の登場で戦況は一変する。女流れ暴魔キリカが美しい。
戦うトレンディドラマとか言われてるけど、まあ、そう。しかも敵も入り乱れて。それをシリアスに戦隊で作っちゃたのがすごい。トラン(ザ)の最後は衝撃的だった。
拳法をモチーフにした戦闘が良かった。あとオープニングがかっこ良かった。
戦隊モノのお約束を破り続けた作品。それだけに印象に残ってる。ストーリーも素晴らしい。レッドに仕掛けをするのは小林靖子の得意技か。
現在公式YouTubeで配信中。キャラが立ってて見やすく面白い。ウメコかわいい。ジャスミンとともにヒロインが印象深い戦隊。一方で刑事モノらしくハードな話も。この頃になると特撮技術も最近のと比べて古さを感じない。
これまた小林靖子がレッドに仕込んだ仕掛けが光る。オープニングまで伏線に使うとは。
35作品記念のお祭り、だけで終わらない面白さ。これまたヒロインの二人が魅力的だった。殺陣も印象的だった。
最近公式YouTubeで観た(もちろんリアルタイムでも観てた)。戦隊モノのお約束にとらわれない自由な設定が良かった(リアル志向?)。小林靖子のレッドに仕込んだ仕掛けも光った。
1番を決めるのは得意じゃないが、ベスト作品といっていいくらいとにかく面白かった。7人それぞれの生き様が交錯する様は印象に残った。現在テレビ埼玉で放送中。
ジャニーズ事務所のグループが番組の企画名を「Aぇ剣乱舞」にしたら審神者(刀剣乱舞のオタク)がキれ、現在進行形で炎上している。
審神者いわく「名前を勝手に使ったのに企画内に『刀剣乱舞』の要素がなく単にアイドルが殺陣をしているだけなのは『刀剣乱舞』への冒涜」なのだそうだ。ジャニーズは終わったと断定し出す者、謝罪を要求し出す者、堪忍袋の緒が切れたのか審神者を煽り返すチンピラみたいなジャニオタなどが次から次へと現れカオス状態である。
ヲチってて非常に面白い。ジャニオタでも審神者でもないので興味深い娯楽として今回の炎上を消費している。
でも疑問が一つ。
審神者サイドは「本家とは掠りもしない企画で勝手に名前を使うのは本家への冒涜」という論理でジャニーズサイドを殴ってはいるが……。
刀の名前で検索すると刀の名前を勝手に使っただけのポルノがヒットする現状について、ジャニーズにキレ散らかしている審神者は一体どう思っているのだろうか?刀の名を冠しただけのイケメンがセックスしたりイチャイチャする単なるBLポルノと化している二次創作物も少なくはない中で、彼女らはなおもジャニーズサイドを殴るのだろうか。あ、夢もあるか。まあ夢についてもだいたい同じだが。それとも今回キレ散らかしている層とこれらの二次創作物を消費している層は異なるのだろうか。
不思議だなあ。
【前提】これは刀ステのほぼ全演目を時にライビュ時に配信時に現場で見た上で基本的に末満さんとはセンスが合わないと思っているオタクによる悪口である
【おことわり】
・嫌なら観るなについて→刀剣乱舞のファンとして「今度こそは」の期待とか一度追いかけ始めたものから退却できないサンクコスト効果とかで引くに引けないんですよ
(1)長い。中だるみする。ちょくちょく挟まれる殺陣のせいで話が分からなくなる。
しょっぱなからアレですがこれは仕方ないと思う。上演時間ありきで脚本作るから。
殺陣については私のアクション適正が低い。アクションを見慣れてない人間って殺陣が始まると
・「とおけんだんしが敵とたたかってるー!がんばえー!」くらいにIQが下がる
・戦闘の背景にある対立構造、誰と誰が何故(何を賭けて)戦っているのか等の情報を認識できなくなる
刀剣乱舞を題材にしている上殺陣を特に売りにしてるステで殺陣を減らすわけにも行かないのも分かるのでこれも仕方ないとは思う。アクション適正上げてから来いってね。
(2)台詞が頭に入って来ない
末満さんの詩情が体質に合わない(完)
これに尽きてしまうとは思うんだけどもう少し悪口を。末満さんって滅茶苦茶台詞量多くないですか?一つ一つの台詞も長いし。青空のような人ってなんやねんいいこと言ったような雰囲気で無理矢理まとめんなて。
筆者は小説でも長い台詞や長いモノローグを嫌うのでマジで合わない。長台詞はここぞの一回くらいしか許されないと思ってる。心情の説明を台詞やモノローグに頼るのならもうそれは物語の形を取る必要はなくて増田で長文語りしとけよって思う。舞台で物語をやるのなら、物語の展開からキャラクターの心情を追えるように手を変え品を変え尽力するのが職人の仕事だと思ってる。
(3)複数ラインの物語を同時並行する割にそれらが交錯しない。一つの物語でやる必要あった?一時間の舞台二個やればよくない?って思う。
①秀頼と一期の「自分は誰であるのか」という物語…秀頼「自分は秀吉の作った天下の上のお飾りに過ぎないのではないか。自分が本当に秀吉の子であるかも定かではない。自分は本当に天下に立っていていいのか」→太閤から秀吉との繋がりを保証された上で「これはわしの戦だ!」・一期「弟がいてようやく成立する兄としての自己像以外に依って立つところがない」→「歴史を守るのが私の使命だ」(一期の物語誤読してるかも。すまぬ)
②弥七や真田信繁の「歴史に抗いたい」物語…しにたくヌェ〜〜ってやつ。序盤家康が「お前の知るわしがわしの全てではない」(物語は語り手の視点や恣意に影響され、ある事柄を完璧に語り尽くすことは不可能)からの諸説の可能性の提示からの決められた物語に納得いかね〜〜俺は後世のお前らの語る歴史のための駒じゃね〜〜俺の闘志を無かったことにすんじゃね〜〜ってやつ
関連性のない複数のストーリーラインが(殺陣や長台詞をガンガン交えて)同時進行するからま〜〜〜〜じで集中力途切れるし作品全体も散漫な印象になる
あと細々したところで家康の戦への欲求とかね。正直家康のあのキャラ付けは加州の見せ場作りと三英傑の物語やりましたってアリバイ作りのためとしか思えない。ちなみに戦への飢えについての話は義伝でもうやってんですよ……再利用かよ……
諸説に逃げて生き延びればそれで良いってなんか随分控え目だけどそれこそミュのみほとせの信康みたいにコソッと逃げればよくない?弥七が言ってた通り諸説の余裕があるならその余裕に自力で滑り込むことは可能では?史実を守る本能に導かれた刀剣男士にナイナイされちゃうの?そっかあ……
「生き残りたいポン!」「諸説に逃げるポン!」「俺らを助けるオリジナル刀剣男士作るポン!」「だから逸話集めのために刀剣男士斬るポン!」「だから派手にドンパチ起こして刀剣男士誘い込むポン!」って論理の飛躍を感じる。
(5)物語の恣意性、物語無き物の物語、無かったことにされた物語についての話はもうやってるんだよなあ……
ミュのむすはじとあおさくでやってるんだよなあ……
今作で特に別解を出したわけでもなく、ただ無かったことにされた物/者たちの憤りにスポットライト当てたところで終わってるし
三日月と山姥切国広と結の目となんやかやを巡る時空SFっぽいやつ
ようわからん(完)
基本、作中の本筋に関わらず、また作中で解決されない謎って作品鑑賞のノイズになると思うんですよ。ステはこの謎と三日月の行く末を全作品を通してのサブストーリーにしていますが。
ちゃんと考察しつつ追ってればワクワクするんだろうけど。いや連載モノなら○○編をやりながら全体としてはワンピース探したり黒ずくめの組織追ったりするのが普通なので別に刀ステが下手打ってるとは言い切れませんが。
ただね〜〜〜〜やけに難解だし時系列スターウォーズ形式だし末満さんは意味深キーワード大好きだしですっきりしなすぎて私にとってはノイズなんすよ。公式で解説本出してくれ。図解してくれ。
そもそも作中での情報開示渋ってファンの考察に委ねるのやめてくれ。本能寺再演で左右逆とかキャス変にも意図があるとかそういうのほんといいんで……そういう場外戦が許されるのはエヴァだけなんですよ……
まあ昨今はインターネットやSNSのお陰で場外戦が盛り上がりやすくなっているから、そういう作り方もアリ寄りのアリなんでしょうが……
ツイッターで考察読んでもいまいちわからんってか読む気も失せるのよ……結の目ってなんなんだよ……
「史実に存在してはいけないもの」を登場させたから物語内で回収しないといけないのは分かる。でも集団自決からの無駄死にって雑じゃね?てか登場させる意味あった?物語ある刀剣を遡行軍が回収したポン!って次作への伏線のためか?
これはどちらかというと過去作、悲伝や慈伝への悪口ですね。維伝以降大分気にならなくなった。登場されるためだけの登場シーンが多いし「このシーンは大般若じゃなくて小夜の方が当人の性格や来歴踏まえて相応しいだろ」(キャラは適当です)みたいなシーンが頻出してた。
今回はまあ……主人公の一期とそれを支え受け止める弟二振り、一期とシンクロしてアイデンティティに悩む秀頼、一期と秀頼に秀吉のことを話してなんかいい感じにする太閤、江戸の終わりに物語を持つ者として江戸を始めた家康に対峙する加州、今回の主人公ではないけどシリーズの主人公である山姥切国広という具合でそれぞれに役割があったかな。宗三は必然性に劣るけど、一振くらい作品中の葛藤から距離を置いて渦中のキャラを諌めたり助けたり話を進めたりするゲリラサポーターキャラがいるのは悪いことじゃない。
(9)加州顔濃ッ
ごめんて
ごめんけどキュートでけだるく飄々とした加州というキャラクターからキュートが抜け落ちてただのハンサムになってんだよな〜〜〜〜いや演技は良かったよ全然加州だった
ただ加州っぽい媚びがなかった。まあ主の前じゃないから当たり前だけど
ただただHandsomeになっていた
「愛されっこないよね」とか言われても「せやな……お前は多分愛する側やな……」って言いたくなるくらいハンサムだった
【よかったところ】
ステアラをよく活用してた。クライマックスの360度の戦闘を次々見せる場面はとても華麗だった。
弥七が健気でかっこよかった
ぶっちゃけた話さぁ、フェミニストが鬼の首レベルな高予算男性向けと低予算女性向けをやり玉に挙げたわけよ。
前者はCCさくら。NHKとか多少はアクションがある言い訳してもね、後者が封神演義 藤崎竜なのよ。
それは流石にまずい。「本来の男性向けは封神演義だろ」とつっこみを入れたところで女性冷遇という事実は変わらんわけよ。
何しろ、アクションというのは金食い虫という一般常識を巧みに突いた吊し上げだから。
そう、「女性向けに対する偏見」が表沙汰になった反面、いつまでも<アクションフォビアファシズム>は通用しないという現実が左翼に突き付けられている。
韓国のやることなす事、軍隊 徴兵制 核兵器 表現規制 何でもかんでも「韓国は素晴らしい、日本も見習え」とイキリまくっている連中がとうとう「韓流アクション最高」を剥き出しにしちゃっているわけよ。
朝の通勤中電車でTLを見てたら推しが今夜配信をやると告知していた。
次の瞬間「あ、もういいや」と何のためらいもなく推しの有料チャンネルを解約した。
五年も追いかけてたのに未だに何の感慨もなく自分でも不思議に思う。
その後彼の出ている知らない2.5舞台を見に行ったりと気がつくと追いかけていた。
私は二次元オタク兼舞台オタクだった。東宝四季新感線etcと面白ければ何でも見ていた。
下手に目が肥えていたせいもあり、最初は何でこの人がこんなに気になるのか
表情は変わらないしセリフは棒だし動きは硬い。
殺陣やアクションもスピード感がなく見てて退屈だったし、実際演出家から期待もされて
いないんであろう、彼の見せ場は他の役者に比べるといつも少なかった。
ただ集客力だけはそこそこあり、そこに不安のある舞台にメインではなくサブキャラとして呼ばれることが多かった。
全国制覇を目指す○○部のレギュラー…ではなくマネージャーとか
大人気アイドルグループのメンバー…ではなく一話限りのゲストキャラとか
メインを演じられたのは片手で足りるほどで、その数少ないメインも
客入りが振るわなかったのか原作を完走する前に無理矢理完結させられた。
ここ数年は2.5のサブキャラと身内の小劇場を交互に年に数本こなすばかりで正直飽きてはいた。
反復横跳びばかりで上にいかないというか。
推しに役者として成長してほしかったが、五年見ていてそれを実感する機会はほとんどなかった。
顔がいいスタイルがいい声がいい歌が上手いと散々言われ、強力な武器をたくさん持っているのに
演技は相変わらず、歌はちょっと上手いカラオケレベルでミュージカル歌唱ができる訳でもなく
他の若俳が次々に声優業で成功している中、端役をちょっともらって以来声優業もご無沙汰。
映像にも出てないし2.5で新しい大きな役もない。刀剣男士にもなれない。
先輩面して可愛がっていた後輩たちが次々とドラマに特撮にアニメにソシャゲに帝劇にと躍り出ていく中
生き馬の目を抜く芸能界でポジションをキープしているだけでも大変なことだとは思う。
でもこのまま歳を取れば2.5の需要はなくなるしその後はどういうキャリアを積み上げるつもりなんだろうか。
3040でも帝劇までいきつつ2.5とも上手く両立している役者はいるがあくまで帝劇レベルの実力があっての2.5での需要だろう。
推しはそもそも帝劇何それ美味しいのレベルだ。帝劇が何かすら知らないと思う。
(そもそも2.5ミュージカルといいつつ出ている役者の大半はミュージカルに興味もないし本物(と敢えて言う)を見てないのもおかしな話だと思う。
部活でやってる中学生だってプロ野球やサッカーを見るだろうに)
この先30も半ばを過ぎたら初代テニミュで活躍してたあの人とかその人みたいな
映像のチョイ役や地味な小劇場メインの役者になるんだろうなーと想像がついてしまった。
そしてそれはつまらないなと思った。そしてあの朝がきた。そういうことだ。
私の想像なんて軽々と裏切ってほしいけど多分それはないだろう。
せめて刀剣男士にはなれるといい。そしたらまた見に行こうと思う。