はてなキーワード: 写楽とは
OSK日本歌劇団のレビュー「春のおどり」を見てきた。こういうの。 https://enterminal.jp/2022/03/osk100th-harunoodori-tokyo/
かげきしょうじょとかスタァライトとかでアニメでも宝塚っぽいのが最近よく出てくるから、ここらで一丁レビューってのはどんなものなのか見ておくのも悪くないかなという気持ちで見に行った。なお自分は、かげきしょうじょもスタァライトも序盤だけ見て合わないなと思って投げた。
OSKの存在自体よく知らなくって、宝塚以外のなにかが存在するらしいというのだけはうっすら知っていた程度。今年創立100周年らしい。調べてみるとだいぶ紆余曲折というか艱難辛苦を乗り越えてきていて、一度は完全に潰れたりもしていた模様。そもそも少女(女性)歌劇というジャンル自体が絶滅危惧種で、宝塚は相当に特殊な事例らしい。
今回の場所は新橋演舞場。ここは銀橋はもちろんないけれど、その代わりちゃんとした花道のある舞台。花道あるなぁと思っていたらレビューでガンガン花道活用しててびっくりした。渡辺さらさはこっちに来ればよかったのでは。
レビューは2部構成で、前半が和風、後半が洋風になっていて、特に前半の和風レビューは印象が鮮烈。日本舞踊から始まって吉原を舞台に歌舞伎の名場面をモチーフにした殺陣。集団での群舞と続く。舞台も衣装も歌舞伎のようなしつらえなのに、かかってる音楽はわりとロックで、しかも当然全員女性。なんだかとても不思議なものを見ている気がして面白かった。花道ではしごを二つ組んで脚立状にして、その上に登って見得を切るのとか派手で良かったし、途中で「しゃらくせえ」が口癖の写楽が出てくるのだけれど、そのあたりはちょっとストーリー仕立てになっていて飽きさせない工夫を感じた。
個人的には踊りだけをずっと見続けるのはちょっと飽きるので、多少お芝居的な要素がある方が好きだなと思う。後半はほぼ踊りだけだったので、少し退屈さも感じてしまった。
お客さんはわりとご高齢の女性が多い印象。ただこれは行ったのが平日だったからかも。あとは本拠地が関西だから、そっちではもっと若いお客さんも多いのかも知れない。
100周年のチラシで昔の写真見ると、若い子をたくさん並べて当時にしては露出多めな感じのショーも見せるような雰囲気もあって、昔はちょっと前のAKB(ポニーテルとシュシュとか、ヘビーローテーションとか、下着みたいな衣装でMV作ってた頃)みたいな雰囲気だったのかも。実際、浅草に本拠があったSKDなんかはセクシー路線に傾倒した結果、女性人気が獲得できずに解散したってウィキペディアには書いてあったりしたし(youtubeで探してみると、こんな感じ https://www.youtube.com/watch?v=-kfAuAzmG_Q)。ラインダンスは今回もやっていたけれども、あれって本当に今でもやる意味があるものなのだろうかとも思ったりした。まあ、バニーガールっぽい衣装で踊る人たちは迫力があって、それはそれでよかったとは思う。
小説の書き出しを愛でる、という趣向がある。例えば、フランソワーズ・サガン『悲しみよこんにちは』の書き出し、
「ものうさと甘さとがつきまとって離れないこの見知らぬ感情に、悲しみという重々しい、りっぱな名をつけようか、私は迷う。 」
であれば、楽曲の歌い出しを愛でる風潮があってもいいじゃないか。というわけで、いくつかいろいろな意味で気に入っている歌い出しを挙げていく。
平易な文だが、わけがわからない。「バスの揺れ方で」「人生の意味がわかった」「日曜日」。それぞれの繋がりに全く論理性がない。飛躍も飛躍。猛スピードで爆走するバスが聴き手を置いてけぼりにしている。行間を読む力が試される。
さらに難解なのは、次段である。「でもさ」と逆説になっている。そこにいるのは「運命の人」である。運命に対して逆説で語るかね。ちょっとした諦めみたいなものさえ感じられる。果たしてこれはラブソングなのか?
だいたいにして、歌詞の序盤で唐突に出てくる「運命の人」という重要且つ雑なフレーズについて、以降の歌詞で全く説明されない。繊細な歌詞を書くスピッツのことだから、これは意図的にやっているとしか思えないのだけれど、だとすればますます謎は深まるばかりだ。
スピッツ屈指のポップな名曲だが、歌い出しからしてわけがわからない。それを含めて名曲たる所以なのかもしれない。
「あたしの髪が伸びて驚くほど久しぶりになってしまわぬ様に
昨日より少しだけ多めにあたしのことを考えてほしい」
aikoは曲も素晴らしいが、歌詞も素晴らしい。一番好きなのがこの曲である。
歌い出しの部分、要するに「ずっと好きでいて」ということを言っている。西野カナならそのまま「ずっと好きでいて」と歌うか会いたくて震えるだろう。だが、aikoはたったそれだけのことを、これだけの文量で詩的に語っている。胸に迫る。
その続き、
「初めて逢った日にもう一度逢いに行って そしてまた同じ様に
ぎこちなく合った目の奥にいるあたしを愛して欲しい」
これは要するに「ふたりが初めて出逢ったあの日を思い出してね」ということを言っている。実際に西野カナは「トリセツ」で「ふたりが初めて出逢ったあの日を思い出してね」と歌っている。しかしaikoはたったそれだけのことについて、何でこんな奥行きのある言葉が思いつくのだろう。
ちなみに、私は西野カナのことが嫌いなわけではない。西野カナはメロディーにいい感じの歌詞を乗せる技術に関しては天才的だ。BGMとして心地よく聴ける。
「酒、飲ます」
アルバム『GO』の一曲目の歌い出しでいきなりこれである。聴きながら「おや、歌い出しが『酒、飲ます』って聞こえるな」と空耳かと思って歌詞カードを確認したところ、紛れもなく「酒、飲ます」であった。助走もなくいきなり飲んでる。
ついでに言えば歌詞の続きは「学校は最近どう?」であり、誰に酒を飲ませているんだ。
もう食べられるところはないんだ」
最近一番インパクトがあったのはこれである。爆笑した。巨大生物って何だね。メロウでバラードと言ってもいいほどの楽曲で、タイトルに「Confession」とか仰々しく付けられているにも関わらず、歌い出しでこれ。
ももすももすという人は、メランコリック写楽というバンドの元ボーカルももすのソロ名義である。メランコリック写楽時代を含めてほぼ全ての楽曲で作詞作曲編曲をこなしている。それにしたってメランコリック写楽とは何だ。ももすももすってなんだ。ロンゴロンゴかよ。
余談だが、相対性理論以降、ポップな楽曲にかわいい系のボーカルが意味不明な歌詞を乗せることを特徴とするアーティストが散見される。最近だとネクライトーキーとか。もしや遡れば椎名林檎「丸の内サディスティック」に行き着くのかもしれない。何だ歌い出しの「報酬は入社後」って。
こういうジャンルにそろそろ名前が欲しいと思うものの、名前をつけてしまったら陳腐だなとも思う。
You say stop and I say go go go.」
ポール・マッカートニーの作品である。甘くポップな曲調に、上記のような特に意味のないような平易な歌詞が乗せられる。
この曲に対してジョン・レノンが「君の曲には主義主張ってものがないからだめなんだ」みたいなことを言ったらしいけれど、個人的に、音楽は主義主張を抜きにしてポップであればあるほど好ましいと思っているので、この曲は私の中でポップ賛歌みたいな位置づけとなっている。
歌詞も気が抜けていていいじゃないか。ゴーゴーゴー。何も考えずに聴けて幸せになれる珠玉の一曲である。
※
この歌い出しが好き、意味わかんない、笑える、などあれば教えてほしいです。
伝えたいことが上手く書けてない気がするので、もうちょっと追加で書く。
そもそも、美人画=美人というのはちょっと違って、ちょっとじゃないか、まるっきり違って、美人画は特殊。
まず、こちらを見てほしい。
浮世絵ではない。
眼球をおさめる眼窩のくぼみ、頬骨、顎の丸み、それを想像できるのはもはや特殊能力だと思う。
だから、フィギュアを作る造形師というのは、絵師以上の才能だと思うんだよ。
そんなわけで、次にやっぱり浮世絵の世界でも美人画は特殊という話につなげていきたいのだけど、そもそもウキヨエって時点で特殊に思われてしまうので、まずその色眼鏡を外してもらいたい。
じゃあ、下の写楽の絵を見てほしい。(浮世絵の中でも写楽は特殊と言われりゃそれまでだが)
https://data.ukiyo-e.org/bm/images/AN00521343_001_l.jpg
ディプレイに表示されたら、右手の親指と人差し指でリングを作り、リングの中に口元だけが見えるようにサイズと手の位置を調節する。
鼻のライン、口のラインから、小鼻の膨らみ、顎にかけての丸みがちゃんと理解できるのがわかるだろうか?
線一つない白塗りの頬に、頬骨がせり出して涙骨とつながってるのが見えてくるだろう。
なんといっても鼻の線どりが見事だ。
最小の線で、小鼻の膨らみを画面につくってる。
小鼻の丸みの中の小さな平面、小さな平面と丸みの連続を見事に!
その線を脳内補完して、延長すると、頬骨、顎、おとがい、すべての凹凸が見えてくる。
いやはや、いやはや、これが写楽!
輪郭線が薄墨色でかなり薄い。
バックは黒なのに、光っている(画面ではわからないが、雲母(ようするに微細な天然ガラス)を砕いたものを敷き詰めてる)。
薄い色の輪郭線と、黒なのに光るバック、これが意味するところは、つまり!
スポットライトがない時代、薄暗い芝居小屋に役者が登場したところ!
窓から光が差す。光を浴びて白塗りの役者の顔がハレーションを起こしてる。その瞬間!
どうだろうか。
恐ろしく写実的であるのに、禍々しく怪しい力を放つ手元、感情がにじみ出た表情、素晴らしく感じないだろうか。
他方、歌麿を見てみよう。
https://data.ukiyo-e.org/aic/images/79632_350913.jpg
どうだろうか?
ちょっとこれは立体造形が難しい。
美人画だ。
アニメの絵のつぶれた鼻を、薄すぎる唇を、あれが実物だったら美人と呼べるだろうか?
否!
同じように、目が大きいほど、二重がはっきりしているほど美人というのは間違いだ。
ところで、この手の記事を書くたびに、浮世絵への情熱に驚かれてる人がけっこういるけど、知り合いのオーディオマニアはもっとすごいよ。
あれは魔道。沼。
http://anond.hatelabo.jp/20160107125638
暦の上では今日が成人の日なので、「成人式って出た方がいいの?」のはてブのコメントで酒を勧めているコメントを抜き出して簡単に検索できるようにしてみました。検索はGoogleとAmazon。例によって、全ての検索結果を確認している訳ではないので、見つからなかったら検索ワードに酒とかを加えてみてください。本当は、Amazonのリンクにアフィリエイトを貼りたい。でも、やっぱり人の褌で相撲を取るようなイメージがあるのでやらないことにしています。増田の文字数制限に引っかかっているので4部構成です。では、どうぞ。(プレビューだと2分割でいけたのだが、登録すると文字数制限に。というわけで4分割に。ちょっと迷惑?)
はてなID | コメント | 検索ワード | Google検索 | Amazon検索 |
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sugimurasaburo | やさぐれていたので競馬場に行ってました。「天覧山 古酒」 | 天覧山 古酒 | (G) | (A) |
trini | 馴染みのある土地じゃないし、地元じゃなかったから行ってない「黒よかいち芋」 | 黒よかいち芋 | (G) | (A) |
random_walker | 当時成人式の翌日が数理論理学(必修)の試験だったので行かなかった。/単位は落とした。/ブラックニッカディープブレンド | ブラックニッカディープブレンド | (G) | (A) |
renkon01 | 知り合い居ないし行っても無駄と思ったので/ピーチツリー・フィズ | ピーチツリー・フィズ | (G) | (A) |
adramine | 中学の担任含め二十数名まとめて酔い潰したが、最後には前後不覚になった思い出しかない。でも、今は酒飲まないからそういう事も無いのかなぁ……。百十郎か富久長 | 百十郎 | (G) | (A) |
adramine | 中学の担任含め二十数名まとめて酔い潰したが、最後には前後不覚になった思い出しかない。でも、今は酒飲まないからそういう事も無いのかなぁ……。百十郎か富久長 | 富久長 | (G) | (A) |
watatane | まぁ人生の思い出作りの一部として行ったほうがいいんだろうなぁ、ちょっと後悔してる/パンクIPA | パンクIPA | (G) | (A) |
deneb-y | 行った。けど シーバスリーガル12年 | シーバスリーガル12年 | (G) | (A) |
tamilele | 出たけど所用で途中退席した/志賀高原ビールの山ぶs(途中) | 志賀高原ビール 山伏 | (G) | (A) |
QJV97FCr | 前日まで行く気満々だったけど朝起きたらダルかったから行かなかった。人生において何も支障はなかったよ。「秩父錦しぼりたて」 | 秩父錦しぼりたて | (G) | (A) |
c_shiika | 成人式の次の日が授業だったんで地元に帰れなくって、知らないところで成人式に出るのもめんどくさいしって思って部屋で昼寝してましたけど、前に飲んだ写楽って日本酒がおいしかったです。 | 写楽 日本酒 | (G) | (A) |
kuzira4ever | 行ってない 「福寿」って日本酒正月に飲んだけど美味かった | 福寿 日本酒 | (G) | (A) |
guinshaly | 写真だけ撮った「南部美人 糖類無添加梅酒」 | 南部美人 糖類無添加梅酒 | (G) | (A) |
kosui | ラグビーの日本選手権見てたわ/ペールラバのブランとか… | ペールラバ ブラン | (G) | (A) |
merico2404 | シャーリテンプル(飲めない)/同級生ヤンキーばっかで恐かったのでゲーセンでポップンしてました | シャーリテンプル | (G) | (A) |
koenjilala | 成人式も、大学の卒業式も行かなかったけど、特に後悔はないよ。お金と時間がかかる儀式って、とことん嫌いなのよね。20歳くらいによく飲んでたお酒は「電気ブラン」だよ-☆ | 電気ブラン | (G) | (A) |
hiruhikoando | 「成人式」と「大雪」と「翌日、センター」はセットとなっていたんだよなあ。さすがにセンターは日程移動したが。「2浪は人扱いされない」根拠の一つ。/オールドエズラ12年。値段を倍にしてもまだお釣りがくる旨さ。 | オールドエズラ12年 | (G) | (A) |
NORITA | めんどくさいと思って行かなかったら友人数人から「なぜいないんだ」と電話がかかってきた記憶 /「而今 特別純米」 | 而今 特別純米 | (G) | (A) |
mocchi_rie | 不登校だったし、同級生とそんな仲良くなかったから出てないけど、そんな後悔はしてないな。オススメは金鼓の濁酒。ドロドロのどぶろくだけど、甘すぎず味がしっかりしてて、米食べてるみたいで超美味い。 | 金鼓 濁酒 | (G) | (A) |
rotting_corpse | 行ってないし後悔もない。ただ後悔できるような過去があればよかったのになとだけ思う/ウメッシュ | ウメッシュ | (G) | (A) |
type-100 | 人気一ってメーカーの酒が好きでね/地元の同世代と縁が切れてたのと、大学で用事があったので行かなかったな。行ったら行ったでなんぞ楽しめたのかも知れんが。 | 人気一 | (G) | (A) |
nomitori | 日本酒あんまり得意じゃないけど鳳凰美田と而今ってやつのはどれも美味いと思っただ。 | 鳳凰美田 | (G) | (A) |
nomitori | 日本酒あんまり得意じゃないけど鳳凰美田と而今ってやつのはどれも美味いと思っただ。 | 而今 | (G) | (A) |
arisane | 岩手から地元鹿児島に戻って出席したけど、小中高の同窓会が一気にできて楽しかったぞ。中学のクラスメイトがホリプロに入っててカメラマン連れてた記憶ある / 美味いし贈り物としても喜ばれる「薩摩宝山 福寿」 | 薩摩宝山 福寿 | (G) | (A) |
mobanama | スピリタス。鷽。当時はシャルトリューズの緑が好きだったかも。そんなもん、出なくてもいいんじゃね。ぶくまで「心残り」とか書いてあって、何の?と素でおもた。人によるんだね。 | スピリタス | (G) | (A) |
mobanama | スピリタス。鷽。当時はシャルトリューズの緑が好きだったかも。そんなもん、出なくてもいいんじゃね。ぶくまで「心残り」とか書いてあって、何の?と素でおもた。人によるんだね。 | 鷽 | (G) | (A) |
mobanama | スピリタス。鷽。当時はシャルトリューズの緑が好きだったかも。そんなもん、出なくてもいいんじゃね。ぶくまで「心残り」とか書いてあって、何の?と素でおもた。人によるんだね。 | シャルトリューズ 緑 | (G) | (A) |
Arturo_Ui | ストリチナヤ(ウォッカの銘柄)を冷凍庫(<<冷蔵庫ではない)で冷やして頂くのが大好きです//なお欠席した経緯は、泥酔して帰宅した際、入場ハガキを破り捨てたから。まあ地元の友人は少なかったし特に問題もなし。 | ストリチナヤ | (G) | (A) |
YukeSkywalker | キャプテンモルガン。 | キャプテンモルガン | (G) | (A) |
naoya | やまとしずく 純米吟醸 | やまとしずく 純米吟醸 | (G) | (A) |
amazu81 | 能古見 | 能古見 | (G) | (A) |
usaginokainushi | 天吹の大吟醸と新政の26BYとかいうやつ。/数人の方があげている而今も好き | 天吹 大吟醸 | (G) | (A) |
usaginokainushi | 天吹の大吟醸と新政の26BYとかいうやつ。/数人の方があげている而今も好き | 新政 26BY | (G) | (A) |
papaopao | ディズニーのあるとこだけど熱出して行けなかった。行けなかったのは別になんともだけど、世間話で出身地の話題から成人式の話はよく出るので行かなかったというとなんか怪訝な顔されるラフロイグ。 | ラフロイグ | (G) | (A) |
mukudori69 | 宮城の日高見、高知の酔鯨、秋田の春霞・翠玉/いや出たしそのあとの飲み会も普通に出たけど。かといってそれが貴重な体験だったともおもわぬ | 宮城 日高見 | (G) | (A) |
mukudori69 | 宮城の日高見、高知の酔鯨、秋田の春霞・翠玉/いや出たしそのあとの飲み会も普通に出たけど。かといってそれが貴重な体験だったともおもわぬ | 高知 酔鯨 | (G) | (A) |
mukudori69 | 宮城の日高見、高知の酔鯨、秋田の春霞・翠玉/いや出たしそのあとの飲み会も普通に出たけど。かといってそれが貴重な体験だったともおもわぬ | 秋田 春霞 | (G) | (A) |
mukudori69 | 宮城の日高見、高知の酔鯨、秋田の春霞・翠玉/いや出たしそのあとの飲み会も普通に出たけど。かといってそれが貴重な体験だったともおもわぬ | 秋田 翠玉 | (G) | (A) |
takiguchi_t | 楢の露 | 楢の露 | (G) | (A) |
irodori_kotori | おばちゃんは成人式の日に関東では珍しい大雪になって、振袖で山の上の会場に行くのを断念したわよ!友達も皆そうだったから後悔とかない。/ZIMA好き。 | ZIMA | (G) | (A) |
confusion8 | 鳳凰美田の燗酒 | 鳳凰美田 燗酒 | (G) | (A) |
kiwi-1680 | 佐渡ヶ島の真綾 | 佐渡ヶ島 真綾 | (G) | (A) |
dusttrail | 成人式は出なくていいけど女なので振袖借りて写真ぐらいは撮っておいてもよかったかなーと思スミノフアイスグリーンアップルまあそんな金あるなら父ちゃん母ちゃんにごちそうでもしてあげるのがいいかも。 | スミノフアイスグリーンアップル | (G) | (A) |
trash__box | 醸し人九平次 純米大吟醸・別誂 | 醸し人九平次 純米大吟醸・別誂 | (G) | (A) |
oplika | 出たけど会場満員だったらしくて外で駄弁ってた。/大吟醸北雪、白岳しろ | 大吟醸北雪 | (G) | (A) |
oplika | 出たけど会場満員だったらしくて外で駄弁ってた。/大吟醸北雪、白岳しろ | 白岳しろ | (G) | (A) |
sweetmusicjp | 新宿区ですが地元に友だちがいなかったので不参加でした。特に後悔なし。七本槍や松の司と鮒寿司で乾杯。 | 七本槍 | (G) | (A) |
sweetmusicjp | 新宿区ですが地元に友だちがいなかったので不参加でした。特に後悔なし。七本槍や松の司と鮒寿司で乾杯。 | 松の司 | (G) | (A) |
zazu0311 | 出なくても人生に大きな支障はなさそうだから、出たければ出ればいいし出たくなければ出なくていいんじゃないかな。ぼっちが行ってもつまらなそうだし個人的には興味ない。好きなお酒はモスコミュール。 | モスコミュール。 | (G) | (A) |
cartman0 | プレモル | プレモル | (G) | (A) |
昨年急に浮世絵に目覚めた人です。
http://anond.hatelabo.jp/20150815210249
これに対して、
http://anond.hatelabo.jp/20150816024827
こんなエントリを返してみたのだが、風景画などに比べると、人物画は、少なくとも浮世絵というジャンルにおいては、日本は独特の様式で進化してるように思う。
ここで、それについて説明していきたい。
日本人のアイデンティティに関わる部分が多く、絵だけでなく、できれば安保やSEALsにも話を展開できればなんだが、とりあえず筆にまかせて書き綴っていく。
ここで、見てもらいたいのは、ルフィが市川猿之助に似ていないこと。
なぜだろう?
「なにを言っているんだ?」「ワンピースの絵でありゃよくて、役者に似せる必要などないだろ」
その通りだ。
ワンピースであることが大事であり、尾田絵であることが大事であり、役者の顔など関係がない。
ナミもロビンもオッサンが演じるわけだが、オッサンにする必要はないのだ。
役者絵とは、舞台看板に由来するため、元来似せる必要がなかった。
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狭い意味で言えば、鳥居派の絵こそが公式な絵、ワンピースで言えば尾田の絵であり、この後隆盛を誇る勝川派や歌川派の役者絵は、非公式なアンソロジーみたいなものである。
絵はすなわち、歌舞伎の様式美、世界観、江戸の空気を体現したものではならない。
ゆえに、役者絵に描かれる人の顔は、あのように似ていなかったのである。
似絵、似顔絵という、役者に似せた絵にたどり着き、2人の共著の一冊の絵本は世界を変えた。
勝川春章
この二名のうち、勝川春章のほうは歌舞伎の世界観、様式美との調和に成功し、商業的にも成功、多数の弟子をとり、勝川派という一派が出来る。
http://data.ukiyo-e.org/aic/images/95101_482279.jpg
顔のみならず、肢体まで正確なデッサンを基本に描いているのがよくわかる。
歌舞伎の雰囲気をそのままに、デッサンは正確、一世を風靡する。
彼は印に「画中造化」(造化とは造物主、天地の法則のこと)を用い、絵の中に神を宿すという気概があったんじゃないかと俺は思う。
ちなみに、葛飾北斎は勝川春章の弟子であり、若い頃は勝川春朗を名乗っていた。
面白いことに、この顔を対象に似せて描くというムーブメントは、男性の顔に対してだけである。
http://ginjo.fc2web.com/208sanoyama/tanikazw_otaki.jpg
歌舞伎の女役ならば、オッサンにするわけにいかないのはわかるが、町娘書く場合であっても、テンプレ顔。
正確にはテンプレ顔のなかにも表情はあるのだが、男性がデッサンを基づく顔で、立体造形は可能なのに対し、女性の顔はおそらく3D化できない。
スネオの髪型やカイジのの顎ほどではないが、この顔は立体造形が難しい。
女性の顔については、この後に続く喜多川歌麿については外すことができないのだが、こんかいのエントリでは男性の顔に主題を起きたい都合上、また別の機会にかかせてもらう。
続いては、やはり東洲斎写楽と歌川豊国について触れないわけにはいくまい。
先に写楽に触れよう。
東洲斎写楽、聞いたことはあってもなにがどう凄かったのかを説明できる人は少ないと思われる。
http://data.ukiyo-e.org/aic/images/97845_505370.jpg
http://torinakukoesu.cocolog-nifty.com/blog/photos/uncategorized/2010/03/13/sc153602fpxobjiip1.jpg
Webで調べると、「強烈なデフォルメ」と表現されるが、簡素な線は実は正確に人の顔を捉えている。
小鼻の膨らみから、顎の厚みから、少し線を書き足すだけで全て補完可能で、輪郭線の修正は必要ない。
芝居小屋の闇を表現したかのような黒バック。この黒バックは光を当てるとキラキラと光る仕様になっていて、芝居小屋の闇の中で白塗りの人間にスポットライトがあたったような臨場感を醸し出している。
実際、写楽は売れなかったらしい。
なんの実績もないし素性がわからない新人が豪華なデビュー、しかも大コケしているにも関わらず次々と新作発表。
よくみると上手いのにぱっと見で下手、よくみると下手なのにぱっと見では上手い、正確なデッサンの部分があるのに、全体だと崩れた感じ、当時の常識ではありえない色彩感覚、いまだに正体は謎である。
ところで、写楽は商業的には失敗だったが、画家たちへの影響は確かにあった。
写実とデフォルメの高次元の融合、舞台化粧、舞台の緊迫感を受け継いだのは、たとえば
歌舞妓堂艶鏡
http://nichibi.webshogakukan.com/yorozu/kabukido_350.jpg
http://dejimashoten.sakura.ne.jp/bookimages/359787.jpg
歌川豊国の役者絵とは、ひらたく言えば二次元絵、アニメ漫画の絵の祖になる。
勝川派の始めた写実の路線から、再び二次元絵に舵を切ったとも言っていい。
http://data.ukiyo-e.org/ritsumei/images/Ebi0124.jpg
歌川派の役者絵は、わかりやすく言えば、たとえ横顔だろうと、正面から見た顔のパーツをつける。
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この流れは、幕末までずっと加速し、圧倒的な作画量を誇る国貞(実質の三代目豊国、自称二代目豊国)、幕末の豊原国周まで続く。
末期がどんなになったかといえばこんなだ
http://data.ukiyo-e.org/mfa/images/sc169830.jpg
さてさて、文明開化で圧倒的な強さを誇っていた浮世絵の様式、というより歌川派の様式の人気に陰りがでる。
人物画にふたたび写実との間でゆれうごく。
最後の浮世絵師と言われた彼の晩年は、西洋画の技法を消化し、浮世絵にした。
晩年ともなると、このような感じ。
http://data.ukiyo-e.org/scholten/images/48cf87c54075046c12f9df3e790f5dd9.jpg
http://data.ukiyo-e.org/metro/images/1594-C051.jpg
絵の上半分の人物の顔は、見えるであろうその通りに描かれている西洋式の絵。
下半分の人物の顔は、正面から見た目や口を横顔に貼り付ける歌川派の様式。
どちらかと言えば、下の絵のほうに力強さ、人間らしさを感じるならば、我々はなんだかんだいっても二次萌えの血が流れる日本人である。
劇画調の漫画は、写実から離れ、劇画という絵のジャンルが出来る。一見すると写実的なようだが、立体造形は不可能。
人物の描き分けも出来ているようで出来てない。あるいは意図的にしない。例を上げるとシティーハンター。
デフォルメしつつも、デッサンもしっかり、例を上げるとドラゴンボールか、であったが、デフォルメだけを受け継ぎ、骨格はデタラメOKになる。
人物はデフォルメでも、背景描写はパースを重視するのも浮世絵的。
っと、ここまで書いてみたものの、安保につなげられる気がしねぇのでここまで。
ちゃんとした美術史や絵の解説書から学ばずに、webの知識と年表と絵の印象だけで語ったんで、間違いもあると思うんで、指摘してくれると嬉しい。
28歳女。飲食店勤務。年の瀬だけど乳首が取れかかっている。佐村河内風に言えば、3年前から少しずつ取れかかっていた。28年間、舐められもせず、吸われもせず、一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べてきた私がなぜこんなことになったのだろうか。今流行の妖怪のせいだろうか。一大事~なのは確かである。そんな思いを抱えながら、これまで保湿クリームを塗ってニプレスを貼り、どうにかこうにか凌いできた。ニプレスを剥がすとき、私はいつも『三つ目がとおる』の写楽保介を思い出す。これは私の第三の目なのだ。そう思うことで少しだけ強くなれた。しかしニプレスを剥がして出てくるのは痛々しい乳首。『三つ目がとおる』というより『乳首が取れる』である。そんな私の乳首も今年に入りとうとう限界に近づいてきた。干しぶどうを通り越して今や落ちかけの線香花火、最後の一葉、あるいはクリフハンガーである。薄皮一枚でどうにかぶら下がる様は、このままリポビタンDのCMに使えそうな画である。ファイト一発!私はそうやっていつも乳首を励ましていた。
世間では女性の乳首はさくらんぼに例えられることもあるが、私のそれは実ではなくヘタ(茎・軸)のほう、より専門的に言えば果柄である。口の中で結べるとキスが上手いと言われるアレである。仮に私が大塚愛ばりに「私さくらんぼ!」と乳首を出そうものなら、男性にぎゃあと叫ばれた挙句、大塚愛と法廷で戦うことになるだろう。もし徳永英明が私の乳首を見たら『取れかけのChikubi』というバラードを歌い上げるだろう。スピッツなら『乳首がポロリ』、コブクロなら『取れそうで落ちそうな乳首が今年も春を待っている』、一青窈なら『薄紅色の可愛い君のね、乳首がちゃんと終わりますように』、いくつもの乳首J-POPが頭をかけ巡る。もういっそのことすべてを諦めて、ありのままに任せたらいいのではないかと思うこともある。しかしありのままやっていたら私の乳首は十中八九レリゴーしてしまうだろう。もちろんこれはMay J.の責任問題であり、法廷で戦うことになるのは必至だ。もちろん黒幕は松たか子である。
とにかく私の乳首は無事に年を越せるか分からない。仮に年を越せても再来年は分からない。遠からず乳首が離れるときがくる。子が親から巣立っていくように、いずれ別離のときがくる。だけどそのときは涙は見せず、笑って見送りたいと思う。ぽとりと落ちた乳首はきっと大地で芽吹き、いつか綺麗な花を咲かせるだろう。木になる果実はさくらんぼ。そのとき大塚愛とのさくらんぼ裁判が幕を開ける……。