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はてなキーワード: 日本舞踊とは

2024-01-22

anond:20240113212025

2024-01-08

ブルガリアブルマー台湾ルーマニア手塚漫画少女漫画

近況

令和6年能登半島地震ガザ人道危機が痛ましかったので、それぞれに1万円ずつ募金した。

ブルガリアブルマーについて

以前調べたけれどヒットしなかった気がするな。そう思いつつ、「училищен час по физическо възпитание 1970」、つまり「体育の授業 1970年」と検索したところ、次のサイトがヒットした。

https://uchiteli.bg/interesting/chasovete-po-fizichesko-vyzpitanie-prez-80-te-godini/2508

明確にブルマー姿の女の子確認できる。そして、時期は1980年代と書かれている。

記事にはこんなことが書いてある。

Девойките с черно или синьо трико и бяла тениска.

翻訳するとこうなる。

黒か青のレオタードに白のTシャツを着た女の子たち。

このように、ブルガリアでは黒か青のブルマーが着用されていたことがわかる。また、ロシア語語などの他のスラブ系の言語のように、レオタードブルマー区別する語彙が無いのかもしれない。ただし、レオタードと訳された言葉は「трико」であるが、ロシア語では同一の言葉表現される水着翻訳すると「бански костюм」(banya kostyum)で、これは別の言葉だ。「костюм」がスーツ意味する。「бански」だけでも水着意味するようだが、音の響きからして入浴するに関連する言葉だろう。現に風呂は「баня」(banya)だ。

上の記事のものは次のサイトから引用のようだ。

https://www.bgspomen.com/2016/07/4-80_19.html?m=1

グーグル画像検索すると、類似した画像が出てくるが、それをたどっているとこういうサイトを見つけた。

冷戦時代ブルガリア学校ではブルマー採用されていただけでなく、ビキニで泳いでいた生徒もいたようだ。日本学校では考えられない。

https://ouhristobotev-mezdra.com/sport.php

男の子みえる子がブルマーはいているようにも見える写真があるが、画質が荒いのではっきりしない)

こちらはブルガリア語のサイトだが、ソ連というかロシアについて扱っているようだ。

https://bg.legaltechnique.org/articles/istoriya/samie-yarkie-vospominaniya-o-sovetskoj-fizkulture-bull-novosti-v-fotografiyah.html

前にもリンクを貼ったサイトブルガリア語版かもしれない。

ルーマニアの状況

まだ見つけられていない。戦間期運動について扱った記事がヒットしたくらいだ。

ttps://adevarul.ro/stiri-locale/alba-iulia/educatie-fizica-si-sport-in-romania-interbelica-1713747.htm

学校」「体育の授業」「古い写真」「チャウシェスク」「共産主義」「1970年」などのキーワードで探しているが、なかなかヒットしない。youtube動画特にない。

コマネチの生まれた国なので(現在米国亡命)、体育は盛んだと思うのだが、情報はないのだろうか。

台湾の状況

次で見るように、大学大会での短パンは見つかったのだが、ブルマーのものではない。

https://blog.udn.com/fuping3713/15062824

それより前の時代、完全な提灯ブルマー画像はあった。

https://nicecasio.pixnet.net/blog/post/559456641

https://opinion.udn.com/opinion/story/11664/3198840

また、こちらは運動会だが、男女問わずパンだ。

https://www.sohu.com/a/409071189_482071

それから訳語一定していない。

JK体操服(排球服)としているのはこちらだが、純粋服装フェチ文脈だ。おそらく当時の名称ではないだろう。元来JKという言葉アングラ用語だったのに、いつも何かカジュアル台湾人も知っている言葉になってるってのが何とも言えない。

ttps://zhuanlan.zhihu.com/p/112147262

排球燈籠褲、つまりバレーボールブルマ」としている例もある。

何かが「無い」ことを証明するのは難しい。

韓国にはブルマはあったが、訳語一定していない。訳語のなさそうな台湾だが、スラブ語圏はブルマー固有の名称がないにもかかわらず、ハイレグショーツブルマーがあったので、これだけで何の証拠にもならない。

その他

同じ英語圏ということで、南アフリカでのブルマーについても調べようと思ったのだが、ヒットしなかった。だが、「south africa physical education 1970」で検索すると、当時の「June and School Friend」という当時の英国少女漫画雑誌がヒットした。

https://www.alamy.com/stock-photo-1970s-uk-june-and-school-friend-comic-cover-98002804.html?imageid=DF552ACD-1B20-4250-A436-F183FCA4DB62&p=1337086&pn=1&searchId=5814b4d8fe078cfdd762a7cf8456796d&searchtype=0

このように、英国漫画にもブルマー表現されていたのだ。

現在世界に残っているブルマー写真だけでなく、当時の小説漫画イラストでどのように表現されてきたかを調べるもの面白そうだ。

それにしても、性的意図がなく表現されたブルマーのほうが、なんだか色っぽく感じてしまう。

日本女性向け漫画ではおかざき真理「セックスのあと男の子の汗はハチミツのにおいがする」に出てきたブルマー何となく好きだった。

これはエロ漫画ソムリエの友人が言っていたのだが「男性エロ漫画が服の上からでもわかるように書いたおっぱいよりも、女性エロ漫画家の描くおっぱいのほうが魅力的だ。というのも、女性場合おっぱい特に性的でない身体の一部分としてしか描かないのだが、そこにかえってリアリティがあるからだ」そうだ。似た理屈を感じる。

少女漫画の中のブルマー歴史面白そうだ。

漫画の中のブルマーと言えば、ブラックジャック第232話『虚像』の中に、明らかに黒く塗り忘れた白いブルマーが出てきたのを思い出す。先生の周辺に楽しそうに子供たちが集まっている場面だ。

手塚漫画ときどき誤植らしいものもあるよね。角川文庫版の「火の鳥 未来編」のラスト近辺も、すべてのものが生きているという言葉と共に星々や惑星たちが映る場面で、おそらく文字を入れ忘れたと思われる空白があった。閑話休題

一般論

過去写真アーカイブの量は、言語によって全く異なっている。

また、ブルマーの形も国によって違うし、採用された広さも違う。

前に書いたように、フランスのブルマはややだぼだぼだが台湾ほどではない、短パンに近いブルマーだったしかし、ドイツではよりパンツの形に近いしソ連日本ではほぼ下着に近いハイカットになる。

これだけ広いと、ブルマーという言葉で一括りにしてしまっていいのかも、かなり疑わしくなってくる。

他にも、採用されていたスポーツも異なっている。バスケットボール陸上ネットボールバレーボールなど特定スポーツでのみ使用されていたこともあるし、体育の授業全般でも使われている例もある。

ブルマー画像だけでなく、こうした経緯についても知りたいのだが、本気になったら外国図書館にまで出かけなければならない気がしてきた。ひょっとしたら書籍としてまとめられていない類の知識かもしれない。

これだけ長く調べていられるのなら、大学理系ではなく、服飾史にしておけばよかったとちょっとだけ思う。今の仕事理系素養を全く要求されないし。

とはいえ、僕が学生の頃には東欧言葉自動翻訳で来ていたかは疑わしい。

本当に不思議なのだ。男はズボン、女はスカートという流れに対抗して生まれたはずのブルマーが、なぜ女性身体を強調するような、そして下着のような形へと、世界各地で変化したのか。そして、ショーツ型への接近への度合いが地域によって違うのかが。

これは国ごとの倫理観と性規範に原因を求めてもいいのだろうか。

愚痴

台湾韓国女性ブルマーコスプレをしていて、かわいらしくて似合っているんだけれど、ただの紺色の短パンや、白いラインの入ったドルフィンパンツのこともブルマーと呼んでいるのはいただけない。確かにきれいな脚が見えて素敵なのだけれど、フェチの人はそういう際にうるさいのだ。

それとも、ブルマー下着のような形状にドキドキするのは、日本だけの感性なんだろうか?

とか文句は垂れつつ、youtubeの短パン姿のチアかわいいと思ったりしている。

Youtubeは(政治的に偏っているとか陰謀論とかそういうのとはまた別に結構無法地帯で、全裸女性にボディペインティングをしていく様子とか、アマゾネス戦士という設定でお尻丸出しで戦う女性とか、ドイツ語圏の祭りらしくぐるぐる回る遊具でふざけてパンツ丸出しになる女性とか、ほぼ全裸台湾コスプレとか、乳首だけ隠して踊るカーニバル女性とか、前衛的過ぎて全裸でやる現代演劇とか、隠す場所が丸出しのファッションショーとか、アニメパンツ丸出しのシーンとかが載っている。

そういう場所では、「men of culture, we meet again.」というコメント散見される。英語では変態紳士のことを「man of culture」と呼ぶことを知った。

あと、ときどきオススメ動画ジュニアアイドルが出てきて、すごくかわいいと思うと同時に不安になることもあるんだけれど、ブルマについて調べている人が批判するのは難しい。

性を感じることと、かわいいと感じること、もっと知りたいと感じること。その境目がどこにあるかは、人間の心に対する深い理解必要だ。

例えば小学生競技ポールダンスを見ると不安になるけれど、それは僕のポールダンスという文化に対する偏見かもしれない。不安に感じては、真剣スポーツをやっている人に失礼かもしれない。じゃあミニスカートチアダンスならいいのか、日本舞踊ならいいのか。ではアイドルはどうか。問題は際限なく拡大する。

そうなると、幼い頃からスポーツやらせるのはどうか、能や狂言を覚えさせる家柄はどうなのか、受験はどうなのか。判断力の未熟な子どもにどの程度人生選択させるのか。

完璧な答えを求めようとすると、完全に倫理的にふるまうことが僕らはできないと気づく。少なくともこれだけはやってはいけないと法で制限する以外の方法を、今日のところは思いつかない。

誰かを推すこと・応援することへの責任が問われていくのかもしれない。

それからもう一つ。昔投稿した記事の参考資料とした動画サイトが消えていることがたまにある。動画写真は難しいとしても、せめて文章だけはweb魚拓を取っておくべきなんだろうか。

まとめ

ブルガリアでもブルマー採用されていた写真を見つけることができた。ただし時期は1980年代

今後は旧ユーゴスラビアコーカサス地方ブルマーについて調べるかもしれない。

以上。

重要度が高くないと思われたところはリンクを張っていない。

あと、この記事面白かったら1円からでも募金よろしく~。

2023-09-27

母親が凄く惨めで可哀想に思えてしま

 年をとり自分の両親が死んでしまった後に思うのは母のことばかりである

 私の母親戦後まれ昭和30年生まれである

 大阪四天王高校卒業して京大に進学してハワイ留学後に大学卒業

 日本丸紅入社した。そして、そこで職場恋愛結婚した。

 2男1女を出産した。

 子供は全員 大学まで卒業して就職した。

 どの息子も両親に及ばない学歴でぱっとしない。

 勿論、就職先もぱっとしないw

 そして、誰も結婚しなかった。いや、出来なった。

 理由はわからない。

 すくなくとも私が結婚できないのは女に騙されるようなちょろい男だからだろう。

 母は

 職場恋愛結婚して寿退社して専業主婦となり家庭を支える母親となったわけだ。

 父親会社部長まで出世したがその後、丸紅傘下の子会社に出向してサラリーマン人生を終える。

 父親サラリーマン人生を終えて5年後に癌でなくなる。

 母親は父が無くなった数年後に認知症になり息子たちに老人ホームに入所させらてその生涯を終える。

 母は私が物心ついた時から父親のいいなりの奴隷だった。

 いつも父親をたてて何かをするにも全て父親許可がないとできないという家だった。

 母親結婚するまでに様々な 資格礼儀作法裁縫着付け日本舞踊、ピアノ等身につけていたのだが

 結婚して育児父親の世話に従事して、他の全てをやらなくなった。いや、父親やらせなかったのではないかと今は疑ってる。

 個人的には、凄く優秀だった母親なのに結婚して全てを失ったように感じるのだ。

 私には京大なんて絶対いける気がしないし、丸紅入社不可能だ。

 なのに最後認知症になって老人ホームで死んでしまった。

 あまりに哀れだ。

 結婚しなければもう少し能力を伸ばせてたのではないだろうか?

 違う楽しい未来があったのではないだろうか?

 そんなことを思う。

 

母親が凄く惨めで可哀想に思えてしま

 年をとり自分の両親が死んでしまった後に思うのは母のことばかりである

 私の母親戦後まれ昭和30年生まれである

 大阪四天王高校卒業して京大に進学してハワイ留学後に大学卒業

 日本丸紅入社した。そして、そこで職場恋愛結構した。

 2男1女を出産した。

 子供は全員 大学まで卒業して就職した。

 どの息子も両親に及ばない学歴でぱっとしない。

 勿論、就職先もぱっとしないw

 そして、誰も結婚しなかった。いや、出来なった。

 理由はわからない。

 すくなくとも私が結婚できないのは女に騙されるようなちょろい男だからだろう。

 母は

 職場恋愛結構して寿退社して専業主婦となり家庭を支える母親となったわけだ。

 父親会社部長まで出世したがその後、丸紅傘下の子会社に出向してサラリーマン人生を終える。

 父親サラリーマン人生を終えて5年後に癌でなくなる。

 母親は父が無くなった数年後に認知症になり息子たちに老人ホームに入所させらてその生涯を終える。

 母は私が物心ついた時から父親のいいなりの奴隷だった。

 いつも父親をたてて何かをするにも全て父親許可がないとできないという家だった。

 母親結婚するまでに様々な 資格礼儀作法裁縫着付け日本舞踊、ピアノ等身につけていたのだが

 結婚して育児父親の世話に従事して、他の全てをやらなくなった。いや、父親やらせなかったのではないかと今は疑ってる。

 個人的には、凄く優秀だった母親なのに結婚して全てを失ったように感じるのだ。

 私には京大なんて絶対いける気がしないし、丸紅入社不可能だ。

 なのに最後認知症になって老人ホームで死んでしまった。

 あまりに哀れだ。

 結婚しなければもう少し能力を伸ばせてたのではないだろうか?

 違う楽しい未来があったのではないだろうか?

 そんなことを思う。

 

2022-10-05

フェチだわ

タイマスクでいわゆるドーラーの着ぐる絵のイラスト描いてる絵師がいるんだがそいつ日記にはフリーザーになれる女がゼンタイマスク着て(つまり顔出しなしで)ピアノ弾いてる動画が紹介されてたんだがそいつは同時にそれで抜けたと言ってたんだよね

おそらく俺が挙げたのも気に入る性的嗜好の持主と思われるので教えてさしあげて今後の作風に影響させたいわけだがそのコメントのためにファンボックスに金つぎ込むのは憚られるので(ようするに俺がケチ)伝える手段がないのが悔やまれる…

2022-07-01

舞妓はもう終わりな気がする

舞妓を呼ぶと金をとるくせに、舞妓自身見習い扱いで無給ってのは問題じゃないかな。

舞妓を1人育てるのにえらく金がかかると言っても、就労必要研修を受けさせるのは雇用者義務だし。

と思ったら、給料出したら、未成年就労させてるってことでもっと問題なんだな。

めっちゃ闇深い。

他の伝統芸能とかだと、後継者育成として助成金が出たりするけど、税金三味線やら日本舞踊を学ばせて、座敷に上がらなければ問題解決なんかな?

それでも、酒を飲んだ客がいる座敷で芸を披露しなくちゃ舞妓芸妓じゃない、ただの日本舞踊三味線じゃなく、あくまで酒を飲んだ客が必要ってんなら、酒の席を盛り上げることに舞妓芸妓アイデンティティがあるわけで、やっぱり本質宴会コンパニオンということになるんじゃないかな。

言わずもがな未成年が働いていいはずがない。

もう終わりだろ。

一見さんお断りって、舞妓を守るためみたいに言ってるけど、裏風俗言い訳しか聞こえないよ。

エプスタイン島となにが違う?

anond:20220630012027

これぞトリクルダウンよな

伝統芸能担い手が減る中で、花街で五つの日本舞踊流派が存続しているのは、舞妓さんたちがいるから。舞妓さんの着物、帯、帯留めのぽっちり、花簪を作る職人さんなど、さまざまな人の努力の上に花街存在し、今日まで続いて

https://bunshun.jp/articles/-/55584?page=4

2022-03-27

OSK日本歌劇団を見た

 OSK日本歌劇団レビュー「春のおどり」を見てきた。こういうの。 https://enterminal.jp/2022/03/osk100th-harunoodori-tokyo/

 かげきしょうじょとかスタァライトとかでアニメでも宝塚っぽいのが最近よく出てくるから、ここらで一丁レビューってのはどんなものなのか見ておくのも悪くないかなという気持ちで見に行った。なお自分は、かげきしょうじょもスタァライトも序盤だけ見て合わないなと思って投げた。

 OSKの存在自体よく知らなくって、宝塚以外のなにかが存在するらしいというのだけはうっすら知っていた程度。今年創立100周年らしい。調べてみるとだいぶ紆余曲折というか艱難辛苦を乗り越えてきていて、一度は完全に潰れたりもしていた模様。そもそも少女女性歌劇というジャンル自体絶滅危惧種で、宝塚は相当に特殊な事例らしい。

 今回の場所新橋演舞場。ここは銀橋はもちろんないけれど、その代わりちゃんとした花道のある舞台花道あるなぁと思っていたらレビューガンガン花道活用しててびっくりした。渡辺さらさはこっちに来ればよかったのでは。

 レビューは2部構成で、前半が和風、後半が洋風になっていて、特に前半の和風レビューは印象が鮮烈。日本舞踊から始まって吉原舞台歌舞伎の名場面をモチーフにした殺陣集団での群舞と続く。舞台衣装歌舞伎のようなしつらえなのに、かかってる音楽はわりとロックで、しかも当然全員女性。なんだかとても不思議ものを見ている気がして面白かった。花道はしごを二つ組んで脚立状にして、その上に登って見得を切るのとか派手で良かったし、途中で「しゃらくせえ」が口癖の写楽が出てくるのだけれど、そのあたりはちょっとストーリー仕立てになっていて飽きさせない工夫を感じた。

 個人的には踊りだけをずっと見続けるのはちょっと飽きるので、多少お芝居的な要素がある方が好きだなと思う。後半はほぼ踊りだけだったので、少し退屈さも感じてしまった。

 お客さんはわりとご高齢女性が多い印象。ただこれは行ったのが平日だったからかも。あとは本拠地関西から、そっちではもっと若いお客さんも多いのかも知れない。

 100周年のチラシで昔の写真見ると、若い子をたくさん並べて当時にしては露出多めな感じのショーも見せるような雰囲気もあって、昔はちょっと前のAKBポニーテルとシュシュとか、ヘビーローテーションとか、下着みたいな衣装MV作ってた頃)みたいな雰囲気だったのかも。実際、浅草本拠があったSKDなんかはセクシー路線に傾倒した結果、女性人気が獲得できずに解散したってウィキペディアには書いてあったりしたし(youtubeで探してみると、こんな感じ https://www.youtube.com/watch?v=-kfAuAzmG_Q)。ラインダンスは今回もやっていたけれども、あれって本当に今でもやる意味があるものなのだろうかとも思ったりした。まあ、バニーガールっぽい衣装で踊る人たちは迫力があって、それはそれでよかったとは思う。

2021-05-19

anond:20200616231036

自治体文化協会に加盟してるのが大人趣味王道

短歌俳句囲碁将棋写真盆栽日本舞踊茶道華道盆栽三曲(箏、三味線尺八)このへん

さらにこれの近隣で探すとチェス都々逸川柳盆石盆景香道トールペイント

こんなかで結構な金かかるのは日本舞踊くらいかな?和服うから短歌とか将棋とか盆栽なんて、コレクション系の趣味に比べたらタダみたいなもん

このへんだな、これの全部に興味ないんだったらもう大人趣味なんて言わないほうがいい

2020-09-25

幼稚園児の頃、知らないおじさんに性器をくわえさせられた話

かなり昔の事なので現代と色々常識が違うかもしれない。



この話はネットで書いたこともなければ誰かに話した事もなかった。

そもそも被害にあった事すらなかったかの様に、というより本当に意識せずに生きてきたので、たまに思い出して苦しくなったりするものの、めちゃくちゃトラウマになっている、というわけでもなくて

うまく消化できないままどんな風にどんなスタンスで誰に話せばいいのか分からないまま大人になってしまった。


定期的に誰かに聞いてほしい気持ちが襲ってくるのでここに書く。


三歳か四歳の頃だった。

私は幼稚園が終わってから毎日習い事をしていてその日は多分ピアノの帰り道だったと思う。

私は早生まれな上に母子家庭で、だからこそ母親教育をしっかりしたい、そんな意識がとても強い人だった。

小学校受験の為にピアノお絵かき日本舞踊に塾…様々な習い事をしていた。

ちなみに電気が止まるのは恒例行事なくらいの貧乏だったので、母は色々と大変だっただろうと思う。


ピアノ教室は徒歩で行ける場所だったが、二駅ほど離れた塾にも一人で切符を買って電車で通っていたし、"豚バラお好み焼き用"なんていう複雑な買い物もよく任されていたくらいなので、一人で行動する事にはとても慣れた子供だった。


そのせいか母親やたまに会う祖母なんかに、口酸っぱく知らない人にはついていくなと教えられていて

母親が倒れたと言われた場合、親戚だと名乗られた場合、など複数パターンを想定して受け答えの練習をさせられていた。



なのに私はその日知らないおじさんについていってしまった。



ピアノ教室から住んでいたマンションまでは五分程の距離の一本道で、その日もいつも通り一人で帰っていた。

どうやってどこで声をかけられたのかは全く覚えていないしおじさんの顔すらもう覚えていない。スーツを着た太った人だった。

この事件に関しては覚えていない事が多すぎるけど幼稚園児の記憶なんてそんなものだと思う。


覚えているのは、私の住んでいるマンション屋上に連れて行かれた事。

体調が悪いので助けてほしいと話していた事。

性器から悪い何かを出せば楽になるから手伝ってほしいと頼まれた事。


それがいけない行為だという自覚すらなかったはずなので、きっと助けてあげないといけないと思ったのだろう。



祖父叔父はいたけれど、一緒に住んでいたわけではないので性器を見たのはその時が初めてだったのかもしれない。

もし私に父親がいたらいけない事だという自覚も少しはあったのかな?と今は思ったりする。


屋上でおじさんはチャックから出した性器を私に咥えさせながら色々と指示していた。

まり書きたくない。

何故か性器はずっとふにゃふにゃだった。

そして少ししてから精液を口の中に出した。

気持ち悪いものが口の中にあって早く吐き出したいと思ったのはとても覚えている。

多分その精液はティッシュに出した。



不思議もので、なんの知識もないはずなのに私はすごく嫌な気持ちでいたし

してはいけない事をされている、となんとなくその時に気付いてしまって、気持ち悪くて吐きそうでずっとソワソワしていた。

おじさんは、これで元気になったよ、と言っていた。

おじさんは私を脱がしたり触ったりは一切しなかった。

大人になってから、これは結構レアケースだったのでは?と思ったりもするけれど性犯罪者スタンダードなんてものは分からないし

遅くなれば母親おかしいと気付いてしま時間的制限もあったので、優先したのがその行為だっただけかもしれないし服の乱れなんかを気にしたのかもしれない。


エレベーターマンション屋上から自分の階へ降りた時、すごく不思議気持ちがしたのを覚えている。

ずっと住んでいたけど屋上へ行ったのも初めてだったし行ける事も知らなかったので、そのおじさんはきっと下調べしていたんだろう。

私がよく一人で帰っているのもきっと知っていたんだろう。もしかしたら母子家庭だって事も知っていたのかもしれない。


屋上から落とされたり殺されたりしなくて良かった。


エレベーターの中で「この事は誰にも言っては駄目だよ」と強く強く言われて、誰かに話したらとても悪い事が起きると言われた。

私は馬鹿正直にそれを守り母親にも誰にも話さなかった。母親に隠しごとをしている事実に強い罪悪感があって、その日はずっと落ち着かなかった。

バレませんようにってずっと思ってた。


しかしたら事件の影響で私も普段と変わった行動をとったりしていたのかもしれないけど、覚えていないので分からない。



当時の事を思い出した時に一番後悔するのは、ついていった事でも断らなかった事でもなくそれを母親に話さなかった事だ。

思い出すたびに何で話さなかったんだろう……と苦しくなって悲しくなる。

でも話していたら母親に一生消えないような負い目を感じさせる事になったわけで、この辺りの気持ちはうまく言葉にできない




その後はおじさんに会う事もなかった。



私は特に男性を怖がったりする事なく成長した。

小学校電車で通っていたので、もし痴漢にあったらこうしなさい、と色々指南されていたけど、六年間痴漢被害にあうことはなかった。

満員電車の中にはランドセルの幅を迷惑がる大人がいるだけで、よく蹴られたり押されたりしていたので低学年の頃は痴漢よりもそっちの方が恐ろしかった。



十代の頃は露出狂自転車自慰しながら併走してくる人間に会ったりはしたものの、直接触ったりしてくる性犯罪者には遭遇しなかった。

屋上で何をされたのか自覚できるようになったのがいつ頃だったのかは記憶にない。

ある日ふと思い出したような感覚だったと思う。


男性と付き合ってセックスもした。性嫌悪もなかった。

おじさんは私の生活にあまり影響を与えなかった。

被害が与える心の影響なんかを調べたりしたこともあったけれど、心の傷になったりしたわけではないか

被害にあった女性達に同調するのはとても失礼な気がして、名状しがたいモヤモヤした気持ちをずっと抱えていた。






でも思い出すとやっぱり嫌な気持ちになる。

気持ち悪くなるし、当時の自分が本当にかわいそうになる。

ずっと深くは考えないようにしていたせいか自分に起きた事という自覚があまりないのも良くない気がする。

からといって辛すぎる体験を脳が忘れようとしている現象だとか深層心理では傷付いているとか、そういうのもいまいちピンとこない。





最近いろんな主義主張を見るようになって極端な意見ほど目につきやすい世の中になったけれど、自分はいつもどちら側にもなれなくて性被害にあったはずなのに私っておかしいのかなと自問自答する事が増えた。

その時のことを思い出すことも増えた。




なのに生まれつきの小児性愛者(not犯罪者)ってかわいそうな人だな……と思う時もあるぐらいで、男はすべて最低な生き物!とも思えない。

ある程度男性に警戒心は持って生きてはいるけど、まともな男性にもたくさん会ってきたしな……と思ったりする。


でも頭のおかし男性がたくさんいるのも経験で知っているから、性犯罪ニュースを見ると心から死ねば良いのにと思う。子供事件なんかは特に苦しくなる。

性犯罪にあった女性揶揄する男性も消えてほしい。

そんな感じでどっちつかずの自分意見すらよく分からない人間になってしまった。

これは普通なのだろうか?





あの頃の事件自分人格形成に影響を及ぼしたとは思わないけど、いまだに言語化できない感情支配されるのは事実で、幼稚園児の頃の記憶なんて薄れていくばかりのはずなのにずっと覚えているし

年に二回くらい思い出してはしんどい気持ちになるので言葉にしたら何か変わるかなとダラダラ推敲もせずに書いてみたけど、誰かに何かを伝えたいわけでもなく正直何がしたかったのか自分でもよく分からない。




おわり

2020-08-23

思い出せない漫画

昔読んだ漫画で、思い出せない漫画がある。

最近になって、ふと気になりだしたので、誰か、知ってたら教えて欲しい。

2019-06-15

anond:20190614165542

まず立ってるだけで成り立つような佇まいが爺キャラには必要なんじゃない

キャラには可愛い動きが必要なように

別に習えとは言わないけど、和風な爺なら能とか日本舞踊の本とか読んでみればいいんじゃない

西洋の踊りと違ってゆっくりした動きや佇まいで感情表現するから、爺キャラの参考になると思う

あとは爺と組み合わせて面白いものを考えるとか

盆栽とかジャージとかラジオ体操とか、逆に女の子とかスイーツとか

流行タピオカミルクティー飲んだり、喉に詰まらせてそれを掃除機で吸い出すとかさ

爺に興味を持つことが大事だと思う

2019-04-17

アカデミのポスト

めっちゃ単純化した計算だけど、ある限定されたジャンル研究職のポストが仮に100あるとして、これを専有する研究者が30歳から65歳まで35年で均等に分布してたとすると、卒業生が出て毎年開くポストは2.85席になるよね。

んで、研究100人理系職とかで、民間企業研究開発してたら話は別だけど、マイナー文系ジャンル100人ほとんどそのままが大学組織に残っていた場合100人のうち過半数教育兼務で、自分の後続メンバーを育ててることになる。たぶん、毎年500人位はそのマイナージャンル研究者の卵が「出荷」されることになるんじゃなかろうか。

500人のうち2.85人しか研究職につけないとすれば、そりゃあぶれる地獄にもなるでしょうよ。

それでもなお、国益観点に立って、国家の国力を高めるために優秀な研究者が必要で、優秀な研究者を選抜するためにこの倍率が必要なのだとすれば、そこは個人悲劇スルーしつつ「能力ないのに目指したのが悪かったね」というしかないんでねえの?(この場合能力が無いってのは、本人に能力がない場合と、能力があるのに政治力がない研究者をすくい上げる監査側のスカウト能力がない場合の両方)

あるいは個々人の悲劇に着目してその撲滅に動くのだとすれば、そもそも500人もの研究者の卵を作っちゃったのが悪いんでね? 極論になっちゃうけれど、確実にポスト斡旋できるような人間以外、研究教育者は「弟子」をとるべきではないんでね? 中世ギルド親分株みたいな発想で。あるいは、それこそ女性花嫁修業として日本舞踊や事を習うような、趣味として大学ゼミをもうけるしかないんでね? 

2018-02-04

もっと気軽に芸者を呼びたい

戦前旧制高校で、コンパ芸者が来ている写真を見た

これ、良くないか

パーティをやったときに、もっとカジュアル芸者が呼べるようになったら、盛り上がって楽しいと思う

みんなで歌って、踊って楽しむときリーダーというか、盛り上げ役になってほしい

料金(花代)もこれくらい↓だったら、全然ありだと思う

http://00wakita.com/geisha/price

三味線日本舞踊だけじゃなくて、もっと現代的なダンスとか出し物をやる芸者がいてもいいと思う

ちょっとした規模の街には芸者がいて、電話とかアプリで呼んだら気軽に出張してくれるようになってほしい

エロ要素は抜きで

こういうこと言うと、近頃は女性蔑視だとか言われるかもしれないけど、男の芸者太鼓持ち)もありだと思う

要は、手軽な料金で、盛り上げ役がオッシャと気軽に来てくれる文化になってほしい

芸者の側は、伝統のしきたりだのにとらわれずに、もっとバイト感覚でできる新しい芸者という職種があってもいいんじゃないだろうか

2017-08-23

ファイアボールの動きの可愛さ

ドロッセルお嬢様最初に見た時は驚いた

硬い質感のロボキャラなのに、動きがとにかく可愛い

まりに洗練されている

あの「所作の可愛さ」が気になって仕方ない

もう体系化してほしい

可愛い動き全集みたいなのほしい

たぶん歌舞伎日本舞踊時代から研究されてると思うんだけど

まり見たことがない

たぶん天才的な人が天才的に動きをリアルから抽出してるんだろうが

2017-08-07

浴衣警察

夏ですね。浴衣警察が総出動する時期です。

日常的に、着物を着ている若い人に対してその着付けを直したがるお節介なおばさま達は存在しますが、この時期は本当に多いです。

実際に歩いていて急に脇に手を突っ込まれるなんてことはないですが、SNSで「浴衣」「着崩れ」とか、「浴衣」「下手」「直してあげたい」とかそういうワード検索すると、街中を歩いている浴衣女子の着崩れを直してあげたい欲望と戦っているツイートがワンサと引っかかって風情があります

個人的にとても好きなのは、おばさまたちよりもどちらかと言えば若い方でそういったツイートをされている方ですね。

大学生になって着付けを習ったとか、日本舞踊サークルに入ったとか、「一応、資格持ってますんで」「中学生の時に勉強したんで」「職業病ですね(笑)」などの文句が付け加えられていると、ツイートに味わいが生まれます

ベテラン着物警察から若手着物警察の皆様まで共通していることは、ほとんどの方が「せっかく浴衣女子かわいいのに」といった旨の文章が含まれていることです。

「直してあげたい」と並んで常に上から目線でくるところがとても趣深いですね。

皆様も夏の風物詩浴衣警察を見かけた際はその趣を味わい夏を実感してください。今年も熱中症に気をつけて元気に過ごしましょう。

2016-04-22

老人カルチャーがかれこれ40年変わっていないという話

アラフォーです。

さいこイメージしていた老人たちはゲートボールをしたり、老人会温泉旅行に出かけたり、俳句を読んだり、演歌歌手応援したり、日本舞踊したり、詩吟したり…というイメージだった。

30年たって、不思議な事に今も老人たちが熱狂しているのはこういったピュアジャパンスタイルカルチャー(もちろん枝葉の部分では違うだろうが、全体の傾向として)からたいして変わってないのではないかなと。

老人たちがアニメ熱狂することが「普通」だったり、ゲームボケ防止にするのが「普通」になる日は来るのだろうかと。

まれオタクが喜びそうな老人がユースサブカルチャーにハマっているネタ投稿されるけど、あれって大抵、レアケースの話だよね?っていう)

今日も、これを書いている横で、うちの近くの国道の旧道を街道マニアのおじいちゃんたちがリュックを背負って歩いて行くのを見つつ。

2015-03-26

ただただ悲しい

只々悲しいのだ。

本能と言われても悲しいのだ、

男性美人が好き。それは否定しない。女の自分かわいい子は好きだし、純粋自分に持っていない所にあこがれる。

でも、私は不美人しかも家庭は中の下から下の上あたり、

一応、自分のやりたいことをやらしてもらって、なんだかんだでそれ系の仕事に就いてて満足はしている。

そもそも、私には結婚願望が無い。パッと見でわかる身体的特徴があり、目を背けられること、男性ももちろん含む他人と比べられることが多く、嫌がられることも多い。

好きな人大事な人にはそんな思いをさせたくないのだ。

自分はモノサシになるのは慣れている。でも、私の隣に立つ人は慣れてはいない。

普通の身体だからだ。

私が隣に居なければ、比較されて嫌気持ちになることは無いのだ。

こんな私でも、好意を寄せている人がいた。

色々端折るが、何となくからは嫌われてはいないようだった。

けど、彼が選んだ女性は、日本舞踊家元で、超お金持ちのお嬢様で、お父様はデザイナー関連の仕事で、生まれ持ってハイセンスの中に暮らしていて、

年に何回か家族海外旅行に行く家庭の人だった。

しかも、彼よりもかなり年下で美人

会社要人にもお気に入りされているようだ。

それに比べて、私は自然豊かな場所で育ち、小さい頃の遊びは近くの山に行って同級生と駆け回ったり、ごくごく平凡な育ち。

ちなみに家は団地

私自身の性格も、現場大好き!泥にまみれるのどんとこい!な性格である

いつしか彼が言っていたことがある。

「僕は美人が好きなんです」と。

男性がどちらを選ぶか、一目瞭然である

そりゃ、結婚して、家に帰ってきたときに、美人が出迎えてくれたら仕事の疲れも吹っ飛ぶでしょうし、

なにより、男性美人は見ていて気持ちがいいから、せめて家では美人を見てゆっくりしたいでしょう。

また、美人を連れていると、他の男性に「俺の彼女美人だろぅ」と自慢したくなる生き物のようだ。

まあ、本能だったらしょうがないから諦めている。

実は困ったことに、そのお嬢様女の子から私は慕われている。

もちろん彼女は、私が彼の事を好きだということは知らない。

邪険に扱ったりしないけれど、心はもう限界なのかもしれない。

比べたってしょうがない。今の私も結構気に入っているし。

でも、好きな彼から選んでもらえることのない状況は、やっぱり辛い。

世の中の男性の方、やっぱり美人が好きですか?

そして、疲れて帰ってきた時に、美人さんがまっててくれたら、疲れがふっとびますか。

 

こんな私は、結婚を諦めて一人で生きていった方がいいのでしょうか。

忌憚ないご意見をお待ちしております

2013-11-13

ダサいのは罪

http://anond.hatelabo.jp/20131113001159

■オシャレと思われるには

オシャレと思われたいなら、日本舞踊でも習って、肩書きをデザイナースタイリストとしとけば良い。

服が発する信号は、重要だけれど、たかだかしれている。

モデルで、私服ダサいはいるが、周りはオシャレという。

※周りはそういうオシャレなのだなと納得する。

モデルさんは綺麗な顔立ち、背が高くて、手足も長く、スタイルも良い。

でも、それ以上に所作、振る舞いが綺麗な人(レッスンしてる)が多いので、写真だと駄目だと思っても、実際合うと異なる。

■違った角度から

所属する層のレベルはどの程度なのか?

服のシルエット、模様、色味の歴史に関する知識レベルは?

上記に書いてある事と矛盾するかもしれませんが、オシャレと思われるには、同じ層でないと理解できないことも多いですよ。

その「がんばろうよ」と言った層と趣味価値観が違うだけということも十分ある。

2013-08-14

http://anond.hatelabo.jp/20130814231224

元増田の次の増田です

たぶん母がその変なやつだったのは間違いないと思う。一応母も実家はそれなりだったので、大学も出ているし、日本舞踊だのお琴だのもやらされてきたひと。まあ頭も悪くないし、なんかやらせたら何となくなんでもできる。でも、働きたくない。人生の最終目標医者結婚する」だったらしく、その為に頑張ってきたらしい。だから結婚したらどうでもよくなっちゃったのかも。

ちなみにうちにはいつも看護婦さんがいたので「こども産んだら産みっぱなしで、毎日体重体温はかってくれるから楽だったわ」って言っていたので、子育ても丸投げだったらしい。若いお手伝いさんがいつも遊んでくれた。

生活保護云々言った先生は外から来た若い新しい人だったので、うちのことを知らなかったのだろうと思う。実際、うちの名字はうちの家系以外にほとんどいなくて、地元がそこのひとなら名字を聞いたら「何科の?」って聞いてくる。だからわたしは人前で名字を名乗るのが嫌だった。

父の死後もお手伝いさんを使い続けていたことについて私はすごく不安だった。うちお金ないのに、って。ただ、自分たちは貧乏になった! って思い込んでいたけれど、それまで自分たちが『お金持ち」という意識はこれっぽっちもなかった。大人になってようやく、もしかして父が生きていた頃はお金持ちだったのか、と知ったくらい。たぶん親戚はもっとお金持ちっぽく見えていたから(うちは車一台しかないけれど、おじさんちは船もある、みたいな)、お金持ちとは思ってなかったんじゃないかと。こどもの頃周りの大人に「あなたお金持ち云々」言われた記憶はない。周りの大人って言っても親戚筋とか同じ世界の人ばっかりだったし、こどもと大人はあんまり交わらない雰囲気家系だった。

ゴミの分別については、燃えるゴミ燃えないゴミをわけるだけ、のも適当だった。分けてたかなぁ? 今となって思うのは、母が自分地域ゴミ集積所にゴミをだしにいくのが嫌だったんじゃないかと思う。プライドがゆるさない、みたいな。10年くらい前に「ゴミの分別できるようになったのよ!」ってすごく嬉しそうに報告してきたことがあるので、たぶんそのときはじめてゴミ集積所を利用したんだと思う。

商社駐在員は幼なじみ幼なじみ海外生まれで、彼女幼稚園に入る頃にきた。たぶんお母さんの実家にこどもと奥さんを戻して、旦那さんは駐在してたんじゃないかなー、と思う。詳しくは聞いたことがないけど。あと高校時代友達のお父さんが海外にいるとかで、それがなんでかわかっていなかったけれど、そこも同じパターンみたいだった。奥さんとこどもを奥さんの実家に、みたいな。

ちなみに母の姉はすごくきちんとした人で、頭もいい。母の妹はまたちょっと変わった人。一体祖父と祖母はどんな教育をしたんだろうと、今すごく疑問に思う。あんなにちゃんとした人作れるのに、ひとり目でもういいやって思っちゃったのだろうか。

2008-03-15

バレエ経済

先日生まれてはじめてバレエなるものを見た。

会場は、平均年齢20代の女性でいっぱい。素晴らしい。といっても10歳以下の女の子とそのおかあさんの組み合わせがほとんどだが。

ピアノの発表会のようだ。レッツおめかし。どうやら、バレエ市場は「バレエを習う人」が支えているようだ。

( 錦之介通信REMIXバレエには秘密があるの巻(その1)http://www.interq.or.jp/ski/sakana/quso/backs/19990706.html )

舞台に出演したい人が一定数以上いると、その出演者にチケットの販売ノルマを割り当ててお友達や家族を呼ばせることで、ほとんどだれも見たいと思わない舞台でも、ある程度の売り上げを確保することが可能になる。参加者バイト家族労働によって支えられるこのハックを利用すると、ほとんど誰も興味を持たないような舞台でも開催することが可能になるわけで、これを「バレエ経済」と名付けよう。

バレエ経済が起きている舞台の特徴

バレエ経済の出演者は一応夢を追いかけているつもりだから、友人としてはあまり邪険にもできない。バレエ経済の仕組みがわかっているだけに、しょうがない今回はお金を出してやるか、買った以上は行かないわけにも行かないよね、となって、失神しそうな舞台をまた見に行くことになってしまう。

演劇とか、ロックバンドとか、日本舞踊とか。今日日本のどこかで、バレエ経済が回っている。

 
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