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はてなキーワード: 少年誌とは

2023-11-14

anond:20231113164335

少年誌だと「殺す」じゃなくて「倒す」の方が使われてる気がする。

2023-11-11

anond:20231111091431

よく知らないけどちゃんジャンル欄で書いてくれる親切な人も存在するから挫けずにNTRだのを避けて過ごして

ちなみに普通少年誌とかは“俺こそが一ジャンル”だからNTR近親相姦強姦リョナをふわっと描写して読者に脳内補完させてくるよ。

2023-11-10

名探偵コナンが「母と子で楽しめる国民的殺事件アニメ」になるまで

Q:エロ暴力表現ダメなら毎週殺人事件全国放送アニメで垂れ流してる名探偵コナンになぜ表現規制派は何も言わないんだ?

A:アニメコナン開始当時(1996年)はフツーに新聞で「人殺し番組」と叩かれまくっててPも監督短期打ち切り覚悟だった。ただ『名探偵コナン』はアニメ化決定段階で、子供テレビを見る母親不快感を与えないようにショッキングなシーンを省く防衛策を事前に取っていた。

レイプシーンのアニメ規制するなら、コナンとか毎回、人が死んでるアニメとかどうなんねん
21:49 2023/11/06 195万回表示

そこで⼥性である、あるいは⺟親である⼈たちがイヤだと思うことを全て排除したんですね。
セクハラだとか、⼥性が意味もなく被害者になるとか、⼦供が被害者になることを全部、シナリオの段階で取ってしまったんですよ。
ーー2001年 小学館名探偵コナン映画パーフェクトガイド

「俺たちは⼈殺しの番組を作ってるんじゃない、⼈殺しをしてはいけないっていう番組を作ってるんだ」

ーーアニメ名探偵コナンプロデューサー吉岡昌仁、諏訪道彦敬称略)/吉岡ツイッターより引用

(【追記】「男が意味もなく被害者になるのはいいのかよ」という反応が来ているので注記を付けるが、「無差別犯罪(女だから/男だから/むしゃくしゃしたから殺す)」描写NGなだけでコナンでは男女平等殺人事件被害者にも加害者にもなってる。クズ怨恨で殺される場合もあれば善人が悲しい誤解や口封じで殺されてしまうケースもあるし、そこに性差は無い)


今の深夜アニメ萌え漫画が定期的に炎上しているのと同じく、放送開始当時のコナン新聞などで「人殺しアニメ」としつこくバッシングを受けていたがTMSのアニメプロデューサー吉岡昌仁氏や読売テレビプロデューサー諏訪道彦氏などのアニメスタッフが矢面に立って戦い国民アニメ地位を獲得するに至った。


Xにて「コナン 規制」でユーザー検索を行うと先頭に表示される黒塗り犯人アイコンアカウントを筆頭に「エロ表現規制されるならコナン規制しなくていいのか」論法が使われることが多い表自(アンフェ)界隈にもわかりやす乱暴な言い方をすれば、コナンアニメ開始前からフェミに屈しまくっていた”事で親子二代分の視聴率市民権をゲットして生き残ってる。



もっと雑に言うと、『金田一少年の事件簿』は過去婦女暴行事件動機になったり、(殺人事件被害者美女場合遺体がやたら全裸だったりする描写オッケーで「バイオレンス込みのサスペンスでドキドキしたい」ニーズに応えることでドラマアニメ、現行漫画シリーズ「37歳の事件簿」まで続く長寿作品となったが、

名探偵コナン』の犯行動機婦女暴行が出現することは無く、過去児童殺傷事件犯行動機になった原作初期「スキーロッジ殺人事件」などの極めて稀な例外を除き)児童殺人事件被害者になる描写もほぼ存在しないことで「親御さんが子供お茶の間で見れる謎解き」のニーズに応えて長寿番組になっている。

どちらが良い悪いじゃなくニーズと客層が違うだけ。



名探偵コナン』を万年3〜4番手の弱小週刊少年誌少年サンデーの「そこそこ売れてた漫画から国民エンタメ作品」へ昇華するバランサー役割をしていたのは実際のところ原作者の青山剛昌先生ご本人よりも、

名探偵コナン』をゴールデンタイム全国放送アニメに抜擢した讀賣テレビ放送諏訪道彦プロデューサー東京ムービー新社(現トムス・エンタテインメント吉岡昌仁プロデューサーこだま兼嗣監督をはじめとしたアニメスタッフの功績である部分が大きいように思う。


以下は名探偵コナン初期を支えたアニメ監督こだま兼嗣氏の発言だ。

あとは、僕たち、映像を作るからには、より多くの⼈に観てもらいたいと思っていますので、じゃあお⺟さんにも観てもらう時にどうするか。
そこで⼥性である、あるいは⺟親である⼈たちがイヤだと思うことを全て排除したんですね。
セクハラだとか、⼥性が意味もなく被害者になるとか、⼦供が被害者になることを全部、シナリオの段階で取ってしまったんですよ。


小学館名探偵コナン映画パーフェクトガイド』(2001年5 月発行)こだま兼嗣インタビュー


名探偵コナンTV局のプロデューサーアニメ監督が「女性視聴者が嫌がりそうな要素( =夕飯時に子供と一緒にアニメを見ている母親チャンネルを変えられそうな要素)」を排除する防衛策を取った結果お茶の間に受け入れられ高視聴率を叩き出し、そのまま20年以上にわたって長寿番組の座を獲得してる。



悪い言い方をすれば 1996年アニメ放送準備段階で、もう既に「(表自界隈が言うところの)フェミに屈した」生存戦略への舵切りが済んでいたことで、子供とその保護者両方の支持獲得に成功した作品が『名探偵コナン』なわけだ。



2013 年にトムス側のプロデューサー吉岡昌仁さんもこだま監督と同様の発言を行なっているが、

吉岡さんの証言に基づくと、青山先生アニメスタッフが『名探偵コナン』のアニメ化に際して取り決めたルールは「コナンは泣かない」「偶然はNG」「共犯は無し」「トリック絶対可能なこと」 「セクハラはしない」「不快なシーンは作らない。人の欠点差別の話とか」 という内容だ。



コナンテレビ裏話#24
コナンスタートさせたとき⻘⼭さんとルールを作った。「コナンは泣かない」窮地に⽴たされてもヒーローは泣いちゃいけない。
「偶然はNG」突然⾬が降ってきて⾜跡か⾒えるとか必然でなくてはいけない。「共犯は無し」何でもできちゃうから


コナンテレビ裏話#25
つづき
セクハラはしない」不快なシーンは作らない。⼈の⽋点や差別の話とかね。トリック絶対可能なこと」密室の鍵のトリックなどは全て出来る。(薬を使ったり危険ものもあるので絶対に真似しないで下さい)時間の有るとき過去作品を観てみて。ホントから

吉岡昌仁 @yoshioka_masa 2013-03-29 13:19:10
https://togetter.com/li/388239
https://twitter.com/yoshioka_masa/status/317491095951011840


2019 年公開のこだま兼嗣監督によるアニメ映画シティーハンター 新宿プライベートアイズインタビューでも「女性視聴者が嫌がるような表現をしない」という同様の発言があることから、これは原作青山剛昌氏ではなく、こだま監督およびアニメスタッフ側が主導になった提案と推測できる。



開始1話被害者の首を吹っ飛ばして「これで文句がくるならやめよう」

インタビュアー劇場版コナン、今回で2作⽬となるわけですが、いかがですか?

⻘⼭ いやぁ、原作を書きはじめた頃はこんなに続くとは思ってなかったですし、正直、アニメ化の話があった時も成功しないんじゃないかと思ってましたからね。

こだま それは私も感じてました。きっと俗悪番組になって、半年続いたらいいほうかなって(笑)だって1話⽬で⼈の⾸が⾶んじゃうんですから

⻘⼭ 1話⽬で⾸を⾶ばしたのは、⼀番強烈なシーンを1番⽬に持ってきて、これで⽂句がいっぱいくるようだったらやめようと思ってたからなんですよ。


1998年4月発行 『14 番目の標的』パンフレット
12-13 ページ 青山剛昌こだま兼嗣対談

初期の『名探偵コナン原作漫画は、週刊少年マガジン金田一少年の事件簿』のヒットの後を追う形で連載が始まったこともあり、ジェットコースター上で被害者の首が吹っ飛ぶ「ジェットコースター殺人事件」、バラバラ死体トリックに使う「包帯男山殺人事件」、串刺し死体の「闇の男爵殺人事件」「美術館殺人事件」をはじめとして、視覚表現重視の過激描写も多かった。

コナン原作単行本2巻を裏返すと、鍵穴に描かれたヒロイン毛利蘭ショーツ一枚のあられもない姿に脱がされているのも一昔前の少年漫画らしい「読者サービス」の名残だろう。


子供と一緒にテレビを見ている母親チャンネルを変えかねない、それらのショッキング表現コナンワールドからオミットしたのがテレビアニメシリーズ名探偵コナン』を立ち上げたスタッフ達だ。


血の彩色に赤を使わず、凶行時の直接的な描写カットし、死者の遺体に敬意を払った。


名探偵コナン放送初期は普通に人殺し番組」としてマスメディアからぶっ叩かれていた

テレビコナン裏話#14
コナンスタートの頃は新聞によく、ある団体やある団体コナンバッシング記事が載った
ワッチ理論武装(あの頃はこの⾔葉よく使ったなぁ)しようって⾔って「俺たちは⼈殺しの番組を作ってるんじゃない、⼈殺しをしてはいけないっていう番組を作ってるんだ」って戦った
吉岡昌仁 @yoshioka_masa 2013-01-03 10:04:45
https://twitter.com/yoshioka_masa/status/287726363870380032

初期のコナンアニメは、複数の”ある団体からバッシングに狙われていたという。

最初期のアニメ内で描かれる被害者遺体原作と同じく目を見開いていたが、それら”ある団体”の外圧から作品を守る理論武装関係してか、次第に瞼を閉じさせて描かれるようになっている。



不快感への配慮とホンモノらしい捜査の両立

こだま兼嗣監督が述べた「ゴールデンタイムでの探偵漫画アニメ化にあたり、子供テレビを見る母親不快感を与えないようにショッキングなシーンをまず省いた」という配慮だが、

これについては諏訪道彦プロデューサーTBS発行『新調査情報passingtime』2001年7・8月号」にて、同様の発言を行なっている。

原作ではタイトルを「△△殺⼈事件」としたり「死体」という⾔葉を使ったりしているが、テレビでは視聴者不快にさせないようキメ細やかな配慮をしている。
例えば、⼆年ほど前からマンション殺⼈事件」は「マンション転落事件」と改題するようにした。「死体」は「遺体」という表現に。
⾚い⾎にしても、⿊い⾊にするなど、表現を⼯夫しているという。
また、社会情勢に合わせて、表現考慮することも。例えば、「毒ガス」といったトリックは採⽤していない。

中略

被害者が刺殺された現場のシーンでは、凶⾏時のアクション映像で⾒せることはしません。
しかし、捜査員が⽬暮警部に『刃渡りセンチ包丁で腹部や⾸を刺され、出⾎多量で……』と詳細に報告させるような展開にしています
また、ロープで⾸を絞められた場合、縄⽬がヒントになって事件解決していくこともあるので映さざるを得ないのですが、どう⾒せるかスタッフ同⼠議論することあります
不快感を与えないという⼀⽅で、『ホンモノの捜査』には⼿抜きがあってはいけませんので、その間の判断が難しいところです」(諏訪⽒)

シナリオ絵コンテアフレコ、最終試写の各段階で、プロデューサーだけではなく、監督編集マンなども含め、チェックが続けられている。

調査情報passingtime 2001年7・8月号 14-18 ページ
名探偵コナン諏訪道彦 読売テレビプロデューサー インタビュー


出来るだけ、⼈が死なないで話を作ってもらう事をまず考える

事件モノだけに、⼈が死ぬシーンはどうしても出てきます
ボクたちが陥り易いのは、話に詰まると『誰かに死んでもらおうか』という安易な発想です。だからコナンでは出来るだけ、⼈が死なないで話を作ってもらう事をまず考えます『死なずにうまく⾒せる⽅法はない?』と提案してみると、それなりに結構アイディアが出てくるもんなんですよ。それに、すごく頭を使う。それは、頭の訓練にもいいんです(笑)
それでも、どうしようもない時は誰かに死んでもらわなければならなくなるけど…(笑)

トムス・エンタテインメント公式サイト こだま監督インタビュー
https://web.archive.org/web/20020403043852/http://www.tms-e.com/on_air/conan/special/0201index_b.html




(早期打ち切り可能性と隣り合わせだった当時の大人の事情もあれど、)原作10億円強奪事件』の最後殺害されるはずだった宮野明美を「なるべく人を殺したくない」という理由アニメでは生存させる事にしたのも、アニメスタッフによる判断だ。

コナンテレビ裏話#9
灰原のおねえさんが出てきた頃はなるべく⼈を殺したくないってことでラスト助かった話にした。暫くして⻘⼭さんが「吉岡さん怒るかなぁ原作で灰原を出しちゃった」。おねえさんが⽣きてると灰原は出られない。だから新たにおねえさんが死ぬ話を作ってSPで灰原が登場したんだ
吉岡昌仁 @yoshioka_masa 2013-01-03 16:42:18
https://twitter.com/yoshioka_masa/status/286739248219045888



とまあ、マンガ・アニメ過激シーンやエロシーンが槍玉に上がるたびに引き合いに出されがちな「それなら毎週殺人事件全国放送アニメで垂れ流してる名探偵コナンはどうなんだ」論法について、

名探偵コナン側のアニメスタッフがどのような配慮を取りながらゴールデンタイム全国放送に漕ぎ着け、マスメディアバッシング記事を乗り越え、アニメ打ち切り回避しつつ20年以上国民アニメ地位キープし続けていられたのかの覚書を書きつけておく。


黎明期コナンアニメを支え 「子供と一緒にTVを見ている母親チャンネルを変えそうな描写NGルールの制定に寄与たこだま監督吉岡プロデューサーコナン現場を去って久しい現在コナンコナン佐藤刑事高木刑事の「夜の激しい運動セリフなどで定期的に物議を醸していたりするが、それはさておき。

2023-11-09

anond:20231109182555

読んでる人間の数で考えるとやはり週刊の少年誌からなのでは?

個人的にはコロコロコミック小学一年生チャレンジ1ねんせいあたりでの人権教育項目を充実させてほしい

2023-11-06

anond:20231106214716

いやメディア側じゃなくてキレてる人達の話なんだけど、少年誌漫画より深夜アニメの方が許されないって言うほど一般的認識か?

青少年の目に触れやすいのは少年誌の方でしょと思って少年誌の話したけど、絵の際どさだったら同じくらい際どい深夜アニメもあるしな

anond:20231106214232

少年誌漫画より地上波テレビの方が規制厳しいので

少年誌で許される描写が深夜だろうが地上波では許されない」のは妥当なんだが

anond:20231106212629

別にええやろ深夜だし…

絵の際どさで言えば少年誌のお色気漫画ももうちょい際どいのあると思うけど、やっぱレイプ描写の方が許せないもん?

2023-10-30

anond:20231030170223

青年誌だと大人も多いと思うけどな

少年誌子供っぽいのが多いのは単に読者年齢が若いからだと思う

2023-10-29

anond:20231028214036

DQ2

文字通り、本作の鍵を握る重要NPCのひとり。

英語版での名前はRoge Fastfinger(GB版のみLagos)。「Fastfinger」=素早い指捌き、という意味なのでこれは名字というより二つ名のようなものだろうか。

 

【テパ】の村から【すいもんのカギ】を盗んだ【盗賊】。

水門のカギは【満月の塔】に行くのに必須さらに言えば敵地【ロンダルキア】へ乗り込むために必要アイテムの中の一つであるため、このラゴスを探すことが【5つの紋章】探しと並ぶ中盤の大きな目的となる。

 

捕まって【ペルポイ】の町の【牢屋】にブチこまれた、という所まではあちこちの人の話で足取りを掴むことができる。

やたらと強い【バピラス】や、やたらと弱い【サマルトリアの王子】との格闘の末、ようやくペルポイに辿りついた【ローレシアの王子】に向かって看守が言い放つのは、

「だが ラゴスは だっそうしてしまったのだ。

という絶望的な一言。町の中でいくら聞きこみをしても、その後の足取りはさっぱり掴めない。

FC版ではここで詰んでしまった人や、ここの謎解きだけに数週間を要した人も少なくないという。

フェイクな情報もいくつかあり、謎に拍車を掛けていた。

ラゴスを追って【ザハン】へ来た男がいることからザハン内を探し回ったプレイヤーもいるだろう。しかもこの町の隅にいる男、わかりにくいところにいるうえ「オレはラゴス…」の出だしで話し始めるため、一瞬喜んだプレーヤーいるかもしれない。

ベラヌール】の看守も、特定囚人を厳重に匿っていながら意味深な台詞を吐くので、【ろうやのカギ】入手後はこちらを探したプレイヤーいるかもしれない。

 

本当のラゴスの居場所、それは「ペルポイ牢屋の壁の中」である

右側の牢屋の中に入り、上から2マス目の黒い壁に向かって右に進むと突如画面が【屋根】の外に切り替わり、そこにラゴスがいる。また、その上のマスで右を向いて【はなす】を実行することでも話しかけられる。

ラゴスの脱走したマスだけなにか壁に目印があるなどの配慮は一切なく、まるでノーヒント。真っ黒な壁のうち1マスだけ壁の中へ進入できるなどと、誰が思っただろうか?

同じ仕掛けはダンジョンなら山ほどあるが、通路構造がまったく違う町中で同じようにこの仕掛けに気付くのは、ほとんどの人にとって意外に、そして相当難しい。場所にとらわれることなく分け隔てせず判断する視野の広さと、疑り深さが問われる。

前作では攻略必須の【ガライの町】で同じ仕掛けがあったが、DQ2が初プレイ場合かなり難解な謎解きとなる。見張りの【兵士】の台詞鵜呑みにして牢屋の中を自分で調べず、ここにラゴスはもういないと頭から信じ込んでしまえば詰みである。逆に、「脱走?一体どこから…」と疑問を抱ければ解決は目前。

一応、間接的なヒントとしては各地のほこらの構造がある。【旅の扉】でワープした先の扉を開けてみたら、外からは見えない黒い壁の中だった、という例がある。また、牢屋のカギ自体も同じペルポイで購入できるというのも配慮された結果かもしれない。

しかし厄介なことに、牢屋屋根の下にあって、近付くとマップ切り替えが起こるのだが、このときラゴスのいる部屋の一部がぎりぎり見えていて、そこは何もない壁。つまり無意識に、ラゴスの部屋の向こうは押しても何もないと誤認してしまうのである。実際にはもう少しだけ上のほうにラゴスが隠れているわけだが。

 

上述の通り発見が非常に難しいためか、ラゴスの居場所については当時様々なファミコン雑誌少年誌にヒントが掲載されていた。

あるラジオでもラゴスに関わる話をしているが、攻略をヒントにしたラジオドラマではダンジョンBGMを流すことでダンジョンにいるものだと引っ掛けている。

【完全攻略本】には手描きによる町のマップ掲載されたものの、恐らくネタバレ配慮のためかラゴスがいるはずの場所普通に壁として描かれているため、このマップを見ても仕掛けはわからない。

 

当のラゴスという人物についてだが、なんでも壁をブチ抜いて脱走を試みたものの、壁の中で引っかかって動けなくなってしまったらしい。

看守に逃げられたと思われている状態食事トイレはどうしていたのだろうか?

また、話しかけると潔く観念して水門のカギをくれるが、看守に没収されずに済んでいた理由不明のままである

投獄される直前に飲み込むなどして体内に隠したか他人の目から価値があるように見えないカギだったせいで看守にも見逃されたのだろうか。

 

彼の犯行についても不明点が多い。

というのも、水門のカギはテパの村から見れば非常に重要な品だが、ラゴスが持っていても何の役にも立たない代物。

それは他の商人たちにとっても同様で、売却しようとしてもFC版の頃から値段はつかない。

鍵を盾にとって村を恐喝するという手法も考えられるが、ラゴスが村を脅した様子は特になく、犯行動機が全く見えてこないのである

本人は見つけられたとき子供じみた軽い台詞を吐くので、ただの悪戯愉快犯的に盗んだのだろうか。

あるいは、「本来のお目当てである金品をごっそり盗んだら結果的水門のカギも一緒に盗んでしまった」など、ラゴスにとってもある種の事故だったのかもしれない。

返してもらった後の台詞もまるで無垢少年のものの口調で話す。

アイテム欄が満タンで持てない場合でも、そのスキに逃げようともせずその場で待ってくれている。余談だがその時の台詞が、よりにもよってそれに似つかわしくない人物に使い回されており、ちょっとしたネタになっている。

 

SFC版Ⅰ・Ⅱの公式ガイドブックには「人々の耳目を驚かすためだけに盗みを働く」と紹介されている。ただ単純にテパの人々を困らせたかっただけの愉快犯であろう。

リメイク

さすがに意地悪すぎると思われたのか、リメイク版ではラゴスがハマっている壁の前の床にヒビが入っており、ノーヒントでも割とわかるようになっている。

ただし居場所牢屋の右上から右奥に変わっているため、画面を切り替えずに「はなす」だけで見つけることはできなくなった。

 

ガラケー版以降では優遇され、SFC版【公式ガイドブック】のイラストに準じた専用グラフィックになっている。

そしてスマホ版は縦長画面のため、なんと彼の居場所建物の外から丸見え。そもそも謎解きですらなくなった。FC版と比べると異常なまでのヌルゲー仕様である…。

2023-10-24

週刊少年漫画ラブコメセンシティブ度チェック

少年マガジン作家の中に性暴力を好む人間が紛れている

anond:20231024005450

この増田でむちまろ先生やり玉に挙げられていたけど当然のごとく非難轟々。

雑誌に載っている漫画自体ではなくゾーニングされた場所でやっていることなのだから当然なのだが。

この増田ではじゃあ実際に雑誌に載っている漫画はどうなのかという視点が全く無かったので、独断偏見でチェックしてみた。読んでいただければ幸い。(別に規制しろかい趣旨じゃない)

センシティブ度を1~10までつけていきます

ジャンプ

ジャンプラブコメは冬の時代である。連載中だと書くのがほとんどないので直近2つまで書きます

アオノハコ

センシティブ度 1

多分ラブコメとして読んでる人いないだろうけど、これ含めないとニセコイToLOVEるまで遡らないとないので入れざるを得ない。

センシティブ描写ほとんどっていうかマジでないのでド級健全健全

陽キャリアル恋愛を見せられているかのような(あくま漫画であって別にリアルじゃないのはわかるが)しゃらくささを陰キャ増田としては感じざるを得ないがセンシティブに感じる読者はいないだろう。

次世代型の少年漫画恋愛ものですね。しゃらくせ~~。そこに靴があったからじゃねえんだよ~~。

あやかしトライアングル

センシティブ度 10+

センシティブ! センシティブです!!

もはや出オチセンシティブ名誉称号

ラブコメじゃなくエロコメだという声もあるけどまあラブコメ一種でいいと思う。

1話に最低一回は局部おっぱいに顔ツッコむか全裸か半裸になるので言わずもがな

ジャンプラに移籍したので少年誌はいられなかったという実績を考慮して+を加えた。

個人的には女×女より男女のが好きなので残念だった。ただこれに限れば男だとすぐ食われちゃったろうから仕方ない。

ぼくたちは勉強ができない

センシティブ度 8

大体5話に一回くらいはおっぱい触ったりヒロインの半裸や全裸が描かれるのでなかなかセンシティブ

こだわりのケツ描写トイレに2人閉じ込められたまま用を足すヒロインの姿を描くなどフェチ描写も隙なく揃える。

同期にやってたゆらぎ荘には敵わないまでも、これぞ古き良き少年漫画ラブコメって感じの塩梅でしっかりセンシティブしてた。

ただ今どき合宿先の温泉の男女の境の塀に穴開けて覗いてやるぜー。うおー穴空いたー。気づいてた女子に目潰しされたーいてー。ってノリを無邪気に描写してるのはぶっちぎりでセンシティブ

ここに限ればあやトラなんか目じゃないくらセンシティブしてた。倫理観昭和平成初期にでもタイムスリップしたのか?

そこでチキンレースしなくてもいいのよ。違うところで頑張って。

サンデー

ラブコメサンデーも今は昔ってことはないけど最近マガジンに押され気味。でも5作品くらいあるのよ。

君と悪いことがしたい

センシティブ度 4

エモにより気味なんだけど、ところどころでちっちゃい主人公におっきいヒロイン無意識おっぱい押し付けちゃってるのいいよね。

ツンツンしてる男の子オロオロしてる女の子意識し始めるのいい……。

あんまりセンシティブって感じはしないけど、それなりに着替え描写くらいはあるので少年誌って感じ。

トニカクカワイイ

センシティブ度 5

いやまあセンシティブなんだよ。結構裸とかそれに近いの書くし主人公ヒロイン夫婦だし。でも畑先生なんだよ。絵が。

どうしたってセンシティブにはならないんだよな。ニヤニヤはする。良い。

書くことは書いてるのでそれなりにセンシティブ度を上げないといけないと思うから5。

でもセンシティブには使えないよな……。

帝乃の三姉妹は案外チョロい

センシティブ度 3

可愛さと非センシティブを同居させていてひらかわ先生~~って感じ。大好き。

エモい可愛いに全力投球でセンシティブ描写あんまない。

初期は3姉妹ほとんど男みたいな目つきだったけど、すぐにナーフされたので割と最初から可愛い

得意分野で飛び抜けてて自信持ってるタイプ女性のふとしたときに見せる女の子らしさ可愛いよねって感じを繰り返す感じ。

センシティブ度は少ないので親御さんがビックリしないタイプ安心して見せられるラブコメ

古見さんはコミュ障です

センシティブ度 3

初期に比べるとフェチ描写も減ってしまって本当にセンシティブではなくなってしまった。

良き一対一ラブコメかと思ったら急に只野くんが謎ムーブし始めて迷走した時期もあったけど、まあ総じて安定して面白い

面白いんだけどセンシティブ視点からは残念なところは否めない。

でもまあこういう安定したものがあると雑誌自体読み続けたくなるからいいよねだからあの謎ムーブは何なんだよ只野くんの好感度落ちまくったわ!

マガジン

ラブコメが……! ラブコメが多い……!! 大変なので短文にしました。

生徒会にも穴はある!

センシティブ度 8

ようやく発端の生穴る。

まあエロいんだけどフェチな感じの描写とか強くてあんまりセンシティブじゃないんだよな。

いやそれでもフェチ描写もあるし全裸描写もあるしでセンシティブ度は8くらいつけなきゃなって感じで若干麻痺してる感はあるが。

雰囲気の割に足りないセンシティブSNSで補ってるのはWEB雑誌の融合だなーって感じで面白くみてる。

もちろんセンシティブなところが魅力の一つでもあるんだけど、それ以外にキャラ人間らしさも魅力なので読んでみて。

カッコウの許嫁

センシティブ度 6

程よくおっぱい。頻度そこそこの着替えやお風呂水着等々。

描写は間違いなくセンシティブなんだけど本能にはセンシティブに訴えかけるものがないんだよな……。

センシティブは間違いなく大事なんだけど色気もあってこそなんだよ。でもまあやることはやってるので6。

甘神さんちの縁結び

センシティブ度 7

迫ってくる女の子に半裸だったり全裸だったり古き良きハーレムラブコメ

しっかりとセンシティブしてて好印象。思ったより跳ねないなと思ってたけどようやくアニメ化したので一安心

アニメ化ナーフされないか若干心配だけどまあてんぷるもやったし平気かな。

カナン様はあくまでチョロい

センシティブ度 9

センシティブ!!

見事なエロコメ。これぞ少年漫画というにはエグいけどまあ主人公は一途だしな……。

短いページながら毎回爪痕を残していくところは好印象。

でもこういうヒロイン名前入ったやつで後から来たサブヒロインを本気で惚れさすのは胸が痛いよ……?

彼女、お借りしま

センシティブ度 5

主人公気持ち悪い語りが本当に気持ち悪いんだけど、舐めるような視線解説はともかくセンシティブ描写はそれなり。

センシティブにあまり頼らない女性の美しさみたいなところを徹底して書いてるところは褒められるべきだと思う。

ヒロインキャラデザが良すぎるのが強い。アニメも力入ってて強すぎる。

黒岩メダカに私の可愛いが通じない

センシティブ度 5

寺の跡取りの主人公を誘惑するという初期設定なんだけどまあ実際はそこまでセンシティブではなかった。

ただまあ面白いんだよな。主人公を振り向かせようとするヒロインたちは可愛い

センシティブじゃないけど可愛くていい。

それでも歩は寄せてくる

センシティブ度 2

安定の山本先生。この男女の踏み込み空気感よ。

デコセンシティブを感じる人なら10点だと思うけど、そこにセンシティブは感じない人なのでこのくらい。

サブヒロインも爽やかに恋を終えて、落ち着いて見れるのはいい。

真夜中ハートチューン

センシティブ度 6

まあ始まったばっかりでそこまで判断材料もないんだけど、へそ出し制服はなかなかセンシティブ

とはいえそれ以外にセンシティブ描写はないからこのくらい。

五等分以来の大物感を漂わせているので……というか相当五等分のメソッドを取り入れてる感じなのでうまく行けば流行りそう。

何より絵がキャッチーセンシティブも増やしてくれ。

よわよわ先生

センシティブ度 10

センシティブ!! センシティブです!!

ライバルの多いマガジンでもセンシティブ度ではまず1位。

乳首券単行本宣伝に使ってるのはあまり見た記憶がない。

先生同級生も剥くわ揉むわでやりたい放題。現状の週刊少年漫画ラブコメだとおそらくトップセンシティブ

どうでもいいけど教師と生徒の恋愛少年誌じゃ許されないとかいう人いまだにいるけど、ドメカノでもこれでもやってるんだからどう考えてもダメことないよね。

教師女子生徒はダメだとしても女教師男子生徒ならなんの問題もないわ。歴史証明している。

あと瀬尾先生女神カフェテラスもあるけど瀬尾先生トラウマなんで読んでないんだ。すまない。

独断偏見です

独断偏見で書いてみた。

傾向的には

ジャンプ…唯一連載中のアオノハコはド健全だけどセンシティブ打率は高い。いちごToLOVEる辺りの印象もあるかもしれない。

サンデー…基本健全センシティブ度は低い。昔ので言えば初恋ゾンビはそこそこセンシティブだった気がするけどそれくらい。

マガジン…まずラブコメが多すぎる。その分バラエティに富んでるのでまあ数は正義

マガジンラブコメ多すぎんよ~。でもどれも個性あるので読んでみて。

何がいいたいかというとむちまろ先生くらいなんてことないのです。というか物足りないのです。

みんなセンシティブものを読もう。そしてアンケート入れて応援しよう。

追記

チャンピオン

読んでないんだ。すまない。(最近面白くなってるらしいことは聞いてる)

小さい僕の春

休載してるだけじゃなくてうぇぶりに移籍しちゃったので泣く泣く除外した。

よふかしのうた

ラブコメかな……? まあつけるなら4。フェチいいけどセンシティブではないかな。

MAJOR 2nd

ラブコメじゃないので対象外だけどまあ5。下着は書いてるけどさ……。

anond:20231024005450

元増田の主張にも「穴はある」(名義を変えてもダメとか、ゾーニングが「一切」されていないとか)が、性暴行露骨に描いた作品が、少年漫画を描いている作家の名義でもろに出てきてしまうという状況は好ましくないと私も思う。私としては、意図的ゾーニングを超えようと興味を持ってしま子供がいる方が健全であると感じるし、この程度でおよそ少年誌への連載が許されるべきではないとは思わない。しかし、せめて名義を変えるべきとか、アカウント登録必須化するなどの方法で年齢確認厳格化するべき(あまりにも幼い子供でもクリック一つでするっと超えられる程度のものでは望ましくない)ということは求めても良いように感じた。

そういう意味で、少年誌はこういうものから潔癖であるべきだという増田の主張は、同意はしないが社会全体の意見の「幅」としてあって問題ないレベルであり、抗議の呼びかけが不当を超えて違法であるなどとは到底考えられない。

それにしても、こういう意見に対する一部ネット意見は見るに堪えないレベルで、ブコメでは威力業務妨害罪などという言葉まで飛び出し、人気ブコメに表示されるレベルである

この主張は、(暴言暴力扇動しているわけではない)「抗議をしよう」という表現活動の内容に着目し、国家による刑事罰をもって規制するべきという意見であって、表現の自由と最も厳しく対立する主張である。無論、その主張もまた表現の自由範囲内ではあるが、現行法解釈を前提にすれば、威力業務妨害罪に「該当する」という主張は端的に誤りと言っていいレベルであり、また、表現の自由を重視するという立場からは極めて遠いところにある主張でもあるだろう。

近時のいわゆるキャンセルカルチャー問題のようなものへの懸念はわかる点はあるのだが、それでも単なる私人間の言論による対立と、国家権力を利用して一方の主張を禁止することには質的に差があるということは強く意識されるべきであり、今許されている「権利」であっても常にその正当性へのチャレンジの道は開かれているべきだろうと思う。

anond:20231024005450

el-condor 「雑誌カテゴリによるゾーニング」とやらが機能していない事例の一。性的客体化が激しい漫画を全年齢向けであろう少年誌でやるべきではないよね。出版界でやってはならないとは言わないが。 comic

げに!

anond:20231024072606

ちなみにこれは少年誌ですけど?

ちなみにジャンプ過去にはスポーツ漫画公式スピンオフを同作品bl描いていた(る)同人作家に描かせていたりもする。

もちろんポルノファンタジー対象になっていたキャラは"未成年"だ)

Production I.Gテニプリ無許可BL同人(ますみ部)やってたりしたがハイキューやらかしでついに謝罪

2023-10-23

異世界生モノへのちょっとした違和感

別の日記もつぶやいたんだけど、なんとなく異世界転生に違和感があったんだよね。何だろうって考えていたら、自分の中でメジャーだったのは二種類の魂が同居する物語だったんだなと

そもそも異世界転生に詳しくはないから頓珍漢なこといってるかもだけど、何個か見ていると大体「死んだ人が別の世界人間として生を受ける」というのが昨今は主流だと思う

その手法は様々だけど、基本的に転生した人が別の生き方模索するってのは俺の中では意外と斬新だった

何でかって言うと、例えばシャーマンキング遊戯王電王ってのは、別の霊魂怪物が他の人間の肉体を借りて戦うんだが、あくまでも主体は元の持ち主なんだよね

で、遊戯王とかがわかりやすいけど結局はその霊魂とかが役割を終えて離れていったり、元の人格共生したりというのが20年くらい前から続く一種伝統だった気がする。


けど異世界転生って基本的に肉体の主導権とか記憶を取り戻したら元の人の人格とかがなんか有耶無耶になっているように思うんだよ

ある日記憶を取り戻したら異世界の人として生きていた、とかだと「じゃあ今まで生活していた人格ってなくなったの?」って感じていた

勿論そういうところにスポットあてる作品だってあるんだろうけど、俺の中でメジャーだった「一つの魂に何種類かの魂が入り込んだり肉体の主導権争いをしたりする」ってのがあんまりない気がする。

よくよく考えれば、NARUTOブリーチもそんな感じだよね

九尾の狐とかホロウとか、違う存在が一つの肉体の主導権を争ったり共闘したり、主従関係を結んだり分かれたりってのが少年誌あたりではとても多かった印象


そういう昔からオーソドックスファンタジー設定からすると、異世界モノは呪術廻戦でいう「受肉」に等しく、元の人格を乗っ取ったり融合したりして一つになった存在として生きてるから結構違和感があったんだな

はいっても呪術廻戦自体主人公と宿儺が入れ替わったりするからちょっと違うかもだが

なんかとなく、こういう受肉に近いのは侵略者のやる行為主人公サイドがそれをするのが自分の中では斬新

斬新なだけで別に悪いとかつまらないわけじゃない

逆に今まで触れてきたファンタジーって意外と亜流だったのかもしれないなーと最近思ってる

というか異世界モノって一人の人格のやり直しモノなんだから、そんな肉体の主導権とか面倒なことしてても面白くないんだろうな

まあそこは詳しい人が勝手に話してくれるか

2023-10-21

フリーレンに限らず「欲望構造」をしてる作品は沢山ある

欲望構造メソッドを使って作られている創作物はたくさんある

全部がそうとは言わない

たとえば群像劇なんかは明らかに違う

よく大ヒット作品に対して「これは若者鬱屈した◯◯を表していて」なんていう謎考察する人がいるが、だいたいそんなことはない

ONE PIECE進撃の巨人も、欲望構造は大してしてないと思っている

でも一部の作品はよくよく観察すると欲望構造をしていたりする、気づかずに見ていることもあるし意図せずそうなっていることもある

 

欲望構造は大体うまく隠されるが、作者のスキル次第ではモロ出しなケースも有る

そしてその臭さは受け付けない人も多い

「ほら、こういうのが見たいんだろ?」と言われてる気がして、自己の欲に直面しなんとなく嫌な感じがしてしまうとか

作者の妄想オナニーみえしまうとか、自分対象にしていないことに気づくからだと予想する

自分がその欲望合致しているケースもあれば、合致していないケースも有るが

どちらに対してもその臭さは賛否出る

 

女性作家少年誌で書くときなんかはその匂いに敏感に反応することがある

微妙に違う匂いがするんだと思う、少年の欲を刺激しない構造をしているみたいな

自分欲望合致する場合は、案外気づかない事が多いのかもしれない、あるいは少し臭くても美味しく召し上がるか

 

個人的には、00年代に数人の女性作家が「家事が得意なメンズに養われたい」という欲望構造を用いたことで「欲望構造発見」した

のだめカンタービレすももももももとらドラあたり、他にもあったと思うが、それらを同時期に見つけたんだ

個人的にその欲望構造ちょっと気持ち悪くてマイナスだったんだが、それを補うくらい面白かったのでどうでもよかった

面白さが並である場合は、臭さが前面に出てしま

 

例えば今ホッテントリにあがってる「なんにもない、なんでもない」はちょっとしんどかった

主人公の悩みを書いているようでいて、そのじつ説教欲を満たすような構造をしている

この臭さは私は食べられない

作者のオナニーに見えてしまうんだ、オナニーじゃないともっとまずい

 

可愛い女子」「賢い老人」「いたいけな子供」みたいなのはそういう意味で出すのが難しい

うっかり作者が普段社会に対して思ってることを代弁させてみたり

まりにも都合のいい存在となってしまうことがあり、どうしても鼻につく

かと思えば欲望構造を避けすぎて奇妙になりすぎるケースも有る、バランスが非常に難しいんだ

上手い作家は「一見臭い構造かと思いきや全然違った」みたいなことするよね、あれは良い、参ったと思う

 

ところでこういった欲望構造は、好きな人にとってはたまらないらしく

あえてコテコテにした作品というのもやはり存在する

まあ発酵食品みたいなもんだろう

ぶりっ子いつまでも存在し続けるのと同じだ

からある程度は支持をされると思うし狙うのもありなんだが

こういうのは作者が若いときのほうが素直に書けると思う、年をとるとうまく隠してしまうというか冷静になってしまうので、臭さが好きな人には物足りない作品になる

恥ずかしげもなく自らの欲望を打ち込んだ作品はそれはそれでありだ

 

作者特有欲望構造をうまく落とし込んでる作品もある

メイドインアビスなんかはモロだろう

あれはちょいちょい「こんなの作者そのものじゃん」というシーンがあるが、そもそも作者そのもの面白いので面白いんだ

そういう意味ではそもそも作者は面白必要があるのかもしれない

作家破天荒かつ非常識かつ変人でも全然構わないんだ

(まああの人はキャラクリが専門だったわけで真似できると思えないけど)

 

あの作品面白かったとき、かつ欲望構造をしていたとき

他人に「そういう臭いのが好きなんだね」と言われると非常に否定したくなると思う

そういうところが難しいよね、それに気づいた瞬間作品が嫌いになる

でもそういう欲望認識してそれでも作品を愛せたとき、人は大人になるのかもしれない

 

そういえば歌の詞なんかは、意味不明性があるけどあれは欲望構造を隠すためなんだろうか?

 

駄文失礼

 

_____

 

ところで誤解してほしくないけど、欲望構造はそれ自体必然的メインフレームであることは稀だと思う

例えばフリーレンだと、フリーレンがしっかり者でフェルンが手のかかる子みたいな構成でも物語は成立する(個人的には今の方が良いけど)

ただそうはならなかった、というだけ

そうならなかったら売れたかどうか、というのは結構難しい問題ではある

支持層が変わるかどうかも難しい

わかるかな、あくま匂い・風味レベルであって味ではないみたいな感じ

しろ必然的メインフレームではない、フレーバーからこそ欲望が出やすいというのもある

 

_____

 

この話って、「露出の多い服を着ている女性」に似てるよね

明らかに男性欲望は刺激されるから媚びているように見られ、一部の人気持ち悪いと感じるけど

ひょっとしたらその女性は媚びる気は別になく「かわいいから」かもしれない

その場合男性と、欲望構造を指摘した人が間違っていて恥ずかしいとなるんだが、結局どっちかはわからないし刺激はされるのはたしかっていう

(この場合構造ではないな、「いたずらに欲情させる装置」みたいな言葉がほしい、『誘引』とか『罠』とか?)

 

_____

 

こういう駄文を書いたときホッテントリ入ると正直恐ろしくなるんだけど、面白意見たくさん見れてよかった

 

異世界なろう系はそうだね

最初の頃は面白いって思うんだけど、沢山類似作品が出てきて、なぜウケてるかを分析された結果、自分がその『誘引』に引っかかったのかもしれないことに気づき、素直に楽しめなくなるみたいな

 

個人的には日本ドラマがきついのは明らかに欲望構造を過度に発見してしまうからだと思う

F1層F2層に対して露骨誘引しようとしてるテーマとかシーンがあるよね

最近はマシだけど

 

_____

 

ひょっとしてこれは欲望構造問題というよりは

それを「悟る」ことで「白ける」のが問題なのではないか

 

例えば好きな食べ物なのに調味料をつけずに食べたら美味しくなくて、結局調味料が美味しいだけじゃんってなったり

Official髭男dismとかbacknumber聞いて泣けてたのに、割りと戦略的に作ってるよなと気づいて泣けなくなったり

 

そういう意味で言えば作品メタ分析って子供に「サンタは居ないよ」って言うような行為で良くないよな

 

こういうのってゲッペルドンガーだよね

出典:さよなら絶望先生

https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%B2%E3%83%83%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC

 

ゲッペルさんのゲッペルさんを呼び出せばまた楽しめるようになるんだけど

2023-10-14

フリーレン

魔法使いが服が透ける魔法を使って戦士男のちんぽを見て「ちっさ」と呟くの。

びっくりするくらいのセクハラだな。

令和の漫画でありなのか?

ありか。

少年誌とかもっとすけべな漫画あるしな。

2023-10-09

ワンピース久々に単行本読んでるけど、欠点がわかった

情報多すぎ

情報多すぎてストーリが長引きがちで

結局何がおきたんだっけってなる

一応少年誌なんだからシンプルに話作れよ

2023-10-04

ちょっときもいこというわ

今週のサンデーグラビアの娘

表紙を水着じゃなくて秋を感じさせる縦セタにしたのはい

胸のでかさも逆に強調されて見えるしね

でも中野グラビアダメ

ただ脱いで水着になったらそれただの水着じゃん!!!

たてせたやってんならそれをたくしあげて下着っぽく見せろよ!!!

コスプレAVでいきなり全部脱ぐのと同じくらい風情がなくてわかってないよ!!!!!!

なんのためのたてせただよ!!!!!!!!

たてせたかおとこがかんがえることをもっとそうぞうしろ!!!!!!

えろさを強調しすぎるのは少年誌的によくないってか

はあ。

2023-10-02

アスミカケル1話感想

2023/10/04 追記: この日記週刊少年ジャンプにて連載中の「アスミカケル」の感想文になりますが、以下のような特徴がありますので先に注意点をば。

【注意点】

基本的感想フラットに思ったままを書いています

 悪い言い方をすれば、何も考えずに脳死で書いてると言っても過言ではないです。

 特に何が良いとか悪いとか考えず、ただ見て感じたものを書いてるだけなので、場合によっては褒めてるように見えたり、逆に貶してるように見えるかもしれませんが、どちらでもないです。

 赤い色を赤いと言うようなレベル稚拙な見たままの直観を出しているものと考えて頂ければ幸いです。この山は大きいなぁとか、そのレベルです。

 たまに「あっこの川、深いッ!」みたいな多少の感情は乗るかもですが、基本フラット自分にとって快不快を問わず感情が乗るのは良い作品だと思っていますよろしくお願いします。

②たまに何かから引用する事がありますが気にしないで下さい。

 上記の通り脳死で書いてるため、連想ゲーム的に他作品(他の漫画とかアニメとか)の内容やセリフなどを引用したりする事がありますが、比較のためではありません。

 つい「この人の髪型ハンバーグみてーだなぁ……」みたいな事を言うかもしれませんが、その人やハンバーグを貶めたり、逆にそれを理由に名作と引っ付けて評価を上げるような意図とかも無いです。皆無にして絶無です。

 そのような比較や同一視は両方の作者や作品に対して失礼であり、あくま自分の中では全く別のものだけど連想してしまったに過ぎないので、あくま個人の感想である事をご留意して頂けませば幸いです。

 

③同様に、何かしらキャラ演出などについての評価をする事もありますが、それ自体特に作品や作者の評価ではないです。

 もし仮に私が「このキャラ不快だなぁ」と言ったからといって、それが即ちその作品や作者が不快という事でもないです。不快キャラを出すことで、相対的に他のキャラの株が上がる事もあります

 世の中にヤベー人間いるからといって、即ち世の中がヤバい訳ではないように。その作中世界や世界の中の"もの"と作品との評価は全く異なるものであり、なんなら邪悪人間しか出てこない邪悪世界作品でも面白い場合もあるかと思います

 世界最高のコントラバス世界最高の尺八奏者世界最高のDJコラボしたところで、どうひっくり返っても「世界最高のジャズ」が生まれるなんて事はないように。要素同士の相性が良くなければ作品はチグハグになります

 演出とか構成とかストーリーとか諸々の要素が全て満点でも、それらが噛み合ってなければ作品として成り立たないように、あくまで要素と作品全体の評価は別物である認識して頂ければ助かります

 合言葉は「だが。それがいい」。大事だと思います

④また、自分目線はどちらかと言えば創作目線気味で「自分が作者だったらこうするかなぁ……」みたいな事を考えがちな傾向がありますが、だからといって作者へのリスペクトが無いわけではないです。

 そもそも自分創作者というより鑑賞者なので、岡目八目で「ああすれば良いのに」「こうすれば良いのに」と言ったところで自分自身が実際にそれを出来るかどうかと言えば答えはNoです。

 あくまで読者としての視点しかないため、実際に締め切り(納期)通りに同等以上のものを仕上げれるわけではないですし、実際その作品と同じテーマ自分表現するとしたら、それは作者の出す作品とは全く別物になると思います

 素人や読者の視点というのは独り善がりなものであり、あらゆる創作者には個性があるし個々の事情もある。その全てを重んじ、リスペクトしていきたいと自分は考えています

ここから 2023/10/03記入の本文(原文ママ):

アスミカケルを電子ジャンプバックナンバーにて読む。概ね1p毎に気付いた事などを書いていく。

とりあえずざっくりカラーの1p目(ジャンプ本誌3p目)。最初の「痛いのは嫌いだ」「苦しいのも嫌いだ」「強いから何だってんだ何の意味がある」「怖い…なのにどうして…」「戦わずはいられない…!!」

この部分で恐らく作品テーマを開示している。要するに、不快さやデメリットを抱えると分かっていても「人が戦う理由は何か」が主題であると思われる。そのため、最初の掴みとして「殴られたり極められる人」を描き、「それでもなお血の滴る道を進む」という事を示唆している。

どうも火ノ丸相撲の人が描いてる漫画であるらしい。火ノ丸相撲もそうだが、格闘漫画それ自体自分にとっては基本的に相性が良くない。ただし、これはリアルに起因するものなので無視しても良い。表紙については前述のページと同じく、一部を除いた全員が前方向を向く事で戦いにポジティブな要素を示唆しているものと思われる。

次。ジャンプ本誌26pより本編開始。ここで何気なくだが、やや不自然明日見家の全員をネームプレートに示している。これは古くは沼駿先生の「左門くんはサモナー」に於いても使われた手法だが、「左門くんはサモナー」の場合特定意図を持って何度も示されている事に注意したい。ここでは現状、明日見家の全員を紹介する以上の意図は汲み取れない。

家長である祖父の獏は覇気がなく、物忘れ気味な事が示唆されている。また、リフォームをした事および、その前に配偶者(祖母)を亡くしている事も先のネームプレートから汲み取れることが分かる。ただし現状、そこまで読む必要はない。次のページでは息子たる和虎をリフォーム後に亡くしている事が分かる。恐らく獏はリフォーム後に忘れ癖が出ているものとも考えられる。

ここで出ている長女と次女らしき人物は羚と三羽か?最初は二兎だと思ったが、二兎が主人公であると思しき少年であった。兄は一狼。二狼でなくてよかった(良くない)。名前の由来は原則として動物に由来するものと考えられるが、祖父が夢を食べると言われる獏なのは意図してのことか。であるとするなら、他の名前にも意図があると考えて良いだろう。次。

二兎が一般的より冴えない、やや怖がりの高校生として描かれている。ここで最初のページに示されている恐いという部分が示されているため、キャラ付けとしては重要だが、演出として主人公への広い共感を呼ぶという感じはしない。次。

そこで友人が守ってくれたり、格闘技の道について示される。友人が最初は強い(主人公を護る勇気を示す)という点では鵺の陰陽師と同じくしているが、鵺の陰陽師よりは凡庸とした見せ方ではある。逆に言えば奇を衒っていないという事でもあるので、まあ王道と言えるが、王道なりの見せ方として絵力による演出がもう少し欲しいというのは読者として欲張りだろうか。次。

そこで主人公が機転を利かせて窮地を脱するという形でキャラを示す。これも基本的には読者に共感というよりは離れていく方向の形だが、前述の「怖くても戦う」という部分を見せるためにはギャップを作る必要が出てくる。しかし昨今の読者は言うなればせっかちなので、私も例に漏れず「ここで主人公が魅せる部分だろう」という感覚がある。

引き続き、格闘技への道を示すシーンが続く。ここでも主人公はひたすらに怖さを出す。しかキャラ付けとして一貫しているといえば一貫しているが、ややくどさも出てくる。怖さばかりをピックアップするので、恐らく意図しての事だろうと思われるが、やや強すぎるのではないかとも思う。次。

まだ主人公の弱音は続くが、ここで漸く主人公資質を見せるシーンが出る。ただしあくま受け身である。これもスマートに避けるとかでなく受け身なのは、やはり痛みなどを受けるという部分が思想としてあるのだろう。その上でダメージコントロール技術としての受け身を出すのは理には適っているが、インパクトとしては地味だ。次。

主人公最初に示した好みのヒロインを出すページ。ここでも格闘技。これで格闘漫画じゃなかったら何なのかとなる格闘押し。もう少し展開が早くても良い。体幹概念を出すが、ここで問題は「体幹とは何か?」というのを主人公が知っている事。逆にいうと、ここで体幹について知らない読者に「体幹とは?」と疑問を持たせる効果はあるだろうが、やや濃ゆい

そしてヒロインの置かれている立ち位置も出しつつ、先程に書いたMMAを出す。しか主人公が覚えていない。作中時間が経っているのは分かるが、読者としては一瞬なので「…「MMA」って何だっけ…?」は、ややくどい気もする。が、このくどさは恐らく想定する読者層によるのだろう。要は、流れで適当に読んでる読者に向けて思い出させる効果を狙うものと考えられる。そして再びの一狼。次。

物忘れ気味な「じいちゃん」によるMMA解説と、かつ祖父ギャップ提示。これにより確実なまでに明日見家が武術一家である事を示している。わざわざ道場を別個に建ててるのだから当然そうなる。しかし、そう汲み取れない、つまり格闘系の文脈に疎い読者には「急に謎の道場!?」となりかねないコンテクストありきの部分なので、やや不親切か?次。

再び「じいちゃん」(獏)の物忘れと、残りの家族や更に家庭環境を明示。(羚以外)。手帳重要ものだとも示す。次。

ようやく羚の名前が出る。個々の負い目を提示するシーン。回想に入る。次。

過去回想。まあ家庭環境という感じだ。再びの不穏さを提示しながら次。

イジりからイジメに。まあ主人公の情けなさを散々に提示しているのだが、それと対象的に友人とヒロインの格が上がる。次。

ヒロイン戦闘能力に対し、再び主人公能力を示すシーン。基本的に技を受ける事が前提で話が進んでいく。ひたすらテーマに沿わせようとする意地は分かるが、ここまでくどいと自分としては結構と気になる。

ここで舞台装置だった不良についてはスルーされ、ヒロインの家がMMAなり格闘技関係事務である事を示唆しながら次に。

MMAジムヒロイン目的目標開示。一応、不良にも逃げたというフォローが入る。ヒロイン主人公を見定めている事も暗に示唆しつつ、友人が前進。次。

兎にも角にも主人公の人柄を示しまくる。リアルでなら良いが、漫画なのでくどく感じる。説明は少なすぎても多すぎても良くないが、サラッと流して欲しいのが個人的感覚

戦うヒロインなので眼鏡を取るのは当たり前だが主人公が割りと欲求に素直である事も同時に示される。格闘技説明が入ったため、とりあえず一旦ここから暫くは感想を書きながらでなく流し読みで良いと判断

どうでもよいが、遠目にヒロインを見るとシルエットだけならワールドトリガー宇佐美栞に似ている事に気付く。閑話休題。これらの説明類は、大なり小なり格闘技に対して事前知識があるか、興味が無いと頭に入らないのではないかと思う。

主人公体験パート。「当て勘」など格闘技ワードが続く。この場合は「距離感位置関係の把握など、空間把握と自身身体把握ないし操作とがズレている」と考えれば良いが、兎にも角にも主人公の魅力が地味かつ描かれないのが続く。1話も中盤に差し掛かるが、これで大丈夫なのだろうか。次。

フォローとばかり「明日見」の武術について示唆しつつ、また回想と次ページで不穏な事が起きますよというコマを使う。濫用では?次。

不良の顔も三度まで。次。

ここで漸く主人公が「強さ」を示す。

まあ一線を超えるまで強さを示さないというのも良いのだが、良くも悪くもリアル人間という感じで創作物としては何とも。

ワンピース1話で言うならシャンクスが酒をぶっかけられるくらいのラフさと、銃を抜いてから豹変という所に、ここまでページをかけるのか……という感想が強い。

良く言えば丁寧ではある。そして主人公武術活躍するのを示唆して次に。逆にいうと、こういう「丁寧だけど驚きが無い」というのが強い特徴に感じる。火ノ丸相撲は本誌かつ序盤しか読んでいないので記憶が薄いのだが、こういう作風なのだろうか?次。

戦闘シーン。組んで、回転させて壁に衝突させ、足を抜いて相手の力を利用して投げ飛ばす。簡単に言えばこれだけなのだが、こういう限られた空間でのストリートファイトは少しコマ割りと構図に工夫をして分かりやすくしていくと有り難いか

あと「殺れ」はガチ古武術としての教えなら分からなくもないが、MMAメインなのと主人公キャラには合わない。ここは「躊躇うな」とか「そのための備えをしろ」だけで止めても良いとは思う。次。

ここも戦闘シーンだが、やはり武闘経験がある前提での描写が目立つ。別に理として間違った事は書いてないし描いていないのだろうが……

こういう部分が多いのは、アスミカケル自体格闘技経験者に向けた漫画なのだとして割り切った方が良いだろう。次。

組技系の格闘家としての主人公披露。当て勘のなさや受け身など攻撃を受ける前提の描写に納得はいくが、絵的に不良のほうが目立ってしま演出

ここは思い切って主人公を目立つよう分かりやすく上に描いても問題は無かったと思うが、何かしらの意図があるのだろうか。よく分からない。編集者が気付かない訳がないので、まあ何かしらの演出なのだろう。次。

ヒロインによる制止と事態収束、および疑義の投げかけと解説。ここも最後コマ示唆。……「丁寧といえば丁寧」。次。

最終的に格闘技について前向きにはなるという所で終了。

総評……非常に申し訳ないのだが、主人公言うなれば「極力リスクを負わずに良い所だけ取っていく」という印象が強い。50点のために、解ける問題を解かないというのが事態悪化させているまである。そこまで考えていないといえばそこまでだが、どちらにせよお調子者という感じで自分には理解し難い。

また、話運びや演出等については丁寧で王道チックだが、それ故に意外性が低く、かつ格闘技関連の説明描写などが読者の格闘技についての知識想像力依存しているため、一話で読者をもぎとるには少し弱いところがあるのではと思わなくもない。それをスルーさせるだけの演出力がもう少し欲しいように思わなくもない。

どちからといえば(古い)マガジンとかチャンピオン向けの話を、あえてジャンプでやってる……という感覚が強く、火ノ丸相撲のように「相撲について分からない人でも付いていける」力があるかと言われると、少し怪しいところがあるのではないかと感じた……個人的感覚だが、まあ格闘技経験者なら考えずに読めば気にならないのかもしれない。

主人公以外のキャラクターについては、良くも悪くも魅力的かというと何とも言い難い。ヒロイン自体は良い感じに読者を引っ張ってこれそうなキャラをしているが、同時に少しキワモノさも併せ持つ。こういったニッチだったり少々リアル性格的要素を持ったキャラを扱う場合、週刊少年誌というより青年誌月刊誌向きなのかもしれない感じはある。

概ねそんなところか。次話以降については、また時間のある時に読んで感想を書くかもしれないし、書かないかもしれない。ひとまず終了。

2023-09-18

少年誌人気投票の結果なんかを見たら男キャラ若いイケメン需要がある事は簡単に分かるのに

キャラ場合と違ってそっちは意地でもジジイ不細工を出したがるよな

2023-09-07

奥行きが足りない

少年誌最終回でよくある、登場人物のその後の話で、作中のキャラ同士が結婚しまくっているのが苦手

なんだかそのキャラ人生全てがその漫画に詰まっているとでも言いたげだから

あくま漫画というのはそのキャラ人生の一部分を切り取っただけのストーリーに過ぎなくて、そのキャラ人生もっと奥行きが深いだろう

作中に出てこない人間関係も多分たくさんあるはずで、その後の人生では漫画全然出てこなかった人と結婚している方が自然なのではないか

2023-09-04

anond:20230904205223

男性向けの青年誌でもよくある(少年誌でもあるけど)

キャラ無駄に肉体を誇示して着替えたりシャワー浴びたりするシーンは何なんだろうか

2023-09-03

anond:20230902095025

感性が若くてええことやん

老いても少年誌漫画原作のもん見れるって逆に凄いよ

俺もう三十路過ぎて全く見れなくなったもん

2023-09-01

沈黙は加担」と少年誌読者の罪

少年漫画ファンって、編集部女性編集者ゼロな件を批判したの?

まさか週刊誌編集部で、女性性別門前払いされてる現実を知らないわけじゃないよね。

普通に雇用機会均等法違反なのに、ファンは見て見ぬ振りしてる。

沈黙は加担なら。

内情を知ってダンマリを決め込む大人少年漫画読者は、女性差別に加担してる事になるけど。

anond:20230901231703

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