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2022-11-04

海外拳銃撃ってきたけど

ミリオタが「拳銃反動が強いから片手でなんか撃てない」みたいなこと言ってるけど

普通に片手で撃てるし、なんなら同伴した女でも片手で撃ててたわ

そりゃそうだよな、じゃなきゃ護身用にならんし

付いてくれてた教官みたいな人は「ちゃんと当てたきゃ両手で狙って撃ちなさいよ」とは言ってたけど

2022-10-18

anond:20221017104318

中国にできるわけない」と言ってたら、あっという間に追いつき追い越された例として、軍事分野の例がある。

日本ミリオタの大多数は、中国発の空母遼寧旧ソ連ヴァリャーグの改修艦)の就航(2012年)を長らく嘲笑していた。「ポンコツ性能の空母もどき」「艦載機はまともに発着できない」「20ノットがせいぜい」「外洋行動はとても無理」…。今でもTwitter検索すると、過去遼寧いじりが山ほど出てくる。

ところが蓋を開けてみれば、本格改修を経た遼寧は思いのほか「まともな空母」として機能した。巡航速度30ノット空母運用に十分な離発着性能、沖縄近海を通過しての外洋行動。ミリオタ内でもそうした情報を真っ当に評価していた層は遼寧いじりを控えるようになったが、その後もしばらくライトオタの間では「ポンコツ空母」を嘲り、あなどる空気が尾を引いていた。

そして、遼寧改修で吸収したノウハウが初の完全国産空母山東」(002型:2019年就役)と「福建」(003型:2022年就役)に投入される。福建は前2型に比べて大型化し、電磁カタパルトも搭載。さら原子力化も噂される004型、軽空母機能を持つ075型強襲揚陸艦などの建造計画存在する。保守的ミリオタからもあの頃の嘲笑はすっかり消え失せ、今では真顔でPLA海軍軍事的脅威を訴えるようになった。ここに到るまでわず10年足らず。

同様のことが航空分野でも起きた。Su-33劣化クローンバカにされたJ-15(2009年運用開始)の後に、初の第5世代ジェット戦闘機J-20を投入(2018年運用開始)、今ではエンジン国産化されて機動力も向上し、F-35との優劣を論じられるまでになっている。

まり中国は、軍事分野では10年足らずで「箸にも棒にもかからないほど西側最先端プロダクトに劣後した状態から「性能的に互角に戦える状態」まで製品開発力を向上させた実績が複数ある。ニーズ商機があれば、中国という国は多くの分野で海外製と互角の製品を作れる産業的・技術的なポテンシャルを持っている。あえて言わないが、自分の関わる業界でもこれと同じ事が起きた。高度半導体で同じ事が起きない道理はない。侮らないほうがいい。

2022-09-26

anond:20220926093304

ジャパニメーション日本の誇る文化」という神話が悪い

そんで日本国と自分を一体視する勘違いが増えた

でも実際にはオタク産業の売上なんて

日本GDP全体じゃ大した割合じゃねーぞ

世界企業売上番付を見れば

http://building-pc.cocolog-nifty.com/helicopter/2020/08/post-338d58.html

KADOKAWAバンダイナムコブシロード日本企業の上位にはぜんぜん入ってない

それらの連結決算数字を足しても三井物産やら東電には遠く及ばない

でも自分らこそ日本経済メインストリームと思ってるオタクの皆様…

宮崎勤が叩かれまくった当時は名実ともに製造業と金不動産経済の中心

漫画アニメゲーム市場規模は世の中全体からすれば小さかった

世の中のメインストリーム体育会系価値観全開のビジネスマンだった

からオタクマイノリティ意識があった

政治的に右か左かといえばどちらかといえば右っぽいオタクも確かにいた

ミリオタ系で軍事用語っぽい感じ熟語を乱発するのが好きな奴とか

初代マクロスを観て自衛隊に入るやつとかは1980年代当時からいた

とはいえ世の中全体からすれば自分たちはマイノリティという意識

政治経済の主導権を握ってる「大人」は自分らの価値観を認めず見下してる

という被害者意識があったかメンタリティ的に体制翼賛的な思想にはなりにくかった

1980年代~1990年代中期に旧ソ連面白おかしバカにするオタクはいたけど

からって自民党を礼賛して保守政治家自分らの仲間だと思うオタクは滅多にいなかった

それが「ジャパニメーションは~」神話の流布で少しずつ逆転

2008年麻生政権誕生時に「総理大臣ローゼンメイデン愛読」説が流布されたのが決定的

べつに自分首相が同じ趣味からって自分まで偉くなるわけでもないし

実際に麻生太郎が愛読してたのはゴルゴ13とか1960~70年代劇画だけど

マイノリティなるがゆえにこそ自分らが権威化されたい願望の強い人は多かったのだろう

2022-09-09

最近読んで面白かった・つまらなかった漫画

面白かった

搾精病棟

https://www.dlsite.com/maniax/fsr/=/keyword_work_name/%22%E6%90%BE%E7%B2%BE%E7%97%85%E6%A3%9F%22+SRI0000021324/order/title_d/from/work.titles

オリジナル全部。…漫画

ネットミームになって久しく、そのうち読むか~と思っていた作品。すこしごたごたもあったけど搾精研究所先生サクセスしてるっぽくてなによりです。

まずこれは新参者全員が思うだろうけれど…アマミヤ先生の出番おっそいわあああああああああああ!?いついつ出会うかと思えば終盤の域だった。だけど待った分だけインパクトも大きくて一挙手一投足笑わせてもらった。後半はシリアスな展開で暗さに拍車がかかっていたからやっぱアマミヤ先生存在は偉大なる味変カンフージェネレーションだと思うっす。ウッス。黙っちゃうところ可愛いっす。ウッス。

評価されているシナリオちゃんとよかった。概ね三段階に分かれていて、ヒラ看護士たちとその上のお局たち。そしてさらに上に師長が存在している。性格最悪と銘打ちながらも「最悪」は上へ上へとインフレを描き、それでいて各キャラは抑えている風はなく多種多様な「最悪」さを表現しているのには感服した。

ヒラ看護士編はそれ単体で各キャラで上手く最悪な責めを実現している。単体でも活きている作品だが、 だんだんと、特にお局編に入ってくるとヤマダとそれまでのヒラ看護士たちが(非性的な意味で)絡み合いキャラクターの奥深さを描き出していく。お局たちの最悪さと同時にまさに二重の意味で「可愛く見えてくる」のだ。そしてそんな彼女たちと結託し病院の巨悪へと立ち向かって行く王道ストーリーいいぞ~。

しか黒幕にも悲しき過去が……。勝利者などいない。そんなエンドであった。看護士たちは性格が悪いままだし。いうなれば全員にきっかけが起きたお話だったぬ。そのきっかけのきっかけがあのヤマダの勇気と機転というのも笑える話である

シナリオの妙といえばタチバナさん。初回ナースということもあり後発組にくらべると随分スタンダードな「性格がキツい」という最悪さで、シナリオ進行に伴いマジメな仕事人という面が押されて単純に好感度が上がってしまキャラに仕上がった。しかーし!そんな素直に惚れてまうやろー!と比較的言えそうな彼女に対して搾精研究所先生がお出しした答えが彼氏持ち。うーんナイスですねぇ!安易に惚れない惚れさせない。

実用性の面でも触れておくと、M属性がない私がイケそうなのはタチバナ、師長がスタンダードでなんとか使えそうで、ギリギリでクロカワ・ヒラマツペアがいけるか…?といったところ。お局さんたちはムリです…。

属性を差っぴいてもキャラ多様性とは正反対に展開が一発抜く→ヤマダが一回ではちょっと…→怒って再度イジメられる。というようなテンプレート進行なので連続で読むとかなり食傷します。キャラ造詣と比較してなんでこんな単調なんだと疑問がわくが、これが作者の王道なのかエロは最重視してないのかテンドンの妙技なのかよくわからない。まあ各回序盤でこれを通すことでキャラがつかめるという点では優れている気もする。それに大興奮とまではいかずともエロくはあるしリビドーを感じないわけでもないので…でもまあその後作画担当をつけたのは成功かなぁ。

ヌマジリの長文台詞回しはどれもガチですごくてもう脱帽する文才で大好きなんですがけどね。この毒舌ってエロいんでしょうか?教えてエロイ人

話題作というわけで読んだら話題になった部分が順当に面白かった。

ユニークな才能は十二分に伝わるがハネたのは時の運というか茶化しながらも話題にされ続けた愛され力の結果かなと感じる。

その後も青水庵みたいなコースに行かまいか不安だったけどツイッターを見る限りではアマミヤ先生アバターにすることで楽しくやってるみたいでなによりです。何気に淫獄団地のネームが好きでCG集よりこっちの形式のほうがもっと好きになれそう。

はるかリセット

https://mangacross.jp/comics/haruka

一巻。

サクラダリセットみたいなタイトルだぁ。と読んだ。サクラダどころか河野裕作品知らないけれど。語感がなんかいいよね。リセット

作者の野上武志はうーん新人かな?と思ったがリボンの武者の作者。

リボンの武者いいよねぇ。いやこれもまったく読んでないけれど。表紙のデザインがいいのだわ。

和装女性表紙ということでんーまた女性棋士モノかな?と予想したものの中身はぁ、日常系ジャンルがわからない。グルメだけでない孤独のグルメ系。公式ジャンルは「日常系 趣味 料理グルメ

こーいうジャンル主人公自由業に限る。時と場所に縛られない自由さが必要なのだ。というのが自論なのですが。この作品は文筆業ということでOK。かと思いきや、「リセット」≒息抜きテーマにしているのでわりと近々に済ますことが多くなりそうな懸念。自宅~東京近辺の話が中心かな。商談で国内外転々とするゴローちゃんシステムは偉大なのだった。でも成人女性自由さはよく出てると思います

肝心の内容は。うーん。なんかうっすい!各スポットを実にうまく紹介していてそこがすばらしい!だけどはるかリアクションちょっと表面的すぎるかなぁって思うの。

だけどな!そのゆる~さがちょうどいい。だらだら何も考えずに漫画を読みたいときってしょっちゅうあって、まさに息抜きに読める漫画としてちょうどいい。

女性ばかりだけど百合百合してないし服装は毎回違って楽しいし白目大きいの好きだし!

あ、なんか浅そうって書いちゃったけどそうじゃない気に入っている部分があって、「小物への嗅覚」みたいなのが良い。内装香りを楽しんでいるのはいいよねぇ。

食事観光地など特定ひとつジャンル固定化してないから次はどんな話だろうかと飽きが遅そうな形式なのでしばらくは楽しんで読めると思う。


んーしかし。この作品、どうしても個人的ダメな点があります

それは「安易パロディネタがね…。

食事の「優勝」や黄桜っぽいのはギリセーフとしても自分ですらわかる露骨そうなのは

仕事したくないでござる」(るろ剣コラ)

「ゆくぞ私 財布の中身は十分よ」(Fate)

「うんうんこういうので良いんだよこういうので」(孤独のグルメ)

「僕が来た」(ヒロアカ)

あと「かくいう私も仕事でね」も攻機カウントでいいかな。

うーーん…こういう作者やオタクが知ってるようなネタ結構頻繁に突っ込まれると萎えるんよねーー…。

これロボコみたいな漫画じゃないし。「主人公が知らなさそうなパロディ」って嫌い…。

主人公会社員経験はあるものの成人女性小説家文豪が好きでレトロ趣味があってモニターが苦手で執筆パソコンをあまりつかわずスマホを持ってないってキャラなんですわ。

そんなキャラ漫画セリフばかりひっぱったりエロゲだかアニメだかから引用したりネットコラまで駆使してるってのは違うんだよぉ~って悶絶する。チョイスも男オタ傾向だし。

せめて乱読家として自宅に漫画ジャンプでも転がしてくれればまだ飲み込むけどね!

さらに古い小説作品引用っぽいセリフが見つけられないかキャラがブレてんだわ!あっても自分には気付けないだろうけど!

現代舞台でも作者や読者の一般知識フィクションの作中の人物の知識は違ってほしいという願望。キャラが知らなさそうな(知っていてほしくない)知識が描かれると「作者が漏れてる」と勝手表現してる。

んーしかしかし。ミリオタありがちなミリタリー知識漏れ出してないからそっちの制御は出来てるわけで。ウケる戦略、なのかなぁ。






まらなかった

弱体化勇者リスタート

9話

サンデーうぇぶりの打率が高いから苦手ジャンルに挑戦してみたよ。けど…。

う~ん、この手のゲーム異世界ってなにを楽しめばいいのかわからないんだよね。避けてきた文化圏理解度が足りないせいだと思ってる。

技があってチャージ時間があってシステマチックな発動条件があってバランス調整があって読者から見るとゲームだけど中の人たちには日常的な。それってつまりメタ現代世界の我々の価値観を持って見ないと突っ込みも発生しないから転生でゲーマー主人公にそういう発言させてるんだよね。知識チート系もそうだけどそういうのはノれない肌に合わない系。

バランス調整というもの自体はとても楽しいものである現代のそれはもはや完璧バランスを目指すものではなく一種お祭り課金を煽るものか後付インフレ帳尻あわせなどで、ゲームとしての完成を目指さなもの認識している(格闘などの競技系やMMO系)。

固定化した環境を変化させてメタが動き試行錯誤を楽しみ不遇だったところは不満を解消される。

しかし強くなったところも弱くなったところも不満の声をあげしばらくしたらまた両者ともに調整が入る。終わり無き闘争である

LOLなどのMOBA系はキャラ数に対して変更が多すぎてとても参入する気が起きない。よく観戦も成立してるe-sportsになれてるなと感心している。

でもそれは触ってないゲームからという部分が大きくて、結局バランス調整は差分を楽しむものではないかなと思う。「前」を知ってるからこそ変化が面白いんじゃないかな。個人的にだけど。(使う予定のソフトウェアリリースノートを見て変更を楽しむ趣味もあるけどゲームじゃないので無視)

遊んだことがないゲームパッチノートはつまらないけれど昔に引退したゲームパッチノートは今みてもわりと楽しめる。「あれがそうなったのか」が重要なのでは?

そろそろ漫画に戻って。勇者は弱体化されました。他の職は概ね一律アッパー調整を受けました。

出てくる職は強化された部分でイキってくるんだけど…。結局私は強化される前を知らないので。そうなんですか以上の感想がない。弱体化も強化もされたあとが読者のスタート地点だから。何が面白いの?と真剣に悩んでしまう…。

ゲーム系の異世界なのでおそらくこういう修正内容を楽しんだりそれにゲーマー目線でつっこむ主人公を楽しむと思う…んだけど…。そういう解釈で合ってます

「何を楽しむか」が読者の力不足で受け取れていないので読むのがやや辛い。

ゲーム系で読んでいる漫画と言えば「この世界は不完全すぎる」という作品があるのだけれど、これはど直球に「ここを楽しむ!」って部分がわかりやすいと思う。とりあえずバグによる不自然さと執拗デバッグを楽しめば良いんだと素直に理解できたけど、弱体化勇者には今のところそういう理解がない。

あと読み直したら主人公は転生者だからクソリプ」「リプレイ」「マイオナ」とかの単語はたぶん異世界住人には通じないんだけど、それはそれとして「人権」「産廃」「地雷」「オワコン」はみんな使ってるから主人公現代知識からメタ的に突っ込む部分はさして重点を置かれてない気もしてきた。じゃあ主人公異世界転生の意味ねーじゃんという嫌うパターンになりそうだから深くはつっこまない…。

以上悪い点をあげたけど、作品としてはいいと思います勇者サキ可愛いしドラまたっぽくて好き。黒スーツ竜人執事なんてわかり味がマリアナ海溝すぎてよき以外の感想は無いしもっとイチャつけ。巨乳腹筋褐色は盛りすぎてこんなのいただいてよろしいのですか?ありがとうございます土下座してもかまわない。

バトルもゲームシステムを絡めつつ戦略的に描けているんじゃないかな。

しかしながら心を惹きつける魅力がない。今のところ引き付けられる謎はほぼ無いし、物語目標も一応「真の勇者になる」とあと多分「魔王を倒す」があるけれど…。

「真の勇者になる」は現状、世界が職の性能が個人能力を大部分で決めて+知略(+アイテム)で少し補える感じなので鍛えるのか精神的に資質を得るのかにしても職性能調整の影響が大きすぎていつでも返せるちゃぶ台がある感じ。調整だけで最強の勇者が最弱になる世界で、それで落とされたものが上れる階段ってなんぞや?どこまで上れるの?また最強まで?と疑問が残るのでさっさと何か提示してほしいところ。レベル制でもなさそうなので、知略でもアイテムでも「職調整で大変動」の前提ゆえに歪になりそうで納得が難しい予感がしている。

魔王を倒す」も調整前に魔王を倒す直前まで行ったわりには世界にその面影はないし「神」がバランス調整の名目魔王軍(の職)も上方修正されましたって時点でこの作品コメディだと諒解しました。もはや何のために転生させたの?ボーナスあげたの?って部分はお約束過ぎておそらく突っ込んだらダメなんでしょうね。

からゲーマーあるあるな読者との共感リブンな作品。でも共感だけじゃ強い読書への動機付けには個人的にならない。絵もキャラもバトルも上手いがその評価を覆すほどのものではなく、結局惹きつけられる魅力が惜しくも足りない作品の域から脱することはできなかった。

続きが読みたくなるストーリーか謎か飛びぬけたセンス。(増田が読むには)そういったもの大事なのです。

すごいスマホ

3話まで。

命令ちゃんの人の新作が読めるってぇ!?ネットの熱気のようなものに押されて俺は読む決心をした。

マホって主人公勝手に略して言ってるだけなのか…。ダサい…。

マホマスターのネーミングセンスといい高校生秀才さと乖離があるので今から中学生に変えませんか?

あ、でもグーググは謎のなにかの自称かぁ。作者とのセンスが合わないのがネックになるかも。

それはさておき!2022年になって東のエデンのような作品が見れるのか!?重要っすよね。AIとのバディ!燃える

まー今のとこ「君」にジュイス並のポテンシャルは感じませんね。

んーまーその、うん、うーん、ノリきれるのかこのノリに?

「すごいスマホだ…!」「俺に何をさせたいのか?」「すマホ功罪は俺次第…」「もしやばいヤツだったら世界やばい

キメの場面?がことごとく肌に合わなくてお寒いシリアスギャグの配分ならギャグ大分勝っている!!

んぁ~でも作者はこれは狙ってそうやってるんだよねぇ。食い気味の天丼とか。デスノートみたいなのを意識して、バクマン。でいう「シリアスな笑い」をやってるんだよね?

自分のこの反応は成功なの?失敗なの?いやややややわざとやってるならこの引きぎみの困惑は想定通りか。しかしなぜこんな反応を狙ったのかわからない俺はゴミだよ。

良い点はデスノートでは話を進めるためにテイラーとベンパーを殺させちゃったけど、すマホは週ごとのポイントノルマを課すことで強制的に動かすだろう設定になってる点かな。

このノルマだんだん増えるんだろうから必定過激なことをしなくちゃいけないんだろうね。現状は情報を知るだけでポイントを得られるから主人公が通常取得不可能情報検索するだけでよくて、能動的な行動を取る理由はまったくないんだよね。んー主人公は「俺に何をさせたいのか?」とか言ってるけどその時点では何もしなくてもいい。ポイントを獲得してくださいという催促には知的好奇心を満たすだけでクリアできる。となると今度は主人公能動的に動かす動機付け必要で、デスノートなら新世界の神というか公平公正な世界動機にあったわけで。すマホは弟を探す、は結末として、そのためのポイント稼ぎでどう主人公を動かすのは作者の手腕にかかっている。そりゃそうか。

東のエデンと違ってモノや人を直接動かせないからすマホ持ちの対決、騒動ってどうするのかなと思ったら3話でハッカーや暴徒500人動員もできちゃって。IDパスワードの取得でハッキングは納得だし、提案に乗る資質がある人を検索して提案、をすれば人も動かせるということで。検索通信のみが縛りに見えて結構なんでもできちゃいそうだよね。すマホ検索使って株とかで金を稼いで、「金でなんでもする人」を検索して依頼する。でOKなのかな?

んなぁ~面白作品になりうる可能性は感じる。凪ちゃんはとても可愛い。でも台詞回しや間の取り方とか節々から原作者の不穏な空気があふれ出ているんだ!わかれ!わかってくれ!!

ま、本誌連載なので続きを見れる機会は遠そうなのでお元気で。

ちゃん可愛いコマネットで流れてくることを期待しています

「霊掃業の洗井くん」は話も絵もよかったんだよね~。祓沢さんも凪さん系統ドストライクだし。幼馴染のデザイン大人いからサブキャラでがっつりせめて欲しいですね。

…そういえばジガのヒロイン知らないなぁ。


ここまで読んでごくろうさああああああああああああああああん!!!!!!!!!

2022-08-22

ガリウム弾ってなんなん?

ミリオタだけど知らんかった

ググっても陰謀論みたいな話しか出てこねえし

2022-08-19

ドラマ「テッパチ!」を現職と見る

フジテレビで「テッパチ!」というドラマをやっている。

色々な過去挫折を抱えた主人公と仲間たちが、自衛官候補生として陸上自衛隊に入隊して一人前の自衛官を目指す! 的なお話

防衛省全面協力というだけあって、ロケ地ちゃん駐屯地や演習場だし、色々と描写も細かい(らしい)。

……のだが、一民間人である私はよくわからないので、現役陸曹やっている夫に解説してもらいつつまったりと見てる。

夫が「現職・元自による解説があれば面白いと思うのに」と言っていたので、第一部が終わった今、箇条書きで印象に残ったコメントを残してみようと思う。

 

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※夫の所属などがバレない範囲で書きます

※思い出しながら書いてるのと、私自ミリオタでもない一般人なので用語が間違っていたらごめんなさい。

 

OPの背景見るだけで嫌になる」

 演習場だかららしい。

 

主人公パチンカスで草。リアル

 このぐらいのノリで入隊してきた方が長続きする、らしい。

 

・(中隊長である3佐にため口で話す主人公に)「こんなん処刑ですね」

 当然だけど3佐なんて偉い人にため口で話してはいけない。

 

・(隊員クラブで飲みまくる主人公たちに)「こんなの即通報処刑ですわ」

 そもそもそんなことしてる時間は新隊員にない、らしい。

 仮に隊員クラブで飲んだら周りの隊員が教官通報するとか、そもそも許可されてないとか。

 

・(主人公ライバル腕立て対決をして)「新隊員で100回?!ヤバ笑」

 入りたてでこれだけできるとどこ行っても困らないらしい。

 

射撃うま~」

 主人公射撃の成績もいいらしい。

 

「さすがに実銃は持たせてもらえないんだね……」

 劇中で撃ってるあの小銃エアガンらしい。

 

候補生から音楽コースは無いので嘘をつくのはよくない」

 詳しいことはよくわからないのだが、一般入隊→音楽科というのは至難の業で、そもそもプロオケとかでやれるレベルの人しか入れないとのこと。

 なので、「お前も頑張ろうぜ!」的に希望を持たせて入隊させるのはひどい、と言っていた。

 

「空挺じゃなくて地本で働いてくれ」

 主人公達の教官でもある3佐は元空挺(すごい)で、街で主人公たちを自衛隊スカウトしてきた、というストーリーなのだが、

 夫曰く「空挺よりも地本採用窓口的な)に来てくれた方が助かる」(人手が足りないから)ということらしい。

 

絶妙にいそうなWACで草」

 途中でWAC(=女性自衛官)が出てくるのだが、なかなかリアルらしい。

 

野戦は映えない」

 演習場に10式戦車がわらわらやってくるのをみて「俺は野戦特科行きたい」的なことを話しているキャラがいたのだが、

 「野戦の装備どこにもないけど……。まぁ映えないかしょうがいね」と夫がツッコんでいたのが印象的だった。

 

普通科の後期教育面白くないから……」

 新隊員教育を終えると、職種ごとの後期教育になるのだが、ナレーションで3秒で片づけられたことに対する感想

 

白石麻衣は何をしているの???

 主人公たちの教育をしていた白石麻衣階級は2尉で、練馬で再会したら1尉に昇任していた。

 制服絶妙に偉そうなことを言うシーンが多いので、何をしている幹部なのか良く分からないらしい。

 

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とりあえず部隊配属までの第一部の中でも印象的だったコメントを思い出せる限り思い出してみた。

Twitterとか見てると、元自による「これは違う!!」的な冷やかしコメントが多かったので、あまりそういう方向ではない感想をまとめた(つもり)。

私自身の感想としては、入隊前からの思い出話のきっかけにもなったので、おおむね楽しみなドラマなのだが、

虐待サバイバーの同期にむちゃくちゃなトラウマ克服を試みたりするシーンと、

妊娠して泣く泣く去っていく同期に「がんばれ!未来のお母さん!」とか言って応援した気になっているデブ死ぬほど気持ち悪かった。

 

第二部はすでに始まっており、すでに夫の感想もちらほら溜まっているので、また第二部が終わったらまとめてみてもいいかもと思っている。

自衛官の方から見て「これはマズイでしょ」という内容があったら消します。その際は教えてください。

2022-08-16

anond:20191210210444

ミリオタ” ”インチオタ”

ミリオタ” ”インチオタ” に一致する情報は見つかりませんでした。

2022-08-15

anond:20220815073603

リコリスみたいなつまらない女子高生ものをやたら推す書き込みあるのはそういうキャンペーンなのか?マジとは思えんのだけど。女子高生が出てればなんでもいいのか?あんなのガンオタミリオタからしたら突っ込み所多すぎだろ。

2022-07-09

安倍ちゃんアンチじゃないけどきもてぃ〜

弱者男性がかつて国のトップだった男を倒すって構図がきもてぃ〜

カイジに出てくる「持たざる者の捨て身の怒りが一番恐い」が体現された

地味な非正規男が実は家でエグイ9連装ショットガン自作しているという意外な有能さもきもてぃ〜

昼行灯の冴えないおっさんが実は有能っていうよくある物語体現された

銃火器とか詳しくないけど、ミリオタがお悔やみモードを装いつつもペラペラ説明してる姿は「すごいものを見れた」という喜びにあふれていた

「俺もあんなもん作りてえ」「俺もあんなもん使いてえ」そんな願望すらもミリオタから感じた

違法から願望だけに留める人ばかりだろうけど

殺傷力ではより優るそんな武器押収品として報道された一方で実際には携帯やすい小型の銃の方を使ったってのもかしこ〜い!

本当は奈良にくるはずじゃなかったのに来てしまった巡り合わせ

本当は安倍本命じゃなかったけど憎い宗教の関与者が奈良に来たから好機だとターゲット変更

しばらく前のヤジ騒動で厳しい警備がやりにくくなったというタイミング

何かが少し違えば起こらなかった事件なのにピタッと揃って発生してしまったのもドラマチックでしゅごしゅご

2022-05-07

ミリオタや元陸自隊員(現陸自予備役)とロシア北海道侵攻を話した

前提

強調して現在現行リアルタイムロシア軍予測保有戦力を考慮したもの

ミリオタ5人、元自衛隊員8人との会話を統合した記録。

北海道西部からロシア軍戦力を揚陸する可能性は限りなく低い

北海道西部日本海が広がり、現在ロシア海軍保有する全揚陸艦を用いても電撃的に北海道の一部地域制圧掌握できる戦力を揚陸するのは並大抵のことではなく、海上自衛隊保有艦艇の約半数および航空自衛隊航空機の約半数で完封、1/3で撤退余儀なくされる可能性が非常に高い。

これは北海道西側北海道侵攻のための橋頭堡となる離島存在しないためで、自衛隊自在補給線が確保できるのにロシア軍は長距離補給線を維持し続けなければならない非対称戦となることが濃厚であるため。

加えて、自衛隊北海道を侵攻するロシア軍を独力で追い返せる戦力を保有しつつも米軍連携することで一層の消耗抑制へ努めることが予測され、ロシア軍ほとんど消耗しない軍隊対峙する必要のある北海道西部ルートを選ぶ理由が無いと思われる。

ロシア軍北海道西部から侵攻するには北海道西部全土へ文字通りの昼夜問わず常時絶え間のない高火力ミサイルによる爆撃を敢行し続ける必要があり、現在ロシア軍にはそのような戦力は存在しないため、北海道西部沿岸への高火力ミサイルによる爆撃はハラスメント以上の効力を発揮しないと予測される。

自衛隊北部方面隊根拠地ミサイル爆撃した後に北海道北部および東部からの同時侵攻となる

ロシア軍戦術ドクトリン考慮すると、縦深攻撃を仕掛けた後に複数ルートから多面侵攻を仕掛ける可能性が高い。

縦深攻撃ターゲット自衛隊北部方面隊根拠地、つまり北海道自衛隊駐屯地であり、自衛隊北部方面隊の即応迎撃能力を奪いつつも北海道北部および東部からロシア軍陸戦力揚陸するための時間を確保することが狙いだ。

北海道北部および東部の侵攻ルートとは、すなわち樺太および北方領土国後島からの侵攻であり、前項で挙げた補給線のための橋頭堡の確保にこれら離島が上手く機能すると思われる。

しかしながらそれは北海道秋季までの話だ。
北海道北部および東部冬季流氷で覆われることが知られており、電撃的な侵攻により北海道北部および東部制圧し掌握下へ置いたとしても冬季となれば流氷により補給線が物理的に寸断されてしまう。

ロシア軍がこの様な状況を回避するためには北海道全土を電撃的に制圧し掌握下へ置く必要があるが、それは北海道自然環境が許さな可能性が高い。

北海道中央には山脈が広がり、東西南北への進軍を阻害する地形となっており、多大な時間を要することが予測されるためだ。

北海道中央山脈により時間を浪費し続ければ冬季が到来し流氷により補給線が寸断され、更に時間をかければ春季が到来し北海道の大地は泥濘となる。
しか北海道東部には湿地である釧路湿原存在し、国立公園のために開発が進んでおらず侵攻の足止めとなる。

当然ながら自衛隊北部方面隊中央山脈拠点を構築し、本州より補給を受け続けながらロシア軍補給線へハラスメントを行いつつ冬季春季を待つ遅滞作戦を取る。
積極果敢に反撃せずとも自然環境ロシア軍を追い詰めるため自衛隊は消耗抑制へ努めれば良いのだ。

自衛隊は弱いだろう、しか北海道が強すぎる

自衛隊ロシア軍と正面からぶつかり独力でロシア全軍を撃破できるか?と問われれば不可能であると言わざる得ない。

しかし、自衛隊北海道という地の利を活かし消耗を抑制しながら遅滞戦術を取ればロシア軍は多大な犠牲を強いられ、しかもその犠牲に対して得られる成果が無残にも非常に乏しいものとなる可能性が高い。

その上で日米同盟がしっかりと機能するのであれば現在ロシア軍北海道侵攻を成功させる可能性はより著しく低くなる。日米同盟機能しなくとも成功可能性は低いのだ。

最大の懸念日本国内政治

ロシア軍による初手と予測される北海道自衛隊駐屯地への縦深攻撃を防ぐにしても、自衛隊北部方面隊の即応迎撃行動を取るにしても、自衛隊北部方面隊への本州から補給線構築にしても、最大の懸念日本国内政治である

日本政府がしっかりと日米同盟米国と信頼を築けていれば、今般のウクライナのようにロシア軍による縦深攻撃情報を得られるかも知れないし、情報を得られれば自衛隊北部方面隊戦力を現在よりも分散するなどして掃討されることを防ぐ動きも出来る。

自衛隊命令がなければ動けないので即応迎撃行動にも命令必要であるし、補給線構築にも命令必要であるため、日本政府がしっかりと侵略へ対して日本国内政治リーダーシップを取る必要がある。

当然ながら仮想敵国へ対して平和外交を推進する必要もあるし、平和外交のため抑止力としての戦力整備が必要だろう。

日本国憲法へ記されている通り日本国平和希求していくべきなのだ戦争をするために生まれ落ちた者なぞ誰も居ない。

からこそ考えよう。
平和を維持するためにはどうしたら良いのか、最悪のシチュエーションとして他国が攻めてきた際にどうしたら国民家族を大切な人々を守ることが出来るのかを。

2022-04-17

やっぱりミリオタキモいなと改めて思った

https://twitter.com/candylight308/status/1514949967575625730?cxt=HHwWhMCt3YG-l4YqAAAA

なにがキモいかって夥しい人命と資源の浪費をくだらねー冗談タネにするところだな

酸鼻の光景を笑い飛ばせることが強さだと信じているんだろうけど

人間性放棄しか見えん

2022-03-30

anond:20220330115922

ガルパンそんなこと言ってたのか

ミリオタならそのへんのこと本当は知ってそうなのにな

ファンタジーを優先させたんかね

2022-03-11

無人機軍隊の中心になったら戦争ってどうなるの?

ミリオタ見解を聞きたい。

2022-03-10

ウクライナ戦争陰謀論

ウクライナロシアが攻め込んだ。

2月24日の昼間はそれでもちきりになった。

それ以来、ニュースから目が離せなくなった。

ロシア内部の怪文書まで出てきた。

anond:20220307185236

この文書面白いのは信憑性ではない。むしろ、いま起きていることがちゃんと過不足なくそのまま表現されているという印象だ。

私は一般人間でただウクライナ戦争に興味を持っただけだが、わたしの目からたこ戦争ポイントを書き残してみたいと思った。

指導者対決・プーチン対ゼレンスキー

現在諸国指導者の中でも、プーチンキャラトップクラスに立っているほうだ。

20年以上ロシア支配しているだけではない。

マッチョだし、ソ連時代スパイ組織KGBだった。

日本から贈られた秋田犬のユメを飼っている。

ウラでは、プーチンという権力にとって邪魔人間バンバン消えている。

事実がどうということはおくとしても、明暗コントラストというだけでもすごい。

しかし、対するウクライナのゼレンスキー大統領キャラも、ぽっと出にしては立ちすぎている。

ゼレンスキーは、テレビドラマ大統領役をやって好評を博し、そのイメージのまま大統領選挙に出たら通ってしまったという経歴だ。

しかもそのコメディアンであったとき持ちネタのことも散々話題になっている。

そのうえで、大統領として首都キエフに残って戦い続けるという姿勢を堅持していることから支持率も爆上がりしているらしい。

そりゃあそうだろうな、という気分である

いや、まったくキャラが立っている。

キャラという点では甲乙つけがたい。

プーチンというデフェンディングチャンピオンと、挑戦者ゼレンスキーの戦いという観点からするととてもいい勝負だと言わざるを得ない。

うその時点で目が離せない。

この対決で例えば普通指導者を失脚させるという場合には、よく、スキャンダルのようなものを引っ張り出してきてどうにかするということがある。

プーチンはもう20年もトップにあるので、あらかたスキャンダルのようなものは出尽くしてしまっているし、そのうえで、余計なものは洗い出されて消されている。

対するゼレンスキーは、Twitterでも散々話題になっているが、そもそもが、テレビに出て壇上で男性自身ピアノを弾くという、ある意味ノーガード戦法フル・モンティ戦術で立っている。

これを見て、内心で楽しまないひとというのはやはり人間として「どうか?」と思う。

国連安保理常任理事国ロシアNATOに入りたいウクライナ西側世界

ロシア他国に攻め込むということはもう言い古されたことだが重大すぎる意味を持っている。

ロシア国連安全保障理事会常任理事国だ。

常任理事国拒否権がある。

議決拒否権行使すると他のどれだけの国が賛成していたとしても否決される。

国連安保理意思表示しましょう、という議決があって、200近い国のほぼ全部が賛成しても、たった1国、常任理事国がNOと言ったらNOなのだ

それがロシアだ。

ロシア常任理事国から拒否権行使するだろうとみんな思ったし実際にそうなった。

ただ、今回の戦争で、この仕組みにも、ちゃんフェイルセーフがあることがわかって勉強になった。

まり、緊急会合という、常任理事国拒否権の及ばない形で、国連として意思表示ができる仕組みがあり、ちゃんとそれが発動したことは、よく考えられているなあと思った。

これはとても意味がある。

国連ロシアの行動を公式戦争と認めたということにほかならない。

明治維新で言えば、菊の御紋、錦の御旗だ。

こうなれば本人がどれだけ「特殊軍事作戦だ」と言い張ろうと、戦争戦争だ。

戦争というのは、実はまったく儲からない。

アメリカ第二次世界大戦のあと、何度も他国に軍を派遣しているが、朝鮮戦争以後の戦争でペイしたのは湾岸戦争である

これは国連からおカネが出たからペイした。

まり安保理が動かないことにはどんな国も動きたくないのである

そういう、世界安全保障に対して大きすぎる責任を負っている安保理常任理事国が、よもや侵略戦争をおっぱじめるなんて思いもしないことがおきたというわけだ。

侵略戦争というのはつまり、他の国の領土をぶんどろうということである

日本首相も「武力による現状の変更」と繰り返しているが、そういうことだ。

G7会合首相が、ロシア核兵器行使することをちらつかせることに対し、自分地盤である広島を持ち出して、反対の意思を表明したのはなかなかいいなあと思った。

結局ウクライナ戦争というのはNATOの話なので、日本としては関係ないのだが、まあ、そういう形で「核兵器は許さん!」と息巻いてもふつうならドッチラケになる。でも、ホームタウン広島ということになると意味が随分変わってくる。

から議論がどう変わるかということは一切ないけれど、「ああ、このひとはそういう強いお気持ちがあるのね」というのは伝わるだろう。

ヨーロッパ軍事連合体NATOロシアの拡大の可能性に対して身構えるなか、一気に大きな動きがあった。

諸国が一気に動いたことでわかったことは多い。

基本的EUだのNATOだのという国々はロシアが怖い。

歴史からすれば「まさか」ということがいくつも積み上がってコピペまとめになっていっている。

いくつかあるが「ドイツ軍拡を表明するレベル」「スイス中立を破って経済制裁に加わるレベル」というものだ。

個人的には、ドイツ連合国側に加わるというのはアツい。

ドイツ基本的ものすごい経済大国だ。

EUというけれどあれは要するにドイツ第4帝国だ。

ドイツが作った車を売る。

まわりの国はドイツに働きに行って車を作る。

第一次世界大戦も第二次ドイツは悪だった。

産業大国だったのは100年位以上前から変わってない。

ただ、その都度イキってしまって空気読めなくて調子乗って、それで戦争おっぱじめてボコボコにされるというパターンだった。

今回は満を持して、連合国側に入った。これがアツい。

経済規模として、ロシアにはほとんど勝ち目はない。

ただ、前史としてヨーロッパには大きな責任がある。

背景となったことで重要なのはロシアが、SDGsという国連の枠組みを追い風にして、他の欧州諸国に対して自分たちの輸出するエネルギー資源依存するように仕向けていった流れがある。

グレタ・トゥーンベリなんかに対してプーチンはずいぶん肩を持っていた。

「グレタ プーチン」と検索すれば山程出てくるだろう。

いまにしてみるとなるほどと理解できる。

SDGsから石炭回避して、天然ガスにしたいという世界というか特にEU欧州の流れを、資源大国であるロシアは歓迎していたのだ。

戦争の展開

展開としてひときわ興味を引くのは、その超大国ロシアに攻め込まれ小国ウクライナが、意外にも持ちこたえてしまたことだった。

ロシアロシアで、予想通りの大軍を突っ込んでいる。

ウクライナ攻略せんと投入された戦車は、道路をなんと64キロも埋めつくしているという。

なんという数の大軍だろうか。

その戦車は、なにをしているかというと、1週間以上待機している。

食糧と燃料とバッテリーが尽きているという見方もある。

なぜ道路しか通れないかといえば、ウクライナ平原現在の時期、雪解けのために泥濘になってしまっている。

この泥濘はいかな戦車といえど突入するやいなや沈んでしまい、行動不能に陥る。

補給のためのタンクローリー道路しか走れない。

しかもそのタンクローリーは、ウクライナ軍に狙い撃ちされてあえなく喪失してしまった。

なんだよ、このコントみたいな展開は。

戦車だけでなく、投入された兵士たちも練度が浅く、すぐに戦線離脱しているというウクライナ側の発表も続いている。

それを鵜呑みにするのではない。

アルファブロガーfinalventは、この戦争の基軸を、クリミアアゾフ海保全だろうJK、とYoutubeで言っていた。

これは3週間経った時点でもいちおう一定の見通しとしてはまだ成立してはいる。

彼以外でも、ロシアの動きとしては(ウクライナの)「北では雑、南は緻密」という見方が広がっているようだ。

北が雑と言っても、もう流石に北も飽和してきている。

攻撃まで時間問題だろうというのはペンタゴンも言い始めている。

やはり露助の物量はすさまじいので、おおかたのひとが予想したように、ロシアは悪虐街道を爆走中である

病院やら学校やらぶっ壊し放題だ。

しかもその悪虐を全部ウクライナ側のやったことだと主張している。

どうやらマンション地対空ミサイルが突っ込んだのはウクライナ側らしいとも言う。ただ、街の広場巡航ミサイルが突っ込んだのはロシアのものだともいう。

大事なのは、そうした主張・発表の整合性を、政権の中枢や、大本営発表だけでなく、駐日大使あたりまで全部整合性を取るように徹底している。

もちろん、古来、大使外交官という存在は、リモートかつオフライン状態でありながらも、自国駆動している根本論理を考え詰めて、どんな状況を突きつけられても、その場で取り繕えるような論理の訓練をしているのだということは、例えば佐藤優が書いていたように思う。

もっと佐藤優はこの事変のさなかで随分、親プーチン的な姿勢批判されているが。

専門家としてTwitterでながく生息していたミリオタのひとが有識者としてメディアに出ずっぱりになっているのも面白い

そのハンドルネームが「丸の内OL(27)」だったり「コスメ女子美容垢」だったりしてネタになることも華を添えている。

いまは「人」だ。

ただ、彼を中心とした専門家たちも結局ほんとうにどうして起きたのか、何が起きているのか、これからどうなるのかということはわからないでいる。

からないでいるのであれば何も考えなくていいいかといえば、そうではない。

事実として、現在進行系で、ひとは確実に死んでいるということがわかる。

これは重大である

開戦に至る前の経緯で面白かったのは、米国の動向だった。

米国は、ロシアが侵攻するまでの意思決定をかなりの精度で把握した上で、それをおおっぴらにすることで、かえって侵攻を抑止しようとしたと言われている。

そういうわけで、わたし自身は、基本的に情勢を、ペンタゴン分析を軸に見ていくのがいいと思っている。

ともあれ、現状では何もわからないままだ。

認知的不協和陰謀論

ウクライナ情勢にハマってしまったのは単純だ。

コロナ話題に飽きていた。

から、開戦1週間はずっとこのウクライナ話題を追いかけてしまった。

しかし、1週間をすぎたあたりから、戦況が膠着から、どんどんウクライナ市民被害が拡大していくなかで、冷静に恐怖が高まってきた。

停戦会議が進み、「人道回廊」という罠が明るみに出る。

そうして見えてくるビジョンひとつしかない。

どう考えても落ち目の国のロシアだが、資源と核を握り続けている分、他の国は手を出せない。

数日のうちにキエフは総攻撃を受けて陥落する。

ウクライナ蹂躙され、市民虐殺される。

そういう、暗い、なんというか耐え難いビジョンを前に、正気を保つというのはそれ自体が困難な挑戦だ。

さて、笑い話ではないところとして、この事例は、顔貌がよく似たひとびととの実力行使のうらで生じうる破壊工作がどのように起きていくかという現在進行系の事例であることだ。

そうした、個々の情報リアルタイムで出てくることに対して、どう反応するかということを自分で鍛える絶好の機会である、ということだ。

これは日本にとっても決して見逃してはいけない瞬間であると思う。

似た顔、似た容姿、深い断絶の関係から、潜入してくる存在にどう対処するかという格好の事例となるだろう。

特にSNS、つまりリアルタイム情報端末に全世界のひとびとがつながっている状態で発生した戦争ということで、乱れ飛ぶナラティブが、ロシアウクライナ側もすごい。

ロシアウクライナネオナチと呼ぶ。

ウクライナ大統領ユダヤ人なのに。

陰謀論はかまびすしい。

この二週間で、いろいろなプーチン擁護ウクライナ陰謀論が出てきた。

それがロシアから出てくるならわかるが、ぜんぜん関係ない日本タレント評論家勢がそうしたことをタレ流しているらしいことが伝わってくる。

肩を持たないまでも、「両論併記」のようなことをいう。

本稿はどちらが正しいかを論じるわけではないけれども、私は西側流派見解をいちおう沿って考えているので、そうした見方を、両論併記まで含めて、ある程度の陰謀論として遇する。

ただ逆の側から見れば私の見方もまた陰謀論に見えるであろう。

ここで言いたいのは、陰謀論というのは、「認知的不協和否認」として出現するのだなということがハッキリわかったということだ。

あと、歴史を除く人文の研究者らしきひとがTwitterかにでてきて「いまこそ思想研究大事なんだ」と絶叫する例が流れてきたりした。

そりゃないだろ、と思う。

思想無意味だと思う。

せいぜい役に立つとしたら、人間社会性にビルトインされたバイアスときほぐす、社会心理学のような取り組みにとどまるだろう。

つらつらと書いてきたが、おおっぴらに書けないことばかりなので、増田に上げる。

まず、「コロナに飽きた」ということからして、オモテでは書きづらい。

そもそもコロナ医者でないとなかなか信憑性がない。

医者からといってまともじゃないのもいっぱいいるが、医者からといってちゃんと考えられるわけでもない。

私がコロナについて知りたいのはもっとどうして発症するのかとか、どうして死ぬのかとか、そうしたメカニズム面でのことだった。

しかがっかりすることに医者は結局人命にしか興味がない。

それはそれで大事なのだが、その結果2年間なにもわからないままで過ぎた。

ましてウクライナ戦争は、さら差し迫った人命の問題だ。

であるにもかかわらずわたしは、諸賢がいみじくもおわかりのとおり、この状況を、楽しんでいるとの謗りを受けても、否めない。

2022-03-08

anond:20220308104013

増田はもともと知らないから余計に興味がわかない、というのがでかいんじゃあないか

 

ミリオタが一番わかりやすいが、他にも例えば学生の頃に現代史選択してる、大学外交理論系の授業をやった、仕事貿易関係、などなど。単純にそういう知識があると興味もわく。

日本史の授業を受けるまえのガキ時代に、歴史発見ヒストリアを見ても、全く面白くないようなもんだ。

 

増田新聞の1面を見るのを続けたり、関連の新書の何冊かでも読んだり、そういうことしてるうちに、ある日「このコメンテーター何言ってんだアホかよ」が気になってきて、ある日盛り上がってる自分に気づいたりすると思う。

2022-03-06

ロシア戦車

10年位前、ネットミリオタがやり取りしてるの見てたんだけど

A「ロシア戦車10000あるとかいうけどどれも時代遅れで大して役に立たないw」

B「それでも守るときは役に立つぞ。動く壁になる。航空写真分析も騙せる」

C「防衛として考えると馬鹿にできないし頭いいよね」

D「土地が余りまくってる国の戦略って感じでうらやましいよね~日本じゃ無理だ」

E「守るときは強いよね。攻めるとき稼働率と性能がものをいうから弱そうだけど」

F「ロシアインテリ層はわかってるだろうから攻める戦争はしないんじゃない?」

みたいなこと言って

当時はほーんって読んでたんだけど

攻めるロシアが弱いっていうのは納得いくな。そしてなぜ攻めたロシア・・・と思う。

まぁ狂人プーチン命令されたらやるしかないんだろうけど

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