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2018-12-18

翻訳技術書Amazonレビュー

「訳がダメすぎる。機械翻訳をそのまま載せてるような感じ。意味がわからない。原書を読んだほうが明快で分かりやすいです」みたいの。

英語読める自慢?

2018-12-01

anond:20181201155849

おれは生まれながらに増田のいう「環境」が完備された子供だった。

まず親が開業医看護師で二人とも大卒だった。なんなら医学博士だもん。親戚は叔父も叔母も従姉妹もみんな大卒祖父東大出だった。したがっておれが医者になるのをみんな期待していたし、大学に行くのなんか当然だった。ローティーンの頃は「ダサいがり勉タイプだったと思う。学習塾に通い詰めて有名な私立中に入った。中学生の頃にはハリー・ポッター原書で読めたし生意気に自宅のグランドピアノショパンなぞ弾いていた。

しかしこれは自慢話ではない。

何もかも与えられたおれは医者になれてようやく及第点、それ未満ならおれの努力が足りないか母親馬鹿女だったか、あるいはその両方であると見なされる。褒めて貰おうと思ったらノーベル賞でも取らないと叶わない。そのプレッシャー増田にも想像してもらいたい。

環境」を与えられたら無条件でエリートになれるわけではない。そりゃ強力な追い風にはなるだろう。でも事実としてエリートになるには相応の努力が要る。だからね、獲得したものエリート君の努力の賜物なんだわ。それを「両親のおかげ~」とかよくわからない理屈で取り上げないでやってくれ。

果たしておれは医者にはなれませんでした。それはおれが単に勉強しなかったからだ。でもそのために母親馬鹿女でなかったと証明することは、多分もうできない。

2018-10-20

anond:20181020125359

マジレスすると、詩の翻訳は難しい。原理的に、致し方ない部分はある。

原書を読む価値はそこら辺にあるかもしれない。

2018-09-28

阿弥陀経原書で読みなさい。

それが無理なら、日本語訳を読みなさい。

漢語訳には特別意味はありません。

2018-08-01

anond:20180801002156

マジの戦前から続いてるお金持ちの人知ってるけど質素

屋敷は古くて一階建てだけど庭がすごい広くて松とか楓とか生えてるかっこいい庭

そのお金持ちの人はポロシャツチノパンみたいなユニクロ恰好してるけどすごいインテリ

家には画集とか海外文学原書とかフランス語のでっかいレシピブックとかあって何回か借りたことがある

普段ご飯ふりかけとかお漬物でさっとお昼を済ませましたとか言ってる

でもご飯が1キロ1万円だったりふりかけ錦松梅だったりお漬物デパートに出店してる京都漬物屋さんの樽で売ってる白瓜漬だったりする

贅沢の仕方が違う

2018-07-13

絵を描けるようになるまで

たまに「絵がうまくなるには」みたいな記事を見るので

私がまあまあ描けるようになるまでの経緯を載せておく。

めちゃくちゃうまくもないがなんとなくときどきpixivランキングはいれたりRTを稼げたりはする程度。

ノートにらくがき期

もともと授業中にらくがきをしてしまタイプの子どもではあった。

二次創作絵も描くことはあったが、下手くそ自分がっかりするのであまり熱心ではなく、もっぱらなんとなく、好きな漫画家の真似をしながら意図もなく女の子男の子を描いていた。

なんでか意味もなく女の子の目に涙かいて泣かせるとかね、よくあったよね。

お絵描き掲示板

ネットを始めた頃、お絵描き掲示板が爆発的にはやり

漫画ファンサイトで300*300の大きさに狂ったようにマウスで絵を描いていた。

もちろんこの頃も下手くそだったが、同い年くらいのこどもたちがなれ合いでほめてくれた。

なにもかも人まねだったし稚拙だったし、お絵描き掲示板機能制限されていたが、「人に見せるため」の絵をたくさんかけたのはよかった。

自分技術でも、すこしはかわいいとか面白いとか思ってもらえるように、モチーフや色使いや画面内の余白を意識したり、人の絵を観察する習慣がついた。

細部をちゃんと描くとほめられるし説得力がでることに気づいたので、服のディティールや靴や小物なんかを面倒がらず資料探してかくようになったのもこの頃。

③人を描くのって楽しいね!

http://www.asahi-net.or.jp/~zm5s-nkmr/

しばらく小手先で描いていたものの、ガチで上手い人たちの絵がうらやましくなったので

当時流行っていたhitokakuではじめて「アタリをとる」という概念を導入した。

「上手い人たちは、顔を描くときに十字を描くらしい」

ということは知っていたが、他はなにも知らなかったので

頭のバランス、人体の骨格、全然できなかった手や足の描き方などをここで知った。

このときはじめて絵を練習するという行為をしたと思う。

ゆうちょうを一冊買ってきてお手本を真似していると、「自分に描けるもの」が飛躍的に広がったのを感じてすごく楽しかった。

この頃にペンタブを買った。

余談だが

東村アキコが「ロボット設計図」とめちゃくちゃにバカにしていたが

https://logmi.jp/259876

写真を見て漫画絵にレンダリングして模写できる」というのは結構習熟の必要作業だと思う。

絵心」ってなにか、といったら、見えてるところから見えない部分を想像する能力じゃないかと思う。

立方体を見たときの底面、手のひらを見たときの手の甲、立ってる足を見たとき土踏まず、顔を見たときの眼球。

目で見えてる範囲から見えない部分へどう繋がっているか、がわからず、「目に見えたものをなぞろう」としても、絵に落としてもなんか不自然になる。

なぞり書きだってうまくいかないときがあるのに、模写となるとなおさらだ

私には絵心がないので、それを理論的に教えてくれる「ロボット設計図」はほんとうにありがたかった。

漫画に挑戦期

お絵描き掲示板が下火になってくるとsaiを手に入れ、色塗りの技法効果お絵描き講座から仕入れて画面を華やかにできるようになった。

なんとなく上手く描けないな?というときもあったんだが、誤魔化しごまかしでなんとなくそれっぽい絵を描いていた。

ただ、漫画に挑戦してみた結果、ものすごい量の課題に否応なく気づかされた。

大きく分けて次の三つ。

1:パースがわからない。

2:意外と描きたいポーズが描けない。

3:白黒で見たときに絵の魅力がない。

⑤-1 パースがわからない

背景を誤魔化すにも限界があった。

それまでも、ときどき思い立ってパースについての解説をぱらぱら眺めてみたが

「あー、ふーん、相似ね? なるほどね???

みたくなってしまいよくわからないまま放置していたのだ。

ただ、人物からアイレベルを求めたりする解説ネットにいくつか掲載されるようになり、そのおかげでなんとなくそれっぽくできるようになった。

パースかんたん解説1:アイレベルの求め方 | 摩耶薫子着物の描き方」発売中 https://www.pixiv.net/member_illust.php?illust_id=3933143


今も三点透視でばりばりに背景描けるぜ!って感じではなく

なんとなーく一点透視や二点透視のやりかたがわかったな、という程度だが

今のところそれで困ってないので、なんとなくの知識パース定規を駆使してなんとかしている。

ビルの谷間を駆け降りるような絵が描きたくなったらまた頑張ろうと思う。


あとは、人体のパースという概念を手に入れたのはすごく大きかった。

それまでも、たとえば奥から手前にまっすぐ伸ばした腕やあぐらを組んだ足なんかがうまく描けないという自覚はあったのだが

人体のパースがわかってないからか!と気づいたとき目から鱗だった。

『やさしい人物画』のパースのあたりが楽しくてたくさん描いた。

http://loomis.sblo.jp/s/ (※原書)

それと、人物を描くとき、アイレベルより上をあおり、下は俯瞰、と意識して描くようになった。

それまではなんとなくぺらぺらしていた自分の絵に立体感が出た気がして、これも嬉しくてたくさん描いた。


⑤-2 意外と描きたいポーズが描けない

漫画のなかで、どうも自分の描くポーズが硬い気がして嫌だった。

ポーズ個性がない。

たとえば歩く人を複数人描いたときに、左右どちらの足が出ているかの違いしか出せないこと。

本当はちゃきちゃきした歩き方、靴を引きずるような歩き方、スカートズボンの違い、ヒールと革靴とスニーカーの違い、色々あるはずなのに、絵のなかでそれが表現できない。

「絵になるポーズ」の絵しかない。

たとえば座ってごはんを食べる時に、背中丸めただらしない食べ方や、へんなコップの持ち方や、そういう「絵にならない」瞬間が描きたかったし、そういう絵のある漫画は魅力的に思えた。

これについては「他人を観察する」というのを意識的にするようになった。

居酒屋のシーンを描くなら居酒屋で、電車のシーンを描くなら電車

どんな人がどんなポーズをしているかをみる。

ばれない環境なら真似してみるのもよかった。

もちろんその場で全部覚えられるわけでもないが、インプットした分は絵を描くときになんとなくにじみ出てくる気がする。

⑤-3 模索中、そしてhitokakuに戻る

3についてはいまだに模索しているところだ。

白黒の絵の魅力はすなわち描線の魅力だと思う。

グレーで細かく陰影をつければ疑似カラーみたいにできるけど、それは私の描きたい絵ではない。

線の魅力って不思議なもんで、絵のうまさや好みとは別のところで

すごく魅力的でいきいきした線の人がいる。

もしや才能なのか…と思いつつ、ペンの設定を変えたりソフト補正を調整したり、何より繰り返してかきながら自分の思ったような線が描けるように練習している。

hitokakuのはじめは「◯と│をひたすら描こう」と言われるのだが、当時の私はほとんど飛ばしていた。

最近またやってみている。


フラストレーションモチベーション

私は「基本から、教本にしたがって、積み重ねるように」練習をするほどまじめにはなれなくて、

その時その時で絵を描きながら、「もうちょいこういう風に描けたら楽しいのに…」というフラストレーション自分なかに溜まったら練習する、という感じでここまで来た。

もともと私のやる気はそういうふうにできている気がする。

道具もあまり新調しなくて、

今使ってる道具をうんざりするまで使い倒しながら

新しいソフトほしいあたらしいペンタブほしい、とフラストレーションが貯まったところで買うと

わー!なんてべんり!なんてすてき!!と思えて格段に楽しくなる。


二次創作効能

最近気づいたこととして、

二次創作軽率にたくさんやった方がいい」

と思う。

オリジナルの絵を描くのはすごく楽しいのだが、

なんと言っても二次創作他人デザインだ。

そこには自分では思いもよらなかった意匠がある。

そして、好きな作品であればあるほど、顔をかわいく描くことにすごくこだわるようになる。

他人作品触媒にしていろんなアイデア生まれる。

ひとつ作品をねっちり長く描くことも、ちょっと好きな作品をたくさんかきちらかすことも、どちらもすごく絵の練習になった。




前述のように私は今もまだまだ完全に描きたいように描けるわけではなく練習中の身だが、

なんとなく、こういうだらだらした練習のしかたでもそこそこはいけるようになるぜと言いたくなった。

2018-07-06

anond:20180706120821

翻訳本の書評でよく「訳がひどい。原書を読んだほうが分かりやすい」みたいのを見るけど、そんなわけないだろって感じだわ。

俺が英語を読んで意味解釈するより、その「ひどい訳」のほうがぜったい正解に近い。

2018-06-07

はてブ洋書話題が上がってきたことってほとんど無いよな

はてブ民、英語の本読んでないんやなあ…

--

b:id:bokmal洋書」て「外国人」ぐらい雑な言葉だな。増田が言うのはどうせ英語学習のための多読みたいな文脈ローダン翻訳待ってたら寿命が尽きるからついに原書に手を出したとかそういう話じゃないんだろ。つまらん。

増田はてブが「雑」なのは当たり前だろ

雑で当たり前のものに雑つって何かを批判した気分になるバカ(笑)

2018-05-03

人権侵害被害者日本国象徴だというのはいかがなもの

ご無沙汰しております。昨年、「憲法第二条改正論」というエントリーを書いた増田です。

今日憲法記念日なので、憲法二条改正論について、あらためて書いておきたいと思います

まずは、昨年と同様、日本国憲法二条引用から始めましょう。

皇位は、世襲のものであつて、国会議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。

昨年のエントリーで指摘しておいたように、皇位世襲のものとすることには、二つの点で問題があります。一つは、皇嗣として生まれてきた者や、彼の配偶者にさせられた女性に対して人権侵害を引き起こすということ、そしてもう一つは、天皇にふさわしい資質を持たない者が天皇になる危険性を孕んでいるということです。

昨年のエントリーでは、皇嗣配偶者に対する人権侵害については少ししか触れませんでしたので、今日は、その点について、もう少し踏み込んで論じておこうと思います

まず、もしもあなたが、天皇制に関心があるにもかかわらず、Ben Hillsさんが書いたPrincess Masako Prisoner of the Chrysanthemum Throne: The Tragic True Story of Japan's Crown Princessという本をまだお読みではないならば、ご一読を強くお奨めします。藤田真利子さんが訳した『プリンセス・マサコ:菊の玉座の囚われ人』という日本語版も、第三書館から出版されています

藤田さんも「訳者あとがき」の中で述べているように、Ben Hillsさんのこの本は、さまざまな読み方ができると思いますしかし、どんな読み方をしたとしても、この本を読んだ者は、原書サブタイトルで謳われているとおり、the tragic true story悲劇的な真実物語)をそこに見出すでしょう。多くの国民は、小和田雅子さんという一人の女性を襲った悲劇について、あまりにも無関心すぎると私は思っています

雅子さんを襲った悲劇は、皇位世襲制と無関係ではありません。もしも皇位世襲のものではなかったならば、雅子さんも、これほどの苦痛を味わうことはなかったでしょう。雅子さんを襲った悲劇について単純に語ることはできませんが、強いて論点を一つに絞れば、それは、人格否定されて「産む機械」たることを期待されたという点に集約されるでしょう。

雅子さんが愛子さんを出産した3年後の2004年(この時点では悠仁さんはまだ誕生していない)に、雅子さんの配偶者記者会見で語った言葉を覚えておられる方も多いでしょう。

誕生日の会見の折にもお話しましたが,雅子にはこの10年,自分一生懸命皇室環境適応させようと思いつつ努力してきましたが,私が見るところ,そのことで疲れ切ってしまっているように見えます。それまでの雅子キャリアや,そのことに基づいた雅子人格否定するような動きがあったことも事実です。

徳仁さんは、「人格否定するような動き」が具体的に何を意味しているのかを明らかにしていませんが、おそらく、「やはりもう一人ほしい」という湯浅利夫宮内庁長官(当時)の発言念頭にあったものと思われます

おそらく皆さんは、2007年に、「女性は産む機械」だと柳澤伯夫厚生労働大臣(当時)が発言して、激しいバッシングが起きた事件を覚えておられることでしょう。湯浅さんの発言も、柳澤さんの発言と軌を一にしているにもかかわらず、バッシングが起きなかったのはどうしてでしょうか。国民の多くも、雅子さんを「産む機械」としか見ていないからではないでしょうか。私たち国民は、もう少し、雅子さんに対する加害者意識を持ったほうがいいのではないでしょうか。

「やはりもう一人ほしい」と湯浅さんが発言した背景にあるのは、皇位世襲制です。現行の天皇制を維持するためには、皇族に嫁いだ女性の誰かが男子出産するということが不可欠です。したがって、湯浅さんという個人非難することはできません。非難しなければならないのは、憲法二条です。そして、その条項放置している私たち国民です。

皇室典範第一条を改正して女性天皇女系天皇を認めれば、皇嗣配偶者に対するプレッシャーを緩和することができる、という反論も予想されますが、それは根本的な解決ではないと申し上げておきましょう)

ここで、日本国憲法第一条を引用してみましょう。

天皇は、日本国象徴であり日本国統合象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

今日エントリーでは、天皇ではなく、皇嗣配偶者人権について述べたわけですが、天皇日本国象徴であるならば、彼の家族たちも、日本国象徴に近い地位にあると考えていいでしょう。したがって、日本という国家は、人権侵害被害者によって象徴されているということになります(なんだか、むしろそのほうが正しいような気がしないでもありませんが)。

憲法二条が現行のままだとすると、雅子さんを襲った悲劇は、悠仁さんの配偶者となるであろう女性にも襲いかかるでしょうし、さら未来男性皇族たちの配偶者についても同様でしょう。

2018-03-28

anond:20180328214304

海外ブログから原書の該当部分の引用だけ拾ってきたので考察は任せた

In the early days of airmail flying, the mail pilots came to believe that their crash rate was unacceptable, even for people accustomed to danger. Finally, a group of them convinced the U.S. Air Mail Service that postal supervisors at the airports were ordering them aloft in bad storms and poor visibility. The solution? Not a new regulation spelling out what weather was safe and unsafe, but rather this simple order: if an outgoing pilot desired, his supervisor had to join him in the cockpit to fly a circuit around the airport before the pilot went off on his mail run. Quickly the supervisors’ tolerance for bad weather dropped.

嘘松とは言わないけれど

それにしても郵便飛行機の墜落事故比率が高すぎる、と考え始めた。

アメリカ人は仕組みを作るのが上手い?昔のパイロットたちが考え、事故を減らした方法とは「一休さんみたいだ」

https://togetter.com/li/1212988

墜落事故など、1件でも起これば重大事故のはずだが、「比率が高すぎる」と思うくらい、墜落事故が多発してたのか?

何便中何便が墜落事故を起こした?

そもそも墜落事故がそれほど多いなら、墜落に至らないヒヤリハッとも多かったはずだがそのあたりはどうなのだろうか?

パイロット組合は何も言わなかったのか?

疑わしい、不自然と思う点はいくつもある。

英語版wikipediaで「Airmail」とか「United States Postal Service(アメリカ合衆国郵便公社)」とかのページをざっと見てみたけど、

そういう記述は見当たらない。

翻訳ミスなのか、原書から間違っているのか、それとも本当に郵便飛行機の墜落事故は多かったのか。

本に書いてあるからと、鵜呑みにするのは禁物かと思う。

2017-11-26

貧乏だが意識高い系ITエンジニア英語をやらなければならない理由

貧乏で、でも、やる気だけはあるITエンジニアが、わらしべ長者して高収入にのし上がるコスパの良い方法って英語重要だなーと昨今オモタ。

まあ、こんなところで書かなくても、今時の若い子はすでにこんな状態だろうなぁと思った。

2017-05-04

カルチャークソマウンティングくたばれや!

私はカルチャーが、好きだ。音楽映画美術小説観劇、等々。

そして、好きなことについて話をしたい気持ちもある。

だが、カルチャー好きが集えばマウンティングが始まる。

「◯◯は押さえておかなきゃ」「◯◯知らないなんてモグリ」「映画劇場でみなきゃ、ちなみに俺は劇場で観たよ」「レコードで聴いていないやつ、本当に音楽きじゃないよね」「ライブ観てないくせに良さがわかるの?」「原書で読まないなんて、良さがつたわらないよ?」

クソクソクソ!楽しみ方にケチつけるな!

面白かったもの、好きなものを好きと言いたいだけなのだ

からか、馴れ合いカルチャー好きとはつるまなくなった。

趣味嗜好は一人で細々と楽しむに限る。

ちなみに、腹立つカルチャーマウンティングセリフNo.1

若い女の子で◯◯が好きなのって変わってるよねー」

です!

趣味嗜好に年齢も性別も持ち込むな!

2017-04-01

カルチャーマウンティング

私はカルチャーが、好きだ。音楽映画美術小説観劇、等々。

そして、好きなことについて話をしたい気持ちもある。

だが、カルチャー好きが集えばマウンティングが始まる。

「◯◯は押さえておかなきゃ」「◯◯知らないなんてモグリ」「映画劇場でみなきゃ、ちなみに俺は劇場で観たよ」「レコードで聴いていないやつ、本当に音楽きじゃないよね」「ライブ観てないくせに良さがわかるの?」「原書で読まないなんて、良さがつたわらないよ?」

クソクソクソ!楽しみ方にケチつけるな!

面白かったもの、好きなものを好きと言いたいだけなのだ

からか、馴れ合いカルチャー好きとはつるまなくなった。

趣味嗜好は一人で細々と楽しむに限る。

ちなみに、腹立つカルチャーマウンティングセリフNo.1

若い女の子で◯◯が好きなのって変わってるよねー」

です!

趣味嗜好に年齢も性別も持ち込むな!

2017-03-17

翻訳を待ち望まれ洋書があって、やっとその業界の人が翻訳して日本でも発売ってなったけど、あまりチョー直訳すぎて原書も買う羽目になる現象って何ていうんですかね。

2016-03-18

http://anond.hatelabo.jp/20160318120912

原書を読む語学力など必要ない。

アドラーによれば、あなたは「やりたいこと」だけ「やっている」のだから

アドラーって実在するのか

嫌われる勇気』が面白かったから、アドラーについて知りたいと思った。

ところが世間にはどうもアドラーのものについての本が少ない気がする。

嫌われる勇気』のまとめや「アドラー入門」ばかりじゃないか。

翻訳岸見一郎さんしかやっていないようだし・・・

アドラーとは岸見さんが自身思想を普及させるための創作であるようにすら感じてくる。

実際アドラーおじさんも存在するんだろうけどさ。

原書を読む語学力が無ければ、岸見フィルターを通してしかアドラー観測できないわけじゃん。

僕たちはアドラー心理学ではなく、岸見心理学共感しているんじゃないだろうか

2016-03-08

ジョン・ヴァーリイデーモン』Demon 概要

ジョン・ヴァーリイには〈ガイア三部作というのがあるが、『ティーターン』『ウィザード』に続く完結編 Demon だけが未邦訳となっている。

2004年2chスレッド匿名の有志がその概要日本語でupしていた。すでに消失しているが、当時保存してあったもの最近発掘したので、そのテキストを基に修正編集再構成したものをここに置いておく。

残念なことに話の途中で終わっている。ということで原書で読んだ人は続きプリーズ

なお〈ガイア三部作については、以下にある堺三保氏の解説を参照のこと。

《ガイア》三部作に見られるヴァーリイのテーマ性|堺 三保|note

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冒頭、ガイアで「伏魔殿」(ハリウッドみたいな映画都市……だと思う)の建設が始まる。ガイア名物の便利生物がセットを組み立て、ボレックスだのアリフレックスだのパナフレックスだののカメラ生物フィルムを現像するディレクター生物とかが登場し、準備が整ったところにガイア本人登場。身長15メートルマリリン・モンローの姿で現れる。

地球では第五次世界大戦が勃発する。コンピュータプログラミングミスから始まったそれは、全世界を巻き込んでパイ投げみたいなしっちゃかめっちゃか大戦争に発展する。主要都市は次々と蒸発瓦礫の山となる。放射能は向こう800年くらいなくならない。

さて、戦争が始まって間もない頃、カナダにコナル・レイというマンガホッケーボディビルしか興味の無いお馬鹿な男が居た。彼は元「リングマスター」乗員、ジーンの曾孫だった。それを知ったコナルはガイアに旅立つ。

ガイアシロッコを見つけた彼は、いきなり「ジーンの仇うちに来た、あんたを殺す」とぶちかますシロッコティーターニスの協力を得て彼を縛り上げ、自分の隠れ家に連れて行く。

(あれ? ジーンって、『ウィザード』の時点で生きてなかったっけ? キャビーがジーンを拷問したとは言っていたけど、シロッコのせいで死んだんだっけ? と思ってたら)

コナルは「ガイアウィザード」というマンガを持ってきていた。それは実に酷い代物で、シロッコ冒険を歪曲して猥雑な物語に仕上げたものだった。それによるとシロッコとギャビーとジーンは三角関係しかガイアからウィザードになるよう持ちかけられたのはジーンだったのに、シロッコがジーンを殺してその地位を奪い取ったということになっていた。コナルはそのマンガを丸々信じ込んでいたのだ。

シロッコは一旦コナルを殺そうと考えたが、コナルはシロッコに一生従属することを誓って死を免れる。

ガイアは壊滅状態の地球救難船を送った。難民はガイアに押し寄せ居留地を作る。人間居留地ベリンツォーナ、そこは人間悪徳を寄せ集めたような無法の町になる。それこそガイアの望んだことだった。数年後。ロッキーというティーターニスがベリンツォーナを訪れる。ロッキーはコナルと落ち合い、ベリンツォーナにある「自由婦人地区に向かう。

ちなみにコナルはシロッコに対する必からの忠誠を抱いている。コナルが命乞いをし時に、彼は一生シロッコ奴隷となると誓ったが、シロッコはそれはあまりに酷な誓約だと思い契約は3年間限定にしようとした。コナルは20年と主張し、結局5年間で決着した。しかしコナル自身シロッコに一生仕えるつもりだった。

自由婦人地区では頭を剃ったシロッコが待っていた。シロッコの頭にはスパイ生物が埋め込まれおり、ロッキーシロッコに脳手術を施すためにやっててきたのだ。なんとか手術は成功し、スパイ生物は取り除かれ、箱に閉じ込められた。そのころ「伏魔殿」で2本立てを見ていたガイアは突如として怒り狂った。

地球戦争は終わろうとしていた。平和が訪れたとか休戦協定が結ばれたとかではなく、戦争を続けられる人間がもう残っていないからだ。地球自体が終わるうとしていた。軌道上のコロニー地球を見捨てて様々な場所に移動していった。火星金星木星の軌道上、さらに外宇宙に向かうものもあった。

ガイアへの難民は増え続けた。難民がまず訪れるのはベリンツォーナの隣町ポータルだった。ベリンツォーナと同じく無法の町であり、流入する難民を身ぐるみ剥ごうとする悪党が待ち構えている。

コナルはその町に度々訪れ、ある活動を行っていた。言ってみれば「闇の始末人」みたいなもの(らしい)で、町のギャングだの強盗だのスリだの人攫いなどを闇から闇へ葬るというものだった(いささか乱暴に思えるが、ガイアの難民都市には警察も監獄も無い。量刑というのがありえないのだと説明されている)。或いは負傷した人を治療師のもとに運んだりもしていた。

さて、今日今日とてコナルはポータルをうろついていたのだが、そこで新たな来訪者を見つけた。着の身着のままで、やってくる難民が多い中、彼らは裕福に見え沢山の荷物を携えていた。しか女性2人組である。格好の餌食だ。女たちは瞬く聞にジャッカルの群れに固まれる。

ジャッカルの一人が包みを奪って逃げた。それが、女二人の連れていた赤ん坊だと気付いたコナルは誘拐犯を追う。暴徒に固まれた女二人を助けるのは無理だと判断し、せめて赤ん坊だけでも助けようと考えたのだ。

誘拐犯を捕らえて殺し、赤ん坊を取り戻したコナルが道を引き返し、元の場所に戻ると女たちはまだ殺されていなかった。それどころか襲撃者たちを迎え撃っていた。すさまじい勢いで死体の山を築いている。

赤ん坊を返そうにも近づくことすら出来ないと思ったコナルはセルパンというティーターニスに会い、出来事を説明する。セルパンは女たちを知っていると言う。「額に目の刺青があっただろう?」ティーターニスの加勢でコナルは騒ぎを鎮め、女二人に赤ん坊を渡す。

そのころシロッコガイアを徒歩で旅していた。ポイペーの「コングマウンテン」でシロッコはコングが死んでいるのを見つける。死体をアイアンマスター解体している現場で、はぐれポレックスからフィルムを奪う。どうやらそのフィルムにはコングがなぜ死体になったのか、その経過が記録されているようだ。

旅を続けるシロッコティーテュースでギャビーの幽霊に会い、魔女団のロビンガイアを訪れたことを知らされる。コナルが彼女シロッコのもとに連れてくるという。

ガイアをほぼ半周して、シロッコが行き着いた先は「タキシードジャンクション」(この名前ジャズの有名な場所らしい)という、クリスが取り仕切るツリーハウスだった。

シロッコの到着から少し遅れて、「タキシードジャンクション」に人間ティーターニスの一行が到着する。ティーターニスのロッキ一、ヴ、アリーハ、セルパン人間はコナル、ロビンノヴァ赤ん坊アダムノヴァアダムロビンの娘と息子(!)だ。ノヴァは母親に対して何やら欝屈した感情を抱いているようだ。

シロッコクリスは一行を出迎える。ロビンクリスの変貌に驚く。『ウィザード』以降、彼の外見はかなり変わっている。下半身は毛むくじゃらで、尻尾まで生えている。彼はティーターニスへの変身を望んだのだ。

ロビンシロッコに今までの経過を語る。ロビンは『ウィザード』の後、ガイアを去り魔女団に戻った。故郷彼女スーパーヒーローとして祭り上げられる。

彼女妊娠した。ガイアから戻って一年以上経っており、女ばかりの「魔女団J で妊娠するはずが無いにもかかわらず、である。そのときまれたのがノヴァで、奇跡ロビンを、魔女団の中でますます高い地位に押し上げた。しかしその18年後、また彼女は原因不明妊娠経験する。そして生まれたのはアダム魔女団には存在してはならないはずの「男」だった。

そして成長したノヴァの外見的特徴は、明白に彼らがクリスの子であると告げていた。もちろんこれはガイア悪趣味冗談だ。シロッコも同じことをされたことがあった(あのとき、もうそんなことしないって言っていたのにガイア……)。

ノヴァの欝屈はそのためだった。聖人であったはずの母親がおぞましい「男」を産み、故郷を追われたのだ。「魔女団」は外宇宙に旅立ち、ロビンたちはガイアに来た。

ロビンシロッコが話していた頃、クリスは物置からプロジェクターを引っ張り出していた。シロッコがポイペーから持ち帰ったフィルムを見るためだ。

フィルムプロジェクターにかけられ、一同はコングの末路を目撃する。身長15メートルの巨大な女がコングと格闘し、しかも瀕死のコングを強姦していた。巨大女は勿論ガイアだ。フィルム最後で、ガイアは何かを産み出したようだ。

ガイア自分が産んだ「ラクダ」に満足していた。「ラクダ」は死んでいたが、それを元に何か面白いものが作れそうだった。材料を漉過器に放り込み、本日の上映『アラビアのロレンス』を見ながらガイアは辛抱強く出来上がるのを待った。

ガイアに造反して、不老不死治療を受けられなくなったはずなのに、シロッコの見た目はロビンより若いくらいだ。なぜかというとその原因は「ジャンクション」の近くにある鉱泉効果らしい。シロッコロビンをその鉱泉に連れて行き、疲れた肉体を若返らせる。

鉱泉に連れて行ったのは若返りのためだけではない。シロッコロビン催眠術をかけた。ガイアの策略を探るためだ。ロビンの二人の子供に対し、ガイアは何をしたのか? ロビン過去記憶を探るとともに、シロッコは「何か」に尋問する。(何に尋問していたのか。「私のデーモン」と、シロッコは言う。おそらくガイアスパイ生物だろうと推測される)

それによると、出生がガイアの手によるものであるのは確かだが、幸い、特に有害処置

されていないようだ。ひとまず安堵するシロッコ

さてここで、ルーサーという名のゾンビが登場(ゲーリー・クーパーキャラモデルに作られたゾンビ? らしいのだが、ここらへんどうも、映画元ネタにしていると思われる固有名詞が多くて、はっきり分からなかったです……)。墓地から死体を漁ってゾンビに変え、自分の部下にしている。

ルーサーはペリンの「自由婦人地区を襲う。彼は神(もちろんガイア)の命を受け、ある子供たちを捜しているようだ。子供たちが「タキシードジャンクション」にいるという啓示を授かり、彼は一路「ジャンクション」を目指す。カーリに先を越されないことを願いながら。

シロッコロビンクリスに委ね、浜辺に一休みしに行った。そこでギャビーの幽霊に会い、幸せな夢を見る。目覚めた彼女は不穏な臭いを察知する。

ノヴァは悩んでいた。クリスとロピンが戻ってきて、母親が美しく若返っているのを見ても彼女の心は晴れない。台所でいくつかのハーブを手に入れると、部屋に篭って一生懸命に怪しげなものを作りはじめた。どうやらそれは恋の娼薬らしい。ノヴァシロッコに恋をしてしまったのだ。作った薬をシロッコの部屋に仕込んだり、入念にメイクをしたり、やっぱり全部落としたりする。恋に悩むノヴァ

This must be love; what else could hurt so much?

ロビン鉱泉から連れ帰ったクリス。彼はロビンに対し、子供の父親としての権利を主張する。母親としての自分に疑問を感じるのかと尋ねるロビンに、彼は説明する。ティーターニスに変身しつつある彼は、人間としての絆を欲しがっているのだ。ロビンは彼の思いを理解し、申し出を受け入れる。二人はい雰囲気。そこに突然誰かの悲鳴が届く。

そのころロッキーとヴァリーハは畑を耕していた。クリスツリーハウス滞在することに対する返礼だ。彼らは義理堅いのである。二人は労働で汗をかいた後、後部セックスで楽しく汗をかいたりする。

ロッキーはヴァリーハに恋をしていた。エオリアン・ソ口があまり好きではないロッキーは、ヴァリーハがエオリアン・ソロだということで、躊躇ったりもするが、恋は止められない。

ロッキーはヴァリーハに「シャープド・リディアトリオ」を提案する。(注1)ヴァリーハが提案を受け、セルパン相談しようと話していたそのとき、当のセルパンが現れた。しかし、明るい家族計画を話す間もなく、3人は空気の中に何かを嘆ぎ取った。

ゾンビだ! 」

異変を察知した彼らは「ジャンクション」に駆け戻る。

コナルはアダムの子守をしていた。ティーターニスの卵で遊ぶアダムはご機嫌だ。コナルはついついノヴァに思いを馳せてしまう。彼はノヴァに恋をしていた(コナル、お前もか……ここらの場面、登場人物は揃って頭の中がピンク色です)。

ノヴァは彼を憎んでいるように思えたが、最初の頃、コナルはあまり気にしていなかった。なぜならノヴァは周囲の全てを憎んでいるように見えたからだ。しかし次第にノヴァの中で自分特別なのではないかと思い始める。特別に忌み嫌われているのではないかと。ガラガラヘビか、ロリペドか、梅毒持ち並に。しかしやっぱり恋は止められない。

埒も無く彼女とのキス夢想していたそのとき、コナルはノヴァの恐ろしい悲鳴を聞く。ゾンビノヴァを襲ってきた。ノヴァを守ろうと飛び込んできたコナルをぶちのめし、弾丸を撃ち込んでも襲ってくるゾンビ。手当たり次第に物を投げつけているうちに、何かが致命傷になり、ゾンビは倒れた。

ノヴァを襲ったゾンビ撃退できたが、コナルが目を放した隙に、別のゾンビアダム誘拐する。シロッコたちは誘拐ゾンビを追跡するが、そのとき天使が空から現れる。目と鼻の先でアダムは攫われ、天使は西の空に飛ぴ去った。

少し遅れてルーサーがジャンクションに到着する。ノヴァを襲い、アダム誘拐したゾンビルーサーではなくカーリの一隊だった。カーリは暴力破壊化身で、4本の腕を持っている。ルーサーと力一リは反目しあっているようだ。激しく罵りあう両名。ルーサーはカーリの奴隷を、カーリはルーサーの従者を殺す。

アダム誘拐された。事態は一刻を争う。シロッコは即座に指揮をとった。まず、何がゾンビに致命傷を与えたのか? ノヴァ自分最後に投げたのが、シロッコのために作った「恋の娼薬Jだったことを思い出す。

アダム救出とゾンビ対策のため、シロッコは矢継ぎ早に命令を下す。ヴァリーハはペリンツォーナに向かいティーターニスを召集する。ロッキージャンクションに残る。セルパン陸路で西に向かう。人間飛行機で天使を追う。それぞれ無線で連絡を取り合うこと。

行動に移ろうとしたそのときシロッコは、アダムが遊んでいたティーターニスの卵に気付く。それは透明に変化しかけていた。

人間5人は格納庫に向かい、2機の軽飛行機を発進させる。一つにはコナルとノヴァ、もう一つにシロッコクリスロビンが搭乗した。

アダム誘拐した天使はどこに?

西に向かう飛行機の中、シロッコは瓶の中からデーモン」を取り出した。シロッコの頭の中に埋め込まれていたスパイ生物だ。2本の足を持った蛇みたいな生き物で、口があり喋ることができる。ご丁寧に性別まであり、一応オスだ。

「90年の間、こいつは私の頭の中を犯し続けていたの」

シロッコは彼をスニッチこそ泥?)と呼んでいる。スニッチガイアの手先だが、重度のアル中なので、酒を餌に情報を得ることができるのだ。シロッコはスニッチが指し示した地点を目指す。

さて、もう一つの飛行機に乗っているコナルとノヴァだが、問題が起きた。シロッコから防弾スーツを着用するように言われたノヴァが、コナルの目の前で服を脱ぎだしたのだ。慌てるコナル。コナルはノヴァに惚れているし、そんなことをされると困ってしまうと言う。ノヴァはコナルの心情を理解できない。そもそもノヴァは「男」を人間とみなしたことがなかった。二人の聞に誇いが起こるが、コナルは懸命に説明し、ノヴァは理解しようと努める。

「傷付けるつもりじゃなかったのj

「それは分かってる」

「もし必要なら、あなたセックスするわ」

「聞いたことが無いくらい親切な台詞だねJ

「……私、また間違ったことを言ったのかしら』

こんな感じながら、それなりに相互理解した二人。かなりいい雰囲気。(注2)

そこに警報音が鳴る。レーダー目標を捉えたのだ。

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注1:「シャープド・リディアトリオ」とは、ロッキーが前父と後母を兼ね、ヴァリーハが前母、セルパンが後父となる組み合わせ。ロッキーとヴァリーハが前部セックスをしてヴァリーハが卵を産み、セルパンロッキーが後部セックスをしてその卵をロッキーの子宮で育てる……ああ、ややこしい。

注2:というか、二人の会話が可愛いので、へっぽこですが訳してみました。

「君は僕に嫌悪感を感じるんだろう?」

あなたを傷付けたくないわ」

「正直に言ってくれた方がいい」

「そうね、毛深すぎるし、顎はざらざらしていてキスをしたら痛そうだわ。腕や足は……おかしい。それって地球の女たちには魅力的なのかしら」

「どうだろう」

あなたは私に魅力を感じるの?」

「魅力的どころか。失神しそうだ。君ほど美しい女性は見たことが無い」

おかし世界ね」

レズビアン世界では美の基準が違うのかい?」

「分からないけど、私はおかしなくらい背が高すぎて、美しいなんて言われたことなかったわ」

2016-01-28

アメコミジャンルでの交流スムーズにしたい入門者向けのメモ

去年アメコミにはまった。アメコミというかマーベルの某キャラにはまって、原作コミックにも手を出すようになり、今では慣れないながら原書なども辞書を引き引き追いかけている。
 ちなみに旬のデッドプールではない。(デッドプールも好きだが)
 ところで、単に"アメコミを読みたい"だけならともかく"『アメコミジャンル』についていけるようになりたい"を目標にして入門すると、意外と戸惑うことが多いように思う。
 自分の周りでも結構ツイッターアメコミジャンルの人をフォローしてみたけど、いつまで経ってもファンの人の話が理解できるようにならない」というようなぼやきを見るのだが、個人的にこれはよく言われるような英語力の差から来るギャップではない気がする。

日本人アメコミファンのコミュニティジャンル)と国産アニメ漫画等のコミュニティとの違い

ジャンルの人のツイッターフォローしてみたけど~」的なことをぼやく人は、おそらくツイッターフォローした時点で日本アニメ漫画などのファンコミュニティと同じように、いちファンとして対等に馴染んで行けることを期待している人ではないかと思う。
 しかし、はっきり言ってアメコミジャンルは「○○(キャラ)のことが好き/気になる」というだけでは、他のファンの人とほとんど話が通じない世界だと思った方が良い。そのキャラに関する知識量が違うからではなく、そもそも「共通の話のタネ」が存在していないからだ。

ここが一番の違いだと思うのだが、国産アニメ漫画等のジャンルには"ファンならばこれは知っているだろう"という明確な原作(底本)が存在する。
 そのため新規にファンになった時点でも、その原作さえ知っていれば古参の人とも「○○(キャラ)ってこういう所が良いですよね」などと対等に話ができる。
 だがアメコミ場合、大抵のキャラは一人につき複数シリーズを持っていたり、そのシリーズにしてもそれぞれ原作者ライター)が違っていたり、能力人間関係等の設定も時期ごとにかなり変わっていたりするので、「○○(キャラ)ってこういう所が良いですよね」と言うだけでは、「私の知っている○○(キャラ)とは違う」と思われてしまう。
 相手に通じるよう丁寧に言おうとすると、必然的に「××(ライター名)の書いた第2シーズンの○○(キャラ)はこういう所が良いですよね」という感じになる。
 別にライター名前を知っているから俺は詳しいんだぜアピールをしたいわけではない。こう言わないと「自分の想定している○○(キャラ)」についての話ができないのである

知っておいた方が良いと思うこと・心構え

したがって、最初から同じアメコミキャラ好きな人自分イメージする○○(キャラ)を当然のようにぶつけて行くと、まず間違いなく会話に壁を感じるようになると思う。
 アメコミジャンル交流をしようとするなら、好きなキャラについて少なくとも以下のことは調べて明らかにしておくと良い。

当然だが映画の○○(キャラ)は好きだけどコミックにまで興味はないという人が、コミックの○○を追いかけている人の話を無理に理解しようとする必要はない。
 コミックファンにとっても然りで、映画の○○にはノータッチという人もいる。
 同じ名前キャラクターが好きでも、実質全く別のジャンルの人同士なんだと認識しておこう。

このように自分のファンとしての立ち位置確認しつつ、次は「この人の話している○○(キャラ)は、どんな○○なんだろう?」と相手の持っているキャライメージ意識するようにして行くだけでも、かなり『アメコミジャンル』内の人たちとスムーズな話ができるようになるのではないだろうか。相手の○○(キャラ)に興味が沸いたら今度はその○○を一から知って行こうとすれば、自然と話せる話題も広がって行くだろう。

2015-10-24

http://anond.hatelabo.jp/20151024195743

エロ元ネタがあるのではなく、純粋医学研究からですよ。

マスターズ, ウィリアム・H; ジョンソン (1980-06), 人間の性反応, 東京: 池田書店

原書1970年。謝国権ロバート・Y・竜岡訳、396ページ。イギリス女性382人と男性312人を対象に性反応の臨床的調査を行った古典的研究

元は、男女間のオーガズム時間的な長さの違いで、「女は男の10倍(の時間だけ)気持ち良い」というニュアンスだった様子。

2015-10-23

http://anond.hatelabo.jp/20151023155455

俺はそういう文芸野郎に本について聞かれたら「海外作家原書Kindleダウンロードして読むくらいかなー。日本作家とかよくわからなくてーw好きな作家フランスジョルジュ・ド・サンドっていう人なんだけど…知らないよねwマイナーすぎて邦訳とか出ていないしなーw最近読んで面白かったのはロシアアルゴ・ガルスキーっていう作家の『手錠』っていう小説なんだけど近未来舞台ちょっとSFっぽくて…」って答えてる。

2015-05-10

http://anond.hatelabo.jp/20150510223507

グレート・ギャッツビーの原書流行ったのは、出版直後ではなく兵士に配られた後だった、って話思い出すな。

時流がなー。あるんだよなー。人間構成さるる社会からしゃーないよな。

2014-10-03

ラノベ以下のしょうもない人気小説10作品

なんか前書いたやつがブクマ300超えちゃったみたい。コメント読んでないんだけど、調子に乗って、ぼくがこれはラノベよりひどいなと思った有名な人気小説を紹介したいと思う。

どれも超人作品なのでぼくの感覚おかしいだけなのは十分わかってはいるのだけど、こう思うひともいるってことで。本気でラノベのほうがマシだと思っている。こういう小説を好んで読んでるくせにラノベ批判してるやつらって頭おかしいんじゃないのって思う。

というか、そもそもフォークナーナボコフ原書で読むような日本に1万人いるかもわからないガチ文学オタクのひとたちがわざわざラノベだけを指定して批判するなんてことがありうるのかってことなんだけど。世界レベルの傑作を読んでしまうと、ラノベも一般層向けの大衆文学も大差ないよねって話になるわけで、ラノベはだめで一般層向けの大衆文学はすばらしいなんて話には絶対にならないと思うんだが。

ラノベはたしかにくだらないが、一般層向けの大衆文学だって同じようにくだらない。一般向けの大衆文学擁護するくせに同じ大衆文学カテゴリーラノベ批判するのは意味がわからない。どっちも同じだよ?

でははじめます

1 湊かなえ告白

ひどすぎて絶句する。プロ小説とは思えない。こんなものが大量に売れる日本は終わってるなと思わせてくれる。ぺらっぺらで何もない。ラノベ1冊読むのに40分かかるぼくが20-30分で読み終わる程度のうすーくかるーいゆるふわ小説

>http://www.amazon.co.jp/dp/457551344X/>

愛美は死にました。しか事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人家族」と次々と変わり、次第に事件全体像が浮き彫りにされていく。

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2 重松清流星ワゴン

重松清って有名だからどんなもんじゃいと思って読んでみたが、ほんとにしょうもない。こういうくだらないの読んでなにかいもの読んだ気になっちゃうのはどうなんだろうな。まあ小中学生までかな。ラノベのほうがまし。

>http://www.amazon.co.jp/dp/406274998X/>

死んじゃってもいいかなあ、もう…。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議ワゴンに拾われた。そして―自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか―?「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。

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3 村山由佳天使の卵

アホか! と叫んでしまう。「みずみずしい感性」ってこんなものかよ。エンタメのだめさが如実に表れている。こういうのを読んでいい話だと思っちゃうひとはあぶないのでは。『半分の月がのぼる空』でも読んだほうがまし。

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そのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代ガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない―。第6回「小説すばる新人賞受賞作品。みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛した大型新人デビュー作。

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4 薬丸岳天使ナイフ

評価が高かったから読んでみたが、ほんとにしょうもない少年漫画か! と言いたくなる、糞みたいな人間関係ストーリー展開。主人公はさっさと死ねと思った。例外中の例外神様のメモ帳』のほうがまし。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4062761386/>

生後五ヵ月の娘の目の前で妻は殺された。だが、犯行に及んだ三人は、十三歳の少年だったため、罪に問われることはなかった。四年後、犯人の一人が殺され、檜山貴志疑惑の人となる。「殺してやりたかった。でも俺は殺していない」。裁かれなかった真実必死に向き合う男を描いた、第51回江戸川乱歩賞受賞作。

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5 J.K.ローリングハリー・ポッターと賢者の石

日本語訳がひどすぎるという話は知ってる。それにしてもひどすぎる。ファンタジー大好きなぼくでも全然内容が頭に入ってこなかった。かといって原書読もうとも思えない内容だった。要するに俺TUEEE小説。これだったら「さすおに」こと『魔法科高校の劣等生』読んだほうがよい。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4915512371/>

ハリー・ポッター孤児。意地悪な従兄にいじめられながら11歳の誕生日を迎えようとしたときホグワーツ魔法学校から入学許可証が届き、自分魔法使いだと知る。キングズクロス駅、9と3/4番線から紅色汽車に乗り、ハリーは未知の世界へ。親友のロン、ハーマイオニーに助けられ、ハリーの両親を殺した邪悪魔法使いヴォルデモートとの運命の対決までの、息を飲む展開。9歳から108歳までのファンタジー

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6 カーレド・ホッセイニ君のためなら千回でも

ハヤカワepi文庫積極的に集めているのだけど、そのなかでもしょうもなかった作品がこれ。まずタイトルがアホ。原題はこんなんじゃないのだが、日本人向けあほタイトルにしたらしい。もうね、日本人はなめられてるよ。内容はほんとにくだらない。アホかって千回叫んでしまう。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4151200436/>

君のためなら千回でも!」召使いの息子ハッサンはわたしにこう叫び、落ちてゆく凧を追った。同じ乳母の乳を飲み、一緒に育ったハッサン。知恵と勇気にあふれ、頼りになる最良の友。しかし十二歳の冬の凧合戦の日、臆病者のわたしはハッサン裏切り、友の人生破壊した。取り返しのつかない仕打ちだった。だが二十六年を経て、一本の電話がわたしを償いの旅へと導く―全世界八〇〇万人が涙した、衝撃のデビュー長篇。

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7 ジャック・ケッチャム『隣の家の少女

やたらとネットで絶賛されてるので読んでみたが、ほんとにしょうもなかった。構成は下手だし、描写もなんだかなあ。もっとヘビーでまともな文学はいくらでもあるよ。ケッチャムは有名になりすぎちゃったね。一部のカルト的人気でおさまっていればよかったのに。萌えラノベのほうがましなのは言うまでもない。

>http://www.amazon.co.jp/dp/459402534X/>

1958年の夏。当時、12歳のわたし(デイヴィッド)は、隣の家に引っ越して来た美しい少女メグと出会い、一瞬にして、心を奪われる。メグと妹のスーザンは両親を交通事故で亡くし、隣のルースチャンドラーに引き取られて来たのだった。隣家の少女に心躍らせるわたしはある日、ルース姉妹折檻している場面に出会いショックを受けるが、ただ傍観しているだけだった。ルース虐待は日に日にひどくなり、やがてメグは地下室に監禁されさら残酷暴行を―。キングが絶賛する伝説の名作。

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8 トニ・モリスン『ビラヴド』

言わずと知れたノーベル賞作家なのだが、まあつまらないものはつまらない。でも海外サイトおすすめ文学みたいなリストにはよく入ってる。ちょっとよくわからない。これだったらフォークナー読んでたほうがずっといい。モリスンは調子に乗りすぎ。ラノベのほうが読みやすいしおもしろい。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4151200576/>

奴隷のセサとその娘は幽霊屋敷暮らしていた。長年怒れる霊に蹂躙されてきたが、セサはそれが彼女の死んだ赤ん坊復讐と信じ耐え続けた。やがて、旧知の仲間が幽霊を追い払い、屋敷平穏が訪れるかに思えた。しかし、謎の若い女「ビラヴド」の到来が、再び母娘を狂気の日々に追い込む。死んだ赤ん坊の墓碑銘と同じ名のこの女は、一体何者なのか?ノーベル賞受賞の契機となった著者の代表作。ピュリッツァー賞受賞。

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9 カズオ・イシグロわたしを離さないで

しょうもなさすぎる。イシグロはブッカー賞作家なのだが、ブッカー賞作家でいえばクッツェーの足元にも及ばないと思う。ぼくは世界的な作家ではモリスンとイシグロが大嫌い。ラノベ読んでたほうがまし。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4151200517/>

優秀な介護キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設ヘールシャム親友トミールース提供者だった。キャシー施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度…。彼女の回想はヘールシャム残酷真実を明かしていく―全読書人の魂を揺さぶる、ブッカー賞作家の新たなる代表作。

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10 志賀直哉暗夜行路

純文学だが、とにかくつまらない。これ以上つまらない小説存在しないのではないかというくらいにつまらない。文体うつくしいというが、個人的にはそこまでいうほどかなと思う。なんか置きにいってキレイに整えているだけで、文章おもしろさを感じないんだよな。純文学にもラノベ以下のがあったんですねえ。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4101030073/>

祖父と母との過失の結果、この世に生を享けた謙作は、母の死後、突然目の前にあらわれた祖父に引きとられて成長する。鬱々とした心をもてあまして日を過す謙作は、京都の娘直子を恋し、やがて結婚するが、直子は謙作の留守中にいとこと過ちを犯す。苛酷な運命に直面し、時には自暴自棄に押し流されそうになりながらも、強い意志力で幸福をとらえようとする謙作の姿を描く。

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と、いろいろ中身のない愚痴を言ってみたけど、これらはどれも超人小説なのであり、世間評価されてるわけで、グダグダ言ってるぼくがおかしいのは間違いない。つまり、逆に言えば、自分が平均的な人間だと思うなら、ここで挙げた小説を読んでみたら楽しめるかもしれないってことだ(『ビラヴド』『暗夜行路』以外は)。ただ、ぼくみたいな人間も一部にはいるというのはたしかなことで、そういう人間にとっては、これらの人気小説よりもラノベのほうが価値がある。ちなみにぼくはべつにラノベばっかり読んでる人間というわけではない。

ラノベ擁護したいのは、一般層向けのくだらない大衆文学しか読まないような人間ラノベ馬鹿にしていたからだ(前も書いたのだけど、かれらはカントヴェーバーアドルノなど文学部で絶対に読むような本すら読んでない。そんな無教養人間が多い)。きみの読んでる小説ラノベと大差ないのだがねといいたいのだけど、いちいち突っ込みいれてたらなんかけんかになるしいえない。というわけでここで書いたわけ。

いや、ほんとにラノベとその辺の大衆文学に差はないよ。基本的にどっちもくだらないのが多い。そしてラノベにも見るべきものはあるってこと。そんなシンプルな話なんだが、なんで議論になるのか。ひとによってはぼくみたいに、ラノベノーベル賞作家作品ですらあるわけ。ラノベからくだらないってのはおかしな話だわな。

ラノベを見下したいやつらってなんなんだろうね。上でも書いたけど、文学オタクラノベを見下すってほとんどありえないことだよ。だってまず最初から相手にしてないんだからラノベを見下しているのは大衆文学のファンなんだよね。ラノベ大衆文学の一部なのに。読み捨てのエンタメ同士仲良くしろよって思う。

 

 

言っておくけど、べつに釣りではないよ。いつも思ってることを書いてみただけ。

2014-10-01

ラノベ馬鹿にしてるやつらは低学歴馬鹿なのでは

東大生協やその他旧帝の生協ラノベが売れまくってることを知らないんだろうか。ラノベはいまや高学歴のたしなみなんだよ。というのもラノベおもしろくて多読ができるため、ラノベを大量に読むひとは必然的速読ができるようになって、そして国語の成績があがるわけ。

ラノベからといって内容が極端に簡単で幼稚だというわけではなく、ちょっとキャラアニメちっくなだけでストーリーはそこらの大衆文学全然変わらない。むしろそこらへんのくだらない一般向けの大衆文学よりも上を行ってるものもたくさんある。アイディアとしてはラノベネタ結構おもしろいことが多い。

もちろん『重力の虹』とか『失われた時を求めて』とか『アーダ』とか『特性のない男』を原書で楽しむような層から見ればラノベは簡単すぎてつまらないのだろうけれど、それをいってしまえばラノベだけじゃなくそのへんの小説すべてがくだらないわけでね。

ラノベ馬鹿にしてるやつらは自爆してると思うよ。ラノベ馬鹿にしてて東野圭吾が好きだとか、百田尚樹が好きだとか、辻村深月が好きだとか米澤穂信が好きだとか……。いや、そこでさ、クロード・シモンが好きですとか、サミュエルベケットが好きですとか、カフカが好きですとか、ブッツァーティが好きですとか、人間喜劇読みまくりましたとか、ヨクナパトーファ・サーガにはまりました、とかそういうのならまあわかるんだけどね、そういうひとは見たことがない。要するにラノベ馬鹿にしてるやつらというのは世界レベルを知らないんじゃないかなと思う。だからくだらない大衆文学がすばらしい文学のように見えてしまっている。もちろん彼らは日本が誇る天才大江健三郎だって読んだことがない。読んでほしい。でも受け入れられないかもね。いままでの自分否定することになるからやれやれ

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