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2014-03-30

理想生活に手が届きそう

35歳、独身資産がもうちょいで億に届く。

収入特殊ソフトウェア特許と、サービス運営などで、不労所得で年400万円ぐらい。

その他労働所得が年200万円ぐらい。労働日数は週一程度。ネットさえあればどこでも働ける。

今の状況では、まだ少し足りないけど、理想生活に手が届きそう。

日本土地が余ってきてるので、4〜5カ所ぐらい、安い土地を買って、

季節に応じて移動して生活したい。

同士を募って、俺が北海道で暮らす時は、同士は別の地で暮らす、みたいにして、コストを減らし、

各拠点には最低限のものしか置かず、お気に入り家具家電などは、軽四のキャンピングカーに入れて、

簡単に移動できるようにして、フラフラ暮らしたい。

問題は子供だよなー。

それ以前に相手が居ないがw

 

追記:

ホッテントリ入りしててびびったw

この構想(妄想?)は最初沖縄北海道だけで考えたんだけど、それだと1回の移動距離が長くてめんどうだなーって思ってるところに、

「そう言えば日本土地が余ってくるんだから、少しずつ南下したり北上すれば良いんじゃないか?」と考えてたら、こういう形になった。

 

資産アベノミクス株価が上がって3000万ぐらい儲かった。その前にリーマンショックで下がった時に思い切って買い漁ったのも大きい。

(実はビットコインなどの暗号通貨で儲かってて一時大台を超えてたんだけど、ちょうどMt.Goxに移した時にあのアホデブやらかしてくれたので、かなりふっとんだ)

今後このお金株価が下がった時に配当が大きい銘柄ETFなどに移して、年3%ぐらいのリターンを目指すつもり。

あとは不動産投資勉強して、土地を買ったあとに活用して年100万円ぐらいの収入にならないかと妄想中。

 

特許収入は今後あてにできないのでwebサービスを増やしていくつもり。

いやーITすばらしいわー。ITなかったらこんな生活できないわー(こんな感じで良いっすか?w)

 

夏暑くて、冬寒いとこに住む同士募集中w

夏は沖縄の海で遊んで冬は北海道スキーしたい人とかを想定してるんだけど、都合が良過ぎるかな?

俺はよぼよぼになるまでふらふら生活を続けるつもりだけど、同士は若い人とかを都度募集すれば、なんとか回るかなー、みたいな。

そのうちこれもwebサービス作って同士を募れるようにする予定。

 

日本は縦に長くてふらふら生活には絶好の国だと思うので、あまり海外は考えてない(キャンピングカーを移動させるのも大変だし)けど、

できそうなら、そこまで野望を広げてもいいかも。

 

まあ40歳ぐらいまでにこの生活突入できたら良いという考えなんで、のんびりやります

 

もうちょっと妄想させて。

ふらふら生活といえど、本拠地は必要だと思ってて、これは都市の近くにつくるつもり。

住所をそこにしてどうでも良い郵便物などはここに貯めておく。

オール電化を基本としライフライン水道電気のみ確保。

土地利用者IDを付与して、使った分だけ課金する。

トイレシャワーキッチンユニットテレビ冷蔵庫洗濯機などの最低限の家電を備え付ける。

風呂は近くのスーパー銭湯温泉などを活用する。(昼間っからスーパー銭湯に行って一日中のんびりするの最高っす)

このユニットには車庫があり軽四キャンピングカーを駐車してドッキングすれば、普通に生活できる状態になる。

せっかくキャンピングカーがあるので、各拠点にずっと居る必要はなく、気分によって近くの海や山に行って、だらだら暮らせる。

大きめの拠点では複数の車庫があって、さながらシェアハウスのように数人でシェアして使える。

隣近所が遠い場所なら夜中に多勢でどんちゃん騒ぎしても怒られないので最高。

子供ができたら小学校ぐらいのあいだは1箇所を本拠地にして、そこから学校に通わせる。

いじめとか気分を変えたいとかで子供が転校したがったら、またふらふら別の拠点に移動する。

子供が小さいうちから自活力を鍛え、中学生ぐらいになったら、両親(俺とまだ見ぬ妻)は、またふらふら生活に戻る。

よぼよぼになって車の運転ができなくなって来たら、このシステムを誰かに譲って、自分らは適当老人ホームに入居する。

 

でももっと妄想すると、それまでに技術的特異点が起こり、人類は体を捨てて、不老不死バーチャルリアリティーの中でだらだら生活するようになるので、

せいぜいこのシステムは20年ぐらい持てば良い。

2014-03-29

夕暮れどきに雑炊を作った

毎日のように一緒にいる彼は帰省している。

少ない友人を遊びに誘う意気地もなければ、誘ってくれるかといえばそう頻繁に誘いは来るものではない。

バイト休みで、やらないといけないことが残っているけれど、なんとなくだらだらしてしまう。

暇を持て余して食べ過ぎ、胃もたれを起こしているのに、一丁前にお腹はぐうと鳴る。

雑炊がいいな。昨日買ったかつお節があるから、それも入れよう。ご飯も炊かなくちゃ。

久しぶりに米を研いで炊飯ボタンを押した。一時間弱すると炊きあがりの合図が聞こえたので、キッチンに行く。窓からは夕暮れの気配がして、ふんわりと炊きたてご飯の香りが広がっていた。

そのときデジャヴを感じた。一人暮らしをし始めてすぐの強烈な孤独感とさみしさだった。

少しだけその場に立ち尽くして、電気ケトルに水を注いだ。がんばらなくちゃなあと思う。

2014-03-07

ネコ大好きリスキー

ネコつきマンション』なんてのが、ちまたで流行っているようだけど、ネコを飼うのはなかなか大変だ。

ネコ基本的に飼い主のことなんかそっちのけで、ふらりと出て行っては、ずいぶん長い間帰ってこなかったり、

ともすると突然帰ってきたりする。

子猫連れて帰ってくることも(稀に)ある。

で、こっちが増えた新入りの世話に追われて、てんやわんやになっているのを横目に、古残のネコどもはエサだけ食べて、あとはぶらぶらしている。

のんきなもんだよ。

まあでも、子猫カワイイ。おとなネコも、おおむねカワイイ

俺は、ずいぶん長い間、ネコさま方とは懇意にさせて頂いている。

一人暮らしを始めた時に、入居した部屋がたまたまペット可で、雨の日にずぶ濡れになっていた黒猫保護した。

それ以来、知り合いから引き取ったり、野良屋根になったりしたりで、どっぷりネコ生活を続けている。

もう10年になる。

ある、平日の昼のこと。

その日、大学講義がなんかの理由でポシャって、友だちにもハブられた俺は、部屋でひとり優雅に茶でも飲みながら読書、と決め込んだ。

寂れた古本屋店頭に100円で置いてあったやつを値段に惹かれて買ったのがいけなかったのか、文庫本はあまりに退屈だった。

いつしか読書に飽きた俺は、一人がけソファで、つい、うとうとした。

すると、ニャーと声を鳴らして、足元にネコが寄ってきた。

ん?こんな奴いたっけ?

当時のうちは野良のたまり場になっていて、常時2匹は滞在していて、ぜんぶで10匹位はいたと思う。

そのなかに三毛猫はもちろんいたけれど。

はて、こんなにスリムな美形さんはお目にかかったことがない。

いや、やや、顔のパーツが離れているか

説明しにくいのだが、鼻に対して、目と口が若干離れている。でも、顔自体は大きくない。

こっちが見つめていると、嬉しそうに、ニャーともう一度鳴き、俺の足元をグルリと周る。

いやしかし、俺ってばネコちゃんにモテモテですねえ。次から次へと取っ替えひっ替え、まったくお盛んなことですねえ。こんな調子彼女もできればいいんだけど。だがしかし全然脈が無い、どころか女の子と付き合いがない。なぜならば理系まっしぐら男子大学からである。当然の帰結である出会いが欲しい。どこかに無いか。バイトでもすればいいのではないか。バイトすればネコの餌代もまかなえて貧困生活から脱却できるのではないか。でも俺がバイトしている間、こいつらの面倒は誰がみるのか。

なけなしの仕送りから、出費だけが増えていく。

俺はため息を付いて、足元の新入りを見た。

すると、新入りのネコは、ピタリと動きを止めた。

こっちに顔を向けたまま、微動だにしない。

あれ?なんか、さっきより目の位置が離れていないか?

よく見ると、鼻も下がっている。口も離れていく。

そういえば、他のネコの気配がしない。いつもいるはずのネコ達が今は一匹もいないようだ。窓の外からは何の音も聞こえない。

冷や汗がつたう。目をそらす事ができない。

ネコの顔は、どんどん離れていった。

凍りついたように固まっている。

やがて、顔には何もなくなったが、顔をゆっくり前後に揺らして、


「ゔあ゛あ゛あ゛あ゛」唸るような音を出した。

そこで目を覚ました。通りを走る車の音が聞こえた。キッチンからガサゴソ音がするので、他の連中もいるんだと思う。

もちろん足元にネコはいない。

2014-03-05

30代WEB男子は絶対弁当を作るべき

30代で制作会社ディレクターとかやってる料理好きのおっさんですが、先月から自分用の弁当を作り始めて色々といいコトばかり起こるので、はてなシェアしてみます

1)旨いし、安いし、健康

週末とかはしょっちゅう料理するんですが、弁当には手を出しませんでした。外食するのも好きだし、正直コンビニ弁当自分で作った飯もそんな変わらないだろうと舐めてました。

いや、ぜんぜん違う。自分でちゃんと作った飯のほうが100倍旨い。時間は無いから、ぱぱぱっとしたものしか詰めてないのだけど全く違うんですわ。自分の好みの味に調整できるし野菜とかも取れるし、安い。今までコンビニで1000円使ったり中華料理屋の旨くもない弁当に700円も払ってたのバカみたい。

2)女子チームと交流ができる

デザイナー女子とかは結構弁当作ってる子多いんですよね。今まで昼飯は一人でぷらっと外か、自分の机でコンビニ飯だったんですが弁当作るようになって、女子チームの弁当タイムにご一緒させてもらえることになりました。これが思った以上に楽しいの。お互いの弁当メニューの作り方のシェアとかできるし、プライベートの話も色々できるので距離感縮まって仕事がすごいやりやすくなりました。

3)デザイン力鍛えられる

弁当って色彩とかレイアウトとかテーマ設定とか非常にWEBデザインと共通する部分あるんですよね。赤の色入れたほうがいいなあとか、今日は肉テーマから肉感がよく見えるようにした方がトンマナ的に正解だなーとか、そんなことを考えながら作ってます最近自炊系のSNSとかも色々あるので、そのへんに投稿して「いいね!」数で自分本日クリエイティブがどんなもんだったかを判断することも出来ます

4)意外と作るのめんどくさくない

まあ、この業界なので帰宅はだいたい23時過ぎがほとんど。今までは近場の飲み屋で軽く呑んで深夜1時位に帰るか、コンビニで缶ビールとツマミ買ってテレビ見ながら家で呑むか2択でした。今はビール買って家に帰った後、翌日の弁当の具材を料理しながら、それツマミビールをごくごく。朝はそれを弁当に詰めたら完成。元々キッチンで呑むのが好きだったので、ストレス発散にもなってます

5)ダイエットになる

30超えてくると極端に痩せにくくなるんですよね。低糖質ダイエットとかやってみたんですが、ある一定の所でピタッと止まってしまいそれ以上落とせない。ところが弁当始めてから、簡単に体重落ちるようになりました。夜のお酒とか全然減らしてないのに、普通に理想体重に向かってスルスル落ちてます。普段食ってる外食って太るんですねー。

6)夫婦仲が良くなる

嫁さんも一緒に弁当にしたので、おかずは2人で共有。基本的にはどっちが作るとかは決めず、少し多めにツマミを作って詰めたいもの適当自分で朝詰めていくスタイル。相手が作ったもの結構美味しかったり、相手の好きなモノを作ってあげると感謝されたりと中々に楽しいです。平日にLINEで「今日玉子焼き美味しかった」とか「ブロッコリーの下茹でサンキュー」とかのやりとりが増え夫婦仲良くなった気がします。

いや、自分のための弁当マジでおすすめなので、料理好きな男子はぜひやってみると良いと思います

2014-03-03

友達長電話

今まで誰にも話した事はないが、母親キッチンリンカーだった。

夕方になると酒を飲み、一応料理はするものの(というか恐らく作りながら飲んでいたのだと思う)、食事はろくに食べず、かなりダウナーな感じに酔った姿を晒し、夜8時には寝ていた。

そんな感じだったから、父親は夜出掛ける事が多かった。父には浮気相手がいた。

小学校の頃からか、もっとからか、とにかく家族で楽しく夕食を囲んだという記憶はあまりない。

もちろん母親正気で、まともな家庭の食事風景だった記憶も、きちんとあるが。

あれは小学6年生ぐらいだったと思う。

少し離れた地区に住んでいる子と仲良くなった。

の子長電話が好きで、ちょくちょく電話がかかってきた。

自分はその長電話によく付き合った。

子供心にくだらない話だと思いながらも、切る理由が見つからず、ダラダラとよく話を聞いていた。

ある日、いつものように母親はとうに寝ており、父親も出ていた。

多分私はさみしかったのだと思う。その友達に、初めて自分から電話をかけた。

緊張しながら、いつもみたいに楽しく話がしたかった。

けれど、話は全く続かなかった。

自分友達に話したい事があったわけではなく、友達もまた、話したいと思う事がなかったのだと思う。

途切れ途切れに会話して、最後はぎこちなく電話を切った。

たださみしさが残った。苦い思い出だった。

から今でも、用もないのに電話をするのは苦手だ。

2014-02-28

リファクタリング・ユア・キッチン

プログラマーという人々は、機会があるたびに自分が書いたプログラムコードを整理する。

日々の追記作業で複雑になってしまったプログラムコードは、もう近づくのも嫌なほどの、腐臭を漂わせる。

そうなってしまったら、楽しいはずのプログラム作業もイヤイヤやることになってしまう。

からコードを整理する。この作業は”リファクタリング”とよばれている。

コードを整理することに血道を上げてきたプログラマーの私だが、

しかし自宅のキッチンほとんど使えていなかった。カレー調理後の脂まみれのシンクに皿が重なっているのをみるたび、「俺ってずぼらだなぁ…」と嘆いていた。

でもある日ふと思いついて、キッチンも”リファクタリング”してみた。

そしたらあら不思議、每日自炊できるようになった。

ずぼらの皆さんの役に立つかもしれないので、ここに紹介します。

包丁まな板

Before

調理するたびにまな板を洗うのがとても面倒くさい。

こういう「なにかをする度に必ず必要になる」そういうコードプログラマー世界では”ボイラープレート”と呼ばれて、蛇蝎のごとく嫌われている。

After

キッチンばさみを使おう。

左右に分割できるタイプが綺麗に洗えて良い。

google:貝印 キッチンハサミ amazon

で、鍋やフライパンの上で、切る。

まな板の界隈で発生する不快な作業から解放される。

唯一困るのは、カボチャが切れないことだが、それはカットカボチャを買ってくることで対応する。

ねぎのみじん切りは、ちょうどよいサイズの器に適当に割った玉ねぎを入れ、ハサミを突っ込んでメッタメタに切り刻む。

本職のシェフは怒るだろうが、私達はシェフじゃない。プログラマーだ。

シンク

Before

三角コーナーはダメだ。三角コーナーは構造が複雑すぎて、綺麗に洗うのがとても面倒くさい。

しかし洗わないとヌメってきて、夏場に匂いを発する。臭い

受け皿のリングに網の袋を取り付けるタイプダメ。網を取り替えるため常に清潔になるが、網を付ける構造が複雑なので、その作業がいちいち面倒くさい。

ゴミの溜まった網を取り外す→手が汚れる→生ごみの袋にゴミを捨てる→新しい網をとろうとするが…しかし手が汚れてるんだった。洗う?いやちょっとまて、今はシンクに網がついていない。洗うとゴミが吸い込まれていってしまう… ああ面倒くさい。

After

浅くて、取り外しやすい受け皿に取り替えよう。

深い受け皿はダメだ。あなたは夏の日にぼたもちを受け皿に落として忘れてしまう(一週間後に白くなっている。表面がうごめいている)。

網が張っているものではなく、曲げた板にたくさん穴を開けたもの(パンチングストレーナーという)、を買うといい。

http://item.rakuten.co.jp/a-life2010/sp-208/

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1080401710

ただし、2つ買う。

ひとつスペアだ。シンクのすぐ近くに置いておく。

今使っている受け皿がゴミでいっぱいになったら、それをとり外し、即座にスペアに取り替える。

受け皿のゴミを生ごみの袋に移したら、シンクで受け皿を綺麗に洗う。移しきれなかったゴミは、たった今取り替えた受け皿にキャッチされる。

このサイクルを繰り返すことで、常に清潔なシンクが保たれる。キープ・イット・清潔・シンク

皿・フォークスプーン

Before

貯めといた食器を洗う作業が憂鬱だ。

ならば食器洗い機を買うか? …ダメ。高級なのは問題にならないとしても、食器洗い機自体を洗うのが、とても面倒くさ(そうだ)。置く場所も確保しなければならない。

After

食器を少なくする。

カップ・大きい皿・小さい皿・お茶碗・箸・フォークスプーン

表面がつるつるしたものセラミック製やホーローが良い。フォークなどは角ばっていないものが洗いやすい。

そして、それぞれ1つずつしか持たない。

食べるためには必ず洗わないといけないので、食器を洗い場に貯めておくことがなくなる。

コンロ

Before

鍋を吹きこぼす。するとコンロの周りが致命的に崩壊していく。受け皿が汚れ、コンロ自体が汚れ、コンロを置いとく台も汚れ、更に悪くすると床まで汚してしまう。

放置しておくとカビが生えたり、白くなったりする(うごめく)。

After

IHクッキングヒーターを使う。

火力が弱いのが難点で、チャーハンを上手く作れないが、マヨネーズを使うことで解決可能(google:チャーハン パラパラ マヨネーズ)。

洗う

Before

こびりついた茶しぶが取れない。

After

洗剤をつけるスポンジの他に、メラミンスポンジを導入する。

google: 激落ちくん

水をつけて使う。使うたび、消しゴムのように削れていく。こびりついた汚れにはこのタイプのスポンジを、油汚れには洗剤のスポンジを、と使い分ける。分割統治だ。

拭く

Before

ふきんを引っ掛ける、ふきんを取る、のが地味に面倒だ。

引掛けそこなって落としてしまったり、上手く取れなかったりする。

After

100均で、コードリール式の携帯の充電ケーブルを買ってくる。

こういうやつだ。

http://nhnl.yosshi7777.com/archives/2110/

コネクタ部分を切り落としてキーホルダー用の小型カラビナgoogle:小型カラビナを付け、ふきんに結びつける。

それをキッチンシンクの上などに付けておいて、皿を洗うタイミングで、引っ張りだす。

洗い終わったら、長めに引っ張って話すと、スルスルと収納されていく。

オーブントースターレンジ

Before

オーブントースターちょっとチーズトーストを焼きたい。チーズってあったっけ?あ、ピザチーズがあるや。

ずぼらである私達は、シンクでパンの上にチーズを盛ったりしない。オーブントースターの中でやろうとしてしまう。

すると、チーズはバラバラこぼれ、オーブントースターの中に落ち、加熱すると黒鉛を発して炭化する。

そうなるともう、掃除は不可能だ。

After

レンジとトースターが一体になったものを使う。多少値が張るが、優先すべきは”面倒くさくないこと”だ。

回転台のないものを選ぶとよい。回転テーブルを洗う手間が省略できる。


以上が私のキッチンリファクタリングです。

プログラマーリファクタリング作業は、繰り返し行われます

機能破綻しそうになる、その”匂い”がする度に、プログラマープログラムコードリファクタリングするのです。

そして繰り返すうち、コードは洗練されていきます

ずぼらの皆様のキッチンも洗練していくでしょう。

それでずぼらが治ることはありませんが、キッチン機能を引き出すことができます。それで十分なのです。

そして、ふつうのずぼらの上を行ってください。

2014-02-27

エロい!我ながらいいエログを作ってしまった。エロに全てをかける男

童貞ニートの挑戦!エロに全てをかける男の物語

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エロブログ←これが僕の作ったエロい動画を集めたエログです。

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これは僕が20歳の頃にあったちょっとエロい話です。

大雪の中、正月帰省すると、実家暮らしの姉と姉の幼馴染の友達がいた。

久しぶりと、愛想良くあいさつをしてくれたが、

最後に会ったのは10年以上前だったので、ちょっと緊張w

姉の友達は、28才の看護師最近になって良く遊びに来ては、一緒に酒を飲んだりしているらしい。

姉と姉友がキッチンで夕飯の支度をしていた。

僕はこたつチューハイを飲んでいた。

しばらくして姉友がビール瓶チューハイのおかわりを持って来た。

キッチンから姉の声で、

『弟が寂しがってるから姉友ちゃんも飲んでなよ』

と聞こえ、

姉友は僕の隣に座ってビールを呑みだした。

ほろ酔い気分の僕は緊張もだいぶ解けてきたのでいろいろ話かけた。

しばらくして姉友との会話にも慣れてきた僕はさら積極的になってみた。

僕『姉友さん、彼氏作らないの?』

姉友『仕事が忙しくてね、1年くらい前には居たけど!それからはあっちの方もご無沙汰』

といきなりの下ネタトークw

僕は童心に返って、小学生の頃のように冗談半分で、姉友の太ももを触りながら

『姉友さんは、綺麗だからその気になればいつだって出来ますよ』

姉は、ビール片手にニコっとして、拒まなかった。調子に乗った僕は手を伸ばし、パンティの上から陰部をまさぐってみた。すると少し眉間にシワをよせて、 声を漏らさない様にガマンしていた!

キッチンから姉の声、

「夕飯出来たよ!」

あわてて手を元に戻すと、姉が料理を運んできた!

姉は僕の前に座り、話ながら食べ始めた。

僕はまた手を伸ばして、姉にばれないように、ゆっくり摩って見た。

すると姉友は、触りやすくなるように足を開いてくれた。顔を見ると今度は平然としていたw

さすがに、触り続けてるとバレてしまうかもと思い、触っては休み、と繰り返していると

姉友がトイレに行きたいと言い席を立ち、しばらくして用を達して戻って来ると、僕はまた手を伸ばしたw

すると、先ほどとは違う感覚が。モジャモジャした物 が!指を少し下にやるとヌルヌルしたワレメ

姉友はパンティを脱いでいた!

僕はドキドキしながら、姉友の表情を伺ったが 平然として姉と話してる。

その頃には、夕飯もほぼ完食、姉が後片付けしようとすると、

姉友『私も手伝うよ』

姉『いいよ!飲んでて、すぐ終わるから

姉友は僕を見て、ニッコリ微笑み、今度はマンコが僕の側から見える様に片膝をついて指でオナニーし始めた

弟君エッチな事するからトイレで脱いで来ちゃた!ドキドキするね』

と僕 の耳元で囁いた。

僕は、直ぐに指を中に入れかき回した。マンコはこれでもか!とゆうくらいに濡れていた。

姉友は、自分の口を手で押さえ声を殺し、感じまくっていた。

今度は、姉の手が僕の股間に近づきファスナーを下ろし、僕の皮かむりのチンコを取りだし、やさしく剥いてフェラしてくれた。

ちなみに僕はこれが初体験フェラチオでした。

初めての快感に身が震えるような感覚に悶えながら、姉友のお口にいっぱい放出してしまう僕。

弟君、いっぱい出たね。気持ちよかった?』と姉友。

本当は最後までしたかったし、姉さえいなければ、そのまま普通にできてたと思う。

そんな姉友は、一昨年結婚しましたとさ。

結婚する前にもう一回会ってやっておけばよかったと激しく後悔。

そんな勇気がなかった僕は未だに童貞を死守しています

東京に雪が積もってちょっと思い出した昔の話でした。

おしまい

最近はこんなエロいサイトを作ってみました。

よかったらどうぞ。


関連記事

2014-02-24

http://anond.hatelabo.jp/20140224185546

僕は前女の子に、家の冷蔵庫の中身を勝手にあけて料理を作ってもらって、とってもとっても不快だった。って話を友達にしたら「何言ってんの!?普通うれしいだろ!」とドン引きされたことがある。僕的には、あんまり料理が上手じゃないからキッチン勝手に使われる(掃除億劫で汚い)のも、冷蔵庫の中身を見られる(ここもあまり自炊しないの清潔でないから)のも嫌だったんだけど、人との距離感は千差万別みたい。

他人が踏み込んでいいラインダメラインって結構キッチン等の使い方に出る気がする。

致命傷になる前に、キッチンの使い方のみならず、彼女との距離感大丈夫か今一度考えたらどうだろう。少なくとも増田彼女のそういう若干図々しいところ嫌なんだろ?

ちなみに経験談だけど、「○○してあげる」って言い方する女性はじきに「○○してくれない」に変わっていくから要注意な。

「~してあげる」っていう言い方

彼女が、

手料理御馳走してあげる、とか

誕生日からケーキ作ってあげる、とか

バレンタインからチョコ作ってあげる、とか

言ってくれるけど、食材を買うのは私でうちのキッチンを使い、調理器具もうちのを使う。

今まで生活するのに必要最低限のキッチンまわりだったけど、言われるがままに鍋とか買ってたら最近物がどんどん増えてきた。

なんかモヤモヤする・・・なんだろうこの感情・・・

2014-02-18

他人を怒らせた理由が15年後に判明


昔、独身寮に入っていたときに仲良くしていた先輩と喧嘩別れしたままになっている。
その人は40歳くらいだったかな。
自分勝手で強引で傲慢だったが、面倒見がよくて明るい性格だったので、
よく遊んでいた。一緒に合コンに行ったり、飯を食いに行ったり。


ところが、彼に軽口を叩いたことがきっかけで仲が険悪になった。
俺は数カ月後に独身寮を出たし、彼もそれからすぐに仕事を辞め、寮も出ていったから、先輩とそれから会うこともなく、連絡も途絶えてしまった。
今と違ってフェイスブックもなく、メアドすら持っていない人が多かった時代だ。彼と連絡を取る手段は、もうない。


もともと自分勝手なところがあったので、当時はこの先輩に対して、
理不尽なことで怒りやがって」
という憤りしかなかった。


ところが、当時の日記がこの前出てきた。
このときのことを俺は詳しく日記に残していた。

起床。日曜なので食事をコンビニに買いに行こうと思い、下に降りて行く。

キッチンで◯◯(←先輩の名前)が、朝からソーセージを焼いていた。


うちの独身寮は土日は食事なし。
自分で用意しなくてはならなかった。
◯◯とは、その月、よく合コンに行っていた。
◯◯は、イケメンだったために何度か持ち帰りに成功していた。それを、からおうと、当時の俺は思ったらしい。

そこで俺は、

「お、精液作りに励んでますね」

と声をかけると、◯◯が突然切れだした。

「なんだと、こら。お前、俺をなめてんのか?」

突然怒りだした◯◯の怒りに理不尽ものを感じて、なだめるのに必死

このちょっとしたことにキレる癖、やめてほしい。


……俺は自分のことが、バカかと思った。
そりゃ、朝、まだ目が完全に覚め切っていないとき料理中、突然若手から
「精液作ってるんですか?」
と訊かれたら、俺だってキレる。
当時は何を話したのか覚えていたが、何故彼がそこでキレたのか分からなかった。


キレた理由が分かる経験を積んだ頃には、何を口にしたのか忘れていた。


若いって愚かだね。

2014-02-15

作家批評家、食いしん坊

作家批評家区別する意味は分かるが、しかしそのことに大きな意義はないだろう。なぜなら、すべての表現は必ず過去の作品と繋がっていて、たとえば、ある音楽の影響で新曲という作品が生まれるか、評論という作品が生まれるかの違いでしかないからだ。

作家ゼロからオリジナルの作品を生みだす存在で、批評家は先行する何らかの対象あって成り立つ存在と考えるのは、あまりにも素朴と言える。そもそも作家だって批評家同様に、先行する作品があるから新作を作れるのだ(すべての創作は、必ず模倣から始まる)。そして批評家も「評論」という作品を生む作家であり、その評論批評対象(作品)の価値を超える例や、また評論が新たに音楽小説などの作品を生み出す例はいくらでもある(さらにすべての作家もその作品を通して批評家役割果たしているとも言える)。

批評家を厭う発言をする人は、評論という表現ジャンルに興味が無いことを表明しているにすぎない。もちろん、その価値観・その趣味自体に問題はない。しかしそのことはきちんと自覚しておくべきだろう。世の中にはくだらない評論が多いように感じるかもしれないが、それを言うなら、同じようにくだらない作品も多いのだから

簡単にいえば、批評家作家の違いは、料理を食べてその味に関してコメントをするか、こうすればさらに美味しくなると考えてキッチンに立つか。そういう違いだ。そこで食いしん坊は「おれは料理感想や説明など求めていない。そんなものはいらない。とにかくもっとうまいメシを食わせろ!料理人以外はひっこんでろ!」と叫ぶし、まあその気持ちもわからなくもないが、しかしどちらも未来料理に繋がってるのは確かだ。そして、いつもうまいものを食べて腹を満たすことばかり考えている食いしん坊は、時に「あらあら、卑しいわねえ(クスクス)」と笑われる、ということだ。つまり「くいしん坊!万歳」と声高に叫ぶのは、松岡修造のような選ばれし才人に任せておくべき、ということだ。

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/kuisinbo/

2014-02-13

http://anond.hatelabo.jp/20140213170607

料理は必ず揉める。

ふたりあいだに料理についての上下関係があれば別。

(俺はできないから君に任せる、とか)

出張料理人に聞いたら、

よそのキッチン素人)に入った時はとにかくキッチン主のやり方を知ることが一番大事だと言っていた。

相手のやり方を尊重しないと反感を買うからと。

http://anond.hatelabo.jp/20140213170607

いっちばん最初に感じたのは一緒に料理をしていて

ほうれん草のおひたしを素手で絞るか、キッチンペーパーで絞るか」で軽いケンカになった時だな。

別に価値観が違うのは当たり前だしいいんだけど、

私の考えのほうが常識一般的普通からあなたは正すべき!ってスタンスはゲンナリするな。

家の中のルールに外の法律常識適用する必要はないのに。

懐かしいけど苦い思い出だ。

2014-02-12

形而上学絵画麻枝准の『恋心』



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%A2%E8%80%8C%E4%B8%8A%E7%B5%B5%E7%94%BB

 形而上学絵画というものがある。

 詳しくはwikipediaでも参照にしてもらいたいのだが、要するに、ごく普通風景を描いているように見えて、実際にはその風景現実には存在することの有り得ない、といったそういう絵のことである

 例えば、人々の足元に落ちる影の向きがそれぞれバラバラだったり、あるいは、走っている機関車煙突から延びる煙が、風に靡くことなく真っ直ぐ立ち上っていたり。

 そういう絵画のことである


 因みに「形而上絵画」において有名な作家と言えば、イタリア人のジョルジュ・デ・キリコがいる。

 ググって形而上絵画を探してみようとしたところ、中々見つからなかったので、彼の有名な一枚である『通りの神秘と憂愁』を例として貼っておくことにする。

http://blog-imgs-45-origin.fc2.com/c/a/r/carcosa/chirico.gif



 ところで、僕は大手ギャルゲーメーカーの『key』のドンである麻枝准の曲が好きである


 特にその中でも、彼がごく初期に書いた『恋心』という曲が好きである

 十年近く前に、ipodで繰り返しこの曲を聞いていたことを思い出す。

 時には、学校へ向かう途中に口ずさんだりもした。

 そして、この曲を聴いている時に、いつも僕が思い浮かべるのは、一本の木が植わった起伏のある平原である

 日差しは、まるで雨の日の朝に部屋へと差し込む時のように、薄い青色をしている。

 平原には一本の木を除いては、構造物と言えるようなものは全くなく、一切が見渡せるようになっているのだが、その地平線のいずれの場所を眺めても、例えば太陽とかそういったような光源は見当たらない。それでも、空と平原は一様に、薄ぼんやりとした青色に照らされている。


 先日、久々にこの『恋心』を聴いてみていた。

 iphoneを購入したのを機に、ipodに代わるデジタルプレイヤーとして、試しに昔好きだった曲を掛けてみていたのだ。

 すると、かつて僕が聞いていたのと同じように、例の、あの青褪めた、薄ぼんやりとした風景が浮かんでくることになる。

 僕は、その風景に懐かしさを感じながらに、十年前聞いていた当時よりも、ずっと克明に風景を思い出しつつあった。

 Liaの透明で素朴な歌声が、次のような歌詞を歌っていた。


 どんな君を好きでいたか、もう思い出せない。

 楡の木陰に隠れて、僕を呼んでいた


 僕はその歌詞に耳を澄ませながらに、ふと、何か不自然なことに思い当たったような気がしていた。

 自分が思い浮かべている風景に関して、何か、おかしな点があるように思えたのだ。

 そして、その不自然な点、というのに、僕はすぐに思い至ることができた。

 つまり360度全てを見渡せる平原において、光源の一つも見当たらないのに、空や地面が一様に同じ程度に明るい、なんていう光景は、実際のところ有り得ないということである

 僕は、その瞬間、自分意識が真っ暗になっていくのを感じた。

 キッチンに立って、サラダを作るためのお湯を沸かしながらに、暫く、僕は意識の空白に立ち竦んでいた。


 その暗闇から回復したのは、そう時間を経てもいない時のことだったと思う。

 僕の耳元には、イヤホン越しに、変わらずその透明な歌声が響き続けていた。

 彼女は歌い続けていた。

 僕は耳を澄ませていた。


 僕はその歌詞ぼんやりと耳を澄ませながらに、一つのことに思い至っていた。

 そう、僕が十年前に思い浮かべていた景色は、きっと、本当には存在し得ない景色なのだな、ということにだ。


 そして、暫くの後に、僕はひとまず気を取り直して、もう完全に煮立っていた鍋の、電磁調理器のスイッチオフにしていた。









 どこまでも続いてゆく、悲しい景色、君と、笑っていた

 いつまでも傍にいるよ、夢の中で、君と笑っていた

                                 麻枝准 - 『恋心』

http://www.youtube.com/watch?v=De_svyVs8jI

2014-01-23

http://anond.hatelabo.jp/20140123103328

おっさん一人暮らしなんてワンルームで事足りる。

そりゃお前さんがたまたまそういう人間なだけだろ

俺もおっさんだが1人で2LDK住んでるけど広さは足りないくらいだな

ワンルームキッチンてロクに料理もできんし、本も置くとこないんじゃね

独りだからこそ、生活空間の充実が必要だと思うがな

学生じゃあるまいし、いい年こいたおっさんワンルームって、俺的にはそっちの方がわびしい気がするが。

2013-12-30

ずぼら女子が片づいている部屋に住んでいる方略

基本スペック


一人暮らしを始める際、「ずぼらな俺が4年間の一人暮らしでたどり着いた部屋作り&暮らしhttp://anond.hatelabo.jp/20110828154004」を大変参考にさせていただいた。

まず、現在も完全に同意の部分。


次に異なる点

  • 服は畳む(byこんまり
    • 女子は服持ちなので、掛ける収納ではスペースが足りず、あとニットが掛けられない。そこで、きちんと畳む。一覧性が良く、意外に多く収まる。冬物も夏物も一気に収まりタンスの衣替えをしなくてよくなる。季節の変わり目の度に部屋が荒れていたので有り難い。
    • ただし、服を畳むのは面倒くさい。逆に言えば、服さえ畳んでしまえば床の表面積が一気に空き、掃除軌道に乗る。その方略として…
      • 定期的に人を呼ぶ:「あと2時間で来る」に勝るものなし。
      • とにかくただ始める:めんどくさいとか頭の中でぐちゃぐちゃ考えずに、とにかく無心で畳み始める。
      • ながら作業をしない:ADHDはすぐ横道にそれる。ながら作業(TV音楽)をすると、そっちの方の探求が始まってしまうことがままある。
      • ごほうび作戦:とはいえ、そうストイックいかないこともある。「洗濯物畳む代わりにTVみながらでも良し!」と自分を釣るも良し。洗濯物畳めたらデザートが食べれるでも良し。

その他付け足し

  • 洗い場の床を毎回拭き取ってから風呂を出る。慣れれば1分。カビ防止で大掃除要らず。

あるとはかどる


オススメレシピ

 

2013-12-16

子供独立した専業主婦がなんで忙しいのかようやく分かった

6時~7時:夫の食事の用意など

7時~8時:自分の食事など

8時~9時、10時:洗濯など(2,3日に1回ほど)

10時~12時:昼寝

12時~15時:その時々の用事(なければテレビなど)

15時~18時:買い物など

18時~20時:夕食・風呂など

20時~24時:テレビなどの後就寝

ちなみに夫が仕事関係等で家にいないときほとんどずっと寝てる。新聞すら取り込んでなかった。

そりゃ忙しいわ。まず効率的に動くことをしない

買い物に行くにしても食料品を買って家に帰ってきて「あ、そういえば」と別のものを買いにまた出かける。

廊下は人が歩かないところには(隅や角)埃が溜まっている。

タベ残したカステラが2週間以上放置されている。

リフォームしたキッチンも油が飛んで野菜の切れ端やらなんやらで既に汚れている。

流し台には食器が山積み。なぜか食料品の包装用ビニールまでも一緒に流し台の中に。すぐ横にゴミ箱があるのに。

捨てるのを忘れたのかすごい量のペットボトルキッチンの隅に積んである。床に落ちたゴミもそのまま。

洗面台に落とした髪の毛はそのまま。風呂掃除適当なので浴槽がぬるつく。

洗濯物をしてもたたまないので山積みのまま居間に置いてある。

もちろん布団は万年床。

それでいて本人は喘息。埃を取るための掃除すらしない。

自分実家にいるときはもうちょっとマシだったと思うんだけどなあ。ボケるような年でもないし、動くのが辛い身体ってわけでもないし。

もうルンバでも置いておくしかいかなぁと思ったんだけど、床に荷物をそのまま置くのでルンバがいても動けない環境から意味がない。

本当にどうすればいいんだろ。もう疲れちゃったよ。

2013-12-10

ホントIT向き?

発達障害者に向いていると言われる職業として、ほぼ必ず、真っ先に挙げられるものの一つがプログラマだ。

しかしこれ、本当にそうなのか?と思う部分がある。


はいえ、アスペならまあ分かる。

興味があることについては過剰なくらい品質を追求するので、裏を返せば確実な仕事約束される。

また問題を確かに理解したと納得できるまで、見積もりを出す段階から大きな抵抗を示す人達なので、彼の受け持ちが炎上する確率も低い。

視野が狭いから発想が貧困システム元ネタになる企画が出にくいとか、計画は基本守られないとか、社会性の問題から客先に出せねーとか、色々欠点はあるけど、それでもハサミよりは使いようがあるだろう。


問題はADD/ADHD

彼らの特徴はとにかく忘れやすい、他の事に手を付けると、それまでやっていた事を綺麗さっぱり忘れてしまう。

からマルチタスクの塊である家事なんてやらせたら、最悪キッチンにかけた鍋のことを忘れて火事になる可能性も。

そこまで行かなくても、部屋の片付けを始めたらエンドレスになってジ・エンドとか、当事者なら確実に経験済みなはず。


そんな彼らにプログラマが務まるなんて、どうしても想像できない。


しろ今どきの開発は、プログラムの前提になる知識が多岐にわたる。

例えば流行りのWeb系の場合、最低でもLinuxApacheアプリケーションサーバDBなどのインフラ周りからHTMLJavaScriptCSSXMLSQLサーバサイド言語(JavaとかPHPとか色々)まで、体系立てて覚えなければならない。

その上で、最終的には自分が作るシステムが稼働する環境を自力で組み立てられて、実装と稼働後の運用が楽になる設計が出来て、セキュアでシンプルかつ力強いコードが書けないといけない。


でも彼らは何か新しい知識を覚える段階で、覚えるそばからそれまで覚えた事をどんどん忘れてしまう可能性が高い。

更にコードを書いた日には、凄まじく書き散らかった、バグだらけの代物が出来るだろう。

そんなこんなでいつまで経っても半人前から抜け出せないんじゃね?と思ってしまう。

まり高度な内容に踏み込む遥か手前で詰むのがオチではないかと思うわけで。


実際、ADHD傾向の人でプログラマ天職という人がいたら会ってみたいものだ。

買ってよかったものリスト公開へ向けての提言

はてブリングサイドとして、2013年買ってよかったもの合戦が始まった。

後出しのほうが、質は上がっていくだろうから(例えば使っている写真を張るとか)

今あえて最底辺から苦言を呈する。

ブロガーたるもの無知蒙昧な衆愚啓蒙する高い志を持ってもらいたいからだ。

今よりも高い水準を要求して余りある能力をお持ちだと信ずるからだ。

これはつまり、我儘というやつだ。

まとめ

アタリマエのことは省いて欲しい

高いものが良いものではない

TIPSは血肉があってこそ

アタリマエのことは省いて欲しい

自動車買ったら世界が変わったよ!やっぱレンタカーともタクシーとも違うな!」

どうだろう。

発言した人間との関係性で反応は異なるだろうが、余程でなければ苦笑いだろう。

もちろん、これが電気自動車であるとか、もっと言えば明治時代に馬車から乗換えた元公卿とかなら判らんでもない。

吉田自動車国産だが買い控える必要はない!」

とかなら、十分に価値のある買ってよかったものリストだ。

今あえてルンバを出す価値や、MBAを出す価値が有るだろうか。

アタリマエのことの集合体が意味を持つTwitterのさえずりとは違うだろう。

一つ一つのさえずりは小さくとも、バルスの大合唱世界を揺るがす。

しかし、ブロガー合唱団の一員ではなく、孤高の演奏家だろう。

大衆に紛れて声を上げる煽動者ではなく、先導者であって欲しい。

余程のことがなければ、それはそっと追記すれば良いだけだ。

高いものが良いものではない

そもそもコンナ偉そうなことを書く価値があると感じたのは、このブコメだ。

id:n-styles

現物写真を撮ってるのに他のサイトとかぶってるという指摘すごいなー。独自性を出すためにチョイスを変えるとか本末転倒だし、記事書くためにわざわざ別の何かを買ってくれば満足なのかな。

実に鋭い切り口で本質を見せてくれる。鋭すぎて傷の治りが早そうだ。

オレのリストは他人とかぶってるつまり通り一遍リストだと婉曲的に表現するときに僕も使いたいと思う。

珍奇なものをワザワザ買ってくれば良いのか?という所が凄い。素晴らしい腕をお持ちだ。

なかなか返す刀で「オレはどうせワザワザ買ってこないと他人と被る普通感性だよ≒オマエはどうなんだよ」とは言えない。

精進したいと思う。

閑話休題

まり、買ってよかったものリストというのは、その人間を表すものだ。

なかなか買えない高いものを買ったかレビューしてやろう、というのも人間性だ。

安くてちょっとしたものでも生活が変わったならそれをリストに加えて欲しい。

そうすれば「安くてチョットしてものリストに加える人」なんだと判る。

他人の本棚を覗くような、その人となりを如実に表すバロメーターだ。

TIZEN特集の雑誌が並んでいようとも、Nokia仕様書MeeGo解説書があればその人への評価を改めるだろう。

高くて良い物を買って高いだけあって良かったと叫ぶのは我々で良い。

2013年を総括する、彼にとってこんな1年だったと示して欲しい。

我々はリストを見るのではない。ブロガーを観るのだ。

TIPSは血肉があってこそ

前半Disったように聞こえると本義ではないため、弁明しておこうと思う。

N-Styles(あれっくすさん)のリストは後半流れるように素晴らしい。

[NS] 2013年買ってよかったもの

http://n-styles.com/main/archives/2013/12/10-013000.php

からモノをプレゼントされる人柄、それに引きづられるように泥縄で増えるグッズ、

駄目になると見せかけて健康志向である事を示す志。

さすが老舗、(通称)人間ダメになるソファ写真で如何にもなダメさを魅せつけておいて、

Vitantonio マイボトルブレンダー写真に、テーブルの角のクッションを映し込む感性

年会費1万円のアメックスゴールドカードに入っても旧料金法人会プランがお得なのは

月何回通ってからだろうと相手を引き込むその技法

コレこそがあれっくすさんの2013年を振り返り、2014年を感じさせるリストだと言える。

ルンバが見たいのではない、遅刻しないコツからあれっくすさんを観たいのだ。

「床に物を置かなくなる」みたいなのはTwitterで我々愚民が呟けば良い。

Amazonリンクを我々が踏むのは、「まとめ」を見たからではない。

その生活共感し、そのTIPSからその人を感じ取り、

購入を通じてブロガーと一つになりたいという

燃え上がるような変態性の末路からだ。

まとめ

雨後の筍のごとく2013年買ってよかったものリストがまだ出てくるんだろうが、

取り敢えずで書いたそのリストにはそのブロガーのものが出るぞ。

高額商品Amazonリンクを張るなら、その精神性が、

通り一遍の解説からは、通り一遍の記事の質が、

うかつに書いたキッチン用品からは体型が、

行間から漏れ伝わってくる。

心せよ、

おまえが深淵を覗くのなら、深淵もまたおまえを覗いている。

おまえはリストを見せているつもりかもしれないが、おまえがリストを観られているのだ。

2013-12-08

効率的な部屋片付け、部屋掃除

一人暮らし意をしている。

片付けが苦手だ。

特に洋服が室内に散乱している。洋服さえ片づければ、まあ、部屋はすっきりする。

そのあとのほこりは、お掃除ロボットがやってくれる。

でも、トイレが汚かったり、キッチンが汚かったり、お風呂が汚かったりする。

布団も干さなきゃならないし、机周りも本でいっぱいだ。

それが終わっても、玄関バルコニー、窓と、まあ、汚い部分は山積みなわけだ。

どんなに楽をしようと、すべて楽ができるわけじゃない。

というか、キレイきじゃない人間が、楽する手段を手に入れたところで、キレイ好きになるわけじゃあない。

金があればメイドさんを雇うぐらいの面倒さ。

結局、使ったらキレイにすることが、一番の近道なのかな。

風呂に入ったら、入っているうちに、風呂掃除をする。

日常の手順にひと手間増やす週間をつければ、いいんだろうな。

でも、それができる人間だったら、部屋は汚くならないんだよなあ。

潔癖さ、癇性さが足りない。

2013-11-20

http://anond.hatelabo.jp/20131120221247

夫婦2人で共働き正社員子供なしです。

今年から家計簿をつけ始めました。 1月もそろそろ終わる今日1月27日現在、食費が4万8千円です。 これは他の日常品(洗剤、キッチン用品、シャンプーなど)も含まれています夫婦2人で月4万8千円というのは使いすぎでしょうか?

2013-11-05

気持ちの整理をしてみたい

うちの家族は全くと言っていいほど会話がない。

最近生きているという感覚が、生かされてるという風に移り変わってきている感じがする。

というのも家庭環境さえ良ければなぁ・・と高校時代からずっと思ってきた。現在浪人1回生。。(浪人を決めたのもこの家庭環境が一番の要因)

まり悩みは作りたくないし考えようともしないけどこればっかりはあまり生活と緊密に関わることだから悩まずにはいられない。

まず状況から整理すると、

家族構成は父母弟俺の4人家族夫婦間では全く意思疎通なし、俺と弟も1年に1回あるかないか最近だと数ヶ月前に「ゲームの音うるせーから静かにしろ」くらい。

父は母に話しかけはするものの母は顔すら合わせようとせずガン無視、ふさぎこむ。これには後に書く出来事から起こった。

弟と会話が無くなったのは明確な理由はないけど、後で書く話以降から自然消滅的に消えていった感じ。

もし母が父に何か聞きたいことがあった場合、例えば出前取るんだけど何がいいか?って聞きたいときは、母が俺や弟に聞いてきて~といった感じで、子どもが伝達役になってる。

父は母に対しては普通にしかけているのでそういうことはない。

で、その話の内容に入りますと、

事の発端は7,8年前のこと。

あれは夕食を食ってる時に私の父と母が喧嘩したのが始まりだった。母が父の箸をテーブルの上に置いておくのを忘れたとかそんなこと(だった気がする)で、父はその態度が気に入らなくて怒鳴った。母も反撃をかます

こういうことは前にも2,3度あったんだがそのとき普通に折り合いがついて仲良くやってた。もちろん喧嘩してるとき自分も嫌な気持ちにはなったけどすぐ仲直り……すぐとは言わずとも時間をかけてでも仲直りはできた。

だけれど今回はいつもとは違って父と母はそのまま口喧嘩が続き、両者ともども感情的になりすぎて、母からは今まで口にしたことも無いような暴言まで繰り出される。

「クソ死ね!!キモい!!」

みたいなこと母は泣きながら言ってたと思う。

そのとき自分小学生だったので、今までに類を見ない光景を見て深い悲しみを感じたことは今でも覚えている。これはいものことだ・・いつものことだ・・と。

そして冷静に考えればいいことなのに、父も逆上していて、そのまま食べ終わった食器などをガタンと台所に置き、寝室に戻ってった。

いつものように仲直りして普通生活に戻って欲しいなあ・・と当時の自分は思ったね。

しかし翌朝、父がリビングTVを見ているなか、母は顔を合わせようともせず壁の方を向きながらキッチンの方に通り過ぎていく。

当然怒りも収まった父はそのことに不服を立てて何か言ったようですが母は無視

父は父で、その出来事について再々度問うこともなく、以後、さも植物人間に話しかけてるかのように一方的に話をするだけ。

そして喧嘩の日からそういった態度が変わることもなく次第とそういう生活に定着していき、周りから見ればあたか平和そうな家庭を演じながら、今に至る。

父はそういう状況でも汗水垂らしながら金を稼ぎ、母は飯を作ったり家事掃除etc…とやらの家庭の切り盛りを行ってくれているところは変わらない。

こういう夫婦を見ていると、あんたらどうして結婚したんですか?今の生活に満足してるんですか?どうしてこんないやーな空気を打破しようとしない? そんな疑問が心の底からふつふつと沸騰水の如く湧きあがる。

おそらく自分の両親が離婚などを決めない理由は、子どもがいることが一つあったのだと思う。

俺としては、両親は仕方がないから子の教育等のための金を出してもらってるという気分になってて、でも親としては早く離婚やら別居して自由にライフを送りたいっていう気持ちもあるんだろうとか思う、今現在に至るまで耐えているこの訳の分からない生活は何のために存在してるんだろうか?

両親としては互いに離れたいのに、仕方ないか大学卒業するまで金出してもらってる感が否めない。そういうところが自分にとっては生かされてるような気がしてならない。

まあ「世の中広いし、そういう人間もいるんだなあ」「こういう環境が珍しいわけではない」みたいに考えてスルーしてたけど、改めて考えるとやっぱりイライラする。

高校生だった頃にクラスメイト家族ライブに行ったなどという話を聞かされると、表面上はにこにこするけどやっぱり悲しい。

自分は家庭環境のために浪人したと書いた。今住んでるところから離れて暮らしたいのでね。

が、浪人して離れたところに一人暮らしをし、大学に通うなんてことをしたら親には相当な金銭的負担を与えることになる。

これが”金出してもらってる感”からの”生かされてる感”に繋がってくるわけで、これでいいのかなあと思う事が最近受験を間近にしてしばしば出てくる。

からは早く独立して自力で稼げるようになりたいなあ。親から助け合いに乞うことはあまりしたくない。

これも時間が解決してくれるんだろうか。

人生マジで運ゲーだわ。

とりあえずあと3か月間勉強頑張ろう。

結局今やらなきゃってことは入試対策なわけだから

増田投稿失礼しますた。

2013-10-29

NTRエロマンガ「神籠りの夜に」後日談復讐SSを書いてみた

りょう おいしいお肉の召し上がり方

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4863493762/

に掲載されている作品「神籠りの夜に」の後日談SSを書いた。

実は、SSって苦手で全然書けなかったのだけど、作品の衝撃でどうしても書かざるをえなくなった。どうしても、この作品の続きの復讐劇が無ければ、正義がそこで達成できなければ、私はとうてい精神の均衡を保てなくなってしまった。読み切りエロマンガでこんな気持ちになったのははじめてで、この作品の胸糞の悪さ(これが卓抜していて、きわめて高い評価ができる)。たった数時間で書いたものだけど、とりあえず。置いておく。

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警衛勤務はかったるい。これが弾薬庫となってはなおさらだ。時刻は0220。つまり、午前2時20分。俺はライナーかぶり直しながらドライバー田中3曹に送りを頼むと、警衛司令に向かって敬礼した。

「弾薬庫、上番します」

警衛司令は川崎曹長。来年で定年だ。俺は、これから退職金に触るような大迷惑をかけることに軽く憂鬱さを覚えた。

「おう、ヒロトか。今日は蒸し暑いからな、気を付けて行って来い」

軽く挨拶されると、俺は田中3曹とともにジープに乗り込んだ。実のところ、こいつはパジェロだがジープとみんな呼んでいる。

「本当に今日は蒸し暑いな」

無口な田中3曹が珍しく話しかける。

「そうですね」

同意の返事だけすると、沈黙があたりを包む。深夜の空に響くディーゼルエンジンと路面をひっかくタイヤの音だけが響く。4年前の夏も、蒸し暑かったことを俺は思い出した。

からの蒸し暑さは、この湿地を埋め立てて造ったという駐屯地に深い霧を立ち込めさせていた。ジープヘッドライトはその霧を切り裂きながら進んでいく。

ほどなく、弾薬庫につく。同じ駐屯地の中だ、5分もかからない。中の哨所から人が出てきて、金網で出来た門を開ける。俺は、田中3曹に礼を言ってからジープから降りた。

迎えに出てきた下番者は同期だ。一緒に哨所に入って申し送りを受ける。

「申し送り物品、弾薬5発、双眼鏡。申し送り事項ナシ」

「申し受け物品、弾薬5発、双眼鏡。申し送り事項ナシ」

弾薬は無くなったら大変なことになる物品だ。しっかりと復唱をして申し受ける。

「それじゃあ、あとはよろしく」

同期が言うのに「了解」とだけ返事をすると、弾薬庫の門まで見送って鍵をかけた。俺は同期とあまり仲が良くない。仲が良くない、というと語弊があるが、要するに俺は付き合いの悪いやつだった。これには理由がいくつかあるが、俺には金も時間も惜しかった。そんな俺に警衛司令として上番している川崎曹長は何かと目をかけてくれていた。そんな恩人に迷惑をかけるのは忍びないが、俺にはそうするしかなかった。

「あれから、4年か…」

ひとりごちる。弾薬庫に人は来ない、交代が来るまで孤独な戦いだ。「まだまだと、自分を責める、弾薬庫」そんな落書きが哨所には書かれている。

うずらが居なくなって4年。また、祭りが来る。

俺は、これから大それたことをする。それこそ、大それたことだ。弾薬庫には、小銃弾がある。一人じゃとても撃ちきれないほどだ。これを持って、俺は今日、ここを出る。なぜそれをしなければならないか。それは4年前のことにケリをつけるためだ。

ただ、これには、いくつか問題がある。まず、弾薬庫の周りには赤外線がめぐらされている。交代時はあらかじめ分かっているか警報無視するが、そうでないとき警報が反応すればすぐに警衛から人がすっ飛んでくる。ただ、今日は霧だ。霧が深いと赤外線センサーは誤作動を起こす。霧が出始めた0時頃には警報スイッチを切っている。

次に門だ。出入り口の門は深夜は閉鎖している。出入りはできるが、人に会わないと出られない。当然、同じ中隊である今日の警衛隊にはすぐに分かるし、外出証も持っていない。ただ、自動車で外柵を破壊して突っ切れば、確実にバレるが、銃と弾薬とともに外に出られる。

霧は今日しか出ていない。警衛勤務に上番するのは月に数回。それも必ず弾薬庫につくわけではない。そして、また来週になれば次の犠牲者が――4年前と同様に――出る。

俺は意を決して、弾薬庫の鍵を開いた。

弾薬庫はがらんとした埃っぽい空間だった。俺は手近な7.62mm小銃弾の箱に手を伸ばす。重いが、これを門の近くまで持っていく。夏の雑草は茂るのが速い。弾薬箱はうまく隠れた。俺は腕時計を見る、0250。見回りの動哨は通過しているはずだ。俺は、そのまま門を開けて外に出ると、自分の車に一目散に走った。

駐車場は弾薬庫にほどちかい。息を整えながら自動車に乗り込むとエンジンをかける。ライナーを脱ぎ捨てながら助手席に置いたブルゾンを上から着込む。カンガルーバンパー付きのハイラックスだ。中古車だが、そんなに悪くない。ライトを付けずに車を出すと、弾薬庫にまっすぐ向かう。動哨の経路にもなっていないから見つかることはない。演習場で灯火管制下での車両行進を行った経験が役に立った。

弾薬庫の前に車を置くと俺は、弾薬箱を車に積んだ。俺は、この駐屯地を、出る。

ビィィイイイイイイイイイイイイイイ

けたたましい警報音が警衛所に鳴り響いた。警衛司令である川崎曹長はそれに驚きながらも警報盤を見る。

おい、何かあったみたいだぞ? 外の車でも突っ込んだか?」

そこは、時折外からの車が突っ込む場所であった。特にこんな霧の深い夜は飛ばしている車が突っ込んでくることがある。彼の判断は半分当たっていたが半分不正解だった。車が突っ込んだのは事実だが、それは「外の車」ではなかった。

おい田中、見に行くぞ」

無口な田中3曹は「了解」とだけ言うとジープに向かっていった。彼らは5分後、とんでもないものを目にすることになる。そして、さらに5分後、弾薬庫から隊員が弾薬と銃を持って居なくなっているという大変な事実認識するに至る。

俺は外柵を破った。俺が銃と弾薬を持って居なくなったことを彼らは間もなく知ることになるだろう。そうなれば非常線が張られる。俺は、駐屯地を出た直後に近くの駐車場まで飛ばした。深夜3時だ。車はほとんど通っていない。そこには、カバーのかけられた白いステップワゴンが停められていた。

このステップワゴンは放置されていた車だ。市役所の連中が黄色い紙を貼って撤去すると警告していたものだ。ナンバーは無かったが、これは別の車のものを盗んでナンバーを変える偽造した。当然に実在する白いステップワゴンナンバーだ。そして、俺がこれから行く場所地名ナンバーだ。車は程度が良く、イモビをカットすればそのまま動いたが、念のために自分で整備を行った。そりゃあ、金もなくなるし付き合いも悪くなる。でも、このステップワゴンが俺を逃がしてくれるはずだ。俺は、半長靴と迷彩服を脱ぎ捨てると白いステップワゴンの中にある服に着替えた。

俺は白いステップワゴンに弾薬と銃を積み替えると、すぐさま出発した。検問はすぐに始まる。後部座席を改造して銃と弾薬は隠せるようにしたし偽造免許証も作ったが、検問は避けたい。人着は警察に連絡されているし、免許証ICチップまでは偽造できない。

俺は目的地に向かって走り出した。

高速を走る。俺は四年前のことを思い出していた。

俺の住んでいたところは、山間の村だ。特にこれといった産業の無い、土地の痩せた、ぱっとしない村だ。俺はその村の出身ではないが、余所者として住んでいた。その村には言い伝えがある。オハシラ様という土着の神が村の貧しい男と結ばれてから村は豊かになったというものだ。実際に、ぱっとしない村だったが、それなりに豊かではあった。そして、そのオハシラ様を祀る祭りが4年に1回行われている。

ただ、パッとしない村が単に伝説で豊かになるはずがない。この祭りには裏があった。街に住む金持ちの支援者が気に入った村娘を、祭りの主役であるオハシラ様として祀り上げ、自らの性奴隷として嫁がせるというものだ。さらに、村の有力者が祭りにかこつけてオハシラ様となった村娘を集団で凌辱する。考えるだけでもおぞましい制度だ。

俺は、それに実の姉と、好きだった娘――うずらを奪われた。彼女も俺を好いていた。だが、実家の生活と村のために犠牲になった。その後、オハシラ様を娶った男、柱の男とよばれるやつから、寂しいだろうと凌辱されるうずらのDVDが定期的に届いた。俺は悔しかった。悔しかったが力が無かった。だから俺は高校卒業するとすぐに自衛隊に入った。そして、チャンスが巡ってきた。

明け方、街のインターチェンジに近づいた。時間はない。警察がそのうち俺を捕まえに来るだろう。街に降りると、あの忌々しい村へと車を進めていった。俺が縁やゆかりのある土地に向かうであろうことは、当然に警察や自衛隊も予想しているだろう、なるべく早くことを済ませなければならない。俺はステップワゴンを村の手前にある山への道へ入れると少し奥まったところに止めた。後部座席から銃、弾薬、バックパックを取り出した。バックパックには一人用の天幕携帯糧食等が入っている。ステップワゴンにはカバーをかけた。俺は一人山に入っていた。

あの忌々しい儀式の舞台になるのは村の神社だ。神社は山を後ろに控えていて、禁足地だとしていて人は基本的に入ってこない。あんな忌々しい儀式をやっているのに「禁足地」とはお笑い草だが隠れるにはうってつけの場所だ。

俺は身を隠しながら、神社の裏手まで上がった。双眼鏡とガンマイクをポケットから出す。今年も祭りが行われるなら、朝のうちにオハシラ様がみそぎを行っているはずだ。

案の定、みそぎは行われていた。年のころは18ぐらい。きれいな娘だった。あの忌々しい神主も居た。俺は祭りまで監視を続ける。

その日の晩、俺はラジオを聴いていた。俺のことはニュースになっていた。連中も知ることになるだろう。これで祭りが中止になるかもしれないが、連中は俺のことなんてとうに忘れているのかもしれない。あるいは、思い出しても、まさか自分たちに復讐に来ているとは思わないのかもしれない。俺はラジオを消すと眠りについた。

一週間たった。祭りの日だ。神社を見下ろすと準備にあわただしい様子が見て取れる。祭りのクライマックスレースだ。丸太をかかえて神社の階段を駆け上がり、境内にある台に丸太を置いた者が柱の男となるという、シンプルなものだ。ただ、これが出来レースで村の支援者が絶対に勝利するということを除けば、だが。

一週間の間の監視でいろいろなことが分かった。今回のオハシラ様も村に住む俺と同じような余所者が好意を持っているということ。オハシラ様もまんざらではないが、儀式のために身を費やす覚悟であるということ。また、その余所者はこの儀式真実を知らない様子なこと。そして、今回の柱の男は、姉とうずらを娶った連中の親族で、どうしようもないクソ野郎であること。

祭りの準備は着々と進む。街の土地持ちどもが寄り集まっているところにガンマイクを向ける。

「…で、今年のオハシラ様はどうかね?」

「いや、美人で犯しがいがありますね。あの顔が苦痛でゆがむことを考えるだけで、勃ってしまますよ」

「4年前の娘もよかったがね。ただ、なんせ妊娠しないのがつまらない」

「ああ、あいつのところに嫁にいったやつですか。あんな貧相なののどこがいいんでしょうね?」

「あいつはロリコンなんだろう。まぁ、いい。人の趣味はそれぞれだ」

「では、8年前の娘はどうですか?」

「ああ、うちのやつか。ちょっととうが立ってきたが、悪くない。ただ、これからは肉便器から家政婦だな…」

連中の口をつくおぞましい言葉に俺は、涙を流していた。噛んだ唇からは血が出ていた。

夜になった。無事にレースは終わった。決まった通りに決まったやつが勝利した。間もなく、真の忌々しい儀式が始まる。ぞろぞろと男どもがお社に集まってくる。俺は胸の鼓動と鈍い頭の痛さが抑えられない。俺は、山をゆっくり下りた。ゼロ点規正は祭りでうるさいうちに済ませた。

暗い境内で、黒い戦闘服は目立たない。これが演習場ならバディがいるところだが、今は俺一人だ。全周の警戒は怠らない。片目にFLIR、銃には照準の邪魔にならない場所に暗視装置をマウントしてある。

這いつくばりながら、お社に向かっていく。中から神主の声が聞こえる。

お社の窓から今日の柱の男が見えた。双眼鏡レーザー距離計で測った距離は200m。中は少し明かりがついていて、夜目になれていれば十分に判別がつく。お社の中の配置は頭に入っている。そっと、薬室に弾薬を送り込む。這いつくばりながら、銃を構える。床尾板の冷たい感触が肩に伝わる。柱の男がお神酒にくちを付ける。俺は息を吐いて止め照準をつける。照星がゆらゆらと男の顔の中に揺れる。俺は引き金を霜が降りるようにじわじわと絞った。

ドーン…

静かな深夜の村に7.62mmの太い音が響いた。薬きょうが吐き出され次弾が送り込まれる。男が赤いものと白いものをまき散らしながら崩れていく。ほんの数秒のはずだが、永遠に思えるほどの長い時間だった。俺は人殺しになった。

一気にお社が騒がしくなる。人に来てほしくない。いくらここが村から外れているとはいえ連絡されては計画がぶち壊しになる。俺は走ってお社に向かった。

俺は、扉をけ破って銃を構えながら言った。

「静かにしろ…」

俺は顔を黒くドーランで塗っていたが、神主は俺を見ると。俺が何者か分かったようだ。

「お、お前は… こんなことをしてどうなるか…」

俺はもう一度言った

「静かにしろ」

神主以外のやつらは放心状態だった。いくら銃を持っているとは言え多勢に無勢だ、いまのうちに拘束をしなければならない。俺は銃をかまえたままウェストバッグから手錠を出して投げた。

「お互いの両手足につけろ、死にたくないなら」

放心したまま連中は動かない。

「た、助けてくれるんだろうな?」

一人の男が口を開く。村で唯一の商店の店主。4年前にうずらを犯していた奴の一人だ。

「静かにしろと言ったはずだ…」

俺はそういうと、その男に銃を向け引き金を引いた。銃声が響く。

胸に銃弾を受けて男は倒れた。

「早くしろ、こうなりたくなければ」

そう、言うが早いか連中はお互いに手錠をつけはじめた。ほどなくして、オハシラ様も含めて全員が手錠をつけた。

「よし、いいだろう。見せてみろ」

俺は手足が抜けないようになっているか一人づつフラッシュライトで照らして確認した。

「全員、壁の方向を向け。」

連中は黙ったまま壁の方向を向いた。俺は銃から手を離し一人づつさるぐつわをかけていった。ただ一人、神主を除いて。

「よし、それじゃあ、神主、こいつらに俺のことを説明してやれ」

「わ、わかりました… この方は、8年前のオハシラ様の弟で4年前のオハシラ様を好いていた者です…」

「と、いうわけだ、俺がなんで戻ってきたかわかるな? ニュースで俺のことを放送していたのは気づかなかったか?」

気づきました。ただ、戻ってくるとは思いませんでした…」

「あれだけのことをしておい復讐を考えないとは、頭おかしいな、お前らは。まぁいい、警備を強化しようにも、こんな儀式だ、口外は出来ない。警察にも言えない。駐在は数年ごとに異動する余所者から抱き込めない。だから、見なかったことにした。そんなもんだろう。腐りきっているだけでなく無能な連中だよ、お前らは」

神主は黙った。

「さて、じゃぁ、神主さんよ、今までのオハシラ様の嫁ぎ先を教えてくれ」

「そ、それは… わかりました、隣の部屋に資料があります

「じゃぁ、立って取りに行け、行けるだろう?」

神主は手足に手錠をつけたまま、ひょこひょこ移動して取りに行く。

「変な気を起こすなよ、死にたくないなら」

間もなくすると神主は一冊のノートを取ってきた。俺はそれを受け取るとパラパラと見る。リストには祭りの年、名前、生年月日、住所、電話番号が記載されていた。リスト最初の方から最近まではほとんど線が引かれて消されている。

「この線は何だ?」

「それは…、亡くなった者です…」

生きていれば40代、50代の者までほとんど亡くなっていた。俺はめまいがした。

「本当に、お前らはクソだな… まぁ、ご苦労、それじゃあ…」

俺は腰のケースからフォールディングナイフを取り出すと、神主の胸に突き立てた。

「がはっ… なんで…」

「当たり前だろう、俺は復讐に来たんだ」

さるぐつわをつけた連中が騒がしくなった。殺されることが分かれば逃げるだろう。

「今までやってきたことを地獄で後悔しろよ。ま、俺も後で行くがな」

俺は、そういうと逃げようと這う連中を一人づつ刺していった。最後に、オハシラ様が残った。目を閉じて涙を流していた。

「いろいろ大変だったな。お前は自由になれる。」

そういうと、俺はウェストバッグから1㎝の札束を出すと胸元にねじ込んだ。びくっとオハシラ様が動いた。

「この金は、犯罪で得た金じゃない。お前の好きな男とどこかで暮らすために使え。俺は全員を殺す、だからこの村の資金源は無くなる。家族の豊かな暮らしは無くなるが、働いて仕送りでもしてやれ」

俺はそういうと、お社を後にした。リストを胸に突っ込み、銃を片手に、走って停めておいステップワゴンまで行く。幸いにもステップワゴンは見つからずにそのままだった。街へ降りていく。街までは30分。夜明けになり村が異常に気付くまでは、あと5時間といったところだろう。

俺は一人づつ訪ねて行った。ドライバーで掃き出し窓のガラスを割って侵入し目的を遂げる。コツさえつかめば音はほとんどしない。幸いなことに機械警備は無かった。機械警備があると時間の余裕がなくなる。早ければ10分ぐらいで警備が来るから家が広いと失敗するリスクが上がる。

女は6人しか生き残っていなかった。うち二人は、姉とうずらだ。4件はすでに襲撃した。女には会っていない。全員を助けることは、俺にはできない。

俺は姉が嫁いでった家に向かうと身震いした。だが、確実に仕事はしなければならない。掃き出し窓に取り付くとサッシにマイナスドライバーねじ込みヒビを2か所入れる。ガラス割れると手を突っ込んでクレセント錠を外す。サッシをスライドさせるとゆっくり動いた。補助錠は無い。

入った部屋はリビングだった。豪華だが、趣味が悪い部屋だった。動物の毛皮の敷物、ごちゃごちゃとした飾り棚にならぶ、一つ一つは高級そうだが雑然と並んだ外国製の食器。俺の姉を奪った柱の男が脂ぎった顔でゴルフクラブを振るう写真。どれも趣味が悪かった。

俺はさっそく廊下に出て、一部屋ずつそっと確認をしていった。一階はクリア足音をたてないように上がっていく。二階のドアもひとつづつ確認していく。一番手前… 姉が居た。ベッドに眠っている。おなかは大きく、妊娠しているのだろう。奴を殺すまで起こすことはできない。次の部屋、物置になっている… 一番奥… 居た。

俺はそっと近づくと、口に手を当てると同時に、胸にナイフを突き立てた。男は目を見開き暴れようとしたが、すぐに絶命した。

そのまま、姉の部屋に取って返す、口に手を当てて起こす。姉は襲われるとでも思ったのだろう、暴れだした。

「俺だよ、ヒロトだよ」

姉は驚きの表情になって暴れるのをやめた。

「静かにしてもらえるかな?」

姉がうなづいたのを確認すると、手をはなした。

ヒロト!! どうしたの!!」

小声ではあるが、驚きの言葉を言う。

復讐に来たんだ。姉ちゃんと、うずらを奪い、辱めたあいつらに。あいつは、さっき殺したよ。神主も、村の有力者どもも…」

姉は絶句した。弟から人殺し告白を受ければ誰だってそうなるだろう。

「とにかく、今は時間が無い。一緒に来てくれ」

「わ、わかったわ…」

幸いなことに姉はくるっていなかった。あれだけ凌辱されてもなお、気丈に精神を保ち続けてきた。俺は姉を連れて車に乗り込んだ。

「これからどうするの…?」

「うずらを助ける」

「そんなことをしたら、うずらちゃんの家はどうなるの?」

「どうなるもこうなるも!! 娘を売って手に入れた幸せにどれだけの価値があるんだ!! 村から出て働いて暮らせば豊かではないにせよ生きていけるだろう。俺だって村を出て自衛隊に入って生きてきたんだ」

「…ヒロト自衛隊に行ってたの… 知らなかった」

ニュースでやっているよ、銃と弾薬を持ったまま脱走した自衛官って」

お姉ちゃんテレビ見てないの… 毎日、やることがあるからね…」

ああ、嫌なことを思い出させたと、少し俺は後悔した。

「でも、オハシラ様がいなくなったら、あの村は、村に住む人はどうするの…」

「今更、どうにもならないよ。神主商店オヤジも、議員も、郵便局長も、地主オヤジも、みんな俺が殺したからね。支援者の家も殺した。あんな村は滅びなきゃならない。誰かが滅ぼさなきゃならなかったんだ」

姉の顔が曇る。

「…ヒロトはどうするの…」

俺は車で前を見据えながら、目を細めて言った。

「殺した人数が人数だからね。事情はあるにせよ捕まれば死刑は免れないよ… その前にケリはつけようと思っているけど。で、姉ちゃん。一つ頼みがある」

「…何?」

俺はさらに目を細めた。

「…うずらを助けたら、うずらのことは頼む」

「…」

姉は涙を浮かべていた。

ほどなくして、うずらがいる家に近づいてきた。遠くから見ると、こんな時間なのに明かりがついていた。まずい。車を離れた場所に止める。

「姉ちゃん、ここで待っててくれ」

俺は銃を持つと車を後にした。

家に近づいて、双眼鏡で確認をする。カーテンが引かれた窓には何も映っていない。

地主の家らしく、広い。庭も明るくなっている。裏側からアプローチすることを決めた。家の裏側に身をかがめながら走っていく。高く張り巡らされた塀の上には有刺鉄線が張られている。有刺鉄線を一瞥する。金属の支えに取り付けられて、うなり音はしない。電流は流れていない。弾帯からレザーマンを取り出すと切断をした。懸垂して塀によじ登り、速やかに降りる。着地時に少し音がした。ただ、気づかれた様子はない。裏口に近づく。鍵は閉まっている。紙おむつから取り出したポリマーと、シリンジに入れた王水ウェストバッグから出す。ポリマーを鍵穴に詰め込むと王水を注ぎ込んだ。鍵を溶かして破壊する方法で、溶解破錠という方法だ。しばらく待つ。俺にはこの時間無限にも思えた。

十分に溶けたところで、鍵穴にマイナスドライバーを突っ込んで回す。さしたる抵抗なく回った。銃をかまえながらドアを静かに、しかし素早く開ける。クリア、だれもいない。明かりはついているが。きれいにかたついたキッチンだった。正面にドアが二つ、右と左にある。

家の外観を思い出しながら、右側がリビングの可能性が高いと思い右側を銃を構えながら素早く開ける。照明がなく暗い。ただ、人の気配が無い。FLIRを左目に落とす。人は明らかに居ない。キッチンに戻るともう一つの左側のドアにアプローチする。廊下だった。やはり誰もいない。一階のドアをひとつづつアプローチクリアする。誰もいない。

廊下階段がある。上階の廊下は明かりがついている。音をたてないように素早く階段を上る。廊下に沿って、ひとつづつ部屋をクリアしていく。書斎、物置、客間… 突き当りの部屋まで来た。

聞き耳を立てる。音はしない。同じ要領で銃を構えながら素早くドアを開ける。そいつは、そこに居た。うずらと一緒に。

「おっと、動くなよ」

奴はうずらを脇に抱いて拳銃、おそらく38splのリボルバーを突きつけながら言った。

「お前が銃を持って脱走したってニュースは見たよ。で、復讐に来るというのも予想していた。神主のジジィには俺も言ったんだけどな、聞きゃしなかった。もう、殺ったのか?」

「ああ、殺したよ」

俺は銃をつきつけながら、答えた。うずらは一言も言わず、震えていた。

「うずらもかわいそうだよなぁ… せっかく、俺に嫁いで家族を食わせられるっていうのに、このバカに何もかも無茶苦茶にされてなぁ…」

うずらがぎゅっと目をつぶった。

「まぁ、いい。俺も死にたくないからな。この女はくれてやるから、とっとと出てけ」

「それで済むとでも?」

「済ませてもらわなきゃ困る。お前さんのせいで儀式も村も、俺ら一族も破滅だ。ただ、俺は資産をうっぱらえばあとは遊んで暮らせるぐらいの金にはなる。面倒な親族はお前が皆殺しにしてくれたから相続もあるしな」

「嫌だと言ったら?」

「オハシラ様を殺す」

奴の目は真剣だった。どうしようもないクソ野郎ではあるが、嗅覚の鋭い顔だった。

「わかった。要求を呑む。どうしたらいい?」

「銃を置いてこちらに蹴るんだ」

「先にうずらだ」

「分かった、うずらが半分まで行ったらやれ。やらなきゃ打ち殺すからな」

奴はうずらを離すと、顎でしゃくって俺の方に行くよう促した。うずらが歩いて来るのを確認しながら銃を床に置き、蹴り飛ばす。が、64は重くちょうど奴と俺の中間あたりに止まった。奴は床からこちらに目を向けると言った。

「よし、じゃぁ、死ね

俺は、走り出していた。奴が床から目を上げる瞬間にはもう、動き出していた。うずらを撥ね飛ばす。奴が発砲する。俺に向かって弾が飛んでくる。俺は体を捻じ曲げる。左の二の腕に弾がめり込む感触がする。熱い。焼けるように熱い。そのまま、奴にタックルする。

「ぐあっ」

ベルからナイフを取り出す。サムスタッドに親指をかけて開く。奴の首にねじりこむ。左腕は熱い。奴は目をこれでもかと開き、口をパクパクさせている。首から血が噴出する。奴の右手の拳銃を胴体で抑え込む。

「これが4年間の成果だ。うずらを、姉ちゃんを護れなかった俺じゃない」

奴はそのまま絶命した。

俺はうずらを右腕に抱きながら、車へと戻った。うずらは途中何も言わなかった。

「お姉さん…」

「…うずらちゃん…ヒロト… よかった、無事で…」

うずらは目に涙を貯めていた。

「うずら、悪かったな。迎えに来るのが遅くなって」

「ううん、そんなことない。生きてヒロトに会えてよかった。ずっと、私待ってた。諦めてたけど、諦めきれなかった。でも、家のことや村のことを考えて諦めようとしていた」

「もう、村も儀式もすべて無くなるよ」

俺は満足していた。忌々しい村も、忌々しい儀式も、忌々しい連中も、すべて居なくなった。あとは、俺がすべてにケリをつけるだけだ。

俺は自分の腕に止血処置をすると、後ろのバッグを漁った。分厚い封筒が出てきた。

「じゃぁ、姉ちゃん。さっきのお願いの件だけど、大丈夫かな?」

姉に封筒を渡す。

「500万入ってる。4年間じゃこれだけしか貯められなかったよ。少ないけど、これを当座の生活資金にしてくれ」

「…ヒロトはどうするの…」

「さっき言ったとおり。ケリをつけてくる」

うずらが割って入ってきた。

「ケリをつけるって何!! ヒロト!!」

「俺は殺しすぎた。捕まればPermalink | 記事への反応(1) | 01:37

2013-10-28

http://anond.hatelabo.jp/20131028150205

元増田です。

キッチンは基本的に店長が回していたので、アルバイト包丁を持つことは少なかったんですよ。

お客さんが地鶏地鶏って言うので、てっきり私たち地鶏かと。

2013-10-25

http://anond.hatelabo.jp/20131024212549

ズワイガニ殆ど手を汚さずに食べられる。

ただし、爪と腹の身は残念ながら手が汚れるのでそれは蟹好きの人にあげよう。

食べ方。

まず事前に足は落としておく。

足の根元を口に含み、一番先の関節を折る。

するとストロー状になり、吸うとカニの足の中のツユをいただける。ウマー

次に一番太い足の関節近く、殻の柔らかい部分にキッチンバサミで縦に軽く

切り込みを入れる。

そしてその切れ込みを折って引き抜くと身がずーっと出てくるので喰らう。ウマー

次に、真ん中の関節を折って引き抜くと、真ん中のちょっとした足の肉が出てくるので喰らう。ウマー

この肉は運が悪いと出ないので、その場合噛んでユツだけいただく。ウマー

最後最初に折った先の関節よりちょっと隣を折って引き抜くとちっちゃい身がずーっと出てくるので喰らう。ウマー

わかりづらかったかも知れないが、ともかくズワイガニの足は折って2つに分けると先っちょ側に身が全部ついてくるので

それが分かっていればキレイに食べられるよ。

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