はてブをリングサイドとして、2013年買ってよかったもの合戦が始まった。
後出しのほうが、質は上がっていくだろうから(例えば使っている写真を張るとか)
今あえて最底辺から苦言を呈する。
ブロガーたるもの無知蒙昧な衆愚を啓蒙する高い志を持ってもらいたいからだ。
今よりも高い水準を要求して余りある能力をお持ちだと信ずるからだ。
これはつまり、我儘というやつだ。
アタリマエのことは省いて欲しい
TIPSは血肉があってこそ
「自動車買ったら世界が変わったよ!やっぱレンタカーともタクシーとも違うな!」
どうだろう。
発言した人間との関係性で反応は異なるだろうが、余程でなければ苦笑いだろう。
もちろん、これが電気自動車であるとか、もっと言えば明治時代に馬車から乗換えた元公卿とかなら判らんでもない。
今あえてルンバを出す価値や、MBAを出す価値が有るだろうか。
アタリマエのことの集合体が意味を持つTwitterのさえずりとは違うだろう。
一つ一つのさえずりは小さくとも、バルスの大合唱は世界を揺るがす。
しかし、ブロガーは合唱団の一員ではなく、孤高の演奏家だろう。
大衆に紛れて声を上げる煽動者ではなく、先導者であって欲しい。
余程のことがなければ、それはそっと追記すれば良いだけだ。
そもそもコンナ偉そうなことを書く価値があると感じたのは、このブコメだ。
現物の写真を撮ってるのに他のサイトとかぶってるという指摘すごいなー。独自性を出すためにチョイスを変えるとか本末転倒だし、記事書くためにわざわざ別の何かを買ってくれば満足なのかな。
実に鋭い切り口で本質を見せてくれる。鋭すぎて傷の治りが早そうだ。
オレのリストは他人とかぶってるつまり通り一遍のリストだと婉曲的に表現するときに僕も使いたいと思う。
珍奇なものをワザワザ買ってくれば良いのか?という所が凄い。素晴らしい腕をお持ちだ。
なかなか返す刀で「オレはどうせワザワザ買ってこないと他人と被る普通の感性だよ≒オマエはどうなんだよ」とは言えない。
精進したいと思う。
つまり、買ってよかったものリストというのは、その人間を表すものだ。
なかなか買えない高いものを買ったからレビューしてやろう、というのも人間性だ。
安くてちょっとしたものでも生活が変わったならそれをリストに加えて欲しい。
そうすれば「安くてチョットしてものをリストに加える人」なんだと判る。
他人の本棚を覗くような、その人となりを如実に表すバロメーターだ。
TIZEN特集の雑誌が並んでいようとも、Nokiaの仕様書やMeeGo解説書があればその人への評価を改めるだろう。
高くて良い物を買って高いだけあって良かったと叫ぶのは我々で良い。
2013年を総括する、彼にとってこんな1年だったと示して欲しい。
前半Disったように聞こえると本義ではないため、弁明しておこうと思う。
N-Styles(あれっくすさん)のリストは後半流れるように素晴らしい。
人からモノをプレゼントされる人柄、それに引きづられるように泥縄で増えるグッズ、
さすが老舗、(通称)人間がダメになるソファの写真で如何にもなダメさを魅せつけておいて、
Vitantonio マイボトルブレンダーの写真に、テーブルの角のクッションを映し込む感性。
年会費1万円のアメックスゴールドカードに入っても旧料金法人会員プランがお得なのは、
コレこそがあれっくすさんの2013年を振り返り、2014年を感じさせるリストだと言える。
ルンバが見たいのではない、遅刻しないコツからあれっくすさんを観たいのだ。
「床に物を置かなくなる」みたいなのは、Twitterで我々愚民が呟けば良い。
Amazonのリンクを我々が踏むのは、「まとめ」を見たからではない。
購入を通じてブロガーと一つになりたいという
雨後の筍のごとく2013年買ってよかったものリストがまだ出てくるんだろうが、
取り敢えずで書いたそのリストにはそのブロガーそのものが出るぞ。
心せよ、
何が言いたいの?それらの記事にアフィ以外の価値の何があるの?