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2023-05-07

Steam版『Induction』全クリ(全実績解除)記念【●●●●●●】

おかしくなるで。

最終ステージで脳を酷使しすぎて、エンディング後しばらくは頭がぼんやりとしていた。

数十分たってようやく脳が落ち着いてきたので、備忘録として記念に書く。

プレイ時間:約25時間

全実績解除(全ステージクリアして、【●●●●●●】まで達成)

もう2度とやりたくないけど、すげーおもしろかったパズルゲーム

平面パズルの『倉庫番』を立体にして、『Braid』のタイムトラベル要素を加えたゲームが『Induction』、といった感じだ。

1マス単位の細かな動きを要求することはあまりないし、全てのステージが1画面に収まっているけれど、中盤以降は難しかった。

ステージ終盤は日をまたいでクリアしたことも多く、一番苦戦した最終ステージはたぶん4時間くらいを要した。

パズルがうまくいかず奇声を発しそうになったこともあり、夢にまで出てきたこともあり、ゴールデンウィークをかなり費やしてしまったが、クリア後の達成感は大きかったので後悔はしていない。

どのステージギミック数はあまり多くなく、一見してシンプルですぐに解けそうなので、あきらめることな全ステージクリアするまでやってしまった。

『Baba Is You』、『Recursed』はある程度クリアしたところで詰んだままになっているので、それらに比べたら簡単だった。

それでもすごく難しく、『Braid』よりも難しかった。

難易度ステージを経るごとに少しずつ難しくなっているので、たとえ途中で詰んでしまって全クリできなかったとしても、楽しかっただろうことは間違いない。

2023-05-06

組合に入りましょうと修学旅行の話

わざわざ公立学校教員だと名乗ってTwitterでつぶやいている人がまあまあいます

労働条件の話ばかりに終始している人は、

自分自分自分ばっかりでそれと合わない周りやら影やらを呪っていても惨めな気持ちになりませんか。

いやいや、大上段から何か言いたいのではなくて、自戒自分への叱咤意味で書くのですけれど。

仕事苦役祈り

働き始めるとどんな仕事でもそうなのだと思っているのですけれど、自分が日々を行っている仕事苦役よりなのか祈りよりなのかってぼんやりでもわかってくるように思います

公立学校教員って祈りよりで割と濃い目の仕事なんだとわかってきました。

この仕事は、祈りの部分で言うと、目の前のこの人がどのような人になっていくのか寄り添いながら幸を祈ったり、祈った上で最善を尽くせたり、

尽くせず歯がゆい思いをしたり、そんな日々です。それを何かのせいにしたり、誰かのせいにしてしまったり、誰かのせいにした自分を情けなく恥ずかしく思う日々です。

閾値を超える瞬間に立ち会えることが喜びでもあります

苦役なんだとしか思えず、不貞腐れたり、苦役からと居直ったりしている人からは何か学びたいと思う人は少なく思います

そのため、陰では汚物みたいに扱われたり、避けられたりするのをよく目にしてきました。度がすぎると卒業式終了後に保護者に怒鳴り込まれたりしていました。

その怒鳴り込まれた本人は強がってましたが、職場の同僚からも好かれてはなかったようで、より一層惨めな人だなあと思っていました。

自分がそうなると、ただただ悲しいです。そこでキレ散らかしたとて何か事態が良い風に変わるわけではありません。

自身自尊心お化けの言いなりになるのではなく、自分の原点を見つめませんか。


労働条件整備は組合青年部ではなくなった人たちに任せる

労働条件整備については、組合の中堅以上(青年部でなくなったあたり以上の人たち)に任せるのが肝要だと思います

自分がその順番になって初めて先輩からバトンを受け取ればいいのだと思っています

私たち現場労働条件が良くなるかどうかは、勤務校の管理職自治体教育委員会で決まることが多くその鍵を握っているのが組合です。

入ってない人は、組合に入った方がいいですよ。組合費かかりますけれど、必要お金なのかなと折り合いをつけています

入ってないのに労働条件について何のかんの不満を垂れたり、全世界に発信してもあなたの目の前の労働環境は変わらんです。

組合は確かにイデオロギーの癖が強く、何言ってんだろこの人たちと面食らうこともあります

でも、組合があるから労働条件が長い変遷を経ながら向上してきた側面はあります

学者先生やら活動家なのかって人たちもいる

組合の出入り(お抱え?)の学者もいて、労働条件については、声をあげてくれています

組合の中での活動員の活動的に、twitter上で労働条件のことをイキリ散らかしているのならば、お勤めご苦労様です。ありがとうございます

そうでもない非組合未成年がやっているウラ垢的にイキリ散らかしているのなら、慎みましょう。

保護者児童生徒はイキリ散らかしてるの見てるし、そこからトラブルを招きます

デジタルタトゥーになっても構わないようなつぶやきを心がけましょう。

この投稿を書こうと思ったのは先日、少し話題となった修学旅行費高いのツイートです。

修学旅行見積もりについては、私は数社見積もりを依頼して業者を選定しています

数社投げても半分くらいは音信不通です。年々ゆるやかに回答が苦しくなり渋くなってもいます

業者さんの方に旨みがないし、抱えるリスクの方が年々大きくなっているのだという話は中にいて聞くことがあります

おそらく件の学校も同じ手順は踏んでいることと思います

旅行会社の方を詰めるというよりもどうしても納得いかないのであれば、自身に縁のある地元議員さんに陳状にいく案件だと思います

私が属する自治体では、全額を負担されているご家庭は少ない印象です。

自治体から補助が出るご家庭も多いです。どうしても、経済的負担が難しければ自治体相談しても良いのかもしれません。

おそらく件のツイートの方も、

もしこの前のバレンタインジャンボで1等当選していれば業者を詰めようという思いに駆られたり、

世界に発信してこのおかしさを糾してやろうなどどいう思いに駆られることはなかったでしょう。

もし、そうなのであれば、地道にゆかりのある地元議員さんに陳状に通ってください。

労働条件が悪いからと不平を言ったり、そっち(保護者サイド)がいちゃもんつけるなら止めましょうと

イキり散らかしているアカウント結構ありました。

その中を覗いていると、修学旅行について業務的な視点しか語らない人ばかりで、

修学旅行の意義を真摯門外漢の人に自分言葉で話している人がいなくて残念でした。

私は修学旅行教師が意義をブレずに持つことが大切だと感じながら日々を過ごしています

この意義は自分の中でブレずに持っていないといけなくて持っていて、

自分がブレないものであれば何でもいいと思います。でも、持ってないとダメです。

それを持った上でどのように一つ一つの体験活動を教材化するかです。

自分自分自分ばっかり

このあたりを教えてくれる先輩がいないまま権利権利、〇〇ハラスメント〇〇ハラスメントと真顔で言っている人は、

本当に不幸な日々だと思います

生徒や保護者目線であれば「旅行代高え、金ねえよそんなに」「ですよねー」で構いませんが

教師であればそれしか言葉を持っていないとなると日々が辛かろうなあと思います

教育効果ガーやらエビデンスガーみたいなのは

公立学校教員としては「ハイハイ意識が高くて本当に素晴らしいですね」でいいです。

そんなのは現場からほど遠いお役人現場を知らないどこかの大学教授が己の欲望を叶えるために勝手にやってくれます

大事なことは目の前のこの児童生徒にしてやれることが本当に少ない惨めさを噛み締めながら前に進もうとすることと

この人のことで自分は真に祈ることができるかどうかです。

そして、この仕事とそれ以外の折り合いのつけ方です。育児がんばります

anond:20230503223218

そういえばそうだな。猫の進化ものすごいことになってるよな。

1980年代

車をつねに攻撃

2000年代

車を避けつつもすきを狙ってる

2020年代

車が通り過ぎるまでぼんやりまってる

2023-05-01

気圧ごとき

低気圧も上昇気圧もダメ

眠くてダルい。何より思考が鬱に近くなる。

全てのことに意味を感じられず、息をすることすらダルい

ぼんやりする。

何もする気が起きないのでダラダラとどうでもいい情報スマホで見ている。見ながら、本当にくだらないな、どうでもいいな、関係ない、と思い続ける。

そんな時間を過ごしたくない。

早く身体を起こしてリングフィットでもやった方がまだマシなんだけど、どうしてもどうしても無理。

うっすら耳鳴りがし続けている。

しんどい

元気な日って365日中何日あるんだろうか?

気圧ごときに打ち勝てず、無意味時間が流れていく。

AIは早くこういう症状を一瞬で治す術を見つけ出すとか、そういう方向に進化してほしい。

35歳無職貯金20万円が、10年後大手IT企業正社員貯金1,000万円になった

結論しかしそこには何もない。

氷河期世代オタク。男。新卒就活に失敗してブラック企業に入ってしま精神を病んだ。

地下鉄の駅ホームに立っていたとき無性に線路飛び込みたい衝動に気づいて、1年で辞めた。

以来、バイト派遣失業保険で食いつなぐ日々が続いた。

オタ活が楽しかったし、世の中は厳しいし、やりたい仕事なんてなかったし、それでいい、というかそれとしかないと思っていた。

いつか野垂れ死だけれども、仕方ないよね。と。

35歳になった。オタ活がまったく楽しく感じない自分に気づいた。アニメ漫画ゲーム音楽もいつもと変わらず、すばらしい。

けれども、何故かそれを楽しいと感じる自分がいなくなってしまった。

あんなに情熱を傾けていた、ライフワークかもと思っていた同人活動も、なんだかどうでも良くなっていた。

オタクでなくなった自分は巨大な虚のようだと思った。自分人生、終わったと思った。

自分人生は終わったのに、命は続いている、おかしい。でもこれを受け入れなくてはならない。なら受け入れよう。

私は転職エージェント登録した。しかも4社。同日に。2ヶ月以内に就職する。心に決めて就活に入った。

転職エージェントはおそろしい。登録した翌日からケータイ電話連絡が来る。面談しましょう。会社に行く。

「何でもいいか就職したい、業種も年収考慮しない」

そう告げると担当者は、束になった求職票を私に渡していった。

「ひとまずこのなかで気になったところにエントリシートを送付してみましょうか。」

こんなに就職先はあるものなのか。これが4社立て続けにあった。

合計100社近くにエントリーシートを一気に送付してもらうことにした。

すると送付して3日と経たずに連絡してきたところがあった。

誰もが知っている有名なIT企業からだった。

条件は高待遇場所都内一等地。ここは受かるまいと思った。

しかし、運否天賦というものか、わたしはそこに就職することになった。

転職活動して1ヶ月も経たない頃だった。

おそらくの決め手は、面接の場に持参した自分同人誌だったと思う。

人事部長と最初に配属された部長がそれに食らいついた。

結果、私はすっかり社会に取り込まれた。

やることがないのだから仕事をすればいいのだ。ただ淡々仕事をした。

ホワイト企業仕事スムーズだ。周りがみんな頭が良く、ロジック正義なので理不尽なことは言わない。

36協定無視した残業も強いられない。

言われたことを、言われたことのほん少し上のレベルでこなすだけで、どんどん実績と評価はあがる。

給料は順調に上がり、貯金はどんどん溜まった。

就職して2年ほど経過した頃に、気まぐれで埼玉中古戸建も購入した。ローンは6年で返済した。

気まぐれで外貨預金NISAもはじめた。これも今のところうまくいっている。

そして、4月末、預金通帳の残高が1,000万円を超えていることに気づいた。

しかし、巨大な虚のような自分というのは、10年前のあの頃と何も変わらない。

まり自分人生は、いまだ終わったままなのだ

ただこのまま無限に与えられ続ける仕事をこなし、通帳の残高が増え続けるだけの日々を送るのかと思うと、暗澹たる気持ちになる。

ぼんやりとした虚しさをずっと抱えて、このまま生きていくのだろうか。

こんな不景気な世の中で恵まれ立場愚痴というのは百も承知のうえだが、なんとなく書きたかったのでここに書く。

anond:20230430235544

カットソーなぁ…

以前マツコの番組でいろんなメーカーの白Tシャツばっかり集めてる人をやってたけど、あの中のどれかに自分に似合うカットソーがあるのかなぁ、とぼんやり思ったことを思い出した。

2023-04-28

anond:20230428081040

ワイは宗教哲学福祉・一次産業をやっているヤツを除いて『生かされている』って考え方を持つ1020代たことない

 

人間自然の一部であり、自分を取り巻く多くの人達のおかげ、天地自然のおかげ、この地球上に生きる他の多くの命のおかげ、

無いよなぁ

ちゃん哲学かには興味はないがスピリチュアル家系的に親和性が高かった

自分小学校4年くらいの時に神様っていると思うかと尋ねると、

 

特定宗教信仰しておらず、強いて言えば先祖崇拝だが、生かされていると感じることがあるので神はいると思う。

 年を重ねれば重ねるほど生かされていると感じることが多くなっている』と言っていた

 

その時は生かされているの意味がよくわからなかったが、母ちゃん言葉の通り、

年を重ねれば重ねるほど、『死んでも不思議じゃなかったのによく生きてたな』とか『自分ラッキーだったんだな』とか

生かされているなぁと感じることが多くなった

 

生かされているだと妙にヒロイックというか厨二なので『たまたま生きてるんだなぁ』と置き換えてもいい

あと、たまたまから漏れしまった人の代わりに、他人に親切するとか、助けるとか、役に立つものを作るとか、身近な人を大事にするとか、

環境がどうたらというのにコミットした方がええんか・・・?とは割と思う。どれも出来ていないのでぼんやり罪悪感もある

https://anond.hatelabo.jp/20220516055518#

2023-04-27

anond:20230427192412

私が求めているのは平等であって自由ではないので、「未成年という設定の空想キャラクター」なんかよりも「生きた人格のある実在の成人」のほうがよほど「生きた人格のある実在児童」に近い存在であることを認めて、「生きた人格のある実在人間」を性的に見てはいけないという建前を守るために対人性愛とその文化ジェンダーや"ふるまい"といったもの子供たちの目に触れないようきちんと規制した後であれば、空想キャラクター性的対象とする文化についてもある程度の自粛はやぶさかではないよ。

まず対人セックス禁止されるのであれば、空想ポルノ表現にある程度の規制があっても仕方ないと思う。

まずジェンダーレスでない服を着て外を歩く行為禁止されるのであれば、ジェンダーレスでないキャラクターを描くことにもある程度の規制があっても仕方ないと思う。

まず対人性愛者たちが、対人セックスを行うたびに「今この瞬間のこの行為が、差別暴力増長させている側面もあるんだよな」と反省し続けるのであれば、「空想ポルノ表現差別暴力増長させている可能性もなくはないな」とぼんやり心にとどめておいてもいいかなと思う。

まずジェンダーレスでない服を着て外を歩くたびに「今この瞬間のこの行為が、差別暴力増長させている側面もあるんだよな」と反省し続けるのであれば、「ジェンダーレスでないキャラクターを描くことが差別暴力増長させている可能性もなくはないな」とぼんやり心にとどめておいてもいいかなと思う。

こういうことだよね。

2023-04-26

辛い気持ちになったのでマフラーで首を強めに縛り散歩してきた

のどの当たりがきついなあ

生命を感じるなあ

誤解されたままだと嫌だなあ

もっとうまくやれたのになあ

そうぼんやりと思いながらコンビニに寄る

レジ必要かと聞かれて変な声で応答した

いたたまれない気持ちになってマフラーを締め直しながら後半の道を歩いた

2023-04-24

定年過ぎた親父が色気づき始めて気まずい

 タイトルの通り、親父が色気づき始めた。息子の俺より年下の女の子と知り合ってから

 きっかけは親父が趣味でよく通ってた映画館ワーカホリックな親父がよく仕事帰りにレイトショーを見に行ってたところ、そこのレジ打ちバイト女の子に覚えられてよく声をかけてもらってたらしい。

 でもこの3月おしまい(就職するから)だってことを教えてもらった親父が、まぁもう会わないしと就職祝に何か(名刺入れだったか印鑑入れだったか)を渡したところ、就職先の業界が偶然にも親父の仕事と一緒だと判明し、それきっかけで連絡先交換。マジかよ。

 で、また色々と話したときにその子就職先にブラックのケを感じて心配になった親父が飯の場を設けて、詳しく話聞いたら何か更に縁があったらしい。その子就職先が親父の昔の職場とか、まぁそんな感じ。とにかく、本当にすこぶる偶然たまたま縁ができて、ちょろちょろ連絡とってるみたい。

 俺もその話聞いたときはすげぇ偶然もあるもんだと思って、まぁ若干心配になって又聞きしたその子の話を調べてみたけど、別に嘘は言ってなさそうなんだよな。本当に偶然気が合って偶然友達になってるみたいな感じ。いいことだと思ったよ。就職して俺が実家からいなくなってから寂しそうにしてたし、友達が増えるなら悪いことじゃないって。

 でも、かれこれウン十年仕事一筋でろくに見目も気にしてなかった父親から年末に帰ってきたとき着てた服はどこで買ったんだ」って聞かれると、ちょっと気まずいよ。

 そっか……気にするようになったんだ…………いや別にブランド教えるのはいいんだけど、これ普通に若者向けだから年相応かというとちょっと微妙かもだけど…………そうか…………。

 いや、うち夫婦仲がいいわけじゃないし、正直母さんはだいぶクソなので、何で離婚しないんだろうって家出ときから思ってたしさ。生活に彩りが出るならいいんだよ別に。俺も年末に親父と映画館行ったときに会ったんだけど悪い子じゃなさそうだし、まぁちょっとでも小綺麗にするきっかけになったなら全然さ。

 でも何だろう、この気まずさは。夜とかぼんやりしてるとふと思い出して胸がごろごろする。俺がこの前盛大に振られたばっかだからドラマばりに運命力引いて甘酸っぱいことしてる親父をやっかんでんのかな……。

なんかずっと寒気とのぼせとぼんやりとした頭痛一歩手前ぐらいの症状 うーん、こんなに典型的生理関連の症状あるかね

2023-04-22

anond:20230421170206

まずあんたがこれまで読んだものでそれにあてはまるものを教えてくれよ

いまいちぼんやりしてて求めてるもんがわかんねーんだよ

2023-04-21

弱女なのに結婚する気が起きない

スペック

31

デブ

精神障害持ち

一人暮らし正社員

理解ある実家がいる(お金持ちではない)

結婚をした方が良いんじゃないか、でもあんまりしたくない 弱女なのに という気持ちをまとめる。

1.結婚生活ポジティブイメージが沸かない

  両親が不仲だったので「結婚生活」に良いイメージが持てないままこの年齢になった。

 束縛されたり、嫌なことがあってもひたすら我慢しなければいけないイメージがある。

 そうなるかならないか自分(と相手)次第なのは知っているが、

 「キリンは首が長い」のレベルで「夫婦はそんなに幸せじゃない」と思い込んでいる。

 叔父離婚歴があり独身で、生育環境に「良い夫婦」のロールモデルがなかった。

 友達夫婦のことは羨ましいなーってぼんやり思うけど、自分のことになるとポジティブイメージが浮かばない。

2. 自分生活を人に委ねることが怖い

 主に経済的意味専業主婦とかマジで無理。他人の世話になることを異様に恐れている。

 じゃあ働けば良いじゃないって話なんだけど、スペックにも書いた通り精神障害を持っているので

 正社員じゃない時期とか、症状が悪化して動けない時期が絶対来る。

 そのとき自分の夫に「養ってもらって申し訳ない」という気持ちでいっぱいになっちゃう気がする。

 あと症状が大爆発している状態を夫に見られるのが怖い。

 お風呂も片付けもできなくて会話もしないで、ただベッドで仰向けになってる女を養うメリット提供できる自信がない。

 人を信頼できないのかな? 既婚メンヘラってそういうところどう折り合いつけて結婚したの?

 自治体支援とかは使うと思う。夫個人ではなく「公」というなんか実体無い感じだし。

 あと専業主婦を見下しているわけじゃない。むしろちゃんと頼ることができる健康精神状態が羨ましい。

3.シンプルに一人が好き

 一人行動が一番落ち着く。家でも一人で静かにしている。

 理解ある実家(母)も、一緒に住むとダメになると思う。

 一応「遊ぼう」ってLINEしたら近々予定が決まるくらいの友人はいる。

 完全に外部を遮断しているわけでもなく、でも一人の時間はしっかり取れる今の環境が穏やか。

 

 彼氏20代後半に一人だけいたが、私が放っておきすぎた+セックスできなかったので1年で別れた。

 彼氏も鬱陶しいなと思うシチュエーションがあったので、本当に他人といるのが向いていなかったかもしれない。

 病状悪化させたときに一切会わなかったし。

4.子どもを産みたくない

 私の精神障害遺伝性であるとされている。

 精神障害の母に育てられる環境は良い環境ではないと思う。

 私と同じ病気を、大事子ども発症したら辛くて耐えられない。

 子どもは可愛くて面白いから大好きなんだけど、それは諦めた。

幸か不幸か、きょうだいもいとこもいない。

祖母叔父と母しか家族がいないので、全員送ったらあとは私一人の面倒を見て終わり。

こんなこと書いてるけど多分35歳くらいになって後悔してそのまま病状悪化させるんだろうなー

なんかまた変な病気発症して街の名物おばさんになって、通行人怒鳴りつけたりしてアパートで腐って死ぬのかも

「ひとりでしにたい」読んでても彼氏できたところで読むのやめた


弱女の皆さん 良い週末を

anond:20230421130925

ようこそ。

中年独身男性が受けていた視線世界へ。

なおあなたは「無産様」って言葉死ぬほど傷ついてるみたいだけど、

(そしてそれをまた攻撃してくる「弱者男性」のせいだと思いたいみたいだけど)

男で同じ立場のやつを指す言葉は「チー牛」だの「金のないキモいおっさん」だのだよ。

誰も慰めないし、助けないし、気にもしない。それでいて攻撃はされる。

仕事にも私生活にも自尊心なんか持てないし、うすぼんやり死ぬことを考えながら生きてる。

中年男性が一番自殺するのも納得だよね。

そういう層へようこそ。ようこそ。

2023-04-19

anond:20230419203417

私が求めているのは平等であって自由ではないので、「未成年という設定の空想キャラクター」なんかよりも「生きた人格のある実在の成人」のほうがよほど「生きた人格のある実在児童」に近い存在であることを認めて、「生きた人格のある実在人間」を性的に見てはいけないという建前を守るために対人性愛とその文化ジェンダーや"ふるまい"といったもの子供たちの目に触れないようきちんと規制した後であれば、空想キャラクター性的対象とする文化についてもある程度の自粛はやぶさかではないよ。

まず対人セックス禁止されるのであれば、空想ポルノ表現にある程度の規制があっても仕方ないと思う。

まずジェンダーレスでない服を着て外を歩く行為禁止されるのであれば、ジェンダーレスでないキャラクターを描くことにもある程度の規制があっても仕方ないと思う。

まず対人性愛者たちが、対人セックスを行うたびに「今この瞬間のこの行為が、差別暴力増長させている側面もあるんだよな」と反省し続けるのであれば、「空想ポルノ表現差別暴力増長させている可能性もなくはないな」とぼんやり心にとどめておいてもいいかなと思う。

まずジェンダーレスでない服を着て外を歩くたびに「今この瞬間のこの行為が、差別暴力増長させている側面もあるんだよな」と反省し続けるのであれば、「ジェンダーレスでないキャラクターを描くことが差別暴力増長させている可能性もなくはないな」とぼんやり心にとどめておいてもいいかなと思う。

スズメヒナが落ちてきたので保護した時の話(※ハッピーエンド

2016年5月8日の昼ごろ、我が家の裏手にスズメヒナが2羽落ちてきた。隣の家の軒下にでも営巣してたんだろう。

うち1羽は成熟しており「巣立ち」の最中なのか余裕があって、しばらくすると自力で飛び立っていったが、もう1羽はまだ羽も生えそろっておらず、飛行もジャンプもできない様子。ういのキッチン横の室外機の下に自主的避難し、縮こまって親を呼んでいた。ネットで軽く調べてみると、スズメヒナは巣から落ちるのが普通で、落ちたら落ちたで、その落ちた先で親は育児を続けるらしい。まわりを探してみると、両親と思われるスズメがとなりの家の屋根の上から見下ろしており、ヒナとさかんに鳴き交わしていたので、そこに退避したことには気づいているらしい。きっとその場で育児を続けるだろうと思い放置。ちなみに巣立ちヒナのほうは気づいたらいなくなっていた。飛べるので、もう親離れしたのか、あるいは両親が別の場所で世話し始めたのか。

夕方が過ぎ、そして夜になるが、両親はヒナから離れていってしまった。人間を警戒して、室外機の下に入り込めなかったのだろうか。小さな箱に布を詰めて、その中にヒナを移動させ、上から視える位置に移動させるが、結局ダメ。落下してから時間くらいが経ち、エサも貰えず、気温の低下で体温も下がり、ヒナはどんどん弱っていった。

母は助けてやりたいと言うが、私はこれが野生の摂理から仕方ないよ、と首を振った。夕食後、ひとりでヒナを見に行ったが、死んでたら埋めてやろうくらいにしか思っていなかった。

ヒナは箱のなかで横倒しになり、目を閉じ、脚をぴくぴくと痙攣させていた。もうだめだ、あと数分で死ぬな、と思ったそのときヒナが私の気配を察して口を開けた。なにか食わせてくれ、という風だった。私はショックを受けた。「助けて」と懇願された気がした。

今考えたら「じゃあ気取ってないで最初から助けろ」と思うのだが、その瞬間、私の心に「守ってやらなきゃ」という炎が燃え上がった。ほぼ衝動的に、ヒナを抱えて家の中に入り、玄関避難。まず40度ほどのぬるいお湯を注射器で与えてみた。誰かが自分を助けようとしていることに気づいたのか、声が出ないほど衰弱しきっているのに「ピイ」と鳴いてくちばしを開く姿に涙が出た。ぬるいお湯を与えたあと、足温器タンから引っ張り出してきて電源をつけ、その中にヒナを突っ込んだ。たまに水を舐めさせ、足温器で暖めながらじっと見守っていると、30分ほどして突然目を開き、大音量で鳴き始めた。体温が上がったこと、水を飲んだことで体力が戻ったらしい。その後、私は夜通しヒナに寄り添い、砂糖水を飲ませたり、きな粉を混ぜた卵の黄身(なんかググったら出てきた)などを与えて、なんとか夜を越させた。相手人間だと分かっているようだが、平気でエサをねだってくるし、注射器相手にもくちばしを開いてくれた。

9日、日の出とともに親鳥と思われる2羽がウチのまわりを飛んでいた。目の細かい籠に足温器ごとヒナを入れ、昨日ヒナが落ちていたあたりに置いてみると、2羽はヒナの声を頼りに右往左往し始め、やがてヒナ位置確認したのか、虫らしきものを咥えて飛んで来るようになった。給餌をしてくれているらしい。昼ごろ、何かあった時のために、スズメ用のエサの市販品と、鳥類に給餌するための道具を買ってきた。やっと一安心といったところだが、午後から雨が降り始めた。ヒナ足温器が濡れるといけないのでダンボールで覆う。ところが、雨のせいか、あるいはダンボールのせいか、親鳥は給餌をやめ、立ち去ってしまい、結局夕方以降、ヒナはエサを貰えなかったようだった。

足温器に入っているとはいえ、外は寒いので、中に入れてやることにした。結局この日の夜も、私は夜通しヒナを見守ることになった。ただ、ヒナ本能的に夜は眠るので、特に何もしないで寝かせてやればいいらしいのだが、ネット情報に惑わされて、ヒナを叩き起こしてエサ(買ってきた擂餌)を無理やり食わせたりしていた。このときヒナは既に人間への警戒心を思い出しており、私たちからエサを差し出されても、お腹は減っているだろうにあまり食べてくれなかった。差し出される注射器から後ずさって逃げて、イヤイヤと首をふるのがとてもカワイイ

当時、私は就職活動中で、この日の夕方に今働いている会社から内定をもらったのだが、スズメのことで頭がいっぱいで全然喜ぶどころじゃなかった。

10日、天気はくもり。夜明け前ヒナが腹減ったと主張し始めたので、擂餌と砂糖水をちょっとだけやり、そのあと外に出した。日の出と同時に親鳥が飛んできたが、ヒナはさっきので腹が膨れたのか、あるいは寝ぼけてるのか、親の呼びかけに返事をしない。少し焦ったが、しばらくするとちゃんとエサをねだり始め、両親の給餌が始まった。片親が屋根の上で周囲を見張り、もう片方がエサを取ってきて与える、という役割分担が美しい。

朝10時頃にハプニングがあった。近所の野良ネコヒナを見つけたのだ。母が気づいて、外に出て追い払った。その野良ネコはよく見かける子で、すごく人懐っこく、近所の夫婦に世話を焼かれているので野鳥なんぞ食わんだろうが、ちょっと怖い。ヒナに対して敵意はなく、単に箱を覗き込んでいただけだったようだが(追い払ってごめんね)、とにかく地上にヒナを置くのは、野良から守れず危ないという結論になった。

そして、ヒナ引っ越しを決行。親鳥が見守る中、箱ごと持ち上げて2階のベランダへ。ベランダの壁際の室外機の上に乗せた。ここならヒサシがあって雨も防げて、ネコも来れないし完璧じゃん!と思ったが、引っ越しが済んだ昼から夕方まで、親鳥は遠くからヒナを見つめるだけだった。さすがに窓際は人間が怖く、近寄れなかったようだ。日の入り前、片親がギーギーと大声で威嚇音を鳴らして人間牽制し、もう片方の親がエサを持ってヒナに近寄ろうとにじりよっていたが、やっぱり無理、怖い!という感じで諦めてしまう。そういうわけで、室外機の上よりもっとベランダの外側にアウトドア用の机を置き、その上にヒナを移動させたが、両親はそれを見届けたかどうか分からないうちに姿を消してしまった。とても残念だった。暗くなったのでヒナを私の部屋の中へ移動させ、一晩静かに寝かせた。

置き場は本当にベランダでもいいのか?親鳥は明日ヒナを見つけてくれるか?明日の天気はけっこう酷いけど大丈夫だろうか……など色々と心配事が重なってとても辛かった。私と同じ部屋で眠るヒナは、不安になるほど静かに眠っていた。

11日、天気は一日中雨という予報だったが運良く外れ、朝のみの降雨となった。しか低気圧のアレで風が強く、人間でも怯えるような突風が朝から晩まで吹き続けた。こんな天気だとヒナは外に出しづらいし、親鳥も来てくれないんじゃないか心配したが、親鳥は変わらず日の出と共にやってきた。風に煽られ、雨に濡れてもお構いなし。

さてヒナだが、足温器ごと外に出すと突風で吹っ飛ばされそうで、傘とかダンボールとか、いろいろ策を考えたが、レインコートをキツめに足温器に巻いて、ガムテープを駆使して机に固定してみた。親鳥がレインコートに怯えて近寄ってこないのでは……と心配だったが、あっという間に親鳥は欄干まで近寄ってきた。しかし「ヒナの声は聞こえるが、ヒナがどこにいるかからない」というふうに右往左往するので、少し場所をズラしてわかりやす位置に。私の部屋の窓からよく見える位置だが………? 少し経つと、どちらかともなくヒナを見つけ、暴風雨の中の餌付けが始まった。一体どこにいるのか、虫をしっかり見つけてきて与えている。天気こそ酷いが、足温器の中は暖かく風もなく快適で、ヒナ健康のもの、親鳥も献身的で、ネコ心配もない。この日、今までで初めて「誰も家にいない時間」が3時間ほど発生したが、なんのハプニングもなく、親子ともども普通そうだった。雨もやみ、あとは強めの風だけが難点だった。

帰宅後、ベッドで寝っ転がって、親鳥の給餌をぼんやりバードウォッチングしていると、ヒナと片親が、かなり大きな声で鳴き交わし始めた。それはまるで餅つきのように、ピイ、チュン、ピイ、チュンと交互にテンポが良い。ネットで調べると、互いの位置と安否を確認するためのコミュニケーションだと書いてあった。心配になった母が見に来るが、私はそのネット情報を伝えて、会話してるだけだと思うよ、となだめる。

しかし、母が立ち去った十数分後、突然スズメたちが叫び声を上げ、私が見ている中、ベランダの床にカラスが1羽降り立った!いじっていたスマホを放り投げ、窓にとびつき、開いて、怒鳴り声を上げてカラスを追い払う。カラスふわふわと飛んで、すぐ近くの電線の上にとまった。逃げたというより距離をとったという感じで、ベランダからは2メートルも離れていないが、人間では手出しできない位置だ。なんて狡猾な…!と、歯噛みした次の瞬間、親鳥2羽がファンネルのように屋根から飛んできてカラスに襲いかかった。カラスが飛び立つ。するとどこからともなく別のスズメツバメ(近所で育児をしてる別の夫婦たちのようだ)も飛んできて、空中戦がはじまった。カラス遠くへ逃げ、スズメたちはそれを執拗に追いかけて、追い払おうとしている。私はヒナの無事を確認したあと、ベランダで放心していた。あの鳴き交わしは、遠くにいたカラスを警戒するための点呼のようなものだったのだ。そして、私が見ていなかったら、カラスヒナにどこまで近寄っていただろうかと考えると恐ろしかった。カラスもこの時期は子育て中で、スズメヒナは「ごちそう」なんだそうだ。

母が駆けつけたので、事情説明すると、カラスけが必要ではないか、と言う。人間が見張っていれば追い払えるが、ずっと見ていられるわけじゃないし、なにより今週日曜日は家はずっと無人になる。賛成だった。母は手芸が得意なので、雨除けのために用意していたダンボールひとつ持ってきて細工を施し、「巣箱」のようなデザインに仕上げた。中に足温器カゴを入れ、コンセントはそのために開けた穴から外へ通す。もう雨は降ってないのでレインコートはひっぺがした。そして出入り口は上側に。幅5センチくらいの細長い広さにとどめ、スズメは通れるがカラスは通れないようにした。かなりゴツい見た目になってしまったが、両親は受け入れてくれるだろうか、と心配で、2時間ほど窓辺に座って観察。カラス撃退から帰ってきた両親がダンボールを見てギョっとしたが、片親はすんなりと入り口存在気づき、中のヒナの安否を確認した。受け入れてくれたらしい。もう片方は入り口に気づかず、何度か箱のまわりをうろついていたが、しばらくすると気づいてくれた。本当に良かった。これで安心である

日の入り前、それまで見張りと餌探しで手分けしていた両親が、両方とも餌探しを始めた。ヒナが寝る前の食いだめのためだろう。父が庭に撒いた米粒を拾い、ベランダといったりきたり上下運動しながら次々とヒナに与えていく。ヒナは生米は消化できないとネットに書いてあったが、そんなことないのか……? 日が沈むと両親は帰って行き、私はヒナを机ごと部屋の中へ。その晩はチョッカイを出さずに、ずっと眠らせていた。

12日、私が寝坊して夜明けに微妙に間に合わなかったが、慌てて机ごとヒナベランダに出すと、早速両親が給餌を始めた。部屋から観察してみると、両親とも巣箱に慣れ、給餌以外の用事でも箱のなかに入り、ヒナの世話を焼くほどになっていた。何度かカラスが近所に現れたが、そういうときは両親とも餌探しをやめ、巣箱に背を向けて欄干に並んで立つのがかっこよかった。

この日は天気がとってもよく初夏並に暑かったので、日中足温器をOFFにしていた。まったく問題が無さそうだったので、私は巣箱ガン無視普通勉強していたのだが、1時頃、突然様子がおかしくなり、窓の外を覗き込む。欄干に3羽のスズメが止まっていた。は?と呆然しかも穏やかじゃない雰囲気ベランダに飛び出すと、2羽は右隣の家の屋根に、1羽は電線に飛び退った。2羽のほうが両親だろうが、あの1羽はなんなの?

1雇われベビーシッター 2親戚 3両親が世話してる他の子供 4この界隈で子育てしてる友人 5赤の他人(縄張り争いに来た) とかそこらへん? 昼ごろからゲーゲー鳴いてたし、縄張りいかもしれない、と思った。巣箱を覗き込むと、ヒナと目が合い、ヒナが怯えて後ずさったが、元気そうだ。とりあえず部屋の中へ戻り、心配で巣箱を眺めていると、両親が来なくなった。たまに飛来しても、穏やかじゃない雰囲気道路に出てみて、家を遠巻きに眺めても誰もいない。育児放棄? 縄張り争いで追い出された? とか色々考えるが答えは出ない。それから時間ほど窓辺で観察していたが、

・青虫を咥えた親鳥がやってきて、箱のなかのヒナが鳴くが、なぜか親鳥は餌付けせず、咥えたまま箱から出てきて困り顔で飛び立つ(2回)

・エサを咥えていないスズメがやってきて、欄干を歩きまわって立ち去る

スズメが欄干にとまってカチカチと警戒音を鳴らし、アウトドアテーブルの中を歩きまわって隅々までチェック

・巣箱の上に立ってダンボールをつつき、ぐるぐると歩きまわる。そこにもう1羽のスズメがやってきて、威嚇音とともに飛び立つ

など、不可解な行動が続いてますます混乱。登場人物が親鳥だけなのか、それとも他のスズメが混じっているのか、さっぱり分からない(見分けがつかない)。

ヒナの安否を確認しに行くと、足温器の端っこの端っこで布にくるまって縮こまっていた。怖いらしい。心配だし謎だらけだったが、大学へ行く時間になってしまったので、今起こっている状況を母に説明して外出。そして授業中に、ハッと思い至った。もしかしてヒナ足温器の隅っこから動かないから、親鳥が箱のなかに入ってもヒナが見つけられず、ヒナがどっか行ったと思って混乱していたのではないか? そう考えると、あの謎の3羽目以外のすべての現象説明がつく。巣箱からヒナのおねだり声は聞こえるのに、中にはいっても、どこにも見当たらない。それで両親は巣立ったのか?とか食われた?とか考えてあちこちしまわっていたのだろう。そのことを母にメールすると、大正解だった。母の実験と観察の結果、ヒナは給餌にきた親鳥のために姿を見せることをせず、いつまでも隅っこでヌクヌクしていたというのだ。母は足温器の隅っこを折りたたんでめりこめないようにし、両親に突き出した。やがて両親がヒナ存在気づき、給餌を再開するが、もう夕方。2羽総動員でエサをかき集めて与えていたそう。その間にも、また布の隙間に隠れてしまったヒナを見失って両親が右往左往し、母がアシストするという出来事が繰り返されたとか。私が帰宅したときには日没後だったので、ヒナは家の中で寝ていた。まったく人騒がせな奴。

13日、快晴足温器のはじを折りたたむことでヒナの隠れ場所を無くしたつもりだったが、もうありとあらゆるスキマにめりこんでしまい、何度も親から姿を消してしまう。しょうがないので巣箱を外し、足温器+カゴの状態で外に出すと、数時間見失いっぱなしだった親鳥がやっとヒナと再会し、今まで聞いたこともないくらい優しく「ピヨピヨ」と鳴いて、エサを取りに飛び立った。ヒナ足温器から出てきてカゴの端に止まり、親の帰りを文字通り首を長くして待っていた…が、次の瞬間バサバサと飛んで落ちた!上へ上昇する力は無いらしく、ベランダの隅に落下。ああ、こうやって巣から落ちるのか、と感心しつつ、私はバッタを捕まえるようにヒナを手で捕まえて、カゴに戻す。しばらくして両親が2羽でやってきてヒナの安否を確認し、飛び立つと、またヒナがカゴの端に立ってしまう。落っこちそうだ。そろそろ巣立ちかな、と思うが、朝からカラスがうちのヒナをずっと見ていることには気づいていた。親鳥が屋根から見守る中、戻って戻って、と叫びながらベランダヒナににじり寄ると、ヒナ足温器の中に戻っていった。それと同時に、カラスものすごい近くを飛行して通り過ぎていった。やっぱり狙っていたか

こうなってしまうと、親鳥が餌付け&発見やすいようにカゴを外に出すよりも、カラスから身を守らせたほうがいいな、と思ってまたダンボール巣箱の中に戻した。すると、驚くことに、箱のなかでヒナが羽をばたつかせ、自力でよじのぼって外に出てきた。もう彼の巣立ちを止めることは誰にもできないようだ、と静観を決めるが、またベランダの隅に落ちてピーピー文句を言うので、もう一度捕まえに行った。捕まえる時、母親屋根の上からアブラゼミのようなすさまじい声で威嚇してきて殺されるかと思った。箱の上にヒナを戻して早々に立ち去る。その後、箱の上で「どうやったら飛べるの?」といった感じでモジモジするヒナの元へ両親がやってきて、となりに並んで早口でさえずり、まるで飛ぶコツを教えているような様子が見れた。ヒナが「ピ!」と元気よく返事をしているのも可愛くて、思わず録画した。しかしその後また飛ぼうとして落下。調べたところによると、スズメの巣立ちというのは他の鳥と違って、このように「飛ぶ力はないが羽ばたけるっちゃ羽ばたける状態になった頃にするのが正しいのだとか。そうして巣から落ちて、地面で暮らし始めるらしい。というわけで、もう箱に戻すのはやめた。それから夜まで、ヒナベランダの床で過ごすことになった。ピョンピョンと跳ねて歩くのは完璧にできるようになったが、飛ぶ力がなさすぎる。羽ばたいても10cmがせいぜい。親鳥の後を追って、ベランダの手すりに飛び乗ろうと試みるのだが、まったくできない。ただ、その壁を飛び越えるくらいのスキルがないと、カラス野良猫や自動車の渦巻く外界では生きていけないわけでして。親鳥はヒナ四苦八苦しているのを上から眺めるだけ。やがてヒナは疲れ果て、尻もちをついて座り込んでしまった。脚を前に投げ出してショボンと肩を落とした姿が可愛すぎてまた写真を撮った。すると親鳥がエサを与えに来て、励まし、また飛び去っていく。少し元気が出たヒナが親鳥のあとを追おうとして失敗。こんな調子夕方になってしまった。日が暮れるとヒナは室外機の下に引きこもり、親鳥が夕飯をたくさん与えて、この日は解散。野生の巣立ち雛は、ひとりで茂みなどに隠れてこうして夜を越すそうだが、さすがに寒いしかわいそうということで、室外機の下に腕を突っ込んでヒナをむんずと掴まえ、足温器の中に入れておいた。過保護干渉かもしれないが、ここまでやったんだ、こんなところで凍死してほしくない。結局そのあと机ごと部屋の中にいれて夜を越させた。

14日、15日はヒナダンボールの上やホットカーペットの箱の淵に立って風を浴び、たまに親からエサをもらう日々が続いた。天気はずっと良かった。ヒナがたまに飛ぼうとして落ちて、ダンボールのところまで戻れない~と悲しそうにしてるので、15日には机の上のダンボールまで自力で戻れるように、DIYで余った板や、プラスチックの箱を組み合わせて、スロープみたいなものを設けた。アスレチック場みたいになった。15日は家族全員が日中ずっとでかけてたので、そのスロープが役に立ったかは分からなかったが、帰ってきたらヒナは無事に足温器の箱にいたので良かった。夜は寒いので家の中へ入れてやる。

16日。風が強く、カラスもよく目立つ日だった。近くにカラスがいるときヒナダンボールと欄干のスキマに隠れ、親が並んで欄干に立ってヒナ背中に守ってたのがかっこよかった。

そして昼ごろ、親鳥1羽とヒナの2羽が段ボール箱の上にいて、私がそれをなんとなく横目に見た瞬間、目の前で2羽が飛び立った。えええ!飛んでった!と1階にいる母に向かって叫びベランダに出た。2羽は隣家の庭におちていた。直後、隣の家の奥さんが出てきて、どうするかなと思ったら、2羽ともちゃんと飛んで逃げた。しかヒナ電線まで飛び上がっていた!地上から電線まで飛べる力をいつの間にかつけていたとは。その後、姿見えなくなったが、数分後うちの庭に家族3人できた。母親?のうしろをテコテコついていくヒナがかわいすぎる。

このあと、ヒナがうちに現れることは二度となかった。ネット情報によると、飛べるようになったヒナは親のテリトリーから出て行き、同じような年齢の若いヒナグループを組んで暮らすらしい。17日・18日あたりは、親鳥らしき2羽がウチにきてベランダを覗き込み、うちの子来てます?って感じにピヨピヨ鳴いていたが、また見失ったのだろうか。母によると、スズメに米粒をあげると、たまに飲み込まずに咥えて飛んで行くやつがいから、もしかしたら餌付けしてるかもしれない、と言っていたがどうだろう。ヒナと親で飛んできて、親が米を拾ってヒナにあげるシーンが見たかったけど残念。

ヒナ長生きしてくれたらいいな。

なんで今更こんな昔の話を投稿たかというと、

野鳥保護って条例だかなんかで罰則対象な気がしてて、ネット上で言いふらしていいことじゃないと思ってたから。今もそう思っているが、9年前だし時効だろ

2023-04-18

画像生成AIに対する自分認識が誤解まみれでショックを受けた

一応商業絵を描いているイラストレーターのくせにちゃんと調べたことなかったのは反省している。

  

画像生成AIのことは、昨年midjourneyが話題になったとき認知していたけどその頃のAIの絵柄と私の絵の方向性はかけ離れたものだったから「わァ…凄い時代がきたな〜」とぼんやり思っていた程度。

ただ最近は色んなネガティブ話題をひっきりなしに聞くからマイナスイメージの方が大きかった。

特に著作権」という言葉にはなんだかネガティブ思考勝手に流れ出てきてしまう。

  

で、先日のお寿司のアレ、流石にサインが入っていて気付かないってことあるそもそも読めないしこれって本当にサインなの?と疑問思って、

先週忙しさも一段落たか画像生成AIについて検索して調べてみたらAIの仕組みを解説する記事に到達した(「イラスト生成AIに対するよくある誤解」っていう記事

自分想像していた「勘違い」がまさに解説されている記事だった。

  

依頼内容の絵にならず悩んだとき自分が誰かの絵や写真を見て「この絵にはグリーンがあると依頼者のイメージ通りになるな」と思って葉っぱを追加するのと、

AIが「この絵の左下にニョロっとしたものがあるともらったテキストイメージ通りになるな」と思ってサインっぽい何かを追加するのは同じじゃない?

小学生の頃は透明な下敷きに油性ペンジャンプマンガゲーム攻略本キャラクタートレスして目の描き方、カッコいいポーズドラゴンの描き方を学んだし、

それこそサインの書き方も、昔誰かの絵を見て「筆記体で書くとカッケ〜」「SNSにあげるときID入れればいいのか〜」と思って筆記体で書いたりID入れたりするようになった。

今ではトレスはしないものの、見たものから発想を得るということは日々息をするようにやっていること。

そしてまったくトレスしたり真似たつもりはなくても、狭い業界挿絵とかだと特にたまたま構図とモチーフがまるまるかぶっていたりすることはある。

AI人間も同じじゃんと思った。AIの方が超スーパー爆速なだけで。そう思ったら昔想像してた未来に触れた感じがして感動すらした。

自分のこれまでの努力でも得られなかったクオリティがとんでもないスピードで生成される虚しさはよくわかるけど、仕組みがわかると「物は使いよう」という期待感の方が上回った。

  

寿司サインの件のように間違った知識否定拡散している人がこれだけ多くいることの衝撃、

からといって自分が正しい説明拡散していけるほど深く学ぶ時間理解力拡散力もないことにモヤモヤしている。

とりあえず今週末、midjourneyを使ってみようと思う。もっと早く気付いてたら無料で使ってみれたのに…。

2023-04-17

普通が嫌いだった・みんなと一緒になりたくなかった人へ

欅坂46MVぼんやり見てた。あんまり詳しくないけどMVや曲が好きでたまに見てる。

学生の頃のこういうマインド共感できる。

大人世間一般のいう「普通」が嫌いで、みんなと一緒が嫌で、自分が納得していないのに周りに合わせるってことが絶対出来ないタイプの。

はてなーにもどうせ多いだろ…

このタイプの、すごくよく言えば自分を貫いて生きていきたい種類の人間

欅坂タイプの人はどういう大人になったのか知りたい。

自分自身は圧倒的に一般的でないルート歩んでる。普通とは縁遠い。

でも一応一瞬就職とかしたこともあるし、普通に生きる道もあったのかもしれない。(まぁその先は自殺ルートだった気もするが)


年と共に丸くなっていって結局普通ルート行く人も多いんだろうか?

能力技術にもよるだろうけど。

普通でない生き方をしていてほしい。

自称欅坂タイプの人いたら人生を教えてくれ。

2023-04-16

地元が消えたら将来の介護葬式が一気に片付く

上京した先で家庭を築き仕事をしていると、ふとした瞬間に20年30年後のことが頭をよぎる。

地元実家に大きな不満や嫌悪感情はない。

不自由なくスクスクと育ててくれたことにむしろ感謝気持ちで溢れているくらいだが、その親もいつまでも元気なわけでもない。

どんどん老いぼれていく親を見る度、痴呆症祖父祖母大往生と親の苦労を目の当たりにしたときに感じた気持ちを思い出す。

絶対に同じ目に遭いたくない。

足腰が立たなくなったり病気で入退院を繰り返すようになったら?関東から地元へ往復しなきゃならないのか?全部片付いたあと土地相続とかどうすればいいの?

生存のために他人扶助必要とするようになったり、鬼籍に入ったのちの面倒なやり取りでこちらの生活に牙を剥いてくるかもしれないと思うと憂鬱になる。

そんな気持ちに付き合っているうち、隣国から頻繁に発射される兵器とけたたましく響くスマホアラートを耳にする度に「実家ピンポイントで落ちてくれたらな」と思うようになった。

実家更地になって人間ごと地図から消えてくれたら。

今抱えているぼんやりとした不安や将来への憂鬱気持ちが一気に晴れるのに。

実際にそうなれば、楽以上の悲しみや怒りが強く湧いてくることと思うが、想像の中では自身に降りかかりうる問題埒外のパワーで事前に解決されることを期待してしまう。

親は今年で65。

地元は好きだが廃れるばかりでなにも無く、たまの帰省以外で帰るつもりは毛頭ない。

すべてをうやむやにしてくれる大きな出来事が起きることを今日ぼんやり望んでしまう。

書いた人かな

リコピン

@ricopin20

(追記)元AV女優ジャニーさんの件について思ったこ

ここのオタクとしてどうこう言うのもなんかなと思っていたけどわたしぼんやりと思っていた事と割と同じ事が書かれていたので

ただの思考停止した人形かな。

https://twitter.com/ricopin20/status/1647061686283808774?s=20

廃盤になる品のサンプル品を量り売りショップフリマアプリで探してはお試ししているけど、何か無駄というか茨の道というかコスパに見合わないというか…まあ諦めるのが筋だよなあと薄ぼんやり思う

廃盤になる品はもうレビューが出揃っているので、イメージがある程度はつく

その中で絶賛レビューがあると、試さずに分からないまま無くなってしまうのが本当に惜しく

とはいえボトル買いをノーチェックでやれるほど懐は厚くなく

結果、サンプル品を買い漁るというパターン

しかサンプル品で気に入ったところで廃盤になる品なのだボトル買いしようと思った時には正規でも買えないわけで

意味あるのか、と自問自答

廃盤になるということは需要供給が見合わなかった、採算が合わなかったということだろう

一部の熱狂的なファンはいものの、全体的にはあんまり売れない とか

材料費が高騰して一般ラインの値段で売り続けると利益が出ない、一旦廃盤にして高級ライン再販売する とか

前者なら、同系統リニューアルしたものが新商品として出るということは十分にあるだろうし

後者なら、金額こそ上がるもの商品自体は残るのだから高級ラインの値段で買えばいい

要するにブランド自体廃業撤退という事で無ければ、次があるのだ

ここで買わなければ永遠に失われるというものでもないだろう

そう自分に言い聞かせて、買おう買おうとはやる気持ちを落ち着かせる

2023-04-15

40代よわよわエンジニア転職は打ちのめされてからが本番だった

久しぶりに転職をした。

理由は「上司がクソ・年収も上がらない」という至極単純なもの

自分人手不足と言われているエンジニア業界でも、人が居ないと嘆かれている言語エンジニアである

正直に言って、今までは求人に乗っかればそれなりに内定を取れたので、そんな感じでいくだろうとタカをくくっていた。

ところが、今回の転職はめちゃくちゃ難航した。

受けたカジュアル面談20社近く。

約半数の選考に進み、スキルチェックで落とされたのが3社、面接で落ちたのが2社、内定獲得したが辞退したところが3社。

打率3割は高いと思うかもしれないが、経験者なら誰でもOKSESなので自慢にならないんだ。すまんな。

最終的には良さげなところを見つけ転職は幕を閉じたが、かけた期間はおよそ6ヶ月。

それをぼちぼち忙しい業務の合間と土日に行っていたので、もう身も心もすっかり摩耗した。

ようやく落ち着いて新しい環境にも慣れたので、これから転職したい人の参考になればと思い増田しておく。

敗因は色々あるが、気づきとしては「経験者として求められるスキルレベルが上がっている・スペシャリストが求められる」「難なく通るような会社はだいたいヤバい匂いがする」あたりだろうか。

まず、スキルレベルインフレ

仕事でそれなりやってます、といったレベルでは到底NGで、いわゆるつよつよエンジニアを求められている気がした。

自分中間管理職も担っているので、テックリードだったりスペシャリスト役はやりたい人間に任せている。

今回はそれが完全に裏目に出た。

スキルチェックのための課題を出されたが、正直ついていけない。

必死に調べて時間の許す限り食らいついたが、ことごとく落ちた。

技術面接で、こんなこともやってないんですか?これ知らなかったんですか?と詰められたときは帰り道で泣いた。

スキル不足を理由に落ちた会社からは、「○○エンジニアをしながら、採用メンターをやっている人は珍しいと思う」と微妙フォロー付きのお祈りメールが届いた。

タイミング悪く、課題期間に家族の大病や本業トラブルなども重なり、あの苦行は何だったんだという思いで正直だいぶメンタルにきた。

技術キャッチアップができていないのは当然、自業自得だ。

同じ○○エンジニアとして勝負したいのであれば専門性必須で、ギークな彼らに頼り切りだった自分が悪い。

そんなのは十分分かっている。

が、自分がこれまでに歯を食いしばってやってきた、周りのエンジニアが誰一人やりたがらない管理業務をこなしてきたことすら、全否定されたような気分になってしまった。

これにはすっかり参ってしまって、しばらく立ち直れなかった。

カジュアル面談の時点で、自分スキルレベルにあまり自信がない、具体的にこういうことは出来ていない等伝えてみたが、

「あー別にそこは入ってから勉強してもらえれば良いんでー」との言葉を真に受けてしまい、ウハウハで応募してスキルチェックで落ちた。

カジュアル面談は応募の間口を広げるための物なのだろう。

こちらとしては、その時点で「今は応募しても落ちるかも」と言ってほしかったのだが。

公用語英語という会社も増えてきているように感じた。外資はもちろんだが。

どうせなら、社内文化に力を入れているような良い組織に入りたいと思ったものの、そういった会社公用語英語にしている所が多かった。

先方も「今は」ペラペラじゃなくていいけど...等と言っていたので、つまり良い会社はどんどん英語スタンダードになっていく可能性があるということ。

それはつまり自分が再度転職する時には、自分は「日本語しかできないクズ」として、グローバル化を目指す会社からは置いてけぼりを食らうということでもある。

読み書きはそれなりに自信があるが、ペラペラしゃべれるタイプではないので、今後は英会話必須かなと漠然不安にはなった。

しろ、そうこうしている間に、英語力もコーディングスキルも高い若者がどんどん出てきて押し流されるんだろうな。

次に、難なく通るような会社はだいたいヤバい匂いがする件。

ポートフォリオだけで内定をくれるような、驚愕エクストリーム選考もあった。

Offerまでに5次面接スキルチェック課題技術面接、適性検査リファレンスチェックだとあれこれ対応し疲れ切った身には、あまりにも麻薬的に思えた。

もう、そこに決めてしまおうか、、、と何度も頭をよぎった。

しかこちらも長年世話になりたい立場

どこでも良いわけではないので、転職○議で口コミをチェックすると、、、、

まあ、お察しだった。

そもそもでいくと、対して吟味せず内定をくれるということは、よほど先方の感触が良いか、よほど人が足りてないかのどちらかである

だいたい後者が多い。

人が足りてないということは、当然忙しいし要求も多い。

また、人材が抜けていきやすい、ということでもある。こわ。

選考途中で音信不通になった会社もおり、本来ならばこちからリマインドするところだが

「向こうが忘れてるってことは記憶に残らない存在なんだろう、じゃあ実質落ちたも同然」と思ったので、見なかったことにしている。

自分は最終的には「今までのキャリア尊重しつつ専門性を高めていくポジション」として収まった。

その会社は前任が栄転し、空いた枠に人がほしいというのと、まずは専門性を伸ばして欲しいけどいつかマネジメントもやってほしい、といった期待値だったので、それなら伸びしろも丁度良いと思いここに決めた。

年収は上がったし自由度も高くなり、人間関係も良好で、転職としては大成功と言える。

何より社長と話のテンポが合い、「増田さんは本当に採用してよかった」と言ってもらえたのが大きい。

手前味噌だが、自分エンジニアの中ではかなりとっつきやすタイプである

コード一行の専門性こそ低いものの、いつも機嫌が良さそうとか難しいこともわかりやすく教えてくれるとか褒め上手だとか、凪のようなメンタルしてるとか、落ち込んでるとふらっとやってきてオフィスグリコをおごってくれるだとか、そういう面で自然と他部署に頼られることが多く、一度組織に溶け込むと途端に重宝される。

結果、気難しいスペシャリストを束ねてビジネス遂行する立場になるのだが、「人間性」みたいなぼんやりしたスキルは外から判断しづらい。

じゃあ初めからマネージャーとして応募すれば良かったじゃないかと思われるかもしれないが、マネとしての実績も非常に中途半端なので、自分みたいなよわよわエンジニアだとしても、エンジニアを一旦名乗っておかなければ箸にも棒にもかからない

○○エンジニアという同じ採用枠で見ると、自分は「経験年数だけ長く、大したコードも書けない、マネジメントもなんだか中途半端で、今更ポテンシャルを買えるような年齢でもない、どう扱ったらいいかからない無駄に年食っててヘラヘラしてるだけの中途半端おっさん」だということが、今回の転職活動ではっきり分かったのはショックでもあり、良い気付きだった。

これから転職を考えている人には、自分の強み弱みを客観的分析言語化して、自分に合ったところを探すことを強くおすすめしたい。

世の中の人材は常に流動しており、各組織には今ほしいエンジニアタイプというのがあり、そこにマッチしないと永遠にハマらないジグソーパズルになってしまうから

また、転職時に慌てないためにも以下の行動をおすすめしておきたい。

自分の今の実力が分かるサンプルアプリGitHubに公開しておくこと。草は頻繁に生やさなくても良い。

Qiita、Zenn、個人ブログなどで技術について定期的にシェアすること。いざ転職時に大量に書こうと思うとつらいし、現職で見つけたハマりどころなど書いておけば後々役に立つ。自分は辞めたあと自分はてブにめちゃくちゃ助けられた。

Twitterでは発言内容に気を付けること。仕事愚痴じゃなくても、ネガティブな内容が多い人はそれだけで印象が悪い。つよつよエンジニアの中には仕事愚痴ガンガン投稿している人がいるが、色々な採用担当に話を聞くと皆口を揃えて「どんなに有名だったりハイスキルな人でも、公の場で後ろ向きな人は採らない。絶対トラブル起こすから」と言っていた。

転職ド○フトやFin○yなどこちからアピールする欄がある媒体では、自分の人となりが溢れ出る内容を書きまくること。

たとえばスキルレベルの話や、それをカバーするような強みのアピールはかなり有効だった。


追記スキルレベルを教えて欲しいというコメントがあったので身バレしない範囲で応えると、「一人でアプリケーション作れるけどそこ止まり、部下同僚を束ねてテックリードするのは無理」「今はキャッチアップが追いつかないのでライブラリOSS活動的なことは一切してない」。

技術面接で訊かれたのは設計についてとかかな。

あとはここで例外発生して落ちることを考慮してないとか、ここではメモリ解放しないとだとか、そういう系が引っかかったらしい。

自分言語の細かな特性を熟知してないから気付けず落ちた感じ。

2023/04/15 22:28追記

のんびり買い物に出てたらめちゃくちゃ反響があったようで驚いている。

祝福してくれた人、各々の観点意見を述べてくれた人、批判的なコメントも含め、皆さん関心を寄せてくれて本当にありがとう

なぜか増田C++エンジニアと断定して、メモリ解放考慮できないレベルの低い40代おっさん批判している人が多いようだけど、これでもエンジニアの端くれなので、こういう部分から特定されないよう多少のフェイクを入れました、、、C++面白いよね、でも違うんだ、ごめんな、、、

ただ「自分レベルが低い、第一線でバリバリやってりゃ学んでるはずの知識を蓄えてない」という、自分自身の問題には変わりないので、君の指摘の本質自分の考えとも一致している。おじさん頑張るよ。君も達者でな。

次に「応募する求人そもそも合ってない、最初からPMEM行っとけば良かったのに」という意見

実はPMEMは何社か話を聞きに行ったし、応募もしたんだ。でも落ちた。

やはり、そっちにはそっちを極めてきたプロがいる。

採用する立場で言えば、「エンジニア出身マネジメント経験のある40代おっさんを、今更新PMとして雇うか?」というところで、答えはNOなんだと思う。

明らかにテックリードを求めている求人は除けたけど、その業界内で求められるエンジニア像が、求人票の表記以上にスペシャリスト寄りのものが多いと感じた、というのが現実かな。

いくつかのコメントにあった「組織潤滑油として機能するキーマンみたいな人、エースでもないのに居なくなるとなぜか途端に回らなくなる人」というのが、僭越ながらまさに自分だったんだろうと思う。

文面から人柄の良さが出てる、増田を雇いたい、上司になってほしいと言ってもらえたのは素直に嬉しかった。ちょっと泣けた。

どっかの誰かの匿名ダイアリーに、そんな風に好意的気持ちを表明できるあなた達も素敵な人だよ。

これ以上の追記はしないでおこうと思う。

あとはみんな好きに言ってくれーい!

2023-04-12

anond:20230412124524

ニアリーイコールも何も一部の企業は上位マネージャー(部長職及び候補)に

体育会系(部活スポーツ大会)出身であることを求人要件に含めて人材会社にオーダー出してるぞ

これマジで日本だけだから改めた方がいいぞ

 

あと、研究職以外は幹部候補として採っているんだなって自覚ない人、ちょっとどうかしてるぞ

実務なら実績ある中途取った方がコスパパフォーマンスもいい

 

幹部候補から外れたら、そらそれ大卒である必要ある?って業務になりますわな

景気の良いころは大卒で総務でぼんやりすごすことも出来たのだろうけど

今はまぁまぁ難しいぞ

2023-04-11

anond:20230411144852

ミュシャを二流扱いした相手に対して炎上してる人々の様子を怒り狂ってると書いたけど、自分自身は「なんだろう、不思議だなぁ…」とぼんやり見てるけど。それが自己投影

2023-04-10

あの日JAL123便を見た気がする

1985年夏のある日、3歳(もうすぐ4歳)の増田は、埼玉県本庄市の自宅前に立っていた。

もうすぐ帰宅する父を迎えようと外に出て、ぼんやり空を見ていた。

すると黒い煙とゴーっと音を出しながら大きい飛行機が飛んでいて怖かった。


どこかで捏造された記憶なのだろうが、大人になってあの事故のことを知った後で、ふと、あんなことあったな。

と、なんとなく納得してしまった。

埼玉県のその辺からの目撃情報があったかなどは知らない。

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