氷河期世代のオタク。男。新卒の就活に失敗してブラック企業に入ってしまい精神を病んだ。
地下鉄の駅ホームに立っていたとき、無性に線路に飛び込みたい衝動に気づいて、1年で辞めた。
オタ活が楽しかったし、世の中は厳しいし、やりたい仕事なんてなかったし、それでいい、というかそれとしかないと思っていた。
いつか野垂れ死だけれども、仕方ないよね。と。
35歳になった。オタ活がまったく楽しく感じない自分に気づいた。アニメも漫画もゲームも音楽もいつもと変わらず、すばらしい。
けれども、何故かそれを楽しいと感じる自分がいなくなってしまった。
あんなに情熱を傾けていた、ライフワークかもと思っていた同人活動も、なんだかどうでも良くなっていた。
オタクでなくなった自分は巨大な虚のようだと思った。自分の人生、終わったと思った。
自分の人生は終わったのに、命は続いている、おかしい。でもこれを受け入れなくてはならない。なら受け入れよう。
私は転職エージェントに登録した。しかも4社。同日に。2ヶ月以内に就職する。心に決めて就活に入った。
転職エージェントはおそろしい。登録した翌日からケータイに電話連絡が来る。面談しましょう。会社に行く。
「ひとまずこのなかで気になったところにエントリシートを送付してみましょうか。」
こんなに就職先はあるものなのか。これが4社立て続けにあった。
合計100社近くにエントリーシートを一気に送付してもらうことにした。
すると送付して3日と経たずに連絡してきたところがあった。
しかし、運否天賦というものか、わたしはそこに就職することになった。
おそらくの決め手は、面接の場に持参した自分の同人誌だったと思う。
やることがないのだから仕事をすればいいのだ。ただ淡々と仕事をした。
ホワイト企業は仕事がスムーズだ。周りがみんな頭が良く、ロジックが正義なので理不尽なことは言わない。
言われたことを、言われたことのほん少し上のレベルでこなすだけで、どんどん実績と評価はあがる。
就職して2年ほど経過した頃に、気まぐれで埼玉に中古戸建も購入した。ローンは6年で返済した。
気まぐれで外貨預金やNISAもはじめた。これも今のところうまくいっている。
そして、4月末、預金通帳の残高が1,000万円を超えていることに気づいた。
しかし、巨大な虚のような自分というのは、10年前のあの頃と何も変わらない。
ただこのまま無限に与えられ続ける仕事をこなし、通帳の残高が増え続けるだけの日々を送るのかと思うと、暗澹たる気持ちになる。
ぼんやりとした虚しさをずっと抱えて、このまま生きていくのだろうか。
買ってるものと貯金額が合わなくねーか
よくがんばって物語を描きましたね!30点あげましょう!
40超えてから金があってもなーって感じだよな パパ活で若い女の金銭感覚壊して遊ぼうぜ
そんなことして何が楽しいのかわからんやでという話
お前のそのトラバは面白いのか?
ワイは買春するより増田でレスバする方が楽しいやでという話
つまり人の好みは他人には理解できないものであるということが理解出来たな
買春好きな男ばかりではないと理解してたんかという話
金銭感覚を破壊できれば手段はどうでもいいだろ
でもキモくて金のないおっさんの金銭感覚は破壊してくれないんですよねわかりますという話
自分が幸福だと思っている奴が落ちる方が面白いからな
実際はやりたいだけなのに直球は恥ずかしいから金銭感覚壊すとか別の理由持ち出してるようにしか見えんやでという話
適当な女捕まえて結婚して子供産ませろ 子育てし始めたら20年は自分の人生が有意義に感じられるようになる
とりあえず、お疲れ。
書いた本人ですが、客観的にみて嘘松感ありますよね。 ただ東京五輪決定からコロナ禍直前までは東京に限っては30代の中途採用は売り手市場だったと思います。 ある意味氷河期世代最...