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はてなキーワード: 沈黙とは

2014-05-26

せっかちな人と電話

電話で一方的に話し続けて、ぜんぜんこちらに喋らせてくれない人がいる。

一息ついたかな、と思ってこちらが話そうとすると、続けて話しだす。

たぶん、相手に声が届くのに少し時間がかかるということを意識していなくて、自分が話し終わってから相手の応答が返ってくるまでの沈黙が耐えられないのだろうな、と思う。

それだけ。

2014-05-24

歓談と沈黙とお喋り野郎

俺はとてもお喋りである。類は友を呼ぶという奴か、友達も似たのが多い。

から友達と話していると、マシンガントークの応酬みたいになる。これは楽しい

だがもう少し浅い、たとえば結婚式二次会だとか職場の(上司込みの)飲み会だとか、そういう場面になると、そうはいかない。

アルカイックスマイルを浮かべつつチョボチョボと仕事の話などをするのが、そういう場での普通のやり取りらしい。

 

俺はその気になれば、そういう場でもガンガン喋れる。でも相手の人たちは友達の時ほど食いついては来ない。

距離感が違うので当たり前だ。だからそれはいい。そこそこ会話ができれば十分だ。

気になるのは、お喋りでない人にとって、こういう場でのお喋り野郎がどう感じられるのかだ。

 

ときどき居酒屋などで、一人だけ悦に入ってずーーーっと喋っており、他のメンバーはゲンナリ感を押し隠して相槌を打っている、というのを見る。

本当に彼らがゲンナリしているのか確かめる術は無いが、俺にはそう見える。

ああなっちゃいかんな、と思う。

 

しかし、飲み会の場がしーんとしているのも、それはそれで落ちつかない。

俺が喋ることでいくらかでも空気が緩和されるのなら、その役目を果たしたいと思う。

できるだけ色んな人に話題を振るよう、心がけもする。

独りで喋ってる野郎は軽蔑するが、静まりかえるよりはマシというなら、軽蔑視線も受けよう。

 

だがしかし沈黙が落ちつかないのは俺だけだったら?

他の人たちは良く知らぬ相手との表面的な歓談よりは、むしろ沈黙の方が心地良いのかもしれない。

まして自分で選んだわけでもない話題をいきなり振られたりしたら、不快に思う人もいるのでは?

 

あるいは、俺が喋らなくても待っていれば、自然に歓談が始まる可能性もあるのでは?

その場合は俺がペラペラ喋ることは、むしろ好ましい状態が生まれるのを妨げるだけかもしれない。

「てめーがいつまでも喋ってるせいで、俺の言いたいことが言えねーだろタコ」と腹を立てている人がいるのでは?

お喋り野郎にはその辺の機微がよく分からない。

時間内のある程度は喋り、1回くらいずつ周りに話題を振り、あとは黙っていれば、間違いがないだろうか?

 

万人の要求を満たすことは不可能だと分かっているが、無難な一手、あるいは最大公約数的な意見が知りたい。

プロにはならない」

記者から質問に対して男はそう答えた。

「ならない?」

男を取り囲んでいた記者のひとりがたずねた。

「そうだ」

「なぜですか」

「興味がない。それに」

「それに?」

野球高校の三年間だけだと決めている」

野球部の練習が終わった帰り道。

幾人かの記者に囲まれていたその男は、なんのためらいもなくそう言い放った。

異様な威圧感をたたえた男であった。

洗いざらしのTシャツジーンズ、履き古しのスニーカーというラフな格好にもかかわらず

その装いとは比べ物にならぬ凄みが、男の周囲には漂っていた。

男は、背が高かった。

身長は二メートルをゆうに超えていた。

体重は百二十キロを超えているだろう。

その肩は分厚く、Tシャツ生地を破らんばかりに膨張していた。

胸板も厚く、肩幅と同じくらいにせり出したそれは異様なほどの圧力を放っている。

まるで荒削りの岩をシャツの中に無理やり押し込んで、人の形をつくったかのようであった。

そして、そのごつごつとした胴体に、丸太のような太い首と手足がつながっていた。

およそ十七歳の高校生とは思えぬ偉丈夫であった。

その偉丈夫こそ、甲子園の怪物、その人であった。

男はピッチャーとして、過去二年間の試合すべてを勝ち抜いていた。

弱小であろうと。

強豪であろうと。

いっさいの躊躇なく、そのすべてを力でねじ伏せていた。

甲子園すらも例外ではなく、打席に立ったすべての相手を男は嬉々としてねじ伏せた。

高校に入るまで野球経験がなかったとは思えぬ快挙であった。

野球部に入った当初から、その天才は姿を見せていた。

はじめての投球で、球速百三十キロを記録した。

それからわずか二ヶ月あまり――みるみる実力を身に着けていった男は、球速百五十キロを記録。

百六十キロを超えたのが二年前――夏の甲子園決勝戦のことであった。

ごうという音とともに放たれる球は、対峙する相手をすくませた。

並の高校生ならば触れることすらできなかった。

超高校級スラッガーと言われた猛者でさえ、内野フライがやっとであった。

その威容は高校野球界にとどまることなく、たちまち日本中の注目の的となった。

プロ野球スカウトにしても、訪ねてきたのはひとりやふたりではない。

それほどの偉業――。

それほどの実力を持った男が、プロにはならぬと言い放ったのである

男が記者たちにそのことを告げるのは初めてであったため、男以外の全員が息をのんだ。

長い沈黙の中で、素早くペンを走らせる音だけが聞こえていた。

その場にいる皆が、つづく男の声を待っていた。

男は、金色に染め上げ、短く刈り込んだモヒカン頭をなでつけていた。

そうして静かに周囲を見渡し、小さな笑みを口元に浮かべた。

「おれは、おれとおなじ高校生どもを圧倒的な力でねじ伏せるのがすきなんだ」

ふふん。

男は小さく笑った。

「圧倒的な力で、おまえはおれには敵わないといってやるのが心底たのしかった」

「たのしかった?!」

記者のひとりが男に続く。

「ああ。おれ自身の力に、肚のうちから笑いがこみあげてきて止まらなかった」

かかっ。

さきほどの笑いとは打って変わって、それは愉悦に満ちていた。

「では、なぜプロにはならぬと言うのですか」

今まで黙っていた若い記者が口を開いた。

「なぜか、だと?」

「それほどの実力があるのに、なぜなのですか」

男の眼差しに一瞬の躊躇いを見せたものの、若い記者は再び問うた。

「おれは圧倒的な力で捻じ伏せることができればよかった。それに――」

「それに?」

「終わりが見えていたから、己を磨くことができていたのだ」

「終わり……ですか?」

「そうだ。三年間だけであったからこそ、なまなかではない鍛錬を積むことができたのだ」

「では、この先もそれを続ける気はないと?」

プロになって、終わりの見えない苦行を続けるのはごめんだ」

しかし――」

「それに、俺みたいな奴がプロ世界に入ったところで通用しない」

記者言葉を遮って男は続ける。

「おれは考えながら投げるのが好きじゃない。力でねじ伏せてきただけの人間だ」

「むう……」

「そんなことでは、どうせプロでは通用しないし、最初は良くてもじきに潰れるだけだ」

「…………」

「いままで勝ち誇っていた相手にさえ、じきに通用しなくなる」

「…………」

「そうなってまで、野球にしがみつきはしない」

記者たちは、ただ男の声に聞き入るばかりであった。

「だからおれは次の甲子園でも優勝し、最後にやつらから永遠に勝ちを取とりあげてやるのさ」

にやり。

男の口元には、今までとは違った笑みがこぼれていた。

「それが終われば、おれにはもう野球でやりたいことはない」

2014-05-17

失恋後の心の変化

彼氏と別れて2週間。

1週目はひたすら泣いて抜け殻のようにただただ日常をこなした。

2週目は半年計画での復縁計画を立て、今は沈黙の時期なのだと妙にすがすがしくなった。

そして今は、元彼に対して怒りを感じている。

愛しているとか大切にしているとか言っていたし、なんとなくそれらしい態度を取っていた。

でも、大切にされている気がしなかった。

こんなにやさしい人なのに。

私の家族も、彼はとてもいい人と言うのに。

それなのにこんな気持ちになる私が悪いんだって思っていた。

でも違ったんだと思う。

うまく言えないけど、あの人は優しい言葉で悪気なく私を閉じ込めていた。

「こんなに大切にしているのに」と言われると、申し訳なくてたまらなかった。

今一人になって、やり場のない怒りを感じている。

そもそも結婚を考えているって5年も引っ張り続けて別れるってあんまりだろう。

私は本当に馬鹿なんだと思う。

2014-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20140511112804

まあキヨシローらしくないは同意

自分はそれほどフリークじゃなかったけど、それでもスローバラードなんかがむしろらしい感じを受ける

にしてもマーシーはやっぱりずっと沈黙してるのかね

自分マーシー原発事故で軽薄な歌を作らなかったのでほっとしてる向きだが

2014-05-02

同級生と一線を超えなかった

彼女中学高校同級生だった。

中学1年生のとき一目惚れをして、僕から声をかけ、中高の6年間で付き合ったり別れたりを何度か繰り返した。付き合った、といってもごっこ遊びのようなもので、平日はメール電話でやりとりして、休日にたまに映画を見に行く程度の付き合い。手も握ったことなければ、もちろんキスなんてしたこともない。

彼女とは大学が別々になり、それがきっかけで疎遠になっていた。

それから4年が過ぎ、大学卒業式の日、ふと彼女のことを思い出した僕は、思いつきで彼女メールアドレス宛にメールを送ってみた。4年間でメアドも変わっているだろうと自分言い訳しながら。

「元気にしてる? 今日卒業式だったよ。来月から東京社会人だ」

どうせ返事はこないさ、という僕の予想に反して、彼女からすぐに返事がきた。

「元気にしてるよー」

彼女は、僕の大学東京のちょうど間の県に住んでいた。

思わぬ返事に舞い上がった僕は、何度かのやりとりのあと、東京にいく途中で彼女の家に行っても良いかと聞いてみた。彼女からは「いいよ」という返事が返ってきた。

ひとり暮らしをしている女の子の家に泊めてもらう。何かあるわけじゃない、ともだちとして泊まりに行くだけだ、と自分に言い聞かせながらも、僕の中では彼女と何かあるんじゃないかという期待が膨らんでいた。

そして、約束の日の夕方、待ち合わせの駅の改札を出ると、彼女がいた。久しぶりに見る彼女の姿に、高校卒業した頃の姿が重なる。小さな身体にしっかり結んだポニーテールがよく似合っていた。

ふたりで家の近くの居酒屋に入り、近況を語り合った。ひとり暮らしのこと、学校のこと、恋人のこと。彼氏がいるということだったが、最近はうまくいっていないということを聞いて、期待がまた少し膨らんだ。お酒が進み、酔っ払うにつれて、高校のころや中学のころの話になり、あの頃がなつかしいね、一緒に映画を見に行ったよね、と時間が巻き戻っていくのを感じた。

2時間ほど飲んだあと、居酒屋を出て、彼女の部屋へと向かった。

ワンルームの部屋にはこたつが置いてあった。寒いねと言いながら、こたつに入ってテレビをつけた。テレビではバラエティ番組放送していた。テレビでは芸人たちがおもしろいことを言って笑いをとっていたが、舞い上がっていた僕の目にはまったくはいってこなかった。

「汗かいちゃったね。お風呂どうする?」と言われ、彼女と交代でシャワーを浴びることにした。僕がシャワーから出ると、先にシャワーを浴びた彼女こたつから上半身を出して眠っていた。何かあるかもと期待していた僕の気持ちは急にしぼんでしまった。このまま朝になって、なにごともなく帰るのかな、と。

僕もこたつに入り横になった。目をつぶって寝ようとするが、昂ぶっているのかなかなか眠ることができなかった。こたつに入って15分くらい経ったころ、

「眠れないの?」

と、眠っていると思っていた彼女が口を開いた。

「うん」

正直に答える。

「...」

「...」

沈黙が部屋の中に充満していく。

「そっちにいってもいい?」

思い切って聞いてみた。

「...いいよ...」

彼女が答える。

彼女が寝ているこたつの辺に身体を入れて、彼女にくっつくように抱きしめた。小柄な彼女の髪の毛が僕の鼻をくすぐる。女性シャンプーの魅惑的な香りが僕の脳を麻痺させていく。頭を少しずつずらして、彼女の顔へと近づけた。

中学とき高校とき、求め続けて得ることができなかった彼女くちびるがそこにあった。

思い切ってくちびるを合わせた。彼女はびくっと身体を震わせた。お互いの身体から緊張が伝わる。緊張をやぶったのは、彼女の方だった。くちびるから舌を出し、絡ませてきた。僕もそれに応えた。お互いの口から吐息漏れる。ねっとりとしたキスをしながら、手で彼女の身体をまさぐった。ふとももから撫でるようにおしりをさわろうとしたとき彼女の手が僕の手を制した。

小さい声で「...ダメ...」と言う。

ここまでしているのに? これ以上はだめということ?

パニックになった僕は思わず「なんで?」と口に出してしまった。

「...これ以上すすんだら、ともだちじゃいられなくなるよ?」と彼女は言った。

彼女の言い分としては、セックスするならちゃんと付き合って欲しい、付き合わないのにセックスをするのであればともだちとしての付き合いも今日まで、ということだった。

それならば彼女と付き合ったらいいじゃん、という話だが、実は僕には大事彼女がいて、その子と別れるつもりはまったくないのだった。ひどい話だと自分でも分かっているのだが、仕方がない。

僕は少し考えるふりをして、ともだちとしての付き合いが終わってもいいから、付き合うとかはなしでセックスしよう、と言った。彼女は少し残念そうな顔を見せたが、仕方ないとあきらめたのか、ふたたび僕と身体を合せた。

服を一枚ずつ脱がせていく。これまで想像のものしかなかった彼女の身体が、少しずつ顕になっていった。僕も服を脱ぎ、肌と肌を合わせる。彼女の大切な部分に指をはわせると、僕の耳元で一段と大きな吐息漏れた。彼女息遣いに僕の興奮は最高潮に達していた。

彼女の身体を下にして、いざ挿入という段になって、彼女が言った。

「...ゴムは?...」

「...持ってきてないや...」

しばらく目と目で見つめ合ったが、ここまでだなと僕の中でなにかの区切りがついて、結局彼女に挿入することはなかった。

彼女はもう一度シャワーを浴びてくると言って風呂場へと消えていった。こたつにひとり残された僕は、風呂から聞こえるシャワーの音を聞いていた。それはまるで身体のけがれを落とすかのような音だった。シュコシュコシュコと、歯磨きの音も聞こえてきた。さっきまでお互いに求め合い、くちづけ合っていた余韻をさっさと洗い流してしまいたいという音だった。

そのあとは、朝まで別々に眠り、始発の電車に乗るために、早起きして彼女の家を後にした。

東京に向かう電車の中で、昨夜のことを思い出しながら彼女メールを送っていた。

「一線は越えてないから、僕たちはまだともだちだよね?」

そのメールへの彼女の返信はまだ来ていない。

2014-04-26

あ゛ー、子育てって、いいわぁ。皆もしろ!!

寝かしつけるの大変だけどね…

やっと寝てくれたよ…

まあでもアレだね。こうやってスヤスヤ寝ている寝顔を見てると、親になってよかった、ってほんとに思うよ。

ところで、先週、夫の実家から妙なものが送られてきたんですよ。

きちんとラッピングされた、紅茶

私の誕生日でもないし、夫の誕生日でもない。娘の生まれた日も違う。

メッセージカードのようなものは、一切ついてない。

ただの上品な包装紙に包まれた、普通紅茶

送り主は夫の父親。それはハッキリ書かれてた。

紅茶は今にも降り出しそうな曇天の日に、なんの前触れもなく、送られてきた。

不思議に思った私は、次の日、夫の実家電話をかけた。

すぐに夫の母親がでた。「あらXXXちゃん。お久しぶり」チャーミングな声が聞こえてきた。

彼女はそれなりの歳だが、誰に対しても愛嬌の良いキャラクターで、私との仲も良好。

お久しぶりです、お義母さん。あいも変わらずお元気そうですね。ところで、昨日、紅茶を送って頂きましたね」

「ええ、送ったわよ」

にっこり笑う義母のほほえみが目に浮かんでいたが、実際の私は、リビングの真っ白な壁を見つめて話していた。

「いつもありがとうございます。ところで、昨日は何かの…記念日でしたっけ?」私は聞いた。

「いいえ? 記念とかではないけど?」

にわか沈黙が降りた。何を言ってるんだろう、この人は。

もちろん、人によっては、特に目的記念日関係なく、プレゼントを送る、という人もいる。

母の日結婚記念日にさえ、電話すら寄越さな孤独人間がいる一方で、相手を喜ばすためにはタイミングを選ばない人がいる。

そして殆ど人間は、両者の中間に属する。すなわち、送るときには送り、送らない時には送らない。

相手を喜ばしたい一心で気持ちを込める時もあれば、ただの義理で仕方なく送るときもある。

人生フェーズによって、相手との関係性によって、その時の気分によって、態度を変える。

波に揺れる葉っぱのように、ゆらゆらと。それがノーマル・ピープルだ。

夫の母親と違って。

夫の母親は、”どんな時でも必ず、例外なく、体面を取り繕うためだけに行動する”。

首尾一貫しているといえば聞こえはいいが、実際に接してみると異様そのものである

数年前、夫の弟が死んだ。

死因は水死だった。

冬の日の海岸に、うち捨てられているのを、犬の散歩をしていた老人が発見した。

夫の弟は独り立ちしてからずいぶん経っており、かなりの間、実家とは疎遠だったらしい。

葬式母親は、号泣した。

綺麗に化粧された弟の遺体を前に突っ伏し、嗚咽した。彼の名前を何度も呼んだ。

でも、夫の母親は父親の再婚相手だ。しか彼女は、夫の弟が自立した後に再婚した。

から、二人には関係性が殆どない。正月にさえ顔を合わせることはなかったと聞いている。

それを私は知っている。夫も知っている。けれど、葬式参加者はおそらく知らない。

だれもが皆、彼女に向かって、ご愁傷さまです、ご愁傷さまです、と声をかけた。

彼女は涙を拭き、深々とお辞儀をして、恐れいります、恐れいります、と繰り返した。

ズレに気がつく人はいない。

正直に言うと、私はその時まで、彼女のことが好きだったと思う。混じりけなくストレートに、好感を持ってたんだ。

でもその日は、ただただ、「イヤだな」と思っていた。

「XXXちゃん? ひょっとしてご迷惑だったかしら? 紅茶は嫌い?」

「いえ、正直紅茶は好きです。ちょうどパウンドケーキがあるから、一緒にいただきます。そうだ、切らしていて、買わなきゃ、って思ってて忘れてました。

送っていただかなければ、夫と私は、緑茶ケーキをいただくところでした。あの人も紅茶好きだから、ブーブー言われなくて済みましたよ」

「ええ、もちろん知っているわ。良かったわね。タイミングがよくって」

でもその晩、夫は帰ってこなかった。

久々に仕事で遅くなる。会社に泊まる、と携帯メールがあった。

とても短くて簡潔なメールだったのが、嫌だった。

いつも夫はメールが長い。世間では女のメール情報量が多くて、男は要件だけを淡白に述べるそうだが、

ウチは逆だ。

ねえねえXXXちゃん、帰りがけにスーパーでいいもん見つけちゃった。なんだと思う?(答えはスクロール)

(数行空く)

答えは”新たまねぎ”!

これでサラダ作るとウマいんだよねー。普通の玉ねぎよりちょっと高いけど、その分、味が段違い!

あ、ところでひょっとして、晩ごはんもう作っちゃった? いつもありがと~。

まだなら、お惣菜も買って帰ろうか

たまには手抜き家事にしてもいいんだよ。とは言ってもモチロンXXXちゃんの料理が一番だけどねー☆キラリ

…とか言ってみたりして。ハハ。

以上だ。手が空いてないなら返信は無くてもいい。30分で帰宅する。

これに対して私は、”おつかれ。ありがと。買ってきて”と返す。

その日の夕食は、お惣菜をあたためたものになる。私は、味噌汁だけ作る。

あれから、夫は普通だ。娘もスヤスヤ寝ている。

紅茶は戸棚にしまってある。まだ開封していない。

中身はティーバッグじゃない、ちゃんとした茶葉のやつだ。缶入り。

トワイニングス?の黄色っぽい外装。

2014-04-25

http://anond.hatelabo.jp/20140425113157

いや、fjというのは、実名を出さなければいけないので、ほとんどすべての人が読むだけ専門で沈黙していた世界だよ。

2014-04-22

雑談力(特に女子との)が無いヤツは、安いキャバクラにいけ。

「新入社員7割 雑談力自信ない 」

こんな記事がYahoo!ニューストップに上がっているのを見て、

「昔は俺もそうだったなぁ。。。。」と感慨に耽ったわけであるが、

自分場合対処法を紹介しておく。

まずは結論ファースト

「安いキャバクラに行け」

特に繁華街として有名では無いところがいい。

東京なら、渋谷新宿新橋五反田上野辺りは避けて、

駒込巣鴨と言ったややマイナーな駅や、八王子立川と言った西の方がオススメである

以下、その理由について説明していく。

なおここでのキャバクラ定義

キャバクラとは、キャバクラ嬢と呼ばれる女性が客席に付き接待を行う飲食店。」(Wikipediaより

とする。また、特に1対1のサービスを前提とする。

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参考までに、著者の理系男子エリートな経歴を紹介しておくと、


小学校 → 共学

中学高校 → 一貫男子校電子工作部。

大学 → 地方国立工学部

 サークル → 武道部。いわゆる「部」。

就職先 → 電機系企業エンジニア



とまあ、「女子が1割もいるのか!!」という驚き方をするような

環境しかいなかったのである

(実際、周囲に女子が1割以上いた時期は、大学1〜2年のみ)


そのため、女子との雑談力を高いヤツを見て、

「あーあー、チャラ男はイヤだね」

自己欺瞞しつつ、内心忸怩たる思いを抱えて幾星霜・・・オッサンになっちゃった感じである

そんな自分が、社会人になって合コンに行くようになっても、まあ盛り上がらない。

仕事は−?」「うけつけー」「そうなんだー。大変そうだねー。」「そうだねー・・・」「・・・・・・・」

という感じで、いつのまにか、6名の飲み会での話しの中心が自分のいない側に徐々に移動していく。

自分ははじっこの方で、ビールをあおる頻度があがり、中心の話題に合わせて笑うだけ・・・

みたいな感じで、あふれ出るキョロ充ボッチ感がハンパなかったのである

「そんな自分も安キャバメソッドを3ヶ月続けたら、雑談力に自信が出てきて、周囲に明るくなったと言われました。

また合コンとかでも軽妙なギャグを飛ばせるようになり、女子からメールの返信がくるようになりました。

おかげで、仕事もばりばり進むようになり、上司にも気に入られ、今度銀座クラブに連れて行ってもらえる事になりました!

キャバメソッドは、現代わらしべ長者ですよ!!」



閑話休題

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さて、ここでなぜ安い(やや場末感のある)キャバクラ雑談力向上に有効なのか?

キャバクラなら、女子雑談を盛り上げてくれるんじゃ無いのか?


甘い。まず安価場末キャバクラで働いている子は、雑談力とか0である

あまつさえ「私はキャバクラなんかで働きたくないのにー」というオーラむんむん、なんて人さえいる。

隣に座って「こんばんはー」「こんばんはー」「・・・」「・・・

といきなり雑談力が無い理系男子にとっては手痛い先制パンチを食らわされることもある。


まあ、安価場末キャバクラにいる、という女子にはそれなりに理由があるわけである


ここで普通飲み会合コンであれば、大勢で飲んでいるので、

誰かしらが話題を提供してくれる。

それにフンフン頷いたり、ネタに合わせて笑っておけば、大体なんとかなる。


ところがキャバクラは1対1のサービスを売りにしてるので、基本はサシ飲みである

しかも相手は、「なんちゃら巻き」みたいに髪をモリモリ盛った、化粧ばっちりの女の子である

理系男子としては、「え・・・ちょっと」と言いたくなるし、場合によっては畏怖の対象である

の子達が何の話しに興味があるか、なんてのはかなりの難問である

当然、思考は空転し、沈黙が続く。しかし誰も助けてくれない。。。。

まさに背水の陣四面楚歌孤軍奮闘である

という状況に陥るため、自分でなんとかするしかなくなる。

そうなったら雑談力鍛錬環境としては勝ちであり、雑談的には勝負の始まりである

まずはベタだと思いつつ、天気ネタからまり出身地趣味、出かける場所、すきな映画芸能人、来ている洋服・・・

などなど会話をつなぐ、盛り上げるための様々なネタを繰り出し、玉砕し、ヒットし、たまに会心の一撃を出し・・・

というのを繰り返していると、段々雑談力がアップしてくる(はずである


ちなみに、自分が色々と学んだのは、

・天気と服装と血液型鉄板

好きな芸能人と似ている芸能人は、予め答えを準備しておく

手相占いを覚えると、遠慮無く手を触れる

・「趣味は?」と聞かずに、「休みの日は何をするのが好き?」と聞いた方が趣味的なものが聞き出せる

アニメゲーム趣味の人がいても、自分を出し過ぎない

・相手のことを聞き出したら、次に自分についても話す

・たまに自慢話を混ぜる

などなどである

結局は、いかに「他人に甘えられず、自分どげんかせんといかん状況」を作り出すか、つーことですよね。

まあそんなこんなで、「安いキャバクラメソッド」は意外と有効ですよ。

2014-04-21

PVアクセス以外には何も無いんだもの

PVやアクセスってそんなに大事ですか?

http://rlee1984.hatenablog.com/entry/2014/04/20/163123

ブコメに書ききれなかいので増田で。

この方の主張には全面的に賛成なんだけど、現実問題としてPVアクセス数しか指針が無いんですよね。

あくまで私の場合で書きます

冴えない辺境ブロガー。同じ趣味の人を探すためにブログを始めました。5年ほどになります

PVは月2万から3万くらい。

薄っぺらい内容を投稿して量を稼ぐより、面白いと思ったものを少なく投稿しようということで、投稿ペースは週1〜3くらい。

これがね、全然反応無いんですよ。

時々コメントついたなと思ったらスパム宣伝で、あとは「○○教えてください」という質問。回答したけど礼は無し。みたいなの。まあコメントいただけるだけ相当有難いですが。

Twitterが話題になった時にTwitterを始めて、ブログ連携させてみたけど、あきらかにTwitterから流入があるのにこれまた反応なし、リツイートもふぁぼも無し。ああ寂しい。

私の場合ブログは完全に趣味で、誰に頼まれたわけでもなく自主的に書いていますが、

何故書いているかというと、それこと「サイトを訪れた誰かが「面白そう」と思って話しかけて、新しい何かが生まれるのを期待している」となるわけです。

そうならないのはお前が書くブログ面白くないからだ。

そうだと思います

私は文章のプロでもなく、面白く書けているか、わかりやすく書けているか、毎回試行錯誤です。

じゃあその時何を指針にするのか?

「今回の記事良かったね」とか言ってくれる人が居ればその人に聞くのが一番だと思います

でも残念ながらそんな奇特な人は居ません。みんな無言で見て無言で去って行きます

そうなるともう、PV滞在時間アクセス数から無言の声を読み取るしか無いわけです。

しか沈黙が続く私のブログにも、先日ついに反応をくれる人が現れました。

アンチです。

幸いスルーしたら割と早めに消えてくれましたが、精神的にはかなりきついものがありました。

ポジティブな反応は全く無いのにネガティブ意見はすぐに集まる…自分はこんなにも嫌われ、疎まれているのか…もうブログやめようかな。

と、考えたりもしました。

でも結局続ける事にしています

それはもう、続けていればいつか何処かで探している誰かに出会えるのではという一心です。趣味仲間が欲しいんです。

そのためにはどうするのか?

………やっぱりまずは多くの人に見てもらわないと。

1万人の人が見ても反応をもらえないなら、3万人なら1名くらいは反応をくれるかもしれない。10万人なら5人くらいは反応をくれるかもしれない。

じゃあやっぱりPV増やさないと…となる。

ここは別に問題ないと思うんですよね。

何が問題なのかって、純粋に良い記事を書くことが、検索で上位になる、たくさんブクマが付くということとイコールにならない事じゃないかと。

私のブログじゃないですよ。

仕事の用事で検索してて感じる事なんですが、本当に役に立つ記事って検索では5番目や10番目に登場してて、

釣りタイトルで中身が薄い

概要だけ紹介しててやたらリンクがはられてるだけで中身が薄い

NAVER

検索上位に来てしまっているんですよね。

PVを上げようとすると必然的にこれらと戦う事になる。

Google検索仕様は同じなんだから必然的に似てしまうのかなと。

まあなんというか、自分面白い記事を書けるようにするというのが第一ではあるんですが

誰かと出会って何かが始まるかもしれないという目的が達成できれば、PVなんて要らないんですよ。できればの話だけど。

2014-04-07

iOS辞書アプリ大辞泉」が事前予告なく有料アプリ化し改悪

今日4/7、辞書アプリである大辞泉小学館、開発:HMDT)バージョン2.0が有料アプリとしてリリースされた。以前のバージョン大辞泉を持っている方はアップデートしないことをオススメする。

重要なお知らせ

大辞泉は、バージョン2.0からは有料アプリとなりました。2.0から購入された方は、すべての機能がご利用いただけます大辞泉を、バージョン1からインストールされており、「利用回数の制限を解除」するライセンスを購入していない場合は、利用回数が0になった時点で、検索などの機能が使えなくなります

バージョン1からアップデートされた方へ

大辞泉』は、バージョン2.0からは有料アプリとなりました。バージョン1のときインストールされた方は、無料アプリとしてダウンロードされたと思います。これにより、バージョン1からアップデートされた方は、いくつかの相違点が発生します。

すでに「利用回数の制限を解除」ライセンスをご購入済みの方は、特に差異はありません。今まで通りすべての機能がご利用いただけます

まだライセンスをご購入されていない方は、現在の利用回数が0になった時点で、検索などの機能が使えなくなりますバージョン1では時間経過とともに利用回数が回復しました。これは『大辞泉』の大きな特徴でした。ですが、バージョン2.0以降では利用回数は回復しないことにさせていただきました。引き続きご使用になられるときは、「ストア」画面よりライセンスを購入してください。

NEWS|大辞泉

有料の「デジタル大辞泉から無料の「大辞泉」へ

大辞泉」は当初、「デジタル大辞泉」の名で普通買い切り有料アプリとしてリリースされた。HMDTが開発をし、小学館が配信していた。

競合アプリである大辞林三省堂、開発:物書堂)の2500円に対し、デジタル大辞泉は2000円と安く、年3回の辞書データ更新保障していた。

2013年5月デジタル大辞泉は新アプリリリースし注目を集める。名前からデジタルを取った新アプリ大辞泉」はなんと無料だったのだ。26万語が無料!すばらしい!

そのカラクリはこうだ。

簡単に説明すると、利用可能回数の上限が決まっていて、検索すると1減る。画像を表示すると3減る。動画再生すると10減る。回数が足りなくなると、機能が一部使えなくなる。減少した回数は、時間が経つと回復する。

大辞泉がソーシャルゲームになった理由 | HMDT Blog(645はてぶ)

なんでこうなったかというと、まず背景としてあったのが、App Storeにおいて有料アプリが売れないこと。たとえば、今日App Storeトップセールスランキングを見ると、100位までの中に有料アプリは、、、0!100位を超えるとかろうじて有料アプリがポツポツと出てくるものの、ほんの一握りだけ。つまり、売り上げを立てているのは、ほぼすべてアドオン課金タイプアプリ、ということだ。

「いや、有料アプリだって売れているものはあるよ」「逆に言うと、有料アプリランキングの方が手薄だからランキング上げやすいよ」という意見があるのも知っている。85円のアプリ10,000本売る、というビジネスモデルだったら、それはありだ。でも、辞書アプリはどうしても単価が高い。この戦略はとれない。

とにかく、アプリユーザに触ってもらえないと話にならない。うちで作るアプリは、触ってさえもらえれば、気に入ってもらう自信はある。だけど、2,000円のアプリでは、このハードルがとても高い。だから無料にした。無料にするしかなかった、と考えている。

今度からは、HMDTが企画、開発、配信まで全部やることになった。アプリ名も、そのものずばり『大辞泉』でいく。これを国語辞典アプリの決定版にする、という気概を込めた。

配信元がHMDTに移った事で、いままではやりにくかった大きなチャレンジをいくつもてがけることができた。

再掲:まったく新しい『大辞泉』アプリ、まもなく登場! | HMDT Blog(27はてぶ)

すべての辞書機能無料開放しつつ、その使用に回数制限を設け時間回復するという画期的手法ソシャゲ風だなんだと少し騒がれた。

まるでソーシャルゲーム? 一定時間ごとに「利用可能回数」が増える、基本無料の辞典アプリ【大辞泉】(40はてぶ)

[iPhone, iPad] 大辞泉: 無料で2000円分の辞書機能が使えます!ユニークなシステムで新登場! - たのしいiPhone! AppBank(38はてぶ)

「大辞泉」アプリが基本無料で再登場 ソシャゲ風課金システム採用 - ITmedia ニュース10はてブ

ソシャゲっぽい無料モデルを導入した『大辞泉』は辞書アプリ界のパズドラとなれるか? | TABROID(タブロイド)(22はてぶ)

アプリリリース時、利用可能な回数上限は15ポイントだった。減った分は15分で1ポイント分回復する。待てない場合は85円で1回だけのフル回復ができ、2000円で回数制限のものを解除できた。

アプリであるデジタル大辞泉」を購入していると、「大辞泉」も無料で全機能が使用でき、歳時記などの追加コンテンツも移行できた。

(ちなみに「デジタル大辞泉」は今もAppStoreに顕在公約である年3回の辞書データ更新は未だに守られ続けており、iOS7にも対応した。)

1度目の改悪

2013年12月大辞泉バージョン1.6がリリースされた。

[機能改善]

利用可能回数の最大値を5に変更しました。

動画再生のための利用回数を3に変更しました。

「利用回数の回復」を購入すると、一時的に利用回数の最大値を50まで拡大(消費後は元に戻る)します。

NEWS|大辞泉

当初15ポイントだった利用可能回数制限が5ポイントに減らされた。それに伴い、10ポイント消費だった辞書内の動画再生が3ポイントに減り、新たに600円で「利用回数の最大値を50に拡大」が追加された。

理由はこうだ。

この最大値の切り下げには、色々な議論がありました。ライセンサーからの強い圧力があったのも事実です。ただ決定的だったのは、利用回数の調査結果です。実際にユーザが、連続してどのくらい検索を行っているのか、調査してグラフにしたのが下の図です。

(ここにグラフ画像

1回しか利用していないユーザは55%、半数以上にのぼります。5回以内のユーザカウントすると、92%になり、大部分のユーザは5回以内で問題ないんですね。それとは逆に、15回全部使い切るユーザ一定数いることが分かります

ここから、多くのユーザの使い勝手はそのままにして、ヘビーに使ってくれているユーザに新たな選択肢を与えたい、ということを議論した結果、最大値のデフォルトを5にして、最大値拡大のアドオンを追加する、という落としどころを見つけました。これでさらに利用してくれるユーザが増えてくれると嬉しいです。

『大辞泉』1.6公開!記念セールも開催中! | HMDT Blog

ライセンサー小学館?)から圧力とあっては仕方ないが、残念な改悪だった。

ちなみにこのリリースと同時にセールも行われた。

「利用回数の制限解除」通常2,000円→セール価格1,400円

「利用回数の最大値を50に拡大」通常600円→セール価格300円

「利用回数の最大値を50に拡大」を購入していた場合の「利用回数の制限解除」通常1,400円→セール価格1,100円

2度目の改悪

今日バージョン2.0リリースされた。

その内容は冒頭にも載せた通り、アップデートすると利用可能回数制限時間回復がなくなり、0ポイントとなると辞書機能は使えなくなった。

理由はこうだ。

有料化へと至った経緯

大辞泉』は無料アプリとしてリリースすることで、14万を超えるユーザダウンロードしていただきました。また、時間経過とともに利用回数が回復する、ソーシャルゲーム的な手法を取り入れる事で、大きな注目を集めました。この手法は、スマートフォンアプリ市場において、ユーティリティタイプアプリの新たな活路を見出す事を目的としたものでした。

しかし、この成果を収益に結びつける事はできず、事業継続が困難となりました。さらに、ライセンサーから現在の状況を憂慮した、強い働きかけもありました。このような状況のため、無料アプリとしての展開は終息して、有料アプリとして再出発させていただく事となりました。ご理解のほどをお願いします。

NEWS|大辞泉

ほぼ同じ文章が大辞泉アプリのフェイスブックにも掲載されている。HMDTのツイッターは去年12月の1度目の改悪バージョン1.6)以降、バージョン1.6.1.や1.6.2リリースの際も今回もツイートがない。普段リリース報告をしたり、上記のようにアプリに対して説明(釈明)していたHMDTのブログも未だ沈黙している。

私が知る限り事前予告はなかったと思う。残念だ。

ナウシカあらすじ07

からトルメキアの王都トラスから戦線崩壊に業を煮やしたヴ王がシュワに向けて自ら出陣していた。彼もまた墓所を狙っていたのである。敗走した生き残りの兄皇子たちもまた、国境警備を命じられたものの、ヴ王の目を盗んでシュワに向かう。そして偶然ナウシカは兄皇子たちの斥候部隊と遭遇する。嬉々として彼らを撃滅する巨神兵を制止したナウシカは、彼を立派な人になるようにさとし、エフタル語で無垢を意味するオーマと名づける。

名を与えられた巨神兵は急速に知能を発達させ、自らを調停者と称する。ナウシカ巨神兵についての伝承に疑問を抱く。巨神兵とは単なる兵器ではなかったのではないだろうか?

一方難民終結地は一瞬即発の危機状態にあった。クシャナによる、ナウシカを追ってシュワに行く為の船を貸してほしい、との要請火種になり皇帝と僧会という重石がとれ権力真空状態にあった土鬼難民の間に、侵略者トルメキア軍への憎悪クシャナを標的として再燃する。クシャナももはやかつてのような攻撃性は失ったものの、自体平和的に打開する手を打つでもなく、「所詮血塗られた道か・・・」と呆然とすべての終わりを待っているだけであり、

チャルカもまた圧制者たる僧会への民衆憎悪をなだめるのに手一杯で後手に回ってしまう。しかしユパがクシャナ殺到する兵の刃から身を持って庇ったその瞬間、マニの僧正の霊が彼の体を借りて再臨し、人々の憎悪は打ち消され、衝突は回避される。「そなたには王道こそふさわしい」と言い残しユパは死に、「友達になろう」と差し出されたチククの手をようやくクシャナはとる。

ナウシカとオーマは兄皇子たちの艦隊に合流するが、ナウシカの身体はオーマの発する「毒の光」によって衰弱しきっていた。テレパシーで伝わったユパとほぼ同時に、彼女の旅にずっと同伴してきたキツネリスのテトも死に、テトを埋葬する為ナウシカはオーマとともに艦隊を離れる。ナウシカを逃がすまいとする兄皇子たちはオーマの「裁定」により艦隊から引き離され、身一つでナウシカに伴わなければならなくなる。

テトを埋葬するために降りたオアシスナウシカは奇妙な牧人に救われ、彼の庭園の館で治療を受ける。彼女の身体はみるみる回復し、とうに滅びたはずの動植物ヒドラの農夫が世話するこの館で、彼女はくつろぐと同時に記憶をなくしていく。しかし同じように記憶をなくし、かつての権力への妄執から解き放たれて別人のようになった兄皇子たちの奏でる、「火の七日間」以前の古典音楽の調べが呼び覚ました「青き清浄の地」のイメージとともに、彼女忘却から醒め脱出をはかるが、牧人に制止される。

目覚めた彼女は牧人のテレパシーによる誘惑をもはや受け付けず、牧人に真実を語ることを求める。しかし牧人は、二百年ほど前にこの庭を訪れた「そなたに良く似た少年」のことを語る。彼はやがて人類を救いたいと書き置いて、ヒドラを連れて脱出し、初代神聖皇帝になった。「そなたのしようとしていることはもうなんども人間が繰り返してきたことなんだよ」。

くじけそうになるナウシカのもとにセルムがテレパシーで救援に駆けつける。しかし、牧人もまた一種のヒドラであることを指摘するセルムの前でも、彼(彼女)の奏然たる様は揺らぐことはなく、逆にセルムを問い詰める。「青き清浄の地」に今の人間適応できずに死んでしまう。そのことを森の人は知っておきながら何故それを希望と偽るのか、と。

しかし、問答をきっかけにナウシカは一気に自体真相に肉薄する。実は「腐海」の地球環境浄化機能は、自然にできたものではなく人為の所産である。そして腐海の周辺の汚染された環境に対する人間の耐性もまた、人為的な改良の所産である。つまり産業文明末期、「火の七日間」の前後に巨大な地球環境復元プロジェクトが組まれ、そのために「腐海」という人工の生態系創造され、プロジェクトの期間中、「腐海」が副産物として生成する毒物に耐えて生延びていけるように人間も改造されたのだと。

そしてこの庭は復元された環境の中に開放されるべきものたち、農作物家畜文学芸術を保存したタイムカプセルのようなものなのだと。

「この庭にあるもの以外に次の世に伝える価値のあるもの人間は造れなかったのだ・・・つぶやく牧人にナウシカは「何故墓所には伝えるに値しない技が遺され死の影を吐き出しているのですか?」と問う。答えない牧人に「沈黙もまた答えです」と言い放ち、牧人ももはや彼女を止めようとせず、「そなたのためにこの庭はいつも開けておこう」と別れを告げる。そしてナウシカは館を脱出し、ガンシップで追ってきた風の谷の従者たち、蟲使いの若者たちと合流する。すでにオーマは、病んだ彼女を置いて一人シュワに出発していた。ナウシカたちはシュワに急行する。

シュワにはすでにヴ王軍勢が到着し、制圧完了していたが、墓所の門は閉ざされたままあらゆる攻撃を跳ね返し、逆に激しく反撃してくる。そこに到着したオーマは裁定を申し入れ、墓所に対して門を開くように通告し攻撃を加える。これにさしもの墓所も損壊するが、反撃でオーマは傷つき倒れ、シュワの市街ともどもヴ王の軍も全滅する。辛くも生き残ったヴ王とその忠実な道化の前に、門は其の新しい王を迎えるためついに開かれる。

ヴ王に遅れてナウシカも到着し、ともに墓所最深部、主の前に立つ。主はその表面に旧世界の知を記した古文字を浮かび上がらせた巨大な肉塊である。そこから人々(浄化計画を設計した旧世界科学者達?)の幻影が立ち現れ、「腐海の尽きる日」「青き清浄の地」の復活を予告し、其の準備として用意された技術の貯蔵庫である墓所を守るように要請する。しかナウシカはそれを拒絶し、「真実をかたれっ」と迫る。

幻影はかき消え主は新たに道化の口を通し、お前は人類を滅ぼそうとするのか、と責めるが、ナウシカ未来と引き換えに現在犠牲するプロジェクトをあくまで拒絶、かろうじて生きていたオーマを呼び出し、主を攻撃させて破壊する。断末魔の主の反撃からナウシカを庇ったのはヴ王であった。オーマは母の名を呼びながら絶命し、その死を哀しむナウシカはオーマとともに解体する墓所の中に沈もうとするところをアスベルに救われて脱出する。

救出されたヴ王クシャナに看取られ、彼女王位とトルメキア再建の責務を託して死ぬクシャナは「わたしは王にはならぬ すでに新しい王を持っている だが帰ろう!! 王道を開くために」と、ユパとヴ王の遺志に従うことを決意する。

ナウシカは青き衣のものとして民衆の歓呼に迎えらる。彼女自分の知りえた真実については黙して語らず、人々を欺き続けることに決める。ただ秘密セルム、森の人とのみ分け合って。

後日談としてナウシカはその後土鬼の地にとどまり、チククの成人まで風の谷にもどらなかったこと、また一説には森の人の元に去ったとも伝えられていること、そして後に「トルメキア中興の祖」とたたえられたクシャナは生涯王位につかず代王にとどまり、以後トルメキアは「王を持たぬ国」になったこと、が記されてこの長い物語は終わる。

2014-04-05

春はくちづけ。

ようよう深まる僕らの愛は、すこし無垢で、目を合わすのさえ恥ずかしくてままならない。

そんな僕らが、この春、ついにキスをした。(エッチはまだ)

二人にとっては、これがファーストキス

はじめては二度と訪れない特別ものからいつまでも忘れないためにここに記しておこうと思う。


桜の咲くうららかなある日、僕は彼女を家に呼んだ。

この時点ではキスをするつもりなど僕にも彼女にもなかったけれども、部屋に入り、二人きりでつれづれな時間を過ごしていると、無言の空間がなんともいえない雰囲気をかもしだして、彼女がはにかみ、僕もはにかみ、もうキスをすることが暗黙の了解のようになってしまった。

見つめ合うことさえできない僕らが(むろん手をつないだこともない)、いざキスをするとなるとどうしていいのだかわからない。

しばしの沈黙の後、うつむきながらふーっと深呼吸して顔を上げると、彼女はいかにも緊張して面映そうにしていた。

僕も男だ。僕がリードしなければ。部屋のとびらを静かに閉めて、ちょっと触れればこわれてしまいそうな体を思い切って引きよせ、乙女のはじめてを奪った。


ほんのりと冷たいくちびるが、僕の分厚いものをねっとりと吸いつける。

キスってきもちいいよって誰かが言っていたけれども、まさかこれほどだとは思わなかった。

やがてどちらからともなく舌が入り、無心で絡めながら、人間に生まれてよかった、父さん母さんありがとうと泣きたくなるほど感謝した。

生きるってすばらしい。


驚いたのは顔の近さ。

彼女のつややかな顔がどアップで映るのだ。

さすがにこのときばかりは目が合うし、彼女の眼球の中に自分の顔があるのまでわかる。

だんだん恥ずかしくなってきて目線を上にそらすと今度は髪の生え際が一本一本つまびらかに見える。

さらには肌の産毛、毛穴、そして可憐鼻毛も一本...(よく女の鼻毛が出ているのを幻滅するとか言う人がいるが、僕はまったくそうは感じなかった。むしろ人間らしくていいな、かわいいなって思った。)


しばらくすると互いの息遣いが荒くなり、ちゅぱちゅぱと色っぽい音が部屋の中に響く。

きのうまでは触れ合ったことさえなかった僕らの関係が一気に昇華したのを、窓の外から聞こえる小鳥合唱が祝ってくれているようだった。

半分ひらいていた目を二人はいつのまにか閉じ、なおも夢中で舌をからませつづける。


何分たっただろう。

疲れを感じて舌の動きが緩んできたとき彼女の舌が妙に冷たいことに今更ながら気づいた。

冷え性に悩んでいるとは言っていたけれども、舌まで冷えているのだろうか。

そういえば、さっきはじめて唇を合わせたときにひんやりとしたのも、あの時は興奮していてあまり気にしなかったが、冷静になってみるとちょっとおかしい。

まさか

はっとして目を見開いた。彼女の目も丸くなっていた。視線を徐々に下げてゆくと、荒れ気味の肌、開きすぎな毛穴、ぶっとい鼻毛、あれ、髭まで.....


唇をそっと離す。

昼になって、ぬるい風が窓から吹き込めば、僕の視線も、白いキスの跡に注がれるばかりであった。

2014-03-29

賃貸管理会社とのこと

日大入学後の6月から約4年間住んでいた賃貸物件を退去した。

その賃貸物件管理会社担当者が本当にどうしようもない人間だったのでここに吐き出したいと思いはてな匿名ダイアリーに登録した。


そもそも私が6月という半端な時期に家探しをしたのは、もともと住まわせてもらっていた祖母宅を近くに住む叔母の「いつまでいるの?」という言葉で追い出されることとなったからだった。

大学入学直後で遊びたいのに夜遅くに帰れないし、ほとんど一緒に暮らしたことのない人間といきなり同居、というのは難しかたから、仕方ない。

ただ、いきなりそのように言われて18歳の私は非常に傷つき、急いで大学の近くで物件探しを始めた。


6月ということもあり、条件のいい物件はもちろん埋まっている。

仲介不動産会社と何件か物件を周り、築20年ほどで3点ユニットバスだが、駅近で居室も広め、鉄筋コンクリートで5万円ほどの物件に決めた。(東京西部だが、腐っても東京なので家賃は仕方ない)


思えばこの頃からこの物件は選んではいけない要素が多くあったのだ。


実際住んでみて、家賃は築年数やユニットバス等を考慮しても場所としては良い、なのに20以上ある部屋のうち常に5部屋以上空きがある。


あと、これは後から親に聞いた話なのだが、学生なので契約は親の名義で行ってもらったが、契約書を郵送しているにも関わらず契約書に書かれている契約金の入金日が書類の到着した当日。

銀行の受付時間もあるため、せめて翌日にしてもらえないか、と連絡したところ「時間までに払えないなら契約してもらわなくて結構です」と言われたらしい。

なんでこの時点で親は怒って契約破棄してくれなかったんだろう。

この時は、仲介不動産会社の人が本当に頑張ってくれたらしい。この人は本当にいい人だった。今でもやっぱりいい人だったなと思ってる。


こうして入居して、1ヶ月ほど経ったころ。


花火大会に行った日に私は鍵をなくしてしまった。

完全に自分の過失である

家に入れなくなってしまい、管理会社に連絡した。

慌てて鍵をなくしてしまったんですけど、というと、管理業務は本当は土日はやってないんですけど、まあ困っているようですから開けてあげましょう、それで、鍵は交換しますか、といきなり聞かれる。

私はまず鍵を開けて欲しかったし、慌てているのもあったので、え?あの…と咄嗟に答えられなかった。

すると「だから鍵を交換するのかしないのか、どっちですか」とまくされて、交換はしなくて済んだが、本当に印象が最悪になった。


絶対この管理会社とは関わりたくない、と思いその後1年11ヶ月は静かに暮らした。


そして契約更新の時。


この時もおかしい。


そろそろ更新の時だな、と思っていたが、更新2ヶ月前になってもなかなか更新のお知らせが来ない。

更新は一ヶ月前までに届け出なければならないのに。

普通そういうのって向こうから送られてくるのではないだろうか。

かなり粘って、40日前に連絡したら、郵送か、自分手続きに来い、とのことで。


後にも書くが、この会社は本当に自分から動くことをしなかった。


更新の際、今住んでいる物件家賃が5000円以上下がっていたので、家賃の引き下げを頼んだ。

やんわりぼかしながら言ってると、それで、いくらにして欲しいんだ、と、鍵をなくした時のような言い方で言われた。

いちいち嫌味ったらしくて書いてても腸が煮えくり返る。

募集している家賃と同じ額にしてほしい、といったところ、大家と確認して連絡する、とのこと。

すぐに返事が返ってきた。


「今募集している家賃は、震災の影響で家賃を下げて募集しているんで。入居後家賃を引き上げる、ということを入居者の方にも説明しているから、あなたが入った時とは状況が違うから同じ家賃にはできませんが、大家のご好意で2000円下げましょう」


はあ、前半本当だったんだろうか、私は今ならそんなこと言われたら絶対はいらないけど。

まあ後半もそれならそれでいいが、いちいち大家さんのご好意、とかそういう「こちらが譲歩しましたよ」感を出してくる。とても嫌味だ。そんなこと聞いてない。

不満はあるがとりあえず2000円下げてもらえてよかった。


そして先日。ついに退去の立会。

初めての引っ越しということで、完全な形で退去できていなかった。

これは私のミスだ。

立会の際、修繕項目をたくさん上げられた。


蛍光灯グローランプの交換

シャワーカーテンの取り付け

カーテンフックの取り外し

エアコンフィルター掃除(?)

洗濯機部品取り外しによる蛇口交換(?)

フローリングの細かいキズ

・押入れの扉の補修

クローゼットの扉の補修

ハウスクリーニング


?がついているところが疑問に思ったところだ。


ハウスクリーニングにはエアコンフィルター掃除は含まれてないのか。エアコンフィルター掃除し忘れで金を取られるなんて初めて知った。


まり関わりたくなかったから、項目を上げられたあとすぐに帰ってきたが、これはまずいことになったと思い消費者センター相談したところ、それぞれに関するもの割愛するが、結論としてはとりあえず見積書を待って、書面でやりとりするようにしましょう、あまりにも決着がつかないようだと訴訟を起こす・起こさせるのもアリです。と言われた。

消費者センターの人は親身になって相談に乗ってくれた。東京都にこんな機関があると知れたことはよかったと思う。


入社に伴いしばらく東京を離れるので、見積書は移動先に送ってもらおうと思い管理会社電話したら、口頭で見積書を読み上げられ、金額を言い渡された。

フローリングの細かい傷は張替えしかないと言われたんですが、大家さんが学生さんにそんなに払わせるのもかわいそうだと言って、簡易修繕セットのようなもので直すことにしたのでこの値段です」と、またお得意のこちらが最大限譲歩してあげましたよ話法。本当に大嫌いだ。


結果、敷金や日割り家賃差し引いて2万ほど払えと言われる。


口頭でやりとりはしたくなかったので、見積書を送ってください、というと沈黙


そして、「え?それは私が?封筒を買って切手を貼って?しなきゃいけないんですか、大家さんが送るんですか?」


ここでとても嫌な予感がした。

ネットで出てくるどんな悪徳管理会社でも郵送はしてるぞ。


「修繕項目に不満な点があるので書面で大家さんとやりとりしたいんですけど」

「は?」


先ほど挙げた項目の?のところと、ハウスクリーニング不要という判例があることを述べた。

せめて敷金と日割り家賃で修繕を済ませて欲しいと思った。


すると、、


あなたが何の勉強をされたかしりませんけどね、こっちは長いこと不動産業界で働いてるんですよ、エアコンの洗浄が高い?あなた市場価格とかわかって言ってるんですか?あなた本当にうちの物件に住んでた人ですよね、そんなに見積書が欲しければとりに来てください、さっきから黙って聞いてれば頭ごなしに喧嘩腰でまくしたてて、なんなんだ。長年不動産業界いるけどあなたのような人は初めてだ、そんなに言うならこっちだって出るとこ出てもいいんですよ」


ここまで言われて、脳みそ直感でこの人間と関わってはいけない、と信号を発した。

変な人が道に居た時より強い信号だった。


一応補足しておくが、私は普通に述べただけなので別に喧嘩腰ではない。嫌悪感が口調に出ていたかもしれないが。


とっさに、この先もこの人間に関わることと2万円のお金を払うことを天秤にかけたら、お金を払うほうがマシだと思った。

すみません私が悪かったですもうお金払うんで、それであなた方との契約は完全に終了なんですね!?と言いすぐにお金を振り込んだ。


文章にすると、自分の伝え方が悪かったり、自分の過失も多いので、管理会社担当者がどんな人間だったかいまいち伝わらなかったかもしれない。


出るとこ出たら困るのはお前だろ、とか色々言い返したかったけど、もうそんな気力がなかった。

どうせこんな管理会社に任せてる大家もどうしようもない人間だろう。

もう関わりたくない。


自分の弱さに悲しくなる。


ネット管理会社口コミなんかは出てこない。

それもそのはず、賃貸管理している建物が3つしかないのだ。


今回の引っ越しで、たくさん反省して、たくさん後悔した。


この先、この会社に関わる人が少しでも減ることを願っています

2014-03-27

花粉症の人に「大変だね」って言うの、止めようと思う。

今、日本でどれくらいの人が花粉症にかかっているのだろう。

私のざっくりとした体感としては、周囲の人間の半分くらいがこの季節をうっとうしがっている。

風が吹けばくしゃみをし、くしゃみをしては「伐採したい」と呟く。

陽気な日には陰気そうにしていて、マスクの奥で鼻をずびずび鳴らしている。

私の同僚が、やっぱり花粉症だった。

別に珍しいことじゃない。彼女以外にも花粉症の同僚はたくさんいる。

だけどいつもはしていないマスクを付けて、くしゃみをたくさんしていたので、つい言ってしまった。「大変だね」って。

"お愛想"のつもりじゃ全然なかった。

でもあんなに大きなくしゃみを聞いてしまったんだから、知らんぷりしてるのも変だし、精一杯のいたわりのつもりで「大変だね」と言ったのだ。

同僚は恐い顔をした。不機嫌に静かな怒りを混ぜ込んだような、恐い顔。

「あのね、その大変だねっての、止めてくれない?」

そう言われた私はたぶん、きょとんとした顔をしてしまったのだろう。同僚はそのまま続けた。

花粉症じゃない人に「大変だね」って言われると腹が立つの

 そりゃそっちは花粉症のしんどさをわからないなりにわかろうとしてくれてるんでしょ、それくらいこっちにだってわかるよ。

 でもそういう、ホントに"わかって"もないのにわかったような口ぶりって、こっちとしちゃどうしてもムカついちゃうの。

 ムカつくところじゃないって、怒ったってしょうがないんだって頭じゃわかってても、やっぱりムカつくの。

 その「大変だね」って、男が生理中の女に向かって言ってくる「生理って大変だね」ってのとおんなじくらい、どうしようもなくからっぽなんだよ」

生理の話は、すごく明快なたとえだったので、私はなるほどなぁと頷いた。

男の人に、生理痛の痛みはわからない。知識としてはみんな知っていることだし、「大変だね」と心配してくれる人もたまにいて、やさしいな人だなとありがたく思う。

でも言われた方は、「知りもしないくせに」って思う時がある。

「この下腹部がずしんと重くなる感覚も、どろりと血が流れ落ちる気持ち悪さも、とつぜん視界を薄暗くするめまいも、"味わって"みたことがないくせに」って。

そう、男の人の生理に対する心配や同情って、どこか「からっぽ」だ。

中身がつまってない感じ。裏打ちされてない感じ。もっと感覚的に言っちゃうと、「ぽかーんとした感じ」。

「大変だね」は便利な言葉だった。その場しのぎの、言っておけばとりあえずやさしい人になれる気がするような、お手軽な言葉

とりあえず沈黙を埋めてくれる、"気の利かない私のための"無難言葉

別に「大変だね」が悪い言葉だって言いたいわけじゃない。

ただ、もっと"知らない"・"わからない"ってことを意識したいなと思っただけ。

じゃないと、わかったような顔で「大変だね」って言ってしまいそうだから

2014-03-23

Twitterについて思ったことのメモ

Twitterをやめた時に書いたメモ

Twitterをしてよかったところ

  • 趣味を通じてたくさんの人と交流出来た。
  • 様々な角度から物事を考えるようになった。
  • 一次ソース(情報源)の確認をするようになった。
  • 情報がすぐ手に入れらる。
  • 沈黙は金なりということがよく分かった。

Twitterをしてよくなかったところ


Twitterをしていて思ったこと

感情的になったらネットから離れると冷静になれる。

ネット上だけでなく、現実世界でも信頼できる人、相談できる人、心を許せる人を持つ。

2014-03-20

ニート認定君と見返りレッテル君が同時に沈黙って同一人物なのかな?

そういうのが見えるとすごく、こう、えも言われぬ哀愁を感じてしまう。

2014-03-19

新世リケジョゲリオン

  • 第壱話 晴子、襲来
  • EPISODE:1 Dr. Vacanti's ANGEL
  • 第弐話 見知らぬ、細胞
  • EPISODE:2 Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency cell
  • 第参話 できない、再現
  • EPISODE:3 A GOD HAND
  • 第四話 大和、逃げ出した後
  • EPISODE:4 Boomerang Effect
  • 第六話 決戦、PubPeer
  • EPISODE:6 Fig, 2
  • 第七話 人の造りしもの
  • EPISODE:6 A FLASIFIED WORK
  • 第九話 瞬間、泳動像、重ねて
  • EPISODE:9 Both of You, Use Data Again You Want to be accepted!
  • 第拾参話 ES、混入
  • EPISODE:13 CONTAMINATION
  • 第拾伍話 嘘と沈黙
  • EPISODE:15 The women wanted to get a lot of attention, and thus wear the pink cook's apron.
  • 第拾六話 死に至る早稲田、そして
  • EPISODE:16 Three germ layers
  • 第拾八話 TCRの再編を
  • EPISODE:18 SELECTION
  • 第拾九話 リケジョの戰い
  • EPISODE:18 INTRINSIC FLUORESCENCE
  • 第弐拾参話 酸
  • EPISODE:23 Fig. 3
  • 最終話 CDBの中心でアイを叫んだけもの
  • FINALE Take care of yourself

http://anond.hatelabo.jp/20140318123529

2014-03-14

最初の3人でキャバクラの大半が決まる説

今年も新大学生達が初々しくキャバクラデビューしようとしていますが、

そんな人たち向けのエントリーを書いてみます

巷では、よく最初の3人でキャバクラの大半が決まるという説があります

個人的には、非常にリアリティがあります

なんというか3人目までで、いわゆるキャバクラへの目線とか哲学みたいなもの

大分決まってくるということを良く見てきました。

それが、その後を決定付けていくことが多いから

そのように言われているんじゃないかと推察してます

特に、激安を主軸としてるキャバクラ年功序列とかほぼ無関係

なところがほとんどだと思いますので、

あんまりモノを考えずにキャバクラに行ってしまうと、ほぼ取り返しがつきません。

こいつダメだなーというキャバ嬢が、その後大成するというケースを見たことがないのです。

ダメというのは、ブスとかそういうことじゃありません。

自分の身体でモノを触らずに、ただ接客をこなしたり

自分の手でライターを着火せずに、ただ喫煙してみたり

最初の3人でこういう働きのキャバ嬢と遭遇すると、もはや沈黙し、

そこから延長した客を、未だかつて見たことがないのです。

もちろん、私はまだ30代の前半ですので

もっと高級店ではという話もあるのかもしれません。

ただ、今20代ナンバーワンで活躍し、凄まじい指名を受けているキャバ嬢の話を聞いてみると

ほぼ100%、皆様最初の3人までが勝負だと言っています

というのも、3人目までで突き抜けてしまえば、指名の機会が圧倒的に増えます

そうすると、指名料やドリンク数で更に差が広がっていきますので

追いつくことはかなり難しくなります

じゃあ3人目までで突き抜けるにはどうしたら良いか?

最初の3ヶ月で同伴とアフターをし、半年経過で圧倒的に成果を出す。

1年目の売上にこだわりつくす。

ということじゃないでしょうか?

で、2年目はそれを当然上回る。

3年目は3年間の区切りの集大成として仕上げる。

そんな感覚キャバクラに徹底的に向き合うということが重要だと思います

その過程で、とても大切なのが自分の中での

キャバクラに対する哲学

を3年間で作り上げるということだと思います

私自身は、今年キャバ嬢12年目になります

22歳

3年 No.4

3年 No.2

28

2年 No.1

2年 ママ

2年 クラブ経営イマココ

というキャリアキャバ嬢をしてきました。

そもそも、こういうキャリアでいこうと考えた訳ではなく、

振り返ってみたらこうだったという形です。

自分でも思うのですが、

全く先のこととかを考えていたわけじゃないのでラッキーにすぎません。

ただ、あきらかに言えるのは前半の6場内指名が後半の6指名客になっています

で、前半の6指名客のうち、そのまた前半の3指名客が次の3愛人になりました。

私自身は、売上にこだわって仕事をしていましたが、

実のところ、売上自体はそこそこだったなと思います

悪くないけど、超よくもない。

残念ですが、その程度です。

ただ、幸いにもキャバ嬢を思いっきやらせてもらったので、

この3年間で、

キャバクラに対する姿勢とか

自分キャバクラ観みたいなもの確立することができました。

それは、毎日溺れるようなシャンパンタワーでのドンピン30本を支えてくれました。

結局のところ、二日酔い時や向かい酒の時に自分の中に胆汁があるかどうか

ウコンが効いたなと振り返ると思うのです。

アフターができるかできないかというのを、

スキルみたいなもので考えてしま新大学生の方がとても多いです。

違います

アウターができるかできないかは、マネーが決めます

マネーがあっても、口だけの客は沢山います

せっかく金持ちなのに、ケチってばっかの客も沢山います

そういう客は指名ができるといえません。

これから先のキャバ嬢人生で、そういう客を沢山見ていくと思います

ただ、客がそうなってることに気づく機会というのは最初の3年間を過ぎたら

一生ありません。

30代後半になってもそんな金の無い客のほとんどは諦めの眼差しで割り切って

最初の1時間だけので帰るようになります

こうなるとほぼ終わりです。

この3年間で、いかに気付き、いかに自分の指名客を築き上げるか?

ということが本当に大事だと思います

かくいう私も、この3年間にツケてしまったツケは今もずっと支払っています

それを豪快に棚に上げて言います

最初の3年でキャバ嬢人生の大半決まるよ!」

http://sudoken.hatenablog.com/entry/2014/03/13/224448

2014-03-13

池田信夫氏のSTAP細胞解説がデタラメすぎると騒然

BLOGOS STAP細胞って何?

http://blogos.com/outline/82075/

こども版 STAP細胞って何?池田 信夫

http://agora-web.jp/archives/1585739.html?utm_source=SNS_20140313

関由行氏関西学院大学

https://twitter.com/yoshiyuki_seki/status/443860335573757952

易しい解説をしていただけるのは結構なのですが、デタラメをここまで堂々と書くのはやめてもらいたい。。。

幹細胞』とは、自己複製できて、かつ他の細胞へ変化できる細胞です。体の様々な組織幹細胞があり、

組織恒常性を維持しています幹細胞からクローンなんて作製できません。

STAP細胞自己複製を永続的にできないので多能性細胞と呼びます。一方で、STAP細胞特殊培養液で培養し、

永続的に自己複製できるようになった細胞STAP幹細胞と呼んでいます

こちらの細胞は多能性を持っていて自己複製できるので多能性幹細胞になります

巷で言われている万能細胞のことを正確には多能性幹細胞と呼びます

片瀬久美子 氏@kumikokatase サイエンスライター

https://twitter.com/kumikokatase/status/443890018902228992

イケノブさんか…。この人は以前から色々と問題が。。。

慶應義塾大学助教 中武悠樹氏

https://twitter.com/Yuhki_Nakatake/status/443926597997821952

池田氏STAP幹細胞STAP細胞区別が付いていないのね。まぁ分野外の人には困難すぎる概念、なのか・・・

東京海洋大学非常勤講師粥川準二

https://twitter.com/kayukawajunji/status/443906969120677888

もし僕が無理して経済のこと書いたら(汗)

Jun Seita氏スタンフォード大学

https://twitter.com/jseita/status/443926488614981634

ネットみのもんた、みたいなもんですかね。知ったかぶりは困ったもんです> @Yashiro_Y 至急なんとかしてください。




https://twitter.com/ja150087/status/443864368543846400

経済学者STAP細胞の解説をするなんて、おかしいですよね。ぜひ専門家が分かりやすい解説をしてくれる事を、国民の多くが

望んでいると思います。そうした誠意を見せる場がないと、山中教授以外の予算は大きく削られる状況に陥るかもしれません。

https://twitter.com/gakumura/status/443902067279548416

なぜ解説しようと思ったのか…

https://twitter.com/ChimaOh1/status/443901844578787329

ノビーwww 間違いだらけだぞwww

https://twitter.com/kazu_acky/status/443936989318877184

生物門外漢でも分かるほど不正確すぎる記事・・・

https://twitter.com/fukuda56513/status/443794587706851328なんか、昔、科学者の誰かが 『分からないものを前にしたら、沈黙しなくてはならない』 って言っていたが、

からないことに出会った時に誤魔化さず、じっくり考えるべきだということだ。 STAP細胞について劣性遺伝という

用語さえ誤用する池田信夫氏が発言できることは何もない

2014-03-11

http://anond.hatelabo.jp/20140311102648

震災職場で知ったと思う。

年度末で忙しかたから、他のみんながテレビの前に集まっても特に関心を持っていなかった。

で、呼ばれてテレビを見ると偉いことになってた。

僕は九州なので被害とかはあんまり無かったんだけど、やっぱりショックを受けたのだろうと思う。

職場のみんなでじっとテレビを見ていて、沈黙に耐えきれず、笑えないジョークを跳ばしたような気がする。

みんな、仕事が手に付かず、残業もせずに家に帰った。

酒飲みの用事があったけど、行かなかった。その日飲む酒はまずい気がして、帰ってすぐに寝た。

一週間位して、遠距離で付き合っていた彼女が努めていた自動車関連工場が操業を停止して、2週間の休みをもらえたと帰ってきた。

彼女職場に復帰したが、今度は人員整理広島に異動を命じられて、いいきっかけだったので辞めてもらって結婚した。

それから子供も出来て、最近2歳になった。

で、なぜほぼ関係ない震災結婚の話を並べた。

別に書かれてたならなんとも思わんが並べて書かれると吐き気がするんだが。

2011年結婚した年だね

震災職場で知ったと思う。

年度末で忙しかたから、他のみんながテレビの前に集まっても特に関心を持っていなかった。

で、呼ばれてテレビを見ると偉いことになってた。

僕は九州なので被害とかはあんまり無かったんだけど、やっぱりショックを受けたのだろうと思う。

職場のみんなでじっとテレビを見ていて、沈黙に耐えきれず、笑えないジョークを跳ばしたような気がする。

みんな、仕事が手に付かず、残業もせずに家に帰った。

酒飲みの用事があったけど、行かなかった。その日飲む酒はまずい気がして、帰ってすぐに寝た。

一週間位して、遠距離で付き合っていた彼女が努めていた自動車関連工場が操業を停止して、2週間の休みをもらえたと帰ってきた。

彼女職場に復帰したが、今度は人員整理広島に異動を命じられて、いいきっかけだったので辞めてもらって結婚した。

それから子供も出来て、最近2歳になった。

2014-03-07

年寄りに席を譲ったら怒られた話

取引先に行く為に電車へ乗ったんだよね。

人身事故で違う路線の電車が止まっていた為、時間の割に満員電車だった。

ある駅で目の前にお年寄りが立ったのでこちらどうぞと席を譲った。

そしたらそのお年寄り

「わしはまだ足腰元気じゃ!余計なお世話せんでいい!」

って怒鳴ってきた。

想定外の返しだったのでしばらく沈黙してしまいそのまま席を立ち停車してた駅で下りた。

下りる予定の駅ではなかったが、同じ車両にいた乗客のお前何やってんだよ的な視線に耐えられず下りた。

ホームに立ち車内を振り返るとそのお年寄りが私の席に座っていた。

なんだろうこのモヤモヤした気持ち。

一つ言えるのは、私はこの先二度と席を譲ったりしないという事。

目の前に杖をついた老人が来てもシカトしてパズドラをやり続ける。

こんな世の中にしたのはお前だ。

2014-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20140222194322

はてな左翼レイシストなんて、もはや周知の事実じゃねーか。あいつらの文章、日本韓国(あるいは中国北朝鮮)と入れ替えれば、ネトウヨそのままの文章の出来上がりだぜ。

あいつらがネトウヨをことさらに憎むのは、単純な同族嫌悪しか無いし、あいつらの語る平和人権なんて、自分が嫌いな「日本」という国を叩くための材料やツールでしか無い。だから日本を叩くための、より大事なツールである中国北朝鮮の重大な人権弾圧は完全スルーノーベル平和賞受賞者が牢屋に叩きこまれても、チベット人ウイグル人虐殺されても、日本人拉致されても沈黙する。

2014-02-17

おいしそうにごはんをたべることだけが彼女の魅力だ

俺の友だちの唯一の長所ごはんを食べることだ。彼女はとてもおいしそうにご飯を食べる。

奴とは共学だった高校で席が近かったから仲良くなった。

たまに呼び出したり呼び出されたりして、カラオケしたり、遊びに行ったりしている。

あの時はチンチクリンだったが、大学卒業しようという今では、なんか成長している。色々。

「ねー、お腹すいたんだけど?なんとかしてよー」

映画館で席について、いよいよ上映開始、旧態依然としたビデオカメラを頭にかぶった男が”No! 映画泥棒!”とか言い始めた段になって、こいつはこういうことを言い出す。

本当にクズだ。仕方なく無言で自分キャラメル味のポップコーン差し出してやる(奴のは既に空っぽだ)。

大体において話していても大したことを言わない、ボンヤリしたやつだった。おまけに鈍くさかった。

大学講義レポートを出さなくちゃならなくても、ギリギリになって泣きついてくる。

俺はあまり勉強はできる方ではなかったから、二人でよく遅くまでファミレスで頑張った。

あいつは頭は良かったので、コツを教えるとすぐに飲み込み、てきぱきとレポートを終わらせてしまい、俺が頑張っているのを横目に奴はパフェうつつを抜かしている、ということがよくあった。

納得がいかないが、あいつと一緒にいると、こっちはドリンクバーだけで粘っていても全然文句を言われないので、その点は助かった。奴はよく食うのだ。

そんなあいつが目の色を変えたのは、俺がとっておきの料理を出した時だ。

「なに?たまごご飯はフツーがいいよ。熱々ごはんたまごをかけて、バターを載せて、醤油をちょこっと。王道が一番だって…」

タッパーに入れられ、茶褐色になっている卵を見て、あいつは目を潜めてそう言った。

「まあそう言わずに食ってみろよ」

冷蔵庫からとり出した卵は、俺が3日掛けて作ったものだ。

と言っても、やることは簡単で、まず白身を除いてタッパーに入れ、醤油みりんを1:1の割合で注ぐ。黄身がひたひたになるまで加える。

冷蔵庫で寝かせ、3日たったら取り出す。

そして熱々のご飯の上に載せる。

漬けられて茶褐色に染まった卵は、半熟卵のようにすこし固くなっているから、混ぜたりはしない。崩しながらご飯と一緒にいただく。

このシンプル料理は、”卵黄の醤油漬け”と呼ばれる。ネットで知って以来、俺はたまに作って、客に振舞っている。

しばらく黙って食べていた彼女が、沈黙を破る。

「ふ、ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおwwwwwwwwwwwwww

なにこれぇ、、な・に・こ・れぇえええええええwwww」

必死になって、がっつく彼女。よく見ると目に涙が浮かんでいる。

付け合せに作ったトンカツキャベツ味噌汁もどんどん減っていく。これは急いで何か追加を作ったほうがいいかもしれない。

「美味しい!美味しい!!あんた、あたしに、こんなに食べさせて、豚みたいにぶくぶく太らせてとって食べる気でしょw」

おかわりのためにお椀を差し出しながら、礼もろくすっぽ言わずに、あいつはそんなことを言った。

「いや、お前はちょっとは痩せろw運動しろw」

そして、俺のメシをたらふく食え。心のなかでそう付け加えた。

決めた。今度、告白する。

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