はてなキーワード: 初体験とは
そのときはinterpalとか、ok cupid とかやってて、白人女子に会いたくて、英会話喫茶にいったり、みんなで集まってワイワイするパーティみたいなのをやったけどからっきしだった。
大体そういうパーティーは男性が外人で女性が日本人で、たまにいる白人女子にも大量に男が群がるという、ハプバーのような光景であった。
自分がモテなかったのもあるが、母数がおもなネックだったように思う。かなり時間がかかったように思う。
~~~~
それはとある街のHubに入ろうとしたところ、白人の女性が入り口で同じように入ろうとしており、やっぱ入らずに出てきた。
40前半で二人子持ち。でも割と綺麗。Hubのような男が女に群がっているのが嫌いだということで、意気投合(俺もきらいっす)
それが白人の血が混ざった人との初体験。翌日自宅にブルガリの時計を忘れて行って、そのまま質屋に売ってしまおうかと一瞬思ったが
思いととどまった。この人は割といい人で、まぁ全部おごらされるけど、悪い気はしない。さばけていて、いろいろ話してくれた。
実家がかつて金持ちだったこと、2人の息子となかよく暮らしていること、離婚したこと。セフレの男性がいること。
30の誕生日には、会ってくれてなんかしらんがやらせてくれた笑 ドンキにバイブを買いに行ったりもした。
そんな思いで
花椿で連載されていたときから、『ダルちゃん』はすごい!泣ける!と評判だったので、ウェブでまず読んだ。「この主人公、最低」と思った。書籍化されたらしいので、加筆修正なりあるのかな。と思って読んだら何も変わってなかった。
「女性なら共感できる」みたいな煽りもみたけど、勝手にその仲間にしないでほしいと思ったので増田でぶちまける。
『ダルちゃん』は「学校や社会になんとなく馴染めず、うまくな立ち回れなかった」女の話だ。主人公は自身を「ダルダル星人」=ダルちゃん と認識していて、外では「普通の女性」として「擬態している」と思っている……という漫画だ。
話としては
③ダル公、②の男の振る舞いをみて居たたまれなくなった女の先輩に助けられるも、「は?私だって男とアレコレできるんですけど?先輩と違って」と居直る
⑤ダル公、③の先輩に泣きついて何故か仲良くなる
⑥ダル公、職場でうまく立ち回れてない事務の正職員男性(足に障害あり)を助ける
⑨ダル公、女の先輩に詩を読ませる。先輩絶賛。賞も取る。
⑩ダル公の詩は自分との付き合いについてか〜と思った男、「自分を題材にするのはやめてくれ」という
⑪ダル公、私を幸せに出来るのは私しかいない……生きてるって思うのは創作のときだから……と男と別れる
⑫なんか自分だけダルダル星人って思っていたけど、案外世の中にはダルダル星人多い〜!自分だけ擬態してるって思っていたけど、男女関係かく外の姿ってあるし自分が必要以上に「適応しなきゃ」って思ってただけかも!自己実現大事!
⑬終
こういう話。簡単にまとめようと思ったけど長くなった。
まずダル公の先輩は「良い女」で、孤高で屋上で詩を読むタイプの人間なんだけど、一度自分が「あの男は本当にダメだよ「」って助けたにも関わらず、「余計なお世話です!」って返した後輩、まじその時点で見限るべき存在って思わん?て思わなったの?少なくとも友情関係作る女じゃない。仕事上で助けてはやるが絶対にそれ以上は乗ったらいかんでしょ。
そしてダル公!!!!!!!必要以上にプライド高くて、「脚が不自由だし、性格的にもこの人なら自分を傷つけなさそう」みたいな最低の観点で男を選んでおきながら、相手の気持ちを慮らずにポイかよ!彼は脚で第三者から色々なまなざしを受けてきたろうに…とか、何も想像せずに「この人は私の創作活動を邪魔する存在だ!」で切り捨てるなよ。お前の創作活動は男とつきあってないとできないのか。彼氏の人生を切り売りしておいてその言い草はなんなんだ。
『ダルちゃん』は全体的に視野狭窄で、独善的で、人からの優しさを踏みにじり、自分が如何に傲慢かに気付かずに「自己実現」だけ得て終わる。
女だけど、全く共感できなかった。
いい話とも思えないし。結局ダルちゃんは人と真摯に向き合わず、都合の良い『イケてる人の話』しか聞かない。「男に頼らなくても、恋愛しなくても生きていけるヒロイン」にしたかったのかもしれないけど、じゃああの捨て方はなんなんだよ、と思った。竜頭徹尾、彼はダルちゃんにとっての肉棒だった。向き合う関係ではなかった。あの彼氏はダル公との別れの後、滅茶苦茶良い人と出会ってほしいとしか思えない。
そしてダル公は、別にダルダル星人だからうまくいかなかったわけではないよ、プライドが高くて人を振り回してる自覚がなくて、そして自分が傷つけたことは無視して傷付いたとしか思えない、その性格だと思うよ。
ダル公、でも来年あたりは『このマンガがすごい!』あたりに選ばれてそう〜〜〜〜最悪だ……………
この間、初彼女ができた。とあるマッチングアプリで知り合った仲なのだが、エロDVDから飛び出たんじゃないの?って感じの子で少し戸惑った。
マッチングアプリで知り合ってから初デートまでそれほど時間はかからなかった。たしか最初の会話から一週間やそこらで出会う約束ができた。そして初デートから合体まではもっと早かった。
俺は初デートで手を繋げれば合格だと思っていた。そこから先は特に考えてもいなかったのだが、途中で彼女の方から「ハグして」と催促。あれ、これって美人局なんじゃないのか?って疑うよね。一応は真剣な恋愛や結婚を見据えた人が集まるマッチングアプリだったので、嬉しさより戸惑いが先に頭をかすめた。
その後は早かった。公園でいちゃついた後で彼女の家に直行して、そのまま合体。朝ご飯食べてアイロンかけて出勤した。とはいっても彼女の車で送ってもらえたんだけどね。
展開の早さに追いつけなかったが、それ以上に彼女が本当に処女だったことに驚いた。自慰行為もしたことがないためか、絶頂かどうかも定かではないらしい。なのにセリフがどこまでもエロゲーのママ。あんなに男にとってだけ都合のいいだけの展開が、まさか現実にあるとは思わかなった。
俺みたいな男が初めての相手でよかったのかな、と今でも思っている。あんなに痛そうで気持ちよさそうな初体験を俺みたいな男相手だって記憶はずっと残るんだろうな。
そして、残念なことに俺は年齢もあってか結婚を意識している。恋人としてはみるとその子はいいんだが、結婚相手にふさわしいかというと難しい気がしている。恋人と結婚相手の境目がわからないが、とにかく何か違う気がしている。
嫁には出来ても妻にはできない、って感じか。
だから彼女にはもっといい相手を見つけて欲しい。こんな、彼女とLINEしている裏で別のマッチングアプリで他の女の子と出会う約束をしているようなクズじゃない男とを。
20歳だった。
孤独だった。周りに一番人が多い時期だっただけに、より一層孤独だった。
お金を払えばいい。所謂「プロ」が所属するお風呂屋にお金を払い、そして「プロ」と(結果的に金銭が発生するが)恋愛の末、童貞を捨てればいい。
20歳になるとそういうお風呂屋で童貞を捨てた人も居た。自分もそうなればいい。
しかし、そうはいかない。童貞を捨てるというのは見栄なのだ。見栄を貼るのに妥協はいらない。と言った所で、彼女ができるわけでもない。
そこで考えたのが出会い系だった。当時はまだスマホも普及していない時代だが、その頃からワ○ワ○メ○ルとかはあったような気がする。
ネットで検索をし、「サクラが少なく、えっちな事にしか興味がない女性が多い」という謎の情報が書いてあるブログを見つけ、早速登録したのだ。(ご存知の通りだが、所謂アフィリエイトサイトなのでそのサイトはサクラ塗れで、女性の登録フォームがまずなかった。)
※ちなみに登録したところは「ワ○ワ○メ○ル」ではない。
プロフィールはしっかり書きましょうと言われ、
名前:増っち
年齢:20歳
タバコ:吸わない
お酒:飲まない
一言プロフィール:湘南の風の増っちです(嘘)カフェ巡りが好きで鎌倉の○○ってカフェに出没します。
みたいな事を書いた。今思うと意識の高さが垣間見えるし、本当によくそのカフェにはいってたのでクッソ危ない(逆に言うと、そのカフェぐらいしか行かない)。サクラサイトでよかったな。
するといきなりメールがくる。
相手は19歳のJD。プロフィール写真がなぜか下着姿で結構なスレンダー、ゆるふわヘアでどストライクだ。
「はじめまして、増っちさん。今晩にでもあえませんか?もう我慢できません。」
おいおい、とんだ淫乱野郎が来たみたいだぜ。プロフィールを見ると、踊り狂うスリーサイズ、88-52-74!可愛い顔してバスト88!?これはたまりませんな!
返信をする。
「はじめまして、めぐみんさん。自分は大丈夫ですよ。どこに住んでいますか?自分は鎌倉市です。」(初回ポイント500ポイントのうち50ポイントが削られる。)
するとすぐに返信がくる。
「私も鎌倉市です!すぐに会えそうですね~。早速ですが、ポイントもったいないのでメールしましょう!メールアドレス送ってください。」
おほー、今日俺はバスト88のゆるふわJDで童貞卒業する!すまんなお前ら!俺はバスト88のゆるふわJDが初体験じゃよ!
「わかりました。私のメールアドレスはmasutti○○@d○c○m○.ne.jpです。」
送信をしようとする。
すると、エラーが表示され、こう映る
「メールアドレスの送信には500pt必要です。 450-500=50pt 50pt足りません! ポ イ ン ト 購 入」
なんてことだ、最初にメールアドレスを送っておけばよかったのだ。仕方がないのでポイント購入をしようとするが…
なんと、ポイント購入が5000円(500pt)からしか出来ない。支払いはクレカか、ウェブマネー…。クレカは持ってないし、コンビニは徒歩10分の距離だ…。
「あ、いきなりメアド交換は引いちゃいましたか?ごめんなさい>< 私も早くえっちしたいので別の人見つけますね…」
ま、まて!違う!19歳バスト88のめぐみん!まって!という思いで返信を書く
「すみません、いまポイント書いに行ってます!もうちょっと待ってください!10分ぐらいで買ってきます。」
「ああ、増っち様。」うめくような声が、風と共に聞えた。
「誰だ!」増っちは走りながら訪ねた。
「あなたの不安でございます。あなたの心の良心でございます。駄目でございます。走るのをやめてください。今月5000円を使うと明日から実家から送られてくる米だけで過ごさねばなりません。」
「いや、米だけで生きていける。」
「やめて下さい。走るのは、やめて下さい。いまはご自分の生活が大事です。童貞を捨てるチャンスはもっと余裕があるときで良いではありませんか。」
「そんなことはない、だから走るのだ。後先の問題でないのだ。童貞も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと柔らかくて大きいものの為に走っているのだ。ついて来い! 俺の良心。」
「ああ、あなたは気が狂ったか。それでは、うんと走るがいい。ひょっとしたら、サクラじゃないかもしれない。走るがいい。」
増っちは走った。増っちの頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて走った。
コンビニにつくや否やウェブマネーを買いたい旨を店員に告げ5000円分を発行してもらう。
そして、韋駄天のごとく、部屋に戻り、ウェブマネーの番号を入力し、500ptを得たのだ。
「めぐみんさん、遅くなりました。私のメールアドレスです。masutti○○@d○c○m○.ne.jp」
増っちは待つ。どれぐらい待っただろうか。携帯が今にでも鳴り出すんじゃないかとバクバクしていた。
そして…
「ユーガッタメール…(ピロリン)」
来た!
「ご入会完了のお知らせ」
「お支払い期限が近づいています」
くるわ、くるわ迷惑メールの嵐。
旋風。
トルネード。
騙されたのだ。サクラだったのだ。
5000円騙し取られた上にメールアドレスを売られる。
どんな罪を犯せばこんなひどい罰を受けるんだ。俺はただ19歳バスト88とえっちがしたかっただけなのに。
俺はそっと涙を流し、来るメール来るメールをキャンセルし続けて、そしてド○モのメニューからメールアドレスを変更したのだった。
今となれば笑い話だが、その後は18日間、米と海苔だけで過ごした。
人は天の邪鬼だ。
優しさを当たり前に受けているときほど、優しさを軽視する。
孤独なほど、人一人の存在に感謝をし、悪意に傷ついたときほど、当たり前の優しさを再確認する。
きっと、邪智暴虐の限りを尽くす王もそうだったのだ。
でも本当に失ってからでは遅い。
他人は私がネットでホームページを持っていると言うと驚く。私はnifty時代からの年季のいったエキスパート爺である。72歳である。
そして今日人生初の経験があった。何年ぶりだろうか。トマト,青トマトを食べたのである。
ところで皆の衆の心に残る初体験は何かの?おしえてたもれ。
その中でも結構有名というか、研究内容を言ったら特定される分野なので詳細は省く。
GPAバトルを制し新進気鋭の研究室に入った俺を待ち受けていたのは、今考えても普通に訴訟もんだろというレベルのブラックな「現場」であった。
同業者の方はご存知と思うが、マテリアルというのは日本がかなり強い分野であり企業の注目度も高く、
なおかつ実用度が非常に高いため「金の成る木」としてバイオと並んで世界との競争が激しい分野でもある(らしい)
比較する先が世界なので、当然世界レベルの努力と実績を要求されることは入って知った。
20時間ぶっ続けでサンプル作った実験結果を当日のゼミで発表すると「もうちょっと綺麗に資料作れないの?」とか平気で言ってくる准教授。
真面目で頑張り屋なのにインパクトファクターを稼げずドクターを6年続けて鬱になった先輩。
めっちゃ上から目線で日本国の公的手続きの手助けを求めてくる外人ポスドク。
当たり前だがすべての研究は無償のボランティアであり、どころか金払って受ける教育なのだが、
求められるのは仕事としてのクオリティ。遊びでやってんじゃないんだよ!
頑張って書いた論文のファーストオーサーはもちろん…教授「俺だよ」
いろいろなことに嫌気がさした俺はアカデミックの道を早々に諦め就活を頑張ることにした。
教授からは「好きでやってる研究だろう。好きなことにすら不真面目な君が社会に出てやっていける訳がない(意訳:研究室で奴隷続けろ)」と全力で人格否定を受けつつ、
少子化の影響もあってか、まあまあ有名といえる程度の大手企業にどうにか滑り込むことができた。
今時小学生でもわかるだろというようなレベルの情報処理の授業、
中学生の国語でやるだろというようなレベルのビジネス作文の授業、
あらゆる授業を仕事として受けることになる。もちろんおちんぎんが発生する。
すべての課題を秒速でクリアし、定時より手前で帰る日々がしばらく続く。
あまりに簡単なので研修よりは同期とのレクリエーションが目的なのだろうと勝手に忖度していた。
ある程度の教育を終えると晴れて部署配属となる。部署はSE部隊。
情報系出身ではない俺だったが、趣味でプログラミングはかじっていたし興味もあった。
入ってすぐの仕事はあるシステム(社員が使っている自作ツール)の改修だった。
新卒に簡単な仕事を与えつつ、プログラミングスキルを伸ばしつつ、自分たちの仕事も効率化できる、という上手い采配である。
プログラミングはかじっていたとはいうものの、ゲームを作ろうとして挫折したり、あとはHelloWorldレベルくらいで、
まともに運用したのは精々MATLABのような特殊なものだけ。所謂プログラミング言語で利用者がいるソフトを触るのは初体験だった。
詰まっては調べを繰り返しながらも趣味の延長のような感じで楽しく取り組むことができ、上司の引いた工程の3分の1で完了した。
俺は平静を装いつつも内心歓喜した。
なにせ不真面目学生である俺は教授から駄目出しをくらったことしかなかったのだ。久々に得られた自己肯定感である。
これはいけると判断したのか、同じく社内ツール改修の仕事をいくつか振られる。
片付けていくうち、俺のPCスキルが先輩社員と比べても高い部類にいることに気付く。
自作ツールを社内LANで動かすとファイヤーウォールに引っかかったりなどするが、先輩社員がそれを対処できないのだ。
どうやらそういう感じで動かなくなり、放置されていた部分を俺が解決しているらしい。
だがWindowsのFWの設定なんてNasneでアニメを撮りためたりFPSの海外鯖に接続するようなヒキニートにとっては半ば常識である。
陽キャパリピっぽい先輩が知らなくても無理はないが、SE部隊で長年社会人やっておいてわからないことには軽く失望する。
プログラミングが派遣の仕事とは言っても使役する側に知識がないのではやはり困ると思う。
ちょうどその時、働き方改革とかいう名目で各職場が独自でやっていたシステムを統合し、
各営業所で独自に動いていた勤休登録システムが全社的に統一されることになった。
新しいシステムはUIもモダンで、前のよりぶっちゃけ使いやすくすぐに慣れた。
だが先輩は勝手がわからないらしく、俺が先輩に質問する回数が減るのと同時に、先輩が俺に質問する回数が増えた。
働き方改革の魔手は勤休にとどまらず、いろいろな社内システムが統合されてゆく。
頼られる頻度は増し、頼ってくる相手も先輩だけではなくなってきた。どこから噂を聞いたのか他部署の人からも質問の内線が来るのである。
上司に聞けや。知っとると思うがワイ新卒やぞ?と思いながら(つーか言いながら)回答する。
まあ新しいものには若い方が強いみたいな感覚は理解できるが同期に聞けよ←残念同期からも同じ内容の質問が飛んでくる‥現実です‥これが現実‥!
このあたりで自己肯定感よりぶっちゃけ不信感を感じることが多くなってくる。
確かに中学生以降は家族でも学校でもパソコンに強いニキではあったが、
まさか面接で選抜されたひとだけで構成されている筈の会社でパソコンに強いニキをやるとは思わなかったのだ。
まあそんな人が一人もいないはずがないので、多分、本当に詳しい人はうちではなく客先に居て、かつ忙しいということだろうと思うが。
さすがに面倒に感じていたある時、PukiWikiを社員が編集して公開できる神システムを見つける。
当然というべきか、数年前に何某が色々編集していた痕跡だけを残し、現在は廃墟と化していた。が、サービスは生きていた。
ゲームの攻略を頑張って書き込んでいた時代を思い出しつつ、新しい社内システムの利用法を懇切丁寧に解説するWikiを作る。
上司からは「その辺の社員100人より貴重」「絶対やめないでくれ」的な評価を賜る。
社内ツールの使い方記述しただけで褒められる異常事態に少しずつ価値観が麻痺してくる。
仕様書がないのはもちろん、そもそも社内環境でビルドできない、なんと.NETではないVBである。
当たり前のように1ファイル50kstepを超えるソースがずらずら並ぶ様は威圧感すら感じさせた。
上司を含めて誰もソケット通信が分からない中、元々チャットツールを作ろうとして失敗した経験のある俺は、
先輩が3人×3時間=9工数かけて解決しなかったあるバグをちょいとググっただけで10分で解決。
というようになんかやたらと活躍し、どうにかプロジェクトが終わるころには上司の評価は天元突破した。
地味に詳しい人は他にもいる(外にいて忙しい)ということもわかり推測は当たっている様だった。
会社に入って以降「君は社会ではやっていけない」と言った教授の言葉の信憑性は下がる一方である。
なにせ主観的にはヒキオタがヒキオタっぽいことをやっているだけで褒められるのだ。
募る違和感の中、経団連の会長室にメールが導入されたニュースと、そのコメントを見て気付いた。
俺は異世界転生したのだと。
そう、俺の就職先は、パソコン強いニキが崇め奉られる異世界だったのだ。
自席で堂々とYouTubeを見てたときには流石に上司に苦言を呈されたのだが
「ゼネラリストには情報収集も必要」と言い訳すると「おお…」「さすが村上君だ…」となって許された。(マジ)
ちなみにマーケット調査の名目で業務中YouTuberを見ることを冗談のつもりで提案したら、真面目に検討された。(マジ)
他の人にはありえないが俺だけ許されるところに落ち着くのではないだろうか。
うける。
正直言って危機感はある。
世界と戦うを標榜していただけあって確かに研究室のレベルは高かったと思う。非情報系でもプログラミングはできて当たり前だったし。
この会社は(最近、一定以上大きければどこもそうじゃないかと思うが)半官半民みたいなもんなので、皆どことなくのんびりと仕事をしているように見える。
その結果、当然ながら競争力が落ちる。落ちはするが、会社組織は存続し続ける。
そして存続し続ける会社の中には「異世界」が広がっているのである。
他の会社もそうだと思うが、各地で頑張ってる派遣プログラマーの方がよほど技術力が高い状態。
まあでも転生した側としては居心地いいのでこの異世界に骨を埋めるのも悪くないと思っている。
リクエストがあったので、女子大生の話をもう少し書こうと思う。初めて会った日は居酒屋(僕が中学校三年生の頃は、社会がまだ未成年飲酒に厳しくなくて、ごく一部の店(もしくはよっぽど見た目が幼い場合)でしか年齢確認はやっていなかった。)でご飯を食べた。彼女はいわゆるメンヘラタイプの人だった。年下の男が好きだと言っていた。僕の前に付き合っていた男も高校生1年生だったと言っていた。ジャニーズの知念くんが好きで、あなたは似ているねと褒めてくれた。カラオケに誘われた。僕は歌が下手だったし、カラオケで歌えるような曲をあんまり知らない(せいぜいJ-Hiphopぐらいしか聞いていなかった)ので、カラオケは嫌だったが、歌わなくてもいいのでと強く誘われたことと、(ちょっと広い二人用の対面式のテーブルだったが)途中から隣に座ってきて、それなりに親密な、性的な雰囲気になっていたので、了承しカラオケに行った。そこで彼女はジャニーズの曲を何曲か入れるも、数曲しか歌わずに以降はただBGMにしていた。僕にキスをした。僕を触った。(嫌でもなかったし、どちらかというと興奮していたので、少し彼女を触る、ハグするぐらいはしていたが)基本的に僕はされるがままだった。徐々に服の上から→下着の上から→直接と進んでいった。僕は途中でイかせてほしいと言ったが、「汚れちゃうよ?」と少し嬉しそうな顔をした。何度かそういうやり取りをした。当時はあなたが口でしてくれたら全て解決じゃんと思っていたが、当時の僕には彼女が大人に見えたし、主導権も全て握られていたので、そんなことは言えなかった。そんなやり取りをしているうちにズボンにまで我慢汁がしみてきてしまった。彼女がそれに気づいたぐらいで、今日はここまでね、となった。そのまま駅に一緒に行った。途中僕がもっとしてほしそうな顔で訴えてみたが彼女は「どうしたの?」といたずらっぽく言うだけだった。やっぱりそこでホテルに行こうよなどと言えるほどの度胸などはなかったので、そのまま帰らされた。その日にLINEで彼女から「出したかった?」「一人でしないの?」などとラインが来た。「あなたにイかせて欲しいので今日はしない」といったようなことを返信したら、そのまま流れで翌日も会うことになった。ホテルに行った。そこでもまあ似たようなプレイがあって初体験をした。それから1ヶ月ぐらいで数回会ったが、ちょうどその頃にその頃、(これは彼女の話とは全く別件だが)、僕は家から追い出され、携帯を失い、(彼女の住んでいる所と少し離れた)都会に住むようになったので、彼女とはそれっきりになってしまった。
事の起こりは数か月前、持病の薬を貰うため通っていたレディースクリニックにて
私「え、あ、はい」
比較的空いている朝一番の予約で、半分寝ぼけた頭のままぼんやりと、いつものように血圧を計られ、薬だけもらって帰宅する予定だったのに。
医師の言葉に、ぼんやりしたまま普通~に返事をしてしまったが、私は、処女である。
説明しよう、子宮頸がんとは、性的接触により子宮頸部に感染するHPVというウイルスにより発生するガンである。
「すみません、私経験がないので、がん検診はまた次の機会にしてもらっても良いですか…?」
と、この一文をサラッと医師に告げれば良いだけだったのに、
「ああ、はいはい、がん検診ですね?了解で~す」的な雰囲気を醸し出しつつ、私は澄ました顔をして承諾してしまった。
やっちまった。
完全にミスった。
何がやべえって、子宮頸がんの検診は、
<股にクスコをぶっ刺し穴をかっ開いて、器具入れて子宮の入り口の粘膜をこすり取ってくる>
30年間使用されず、廃墟と化した山道のトンネルに、いきなり車両が通行するようなものである。
病院からの帰り道、冷静になった頭でがん検診をシュミレートしていたら、じわじわと恐怖が襲ってきた。
(クスコとはどういうものか、イメージがわかない方は、「クスコ 婦人科」で画像検索されたし)
しかし私の頭には恐怖と同時に、一筋の光も差し込みつつあった。
<これは処女を脱することができる、チャンスなのではないか…!?>
話が前後するが、私は若い頃から卵巣嚢腫を患っていて、婦人科には定期的に通院している。
初診の婦人科では最初の問診で「性経験の有無」について必ず答えるようになっているものではあるが、問診表に素直に「性経験無し」と記載したところで、世の中のすべての人間が私に対して処女としての対応をしてくれるわけではない。
これは完全に個人の体感であり、偏見でもあるのだが、「婦人科で処女だと申告した時に、それを受け入れ当たり前のように処女として対応してもらえるのは、20代前半まで」であるように感じられる。(あくまで主観ですが)
今まで転勤などによって、5カ所の婦人科を渡り歩いてきたが、問診表で処女を申告していても、いざ診察室に入ると、もう一度経験の有無を確認されたり、酷い時には何の疑いもなく股に器具を突っ込まれそうになったことすらある。
残念ながら、
というのが、世の常識なのであろう。
実際、私の周りにも処女なんていないし、この年齢になると5割は経産婦である。
友人同士の女子トークは、自分に話すことがあんまりないからか、ちょっとわずらわしく感じられる時があったりもするが、まぁ問題ない。
じゃあどういうときに肩身の狭さを感じるのかというと、高齢処女が一番のストレスにぶち当たる場面は、やはり病院なのである。
私は卵巣嚢腫を患っている。
経験者はマンコに、処女はケツの穴にこれを挿入して診察するのだが、例えば歳若いお嬢さんであれば、「経験が無いのでお尻から」というのはあたり前に受け入れられるだろう。
しかし30女になるとどうだ。
まず世の常識として、30代は大体非処女、という大前提がある。
医療従事者も人間だ、無意識に刷り込まれている先入観には抗えない。
そんな常識をぶち破り、
「男の経験無いのでケツからお願いシャス!!!」と申告しなければいけないこの心苦しさは計り知れないものがある。
羞恥心、虚しさ、自嘲感、気まずさ。
圧倒的ストレス。
まだ1度や2度くらいなら割り切ってわりとサラッと言える。
しかしながらこれが定期検診となるとストレスの度合いがぶち上がる。
内診の度にじわじわと心が削られる。
しんどい。
一切心苦しい思いをせず、マジョリティのひとりとして診療されたい…
そういう思いもあり、今回の子宮頸がん検診を念願の<非処女>として受診するべく、私は荒廃したトンネルを開通させることを決めたのであった。
そう、自らの手によって。
ここでタイトル回収。
まず彼氏を作る努力をしろよという指摘には、30代で経験が無いことがすべてを物語っているので察してくださいとしか言えない。
始めては好きな人と…なんて可愛げのあるセリフは可愛い女が言えばいい。
誰がなんと言おうと、私の初めての相手はディルド!君に決めた!
アマゾンで1600円くらいで購入。
実家暮らしの為、万が一家族に箱を誤開封された時のことを考え、コンビニ受け取りにする念の入れよう。
まさかこの中にチンコが入っているとは思いもよらないであろう、シンプルな包装。わかっていらっしゃる。
開封。
しかしこれが世の平均サイズ…事前に平均サイズを調べておいたけど、まさにこのディルドも平均of平均といった造形であった。
こんなものが入るのだろうかとヒヨりそうになるが、女の穴は本気を出せば赤子だって通すことができる穴だ。
なんかこう上手いこと出来てるに違いない、と信じるしかない。
さぁ、いざ勝負。
衛生的には被せたほうが良いに決まっているのだが、気持ちが乗っているこの状態を一時中断して買いに行くべきか、悩む。
ゴム無いけど気持ちが盛り上がってるから生でやっちゃうとか、漫画で100万回くらい見たことあるけど、なるほどこういうことね。理解理解。
マキロン信者である私はマキロンにすべてをゆだねることによって、ゴムの購入を省略した。
乾いたバスタオルをケツの下に敷き、事後、すぐ体を拭う用に濡らしたハンドタオルをサイドテーブルにセット。
寝っ転がって股を開脚。
開戦。
「待って待って待って。無理、入らん。普通に痛い。無理。」
10秒後、敗北。
とりあえず先っちょだけ頑張ろうと思った出鼻をくじかれる。
先っちょが、まるで入らない。
入らないのに超痛い。
嘘やろ?世の女たちみんなこんな痛い思いして合体したの?
とりあえずググる。
結果、処女膜はマンコのめちゃめちゃ入り口にあるということが判明。
先にググっとけよという話だが、なるほど把握した。
たかが先っちょ、されど先っちょ。
再戦。
「ぐわあああああ痛ええええええああああああああ!!!!」
と呻きつつも、ディルドの先端を穴に当てがい、グググと押しやる。
ここで引いたら一生勝てない。
押し込む手の力を弱めず、攻め込む。
激しい攻防は20秒ほど続き、そして
「!?」
行けるところまで前進するべし、という軍師の命により、ディルド軍は奥へ歩を進めるものの、
半分くらい行ったところで、ちょっともう股間の痛さが無理すぎてギブ。
終戦。
ディルドを引っこ抜くのもまた怖いやら痛いやら。
準備しておいた濡れタオルで股をぬぐい、ベッドの上でしばらく放心。
体感時間は1時間くらいだったが、実際は途中ググってた時間を含め、10分ほどの戦い。
股間はなおもジワ~~~!!っと痛い。
もう完全に怪我。完全に怪我の痛さだわこれ。股間の怪我。明日は出歩かず安静にしておこうと決める。
それとも好きな男とのデートの途中だからこそ、心身共に盛り上がることによって軽症で済むのだろうか?
30分くらい横たわったのち、そろそろ動くか~と体を起こしたと同時に、尿意を感じトイレへ。
そしてふと股と便器をのぞき込んだら、真っ赤で仰天。5秒おきに股から血が滴り落ちている。
真顔で股の血をトイレットペーパーで拭き、パンツにナプキンをセット。
事前に世の人々の初体験をググっておいた時に出てきた情報では、「パンツに血がにじむ程度」とか書いてあった気がするが、
な~~~にがにじむ程度じゃ馬鹿野郎!垂れ流しって書いとけ!!などと心の内で悪態をつく。
血はほとんど止まっていた。
一週間後、貫通具合を確かめるため、2回戦目。
「え?待って?普通に痛い。」
一度処女膜が破られたら、その後はもうズッコンバッコン余裕なのかと思っていたら、全くそうではないらしい。
初回貫通時の痛みを100としたら、2回目は40くらいの痛みであった。
しかし痛みはあるが、出し入れ自体は初回とは比べ物にならないほど容易ではある。
この調子なら、婦人科のクスコや超音波器具も、もう大丈夫かもしれない。
どうでもいいけど、この椅子はアトラクション感あって、動き出すとちょっとワクワクする。開脚されると正気に戻る。
器具を股に当てられ、そのまま何のためらいもなく流れるように挿入される。
「やべえ、普通に痛い。」
「まだ普通に我慢できる範囲の痛さだけど、これ以上はやばい。これ以上痛くなったらやばい。これ以上は…!」
と頭の中でヒヤヒヤしていたら、一瞬で器具が抜かれ、終了。
早い。
想像以上に一瞬。
椅子に座ってから30秒も経ってないんじゃないかと思うほどの早さ。
この30秒のために大いに悩み、戦をした自分は一体何だったんだ、と思わなくもないが、
心からホッとした。
これから先は婦人科にかかる時、何の心配、心苦しさも感じることなく、内診を受けることができる。
こういうめちゃめちゃしょうもない下の悩みを抱えている人が、もしかしたら私の他にもいるかもしれない、ということで
この日記をここに残しておくことにする。
なのかどうかは分からないけど、相対的にはそこそこ良いポジションで社会人に居ることができている。
もともと、教室の片隅でなんとか出席していただけの陰キャラが、他のメンバーの状況を勝手に判断しているだけにしか過ぎないけど。
本音を言えば、そう思うことでしか自己解決が出来ないだけだが。
小学生時代はそこそこイケイケ、中学生になるにつれ微妙に思春期を拗らせ、周囲とはうまく絡めず
休み時間は寝たフリをして机に突っ伏し、昼休みは自宅に戻ると言う鍵っ子だった。
なので、そもそもこの同窓会に参加したのもある種偶然というか、少なくとも当初の名簿には俺は存在して居なかったの無かったのだけど。
小学生時代の知り合いが名簿に俺を追加してくれたらしく、連絡が来て、同窓会に参加することになったわけだ。
ちょうど仕事で地元に戻る都合があったので、まぁついでなら、と思って参加した。
そこでは、昔の中高の青春について語るのがある主目的なのだから、そうなんだろう。
だけど、クラスでウェイウェイ系であった奴ほど、余りい良い現状には居ない。
明確には語りたがらないが、無職だったりフリーターだったり、ブラック派遣だったりする。
これらの境遇を差別的にみるわけではないが、ってここでそんな取り繕いに意味はないので、
まぁ、大変だな、って境遇にいるやつばかりだ。
中高と人と余り同級生と関わらず、無駄に勉強とかしていたからかどうかは別として
今だけを見れば、それでよかったんだ、
そう、あの時のつらさや青春を体験できなかったのは意味があったんだ
なんて、そう思う。思いたい。思わないとやっていられない。
結局、現状のステータスで、彼らよりも上だ、そう思わないと何というか、やりきれないんだ。
今はそこまでイケていないと勝手に思わざるを得ない彼らの語る青春は楽しそうだし、羨ましい、というのが結局の本音だ。
齢30を過ぎた今は周囲からある程度モテるような現状は認識している。
だけど、20代後半で初体験をした時に感じたそれは、なんか難しいな、と思うだけで喜びも驚きもなかった。
曰く、「青春なんて幻想だ、あんなものは実際無いんだ。」なんて。
だけど、同窓会で楽しそうに語る彼らの中には、実際あるように見えたし、少なくとも俺には無いということは分かった。
今こうやって、あこがれていた恋愛だのなんだのに遅れて参加しても、メンドクサイだけに思えてしまう。
それに、今はイケていないにせよ、彼らの多くは家庭持ちだ。
俺自身、家庭を持つということに対して自由を失うデメリットを引き算すると、あまり積極的になれない。
聞くに彼らは青春の勢いで恋愛し、結婚し、小作りし、家庭を持っているのだ。
価値観の多様化した現在において、その手のライフスタイルが必ずしも正道ではない、と言われていたりする。
これもネットを中心に。
まぁ、そうだよなと思う一方で、本当にそうかと思う。
結局のところ、青春を謳歌できなかった人間は人生において違うルートを歩まざるを得ないのではないか。
結婚した奴らが言うに
「この人と一緒に居続けたい、そう思ったから。」
というのが、その理由らしい。本当かどうかはさておいて。
今の俺には、恋愛というらしいことをする相手にそうは思えない、思えたことがない。
ただ、通れなかった道を振り返ると、思うんだ。
結局、青春を謳歌せずに、ジメジメした10代を過ごしたのが結局のところの原因だって。
分からないけど、あの勢いだけで走り抜けることのできた青春時代に走ることができれば
今がどうあれ、少なくとも大きな思い出という過去を持つことができるんじゃないかって。
結局俺は今のこの職業、そしてそこでそれなりにやれるという思い込みしかない。
過去には何もないんだ、今をすり減らして生きているだけなんだ、と思った同窓会。
そして俺は過去もなければ、未来に何かを今後残すこともないのであろう。
あぁ、あの時青春の道を通れなかったばかりに
と。
一泊二日の旅行で長野に来ている。渋温泉の評判のいい宿でくつろぐ予定だ。
長野駅前はそれなりに栄えていて、きれいだ。涼しい。ジメッとしていない。蕎麦も美味しかった。
温泉が良ければ最高の旅だなーと思いつつ長野電鉄長野線のきっぷを買い、改札へ向かう途中、おばさま3人組に追い抜かれた。
雑談しながら、ゆっくりと財布の中からきっぷを取り出す3人。後ろで順番を待っていると、1人のおばさまが私に向かって
「ごめんあそばせ」
と言った。
初めて生で関西弁を聞いたときのような感動があった。この言葉は現役なんだ!
昔は話す人もいたんだろうけど、現代では役割語として亡霊のようにフィクションの世界を彷徨っているんだと思ってた。
特急電車に乗り込み、車窓から古びた駅のホームを眺めつつ、感動に浸っていた。
温泉は近づいている。いい湯ならうれしい。
https://anond.hatelabo.jp/20180829224019
増田が元記事消したからこっちも転載する。それはそれとして、やらおんはくたばったらいいと思うよ。
http://yaraon-blog.com/archives/134772
まったくもって同意できずに、色々あるだろ!と思って噛み付くコメントしてたら、元増田の人はいつの間にか書き込みを全部消してしまったので中途半端な気持ちになった。
そんな中で、同じ記事に言及したこのブログを見て少し腑に落ちた。
「自分に刺さるコンテンツ」が年々なくなっていく問題 | 私の対処法
https://www.orangeitems.com/entry/2018/09/05/070000?amp=1&__twitter_impression=true
いろいろ「刺さる」テキストがある。
これら引用
『とてもよくわかる話です。私が40代だというのもあるんでしょうね。VRも手を出しているもののなかなか刺さるまでは至っておりません。いろんなことに対して、ちょっと手を出しては終わり、ということが続くようになってきました。むしろ手すら出さなくなる傾向です。
私も危機感を感じていて、対処している最中なのでまとめておきます。』
『どうも年齢の進行に基づいて、だんだん要求レベルは高くなり、つまらなくて放り出すまでの時間はより短くなり、それを繰り返すことで新しいコンテンツに絶望して手すら出さなくなるという循環を自分の中に発見しています。』
『最近は、対処法というか、反省も兼ねてコンテンツに手を出すときは放り出さないように「面白くなくても一定時間つきあう」ということをやっています。』
ここ最近の結論は、新しいコンテンツが変質したのではなく、自分が変質してしまうという問題だということです。そして、変質したことさえわかれば、変質しないように努力することも必要だということも導かれます。自分に刺さるようにするためには、忍耐力が必要です。忍耐力が年齢の経過で日々失われていくのではないかという仮説を持っています。
2018年の現在は、新規コンテンツの量は過去の数倍あるので、もはや全部楽しみ尽くすのは無理です。これだと思って手を出したものは、諦めて数時間、数日、数ヶ月逃げない覚悟が求められていると思います。』
もともとの増田の記事や、消されたコメントを見ると、娯楽に対して自然とのめり込みたい、というようなものが多かった気がするけれど、もう読めないしどうでもいい。
「自分に刺さるコンテンツ」が年々なくなっているのかもしれない…と思うことは加齢によって、多かれ少なかれ遅かれ早かれ、あるのだと思う。
「もう自分に刺さるコンテンツがないのかもしれない」と思ったときに、どうやって対処するか、それを各々考えるだけな話だと思った。
俺は元増田の文章を読んで、無性に腹が立って書き込んでしまったのも、「嘆くだけでなんにもしてない」「その上、最近のコンテンツも昔のコンテンツも見てないくせにくさしまくってる」「原因は内外の両面にあるとか言っといて自分のことは棚に上げてる」と思ってムカムカ来てしまったんだと思う。
わざわざ書き込むためにはてなに登録しちゃったし、これだって初めて書いた匿名ダイアリーだよ。
無きゃ無い、ハマれないで他人からしたら知ったことじゃないんだけど、リアルタイムでそのハマれないものに刺さってる人はたくさんいるんだよね。
俺も元増田と同じく、youtuberまったくわからないんだけど、これまで会った人で、ヒカキン馬鹿にするとマジで怒る20代の若い人が多くてびっくりしたよ。
ところがアラフィフの知り合いで感性若いんだろうな(もしくは暇なんだろうな)って知り合いに、ヒカキンの動画はちゃんとしてるっていう人、何人かいるんだよね。年末年始はヒカキンとセイキンの動画を見て過ごしたって言われたよ。50代の独身男性に。
なんかすごいなぁ、そうなんだ、と思いながらヒカキンの動画は見てない。おすすめはされたけど他に興味あることあるし…。
めっちゃ泣いてる若い子とか、好きすぎて近づけない子供とか、なんかリアルタイムで刺さってる人が山程いるんだよね。ヒカキン人気あるんだなぁ。あと動画の編集、他と比べると上手いね。
元増田と感情的に、挑発的にやりあった結果、「オタクや評論家になりたいわけではない」「だいたいのジャンルはもうどれくらいの面白さか想像はつく(からやらない)」という言葉を賜った。
感情的なやり取りだし、元増田も消してたから、何か葛藤はあるんだと思うけど。
何かにハマれなくて嘆いてるまま、自分以外の何かが悪いって感情だけを高めていったら、なんにでも文句を言う、誰からも嫌われる老害になってしまうんじゃないかな。
ヒカキンにはハマってないし、ヒカキンの動画もちゃんと見てないけど、ヒカキンの握手会で泣くほど感動してるキッズとその親御さんの姿を見ちゃうと、なかなかdisれない。(その親が自分より若いの、独身だと凹むよね)
でもノレないものはノレない。しょうがないよね。文句もdisりも好きなようにやればいいんだけどさ。
自分が理解できない新しいコンテンツと、それにハマる人をdisるのは老害で間違ってないと思うよ。
人間生きていれば、年々、初体験って減っていくし。嫌いなものは嫌いなままにしておくようになるよね。
自分はこの「老害化」の対処法の一つとして、嫌いな食べ物の克服とか、食べたことのない食べ物を積極的に食べたりしてる。
数年前にパクチーが食べられるようになった。パクチー美味いな。アラフィフに突入した今年はホヤが食べられるようになった。ホヤ美味いね。
新しい発見とか、偏見や先入観を無くすとか、良いところを探して見つけるとか。
そういう機会を無理やり増やして脳の老化、感性の老化に抗ってる。っていうか怖い。老害になるのが。
楽しめなくなるのが心底怖い。
【追記】
ただ、ツイッターアカウントを流し見した上で言うけど、仕事がきちんとあって、投資みたいな副業にも少し時間を割いて?体調管理にも余念がない。気力もあって自信もある30代。そこそこに楽しめる趣味もある。
30代。同年代の友達は結婚して話題は家族や子供、人生設計のことなどが増えてくる年代だよな。趣味で友達と遊ぶ時間とか、そもそも会う時間すら減る年齢だよな。
そんな状態で刺さるコンテンツ、いる?いい大人だよ?地下アイドルに熱狂して何十万、何百万と貢いでるおっさんいるけど、刺さるコンテンツにガチで刺さった人ってあんなだよ?ソシャゲに数百万。コンテンツに刺さりまくりだよ!?友達同士と、ツイッターででもなんでも、語りまくりだよ?その状態うらまやしいか?ほんとに?
そんな状態じゃないことに嘆く必要、ある?自分の親御さんとかそんな感じでなにかに刺さってた?30代って世間ではいい大人だよ?
退屈が娯楽を生むらしいよ。退屈だと楽しいこと探すらしいから。
なんにもない部屋に紙とペンだけ置いて人間を監禁したら創作はじめるらしいからね。退屈に耐えられなくなるみたいで。
そこまで時間余ってないでしょ?
ちょっと退屈なくらいなんじゃないの?
嘆いただけとあったけど、本当にただの感傷だよ。共感してほしかったんだろうけど、さんざんいろんなジャンルをあげては、やってない、つまらん、想像がつく、興味ない、オタクと言われて、共感はできないよ。きっちり見ていないくせにって。
キューブリック語りながら、いまさら実写版の寄生獣が銀魂がってどうこう言いつつコンテンツが刺さらないって、映画きっちり見てる人からしたら、バカにしてる以外のなにものでもないからね。
いい大人になったんだから、刺さるコンテンツが無いとか言ってないでさ。必要ないんだからゆるく卒業したらいいんじゃん。目に入ったそんなに面白くないもの適当に楽しんでさ。刺さるのに当たるまでの時間とコストなんかいまさら捻出できないから。仕事で成果出すほうが楽しくない?
友達は30超えて自転車ガチ勢になっちゃったけど、自転車中心の遠い世界に行ってしまったよ。
「自分に刺さるコンテンツ」が無くなってきた問題、コンテンツ不感症になったんならいよいよ、自分以外の他人を喜ばせたり、仕事で活躍してお客さん喜ばせたり、そういう時間に入ったってことなんじゃないか。
結婚考えられないなら犬でも猫でも飼ったらいいよ。不感症になった心がものすごくウキウキするぞ。もう飼ってるならごめんな。
それでも、この年代からさらに刺さりに行くために貪欲になって鈍っていく感性を磨いて知識を蓄積する人もいるし、クリエイターになる人もいる。大事な人を作って結婚する人もいるだろうし。
俺は仕事絡みでコンテンツもどっぷりだし、仕事相手との話といえばコンテンツの話。新しいコンテンツの良さがわからなくなったら仕事として終わりだから、転職か社内で閑職に回される。
立場なんてみんな違うし、共感なんかされなくても構わないよ。想像しても実像なんかわかりっこないんだし、書いたことの本当か嘘もよくわかんないんだから。
でも、餓鬼みたいにとにかく刺さるもの、楽しいもの、趣味に没頭する時間がないと気が狂う、それこそが生きがい、みたいな意味でコンテンツに相対してる人もいる。
ちょっと拡散されて、さんざん知らない人から好き勝手言われまくって元増田はものすごくストレスが溜まってるだろうし、それに関してはとても同情するし、マジでまとめサイト死なねえかなって思うけど。野球まとめは好きで見てるからあまり厳しく言えない。
ただ増田はそんなにいうほど「刺さるコンテンツ」が年々なくなることに対して危機感があるわけじゃなくて、ただちょっと退屈で、少し寂しくて、昔みたいに盛り上がって燃えられたら退屈がまぎれるんじゃないかな?くらいの気持ちでしかないんじゃないか。
増田はそんなに刺さるコンテンツが今の人生にそこまで必要ないけど、無きゃないで少し切ないくらいの気持ちなんじゃないか。
「自分に刺さるコンテンツが年々なくなる問題」は、それでも「刺さるコンテンツ」を探しに行くのか、それは卒業する時期が来てしまったんだということもあると思う。
巷で大ヒットしてるものにアンテナが反応しない、やっても楽しくないなら、もうコンテンツに時間かけるコストなんかよりは犬猫飼ったり結婚するほうがよっぽど効率がいいと思うぞ。
おれは自分以外の生き物と心を通わすのは本当に楽しいし、嬉しい。
あと、個人的に増田についてどうこうではなくて、年々面白い作品がなくなっていく、と言うような人に興味があったので、反応が返ってくるように感情的で挑発的な書き方を敢えてしました。
その点に関して、あえて決めつけたり失礼な物言いをして、大変申し訳ありませんでした。
【更に追記】
「自分に刺さるコンテンツ」がなくなったっていいじゃないか - シロクマの屑籠 https://t.co/i1MVi8OIWt