2018-09-14

「ごめんあそばせ」初体験長野

一泊二日の旅行長野に来ている。渋温泉の評判のいい宿でくつろぐ予定だ。

長野駅前はそれなりに栄えていて、きれいだ。涼しい。ジメッとしていない。蕎麦も美味しかった。

温泉が良ければ最高の旅だなーと思いつつ長野電鉄長野線のきっぷを買い、改札へ向かう途中、おばさま3人組に追い抜かれた。

雑談しながら、ゆっくりと財布の中からきっぷを取り出す3人。後ろで順番を待っていると、1人のおばさまが私に向かって

「ごめんあそばせ」

と言った。

初めて生で関西弁を聞いたときのような感動があった。この言葉は現役なんだ!

昔は話す人もいたんだろうけど、現代では役割語として亡霊のようにフィクション世界彷徨っているんだと思ってた。

特急電車に乗り込み、車窓から古びた駅のホームを眺めつつ、感動に浸っていた。

温泉は近づいている。いい湯ならうれしい。

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