はてなキーワード: フリーターとは
若者の大半が長生きしたくないという思い込みを持った増田なわけだが、ちょっと違うんだよね。
ネットを調べれば安価に確実に死ねる方法なんていくらでも出てくるご時世に、ネットで愚痴を書いているのがその証拠だ。
とは言え、表現方法を知らずに「死にたい」と言う気分が分からんわけでもない。
3 金が無い
当たり前の話だが、やりがいの有る仕事が有って、家に帰れば伴侶や子供が笑顔で迎えてくれて、休みの日には実家に帰ったり友達と遊べて、贅沢は出来なくてもそれなりの収入が有る人は死にたいとは思わない。(病気や障害は、元増田が「若者の大半」と言ってるので今回は除外)
スポーツ選手になりたいとか、アイドルになってTVに出たいとかであればともかく、この程度の事は健康な若者ならどうにでもなるのだけど、まぁ出来ないと思っている人に言っても仕方ない。
なので各項目に少しだけアドバイスをだそう。
非正規、フリーター、介護、独立するつもりのないアパレルや飲食あたりをやってる人だろうか。
こういう人は、休みの日に就活しろ。とはいっても、アホみたいに一部上場企業に行くと絶対蹴られる。
今は空前の人手不足でな、中小企業は猫の手も借りたい所が多い。
地元の企業を紹介している本が書店に有るから、それを隅から隅まで読め。
いくつか目星をつけて、ネットで色々調べて、シェアが伸びている所を探すんだ。
地元で有名な会社とかはダメだ。優良企業なら入れないし、斜陽産業なら老害だらけで学びがない。
伸びている会社なら中途採用でもチャンスが有るし、学びは間違いなく有る。
休日と平日の空いてる時間を使って、目星をつけるのに1ヶ月、面接受けまくるのに1~3ヶ月って所か。
吊るしでいいからスーツ着て、髪をセットして、こざっぱりした格好で行け。
面接では調べた知識を存分に披露しろ。やる気が有ります、一生懸命働きますアピールを忘れるな。
35歳以上なら難しいが、元増田は35歳以下と言ってるのでこれでいける。
どうしても気に食わない相手しか居なくても、利益のためなら礼儀正しくなれるのが仕事の良い所。
クズの中からいくら数を当たってもクズしか引けない。まともな人間はある程度固まって存在している。
よって、まともな職を得れば、まともな人間関係は後からついてくる。
自分の親が嫌いな人、それは正常な反応だ。まず自立してさっさと引っ越せ。頼られたら縁を切れ。
もし介護や援助が必要だとしても、自分の人生を捨てる必要は無い。先に生まれた人は先に死ぬのがこの世の理だ。
ましてや、自立すら出来ない人が他人を救うとかお笑い種じゃないですかね。
3 金が無い
まぁ仕事で半分は解決するのだが、マネーリテラリシーの無い人は学ばないとそのうち死ぬ。
ローンとか生命保険とかで選択を間違うと、無自覚に数千万円くらい損する事も珍しくはない。
これは本でも読め。オススメは橘玲の「臆病者のための億万長者入門」だ。アフィ無しのリンク貼っとく。
https://www.amazon.co.jp/dp/416660970X/
クソみたいなアフィブログをいくつ読んでも、この1冊には敵わない。新書なので新品でも数百円だ。
まぁ1と2を実行して、まともな伴侶を貰って共働きすれば、金に困る事はそうそう無い。世の中の仕組みを知り、身の丈に合った生活をすればいい。
「世の中の仕組みを知る」という事はとても大事。
本に書いてある事に俺の見解も加えていくつか紹介する。
住居費と人件費が世界有数に高額な日本で、専業主婦or主夫をやるのは狂気の沙汰だ。
22歳新卒の若者には1億以上の人的資本が有る。それを時給数百円で売り払う人は愚か者としか言いようが無い。
宝くじは愚者の税金と呼ばれる。愚かな人だけが支払わされる余分なコストだ。パチンコや競馬も同じ。
超低金利の日本でサラ金やリボ払いで借金するのはバカ。調達金利が0.01%以下なのに、借りている人は10%以上の金利を払っている。
入院、通院の保険はある程度の貯金が有れば不要。何せ、保険の控除率は50%前後も有る。そのぶん貯蓄した方がマシ。
まぁこの程度の事は、良い所の子供なら大卒までに仕込まれている事ではあるが、死にたい言ってる人は知らんだろ?
資本主義社会にはルールがあるが、自分で調べない人はルールを知らずに戦うしか無い。
絶望する前に、ルールを知って一度戦ってみてはいかがか。スーパースターは無理でも、凡人くらいにはなれると思うぞ。
http://anond.hatelabo.jp/20160716201509
あと、勉強は大事だ。元増田の文章は短いのに酷すぎる。文意が通っていない。
ネットばかり見てないで、まともな本や新聞でも読め。国語は全ての学問の源で、これが出来ないと日本人として戦う事も出来ない。
日本は国際社会の中では異常としか言いようのない「戦争のできない国」だった。それが安保関連法案の施行によって普通の「戦争のできる国」になった。次は緊急事態条項を盛り込んだ憲法改正で「いつでも戦争のできる国」になる。今はまだ声に出して言う人は多くないだろうが、これは私を含め多くの国民が望んでいることだ。はやく戦争を始めて欲しい。そしてできることなら私を召集して欲しい。
その前に、憲法改正では国民投票で投票者の過半数が賛成しなければならない。しかしこれはそう高いハードルではない。国民投票は楽勝だ。投票率が先日のイギリスと同様の72%ほどになると仮定すると、投票権を持つ者の37%が賛成票を投じるだけで改憲が可能となる。実際の投票率はもっと低いだろうから、投票権を持つ者の1/3ほどが賛成票を投じるだけで済む。
「移民が仕事を奪い社会保障を食い潰す」と脅されたイギリス国民は、EU離脱を問う投票で過半が離脱に賛成した。「中朝が攻めてくる」と脅せば、日本国民の1/3くらいは簡単に改憲に賛成票を投じるだろう。ちょろいものだ。たったこれだけで、国民の主権を取り上げ、緊急事態を宣言すれば政府の思い通りの法律を発令できるようになる。そして我々が多数派であることは何度も証明されている。
すでに道は開かれた。私たちが強く望んだ道だ。連帯感など感じたことのないつまらない人生だったが、選挙のたびに、私は小さな希望に燃える。全国に同志がいて、私と同じように考え、同じような行動をしていることがわかるからだ。日本国民は皆、私と同じように馬鹿だ。皆で前に進む実感がある。
戦争は悲惨だ。しかし、その悲惨さは「持つ者が何かを失う」から悲惨なのであって、「何も持っていない」私からすれば、戦争は悲惨でも何でもなく、むしろチャンスとなる。
もちろん、戦時においては前線や銃後を問わず、死と隣り合わせではあるものの、それは国民のほぼすべてが同様である。国民全体に降り注ぐ生と死のギャンブルである戦争状態と、一部の弱者だけが屈辱を味わう平和。そのどちらが弱者にとって望ましいかなど、考えるまでもない。
持つ者は戦争によってそれを失うことにおびえを抱くが、持たざる者は戦争によって何かを得ることを望む。持つ者と持たざる者がハッキリと分かれ、そこに流動性が存在しない格差社会においては、もはや戦争はタブーではない。それどころか、反戦平和というスローガンこそが、我々を一生貧困の中に押しとどめる「持つ者」の傲慢であると受け止められるのである。
上は今からおよそ10年前に書かれた「丸山眞男」をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。からの引用だ。古い話なので忘れていたという人もいるだろうし、初見だという人もいるかもしれない。できたら全文を読み、興味があればその続編であるけっきょく、「自己責任」 ですか 続「『丸山眞男』を ひっぱたきたい」「応答」を読んで──も読んでほしい。
これらが書かれた10年前からすれば、今はずいぶん前進した。もちろん戦争に向かってだ。国民は戦争を欲している。その背景にあるものは、未来に対する深い深い絶望だ。老人は逃げ切れるかもしれない。若者や子供にとって未来は未知数だ。しかし持たざる中年である私にとって未来は絶望でしかない。しかし戦争は、上の引用のようなチャンスとなるかもしれない。
私には配偶者もなく、子もなく、安定した職もなく、資産もなく、趣味も、職能も、持ち家もない。失うものはもはや何もない。私は将来に絶望しきった中年だ。日本人であることだけを誇りとして生きている。
戦争が起きても、何の技能も持たないまま中年となった私には何のチャンスも回ってこないかもしれない。それならば、私は国のために戦って散り、英霊として眠ることを切望する。そう贅沢な望みでもないだろう。もう私には、残された望みはそれしかないのだ。
よく、学生時代はいじめられていたけど、大人になってからエリートになって、いじめっ子達を同窓会で見返してやった
最近同窓会なんかに出て思うのは、少なくとも俺の周りでは、高校の時いわゆるスクールカーストの下位にいた奴らで、客観的に見て他人が羨むような人生を送っている奴は見たことがない
勉強ができて一流大学に行った奴も、リア充的なコミュ力に欠けるからか一流企業には行けず二流企業止まり
それくらいならまだマシで、ある程度のレベルの進学校出身なのにニートやフリーターになっている奴、実家に寄生してやっと生活できているような奴がたくさんいる
その一方でスクールカースト上位の青春を謳歌していた奴らは、少々レベルの低い大学に行ったとしても、持ち前のコミュ力と豊富な就活ネタで名だたる大企業に就職して、美人の奥さんとの結婚式の写真とか、可愛い子どもの写真をFacebookに上げまくっている
もちろんFacebookなんていいことしか書かないし、彼らは彼らで悩みとか辛いこととかあるんだろうけど
どう見ても彼らの方がスクールカースト下位だった奴らより幸せそうな人生を送っている
希望のない内容になってしまったけど、中学高校で王道の青春を送れなかった人が、社会人で王道コースの幸せを求めるのは難しいから、自分なりの幸せを見つけるしかないんじゃないかと思う
http://anond.hatelabo.jp/20160705180351
年収○○○万円以上の男と結婚するために自分磨きなんて虚しさしか生まないんじゃないか?
男に気に入られるために買った服がクローゼットに溜まっていく度に自分の意志が薄まっていかないか?
言動や行動、思想までもが他人の視線を意識したモノになってしまっては生きていく意味が無いんじゃないか?
「年齢が年齢だから・・・」といつまでも好きじゃない人と付き合っていても、その先には幸せなんて無いんじゃないか?
年を重ねる度に結婚相手に求める条件を下げるのって、スーパーのお惣菜に貼られていく半額シールみたいでみじめじゃないか?
同い年のあの子が結婚したから「私もそろそろ結婚しないと・・・」と焦りだし、体を許すハードルを下げたってただの都合のいい女になるだけじゃないか?
企業の人事に気に入られるために,当り障りのない無個性な就活スーツがクローゼットに溜まっていきます.
「年齢が年齢だから・・」就活をやめて夢に走ることも叶いません.
面接に落ちる度に,企業や自分の未来に求める条件を下げて,本当に半額シールみたいですね.
同期が内定したから「私もそろそろ内定しないと・・・」と焦りだし,内々定のハードルを下げています.
親からのプレッシャーなんて気にするな。孫の顔とかどうでもいい。あなたは生む機械じゃないだろう。
世間体なんてクソ食らえ。結婚という物差しでしか人を図れないつまらない人間のコミュニティーにはサヨナラを告げろ。時間の無駄だ。
経済的理由から結婚相手探しに躍起になっているなら、そんな弱い自分に唾棄しろ。身売りして専業主婦になった先に自由や幸せはない。
世間体が大事です.一人前の社会人という物差しでしか人を図れない人間が大多数です.
独身者は負けていない。
無理矢理にでも働かなくては.
当方 40 代底辺フリーター医師。今週は妙に忙しくなってしまい、次の土曜日までギッチリ仕事が入ってしまった。基本的に夜の当直仕事だけ引き受けるようにしているのだが、今日の日当直依頼は断れなかった。外出できず今つらい。ちなみに今週の上がりは 15 (日) + 8 (月) + 6.5 (火) + 5.5 (水) + 4.5 (木) + 6.5 (金) + 10 (土) = 56 諭吉。あまり忙しくない所だけ続けるようにしていて、どこでもだいたい夕方出勤、23 時就寝、6 時起床、7 時半退勤。たまに夜中起こされるが頻繁ではない。継続した入院管理がないからストレスフリー。昼は専業トレーダー的に過ごしており、そっちは今のところ順調。というか通常の病院常勤業務は人間関係が面倒で続けられる気がしない。当然モテない。物欲もない。とにかく面倒くさいのだけはイヤだ。
サラリーマンなって、真面目に働いてるのに結婚できずに30中盤まできてしまった。
彼女もできたりしたけど、ここ3年くらいは何もない。
合コンとか婚活パーティー的なものも行くけど、うまくいかない。
仕事ばっかりしてて、ドラマや映画見たり適当な世間の話題についてくようなことができない。
趣味の話で盛り上がれればなーと思うが、なかなかそうもいかない。
一度会っても次に進めない。
真面目に働いてりゃ上司が見合い話持ってきてくれるような昭和はとうに過ぎたんだろけど、
真面目に仕事だけしてても報われないっていうか、恋愛・結婚と仕事は別だよなぁと今更ながら思う。
当たり前なんだけどさ。
仕事だけが人生じゃないんだから、結婚したいのなら、真面目に婚活をしなきゃいけないんだろう。
でも結婚はしたいけど、恋愛するのも億劫&怖くなってしまった。
真面目なフリして、人生には不真面目なんだな、俺。
むかしむかし20代のころ、男女8人と一緒に汚いシェアハウスに住みにけり。
アラフォー女性いと美しゅうてゐたり。美貌を活かしてCAとして働きにけり。
やや経ちて、我々住民もその害を負いにけり。
・機嫌がいいときは、メーリングリスト(「消防点検がきます」とかの連絡掲示板的に使っていた)に
どうでもいいグルメ情報や日記的なメールを連投。スパムメール状態。
・機嫌が悪いと「私は上流の家庭で育ったので、あなたたちのような生活を見ていると悲しくなる」とか
「私の同級生は皆将来有望で前向きなので、退廃的なあなたたちと違って一緒にいて楽しい」とかいった
・リビングで恋愛や結婚について雑談をしていると、血相を変えて部屋に入ってきて雑談の輪に加わる。
・目には目を、歯には歯をの精神がある。
「物音が気になる」ということを伝えるためには「物音が気になる」と言葉で表すのではなくて
深夜の全員が寝静まった頃にリビングの家具を地面に繰り返し叩きつける。
・お金に困っていて生活保護も受けていたが、その一方でハイブランドの雑貨や衣服を次々と通販で購入。
シェアハウス住人いと寛大かつ小心者なれば、アラフォー女性のいろいろの行いを
じつと黙つて耐えにけり(構ったら負けとも思った)。
http://anond.hatelabo.jp/20160523200124
男が知らない(であろう)話でもしようか
http://toianna.hatenablog.com/entry/2015/06/01/215659
http://a-mp.jp/article/3496 ここにある、生理を擬人化してコミカルに描写したyoutubeの動画もなかなか良かった。入門編としては大変ナイス。
このエントリはおりものシートとかPMSの症状とか個人差とか、排卵期の心身の変化など、生理痛とその前後がキツい私にとっても詳細を網羅しているなと思える内容でとても良かった。震災などで痛み止めも生理用品に絶対含まれねばならないものだ。
私は痛み止めがなかったら、1日目は激痛のあまり失神したり嘔吐したり、座ることすらできなかったりする。
さてそれでは、生理前のあのしんどい症状によって引き起こされたメンタルの不調により私が起こした行動でヤバかったものを3つほど挙げたい。
私は落ち込みが強く出るタイプで、イライラしたり当たったりはあまりしない。自らを責め続けるのみである。
それでは、ワースト3の発表。
3位 遺書を書く・・・・死のうと思ったので。翌日読み返して冷静になった。
2位 ホームセンターにロープを買いに行った・・・上に同じ。実行しようとしたがいろいろなことが起こり、断念。
死のうと思ったので、死ぬ前に短期でお金を溜めて今までやりたかったけどできなかったことなど、豪遊してこの世への未練を断ち切ってから死のうと思った。もう死ぬと思えばハードサービスでも全然平気だった(知らない方のために書くと、風俗の区分の中で本番行為が違法でないのはソープのみであり、高級店はハードサービスをしなければいけないから高級なのだ。詳しい内容は調べれば出てくるので割愛)
受かったしデビューの日も概ね決まっていたが、生理が始まらないと低用量ピルが飲めないので(理由はググって)、生理が始まるのを待っていたのだが、生理が始まったら当然ながら冷静になって丁重にお断りした。
もちろん、若干抑うつ傾向はあるものの生理前でなければ私はこんなことしようとも思わない。
こんなことでは日常生活が送れないので、低用量ピルを飲んだら超劇的に改善した。もっと早く気付くべきだった。
でも1か月分で3000円くらいするからキツいんだよなあ。
男も女も、自分のPMSも他人のPMSも、けして甘く見てはいけない。
追記:私の収入は一人暮らしの手取り14万程度だ。わけあってフリーター。そんな人間にとっての月3000円の価値は、おそらくあなたと違う。
選り好みしないとかじゃなくすごいかわいいコとも付き合った。(アイドルのたまご。最後にふられたけどエッチできたから超満足。)
別にこちらから積極的にアピールとかしなくても自然と仲良くなって食事とか行ってる間に付き合ってた。
ここ数年で5人と付き合って思ったけど、どうもゲーマーがモテる時代が来てるらしい。
仕事帰りにゲーセンで対戦とか楽しんでる程度で、むしろ仲間内では弱い方。
最初はガチなやつら同士が派閥作ってギスギスしてたから、それを何とかしようと色々な企画を考えたんだけど、それでそのうち女子も参加するようになった感じ。
始めは勝ち負けとか美学とかうるさくてまとめるのは大変だったんだけど、途中でコツを掴んでからうまくいくようになった。
そのコツっていうのはだいたいこんな感じ。
・強いのに勝ちにこだわり切れなくて最後に熱くなったり逆に冷めちゃったりするやつは応援を得やすくて盛り上がる。
・一匹狼の実力者は、ルールさえしっかりしていれば文句を言ってくることはない。
そういう人間達をただ単に対戦させるんじゃなくて、内々でトーナメントとかチーム戦とか組みながら戦わせてみた。
最後には勝者をちゃんと絶賛すればそれ以上空気が乱れることは無くなった。
ライバル心みたいなものもあるだろうし、お互いがぎゃふんと言わせたがってるから集合をかけると嫌がることは不思議とない。
むしろ彼らから話しかけてきて、つぎはいつやる?とか提案してくるようになった。
プライドとかあるだろうし、直接自分たちで話すのはいやだったんだろう。
途中、アナログじゃめんどくさいっていうのでLINEを使うようになった。
グループ作ってお知らせとか参加を集計して、その裏では個別に連絡とりながら人間関係のバランスを取ったりした。
そんなことを続けてたら少しずつメンバーが増えていって、気付いたら女子も入ってくるようになった。
最初は自分もガチ勢になろうと思って腕を磨いたりしてたんだけど、途中でやっぱり叶わないことに気付いた。
というか、大体にして無職やフリーター相手に時間が足りるわけがない。
それでも頑張って食らいついて、本当にあとちょっとのところで優勝を逃した。
それがあまりにも悔しくて、終わってからさっさと一人で帰ってめちゃくちゃ落ち込んでたら、女子からLINEが送られてきた。
すごく頑張ってたのに惜しかったねみたいな内容で、どうやら慰めてくれようとしたらしい。
ちらほら参加してることは知ってたから気になってはいたけど、どうやら相手も他に話せそうな人間もいなくて気になってたらしい。
ちょっとずつ仲良くなってご飯食べに行ったけど、普段の企画を組む苦労とかゲームの楽しさとか、勝て無かった時の悔しさとか自分の話ばかりしてしまった。
それなのに、ナイチンゲームみたいにすごく親身に聞いてくれて、何となく自分でもいい感じかもしれないって思った。
話を急に端折るけど、結局そのコとはしばらく付き合ったけど、ゲームのほうが楽しくてあんまり相手にしてなかったら捨てられてしまって、ゲーセンにすら来なくなってしまった。
その頃には別の女子が参加するようになってて、そっちのほうが好みだったからちょっと冷めてたのはあった。
それで前回の成功体験を自分なりに分析して、そのこの前での立ち居振る舞いを徹底した。
・負けたら大げさに悔しがり、でも相手のせいにはしないこと
・大きくくやしがる出来事があった時は、さっさと先に帰ること
そうすると狙いの通り、帰り道にその女子がからLINEが入った。
そのまま踵を返して合流して食事。その間、書いた通りの立ち居振る舞いを徹底して演じた。
そうするとそのコもいつまでも親身に聞いてくれて、くやしがる度に優しい言葉をかけてくれた。
ただ、付き合ってみるとリスカ癖があったり病的に心配症だったり自己嫌悪が強すぎる面があったので結局は長くは続かなかった。
それからは最低限地雷を持ってないかだけは確認するようにしている。
自分なりに分析をするに、どうもこれはヒモ男の心理が作用しているのだと思っている。
・夢がでかい。
・でもなかなか成功しない。
・かといって人が悪いわけじゃない。
→応援したくなる。
もちろんそんな人間を気にかけてくれるのはそもそも奉仕の精神がある女子に限られるので、希望の相手と付き合うことができるかと言ったら別だ。
ただ、とりあえず誰でもいいから彼女が欲しいのなら、むしろそういう女子のほうが付き合う上では楽なことのほうが多い。
(分かれる時も相手のせいにし易いが、後々面倒なことにならないように配慮が必要)
しかも、大体にしてそういうのにひっかかる女子はほとんどが学生だったり社会に出たてだったりする、いわゆる経験の浅い女子だ。
ゲームそのものもジェンダーレスな雰囲気が作られてから比較的日が浅いということもあるだろう。
自分はさんざん食い散らかしたからもういいけど、こんな言い方はしたくないがまさに入れ食い状態とはこのことだろう。
女子にとって見ても、俳優とか芸人とかミュージシャンくずれのヒモ男とかに比べればゲーマーのほうが幾分か健全だ。
僕、学歴もないし、実家ぐらしのフリーターなんだよおおおお〜〜〜〜〜んんん!!!
別に真っすぐ生きれば良いのに、プライドだけは一人前な僕は、そんな現状に耐えられないんだよおおおお〜〜〜〜〜ンンンN!!!!!!
もともとアカデミズムや準アカデミズムに憧れてたのに、その輪に加われないことから、猛烈なコンプを発症してしまったんだよいよよぉぉぉ〜〜〜んんんん!!!!
そんな中、もう亡くなったある在野思想家の本が僕を救ってくれたんだよぉぉぉおお〜〜〜〜んんんん!!!!
彼の文章は大半意味不明だったけど、時おり見せる異様にラフなスケッチ、一丁前にカッコつけた見栄の切り方、ジャッジメントの仕方は参考になったんだよおおお〜〜〜〜〜ん!!!!
僕はアカデミズムに対抗して、「在野派」として生きることに決めたッッッッ!!!
もちろんアカデミズム対在野なんて対立が疑似問題だってことは分かってるさ、でもそうしないと生きていけないし、頭の悪いボクにはこの整理が限界なんだヨオオオオオーーーーー”!!!!
これから、「負け組」のくせして保守として生きていくぽよおおお〜〜〜〜〜!!!!
もう限界なんだもん!自分の中途半端な若さに!そんな訳で、自分を60代の小粋なじいちゃんと仮想してこれからは生活を送っていくよおおお〜〜〜ん!!!!
生活実感を〜〜〜〜ンンッ大事にッッ!!!しかしガルパンなどの最新の文化に対しても懐が深イイイイ!!!!
本の内容を要約しただけの、そこら辺の学部生でも×内容ダリンッッ!!!!
その通りだ。
世の中には運がある。どんなにすごい人でも運が悪いときがある。
過去の偉人だってそうやって、疲れている時がある、どん底の時が何回もある。
今はそのどん底一回目だと思えばいい。
そういう時は自分を否定するのではなく、自分を探す期間だと思えばいいんだ。
正社員でないと将来も厳しいかもしれないが、一旦フリーターでもいい。
フリーターになった奴にしかわからないことだってあるんだから。
だからとにかく、一旦間を開けろ。
就活をいったん忘れろ。休め、寝ろ、ご飯は食べろ。
そして、休むべきだが、怠惰にならないでほしい。
母とでもいいし、友達でもいい、なんならこうやって増田で吐き出すだけでもいい。
少しでも人とつながっていれば、意外と怠惰になり続けない。
反対に嫉妬されたら、その友達とは縁を切ってもいいかもしれない。
今の現状を受け止めつつ休ませてくれる人とつながり続けるんだ。
もしもこの文章を見てくれて、何かを思ってくれることを祈る。
奴等は新卒の就職率が低いと死活問題だから何としても新卒就職させようとするけど、あれが完全にポジショントークであることは知っておくべき。
そりゃ新卒で大企業に入って高給とれればそれに越したことはないけど、底辺は底辺なりに幸せに生きてる現実もちゃんと教えてあげないとね。
大企業以外の生き方を選ぶなら別に新卒のタイミングですべてを決める必要は全然なくて、なんならしばらくフリーターでも何の問題もない。
こういうのって就活に成功した人たちからのアドバイス(という名のさりげない成功自慢)ばかりになるから嫌になるよね。みんな諦めればいいだの、他の道はあるだの、無責任なことばかり言っている。
俺も二年前に同じようなことを書いた。新卒での就活は全て失敗し、就職できないまま卒業した。就職できるまではフリーターをして食いつないだ。
結果的に第二新卒という形で内定を貰った。使ったのは、ハローワーク。
ハローワークには新卒対象の案内所がある。そこでアドバイザーについてもらって、その人の紹介を受けて面接をした。
ぐぐれば出てくるはずだから、それで行けばいいんじゃないかな?
ネットで調べて自力でやらなくても、インテリジェンスとかマイナビ新卒紹介とかリクナビエージェントとか適したサービスはある。
インテリジェンスが一番しっかりサポートしてくれたな。就活はひとりでやるもんじゃない。チームで行動するべき。そのチームは、必ずしも同じ学生である必要はない。
SNSが普及し始めてから色々な趣味のサイトに参加して、はてブや匿名の増田と関わる機会が何度もあった。
至極まっとうに社会生活している人も、職業不詳の人も居たけれど色々な世界が見れて楽しかった。
そういったきっかけでコメ欄でやりとりして、メールで何度もやりとりするようになった長い付き合いのメル友も増えたしSNSと増田は切っても切り離せない物だと痛感した。
そんな経験の中で出会った、長くはつき合いたくないなと思った言動・行動をしていた増田たちを紹介。
仲間内でよくやるような身内ネタ、下ネタを公共の場で大声でやったり
ファミレスで携帯ゲーム機やカードゲームなんかをやり始めたり、同人誌やグッズを広げてワイワイするような増田。
SNS上でとても仲が良いって理由だけで、マブダチみたいな対応を平然としてくる増田。
実体験だと、地方から遠征してきた増田を家に泊まらせた時に無断で冷蔵庫の中身を利用された時は「お、おう…」ってなった。
●斜に構える増田
とりあえず何でも叩く増田、頭が良さそうな事を言うが自頭が弱い事が多い。
本人は叩かれ弱い。
何かしらの分野で特筆した実力を持っているため、その部分でイキるが社会的地位・価値は低い増田。
日常生活のリソースをほぼそれにつぎ込んでいる為、一般常識に乏しい→日常会話が困難である事が多く趣味以外の部分で非常に付き合いづらい。
めんどくさい、関わりたくない、以上。
視野が狭く独りよがりな思考の増田になりがち、自分の考えは間違いなく正義で自分を脅かす事柄はすべて悪みたいな。
一度社会人経験を経て現在定職についていないフリーターや無職の増田も同様(再就職活動中の増田は除く)。
§
逆にまともな増田の特徴は
○結婚している
○はてな界隈以外で異性の友人が居る
○定職に就いている
SNSが普及し、はてブロでも見ることが多くなった昨今の増田がこの先生きのこるには
昔よりもコミュニケーション能力がより問われる時代になったって事なんでしょうかね。
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ばーーーっかじゃなーい?
CTRL+H置換、30秒位で痛さと恥ずかしさが分かるよねー。
リアルで何回会ったとしてもそれで相手のすべてが分かるつもりなのも、カテゴライズしてマウントするのも、付き合って相手を変える能力もないのは分かったからレイシズム撒き散らさないでくれるかなー? あ、釣りなの? ふーんそう。増田ってよく馬鹿にしてるけど2chそっくりだもんねー。ネタって言えばぜーんぶ本気で書いてないことにできるし恥ずかしくないもんねー? キッツイなぁ、こういうのが同じサイトにいると。あーまた釣られちゃったー。あーあ。(嘲
SNSが普及し始めてから色々な趣味のオフ会に参加して、リアルな生身のオタクと関わる機会が何度もあった。
至極まっとうに社会生活している人も、職業不詳の人も居たけれど色々な世界が見れて楽しかった。
そういったきっかけで知り合って、リアルで何度も遊ぶようになった長い付き合いの友人も増えたしSNSとオタクは切っても切り離せない物だと痛感した。
そんな経験の中で出会った、長くはつき合いたくないなと思った言動・行動をしていたオタクたちを紹介。
仲間内でよくやるような身内ネタ、下ネタを公共の場で大声でやったり
ファミレスで携帯ゲーム機やカードゲームなんかをやり始めたり、同人誌やグッズを広げてワイワイするようなオタク。
SNS上でとても仲が良いって理由だけで、マブダチみたいな対応を平然としてくるオタク。
実体験だと、地方から遠征してきたオタクを家に泊まらせた時に無断で冷蔵庫の中身を利用された時は「お、おう…」ってなった。
●斜に構えるオタク
とりあえず何でも叩くオタク、頭が良さそうな事を言うが自頭が弱い事が多い。
本人は叩かれ弱い。
何かしらの分野で特筆した実力を持っているため、その部分でイキるが社会的地位・価値は低いオタク。
日常生活のリソースをほぼそれにつぎ込んでいる為、一般常識に乏しい→日常会話が困難である事が多く趣味以外の部分で非常に付き合いづらい。
めんどくさい、関わりたくない、以上。
視野が狭く独りよがりな思考のオタクになりがち、自分の考えは間違いなく正義で自分を脅かす事柄はすべて悪みたいな。
一度社会人経験を経て現在定職についていないフリーターや無職のオタクも同様(再就職活動中のオタクは除く)。
§
逆にまともなオタクの特徴は
○結婚している
○オタク界隈以外で異性の友人が居る
○定職に就いている
SNSが普及し、リアルで会うことが多くなった昨今のオタクがこの先生きのこるには
昔よりもコミュニケーション能力がより問われる時代になったって事なんでしょうかね。
雇用契約書の契約通りの仕事はさせてくれない、面接時と資格に関する話が違う、上司によるパワハラ(半年ほど前にひょんなことから和解)、パートBBAによるマタハラetc
なんだかんだ雰囲気に流されて退職日には大泣きしたけど、思い返せば嫌なことの方が多かった気もする。
辞めた原因は「雇用契約書通りの仕事をさせてもらえなかったため」だけど音声録音も書面も残してないし、
いままでずっと心のどこかで憧れてた仕事についたのに幻滅してしまって、次の就職先を見つけようにも業界からして迷ってる。
「完全週休二日で給料安くて仕事が楽か、給料高くて仕事がハードかのどちらかで、有給がここぞというときに取れればいい」って言ったら
「そんな仕事公務員しかない」と言われたためとりあえず受けてみる。
が、大学時代の教科書やプリントはほとんど友達に捨てられてしまったため、勉強しようにもどうしたもんか、って感じ
院卒の恋人がいるが、
「もしも自分が大学受験で二浪しなかったら、地方国公立大を出て院には行かずにそこそこのところに就職してた」
なんて言われて、ストレートに地方国公立大を卒業して就活失敗して、大学院に行くも一年で中退してフリーターの後就職したところは一年で辞める、なんていう自分には耳が痛かった。
前の会社(笑)にも専門職で入社し、専門的なことをやらせてもらえなかったからリベンジだ。
ただ、その専門職とこれから受ける専門職は専門分野がまるで違うからどうなるかなって。
当時のテキストも捨てられた。八方ふさがりな気分だ。
エンターテイメントがしぬかもしれないはなしの続き。
前回は2000年〜2010年あたりのアイドル、ジャニーズ、お笑いのジャンルでなにが起こっていたのかということをさらっと(わたしの十代の記憶と共に)振り返った
では現在虫の息である若手俳優の世界でなにが起こっていたのかということも一応書き記しておく
まさに2.5次元ミュージカルの王様(なぜ若手俳優の舞台はつまらなく、客席が埋まらないのかおたくが真剣に考えてみたブログ参照)であるテニミュが初めて上演されたのは2003年のことである
当時の話はパイセンたちからのお話でしか聞いたことがないけれど、はじめは客席が埋まらないのでキメ様のライブをおわりにやったりして、キメ様のおたくとかでがんばって埋めていたらしい
ちなみにみんな大好き氷帝学園、いまをときめく斎藤工が出演していた氷帝公演が行われたのは、2005年の話であるから、テニミュ(若手俳優)の世界も前述の通り、やっぱり2010年に向かって右肩あがりの時代だったんだと思う
それでは今度こそ2010年以降、おたくの世界になにが起こってきたのかをふんわり考えてみようと思う
現状として、大きくふたつの問題がエンタメおたく界の中に発生している
ひとつは、村社会としてのおたく世界におけるおたく高齢化社会、ふたつめは、生産的おたくの少数化である
変な話だと思うかもしれない。今日本は国として、ずっと偏見を持たれて消極的に虐げられてきた「おたく」という異常な世界をひとつの国民性としてピックアップしていって、それを日本の特色としてビジネスにしようとしている
そして、おたくではない人たちがおたくの世界に土足で踏み込んできて、自分たちが興味を持った部分のみを取り上げて「これがおたくなんです!」とテレビや雑誌なんかで言っちゃってる
元々こういうサブカル推しの政策になるまでにおたくになっている人たち(わたし含め)は昔の閉鎖的なおたくの世界の中での「みんな違ってみんなとりあえずよし」というのに慣れているからあんまり気にしてないかもしれないけれど、
新規参入してきたおたくの人たちはひょっとしたら、マスコミたちが取り上げた「おたくの世界のひとつの側面」を見て、自分でなにか実体験として掴み取ることもせずにこれがおたくなんだとぼんやりと捉えているだけなんじゃないかとわたしは危惧している
村のコミュニティーの中に入れていようが、村八分されていようが、そこに存在する限り、とりあえず全員村民である
例外ももちろんあると思う。
例えばワンピースが好きだったとして、毎週ジャンプを買い、単行本を買い集め、アニメを視聴し、自分なりに設定についての考察を行う
これをネットなどに発表することなく、誰に見せることもなくひたすらノートに書き綴っていたら、自己完結しているので、他者から村民として認知されることはないと思う
けれど、この人が例えばホームページを立ち上げて自分なりの考察を世界に発表したら、例え誰かと交流を持たなくても、わたしは村民として世界に存在していることになると考えている
他のワンピースのおたくは誰かしらそれを読むだろうし、感想をメールする人もいるかもしれないし、リンクフリーと書いてあったら、リンクページやブログにその考察サイトのURLを貼るかもしれない
かたや、HPを立ち上げたもののアクセスがなかったら、自らサーチに登録するかもしれない
こうして、村の中へと入っていくのである
村の中には色んな人がいる。
一流企業で働いているエリートもいれば、ニートに近いフリーターもいるし、学生もいれば、子持ち主婦もいる
けれど、暗黙の村の掟というものがおそらくどのジャンルのおたくの世界にも存在して、もちろん可視化されたものではないので、最初はわからないのだけれど、どの村にも、RPGゲームで話しかけてくる村民みたいなやつがいて、
これはこうすればいいんだよ、これがどうなんだよ、とふんわりと村の掟を教えてくれていた
物事というものは、完全にゼロから創造されることはない
そこになにかが存在して、そして、基礎とされるルールが存在して、初めてそこからなにかが生み出される
ことにおたくという生き物は、おたくという側面においてイチからなにかを創造する生き物ではないと考える
何かが存在して、それになにかアレンジを加えて、別のなにかに変化させるのがおたくだと思う
おたくというのは、創造されたなにかを完成させる上で不可欠な存在ではあるが、まずはじめは受け手だ
受け手として、その世界に存在するにあたって、どんな世界にもルールがある
けれど、情報化社会の中で、おたく世界の中の村という概念が何年も前から崩れている
これは、若い子に限ったことではない。
マスコミが取り上げたおたくの世界を見て、おもしろそう!と新規参入してきた年配おたくも同様である
そうすると、どういうことが起こるのかというと、新規参入おたくたちはSNSなどのツールばっかりは立派に持っているのだけれど、RPGゲームで話しかけてくれるおたくがいないものだから、
レベル上げの方法を知らずにずっとマサラタウンの横の草むらでコラッタやキャタピーや同じようにそこに留まって地図を持たないおたく同士で、これがおたくなんだー!たのしー!となっている(もちろん例外もいる)(自ら見つけていけるんだから、わたしと違ってまじ天才的だと思っている)
村民おたくとマサラタウンおたくとのおたくの分離化が進む中で、旧型のおたくの高齢化が止まらない
⚫︎「生産的おたくの少数化」とは
どのジャンルにもいると思うのだけれど、ツイッターに常駐していて、キチガイを名乗っている若い自称おたくの子たちがわりと一定数いる
これは本当にかわいそうだ。
なぜならなんの生産性もないツイッターに常駐して時間を無駄に浪費しているということはおたくでもキチガイでもなんでもなくて、生産性の低いただのかまってちゃんだからだ
けれど、それでも時間が潰せるものだから、若い子たちはきっと常駐してしまうんだと思う
ツイッターがリアの頃に普及していなかった世代からすると、完全に異常なので、正直積極的にリプを飛ばして関わり合いになろうとは思わない(自分のことを棚に上げてこんなことを言っているがわたしも相当別のベクトルでやばいヤツなので、関わり合いにならない方がいいと思う)
わたしが若い頃は、ツイッターがなかったので、ひまだったらもっぱらブログを更新するか、様々な匿名掲示板を眺めるか、仲間内でチャットやメールをするか、などしか暇つぶしツールがなかったのだけれど、完全に村社会だったので、
なぜかそんなわたしを見ておもしろそうと思ってくれた色んなお姉さんが色んなことを教えてくれて、暇つぶしの中でも生産性のある暇つぶしツールを与えてくれたというか、
ジャンルやおたくの先輩として、例えばこのライブはどのアーティストのどのライブの影響を受けているから、そっちも見ていた方がいいだとか、
この作品を見て、こういう感想を持つなら、きっとこの作家のこういった本が好きだろうから、読んでみたら?だとか様々なアドバイスをもらった結果、
10年以上かけて、こんな神の視点からブログを書くような高尚おたくに育ったのである
(十代の頃から3歳から10歳以上年上の友達とばかり遊んでいたので、地方の女子高生の身分で東京の女子大の講義にこっそり潜りこんだりしているような変な女子高生だった)
はっきり言って、おたくはおたくとして存在している時点で9割は凡である
だから、自分でなにかを創造することはできないと思った方がいいし、レベル上げの最も簡単な近道は先人に教えを乞うことである
素晴らしいことなのか、残念なことなのか、若い子たちはどう捉えるかわからないが、テニミュというコンテンツが好きでファーストから通っているおたくはたくさんいる
DVDで当時の公演を振り返ることは不可能ではないが、ネルケは財布をしめていくことを決して許さないので、きっと過去の公演のDVDまで買いあさるなんてなかなかできることではない(それに残念ながら逮捕者がでている公演のDVDは発禁になっている)
ひとりそういうババアおたくと仲良くなって、そういう話を教えてもらって、自分の中にインプットして、そこに自分なりの仮説と解釈を加えるだけで、高尚おたくになれるのに、
ツイッターを眺めていると結局同世代同士でつるんでいるのが多い気がする
その点において、タレコミとかで叩かれているような痛いおたくの子たちの方が結局現場で昔からいるババアたちと顔を合わせて、情報戦で勝てないババアたちといかにうまくやっていくかという課題と直面しているので、
よっぽど要領がいいというか、低姿勢で吸収力があるなあと個人的には思う(ババア側の人間)
ここまで読んで、どうして生産性の低いおたくだとだめなんだ、ツイッターで同世代で楽しくつるんでなにがだめなんだ、痛いワタシみたいな高尚おたくになる必要性がどこにあるんだ、と思った人が多数だと思う
なぜダメなのか、
まずひとつめは、マサラタウンの草むらには何年もいられないということ
ふたつめは、マサラタウンの草むらにいただけではポケモンをプレイしたとは言えない
ので、布教ができないということである
例え話だとぴんとこないかもしれないので、それぞれについて解説していく
まず、ファンではなくおたくとして存在する以上、ただ消費するのではなく、消化(昇華)できるおたくにならないと、自分でなにがおもしろくて今コレに時間とお金を費やしているのか、わからなくなるときが絶対くる
おたくを自称するくらい、何かが好きなのだから、どうして自分はそれが好きなのか、それにはどんな魅力があるのか、その魅力は他のものと比べてどう秀でているのか、せめてこれくらいは言語化できた方がいい
というか、これをきちんと言語化できる人は、ロジックツリーなんかに頼らなくてもたいていのことは物事の本質と原因を分析できる人になるから、生きていく上でもたぶん役に立つから便利だと思う
何年もおたくをやっているババアは絶対たいていは厄介なので、積極的に関わり合いになれとは言わない
けれど、ロム専だとしても(もはやロム専という言葉は死語かもしれない)(黙って眺めてヲチっているという意味だと思ってください)自分でなにか発信している人は見ていた方がいい
そこには自分と異なる考えがあるので、自分の考えと比較対照することができ、自分の考えがどういったものなのか、再検討することができ、より強固なものにすることができる
なんでそんな難しく考えなきゃいけないんだろう、ただの趣味なのにと思う人もいるんだろうなあと思う
けれど、よっぽどの天才ではない限り、エンタメを作る側もいきなり完璧なものを作り出すことはできない
特に制作側の人間はおたくが少数派なので、おたくの「これがこうだったらもっと好きになれるのに」ということをことごとく外すことにおいて、才能に溢れている
自分が何かを楽しみ続けるとなったとき、舞台だったらアンケートを書くなり、アイドルだったらツイッターで運営のエゴサにひっかかるようにあーだこーだ言うなり、直接現場で制作に話しかけるなりしないと、
自分の中で、あれ?と思ったもやもやは解消されない
そういうことをしないとエンタメ側もレベルアップしないんだと思う
だいたい、大きくなりすぎたエンタメが衰退する理由として、ひとつはエンタメがおもしろくなっていくということに関して現状のツールでは絶対に限界がくるときがあるということ、
そして、大きくなりすぎたエンタメは、ビジネス化されすぎていて、「こうなったらいいのにな」というおたくの考えの届かないことろへいってしまっていることがあげられるんじゃないかとわたしは思っている
おもしろいエンタメがあると、どうしてもそこにお金が集まってしまうので、ビジネス化されてしまうのは、仕方のないことなんだと思う
けれど、今の日本においてそれが悲惨なのは、たまたま様々なエンタメのジャンルが同じようなタイミングでピークを迎えてしまい、エンタメ世界が、大爆撃でもあったのかという惨状になってしまっていることだ
しかもその間におたく側も情報化社会の中で変形していって、おもしろいエンタメを育てていく体力のあるおたくが少数派になってしまった
アイドルの世界は戦国時代が終わって、きっとこれからあの2009年〜2010年のドラマに溢れたAKBのような盛り上がりを見せてくれるアイドルはもうしばらく現れない
仕事や現実に疲れたアイドルおたくを癒すために様々なハコやショッピングモールで特典券を武器に細々と生きていくアイドルたちとおたくの世界になってしまう
モーニング娘。がミスタームーンライト愛のビッグバンド以降ハロプロの世界に帰ってしまったように、元々アイドルおたくだったひとたちのためのエンタメとしてきっとこれからは存在していく
お笑いも今、バラエテイこそあるものの、若手が芸を披露する場がほとんどない
バラエテイでの面白さなんてその場にはまれば誰でもおもしろいので、お笑い芸人である必要性などなにもない
芸人はなんでもやって当たり前なんだから、それと比べて木村佳乃がなんでもやった方
がおもしろいに決まっている
お笑いのジャンルは今、現場難民(芸人側の) に溢れている結果、おもしろい漫才どころではないんじゃないかという印象だ
ジャニーズも、嵐の人気はおそらく今よりでることはないだろう
そんな中で、わたしたちの青春だった若手三組がそれこそ大爆撃を受けたみたいにメンバーが半分くらいに減っている中で、じゃあその下にくる平成ジャンプが元気なのかというと、最近伊野尾がようやくその美少年さを世間に認識され始めたが(といっても伊野尾はわたしと同い年なのでもう少年ではない)
セクゾもメンバーが増えたり減ったりするので、正直ジャニヲタあがったババアはついていけない。デビューしたユニットでそんなことありえます?よくわからない
じゃあウェストはというと、今の関ジャニくらいになれたらいいねーくらいの認識でしかない、わたしの中では
ファンのひとは怒るかもしれないけれど、こう見えて一応彼らがジュニア時代に松竹や梅芸でお仕事していたときにそれなりに見ていたので、ブチギレするのは超古参のお姉さんたちだけで勘弁してほしい
関西ジャニーズの抱える問題と可能性と闇については触れ出すと話が終わらなくなるので割愛
けれど、上記ジャニーズたちが決して売れないと言っているのではなく、現状の悲惨なエンタメ界を今すぐ引っ張っていく力があるかと考えたときに今すぐは無理だという話なので本当に怒らないでください
若手俳優の世界はおそらく痛みを伴う革命でも起きない限り、もう無理である
アミューズがドリフェスとかやり始めちゃった時点で、あー事務所もそう思ってんのかなーとわたしはおもったぜ
大したビジネスでもなかったのに、いろんな大人がよってたかってダメにした感がある
たぶんこれからたくさんの失業者が発生するというか、まあ引退する子たちがどんどん増えていくと思う
まあ若手俳優はあんまり稼げるお仕事ではないので、その点においては大丈夫かなあと思っているけれど、元ジャニヲタとしてはジュニアが引退したのちに逮捕される流れにはうんざりなので、ちゃんとそれぞれに生きていく道があればいいなと思う
それがエンタメの世界だったらどんなにいいことかとは思うけれど、今若手俳優の世界にはそんなに飯のタネがないので、なにも言えない
結局、若手俳優のあとに台頭してきた読モジャンルも、KPOPも若手俳優よりも早くマイナーの世界へ帰っていってしまったので、
今どこでなにが元気で盛り上がっているのか、わたしの目には見つけられない
それがおそろしくて色んなおたくにこの話をして、今なにが盛り上がっているんだろうと聞いても、みんな首をかしげる。
広告で働いている男の子にもこの話をしてみたけれど、スポーツなんじゃない?と言われてしまった。
残念ながらわたしはスポーツには一切興味がない。あとオリンピックに向けてスポーツが盛り上がるというのは、長らく当たり前のことなので、それはこれまでのエンタメに取って代わるものではないし、
そもそもエンタメではないんじゃないかという疑念が拭いきれない
だいたい女ヲタの世界において、あの人どこにいったの?という話をすると、二次元だと聞くことが最近は多い
けれど、二次元も絶対すぐ今の異常な熱は終わるんじゃないかと思っている
なぜなら今の二次元の盛り上がり方はグッズ収集だが、グッズの収集という盛り上がり方は、これ以上の発展があるんだろうかとハタから見ていて思うからだ
わたしは本当に理解できない、これだけお金をかけるくらいこのキャラが好きなんです!みたいな競争をするくらいだったらホストじゃだめなんだろうか、きっと何回か寝れる
若手俳優のおたくをやっていて同じことを何十回も言われるので、もちろんそれじゃだめなことはわたしもよくわかっているが、俳優と違って二次元のキャラは特別扱いしてくれないし、そもそも概念でしかないので、非常に難しい盛り上がり方だと思っている
しかし、その一方でわたしみたいな変なタイプじゃない女子の欲求を満たしていることも理解している
みんなでこのアニメならこのキャラが好き!みたいに推しを分けてみんなで朝から池袋やらスカイツリーやらTSUTAYAやらに並ぶのが楽しいんだろうなというのは知識としては知っている
団体行動好きの女子にはたまらない「みんなで一緒になにかをしている!」感なんだろうなと思う
だからかなり前の記事になるが日経MJとかはグッズ収集女子を特集する際にもっとそのへんに重きを置いて取材をするべきだったと思ったよ
そもそものそういった子たちの行動心理ってたぶんそこなんだから。
現地で交換したりとか、そういうのが楽しいんだと思うよ。
表面上はキャラへの愛でこんなことになっちゃうくらいこのキャラが好きなわたし!ということになっているが、実際半分くらいはグッズ収集に付随する様々なことを楽しむタイプの女子が大多数のはずだ、女の子は自分を思い込ませるのがうまい
でもそれはもはやアウトドア的な楽しみ方であって、エンターテイメントではない
水道橋に行けばいつでも誰かしら友達がいる!みたいなテニミュなどのアウトドア的側面がピックアップされた趣味だと思う
このままエンターテイメントはなにも新しいものが生まれることなく、これから冬の時代を迎えて、大勢がなにかに熱狂することがない時代になるのだろうか
わたしはそういった大盛り上がりジャンルに身を置いているタイプではなかったけれど、このままなんの盛り上がりもない状況というのはとても不安になる
そして、なによりエンタメを作ってきた側のひとたちが、この危機的状況に気づいているのかしらと非常に不安になる
わたしはエンターテイメントがなかったらこの年まで生きてこれなかったかもしれない。
本当にどこかで尽きて死んでいたんじゃないかと思う
今の若い子達にわたしがエンターテイメントに救われたようになにか別の救いがあるんだったらいいのかもしれないけれど
ストレス社会と呼ばれて久しい日本で、現実逃避ツールの代表格であるエンタメがしにそうだ
そして、みんな違ってみんないいという考えを浸透させたせいなのか、国民が多様化すると見せかけて、思考停止した人たちを量産しているだけな気がする
若い子たちと働いていて本当に思うのだけれど、「どうしてこうなんだろう」ということを考える力に欠けている子達が多すぎる
このままだと日本のエンタメどころか、日本自体がいつか沈没するんだろうなと思う
このままだと日本は確実にヤベエ
エンターテイメントが死ぬかもしれない話
⚫︎前提
・元々自分のfc2ブログからの転載です
・とにかく長い
・とにかく辛口
・怒らないでください
おたくも長く続けていくと色んなジャンルに友達が散らばり、色んなジャンルに対する浅い知識が増えていく。
なんとなく今どこのジャンルに活気があるのか、雰囲気でわかるようになる。それはツイッターがあるからだろうし、昔では考えられない量の情報を簡単に手にすることができるからだと思う
そんなわたしがひとつの仮説としてわりと真面目に考え、色んな友人に話していることがある
自分の年齢をはっきりと明記するのがそろそろ嫌な年なので、ぼかした表現にするが、わたしはゆとり世代であり、就職すればゲッという顔をされた平成生まれであり、ジャニーズで言えば八乙女世代、堀越で言っても八乙女三浦春馬世代、アミューズでいうところの三浦春馬戸谷公人水田航生あたりの世代のそろそろしっかりクソババア世代である
だから、エンターテイメントが死にかけているように感じるのは、わたしのアンテナが腐って倒れそうになっているからなのかもしれないし、わたしの知らない世界で新しいエンターテイメントが誕生しているのかもしれない
けれど、わたしの目の届くところにあるエンターテイメントはみんな死にかけている
具体的にどういったことが言いたいかということをわたしが若手俳優のキチガイヲタになった2010年あたりを軸に色んなジャンルのことを考えていきたい
2010年、若手俳優の世界は非常に盛り上がっていたと思う。
テニミュファーストの最後のドリライがあった年だ。身内がDDでドリライに行っていたから知っている
その年のゴールデンウィークは、戸谷公人の誕生日イベントがあり、新宿御苑のサンモールではたしかDステが行われていたように思う
当時の身内に誘われて遊びに行くとサンモールにものすごい数のおたくがいた。
わたしはというとバースデーイベントのチケットを両部合わせて5枚余らせていたので、その場にいた子達を誘ってみたが、Dステの千秋楽だから無理だと断られた
2010年はそんな年だ。
アミューズでいえば宝石シリーズ及び黒白シリーズが始まった年でもある。
赤坂ボーイズキャバレーに夏を費やしたおたくが何人いたことか。
特撮で言えば、丁度2009年が平成ライダー10周年記念のデイケイドの放送年で、一区切りついたところで、今をときめく菅田将暉が初々しく日曜8時で戦っていた年だ。
とにかくお祭り騒ぎだった。どこの現場も非常に盛り上がり、頭のおかしいおたくがたくさんいた
他のジャンルにも目を向けて行こうと思う
例えばお笑いでは10年連続で開催していたM−1が一度幕を下ろしたのも2010年のことであった。ずっと優勝できずにいた笑い飯がようやくM−1王者に輝いた年である
アイドルではAKB48の第二回総選挙が行われた年である。このあたりがわたしは国民的アイドルという視点でAKBを評価したときの最高潮に盛り上がりを迎えていた瞬間だと思っている
2010年は、エンターテイメントを時の流れで区分したときに大きな区切りとなる年であると考えている
では今度は2010年以前の10年くらいのことを考えてみたいと思う。
わたしが小学校低学年の頃に一斉を風靡したSPEEDが電撃解散をして、その数年後に現れたのがモーニング娘。だった
しかし、ザ☆ピース以来、モーニング娘。は国民的アイドルというポジションを離れ、ハロープロジェクトというジャンルの中に入っていってしまった。
そしてそれ以来、AKBが大学の頃に国民的アイドルと呼ばれるようになるまで、特にアイドルらしいアイドルはわたしの視界には入らなかった
むしろモーニング娘。のあとは、いわゆる巨乳グラドルが台頭してきた時代のように感じるが、残念ながらあんまりわたしはグラドルに興味を持つ性別でも年頃でもなかったので、あまり記憶がない
(小池栄子は気付いたら女優としてもタレントとしても非常に大成していたのでまじですごい巨乳お姉さんだと思っている)
中学校の頃(2000年代前半)は芸人の黄金時代だったように感じる(わたしは芸人のおたくをしていたことがないので実際にいつが黄金時代と定義されるのかはわからないのだけれど)
イメージとして、このあたりから盛り上がって2010年がお笑いの盛り上がりのピークと捉えている
思えばわたしはエンターテイメントに恵まれた世代だったと思う。
小学校のときには体育大会でモーニング娘。のザ☆ピースが流れ、組立体操をした。
高学年のときには笑う犬の冒険を熱心に見て、それがいつのまにか水10になり、中学校の文化祭では先輩たちに目をつけられながらも、有志でゴリエのミッキーを踊った
やんちゃな子たちはごくせんに憧れ、みんなで文化祭のクラスの出し物でごくせんをやり、最後にはスマスマでキムタクたちが踊り流行っていた恋のマイアヒをエンディングで踊った。
週末をこえて学校に登校すれば、みんなエンタの神様の話をしていた。誰がおもしろい、誰のネタがどうだ、誰がかっこいい
ジャニーズも、いわゆる若手三組と呼ばれるNEWS、関ジャニ∞、KAT-TUNが立て続けにデビューした頃で、みんな通学鞄に好きなジャニーズのメンバーの名前をポスカで書いていた
(ここで一度力つきた)
エンターテイメントがしぬかもしれないはなしの続き。
前回は2000年〜2010年あたりのアイドル、ジャニーズ、お笑いのジャンルでなにが起こっていたのかということをさらっと(わたしの十代の記憶と共に)振り返った
では現在虫の息である若手俳優の世界でなにが起こっていたのかということも一応書き記しておく
まさに2.5次元ミュージカルの王様(なぜ若手俳優の舞台はつまらなく、客席が埋まらないのかおたくが真剣に考えてみたブログ参照)であるテニミュが初めて上演されたのは2003年のことである
当時の話はパイセンたちからのお話でしか聞いたことがないけれど、はじめは客席が埋まらないのでキメ様のライブをおわりにやったりして、キメ様のおたくとかでがんばって埋めていたらしい
ちなみにみんな大好き氷帝学園、いまをときめく斎藤工が出演していた氷帝公演が行われたのは、2005年の話であるから、テニミュ(若手俳優)の世界も前述の通り、やっぱり2010年に向かって右肩あがりの時代だったんだと思う
それでは今度こそ2010年以降、おたくの世界になにが起こってきたのかをふんわり考えてみようと思う
現状として、大きくふたつの問題がエンタメおたく界の中に発生している
ひとつは、村社会としてのおたく世界におけるおたく高齢化社会、ふたつめは、生産的おたくの少数化である
変な話だと思うかもしれない。今日本は国として、ずっと偏見を持たれて消極的に虐げられてきた「おたく」という異常な世界をひとつの国民性としてピックアップしていって、それを日本の特色としてビジネスにしようとしている
そして、おたくではない人たちがおたくの世界に土足で踏み込んできて、自分たちが興味を持った部分のみを取り上げて「これがおたくなんです!」とテレビや雑誌なんかで言っちゃってる
元々こういうサブカル推しの政策になるまでにおたくになっている人たち(わたし含め)は昔の閉鎖的なおたくの世界の中での「みんな違ってみんなとりあえずよし」というのに慣れているからあんまり気にしてないかもしれないけれど、
新規参入してきたおたくの人たちはひょっとしたら、マスコミたちが取り上げた「おたくの世界のひとつの側面」を見て、自分でなにか実体験として掴み取ることもせずにこれがおたくなんだとぼんやりと捉えているだけなんじゃないかとわたしは危惧している
村のコミュニティーの中に入れていようが、村八分されていようが、そこに存在する限り、とりあえず全員村民である
例外ももちろんあると思う。
例えばワンピースが好きだったとして、毎週ジャンプを買い、単行本を買い集め、アニメを視聴し、自分なりに設定についての考察を行う
これをネットなどに発表することなく、誰に見せることもなくひたすらノートに書き綴っていたら、自己完結しているので、他者から村民として認知されることはないと思う
けれど、この人が例えばホームページを立ち上げて自分なりの考察を世界に発表したら、例え誰かと交流を持たなくても、わたしは村民として世界に存在していることになると考えている
他のワンピースのおたくは誰かしらそれを読むだろうし、感想をメールする人もいるかもしれないし、リンクフリーと書いてあったら、リンクページやブログにその考察サイトのURLを貼るかもしれない
かたや、HPを立ち上げたもののアクセスがなかったら、自らサーチに登録するかもしれない
こうして、村の中へと入っていくのである
村の中には色んな人がいる。
一流企業で働いているエリートもいれば、ニートに近いフリーターもいるし、学生もいれば、子持ち主婦もいる
けれど、暗黙の村の掟というものがおそらくどのジャンルのおたくの世界にも存在して、もちろん可視化されたものではないので、最初はわからないのだけれど、どの村にも、RPGゲームで話しかけてくる村民みたいなやつがいて、
これはこうすればいいんだよ、これがどうなんだよ、とふんわりと村の掟を教えてくれていた
物事というものは、完全にゼロから創造されることはない
そこになにかが存在して、そして、基礎とされるルールが存在して、初めてそこからなにかが生み出される
ことにおたくという生き物は、おたくという側面においてイチからなにかを創造する生き物ではないと考える
何かが存在して、それになにかアレンジを加えて、別のなにかに変化させるのがおたくだと思う
おたくというのは、創造されたなにかを完成させる上で不可欠な存在ではあるが、まずはじめは受け手だ
受け手として、その世界に存在するにあたって、どんな世界にもルールがある
けれど、情報化社会の中で、おたく世界の中の村という概念が何年も前から崩れている
これは、若い子に限ったことではない。
マスコミが取り上げたおたくの世界を見て、おもしろそう!と新規参入してきた年配おたくも同様である
そうすると、どういうことが起こるのかというと、新規参入おたくたちはSNSなどのツールばっかりは立派に持っているのだけれど、RPGゲームで話しかけてくれるおたくがいないものだから、
レベル上げの方法を知らずにずっとマサラタウンの横の草むらでコラッタやキャタピーや同じようにそこに留まって地図を持たないおたく同士で、これがおたくなんだー!たのしー!となっている(もちろん例外もいる)(自ら見つけていけるんだから、わたしと違ってまじ天才的だと思っている)
村民おたくとマサラタウンおたくとのおたくの分離化が進む中で、旧型のおたくの高齢化が止まらない
⚫︎「生産的おたくの少数化」とは
どのジャンルにもいると思うのだけれど、ツイッターに常駐していて、キチガイを名乗っている若い自称おたくの子たちがわりと一定数いる
これは本当にかわいそうだ。
なぜならなんの生産性もないツイッターに常駐して時間を無駄に浪費しているということはおたくでもキチガイでもなんでもなくて、生産性の低いただのかまってちゃんだからだ
けれど、それでも時間が潰せるものだから、若い子たちはきっと常駐してしまうんだと思う
ツイッターがリアの頃に普及していなかった世代からすると、完全に異常なので、正直積極的にリプを飛ばして関わり合いになろうとは思わない(自分のことを棚に上げてこんなことを言っているがわたしも相当別のベクトルでやばいヤツなので、関わり合いにならない方がいいと思う)
わたしが若い頃は、ツイッターがなかったので、ひまだったらもっぱらブログを更新するか、様々な匿名掲示板を眺めるか、仲間内でチャットやメールをするか、などしか暇つぶしツールがなかったのだけれど、完全に村社会だったので、
なぜかそんなわたしを見ておもしろそうと思ってくれた色んなお姉さんが色んなことを教えてくれて、暇つぶしの中でも生産性のある暇つぶしツールを与えてくれたというか、
ジャンルやおたくの先輩として、例えばこのライブはどのアーティストのどのライブの影響を受けているから、そっちも見ていた方がいいだとか、
この作品を見て、こういう感想を持つなら、きっとこの作家のこういった本が好きだろうから、読んでみたら?だとか様々なアドバイスをもらった結果、
10年以上かけて、こんな神の視点からブログを書くような高尚おたくに育ったのである
(十代の頃から3歳から10歳以上年上の友達とばかり遊んでいたので、地方の女子高生の身分で東京の女子大の講義にこっそり潜りこんだりしているような変な女子高生だった)
はっきり言って、おたくはおたくとして存在している時点で9割は凡である
だから、自分でなにかを創造することはできないと思った方がいいし、レベル上げの最も簡単な近道は先人に教えを乞うことである
素晴らしいことなのか、残念なことなのか、若い子たちはどう捉えるかわからないが、テニミュというコンテンツが好きでファーストから通っているおたくはたくさんいる
DVDで当時の公演を振り返ることは不可能ではないが、ネルケは財布をしめていくことを決して許さないので、きっと過去の公演のDVDまで買いあさるなんてなかなかできることではない(それに残念ながら逮捕者がでている公演のDVDは発禁になっている)
ひとりそういうババアおたくと仲良くなって、そういう話を教えてもらって、自分の中にインプットして、そこに自分なりの仮説と解釈を加えるだけで、高尚おたくになれるのに、
ツイッターを眺めていると結局同世代同士でつるんでいるのが多い気がする
その点において、タレコミとかで叩かれているような痛いおたくの子たちの方が結局現場で昔からいるババアたちと顔を合わせて、情報戦で勝てないババアたちといかにうまくやっていくかという課題と直面しているので、
よっぽど要領がいいというか、低姿勢で吸収力があるなあと個人的には思う(ババア側の人間)
ここまで読んで、どうして生産性の低いおたくだとだめなんだ、ツイッターで同世代で楽しくつるんでなにがだめなんだ、痛いワタシみたいな高尚おたくになる必要性がどこにあるんだ、と思った人が多数だと思う
なぜダメなのか、
まずひとつめは、マサラタウンの草むらには何年もいられないということ
ふたつめは、マサラタウンの草むらにいただけではポケモンをプレイしたとは言えない
ので、布教ができないということである
例え話だとぴんとこないかもしれないので、それぞれについて解説していく
まず、ファンではなくおたくとして存在する以上、ただ消費するのではなく、消化(昇華)できるおたくにならないと、自分でなにがおもしろくて今コレに時間とお金を費やしているのか、わからなくなるときが絶対くる
おたくを自称するくらい、何かが好きなのだから、どうして自分はそれが好きなのか、それにはどんな魅力があるのか、その魅力は他のものと比べてどう秀でているのか、せめてこれくらいは言語化できた方がいい
というか、これをきちんと言語化できる人は、ロジックツリーなんかに頼らなくてもたいていのことは物事の本質と原因を分析できる人になるから、生きていく上でもたぶん役に立つから便利だと思う
言語化するには、その世界を知る必要がある。
何年もおたくをやっているババアは絶対たいていは厄介なので、積極的に関わり合いになれとは言わない
けれど、ロム専だとしても(もはやロム専という言葉は死語かもしれない)(黙って眺めてヲチっているという意味だと思ってください)自分でなにか発信している人は見ていた方がいい
そこには自分と異なる考えがあるので、自分の考えと比較対照することができ、自分の考えがどういったものなのか、再検討することができ、より強固なものにすることができる
なんでそんな難しく考えなきゃいけないんだろう、ただの趣味なのにと思う人もいるんだろうなあと思う
けれど、よっぽどの天才ではない限り、エンタメを作る側もいきなり完璧なものを作り出すことはできない
特に制作側の人間はおたくが少数派なので、おたくの「これがこうだったらもっと好きになれるのに」ということをことごとく外すことにおいて、才能に溢れている
自分が何かを楽しみ続けるとなったとき、舞台だったらアンケートを書くなり、アイドルだったらツイッターで運営のエゴサにひっかかるようにあーだこーだ言うなり、直接現場で制作に話しかけるなりしないと、
自分の中で、あれ?と思ったもやもやは解消されない
そういうことをしないとエンタメ側もレベルアップしないんだと思う
だいたい、大きくなりすぎたエンタメが衰退する理由として、ひとつはエンタメがおもしろくなっていくということに関して現状のツールでは絶対に限界がくるときがあるということ、
そして、大きくなりすぎたエンタメは、ビジネス化されすぎていて、「こうなったらいいのにな」というおたくの考えの届かないことろへいってしまっていることがあげられるんじゃないかとわたしは思っている
おもしろいエンタメがあると、どうしてもそこにお金が集まってしまうので、ビジネス化されてしまうのは、仕方のないことなんだと思う
けれど、今の日本においてそれが悲惨なのは、たまたま様々なエンタメのジャンルが同じようなタイミングでピークを迎えてしまい、エンタメ世界が、大爆撃でもあったのかという惨状になってしまっていることだ
しかもその間におたく側も情報化社会の中で変形していって、おもしろいエンタメを育てていく体力のあるおたくが少数派になってしまった
アイドルの世界は戦国時代が終わって、きっとこれからあの2009年〜2010年のドラマに溢れたAKBのような盛り上がりを見せてくれるアイドルはもうしばらく現れない
仕事や現実に疲れたアイドルおたくを癒すために様々なハコやショッピングモールで特典券を武器に細々と生きていくアイドルたちとおたくの世界になってしまう
モーニング娘。がミスタームーンライト愛のビッグバンド以降ハロプロの世界に帰ってしまったように、元々アイドルおたくだったひとたちのためのエンタメとしてきっとこれからは存在していく
お笑いも今、バラエテイこそあるものの、若手が芸を披露する場がほとんどない
バラエテイでの面白さなんてその場にはまれば誰でもおもしろいので、お笑い芸人である必要性などなにもない
芸人はなんでもやって当たり前なんだから、それと比べて木村佳乃がなんでもやった方
がおもしろいに決まっている
お笑いのジャンルは今、現場難民(芸人側の) に溢れている結果、おもしろい漫才どころではないんじゃないかという印象だ
ジャニーズも、嵐の人気はおそらく今よりでることはないだろう
そんな中で、わたしたちの青春だった若手三組がそれこそ大爆撃を受けたみたいにメンバーが半分くらいに減っている中で、じゃあその下にくる平成ジャンプが元気なのかというと、最近伊野尾がようやくその美少年さを世間に認識され始めたが(といっても伊野尾はわたしと同い年なのでもう少年ではない)
セクゾもメンバーが増えたり減ったりするので、正直ジャニヲタあがったババアはついていけない。デビューしたユニットでそんなことありえます?よくわからない
じゃあウェストはというと、今の関ジャニくらいになれたらいいねーくらいの認識でしかない、わたしの中では
ファンのひとは怒るかもしれないけれど、こう見えて一応彼らがジュニア時代に松竹や梅芸でお仕事していたときにそれなりに見ていたので、ブチギレするのは超古参のお姉さんたちだけで勘弁してほしい
関西ジャニーズの抱える問題と可能性と闇については触れ出すと話が終わらなくなるので割愛
けれど、上記ジャニーズたちが決して売れないと言っているのではなく、現状の悲惨なエンタメ界を今すぐ引っ張っていく力があるかと考えたときに今すぐは無理だという話なので本当に怒らないでください
若手俳優の世界はおそらく痛みを伴う革命でも起きない限り、もう無理である
アミューズがドリフェスとかやり始めちゃった時点で、あー事務所もそう思ってんのかなーとわたしはおもったぜ
大したビジネスでもなかったのに、いろんな大人がよってたかってダメにした感がある
たぶんこれからたくさんの失業者が発生するというか、まあ引退する子たちがどんどん増えていくと思う
まあ若手俳優はあんまり稼げるお仕事ではないので、その点においては大丈夫かなあと思っているけれど、元ジャニヲタとしてはジュニアが引退したのちに逮捕される流れにはうんざりなので、ちゃんとそれぞれに生きていく道があればいいなと思う
それがエンタメの世界だったらどんなにいいことかとは思うけれど、今若手俳優の世界にはそんなに飯のタネがないので、なにも言えない
結局、若手俳優のあとに台頭してきた読モジャンルも、KPOPも若手俳優よりも早くマイナーの世界へ帰っていってしまったので、
今どこでなにが元気で盛り上がっているのか、わたしの目には見つけられない
それがおそろしくて色んなおたくにこの話をして、今なにが盛り上がっているんだろうと聞いても、みんな首をかしげる。
広告で働いている男の子にもこの話をしてみたけれど、スポーツなんじゃない?と言われてしまった。
残念ながらわたしはスポーツには一切興味がない。あとオリンピックに向けてスポーツが盛り上がるというのは、長らく当たり前のことなので、それはこれまでの Permalink | 記事への反応(0) | 11:26