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2018-03-23

[] 2018香港深圳広州の旅 Day.0-1





Day.0


出発前


3月人生で2度目の自分計画した海外旅行に行くことにした。

行き先は香港

以前、ここで台湾への旅行記を書いた。

今回も書きながらの旅行としたい。

きっと長くなる。気が向いた人が読んでくれると嬉しい。

あと、誤植は多分沢山あるけど、気にしないで欲しい。

読みすすめる内に、理由何となくかると思う。


さて、なぜ香港に決めたのかというと、昨年の台湾旅行自分としてはとても良く、「意外と一人でも海外に行けるものだな」と思ったのと、台湾で現地の料理を食べたことで、香港大陸の人はどんなものを食べているのか興味を持ったこと、そしてこの界隈で話題になっている、2次元バーコード決済をこの目で見て見たかたからだ。

また、自信を持ったとはいえ語学の怪しい自分にとって、台湾の次に行きやす海外はどこかとなった時、香港韓国くらいしかなさそうだ、というのもあった。

ただ、今回は、現地ガイドが入出国に付き合ってくれた台湾と違い、全くの1人となる。

ハードルは1段、いや2段くらいは上がったと思う。

ルート出国香港深圳香港広州香港帰国

旅行には達成目標を定めて1個1個クリアして行くタイプだけど、目標のいくつかは低めに設定した。

まずは出国して、空港からホテルにたどり着き、英語広東語チェックインすることからだ。


今回の出発便も前回と同じ様に羽田発の早朝便。

旅行になるといつもそうなのだが、夜の移動や待機時間眠ることができなくて、こういう時に定刻まで眠れる人が羨ましいと思う。


とはいえじっとしているのも辛いので、現地で言葉が通じなかった時のために、メモ帳イラストを描いたり、簡単広東語のおさらいをしたりした。

広東語に関しては本を買ったり、3ヶ月間、広州香港の人のYouTubeを見たり、香港ポップスMVを見たりしたが、聞き取れるまでに至らなかった。

同じ発音でも発する声の高さで意味が変わる広東語は、単純に「話す、聞く」というフィジカルな部分がとても難しい。

翻訳アプリ広東語を話して翻訳させるという手段練習したが、どれくらい通じるものか。

広州出身レイちゃんYouTubeで教えてくれた「片思い相手を呼び出して告白する時のシークエンス」を使う機会はなさそうだ。


ところで、深夜の羽田空港国際ターミナルで周囲を見渡すと、共に出発を待つ人達がやけに若い

そうか、3月卒業旅行シーズンか。

ベンチの向こうでは、大学生と思しき男子の一団がUNOらしきゲームをやっている。

時間の潰し方に若さを感じるなー。





Day.1


上晝・晏晝


機内に日本語が飛び交ったせいか、やや弛緩した気分で香港国際空港に到着したのは現地時間11:15分頃。


香港は南国なのでやはり少し蒸し暑い

長い長い入国審査の列に一瞬うんざりしたが、審査員は列を誘導して次々と人を通して行く。

さすが世界でも有数に人が行き交う空港だけあって、手際がいい。


さて、ここ空港で、まず3つの問答をこなさなくてはいけない。

1.「日帰りで深圳にいき、翌日広州に行くために必要ものはあるか」

2.「香港ドルに両替してほしい」

3.「オクトパスカードが欲しい」


入国審査の体格の良いにいちゃんに緊張しながらたずねる。

「我想去深圳一日遊、下個聽日、想去廣州。要乜嘢?」

「◯×◯×◯×…」

しまった、ちょっと懸念していたけど、「決まり文句は話せるのものの、聞き取れない」というのは思った以上に深刻だぞ。

なまじ話せるだけに、向こうもちゃんとした広東語で返してくる。

かなりビビったものの、いかつい面相と違って親切なにいちゃんは、「乜嘢?」と聴き返してくれて、「日本人ビザはいらない」と笑顔で答えてくれた。


しかし次の両替はもう少しハードルが高く、言っていることを聞き取ってもらえなかった。

「港幣」という単語でなんとかクリア英語の方がまだマシだったかもしれない。


オクトパスカードの購入も一悶着あり、「我想買八達通」と言うと、「いくつかの選択肢があるが何が欲しいのか」と多分言っているであろうことを聞かれ、当然答えられないので、お互い困り顔で天を仰ぐという有様。

「weit here」指さされた列に並び、列に従ってたどり着いたカウンターでなんとか購入することができた。

ちょっと凹むが、一応やりたいことは1つひとつクリアしているのであり、60点くらいのクオリティであると納得するしかいかぁ。

それにしても腹が減った。

香港時間12:00。

昼の時間だ。


一瞬、マクドナルドで済まそうと思った昼食だが、空港散策すると、チャーハンとか、カレー煮込み的な何かなど、いかにも香港っぽいものを出している店があったので、せっかくなのでそこにする。


「loast goose,milk tea」何より食券売りのお姉ちゃんが怖かったので、無理をせず英語で注文する。

食券を渡してしばらくするとおばちゃんが叫んだ。

「ンーロッパーツァッ」「あ、5687番か、俺だ」数字の読み方勉強しといて良かった。


香り米の上に乗ったガチョウのモモ肉はアッサリしていた。

やはり南洋中華料理台湾と似ていて、全体的にあっさりしているらしい。

でも全部食べたら丁度いいような味付け。

また日本に戻って塩味のキツさにびっくりするんだろうな。


下晝


空港からエアポートエクスプレス香港駅へ。

地下の無印良品には日本語パッケージ商品が並んでいて驚く。

ローカライズされてないんだな。


香港からMTRを乗り継ぎ、ホテルのある尖沙咀へ。

オクトパスカードを買っているので移動が楽。

やはり海外旅行では交通系ICカードは強い味方だ。

日本気候に合わせてきたので、香港の蒸し暑さに少し参りながら、尖沙咀駅に降り立ち、地上に出ると、その光景に圧倒されてしまった。

香港は狭くて人が多い。

しかしこの尖沙咀のごった返しぶりときた日には。

人の多さもその人種も、行き交うスピードエネルギー尋常ではないカオスだ。

平日の昼でこの有様だと、旧正月のようなイベントにどうなるのか想像もできない。

この異常なくらいエネルギッシュな街で暮らすというのはどういうことなのだろうか。

蒸し暑さと人のエネルギーに当てられて少し疲れてきた。

ホテルチェックインして一休みしたい。


尖沙咀ちょっとだけ外れにあるホテルが今回の宿だったが、実際見てみると思った以上に大きくて驚いた。もう少しアットホームホテルじゃないか勝手に思っていたので、少しビビる。

さてここで次の目標、「英語広東語チェックインする」だが、レセプションの小柄なお姉さんに広東語がまったく通じない。

それでもカタコ英語チェックインはできたが、「日本語できる人いますか」さえ通じず、ちょっと凹みつつモチモチャやってると、50代くらいの女性に声をかけられた。

「何かお困りですか」日本語だ。

英語部のリーと言います。何かお困りでしたら、お伝えください。」

助かった。

これでシャワーの使い方がわからなくても、失敗して鍵を部屋の中に忘れて閉めてしまってもなんとかなる。

もちろんそんなことがなければ一番だが。


尖沙咀がどんなところかと問われれば「新宿銀座青山道頓堀を配分がどうとか考えずにグチャっと混ぜて、そのまま沖縄に放り込んだような場所」だ。

ヴィトンの斜向かいに怪しいインド系人達がたむろする巨大な雑居ビルがあり、そのあいだのヤシの木が植えられた大通りを2階建のバスが怖いくらいのスピードで次々と疾走する。

件の怪しい雑居ビル重慶大厦で両替をしながら「こんな暑いところでこのエネルギーで生きていて疲れないのだろうか」と思った。


それにしても尖沙咀はいままでちょっと記憶にないくらい騒がしい街だ。

まりの勢いに耐えかねて、中環に向かう。

中環からのんびり歩いて上環に向かいお茶でも物色しようか。

地下は幾分か落ち着いていて、ちょっと札幌の街を思い出す。

ガイドブックによると中環から上環にかけては、ややゆったりしたエリアらしい。


途中、MTRを乗り継ぎ、地上に出る。

どこがだよ、ここも騒がしいじゃねーか。

ちょっとへんな笑いが出てきた。香港すげーな。

お茶を買いに行くまで元気が持つだろうか。

エネルギー補給ついでにタスクをこなそう。

鴛鴦茶とパイナップルパン軽食をとる」

メロンパンとの違いが気になっていたパイナップルパンは、クッキー生地をつかっているもののふんわりした食感で、甘さ控えめな代わりにバターががっつり挟まっている。

やはり南洋中華料理は甘さや塩味は優しいが、油は惜しみなくねじ込んでくる。

鴛鴦茶は東京で飲んだものより、コーヒーの風味が強かった。

ちなみに「ビンサッ(アイスで)」と頼んだが、ホットで出てきた。やはり広東語が怪しい。


挨晩・夜晩


台湾香港では飲まれているお茶が違う。ここ香港でもお茶を買うことにした。

比較リーズナブルにお茶が買えるという、事前に調べたお茶屋さんに向かう。


件の店は庶民的と紹介されてた割りには綺麗な店構えで、「意外とお高いかもしれないかゆっくり選ぼう」と思ったら、入るやいなや「どのお茶を選ぶの?」とお店の女士。

まりの出足の速さに面食らってすっかり飲まれしまいそうになる。

「あ、ちょっと見るから」と止めて一旦ははなれたけど、3分もしないうちに「どれにする?」圧倒的なスピード感だ。

「じゃあ普洱と白牡丹・・・」初めからある程度決めてなかったら飲まれ鉄観音とか買ってたと思う。

入店から決済まで、あまりスピードに高かったのか安かったのかさえも判然としない。

マジでこの街スピード感は異常だ。


路地裏でやっと見つけた静かなバーで、アジア風のサテ風味の麺とビールで夕食をとって、ホテルに戻ることにした。

香港の人はよく食べるというが、なんとなくわかった。

とにかく食べないと、この街スピードエネルギーについていけない。

街には日本ユニクロロゴそっくりの「メイソウ」がある。

中身は雑貨屋さんで何をパクったのか判然としないが、そんなことを気にしていてはこの街では置いていかれる。

街中に沢山ある両替の店の多くはレート的にはボッタクリであるというが、店もお客もやましい空気微塵もない。

中環駅のホームでなぜかウェディングドレスを着た女性を見たけど、この街なら何でもありだ。

ホテルに戻る道すがら、漢方茶のカフェで、女性がボーッとしていた。

きっと明日に備えて充電しているのだろう。

食べて、稼いで、友達と騒いで、恋をする。

この街は、人間欲望の明るさを全力で肯定して前に進む空気に満ちている。


2018香港・深圳・広州の旅 Day.2|深圳へ >>

2018-03-10

今は自由なのか世知辛いのか

自由に生きてきたし、今も仕事趣味も充実して何にも縛られず(結婚はしているが)楽しく生きている。

ただふと何か息苦しいな?と思うことがあり、それが何なのか答えは簡単だった。

ツイッターだ。

凄い有名な人から凄いイカれたピンきりの意見が一分一秒単位更新されていく。

何かあればネットでは「批判」「称賛」「違和感」の声が上がっているとニュースになる。

路地裏でこそこそ呟いてあれはいいでゲスねウヒヒと楽しめていたツイッター過去の物。

今やあそこでは割りと考えて呟かないと袋たたきに合う可能性がある。

路地裏で知り合いも誰も来ない様な場所から始めたツイッターが、気が付けばフォロワーも千も超え、

気が付いたらリア友フォロワーガンガン増え、「あのツイートなんだよwwww」と会えば言われるような

場所になってしまった。

じゃあツイッターやめればいいじゃん。

と思った。

あん。でもツイッターすっき。

シコシコやりたい。

なので別垢を作ってコッソリアニメや漫画のことをゲロ吐くように呟いている。

話しが大分それましたが、スマホ捨ててSNS辞めればかなり開放的な気分にはなるだろうけど、

それをしたら凄い心配される。

2018-03-04

anond:20180304214250

旅行というのはベタだし他の人も言うと思うので、自分は「昼間の散歩」をオススメしておきます

子どもの声の響く住宅街。土の匂いが少しまじ郊外の日ざし。細い路地ゆっくり歩くお年寄り。静かに時が流れる昼の「まち」を、きっと久しぶりに眺めることができまます

せわしなくスーツ姿のビジネスマンが歩くオフィス街。定刻通りに動く電車の音。律儀に仕事をこなすチェーン店店員あなたがいなくても律儀に動く昼の「街」を、部外者立場再確認するのも楽しいかもしれません。

2018-03-02

anond:20180301205000

4ドア/2ドアセダンが5ドアセダンに変わった流れは海外との車種統合海外市場重視があるんじゃないかな。

ヨーロッパでは90年代から既に5ドアセダンが主流となっており、フランス大統領が乗るような最高級セダンすら5ドアになっていた。例えば、

シトロエンXM https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%BBXM

ルノーメガーヌ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%8C

荷物の積み下ろしやリアシートを倒しての積載など、荷車としての使い勝手は5ドアセダンに分がある一方、リアシートの後ろに構造材を置ける4ドアセダンは車体剛性が稼げるメリットを持っていた。異音・振動を少なくできたり、ハンドリングを良くしたりできたわけだ。

鋼板やCAEによる改良でそこら辺のデメリットを補えるようになったと同時に、ヨーロッパとの車種統合を強いられた結果プリウスアテンザなど5ドアセダンが増え、アメリカとの車種統合を強いられた結果カムリティアナなどの日本路地裏では持て余す巨大4ドアセダンが増えたんだと思う。

2018-02-22

これも高所恐怖症

高いところに自分がいるのはもちろん怖い。

でもそれとは別に、「自分は地面にいて、そばにある高いものをただ見上げている」というのも、何だか空に落ちていきそうな感覚になって全身がゾクゾクして物凄く怖い。これも高所恐怖症なのだろうか?

例(怖い、近くにあると見上げたくない):

例(怖くない):

2018-02-09

親切は巡る

今日、雪でスタックした車を救助した。

自分だけでなく他のドライバーも車から降りてきて救助にあたった。

途中でスタックした場所の住人(たまたま民家の目の前だった)も出てきて手伝ってくれた。

しばらく格闘した末無事脱出し、自分も帰路についた。

…のだが、それから数十分後、狭い路地を通らざるを得なくてやむを得ず入った路地で、今度は自分スタックしてしまった。

完全に片輪が浮いてしまい、脱出は困難と思われた。

1人で救助作業をしているとたまたま通りかかったサラリーマン風の男性が手伝ってくれた。

2人で作業していると、通りがかりの主婦と思しき女性が駆け寄ってきて、はじめは「スコップがない」とうろたえていたが、偶然近所の住人だったのか、夫と思しき男性を引き連れて手伝ってくれた。

しばらくすると、スタックした場所の目の前にある某店舗スタッフやお客さんと思しき男性が出てきて、状況を察した2人も手伝ってくれた。

最終的に大人5人程度になり、「押してみよう」ということになって私以外の全員で車を押してくれ、無事に脱出することができた。

感謝言葉もない。

世の中まだまだ捨てたもんじゃないな。

2018-02-04

から主婦大学生兼業をする

大学までは片道約2時間

ああ不安

不安不安不安不安不安不安

浜田省吾を聴いて心を落ち着け

もう入学金も学費も払ってしまった

戻れない

入学式はやっぱりリクルートスーツなのでしょうか

路地裏の少年はいい曲だな

高齢大学生が現役や二十歳そこそこの若い子達と上手くやっていくには何を気をつけたらいいのでしょう?

勉強しにいくのだから、と自分に言い聞かせてもやっぱり不安です

大学生活そのもの家事との両立が上手く行くかも心配です

猫の血液椿三十郎

いつも通る車同士がすれ違えないほど細い路地

ここは知る人ぞ知る近道で猛スピードを出す車も多い。

今日安全運転でその道を通るとコンモリしたマフラーが道の真ん中に。

高校生が落としたのか?いやマフラーではない。やけに綺麗な模様、たぶん飼い猫だ。

こと切れたばかりか、よく見ると手足がピンと伸び切り、周囲には血だまりができている。

外傷は見受けられないが、倒れた側に大きな傷でもあったのだろう。

飼い猫が居る身分としてはなんだか暗澹とした気分になってしまった。

所要を済まして帰路、別の道で帰る手もあったがあえて同じ道を選ぶ。

猫の亡骸は既に無かったが血痕だけはそのまま残されていた。

猫が居ない分、出血量の凄まじさがより浮き彫りになっていた。

猫一匹からこれだけの血が出るのか、と思うほどの血液がぶちまけられていた。

この感覚、どこかで味わったことがあったな、としばし物思いにふける。

そうだそうだ、椿三十郎ラストシーンだ。

三船に叩き切られた仲代達也スプリンクラーのように血をまき散らして死ぬ

子連れ狼キルビルの参考になったと思われる元祖スプラッター殺陣凄惨描写だった。

2018-01-26

女性だけの街

えっと「終末のハーレム」という漫画があってだねw

それを読むと大体、女性だけの街ってどういう感じになるかがわかるかと思うんですけどw

 

たぶん、秘密裏に男連れ込んでしま女性

 

でてきちゃうだろうなぁ・・・

 

忍び込んでレイプ性犯罪をする性犯罪者性別は問わない)

でてきちゃうだろうなぁ。。。なぜなら、警戒心がほぼないから、やり放題です。

結局、きちんと「犯罪」と向き合って、それをさせないためにはどうしたらいいか

ということを徹頭徹尾考えられた街の方がよっぽど安全だと思います性別でわけるよりね。

・裏路地でも見通しがよく、該当もLEDでとても明るい。(隠れるところが少ない)

防犯カメラが至る所についていて、犯罪発生時に見れば顔までわかるようになっている(通常は記録のみ)

・防犯ブザーが至る所にあるし、支給もされている。危ない時は数十メートル走れば押せる。

かいろいろと考えて、ちょっと息苦しいけど安心して暮らせるね。という方がよほどいいと思うんだけど?

 

 

 

 

みんなどう?w

今日多々良川

くもり

寒い

水位低い

サギなし

クロガモ5(亀池でエサさがしてた

遠くにはもうちょいたくさんいたと思うけどよく見えなかった

甲羅干しの亀3

最初は2(普通ブロックに1、人気ブロックに1)と思ったけど、

実は人気ブロックに2匹いた

路地ハクセキレイが歩いてた

2018-01-21

一昨日来やがれという無茶に応えるには

1.次回出会った時に「私は明後日から来たものだ!」と開始早々から敗北宣言をする。しか未来の一昨日からは来てるはずなので認めてもらえるはず。だが明後日ボコボコにされることは覚悟しておくべき。

2.先ずはタイムマシーンの開発を進め、タイムマシーンが完成させる。その後、完成されたタイムマシーンを使い指定された一昨日に到着して何も知らぬ勝者に「私は明後日から来たものだ!」と大声で告げる。負けてしまって同様の台詞を言われたならまたその日の一昨日から挑戦する。

勝った場合タイムパラドックスが生じてタイムマシーン開発の動機消失し、廃人となって過去彷徨うことになる。あとなんか爆発する。

3.脳内で「あぁ、彼は未来から過去へ渡っていくタイプの人なんだ」と処理し、当人にとっての一昨日であろう明後日に会いに行く。「やぁ、君にとっての一昨日、僕にとっての明後日に会いに来たよ。」などと精神異常を疑われるような妄言を吐いて彼を困惑させる。「で、僕にしたかった話ってのは何かな?」などと卒業式に後輩に呼び出された先輩みたいな台詞を吐いて相手無茶振りをし返す。「一昨日来やがれ」などという無茶ぶりをして頭をおかしくさせた彼も悪く、そんな彼には二度と会いたくないと言ったのにまた顔を出してきたふざけた野郎ボコボコにする権利以外は無いなので無茶振りに応える他ないはず。

4.二度と会いたくないって言われる程酷いことをしたのだから、会わないようにするものですよ。

5.それでも俺は負けらんねエ…。だからァ…日付なンて関係ねえヨォ…。俺にはァ、俺にはこの拳しかねエんだヨォ…。だからぁ、俺ァまた明日でもアイツに挑戦しに行くンだァ…。明日でもォ、明後日でもォ…もしかしたら一年経ったってェ…!!あンな事をヨォ…!!あンな事を言われっぱなしじゃあヨォ…!!俺ァ…本当の負け犬にィ…なっちまうんだァ…。だからヨォ…俺はヤるよォ…。アイツがウンザリしてもォ…俺もいい加減ウンザリしてもォ…。戦う前にィ…「負けたッ!勘弁してくれッ!」って言われたってェ…。

この拳でアイツをブッ倒すまで、ヤってやるんだヨォ…。

そう言って、彼はボロボロの姿で帰っていきました。夕暮れの真っ赤な路地を捨てられた野良犬のような獰猛で寂しげな表情で帰っていきました。

7.そういうややこしいことを最初からしないようにましょう。

売春婦を呼べ」 50代男性腹立ちまぎれ旅館放火…5人死亡の惨劇

腹立ちまぎれ鍾路旅館放火、50代拘束令状…10人死傷惨劇総合2報)

売春を拒絶するとガソリンで火をつけて…母娘含む5人が死亡

老化建物夜明けの放火被害を育てる…罪のない市民けが被害

ソウル=ニュース1)

50代の男性が酒を飲んで旅館に入って売春女性を呼んでくれなかったという理由腹立ちまぎれに火をつけて、罪のない5人の命を奪っていった。

20日、警察によると、中国レストラン配達員のユ氏(53)はこの日の午前3時08分ごろ、ソウル鍾路鍾路5街沿いの旅館に火をつけた。

この放火で5人が死亡し、5人が怪我をして近くの病院に運ばれた。

負傷者5人のうち2人は心肺蘇生法を受けるほどの緊急事態だったが、現在は安定し、命には支障がないことが確認された。

また負傷者のうち1人は2階から飛び降りてかろうじて命だけは守った。

亡者は1階で4人、2階で1人発見された男性2人、女性3人と推定される。

ソウルヘファ警察署によると、同僚と酒を飲んだユ氏はこの日午前、その旅館を訪ねて、宿泊させて売春女性を呼んでくれと要求した。

しかし宿主のキム氏(71・女)は、お酒をたくさん飲んでいるし、旅館売春はしないないといって、宿泊拒否した。

それでユ氏はこの日午前2時07分ごろ、キム氏が宿泊拒否したという理由で、キム氏はユ氏が酒に酔って大騒ぎしているという理由で、それぞれ112に申告した。

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申告を受けて出動した管轄交番警察官は、ユ氏に売春業務妨害処罰する可能性があると警告をした後、訓戒措置した。

しかしユ氏はそのまま帰宅せず、タクシーに乗って近くのガソリンスタンドガソリン10リットルを購入し、午前3時08分ごろ、旅館1階の廊下の床にガソリンをまいて火をつけた。

恨みを抱いたユ氏が放火計画して惨劇を生んだのだ。

実際、この日現場逮捕されたユ氏は、警察調査で「酒に酔った状態で宿主のキム氏に売春女性を呼んでくれと要求したが、拒否されたので腹立ちまぎれ犯行を犯した」と述べた。

事件の初期には、ユ氏は、その旅館によく行っていたと思われていたが、警察調査の結果、はじめて訪問した場所だったと明らかになった。

ユ氏は「売春について考えていて、その場所に行って、路地から初めて見えた旅館に入った」と述べた。

この惨事で命を失った宿泊客の中には母娘と推定される女性いたことが分かった。

この旅館105号には3人がいたが、すべて命を失った。

宿主などの陳述に基づいて、警察は彼らが家族だったと推定している。

また宿泊客の中には2年長期滞在している人が二人、3日前から長期滞在するといって旅館で過ごしていた人が1人いたと警察説明した。

今回放火が多くの人命被害を出したのには様々な要因が複合的に作用したとみられる。

まず最初にその旅館ほとんど木でできていて、スプリンクラーがないなど、老朽化した状態で、揮発性が強いガソリンに火をつけた点も被害を育てた。

さらにユ氏は一つしかない入り口から火をつけ、宿泊客がすべて眠っていた早朝の時間事件が起きたことも人命被害を育てた要因と分析される。

警察関係者は「ガソリンをつけると油蒸気の形で空中に広がり、火があっという間に広がる」とし「遅い時刻で宿泊客が寝ていて狭い老朽建物被害が大きくなった」と説明した。

瞬く間に広がった火炎をおさえるのも困難を経験した。

従業員と近隣の事業主たちまで出て消火器を14個ほど利用して鎮火に乗り出したが無駄で、消防士が申告後4分で投入されたにもかかわらず、完全な鎮火まで1時間ほどかかった。

引用ソース

http://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=421&aid=0003160055&date=20180121&type=1&rankingSectionId=102&rankingSeq=4

2017-12-25

東京雑感

新宿小田急沿線に住んでるから東京に出る=新宿に行く、大分冷めたけど写真趣味だった時は西口カメラ屋街をうろうろしていた。あとみんなが出てきやすいかオフ会の街だった。

渋谷→今行くならBunkamuraで何か展覧会とか見に行くくらいかな。10代の頃ライブハウス通うのにハマって道玄坂の方とかも居たしNHKホールライブ見る事もあるし音楽の街ってイメージ。あとラブホ街があるね、幸和ってところに適当に入ってみたらたまたまヒノキ風呂の部屋で楽しかったよ。

六本木新国立美術館イメージしかない。それ以外にあまり縁が無いところ

せっかくだから他の街の印象も書いてくよ

上野美術館動物園の街、横浜に住んでた時はアプローチしにくかたっただけど上野東京ラインが出来て気分的に近くなった、しかしその後小田急沿線引っ越したのでまたアプローチしにくくなった。

秋葉原→私にとっては自作PCの街で再開発がされる前は8時くらいには目ぼしい店もしまってすぐに暗くなる街って印象だった。その後飲食店が増えて郊外のどの場所から出てきても不公平感が無いか新宿と並んでオフ会で良く使う街になった、まあリナカフェに入り浸るtwitterユーザーだったってのもある。JRの駅にほとんどくっついた様な形でRemmって言うビジネスホテルの少し良い奴みたいなのあるけどあれのレインシャワーは好き

御茶ノ水→長い付き合いの友達明大に通ってたか微妙に縁がある、椎名林檎が「リッケン620頂戴 19万も持ってない御茶ノ水」って歌ってたように楽器屋街でもある、あと定額音楽サービスに入ってからは足が遠のいてるけどジャニスって言う有名なレンタルCD店がある

銀座→各県の物産店が集中してる、個人的には高知県物産店と鹿児島県物産店(場所的には有楽町だけど)がお気に入り。あと高級ブランドショップ本店があったりするからそういう用事でも行くかなあ。個人的には八重洲のあたりと含めてもうちょっと開拓したい所。

日本橋三越高島屋本店がある。高島屋で月初めにプレミア焼酎懸賞をやってるからたまに応募しに行く(当った事は無い)、あとエレベーターガールが居たりするのと年季の入った建物がやっぱり本店って感じがする。

表参道銀座と似ているのかな、高級ブランドショップ街がある。渋谷にも銀座にもApple storeはあるけどなんとなく表参道のを使う事が多い。冬の時期だと福井県物産店で水ようかん買ってく事が多い。

新大久保→まあコリアンタウンなんだけど最近イスラム系の店が固まって出来たりその他モロモロの地域エスニック料理屋あったりと混沌としている。路地裏の変な料理屋にふらっと入ってみるとカルチャーショックを味わえる、そして時々大当りの店が見つかる。

品川アンミラがある、あのアンミラがある。実家住まいだった頃は京急東京に出る事が多くてここで降りて何かすると言うよりは乗り替えのための場所。でも東京に出る=とりあえず品川に向うだったので結構印象深い場所

書いてみると結構あれこれ上がってキリがないので山手線内だけでとりあえず打ち切る。池袋とか目黒恵比寿も入れたかったんだけどあんまり印象が無い(あそこら辺も掘り下げると楽しいんだろうけど)

これだけ細々と上げられるのは東京都外に在住してるからかもしれない、それでも9割の用事町田なり横浜なりに出れば済むんだけど…

やっぱり百貨店しろ同人誌ショップしろPCパーツ店にしろ東京特定の街にある本店に行った方が売り場が広いし探しやすいみたいなのがあるのよ。

逆に言えば普通に生活するなら家のある駅と都心を往復してるだけで大抵の用は済むんじゃないかな、東京のどのあたりに住んでるのかは解らないけど。

気が向いたら山手線外編も書く。

2017-12-23

[]デレマス×ガンダムクロスSS機動戦士ガンダムF92 なおFは推定

こんにちは、アツミ・ムナカタさんですね」

若い男だった。

メガネをかけていて神経質そうというか、ナードっぽいというか、あたしの中の記者イメージとは違っていた。

あたしが頷くと、彼は向かいの席に座り、タブレットテーブルに立てた。

タブレットにはツインテールで派手な髪の色の女の子コンピューターグラフィックが写っていた。

さすがのあたしもコンピューターグラフィックの触らない女の子のお山には興味はない……

いや、なくもないが、この会話を録音するためなのだろうが、このようなアシスタントAIを表示させておく彼の記者らしくなさの方が気になってしまう。

彼は本当に記者なのだろうか。

「いきなり本題ですいません。宇宙世紀130年ごろに見たというモビルスーツの話を聞かせてもらえますか?」

もう40年近く前だ。

それでも、あたしにとってあれは忘れられない大切な思い出だ。

ただ、それはあたしにとって大切なだけで、あたしと彼女以外の誰かにとって聞くに値する話でもない。

彼も、あたしが見たモビルスーツが気になるだけで、あの時の会話に興味があるわけではないだろう。

だけど、あたしは彼女のことをどうしても自慢したくなり、口を開く。


宇宙世紀が進むにつれ、資源採取工業のためのコロニーでなく、観光コロニーという有り方が生まれ始めた。

宇宙余暇を過ごしに来るアースノイドや、商売で財をなしたスペースノイドたちを、コロニー内で作った地球より地球らしい自然で持て成すのが、あたしの住んでいた観光コロニーお題目だった。

もちろん、この地球より地球らしいというのは、人がそう感じる、というだけで、地球地球に住む人以外の動物にとっては、宇宙世紀以前のフィルムに現れる「間違った宇宙」のような居心地の悪さを感じるのだろう。

地球地球に住む人以外の動物も、言葉を介さないからわからないけど。

そんな観光コロニーホテルマッサージ師として、あたしは働いていた。

同業者には、自分屋号を持ち、複数ホテルを掛け持ちするような業務を行なっているものもいたが、あたしはそのホテル専属マッサージ師だった。

その日は、ヘリウムを運ぶ木星船団の方達が地球木星を行き来する途中に、慰安でこのコロニーに遊びに来ていた。

このような団体客が来ると途端に、コロニーが賑やかになる。

大通りには軽食を出す屋台なんかも出ていて、ずっと暮らしているのに少し見栄えが変わるだけで楽しくなってきた。

ぷにょふわで柔らかそうなお饅頭などを買って、食べながら職場に向かう。

「夜の時間」にコロニーが調整された時分、地球より地球らしい自然を唄う割に夕焼けみたいな表現がないのは良く上がる不満点だ、路地裏の方から男女の声が聞こえてきた。

「お姉さんいいおっぱいしとるなー」

ありがとうございますであります、ですがその勘弁してほしいであますが」

初老男性と、若い女性だ。

女性はずいぶん体格がよく、なにより健康的で圧倒的スイカをお持ちだった。

可愛いより格好良いと言われそうな雰囲気だ、豊満なお山は男性受けするだろう。

「いいだろ?

金は…… ねえな、俺ら貧乏から、こんなコロニーきても遊ぶ金がねえんだよ!」

「いやそのお金の話はしていなく」

「そうだ! 金券ならあるぞ! あの木星のじいさんからもらった、金券だ! 金券でどう?」

うんざりだった。

金で女を買おうとする男にも、

金で自然を買おうとする富裕層にも、

そんなスペースノイド地球への憧れをダシに優越感に浸るスペースノイドにも、

そんな金で成り立っているこのコロニーにも。

あたしにも。

気づくと、あたしは女性の手を引いて大通りを走っていた。

その手は柔らかかった、硬貨と比べて。

務めているホテルまで一気に走った。

あたしは息が切れて苦しかったが、彼女はまだ元気そうだった。

ありがとうであります、助かりました」

首を振る。

きっとこのお姉さんなら、自分でどうにかしていた。

二人で部屋に入り、電気をつける。

彼女の顔がよく見えた。

「アキ・ヤマトです」

互いに自己紹介をする。

「アツミ殿でありますか、同じ日系ですな」

そうなのかな?

宇宙移民三世だか四世ともなると、宇宙世紀以前の国の概念は今ひとつからない。

なんでも、ヤマトというのは日本の古い名称らしく、そういうのが面白くて調べてことがあるらしい。

それから色々な話をした。

彼女の話、あたしの話、二人ともの共通の話、二人ともが知らない話。

彼女も興が乗ったのだろうか、自分軍人でまだ公表されていない試作MS木星船団を護衛していること、その護衛には先のコスモバロニア建国戦争レジスタンスエースとして活躍したパイロットもいること、けれどそのエース差し置いて性能が優れた試作機に乗ることともどかしさ。

どこか、別の世界の話のように思えて、楽しく聴けた。

そうして、コロニーが「朝の時間」になる前にアキさんを見送った。

帰り際にまた取るに足らない話をした

「海を知ってますか?」

さすがに、それぐらいは知ってる。

「アツミ殿の名前の「ミ」の部分は海という意味なんですよ」

アツの部分はなんなのだろう。

「アツミ殿もいつか、一人で自在に泳げるようになるといいであますな」

あたしは彼女と二人がよかったが、そうは言えなかった。


「あのー、モビルスーツはいつ頃出るのでしょう?」

……無粋な男だ。

仕方なく、その後観光コロニーが何かしらのテロ組織に襲撃された話をする。

10年以上後の軍の発表によると「木星船団をあえて狙うことで木星から目を背けることが目的の、木星帝国マッチポンプ的な攻撃」だそうだ。

「それでその時にみたのが、F91とF92なんですね」

F92という呼称は、彼女が会話の中で漏らした試作機の名前で、本当にそうかはわからないし、そもそもあれがそうだったのかもわからない。

それでも、あたしの直感…… 少しニュータイプ思想のようで気味が悪い言い方だけど、

直感的にあれに彼女が乗っているのを感じたのだ。

「なるほど、それでその二機が撃墜してしまう。

それからホテルで療養していたF91の方のパイロットの面倒をみていたのがあなたなんですね」

違わないけど、違うと言いたい。

あたしが面倒をみたかったのは、彼なんかじゃない。

「ふーむ、それでそのF92の形状について詳しく聞かせてもらえますか?」

色々と話すが、なにぶん40年前だ。

それなりに適当に、それなりに真摯に、それなりに答えた。

「へー」

「ほー」

「ふむふむ」

相槌がうっとおしい。

「わかりました。そうだ、最後F91パイロットの話も少しいいですか?」

はっきり言って、これこそあまり覚えてない。

……いや一つだけあるな。

ちょっとした小話だけど、彼が泊まっていた部屋の隣部屋があの夜に彼女に言い寄っていたおじさんだった。

あたしが面白がって、同僚にこの話をしたら、

何故か話が混線してしまって、おじさんでなく彼の方が「金券でどう? の人」とホテル内で呼ばれてしまい、少しかわいそうだった。

勘違い?」

そう、あたしの話を聞いた他のスタッフ勘違い

「それは、それは……」

2017-12-16

路地をすれ違うときに前のカップルが俺を見るなり女の手を握ってやんの

なにもしねーよバカ

だったら期待に応えてぶん殴ってやろうかと思ったよ

2017-12-14

なんで殺し屋っていきなりセックス始めるの?どうせ殺すならってこと?

パンパンパン

乾いた音が路地裏に響いた

2017-12-12

継続

自分継続夢を見ているって、今日まで知らなかった。

(継続夢については、https://matome.naver.jp/odai/2140958898509765801が詳しそう。)

簡単に言うと、夢の中だけの世界があって土地があり人物がいて、そこでは時間軸もある、夢を見ることでその夢の世界に何度もいける、ということみたい。

ただ、まとめサイトに書いてある継続夢と私の見ている継続夢は違うので、ちょっとそれを補足しようと思う。

まず、継続夢を最初に報告しているセグウェイ太郎さん、その他の人は、継続夢でみる世界現実には行ったことのない土地だということ、これが私の場合と違う。

私の継続夢では、「新宿」「青葉台(東急田園都市線の)」「永田町」などなど、田舎、都会問わず実存する街がでてくる。そこまでは電車で移動している。ただ、ここが私の夢を継続夢たらしめているポイントの一つなんだけど、夢の「新宿」の地理現実新宿とは全然違う。私の夢の中の「新宿」では、駅は大きいんだけど現実みたいに出口で迷うことはなくて、東口は出てすぐ右に風俗の入ってるビルがある。あと、駅から遊歩道(?)を歩いてファッションビルとか百貨店に行ける。バスタじゃないけど、バスもたくさん通ってると思う。一度グループバスを貸し切って乗ったこともあった。

そして、何度夢の中で「新宿」に行っても、同じ「新宿」に行ける。二回め、三回めと、「新宿」に行くたびに、「新宿」のイメージ(というか地理? 細かい路地など。)が強固になっていくのがわかる。

あとは登場人物の点。私の場合実在する人しか継続夢には出てこない。

以上です。継続夢以前に、夢でみたことを細かく説明できる(しかもものによっては3年以上前の夢)っていうのも、何か問題(?)があるのかもしれません。

継続夢について調べてる人がもしいれば、参考になるかも、と思って書いてみました。

2017-12-08

anond:20171208065942

https://anond.hatelabo.jp/20171208065942

キリストは困っていた。

ブコメ美少女でとか本人確認できないとか言われてどう登場していいものか悩んでいた。

言われてるとおり、現世に来てみたもののやはり私はただのおっさんなのだ

しか立場がある。キリストとしてどう振る舞っていいものか。

つの間にか夜になり、八方塞がりなことに嫌気が。

頭を抱えたまま商店街を通ると路地から声が聞こえた。

あん大丈夫か」

「ああ少し悩んでるだけだ」

あんたは運がいい。ちょうど今日手に入ったんだ」

「何をだ?」

ストロングゼロだ」

「なんだそれは。。。」

よくわからないが名前を聞いた途端に私はそのものに惹かれてしまった。

「すべてを忘れられるんだよ、これは」

その男は1杯の液体を出してきた。

なぜだろう。何も知らないのにそれを飲めば何かが開けるような気がした。

ゴクッ。

すべてを決めた。

「私は世の中の水をすべてこの、ストロングゼロに変えよう」

つのまにか夜は明けて、眩しい朝になっていた。

2017-11-19

「成長」って何なのだろう?

昨日は日没後、自転車駅前図書館に行ってきた。

田んぼの間を走って県道に出て、古びたスーパー駐車場を横切り高校周辺の路地に入る。

ランニングしている野球部員がふざけて追っかけてきて、少し気持ちがほぐれた。まだ自分高校生ぐらいに見えるだろうか。

駅の裏に自転車を止めて、地下道を通る。貧乏そうな老人が一人横切り、私の前を歩く女子高生

勉強しないとああなっちゃうんだよ」

とか話してる。

何となく自分が笑われたような気持になって、早足で彼女たちを追い抜いた。

芥川の「河童」を借りた。少女終末旅行に出てきたので物語と何か関係があるのか気になった。

  

高校通信高校に通っていたことがコンプレックスで、実際高校生活ってどんな感じなのかなって思って色々想像したりした。

行きたいなら努力して行ってみれば良いのだけど、自分のやりたいことに対して何も自信が持てなくて、自分が活かされる場所を求めようともしない。

厳しい環境に晒されて、自分の形が崩れてしまう恐怖があって、

案外不幸になっても平気で生きてしまって、でもある日大切な人からあなたはそれで満足なんだね」って言われたら

「本当はやりたいことも、欲しいものもあった。でも諦めるしかなかったんだ、こうするしかなかったんだ」

って叫びたくなるのだと思う。

絶望どん底でやっと楽になったのに「損だ」「得だ」と囃したてられるのが堪らなく苦痛で、

でも決して現状に満足しているわけではなくて、でも何で何もしないのかよく分からない。

「成長」って何なのだろう?

  

スーパーにも学校帰りの高校生がちらほらいた。しばらく店内を徘徊してアーモンドチョコナタデココグミを買った。

それほど食べたいとも思わなかったが買っておいたほうが得なのかなと。

帰ってから買ったお菓子を食べたが一度に食べてしまい苦しくなってしまった。

  

夢に小学生の頃のいじめっ子が出てきた。逃げようとする彼の胸ぐらを掴んで

「これから度々、心の中の後ろめたい気持ちが、後ろ暗い過去が、チクチクと顔を出して、お前を苦しめ離さない」

と言ってやった。

2度寝して起きたのが11時半。

今日履歴書は書かなかった。

2017-11-18

路地の入口に∧←こういう看板を出してるお店がいつも気になっててこないだ仕事が早く終わったので行ってみたらグループ2組が先に入っていたけどお店の半分以上が空いてる状態で「1人で予約もないのですが」と伝えたら店員さんが一瞬微妙な顔をしたように思えて「あいにく満席で、またお越しください」と言われて退散したのだけれど少しもやもやしてもちろん今は空いていてもこのあと予約のお客さんで埋まってしまうのだろうけどそれならそういう日は∧←こういう看板しまっておいてくれたらなあと思って他のお店だけど「本日は貸切です」みたいな看板を見かけたことがあってそれならわかりやすいし∧←こういう看板が出ていてオススメメニューとか書いてあると通りすがりの人に気付いてもらってそういう人も入れるのかなと思ってしまうしでもじゃあ取り外しできないタイプ看板のお店はどうするんだと問われるとうーんてなるし結局私はただそのお店のお肉を食べてみたかったのに食べられなかったというだけの話で帰りにスシローに行きました。

鯛だし塩ラーメン美味しかったです。

2017-11-06

一生このままって言うほど長く続く気がしない

誰とも付き合ったことがない。もう30年生きててそんな気配があったこともない。

恋人がほしいって言う人の話を遠くから聞き続けてここまできてしまって、なんか完全に別の層で起こっている出来事の話という気がしている。

豪華客船で旅してみたいし、ナウシカみたいにメーヴェで飛んでみたいし、特別な親指でなぞるところ全てに緑を生やしてみたいし、恋人と並んで座ってもう話すこともなくなった夜中につまらない映画をぼーっと観てみたい。

そういうことがどれも同じ感じで、今こうやって酔っ払ってぐだぐだ書いている自分と、階層が違うので永遠に重ならない世界だという気がする(どちらが上かとかそういうことを言いたいんじゃなくて)。

他の人たちが一生懸命勉強したり部活サークルバイトに打ち込んだり、積み上げた本を読んだり新しい塗り方の練習をしたり、自分の住んでる街の細い路地までくまなく歩き回って過ごしているときに、何もしないできてしまって、羨ましいとか後悔とかいうのとも違うんだけど、なんか時々、ただただ自分うんざりする。

今まで他の人のしている努力から逃げて、他の人たち自身からも逃げて、何もしてこなかった自分のこれからにそのままここまでの直線を伸ばして引っ張ってみると、やっぱりどこまでいっても何もないような気がするし、どこまでもというほど長く続いていける気がしない。

時々めちゃくちゃさびしい。

さびしいけど人間が怖い。

吠えたり飛び掛かったり噛み付いたりするかもしれないから犬が怖い、っていう人を知ってるんだけど、同じ理由人間が怖い。

遠くから見ると毛並みがふかふかで、歩くところなんかもう心底楽しそうだったり、年取ってしょぼしょぼしててもそれはそれでいつまでも幸せでいてほしいと思ったり、そう思うんだけど自分では絶対に近付けないとも思う。

みんな幸せでいて、もっと幸せになってください。

2017-10-25

外で声をかけてきた印象深い人達を思い出して書いていく

 

・えんこう目的リーマン

渋谷のまだBook1stがあった時、その前を歩いてたら後ろから

「ボソボソ…3万…ボソボソ…1万5千円でお茶だけでも…ボソボソ…」と

聞こえてきて振り返ったら身長160cmくらいの顔色悪いガリガリの若いリーマン

きょどりながら値段を言ってきてて「いえ、遠慮します…」と言ったら

「そうですか…すみません…」と言ってさらっといなくなった。

えんこうの切欠ってこういうのなのかーと思った。

普通に値段下げてんじゃねぇよと思った。

 

ナンパしてきた男の子

ハタチくらいの時、ぶんかむらの近くで向かいから来た10代後半からハタチくらいの若い男の子

2人で歩いてきてて少し前で止まって何か喋ってて、なんか嫌だなと思ってたら一人が小走りで寄ってきて

「急にすみませんめっちゃ好みなんですけど、良かったらお茶でもしませんか、もし嫌なら連絡先だけでも…」

的なことを緊張した感じで言われたけど嬉しいとかより先に普通に怖くて断ってしまった。

立ち去るとき特に暴言を吐かれることも無く「あ、そうですよね、なんかすみません」みたいな感じで良い人だなーと思った。

 

水商売勧誘のお兄さん

0時までバイトして帰宅時に歩いてたら向かいから来たスーツも肌も真っ黒いお兄さん?おじさん?に

「どこかのお店で働いてる?」と聞かれて「?いえ?」と答えたら勧誘された。

「良かったら連絡してね」と名刺を渡された。

道歩いてて水商売勧誘されたのはこれが最初最後

 

ナンパしてきた男の子

友人に呼び出されて夜かまたの駅前を急いでいたら声をかけてきたハタチくらいの男の子

結構しつこくされたけど、でも軽い調子冗談交えながらで、

友人でこういう人がいたら楽しいだろうなーと思いながら断った。

 

仕事場までついて来た酔っ払い

しぶやで働いてたとき、朝の10時くらいに細い路地のところに立ってた20代前半くらいのお兄さん。

しかけられて「これから仕事で急いでる」と早歩きしながら答えたらそのまま着いて来てしまって、

会社まで送るよー」と言われ、結構おかたい感じの仕事場で働いてたのでそれは困ると思い

色々と理由をつけて諦めてもらおうと思ったけど結局最後まで着いて来て、

警備員さんにじろじろ見られながら気まずい思いをしたけど、最後職場を見られて満足したみたいで

「じゃあねー」と言って帰っていった。

ずっと空のグラスを持ってついてきてて本当に大丈夫かなこの人って思ってた。

2017-10-12

[] 2017 台湾旅行記 第一部分

台湾に行って来た。

一人での海外旅行は初めてだ。

台湾であった事、感じた事つらつらと書く事にする。

長いし、起こった順に書いていて、特に脈絡もないので、ドラマは期待しないで欲しい。

取り留めない旅行記だ。

もし文書の中で一文でも、行ってない人の興味を唆れたり、行った事のある人に「あ〜、あるある」って思ってもらえたら嬉しい。




出発前


そもそもなぜ台湾に行こうと思ったかというと、少し前にちょっと凹むを事があり、いつまでも気に病んでも仕方ないし、何か面白い自分の興味を引かれる事がないかなぁなんて考えてたところ、「そういえば、台湾料理で気になってるものがあるんだけど、実物を食べた事がないんだよなぁ」と思い出し、休暇の予定も決まってなかった事もあって、「じゃあせっかくだから行ってみよう」となった訳である

初めてなので、ツアーを予約して、飛行機ホテルの世話だけをして貰うつもりだった。


いざ行くと決まれば、何より問題なのは言葉で、元々日本でもコミュ障気味なのに、別の言葉が話されている国で過ごすのは甚だ不安だった。


でも出発当日が来て、フライトをまつ夜の羽田空港国際線ターミナルで、簡単中国語を暗記していてた時にふと気付いた。

そうだ、俺、イラスト描けるじゃん。

普段から言葉より絵の方が伝わる事があるのは分かってる。

言葉の通じない国に行くんだ、使えるスキルは何でも使わないと。



格安ツアーの出発は変な時間だ。

午前4:50、タイガーエアに乗り込んだ。

台湾LCCとはいえ、機内はほとんど台湾人。

ツアーなので、自分の他にも出発する日本人がいるかと思ったが、日本人は少数派のようだった。

ちょっと不思議に思ったのは、機内の台湾人の男性はほぼメガネ

なんでどいつもこいつも目が悪いんだ。

から更に不思議だったのは、台北の地に着くと男子メガネ率がむしろ低いのだ。

台湾人は飛行機に乗る時だけメガネをかける決まりでもあるのか?






1


1日目 午前


LCCの狭いシートで変な姿勢に耐えながら3時間フライトを終え、朝の桃園空港に降り立った。

空港でキョロキョロしてると、いきなり兄ちゃんに現地の言葉で話しかけられた。

バス?とか言ってたので、行き先に迷ったと思われたらしい。

一瞬どう答えていいか迷ったけど、オレンジベストを着てゲートのすぐそばに立っている女性を指差し、「大丈夫」と言うふうに手を振ったら、彼は「なんだ」という顔をした。

あ、言わなきゃ。

「謝謝」


ベスト彼女自分の到着を待って立つツアーガイドだった。


実はツアーガイドはすぐに見つけていたのだけど、他のツアー参加者が集まってから声をかけようと思っていた。

しかし、誰も集まる気配がない。

どうやらこのツアーの申し込み者は自分一人らしい。

機内に日本人が少ない筈だよ。

「すいません」と日本語で言うと、ちょっと訛った日本語で「どこにいたの?すぐに声かけてよ〜」と笑顔で言われた。


ツアーガイドは黄さんと名乗ったが、「エリと呼んでね」。

台湾の人は英語の二つ名を持っている人が多いという。

より覚えやすくする為に、勝手に「エリーさん」と呼ぶ事にした。ちょっと伸ばしただけだから大きく違わないだろう。



ホテルに向かうミニバンエリーさんに「何かみたいものある?」と聞かれたので、「九份に行きたい」というと、「どう行くか調べてますか?」

「ざっくり」と答えると、「ざっくりじゃダメよ!」とひどく呆れられた。

エリーさん曰く、九份は凄く人気、今は祝日台湾人も行くから人でごった返している、行くなら早くいけ、と。

さらにはついでに十分も行くべきで、こんなこんなこんなツアーがあって・・・説明が止まらない。


「実は蚵仔煎と肉圓を食べに来た。あとお茶も買う予定」と言いうと、彼女は「それだけ?」とまたもや呆れ顔で言った。

「それだけじゃ量が少ないよ!」

さらっと書いているが、この会話の中で、エリーさんは料理名前を何度も聞き返している。

曰く、「発音メチャクチャから何言ってるのかわかんないよ!」

日本人とは随分テイストの違う接客なので思わず笑ってしまった。


夜市にも詳しいエリーさんによると、蚵仔煎の様な夜市料理行列の店で食べるべきで、それは味の問題というより、回転の早い店の方が素材が新鮮なので、当たる事が少ないかであるとの事だった。

台湾人がよく行列するのは、そういう理由もあったのか。なるほど。


エリーさんの勢いに呑まれかかってたけど、会話が少し止まって、ふと窓の外から街を見れば、台北市は建物が密集しているのに気付く。

その中にセブンイレブン

漢字コンビニも人の背格好も一緒なのに、行き交う人は全然別の言葉を話している。

それは不思議な感じだ、と言おうかと思ったけど、それを言うとエリーさんが凄いエネルギーで何かの説明をしそうなので言わないでおいた。


ホテルに着いたらチェックインの15:00まで、荷物を預けて自由観光

エリーさんは、台湾での見所と注意をまくしたてたあと「わからないことがあったらLineで連絡して!」と事細かに連絡方法を教えてくれた。

「あと折りたたみ傘を持って行って!今の台湾は天気が変わりやすい!」

どうやら手が届く限りは面倒を見ないと気が済まないらしい。

台湾人は親日とよく聞くが、接した感じでは、どうもナショナリズム問題ではなく、何か人間が親切というか、お節介焼きであるように感じた。



エリーさんと別れてしばらく歩くと、南国の陽射しの下、台湾国旗がはためいている。

明日がちょうど建国記念日国慶節からだろうか。

そういやエリーさんに「暑いな、さすが南国」と言うと「ここは南国に入らないよ!台南の方が亜熱帯!」って言ってたっけ。

急に冷え込んだ東京から来たら、十分暑いエリーさん。


すぐに暑さに耐えかねて、冷房の効いてそうな店に飛び込んだ。台湾で食べたかったものの一つ、豆花を食べていると、店内ラジオからはB'zが流れて来た。

日本アーティストなのに、なぜかより台湾を感じさせる。

かい注文が出来ないので、かき氷ピーナッツの甘煮だけをトッピングしてもらった豆花はとてもアッサリしていた。



台湾はとにかくスクーター乗りが多い。

大通り信号が青に変わるたび、びっくりするくらいのライダーが駆け抜けて行く。

この台湾光景を収めようと交差点歩道カメラを構えたら、後ろから「前方!」という様な声をかけられた。

振り向くと、自転車にのったおじさん。

「前危ないよ」とでも言われたのだろうか?ひょっとしたらもっと荒っぽい表現なのかもしれない。

台湾人は親切だけど直接的でもある。




1日目 午後


ホテルチェックインの15:00にはまだ間があったが、台北は午後になって更に気温が上がって来た。

エリーさんが言ってた事には、日中は36℃になると言う。

当て所なく歩き回るにはキツい時間だ、せめて目的が欲しい。

本来は2日目の午前にこなす予定だった、台湾茶の買い出しを前倒す事にした。


エリーさん曰く、祝日台湾人は勤勉では無いらしく昼頃にようやく起き出すとの事だったので、一抹の不安を抱えてはいたが、しばらく歩くと、お茶のいい香りが漂って来た。

通りに面した倉庫の様な店。

林華泰茶行。

上質なお茶が卸値で買えるとの事で、予め来ると決めていた店だった。

実際に来て見ると、その倉庫の様な空間に微かに漂う不思議で素敵な香りに心が踊る。


ただ、少し計算が狂ったのは、店が思った以上に小ぢんまりとしているし、本来問屋なので、店員ぶっきら棒

タンクトップから腹を放り出したオッさんが茶葉のチェックなどしていて、ゆっくり見るのは場違いだった。

そこでは吟味しながら4種類買う予定だったけど、実は到着直後の免税店で、エリーさんの勢いに押されてすでに高山茶を1つ買っていたので、3種類にした。


金萱

東方美人

蜜香紅茶


20代とおぼしきにいちゃんに、それぞれ「1/4斤」とメモして伝えると、「150?1300元」とぶっきら棒に返して来る。


台湾店員さんは人がよく、自分言葉が変でも何とか必死コミニュケーションを取ろうとしてくれていて、それが返って不甲斐なく、少し凹んでもいたのだけど、さすが問屋のにいちゃんにそんな忖度は無い。


今が出す時だ、と思い、空港で描いたメモを見せた。

一杯の茶のイラスト

「喜歓的香味(とても好きな薫りです)」

「謝謝。」にいちゃんは微笑んで言った。

初めてエリーさん以外の台湾人とちゃんコミニュケーションが取れたと思った。



昨日から大して寝ずに動き回ってるので、良い加減疲れて来たけど、ホテルチェックインにはそれでもまだ時間がある。

台北101に向かう事にした。


地下鉄にのっていたら、博愛席(日本でいうところの優先席)に座ってたばあさまが、乳幼児を抱いている母親に気付いて、手招きして席を譲っていた。

台湾人はほんとうに人が良い。

うっかり降りる駅を間違えて、次の電車を待っていたら、地下鉄ホームロードバイクを押す人がいた。

台湾輪行ダイナミックだ。


ブルータス台湾特集の表紙が台湾人には不評だったらしい。

曰く、あんな古くさい台湾ではなく、もっと近代的な今の台湾を見てくれ。

でも、実際歩いてみると、やはり台北の街は自分イメージするアジアエネルギーノスタルジーに溢れている。


そうかと思えば、台北101は東京で言うところの押上ソラマチの様に、周囲から浮いて急に出現した近代モールだった。

台北という街は混沌の中での変化の真っ最中なのかもしれない。



さて台北101の地下はデパ地下であり、フードコートだ。

このデパ地下も、旅の目的の一つだった。

その地にはその地の食い物が有る。

よくわからない果物料理ディスプレイされてるのは最高だ。

乾麺のコーナーで、刀削麺と同じ棚に讃岐うどんが並んでるのには何だか笑った。

うどん台湾では烏龍麺と書く。


大して腹も減ってなかったけど、疲れを癒す意味で、ここのフードコートガソリン補給をする事にした。

加油、俺。

頼んだのは排骨魯肉飯のセットで排骨には八角の強い風味が有る。

これが中華な味だ。

魯肉飯をかっ込んでふと顔を上げると、半袖シャツを着た対面のにいちゃんの袖から綺麗な花柄が覗いていた。

そういえば林華泰茶行に行きすがら、通りかかった裏路地でも、書き描けの紋紋を背負ったおっちゃんが上半身裸で何かを食っていた。

台北では割とカジュアルに紋紋にでくわす。


デパ地下と紋紋に満足したので、人でごった返した展望台には登らなかった。

良い加減、ホテルチェックインしてシャワーを浴びたい。




1日目 夕方〜夜


やっとホテルチェックインできて、シャワーも浴びてさっぱりできた。

一休みしたら晩飯だ。

どこで何を食うかは決まっている。

寧夏夜市で蚵仔煎を食べるのだ。


実はエリーさんに、この暑くて食品が傷みやすい時期に牡蠣を食べるのは勧めないと止められていた。

私たち台湾人間は胃が大概のものに慣れている。でもあなたたちは違うでしょ」と。

一理あるんだろう。

でもこの旅行重要目的の一つが本物の蚵仔煎を食べて、どういうものか知る事だったのだ。これはマストなのだ

から、せめてエリーさんの忠告を一つ守ることにする。

屋台料理行列の店で食え」

日が落ちて、明かりが灯った台北の街。

地下鉄を乗り継ぎ、寧夏夜市の行列の店を目指した。



道中驚いたのは、街中に野良犬がいた事。

少し遠巻きにしてる人もいたが、同時に野良犬を気にするふうでも無く、すぐ脇で座ってなんか食ってるおっちゃんもいて、日本ではもうない風景日常なんだなぁと驚いたりもした。



やがて、台北B級グルメ天国寧夏夜市が見えて来た。

日本で伝え聞く喧噪はちょっと盛ってるんじゃないかなんて疑っていたが、実際に行くと日本縁日以上の人、人、人。

屋台が軒を連ねる通りは真っ直ぐ歩くのも難しいくらい。

食習慣が全然違うのを肌で感じる。


夜市を一回りすると、一番行列のできてる店がわかった。

ここに決めた。

朝にエリーさんに酷評された付け焼き刃の台湾語は捨てて、筆談だ。

蚵仔煎を描いたメモを見せて注文する。

やがて店内に通されて、目当ての品が運ばれて来た。

おお、これが蚵仔煎か。

まず写真を一枚。

そして口に運ぶ。

プルプルしている!台湾風にいうとQQだ。

牡蠣オムレツと言いながら、片栗粉ような生地の方が主で、それに卵が絡み、その中に青菜と小粒の牡蠣が旨味を添えていた。

かかっているタレは甘酢か。テーブルに置いてある辛味噌を添えると更に風味が増す。

エリーさんの忠告は忘れてないが、ひょっとしたらヤバいものを食べているのかも知れないというスリルもまたスパイスのようなものだった。

「很好吃!」メモを見せると、店員のお姉さんはサムズアップした。



>>2日目



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