はてなキーワード: 即売会とは
昔からそうだったけど、近頃は前にもましていやなニュースを耳にする。
やっぱり売れなくなってきてるんだろうなぁと思う。スマホのアプリゲーはかなり盛り上がっているとは思うけど、コンシューマ機でのゲームは携帯据置問わず、どんどん盛り下がっていってるような、そんな印象。
コナミなんかはもうダメっぽいし、他を見ても昔ほどの勢いは感じられない。
一方で同人ゲーやフリゲなどのインディーゲーム界隈はガンガン盛り上がっているように見える。コミケとかの即売会は当然のこととして、SteamなどのDL販売サイトも波に乗っている感じ。
UEやらUnityやら(よく知らないけど)、ある程度個人でも楽にゲームが作り出せる環境を整えられる時代にもなってきたらしい。
これは、ひょっとしたら時代が動きつつあるのだろうか。ゲーム制作会社同士で競い合う時代は完全に幕を閉じ、個人やサークル単位で群雄割拠してゲームを発表しあうことが主流となるような、そんな未来がもう間近に迫っているのだろうか。
それはとても楽しそうだと思う。今よりも更に色んなゲームが溢れて、俺がやりたいようなゲームもいっぱい出てくるだろう。好きなゲームシリーズの新タイトルは出なくなるかもしれないけれど。
もう随分前の話だけど高野政所が大麻所持容疑で逮捕された。もちろんニュースになった時は大騒ぎだったが結局何も変わらなかった。今の音楽の震源地はもうどこも何もなかったように今までどおりパーティーやステージや数多の即売会や…もちろんSoundCloudやニコニコ動画も盛り上がっている。所詮「ちょっとハッパやっただけの話」だ、インドネシアでは普通に喫っていたんだろう。だからこれからも恐らく変わらない。
じゃあ変わってしまったのは俺だけなんだろうか?
もちろん今すぐアンダーグラウンドシーンや同人音楽が終わるとは思えない。「今すぐ」はね…だけど確実に終わる、永遠に続くなんてありえない。日本のレイヴだってあっけなく終わったじゃないか。
「これは世の常なんだ、流行とはそんなものなんだ」…それは後ろ向きだ、でもそうかもしれない。「きっとその時は新しい何かが僕達を夢中にしてくれる」…それは待ってくれ、果たして本当にそうだろうか?
私見かも知れないがアンダーグラウンドミュージックや同人音楽は俺達を何度か救ってきた。世の中に音楽が溢れてCDが売れることが目的になった時、少なくともTVやラジオから流れてくる音楽は初めて聴くのに聴き飽きてしまうジャンクな音楽ばかりになってしまった。そういう時に俺はインターネットの音楽に出会った。まだシャープネルが自分のサイトでMODを配布してた頃の話だ。まだカラテクノだったし、まだレオパルドンだった。きっとあの時みんなが「ここに新しい音楽があって」「それはずっと続いていくんだろう」と思ったと思う。俺だってそうだったし実際その時はそうだった様に思う。この先何度もジョックの道具だったフロアミュージックとナードの道具だった同人音楽は奇妙な接続をして奇妙な、まるでCDの盤面の様な虹色の織物を編んでいった。
誰かがフロアミュージックを浴びせかける。呼応した誰かが新しいトラックをドロップする。そんなことを続けていくうちにあらゆるものを呑み込んでいく。ジュリアナレイヴ、J-TEK、ドラムンベース、UKアンダーグラウンド、エピックトランス、UKハードコア、ダブステップ、EDM…
私見かも知れないがアンダーグラウンドミュージックや同人音楽は俺達を初めて欺いているかもしれない。世の中に音楽が溢れてパーティーが続くことが目的になった時、少なくともインターネットから流れてくる音楽は初めて聴くのに聴き飽きてしまうジャンクな音楽ばかりになってしまった。そういう時に俺は何に出会えばいいんだ?もうシャープネルだってインディーレーベルでCDを売る頃の話だ。もうBUBBLE-Bだし、もうJET BARONだ。きっとまだみんなが「ここに新しい音楽があって」「それはずっと続いていくんだ」と思っている。もう俺はそう思えないしもしかしたらもうその終わりが来ているのかもしれない。この先恐らくジョックの道具だったパーティーとナードの道具になったパーティーミュージックは奇妙な接続をして奇妙な、まるでCDの盤面の様な虹色のライトの下で踊るんだろう。
「これは世の常なんだ、流行とはそんなものなんだ」…それは前向きすぎる、でもそうかもしれない。「きっと今から産まれる新しい何かは僕達を夢中にしてくれる」…
それは待ってくれ!少なくとも俺はもうたくさんだ!
もうやめてくれ!まるでTVみたいだ!
もちろん今すぐアンダーグラウンドシーンや同人音楽が終わるとは思えない。「今すぐ」はね…だけど確実に終わる。永遠に続くなんてありえない。
確実に、終わる。
「何処へ行くか?」…言えないよ、次は終わらせたくないからね。
実在の人物をウォッチしてネタにしてる小汚いインターネット(笑)の人たちが
どういう炎上マーケティングしようが全くもって興味がないが
紙増田とかうすぎたない言葉を叫びながら聖域たる同人誌にハミダシてきやがったあげく
地球の裏側にまで毎日中傷ビラだの自分のオナニー事情だの配ってまわってるインターネット(笑)と同列にされたくないわ。
おまえらがデリカシーもなんもなくて扱ってるもんのほうが危険物だって自覚ねえだけだろ
ココはヒドイ紙増田ですねとかいきなりルールも知らずにきめつけんな。
自転車でスマホ見ながらウンコなげては殺し合いしてるシロウト連中がとうとう一人が車に乗り出したって怒り出すような理屈だろ。
車は歴史ある免許制なんだよバーカ。無免で公道でたら普通に通報してつかまえりゃいいだけなんだよ。
こっちはちゃんと法律だのじちちゅうだの即売会からのおしらせだの小うるさいルール全部まもってやってんだよ。
もちろんこっちで本気でバカやったら即手がうしろまわるの知ってて勉強してんのべんきょう。
ウンコなげられた女子はもちろんわるくない。はみでたおちゅなんとかとメガネがわるい。
で女子はおまわりさんに冷静に通報して説得されてくれたのが最低限の男気をみせてくれたシーンだったが
被害者本人ほっといてとにかくここに相手を罰する法律もなにもないはずだってお決めつけなさるわけよ。
んで思いこみをもとに自力でやりちんリンチしたいの一念で結局「紙増田」と「被害者」含め八方向くらいに攻撃してるんだがなにあれがモヒカンなの?
なんでネットには免許ないのかね。なんで法律とか規則とかが見えてないの。
もういいよ、謝る、お前らのバカを相手にしたこっちがあやまるわ。
おねがいだからこっちにくるな。まきこむのマジやめてくれ。
被害者に支援者顔で言うのもやめてやれや。なにひとついうなだまれ。
おまえらの「支援」がまた失礼だらけでどっからつっこんでいいかつっこみ方がわからんわ。
あとおちゅーんだかさいばーめがねはもうなるようになっていいよ。
どうせ私有地でいいようにつルされるんだろ。
ウンコ投げ合いを公道でやり始めた張本人なんかどこかの私有地にもどって完璧にひねりつぶされてほしいだけだわ。
ウォッチするならするで対象をいじるなの鉄則もできないモヒカン(おまえら全員のことだよ)は
マジ富士山に大量のゴミまきちらかしてかえるフェス客だよ。二次災害だよ。
http://anond.hatelabo.jp/20150224192454
さらに近年はコミティアやふたば学園祭のように東方作品を拒絶する即売会も増えつつある。(艦これは禁止されていない。またふたば学園祭は主催主導で艦これ合同企画を計画中なので興味のある方は覗いてみるといいだろう。)
コミティアは創作同人専門、学園祭はふたば★チャンネル発オンリーなので、ここで取り上げること自体が誤っている。
学園祭文脈における艦これを、「艦これ人気」のそれに含めるかといえば、ちょっと違うと思うぞ。
オワコンとか衰退とか言うけども、コミケでは相変わらず東の1.5ホール分かっさらってる訳で、全体から見て微減でも、決してオワコンだとか言うような状況ではない。
ぶっちゃけ、ご本尊が「東方もう出しません、止めました」と言ったところで、ジャンル店じまいしなければならない理由はひとつも無い。
好きな人は好きで続けるし、あるいは他にに移ろうが、今描きたいモノがそこにあるというだけの話でしょうに。
http://anond.hatelabo.jp/20150222201638
昨日TwitterのTLを賑わせた上記の日記とその反応には、多くの艦これファンならびに東方ファンが深く心を痛めたことだろう。
怒濤のように押し寄せるTLを眺めていた私もその一人だ。
艦これと東方、本来ならば衝突するはずもないジャンルであり、共存の道を歩むこともできたはずだ。
それが何故このようにファン同士が互にいがみ合う事態になってしまったのだろうか。
一ファンとして、僭越ながら思うことを述べたい。
艦これと東方の対立は今やインターネット上ではありふれたものとなってしまったが、例えば東方とアイマス、ボカロとラブライブといったような争いは寡聞にして知らない。
その理由はいくつか考えられるが、まずそもそもとしてこの二者の対立はどこから始まったのだろうか。
現状からはとても信じられないかもしれないが、艦これが登場してすぐのごく初期の段階では艦これと東方は共存を実現していたのである。
それは仲良く手を取り合ってというわけではなく、相互不干渉に近いようなごく緩い共存関係ではあったが、それでも互いの存在を認め合って争うことなくそれぞれの平和を享受していた。
その関係を一気に崩壊させたのは、たった一つの匿名記事なのである。
http://anond.hatelabo.jp/20130923222204
「東方ファンは東方から艦これに乗り換えたサークルをリスト化している」
少し立ち止まって考えれば首を傾げるようなデマ記事を、心無いTwitter利用者たちが拡散させてしまった。
更にはそのようなリストを作成してサークルを取り締まる東方警察という組織がでっちあげられ、面白がった艦これファンが火のような勢いでTwitter中にばら撒いてしまったのだ。
もちろん、このようなバカげた行為をたしなめる東方ファンや良識ある一部の艦これファンもいたが、流星の如くTLを駆け巡るRTの前にはなすすべもなかった。
こうしてたった一つの悪意ある記事によって両者の束の間の共存は瞬く間に崩れ去ってしまったのである。
なるほど東方ファンは過去の行いから、時として一般に粗野で無教養で無分別で偏執的であるとさえ言われる。
しかしながらそれを理由に濡れ衣を押し付けるのは良識ある文明人のすることではなく、許される行為ではない。
もちろんこの件に無関係だった現在の艦これファンが、個々に謝罪や反省の念を持たなければならないなどというのは全くの筋違いだ。
だが、過去にどのようなことがあって現在の状態があるかということを正確に知っておかねば、いらぬ憎悪が増え続けるだけなのもまた事実なのである。
艦これと東方の対立で最もよく用いられるフレーズが「東方はオワコン、時代は艦これ」だ。
しかしそもそもこの前提は本当に正しいのだろうか。
東方は現在もいわゆる"オワコン"と言われる状態なのだろうか。
現在東方で最も人気の高い作品は、外伝にあたる「秘封倶楽部」シリーズだ。
主人公のマエリベリ・ハーン(東方の舞台である異世界「幻想郷」を統べる妖怪「八雲紫」の現実世界でのペルソナ)がもう一人の主人公宇佐見連呼を引き連れて現実世界を暴れ回るゲームだ。
綾瀬なずな氏の集計によると、直近の東方専門同人誌即売会でも秘宝倶楽部の占める割合は前同で約23%増加している。
水雷戦隊クロニクルで艦これファンにはお馴染みのコンプエースで掲載されている東方鈴奈庵、コミックREXの東方三月精はともに人気が高く、特に鈴奈庵は物理書籍の出荷数が20万を超えるヒットとなった。
しかし反撃もここまで。
永夜抄以降の本編ゲームは鳴かず飛ばずで息の根が止まってしまっているのは言うまでもないが、コンプエースでの鈴奈庵の掲載順序も常に水雷戦隊クロニクルよりも後ろで、人気の点で常に艦これ公式漫画に後れを取っていることが浮き彫りとなっている。
そもそも艦これの公式書籍はより取り見取りの状態で、漫画だけでもゆうに10作品を越え、更には小説まで発刊されているのである。
特に、艦娘たちが史実を乗り越えようと試行錯誤するいつか静かな海で、様々な作家の艦これ漫画を集めて艦娘たちのいろいろな姿を楽しめるアンソロジー集は評価が高く、書店でも品薄状態が続いている。
艦これ公式書籍の発行数を全て合算するとゆうにミリオンを越え、東方書籍など足元にも及ばない。
尚参考までに例示するが、モバマスは碌な公式書籍がないため論外である。
ラブライブも同様だ。
また先ほど挙げた同人誌即売会も、秘封シリーズがやや堅調なだけであって他は壊滅、瓦解、総崩れという言葉の似あう惨々たる有様だ。
他の東方即売会も艦これ即売会を併催するパターンが増え、特に規模の大きかった名華祭、大⑨州東方祭が艦これの支えなしには開催できない状況なのはまさに没落と呼ぶにふさわしい。
さらに近年はコミティアやふたば学園祭のように東方作品を拒絶する即売会も増えつつある。(艦これは禁止されていない。またふたば学園祭は主催主導で艦これ合同企画を計画中なので興味のある方は覗いてみるといいだろう。)
以上をまとめた上で率直に結論を申せば、やはり東方は"オワコン"だったのだ。
艦これと東方、この相反するジャンルの対立を解消する弁証法的な解決方法は存在するのだろうか。
唯一の解は東方ファンが東方がすでに衰退しきっているのを認めることである。
何もサンドバッグになれと言っているのではない。
東方厨が自らの誤りを認め、事実をありのままに受け入れれば、自然と対立は解消するのだ。
確かにかつて、艦これファンは東方警察という(その当時は)事実無根のデマを躍起になって流布してしまった。
しかしそれは、東方衰退という事実に対して何のアポロギアにもならないのである。
今衰退を認めようがあとで認めようが同じことだ。
現場に入ったのは1年ほど前、大手メーカーの下請け業者を退職した後だ。
その現場には一度常駐していたことがあって、額面で月33万円で業務を委託すると言われた。
年収に直せば前職を上回るし、向こうはこちらがうつ病を患っていることも知っていた。
困ったのはSSRIを飲んでいても、週に一度か二度、休んでしまうことだった。
その状態で四ヶ月働いた。身体は少しずつ良くなっていった。
33万円を4回支払われた後、「雇用額を19万円に変更する」と言われた。その代わり週3回来ればいいと。
俺の仕事は、基本的に正社員が振ってくる作業をこなせばよかった。前日に手持ちチケットをこなせば、正社員がチェックするまですることがなくなる。
正社員はだいたい11時から昼過ぎに来る。俺の出社時間も自然と遅くなっていった。
その状態で2回、19万円が支払われた。そして、「支払いを出来高制にする」と言われた。
出社が遅かったり、不定期だから責任の重い仕事は任せられないと。
Redmineのチケットごとに予定工数が振られ、1人時につき2,000円。こちらが受け取る給与は4万円台まで落ち込んだ。
いつ仕事があるかわからないから、平日は毎日出社する。当然アルバイトもできない。
酒を飲むことが何より好きだったが、同棲相手に生活費のほぼすべてを負担してもらっている以上好きに飲みに行くことはできない。
同人活動もしていたが、本を刷れない。「次のコミティア出ないの?」という友人の言葉が辛かった。
飲みに行かなくなり、即売会に行かなくなると話し相手は同棲相手だけになった。
俺のとりとめのない愚痴に同棲相手もうんざりしていた矢先に、その同棲相手が職場のストレスや、俺を養っていることもあってか、適応障害になった。
長年にわたって二次創作活動や同人活動を牽引してきた「東方」ジャンルが、ここ1~2年という短期間に信じられないほどの壊滅的な衰退を迎えている。
それに代わるように破竹の勢いで急成長しているジャンルが「艦これ」だ。
今や男性向けの同人活動に携わる者で知らぬものはいないほどの一大ジャンルとなった艦これ。
なぜ艦これは東方をかつての地位から引き摺り下ろし、自ら「ポスト東方」の地位に君臨することができたのだろうか。
Twitterなどを利用して常に最新のトレンドを肌で感じている人には今更説明するまでもないと思うが、かつて東方の二次創作が強かった各所コミュニティの現状を簡単に説明したい。
より詳しい情報は、先行する綾瀬なずな氏やありらいおん氏他の実測データや考察を参照してほしい。
pixivの「東方」タグ閲覧数は艦これが登場するまでは毎日平均約300万閲覧あったが、2013年10月頃を境に減少に転じ、1年半経過した現在はその半分程度の約150万閲覧まで落ち込んでいる。
イラスト投稿数ベースでの落ち込みは更に顕著で、すでに2013年9月を境に投稿数が半減し、一度わずかに復調したものの下落傾向は続く一方である。
それでも昨年下半期までは東方の投稿ペースは艦これのそれよりも多かったがそれも年明けを境に完全に逆転し、今では一週間当たり約1000件ほど東方が艦これを下回っている状態だ。
かつて東方の人気爆発に一役買ったニコ動でもこの傾向は変わらない。
ニコニコにおける東方の衰退は実はもっと早くから始まっており、2010年をピークに投稿数は減少の一途をたどっている。
そこへ「艦これショック」が襲来したことにより東方は壊滅的な打撃を受け、2013年には月に5000件あった投稿数がおよそ2000~3000まで減少するという事態となった。
閲覧数でもこの傾向には変わりなく、直近のMMD杯では東方の投稿作品数は艦これの2倍以上あるにも関わらず、再生数を稼いでいるのは艦これ作品ばかりという惨状だ。
同人誌即売会でもやはり衰退の影響は色濃く表れている。
東方同人誌即売会の象徴的イベントだった例大祭は、艦これの登場を機に参加サークル数が5000→4300→3800と約2割ずつ減少しており、東方の集客力が顕著に低下していることが分かる。
コミケはもっと悲惨で、かつて2700スペースあった東方も今ではわずかに1800に満たない規模まで減少し最早破滅したも同然だ。
その他、東方を支えた地方のオンリー即売会も前同割れや定員割れ、中止などが相次ぎ、かつての繁栄の象徴は今や衰退の象徴へと成り下がってしまった。
その他、創作とはあまり縁がないが、2ちゃんねるやふたばちゃんねるなどの匿名掲示板でも、東方の話題は驚くほど少ない。
東方を支えたかつてのコミュニティはまさに総崩れという有様だ。
一方で、東方の衰退に反比例するかのように爆発的に伸びているのが艦これだ。
pixivでは今や投稿数・閲覧数ともに常に東方を上回る状態で、今もまさに増え続けている。
参考までに、ここ1ヶ月の東方と艦これの作品投稿数を下に示すと、
・1/25週 東方:3291 艦これ:4241(東方-艦これ=-950)
・2/15週 東方:3941 艦これ:5214(-1273)
とその差をどんどん広げつつあることが分かる。
ニコ動も同じで、今や艦これ作品は常に総合ランキングの上位に数作品はランクインしている常連となっている。
先ほど述べた直近のMMD杯についても、艦これでは10万再生を越える作品が10あるのに対し、東方はわずか6作品に留まっている。(2/21 20時時点)
コミケでは、初登場依頼参加サークル数が1200→2300→2500と爆発的な成長を遂げており、去年の夏にはついに東方のサークル数を越えてしまった。
オンリー即売会も数多く開催され、週に一度は全国のどこかで即売会が開催されているという盛況ぶりだ。
直近の東京蒲田で行われた即売会では一般参加者が道路にまで溢れ出るほど参加し、警察が出動するほどの混乱を見せた。
その他、TwitterではNHKのつぶやきビッグデータに艦これの話題が何度も登場して取り上げられるなどしており、匿名掲示板やブログでの話題性も非常に大きくなっている。
東方の衰退を尻目に、艦これは今まさに流行の最先端を行くジャンルなのだ。
このように「ポスト東方」の名を縦にしている艦これだが、なぜ艦これの二次創作は東方を蹴落としてここまで発展したのだろうか。
艦これはブラウザゲームではあるが、総勢100名を越えるキャラがそれぞれに個性を持つという丁寧な作りになっている。
キャラを量産するだけで個性に重きを置かなかった某アイドル育成ゲームの二次創作がイマイチ流行らないのが、個性が重要である何よりの証左だ。
またキャラごとにボイスがついていることで、キャラへの個性がより把握しやすくなり親近感が湧きやすくなっていることも創作意欲を掻き立てることに一役買っている。
アニメで更にキャラの個性がはっきりしたことから、今後も創作はよりやりやすくなっていくだろう。
他の作品とは異なり、運営が明確に「同人活動を許可する」宣言していることで、グレーゾーンというものが存在しない。
「黙認」の影にびくびくと怯えながら創作を行う必要はなく、気楽に好き勝手に創作できるのである。
また、分かりにくい上にほとんど意味のないような薄っぺらい設定で雁字搦めになっている東方と違って、艦これには大きな枠組みこそあれどストーリーになるような設定はほとんど設けられていない。(一部の東方ファンはこれを「単に設定がないだけ」と罵っているが実に残念だ)
東方にあるような設定の解釈を巡る面倒な争いから解放されて、二次創作者は東方よりもより自由な創作を行うことができるのである。
加えて艦これには他の作品に顕著な閉鎖性や排他性がなくしがらみが全くない。
よく「東方と艦これは似ている」という論調を聞くが、これは誤りで(金剛の服装が霊夢の丸パクリだとかそういう細かい点は除くにしても)東方とは完全に逆方向の作品なのだ。
そして、東方がすでに賞味期限を迎えていたということも無視できない。
これは東方の衰退とは反比例して艦これが伸びているという点を見れば分かりやすい。
数年前までは東方に飽きていても二次創作者たちには移動先がなかったことを考えれば、艦これという選択肢が示された途端に移動したのも頷ける。
東方から艦これに移動したサークルは少ないというデータもあるが、これは完全に誤りで実際には東方もまだ気休め程度に触りつつ艦これをメインに活動しているサークルが多いだけである。
尚、独自の計測では東方サークルの実に9割以上が艦これとの二足のわらじであった。
大方の予想と一致すると思われるが、東方がこのまま衰退に向かって近い将来に完全消滅するのは間違いない。
東方wikiが毎年実施しているアンケートの結果によれば、10代及び20代前半の東方ファンはほとんどおらず、既存のファンがそのまま歳を食っているだけであることが分かる。
PSVitaで東方の同人ゲームが販売されるという予定はあるが、いずれにせよ話題性に欠け、東方の衰退を引き留めるだけの影響力は全くない。
活発なファンは艦これに移り、新規のファンはおらず、老人だけが残るジャンルに未来がないのは歴史が証明している。
減少ペースを見るに、早ければあと1~2年で東方はネット上で話題になることすらなくなるだろう。
最早立て直しは不可能であり、平たく言えばオワコンということである。
元々の人気が高かったところにアニメ化というキャッチーな戦略が功を奏し、ファンは増え続ける一方である。
当然、二次創作に流れる層も増えてくる。
おそらくアニメ2期、劇場版も予定されているだろうし、あと数年は話題に事欠かないだろう。
かつて艦これのオンリー即売会は振るわないと言われ続けてきたが、その中でじっと耐えてきた艦これサークルの忍耐がついに勝利したのだ。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150211/k10015379371000.html
(ブコメ:http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20150211/k10015379371000.html)
保護期間70年は来るだろうなと思っていたがまさか非親告罪も飲むとは…交渉とはなんだったのか。政府のふがいなさは置いといてここでは二次創作の話をしたい。
TPPにより非親告罪化が現実になってきても、出版社や作者があまり具体的な行動をとってこなかったのは残念だった。
特に出版社。作家では赤松さんや冲方丁さんなど問題意識をもって活動されていた方はいたが、個人の力には限界がある。報道もされにくい。
さすがにこのニュースがきたなら焦り出すだろう。むしろ焦らなかったとしたら、もうそんな文化は潰れてしまったほうがいいのではないか。二次創作文化を保護する気なんてなかったということだ。
とはいえ自分は二次創作に関してはそこまで心配していない。むしろこの機会にライセンスが整備され、安心して二次創作活動ができるようになるはずだし、そう期待する。既に実績もある。
同人関係の事件が話題になるたび、もう牧歌的な時代ではなくなってしまった、版元も二次創作者も「黙認」にあぐらをかきすぎてるのではないか、と自分としては思う。
コミケがこれだけ巨大化し、ネットでの二次創作活動も活発になったいま、同人誌即売会という限られた場で少数頒布されることを前提に「黙認」する、いわゆる「同人」の慣例はもはや限界に近付いていると思う。この機会に黙認からライセンスをベースとした明示的な許諾に踏み出すべきだと考えている。
既にいくつかの作品は二次創作のガイドラインを出しているし、東方は同人流通であれば緩いガイドラインを示していて、それも人気に貢献している。初音ミクなどボカロはクリプトン社の先例もあって、ほとんどのキャラにガイドラインがある。
自分がボカロ絵を主に描いてるのはこの理由もあって、ほとんどのキャラにガイドラインがあり、さらにクリプトンのキャラならピアプロ・キャラクター・ライセンス(PCL)により、完全に合法に二次創作ができるからだ。
http://piapro.jp/license/pcl/summary(2012年にはクリエイティブ・コモンズも採用してデュアルライセンスになった)
まずガイドラインを作成し、次にライセンスを整備するだけだ。ライセンスは法律も考えなければならず簡単ではないが、無理な話でもない。
初音ミクほどの規模で、クリプトンほどの小さな会社でもやっていけていることだ。ほかの巨大出版社ができないとは言わせない。
ネットでのファンアートの数・コミケのサークル数は元作品人気のバロメーターになりつつあるが、非親告罪化されればライセンスがない作品の二次創作をする人は激減するだろう(しなかったら怖い)。即売会もリスクを恐れてライセンスのない作品はNGにしていく。
二次創作人気が元作品への人気にもつながっている今、版元には死活問題だ。
大人向け以外でも、例えば娘が描いたプリキュアの絵をネットにあげて、それが通報されてしまったらさすがにかわいそうだという意見が広がるだろう。
いままでは「黙認」が一番楽だからとあぐらをかいていた権利者も、ようやく重い腰を上げざるを得なくなるはず。
「うちのキャラは非営利ならOKです!安心してイラストをアップしてね!」というのが宣伝文句になる。どこかの先進的な版元が1つやればあとは一気に流れていくのではないかと見ている。
というわけでネットのファンアートや、全年齢向け同人に関してはライセンスによる許諾が広がるのではないかと考えている。
今回の調整案も「営利目的などの場合の著作権侵害を原則、「非親告罪」とする方向」だし、もし全面的に非親告罪化されて本当にコミケやファンアートが壊滅状態に陥った場合、ここでライセンスを出せば独占できるし評判がうなぎのぼりだからやらない手はないと思うのだが…楽観的すぎ?
ライセンスを出しても許可しない部分は当然ある。物好きなとこ以外は18禁:エログロはライセンスに含めないだろうし、そもそもライセンスを出さない方針のとこもある。即売会で営利と呼べるまで稼いでいるのはだいたいエロなので、二重に問題になってくるところ。
ここが問題になるけど、二次創作は認めない、あるいはエロはNGと判断した作者を尊重せず、無理やり二次創作するのは果たしてどうなのってとこからまず考える必要はある。
(作者よりも偉そうにしていて、二次創作できて当然と思っている同人ゴロをたびたび目にするのも、現状の同人に不信感を持っている要因の一つ。権利者の意向は基本絶対です)
ただそこまで堅苦しくなってほしくもないので、パロディ・フェアユース条項が同時に整備されることを望む。
フェアユースって裁判で判断されるものだから、訴訟大国ではない日本でどうするかってのはある。エロ同人はフェアユースだとして裁判する人はいないだろう。
長文になってしまった。
もちろん非親告罪化しなければそれが一番だが、もしなってしまってもただ絶望しているわけにはいかない。
現にガイドラインやライセンスを出してる作品があるわけだから即売会が完全消滅するわけでもない。(東方、ボカロ、赤松作品とあと少数、しかないコミケを見てみたい気はするw)
各自できることをやればいい。自分はライセンス推進派なので、自分のオリジナル作品(まだないけど)にはCCライセンスをつけるつもりだし、プログラムも書いているが公開するプログラムにはきちんとライセンスをつけている。
ただ嘆いているだけじゃ始まらない。
仮にAとする。Aを知ったのは、文芸限定同人誌即売会。参加サークルが見ることが出来るwebカタログだ。
Aは発達障害系を持っているらしい。それでそんな自分から見た世界をブログに書き、同人誌としても売っていた。
イベントより前にAのブログを見た。凄く難しそうなことを長文で毎日何個も書いていた。
文章が好きな私は興味津々で読んだ。でも意味がサッパリ分からない。専門的でない、日常的なことが書かれているはずが意味不明。
でも何とか読み取れたのはAが多くのコンプレックスを抱えているということ。特に外見の(超デブ、醜い……など)。
そしてそんな自分に勇気を与えたのは最近出来た彼氏の存在。そんな彼氏を自己理解の為に即売会に連れていく!と意気込んでいた。
当日、私はAを見た。彼氏もいた。でも全然デブじゃない。むしろ拒食気味とも思える体型。ふたりは終始、俯いていた。せっせとコピ本を作っていた。
あれだけの長文を毎日複数個も書いていたのに会場製本かよ!と思った。結局、Aの同人誌は買わなかった。いま思えば買わなくて良かったと思う。
後日、またブログを見た。あるひとりの女性が吊し上げられていた。
彼女は会場でAに「あなたはあなたが思っているほど不幸せではない」と言ったらしい。
正直言うと、私も女性と同意見。Aには理解者である彼氏もいる、職にもついている、ブログで応援してくれる人も沢山いる(1日2000PV以上らしい)
するとAは言った。
「彼女は私よりも綺麗だった。本当に幸せなのは彼女の方だ。それに比べて私は太い、醜い。また服が入らない。3Lも無理だ」
具体的にサイズを書いているけど、私からすればAはLでも十分なくらいだ。
私は不快に思った。論点もずれているし、それに何よりもどうしてもはや反論することもできないその女性を吊し上げたのか。
Aは女性の人権についてよく語る。人権を侵害するに理由など存在しない、と。閲覧者たちはその意見に同意し、いいね!を押したりRTする。
だが誰もきちんとしたコメントは返さない。ただ「凄いです!」「Aさんの言葉は心に響きます!」と言うだけだ。
Aが書いていることが意味不明な理由が最近になって分かった。Aは文章が、はっきりいって下手なのである。長文で主語述語関係も破たんしている。
日常的な記述でさえ伝わらないのに、ましてや専門的なことを語って伝わるはずがない。だが文章の見た目がもっともらしいので崇拝者が増えるのかもしれないと思った。
崇拝者どもはAの言うことを本当に理解しているのだろうか。それすら疑わしい。
そんなAは今日もせっせと、画面の向こうの「私の閲覧者たち!」の為に時間をかけて書いたであろう長文をいくつも投稿している。
それはきっと彼女のアイデンティティーが、所詮ネットの世界にしか存在していないからだろう。
彼女は自分の王国に閉じこもり、理解者(と彼女が思い込んでいる閲覧者)たちに囲まれていなければ保たれない。結局は脆い人間だ。
コミケの差入れを探そうと軽い気持ちで入ったクリスマスまっ盛りのデパ地下を小一時間ほどさまよってしまい、進歩のない自分にちょっと辟易したので
筆名晒してはちょっと言いづらい「差し入れ文化」についてつらつらとまとめてみる。
・コミケ参加歴3年(うち2年は売り子、直近1年は直接参加)
・常に島中
・ジャンルは2~3年ごとに変更してるけど年々常駐率上がってる
どのジャンルでもそうとは言いがたいものの、女性向け二次創作ジャンルでは「差入れ」を渡す文化がわりと定着してる節がある。コミケだとお歳暮とお中元の時期にあたるし何か風流だ(嘘)。いつだったかTwitterで差し入れのマナー講座的なものが話題になってたので、やはり渡したい人とか言いたいことがある人(主に受け取る側)は多いように思う。
差し入れははっきり言って人間関係ベースで品物を決めると思うので、「買い専→描き手(書き手)」と「描き手(書き手)→描き手(書き手)」とは選び方が異なってくるものだと思うし、マナー講座で正義となっていたお菓子の選び方は前者に寄ったものだと思った。あれはほとんどアイドルにファンがプレゼントするような物で、実際、前ジャンルの中堅(誕生日~壁)の知人に「もらった差し入れどうしてる?」と聞いたところ、食べきれないから会社の訳知りの同僚とかに配ってると聞いた。大行列のさなかで貰うから、渡す人はメッセージカードなんか渡さないととてもでないが個人識別してもらうのはつらいだろうなーという印象だった。
しかし、弱小ながら作り手側として参加すると若干話は変わってくる。マナー講座で出されてたような「500円前後のデパ地下菓子の詰め合わせ」だと、人にもよるけど個人的には予算オーバーになってしまう。なんとか3000円程度におさめたいと思ってるけど、大体理想の数そろえると全然間に合わない。
というのも、ジャンルに1年程度常駐してると顔見知りが増えてきて、大抵の場合どんな弱小サークルでも知人は10人前後にはなるからだ。本の数がはけなくてオンデマンドでしか刷ったことないレベルでもまあ、それくらいの数の知り合いはできる。しかも私は押しが弱くて好きな作家さんにアタックとかしてないので、アプローチちゃんとしたらもっと数は増えると思う。
しかも、最近腐女子に出戻りして分かったことは、最近の人気ジャンルは昔(※ジャンプでるろうに剣心が連載してた頃合い)と比べて、ふとした弾みで知り合いが出来やすい。何でかというと、ナンジャタウンとか大江戸温泉とかアニメイトカフェでやってる期間限定イベント(予約とかメニュー制覇の関係でグループ参加になりやすい)、グッズの譲渡・交換、あとはスタンダードに即売会で知人の知人として話すとかなんとかで、「あのときお会いしましたね」レベルの人はぞろぞろと増えていくのだ。
で、何が辛いかというとその「あのときお会いしましたね」レベルの人がイベントに来るかどうかというのは把握しにくいし、来たとして差し入れを渡すリストに入れるかどうかというのも怪しく、もし一方的に渡されて日にはその後お返しをするめどが全く立たないので何となーく気まずい感じがするのだ。それで石橋を叩くように人数を算定して、一人あたりの単価がぐんぐん押し下げられ、買える物の幅がぐぐぐっと狭まり、しかしながら年齢もそれなりなので、「デパ地下菓子」か、「駄菓子だけどジャンルに縁があってネタになるアイテム」あたりでぐるぐる悩むはめになる。駄菓子だと数多いから不測の事態に対応しやすいけどなんか渡してがっかりされるのもあれだし、かといってちょっと気張ったデパ地下菓子だと弾数に不安が……という塩梅。
ただ、差し入れってあげる時はめっちゃ悩むけど、人からいただいた時は細かいこと気にせず「ありがてぇ」って思うしムシャムシャ食べるので、これだけぐるぐる悩むのは一般論でしか語れないネットの悪影響なのかなとも思わないでもない。そりゃ生ものとか夏場にチョコとかは当然避けるけれど、それ以外の細かな好みとか、ウケるかウケないかまでは担保できないし、それよりはちゃんと原稿書けって話だよなあ、と。ちょっと気の利いた差し入れで惹ける注意なんてほんの一瞬なんだから、作り手としては作品で勝負!といきたくても、アマチュアの作品発表は人間関係込みってところも大きいので、このジレンマはなかなか抜け出せない……。
それでも差し入れがウケた時のおんなのこたちの笑顔が忘れられなくてまたデパ地下うろうろしちゃうので、どうしようもないなあとは思う。
10年近く女性向けで同人活動をしていて同じジャンルのアンソロ企画から声がかかる事も少なくはない。これまで、何冊ものアンソロの執筆依頼を光栄に思い、その度に全身全霊をもって応えてきた。しかし最近はそういった気持ちよりも疑念を抱く事の方が多くなった。
私自身もアンソロジーを何度か主催してきたため、雑な執筆依頼のメールには肩を落とさずに居られない。微々たる経験値だとは思うがこれから執筆依頼のメールを出す方は以下の事を最低限の事と考えて参考にして欲しい。
・pixivメッセージで依頼する。(連絡先がわからないためSNSから打診することについて一言お詫びをいれる)
・twitterで依頼したい案件があるとメールアドレスを尋ねる。(タメ口は勿論駄目!)
執筆者は何故自分を誘ってきたのか、意図が不明瞭であればある程、ただの数合わせなのではないかと不安になり、やる気が削がれていく。
公募型のアンソロジーについては詳しくないので省くが、私の場合はこの人の〇〇がどうしても見たい!アンソロジーに掲載したい!と、いう強い想いから執筆をお願いする。
なぜそう思うに至ったか?相手がこれまで発表してきた作品に感銘を受けているからだ。その想いを素直に丁寧な言葉で書き連ねる。
タイトル(仮題でよい)、本のサイズ、装丁が決まっていれれば装丁なども
(イラスト、漫画の場合は解像度や塗りたしを含めたサイズ、カラーモード、推奨ファイル形式など)
(小説の場合は青空文庫を流したwordのテンプレートを配布する)
(あくまで私生活の合間を縫った執筆である人が大半である。万一の事を考え早めに設定しておく必要がある。)
(完成本の他に原稿料が出せない事へのお詫びと代わりに粗品を渡したいという旨だけ書いておく)
(※1完成本と一緒に1000〜3000円相当の菓子箱等やAmazonギフト券、図書カードなどを渡すことが多い/粗品の内容については勿論メールで触れなくて良い)
(頂戴する原稿の一部を告知の際にこちらでトリミングし使用するお願いと作品の各々の再録時期に着いて明記する。
また、原稿の全体を公開しない形であれば、各々で作品の一部を公開し企画を宣伝することも可能だと書く。サンプルを告知するまで個別な宣伝を避けたい場合はその旨も)
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(漫画と小説の場合は後日また期限を設定し頁数、左右の始まりを自己申告して頂く形にする)
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主催はその後も様々な用件で執筆者の皆さんと連絡を取り合っていく必要がある。
しかも企画が進めば進むほど、締め切りが近くなりイベントも近くなり、入稿データの準備や個人誌の原稿、イベント参加の準備で、主催は尋常でないほど忙しくなる。
しかしそれを理由に、執筆者達に適当な連絡を取っていいというわけではない。
企画が無事に終えるまで、主催は執筆者からの信頼を失わないようにを日頃から心がけておくべきである。
例えば…
などである。
アンソロジーならば個人誌よりもハードルが低いと勘違いされることが多いのか、twitterなどのSNSで流れに任せてアンソロ企画を強行してしまう若者をよく見かける。特にこれは同人初心者であることが多く、目も当てられない事態だと感じた。
ある程度同人活動を経験している者であればある程、原稿を執筆する事の精神的肉体的負担を理解しているし、人の原稿を頂戴する事が決して軽い事では無いと想像する事は容易いはずだ。
同人活動は「好き」の気持ちで本を作ることが殆どであるが、アンソロジーの場合はそういった熱意の他に様々なスキルが必要になってくる。
原稿にかける時間は人それぞれであるが、どんなに好きな作品やカップリングの企画であろうとも自分の原稿や私生活に宛てがうはずの時間を割いて執筆する事に変わりはない。そんな中だからこそ、同人経験が豊かで原稿の扱いに慣れており、自分の原稿を期待して待っていてくれて、その作品やカップリングが好きな方達が喜んでくれるような一冊を作りたい、そういった熱意がしっかり伝わってくる主催に原稿を提出したいと考えるのは当然ではないだろうか?
アンソロ主催とはボーッとしていれば執筆者の原稿が勝手に集まってくる役得仕事ではなく、執筆者達に最大限の敬意と気配りをしながら、企画をまとめあげなければならないパワフルな仕事である事を念頭に置いて欲しい。
※ここに書いたことは私がこれまで経験してきた連絡手順であるので、一意見として参考にしてください。気配りの仕方は人それぞれなので、主催さんは自分で考えて執筆者さんへの配慮をお願い致します。
※2何故か去年の記事が今年になって拡散されていたので書き忘れていた部分を少し足しました。依頼文が不安な方は信頼出来るお友達などにメール文を一度チェックしてもらうのもアリです。素敵な企画を成功する足がかりとなれば幸いです。(追記2015.09.08)
即売会には多いとされる致命的に変な人に始めてあった。
コミュ障とか、距離なしとか、そういうのじゃなくて、明らかに知的障害を有していたと察する事ができた。
ずっとぶつぶつ喋っていて、(うわっ…)と思ってしまったが、自分のサークルの前にきて「サンプル!サンプルないの!」っと強い語彙で云った
「すみませんご用意してないんですよ」というと理解できないと云った感じの声をだして、また「サンプル!」といって、別の本の見本を読み出した。それも途中までしか読めないようにしていた(全部読まれて立ち去られるのが嫌だから本屋のまねをした)
そしたらそれも理解できないという感じでつついたり引っ張ったりしようとしていた。やがて諦めて、見本の下に敷いてある頒布用のものを勝手に読み始めた。
非常に困ったが、明らかに健常者ではないと思い、色々頭に巡って静止できなかった。
結局読んだ二冊とも買って行って、「なんだったんだ」と思った。
でも、隣にいた知り合いも、僕も、全部見ていたけど、何も言えなかった。
http://anond.hatelabo.jp/20140708235507
ちょっとだけその部分に反論したくなったので。
俺の立場をまず言っておくと、ネットを利用してオリジナル作品を無料で公開している。
かつては同人誌もやってた。その頃は2.5次創作(世界だけ借りる)みたいな感じで、再版繰り返して2-300部ぐらいはいってたかな。
でも二次が基本の即売会にどうも馴染めなくて、そこから去った。そんな感じ。
まあね、一般論ではそうだろうなとは思うんだよ。
俺だって無料作品を適当にお試ししては何も返さずに終わらせてることは多いし。そんなもんだ。
無料の客(気取り)って大体質が良くないし、有料にすることでふるい分けたいってのも分かる。
でも、そういう人が本当に欲しいのはお金なのかな、とは思う。
違うんじゃない?
匿名だし自慢するけど、俺の作品はたくさんの人に見てもらえて、たくさんのフィードバックをもらえてるんだよね。
毎日誰かが俺の作品の感想や、俺のキャラへの萌え語りをしてくれてるし、二次絵とか小説とか描いてくれたりとか。
本当にありがたいし、嬉しい。
欲しいの、こういうのじゃないの?
ぶっちゃけた話、無料で公開して何にもフィードバックが帰ってこない作品は、単にそれだけの作品ってことだろ。
お金を払ってもらえるのも価値があるけど、「これには価値がある」と思ってもらえる作品を作れれば、受け手はお金以外のものを差し出してくれるんだよ。
とりあえず、それだけ言いたかった。
考えてみた。
即売会内でのやりとりは、全てそこでのみ有効な仮想通貨で行う。
仮想通貨が単なるオモチャだと、読み手が本にどれほどの価値を認めたのか分かりにくいので、通貨の購入は現金で行うこととする。
これにより、読み手は自分の懐から対価を払って本を手に入れる、という図が成り立つ。
サークル参加者やカタログ購入者には、参加費に応じて仮想通貨がある程度支給される。もっと欲しい場合はいくらでも購入可能。
仮想通貨から現金への逆換金は行えないこととする。そうすれば描き手の現金による儲けはない。
通貨としてはメダルのようなものを最初考えたが、これだと会場外に持ち出す奴が必ず出るので、1日だけ利用できるポイントカードのような形にする。
イベントへの参加証がポイントカードを兼ねており、仮想通貨はここにチャージしておく。
システム全体の設置やランニングコストは、参加者が通貨を購入したお金で賄う。
オンリーイベントなどであれば、このシステムを使ったイベントには原作が承認を与え、そのイベント内では頒布物の数に上限を設けないようにする。
この場合、イベント側は原作の権利者に対して一定のロイヤリティ料を払う。これも購入された通貨の分のお金で賄う。
小規模の同人即売会をやっている。
いわゆるオンリーというやつ。
正直なところ、同人即売会はコスプレできる場所というのを常識にした奴を殴りたい。
あるいは常識だと思ってる奴を殴りたい。
金の話をする前に、金儲けのためにやってるわけじゃない、というのは念のため最初に書いておく。
まあ金儲けのためにやってるわけじゃないが、身銭切って奉仕活動したいわけでもない。
小規模の即売会では各サークルの参加費を集めると会場費と同じくらい、というのがよく言われる。
どこも同じような値段なのはカルテルじゃなくこのテンプレがあるからだ。
実際はこれが値段の最低ラインで、そこに500円足したり、安く借りられる会場なら他の会場と同じラインまで上げたりはする。
即売会における収入源のもう一つがカタログ販売だが、こちらはだいたい300円から800円くらいになっている。
おつりの手間を考えると500円が多いだろうか。
その他記念グッズやらアンソロやらはとりあえずモノによって値段も変わるので置いといて。
で、コスプレだが、結論から言うとサークル一般と来てここで一気に収支マイナスになる。
更衣室利用料として500円から1000円くらい取る事が多いが、これだと圧倒的に足りない。
更衣室用に使えるサイズの部屋が1室1日2万弱、スタッフ2名(常に張り付く必要はないが交代人員考えると1.5人前くらいは必要)など、しかもこれを男女それぞれ用意しないといけない。
さらに言ってしまうと異性スタッフというのはかなり貴重なので、出来れば更衣室管理なんてところじゃなくもっと別のところに活かしたい。
http://anond.hatelabo.jp/20140604224538ある漫画家志望の半生
http://anond.hatelabo.jp/20140605083137兼業作家からのアドバイスです
この辺が賑わってるみたいなので便乗して。
友人の友人(Aとする)が漫画家志望。
自分は一応底辺ながらプロなんだが、何の下心があるのかAは同人誌を作る度に送り付けてくる。
これがまた長い手紙が付いている。しかも何故かレポート用紙で5枚前後。
「このシーンは~で、●と○が~な所がポイントで、ここは俯瞰で表現して~」
肝心の中身はどうか、というと、これがクソつまんない。
わかりやすく恋愛に例えると(少々ニッチなのでそのまま書くと特定されるのでぼかす)
どうでしたか!!!と目をキラキラさせて聞かれても正直困るのだ。
などとこちらも浅い返事しかできないのだが、彼は持ち込みなどしいない。
延々即売会でお声がかかるのを待ち続けている。
「どうして僕の漫画は評価してもらえないんだろう…」
評価されないにはされないなりの理由がある。
ましてや担当にこんな人がいるんですがなんて紹介なんかしねえよ。
これだけでは何なので、自分が漫画家になるまでに必要だった約束みたいなものを書いていく。
1.面白くない漫画を描き続けていても先はない。君が面白いと思う漫画やアニメをどこが面白いのか研究しろ。
2.毎回趣向を変える。そのテーマ、その展開が描きやすいのかもしれないがそれは手垢にまみれた「手癖」であって君の個性にはなりはしない。
以上
ある知人が、同世代ながらたいへんな才能の持ち主であった。
彼女は「あるジャンル」の商業作品において、数年で人気作家となった。
先日一般紙にも進出した。連載開始だ。
私は彼女に憧れて絵を描き始めたきらいもあり、自分もプロ作家になれるくらいの
実力を欲しいと願い、それなりに練習した。
しかし家族や友人の目を気にするあまり、それを商業分野に持ち込もうとはしなかった。
持ち込みたかったのは山々だった。
自分の作品が否定されることが怖いというより「こんなん描いてるのかよwww」と家族や友人に
嘲笑されそうで怖かった。
まったくあほらしいことはわかっているが、今でも怖い。
この時代、HNでネットに作品をあげるのが主流になるわけだが、
そこをリアルな知り合いに監視されているような感覚をおぼえるから。
と、まあ姿勢からして中途半端なため、どんどん出世する知人の作家にただただ尊敬の念を
送るに限るべきなのだろうが、中途半端にプライドも高かったため、妙な嫉妬心があるのだった。
嫉妬の要因をつぶすために行動を起こす。
前者は上記の理由で難しそうだ。
後者は、ネットで嫉妬にかんするあらゆるウェブページを漁って理解したものである。
しかし、認めただけ、客観的情報だけでは、嫉妬という「感情」を抑え付けるのは非常に難しい。
くすぐったいと笑ってしまうのと同じで、理論で片付くようなものではないのだ。
とすると、徹底して前者による解決しかない。
しかしもう就職活動という時期に、人生を賭して作家になるだけの度胸が私には無い。
こんなところで文字を打っている暇があれば、絵や漫画の練習をしたほうがいいという指摘もあるだろう。
それもまったく正しい。ただ、ときどき文章にして気持ちをぶちまけたい。
そうも言ってられず、とりあえずは就職活動をしてみる。
しかしこれもまた中途半端。漫画絵ばかり描いていて、結果を残していない
(というか結果を残すための「挑戦」すらしていない)私がアピールできることなど、ほとんどなかった。
さらにいえば、就職に完全に気持ちを切り替えようとしても難しい。
心の奥底ではサラリーマンとしては働きたくないという感情もあった。
面接はいくつか控えているものの、いまだ内内定には漕ぎ着けていない。
ようするに、自分は、結局はモラトリアムの中の自己満足や、勝手な自己研鑽感に陶酔しているだけの
愚かなワカモノなのだ。嫉妬やルサンチマンに溺れる資格など、そもそもないのである。
しかしこうした分析が出来ても、感情は否定できない。生理現象に近い。
方策としては、就職が決まった後、自立し、できる範囲で、今までやりたかった「自分の挑戦」を始めていくことだろう。
あるいは、はからずもサラリーマンになった後に他の自己実現を見つけることができるか、というところ。
今のところ意欲がないので難しそうだが・・・。
友人と飲みに出ていたりするとそうした感情を忘れ、豊かな気分で一日を終えられる。
ある記事にあったが、理不尽な環境の差に(私の環境が理不尽であるかはさておき)嫉妬する際に
比べるのは「楽しさ」なのだという。
そんな「楽しさ」を絶えず絶えず継ぎ足して、自分の幸をキープするという方策もある。
身動きが出来ない今はこれでごまかすのが一番な気がする。
これがよさそうで、最近は面白い映画とか本とか見るように心がけている。
絵も描く。上手くなるにはこれしか解決策がないから、こっちもやる。
ただしなるべく絵の楽しさをかみしめられるようなやり方でやる。
今までは修行のような意味合いでやってたせいで、他人に嫉妬しやすかった。
「自分はこんな頑張っているのに、まだ負けるのか・・・」となりやすい。
幸せとは知らぬこと、不幸は知ること、なんて話もあり、他人の成功を見てしまうから私が(勝手に)傷付く。
見なければすむ話だが、「他人の成功の情報」(=不幸)は不意打ちで私の眼前に現れることもある。
「努力の方向を間違っている」←これもまた真なり。どう考えても今からでも持ち込み行ったり即売会出たほうがスッキリしそうだわ。
ここ数年つぶやきサービスとかやっているのだけれど、この世界じゃ何もかもが絵なんだよね。
アイコンしかりヘッダーしかりの画像まみれ、そういう画像を描ける人が一番偉い。
懇親の文章よりも落書き(もちろん手抜きなのではなく”本業”とは別の絵というだけなのだが)が引用を稼ぎ出し、
誰しも(もちろん”偉くない”人も含める)絵の書けぬ人の返信を無視して絵の描ける人に媚びへつらおうとする。
絵の分からぬ自分がどんな美辞麗句重ねたところでスケブ交換にはかないっこないし、
なにより自分自身絵描きの成長にはなんの役にも立てないのでただのお金をぶらさげた羽虫である。
モノには絵が溢れている、その絵を描ける人が偉く、そうでない人はいらない。
とか言ってたら描ける人、「描けないのは腕でももげた人なのかな?」
やっぱり描ける人は偉い、なによりも尊い。
とても素敵な絵を描かれる方が気になって、同人誌即売会に興味が出てきた。
まずびっくりしたのが、同人誌ってとても高いということ。16ページで600円とかする。
ハンドメイドで少数生産だから仕方ない、とはいえこれじゃあ一冊買うのがやっとだなあ…などと考えていた。
そしたら、イベントの入場料に1000円ほどかかるという話だった。な、なんだって……?
その後気になって調べてみたら、即売会に売り手として参加するには4000円近く参加費を払わないといけないらしいことがわかった!
なるほど、同人誌が高いのはこの高い参加費をペイする目的もあるのか、とわかった。
それで思ったんだけど、同人誌ってたとえばkindleとかの電子出版しないのかな?
多少安くしとけば印刷代と参加費が浮くし購入者もハードルがさがって買いやすくなる…というわけでもないのかな。
近所のホールでやっていた全国うまいもの市的イベントにいってきた。
デパートでよくやっているような物産展が田舎にきましたよ的なものだ。
そこでほしいかどうかわからない人になんとなく買わせる気にする方法があることに気がついた。
1 目立つ
適当な普段着を着くるお客さんとはちがって目立つ服装がいい。それだけでも確かめにくる人がいる。
看板やディスプレイ方法も工夫の余地あり。レギュレーションの中で目立つように振舞う。
2 声かけ
バナナ売りの寅さんのごとくの流暢な売り文句まではいらないけれども、目の前を通った人には声をかける。
何があるのかを簡潔にアピールする。
それだけで興味がなかった人が小間のほうに顔を向ける。なれた人だとこのまま会話に持ち込むことができる。
「シャッチョさん!」「オジョーさん!」とか言いまくってもいい。
3 お試し
試食が中心となる。とにかく食べさせる。感想を聞く。食べてみて、買わないと悪いなと思わせたら勝ち。
伝統的な売り方なのだろうが、賑わいの中では効果的に使える技だ。
これまでの体験からするとお盆と年末の同人誌即売会でも使えた技だった。
島中のピコ手サークルさんはこれをやるかやらないかで売り上げが大幅に変わってくると思う。
実際、黙って座っているよりも、立ってお客さんと同じ目線をキープしてしらみつぶしに声をかけると面白いほど売れた。
看板や値段や商品説明をはっきりと書いたPOPも効果がある。見本誌もお試し効果が高い。
無料配布として、しおりとかラミネートで作れるグッズを配るのもよかった。
これはやっていないけど、コスプレして売るというのも目立つと思う。
コスプレできないなら、男ならスーツできめるとか、女性ならゆかたとかそんな晴れ着に近いものでもかなり効果が高いと思う。
小奇麗に目立つことが肝心だ。
ということで、売り上げを3倍に伸ばす即売会の売り子マニュアルでした。