はてなキーワード: Jリーグとは
そろそろ令和ということで平成を振り返る投稿が増えていますね。というわけで僕も真似して振り返ってみた。
平成になって生まれたサービス、その他で僕たちの暮らしはどう変化したのだろうか。
なおSNSや動画サイト等のネット上のサービスやパソコン、スマホ、テレビゲームをはじめとするデバイスはあえて除外した。
・カラオケ
92年頃からブームが始まり、音楽を聴くものから歌うものへと認識を変えた。学校帰りにカラオケ、飲みの2次会でカラオケ、
デートでカラオケ、時間ができたら1人カラオケと完全に娯楽の一つとして浸透したのではないか。
開園自体は1983年。平成史に入れていいものか迷ったが、ディズニーが磐石の地位を築き始めたのは平成に入ってからなので入れることにした。
ちょっと日常から抜け出したいとき真っ先にディズニーが思い浮かぶのは凄いことである。
ここまで不特定多数を惹きつける非日常的空間は昭和には存在しなかったのではないだろうか。
2018年の来場者数はなんと32,558,000人。令和でもしばらく王座は揺るぎなさそうだ。
電子マネーはいまいち広まりきってないなと思っていたら交通系ICカードがあった。
券売機の前で目的地までの料金を調べている姿はもはや過去の遺物だろう。
友人のJR職員談だが、「切符落としたんだけどどうすればいい?」という乗客に遭遇するのはもはや年に数件のようだ。
・サッカー
1つのスポーツが国に浸透するまでには大変な期間を要する。そんな中、キャプテン翼人気を土壌とし、93年Jリーグ開幕、98年W杯フランス大会初出場、02年日韓W杯開催と
4年毎に一般層の興味を引き付けるイベントがあったとはいえ驚くほど急速に日本に広まったのではないだろうか。
なお中学では2013年に、高校では2016年にサッカー部員の数が野球部員の数を上回るという現象が起きている。
飲酒運転の罰則自体は昭和からあったが、それが大幅に強化されたのは2002年のこと。2007、2009年にはさらに強化されている。
お酒を飲んで車を運転したら危ないという今となっては当たり前すぎることだが、昭和では酔ってフラフラの人たちが当然のように運転していた。
恐ろしいことである。
・ネットカフェ
漫画喫茶にパソコンを導入するという形で2001年頃から普及し始めた。初めは純粋に漫画、ネットを楽しむ層や外出先でネットに接続しなくてはいけない人たちに利用されていたが、
近年はネットカフェ難民といわれる日雇い労働者の住居として機能し、家を借りられない人たちでもとりあえず雨風をしのげる待機所としての機能も果たしている。
髪なんて適当に短くしてもらえればそれで十分、という人たちの救世主的存在。ファッションに興味が無い人がいるのだから髪型にも興味が無い人がいて当然なのだが、
文化史なんて意気込んで思いつくままに書き始めたはいいがなんと7項目で終わってしまった。中途半端極まりないが令和に突入する前にとりあえず投稿したかったので仕方ない。
いつか100項目くらいの完全版を作りたいと思う。
ネットや情報機器が今後どんどん発展に向かうのは容易に想像がつくが、それとは違う方面で令和の生活にどんな変化が起こるのか楽しみだ。
高校なんて行かない。だから塾も行かない。中学2年生の君はそう言って、塾に来なくなった。
塾の先生が困っているみたいのなので、なにかアドバイスのようなものを書いてみようと思う。
親御さんとは話せたけど、本人とは話せていないみたいだから。
まあもしもその子が塾に来てくれたらどんな話をするかなと。
とりあえず説教するのはやめておこう。ゲームするな、勉強しろって言ってもどうせ聞かないでしょ。
このままじゃ高校受験が手遅れになるよとか、脅すのもよくないかな。
ネガティブアプローチはおすすめしないし、好みじゃない。まあとりあえず本人の話を聞いてみよう。
でもさ、よく話を聞くっていうけどさ、先生が偉そうにさ、ほら話せって言ってもさ、なんか話したくないよね。警察の尋問じゃないんだから。
それが人の話を聞く態度ですかって逆に言い返したくなるよね。まずさ話せる雰囲気をつくろうよ。
とりあえず腹減ってない?なんか食う?喉乾いてない?なんか飲む?
最近どうよ。塾こねーじゃん。とかいきなり本題に入るのも早いかな。
まだまだ心のシャッター降りてるはず。
ゲームなんて10年ぶりだよ。最近やってたのはポケモンGOぐらいだよ。
歳とるとゲームやる元気もないのよ、仕事終わって家帰っても。ゲーム動画見てるほうが楽だね。
でPUBGは最初は死にまくりで面白くないんだけど、誘ってくれた人がいろいろ教えてくれてさ。
だんだ勝てるようになってさ、初めてドン勝ちできたときは嬉しかったな。
最近はバイオハザードのゾンビモードとかあってまじでムズイのよ。
APEXも面白いらしいじゃん。
動画見たけど、個別のスキルみたいなのがあって戦略的に面白そうだよね。
どんな感じなのよ。キャラ何使ってるの?なんでそれ選んだの?
ってところからなんでAPEX始めたのか、なんではまってるのか聞いてみよう。
で、人がゲームにはまる理由というかモチベーションが何かあるはず。
塾に通わせる事ができるぐらいにはお金あるみたいだし。
あ、うんこ漏らしてない?
もしも両親から暴力を受けてるとか、両親が喧嘩してて家の中めちゃくちゃとか
安心して眠れない状況があるなら、ゲームの世界に逃げるのも悪くない。
夜の街を出歩くよりは、ゲームの世界のほうが安全かもしれない。
マンガやアニメやゲームは現実を忘れさせてくれる素晴らしいモノだ。
現実と戦えって言われるかもだけど、待つとか逃げるっていう戦略も全然悪くない。
もしも君がそんな状況なら、君からゲームを取り上げるのは良くない気がする。
今を生きのびるためにゲームをしてもいいと思う。
できることがない、もしくは動かないほうがいいと思うなら、ゲームをやってじっと待とう。
受験勉強どころじゃないんだろ。
家に帰ってから一人でひたすら桃鉄っていうゲームをやっていたよ。
最強クラスのコンピューター3人相手に100年期間で全物件制覇とかしてたよ。
あ、おじさん話長いね。
塾の先生はそれとなく家庭の状況を聞いてみるかなあ。
解決できることは手を出せばいいし、
成績良くないとクソ扱い?無償の愛ではなく条件付きの愛?
兄弟や姉妹はいる?めっちゃ区別されてるなーとか思うところあるかい?
って直接聞いても本人知らねーよなあ。で、変えられないよなぁ。
無条件で家族の一員として認められてると感じられないとかなりつらいもんがある。
家族の愛が厳しい場合は、この友達関係が所属の欲求の基盤になる。
たとえそれが不良グループであっても。孤独よりはマシだと思うよね。
いわゆる居場所ってやつだ。
生きていくのに自分の居場所は食べ物と安全の次に大切ってことだ。
みんな苦労すると思うけどスクールカースト的な。
おじさんはあんまり友達付き合いが上手くなくて、孤独を感じることはよくあった。
自分は一匹狼だと思ってたけど、ただのつまんないやつだったぜ。
親がアウトドアな人で、週末はとにかくどこかに連れて行ってもらった。
こどもが学校でつらい思いしてる場合、親御さんは週末にどっか連れて行ってあげたらいいと思うの。
旅行しよう。家から出てどっか行くだけでこどもの幸福度ってすごい上がると思う。
家庭が地獄、友達もできん、そんな場合は、依存的な恋愛に向かう人もいるよね。
でも結構危うくて、恋人がいなくなったら世界の終わりみたいになっちゃう。
すんごい束縛するか、ちょっとでもフラれそうになったら次を見つけて切れないようにするとか。
この所属の欲求が満たされてて自立した人同士の恋愛はまあ安定してるけど、
満たされていない自立してない人同士の恋愛は共依存になるよね。
所属の欲求といえば、野球とかサッカーの特定のチームの熱狂的なファンもこれに入りそうだよね。
居場所の一つだと思う。これは話が長くなりそうだから広げない。
家庭が地獄、友達もダメ、恋人とかありえない、不良グループとか無理。
アニメやマンガの世界にしか自分の居場所が無いって、まあよくあるよね。
で、君はそれがゲームだったのかもしれない。
もしかしてチームとかに入っている?いっつも一緒にプレイする廃人がいる?
社会人や大学生と一緒にプレイしている?まったり雑談とかしてる?
君がゲームにはまる要因が、所属欲求でAPEXがそれを満たしているのであれば
それはそれで居場所がみつかってよかったと思う。
学校や家庭がつらくても、APEXに帰ればいつもの仲間と最高の体験が待っている。
もしもここで君からゲームを取り上げたら、せっかく居心地のいい居場所がなくなってしまうよね。
それは君の人生においてつらいだろう。
急に家族と連絡取れない状況になったらつらい。こどもに会えないとかつらい。
受験終わるまで友達と話せないとかつらい。しかも自分だけとか。
家族や恋人や友達関係といった居場所は食べ物と見の安全の次に必要なものだから、
先生どうしましょ。もしその子にとって本当にAPEXしか居場所がないのであれば、
塾は家でも学校でもない第3のスペースだから、こどもにとってのスタバになれないかな。
親はゲーム時間を制限できるから安心だし、先生はきっと儲かるし。
さて、君はどうするか。APEXが重要な居場所だというのはよくわかった。
高校に行かずにAPEXを自分の居場所とするのも悪くないかもだけど、
APEXがチートだらけで過疎ったり、よく遊ぶメンバーが卒業しちゃったり。
え、家庭環境はいいし、友だちもいるし、恋人もいるし、リア充だけど。
先生何言ってるの?
夜遅いので、続きは明日書く。
大学も卒業するタイミングで腐れ縁の友人と食事に行く機会があった。
友人は高校の同窓会幹事みたいな役割だったので、自然に同級生の話になり。
「そういえば、あいつ入籍するらしいよ」と、卒業後大阪に行ったやつの現況を知らされて驚いた。
まあ、遅かれ早かれ結婚するとは思っていたけれど、そいつがトップバッターになるとは思わなかったから。
高校時代の彼とは、出身がうちの親の集落ということもあって仲が良かった。
顔立ちは整っており、特進クラスの中でも物理が得意で、落伍者の自分は度々お世話になったこともある。
一方で現役時代は柔道に明け暮れていて浮いた話はあまり聞かなかったはず。
そんな彼が今や入籍とは、時間が経ったものだなぁ、と二人で感慨深げになっていた。
それがトリガーというか。
思い返せば同級生にもいろんなやつがいたなぁと懐かしく思っていた。
東大の前期に落ちたはずなのに後期に受かった化け物みたいなやつ。
Jリーグで今も選手としてサッカー続けているやつ。競輪選手で若手のホープになってるやつ。
アイドルグループに入ったやつもいれば、記者になってあちこち飛び回ってるやつもいる。
小説家になったやつ、教師の首を絞める喧嘩をしたやつ、バイクで事故って成人式前に死んだやつ。
自殺未遂を引き起こした奴、アカデミックを目指して進学するやつ……本当に千差万別というか、個性的な奴らばっかりだったと思う。
目の前で炒飯を掻っ込む腐れ縁の友人だって春から県庁勤めが決まっているので、こいつも凄いやつの一人ではあるけれど。
そうやって同年代の、同地域にいたやつらと自分を比較していくと、自分がぼんくらで何もない、虚無感に苛まれる。
良かれ悪かれ、何かを成し遂げ、自分の人生を歩いている奴らにあまりにも多くて。
たかだか修士のペーペーには、そいつらの歩く道はまぶしすぎるし、到底辿り着けない道なんだろうな、と諦観が生まれている。
現在は予選も終盤となりより一層盛り上がっていくことであろうこのMリーグですが、僕は開幕時から視聴してパブリックビューイングという実際に試合会場近くまで足を運んで応援するというイベントにも参加してきました。それだけこのMリーグを楽しんでいたし、これからの発展にとても期待しています。
しかし、今の僕はほとんどMリーグを観ることが無くなってしまいました。
別に興味が無くなったわけではない。単純に疲れてしまったのだ。今回はこの理由について書かせてもらおうと思います。そしてもし「麻雀は好きだけど分かる」という声があればお聞かせください。
そもそもこんな話をするお前は何者だというところをお話します。僕は別にプロ雀士でもなければアマチュア強豪というわけでもなく、むしろ一般的に見ても雀力が高いとはいえないようなただの麻雀好きな男です。
麻雀を始めたきっかけはゲーセンの麻雀格闘倶楽部、麻雀を観るようになったきっかけはAbema TVという、およそ平均的なイマドキの麻雀ファンだと思ってます。
そんな僕に衝撃をもたらしたのは、Mリーグ開幕の吉報です。
名前の通りJリーグなどのナショナルリーグ化を目指す試みであり、今までは複数あるプロ団体が主催する独自のリーグがプロリーグとして認識されていた麻雀界に対して、スポンサードによる年俸制という革新をもたらしたのです。(そのため、前述した日本初のプロリーグには語弊がある)これはよりいっそう麻雀を楽しめる!!そう思っていた僕のところに思わぬ訃報が届けられたのはMリーグ開幕後すぐの11月末のことでした。
「RTDリーグの終了」です。
RTDリーグとは先に述べた各プロ団体が主催するリーグ戦ではなく、かといって最強位のような超短期戦でもなく、招待選手たちが1年という長期間に渡り繰り広げるリーグ戦で、AbemaTV麻雀チャンネルオリジナル企画であり看板番組でした。この番組をたまたま視聴したことが、僕が麻雀を観るきっかけとなり、ひいては観る雀が習慣化されるきっかけとなりました。
この番組は2016年から始まり、2018年の3シーズン目は入れ替え基準が不明確だったものを降格制度を導入して明確化し、「勝ちたいけど負けるのはもっと嫌だ」という選手たちの葛藤を間近に見ながらよりドラマのある展開となり(個人的には藤田社長の不参戦や、やや冗長にすぎるインタビューなど不満な点もありましたが)、10月に行われた決勝戦の結果小林剛プロの優勝で幕を閉じました。
また来年もこの熱い戦いを観ることができる、そう信じていた視聴者もきっと多かったと思います。しかし番組最後に流れたアナウンスは、無情にもRTDリーグ終了のお知らせでした。
Mリーグの放送母体はほぼほぼRTDリーグと同じで、Mリーグに出場する選手の大半はRTDリーグの選手と被っています。そのため並行して行うことは難しいという判断だと思われます。
当初はもちろんこの訃報を悲しく思いましたが、その分Mリーグを応援しようと思いました。しかし、このシコりは次第に大きくなっていきます。RTDリーグとMリーグは大きく違っているのです。
僕がMリーグを観なくなった1番の理由、それは「週4回という放送スケジュールを追いきれなくなった」に尽きます。
Mリーグは月曜、火曜、木曜、金曜の午後7時からそれぞれ半荘2回を行います。毎日およそ3時間強で、RTDリーグの単純に2倍の時間です。(RTDリーグは月曜、木曜の午後9時から半荘2回)
選手の思考に思いを馳せながら観るのは観る雀の醍醐味であると僕は考えています。そして視線は常に牌姿にいくため、常に集中する必要があります。
もちろん流し見をする人もいるかもしれませんが、麻雀は盛り上がりの場面が明確ではなく、いつその瞬間がきてもおかしくないのです。実況が盛り上がってきてから観ても、それまでの牌の動きや選手の思考に追いつかず、「ただ良い手が入っていたから勝った」だけのものになってしまいます。
そのため僕はRTDリーグを観るときはコンディションを整え眠い時は後からビデオで観るというのが常でした。それでもRTDリーグは週2回、追いつくことは難しいことではありません。
しかしMリーグはその倍の週4回。僕は1月20日現在12月上旬の試合のところで停まっています。
それでも追いつかなくちゃと当初は睡眠時間を削って観たり、食事をとりながなら観るなど、それまでしていなかった「ながら見」をしてでも追いつこうとしました。
そうなると今度は現在のランキングに違和感を覚えてくるのです。あれ、Abemasいつのまにこんな下に?とか。それは「ながら見」を行ったが故に、試合の結果が頭に入っていなかったのです。
そして、それは次第に試合内容にまで及び、ビデオ再生して見終わったものが実は既に一回観終わっているものだった、というのもザラにあります。これではとても麻雀を観ている、とはとても思えなくなってしまいました。
もう一つ決して小さくない理由として、試合以外の要素が多すぎるという点が挙げられます。
対戦前の選手紹介や毎回代わり映えのない対戦前インタビュー(そもそも選手に毎回インタビューの内容を面白く話せという方が無理がある)、そして長すぎるヒーローインタビュー(これについても松本圭世さんはものすごく麻雀の勉強してるし自分の色を出しながらインタビューして選手の個性を引き出そうと並々ならぬ努力をしていますが)などなど、RTD2018を観ていてやたらとインタビューが増えたことの集大成として実に1回あたり30分近く対局以外の時間があります。
もちろん対局だけ映す今までの各プロ団体主催リーグとの差別化を図り、よりドラマティックにエンタメ化をはかる上では必要なのかもしれないが些か長すぎるのではないかと…。
僕は今も麻雀は大好きですし、先日の麻雀チャンネルの新春特番など面白い企画をこれからもAbemaTV様には続けてほしいので僕はこれからもプレミアム会員でい続けます。
しかしMリーグに対して真剣に追うことは現在の体制下では自分の生活リズムの範疇での視聴を大きく超えているため、今後もないでしょう。結果だけみてもチームの点数だけなのでイマイチどのプロがどう勝ったなど分かりにくいところはありますが見るくらいはするでしょうが、ビデオでの後追いを時間ができたときにちまちましていくことと思います。このタイミングで記事を書いたのはなんとなくですが、Mリーグの盛り上がりに水を差したいわけではありません。来期以降のスケジュールを考えるうえでこういった意見もあるということを垂れ流したかった、ただそれだけです。
「景気が良いときほど暗いアニメが流行り、景気が悪いときには明るいアニメが流行る」
といった話を耳にするが、
そのような疑問を抱いた私は、
1985年からの景気動向指数(CI・一致指数・各年の12月の数値を採用)と、
私が独断と偏見で選んだ「その年に人気だったテレビアニメ」を、
並べて比較してみることにしたのだった。
実はそうじゃなくて、さすがの高野連でも背後のコンテクストを読み解かなきゃいけない複雑な面もあったことに腹を立てているのか、それとも非明文なコンテクストすべてが条文化されないと許せないはてならしい高度機能障害っぽさが爆発してるのか。明文化されてない「その分野で共有される文化」なんて高校野球以外にも山ほどあるだろうに。
まぁ、高野連的コンテクストが社会において優位性の高いコンセンサスになってるのが気に入らない、ということなら同意できる。高校野球みたいなもん宗教儀式に近い興業ををやってるのだから、もっと「高校野球らしい儀礼」にこだわってくれた方がいっそのことすっきりする。世界に通用するプロ野球選手を育てる、という目線で見るならあんなに意味のないスポーツ大会もなけりゃ、あんなに貢献しないスポーツ団体もない。
個人的には、野球にも高校野球にもそれほど思い入れがあるわけでも熱心なわけでもないが、最近の野球界隈が一部にサッカーぽさ(今回のパフォーマンス系投手もその流れの中にあるのではと思う)を融合させているのは、なんとなく引っかかりがないこともない。プロ野球もいつの間にか、レプリカユニフォーム着て応援が当たり前になっている。自分が子供のころはそんなの外野席のクレイジーな一部の人だけだったが、今は若い女の子なんかがユニフォーム着てて可愛い。そういえばネーム入りのタオルマフラーなんかもサッカーから輸入されたのではないだろうか。
タオルマフラーの起源は、Jリーグ由来説(欧州は寒いからクラブカラーのマフラーは応援の必須アイテムだった→日本は暑いからウールのマフラーとか無理、そうだタオル地にしたらよくね?)が主流なのだが、タオルメーカー大手の内野のサイトを見ると1983年に日本で初めてマフラー型のタオルを発売、とある(http://www.uchino.co.jp/tips/history/towel-history/)から、Jリーグ開幕(1991年)よりも10年以上前であり、Jリーグ由来説はちょっと怪しい気がする。内野のサイトを見ると1964東京オリンピック記念タオル発売、とある。これの現物が見たいな。その後1970年に日本で初めてスポーツタオル発売とあるし。タオルの歴史、浅いけど奥深いな。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180816-00000024-nkgendai-base
あれか、一球ごとにガッツポはテニスの影響もあるかね。まぁなんにせよ、宗教(高校野球)やってるなら教義には従えと思うし、その宗教自体が不要だという意見にはまったくもって同意する。
当方、茨城県南部出身。鹿嶋市出身というわけではないがご近所。鹿島アントラーズも、まあ子供の頃銀行からもらってきたグッズが家にあったりしたんで馴染みは深いが、別にサポというほどではない。なので特にアントラーズへの義理はない、と前置きした上で。
ネットを回ってると、鹿島アントラーズは嫌い、というサッカーファンは一定数いるようだ。こんだけヘイト溜めてるってことはよっぽど強いかよっぽどアコギかよっぽどサポのマナーが悪いんだろう。それ自体はチームやサポの自業自得なんで、しゃーんめーよ、としか言えない。
でも、鹿島アントラーズが嫌いという表明をするときに、鹿島は嫌い、と表現する人がかなりの数いて、その度にものすごいショックを受けてる。
別にアントラーズの運営がクソだとかサポのマナーが悪いとかでアントラーズが嫌われるのはいい。でも、なんで「鹿島」がdisられないといけないの?
わかってる? それ地域の名前だよ? そこに住んでる人やルーツ持ってる人がいるんだよ?
そして、一般的には出身地とか居住地とかって、人種や性別とかと同じで、差別しちゃいけないことになってるよね?
韓国代表の「代表」の2文字抜かして後ろに「嫌い」ってつけたらヘイトスピーチになるご時世に、なんで平気で「鹿島嫌い」だの「鹿島クソ」だのそういう文言を垂れ流せるのかが俺にはわからん。「アイヌ(という設定のゲームのキャラ)殺す」のカッコ内を省略した人がヘイトスピーチってことではてなで吊るし上げられたことあったよな。なんで「鹿島(アントラーズ)嫌い」のカッコ内を省略していいと思えるの? 感覚麻痺しすぎやろ。
別に鹿島だけじゃなくて浦和とか水戸とかだってそうだよ。浦和レッズや水戸ホーリーホックをdisるのはいいとして、浦和の人や水戸市民がなんで自分たちの故郷のことをdisられないといけないんだよ。
その点野球は、まあ阪神とかはあるが、楽天とか日ハムとかDeNAみたいな企業名か、あるいはジャイアンツやホークス、巨人みたいな愛称で呼ばれることが多くて、嫌いなチームを罵る表現が地域差別にならないようになっていると思うよ。東北楽天ゴールデンイーグルスのことをいくら罵っても、「楽天」と呼んでいる限りは文面上は東北disにはならないもんな。サッカーもそうしてほしいよ。「アントラーズ嫌い」とか「アントラーズはクソ」なら別にサポではない俺は何とも思わず選手とサポだけに刺さる罵倒表現になるんだからそれでいいだろ。
Jリーグは地域密着を掲げていて、クラブ名に地域名を入れないといけないそうだ。確かにそれは、観光とかの面では必要かもしれないし、地域と切り離したものにするよりもチームへの愛着を育むことになるのだろうけれど、そのせいで地域ヘイト(に見える表現)が撒き散らされていて本当に不愉快。正式名称に地域名が入っているのはいいとして、地域名をそのままメディアでの呼称にするのはまずいでしょ。まあサガン鳥栖みたいな例もあるけど、「鳥栖はクソ」より「サガンはクソ」の方がどう考えてもマシだよね。
とにかく、チームを地域名で呼ぶ文化か、熱狂的なサポーター文化か、どっちかを変えてほしい。でも後者は国際標準っぽいから簡単には変えられないんだろう。だったら前者を変えるべき。ちょっとめんどくさくても「鹿島」じゃなくて「アントラーズ」と呼ぶ、「松本」じゃなくて「山雅」と呼ぶ、「長崎」じゃなくて「V. ファーレン」と呼ぶ、みたいに徹底すべき。
それができないうちは「サッカーは人種差別に厳しい(キリッ」とかお笑い草でしかないわ。地域ヘイト表現を量産しといてよくそんな白々しいこと言えるよな、って思うよ。っていうかそういう文化があるから定期的にヘイトスピーチするサポが湧くんじゃねえの? Japanese Onlyも当然の帰結だわ。