はてなキーワード: ペンタブとは
これから絵師目指そうかな~と安易に考えるくらいおえかき楽しい状態
幼児が画用紙にワクワクしながら落書きしてるあの感じをアラサーになって味わってる
10代のころのわたしの絵は本当にくっそ下手だったけど、(それなのに美術部部長やってた)10代に描いてた絵に比べたらアラサーの自分が今描いてる絵はマシですわ…
なんか客観的に見れて「このキャラはもっと太らせよう」とか「このキャラはもっと顎を尖らせよう」とかそういう判断ができるようになったのがすごい(自画自賛)
今の自分は漫画家が使うペンを使って、紙も画材屋で買ったちょっと良い奴を使って、下書きは水色の芯の入ったシャーペンで描いてる
デジタルが主流なんだけど
ちゃんとした道具揃えたらおえかきは楽しいですね。昔のコピー用紙にシャーペンでイラストを描く方法はある程度デッサンの知識があったりとか、技術と知識がある人ならそれでよかったけど
頭のなかで3Dでイメージが描けるようになったら絵も上手になるんだろうなー
今はまだ平面の世界にいる
大手SIerには、社員教育のための研修会社があって、外部の受講者も多数受け入れてるんだけど、毎年新人研修もたくさんあるのね。
顧客企業別に、顧客先で行うこともあるし、逆に研修会社の教室に複数の企業から新入社員を集めて開催することも。もちろん、去年はオンライン「でも」開催してたよ。今年も、オンライン「の場合も」あるよ。
でも、あえて教室でやるクラスもあって、しかもそこにまぁまぁ申し込みがあるのね。もちろん新入社員が選べるわけはないから、入社企業の人事が決めてるのよね。本当にかわいそうだな、と。
長くて3か月、たいして広くない教室で、100人以上の、若くて行動力のある新入社員が集まって (※)、あいさつとか (顧客先だと) 社訓唱和とか、ビジネスマナー (笑) の名刺交換や商談ロールプレイとか、声を出してね。講師も、地声で語り掛けるのが良い講師だ、みたいな謎の地声信仰があるから、声を張るし。どこの研修会社の教室も、オフィスビルのそれなりに高い階だから、窓もないし、空調はビル内の空気をかき回すだけ (空気清浄機はあるけど...ね)。ちなみに去年、まだ危機感が薄かった地方では、講師だけオンライン、受講者は会社に集まってZoom画面をスクリーンに投影して受講、朝は社訓唱和とラジオ体操、とかあったよ。
そして新入社員研修だから、毎日のパソコンや机や備品の清掃は新入社員任せになるわけね。合宿ではないけども、毎日東名阪の中心地に、各地から若者が集まったら (※)、そら...ね。
※若者を批判してるんじゃないよ。集めるほうが頭おかしいんだから。
新入社員どうし、新入社員と先輩が対面して関係を深めること自体は否定しないよ。でも、それは研修以外の場で、企業の責任でやったらいいじゃん、という。
もちろん、オンライン研修もあるよ。でも、まる1年経ってるのに何の工夫もないんだ。
教材は相変わらずA4縦の紙フォーマットを崩さないので、PDFで提供しても、毎ページ毎ページ、上から下にスクロールしなきゃいけないし、そもそも講師がスクリーンに投影して「プレゼン芸」するためのものだから、小さなノートPC、ましてやスマホの画面じゃ見えないんだよね。
そして、今までなら教室のPCにセットアップしてたソフトウェア類も、オンラインだと手順書を渡して、新入社員にセットアップさせるのね。それができるなら、研修を受ける必要がないじゃない。手順書を読んで、MySQLをPCにインストールできる人なら、自力でSQL勉強できるでしょ。そして、実際には大半がうまくできないけど、オンラインだから大したサポートもできなくて、結局、何度も再インストールさせたり、挙句の果てには、「講師やグループメンバーの操作を画面共有で見ていてください」と。世の中、Google ColabとかPaizaとか、MoodleでもCodeRunnerとか、ブラウザで各種ソフトウェアの実行ができる環境が山ほどあるじゃない。なんで今年もローカルPCにセットアップさせるのよ。
研修自体は、ZoomやWebExを使って行うんだけど、ここにも工夫がないのね。「集合研修をただオンライン化しただけ」なのね。9時17時、講師が画面共有したスライドを表示しながらずーっと語って、時々指示に従ってPCを操作して、研修全体のカリキュラムがあるから、時間が足りなくても、もっと考えたくても、「はい、じゃあここまででーす」と打ち切られて。講義も、マイクの使い方を知らない講師が、鼻息や口クチャクチャを挟みながら、たまに手でゴソゴソ触りながらで、ボリュームがでかすぎて割れてる人と小さすぎて聞こえない人がメイン・サポートで同席したりして、みんながYouTubeで見るような動画、あるいはラジオとはかけ離れた音質で語るのよ。そして、講師が補足などを画面にマウスで下手くそな字で書くのね。それをメモしなさい、とか。せめて2、3000円のペンタブを使いなよ。いや、どうせいつも語ってることなんだから、あらかじめ教材に書いときなよ。講師って、「ちなみに」「実は」とか補足したがるけど、あれ毎回やってるからね。(それが「講師の価値」なんだって)
それに、新入社員のみんなは、自宅やら寮やらで受講してるんだけど、講師はなぜか都心の教室に集められて、メイン1人、サポート2、3人が同じ部屋で配信しなきゃいけないのね。なぜ。別に、教室が10Gbpsとか、そんなんでもないよ。何なら、戸建てのフレッツより遅いよ。顧客先での新人研修でも、新入社員はいないのに、顧客先の会議室に行って、そこからモバイルWiFiで配信するんだよ。Zoomだから、顧客のイントラとか無関係だよ。「講師が集まることで、密なコミュニケーションをとり、受講者を的確にサポートできるから」だってさ。いや、研修用のZoom以外に、SlackでもDiscordでも用意しておけばよくない?
そんな「オンライン研修」のやり方が、今年も変わらないんだよね。研修会社からの指示も、「小さな画面で受講する人もいます (でも教材はA4縦です)」「長時間の受講は疲れます (でも9時17時、カメラオンで受講を義務付けます。受講態度も点数化します)」なんて、改善する気がなくてさ。そもそも、そういう「お気持ち」への言及だけで、より高品質な研修 (ライブ配信) のためには、回線が何Mbps必要か、WireSharkで測りました、とか、モバイルWiFiで研修を実施した時の1日の帯域変化を調べました、とか、マイクはミニプラグとUSB接続、ヘッドセットと据え置き、単一指向性と無指向性で音質がこう違います、とか、カメラの画素数と光の当たり具合で、講師がこう見えます、とか (そもそも、別に講師の顔なんて必須じゃないと思うけど)、Zoomのここをこう設定すると、画質、音質、ユーザビリティが向上します、とか、何も「1年間コロナ禍で研修ビジネスやって得られたノウハウ」をご教示いただけないんだよね。講師の側も、そういう知識、スキルがない「退役エンジニア」「文系・未経験で研修会社に入社した講師」がほとんどだからさ、今年もたくさんの講師がスマホのイヤホンマイクで講義するみたいだよ。
まとめると、「大して顔も声も良くない、配信環境も良くない、(研修だから) 面白くもないオッサン・オバサンの、CMも音楽もゲストもない糞音質の語りを、9時17時聞き続けなきゃいけない新人研修」って辛すぎませんか、と。まる1年前ならまだわかるよ。ノウハウがない中、急遽オンライン化しました、と。でも、1年経ったじゃない。
いろんな大学の調査でも、「ライブよりオンデマンドが良い」という結果が出ているように、ちゃんと勉強したかったら、自分のペースでやりたいわけね。応用的なディスカッションの場は別途日時を決めて設けるとして。もちろん、企業研修になると勤怠管理の側面があるから、「僕は夜型なので、真夜中に受けます」とか「土日にまとめて視聴します」とか言われると困るんだけど、それでも、カリキュラムの都合でわからなくても先に進まれるよりは、ちゃんとわかるまで学んだほうが、よっぽど顧客企業が求める「新入社員の成長」につながると思うんだよね。サポートだけ、時間を決めて講師が常駐すればいいだけで。そもそも、ライブで教室ぶん講師を確保するよりは、コンテンツ収録に1人確保して、あとはサポート要員として複数教室をまたいで確保したほうが、コストパフォーマンスもよっぽどいいと思うけどね。
実際、そういう研修会社の新人研修を受けたもうすぐ2年目のビジネスパーソン () が、増田にもいると思うから、意見を伺いたいよ。
字書きでそこそこ評価されてるほうで、同人誌を一昨年まではちょこちょこ出してた。
そのときによく思ったんだけど表紙ってすごく難しい。
私は個人的にイラスト表紙が好き。ラノベをずっと読んでたのが理由のひとつでもあるんだろうけど表紙にメインキャラばーんが好き。もしくは背景に作中の内容を漫画のコマみたいに配置してごちゃごちゃっとさせた上でメインキャラばーんが好き。とにかくメインキャラばーんが好き。
で、仲の良い絵描きさんもいるから頼もうとする。相手もだいたい原稿中なんだわ。そりゃそうだよな。
そんな中で自分の表紙描いてくれなんて言えない。その絵描きさんの同人誌楽しみにしてるから負担かけるの絶対嫌だ。
でも写真表紙はもっと嫌だ。なんかあれダサいじゃん。写真表紙にレースとかいいかんじの枠つけてタイトルとか、あからさまに字書きが作りましたーって表紙でダサい。
テクスチャの表紙もダサい。もにゃもにゃーっとした水彩みたいなテクスチャにタイトルぽんもダサい。
字のみ表紙はデザインセンスが物を言う。デザインは理論だと聞いたのでデザイン関連書籍を買ったり借りたりして勉強してみたが、自分がやってみたのがなんとなくバランス悪いのはわかるがなにが悪いかわからん。よくわかんないけど尻の座りが悪い。どうやってもダサい。
なので、絵を描けるようになりたいと思った。
タイミング良いのか悪いのか今は同人イベントが開催できない。練習するなら今しかない。
絵ってどうやって描くんだ。推しのトレスしてから目トレスに移ったけど線がへにゃへにゃしてるし頭の形が違うし関節がおかしい。理論の本を読めばいいのか? 乱立しすぎだろ。どれ買えばいいんだよ。わかんねえ。
わかりやすい超初心者向けのイラスト練習教本を探そうとぐぐったが、WordPress製のアフィ絶対貼ってあんだろ系サイトが出てきてやめた。あのあたりの自分が読んでもいない本をレビューだけ見てまとめてみましたするサイト取り締まれないのか?
そもそもデジタルで表紙を作りたいからペンタブ買う必要あるんじゃないのか。ペンタブってどのサイズ買えばいいんだ? CADの会社のでいい?
ソフトはクリスタでいいんだよな? 同人誌作る用で持ってるからこれは大丈夫。
コロナで同人誌出せない間、しばらく絵の練習して、次に出す同人誌は推しの足だけや腕だけみたいな状態でもいいから自分で表紙描きたいな。
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/drawboard-pdf/9wzdncrfhwqt?activetab=pivot:overviewtab
これのいいとこは、筆圧感知なので見た目がリアル。
すでにAndroidタブレットやIPAD持ってるならそれでもいいと思うけど教員のPCってWin10だと思うから、
データ移し替えるの面倒と思うので、WINDOWSで完結できるこれでいいかと。
ペンタブは安い板タブでいいと思う。これなんか木製で面白いと思う。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08J4CRWJV/
このあたりはイラストレータ界隈の皆さんがワイの1億倍くらいの知見もってますんでツイッターで「板タブ」とかで検索するといいかも。
20世紀は、悲惨な二度の戦争を含めて鉄の時代だった、と言われている。
ヒッタイトによる鉄生産の独占は世界史にクロガネの彩りを添え、我邦に事例を訪えば古代に朝鮮半島との種々の交流の起因になった。
極論めくが、西暦7000年くらいに生きる人にとっては、もしかしたら古代の鉄器とエッフェル塔は等しい存在として見られるかもしれない。
ということで、石器、土器、鉄器時代を経て、現代はプラスチック器時代だと思っている。
当たり前すぎて関心は高まらないが、プラスチックは便利すぎる。
パソコンの画面を離れて周囲を見て欲しい。
俺は綿棒の入れ物が目に入った。現代を代表するプラスチック器である。
紐も器もガワも袋もオムツも窓サッシも浴槽も飲料の容器もおおよそプラスチック器だ。
多くの人が気づいたように、敵はレジ袋にあらず。
数年二次から離れてて、最近久しぶりに新ジャンル開拓してびっくりした。今の中高生はスマホで絵を描くんだね…。
アイビスとか、サービス始まった時に試しに入れてみたことあるけど全然使い物にならないイメージだった。試しにもう1回入れて見たら、筆圧関知してくれるしブラシのカスタムできるしでさらにびっくりした。自分がスマホで描けと言われたら絶対無理やけど。
フォロワー万超のアカウントでもアイビス指描きです!とか言ってる人が普通にいるから驚いた。もともとの画力もある人なんだろうけど、ゲームのスチルみたいにキラキラして透明感あるイラストとか描いてて本当に私が使ってるスマホと同じなのか…?と疑いたくなる。
私が中高生の時は、コピックやペンタブに憧れた。最近はデジ絵を始めようと思ったらまずスマホ(アイビス)、本格的にやりたくなったらiPadとAppleペンシルが多いらしい。
自分の中で整理したくて、ブログに初同人誌発行までの経緯を書いてみたけれど、
まず、身近にペンタブを貸してくれてイラストソフトを教えてくれる人間がいて、友人は自分より早くに同人誌を出し、印刷所や部数に相談に乗ってくれて、挙句漫画を描くソフトを一から教えてくれるフォロワーがいて、親は「何ごとも経験」と手放しに応援。なんなんだこれは。環境良すぎて生きやすすぎるのでは?
私のようなたいして絵が上手くなくて、漫画作りに特化しているわけでもない中途半端なオタクに、「本を出して欲しい」とわざわざ言ってくれる存在が居たこと、また、「貴方がいるからイベントに行くことを決めました」と言ってくれる存在が居たこと、私の身の置いたジャンル、CPがいかに大きいものか痛感すると同時に、本当に環境に恵まれたと思う。
私は基本的に、自分から動かない受け身な人間だ。それなのにも関わらず、周りがぐいぐいと引っ張って導いてくれたおかげだと思う。
自分なりに調べたが、初めての即売会で30近く本が売れるのも、それなりの戦績らしい。1桁などもありうると聞いていかに恵まれてるか痛感した。
本命とも言えるイベントに参加するため、初めての同人誌は多めに刷ったのだが、(最初の予定ではもう少し少ない予定で、30売れてしまったら心許ない在庫数になっていた。部数を増やせと言ってくれた友人に感謝だ。)本命に持って行きたいと思っていた部数ちょうどくらい余って喜んだ。
開場すぐにスペースに来てくれた人のこともよく覚えている。あの時間帯ならきっと真っ先に来てくれたのだろう。一人一人、どんな理由があるにしろ私の本を手に取ってくれた人達に感謝だ。一般参加はたくさん並ばなくてはいけないのに、お疲れ様です、と言いたかった。
遅めの同人デビューをした私だが、いつまでこのジャンルに身を置くのか、いつまで同人誌を出すのか、自分でもよくわからない。私は自分のために作品を描いているが、周りからの支えがないと揺らいでしまう面倒くさいオタクだ。誰かにいいと言ってもらわなくては描けないし、すごく反応も気にしてしまう。今のところありがたいことに、それは途切れることはない。
独力で立てない人間はマジで同人に向いていないと思うし、私も同人向きの人間ではないのは重々理解している。何せ、メンタルが弱すぎる。とある理由から、アンチがつこうが叩かれようがそこは耐性がしっかりあるので大丈夫なのだが、自分の作品を肯定したりすることが何より苦手なのだ。私が同人を辞める時はきっと自分自身の内的要因だろうと思う。所謂自滅タイプ。自分居なくていいわ、大丈夫じゃん、となったり、こんな作品なら自ジャンルに無い方がいい…と多分私は思ってしまう日が来るのだ。自らの力ではなくて人から与えられて始めた同人活動は、きっと続けるには自分の動機が弱すぎて自分自身によって終止符が打たれるだろう。でもその日が来るまでは、曲がりなりにも生み出す側に立ったからには、描き続けようと思う。描けるうちは。情熱がある今のうちは。
よーしだいたい分かった。
今年のペラコンはひどい。
オープン参加になってどこかの専門学校が課題にしたのか、ゴミみたいな、企画書の体すらなしていない紙切れがわんさか。
こんなのプリントアウトして持ってこられたらその場で紙ヒコーキにするレベル。
こりゃゲームの神様が「業界から消えろ」って吠えるのも無理ない。
で、それを見た専門学生さんたちは「業界人たちは若者に厳しすぎる」と萎縮気味。
うーん、どっちの気持ちもわかるなあ。
試しにペラコン関連のツイートをしている学生さんらしき人たちのプロフやツイートを見て回ったら、みんなゲーム好きだねーって印象。
プロフィールにゲームタイトルを羅列して、好きなゲームはこれです!みたいなアピールが多くて多くて。
まあ、わかるよー。
ただまあそんな出来損ないの企画案に「業界から消えろ」って有無を言わさず突っ放すのもかわいそうな気もするので、クソみたいな底辺ゲーム専門学校からゲーム会社に就職してなんとか20年以上生き残ってる自分から、底辺な専門学生さんにアドバイスしてみようと思います。
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(1)まずはゲームをやめよう
君がゲームで遊んでいても「ゲーム会社に入りたい」という目的には一歩も近づかない。
来年から親に頼み込んでプロゲーマーの専門学校に入れてもらうんだ。
瓶の中で船の模型を組み立てられるくらいの根気があればきっとプロゲーマーになれるはずだ。
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(2)努力をやめよう
大好きなゲームをやめて、頑張ってコードを描く、頑張って絵を描く、頑張ってアイデアをためる。
それがまず第一歩だ。
で、しばらくして一息ついたときに「あー、俺・私、頑張ってるなー」と思った君。
努力してゲーム会社に入れたとしても数年でドロップアウトして他の仕事をしているだろう。
もしいまゲーム会社で働いている人が君と同じ立場だったら寝る間も惜しんで作業を進めてるだろう。
なぜなら「モノ作り」が好きだから。
有名なスポーツ選手が小中学生から「何を頑張ったらいいですか?」って聞かれたら
「そのスポーツを好きになってください」って答えるだろう?
「ゲーム作りを好きになる才能」がある人は頑張ろうと思わなくても頑張れる。
自身を省みて「やっぱり自分はゲームで遊んでる方が好きなのかも」と思った君。
ゲーム会社に入ることは諦めてゲーム配信YouTuberを目指そう。
1円玉ドミノでギネスを更新するくらいの根気があればきっと有名なYoutuberになれるはずだ。
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(3)作りきろう
ここまでたどり着いた君はクリエイターの素質がある。
プログラマーコースの君は、よく言われることだが作品を完成させることが重要だ。
夢で広がった大風呂敷はきれいに畳んで、現実的に作れるものを作っていこう。
最初はまんまテトリスをコピーしてそれに1アイデアプラスするくらいのレベルでもいい。
個人的にはチーム製作ではなく、かつミドルエンジンを使わないC/C++でスキルを磨いたほうがいいんじゃないかとは思うけど、今はそんなご時世でもないのかな。
いつまでもファンタジーキャラクターばっかり描いてないで、おっさんや婆さんも描くんだ。
人物を描いたら背景も描くんだ。自然物を描いたら人工物も描くんだ。
苦手を克服して得意なものを伸ばしていこう。
おそらくみんな「自分はゲーム作りが好きなんじゃなくてゲームプレイが好き」って気づいて、プロゲーマーになる準備を始めているはずだ。
もし「そんなことはない!俺・私はゲーム作りがしたいんだ!」っていうプランナー志望の人がいるなら、逆に聞きたい。
プランナーコースが掃き溜めなのは、自分の経験からもわかるし、有名な鈴木みそ先生の「オールナイトライブ」(ゲーム専門学校から見た風景)が真実だ。
でも、もし、そんな掃き溜めにも本気でゲーム会社を目指しているやる気のある生徒さんもいるのなら━━━━。
・ツクールでもスクラッチでも何でもいいからとにかくゲームを作れ
ゲーム作りへの情熱はあるんだろう?プログラムは捨てたくせに。
だったら、どんなツールでもいいから1個でもゲームを完成させろ。
「僕の壮大なゲーム企画はスクラッチじゃ表現できない?」うるせーばーか。
だったら、プロットや設定だけで満足する中学生は卒業してゲームに落とし込め。
紙と鉛筆がありゃできるぞ。
・企画書は、、、頑張らなくていい
そもそも、君たちが考えるアイデアでプロが「おおっ!」ってなることは殆どない。
企画書はアイデアよりもプレゼン能力が重要になってくるし、恐らく君たちを教えてる学校の先生もその能力は低い。
ぶっちゃけペラコンみたいにペライチでまとめるのはゲーム会社で働いてるプランナーでも全然できない人もいる。
とはいえ、壮大な20ページにも及ぶ企画書は、そこに注ぐ情熱も印刷する神も無駄だ。
多くても5ページ。だらだらと設定を書いてる時間があったら別のネタを考えろ。
この「企画書のページを削るスキル」はゲーム会社に入ってから身につけても遅くない。
それよりもネタを出せ。
そしてそれをどう相手に伝えるかを考えろ。
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とまあこんな感じ。
よく言われるけど「ゲーム好き」かどうかよりも「ゲーム作りが好き」かどうかが重要で、前者なのにゲーム専門学校に居てカスみたいな企画書でペラコンに参加した人はゲーム配信Youtuberを目指しましょう。
https://anond.hatelabo.jp/20200828161909
ブコメやトラバに「同人誌(本という媒体)という建前だから二次創作が許されてる」という意見があるけど、DL同人が批判されてるのは恐らくそこじゃない気がする。
同人誌ってのは紙の値段、印刷代、運搬費、サークル参加代、参加者の運賃、そういうのが含まれて、例えばB5で24pなら300〜500円とかそういう値段がつくと思うのよ。
でもDLだと紙も刷るインクも必要ない、運ぶ必要もない、作家がイベントの登録代払う必要も会場に行くための運賃も払う必要ない。
「めちゃシコ同人あるいはめちゃエモ同人描いてくれてありがとうな。でも、ありもしない紙やインク代をなんで払わなきゃならんのや?」
ってなるんや。で、二次創作だと他人のキャラ使っていっちょ金儲けしてるという悪印象も付き纏ってしまう。
オリジナルなら「このエロ同人俺の性癖ど真ん中やんけ!!!!500円でも1万円でも払ったるわ!」という両者win-winなやり取りができるんやけどな。
だからDL同人自体は批判されてなくて(無料ならツイッターに溢れる漫画と同じだし)批判されてるのはその値段設定なんや。
そもそも大前提として二次創作は作品のファン同士の交流やしな。ネットが普及してなかった昔は交流や自分の思いを伝えるために本を刷って、買った人が刷ってくれてありがとうとお金を渡すってやり方だった訳で。紙が必要なければ無料かお礼と言う名の原稿代を渡すくらいでええんやしな。
まあ結局DL版だとこの値段っていう暗黙のテンプレが広まればええんやけどな。このコロナのご時世だし、DL同人の需要もかなり高まってくると思う。
まあ本の同人の適切値段ですら定まるのに10年くらいかかったしそれも時間はかかると思うが…。
「PC・ペンタブ・イラストソフト・通信回線月額・電気代・販売プラットフォームのショバ代などの諸経費が含まれてないから増田はやりがい搾取のブラック企業と同じ!」みたいなことをブコメで言われてるが、
例えばデジタル原稿なら本でもDLでも書くまでにかかる電気代やソフト代などの値段は同じで、出版する場合はそこから印刷代や運搬費が上乗せされると思うんだが。
そりゃ販売プラットフォームの登録料がリターンできるくらいの料金分くらいは取ってもいいと思ってるで(だから少額と書いた)
つうか認めてないんじゃなくて、絵描く環境があるのが大前提だし当たり前だったからすっかり頭から抜け落ちてたわ。まさかそこの隅を突かれると思ってなかった。
っていうか俺、DL販売に値段付けるの反対とか認めてないなんて一言も言ってないよ?
「二次創作は本という形態だから許されてて、DL販売は違うから許されてない」って説がめちゃくちゃ出回ってるからそれは違うと言いたかったたけで。
最低会話文無しでも、推敲ゼロレベルでも構わない。一時間半ざっとエロ書いてりゃブクマ稼ぎなんて容易だと思っている。
対して絵は、参考資料20枚かき集めて情報収集して夜中の2時から3時まで眠らずにペンタブを殴りつけても満足行く物は描けない。
20枚30枚程度の作品は世の中溢れていてエロを織り込んだり人気のジャンルを選ばなければデイリーにも入らない。皆細部までなんか見ない馬鹿ばっかりだから。
大した考察もせず、萌えを追求した文体なら承認欲求が満たされる。
そうやって汗水垂らして作成した下らない三文落書き絵が神文字書きにふぁぼされた。
神字書きは特にそのCPに思い入れがある訳ではなく、ただ攻め×主人公の絵を片っ端から見ているらしかった。
私が神文字書きだと認めている人間は正直、一人しか存在しない。けれどその人は大分以前にジャンルをうつり、もうその作品についてすら呟かなくなってしまった。
私の絵はその神文字書きに向けて書いたも同然だった。貴方の文字が好きです。その世界観が好きです。私は仲間です。貴方の文章を見て作品を生み出そうと思いました。
なのに、ふぁぼしてきた神文字書きの事を考えざるを得なくなった。だって神文字書きだから。何か良く分からないけどブクマ沢山されてるから。
twitterを見るといつも綺麗な絵が流れてくる
朝目が覚めると「アーミヤを描きたい」という衝動に駆られた
昨日読んだファイアパンチに触発されたのだろう。マジで面白すぎて食い入るように読んだ。諸星大二郎の生物都市以来の衝撃だった。
練習続きの毎日でオリジナルでポーズから何まで描きたいと思うのは何ヶ月ぶりだろうか。
マジで藤本タツキ先生ありがとーう!と心の中で叫びながらペンを走らせる俺氏・・・
待てよ!
なんだかペンの調子がおかしい。いや、ペンタブは毎日使っていたはずだ。
画力は練習した甲斐もあり着実に上がっている。だがなんだこの違和感は・・・
その時点で、俺の目の前にはまだ下書き状態とはいえ顔に似合わず可愛いポージングをしたアーミヤ秘書がいたのだ。
のっぺらぼうの!
「顔は最後のお楽しみ取って置く派」だったことが初めて仇となる日が来るとは!
俺はなんてことをしてしまったんだ。
まさか、顔を完璧に仕上げたいが為にペンタブレットドライバーを開き設定を見直して
かえって描けなくなってしまうとは、思いもしなかった。
何度も何度も見直して、挙げ句の果てに初期設定に戻したらそれが失敗だった。
「ええい!」
なんとしても下書きだけでも俺の衝動のアーミヤを完成させたい。顔だけ、顔だけなんだ。
何度も何度も描いては消してを繰り返しても、顔のパーツが小さくなってしまう。
もう無理だ。
それからも別のペンタブで試したりしたが、どうしても顔が伸びてしまう。
もう別の日に描き直す事にしたが、二度とその日は来ないだろう。
そんな焼身の俺の目に飛び込んできたのはさらに衝撃的な光景だった。
たまたま見ていたサウンドボルテックスのトップランカーDDX氏のライブ配信で
PUC(太鼓の達人で言う全良)最難関のBlastix Riozを
まさにPUC目前に曲最後の「Rioz」でNear2を出して999UCで絶叫する氏を見てしまう。
「誰にだって失敗はある」
そんな教訓が身に染みた今日の昼下がりであった。
物心ついた時から絵を描いていて自由帳が何冊あっても足りなかった。だが中学校に入ると複数の小学校出身者が集まるようになって、自分よりも絵が上手な人が周りに急に増えた。
恥ずかしくなって筆を折った。
もう20年以上前。小学生の私は絵が大好きで、いっちょまえに自分専用のデスクトップPC、photoshop5.5、ペンタブ、スキャナ、プリンタを買い与えてもらっていた。パソコンだって一家に一台あるかないかの時代、ど田舎の小学生にはありえない環境スペックが揃っていた。
個人HP全盛期時代にhtmlタグを覚えてホームページを開設し、インターネット上で好きなアニメやゲームのキャラを描き散らかして「オタク」を満喫していた。顔の見えない人たちとイラストを褒めあったり送りあったりした。ほとんどが年上のお姉様方だったと思うが、小学生の自分に嫌な顔せず優しく接してくれる人ばかりだった。私はインターネットの世界に夢中になった。
しかし中学校に入ると上述の通りアッサリ打ちのめされ、更に勉強や部活にも追われて自然とフェードアウトしてしまった。気づいたらオタクもやめていた。
再び筆をとったのは、30歳もとうに越えた今年のゴールデンウィークだった。
昨年末にとあるアニメを人から勧められ、雷に打たれたような衝撃を受けたのがきっかけだった。生きる意味を突きつけてくる理屈っぽくて真面目なアニメだった。作画も綺麗で、魅力的なキャラクタも多かった。
だが何を描いたらいいのか一切思い浮かばないから、アニメのスクショをとってひたすら模写をした。
そこからは怒涛の勢いだった。模写を仕上げていくたびに描きたいものが浮かぶようになった。今では描くのが追いつかず、利き手があと1000本は欲しい。twitterアカウントを開設して地道に投稿を続けたら、嬉しいことに評価してくださる人も現れた。楽しさの倍ぐらいうまく描けない辛さもあって、会社が休みの日に、仕事より辛い思いをして描いたこともたくさんある。それでも熱に浮かされたように描き続けている。
コロナ禍による自宅待機やテレワークも、私を大きく動かした。いい歳してアニメイラストに狂ってしまった私だが、もう絵を描かない人生を想像することはできない。痛くて上等だ。ここまでの何もかもが、たった3ヶ月弱の出来事である。
17年で信じられないほど時代は変わっていた。竜宮城から帰ってきた人のような気分だった。photoshopではなくクリスタというお絵描きソフトがメジャになっていた。液タブやiPadすら通り越して、スマホに指で絵を描いている学生さんには度肝を抜かれた。
先日はフォロワーさんと絵を描きながら初めておしゃべりをした。いわゆる「作業通話アプリ」の存在も初耳だった。話して、聞いて、自分より若い人にたくさん教わって背中を押してもらった。今は制限された色だけで絵を描くことに挑戦している(俗に言うカラパレ)。
オタクだった小学校の頃も、今も、教わるばかりな自分に苦笑しながら、今日も私は推しを描き続ける。
——
2020.07.28 思った以上の反応に驚いています。ありがとうございます。リアルの友人に見せることにしたので、一部加筆・修正をしました。
退職しないでどうする
マジでどこにでも行けるぞ どうする?
熱海、箱根、北海道、沖縄、田園調布なんかもいい 海外…はいまちょっとキツそうだなあ
とにかくどこにでも思い立ったらすぐ引っ越せるってのはすごい なんせ無限の金だから賃貸の契約期間なんかも実質無視できる 違約金もノーダメージだ
つうか各地に家が持てるんだよな まあご時世的に移動はしにくいけど… でもたとえば徒歩圏内に5個家があって気分によって好きなとこで寝られるみたいなのは憧れるなあ 掃除だって外注すればいいわけだし!
あんま高いもので欲しいものってないんだけど、とりあえずスマホとPC買い換えてでっかいテレビを買うかなあ あとはなんだろう シャワーヘッド…?低温調理機…?そういうQOL品を買う
成城石井とかに行ってムチャクチャ大量に色々買いたい!惣菜も値段無視して買えるからな すごいぞ チーズなんかもバカスカ買えてしまう レジ袋も「大2枚ください」なんてことが可能
ママチャリじゃないチャリ乗ってみたい!電動自転車でもいいな たっけえ電動自転車乗ってその辺走り回ったら楽しいだろうなあ
バブひと風呂に8個くらい入れて入りてえ〜ッ
中学時代ぶりにホルン吹いてみようかな!安いのでも20万くらいするけど、金が無限にあるので1日で飽きてもOK 防音室作って吹きまくってみたいな
買い物にも通じるけど、牛肉とか買って食いてえな いや牛肉なんてケチくさいのか?なんかもっとこう…この店で一番高いものを!みたいな いい素材をふんだんに使ってメシ作って食いたい 分厚いステーキなんか焼くのも楽しそう いろいろ入れた餃子作るなんてのもステキ
コンパウンドボウみたいなの買って自分ちの広大な庭で好きなだけ放ってみたい!当たんないだろうなあ
ペンタブと良い椅子と良いソフト買ってお絵かきしてみたい!すぐ飽きるだろうけど、好きな時に絵が描ける環境は楽しそう
バカでかい金塊買って手に持って「重え〜」とか言って笑いてえ!
キングサイズのベッドに寝てみてえなあ 彼女とシングルの布団に入るの狭すぎる 広さと同衾を両立したらどうなっちゃうの
鉢植えのサボテン買ってチマチマ育ててえ あっでも別荘持って転々とするのと相性悪いな 終の住処を定めたらサボテン飼いてえ
筋トレ器具なんかも買ってみたい トレーニングルームを自宅に設けてみたりして… まあすぐ飽きるだろうけど、ないよりは絶対運動する!
プライベートプール欲しすぎる!プールに入浴剤入れたら楽しそう
模造剣とか模造刀買ってブンブン振り回してえ!技名叫んだりしてさ…
中身が半端に入ったペットボトルをいい感じで投げてえ すげーよく飛ぶんじゃないかなといっつも思うんだけど、もったいないし人に当たりそうだしで投げられん 金があったら解決できる バカ広い庭があるから
モスバーガーとかに行ってこんなん誰が頼むねんって感じのメニューをバンバン頼みてえな そういうところに意外とうまいものがあるから
VR結局一回も試したことない!最高級HMDみたいなの買ってアレやりたい 高層ビルの上で綱渡りみたいなやつ
ああ! 無限の金
金ほしいなあ 金あったらすげえ豊かだぜ
人生のつらさ7割くらい金由来じゃねえか?
セール期間は7/16までらしい
人の良いファンタジーヤクザが毎週お料理する定番のやつ。肉料理のお役立ちtips特化
それぞれハンバーガー特化・チーズ特化のグルメ漫画。 「バリスタ」の原作者が手掛ける
序盤はズボラ飯フォロワー調だが徐々に抜けてくる。レギュラーキャラ多めで飽きない
人間ドラマ(前フリパート)→釣り→料理→ 人間ドラマ(解決パート)→レシピ紹介 の1話完結型。
週刊青年誌掲載の人情漫画のお手本のような安定感でスルスル読める
ドラマ化もされた有名作。Kindle Unlimitedでも読める
昭和14年7月のノモンハンに戦利品ごとタイムスリップしてしまったコミケ帰りの萌えミリ絵師と
萌え擬人化された自機に一目惚れしてしまった日本兵の話 題材の割に話が適度に重くならず楽しく読める
はじめてのコミケで本が売れた。
生きててよかったと思った。(※ここからは本人特定されないために嘘も混ぜるがそこは許してほしい)
ずっとダメ人間だった。顔は不細工。もう女子とは学校を卒業してからほぼ話してない。
リーマンショックのせいで、ブラック企業に偽装請負で働いてた。
それでメンヘラになった。
それで4年間ひきこもりをやった。
自分は何も残さず、家族に寄生したまま死ぬんだろうと思ってた。
怖かった。
家族が死んだあとどうするんだろう。自分も後を追って死ぬかとか考えてた。
自分にも夢があった。
西尾維新とか奈須きのこみたいな作家になりたいとかずっと思ってた。
でも新人賞への小説を一作も書かずどうせ無理だろうと思ってだらだら過ごして、アニメを見たりラノベを読んだりして青春は終わった。
そんななか創作クラスタをずっと、「うらやましい。でも失敗しろ。お前らなんかどうせプロになれず終わるんだ」と呪詛と羨望を混じった眼で見続けてた。
twitterで「こんなに絵がうまくなりました」っていうツイートが流れてきた。描き始めの絵と現在の絵の差をみんなで楽しむって企画。名前は伏せるが、大嫌いな絵師の絵が流れてきた。いけ好かないリア充野郎だと思ってた。
悔しかった。
最初の絵はノートに鉛筆で描かれた落書きだったのに、現在の絵はラノベの表紙に使われてもおかしくないクオリティだった。
その日から、一か月ぐらいずっと、悶々と考え続けてた。あいつはプロになるんだろうか、漫画家になるんだろうか、失敗したらいいのに、炎上して消えればいいのに、そんなことばかり考えてた。
そして、俺は、自分も絵を描くことにした。なんでそう思ったのかわからない。ネットに乗ってる、サルでも描ける萌えキャラの描き方講座を読み、コピー用紙に萌えキャラを鉛筆で描き始めた。
あれはきっと逃避だったんだと思う。自分の将来と向き合うのが怖かった。だから美少女に救いを求めたんだと思う。我ながら馬鹿だと思う。
最初の一か月はつらかった。どんなに描いても人間の顔にならない。美少女を描こうとしてるのに不細工どころか人類の顔になってくれない。何とか人間に見えるようになるのに1か月かかった。
ネットの情報を見ていると、萌え絵を描くにはどうやらパソコンとペンタブが必要だということがわかってきた。お絵かき用のPCとを調べてみたら、7万円はかかるということが分かった。
気が付いたら、アルバイト雑誌を入手し、アルバイトを探していた。
アルバイトを探している、と言ったら年老いた両親が驚いていた。
医者も驚いていた。
家の近くのコンビニバイトを探していたが、引きこもりオーラのせいで全部面接で落ちた。
唯一受かったのが、コンビニに調理パンを卸している食品工場のバイトだった。
一日7時間。深夜勤、時給1000円で7000円を一日で稼げた。
ずっと立ちっぱなしだったが、1か月でPCとペンタブとペイントソフトが買えた。
そうして気が付いたら社会復帰していた。
毎日昼の15:00に起きたら絵を描いて、夜の21:00に出勤し、終わったら寝る。そういうダメ人間の生活を2年ぐらいやった。
絵は下手くそだったが、お絵かきアカウントを作り、ネットにアップするようになった。
このころから、新しい友人がネットででき始めた。中にはフォロワーが1万人超えのような上級絵師さんも相互フォローになった。
アップした絵が初めて10RTぐらいされるようになったのもこのころ。
そうしたら、会社から「正社員として働かないか」と言われた。本心は嫌だった。創作に使える時間が減るから嫌だったのだが、会社は先に親のほうに話を通してしまった。こうなるともう正社員として働くしかなくなってしまった。ひきこもりとして実家に寄生しているのに「絵を描く時間が減るから嫌なの」とか言えるわけがない。いやいやながら、正社員になって働くことになった。絵を描く時間が一気に減った。一日一時間ぐらいしか描けなくなった。そんな日が2年続いた。
気が付いたら、預金残高が300万ぐらいたまってた。家に住んで近くの会社で絵ばっかり描いているし、生活費を払っても自動車も買わないのだから、それぐらい溜まる。
それからさらに数年。そして俺はコミケに出た。本当はずっと出たかったのだ。創作クラスタが11月と6月になると「東ア‐12」とか名前の横につけるのがずっと格好いいと思っていた。でも、1部も売れなかったらどうしようとも思っていた。ネットで一部も売れなくて重い在庫を持って帰るとか、そういう話を読んで怖いと思っていた。でも、預金残高を見て、売れなくても大丈夫だと考えなおした。
で、申し込んだら最初は落ちた。
二回目で初めて通った。
そこから「初めてのコミケのサークル活動」みたいな記事を読んで必要な物を一式買った。
ポスタースタンド、防炎加工の敷き布(いわゆるあのぬの)、カラーのポスター、小銭入れ。そういう物を買うたびに、不安が募っていった。
それで初めてのコミケ。
最初の一時間は全く売れなかったから、「ああ、やっぱり。不安的中しちゃったよー。もう止めとけばよかったよー」とそのまま帰って寝ようと思った。
社会と初めてつながったような気がした。
買ってくれた人に「ありがとうございます」と心から言えた。
数十部売れた。
生きててよかったと思った。
自分はコミケとか創作とか、そういうのがなければ、ずっとひきこもりだったのだと思う。
あそこがあるから生きていられる人はきっとたくさんいると思う。