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2021-11-21

コミュ障を治す方法っての読んだ

簡単に要約

自分のことを積極的に話そう

自分からしかけよう

他人気持ちを考えよう

自分に自信を持とう


舐めてんのかクソボケ


俺のルーチンワークをお前らに教えてやろう。


オナニーソシャゲマイナーなやつ)、ネット荒らし

時々ブログ書いたり小説書いたり。


こんなん仲良くないやつに話せるかボケ


高校までは良かった。

中学までは真面目に部活やってたし、積極的に「ちんこ」って言ってれば強引に笑いが取れてそれなりに友達もできた。誰もやってないポケモンの話を力説して苦笑されてた。当時は人気者だと思ってた。多分嫌われてたと思う。塾ではぼっちだったけど。


高校陰キャが大半の学校に行った。他の奴らもオナニー勉強くらいしかしてなかったから、成績がまぁまぁよかった俺は周囲にイキリ散らし、暴れまわって迷惑をかけつつもコミュニケーションが取れていた。高三の頃はイキリ散らすのやめたからややボッチ気味だったけど。絶対嫌われてたと思う。


問題大学入ってからキモオタ陰キャ発達障害アニオタしかいないと噂の束京エ業大字に行った。大学では下ネタ通用しないだろうし、どうせ同類ばっかだから無理して友達作らんでも目立たないだろうと思っていたのだが、考えが甘かった。


2:6:2の法則というものがある。

働きアリの2割がよく働き、6割がほどほどに働き、2割は怠けるとかいうアレだ。


キモオタ陰キャ大学でも同じことが起こった。


2割が陽キャラ(相対的)となり友達を沢山つくり、6割は支障が無い程度に友達をつくり、2割がコミュ障陰キャとなり少数の友達とつるむかあるいはボッチになる。

俺は何故かこいつらの中ではマシな方だろうと謎の自信を持っていた。

対して友達作りを頑張らなかったかぼっちになった。


よく、ぼっちが思うほど周りはぼっちのことを見ていないと言うが、それは我々が作り出した嘘だ。

俺もそう思って孤立したけど空気みたいなもんだから後で友達作ればいいか、と思っていたのだが、俺はいしか

学内で有名なキモオタ陰キャぼっちアスペ発達就職不可能枠になっていた。

一度そう認識されると今後の友達作りは不可能だ。


1年の成績がどん底勉強大嫌いになったし、元々学部で学んでることにも興味がなかったので学力方面で一目置かれることもなくなった。

友達はおらず、部活一年で辞め、バイトも定期的に辞めてニートになり、プレゼンでは小学生並みのものを作って教授陣にキレられる。成績はどん底。家では誰もやってないソシャゲインターネット荒らしオナニー小説執筆誰にも言えないことばかり。


ここから人生復調は年老いた象が空を飛ぶのを夢見るようなものだ。


折角気を使って「○○って家で何やってるの?」って聞いてくれる人もいるのに、何も答えられない。殻を作って「自分のことを話そうとしない」のではない。

ガチマジで何も話せることがないのだ。


仲良くない奴にオナニーがどうこうとか言えるか?俺は高校とき、ほぼ初対面の奴に包茎煽りして引かれた。


ネット荒らししてるなんて言えるわけがない。ただのコミュ障からわっちゃいけないガチクズランクダウンしてしまう。


小説書いてたのはまぁ言ってもいいかとは思うが、書いてる内容が人様に言えるもんじゃないので突っ込まれたら終わる。突っ込まれなくても会話が終わる。


要するに、まともな趣味のない人間コミュ障を克服することな不可能なのだ


だって、人に言える趣味を持とうと色々やった。

本を読もうとしたし、筋トレもしようとした。

でもどっちも続かなかった。本は二行以上読むと飽きるし、それ以上読めたとしても自閉症特有妄想癖によりそれに関連する別のこと(主にエロ妄想)を夢想し始め、本の内容なんで一切頭に入らなくなった。筋トレはいろいろ理由つけてやめた。


本当に何もない人間なのだ日本で一番生きる価値の無い人間だ。一応学生だが、生活費の他に親に学費を払って貰ってる時点でニートより格下だと思ってるし、同じような学生ニートでも人に話せる趣味のある人間には確実に劣っている。

あなた長所は?と聞かれたら言葉につまる。

短所は淀みなく出てくるのに。


コミュ障を克服なんてできないのだ。俺にはそのためのまともな人格も、趣味も、教養も、知性も、理性も、学も、何一つ持ち合わせてはいない。

自己評価が低すぎる自意識過剰だと言われることがよくあるが、本当に全ての能力が平均から大きくかけ離れているのだ。

学生であることを隠してネット荒らしをするとよく中卒ニート認定される。顔真っ赤にして俺は難関大生って言っても、誰にも信じてもらえない。小馬鹿にされて知性も語彙力も中卒レベルだと言われる。出された問題にはちゃん勉強してないから答えられない。

そのことにハラワタ煮えくりかえって更に暴れる。ネット掲示板でアクセス禁止処分にされ、大学にも何度も通報されている。


そんな俺が、一体どうやってコミュ障から脱却できると言うのだろう。

anond:20211121180949

フェミニストによる差別は誰が止めさせられるんだろう。

ネトウヨが指摘したところで聞く耳を持たないだろう。

強制的社会的キャンセルで追い払ってしまうと次にフェミニストの手を借りたい場面で困るだろうし、オープンレターツイート大学教授弁護士活動家が根気よく説得するしかないのだろうか。

anond:20211121074643

キミが37年生きてきて一回も見たことないのはゲイだけじゃないだろ。キミが37年生きてきて一回も見たことないタイプ人間は異常者なのか? 例えば、スイス人オランダ人東大教授オックスフォード教授ノーベル賞科学者オーボエ奏者オリンピックメダリストプロサーファー遊牧民石油掘削業者黒酢生産者とうもろこし農家。キミが37年生きてきて一回も見たことない人間は異常者なのか?

日本語の原郷」についての論文を読んでみた

歴史言語学についてはまったくの素人だけど、最近話題になった「日本語の原郷は「中国東北部の農耕民」 国際研究チームが発表 | 毎日新聞」(はてブ)っていう記事の元になったロベーツらの論文(Robbeets et al. 2021)を読んでみたよ!

結論

うさんくさい

前提知識

うさんくさい理由1:その系統は正しいの?

トランスユーラシア語族系統関係、ちっとも証明されてなくね?

著者のロベーツは過去に著書(Robbeets 2015)を出版して、そちらでトランスユーラシア語族系統関係証明したとしているようである。残念ながら増田はその著書を読めていないので、著書の方では厳格な比較言語学手法系統関係証明されているというなら恐れ入谷鬼子母神シャッポを脱ぐしかないのだが、正直言ってめちゃめちゃ怪しく見えるよ……この論文では農業関係の語に絞って借用も含めた系統が論じられているんだけど、正直かなり無謀な気がするし、なんでこれでトランスユーラシア語族証明された扱いになってるのかちっともわからん。さすがに著書の方では基礎語彙の対応に基づいた議論してるんだよね? うーん……

かいツッコミになるけど、論文のSupplementary Informationで、お米を表す「まい」という語について論じている。著者らは琉球祖語に*maïを再建するんだけど、そこから派生した語形として与論語mai、沖縄語のmeeやmeと並んで奄美語misiやmiisɨを挙げている。いやいやどう考えても後者「めし」転訛だろ(標準日本語のエ段に対応する母音琉球諸語だとしばしばイ段になる)。まさかとは思うけど「まい」と「めし」区別がつかないで日琉語の系統を論じてるの?

追記:「それそもそも呉音じゃね?」というid:nagaichiさんの指摘を受けて追記。この論文ではちゃんと「The Chinese loan morpheme is also found in Sino-Japanese mai and entered Proto-Ryukyuan as *maï ‘rice’」と書かれていて、漢語から借用語であることは前提になってます。これは日本語の「早稲(わせ)」が朝鮮祖語*pʌsalから来てるんじゃね? っていうことを説明してるパートに付け足された部分で、借用語であることが誰の目にも明らかな「まい」に言及するのは蛇足じゃねーのと思うんですが……)

っていうか日琉祖語や琉球祖語の「土」が*mutaになってるけど何これ? *mitaじゃないの? 日本語方言形にmutaがあるから*mutaを再構したのかな? でも先行研究(ヴォヴィン 2009: 11)で指摘されてるように祖語形は*mitaだよね……(cf. 八丈語mizya)(なお標準語「つち」は先行研究によれば朝鮮から借用語

さらに、著者は3年前の論文の中でトランスユーラシア語族系統推定しているが、その系統樹では、南琉球語群(先島諸島の諸方言)のうち、まず八重山語分岐して、次に宮古語与那国語が分かれたということになっている(Robbeets and Bouckaert 2018: 158)。……なんていうか地図見ておかしいと思わないのかな。もちろんそんな分岐絶対にありえないと言うことはできないけど、こんな分岐はこれまでの琉球研究提唱されたこともない。もっと言えば、ウェイン・ローレンス2000; 2006)の言語学的な研究によって、宮古語には見られない改新与那国語八重山諸語が共有していることが明らかにされている(つまり琉球祖語がまず宮古八重山に分かれ、八重山祖語から与那国語分岐したと推定される)。大丈夫? 日本語の先行研究ちゃんと読んでる?

余談。本論文はやたらと琉球諸語から例を引っ張ってきてるけど、個人的には「本土日本語」は側系統であって琉球諸語は薩隅方言姉妹関係にある南日本語派の一分岐だという五十嵐陽介(2021)の分析妥当だと思うので、根本的に日本語琉球語を姉妹群とするかのような系統樹には納得できないんだよな(ちなみに五十嵐研究活字になったのは今年だけど5年ほど前から活発にあちこちで発表されててレジュメはresearchmapで誰でも読める状態だった。まあプレプリント以前の発表原稿の段階のもの引用しろというのは酷だと思うのでロベーツが参照してないのは仕方ない)。考古学的・人類学証拠からは、琉球列島へのヒトや言語流入比較的遅いことが推測されるけど、その頃にはとっくに日琉語は複数系統分岐してるはずなんだからcf.万葉集』の東国語)、琉球語が日琉祖語まで遡る古い系統か? っていうとどう考えても違うわけで。

うさんくさい理由2:他の研究からの評判が微妙

ロベーツらの研究依拠しているソースの1つに、セルゲイ・スタロスチンというロシア研究者による語源辞典がある。しかしこのスタロスチンという研究者は、日本語が「アルタイ語族」に属すという証明のために色々と強引な当てはめをやっているのだ。アレクサンドル・ヴォヴィンは、スタロスチンがいかにテキトーなことを書いているか検討している(Vovin 2005; ボビン 2003: 19–26)。たとえば、スタロスチンは日本語に基づいてアルタイ祖語に*u「卵」を再構するのだが、これはどう見ても「卯」と「卵」の取り違えである。また、スタロスチンは日本祖語に*situ「湿っぽい」を再構するが、「湿」をシツと読むのは音読み(=漢語からの借用)であることは説明するまでもないだろう。こんないい加減な「語源辞典」を使って日琉語の系統を論じるってかなり勇者だと思わない?

(っていうか、スタロスチンをはじめとする「アルタイ語族」説の支持者、与那国語標準語のyにdが対応する(cf. duru「夜」;dama「山」)のを祖語形の残存だと主張してるのか(Vovin 2010: 40)。思ってた以上にやべーな)

案の定、ロベーツの著書も他の研究からボロクソ言われているようだ。ホセ・アロンソ・デ・ラ・フエンテは、彼女の著書に対する書評で、「Throughout the book there are inconsistencies which may stem from a lack of familiarity with the languages involved and their scholarly traditions」(Alonso de la Fuente 2016: 535)として、彼女満洲語転写が実にテキトーであることを指摘している。前述のヴォヴィンはさら辛辣なことを書いている(Vovin 2017。出典表記は省略)。

The recent attempts to prove that Japanese is related not only to Korean, but also to the “Altaic” languages fare even worse. In spite of the devastating critique that has been leveled at these quasischolarly publications, they [Starostin and Robbeets] still continue to sprout like mushrooms after the rain, greeted, of course, by yet another round of devastating critique...

こんなこと書かれたら僕だったら泣いちゃうな……

なおこの論文朝鮮祖語の再建にも問題があるらしい。以下の連ツイを参照>https://twitter.com/ian_joo_korea/status/1458706979870838788

まとめ

少なくとも言語学の側面からは非常にうさんくさい

増田素人なので確信を持って間違いだと言い切ることはできないけど、論文全体から信頼できない香りがプンプン漂ってきてる。

考古学とかそういう方向から考察は知らんけど、言語学的な根拠については賭けろと言われたら間違ってる方に賭けるね。

追記:こっちの増田anond:20211121201022も見てね)

蛇足だけど

このへんの言語史については、古代朝鮮半島には幅広く日琉語(大陸倭語;Penninsular Japonic)が分布してたんだけど、北方から朝鮮話者が進入してきて言語が置き換わった、という説(Vovin 2013)が個人的には面白いなぁと思う(大陸倭語については、Vovin 2017; 伊藤 2019; 2021も参照)。いや、素人の考えだからひょっとしたら大間いかもしれないけど。ただ、仮に大陸倭語の存在を認めるなら、日琉語の故地(Urheimat)が列島の外にある可能性もあるわけで、故地をめぐる議論どうしようかっていう議論は生まれてくるところだと思う。

あと、この増田で「標準語」って言葉を使ってるのにツッコミが入るかもしれないけど、国が言語規範を決め全国に普及させているというのを無視して「共通語」と呼ぶのは国家による言語政策権力性を覆い隠すから良くないと思うので「標準語」と呼ぶ派です。

ところで

著者のRobbeetsさん名字を「ロッベエツ」と書いてる新聞があったけど、日本語表記するなら「ロベーツ」じゃない? ベルギー研究者らしいけど、bが重なってるのは詰まって読むこと(促音)を示してるんじゃなくて、その前にある母音が短母音である(「ローベーツ」ではない)ことを示すためのものでしょ、オランダ語的に考えて……。

それにしてもマンチュリア(いわゆる満州)を「中国東北部」と呼ぶの、ヤウンモシㇼを「日本北部」と呼ぶようなもので、先住民族である満洲人の存在を透明化し漢人の入植を自明のものとする植民地主義的な用法から政治的に正しくないと思うんだよな。ちゃんマンチュリア or 満州と呼ぶべきでは。

Q. 増田って賭けに強いの?

A. スプリンターズSではダノンスマッシュ秋華賞ではユーバーレーベン、菊花賞ではステラヴェローチェ天皇賞(秋)ではコントレイルエリザベス女王杯ではアカトリノムスメの勝利を予想していました。マイルCSではグランアレグリアに賭けてますジャパンカップは今度こそコントレイルが勝つはず。

追記

niwaradi そもそも著者が多く日本大学学者が共著者に10人以上いてNature編集部レビュワー賛同したはずなので学会で揉めてる分野なのかな?日本語朝鮮語の共通祖先はどこかにあると思うが。

共著者が多いのは、色んな分野にまたがって調査してる理系論文だとよくあることだと思いますNature基本的理系雑誌なんで言語学みたいな文系領域事情にはあんまり明るくなかったんじゃないでしょうか。ちなみにその「日本語朝鮮語の共通祖先はある」って考え方にめっちゃ反対してるのが本文で言及したヴォヴィンです。最新の論文(Vovin 2021)では日本語起源は「アルタイ語族」じゃなくてオーストロアジア語族だーって気炎を上げてます(ほんとかよ)。

behuckleberry02 大野晋先生が生き返ってあと数十年研究してくれんかな

大野晋日本語タミル語起源説はただのトンデモです。結論どうこうじゃなくて方法論の時点でおかしい。詳しくは長田(1998)や山下(1998)を参照してください。

c_shiika 令和の騎馬民族征服王朝説だったか…… / ウマ増田さんはウマの記事ちゃん増田投稿するべきだと思うの

手持ちのジュエルを全部つぎ込んだけどメジロドーベル引けませんでした!!1!(代わりにすり抜けでナリタタイシンが来た)

mori99 話は逸れるが、恐れ入谷鬼子母神とか、増田、何歳だよ。※あるいは寅さんフリーク

ナウでヤングなガラスの十代だっちゅーの

参考文献

培養肉”で霜降り和牛割烹料理

超一流の料理人かつ経営者培養肉に乗り出している

心強いと思う

優秀な人ほど未来をみているなあ

培養肉”で霜降り和牛割烹料理

2021年11月21日 0時01分

1950年代に描かれた手塚治虫漫画ジャングル大帝」の中で、動物たちの共食いをやめさせるために人工の肉である「人造肉」を作る場面がある。

そこからおよそ70年。

いま、その技術現実のものになろうとしている。

培養肉”のいま

筋肉細胞培養して増やし、固めることで肉にする“培養肉”の技術

ここ10年で飛躍的に研究が進んだ。

きっかけは、2013年オランダ研究チームが発表したハンバーガーだった。

パテに、細胞培養して作られた牛肉が使われていた。

培養肉のハンバーガー

ただし、作るのにかかった値段は総額3000万円以上。

大量生産は難しいものの、培養肉が料理として使えることを示し、世界を驚かせた。

いま研究が盛んなのがイスラエルだ。

ことし6月鶏肉培養肉を大量に作ることができる工場誕生した。

画像提供:Future Meat)

細胞培養するためのタンクを7基備え、1日に最大で500キログラム培養肉の製造可能になった。

こうした技術によって、ハンバーガーのパテ1枚にあたる100グラムの原価が3.9ドル日本円にして450円ほどにまで下げることができたという。

画像提供:Future Meat)

国内販売許可がおりていないため、食べられるのは従業員だけ。

ルール作りが進められているアメリカでの販売を目指している。

さらに先を行くのがシンガポール

すでに一般販売が始まっている。

去年、政府鶏肉培養肉の販売世界で初めて認可。

画像提供:GOOD Meat)

アメリカ食品企業ホテルレストランで、培養肉をつかった料理提供している。

価格は一皿およそ2000円。

チキンライスワッフルなどの料理を楽しむことができる。

スマートフォンからデリバリーの注文も可能だ。

(GOOD Meatの担当者

「今、培養肉を扱う企業は爆発的に増えています世界食肉市場は巨大で、私たちの力だけでは足りないので、今、多くの企業が参入して来ていることをとても心強く感じています

食糧危機

世界中で培養肉の研究が進んでいるのはなぜか?背景には、世界規模の人口増加がある。

世界人口は、2050年には97億人に達するとされている。

お祝いの日に「焼き肉」を食べにいく家庭もあるかもしれないが、経済的に豊かになると肉の消費量が増加するとも言われている。

人類が食べる肉の量は、2050年には2010年と比べて1.8倍に増えるという予想もある。

これに対して、既存畜産では飼料となる大量の穀物や水が必要になるため、拡大が難しい。

食肉からタンパク質摂取が難しくなる「タンパク質クライシス」が近い将来訪れるという懸念もある。

こうした畜産業では足りない部分を賄うために「昆虫食」や「植物性代替肉」、それに「培養肉」などの新しい技術が注目を集めている。

畜産業とともに食料を支えていこうというものだ。

アメリカコンサルティング会社は、2040年には、世界食肉市場の6割が「培養肉」と「代替肉」になり、培養肉の市場規模は69兆円になると試算している。

培養液中の鶏肉細胞

培養肉は、牛や鶏などの動物から少量の細胞を取り出して、動物の体の外で増やして作る。

広大な土地必要ないため、将来、安く大量に肉が作れる可能性があると期待されている。

日本では、大型研究プロジェクトムーンショット研究開発制度」などで培養肉の研究を国が後押ししている。

太陽エネルギー駆動源、藻類栄養源とした培養工場イメージ 画像提供:インテグリカルチャー)

和牛培養肉”を目指す

現在大量生産可能なのはハンバーグなどに使われる「ミンチ肉」にとどまっている。

ただ、毎日ハンバーグではもの足りなさも感じるかもしれない。

そこで日本研究者が目指しているのが、サシの入った和牛のような培養肉。

ステーキのような構造をもったお肉だ。

大阪大学松崎典弥教授は、ことし8月和牛と同じ構造もつ培養肉を作ることに成功したと発表。

松崎教授

細胞の繊維だけかき集めてハンバーグ状にしているが今の培養肉の主流です。でもそれではステーキにはならないんです」

松崎教授が注目したのは、和牛肉の構造

肉は、繊維状の赤身脂肪、それに血管などが複雑に絡まっている。

繊維自体を作ればいいのではないかと考えたのだ。

しかし、立体的な構造細胞で作るのは手作業では難しかった。

そこで目をつけたのが3Dプリンターだ。

3Dプリンター

特殊な容器の中に細胞を入れ込み形状を保ったまま細胞どうしを融合させる手法を開発。

筋肉脂肪、血管、それぞれの繊維を作ることに成功し、これらをくみ上げることで、和牛と同じ構造もつ1.5センチほどの大きさの培養肉を作ることに成功した。

(できあがった培養肉)

この方法画期的なところは、赤身脂肪割合自由に変えることができるところにある。

将来的に家庭にある3Dフードプリンターで肉が作れるようになれば「お母さんは胃がもたれているからきょうは脂肪を少なくしよう」とか「高校生長男サーロインで」などと、気分によって作る肉を調節できると期待されている。

ただ現段階では繊維をくみ上げる作業は手作業で行っていて、松崎教授は、メーカーと協力しながら、自動ステーキ肉を作る装置の開発を目指している。

松崎教授

「いまは、すべての行程を食べられる成分で作っていないので、食べることができません。ただ和牛と同じような構造ができたので、食べたらおいしいと思います。これから先にいくためにはスケールアップをしないといけませんし、自動化の装置開発もしなきゃいけません。細胞を大量に培養する技術必要になります。まだまだ新しい技術開発が必要です」

料亭コースの1品に

研究は、日本ベンチャー企業でも進んでいる。

大阪にあるダイバースファームは、肉を寄せ集めたチキンナゲットではなく、焼き鳥で使うようなかたまり鶏肉培養肉を作る研究を進めている。

ダイバースファーム 島村雅晴副社長

副社長島村雅晴さんは、独自技術鶏肉培養する方法確立

できるのは薄いシート状の鶏肉だが、それを重ね合わせることで、4センチ四方で5グラムほどの大きさの培養肉を作ることに成功した。

ただ、この大きさでも制作費は10万円。

提供できるようになるにはまだまだ研究必要だとしている。

鶏肉培養肉)

実は、島村さんは星の数で店を評価する世界的なガイドブックに選ばれるほどの腕をもつ料理人だ。

培養肉に興味をもったきっかけは、市場での変化にあった。

いま、特定の種類の魚が手に入らなくなっているのだ。

また漁獲高が減っているというニュースも聞いたり、仕入れ先の養鶏業者から飼料の値段があがり、経営が厳しい」といった話も聞いたりしてきた。

(ちゅう房に立つ島村さん)

そうした中で、細胞から培養することで肉を作る培養肉であれば、今の環境を守りながら、新しい食の選択肢も増えると感じ、取り組みを始めたのだ。

国のプロジェクト代表を務める東京女子医科大学清水達也教授研究室にも出向き、勉強した。

その中で、研究がメインの大学ではなかなか“食べる”ところまでたどり着けないことを感じ、清水教授を通じて再生医療研究者を紹介してもらい、ベンチャー企業を立ち上げた。

島村さんは、みずから作った培養肉をコース料理の中の一品に加えようと試作を続けている。

培養肉は血が通っていないため、コクを出すためにみそを加えてつくね制作

かぶらとシメジ、まごいも、金時にんじんゆずを加え、あんかけをかけた料理などを作っている。

培養鶏肉つくねのべっこうあんかけ

島村さんによると、培養肉はこれまでになかった薄さの鶏肉を作れるほか、骨が多くて食べることに適さなかった魚や、絶滅危惧される種類の魚の肉を増やすこともできるという。

さらに、無菌状態でつくれることから、生の鶏肉レバーなども気軽に食べられるようになるのではないかと期待している。

常連客の中には、培養肉の料理が食べられることを楽しみにしている人もいるらしい。

島村さん)

お客様提供する食品なので、すべてを分かっておきたいので自分研究も行っています。まだちょっと食べることができないですが、少し培養肉にも興味を持っていただけるような機会ができればなと思って、議論が始まっていくきっかけを提供したいと思っています

安全性は?

これまで大阪大学ベンチャー企業の例を紹介したが、食べられないの?と疑問に思った方もいるかもしれない。

察しのとおり、日本では販売のためのルールが十分に整備されていない。

培養肉に関わる基準ができていないためだ。

日本では去年10月、農林水産省のフードテック官民協議会の中に、培養肉のルールについて検討する細胞農業ワーキンググループが立ち上がった。

また、実用化に向け法整備安全基準策定を進める議員連盟設立に向けた動きもある。

細胞農業研究事務局吉富愛望アビガイル広報委員長によると、主な論点は5つだ。

1. 安全性基準

2. 食品表示基準

3. 畜産業との共存細胞知財

4. 名称

5. サスティナブル基準

消費者にとって特に重要なのは安全基準だ。

培養肉は作り方が企業によって異なる。

最終的な商品には、既存食品食品添加物として認められていないものが入っていなければいいのか。

製造過程ではそうした成分を使っていいのか。

消費者が受け入れられる基準検討しなければならない。

また、消費者培養肉だということをどう表示するのか。

日本品質の高いブランド牛があり、畜産農家の細胞知財をどう守るのか。

社会に受け入れられる名前は。

持続可能な食かどうかをなにで判断するのか。

論点はたくさんある。

多摩大学 ルール形成戦略研究細胞農業研究事務局吉富愛望アビガイル広報委員長

「超高齢化社会が訪れる日本では、健康意識して食生活送らないといけない人がいる。また、これまで動物愛護の観点でお肉を食べなかった人に対しても培養肉は需要があるかもしれない。日本はい食材がたくさんあるので、培養肉のもとになる質の高い細胞が手に入り、ブランド化ができるかもしれない。日本がいないところで新しい肉の世界基準が決められてしまわないように、ルール作りを進めたい」

科学技術振興機構の湯口玲子副調査役は、培養肉が普及するためには、情報の透明性が重要だと指摘する。

培養肉が社会に受け入れられるために必要なこととして、2つポイントがあります。まず製造過程自体安全ものであるかどうかということを、きちんと消費者の皆さんに伝えて理解いただけるかという点です。それからもう1点が、培養肉の原材料が体に取り入れて大丈夫ものであるということを、きちんと証明できるかどうかというところです。いずれにしろ消費者と作る人とのコミュニケーション重要な点だと考えます

綿密なコミュニケーション

研究が進む培養肉。

迫るタンパク質危機に対しての選択肢の一つとして、大きな可能性を感じた。

一方、専門家が指摘しているように、消費者がどのように培養肉を受け入れるのか、また、畜産業との関係がどうなるのか、しっかりと議論することが重要だ。

人口増加に伴う食糧危機への対策は待ったなし。

しっかりと議論を深めて、納得できる基準を定め、産業を育てていってほしいと思う。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211121/k10013354981000.html

2021-11-19

anond:20211119173854

山口教授市民連合が束ねるのは失敗だった、と反省してるから許したってくれや。

これで後に続く活動家左派活動家が束ねちゃ選挙勝てないって分かっただろ。

2021-11-16

どっかの教授ブログで書いてた

徹夜したなら昼間寝るなよ」って言う合理的な主張

今日も助けられました

2021-11-14

anond:20211114163647

この手の話題でいつも思うけど、

子ども学生に手を出したい人間が、わざわざ教員になる?

教職に人気が無いとは言え、小中高の教員免許の所得から試験合格まで結構大変じゃない。

大学教員ならそれ以上に難関でしょ。

から子ども学生から言い寄られて、「ぼ、僕もー!!♡」「わ、私もー!!♡♡」って浮かれちゃった人が多いと思ってるけど、実際のところは分からない。

ちなみに実体験で言うと、大学では学生♀に言い寄られる教授♂が居て可哀想だったよ。

教員増田がこっそり教えて欲しいですわね。

https://anond.hatelabo.jp/20211114101719

けんすうさんがいってたカルト記事ってどれだろうと思って検索したら

けんすうカルト」みたいな記事が出てきて大草原。

おそらくけんすうさんが言ってるのはこの記事

https://r25.jp/article/612464296217267514

どっちもハズレです。ああい勧誘って、見るからに「アイツらあぶないな~」って思うじゃないですか。で、周りの人は「近づかないでおこう」ってなる。

周りとの関係を断ち切らせるためにやってるんですよ。人が近づかなくなれば、承認してもらえるのがカルトのなかだけになって、もう抜けられなくなる。

から、本当は1人も勧誘できなくてもいいんですって。

って先週号の『モーニング』の漫画に書いてありました。

今はやってるオンラインサロンはそういうことをしないので、健全だなと思いますね。

みんな良心的だな~と思って見てます

そういう意味では西野オンラインサロン健全じゃないですね

ネタ元はテロール教授の怪しい授業っぽい。

https://careerhack.en-japan.com/report/detail/1080

「屍山血河」の由来についての推測

https://anond.hatelabo.jp/20211113201646

横田だけど、ちょっとググったらそれっぽいストーリーが立てられたので共有しておく。



三行でストーリーをまとめると

・「屍山血河」という言葉を考案したのは大日本帝国陸軍文官で、陸軍教授地位にいた樋口石城なる人物である

・「屍山血河」は、旅順戦を記録したロシア軍人М. И. Костенкоの日誌 "Осада и сдача крепости П.-Артур : мои впечатления"を邦訳する際、邦題として発案された。

・この邦訳を読んだ人々が邦題熟語として認識。そのうち、司馬遼太郎小説内で多用したこと日本中に広がった。



「屍山血河」の由来はなにか。まず、中国語で言うところの「成語」にそれらしい言葉はない。

かといって「屍山」とか日常言語で使う単語という感じではないし、自然発生した四字熟語でもないだろう。

普通に考えたら、中国語以外の言語にある熟語を、明治以降文化人とかが邦訳するときに成語っぽく整えた、とかが一番ありそうなパターンだ。

しかし、「屍山血河」という単語辞書に載っているが、用例として記されているのは司馬遼太郎小説ばかりだ。後は三島由紀夫だが、司馬遼太郎の用例が古い。

辞書を作ったときにそれより古い用例が見つからなかった可能性が高い。

普通辞書の用例はその用法で一番古いもの採用する。だれか他の文学者創作したならそっちが採用されないのは奇妙である

もちろん、司馬遼太郎独自に考案したと考えるのは早計だろう。

司馬遼太郎勝手創作したとされていた史観や、事実関係が怪しい記述も、近年ちゃんと調べてみると「元ネタ」があるものばかりだったらしい。

もちろん、だからといって、それらが歴史的事実だというわけではなく、「元ネタ」を書いた人が勝手創作したり、誤認識していたということらしいのだが。

ともかく、司馬遼太郎は無から発想したり、自分説明なしに訳語創作するような人間ではないと思う。

用例として採用しづらい対象で、司馬遼太郎が興味を持つ題材の日本語資料で「屍山血河」を使ったものがあるはず。



この条件に合致しそうなのが "屍山血河" コステンコ 著,樋口石城 譯 [1]である

ちょっと調べてみると、これは旅順戦を記録したロシア軍人М. И. Костенкоの日誌 "Осада и сдача крепости П.-Артур : мои впечатления"[2]の邦訳だ。

М. И. Костенкоは旅順攻防戦に少将として参加した後、戦後軍事法廷議長とかをやった、とwikipediaに書いてあった。

旅順戦の日誌は貴重な資料であり、ロシアで広く読まれた。これが邦訳され、1912年出版された。

しかしそれにしては邦題おかしい。おかげでググっても原著がすぐ出てこなくてちょっとイライラした。

"Осада и сдача крепости П.-Артур : мои впечатления"を機械翻訳すると、"旅順要塞の包囲と降伏:私の印象"となる。

実際、この本は1973年に田崎与喜衛に再訳されており、そのとき邦題は"旅順攻防回想録 "となっている[3]。

泥沼の旅順戦で主に大量の兵士、とくに日本兵が死んだ様子を描写して「屍山血河」と言っているのだろうが、戦闘記録の題名にするには文学的にすぎるだろう。

М. И. Костенкоが序文とかサブタイトル的な位置にこの単語を使っているのではなく、樋口石城が勝手につけた邦題である可能性が高い。

ロシア語でも Горы трупов (死の山)とか реки крови(血の川)という表現戦争表現する際、よく使うようだ。

熟語とまでは行かないが、並列して使われる例もググればそれなりに出てくる。

原著に直接この組み合わせが出てくるかはちゃんと調べていないので不明だが、本文検索してみたら、Горы труповは単体で積み重なった日本人死体表現として使われていた。

もしこの記録が文学作品だったらこの題をつけるのは適当かもしれない。



これ以降は完全に当て推量である

陸軍教授樋口石城がどういう人物なのかはググっても出てこないが、樋口季一郎の親戚とかだろう。しらんけど。

まあ、軍教授なのだ名家出身学者で、ロシア語を含む文系教養があって、仕事ロシア関連の軍事資料邦訳を大量にやらされていたのだろう。

から文学作品とかを書く暇もないので、やらされた邦訳仕事で、多少のオリジナリティを発揮してみたくなったのではないだろうか。

そこで少し文学風に気取って成語っぽい「屍山血河」という語を創り、戦闘記録の邦題としてつけたのだ。

それを司馬遼太郎資料として閲覧。そういう成語が既にあると認識戦争小説で多用。

小説を読んだ人間もそういう語があると理解し、大量の死者が出る戦争を語る際に一般的単語へと一気に昇格してしまった。

そしていざ辞書に載せようとすると、用例として明記できる古い例が司馬遼太郎以前にないことに気づく。

樋口石城の訳書も発見はされたのだろうが、題なので用例としては不適であり、スルーされた。

結局、遡れるのは司馬遼太郎小説しかなかったのではないだろうか。




無論、上記は全てネット上で手に入る資料の断片からの推測であり、だいぶお粗末なものだが、もし当たっていればなかなか面白いストーリーではないだろうか。

以上、「屍山血河」の由来について横田が調べてみました。

いかがでしたか

信じるか信じないかはあなた次第

[1]https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024298307-00

[2]https://www.prlib.ru/item/355295

[3]https://www.amazon.co.jp/%E6%97%85%E9%A0%86%E6%94%BB%E9%98%B2%E5%9B%9E%E6%83%B3%E9%8C%B2-1973%E5%B9%B4-%E6%A8%8B%E5%8F%A3-%E7%9F%B3%E5%9F%8E/dp/B000J9FK7A

2021-11-13

大学医局の話

現在医局はかつてないほどの大荒れ中である

コメディカル、後輩医師とついでにできない認定した先輩医師に怒鳴り散らすパワハラ野郎の専門がたまたま教授の専門分野と同じであったため、野放しにされてきた。更にその同期医師最初は「あいつが暴れたら俺が止める!!」とか言ってたのに、いつの間にか「お前は間違ってねぇ!」とパワハラ野郎の味方をし始めてしまった。パワハラ野郎も同期医師のことが大好きで、例えば後輩がミスをすると怒鳴り散らすが同期医師が同じようなことをしても「あいつでもこういうミスはする」と普通に受け入れるのである現場医師医局運営する偉い人たちにこの地獄を訴えてもなぜかスルーされるという怪奇現象も頻繁に起きた。

おまけにこの同期医師研修医を22時くらいまで残す(働き方改革はどこへ行った)、気に食わない研修医無視する、自分が疑問に思ったことを調べとけと17時過ぎて研修医に言う割に自分はさっさとバイトに行くという気ままさ。しかも金が稼げるバイトが大好きで外勤も一番高価なところに行かせてもらえないとぼくちゃんやめちゃうよ?いいの?とまんまとゲットしている。この同期医師パワハラ野郎とセットで教授お気に入りなので特別扱いである

それ以外にも、自分がやりたくないことはやらず都合よく体調不良なる子育て女医、贔屓されて特別ルールで突然大学院に行った挙句これまた突然海外に行きまーすと宣言した子育て女医など実にフリーダム医局になってしまった。それもこれも女性に優しい医局をうたっているかしょうがないらしい。彼女たちの分まで当直している先輩たちを見ても当然でしょ、私たち子育て中で忙しいのよ!という態度だが少しでも勤務態度を注意すると偉い人に言いに行って怒ってもらうという技を持っているので始末に負えない。

から秋にかけては初期研修医が専攻科を決める、入局決定する時期なのだが当然ながらこの惨状を見てわざわざ入局するような物好きはごく一部を除いていなかった。というかまともな研修医ほど逃げてしまったのである

人柄も良くぜひにと言われた女子、昔から当科医師になりたいと言っていた男子ポリクリで当科を考えていますと言っていた某氏などほぼ全員が本学以外の当科か他科に入局表明してしまった。

春頃には今年もいっぱい入ってきたら困るよねーとか言っていたのに。

更に今までは使えなくても当直できるからと残っていた男性医師たちが次々と大学病院から追い出されることが判明した。当直してない女医は残しているのに???

このままでは私が追い出される日も遠くなさそうである

パワハラ野郎は結局飛ばされる予定なのだがどうしても同期医師と一緒にいたいと最後までごねていた。同期医師パワハラ野郎がいないとやっていけないと相思相愛の二人なのだ

無駄にバディ感を出すなら二人一緒に飛ばされてほしかったが、偉い人たちの中では同期医師評価が高いので残っていてほしいと思ってしまったのであろう。ここでも現場の声は黙殺されてしまった。

これから入局を決める初期研修医がいたら、医局雰囲気はもちろんだが教授の専門分野と任期を把握しておいた方が良いだろう。

教授意向が最も重んじられるのが大学医局なのである

2021-11-12

35年ぐらいロクな上司・親・教師に恵まれずに生きてきたせいで

まともな上司の下についても「要するにあんたは『俺の脳内を当ててみろ。ヒントは出したぞ。俺の脳内を俺の代わりに言語化するんだよ』って言いたいんだろ?」って態度で接してしまう。

親もそうだったし学校教師もそうだった。

大学教授なんてマジでこれの極みだったし、最初に入った会社課長係長が両方これな上にお互いに考え方が違って最悪だった。

そのせいで自分より目上の人間になにか言われると『脳内あてクイズスタートだよ♡』って意味しか捉えられなくなった。

心の病なんだろうな。

カウンセリングで治るのだろうか

人生、上がり調子が一番幸せ

小学校卒業式の予行練習の日、体育館に入場する時に男女2列で並ぶことになって、その並び順が決まった時、クラスのある女の子が泣いていた。

その様子に気づいた先生が、どうかしたの、体調が悪いの、と尋ねると、「○○君の隣は嫌…。」と言ってさらに泣き続けた。

○○君は、同じクラス男子で、自分の中では変わり者でいつもニヤニヤしていてよくからかわれてるという印象はあったけれど、悪さをするわけでもなく、特に好きでも嫌いでもなかった。ただ、理由はわからないけど女子には嫌われていた。

○○君の様子を見るといつも通りにやにやしていて、平気そうにしていた。

先生は○○君の言い分を聞くこともなく、○○君を別の列に移動させた。

その様子を見た当時の自分は、女の子を泣かせるなんてきっとひどいことをしたんだろうな、と単純に考えることしかできなかった。

中学校卒業式が近づくと、再び予行練習が行われた。小学生の時とやり方はほとんど変わらず、また体育館まで2列で並んで行くことになった。

すると自分の隣になった女子が突然、「コイツの隣なんか嫌だー!」と言いながら泣き始めた。

すると担任が飛んできて、「お前、場所変わってやれよ。」と言われた。周囲のクラスメイトも先生意見にこそこそと賛同していた。こちらの言い分は一切聞かれることがなかった。

だけど、このまま泣かれ続けるのは苦しかったし、意地を張って同じ場所に留まり続けることは、中学生から見ればその女子との間に何かがあるのだと思われることは間違いなかった。

しかったし、つらかったけれど、泣いてはいけないと思って、必死に涙を堪えながら場所を移動した。

思い当たることはたくさんあった。その女子からは、見た目がキモいとか、仕草気持ち悪いという理由で何度も嫌がらせをされたことがあった。わざと自分にだけプリントを配らないとか、友達と話している時にこそこそとなぜか聞こえるように自分悪口の会話をしているとかは、日常茶飯事だった。

それだけでなく、ありもしない罪を作り上げて、勝手クラス中に噂を流されることもあった。

そういうことをするのはその女子一人だけではなく、その女子と仲のいい女子何人かも同じようなことをしてきたし、女子が言ったことに対しては誰も疑いを持たずに信じた。

噂が一度流れてしまえば、自分クラスでの立場は地の底へ落ちた。

先生が噂を知ったとしても証拠など求めないし、ただ女子の話だけを聞いた。

そもそも触られた、という噂に対して証拠など求めようが無かったのだろうけど。

から泣いている方が常に正しかった。

彼女はいつでも「私は被害者だ」というスタンスをつらぬいた。

男子からいじめ嫌がらせではそういうことはなかった。教師相談すれば、解決するとは限らなかったが、少なくともこちらの話を聞いてもらえないということはなかったし、加害者の言い分も聞いていた。

自分小学生の時に、クラスメイトのことを少しでも悪く思ったことを恥じた。

当時は、同じような経験をした人はそれほどいないと思っていたが、最近ネット検索すると、全然珍しいことではなく、全国の小中高で当たり前のように行われているいじめで、泣きながら自分被害者だと主張するのは女子だけであることが分かった。

きっと、男子が同じようなことをしても、周囲は冷たい目を向けるだけのことがほとんどなのだろう。

今思えば、小学校中学校高校と、女子ほとんど特権階級と言っていい扱いを受けていた。

あれだけ人を傷つけても、咎められたという話を聞いたことが無い。「被害者」という立場に立たれてしまえば、目に見える被害を残す男子いじめと違って、生徒も教師咎めることが出来ない。

そういうことを繰り返す子が周囲の子から嫌われることはもちろんあっただろうけど、本人は自分被害者のつもりなのだから自分のやったことを反省することは無い。

自分の気に入らないものを、被害者という立場自由排除することができる人生というものは、さぞ愉快なものだろう。

しかし、その特権いつまでも持ち続けているわけではない。

大学生になり、大学院入試が行われる季節になったころ。

大学院入試では、大学研究室研究した内容をプレゼンして自分研究アピールする必要がある。面接官は大学教授で、研究内容についての厳しい質問がたびたび飛び出してくる。

自分学部では学生の半分程度が大学院を目指していた。

無事に合格して、研究室教授入試についての話をする機会があり、こう言われた。

女の子場合は、言葉に詰まると泣き出しちゃう子が多いんだよね。全く、泣けばいいってもんじゃないのにさ。」

男子には皆無で女子にだけそういう学生がいるとのことだった。

高校生までは周りから許してもらえていた涙も、大学生では、むしろ全く逆の効果もつものになってしまっていた。

就職活動シーズンになると、ほとんどの学生は何十社も受けて、ほとんどの会社にお祈りされるのが当たり前になっていた。

自分の知り合いの女性に、建設系の学部現場監督を目指している人がいた。

詳しくはないが、現場監督女性が少ないことはなんとなく知っていた。だから、苦労するだろうことは予測できていたし、本人も予想していたはずだった。

ところが後日就職活動調子について話を聞くと、10社ほど受けたところで現場監督は諦めたという話だった。

どの会社からも、「女性が少ないところだけどちゃんとやっていける?」と聞かれたそうだった。

そして、全てお祈りされたらしかった。

本人は、どうせ女だからって落とされたんだ、と怒りを込めて愚痴っていた。SNSを見ても同じような文言で怒りを呟いていた。

自分は、なぜそれが原因で落とされたと思い込んでるのか、むしろ思い込みたいのか、理解に苦しんだ。

ただ、今思うと不遇な扱いへの耐性がとても低かったのかもしれない。

色覚に異常があるとか、身長が足りないとか、そういう理由ではっきりと志望する職種に行けないことがわかった友人を何人か知っているけど、彼らは別の方法を考えたり、似ているが別の職種に志望を切り替えたりしていた。

はっきりとそれが理由だと言われたわけでもなく、それも別の手段いくらでも考える余地がある人がすぐに、どうせ女だから、と言って社会への不満を爆発させるのは、きっと今までは同じ理由優遇されてきたかなのだろう。

SNSなどで女性社会に強い不満を持っている話題についての言及を見ても、

高校生以下からの不満はほとんど皆無で(大人高校生以下の境遇を憂いている話は聞くが)、たいてい大学生社会人が不満を言っているのも、それが理由なのかもしれない。

まだ未熟な若い頃に、特権階級と言ってもいいくらいの優遇を受けてきたのに、大人になったら急に立場が下がってしまうという事実に対しては、人間過去記憶しか持たない以上、子供の頃から立場が低かった人と比べても、はるかに強い不満を覚えてしまうのは仕方のないことなのだろうと思う。

男性場合は、若い頃にしばしば不遇な扱いを受けて、大人になってからやっと人並みの扱いを受けられるようになった、という経験を持つ人が多いが、それを思うと、今がどうかに関係なく、人生は上がり調子が一番社会への不満を持たずに済むのだろう。

自分の子供に不遇な扱いを受けてほしいと思う親などいないが、将来の幸せのことも考えて、人生だんだん右肩上がりになるようにしないと、将来不満ばかりの人生にさせてしまうかもしれない。

anond:20211112123228

教授ズボンベルトを外した時だった。

「んっ…もう我慢出来ない…」

女子大生はそう言うと自ら服を脱ぎだした。

そして全裸になるとベッドの上に横になり脚を広げて、股間を指で広げた。

教授も自らのズボンパンツを脱ぐとペニスを取り出し、その開いた割れ目に挿入し腰を動かし始めた。

あぁ!気持ちいい!」

「私もよ!」

お互い声を上げながら激しく体を重ねた。

セックスが終わるとシャワーを浴び服を着替え部屋を出た。

ホテルを出てタクシー乗り場まで行く途中、手を繋いで歩いていた。

その時だった。

突然後ろから誰かが抱きついてきた。

振り向くとそこにはさっきまで一緒にいたはずの女子大生がいた。

ちょっとどうゆう事?なんで他の女がいるの?」

教授必死言い訳をした。

しか聞く耳を持たず、大学生は持っていたカバンを振り回し暴れ始めた。

それを見た教授は慌てて女子大生から離れ逃げようとした。だがそれは叶わなかった。

つの間にか周りには人が集まっており、一斉に飛びかかってきたのだ。

教授は羽交い締めされ身動きが取れなくなった。

すると周りの男達はポケットからナイフ警棒などを取り出した。

それを見ていた女子大生の顔からは血の気が引いていた。「あんたがいけないんだからね」

女子大生はそう呟き鞄の中から包丁を取り出すと、教授の首筋めがけて思いっきり突き刺した。

「うわああああ!」

教授はあまり出来事悲鳴を上げた。

周りの人達はその光景を見て驚いているだけだった。

やがて教授意識は徐々に遠退いて行った。

薄れゆく意識の中、教授最後に見たのは自分を見下すような目をしながらスマホこちらに向ける女子高生の姿だった。

目が覚めると見慣れない天井があった。

辺りを見るとそこは病院の一室である事がわかった。

何故ここに居るのか

何コレ………

anond:20211112121447

教授ズボンベルトを外した時だった。

「あっ」

「どうしました?」

「いや……今思い出したんだが、昔ね、僕の知り合いに君のような綺麗な子がいてね」

「そうですか」

「でもその子はもういないんだよなぁって思ってさ。

確か病気で死んで

情事飛んだわ。

anond:20211112113556

さっきようやく40歳教授ズボンベルトを外したで

KKO前戯より挿入のが丁寧にねっとり描写される予感

イケナイ♥恋

18歳の女子大生と、40歳大学教授

22歳差の恋。こんなに年が離れているけど大丈夫なの?という周囲の心配をよそに、二人は順調に愛を育てていた……はずだった。

「あーもう!どうしてうまくいかないのかしら!」

私はスマホに向かって叫んだ。

「まあまあ。そんな簡単はいかないさ」

そうかもしれないけれど……」

「焦らなくてもいいじゃないか。俺たちにはまだまだ時間があるんだから

電話の向こうで私の夫である和真が笑った気配がした。

「ねえ、私たちっていつになったら結婚できるのかしら?」

「そうだね。まずは大学卒業しないとね」

卒業まであと1年半もあるわ」

「俺はもう少し早くてもいいと思うんだけどなぁ」

ダメよ。私が卒業したらすぐに式を挙げる予定なんだもの半年も待てるわけないじゃない」

「じゃあそれまでに俺との結婚を考え直しておいてくれるかい?」

「それは嫌よ。絶対に無理だわ」

「即答か……。ひどい妻だよ君は」

「ふふん。私ほどあなたを愛している女性はいないでしょう?」

自分で言うかね普通。でも残念ながらその通りだから反論できないんだよねぇ」

私たちは顔を見合わせて笑った。

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