はてなキーワード: お土産とは
台湾ラーメンを作ろうとして器に盛りきれなくなったのでつけ麺にしてみたらおいしかったよ。
台湾ラーメンは台湾と名乗りつつも名古屋料理らしい。どーでもいいけど。
・もやし1袋
・生麺 2袋 お好みで増減してください
・ひき肉 小パック1/2
・しょうゆ
・にんにく
・すりごま
・さとう
・しょうゆ
・乾燥とうがらし
ひき肉を入れてそぼろを作る。
そぼろは冷蔵庫で保存が利くので、多めに作っておくと何かと便利です。みそラーメンの具になるし、ご飯にのせてもOK。
そぼろの保存分を除いたフライパンに水300mlとちぎった乾燥とうがらしを入れ沸騰させる。
しょうゆ大さじ1と砂糖大さじ1を入れ味を調える。
器にすりおろしにんにくとすりごま大さじ1とうまみ調味料小さじ1、ラー油小さじ1を入れてセットしておく。
なべにお湯を沸かす。
取っ手のついた網でゆでると簡単です。
残ったお湯で麺をゆでる。
ゆで方はお好みで。
一応、書いておくと、ふきこぼれそうになったら日を弱めて1分ゆでて、水で〆る。
水で〆たあとにもう一度温かくなるまで再加熱すると熱もり。そのまま出すと冷やもり。
麺が茹で上がったタイミングで、スープと器の調味料を合わせる。
麺ともやしを別の器に盛って完成。
沖縄のお土産のラー油。色は透明。サラダ油に唐辛子を漬けておくとできそうな気がする。
花椒。中華料理に入れる山椒。スーパーで入手したもの。しびれる辛さが追加される。
以上、健闘を祈る。
妊娠してんのにランチに誘うなんて、何かアナタと話がしたいんだと思うよ。
たとえばそれが結婚妊娠の自慢話なら、相当辛い思いをしているってことだから、大人のふりして受け止めてあげて。
悩み事の相談なら、うんうん辛いね、話を聞くことしかできなくてごめんね、辛いよねって言ってあげて。
単に妊娠辛いーな話なら、気分転換に独身の頃の話をしてあげて。
妊娠してたらツワリとか味覚変わるとか言うけど
○○は、ランチは何食べたい?
あと、私妊娠したことないんで(^O^)
失礼なこと言ったらゴメンだよ
体調が悪くてもすぐ気づいてあげらんないかもだし
では、会えるのを楽しみにしてるから
みたいな感じ
相手だって妊娠している自分が受け入れられるかドキドキしているはずだから
気負わずに
素直な貴方に会いたいはず
楽しんできてね
新人とウマが合わない。
喋らないわけでもないし、お土産を一人だけ買ってこないとかそんな幼稚なことはするわけでもないし、お弁当の卓も並べるし、きちんと指導もして面倒も見ている(はず)。でもダメだ。まだ3か月弱しか一緒に仕事してないのに、これから何年も彼と一緒なのかと思うと非常に憂鬱だ。
今年に入って、就職を2年留年した大卒の新人がわたしの下に入ってきた。
とある中小企業のシステム部門で、実務を離れた上司を除けばたった4人の小さな部署になる。
先輩(8年目)、わたし(4年目)、後輩(2年目)、そして新人という構成。
年齢が 先輩>>>わたし>新人>後輩(後ろ三人は団子) となってしまうので、後輩が大人しい性格なのを考慮して、わたしはこの採用に反対だった。
小さい部なのに年齢が偏りすぎているし、なにより彼はシステム畑でもなんでもなく外大卒なので、完全に一からのスタートになる。
そもそも3人で手は足りていたわけで、2年も就留したような癖のある、知識もない上に年齢的にも扱いが面倒な人材を採る必要は全くなかった。
結局は「応募者の中で一番偏差値が高い大学」と言う上司と「真面目で好青年で受け答えがしっかりしている」と言う人事部長の決定が覆ることはないのだが、とにかく現場サイドからするといい迷惑と言うほかなかった。最初から迎合する土壌がなかったことに対しては、彼には申し訳なく思うが。
ちなみに彼のパッと見の印象は、
爽やか、挨拶はしっかりできる、敬語も(わたしより)しっかりできる、
リーダーシップがあって面倒見のいい凄い人
て感じだったらしい。
「ああ、営業で採ってもらえば良かったのにね」というのがわたしの感想だ。
始業時間になっても来ないので彼の携帯に電話をかけたのだが、まったく無関係のお宅に繋がった。
単純に彼がわたしに教えた番号が間違っていただけなのだが、それが発覚したタイミングが非常に良くなかった。
彼自身から遅刻の連絡がなかったこと、電話をかけたら赤の他人だったこと、
そして出社してきて「スミマセンでした」の後に続く言い訳がとにかく長かったこと、
いやそもそも遅刻に一番腹が立ったのだが、こうして色んな要素が重なったのは不運だと思う。
ともかく最初が肝心と思い、先輩と一緒に比較的きつめにお説教をした。
歳のそう変わらない女にお説教されて彼はいたく屈辱だったのか、あれから遅刻は今のところしていない。
「(わたし)さんより早く着くようにしてます!」って自慢げにお前は言うが、わたしら毎朝同じ電車だろうが。
ちなみに朝、道ですれ違っても目があっても、完全に無視されている。
それから、彼は酒の席の態度が悪い。
会社の飲み会、という席が初めてなので仕方がない部分もあると思う。
学生サークル独特のノリが出てしまうのも、多少は大目にみようと思っていた。
が、
店員さんに態度が悪い、言葉遣いが悪い
まさかの先輩も煽る
そして挙句に
「僕、めっちゃ飲めますから!」って豪語していたのに酒豪のオジサマ方に速攻潰されてリバースした挙句、飲み会の後半はグズグズと落ち込む
帰り道で「あ゛----!!」と叫びながらツバ吐いていたのも、お行儀が悪くてドン引きだった。
わたしが見るに、彼はもともと真面目でも好青年でもなんでもない。
趣味がDJとかクラブだとか言っちゃうあたりかなりチャラいし、生活態度も聞いている限りチャラけた感じである。
後輩への絡み方を見ていると「頭の悪いリア充?」って感じだし、機嫌が悪いときは本当に顔に出る。
大学も真面目に勉強していたわけでもなく、就活も真面目にやったわけでもなかったからフリーター。
わたしも超氷河期に就活をした世代だからこそ、彼がどの程度真剣だったのかぐらいはわかる。
だから、彼の耳触りのいい優等生的な喋り方も、態度も、姿勢も、なにもかもが嘘くさく見える。
「(わたし)さんは優しいですよ」って彼が言うたび、「嘘つけこのペテン師め」と思う。
朝、完全無視するくせにね。
「それが大人になることなんだ」という人もいると思うけど、わたしは好きじゃない。
こんな裏で何を言っているのかわからないような、腹の探り合いみたいな人間関係がクソほど嫌いなのだ。
だからこそわたしはこんな小さな場末の会社で細々と仕事をしているのだろうし、社会人として~なんて4年目にもなって怒られるんだろうと思う。
でも、嫌いなものは嫌いだ。わたしはヤツが大嫌いだ!!
彼は現在、体調を崩していて、偏頭痛は止まらないみたいだし、神経性胃炎だそうで。
そら、そうなるよな というのが素直な感想。
自分の本質とは全く別の人格で、毎日7時間も椅子に座っていなきゃいけないのだから、辛くないはずがない。
彼はしきりに「勉強が好きです」「早く仕事を覚えて役に立ちたい」と言っているけど、あれはわたしたちではなく自分に言い聞かせる意味で言っているのではないかと最近思う。
わたしも後輩も難なくこなした課題に大きく躓いていることも、彼のプライドに大きく傷をつけたことは間違いない。
躓くこと自体は何も問題はない。畑が違うんだし、こっちも3か月そこらでマスターしろとは思っていない。
コミュニケーション能力に自信があったからか、わたしたちとの関係がギクシャクしてしまっている現状にショックが大きいようだ。
「近所がリフォームしてから、生活音がうるさくなって寝れない」とぼやくのも、時期を照らし合わせて見ても、おそらく彼の神経が過敏になっているだけのように思える。今まで気にならなかったのに、リフォームしただけで椅子を引きずる音で寝れないとか普通あるのかな?
自分も新人の頃、小さい粗(と思っていたのはわたしだけだが)に文句をつけられ、ハミ子にされ、悪口を言われて孤立させられて大変だったから、あのころわたしを苛めた係長(異動した)やお局様(今は仲良し)みたいにはなるまい、と固く心に刻んていたはずだった。
今も「新人には優しくすべき」「あの頃のわたしは酷かったから」と思っている。
が、やっぱりわたしは彼が嫌いだ。
わたしの可愛い後輩を茶化す態度もむかつくし、取り繕った態度はバカにされてる気分だし、
それと同時に、時折無意識に、彼に嫌味を吐くわたしがいやだ。
社会に出たばかりで戸惑う彼に対し、こうして匿名でネットの海に暴言を吐く自分がたまらなく醜く思えていやだ。
新人に裏でケチをつけるお局になってしまったんだと、彼の言葉を素直に受け止めるられないほどひねくれてしまったのだと、
自身にショックを受けている。
ただ、この薄汚れた彼に対する憎悪の気持ちは、少なくとも他人には吐き出していない。
いない、はず。
いやすみません、先輩と後輩とオカンには言いましたけど、それ以外には断じて喋っていません。
ただわたし、割と感情が顔に出るそうで…
今、彼は三日間にわたる外部の研修施設に行っている。
粗相がないかは心配だが、彼と顔を突き合わせなくてすむ現状に、わたしはいまホッとしている。
先輩と、わたしと、後輩は、すごく仲がいいのだ。
三日間だけ、彼が来る前の和やかな部屋に戻るのが嬉しい。
わたしはお局になってしまったんだなあ。
某あずにゃんの記事を読んで考えた。
http://anond.hatelabo.jp/20130610121613
俺の中には、あずにゃんに対してここまでの気持ちはない。というか、二次元キャラ全般に対して、ここまでの気持ちはもてない。とはいえ思い入れがないかというとあるし、自分では十分に彼女たちに愛情を向けてると思う。彼女たちの生活や内面に思いをはせたりもする。
連想したのが、声優の結婚事例とかだ。声優の結婚報告とか彼氏報告で大炎上したり、発狂したりするような、あの種の事件。やはり同様に、そこまで発狂するような感情が、俺にはない。声優はすごいなあと思うし、最近ではファンなのだなぁ、と思える声優がいるにもかかわらずだ。
ただ、なんというか、そこまで独占欲がないんだ。
愛情が薄いのではないかという劣等感を抱えて、つらつら考えてみたのだが、なんかどうも「立ち会わせてくれた感謝」みたいなものが、自分の中にはあるらしい。
彼女たちは(二次元キャラにせよ女性声優にせよ)、一時的な存在だ。
実際問題あるコンテンツが生まれて(作者の労によって生み出され)それがメディア展開されて、俺のもとへと届き、いきいきと躍動をはじめ、コンテンツが成長し、人気やらなんやらの事情でゆっくりと勢いを失い、終わる。その現実社会の経済活動としてのコンテンツの生まれと死の問題を基底として、そこに住んでるキャラクターも生まれて、やってきて、しばらく過ごして、いなくなる。
それにたいして自分はどうも畏敬の念があるようだ。すごいことだ。奇跡的なことだ。
だって俺なんかのところにものすごい可愛い娘とか格好良い娘とかけなげな娘とか必死な娘とかがやってくるんだぜ?
そういう娘さんたちが、しばらくの間俺のところで色々経験をしたり喜怒哀楽をしたりするのに、立ち会わせてもらってるというような感覚がある。なんだか輝かしい時間をわけてもらってるような感覚だ。
どうせいなくなるのは判ってる。彼女たちは彼女たちなりに物語の中で生きてるわけで、それは永遠ではない。彼女たちはテーマを抱えて物語を生きているわけで、そのテーマが解消されれば卒業していくし、コンテンツは終わる。ただ、そのキラキラした時間の一部を俺らにお土産としておいていってくれる。それは祝福そのものだ。
つーわけで、なんだかいままで流されて使ってきたが「二次元嫁」という言葉の使用はもうやめる。
「二次元娘」にする。
彼女らは卒業していなくなってしまうのだ。コンテンツが終わったあと、たとえばあずにゃんだって、あと5~10年もすれば、どっかの誰かと結婚するのだ。そのひとは二次元旦那なので、三次元である俺がとやかく言う筋合いにはない。
でもだとしたところで、お土産を残していってくれたという事実は消えない。ので、「二次元娘」という事で納得する。青春の、成長の、有るキラキラした時間を、見せてくれ、立ち会わせてくれたと言うだけで十分なのだ。
女C:会社の総務。顔は普通。いわゆる女子力、はあまり高くないな。38歳
Aを含む男だけの飲みの席で。
Cが結婚したいと言っていたと。
誰かいいやついないかな。という話。別に馬鹿にしているトーンではない。
男Bはどうなんだろう。独身同士だしねぇ、なんて言って。
あいつは、オクテというか女に興味ないのかなー。アッチ(男色)だったりして(笑)
いやいや、それはないだろー。なんて話をしてたら。
男Aがぽつり。いや、僕、Cさんの家にお呼ばれした事あるんです。B君と一緒に。
えーーーー。
Cさんが、一人暮らしはじめたばっかりの時に配線系の頼みごとされて。
行ったの?
はい。
配線とかやってあげて、その後は家で飲んで?
いやいやいや、みんなあんまり飲まないんでぇ。ハンバーグごちそうになって帰りましたよ。
3Pは?
いや、じゃあBは?
一緒に帰りましたよ。
何もせず?
もちろん。
はあ、Cはどんな気持ちでAとBを自宅に呼んだんだろう。
GW最後の日を自宅でエンジョイしているはてなの皆さん、ごきげんよう。毎年恒例、5月の憂鬱の時間ですよ。
付き合って長くなる相手がいる。付き合う前に私は結婚をしない主義だと明確に伝えている。
すごくざっくり言うと「そろそろ胎を括って俺との結婚を考えたらどうだ」みたいな事を言われた。
私が当初伝えた結婚への考え方の事を綺麗さっぱり忘れているわけではないだろうが、「付き合いも長くなってきてお互いの事もすっかりわかっているし、最初に言ってたような強情な結婚観は解けてきて、もう今更女で一生独り身なんて非現実的な事は考えは捨てて、無難な落とし所ってものを分かってきている頃だ」などと都合よく思っているのだろう。
今の私達は、互いに仕事を持って住居をおのおの確保して非効率(何がとは言ってなかったけど多分、経済的な意味で)だ、
一緒になれば、いろんな事(何をとは言っていなかったけど多分、私が懸念している私の親の老後とか)を解決できるに違いない、
といわれた。
だが、私には結婚にそんな希望を見出せない。結婚に明るいイメージを持てない。
結婚をすれば、避妊具無しの性行為を受け入れるよう暗黙の内に強いられるだろう。拒否して相手の機嫌が悪くなれば、私の生活の拠点がストレスの源になる。嫌だ。殴られるかもしれない。嫌だ。離縁を申し渡されるかもしれない、戸籍に傷がつく。嫌だ。
かと言って、子供を持つのは嫌だ。妊娠しませんようにと祈りながら避妊具無しの相手を受け入れるなど、愚の骨頂ではないか。私に避妊具無しの相手を受け入れるという選択肢は無い。
子供を持てば、子育て自体が経済的にも肉体的にも大変な負担なので、衰えた親に手を貸すことが益々難しくなる。私は、自分の両親に安らかに老後を生きて死んでほしい。子供なんて要らない。あんな煩くて、大飯ぐらいで、不潔で、自己主張が強くて、躾のなっていない犬みたいな生き物。その上人権なんか持ってて扱いづらい。犬よりタチが悪い。自分の子供時代を思い出して冷静に分析しても、やっぱり躾のなってない犬同然だった。
結婚をして、万が一子供を作らずにすんだとしても、私の背負っているものを相手が半分背負ってくれるというイメージをまったく持てない。
結婚してしまったら、私が自分の親に心を砕けば、「君には君の人生があるのだから」「君は君の、この家の生活をまずちゃんとすべきだ、君には兄弟がいるんだし、君一人がご両親の事を背負わなくていいんだ」とか何か綺麗ごとを言いながら親を助けることを制限されてしまう気がする。そして結婚相手のいう「君のすべきこと」とは、食事の上げ下げや洗濯をしながら収入を家に入れて、義理の親の機嫌をとったり援助をしたりすることなのだ。
業を煮やした私がある日「私とあなたの親はお義父さんとお義母さんだけじゃないのよ。私には自分の生みの両親も大事なの」と言えば、「まあまあ、そう言わないでさ、今日は付き合ってよ。親父とお袋も寂しいんだって。君の両親にもいつでも電話してあげれば良いし、今度お土産もってゆっくり会いに行こうじゃない。車出してさ」となだめすかすのだ。
義理の両親は私達にニコニコ顔で食事をご馳走するが、私の中では「外食なんかする金なんかあるんなら、後生大事に貯金しておいてよね。将来介護つきの老人ホームに入る金くらい自分で何とかしてくれよ。お前ら、持ち家あって、嫁は専業主婦で、子供は一人だけで、世帯主はまだ現役サラリーマン。家計に余裕あるんだろうが」という本音が渦巻く。自分の2本の腕で、義理の親の下の世話と生みの親の下の世話、どちらかしか出来ないとなればどちらを選びたいかなんて決まっている。いらん娯楽に金費やすなボケが。
私は「私の親のこと、家族の心配事の負担を軽くするためにに力を貸してくれるんじゃなかったの? 新車なんかどうでもいい!そのお金があれば、少しでも私の親の先行きの不安を取って上げられるのに!!」と心の中で叫びながら食後の後片付けをしたりするのだ。
私は今、年金だけでは家を守れないから衰えた体に鞭打って働く父と、まだいくらか体力に余裕はあるもののフルタイムで働いてもすずめの涙ほどの収入しか得られない母親の家計を遠方から歯がゆい気持ちで見守っている。
母は私が一緒に暮らすのも選択肢の一つだと提案するとほっとした顔を見せるが、父はお前にはお前の将来があるからお前の将来に迷惑をかけられないと言って私の提案を固辞する。
私は、親が逝くのを最後まで見守りたい。そしてその後は出来れば介護や他人の経済的な支援が必要になる前に自分は都合よく居なくなってしまえたらいいなと思っている。親が死んだあとは、もう誰からも必要とされたくない。でないと、まだ生きないといけないから。
はじめに。ちょっと今辛いので吐き出し。
野郎同士のおはなしです。
付き合って8年、同棲して7年になる相手がいる。家賃、その他光熱費は折半。
それなりに長く続けば、それなりにツーカーにもなり、それなりに飽きもでてきて
そしてやる事やらない、枯れた関係になる。
みんながみんなそうじゃないと思うけど、ウチはそうなった。
毎日仕事行って帰って、海外ドラマのDVDをだらだらと二人で観て、寝るの繰り返し。
そして夜も一緒の布団で寝るは寝るけどそんだけ。
昔ミスチルの歌にあった
「つじつま合わせるように、抱き合って眠る」
自分としてはまさにそんな感じだった。
かと言って別れたいか?
というとそうでもない。刺激はないし、つまらない、恋人から家族としての
情みたいなものに変わりつつあって、きっとこのまま続くんだな、という安心感と、
そして永遠にこのままなのかも、というある種の恐怖を感じた。
この辺、普通のカップルみたいに、結婚とか子育てとかマイホームとか
親戚とかのしがらみとか、そういうのが降りかかってきて
二人で対処していく!てのがあればまた違うのかもしれないけど。
そしてセックスレスになれば、同然、外で発散してくる。
相方はどうしてるかわからない。自分が外で遊んでる手前、相方が同じことしてても
咎める権利はないし、咎める気もないが、確実に相方は自分が外で発散しているのは気づいていたと思う。
そんな時、某所で知り合ってちょくちょく会うようになった奴がいた。Aとしよう。
Aは同じ30代。身体の相性が良くて、何度やっても何時間やっても全然飽きなかった。
というか今でも身体の相性は過去最高だと思う。
Aは素朴な顔立ちだけどキリっとしていて精悍さがあった。
そしてAのモノはすごくデカくて太っとい。
恐らく今まで見た中で形も色合いも質感も完璧だった。
見てるだけで惚れ惚れした。
肩幅はがっつりあるのに腰はきゅっと細くて、
ぶら下がってるモノが一段きわどく目立っていた。
自分の手首ぐらいはあるソレを握って、じっくり愛撫して
根元まで入りきった時の充実感、
そして繋がったまま、Aの細い腰を
太腿でしめつけながらずーっとキスをしてると、
ほんとに幸せだと感じた。この為に生まれてきたとさえ思った。
正直慣れるまで相当痛かったが、
そんなの関係ねぇと思えるぐらい脳が痺れまくった。
それだけならそれで、まだお互い「遊び」の範疇だった。
でも次第にAも俺の事が好きだ、ずっと一緒に居たい、早く相方と別れてよ
と言い出すようになった。始めは相手にしなかった。
誰にでも言っているリップサービスだろうと思った。
でもその内、Aの事が好きで好きでたまらなくなった。
絶対心が動く事はないと思っていたのに、
毎日でも会いたい、でも会えない、それでも会いたいけどあなたはいない。
朝まで一緒にいたい、もっと一緒にいたいと言われ
気づいたら相方に「別れたい」と口走っていた。
まさに「寝耳に水」だっただろう。
「他に好きな人ができたの?」
とっさに
「違う、ただ今の生活が窮屈になった」
と誤魔化した。
この時の誤魔化した事こそが、事実だったと今は思う。
そして、
「いつか自分から切り出すかもと思っていたけど、先に言われるとは思ってなかった」
と言って、その日は相方は元々地元民だったのもあって実家に帰った。
一人で部屋にいると、
ほんとにこれでよかったのか?
Aの事は好きだけど結局今の勢いだけで
すぐに駄目になるんじゃないか?
好き好き言ってきていても、他にも男の影があるAに
若干の不信と嫉妬もあった。
わざわざ同じ道を別の人と歩く意味はあるのか?
二人用に揃えてた食器や家具を眺めて
相方との思い出ががんがん頭をよぎって責めて、
その日は眠れずにずっと同じ考えがぐるぐる頭を回るだけで終わった。
結局、後日話し合って、家庭内別居になった。
30越えると1発完全別居はお互いにしんどいし…という話で。
別々の布団で寝て、相方はちょくちょく実家に帰るようになっていった。
Aは
「その内自分のとこに来てくれるまでずっと待ってる、俺ちゃんの事以外はもう考えられないよ」
「自分が転勤になってもずっとついてくればいいじゃん」
そう言って俺に抱きつきながらさくっと寝落ちしていた。
今思うと口だけ感ありありだけど、
その時はラリっていたのもあって心を鷲づかみにされた。
Aの寝顔を撫でながら、永遠に続けばいいのに…と思った。
早くきっちり別れてAと一緒になりたい。
そう思いながらも踏ん切りがつかなかったのは、
いわゆる「オカマの勘」という奴で、
Aは俺に合鍵を渡し、俺の事は特別な部分もあるのだろうが、
いまだに他所でも遊んでる感があった。
本気だと言ってくるからには、その言葉に裏はないと信じたかった。
Aは転勤族だし、結局離れ離れになったり、
Aが他所で遊ぶようになって捨てられたらたまったもんじゃない。
結果今の生活を失うのが怖かった。
家に帰れば相方がいて、相方とAと、どっちにも罪悪感と後ろめたさで
薬を飲まないと眠れなくなった。
そんなある日、Aがシャワーを浴びてる間、携帯が光った。
と出ていた。
頭が真っ白になった。
Aが寝た後、
よくない結果があるのは120%わかっていて
「オッケー、楽しみ」
「まだAくんデカ○ラかな?俺の相手もよろしくね」
こいつ、ただセクフレがいるだけじゃなく
乱パ参加してやがる……!?
ほんとになんというか、
悔しいというか悲しいというか、
アタシの事好きって言ったじゃない!とか、
そもそもちゃんと付き合ってないから
とか、
色んな野郎をブッ挿して気持ちよさげにヤリまくっているのを
妬ましく思う男としての自分と、
誰にも渡したくない、独占したい、アタイの恋路を踏みにじりやがって!氏ね!
Aに対する怒りや失望と自分自身のエゴの自己中毒でとにかく吐いて吐いて吐きまくった。
Aに言えば携帯見た事がバレる、
かといって言わずにいるのも到底無理。
そんなモヤモヤ全開でもAは相変わらず
耐え切れずに、
Aにそれとなく他の奴と遊んでいる事、
今夜妙な集まりに参加するつもりなら
やめてほしいと訴えた。
Aはもちろん知らばっくれた。もうこのばっくれを
見切れないオンナは女失格!てくらい解りやすいばっくれ方で。
そもそも俺も男なので、男の嘘の付き方は解っている。
携帯を見た事を言えば、確実に落ちる、
このまま関係を続けるのなら、
ほんとに心中せめぎ合いだった。
でも、
「ずっと一緒にいようね」
「何十年たってもこうしてたいね」
本心であってほしいと思っていた俺は、
Aを許せずに携帯を見た事をぶちまけた。
結果、Aはだんまりを決め込んだ。
このまま責めてもしょうがないとその日は帰った。
正式に付き合ってる訳でもないし、
俺とは使わないハズのゴムがなぜか買い足してあり、
その使用先を不審に思った俺が問いただした。
その時は、
「もとからあった物だよ」
と言っていた。
今思えば
「アンタバカ?」
級の言い訳だが、
「別に俺とは使わないんだし、そんなもんあると他に使ってそうで嫌だから捨てて」
「だったら相方とは早く別れてよ」
Aと一緒にいる心地よさが捨てられずなんとか収めた。
そして乱パ疑惑の後日…
Aが家の近くまでやってきた。
Aはなにか問題があって自分が渦中に立たされると
計算なのか天然なのか
火に油を注ぐタイプだった。
でもその日はゆっくり、
A自身の考えと、俺の気持ちとを話す事ができた。
Aは自分の事は反省してる、でも俺ちゃんは結局相方とまだ住んでるし、でも俺ちゃんともっと一緒にいたい。
そして、むしゃくしゃして結局乱パは行ったけど、結局何もする気にならずに帰った。
(普通ここは嘘でも行ってないゆうし、そもそも行かないよな…)
でも携帯を見られた事は許せないし、信用が回復するのにしばらくかかると思う。
一瞬?
と思ったが、こちらにも元々の立場や非があるので
携帯を見た事は心から反省し、もう二度と見ないし、見たくもない。
と謝った。
その上で今の状態で相方ときっぱり別れて、Aと…てのはない、と。
ここで本来ならお開きにするべきだったのだが、脳内麻薬は恐ろしい。
Aとの蜜月に心身ともにやられていたので
関係を続行することになった。
Aの事も好きだし、男癖悪いけど、治してくれるだろう。
俺とAとお互いに信用回復したら、
ちゃんとしようね、と。
ほんとバカ。キング・オブ・ザ・バカ。
バカに付ける薬が仮にあっても効かないレベルのバカ。
旅行にいったり遠出して買い物したり、鍋をしたり、
正直もう相方とは同居してるだけなもんだった。
気の置けないルームメイトと化して数年たっていたので
「それ言うんだったらアンタもアタシの洗顔勝手に使ってるじゃん」
「また流行モン買って、結局すぐ着なくなんのに勿体無い!」
ほんとにチンコついてるのあんたら?
つか男相手にオネェこいた時点でその恋は終わらせるべきですね。
兎にも角にもしばらく妙なバランスを保って続いていた。
年が明けて、しばらく経った頃
カマ友が集まれば、無論話す事は男の事。
いわゆるテレビで見るオネエ系ではなく
あーでもないこーでもないとキャッキャ言い合うという
久々の旧友とのガールズトークを楽しんでいた。
と友達に聞かれたが、覗いて見るのは楽しそうだけど
色こいてる相手がもし乗ってたらショックだから。
と話していた。
そんな中、帰りの新幹線。
アプリをDLしてみた。
まぁ驚く事はなく、普通ーに色々な人が色々な事を書き連ねてアピールしていた。
そして降りるべき駅に近づいた時Aを見つけた。
二人で行った海で俺が撮った写真で。
「こら、何してんの?」
次の日
「俺ちゃん?」
めまいがした。
次の日、お土産を渡すべく
Aと飯を食べながら詰問した。
出会い系やってるのも嫌だし、あの画像、あの文言はなんなんだ、と。
実際会ったりとかはしてないから!信じて!
ただの息抜きに見てるだけ!
との事だった。
その上で俺ちゃんはもうそのページ見ちゃ駄目!
と。
もう腰がくだけ落ちそうだった。
そして
「じゃあ俺ちゃんは元相方に俺の事紹介できるの?」
とボールを打ち返してきた。
やましい事があるからこそ痛い所をついてくる。
結局、見ちゃったもんはもう見ちゃったんだから
載せるのやめるかせめて画像とか変えて。
じゃなきゃ俺から閲覧できないようにブロックしてよと言い合うと…
ほんとにブロックしやがった。笑
今までAが遊んでるっぽい事実をつつくと、いつもAは俺の事を悪魔!といって攻めていた。
いつまでもちゃんとしてくれない。どうせ俺ちゃんは自分のこと好きじゃないんでしょ!と。
正直、自分の立ち位置でAに寂しい思いとかやるせない感情を抱かせていたとは思う。
俺はAにほんとに好きというならばきちんと他を精算してほしい。
Aは俺にきちんと別れてくれないなら、やりたいようにやるもん。
俺がきちんと付き合うと声高々に周りに触れ回っても
Aは絶対に男遊びを止めない確信があった。
セックスレスになろうがアツアツだろうが
正直遊ぶ分には甲斐性だとも思うし
解らないようにしてくれれば全然良かった。
しかし、遊び方が派手なくせに始末が下手すぎだったのだ。
隠す気があるんだかないんだか。そこだけはいつまでも素人気分。
Aとこの先続けるんならどのみち黙認しないといけない。
お互い見てみぬふりをしていた。
絶対どっちかが折れるだろうと。
Aに閲覧をブロックされた時、
「ワレなんぼのもんじゃ!」
絶っっっっ対クロ、真っ黒の癖に
俺ばっかりせめやがって!
アンタ生意気なのよ!小娘が!
完全に自分の事を棚上げ状態だった俺は
この時まだ甘い期待があった。
言い合った手前ブロックされたけど、
そしてやるなら別人になりきったれと
Aのページを踏んだ。
画像も何もかもそんままだった…
そして、それでもう見るのをやめておけばよかったのだ。
Aからは、
「そんなに心配しなくても俺ちゃんしか見てないから安心してよ!」
ラリった脳にはほんとに心地よく天にも昇るその文字列。。
「ヤリたいす!」
まさに高低差キーン。
今まで、こんなに脈をうった事があるか?
というぐらい心臓が爆走した。
胸は早打ちなのに手足が冷たくなっていくのを感じながら
なぜか返信していた。
「いきなり積極的ですね」
A「すっげえタイプど真ん中なんで!」
「あはは、そっかー」
A「よければ会いたいす!」
「いつ頃が都合いいん?」
A「今夜とかどーすか?なーんて。土日祝休みです」
「さすがに今夜は急だなぁ」
A「俺んち、○○駅近くなんで、□□さんちか俺んちでヤロ!」
なに軽くヤリメッセ楽しんでんの?
え!?
さっき俺しか見てないよ!
って書いてた人だよね????
「ああ、やっぱりこういう奴だったんだよ、だから言ったじゃん…」
頭の中でドヤ顔のもう一人の俺。
Aにどう言えばいいのか、そもそも知らなくていいことをほじくったのは自分…
でも俺と平行してヤリメッセを送っていた事実をなかったことには絶対に、絶対にできない。
目をつぶれば、まだしばらくAとの甘い生活を満喫していける。
かといって裏でのAをこれでもかと思い知らされた。
いくら俺の目の前のAが大好きで心地よくても
これだけ揃うともう、押さえ込むことができなかった。
世の中には心と下半身は別って男は沢山いる。
人は単純じゃない。絶対的に清いままの人なんていない。
頭では解っているつもりだった
Aはそうじゃない、と自分自身に思い込ませていた。
それでもAは俺がはっきりしないから
ほんとに息抜きで、最悪、魔がさしたとしてもそれぞれ1回限りだろうし!
ほんとにパンチドランカーな考えで自分を諌めAに会いにいった。
ベットでぎゅうっと抱き合った時のAだけがほんとのAだとまだ信じ込ませていた。
コンビニに用があるというAを置いて先にAの部屋に帰った時、
ふと
と頭によぎった。
見つけたくないのに、見つけたかった。
前回の隠し場所にはもちろん無い。
あー、やっぱり出会い系も見てる分なら
もういいじゃん、と思いつつ
普段触ることの無い棚に目をやると
封の空いたゴムの箱があった。
数を数える。6個
12個入りなので少なくとも
6回はなにかしらで使い、
合鍵をもたしてる
部屋に連れ込んでヤッってる。。。
なんかもう全て真っ黒真っ黒真っ黒けじゃん
なーにがいつまでも一緒だ!
自分の間抜けさ加減とAの性欲の限りなさに笑けてきた。
残りのゴムを引きちぎりながら
トイレに隠れた。
Aが帰ってきた。
ゴミ箱には気づいてない様子。
テレビを見て笑っているAに
「またゴムみつけちゃったんだけど」
とかます。
「!なんで部屋さぐるの?」
「もー、あれは前からある奴っていってるじゃん」
「前回のは俺が隠した。今回のは明らかに新しいし、別のモノだった」
「そんなわけないでしょ、気にしすぎだって」
「じゃあ捨ててよ」
「なんで捨てなきゃいけないの?」
(なんか書いてて腹立ってきた上に可笑しくなってきた)
そんなやり取りを続けながら沈黙が続き…
Aは寝やがった。
なんか、もう言葉がなかった。
そりゃ、たしかに、
せめる立場じゃござんせんけど?
寝るってなにさ?
いいくるめる気もないわけ?
普通なら横っ面ぶん殴って
起してでも続けるんだろうけど
なんかそこまでの労力を使う気になれず
テレビもなにもかもつけっぱなしで帰った。
A「そっか、わかった…」
俺への手前なのか、認めたくないだけなのか。
Aには
「もうAはやりたいようにやればいいよ」
と送った。
「だから、好きだけど、もうAは好きにしなよ、俺よりもっと懐ふかくて
A「何を偉そうに、結局相方と居る癖に!」
相方と居る俺へのあてつけで遊んでるとは思えないし
いてもいなくてもやるんじゃんか…
もうこれで終わりかな…
しんみりしていたら
「今夜遅く、会えませんか?」
もう笑った、声を出して。
とにかく食らわしたかった。
俺「言うつもりなかったけど、嫌われる覚悟で言うね。別アカウントとれば、Aのページ見られるんだよ」
俺「でさ、俺の事、悪魔悪魔ってせめてたじゃん、ほんとに悪魔かもね」
俺「別アカとって、俺がなにすると思う?」
「信じられなくてごめんね」
と送信した。
しばらくAからはなにもなく
2時間ぐらいして…
A「お互い心底失望したね、もう連絡とりあうのはやめましょう。相方さんとお元気に。」
俺「結局お前の言ってた好きだなんだってこの程度じゃんかよ!」
A「はぁ?何年間も同棲してるくせに自分の事棚に上げてよく言うわ!つーかここまでするとは思わなかった。
ほんっといい性格してるね、君。」
俺「カギは置いてきたから。」
後日、
なんだかんだいって1年あまり一緒にいたのに
こんな形で急に途切れるのは辛すぎる…と
最後に会いにいった。
そして帰り道メールした。
「なんだかんだ、俺のやり方はひどかったかも。」
「知らなくていいことわざわざ知ることなかったね、ごめん。やっぱり一緒にいると心地よかった事思い出したよ」
A「自分もそんな風に思ってた。でもあの件はとにかく驚きと恐怖で。。。。」
A「しばらく時間が欲しい。」
結局Aは遊びちぎってた事も
単純に自分の性欲処理は恋愛とは別回路で、攻められる筋合いはないから?
チンポの根っこから腐り落ちればいいのに
本気で思った。
これを書く前、正直まだ未練があった、ほんとに馬鹿、自殺モンの馬鹿。
なんか書いてるうちにひでぇ…と思えてきた。
もちろん自分が一番最低最悪糞野郎だけど。
Aの真意は結局なんだったんだろう。
ほんとに俺とずっと付き合っていく気があったんだろうか。
たしかにAの俺への気持ちは本物だったと思う。
はじめに。ちょっと今辛いので吐き出し。
野郎同士のおはなしです。
付き合って8年、同棲して7年になる相手がいる。家賃、その他光熱費は折半。
それなりに長く続けば、それなりにツーカーにもなり、それなりに飽きもでてきて
そしてやる事やらない、枯れた関係になる。
みんながみんなそうじゃないと思うけど、ウチはそうなった。
毎日仕事行って帰って、海外ドラマのDVDをだらだらと二人で観て、寝るの繰り返し。
そして夜も一緒の布団で寝るは寝るけどそんだけ。
昔ミスチルの歌にあった
「つじつま合わせるように、抱き合って眠る」
自分としてはまさにそんな感じだった。
かと言って別れたいか?
というとそうでもない。刺激はないし、つまらない、恋人から家族としての
情みたいなものに変わりつつあって、きっとこのまま続くんだな、という安心感と、
そして永遠にこのままなのかも、というある種の恐怖を感じた。
この辺、普通のカップルみたいに、結婚とか子育てとかマイホームとか
親戚とかのしがらみとか、そういうのが降りかかってきて
二人で対処していく!てのがあればまた違うのかもしれないけど。
そしてセックスレスになれば、同然、外で発散してくる。
相方はどうしてるかわからない。自分が外で遊んでる手前、相方が同じことしてても
咎める権利はないし、咎める気もないが、確実に相方は自分が外で発散しているのは気づいていたと思う。
そんな時、某所で知り合ってちょくちょく会うようになった奴がいた。Aとしよう。
Aは同じ30代。身体の相性が良くて、何度やっても何時間やっても全然飽きなかった。
というか今でも身体の相性は過去最高だと思う。
Aは素朴な顔立ちだけどキリっとしていて精悍さがあった。
そしてAのモノはすごくデカくて太っとい。
恐らく今まで見た中で形も色合いも質感も完璧だった。
見てるだけで惚れ惚れした。
肩幅はがっつりあるのに腰はきゅっと細くて、
ぶら下がってるモノが一段きわどく目立っていた。
自分の手首ぐらいはあるソレを握って、じっくり愛撫して
根元まで入りきった時の充実感、
そして繋がったまま、Aの細い腰を
太腿でしめつけながらずーっとキスをしてると、
ほんとに幸せだと感じた。この為に生まれてきたとさえ思った。
正直慣れるまで相当痛かったが、
そんなの関係ねぇと思えるぐらい脳が痺れまくった。
それだけならそれで、まだお互い「遊び」の範疇だった。
でも次第にAも俺の事が好きだ、ずっと一緒に居たい、早く相方と別れてよ
と言い出すようになった。始めは相手にしなかった。
誰にでも言っているリップサービスだろうと思った。
でもその内、Aの事が好きで好きでたまらなくなった。
絶対心が動く事はないと思っていたのに、
毎日でも会いたい、でも会えない、それでも会いたいけどあなたはいない。
朝まで一緒にいたい、もっと一緒にいたいと言われ
気づいたら相方に「別れたい」と口走っていた。
まさに「寝耳に水」だっただろう。
「他に好きな人ができたの?」
とっさに
「違う、ただ今の生活が窮屈になった」
と誤魔化した。
この時の誤魔化した事こそが、事実だったと今は思う。
そして、
「いつか自分から切り出すかもと思っていたけど、先に言われるとは思ってなかった」
と言って、その日は相方は元々地元民だったのもあって実家に帰った。
一人で部屋にいると、
ほんとにこれでよかったのか?
Aの事は好きだけど結局今の勢いだけで
すぐに駄目になるんじゃないか?
好き好き言ってきていても、他にも男の影があるAに
若干の不信と嫉妬もあった。
わざわざ同じ道を別の人と歩く意味はあるのか?
二人用に揃えてた食器や家具を眺めて
相方との思い出ががんがん頭をよぎって責めて、
その日は眠れずにずっと同じ考えがぐるぐる頭を回るだけで終わった。
結局、後日話し合って、家庭内別居になった。
30越えると1発完全別居はお互いにしんどいし…という話で。
別々の布団で寝て、相方はちょくちょく実家に帰るようになっていった。
Aは
「その内自分のとこに来てくれるまでずっと待ってる、俺ちゃんの事以外はもう考えられないよ」
「自分が転勤になってもずっとついてくればいいじゃん」
そう言って俺に抱きつきながらさくっと寝落ちしていた。
今思うと口だけ感ありありだけど、
その時はラリっていたのもあって心を鷲づかみにされた。
Aの寝顔を撫でながら、永遠に続けばいいのに…と思った。
早くきっちり別れてAと一緒になりたい。
そう思いながらも踏ん切りがつかなかったのは、
いわゆる「オカマの勘」という奴で、
Aは俺に合鍵を渡し、俺の事は特別な部分もあるのだろうが、
いまだに他所でも遊んでる感があった。
本気だと言ってくるからには、その言葉に裏はないと信じたかった。
Aは転勤族だし、結局離れ離れになったり、
Aが他所で遊ぶようになって捨てられたらたまったもんじゃない。
結果今の生活を失うのが怖かった。
家に帰れば相方がいて、相方とAと、どっちにも罪悪感と後ろめたさで
薬を飲まないと眠れなくなった。
そんなある日、Aがシャワーを浴びてる間、携帯が光った。
と出ていた。
頭が真っ白になった。
Aが寝た後、
よくない結果があるのは120%わかっていて
「オッケー、楽しみ」
「まだAくんデカ○ラかな?俺の相手もよろしくね」
こいつ、ただセクフレがいるだけじゃなく
乱パ参加してやがる……!?
ほんとになんというか、
悔しいというか悲しいというか、
アタシの事好きって言ったじゃない!とか、
そもそもちゃんと付き合ってないから
とか、
色んな野郎をブッ挿して気持ちよさげにヤリまくっているのを
妬ましく思う男としての自分と、
誰にも渡したくない、独占したい、アタイの恋路を踏みにじりやがって!氏ね!
Aに対する怒りや失望と自分自身のエゴの自己中毒でとにかく吐いて吐いて吐きまくった。
Aに言えば携帯見た事がバレる、
かといって言わずにいるのも到底無理。
そんなモヤモヤ全開でもAは相変わらず
耐え切れずに、
Aにそれとなく他の奴と遊んでいる事、
今夜妙な集まりに参加するつもりなら
やめてほしいと訴えた。
Aはもちろん知らばっくれた。もうこのばっくれを
見切れないオンナは女失格!てくらい解りやすいばっくれ方で。
そもそも俺も男なので、男の嘘の付き方は解っている。
携帯を見た事を言えば、確実に落ちる、
このまま関係を続けるのなら、
ほんとに心中せめぎ合いだった。
でも、
「ずっと一緒にいようね」
「何十年たってもこうしてたいね」
本心であってほしいと思っていた俺は、
Aを許せずに携帯を見た事をぶちまけた。
結果、Aはだんまりを決め込んだ。
このまま責めてもしょうがないとその日は帰った。
正式に付き合ってる訳でもないし、
俺とは使わないハズのゴムがなぜか買い足してあり、
その使用先を不審に思った俺が問いただした。
その時は、
「もとからあった物だよ」
と言っていた。
今思えば
「アンタバカ?」
級の言い訳だが、
「別に俺とは使わないんだし、そんなもんあると他に使ってそうで嫌だから捨てて」
「だったら相方とは早く別れてよ」
Aと一緒にいる心地よさが捨てられずなんとか収めた。
そして乱パ疑惑の後日…
Aが家の近くまでやってきた。
Aはなにか問題があって自分が渦中に立たされると
計算なのか天然なのか
火に油を注ぐタイプだった。
でもその日はゆっくり、
A自身の考えと、俺の気持ちとを話す事ができた。
Aは自分の事は反省してる、でも俺ちゃんは結局相方とまだ住んでるし、でも俺ちゃんともっと一緒にいたい。
そして、むしゃくしゃして結局乱パは行ったけど、結局何もする気にならずに帰った。
(普通ここは嘘でも行ってないゆうし、そもそも行かないよな…)
でも携帯を見られた事は許せないし、信用が回復するのにしばらくかかると思う。
一瞬?
と思ったが、こちらにも元々の立場や非があるので
携帯を見た事は心から反省し、もう二度と見ないし、見たくもない。
と謝った。
その上で今の状態で相方ときっぱり別れて、Aと…てのはない、と。
ここで本来ならお開きにするべきだったのだが、脳内麻薬は恐ろしい。
Aとの蜜月に心身ともにやられていたので
関係を続行することになった。
Aの事も好きだし、男癖悪いけど、治してくれるだろう。
俺とAとお互いに信用回復したら、
ちゃんとしようね、と。
ほんとバカ。キング・オブ・ザ・バカ。
バカに付ける薬が仮にあっても効かないレベルのバカ。
旅行にいったり遠出して買い物したり、鍋をしたり、
正直もう相方とは同居してるだけなもんだった。
気の置けないルームメイトと化して数年たっていたので
「それ言うんだったらアンタもアタシの洗顔勝手に使ってるじゃん」
「また流行モン買って、結局すぐ着なくなんのに勿体無い!」
ほんとにチンコついてるのあんたら?
つか男相手にオネェこいた時点でその恋は終わらせるべきですね。
兎にも角にもしばらく妙なバランスを保って続いていた。
年が明けて、しばらく経った頃
カマ友が集まれば、無論話す事は男の事。
いわゆるテレビで見るオネエ系ではなく
あーでもないこーでもないとキャッキャ言い合うという
久々の旧友とのガールズトークを楽しんでいた。
と友達に聞かれたが、覗いて見るのは楽しそうだけど
色こいてる相手がもし乗ってたらショックだから。
と話していた。
そんな中、帰りの新幹線。
アプリをDLしてみた。
まぁ驚く事はなく、普通ーに色々な人が色々な事を書き連ねてアピールしていた。
そして降りるべき駅に近づいた時Aを見つけた。
二人で行った海で俺が撮った写真で。
「こら、何してんの?」
次の日
「俺ちゃん?」
めまいがした。
次の日、お土産を渡すべく
Aと飯を食べながら詰問した。
出会い系やってるのも嫌だし、あの画像、あの文言はなんなんだ、と。
実際会ったりとかはしてないから!信じて!
ただの息抜きに見てるだけ!
との事だった。
その上で俺ちゃんはもうそのページ見ちゃ駄目!
と。
もう腰がくだけ落ちそうだった。
そして
「じゃあ俺ちゃんは元相方に俺の事紹介できるの?」
とボールを打ち返してきた。
やましい事があるからこそ痛い所をついてくる。
結局、見ちゃったもんはもう見ちゃったんだから
載せるのやめるかせめて画像とか変えて。
じゃなきゃ俺から閲覧できないようにブロックしてよと言い合うと…
ほんとにブロックしやがった。笑
今までAが遊んでるっぽい事実をつつくと、いつもAは俺の事を悪魔!といって攻めていた。
いつまでもちゃんとしてくれない。どうせ俺ちゃんは自分のこと好きじゃないんでしょ!と。
正直、自分の立ち位置でAに寂しい思いとかやるせない感情を抱かせていたとは思う。
俺はAにほんとに好きというならばきちんと他を精算してほしい。
Aは俺にきちんと別れてくれないなら、やりたいようにやるもん。
俺がきちんと付き合うと声高々に周りに触れ回っても
Aは絶対に男遊びを止めない確信があった。
セックスレスになろうがアツアツだろうが
正直遊ぶ分には甲斐性だとも思うし
解らないようにしてくれれば全然良かった。
しかし、遊び方が派手なくせに始末が下手すぎだったのだ。
隠す気があるんだかないんだか。そこだけはいつまでも素人気分。
Aとこの先続けるんならどのみち黙認しないといけない。
お互い見てみぬふりをしていた。
絶対どっちかが折れるだろうと。
Aに閲覧をブロックされた時、
「ワレなんぼのもんじゃ!」
絶っっっっ対クロ、真っ黒の癖に
俺ばっかりせめやがって!
アンタ生意気なのよ!小娘が!
完全に自分の事を棚上げ状態だった俺は
この時まだ甘い期待があった。
言い合った手前ブロックされたけど、
そしてやるなら別人になりきったれと
Aのページを踏んだ。
画像も何もかもそんままだった…
そして、それでもう見るのをやめておけばよかったのだ。
Aからは、
「そんなに心配しなくても俺ちゃんしか見てないから安心してよ!」
ラリった脳にはほんとに心地よく天にも昇るその文字列。。
「ヤリたいす!」
まさに高低差キーン。
今まで、こんなに脈をうった事があるか?
というぐらい心臓が爆走した。
胸は早打ちなのに手足が冷たくなっていくのを感じながら
なぜか返信していた。
「いきなり積極的ですね」
A「すっげえタイプど真ん中なんで!」
「あはは、そっかー」
A「よければ会いたいす!」
「いつ頃が都合いいん?」
A「今夜とかどーすか?なーんて。土日祝休みです」
「さすがに今夜は急だなぁ」
A「俺んち、○○駅近くなんで、□□さんちか俺んちでヤロ!」
なに軽くヤリメッセ楽しんでんの?
え!?
さっき俺しか見てないよ!
って書いてた人だよね????
「ああ、やっぱりこういう奴だったんだよ、だから言ったじゃん…」
頭の中でドヤ顔のもう一人の俺。
Aにどう言えばいいのか、そもそも知らなくていいことをほじくったのは自分…
でも俺と平行してヤリメッセを送っていた事実をなかったことには絶対に、絶対にできない。
目をつぶれば、まだしばらくAとの甘い生活を満喫していける。
かといって裏でのAをこれでもかと思い知らされた。
いくら俺の目の前のAが大好きで心地よくても
これだけ揃うともう、押さえ込むことができなかった。
世の中には心と下半身は別って男は沢山いる。
人は単純じゃない。絶対的に清いままの人なんていない。
頭では解っているつもりだった
Aはそうじゃない、と自分自身に思い込ませていた。
それでもAは俺がはっきりしないから
ほんとに息抜きで、最悪、魔がさしたとしてもそれぞれ1回限りだろうし!
ほんとにパンチドランカーな考えで自分を諌めAに会いにいった。
ベットでぎゅうっと抱き合った時のAだけがほんとのAだとまだ信じ込ませていた。
コンビニに用があるというAを置いて先にAの部屋に帰った時、
ふと
と頭によぎった。
見つけたくないのに、見つけたかった。
前回の隠し場所にはもちろん無い。
あー、やっぱり出会い系も見てる分なら
もういいじゃん、と思いつつ
普段触ることの無い棚に目をやると
封の空いたゴムの箱があった。
数を数える。6個
12個入りなので少なくとも
6回はなにかしらで使い、
合鍵をもたしてる
部屋に連れ込んでヤッってる。。。
なんかもう全て真っ黒真っ黒真っ黒けじゃん
なーにがいつまでも一緒だ!
自分の間抜けさ加減とAの性欲の限りなさに笑けてきた。
残りのゴムを引きちぎりながら
トイレに隠れた。
Aが帰ってきた。
ゴミ箱には気づいてない様子。
テレビを見て笑っているAに
「またゴムみつけちゃったんだけど」
とかます。
「!なんで部屋さぐるの?」
「もー、あれは前からある奴っていってるじゃん」
「前回のは俺が隠した。今回のは明らかに新しいし、別のモノだった」
「そんなわけないでしょ、気にしすぎだって」
「じゃあ捨ててよ」
「なんで捨てなきゃいけないの?」
(なんか書いてて腹立ってきた上に可笑しくなってきた)
そんなやり取りを続けながら沈黙が続き…
Aは寝やがった。
なんか、もう言葉がなかった。
そりゃ、たしかに、
せめる立場じゃござんせんけど?
寝るってなにさ?
いいくるめる気もないわけ?
普通なら横っ面ぶん殴って
起してでも続けるんだろうけど
なんかそこまでの労力を使う気になれず
テレビもなにもかもつけっぱなしで帰った。
A「そっか、わかった…」
俺への手前なのか、認めたくないだけなのか。
Aには
「もうAはやりたいようにやればいいよ」
と送った。
「だから、好きだけど、もうAは好きにしなよ、俺よりもっと懐ふかくて
A「何を偉そうに、結局相方と居る癖に!」
相方と居る俺へのあてつけで遊んでるとは思えないし
いてもいなくてもやるんじゃんか…
もうこれで終わりかな…
しんみりしていたら
「今夜遅く、会えませんか?」
もう笑った、声を出して。
とにかく食らわしたかった。
俺「言うつもりなかったけど、嫌われる覚悟で言うね。別アカウントとれば、Aのページ見られるんだよ」
俺「でさ、俺の事、悪魔悪魔ってせめてたじゃん、ほんとに悪魔かもね」
俺「別アカとって、俺がなにすると思う?」
「信じられなくてごめんね」
と送信した。
しばらくAからはなにもなく
2時間ぐらいして…
A「お互い心底失望したね、もう連絡とりあうのはやめましょう。相方さんとお元気に。」
俺「結局お前の言ってた好きだなんだってこの程度じゃんかよ!」
A「はぁ?何年間も同棲してるくせに自分の事棚に上げてよく言うわ!つーかここまでするとは思わなかった。
ほんっといい性格してるね、君。」
俺「カギは置いてきたから。」
後日、
なんだかんだいって1年あまり一緒にいたのに
こんな形で急に途切れるのは辛すぎる…と
最後に会いにいった。
そして帰り道メールした。
「なんだかんだ、俺のやり方はひどかったかも。」
「知らなくていいことわざわざ知ることなかったね、ごめん。やっぱり一緒にいると心地よかった事思い出したよ」
A「自分もそんな風に思ってた。でもあの件はとにかく驚きと恐怖で。。。。」
A「しばらく時間が欲しい。」
結局Aは遊びちぎってた事も
単純に自分の性欲処理は恋愛とは別回路で、攻められる筋合いはないから?
チンポの根っこから腐り落ちればいいのに
本気で思った。
これを書く前、正直まだ未練があった、ほんとに馬鹿、自殺モンの馬鹿。
なんか書いてるうちにひでぇ…と思えてきた。
ずっと我慢していたがあえて吐き出そうと思う。
という部分で「お前が言うな」という批判もあるだろうことを承知の上で書く
「あっ…これ…だいじょうぶかな…」
これを見てピンとくる人もいるかもしれない
分からない人はそれでいいとおもう
お土産をやりとりする機会で
断っておくが普段は色々と良くしてくれている、
身近にいる大切な人たちである。
まぁ相手は自分が東北出身だってことは知ってたり知らなかったりするわけだし
どうしても仕方のないことだってことも良く知ってる
でもさ、これ 実は結構傷つくんだよ
たとえ直接的に自分のことを言われたわけではないとわかってはいるけど、
結構というかかなり残念に思う
けどさ、これが何気なく出てくるってことは
「あぁなんだ、やっぱり復興支援だなんだって言っても心の中ではそう思ってんだな」
ってこっちも思うわけでさ
まぁ仕方ないか、とも思うけど
でもさ
「どっちもどっちだよね…」ってポツリと言ったり
「もう東北のもの食べれないよね」なんて意見も目の前で言われて
いや、それは正直どうよ と
でもあぁ、結局そんなもんだよな と
残念には思うけど納得せざるを得なかったりもするわけで
幸い亡くなった人は自分の周りにいなかったけど
家が流されて仮設生活や知り合いが流されてお葬式に行った話や廃業、
原発被害にあって元の地にはもう住めない、なんて友人や知り合いはごろごろいるので
こういう意見を聞いて
どうしても「あーあ…」と思うわけで
一応「それ絶対東北の人の目の前ではいっちゃだめだよ~ww」なんて
ほかの人が諌める場面もあったけど
「そうだねぇ、目の前にもいるからね、気を付けた方がいいかもしれないね」
なんてにっこり言ってしまった
相手も「(あっしまった)」って顔はしたので
多少大人げなかったとは思ったが、
どういう反応するかは想像出来なかったのかな、と
その後は気を使ってるのかは分からないが
なんとなくお土産も渡さないようになったり
また、震災直後に周りによくあったのは
「もっと何か凄い支援が出来ると思ったのに」
どぶ掃除かよwwwww地味な作業だなぁ」
「うちにあるいらないもの送ったら「使えないからいらない」って言われた
確かにボロかったけどせっかく送ったのに」
という実際にあった会話
若者じゃない、4~50代のおっさん達でもこういう事いうんだな
自衛隊みたいな人命救助が出来るヒーローにでもなれると思ったのか
そこに住んでいる人たちはついこないだまで自分たちと同じように暮らしてただけの人たちなのに
震災にあった人たちはずっと「可哀想」であってほしいのか
と、その時は正直憤った
そういうのは
何だか今までは矛先が「アフリカの恵まれない子供たち」なんかに向いていた
「可哀そうな誰かを支援したい」っていうベクトルが
「今までにない津波被害や震災地域」という状況が身近にできたことで
都合のいい「可哀そうな誰かを気軽に“支援して”やってる」
「感謝しろ」といういかにも上から目線に酔ってるような気がして
一時期吐き気もした
今はもう気にしても仕方ないことだと半ばあきらめたが
ボランティア自体も別段することに否定はしないし、むしろ有難いと思う
自分が出来ることなんて限られているので
食べなれた味を求めて東北産を選んで買ったりする
そんなこと言ったら相手に何も言えない、
とか
とか
めんどくせぇなこいつ
それでも、身近な誰かがもしかしたら、っていう
ほんの少しの思いやりくらいはあればいいのにと思う
事実にはお礼を言いたい
ありがとうございました
そんな震災2年目
クラス内女子や職場内女性などのブスランキングを作って楽しんだことがある
クラス内女子や職場内女性などの性的魅力について「あいつは無いな」という話で男性同士盛り上がったことがある
一切ない。そういうことする奴は糞だと思う。
というのも俳優やアイドルについて「どこがイケメンなの!?」とか「可愛くない…なんでこの子がドラマの主役なの??」とか言うのは
商品の性能諸元に対する感想のようなもので、一般人に対して容姿に言及してしまうのとは性質が違う。
そこをきちんと汲み取っているこれの書き手はフェアだと思う。)
・・・のうえで、
もちろん「特に付き合いのあるごく一部の人にだけそっと渡す」のであればありだが
「おおっぴらにほぼ全員に渡しながら一部の人にだけ渡さない」というのは
渡されなかった人間に対する攻撃であって
「これ田舎のお土産。ほとんど全員に配ったけど〇〇さんと△△くんだけにはないよ」っていうのは
俺がこういうことをしたら何をやり返されても文句は言えないと思う。
バレンタインはどうでもいいけど
なんとかペルガーじゃなければ説明しなくてもわかるレベルのことだと思うが。
やっぱ義理チョコなんてものは全く無駄な面倒とストレスを撒くだけの有害無益なアホ習慣だと思う。
たった一人に渡す本命チョコだけにしとけばどうだ。
一級海外旅行士の俺が淡々とハック術を書いていく。旅行行く前に読んでおけ
http://b.hatena.ne.jp/entry/sonicch.com/archives/21861552.html
これね。ま、よくこれで語れたなぁと思うほどひどい(と俺は思う)んですが
旅なんて人それぞれなんで、楽しく過ごせたらそれでいいんですよね。
と、いうわけでとりあえず持ち物から語ってみる。
そもそも俺はバックパック専門なんで機内預けは基本的にしない前提。
お土産を大量に買った場合のみ、適当なバッグを現地調達して預けてかえってきたりする。
邪魔なだけ。荷物はできる限り減らしたい。一度首用枕使ってみたが俺には必要性が感じられなかった。
ま、好きならどうぞ。でも他に持っていきたいものないですか?
耳栓はアメニティとしてくれる航空会社もあるよね。トルコ航空だったかな、確か。
現地調達もできるだろうけど、それほどかさばるものでもないし、日本の持っていくのが安心かも。
最近はipadでも持ってりゃネットできるし電子書籍もあるし、いらない気もする。
バックパッカー宿で昔の人が置いてった本を読むのは好き。
だいたい旅に出る前に100均で買っていく。普段使ってる財布失くしたくないし、カード抜くのめんどくさいし。
地図があるとなにかと便利だし、一冊持っておくと安心感が違う。ここに行こうという目的もたてやすい。
現地調達でもいいんだけど、飛行機の中ではくことも考えて、100均で買って行って現地で捨ててくるのがいいかも。
シャワー浴びるときに必要だったり、ホテルの部屋内ではいたり、町歩きもサンダルでよくね?ってなったりする。
もっとけ、悪いことは言わないから。何度これに救われたことか。
芯を抜くことを教えてもらってからそうやって持って行ってる。
選択物干しに使ったり、先っぽに何かを結んで猫じゃらしにしたり。
どこに行くか決めてるなら形を調べて買ってもいいけど、一国一形状とも決まってないみたいだし、
どれにでも合うやつを一個持っておくのがいいと思う。高いものじゃないし。
空港で適当にさして使ってたら火を噴きました。電圧は確認しましょう。
現地調達でいい。めちゃめちゃ安い。露天とか半分物乞いみたいな人たちが売ってることが多い気がする。
現地調達。においの強いやつを買うのが好き。
2、3日履いた靴下をバックパックの中で一緒にしまっておくと石けんのにおいがついてまだ履ける気がしてくる。
もう最近は持って行かなくなった。インドとかでは必要って言うね。
ローカルフード風機内食なんかは、現地の食事を想像させてくれて楽しい。
食いたくなきゃ食わないでいいけど、食わないのが通みたいなのは気に食わない。
ぐだぐだ言わずに空港でコートを預けるのが便利。1週間2千円くらいだよ。知れてる。使えるものは使おう。
ホテルのお湯の確認
部屋に入って最初にというよりも、チェックインの前に部屋見せろって言って確認しとくのが正解かと思う。
手荷物の飲み物検査は空港による気がする。イミグレ入ったから水買って大丈夫って思ってると、
もう一回セキュリティチェックがあったりするので、油断できない。
素直に機内でCAさんに水くれって言うのが正解。LCCならお金を払いましょう。
こんなもんかな。今日帰国したところなので書きたくなった。
日本国内で数年遠方に滞在して、そこからさらに数年海外で過ごした。
この1月から実家近辺の勤務になり、ようやく帰ってこれたとほっとしたのもつかの間。
「あんたが留守の間に引っ越しが決まってね。部屋のいらないもの捨てといたから」
ここ5年くらいは上に書いたように部屋を空けていたから、実質20年。
その間にため込んだあれこれは、ほぼ何も残ってなかった。
幼稚園の時に気に入っていた本も、小学校の時の教科書で1冊だけ大切に取っていたものも。
中学校の時に書いた自作の小説…友達に読ませたりして固定ファンもいた作品たち…も。
高校からつい最近まで、ちょっとづつ集めていたとあるミュージシャンのCD50枚も。
荷づくりの関係で、部屋には空き箱や空の袋が大量にあったし、
大きな家具はまだそのままだった
だから、事態の全容に気づくのが遅れた。
最初は、気づいた順に、あれがない、これはどうした、といって母親に尋ねた。
その都度、ごめんねと謝られて、問い詰めると引っ越しのために仕方なかったんだと逆切れされて。
釈然としない思いのままとりあえず怒りを収めていた。
でも、とうとう、気づいてしまった。
ネットで見た、鉄道模型を捨てたら精神的に壊れてしまった旦那の話を思い出した。
同じだ。
日本に帰ってきたばかりで逆カルチャーショック真っ最中なのに、さらにこの仕打ちは堪える。
1月11日追記:
トラバくれた人ありがとう。大体予想していた内容(酷いorむしろ感謝すべき)だけど、それでも誰かの反応を貰えるだけで有難かったし、落ち着けた。
物の量では、要らない物>>>>大切な物だし、引越の際には結局捨てないといけなかっただろうから、自分の代わりに捨ててくれたと言うのは正しい。
ブクマでは事前連絡が無かった事が問題って書かれてたけど、海外ですぐ帰省できる距離じゃなかったし、言われてもどうしようもなかったと思う。
実は、上の日記を書いた後、母親にどうしてありとあらゆるものを捨てたのか、尋ねてみたんだ。
やり取りの詳細は書かないけれど、最終的な母親の言い分は
「本当はこの思い出の場所から離れたくない。でも、事情があって引っ越さないといけない。
自分だって引越のためにたくさん思い出の物を捨てた、自分だって辛いんだ」
だった。
まとめてしまうと味気ないし、理由になっていないのも一目瞭然だけども、
目の前で時折涙を見せながら切々と語られて、とにかくその気持ちだけは理解できた。
「ただ、いくら自分が辛い思いをして捨てたからって、独立した子供の所持品を巻き込まないで欲しい。
なにより、捨てるときに自分で取捨選択できるのと、ある時突然無差別に無くなるのとは全然違う。」
気持ちは分かるけどもと前置きしつつ、この二点だけははっきり説明して、納得させた。
ついでに、逆カルチャーショックについても説明したけど、こっちは信じてもらえなかった。
その後もまた別の部屋の荷造りなどをしたのだけども、そこでのやり取りから、
この人は、子供が自分とは異なる価値観を持って、違った人生を歩むということが頭では分かっても、
感覚として受け入れられないのかもなあ、と思った。
稼がなきゃ、従妹2人の結婚式のお祝儀に、お祝い返し、夫へのクリスマスプレゼント、親戚の子どもへのお年玉、おせち、家族へのお土産
稼がなきゃ 低能で周囲に迷惑顔されても笑われても 家族を食べさせていかなければいけない
もうちょっと知能が良かったらなあ もっと幅広く仕事を選べるのに もっと稼げるのに稼げないから長時間働くしかない 10日働いたら体の為に一日休もう
生きてるのが惨めだ これからもきっとそうだ 年を取るにつけもっと惨めで苦しい暮らしになっていくんだ
「首吊り縄を探して」という題でポエムを作りながら、たこ焼き屋に寄ったら店のおじさんが最後の売れ残りのたこ焼きを4個サービスしてくれて幸せな気分になった
野垂れ死にするまではもうちょっとは生きていたい
端末はあと少しで発売予定だが、iPhoneとかiPadとかAndroidとかMacで動くソフトウェアのKindleを使えば、すでにもう日本語書籍を買ったりお試し版をダウンロードしたりして楽しむことができる。
さっそく、エロ本系も花開こうとしている。
おなじみフランス書院とか、エロマンガ(島に非ず)ばっかりなのだけど、
探ってみると面白い。
なお、私はエロマンガとか、子供ものとか、アニメっぽいのとか、BLとか、コミケ的なものは苦手で嫌いなのでその手のものは一切スルーしています。
Juan Cuhna (著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00A4N15LQ
これ、いちおう「アダルト」の分類に入っているのだが、サンプル版を見てみれば分かる通り、何か戦記物の英語小説を日本語に自動変換した(で、変換に失敗している)ような雰囲気のものだ。とにかく書いてある文章が謎過ぎる。
これはこれでシュールな雰囲気を醸し出しているので、オートグラフとかバロウズのカットアップとか、前衛文学に興味ある人は見てみてもいいのかもしれない。100円だし。
水野蒼 (著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0088LTTKK
やっとまともなものが出てきました。
幼いころ見てしまったSM雑誌、それを胸にしまいつつ成人し優等生として暮らす育ちのよいOL, しかし秘めたその性向は・・・ 的な、これも王道感のある展開です。
実に小説っぽい体の一冊です。300円。
エロくノ一大好き (著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B009Z1F2M6
内容紹介のサマリが長いです。
戦国時代。なんか特殊能力を持つ様々な女忍者がいろいろスパイしますが、だいたい捕まって、あの手この手で責めを受けます。これも王道パターンです。
最後の3人めのくノ一は『またもや参態丸に捕まってしまう。彼は固・液・気に変化する鋼の身体をもち、その身体で紅葉を陵辱する。自在に変形する鋼の触手が膣・仔壺・喉・胃・腸とあらゆる場所に入り込み』と、サイバーダイン・システムズ社のT-1000みたいな敵に犯されます。
もうなんだか、自分の趣味を結実させたくてもう止まらなかった。そんな雰囲気がたまりません。著者名は「エロくノ一大好き」です。
ライフ・イン・トウキョウ 1 [Kindle版] [アダルト]
野川 潤 (著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B009Z244RE
これは結構いい。あまり小説っぽくなく、リアルな手記っぽい感じ。まあ主婦とかバツイチとかやりまくってるわけですが、乾いたせつない感じがトウキョウで、またエロいところでしょうか。短編7つ入り。女性向けかも。
Jack Ready (著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00A2HK7O0
題名は 'Ready Lady' らしいのだが、表紙には「戯画。セックス観光客。」と書いてある。
フォントが、変です。グアムとかフィリピンとかハワイにある、日本人向けの妙なお土産屋にありがちなピジン日本語です。
サンプル版を見ると、導入部? の不思議な挿絵をいくつか見れただけで、実際の文章まで試し読みすることはできませんでした。
というか、本当に文章が入っているコンテンツなのかどうかも不明です。
Gary (著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00A04PXXK
これもなんか・・・ 英語の三文小説を自動翻訳にかけて、ジャンルをわざと「アダルト」にし、うっかりエロ小説だと思い込んで購入させてしまうようなアレでしょうか。
ライフ・イン・トウキョウ 2 [Kindle版] [アダルト]
野川 潤 (著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B009Z246BS
パート1のほうでもアナル開発とかしてましたが、こっちでもローター責めとか、処女の音大生にペログリとかしてます。爆発すればいいと思います。
川那秀久 (著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00A417G4S
内容紹介
『女にふられた物理学者がやけくそで書いたのは「女体力学」の論文。それをきっかけに騒動が起きる―くだらなさ全開のSF(?)小説。』
ちなみにこれも100円です。100円コンテンツは、さすがに手強いクォリティの金脈です。
中高と男子校の一貫校を卒業した僕は、取りも直さず童貞であった。
漫画は好きだが、二次元にどっぷりハマるというわけでもなく、熱烈に好きなアイドルがいるわけでもない。なんとなく陸上をやって、モンハンにハマって、受験勉強に追われていたら気づいたら大学生になっていた。悪友が手に入れた、女子高の文化祭のプラチナチケットを握りしめ、行ってみたりもしたがナンパなんてできるわけもなく「清い」高校生活はあっという間に過ぎ去った。
4月入学式。新歓コンパというイベントに巻き込まれた。入学式で隣の席になった同級生(関ジャニの横内クンにちょっと似てる)とキャンパスを歩いていると、次から次へと歓迎会のビラが渡された。「ねぇ、君たちフットサルとかやってみない?」「とりあえず、飲み会だけでも来てみてよ!」と、僕らにビラを渡すのは決まって美人な女子の先輩たちだった。僕はビビった。これが大学なのかと。今まで、話す女性は母親、祖母、いとこの結婚してるお姉ちゃん。まあそれぐらいしかいなかったのに、なんだここは。と。そして、僕はこの世の春を感じていた。
さっそく、横内くんを誘い新歓コンパなるイベントに参加した。フットサルのサークルなのに、なぜかやたらと女の子が多かった。意味がわからない。マネージャーなんて多くても3人くらいいれば事足りるだろうに、なぜこの飲み会の半数が女子なのだろうか。そんな疑問をかかえながら、新歓コンパの宴は始まった。
目の前では、浅黒く焼けたゴリラっぽい先輩(FUJIWARAのフジモンにチョット似てる)が、次々といろんな1年生の女の子に楽しそうに話しかけていた。まったく女子と話したこと無い僕は、とりあえず座って砂肝の唐揚げを黙々とつついていた。時計の針は2時間が過ぎようとしていた。横内くんは1時間もしないうちにバイトがあるからと切り上げて行ってしまっていた。1人のときよりも、騒がしい輪の中のほうが、どうやら孤独は浮き彫りになるらしい。
やばい。劇的につまらない。そう思い始めたとき、酔っ払っているっぽい3年生の女の先輩(ちょっと芹那に似てる)が声をかけてきた。「君たち、なんでうちのサークルきたの??サッカーすきなの?」「うちのサークル可愛い子多いでしょ。絶対入った方がいいと思うよ!」「若いんだから、肉食べなダメたほうが良いよ。男子は肉食べないとね!」などなど、僕はまくし立てられた。そのたびに、はあ、とか、はいといった気のない返事しかできなかったが、芹那さんは僕の隣からなぜか動こうとせず、ずっとしゃべりまくっていた。
2件目に移動する話が出たころ、メンバーは1/3くらいに減っていた。帰るチャンスを芹那さんに完全に奪われた僕は、そのまま引っぱりこまれていた。2件目はひどかった。最初からイッキコールが始まった。急性アル中で問題がおこり、完全に無くなったもんだと思っていたが全然そんなことはなかった。飲みなれないお酒は、僕を酷く酔わせた。僕が飲みきれずむせ返ると、残った酒を芹那さんはかわりにイッキしていたようだったが、すぐに僕の記憶はフェードアウトしていった。
目をさますと、そこは見たことのないボロボロの部屋だった。横にはゴリラ…もとい、フジモン先輩が転がっていた。全身に走る筋肉痛と飲み過ぎのムカムカした感じをこらえつつ起き上がるとフジモン先輩も起きだした。「おー、おはよう純ちゃん。昨日はやばかったなー。記憶全然ないんじゃないの?」と言うと、僕の消失した記憶を刻々と語りはじめた。酷くよっぱらった僕は、今まで一度も彼女が居ないこと、童貞であることを高らかに宣言してたという。そして、自分のことは「純血の戦士DT」と読んでくれと口走ったらしい。そして、最後は動けなくなった僕を芹那さんが、ずっと介抱してくれてたと教えられた。
僕は入学2週目にして、早くも鬱になりそうだった。とりあえず、芹那さんにまず謝ろうと昨日教えてもらったLINEにメッセージを送ろうと思った。が。。。なんて書いたら良いか解らない。1時間書いては消してを繰り返し、最後に書けたのは「昨日は、すごい迷惑かけてしまってスミマセン!でも、本当に楽しかったです。」の一文だけだった。すぐに、芹那さんから返事がきた。「全然!こっちこそ、ほんとうに楽しかったよ。来週の木曜日の練習で会おうね!」というメッセージとグッジョブをしているスタンプが送られてきた。
おそらく、その瞬間だった。僕は芹那さんに恋に落ちた。そして、サークルに入ろうと決意した(邪な目的で)。
1週間後、練習に行ってみると打って変わって、女子が少なかった。でも芹那さんはそこに居た。白とピンクのジャージがめちゃくちゃ似合っていて、可愛かった。僕は思わず見とれそうになったが、恥ずかしかったので気づかないふりをしていると「あ、純ちゃんきてくれたんだねー」と声をかけられた。どうやら、このサークルでの僕のあだ名は純ちゃんで決まったようだった。
そして、あっという間に3ヶ月が経った。バーベキューしたり、他の大学と試合したり、いろいろなイベントが走馬灯のように一瞬で流れていった。芹那さんとは、毎日LINEでメッセージするようになり、会話も普通にできるようになった。何回か、僕の家に遊びに来て飯(主に肉料理ばかり)を作ってくれたりもした。僕は嬉しくて嬉しくて嬉しくてたまらなかったが、告白して気まずくなることが怖く、特に付き合うみたいなことにはならなかった。
ええ。チキン野郎ですよ。でも、童貞にこんな夢のような時間訪れると思わないじゃないですか!
8月も終わりの頃、夏休み実家に帰っていた芹那さんはお土産物を届けるといって、うちに遊びに来た。その日はなぜかゆるい関西弁だった。不思議に思った僕は、なんで関西弁なんですか?と聞くと「あ、神戸弁になっとうね。うちな親しくなると神戸弁でちゃうんよ」と答えて、にっこり笑った。
はい。無理!無理!無理!無理!
こんなん言われて、告白しない男なんて1人も居ないよ。
帰り道、芹那さんを駅まで送る途中、東京では珍しく明るくて大きな満月が出ていた。僕は駅に着く直前の駐車場で芹那さんを呼び止めた。一呼吸置き、喉から心臓が飛びでるんじゃないかと思うほど鼓動は高鳴り、頭は何をしゃべっていいか真っ白になっていた。でも、勇気をふりしぼり「芹那さん。初めて会った時から、ずっと好きでした。僕と付き合って下さい」と伝えた。
沈黙。
「ごめん。うち、純ちゃんとは付き合えんのよ。」
と言われた。え???え???え???僕はパニックになった。なに?親しくなると神戸弁になるって言ったのあれなに?今日、料理作ってくれたのとかなに??え?え???僕の理解の範疇を大きく超えた。動揺している僕に芹那さんは続けた。
「ごめんなさい。本当にごめんなさい。純ちゃんのこと好きだったんよ。でも、神戸戻った時に昔好きだった人から付きあおう言われて。今は、その人が大事なの。実はうちな、去年からフジモンとつきおうとうよ。でも、フジモンめちゃ女の子好きで、浮気ばっかしてて二人になるといつも喧嘩ばっかりしとったん。」
全然サークルきてる時に普通にしてたから、全く気づかなかった!!
「だからな、うちも遊んでやる!思って、純ちゃんち来たりしとったんよ。純ちゃんは、ほんと素直でいい子やなーっておもってて、フジモンと別れて純ちゃんとつきあっても良いかなあって思っとうたんだけど・・・」
「ほんと、ゴメンナサイ。純ちゃん絶対うちより良い人彼女にできると思うから。本当にゴメンナサイ」
芹那さんが、そう言い終わるか、その前かに僕は居てもたっても居られず、「ん、わ、かり、まし、た」とようやく声をひねりだすと、きた道を泣きながら走って家に帰った。
ばーかーばーかばーか。惚れた自分も、フジモンも、芹那さんも、芹那さんの新しい彼氏も、みんな死ね!死ね!死ね!!!
そんなんから、2週間経ちました。
僕の貞操はまだ守られております。
年金がもらえないー税金が高いーって騒いでる奴ってエネルギーの無駄だと思う。
年金はもらいませんって決めてしまえば、あとは申請するだけでこんなにおトク。
年金→払いません。
税金→0円です。
保険→月々1000円で。
この申請、年一回30分ですむんですね。
コツはご近所さんの細かい仕事をコツコツこなして、ぜんぶ現金で貰う事。
なんで1000円に設定してるかというと
領収書も請求書もつくりません。
ちゃんと払いたくなる生き物なんです。
1000円でっていうと、だいたい食事やお土産がついてくるんです。
それがご縁で、いまは住んでるとこもタダです。留守番役ですね。
なんだかんだで、月10万円くらいになりますが
ずっとずっと前、まだポケベルから携帯に移行しかけていた頃の話。
もてない僕にもようやく彼女ができた時期があった。
他人から見れば普通かもしれないけど、自分の中では僕とは釣り合わないくらい
かわいいと思える人だった。一応、さとみさんとしておこう。
きっかけは営業先の飲み会に呼ばれたこと。連絡先としてポケベルの番号を
渡したら連絡をくれ、ちょっとずつ仲良くなっていった。
話は少し前にさかのぼる。さとみさんと知り合う前から、とある作家のファンの集まるイベントで
ときどき東京に遊びにきていた。その作家のファンはとある店にたまっていた。
途中からは店自体の雰囲気が好きで、イベントに関係なく東京に来るようになっていたのだが。
このお店で知り合ったのが華子さんだった。僕よりも年上で、面倒見がよく、おまけに美人だった。
話すきっかけはマスターが「年が近いから面倒を見てやれ」と華子さんに言ったことだった。
田舎から上京した僕に知り合いがいないのはかわいそうだということだったらしい。
もちろん、男女という関係になるはずもなく、華子さんに「東京に来たらここに行くといい」
とか「このお店が美味しい」とか色々教えてもらったり、「東京に来る前に必ず電話するんだよ」と
言われたり、姉貴分のような感じだった。この店以外でも食事に連れて行ってくれたりもした。
さとみさんとの付き合いが始まってからは、色々と気にしてくれ、電話でアドバイスをもらったりもした。
アドバイスのおかげかどうかわからないが、さとみさんとの付き合いは結構順調だったように思う。
神戸までルミナリエを見に行ったりした。こっちの仕事が遅いときはポケベルにメッセージを
僕 「今週末、東京に行ってくる」
さとみさん 「何をしに?」
僕は嘘も良くないと思い、やましい関係でもないから、作家のファンの集いがあること、
華子さんという姉貴分がいること、二人のことを応援してくれていることを話した。
華子さん自体はいつもと変わらず、イベント後、僕をとあるイタリア料理の店に連れて行ってくれた。
周りから見ると、僕とさとみさん以上に不釣り合いなカップルだったろう。
でも華子さんは相変わらず快活で面倒見が良かった。
「ここにさとみさんを連れてくるといいよ」とか「デートはやっぱり男の人が誘ってあげないと駄目だよ」
とか話してくれた。おまけにお土産にワインやチーズ、その他輸入食材までくれた。
わざわざ買っておいてくれたらしい。さとみさんと一緒に食べなさい、ということらしい。
その頃は田舎でこんなおしゃれな食材はなかった、というか僕は目にしていなかった。
二人でどちらかの部屋でおしゃれに食事というのが華子さんのイメージらしい。
とてもうれしかった。
東京から帰って、さとみさんに電話。あまり乗り気じゃないみたい。
よくある話で、華子さんのことが気に入らないらしい。多分僕のぱっとしないところも嫌になったんだろう。
さとみさんに真剣だった僕は何回か電話をかけ、営業先でも無理くり話しかけ、
ようやく会う段取りを整えた。でも話も弾まず、華子さんのお土産も逆効果だった。
もう終わりにしたいとのこと。
ありきたりだけど、僕はへこんだ。仕事もだめ、何もやる気がおきない。
「イベントがあるからまた店に集まろうよ。それと、さとみさんとはうまく行っているのかな」と。
このときの会話で今の僕がある。
華子さん曰く
「私と食事したくらいで駄目になる関係ならこの先どっかで駄目になる」
「他にも女性はたくさんいる」
「女性から振った場合、元に戻る可能性は低いから忘れたほうがいい」
「向こうから別れたいと言ってくれたからよかったんだよ。君が納得すればもめないんだから」
「万が一連絡が来て、まだ未練があったら正直に好きだと言いなさい。吹っ切れていたら
ストレートにその気はないと言いなさい、まあ向こうからの連絡はないとは思うけどね。
もし連絡が来て断りにくいときは適当に私の名前を使っていいから」
多分、僕を元気づけるためだろうが、
「さとみさんと私、どっちと食事したい?絶対私だよね」
「君のことをいい人だと思うから一緒に食事してんだよ」
とも言ってくれた。ちなみに後から知ったがこのとき華子さん婚約中。
本当に華子さんの面倒見の良さには頭が上がらない。
これでだいぶ吹っ切れた。
仕事もなんとかできるようになり、日常生活が元に戻りかけたころ、なんとさとみさんから電話。
追いかけると駄目で引くといい場合があるというのは本当らしい。
でも僕の方はだいぶ吹っ切れていた。おまけに転職して東京に行く気になっていた。
華子さんのことだけではなくて、東京で生活したいと思っていた。
そのことを正直に話すと電話は切れた。
その後、二回電話があったが、僕自身は変に冷静になっていた。
さとみさんを逃したらもう女性と付き合うことはないかもしれないけど、
それでも東京で生活するぞなんて考えてた。
結局僕はそれをきっかけに東京で生活するようになり、今も華子さんとは姉貴分としての