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はてなキーワード: 銀の弾丸とは

2018-05-16

「辛かったら逃げても良い」「いじめられたら転校すれば良い」というアドバイスについて思うこと

今日はてブを見ていたら「『病むくらいなら逃げなさい』というアドバイス無責任」ではないかという記事ホットエントリーに上がっていた。

それについて思うことがあったので、書かせてもらう。

[参考記事]

https://news.careerconnection.jp/?p=54001

自分は小さい頃からほとんど全てのカテゴリーいじめられてきた。

小学校中学校高校、塾、部活動と。さすがに大学になるといじめはなくなったが、それでも大学生、社会人となった今も友達ほとんどできない。

いじめに対して先生が悪かったとか、いじめてた人が悪いとかいうつもりは全くなくて、むしろ先生は見つけ次第、(今では問題になるであろう体罰も含めて)叱ってくれたし、そうすると一定期間はいじめられなくなる。

でも結局、いじめられる原因は自分にあったから、すぐにまたいじめられるようになるし、先生も同じ人間から全てを未然に防ぐことなんてできない。

最初は「なんで自分だけ」と思っていたけど、だんだん時間が経つにつれて自分に原因があることは分かっていたから、周りが悪いとか一切思っていないし、むしろ平均よりモラルが高い環境にいたから、この程度で済んだのが幸いというくらいに思ってる。

翻って何が言いたいのかというと、少なくとも自分経験則からしていじめられる人は、(「いじめられる人よりいじめる人の方が悪い」といった比較論は理解できるにせよ)多分にいじめられる要素を普遍的に持っていると思う。

そしてそれは、もしかしたら転校するなり環境を変えることが改善される可能性は多少あるにせよ、確率論で言えば環境を変えても同じ目に逢うことも多い。

さらに同じ目に遭った場合、「環境を変えてもダメだった」という経験ますます自分無能感を高めて、それを受け入れるようになり、さら社会不適合になるという負のスパイラルに陥る。

もちろん命に支障が出るようないじめられ方をしているのなら環境を変えたり、引きこもっても良いが、その環境に異常性がないのにいじめられているのであれば、環境を変えることは自分経験則からして一概に正解とは言い難いところがある。

社会で生きている以上、そういったいじめが起こるのはやむをえないところはあるし、その矛先が自分に向いてしまうことは受け入れるという度量は多少必要だと思う。

まして社会人ともなれば、お金を稼いで自立しなければならず、環境自分好みに変えることはさらに難しくなる。逃げてばかりでは生きていけないし、(むしろ現代共同体から省かれても生きていけるという点で幸せであり、)残念ながらそれを受け入れる経験必要なのかもしれない。

では結論としていじめられている人は何をすべきなのかということについて、これといった答えは持っていない。

ソフトウェア用語で「銀の弾などない」という言葉があるように、パーソナライズ化された苦境の中で、それを一括りに取り除ける行動術がないと思うし、その人自身が色々な試行錯誤をして何とか生き延びていかなければならない。

幸い自分は引きこもらず、いじめに耐えながら、勉強だけは人よりできるようにするという意欲を持てたことで、そこそこ良い大学に通っていじめから脱却できたが、仮に勉強すら放棄してしまったらと思うとゾッとする。

結局のところ「辛かったら逃げて良いんだよ」というのは、銀の弾丸を求めている人々の潜在意識に訴えかける良質なコンテンツということで、実用性はさほど伴っていないのかもしれない。

逃げていても誰もが幸せに暮らせる社会を実現したいという志は全く否定しないが、残念ながら自分たちの生きている時代では実現しそうにないし、まずは目の前にあることを一つずつ対処していく他はないのではないのだろうか。

2018-03-25

anond:20180325182316

先生! その人達もっと創造的で人間的な仕事をすればいいと思います

というのが、AIやら自動化銀の弾丸だと思っている人の典型的な回答であるが。

実際回答が出ない問題だなあ。ラッダイト運動みたいなのもあったし

2018-03-21

anond:20180321141937

プロジェクト成功ってなんだろうな、という気持ちになってきた。

銀の弾丸なんてないんだ……我々は前に向かっていくしかない。まっすぐ前へ。

それはそれとして、まぁリリースできてうまく動いてるなら勝ちでいいんじゃないですかね。

完璧主義クソ経営陣がダメだって事なのか、スピードなりコストなりがダメだって話なのか

2018-03-03

外資コンサルティング会社を志望しているあなたへ働き方改革に騙

働き方改革をしています。』

そう謳っている会社は多い。

どの業界も人が足りなく、給与やりがいだけでなく、ワークライフバランスを餌に人を確保しようと躍起になっている。

うちの会社もそうだ。

はてな民には馴染みも深いヨッピー雇って記事にしてみたり、働き方改革に関する本を出したりといろいろとやっている。

https://codeiq.jp/magazine/2017/04/50831/

で、実際は、中身は何か変わっているのだろうか。

色々と変わった。

残業代の単価が安くなった

タクシー代の申請が糞面倒になった

・45時間以上の残業申請できなくなり、サービス残業になった

残業については、『原則禁止』と言われている。

その代わりにどうしろという指示はもちろんない。

クライアント明日までに資料を持ってこいと言っている。マネージャー明日までに資料を用意しろと言っている。

そこに『すいません、今月もう残業できないんで』なんていうことができるだろうか。

コンサルティング会社を名乗ってはいるが、弊社の主な業務SIだ。

まり、やっていることはN○Tデータや富○通、I○Mと変わらないのである

どの会社ハードワークでやっている。

SIでは大きなプロジェクトになると複数会社が入ってのシステム開発は珍しくないが、どの会社も遅くまで、時には土日無く働いている。

広告業界もそうだが、クライアントワークである以上、現状、体力勝負な働き方は避けられない。

イチサラリーマン身分で、何億円、何十億円の仕事に対して、『いやー、こういうご時世なんで、明日資料持ってくるような働き方なんてできないですよ』なんて言えるわけがない。

そんな中、どの会社も少しでも楽になるよう頑張っている。

銀の弾丸なんてない業界で、倒れない様に、病まない様にするためにギリギリのところで頑張っている。

そういう中で、平然と『うちは違いますよ。働き方改革ワークライフバランス両立ですよ』と言ってのけるのにものすごく腹が立っている。

もし、この某外資コンサルティング会社を志望しているなら、平日の夜に勝どきオフィスを外から眺めてみると良い。日付が変わってもいつまでも電気がついてるはずだ(赤坂オフィスは、人がいなくても電気がついているはず と公平を期す為に言っておく)

土日にオフィスを見てみても良い。こちらも電気いつまでもついているはずだ。

病んでいる人間パーセンテージも偉い人向けには公開されており、それを見せてもらったこともあるが笑えない数字だった。

この状況をちゃんと認めて、そしてできるところから改善していこうという考えではなく、外にはいい顔しておこう という考え方でどうなっていくか、お察しの通りだと思う。

私の観測範囲では、病んでプロジェクトを抜けていく人間過去最高に増えている。

最近大学リクルーター依頼のメールが飛び交っている。

自分の後輩にこの会社を勧める?冗談じゃない。

また、友人を誘ってくださいというメールも飛び交っている。

しかしたら、誘われたことのある人もいるかもしれない。

ただ、そこの裏には個人に払うには多すぎる、だが転職エージェントに払うには安すぎる、うまいなぁと関心する額の報奨金がぶら下がっていることは知っておいたほうが良い。

昔よりも残業代が下がり、青天井申請できた残業代申請できなくなり、しか仕事の量は昔と比べて減るどころか増えており。

クライアントには罵倒され、マネージャは「進捗どうですか」を聞くだけマシーンだし、中国メンバーの出してきた成果物は相変わらず意味不明だしと、自分能力があればとっくに転職している。

逆にいうと、現在残っているのは私を筆頭に能力のない人間ばかりだ。

昔は、賢い人たちが、賢いことをやって、高額の給与をもらう会社だった。

コンサルティングという当時は聞き慣れない言葉を使って、あこがれられる存在だった。

未だに、会社名を出すと『すごいですね』と言われることが多い。

未だにそういうイメージがあるのだ。実態はかけ離れているのに。

そのイメージを守ることに長けたマーケティングに、就活生や転職を考えている人たちが騙されないことを切に祈っている。

長くなってしまったが、言いたいことは三点で

・うちの会社に騙されるな。すべてはマーケティングの賜物だ。人生大事なら、就職転職候補に入れるのはやめよう。

あなたエンジニアであれば、悪いことは言わない。GoogleなりMicrosoftLINEなりメカリなりを目指そう。

コンサルタントを志望しているのであれば、ITコンサルなんていう中途半端な(どの会社実態SIだ)業種はやめよう。本当にコンサルがやりたいなら、マッキンゼーなりBCGなり目指そう。

となる。

このせっかくの売り手市場求職者たちがみんな幸せな道を見つけられることを祈ってます

2017-11-17

anond:20171117180813

悪魔の証明の何も移民を含めたソースしかいからなあ。

先進国少子化対策銀の弾丸はないのが現実なんじゃないの。

いやフランス出生率は2こえてるし、スゥエーデンの出生率も1.8超えてますやん。

これがもし大半が移民の子だっていうなら、すでに生粋フランス人やスゥエーデン人(人種論争にすると面倒だけど、昔から住んでいて中東系やアフリカ系じゃないほう)が人口全体のマイノリティになってないとおかしい。(たいした少子化対策とってないくせに出生率の高いアメリカはすでにヒスパニックマジョリティ

やらないよりやったほうがはるかにマシだってのはわかりきってのでは?

2017-11-05

anond:20171105190056

ドラッガーやら読むと、知的仕事をするには、まず時間の確保・優先順位けが大切とかってあるけれども。いつの時代でも普遍的な話なので、それこそ、銀の弾丸はないっていうタイプ問題なのだろうなー。

人生は長いので。無理しない範囲継続することの方が、大事だと思う。

病気になると、辛い。

2017-10-26

anond:20171026212848

我ながら、「何を聞きたいか」が明確になってなかったな。

でも、自分も何を聞きたいのかわからない。成功のための銀の弾丸があればほしいということ。

それは結局ボクが開発に必要スキルを身につけて、金を集めて人をマネージメントすることができるようにするということだ。

思うものが確実に完成できれば成功はするだろう、大手企業にありったけのこと話したら反応は良い。

ただ、自分自身能力不足だというのはわかる。自分一人で、商売じゃない大学研究だけで続けられるのなら何とかなるかもしれない。

まあ、アカポス競争率べらぼうに高いし、そこの教授の好みでの研究になる。今の教授のもとで続けられればいいし、枠組みも考えている。あくま可能レベルだが、、、。

王道はやはり商売としてやること。自分能力を高め、人の仕事の割り振りをきちんとやっていくしか無いという漠然な返答にしかならないのは自分でもわかるんだよね、、、。

2017-10-22

anond:20171022232925

>不感症についてはなんもわからんから、前はマグロじゃなかったなら確かに肥満ニート生活が原因かもしれないとしか言えない。毎日セックスゲーム寝るしかしてなかったら特に

>とりあえず彼女が重度のうつ病とかじゃなければ痩せる努力をしてもらうのが一番だし、ペース遅いにしても努力始めるだけマシだと思うよ。

>ただダイエットって途中で体重が変わらなくなって目に見えた効果が分からなくなる頃に辞めたくなったりするからそういう時にも他人事と思わずちょっと励ましてあげたりするのがいいんだけどそういう時寛容になれない感じなら就>職完了した頃にその時の自分にあった彼女探すのも悪くはないかなとか。

彼女現在重症から軽症に移り変わりつつある時期。中症(?)

かに最近頑張り始めた。偉い。そこはひたすら褒めるようにしている。

ただ、長いニート引きこもり生活が続いたせいで、所謂根性なし」になっているようで、本人が精一杯頑張ったと訴えたのに体重に反映されない時期が続いたことはあった。

そこは、しばらくは俺も我慢したけれど、「結果がでていない以上、君は毎日限界まで頑張ったと言うが、根性なしになっている」と伝えた。

そして、俺も年齢的に中年差し掛かりつつあり、悠長に彼女痩せるのを待ってはいられない。

から彼女を捨てたいと思いつつ、相互幼児退行は楽しいと思っている。

半分結論が出ているのに相談するという行為は女々しいと思いつつ、

増田相談すれば、彼女を諦められる銀の弾丸のような一言が貰えるのではないかと、期待してこう書き込んでいる。

2017-09-04

https://anond.hatelabo.jp/20170904165135

× 現場通用する具体策など何もないよ

○ あらゆる現場あらゆる生徒に一律で効果を発揮する具体策など何もない

銀の弾丸を探すな。楽をしようとするな。

2017-08-22

https://anond.hatelabo.jp/20170822213638

プロジェクト運営にもやっぱり銀の弾丸は無いことが分かってきて、

結局、どうやって運用するか?ではなくて、誰が運用に参加しているか?が大事なんだと判明したんでしょ。

優秀な人材がそろえば、ツールなんてぶっちゃけ slack だけで十分だったりね。

2017-04-13

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management

自分より優れたるものを自分の周りに置きし者ここに眠る。カーネギー

会者定離 - Wikipedia

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/会者定離

できる人ばかり辞めていく会社研修費用を出すようになったら、さら退職が加速したというお話「人事に聞かせたい」 - Togetterまとめ

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1170691

従業員トレーニングをして、よそへ行ってしまったらどうするのか」という疑問に対するStanger氏の答えは、「従業員トレーニングをしないで、彼らが会社にとどまってしまったらどうするのか」ということになる。

ttp://japan.zdnet.com/article/35058310/

従業員の才能を爆発させるには「会社に人を長く留める」戦略を捨てる必要がある

ttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/gigazine.net/news/20171005-superboss/

「弱いつながり」理論でいうと、SNSでつながる友だちは、それこそFacebookの友だちが3,000人規模で、国内スタートアップ経営者なら、たいていの人に直接または1hopでつながることができる。

ttps://techplay.jp/column/366

サイボウズ、離職防止の切り札は「出戻り歓迎」

ttps://s.nikkei.com/2vJsvYx

優れたマネージャー自分より高い給与をもらう可能性のあるポテンシャルの高い部下を喜んで雇う

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/www.masafumiotsuka.com/2015/11/the_peter_principle.html

内製、ペアプロ、属人化対策全体最適

人材会社資産として残らないが仕組みは会社資産として永遠に残る

ttps://www.amazon.co.jp/dp/B010JM64M6/

属人化をペアプロでどのように排除するか

ttps://employment.en-japan.com/engineerhub/entry/2019/11/07/103000

リモートモブプログラミングという働き方

ttps://blog.cybozu.io/entry/2020/02/28/080000

ジョイインク (Joy, inc.) のメンローイノベーションズに行ってきた

ttp://kawaguti.hateblo.jp/entry/2017/08/15/095840

プログラマーは全員ペアを組んで仕事をする

ttps://www.slideshare.net/yattom/ss-79372905

ペアプロ 属人化 - Google 検索

ttps://tinyurl.com/y8tkhuhz

1業務に2人を配置して23連続黒字になった秘密

ttps://bit.ly/2MylBjs

コアコンピタンス経営判断技術ノウハウ・開発スピード改善技術顧問・内製化・比較判断基準トレードオフ・ABテスト

ソフト他人に作らせる日本自分で作る米国

"競争優位につながるような戦略的なソフトを開発しようとするなら内製しかない。"

ttps://www.amazon.co.jp/dp/4822273784

事業のコアになる部分は、アウトソースしてはいけない。

ttps://medium.com/@kuranuki/aac6062adfb2

アウトソーシングしてるものを強みには出来ない。

ttps://twitter.com/kuranuki/status/225727331925368832

スキルノウハウが蓄積できる業務はコア業務

ttps://www.noc-net.co.jp/blog/2015/01/column_025/

コア技術の強みは、自社が大切に保持しなければならない。それが、以上に並べた4つの事例からくみとった教訓だ。

ttp://brevis.exblog.jp/26943020/



内製 外注 - Twitter検索

プログラミングとは経営判断の集積である

ソースコードの一行一行は、経営判断のものだ。

どの部分を汎用的につくり、どの部分をやっつけで作るか、そして、どの部分をパフォーマンス優先でつくり、どの部分を可読性優先でつくるか

(中略)

ソフトウェア開発とは、経営意思決定の集積なのだから経営意思決定を外部の会社委託するというのは、「経営を外部の会社にやってもらうようなもの」だからだ。

もっと言うなら、自分会社の今後のビジネスポジションを、他社に決めてもらうようなものからだ。

外注を出された会社は、そのソフトウェアが未来に実現するであろうビジネス価値犠牲にして、できるだけ少ないコストで作ろうとする。

ソースコードの一行一行が経営判断のものになる

ttp://fromdusktildawn.hatenadiary.jp/entry/20061003/1159869683

プログラムは全て決断である

ttps://bit.ly/2JzCggZ

ソフトウェア業界特に受託開発業界)は、基本的に正直者が馬鹿を見る世界である顧客が、保守性というソフトウェアの最も重要品質を正しく評価できないという、情報の非対称性存在するからだ」/分かるなぁ

ttps://twitter.com/machu/status/25494063962

モダンな開発環境×技術顧問×内製化」Sansan×日経電子アプリ開発最前線を語る夜

ボタンを1つ追加するだけで2週間。内製化によるスピードアップは必須だった。

アプリ内にボタンを1つ追加するだけで、2週間の開発期間と、数十万円のコストが発生していました。それでは急な仕様変更対応できないし、技術ノウハウも貯まらない。」

ttp://careerhack.en-japan.com/report/detail/525

ネットサービスの肝は、開発にかける額の多寡というよりは、内製化するかどうかにあると思っています

ローンチした後、そこからの追加・改善ものすごいスピードでやらなくちゃいけない。これは、内製体制でないと絶対不可能です。

サイバーエージェント藤田社長が語る技術採用理由/Tech総研

ttps://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001780

2017年1月ネット証券大手マネックス証券証券基幹システム刷新した。

お客様提供するサービスの開発スピード向上と、ノウハウの社内蓄積、開発コスト適正化目的に、

開発環境も外部のASPサービス利用から内製化に切り変えた。

(中略)

サービス改善新サービスの開発時に、ASPサービス提供会社との会議に費やしていた時間を削減し開発のスピードアップを図ることで、競合他社への競争力を強化したいと考えました。

ttps://thinkit.co.jp/article/12761

システム内製化は、業者に頼むよりずっと難しい

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/s/quality-start.in/it-strategy/467

システム内製化度テスト

ttp://d.hatena.ne.jp/forest1040/20101015/1287109777

システム発注社はSI発注するより内部で作った方が幸せになれる理由 - Rails Webook

ttp://ruby-rails.hatenadiary.com/entry/20140818/1408287600

「五年あれば、どんな企業でも内製の体制を築ける」

ttps://twitter.com/kanayang2009/status/129677947572465666

ttps://amzn.to/2ncDXrO

RFP提案依頼書)

即戦力になるような人材なんて存在しない。

から育てるんだ。

スティーブ・ジョブズ



ABテスト デザイン OR ボタン OR 文言 - Twitter検索

B2Cサイト/アプリ外注して成功している会社ってどこ?

外注でもA/Bテストユーザの反応を計測してトライ・アンド・エラーシステム開発ってできるもんなんだろうか。

できるとして、それって内製化した方がずっとクオリティ高くなるんじゃないの?

ttps://twitter.com/fromdusktildawn/status/874796380522336256

「外部委託すると細かい継続的機能改善が遅くなるので、自社採用でかなり優秀な人材ケチらずに採るべきだね。なかなか見つからなくても妥協せずに」ホリエモン

ttps://bit.ly/2QWMsoJ

外注PDCAを回せないという致命的な欠点がある。ITスタートアップ感覚だと外注と内製には天と地ほどの差がある

ttps://bit.ly/2J5UCWQ

銀の弾丸ではないがリーンな開発は競争力の源泉。そのためにはPMFコントロールできる開発チームが必須でそれは内製でしか達成困難。

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/363456374/comment/Shin-JPN

Joel on Software - ジョエルテスト

ttps://bit.ly/2vkDd8E

1日1000個のA/Bテストを行う「Booking.com」の開発の裏話を聞いてきました【前編】

ttps://gigazine.net/news/20161002-booking-com-ab-test/

1日1000個のA/Bテストを行う「Booking.com」の開発の裏話を聞いてきました【後編】

ttps://gigazine.net/news/20161002-booking-com-technology/

正解に当たるまで回し続ける!3ヶ月で200回のA/Bテストから得た「意外な結果」とは

弊社のイベント一覧のページなのですが、単なるテキストの羅列のパターンと、リッチレイアウトのものテストすると、いつも必ずテキストの方が勝ちます

社員は全員一致で、リッチな方が見やすくて良いと思っているのですが…。

ttps://seleck.cc/165

海外テック情報局eBayではダサいデザインのほうがコンバージョン率が高かった|gihyo.jp技術評論社

デザイナと口論したいのではなく,見たいのは数字とお客さんの利用例。

そして何がうまくいっているのか突き止めたい。

あんたがありえないほどキレイだ! とか思ってても,何の役に立つ?

ttp://gihyo.jp/dev/clip/01/tech_information/vol69/0003

ttps://twitter.com/yoppymodel/status/1227445967215120386


選択の科学 24種類のジャムを売り場に並べたときと、6種類のジャムを売り場に並べたときでは、前者は、後者の売り上げの10分の1しかなかったのです。

ttps://amzn.to/2I2V1O4

エンジニアでないファウンダーは最大一人まででお願いします | On Off and Beyond

理由1:変更につぐ変更を重ねられるようにする

最近 lean startup なる考え方がはやってますが、これはどういうことかというと、

トライする回数 × 成功率 = 成功

という式で、成功率の方をあげることは不可能なので、トライする回数を圧倒的に増やすのが成功の鍵だ、という発想なり。

ttps://chikawatanabe.com/2010/11/17/technical_founders/

東大合格ランキングは正しいのか?――常に分母は何かを考えよ

コツは、(2)と(3)の両方の“率”を正確に記録し、両方が上がるようにそれぞれ別の施策を立てることである

ttp://bizmakoto.jp/makoto/articles/0705/22/news008.html

何事にも閾値はある。そこに至らなければ、意味がないという数字だ。

「頭のいい人が成功しない理由」という本に、閾値の話があった。

だれもが中途半端にやめてしまう。それでは足りない。閾値を越えない。

閾値を越えない限り、やっても意味はないのだと。

ttps://ameblo.jp/chimu841/entry-10036171360.html

ttps://amzn.to/2Odv25b



技術ノウハウたまるノウハウの社内蓄積)

①内製

内製+技術顧問

技術ノウハウがたまらない

顧問プログラマ

外注

レモン市場情報の非対称性

レモン市場 - Wikipedia

ttp://bit.ly/2qQbadu

フラクタルレモン市場問題建築不動産クラスタ交流会の件その1

ttp://realtor-readyabooks.hatenablog.com/entry/20100515/1273919457

中間業者中抜きすると受発注者はWin-Winになるか?

ttp://ledsun.hatenablog.com/entry/2016/02/28/014851

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/情報の非対称性

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/逆選抜

取引コスト

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/取引コスト

「探索コスト

交渉コスト

監督強制コスト



剰余価値、時給○○○○円、月額○○○万円

時給制(時間を売る)が生産効率低いのって自明だよなぁ・・相当ボランティア精神ないと時給制で効率よくやろうって気持ちにならないよね

ttps://twitter.com/YamadaQuality/status/955988197976059905

でも拘束時間金額を決めてしまっては効率化を目指さなくなるんじゃないか

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/194800390/comment/redhornet96



利益相反エージェンシースラック管理モニタリング時間

エージェンシー・スラック(agency slack)とは、エージェントが、プリンシパルの利益のために委任されているにもかかわらず、プリンシパルの利益に反してエージェント自身の利益を優先した行動をとってしまうこと。プリンシパル=エージェント理論 - Wikipedia


ttp://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/etomiho/status/872820182883762176

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/etomiho/status/872822997106565120

ttp://getlife.hateblo.jp/entry/2013/09/10/015011

見積もり人日工数計算していると、実際にはそれよりも短期間で実装できても見積もり日数になるまで納品を待ったりすることはある。

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/357516986/comment/netcraft3

プログラマーは皆、常に秘密や嘘を抱えている

納期よりもかなり早い段階で実際には完成しているにも関わらず、

納期ギリギリになるまで「まだできていません」と発言するのだ。

ttp://d.hatena.ne.jp/totopon114689/20120111/1326266304



モニタリングコスト監視費用

 エージェント利益相反行動をしていないかどうか監視するためのコスト

ボンディングコスト保証費用

 自身の行動がプリンシバルの利益追求にかなっていることを証明するために

 エージェント自らがかけるコスト

ttps://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1212240292

エージェンシーコストとは

ttp://www.nsspirit-cashf.com/yougo/yougo_agency.html



技術顧問・内製化・顧問プログラマー

文系経験からプログラミングを独学で学び外注してたWebサービスを内製化するために勉強したこと - ゼロイチ起業ノート

ttps://blog.zerotoone.jp/entry/2017/03/15/065148



Rails 技術顧問

ttps://twitter.com/search?q=rails%E3%80%80%E9%A1%A7%E5%95%8F

顧問プログラマ再考 - Rails 雑感 - Ruby on Rails with OIAX

ttps://www.oiax.jp/rails/zakkan/rethinking_of_adviser_programmer.html

顧客企業による内製化を支援する

ttps://www.oiax.co.jp/consulting

ITエンジニア採用に欠かせない原則とは (1/5):IT人材ラボ

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/s/itjinzai-lab.jp/article/detail/856

ttps://www.slideshare.net/fukumura1/fukuokarubykaigi-medpeer-ver1

開発支援

ttps://everyleaf.com/development-support

【256人がリモートワークで回る仕組みを考える】後編

ttps://www.remotework-labo.jp/2015/10/interview_10/

ttp://cast-er.com/blog/client-interview-masaki-komagata/

内製化に切り替える場合も援助をいたします。

ttp://fjord.jp/commissioned-development/



真のPermalink | 記事への反応(2) | 18:35

2017-03-31

まずはオタクを手なずけろ、それからベタを狙え

今日おぼえた言葉→ キャズム理論


パスピエ神聖かまってちゃんなどのバンド流行っていった流れを思い出した

いきなりベタをやっても見飽きられていて相手にされないのだ


アーリーマジョリティは何らかの裏づけ、権威証明をほしがる

(周回遅れな自分を思い返せばよくわかる)

その説得力として先にアーリーアダプターを納得させとかなきゃいけない


二次創作をやってピコ手なりに名を売っていこうとした流れを思い返すと

イノベーターアーリーアダプターの間にも壁があるらしい


イノベーターは変なことさえしてれば向こうから寄ってきてくれるんだ

だけどそこで終わってしまう 次の目新しいものにすぐ行ってしま


対して、アーリーアダプターはそれなりに情があって、多少は踏みとどまってくれる

この「情」がポイントなのかなーと思う

ただ奇をてらってるだけではない、ちゃんとした人だと思ってもらうことが


なんとなく、アーリーアダプターに売り込む裏口があるような気はしている

たとえばジャンルAの形をしたジャンルBをAファンに見せると斬新に見えるとか

Aについてアーリーアダプターな人はそれなりに発言力も持っている

その人を納得させれるだけAとして成立させていれば、Bで釣ることもできるかもしれない



こんなことマーケティング教科書でさんざんやりつくしてるんだろうけど

(どうせ都合のいい銀の弾丸だってない)

自分言葉で整理しておきたかったので増田

2017-01-09

早野龍五のやっていることは決して科学手続きではない

今日この記事 http://bzfd.it/2jkl8zcホッテントリに入っていたが、正直言って早野龍五氏の科学者としての良心を疑わざるを得ない内容であった。

ところがブコメを見ると一部を除いて賞賛で溢れかえっている。未だに日本科学リテラシーが低いことを痛感した。

ということで、彼の主張の何が科学方法論としておかしいのか、挙げてみたい。

Disclaimer

この文章は、あくまでも彼の主張の問題をつくだけのものである福島安全かどうかというのは全く別の問題であり、ここではそれに関する議論は一切しない。

これでも噛みつかれそうなので一応書いておくが、別に私自身は特に何かを避けているとかはない。単に面倒だからだ。

例えばSTAP細胞ときに、たとえSTAPが存在したとしてもゲル切り貼りなどをした小保方氏はguiltyであるという主張は広く受け入れられたが、全く同じことである

たとえ福島安全であっても(その可能性はSTAP細胞実在するよりは遥かにもっともらしいとは思うが)、早野氏の科学姿勢は適切ではない。

福島とSTAPを比べるなんて失礼極まりない!放射能乙!と思われた人は論理的思考法が向いていないと思うのでブラウザバックを推奨する)

何がおかしいか

簡潔に書くと

Sr問題

これはブコメでも幾つか指摘が見られた。Srと言うのは極めて厄介な核種で、崩壊時にβ線しかさない。

β線γ線と異なり荷電粒子線であるので、物質中では前方散乱により極めて速くエネルギーを失い、かんたんに遮蔽されてしまう。

外部被曝という点ではこれはよい性質であり、我々はSrの影響を気にする必要はない。

しかしながら内部被曝ではこれは極めて厄介である基本的にはCsことなり、正確に体内のSrの量を見積もることはできない。

さらに厄介なことに、Srアルカリ土類元素であり、Csことなり生体での半減期が極めて長いことが知られている。

また、体内での蓄積部位も異なるので、影響も異なるはずである。今までの疫学調査でもSrは直接測定できていないわけで、Csほど信用に足る基準値は設けられない。

したがって、特に過去摂取について、WBC内部被曝とは一切の関係がない。あたかWBC銀の弾丸であるかのように書くのは重大な欺瞞である

食品に対しても同様で、Srの蓄積は注意深く扱う必要がある。全量検査では図ることができないからだ。

Srはあまり飛散せず、炉中に多く残っていると言われていることから汚染水はどうなっているか不明である

一応心配になった方のために厚労省資料 http://bit.ly/2iZ4M2u を挙げておくが、殆ど資料では検出限界を下回っているようなので、サンプルでの安全性という点では問題ない。

しかし、保証されているのはそのレベルであって、全量検査銀の弾丸ではないということに留意されたい。

別にサンプルしか見てないかダメだと言っているわけではないよ)

正しく事実関係を伝えることが科学の基本姿勢である

こういうソースがあって、このうちこれ由来の放射線は全量検査でき、ここであるモデル仮定するとそれ以外の放射線についてもこの程度見積もれる、というのが正しい科学である

WBC!全量検査!安全!というのではなんの説明にもなっていない。

もちろん現地でそういう説明をしているのかもしれないが、すくなくともこのインターネット記事を見るだけでは非科学的な説明しか見当たらない。

統計問題

そもそも、科学は白黒つける方法論ではない。統計学に従って、確率xx%以上でyyである、ということをいう手法である

なぜならば、ものを測って何かを予言する際には、次の3つの誤差が必ず発生しうるであるからである。すなわち、「理論誤差」「系統誤差」「統計誤差」。

高校中学で習う科学では、理論誤差はないものとして扱うが、測定時の機械による系統誤差および個人誤差は必ず生じる。

確率事象を測定することはあまりいか統計誤差には馴染みがないかもしれないが、生物の授業などで習ったのではないか

また、現実サイエンス世界では理論誤差は極めて重要である。上のように限られた情報(例えばCsの量)から何か(例えばSrの量)を推定する場合、必ずモデルが入り、それに伴う誤差が生じるからだ。

科学世界でも最も統計に対して厳しいのは、早野氏の分野である素粒子原子核の分野である

例えばCERNで見つかったHiggs粒子は5σ(99.9999426697%)以上の確率存在すると確かめられてはじめて発見と相成った。

しかし、彼がいまだかつて福島問題統計議論したことがあるだろうか?

「xx人を検査しyyであったのでモデルzz仮定すれば福島事故のせいでww病にかかる人は10万人中aa±bbである」というのが正しい科学的な言い方である

もしaaが十分少なければ、「1 / bb = nだから、nσすなわちcc.cc%の確率10万人いても誰もww病にかからない」ということができる。

ではなぜこれをしないのか?

私は全く専門外なので知らないが、おそらく疫学調査などではサンプルが少なすぎる、あるいは理論誤差が大きすぎるため、このような統計処理がうまくできないのではないだろうか。

また、「3σすなわち99.7%で安全です!」と言われても多くの人はむしろ恐怖を覚えるだろう。誰も1000人のうちの3人にはなりたくない。

(本当は3σで安全からといって3人必ず病気になるわけではない。ただ科学的には「わからない」というだけである。誤解なきよう)

最後の点に関しては100%早野氏に原因があるわけではなく、日本人リテラシーの低さも問題ではあるが。

しかしだからといってこれは全く言い訳にならない。仮にも原子核物理学者を名乗っているならば、物理学者としての作法を通すべきである

科学というのはこのように、いわば「歯切れの悪い」ものである。だからこそ、「水素が溶けた水はアンチエイジング!」みたいに歯切れのいいニセ科学が跳梁跋扈するのだ。

科学者ニセ科学に対抗するためにはきちんと科学流儀を通さなければならない。「わかりやすい」白か黒かの主張は、むしろニセ科学に歩み寄るものではないか

市民安心させるのは科学者ではなく政治家役割である

早野氏を賞賛するコメントでよく見受けられるのは、彼はアウトリーチを通して市民安心を与えているから素晴らしいのだ、という主張である

上の記事を読んでも伝わるが、早野自身も、市民安心させるという点は意識していると思われる。

しかしながら、科学者役割あくまでも観測対象客観的に見つめ、客観的結論を出すことである。その結論を見て本人がどう行動する、あるいは行動すべきかというのは、本人、あるいは政治家が決めるべきことではないか

もちろん市民安心を与えようというのが偽善だとかいうつもりはない。しかし、あまり対象に近づきすぎてしまえば、科学としての客観性が失われてしまう。

上で述べたように、あくまでも科学にわかるのは、「cc.cc%以上の確率安全」ということだけである。そのことと「絶対安全」の間には、大きな溝がある。

政治家が情けなさすぎるのか早野氏が科学者としての役割を逸脱しているのか、あるいはその両方なのかはわからないが、いずれにせよ「100%安全」というのは、科学者言葉ではない。

これが行き過ぎれば、100%STAP細胞があると信じて実験事実を捻じ曲げた、小保方晴子が再び生まれることだってありえないとはいえない

おわりに

何度も言うように、私は福島安全かどうかについては何も言うつもりはないし、この文章は何も言っていない。

ただ言っているのは、早野氏の言動には科学者として疑問を持つものが多いということである

なお、もしかしたら「東大物理の偉い先生が言ってるんだから正しいんだよ!」と思う人もいるかもしれない。

補足までに書いておくが、物理研究者福島言及している人のうち、早野氏のように「絶対安全」を繰り返す人と、ここで述べたようなきちんとした科学手続きを取っている人はだいたい半分ずつくらいである。

後者の方としては、東大の押川氏や、神大牧野氏らが「よいアウトリーチ」をしていると思う。

2016-12-31

人月(にんげつ)という単位

会社に入ってから理解した単位人月

1ヶ月160時間で稼働する、という、誰が定義たかからない単位

そこには、新人ベテランも同じ尺度カウントされてしまう。

人月単位案件コントロールされ、スケジューリングされ、リソース足りねえ!とガチバトルになり、

そして、デスマに突き進む。

外部から見たとき、3人月は「エンジニア3人いりゃ1ヶ月で開発終了できる」という、現実味のない単位転換が行われる。

結局デスマは、非エンジニアキックして、エンジニア犠牲になり、コンサルが火消しをする。

今だから思うんだ。

プロジェクト銀の弾丸存在しない、と。

2016-12-06

http://anond.hatelabo.jp/20161206181055

1980年代CASEブームがあってさ、近い将来、上流も下流も全部コンピュータがやってくれるぜ!みたいなことがあってさ。

うん。

銀の弾丸マダー?

2016-10-18

http://anond.hatelabo.jp/20161016215206

昨日、自身経験から残業禁止にしてもブラック企業は生まれるよという話を書いた。

予想以上に反響があり、また想像以上に私の意見が伝わりらない部分があったように思えたので、ブコメで出ていた意見突っ込みに対して回答を書きたい。

これでもまだかつて私が在籍していた会社他人事として笑っていられるだろうか?


Q1. 単に残業禁止にするだけなら弊害出るのわかってるでしょ?馬鹿なの?

A1. 今回の残業禁止令は外部から来た役員の発案でしたが、外部から来た役員というのは往々にして社内に基盤がない。

部外者が社内に居場所を作るには何かの実績を上げる必要がある。

そんな新役員の野心と、人件費削減という汚れ仕事よそ者押し付けたいという元から経営層の思惑という利害の一致が

今回の短絡的な残業禁止令につながったとわたしは思っている。

ちなみに新役員イメージとしてはマクドナルドベネッセ社長歴任した原田氏を想像していただくと話が早い。


Q2. 業務効率化を優先的にしなかったのが悪いのでは?不要会議をなくしたりしなかったの?

A2. かつて在籍していた会社情報を書かなかったので、いろいろ想像をする余地ができてしまったのかもしれない。

ひょっとしたら『Excel方眼紙Faxが現役です!』みたいなロートル企業想像されたのかもしれないが、そうではなかったと明言しておく。

PC一つとっても、技術系の社員フルHDデュアルディスプレイが標準装備だったし、

会議だって外せないコアメンバー以外はSkypeで自席からの参加でよく、必要な部分だけ入ればよかった。

上司の決裁がいるときも、ハンコをもらって回るなんてことはなく、直属の上司関係者CCに入れたメールを送れば終わりだった。

Wikiベースの社内グループウェアも導入していたし、生産性については割と理解のある会社だったように思う。

不要業務といえば、社員旅行花見といった昭和文化は遠く昔に廃止され、学会発表業界紙への寄稿といった業務関係あることも数年前に廃止済み。

これ以上どこに無駄が残っているというのだろうか?


Q3. 人増やせよ。教育削るなよ。

A3. 人を増やすのって一朝一夕でできることではない。特に技術系の仕事は一人前の戦力になるまで時間がかかる。

かつての弊社の場合社員総数800人程度で、毎年平均して30人程度の新人採用していたが、もし人員増を計画したとしても一気に100人採るなどということは不可能だっただろう。

採用コストもあるし、オフィスの空きスペースがないというのもある。一番大きいのは『教育リソース』の問題だ。

新人指導するのは30代~40代の中堅、ベテラン仕事だったが、日常業務の主力である彼らの時間を『OJT』という名の教育でとられるのは短期的にみると戦力ダウンに直結するからだ。

ちなみに残業禁止後、新人教育が削られたのも、業務の主力たる彼らが事業に専念しないと仕事が回らないため。

で、そういう面から考慮した結果が採用人数30人という数字なわけで、これではどう頑張っても年4,50人に採用を増やすのが限界だろう。

現実的に考えると人員適正化には5~10年くらいはかかるんじゃないだろうか。

また、人員に余裕を持つということは、不況時にリストラされる可能性が上がることも意味しているわけだが

これの件については皆さんどのようにお考えなのだろうか。私はリストラを食らうくらいなら平時残業労働力不足をカバーする方がましだと思うのだが。


最後に反ブラック企業の皆さんへ。

私もブラック企業文化には反対の立場だが、私の文章の表面的な部分を拾って一斉に弾劾する皆さんのコメントからは、ブラック企業の『匂い』を連想せずにはいられなかった。

正義御旗のもとに盲目的に悪を弾劾するのもありだとは思うが、こういう世間空気による同調圧力こそがブラック企業長時間労働正当化した原因だということを思い出していただけないだろうか?

それから、私がやっているメーカー仕事だが、国内同業者との競争だけでなくてアジア新興国との競争も激化しているというのは周知のとおり。

彼らのハングリー精神はすさまじいものがあり、昭和の日本を思わせるモーレツぶりを発揮している。

そんな状況において、国内一社が働き方を変えただけではどうにもならないと思うのだが、そういう場合でも一律に社会悪だというのだろうか?

どうも最近議論は近視眼的すぎるように思う。狼男を撃つ銀の弾丸存在しないのだ。理想論を語るのもいいがもう少し現実を踏まえて議論してはいかがだろうか。

2016-09-21

採用は映し鏡だよ

  • 「なかなか良い人が来ない」
  • 面接にはきてくれるんだけど内定出すと断られる」
  • 「入ってくれたんだけどなんか暗い、休みがち…」

採用自分のチームに入ってくれる人ってのは、君が採用責任者なら君の、そして君のチームの映し鏡なんだよ。採用者に雰囲気を見せてないとしてもそうなるものなんだ。

君のチームに、閉塞感があったり、コミュニケーションがうまくいっていない、休みがちな人がいる…、残念ながら同じような人しかやってこないんだ。

新人採用銀の弾丸でもカンフル剤でもない。新しい人が君のチームの問題解決はできない。まずは目の前にある問題解決してから新しい人を迎えよう。それで変わることは多い。良いチームビルドを。

2016-07-16

http://anond.hatelabo.jp/20160716104602

コツコツだね。特効薬はないってことかな。

草刈りは毎年しないといけないしね。

プログラマー人達の言う「銀の弾丸はない」ってことだろうね。

だが、デスマーチ(死の行進)ではいけない気がする。

自分努力が、不毛に終わるのではないかと思えば不安になる。

人の力では、害虫絶滅させることは出来ないものね。

2016-06-25

[] ウォーターフォールメリット

http://simplearchitect.hatenablog.com/entry/2016/06/20/080807

から始まった何年ぶり何度目かのウォーターフォール (vs アジャイル) 論争だが,この記事もその反論記事支援記事も含めて,「ウォーターフォール採用する(せざるを得ない)理由」について書いてあるものはあっても,「ウォーターフォールメリット」について書かれた記事が見当たらないのには驚く。

各種記事

私は間違っていた。ごめん。ウォーターフォールは何のメリットも無い

http://simplearchitect.hatenablog.com/entry/2016/06/20/080807

まずこの記事。「メリットはない」って言ってるんだから,書いてないのは当然なのかもしれないが,アジャイルメリット=なぜアジャイルがいいのか,についても書かれていない。これではFUDといわれてもしかたない。

日本アジャイル流行らない理由

http://ledsun.hatenablog.com/entry/2016/06/21/102501

日本アジャイル流行らない理由」≒日本ウォーターフォール採用される(消極的な)理由は書いてあるが,ウォーターフォールメリットについては書かれていない。

ウォーターフォール開発プロセス有効

http://ledsun.hatenablog.com/entry/2016/06/21/102501

タイトルから期待して読んだが,「ウォーターフォール課題と言われてるものは,実は解決されてるよ」という記述が大半を占める。

最後の一節は「アジャイル問題」として,「変化に人間がついていけない」点が挙げられていて,その裏返しでウォーターフォールがいいよ,ってことを言いたいのかもしれない。しかし,アジャイルは「変化に機敏に対処する」ことが眼目であって,何でもかんでも変化させなければいけない,というものではないので,指摘自体的外れに見える。

ウォーターフォールアジャイルを考える

http://arclamp.hatenablog.com/entry/2016/06/23/172941

冒頭,

まず、「ウォーターフォールは何のメリットも無い」は嘘です。何のメリットもないもの存在するわけないので。

とあって,メリットを語ってくれるかな,と期待させるが,結局「スコープが確定しているならウォーターフォールでいい」,という消極的採用理由が述べられるだけで,メリット積極的採用理由は述べられていないように見える。

ウォーターフォールメリット

ではウォーターフォールメリットは何なのか?

それを語る前に,まずウォーターフォール定義しておく。現在日本ウォーターフォールとして認識されているプロセスは,国防総省式の「戻りの線」なしのものである。即ち,確定した要件なり仕様なり(以下まとめて「スコープ」と呼ぶ)は変更しない。「ウォーターフォール」という名前自体が,この一方向性に由来している。従って,ウォーターフォール定義としては,「(フェーズゲートを超える際に)確定したスコープは変更しないプロセス」で良いだろう。

この定義に沿わないプロセスは,「偽ウォーターフォール」であり,以下に述べるウォーターフォールメリットを受けることはできない。メリット享受できないだけでなく,この種の「偽ウォーターフォール」は(「偽アジャイル」同様)大きな害悪を撒き散らす。

さて,「確定した要件仕様は変更しない」ことのメリットは何か。パッと思いつくのは「手戻りがない」ということである。確かにこれはメリットと言えるかもしれないが,手戻りがなくてうれしいのは主に作業者である。これでは弱い。もう一歩踏み込んで「手戻りがない」と発注者/受注者含め何がうれしいのか。

答は

納期 and/or コストぶれるリスクを小さくできる」

である

すごく当たり前のことなのだが,これが書かれている記事が見当たらない。

そしてウォーターフォールメリットはこれだけで,それ以外にはメリットと言えるものはおそらく存在しない。

やはりウォーターフォールにはメリットなどほとんどなかった

ここで,前節で登場した三つの要素「スコープ」「コスト」「納期」に注目してみる。

よく見るとこれらは,いわゆる「QCD」に対応している。ちなみにここでいう Quality (品質) は「バグがない」等の「問題の不在」だけを指すのではなく,本来意味での「品質」,即ち利用者の役に立つか,使いやすいか,ということまで含むものであるスクラムアジャイル)を知る人であれば,「トレードオフスライダー」の「品質」に相当するものだと理解してもらえればよい。

そうすると,前節のウォーターフォールメリットは,以下のように言い換えることが可能である

ウォーターフォールメリットは<品質を固定することで>コスト納期ぶれるリスクを小さくできる点にある」

これで問題が明らかになった。要するにウォーターフォールは,コスト納期のために品質二の次にするプロセスなのである

その結果,これまでどんなことが起きてきたか

あくまで変更を行わなかった場合

開発の途中で,要件仕様問題が見つかったとしても,あくまウォーターフォール定義に殉じると,出来上がるのは「使いにくい」「使われない」システムである

事業会社IT会社に転生させることが、これからSIerミッション」 ( http://gothedistance.hatenadiary.jp/entry/2016/06/20/153941 ) に,その実例らしきものがでてくる。

禁を破って変更を行った場合

これを行った瞬間からウォーターフォールはその(ほぼ)唯一のメリットを失い,混沌が始まる。

最も多いパターンは,発注者側が(もはやスコープ品質を固定するという前提が失われているにも関わらず)納期コストの確定というメリット享受を譲らず,プロジェクトデスマーチ化する,というものであろう。あるいは,コストは譲るが納期は譲らない,というパターンの方が多いかもしれないが,いずれにせよデスマーチ化につながりやすいことは間違いない。

そしてこの副作用として何が起きたかというと,受注者側がそれを見越して納期コストバッファを積むようになった。当然それは見積もりの不透明感につながり,発注者側に受注者が「ボッて」いるのではないかという不信感を植えつけることになった。要するにお互い不幸になったのだ。

うまくいくのは非常に限られた条件が成立する場合のみ

スコープの変更の必要が生じたら,どちらに転んでもいい結果は得られない。となると,ウォーターフォールがうまくいくのは,「スコープが明白で,変更の可能性が全くない」開発案件に限られる。統計をとったわけではないので,そのような案件がどの程度あるかはわからないが,直感的には「ほとんどない」のではないかと思う。なぜなら,そこまでスコープが明白であれば,今はパッケージSaaSのようなレディメイドのものを導入する方が安いし早いしリスクも小さいからだ。

もう一つの可能性としては,スコープが変更不要になるまで,とにかく事前の準備と調査を徹底的に行う,というパターンもありうる。しかし,これは「準備と調査」の過程事実上いろいろ試作することになる(そうしないと変更のリスクが消せない)ので,もはや作業プロセスの大半が実はウォーターフォールではない,ということになるだろう。

アジャイル銀の弾丸ではない

ではアジャイルプロセスを導入すれば,これらの問題はすべて解決するか,というとそういう話ではない。ウォーターフォールメリットが(ほとんど)ないことと,アジャイル有効であることとは,独立議論である

そもそも「アジャイル」というのは考え方であってプロセスではない。だから,考え方を理解せずにプロセスだけ導入すると「偽アジャイル」になって,害悪を撒き散らすことが多い。

アジャイルの考え方は,主に以下の2点でウォーターフォールと大きく異なる。

1. スコープの変化がありうることを前提としている

2. スコープ品質=役に立つこと(=使えないものを作らないこと)が最優先であり,そのためにコスト納期が変化を(ある程度)受け入れる

この考え方こそアジャイル本質であって,CI/CDやDevOpsなどは,変化にすばやく対応するための道具にすぎない。もっといい道具があればそれを使えば良いし,CI/CDがなくても変化に迅速に対応できるのなら使わなくてもいい。

また「スコープに変化がありうること」は必ずしも「スコープをできるだけ確定する」こととは矛盾しない。リスクを下げるために,スコープはできるだけ確定する努力をする,というのはアジャイルでも変わらない。変えるべき時は変える,という点が違うだけだ。なんでも後で決めればいい/変えてもいい,というのは「偽アジャイル」であって,害悪しかない。

もちろんこれがあれば何もかもが解決する,という類のものでもない。上述の2点があるだけで(少なくとも今のたいていの開発案件において)ウォーターフォールよりマシになりうるとは思われるが,別の問題(例:納期コストの変化をどう扱うかという問題)も,同時に導入されてしまう。特に日本では請負契約によるソフトウェア開発が一般的であり,これが「納期コストの変化」と絶望的に相性が悪い。

もっとも,今の「ウォーターフォール」によるソフトウェア開発が,請負契約の成立条件である契約時にスコープを確定(し,変更しない)」を厳密に守っているわけでもない以上,これだけを理由アジャイル否定するのはどうかとも思う。

契約については,IPA等でも取り組みがあるようだが,いずれにせよ契約を行うのは発注者と受注者であり,受注者側だけでどうこうできる問題でもないので,発注者側の意識の変化を期待するしかいかもしれない。

2016-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20160520151221

普通に読んだら「FRP状態渡しと同様の限界がある」と言ってる文章だし、

状態渡しで何でもできるなんて誰も言ってないのに、相変わらず凄まじい捻じ曲げだな。

http://qiita.com/nonstarter/items/2763f5d85f2b8df3b18b

>いずれにせよ、状態機械数学構成では状態遷移が状態入力から状態への関数として表現されるというだけのことではあり(状態渡し)、状態遷移が複雑になれば状態遷移を純粋関数として表現する作業も複雑になり困難になるので(そしてそれはしばしば綺麗な関数合成では上手くいかないようなものになることが多いので)、結局のところ少なくとも現状のFRPも(イベントシグナから状態シグナルを構成する際に状態遷移をそうした関数表現する必要が出てくるので)本質的には銀の弾丸にはならないと言わなければなりません(関数プログラミングで書けるということの恩恵はもちろんあるとしても)。

2016-05-11

昔風に言うと銀の弾丸だっけ

今日日本の何処かで、基幹システムリプレースが行われている。

基幹システム…そう、古くは汎用機COBOLという、枯れるを通り越してまさに朽ち果てんとしているアレだ。

そもそも朽ちて土に還る前に建て直すためのリプレースだ。

てか朽ちないんだったら、もう半永久的に触るべきじゃないと思うんだけど、形あるものは必ず滅びるのだ、作り直すしかない。勘弁してくれーという感じだ。

じゃあ何を用いて作り直すか?またCOBOLが一番手っ取り早そう(ソースいじらず移植という意味で)だが、それは許されないのだそうだ。ふざけんな。

今だったら大体どこでもJavaで作り直しだ。どういうわけか今のトレンド()だ。

てかそれ、オブジェクト指向Webアプリに夢見過ぎじゃね?別にそれ銀の弾丸でもないしエクスカリバーでもなければ伝家の宝刀でもない、ただの道具なんですけど。

その証拠に、色々共通化されて保守性も拡張性も格段に上がったとか言ってる割に、その実態は、数える気にもならないほどインターフェースをimplementしまくった、複雑怪奇クラスファイルの乱立ですよ。

もちろんドキュメントも上から下のレイヤーまで、そのクラスの分だけ揃ってる。というか山のようにある。いやそれ分量的に読めねーから

ちなみに、今時の銀行大企業は、基幹システム一つだけなんて事は無いケースが多い。基幹システム複数あって相互通信する巨大システム群の中の一つに過ぎなかったり。

そこで基幹システムだけ今風に作り直した所で、コスト増大の根本原因である複雑さの解消に、微塵も貢献しているとは思えないのだが、その質問ダメらしい。


もうさ、ぶっちゃけちゃうと、そもそも人間という柔軟な脳を持つ生き物がこなしている業務を、人間より正確かもしれないけど全く融通が効かないコンピュータ代替することが限界なんじゃね?と思うんだわ。

基幹システムを見ていると、そんな暗澹たる気分になる。

そりゃCOBOL汎用機しか選択肢のなかった時代から比べて、今は色んなソリューションソフトウェアがある。どれもシンプルに造るため、分かりやすく造るためにある。

しかしこの国の基幹システムは、それでもなお複雑さを解消していない。

あるいは、そういう大きなシステムを抱えている日本組織性の問題なんですかね?

だったらそんな組織爆発しろと暴論を吐いてみる。

爆発しなくてもいいから、Google辺りに生息している本物のプログラマが、そういう複雑さを一気に解決するような、黒船もびっくりなソリューションで、今のITゼネコンありきのSI世界に風穴を開けてくれることを切に願う。

それこそ、ミッドウェーのように日本側が大打撃を被るほうが未来は開けそうとか、終わってると思うけど仕方ない。

この世界発注者も受注者も色んな意味で疲れる存在なので。

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