はてなキーワード: 仕様書とは
IE11でファイルアップロード機能がいつの間にか動かなくなる事案が発生。
リーダーが履歴を丹念に追いながらこつこつ調べていったところ、フロントエンド側に入ったinputタグの修正が問題だと気づいた。
...なにこれと行き詰まりを見せた中で、無事だった別の画面の同様の処理で
```
<input type="hidden" name="dummy" value="dummy">
```
これはなんだ?と調べると下記のウェブサイトにヒット。
直し方も書いてあった。先ほどの呪文だ。name属性があるinputタグが最後にあればいいのだ。
ありがてぇありがてぇ。
https://stealthinu.hatenadiary.jp/entry/20141106/p1
https://qiita.com/marsa746079/items/a3c69465d605a0078a6b
みんな最初の先人は正直どうしたら気づくの?もしも回答がなかったらどうしてたんだろう。
話は変わるが、アンドロイドのインストール周りで、画面が無限に増えるバグを解決するために死ぬほど苦しんだことがあって
Activity→Intent→Flg値→6進数の値でググるで下記のエントリにあたって命と髪の毛を救われたことがあった。
ありがてぇありがてぇ。
http://d.hatena.ne.jp/kk_Ataka/20130804/1375624170
今日Javaの日本標準時が18:59ずれる問題にあたったブログを拝見したが、
あの時はこんな挙動になるけどなんで??という人のブログを最初に見つけて
自分もこの事象に遭遇した!!まず、安心したわ。そして解決方法もこっちにありましたよ。ありがとう。
株式会社アイビスは、お絵描きアプリのアイビスペイント出しています。
私は、株式会社アイビスで2年ほど働いていましたが、精神的肉体的に社会復帰できなくなってしまったので退職しました。
1つ目は、営業の人が案件とエンジニアの技術力を考えないで、プロジェクトに任命させることです。
私は、言語としては、C++を基本的に触っていましたが、営業の方から案件がないからGo言語でもいい?というか、それしかないからお願い、と頼まれました。案件は水ものだししょうがないよねと、営業の方自信が自分にいいきかけせている感じでした。それでプロジェクトに入りましたが、現場ではめちゃくちゃ怒られる毎日でした。そもそものお作法(変数の型宣言が後置である)も知らないからです。
このことでプロジェクトに合っていないと営業の人に言って離任を申し出ますが、うちではみんなこんな感じだから我慢してと言われるだけでした。そのまま、3ヶ月が過ぎたら10キロ以上も痩せて、配属先の会社から離任を申し出てきました。
離任後は、自社に戻ると営業の人は、顔も合わせず次のプロジェクト先をメールで伝えるだけでした。
もちろん次も経験のないJavaとAWSの環境でインフラ設計、製造です。しかも、プロジェクト先が都内から1時間30分以上もある厚木です。対応できなくものすごく怒られ1ヶ月でお客さんから離任を告げられました。
このことで、求人に書いてあることは自分の得意な言語で仕事出来るはずじゃないですかと営業の方(採用も担当していた)に問い詰めますが、仕方ないじゃん、案件は水ものなんだしと。そんなことなら、もっと遠方に行かせるか炎上案件に行かせるよと言われました。その後も、同じような案件で数か月で終了する感じで2年続けて精神的肉体的にまいりました。
2つ目は、1つ目と似ていますが、求人内容と書いてあることが全く違います。
私は、C++でモバイルのアプリが少しつくれる程度で会社の人とチームを組んで、開発がしたいがためにこの会社に入りました。
求人に研修では、あなたに合わせた研修とありますが、基本は放置です。
ワードのドキュメントにテトリスをつくってください。仕様は○○ですとA4の1ページにも満たない、仕様書があるだけです。更新日も5年以上前になっています。
基本誰とも話さずググって下さいと。質問してもググって下さいと言われるだけです。Redmineを使って質問ができますが、一日一回だけです。しかも、研修用で使えるPCはメモリは2GBで、2つ以上アプリを開いたら、フリーズします。
研修は、4ステップありますが、ほとんどの人がステップ1も終わらないで、現場に行くことになります。
現場に行く時は、もちろん営業としての単価がいい案件なので、炎上か高難易度の案件です。未経験の人でも大丈夫で4割が未経験でチームでプロジェクトに入りますと求人表に書いてありますが、一人で案件に行かされます。チームで行くことはたまにありますが、みな個人プレーで自社の人とは関わりません。フォローもなく、むしろ出来なかった時だけに怒鳴られます。平成終りなのに、やっていることは昭和初期の根性論のような会社です。
最後に、会社のトップの人は自社開発のアプリしかしていなく、全く経営をしていません。
例えばですが、今だに、派遣先での勤怠を自社に提出する際は紙ですし、社内システムは10年以上前のものを使用しています。
社長はめんどくさい事は、管理職に丸投げをして、暇さえあればツイッターをしているような人です。そんな暇があるならば、社内インフラを少しでも良くしてほしいですが、それも気づいてないです。
さらに、今後上場を考えています。上場したら優秀な人材が集まり、今いる人と競わせて、優秀な人だけ残すと言っているのです。社員をただのお金としてしか、考えていないので非常に残念な経営者です。
ちなみに私は、中途で入り手取り20万円で入社しました。しかも一年目はボーナスなし。年収300万円も行かなかったです。しかし、今転職した会社では、月給は32万で、手取りは28万円になりました。やっている事は変わっていないのにです。年収も400万円までいきました。これでも、他の会社と比べたら少ない方ですが、株式会社アイビスがいかに低賃金で働かせていることか身に染みました。
エンジニアを安く買い叩かれることがないように、間違えて自分と同じようなミスをして欲しくないために今回記事を書きました。
※色々とコメントありがとうございます。
今回の記事は株式会社アイビスが都合のいい人だけ集めていること、SES(システムエンジニアサービス。エンジニアの派遣です。)に問題があることをもう少し説明します。
株式会社アイビスは、都合のいいエンジニアだけ集めて、後は切り捨てるという考えです。プロジェクトにマッチしない人でも、辛抱強く続けられる人は会社としては利益になる。優秀でなんでもできる人ならマッチしなくてもどのプロジェクトでも活躍できる人が残っている人の2パターン。仮にマッチしなくてもやめる人のケースの場合でも、責任は営業とエンジニアになりますが、実質エンジニア(話し合っても、普段話しなれていなエンジニアは、丸め込まれる。または、受け流されて、変わらないことに気付いてやめる)になる。会社としての損害はほぼなく、利益は減るが、新たなプロジェクトを探し出せることになっている。常に求人をしているので、そんなことを知らない人が同じようなループに入ります。そこで、続けられる人が見つかれば会社としてはラッキーという感じです。そして、そこに残っている人はすごい低賃金で歯を食いしばってやっている人か、ものすごい技術力がある優秀な人かの両極端になります。自分がどちらか気付いたときは、そのポジションの言動をとるようになっています。歯を食いしばるか、サクサクコードモンキーになるか。
https://tenshoku.mynavi.jp/jobinfo-214515-2-3-1/?ty=kyujin&src=ssS
もう一つ、SESの問題点は上記であるように派遣でプロジェクトに入るところです。チームで何かしらをつくりますが、この時に株式会社アイビスの営業、会社、エンジニア、お客さん(1次受け、2次受けで責任者が複数にいる状態)いますが、そもそもプロジェクト自体が炎上していて、失敗したら責任はお客にあり、エンジニアは地獄をみます。営業と会社は「しかたないでしょ」となります。もちろん、成功したら「よかったよかった」になります。ほとんどの場合は、微妙に燃えています。そこでカギになっているのがエンジニアの力量ですが、プロジェクトによって使う技術が決まっていないので、地頭力か歯を食いしばる力(お客は求めていないが、自社は求めている。派遣するだけで利益になるのだから)が求められる。結果的に優秀な人は、機械学習(Python)であったり、Reactであったり、クラウドの(AWS、AZURE、Google Cloud Platform)にも対応できます。お客さんもエンジニア便りになって、正しくプロジェクトが成功できるかは、優秀な人を揃えられるかどうかです。歯を食いしばったところで意味がないのに、会社というポジションでそれをやらせる会社はどうかなと思います。しかし、会社も利益を出さないいけないということで、目先のお金(SES)で稼ぐのです。
その中でも結構有名というか、研究内容を言ったら特定される分野なので詳細は省く。
GPAバトルを制し新進気鋭の研究室に入った俺を待ち受けていたのは、今考えても普通に訴訟もんだろというレベルのブラックな「現場」であった。
同業者の方はご存知と思うが、マテリアルというのは日本がかなり強い分野であり企業の注目度も高く、
なおかつ実用度が非常に高いため「金の成る木」としてバイオと並んで世界との競争が激しい分野でもある(らしい)
比較する先が世界なので、当然世界レベルの努力と実績を要求されることは入って知った。
20時間ぶっ続けでサンプル作った実験結果を当日のゼミで発表すると「もうちょっと綺麗に資料作れないの?」とか平気で言ってくる准教授。
真面目で頑張り屋なのにインパクトファクターを稼げずドクターを6年続けて鬱になった先輩。
めっちゃ上から目線で日本国の公的手続きの手助けを求めてくる外人ポスドク。
当たり前だがすべての研究は無償のボランティアであり、どころか金払って受ける教育なのだが、
求められるのは仕事としてのクオリティ。遊びでやってんじゃないんだよ!
頑張って書いた論文のファーストオーサーはもちろん…教授「俺だよ」
いろいろなことに嫌気がさした俺はアカデミックの道を早々に諦め就活を頑張ることにした。
教授からは「好きでやってる研究だろう。好きなことにすら不真面目な君が社会に出てやっていける訳がない(意訳:研究室で奴隷続けろ)」と全力で人格否定を受けつつ、
少子化の影響もあってか、まあまあ有名といえる程度の大手企業にどうにか滑り込むことができた。
今時小学生でもわかるだろというようなレベルの情報処理の授業、
中学生の国語でやるだろというようなレベルのビジネス作文の授業、
あらゆる授業を仕事として受けることになる。もちろんおちんぎんが発生する。
すべての課題を秒速でクリアし、定時より手前で帰る日々がしばらく続く。
あまりに簡単なので研修よりは同期とのレクリエーションが目的なのだろうと勝手に忖度していた。
ある程度の教育を終えると晴れて部署配属となる。部署はSE部隊。
情報系出身ではない俺だったが、趣味でプログラミングはかじっていたし興味もあった。
入ってすぐの仕事はあるシステム(社員が使っている自作ツール)の改修だった。
新卒に簡単な仕事を与えつつ、プログラミングスキルを伸ばしつつ、自分たちの仕事も効率化できる、という上手い采配である。
プログラミングはかじっていたとはいうものの、ゲームを作ろうとして挫折したり、あとはHelloWorldレベルくらいで、
まともに運用したのは精々MATLABのような特殊なものだけ。所謂プログラミング言語で利用者がいるソフトを触るのは初体験だった。
詰まっては調べを繰り返しながらも趣味の延長のような感じで楽しく取り組むことができ、上司の引いた工程の3分の1で完了した。
俺は平静を装いつつも内心歓喜した。
なにせ不真面目学生である俺は教授から駄目出しをくらったことしかなかったのだ。久々に得られた自己肯定感である。
これはいけると判断したのか、同じく社内ツール改修の仕事をいくつか振られる。
片付けていくうち、俺のPCスキルが先輩社員と比べても高い部類にいることに気付く。
自作ツールを社内LANで動かすとファイヤーウォールに引っかかったりなどするが、先輩社員がそれを対処できないのだ。
どうやらそういう感じで動かなくなり、放置されていた部分を俺が解決しているらしい。
だがWindowsのFWの設定なんてNasneでアニメを撮りためたりFPSの海外鯖に接続するようなヒキニートにとっては半ば常識である。
陽キャパリピっぽい先輩が知らなくても無理はないが、SE部隊で長年社会人やっておいてわからないことには軽く失望する。
プログラミングが派遣の仕事とは言っても使役する側に知識がないのではやはり困ると思う。
ちょうどその時、働き方改革とかいう名目で各職場が独自でやっていたシステムを統合し、
各営業所で独自に動いていた勤休登録システムが全社的に統一されることになった。
新しいシステムはUIもモダンで、前のよりぶっちゃけ使いやすくすぐに慣れた。
だが先輩は勝手がわからないらしく、俺が先輩に質問する回数が減るのと同時に、先輩が俺に質問する回数が増えた。
働き方改革の魔手は勤休にとどまらず、いろいろな社内システムが統合されてゆく。
頼られる頻度は増し、頼ってくる相手も先輩だけではなくなってきた。どこから噂を聞いたのか他部署の人からも質問の内線が来るのである。
上司に聞けや。知っとると思うがワイ新卒やぞ?と思いながら(つーか言いながら)回答する。
まあ新しいものには若い方が強いみたいな感覚は理解できるが同期に聞けよ←残念同期からも同じ内容の質問が飛んでくる‥現実です‥これが現実‥!
このあたりで自己肯定感よりぶっちゃけ不信感を感じることが多くなってくる。
確かに中学生以降は家族でも学校でもパソコンに強いニキではあったが、
まさか面接で選抜されたひとだけで構成されている筈の会社でパソコンに強いニキをやるとは思わなかったのだ。
まあそんな人が一人もいないはずがないので、多分、本当に詳しい人はうちではなく客先に居て、かつ忙しいということだろうと思うが。
さすがに面倒に感じていたある時、PukiWikiを社員が編集して公開できる神システムを見つける。
当然というべきか、数年前に何某が色々編集していた痕跡だけを残し、現在は廃墟と化していた。が、サービスは生きていた。
ゲームの攻略を頑張って書き込んでいた時代を思い出しつつ、新しい社内システムの利用法を懇切丁寧に解説するWikiを作る。
上司からは「その辺の社員100人より貴重」「絶対やめないでくれ」的な評価を賜る。
社内ツールの使い方記述しただけで褒められる異常事態に少しずつ価値観が麻痺してくる。
仕様書がないのはもちろん、そもそも社内環境でビルドできない、なんと.NETではないVBである。
当たり前のように1ファイル50kstepを超えるソースがずらずら並ぶ様は威圧感すら感じさせた。
上司を含めて誰もソケット通信が分からない中、元々チャットツールを作ろうとして失敗した経験のある俺は、
先輩が3人×3時間=9工数かけて解決しなかったあるバグをちょいとググっただけで10分で解決。
というようになんかやたらと活躍し、どうにかプロジェクトが終わるころには上司の評価は天元突破した。
地味に詳しい人は他にもいる(外にいて忙しい)ということもわかり推測は当たっている様だった。
会社に入って以降「君は社会ではやっていけない」と言った教授の言葉の信憑性は下がる一方である。
なにせ主観的にはヒキオタがヒキオタっぽいことをやっているだけで褒められるのだ。
募る違和感の中、経団連の会長室にメールが導入されたニュースと、そのコメントを見て気付いた。
俺は異世界転生したのだと。
そう、俺の就職先は、パソコン強いニキが崇め奉られる異世界だったのだ。
自席で堂々とYouTubeを見てたときには流石に上司に苦言を呈されたのだが
「ゼネラリストには情報収集も必要」と言い訳すると「おお…」「さすが村上君だ…」となって許された。(マジ)
ちなみにマーケット調査の名目で業務中YouTuberを見ることを冗談のつもりで提案したら、真面目に検討された。(マジ)
他の人にはありえないが俺だけ許されるところに落ち着くのではないだろうか。
うける。
正直言って危機感はある。
世界と戦うを標榜していただけあって確かに研究室のレベルは高かったと思う。非情報系でもプログラミングはできて当たり前だったし。
この会社は(最近、一定以上大きければどこもそうじゃないかと思うが)半官半民みたいなもんなので、皆どことなくのんびりと仕事をしているように見える。
その結果、当然ながら競争力が落ちる。落ちはするが、会社組織は存続し続ける。
そして存続し続ける会社の中には「異世界」が広がっているのである。
他の会社もそうだと思うが、各地で頑張ってる派遣プログラマーの方がよほど技術力が高い状態。
まあでも転生した側としては居心地いいのでこの異世界に骨を埋めるのも悪くないと思っている。
【追記】
もちろん個人的な妄想だと本文に書いている通り、まじめに読んでもらわなくていいです。
間抜けな仮説です。
(「結果があるので、いくらでも後付けで正当化できる」「過剰に意味を見出しすぎかもしれない」って繰り返し本文に書いてあるのに、それで突っ込んだつもりになられるのは反応に困るけど)
ただ「セブンカフェが何故売れたのか=あのデザインだからだ」ではなくて、
開発に2年もかけて大ヒットしたセブンカフェのマシンが何故「あんなデザインだったのか?」という話がしたかったのです。
わかりにくい文章でしたが。
また、佐藤可士和については手放しでほめるつもりはなくむしろ疑問な部分もあって、
下記のtogetterのような話がデザインやブランディングのプロから聞ければな、と思った面もあります。
(たしかそう思って書いた気がする)
https://togetter.com/li/469151
以下補足
機械自体がセブン主体なので「口を出せなかった」可能性は低いと思います。
「価格が安い」「セブンだから」が理由なら、セブンイレブンが数十年に渡り4度も失敗した説明がつきません。
マックのコーヒーや、映画館にある自販機のコーヒーが昔から売れていたのに、セブンを含めたコンビニがコーヒー事業で30年間失敗し続けてきた、という部分が話の根本にあります。
セブンカフェが売れた主な理由はもちろん「味」だと思いますが、
なおさら「使いにくいデザインが根拠もなく採用されるのはおかしいのではないか?」と思ったという話です。
それに、味だけが理由ならそれこそあんなクソデザインはすぐに修正すれば済みます。
でもそれをしなかったんです。
それだとセブンカフェの1、2年前にコーヒーにチャレンジしたローソンやファミマが先に成功していないことを説明できません。
実際には2社は一旦サービスをやめ、セブンカフェ成功の後に再開した流れです。
https://toyokeizai.net/articles/-/47750
https://toyokeizai.net/articles/-/51509
本文を書いた前後に小規模なデザインリニューアルをしたんですが、リニューアルまでに5年くらいの期間があったんじゃないかと。
5年も経ってからというのは、失敗が理由のデザインリニューアルではないと思います。
「デザインがよければ『シェア6割』よりももっと売れた」可能性があるのなら、普通は5年も待たずにすぐにでもリニューアルするかと。
その時点で客からのマシンに対する不満はわかっていたはずであり、リニューアルも出来たと思います。
(RLのボタン名称変更などは低コストですぐできるし、そのためのテスト期間です)
さすがにコーヒーチェーンの売上を抜き去り、コンビニコーヒーを消費者物価指数にまで押し上げ、業界6割を誇るシェアとそのプロダクトをただの「無能」で片付けられる人向けの話ではありませんでした。
「むしろこの程度のこと」すら考えられなかったらデザイナー、それもブランディングを手がける人には絶対なれないんですけど。
(本当はこの1億倍こまかい)
「考えすぎ」だと思う人は、仕様書を作った経験などはないんでしょうか?
世の中のサービスやプロダクトが何も考えられずに作られてると思うんでしょうか?
本文の内容通りの思惑があったとは自分でも思いませんが、「何らかの見通しがあって作られている」とみるのが普通です。
過剰な決め付けは禁物なんですけどね。
なんにせよ、こんな長文を読んでいただいてありがとうございました。
【追記おわり】
この記事のコメントで相変わらず佐藤可士和が馬鹿にされている。おれも以前はセブンのコーヒーマシンを多少なりとも馬鹿にしていた。
しかし、コンビニコーヒーについて少し調べてみたら考えが一変した。実はこれも計算づくだったのではないかと思えてきたのだ。
いま、なんだ信者の戯言かよ、と馬鹿にした人がいたでしょう。でも、いったん待っていただきたい。
よくよく考えるとあんな出来そこないみたいなデザインと、セブンカフェの大規模な成功が結びつかないのだ。
まず、俺は勘違いしていた。
あれだけ叩かれたのだから、セブンカフェのコーヒーシェアは高くないのだろうと。
そして、コンビニで出来たてのコーヒーを出せばそりゃ売れるだろう、デザインもクソも関係ないアイデア勝ちだなと。
しかし違った。
セブンカフェのシェアは6割超の独り勝ち。圧倒的な人気で売れ続けているのである。
そしてアイデア勝ちなんてとんでもない。
日本のコンビニは、1980年代からコーヒーマシンを導入しようとして、2013年まで30年間ずっと失敗し続けてきたのだ。
2000年代にも売り上げが伸びずに、セブンだけでなくファミマやローソンがあきらめた事例もあるようだ。セブンの試みも5回目の挑戦らしい。2013年のセブンカフェのために開発に2年もかけていたようだ。
こうなってくると事情は変わる。
今やスタバやドトールなどの売り上げを抜くほどコンビニコーヒーが浸透したという記事も見た。こんな成功を納めるきっかけになった事業が偶然のわけがないし、一番肝心なマシンのデザインを適当な仕事で済ませるわけがない。
佐藤可士和というデザイナーに簡単に触れると、シンプルなデザインを手がける事の多い人だ。
Tポイントカードや今治タオルのデザインがわかりやすいだろう。
そしてシンプルなインターフェースのコーヒーマシンでボロクソに叩かれた。
シンプルというのは、要素が限られるということだ。右や左、上と下という感覚はその中でも大きな基準になる。
佐藤可士和どころか全デザイナーにとって当たり前のことだが、左右とLRという表記が逆になっていたら使い難いことくらい、気づかないわけがない(素人だって気づく)。文化大革命時の中国で「赤信号が進め」になりかけたみたいな話だ。
コーヒーマシンのようなプロダクトデザインが出来上がるまでには、長いプロセスがありテスト使用だってある。
身近な家電製品が出来上がるまでを想像してもらえれば早いが、市場調査や企画やデザイン、機械の調整など、様々な検証がされた末に製品化される。
当然、あのコーヒーマシンが使いにくい事は、プロセスの途中で関係者全員がわかっていたはずだ。
それなのに、絶対成功させなければいけない30年越し5度目の挑戦でああいうデザインにしたのは、わざととしか思えない。
普通ならば失敗を何としてでも避けるため、左右のわかりにくさなど、いの一番に潰すミスだ。
佐藤可士和が無理に推し進めたにしても、絶対セブンの偉い人からストップがかかる。だって悲願のコーヒー販売のために開発に2年もかけてるんですよ。意図がなければリスクは取らないはずだ。
ではその意図はなんだったのかというと、「使いにくいことそのもの」ではないかと思うのだ。
ここからは、乏しい想像力による推測というかほぼ妄想でしかないために一気に話が飛躍するが、堪えていただきたい。
日本人には、行列に並びたがる性質がある(らしい)。飲食店での紹介には「行列」は欠かせない文句だ。
あの使いにくいマシンはそうした「行列効果(バンドワゴン効果)」と、「炎上商法」そして「学習した事はやってみたくなる」という効果を狙ったのではないかと思う。
客が店内に入ると、レジ近くの目新しい機械の前でモタモタしてる人がいる。客はセブンがコーヒーを売り始めたというニュースを思い出す。店内にはコーヒーのいい香りが漂い、コーヒーマシンの前に並ぶ人も増える。
しかし実際使ってみると、非常にわかりにくくて混乱する。行列も増える。なんじゃこりゃ、誰が作ったんだこんなマシン、テプラが貼られてたぜ、酷いデザインだなとネット上では炎上気味に話題になる。
しかし、たかが左右の使い分けくらいは一度使えば覚える。いやむしろ、覚えるというアクション自体がユーザー体験になるし、セブンに行くたびにその事を意識する。なんなら汚く貼られたテプラも記憶に残る役割を果たす。
コーヒーは習慣性のある飲み物だし、人間はわざわざ覚えた事は実践してみたくなる生き物だ。それに実際飲んでみると、低価格とは思えない程度には美味しい。
そうやってリピートしてみて、スムーズに操作出来る自分と、コーヒーの味に満足感を覚える・・・
と、こういう画が描かれていたのではないかと思うのだ。もちろん、セブンカフェの成功とトップシェアという結果があるので、いくらでも後付けで正当化できる。
しかし佐藤可士和はマシンのデザインだけではなく、セブンイレブンのブランディング自体も担当し、セブンカフェの細かいアイテムのデザインも担っている。
そしてこのアイテムの内、カップのデザインこそ、あまり話題にならずに見落としがちだが、他のコンビニとの差別化の要因になった強力な武器と言われているのだ。
コーヒーがホットで注がれても熱くなりすぎることがなく、手のひらの中でちょうどいい温かさを得られる。
滑り止めがついていて扱いやすいし、手触りも抜群に良い。
RのカップでLを押し間違えても、ぎりぎり収まるサイズにも設計されている。(内容量についての詐欺説は悪質な嘘なので注意)
間違って蓋をつけたままマシンに入れてしまっても、ちゃんとコーヒーが注がれるように注意を払ったデザインが蓋には施されている。
他のコンビニと比べ、これだけこだわったデザインをカップに施した人が、マシンについてはただの無頓着だったとはやはり考えにくい。(マシン自体もカップを斜めに設置しないようにスペースが工夫されていたりするらしい)
上記の解釈が正しいかは別として、消費者の行動を踏まえた何らかの戦略があったことは違いなく、だからこそ30年も失敗し続けてきたコンビニコーヒーの導入に大成功したのだ。
繰り返すが、あの「使い難いコーヒーマシン」からコンビニコーヒーの躍進が始まったのだ。そして2015年には、コンビニコーヒーは総務省の消費者物価指数に加えられるまでの巨大市場に至ったのである。
以前の俺は違うデザインのマシンならセブンのコーヒーももっと売れただろうにと上から目線で思っていたが、こうした事実を知ると間違っていたのは俺のほうだった気がしてくる。
佐藤可士和の全仕事が素晴らしいとは言わないし、セブンのコーヒーマシンの意図も正確なところはわからない。だが、馬鹿にするだけでは見えないこともある。
コンビニ業界の悲願の達成、日常の消費をここまで変えた商品という結果はやはりすごいことだし、その一部は佐藤可士和の手によるものだ。
過剰に意味を見出しすぎかもしれないが、彼を馬鹿にしている人も、そのことはほんの少しだけでも覚えていてもらいたい。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 80 | 16792 | 209.9 | 42 |
01 | 48 | 4947 | 103.1 | 57.5 |
02 | 65 | 6498 | 100.0 | 74 |
03 | 44 | 3809 | 86.6 | 54 |
04 | 26 | 4032 | 155.1 | 82.5 |
05 | 11 | 734 | 66.7 | 48 |
06 | 5 | 855 | 171.0 | 79 |
07 | 10 | 2333 | 233.3 | 81.5 |
08 | 45 | 5447 | 121.0 | 75 |
09 | 45 | 3168 | 70.4 | 39 |
10 | 58 | 6243 | 107.6 | 58 |
11 | 61 | 5698 | 93.4 | 50 |
12 | 37 | 4776 | 129.1 | 52 |
13 | 68 | 5162 | 75.9 | 42 |
14 | 109 | 8853 | 81.2 | 38 |
15 | 108 | 6870 | 63.6 | 42 |
16 | 74 | 4824 | 65.2 | 34.5 |
17 | 109 | 6874 | 63.1 | 37 |
18 | 98 | 7524 | 76.8 | 33.5 |
19 | 84 | 13387 | 159.4 | 56.5 |
20 | 98 | 19871 | 202.8 | 51.5 |
21 | 90 | 8421 | 93.6 | 51 |
22 | 114 | 8072 | 70.8 | 42 |
23 | 196 | 19163 | 97.8 | 51 |
1日 | 1683 | 174353 | 103.6 | 46 |
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http://kuxumarin.hatenablog.com/entry/2018/09/22/115529
特にweb系なんて人材流動性高い+今どきの技術使ってるって感じだろうから、
経験のない技術を任された場合、後任者は仕様書無いと死んじゃうんじゃないのかな?
(経験がある奴をアサインする方がもちろん良いだろうけど、往々にしてそんな上手くはいかないだろう。)
そうなった場合、わけわからん技術を勉強してコード読むところから始めるとかやってると
業務なんてとてもじゃないけど回らん気がする。
まあ仕様書あってもキツイだろけど、無かったら涙出ちゃうよ。それこそお家に帰れなくなっちゃうよ。
でもどういう形式なんだ?テキストの羅列みたいなもので渡されてもそれはそれでキツイ。
(テキストなんてそれこそフォーマット化されてないので人によって書きっぷりがまちまちだろうし。)
ポンチ絵的なものがある程度ほしいと思ってしまうのは俺がSIerに毒されすぎなのか?
それよりも、Slack や コンフル、kibela、zepplin などのツールを複数組み合わせて生産性を高めている会社が多かったです。
上のURLからの引用だけど、それってエクセル仕様書の代わりになるもんなの?
そもそもエクセル仕様書と同じ土俵に立つ概念なの?コミュニケーションツールとドキュメントがなんで同じ土俵に立ってんだ?
やべえまったく業務イメージがわかない。俺もインターン行ったら少しはイメージが湧くようになるのだろうか。
誰か教えてくれ。
大前提として、テストコードのひな形/テスト仕様書は誰作成マターなん? ってのがあるよな。
仕様書として
とあるとしたらテストコードは以下のようなものになると思うんだけど、
class unkotest{
function test1{
echo "「増田」にパンティーを見せたら「うんこ」と呟くこと ";
}
}
本質的にプログラマーの責任分はassert()の中のコードだけの筈なのに、テスト項目そのものの作成もひな形も全部プログラママターになってるのは生産性激低だと思われ。
既にあるんだと思うけど、日本語文章→テストコード に一発出力してくれるツールを使うべき。テスト仕様の導出をプログラマにやらせるなんてもってのほか。
新卒エンジニアとしてよくある独立系システム受託開発会社に就職し、3年目で別のIT企業に転職しました。
退職後もことあるごとに前職のイライラしたところを思い返してはイライラしていたので、文章としてまとめることで区切りをつけようと思います。
今から振り返って言語化すると、要するに、システムの分からないSEおじさんがプロジェクトリーダー(以下PL)をやっていることにイライラさせられていました。
周りのエンジニアもデザイナーもデバッガーも優秀だったのですが、それらをまとめて然るべきPLがダメダメでした。
PLの多くはSIerからドロップアウトしてきた、40歳過ぎのシステムの分からないSEおじさんばかりでした。
アプリケーションへの理解が全然ない。今更勉強する気も恐らくない。なんならバイトのデバッガーの方が全然話が通じる、という状態。
そういった方々が仕様書を書くので仕様に疑問点が多々出るわけですが、そういった方々なので質問をぶつけてもまともな判断ができない。
ことあるごとにPLが理解できるまで状況を説明し、その後にデザイナーやデバッガーにも自分から説明しにいく必要がある、何度手間か分からない状態でした。
これはデザイナーからエンジニア・デバッガーへ説明したり、デバッガーからエンジニア・デザイナーに説明する場合もあります。無駄です。
中でもイライラさせられたのは、実装作業の途中に仕様書を変幻自在・説明なしに変えられていて、後になってとにかく仕様書に合わせるよう頻繁に強要されていたことです。
エンジニアとして実装作業に手戻りが発生したりクソ仕様書を再精査しなければいけないだけでなく、デザイナーもデザイナーで再考する部分が出たり、デバッガーのテストも当然やり直しになるわけです。無駄ですね。
今更SEおじさんがエンジニアやデザイナーの立場に立って勉強するのは難しいと思うので、3ヶ月でもバイトでデバッグ業務をやったら多少はまともな仕様書をよこすようになるのではないかと思います。
たとえばC#など.NET系のリファレンスはMSDNで読むことができる。
RubyだってHaskellだってScalaだって、公式サイトにガイドぐらい置いてある。
Oracle、DB2、MySQL、PostgreSQL、SQLite、AccessなどSQLが実装されたDBMSは様々にあるが、どれを取っても仕様が違う。
皆が標準SQLに従っていてその上で適当に増設している程度ならよいが、もはや誰も標準SQLに従う気が無い。
根幹的に必要な機能があったりなかったりするから、あるDBMSで書けるようになったからと言ってSQLを覚えたとは言えない。
これと上記1とのせいで、何かググった時に特定のDBMSでしか解決法にならないものが大量に出てくる。
最近のプログラミング言語は大抵、雑に書いたってコンパイラが適当に最適化してくれる。
同じ結果を生むような二つのコードは、よほど下手くそに書かない限りは同じような実行速度になる。
SQLもオプティマイザが最適化はするが、ほぼ同じような二つのコードで速度が全く変わったりする。
そのため実行計画というオプティマイザの中間言語のようなものを読んであげて、
より速い中間言語が生成されるようSQLをチューニングし直さなければならない。
これでは何をやっているのかわからない。
有名なサイトでは、初心者が必死で書いたような可愛らしいSQLを「それでは遅すぎるんじゃ」とけちょんけちょんにけなし、
なんかシンプルなのだけれどよくわからない文法を一杯使って実行速度を高めたのを「正解」としていたりする。
しかもその文法、ググってもろくな解説が無かったり、特定のDBMSに依存してたりと使えないオチ。
上手い人はSQLを綺麗に書く。だけど、その綺麗さの基準が人によって違う。
エディタが単なるメモ帳でしかないようなDBMSも多いから、インデントの文字数さえ個々人に任される。
インデントは2文字か4文字か。SELECTで改行するかしないか。カンマは列の後ろか、前か。
いろいろなサイトに色々なことが書いてあったけれど、全部違うこと言ってた。
つまり各々綺麗に書ければいいやということであり、読むほうも宗教が違ってもまあ綺麗なら読めるから困りはしない。
何かの解決法をググるたびに違うスタイルだからどう書いていいのかわからない。
結局なんかいろいろな上手い人のスタイルをツギハギした新たなスタイルが世に誕生してしまうのだ。