はてなキーワード: マイペースとは
https://anond.hatelabo.jp/20221121085518
あっというまに、2週間が経ってしまった。
忌引で仕事を休んだりしたのでまあ周りも知っていることなんだけど、あんまり気を遣われたくなくて、でも誰かに聞いてほしいのでつらつらと書く。おじいちゃんは本当に最後までマイペースだったし、面白い人だった話を、どうか暇な人は読んでいってほしい。
突然つれあいをなくしたおばあちゃんは、久々に孫であるわたしの顔を見て笑ってくれだけど、足取りがおぼつかなくて、ただでさえちっちゃい(身長、145センチしかない)身体がますます小さくみえた。「おじいちゃん、座敷にいるから会ってあげて」と言われたので向かう。布団に、顔にかけられた白い布。それを見たらぐっと目が熱くなった。布を取ると、眠ってるみたいなおじいちゃんの顔。この家で夕ご飯を食べると、おじいちゃんはお酒を飲んで、その後一緒にテレビを見てるといびきをかきながらうたた寝をしてしまう。そんな時の顔だった。声をかけたら起きてくれそうなのに冷たかった。
その日の夜、おじいちゃんの家でお通夜をした。数人だけど親戚も来るということで、玄関を掃いておこうと、箒を探しに納屋に入ると、使いかけの肥料や、明らかに「まあどうせ明日も使うしここら辺に置いておくか」って感じで適当に置いたらしい鍬、何日に白菜を収穫するとか来年の作付をメモしていたホワイトボードがあって、ああ、おじいちゃんにとってもこれは急なことだったんだなとぼんやりと思った。
枕経に来た菩提寺の住職さんは、わたしとそう歳の変わらない、若いひとだった。お経をあげてもらい、納棺をする。旅支度をさせて、花をいれて、孫全員(私含め6人いる)の手紙をいれ、お気に入りだったシャツをいれ……その過程で、ずっとぼんやりしていた祖母が棺に取り縋って泣き出した。まだ祖父が死んだ実感が薄かったわたしも、さすがにその姿を直視できなくて目を逸らしたとき、視界の端で住職さんがしきりに鼻をすすったり、マスクを直すふりをして目元を拭ってるのが見えた。なんでも、婿養子として今の寺に来た時に、ちょうど祖父が檀家の総代をしていて、祖父はそれこそ孫と歳の変わらない若い彼のことを気にかけて可愛がっていたらしい(親戚談)。きっと仏門に入った人にとって、通夜も葬儀も日常茶飯事だろうに、その人がそんな感情に呑まれるくらい、祖父は面倒見のいい人だったらしい。妹や従妹もその住職さんが泣いているのを見たらしく、後々孫の間で「もしかしたら他所にも孫みたいな人が他にもいるのかもね」なんて話した。
その翌日は友引で、葬儀は次の日に延ばし、火葬だけを行った。この日もおじいちゃんはなかなかやらかしてくれた。おじいちゃんを乗せた霊柩車が家を出る時は、集落中の人(ガチの限界集落である)が見送りにぞろぞろと集まって、見送ってくれた。ちょっと壮観だった。
本来こういう時は霊柩車の後ろに、参列者を乗せたマイクロバスがついてみんなで火葬場に行くものだと思う(というかわたしが経験した葬式ってそういうのしかない)んだけど、コロナ禍だし、あとあんまりにも急すぎて来れる人も少なかった(田舎だし、みんなお年寄りなので、足が確保できないと来れないのだ)ので、うちや叔母の家の車3台に分乗して、火葬場に向かった。
しかし、せいぜいどんなに安全運転しても20分くらいで着くはずの火葬場になかなかつかない。道中の信号がうまいこと全部赤で引っかかるのだ。わたしの母は三姉妹の長女で、まだ心ここに在らずな状態の祖母と連名で喪主をしていたため霊柩車に乗っていたが、わたしが「おじいちゃん、よっぽど行きたくないんだな……」と言うと父は「だろうな……」と深く頷いていた。
30分以上かけて火葬場に着いた。そこからはさすがの祖父にももうどうにもできず(?)あっという間で、その後2時間もしないうちに、祖父は骨になった。若い頃(といってもわたしが見た記憶があるのでめっちゃ若いわけではない)に建築業についていて、屋根から落ちて骨折した時に手術していれたボルトがしっかり焼け残っててびっくりした。手先、足先の細かい骨は、年齢もあってさすがに……だったが、大腿骨や肩の骨はがっちりしていた。祖父はこの年齢では背の高い人だった(たぶん170センチ越えてた。祖母と並ぶと身長差がすごかった)のに、結局のところ、最後には母が抱えられるサイズの骨壷におさまった。「こんなに小さくなっちゃうんだね」と母がつぶやいた時は、なんで言っていいのかわからなかった。
帰りはそんな祖父を抱えた母もうちの車に乗って、また3台の車で祖父の家に帰った。霊柩車で来る時に通った道を避けて帰る、ってのは全国共通の風習なのかな……?だから、来る時よりは少し遠回りになる……はずだった。でも20分で帰れた。なんせ信号、全部青。骨壷を渡された時の母の顔はさすがに見ていられなかったけど、祖父の家の屋根が見えてきた時に母は、「帰りはあっという間だったね……」と困ったような笑みを浮かべていた。おじいちゃん、どんだけおうち好きだったんだよ……。
家族葬だったけど、焼香をしにたくさんの人が来てくれていた。みんな、新聞のお悔やみ欄で見てとるものもとりあえず大慌てで……って感じで来てくれていた。「入院してたのか?!聞いてないぞ!」と言う人もいた。病院には1泊しかしてない、本当に急だったということを何遍も説明する母は、最後のほうはさすがに疲弊していた。ちなみにこの日は大雨だった。無口な従弟がぼそりと「未練あり過ぎだろうが」と言っていた。それな、と返した。
式自体は身内だけで行って、このご時世だから会食は無しで折り詰めを持って帰ってもらい、また骨と、遺影と、白木の位牌と一緒に祖父の家に帰った。
とりあえず自分達も折り詰めを食べながら、母は葬儀屋と四十九日の日程をつめ、その後も墓石屋や位牌の手配、この後家に直接弔問に来てくれる人への対応の打ち合わせを叔母たち(と、まだどこか虚ろな顔をした祖母)がやっている時、まだ細々とやることは残ってはいるがひとまずは一通り終わったね、お疲れ様だったね、という空気が流れつつあった。
でも、ここで終わらないのがおじいちゃんだった。突然この家の固定電話が鳴った。
母が電話を取ると、相手は伯父(父の兄。他県で父方祖母と一緒に住んでいる)だった。葬儀に花を出してくれたり香典も出してくれたから、今日が葬儀だったことはわかっていたはずだし、なんだか様子がおかしい。泣いてるのか笑ってるのかわからない声で喋っていた(母談)らしく、何かあったのか母が(たぶん疲れもあって)少し強い口調で問うた。その返事は、
だそうだ。
祖父は交友関係は広いがそれぞれ相手にマメな人だった。うちの父方の親戚に対しても、季節の果物や特産品なんかを折々に送っていた(向こうからもよくお返しも来ていた)。この時期は林檎(ほぼ出身地がバレるな……)を、他県の親戚や知り合いに毎年毎年手配して贈っていて、それが、葬儀をやって当の本人を極楽浄土に送ろうとしていたっていうのに、それがちょうど終わったタイミングで相手に届いた、ということらしい。……それは普段無口な伯父さんも、反応に困っただろう。「○○さんからの最後の贈り物だから美味しくいただく。冬にはこっちから蜜柑を送るからよろしく」ということで電話が終わり、私たちは大きく溜息をついた。「たぶん、この調子だともう何軒か送ってそうだなぁ……」とみんなで笑い合った。
さすがにちょっとしんどかった。
あまりにも急すぎた。呆然とした祖母を見るのが辛かったし、その祖母の代わりに喪主の仕事を引き受けるためにずっと張り詰めた顔をしていた母を見ているのも胸が痛かった。出来ることしか手伝えなかったけど、母から葬儀が終わった後に「あんたら(私や弟妹)がすぐ飛んできてくれて本当に助かった」と言われた時の弱々しさが心配で、結局今いる自分の家に戻って来れたのは11/25だった。
だけど、そうして過ごす中にも、ふと思い出す祖父の話(孫相手に遊びにムキになったり、高校生の叔母が夜遊びしてぶっ飛ばされた話だったり)や、こうして亡くなった後にもなんだか面白いことをしてくれるおじいちゃんのことを話せる相手は、なかなかいない。
でも、顔を知らなくて、こんな長文をここまで読んでくれる人に、ちょっとでも聞いてもらえたらなんだか心持ちが楽になる気がして、あと、悲しいだけではないって気持ちになれると思ったので、こうして文章にしてみた。
読んでくれて、おじいちゃんのことを知ってくれて、ありがとう。
余談。
わたしが今の家に戻る前日、仏具屋に母と行って、位牌のカタログをもらって祖母の家に行った。その後数日、祖母はカタログを見て、あと母が撮っていった店頭にあった位牌の写真も見て、散々悩んだけど、そのお店で一番よく出回る、スタンダードなものを選んだらしい。「それでいいの?」と母が訊いたら、「わたしが死んだ時は、お父さん(祖父のこと)とお揃いの位牌にしてほしいから。これならすぐお揃い作ってもらえるでしょ」と言ったそうな。お揃いの位牌。ちょっとパワーワードだな、なんて思った。でもさぁおばあちゃん、そんな早くいったらおじいちゃんたぶん額に青筋立ててめっちゃ怒るから、もう少し一緒にいてほしいな。お正月には会いに行くからさ。
青春というのはいつでも灰色だ。授業中の教室で俺はそんなことを考えていた。(ここまで書いた。以下全てAI)
窓から差し込む暖かな日差しに照らされながら、今日も机で頬杖をついている。
教師の言葉は右耳から左耳に抜けていく。その言葉を聞いているふりをしながら、窓の外に広がる青空を見つめた。高校二年生になって一ヶ月ほど経つと、周りはすっかり受験モードに入っている。しかし俺には関係のない話だった。
俺こと橘翔琉(たちばなかける)はどこにでもいそうな普通の高校生だ。自分で言うのもなんだが成績は悪くない方だし、顔だってまあそれなりだと思う。ただ一つ普通じゃないことがあるとすれば――
「おーい、翔琉! 起きてるか?」
「……ん? ああ、もちろん起きてるぞ」
隣に座っていた友人である安藤正樹(あんどうまさき)に声をかけられて我に返る。彼は成績優秀スポーツ万能という非の打ち所がない人間だが、唯一の欠点としてとてもうるさい。今も大声で話しかけてきたせいで、教師に注意されてしまった。
「お前さっきの授業寝てたろ!」
「……悪いかよ」
「いいや別に。ただいつも寝てるなって思ってさ」
正樹はそう言いながら苦笑いを浮かべている。
「それにしてもなんで翔琉っていっつも眠そうにしてんだろうな。夜遅くまでゲームしてんじゃねえのか?」
「ちげーよ。勉強してんだよ」
「嘘つけ。お前が真面目に勉強するわけねーじゃん」
「ほんとだよ。最近ネット小説にハマっててさ、そいつを読むために睡眠時間削ってんだよ」
これは本当のことだ。最近の楽しみといえば専ら異世界転生もののラノベを読んでいることくらいだ。この世界とは違う世界に主人公が転移し、そこで新たな生活を始めるという内容のものが大半を占める。俺にとっては夢のような物語なのだ。
「へぇ~、そういう趣味があったのか。なら今度オススメを教えてくれよ」
「おう、いいぜ」
それからは特に何事もなく放課後を迎えた。正樹とは帰り道が違うため校門の前で別れると、一人帰路につく。そして自宅に着くと同時に鞄を投げ捨てパソコンの前に座った。電源を入れ起動を待つ間、俺はスマホを手に取る。そこには先程読んでいた小説サイトのページが開かれていた。タイトルは【俺だけレベル1だけど異世界で楽しく生きてます】というもので、主人公は異世界へと召喚されるのだが、なぜか最初からステータスが全て一桁台だったという内容だ。
「ふぅ……やっぱり面白いなぁ」
ついつい声に出しながら読み進めていく。この作品では主人公のチート能力は皆無なので、最初は他のキャラたちと比べてかなり弱い。そのため序盤は苦労することが多いが、徐々に仲間を増やしていき最終的には最強の存在になるのだ。ちなみにこの作品の作者は女性であり、ペンネームは『水無月凛花』となっている。
「いつか会えるといいな……」
思わず独り言を呟く。今まで何度か感想を送ったりレビューを書いたりしたことがあるが、どれも反応はなかった。作者は基本的にマイペースらしく返信が来ることは滅多にないらしい。
「よし、読むか」
画面を見るとちょうどプロローグが終わったところだったので本編を読み始めることにした。こうして俺は今日も異世界転生ものを楽しむのであった。
翌日、学校に行くとすぐに自分の席に着いた。すると隣の席の女子生徒が不思議そうな顔を向けてくる。
「あれ? 橘くんおはよう」
「ああ、おはよ……えっ!?」
彼女の挨拶に応えると目を丸くした。なぜならそこに居たのは昨日読んだ小説の主人公だったからだ。
「どうかした?」
彼女は首を傾げながら問いかけてきた。その仕草を見てドキッとする。
「いやなんでもない。それよりも名前教えてもらってもいいかな?」
「私は一ノ瀬結衣(いちのせゆい)っていうの。よろしくね!」
笑顔で自己紹介してくれた一ノ瀬さんに俺も微笑み返す。まさかこんなところで会うことになるなんて思わなかった。
「私の顔に何かついてるかな?」
一ノ瀬さんの頬が赤く染まる。こういう表情も可愛いなと思っているとチャイムが鳴った。どうやら担任の教師がやってきたようだ。
「ほらみんな、早く席に着きなさい!」
一ノ瀬さんがそう言うとクラスメイトたちは次々と着席していく。それを見た後、先生は自分の名前を黒板に書いてから振り返った。
「はい、皆さん初めまして。これから二年間あなたたちのクラスの副担任を務めることになりました、安藤真理亜(あんどうまりあ)です。担当科目は日本史となりますのでよろしくお願いしますね。それでは出席を取りたいと思います」
「あら? おかしいわねぇ、欠席者が二人もいるみたい。誰か知ってる人はいるかしら?」
一人の男子生徒が手を挙げる。
「じゃあそっちの子は?」
「すんませーん、サボりまーす!」
もう一人の男子生徒も同じように答えた。
「そう……まあいいわ。とりあえず二人とも放課後までには必ず来るように伝えておいてちょうだい」
安藤先生はため息をつくとそのまま教室を出ていった。そして授業が始まると俺はこっそりと一ノ瀬さんに話しかけた。
「うん、そうだよ」
「やっぱりか! てっきり夢でも見てんじゃないかと思ったよ」
「あはは、実はね。私の書いた小説の世界と君が読んでいた小説がリンクしているみたいなんだ」
「マジかよ……」
「本当だよ。さすがに私もこの展開には驚いたけどね」
「確かに……」
「そうだな」
「もし良かったら仲良くしてくれないかな?」
俺の言葉を聞いて嬉しそうに笑う。そんな彼女を見ながら、俺は心の中でこう思った。
(これはきっと運命なんだ。俺はこの出会いに感謝するよ。この世界で頑張っていこう。そしていつか絶対に彼女を幸せにしてみせる)
「おい、聞いたか? また出たらしいぜ」
「ああ、最近よく聞く話だな」
「俺も噂で聞いたんだけど、どうやらこの辺りにも現れたらしいぜ」
「何が現れたんだよ?」
昼休みになると、教室内では生徒たちによる会話が繰り広げられていた。話題の中心になっているのはもちろん先程から聞こえている通り、ここ数日の間に起こっている連続殺人事件についてである。殺された被害者はいずれも若い女性であり、死因は心臓を刃物のようなもので貫かれたことによる失血死だった。
「物騒なこと言わないでよね! 本当に出ちゃうじゃない……」
「橘くん……」
俺は腕を組みながら考える。
「それはわからないわ。だけど今までの事件現場を調べてみると共通点があるらしいの」
「えっ?そうなのか?」
「ええ、それがね。被害者の女性はみんな夜中に一人で歩いているところを襲われてるらしいの」
「なるほど、そういうことか……それで?」
「目撃者の話によると犯人の姿はほとんど見えなかったらしいわ。でも声だけはハッキリと聞こえたそうなの」
「どんな内容だったんだ?」
「確か『今宵は満月。貴様の命運もこれまで』とかなんとか言ってたらしいわ」
「……それ完全に悪役じゃないか?」
「私もそう思う。そのせいでネットでは『新手のファンタジスタ』なんて呼ばれてたりするくらいだしね」
「ファンタジスタ?」
聞き慣れない単語に首を傾げる。すると一ノ瀬さんはスマホを取り出して説明してくれた。
「ファンタジスタっていうのは簡単に言うとファンタジー世界で活躍するサッカー選手のことかな。現実世界ではあり得ないようなプレーをする人に対する賞賛として使うことが多いの」
「つまりサッカーで言うところのレジェンドプレイヤーみたいな感じか?」
「そうかもね。ちなみに海外だと有名な選手のことをこう呼ぶこともあるわよ」
「例えば?」
「そうだね。一番わかりやすいのはレアル・マドリードに所属するあの選手はどうかしら?あの人はドリブルやパスといった基本的な技術がずば抜けていて、しかも得点力も高いからまさに『キング・オブ・フットボール』と呼ばれるに相応しい存在なの」
「へぇ~、すごいんだな」
俺は感嘆の声を上げる。
「あとは元日本代表のあの人も有名
活動している人間が自分も含めて4~5人くらいしかいない超零細ジャンルで字書きをしている
他の創作主も今までは全員が字書き
最推しのカプが全員違うからということもあって、あんまり頻繁にお互いに感想を送り合ったりTwitterでやり取りしたりするような雰囲気の界隈ではない(全員雑食だから揉めることもないけど)
皆が皆マイペースに自カプを愛でて、他の人が書いた作品が気に入ればいいね押すみたいな感じ
そこに2ヶ月前、突如として神絵師が現れた
控えめに言っても絵がめちゃくちゃお上手な上に、SNSに流している推しカプの解釈も非常に素敵である
とりあえず匿名状態でいいねを押しまくって応援してるんだけど、これ、個人が特定できる状態で感想とかコメントとか送ったら、界隈の他の字書きに擦り寄りとか思われるんじゃないかと思って話しかける勇気が出ない
一応匿名のメッセージツールは置いてくれてるんだけど、お返事がSNS上で公開されるので、何分界隈が狭いから頻繁に感想送り続けてたら文章でバレるんじゃないかという気がして一歩踏み出せない
DM送ろうかなとも思うけど、絵師さま本人にも擦り寄りとか思われたら嫌だしなぁ…
気にし過ぎかな?
あーモヤモヤする
「今まで逃げ続けてきた人生でしょw」
会社のM先輩(仮名 イニシャルは男の先輩なんでmenのMより)からの何気ない一言。
こんなこと言われるほどまでにM先輩を怒らせるきっかけが色々あったのだがそれは省略。元を辿ると自分の仕事が甘いせいなので自業自得なんで。
まぁ嫌味の一つや二つ、言われたところで受け入れるしかない背景はあったのだけど、これは流石に変化球過ぎる唐突なディスりだったので(M先輩は何を突然失礼なことを…)と思って言い返そうと思ったけど、何も言い返せず黙ってしまった。
今まで生きてきて、これほどまでに自分の人間性を的確に言い表されたことは初めてだった。
受験や就活の時なんかは、面接対策だったり何かよくわからんセミナーの自己理解を深めようだかの目的で自分の性格を自己分析させられたりするが、そういう時大体は自分って「真面目系クズ」とか「ろくでなし」だなぁと分析してきた。しっかりやってるように見えて実はズボラだったり、言い訳さえつければ多少甘いことやっても仕方ねぇだろってスタンスだったり、アウトロー気取って悪ノリしてしょうもない遊びをやったり。でも他人がそういうことやってると真っ当に動かない人間には怒りたくなるし、あいつらはクズだ俺みたいな真人間とは違って劣ってるからああいうことしちゃうんだ、なんて見下したりするタイプの本当に嫌な奴。
まぁ流石に「分析した結果、自分は真面目系クズです!」なんてそのまんま言うわけにもいかないので、マイペースだとか、争いや変化を好まない温厚な性格とか、ちょっと綺麗な言葉に言い換えたりして誤魔化していたけども。
でもこんなに端的でわかりやすい表現があったのか!と目からうろこだった。「嫌なことから逃げる性格」とはまさに自分だ!
思い返せばまさにそんな逃げてきたエピソードがたくさんある。
誰か困っている人が居る時、大丈夫ですか!なんて駆け寄る構えだけはする。でも誰かほかの人がもう駆け寄っていれば自分は何もしない。あぁ大丈夫だな、とその状況から逃げる。
電車で座っていて目の前に老人が居る時、眠ってるふりだったりスマホに集中してるふりをして席を譲ることから逃げる。
学生の部活の時、こんな性格でも一応運動部だったが、何かと理由をつけて練習をサボって逃げたし、合宿も自由参加だったので最初の1年目は参加しても2年目はパス。キツイ練習から逃げたかったし。
就活の時、就職課や合同フェアなんかでよくやってた履歴書やESの添削とか、面接練習を受けることから逃げた。自分が書いた内容やチョイスしたエピソードをバッサリ切られて否定されるのが嫌で逃げた。あなたの受け答えこういうとこが足りてませんよって辛らつなこと言われるのが嫌で逃げた。どちらも自分のためには逃げるべきじゃなかったのに。
そんなもんだからちゃんとした会社からは一つも内定を貰えず、手元にあった数少ない内定がタクシー業界とブラックで有名な某オタク系古物商。でもこんなところで働くのは自分の理想じゃないから嫌だと、変なプライド持ち続けて逃げ出す。
就活は冬まで続いた。就活という行為自体から逃げなかったのは偉いと思う。
こういう時頼りになるのは大学の就職課なんだけど、春先から色々頼ってるならともかく、秋口になっていきなり頼りだすことのみっともなさとか、今まで何してたの?なんて言われる羞恥が嫌で逃げた。
一番逃げたかったのは「あなたこんな内容でずっとエントリーしてたの?」とか言われたりすることだった。今までの自分がやってきたこと全てが誤りで、全てが無駄になるような気がして。どっちみち落ちてるんだから結局無駄なんだけど。
まぁそんなんでも何とか「新卒でこの会社入りました」って言えたらそれなりの体裁を保てるぐらいの企業と縁を持つことが出来た。
でも仕事の中でも逃げることは続いた。
とりあえず最初の数年間は現業職で経験を積むことになるので、まずは交代制で勤務するのだが、まず自分が最初に考えていたのは「自分の勤務時間にでかいトラブルおこるなよ…」ということ
まだまだ新人として甘く見られてた頃に先輩と絡んだり積極的に仕事に取り組んでわからないことは質問したりすることから逃げてきたため、入社数年目なのに新卒レベルの質問をすることが度々あった。え、今更それ知りたがるの?これ知らなかったの?なんて反応されることは日常茶飯事
仕事のトラブルで困っているとき、本来なら自分の担当部門のトラブルなので自分一人で解決するべき内容なのだが、さも難問かのようにアピールして周りの人から「ここをこうすれば?」「あれはああして…これはこうで…」なんてアドバイスが飛んでくるのを待ってた。自分で解決することから逃げてた。
そしてもっと悪いことが「こうすれば?」なんてアドバイス貰った時に「それですよね、自分もそれ目は付けてたんですけど」なんていう一応自分でも考えてましたアピール。
「周りが解決してくれてよかったな」、と。う~ん、見透かされてるな。
そんな逃げ続けてきた人生を先輩に見事に見抜かれ、雷に打たれたようなショックを受けた私が今何をしているかというと、この発言がきっかけで適応障害を発症し休職に入るという「逃げ」の状況です。
嫌なこと言う先輩や仕事から、自分の性格に従ってに「逃げ」の選択肢を取りました。あんなこと言われた直後に、その人生を体現するかの如く本当に逃げのポーズ取ることになるとはさすがに自分でも思わなくて先輩の慧眼さに怖れおののきましたし、きっと先輩も「あいつに『逃げ続けてきた人生だろ』って言ったらここからも逃げやがったwwwwマジ図星wwwww」なんて職場でゲラゲラ笑ったことでしょう。多分自分が逆の立場だったら表向き反省した後に間違いなく裏でゲラゲラ笑うし。
そんな逃げの性格を変えたくて、とりあえずどっか仕事の楽そうなところを…なんて選択肢は選ばず「公務員試験を受けよう」という自分にしては珍しい積極的な選択肢。
でも滑り止めの自治体に内定誓約書を出しつつ、本命の自治体の試験がまだいくつか進行中なのでちゃっかり受け続けるという、どう転んでも少なからず公務員として働けるような「逃げ場」を用意しながらの転職活動なので、結局根っこのところは変わってねぇなぁこいつ、と思う日々。
もともとは特別酒が好きだったわけでもない。
学生時代に水商売のバイトをしてみたら、自分でも驚くほど飲めた。
就職してからも会社では酒豪キャラとして場を盛り上げるのに重宝された。
歳を取ってからは先陣切って飲まなければいけないような場面もなくなり、マイペースに飲めるように。
これからはお酒を心から楽しめるなあーと思い、趣味と呼べる程度には知識も身についてきたところだった。
コロナ禍に入る少し前、プライベートでのストレスが重なって外飲みの回数が劇的に増えた。
お店で飲んでいる間は不思議とシャキッとしていて、お会計を済ませたあたりから記憶が曖昧になることが重なった。
翌朝目が覚めると帰宅してからさらに飲んだと思われる空き缶が転がっている。
そういえばコンビニ寄ったっけな…くらいのうっすらとした記憶しかない。
そんなある日、とうとう警察のお世話になってしまった。路上で寝てしまっていたらしく、気がついたら警察署の保護房みたいな柵の中。
顔から転んだのか殴られたようなアザはできるし、荷物はグチャグチャだし、いい大人がなんて情けないんだと反省しまくった。
もうこんなふうになるまで飲まない!と誓ったはずなのに…コロナが流行りはじめて自宅に引きこもり状態となった私は、また酒に溺れてしまった。
振り返ってみると、お酒とうまく付き合えていた頃って他に夢中になれることがあった気がする。
だけど今は嫌なことがあればとりあえずビールの缶をあけてしまうし、予定がない日は昼から飲むかーってなってる。
恋人も家族もおらず、コロナで友人たちともあまり会えない孤独を酒以外のもので紛らわせたい。
オンラインゲームの種類にもよるけど
狩りとかMMORPG。
マイペースにやろうとすると、
友人たちとレベル差開いて
同じコンテンツで遊びづらくなる。
いや、無理。
もはやゲームじゃないし。
じゃあ誰とも絡まずにソロでやればいいじゃない?
ソロでやりたいからほっといてってのもなんか嫌な言い方だしな。
付き合って4ヶ月の彼氏と初めての宿泊の旅行に出かけ喧嘩もせず楽しく旅行を終えたあと、LINEの返信頻度が落ちた。
それに対して、1日1回くらいはやりとりしてよ!と送ると
「ごめん疲れてて…」と返事がきた。
しばらくして親族の葬式があるから連絡がつかないと言われ3日既読スルー
その後、葬式が終わった連絡を受けそれに返信して4日未読スルー
そしてそれに「気が向いたらスタンプでも送ってよ」と追いLINEをしてまた既読スルーされて3日経った
自然消滅をしたいような感じは伝わるのだが御年アラサーになってその手口はあまりにも卑怯だし
私はまだ気持ちがあるし、正直なんでこんな扱いをされるのかわからず執着したい気持ちがある
確かにマイペースな人だったからLINE頻度についてあれこれ言われるのは嫌だったと思う
だけど、自然消滅を狙うほどのことまでなのかは疑問だし
完璧な女ではないので非がなかったといえばそんなことはないと思う。
だけど、どうして私は別れようの一言も言ってもらえないのだろうか
なんだか考え込んで眠れない夜はどうすれば眠れるのだろうか
テレビつけたら野球ばかりで大谷翔平選手がベーブルース球の野球の神様の横綱級の話ではなくて熱闘甲子園だったわ。
街に出ても暑いけど、
一節歌っておくけど
雪よ岩よ我らが宿り~ってあれも雪山賛歌で冬の雪の山の歌じゃない。
夏の山の歌って意外とないのよね。
私はマイペースで
もう暑くて急にコロ助が出てくる始末だわ。
でね、
牛乳のパックに至っては
1リットルサイズのものに900ミリリットルしか入っていなくて、
どんどんステルス値上げ!
でもよでも!
麦茶に関しては
挙げ句の果てにはもう
その隣にはスーパーカップ1.5倍のカップラーメンが置いてあって、
スーパーカップ1.5倍が置いてあったので
ちょっと笑っちゃったわ。
増える一方よ。
500ミリリットルの規格内の範囲での精一杯の増量に限界を超える挑戦をしているメーカーには
被っている帽子がなくても脱帽よ。
そんでもう普通に
1リットルペットボトルの方が逆にピコリットル当たりの値段が安くなって割安なので
そうなるってーとよ、
自動販売機の500ミリリットルのボトルが入る自動販売機の規格にどんだけ増量した麦茶のボトルが入るかのロマンを競っているこれは鳥人間コンテストなのよ。
もうこれ以上メーカーが競い合うと対岸に到着してしまいそうな勢いだわ。
あとさー、
言われても知らねーよって言われそうだけど、
100グラム当たりの塩の量のスペック値が書いてあるパッケージの裏の表示って有るじゃない。
ぱっと見の塩分量は圧倒的に少なく見えるマジックが発動されて、
少なっ!って圧倒的な印象を与えてるのね。
まあ30グラムだし3倍して同じ単位に揃えてかけ算するのが面倒だってことだけど、
同じメーカーのくらこんならくらこんらしく、
表のデーターは揃えて欲しいと思うわ。
でも一瞬でも冷静になれば
あとスーパーの値札で
100グラムとか100ミリリットルとか当たりの単価も小さく書いてくれてるところがあって
あの表示もするしない統一して欲しいわ。
するなら全部して欲しいところよね。
かといって
お醤油を1リットル買っても短期間で集中して醤油の型の醤油の呼吸では使いきれないので
フレッシュパック密封のものを割高でも新鮮さフレッシュさをキープして保っていて
いつでも美味しいお醤油の風味を感じ取れるので
そっちの方を買うことが多いことも事実よね。
どっちもどっちかしら。
うふふ。
しっかり寝てしまった遅く起きた朝だったので、
今日もご機嫌さんに出発よ!
もう帰ったら朝も晩も飲んじゃって仕方のない
全私が涙よ!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
ワンピースとコナン、両者とも100巻を超えたということで迎えたこの対談。なおコナンのほうが話数はちょっと多い。
ファンとしても青山剛昌がたびたびワンピースの名前を出していたこと、100巻が同じタイミングで来るのでそこで対談をしたいと言っていたこと。コナン100巻のときに尾田が青山を戦友だと祝ったことなどがあったので、かなり楽しみにしていたのだが、ついに初対面!
なんとつながる表紙!声優の祝福コメント!コラボ動画!看板!などなどお祭りムードが漂った中でサンデーの編集長は尾田に名刺を渡していつでもこっちに来いと言わんばかりの熱だ。
多分青山はこんな大事になるなんて思わずに提案したに違いない。
そんな対談では読者が初めて知る新情報も散見された。作品ファンは要チェック!なのだが本当に面白いのは二人のスタンス、そして雑誌の色がわかる部分であった。
常にアンケート順位を気にしている。そして他誌のことはライバルだと思っていたそうだ。ワンピース連載当初というと灰原哀が出てきた頃でコナンは人気爆発を始めたころ。だからコナンは敵でライバルであったので読まなかった。しかも「推理漫画が少年漫画の一位であってはならないと思ってた」などの超失礼発言が飛び出す。現場のジャンプ編集長はここで胃が焼き切れたであろう。
そんな尾田に対して青山はジャンプはサンデーの味方だったと話す。仏か?
そもそもジャンプは自分の描く漫画と共通点が無いのでライバルになりえないらしい。
元々ジャンプは漫画家が入れ替わる漫画雑誌だ。それに対してサンデーは漫画家を据え置きで漫画が変わっていく風潮がある。
このあたりが二人のスタンスを大きく分けた部分でもあり、二人がその雑誌の色にハマった部分でもあるのだろう。
そしてジャンプとサンデーの違いを青山が指摘し、尾田が解説した部分が興味深かった。
ジャンプはラブコメはラブコメ、バトルはバトルと分かれている。それに対してサンデーにその境目はない。殺人もラブコメも同じ場所で起こるのだ。
ジャンプは恋愛を挟まずヒットした作品が成功体験としてあるのだろう。尾田自身もラブを挟むと人気が落ちると思っている。
しかし青山は即答で否定する。むしろ燃え上がって応援してくれると言う。これは青山やサンデーがラブコメを挟んだ作品で成功体験があるからだ。
ジャンプ側の前編はそれが如実に現れており、尾田が「あの頃のジャンプを語ってくれ」と頼むと青山は「マガジン派だった(見てない)」と返すのだ。
ジャンプの第一線でずっと戦ってた大手企業勤めの尾田とサンデー特別顧問的立ち位置でアホほど稼ぐフリーランス青山と言った感じ(干支が一回り違うのもある)。
そんなバチバチジャンプ対談から後編サンデー対談になると、一気に空気が緩和されるのだ!こんなところにも雑誌の色が?と思ったのだが、狂犬の尾田が仏の青山に心を開いていくのだ。
・ファンレター嬉しい
・考察厨の扱い方
・周囲だけ変わっていく
・映画に関わりすぎた感がある(忙しい)
・一作品で好きなこと全部やってる
・一応終わろうとは思ってるが約束しきれない
狂犬尾田が最後には「せーので一緒に終ろう」とか言い出すほどなのだ。
正直なところ青山はいろんなジャンルの漫画家と対談する機会も多いのと超がつくマイペースなので、どこでもこんな風ではある。
しかし尾田のこの感じはなかなか見れないものだった。とくに少女漫画大好きの青山にラブコメを後押しされてしまった今後の最終章ワンピース!いたる所でカップルが生まれるかもしれないし生まれないかもしれない!
そのきっかけとなるかもしれない対談、何度も言うが必見である。
なお大量に入荷したらしい近所のサンデーがもう売り切れているので注意が必要だ。電子もあるがポストカード欲しいなら急ぐように。
私は必死になる人がとても苦手です。
例えば電車に乗る時なんかに何故かその人のなかではラットレースが始まっていて、
かなぐり捨てて蛮族のごとく他人のカラダをグイグイと押しやりながら、
いや、まあ気持ちは分からないでもないけど、そんなに必死になってやることか?それ。
わたしがいつも乗る駅の電車は終着駅まで乗っていても18分程度で到着する電車だ。
その間には大きな駅をいくつか通過するので乗客はどんどんと減っていく。
つまり多少、不快な乗車位置だったとしても5分~10分のうちには解消される。
なのにだ。
毎日毎日決まったルーチンを黙々とこなすが如く、必死こいて電車に乗る人達、そういうのがものすごい苦手。
と同時にとんでもなくマイペースにちんたら電車に乗るような人ももちろん嫌(こういう人はあんまりいないけど)。
まあ、私は思想的に全体主義的な傾向を持っているのだとは思う。
私個人のベストポジションよりも集団がトラブルなく、各々にとってベストではなくベターなポジションを見つけている形が一番しっくりくる。
そのために私がやや貧乏くじを引いてもまあそれはそれでいいか、と思えるタイプなのだ。
あれさ、散々科学的根拠ないとか迷信だとか言われてるのに、未だに話題に出すやつが多くて謎だったんだよ。
正直、頭悪いなーってバカにしてた。
けどわかっちまったわ。
→定型発達
いわゆるO型:おおらか、ルーズ、時間を守れない、片付けられない
→ADHD(多動、注意欠陥)
友達に血液型きかれて答えた時、「あ~O型なんだ~やっぱりね~」っていわれる奴は周りからADHDだと思われてる。
自己紹介で「A型なんですけど、よくAB型っぽいっていわれます」といってるやつは自分がASDであることをさりげなく告白してる。
血液型当てゲームは定型の中から発達を見つけ出すゲームなんだ。
本当の血液型がなにであるかはどうでもよくて、初対面でインスタントに発達を見分けるための簡易チェッカーだったんだ。
「コイツ、まだそんな迷信信じてんのかよw」って内心バカにしながら、馬鹿正直に「O型ってよく言わます」とか答えてた俺がバカだったわ。
主観ではなくて、他者の認識がそうなるように設定してくる。(というか、主観の話なら全PLが「自PCが一番かわいい、大切」と思っていて当たり前である。)
曰く、容姿のステ値が平均以上だから美形で異性人気があるだの、合法ショタで誰からも可愛がられているだの、本人はマイペースなだけなのに不思議と周囲に構われやすいようだ。だの、他PCの設定をチェックした後で最年少で唯一未成年だの一番背が低いだの紅一点だの後輩だのいつも面倒をみてもらっているだの。
そのうえで、当日は「この状況ってことは、自分は周りに気を使われちゃうんじゃないかな~……」とやってくる。いや、こっちの設定的にはどうでもいい(若しくは、お前に気を配るのであれば同時に他のPCにも気を配るような性格と説明したはずだ)が…?と思っても、その場で「いや気は使わないっすね(笑)」とは言えねえのよ。
②いつも微妙に非協力的
非協力的なPCが迷惑、なんてのはTRPC黎明期からとっくに知られている(なんならルールブックにもPC作成のコツ的に書いてある)ことであり、もちろん酷ければ進行係が指摘を入れるべき事項なのでそういうレベルの話ではない。
進行に支障があるほどではないが非協力的、という設定を作っておいて、PLも非協力的なやつ。
「ノリ気でない人物を巻き込む」という筋書きはRPを深める要素にもなるしそれ自体はいいが、その場合「巻き込まれている」のはあくまで該当PCであって、巻き込む作業自体は場の全員の仕事、つまりそのPL本人も「無事巻き込めました」という結果になることを目的に動いているはず。というか、PLがこの事件にこのPCを関わらせたくないならなんでこの卓に来たの?という話になる。参加前提に「何々という状況下になることが可能な立場であること」って書いてあるやろが。自分の作った設定から何が起こったらその状況下になれるかくらい自分で計画してきてくれ。
自分以外のPLが巻き込み役を「やらされている」ということに気づいてほしいというか、こっちが巻き込み役やるのは構わんが、PC描写で「興味が無い」「断ろうとします」「気づいてないですね」を繰り返すんじゃなくてせめてPLは「設定上自発的になれないので巻き込み役を頼むよ」という認識でいてくれ。巻き込みシーンを差し挟みたいのはお前であって、周りは付き合ってあげてんだからさ。
あとGMの提案を蹴りつづけて無駄に困らせるのも、GMとの丁々発止こそが楽しいんだと思っているのかもしれんが、ゲームも進まないしお前のそれが終わるまで他の人やることないし、そもそもTRPGってGMとPLが競う遊びではないしで、正直魅力が無い。その設定、そんなに出したいこだわり要素なんでしたら、もっと別のシーンで面白く織り込めないの?
③人の設定は壊す
これはおそらく①および②を実現するために起こっている事態なんだろうけど、会話相手の設定上自然には起こらない関わり方を誘発したがるので、そいつは設定を突き通し、こっちは曲げない予定だった部分を曲げる羽目になる。
「美人が急に入ってきちゃって気になっちゃうね!」←愛する伴侶がいるので無反応っすね
「無理やり誘えば渋々ついていくかも」←自主性を重んじるリーダーだから一度断ったらそれ以上二度と誘わないと思うよ
「道を間違えちゃったよ~」←こっちも生活力無い設定なんで道案内は無理だわ。自力で帰ってね
「子供だから守ってもらわないとヤバいかも(笑)」←「過去のトラウマで子供が嫌いなので避けている」って説明してあるよねえ
「学生同士でマック?セレブだから行かないなあ。自分がおごるから高級レストラン行こう」←なぜ対等な相手に理由も無くおごられなきゃいかんのよ。友人がマックを嫌がっているならそもそも諦めるPCしか場にいないだろ。しかもシナリオが「友人同士でマックへ行った」から始まる、って書いてあったのに今更なぜ…。
…と、言えた場合はいいが、大抵は本編が始まってもないのに膠着して時間がもったいないのでどうにかして差し上げることになる。
で、セッション後の感想は「いや~、巻き込まれたせいで酷い目にあったわw今日のことはこのPCにとって嫌な思い出になりました!」
ああそうすか…。確かにずっと周りのPCにいらない迷惑をかけられている自分、っていうスタンスだったもんね…。
上記のどれか一つにちょっとでも掛かったら気に食わない!という話ではない。
これらを毎回やってくる、あるいはやろうとしてHO上難しいと分かると不満そうにする、そういう奴だったと何度か遊んでみて判明した奴がいるので、そいつ個人に対する印象の話である。
おそらく本人はそういうストーリー上の障害になるPCのほうが、何にもで疑問も無く飛び込むPCより同卓者にとっても遊興性が高いと思っているんだろうと思う。つまり、サービス精神という面があると思う。ので、めんっどくせ〜!別にそのお膳立ていらね〜!自分が読みたい話を自力で作れないのに人に作らせんな!と思いました、という愚痴。