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はてなキーワード: ひらひらとは

2014-06-26

http://anond.hatelabo.jp/20140626125325

男に生まれて良かったと思ったことが一度もなく、むしろ服装の選択肢がすごく多いのがとてもうらやましくて女に生まれたかったと強く願う俺はたぶん童貞からそう思えるのだと思ってる。

ブラでおっぱい盛ったりスカートひらひらさせて歩きたいとかまでは思わない(いや、全く思わない訳ではない)が、服屋にたくさん並んだ服を見て、これもいいけどあれもいいし、と延々悩みたい。

今の身体は男にしてもデカ過ぎて、それがほぼ出来ないので。

2014-05-10

韓国フェリー事故がずいぶん気になっていて、

向こうの新聞自動翻訳にかけて見るのだけれど、

今日の出来はいつもに輪をかけてひどかった。

途中で犬食?の話になるのが、なんでだかわからない。

建築許可が出ないから、この谷の人々は、ビニールハウス仮設の建物に住んでいる。 表側は安物ですが、それでも備えるものはすべて備えている。 家に育てる犬がかなり多い。

なければGitのの子、サッと入らない。 その遺跡が抜け大邱寝転がっ区のキュウリ畑だ台無しノトネ。

畑に出て仕事を見ていた中江アジアンな奴が私たちをポンヒ見つめて自分の家に入った。

ここの犬は飼料ならないモノであり、古参入手して育ててウォー。 だから肉が多くて味が良く。 その子犬が小さく見えますが、伏してしまうと大きい。 時されると、あいつらもなくなりますよ。 今年もすでにかなり追いついた。 犬は1年2ヶ月のものが一番おいしい。 その子犬たちがすべて同じ船で出てきた連中なのにシバジがナムギョノトジ。 私ヌロンイイトジャンオ、珍島犬雑種なのにあんな奴がいい内臓。 した三筋は出てくるものね。

犬を眺めるおじいちゃんの目が奥ゆかしくた。

数日あるが、安養の友人が食べオンデャ。 一匹倒さなければならものよ。 釜かけておいて一日中クルイミョ食べると楽しいイトジャンオ。 いくつかの場合は、レタス青唐辛子の畑でおかずもたくさん出てきて、その番小屋に登って下見下ろしながら食べるとその良さができない。 私たちは、一匹に45万ウォン受ける感謝の意を5万ウォンより与えていく方もいて。 したマリミョン10人なんだ、二十皿頭食べ。 取ったのに行けば高価です。 100万ウォンも受けて200万ウォンも受ける農場条シネも高価になると思います

ひらひらヨモギがサムの近くに白装束である

この噴水は水がないマーラー梅雨になると水が多く出てもアング。 1983年に私がサムを一人で波をチェックアウトすごく苦労したよね<<

2014-04-14

パンツ見えてるんだけどいいの?

新人の娘に2000枚シュレッダーかけるの頼んだんだよ。

シュレッダーは俺のデスクの横にあるわけ。

そしたら、最初は立ってやってたんだけど疲れたのか座ってやり始めたんだよ。

椅子にじゃなくて、うんこ座りというやつでよ。

そしたらさ、ズボンからずり落ちてパンツが見えるんだよ。

緑のひらひらが付いてるやつだよ。

もうかれこれ40分パンツ見えてるんだよ。

これって、見えてるのは解ってるんだよね?

真後ろに俺座ってるしさ。

うんこ座りって足がつかれるじゃん。

から時折座り直すわけ。

そうすると余計にずり落ちてもうすぐお尻の割れ付近まで見えそうなのよ。

これって、見た方がいいの?

見えてるよって言って方がいいの?

見えてるよって言って法律で罰されないの?

世に言う見せパンってこれのこと?

見てあげることで喜ぶの?

昨日買ってきたの?

彼氏にも見せてないの?

パンツかわいいねとか言って欲しいの?

あわよくば、前も見せてほしいなとか言って欲しいの?

こんな昼間から

今夜暇なの?

緑のひらひらがずーっとこっち見てるんだよ。

パンツ可愛いね。

2014-04-08

明日の小保方氏の会見での私的注目ポイント

注目の会見が予定されているが、個人的に注目している点が2点

  • 服装

STAP細胞で話題になった時は、ばっちり化粧してひらひらの服装、その上割烹着というわけだが、あれは完全に作り上げていたものだろう。

状況から見て、無難なのはスーツ姿だと思うが、果たして明日はどちらか。ひらひらの格好で来るならば完全にマスコミを手玉に取ろうとしてると思われるが、どうか。

女性武器ですが、果たして泣くかどうか。

状況から見て泣かずに済むとは思えないので、泣き方が「わざと」か「我慢しても泣いてしまう」のどちらかによるが、どうか。

ひらひらの格好で見え見えの涙流されるとなぁ... と思うが、一般的にはそれがウケるかも知れないがバッシングは強まるか。

一度裏切られたという思いがあるから次はそれほど擁護されないような気がする。

精神的に不安定で入院したのが本当であれば、会見などしない方が良いと思うのだが。

万全であっても耐えられない相当なプレッシャーがあるのではと思う。

会見で泣き崩れ... とか、科学者の態度じゃなくてワイドショーの素材でしかない。

STAP細胞は本当なら素晴らしいと思うが、論文不正に関しては悪意がなくて間違ったとしても程度が悪過ぎる。また、Nature論文だけでなく博士論文でも剽窃をしているとなれば、そもそも博士資格がなく理研でのユニットリーダーという待遇も与えられるべきではなかったわけで、完全に研究者としては詰んでる。もう一度学位取得からやり直して素晴らしい研究をする可能性がゼロだとは言わないが、理研研究を続けたいというのはいくらなんでも無理ではないか。学位論文妥当性は学位を授与した大学が判断すべきだが、まああれも汚点だわな。

2014-02-17

プチプチを窓に貼るよりカーテンとして使うのがいい

水で窓に貼り付けるタイププチプチコスパ悪すぎ。、

普通プチプチカーテンレールに引っ掛ける金具を貼り付けてカーテンにするのがベスト

窓も開けられるし、見栄えもそれほど悪くない。

貼り付ける位置は端からそれぞれ10cm離して開始するのがいい、

余分な部分が窓枠を覆ってくれる。

一番下の部分は10cmくらいで折り返してテープで止めると余りひらひらしない。

2013-11-09

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語 ネタバレ

2回目以降見るなら気にしたらいい所々

ほむらさやかの台詞全般

・常にまどか(と同じシーン)に監視しているQB

・序盤の映像の異常さ(隣の教室に人が誰もいない。魔女空間特有の物がある等。)

・目に注目して見るとより楽しめる

・各魔女の持ち物と思われる遺品(物品)が連続で表示される

・映画冒頭のバレリーナのうち1人がまどか(真ん中左より)

・初戦ナイトメア空間すぐの『welcome to cinema』京さやの次のシーンに小さくマミサンが写るらしい。

、ドアをくくった後左中にマミさんべべシャルがいる。

・べべの紅茶が爆発のシーンでほむらの時間停止、まみのリボンコンボが発動している

・事あるたびに強調されるマミさんのOPPAI

・朝食のまどかパンチラ(白かったよ)

・OPでデビほむの影が映る(ほむらが、歯車につながれているシーンの直後)、デビほむイヤリングOPの最後

・OPの普段着は、過去版権絵で描かれたもの

・はじめの風景が変わって行くシーンで、終盤の塔が映っている。

・転校初日は白ハイソックスだったほむほむがいつの間にか黒タイツに変わってる

・仁美メア前のまどほむは、ワルプルギス前の二人の会話(一ヶ月だよね)

・仁美メア前の集合シーンでQBを威嚇するべべ

ナイトメアの手=魔女ほむらの手)

さやかリリアン きょうこ、編みこみ結界 まどまみ、ティロ・デュリェットの演出等(ナイトメアに関するするものすべて)が手芸に関するもの

ほむらの能力が速攻受け入れられる(過去ループだと上手くいってない)

・べべ「モジョモットカマンベール!」

・変身シーンがいろいろと面白い

・変身シーンで、魔女は魔法文字(QB語)、神はカタカナ

まどか変身時背景→上部左右と中央下部に「マドカ」

・変身シーンの少女漫画風☆魔法少女まどか可愛い.あんこちゃんモンキーダンスがツボ

・杏子変身時親父の宗教マークが出てる

・それぞれの変身シーンで流れる曲がそれぞれのテーマアレンジ(まどか女神まどかの曲のアレンジ)

ほむほむの時止め演出が細かい

・マじカルバナナの時のしぐさ

ゆっくり仁美にバイオリンの描かれたお札

・仁美ナイトメア撃破後、マミさん「今日だって危なかったんだからっ(?)」の時、まどっちのテヘヘが可愛すぎる

・屋上での弁当箱(用確認。弁当箱の色で確認できる)

・メガほむと杏子が会話してるシーンで話が進むにつれ、机の上のコップがだんだん増えていく

・脇の手回しオルガンの上にトカゲの飾り

・後編魔女文字EDの枠のデザインによく似ている

・ペロペロキャンディーは眼鏡を外した時点で消失

・メガほむ違和感感じたと同時に歯車落ちる(世界が壊れる予兆)

・杏子の色の風船が飛んだあと、黄色・緑・青・ピンク色の風船が飛び立っていく

・「巴さんとベベはいつから?」と聞いた後に、最初の全画面QB顔

マミさんがお湯沸かしに行く時にリボン出す(画面左下)→急なイメチェン紅茶を急いで飲む、怪しい所を察していた

・ベベを誘拐して外に出るときのほむ最初の台座がシャル戦の足場と同じ

・マミ戦始める前にすでに街が壊れ始めてる(時間停止解除後)

ほむらが、まみのリボンを撃つが透明化されて切れないところ

・ざくろを投げつけられるほむら

・Do you Enjoy the Movie?の文字

まどかに押し倒されるところ(船頭の使い魔が盛大な花火

・本編にあった噴水のシーンでまどかほむらに「相談に乗るよ」という(本編だと逃げられた)

・花畑のシーンの会話

まどかほむらの髪を編む→ほどいて決別(決断に近い)

ほむら感情で周りの花が変化

ゲームセンターナイトメアによって追加されるモブ

スマホを捨てた時に、そのスマホひらひらと落ちて黒い羽根(ホムリリィの羽)に変化(スマホが羽のように落ちてゆく)

ベットシーツかぶる最後のかわいいほむらちゃん

・怒りで次々変化していくシーン

・パ!パパパパパルミジャーノ・レッジャーノ!でなぎさの脚が出る

レシピの絵に逆さに突っ込むベべ(なぎさ脚つき)

・ホムリリィ戦にさやかなぎさが連れてきた他の魔女の使い魔多数

・オクタヴィアが杏子の巨大槍装備(きょうさやの会話後)

・ティロフィナーレの反動で、カップの上のケーキが吹っ飛ぶ。

・ティロフィナーレ列車砲,着弾の衝撃波に巻き込まれる恵方巻きなぎさちゃんが、吹き飛ぶ(細長い渦みたいなの。爆散直後左側)

・一緒に弓を撃つシーンでのふたりの会話の擦れ違い(まどかがそばにいればどんな姿になろうとも怖くない、もう躊躇ったりしない)

・円環間際、中沢(上条仁美と同じシーン)も含め先生もちゃんと戻ってきてる

・鳥っぽい使い魔が中沢?の椅子の下敷きになってもがき苦しんでたw

リボほむがまどか捕まえた時のなぎさセリフ

「SGが呪いよりもおぞましい色に染まっていくのです・・・!」

SGは穢れを溜め込みすぎてダークオーブへと変化したのではなく

募らせていった愛によって、巻き取ったまどかの因果の糸(人間としての記憶)と共にDOへと変化してた

・悪魔改変後の世界で誰が魔法少女続けられてるか〈全員確定〉他は意図的にぼかされてる?〉

・終盤のデビほむらの使い魔(カラス子供)

「あの子にも嫌われるわよ?」のシーンでは、黒い羽根が降っているにも関わらずほむらの目には白い羽根が写っている

スロー再生のところでゲーセンシーン(パンフ私服うめ絵)

・最後、まどかが転校してきた時の最初のBGMの不協和音アレンジ

・最後の一人ルミナス(BGMはまだダメよの寂しいVer)

・QBの目が濁っている

確認出来てないもの(有るようにも見えるもの

バスの座席に座っている時の杏子のパンツ

ほむほむが、キャンディーを捨ててる(はっきり見えない)

・OPの世界に色を与える手

一回目→まどか

二回目→ほむら

白い羽根がまどかを表すのは間違いない

中盤、ほむらが「まどかの記憶を捏造できるのは~」と言うとき

白い羽根が箱に入った描写がある

神と悪魔を対比させるように、ほむらの黒い羽根とまどかの白い羽根が対比になってる

「あの子にも嫌われるわよ?」のシーンでは、黒い羽根が降っているにも関わらず

ほむらの目には白い羽根が写っている

まどかのことを指していることを表している描写だろう



その他

なぎさ変身シーン前の魔女文字

MAHOU

SYOUJO

GILY

SOUL JEM

SUGAR

PEPPER

SAUCE

DREAM

HOPE

INNOCENCE

(A LITTLE QUANTITY) SWEET

翻訳

魔法少女

貴方

ソウルジェム

砂糖

胡椒

ソース

希望

無邪気

ほんのちょっとの塩

ほむら変身時に現れる魔女文字

LCH (ICH?) TOTE MICH

SIE VERHERRLICHEN DEN TODV (TOD?)

ZU MEISTERN

google翻訳

I kill myself

they glorify death

to master

私(=ほむら)は自殺する(死ぬ)

彼ら(=QB)は(私の)死を褒め称える

円環の理を)制御するために

小道具

ざくろ…花言葉 愚かしさ、優美

りんご…実言葉 誘惑、好物

トマト…感謝、完成美.花言葉は「偽り」

タンポポ花言葉「別離」綿毛が飛ぶ様子からつけられ花言葉は「愛の神託」

ざくろを投げていたのは愚か者に物をぶつける感じだね

の子供がまどか石像にザクロ投げる時に言ってるのは、Gott ist tot!。ニーチェの言葉で「神は死んだ

りんごを拒否したのは仲間を持つ誘惑を拒否

トマトは,ほむらちゃんが自分に嘘ついてる

・劇中の白い羽

白い羽根がまどかを表すのは間違いない

中盤、ほむらが「まどかの記憶を捏造できるのは~」と言うとき

白い羽根が箱に入った描写がある

神と悪魔を対比させるように、ほむらの黒い羽根とまどかの白い羽根が対比になってる

「あの子にも嫌われるわよ?」のシーンでは、黒い羽根が降っているにも関わらず

ほむらの目には白い羽根が写っている

まどかのことを指していることを表している描写だろう

・お弁当

べべ  : サントイッチ

マミ  : 和風弁当

まどか : からあげ

さやか : キャラ弁

ほむら : ジェム弁

きょうこ: コンビニパン

弁当箱の色から判断

まどっち:キャラ弁

ほむほむ:たけのこ弁当

マミさんサンドイッチ

さやか:SG弁当

プロローグ(?)

希望を願い、呪いを受け止め、戦い続ける者たちがいる。それが魔法少女

奇跡を願った代償として、戦いの運命を課された魂

その末路は、消滅による救済。

いつか訪れる終末の日、円環の理の導きを待ちながら、私たちは戦い続ける。

悲しみと苦しみばかりを繰り返すこの救いようのない世界の中で、あの懐かしい笑顔に再び巡り合えることを夢みて。

・まどほむ会話

ダメだよ、ほむらちゃん

ひとりぼっちにならないでっていったじゃない

何があってもほむらちゃんはほむらちゃんだよ

私が絶対に見捨てたりしない

からあきらめないで

ごめんなさい、私意気地なしだった

もう一度あなたに会いたいって

その気持ちを裏切るくらいなら

そうだ、私はどんな罪だって背負える、どんな姿に成り果てたとしても、きっと平気だわ、あなたがそばにいてさえくれば

あほむらちゃん、一緒に

ほむらちゃん、怖くない?

ううん、大丈夫。もう私はためらったりしない

わけがわからないよ

・上約

花畑のシーンで、まどかの「ひとりぼっちは嫌だ」という本心と、

「自分がこの結界を作った魔女」という事を知って後悔・絶望

 ↓

罪を償う意味も込めて、「魔女になったから殺してくれ」と願う

 ↓

それでも自分を救おうとしてくれるまどかに、

今度こそ間違いを犯さないようにまどかから円環の力を奪う事を決断

ほむら「もう私は(まどかを救うことを)躊躇ったりしない」)

・マジカルバナナ

ケーキケーキまぁーるいケーキ

まぁるいケーキはだ(ひゃ)ぁーれ

もにょもにょツベベ?(ケーキハサヤカ?)

ちーがーうっ

あたしはラズベリー

まぁるいケーキは赤い

ケーキは杏子?

ちーがーう

あーたーしはリンゴ

まぁるいケーキはベベが好き

ケーキはマミ?

ちーがーう

私はチーズ

まぁるいケーキはこーろーがる

ケーキは暁美さん?

ちっ・・・ちがいます

私はかぼちゃ

まぁるいケーキは甘いですぅ

ケーキまどか

ちーがーう

私はメロン

メロン割れたら甘い夢

今夜のお夢は苦い夢

お皿の上には猫の夢

まるまる太って召し上がれ~

モノモメー

・QB顔大画面

1お弁当のシーン

2まみさん家でお茶会

3船でまどかほむほむに飛びついたとき

4お花畑でほむほむが去っていったあと

5ほむほむが魔女化してから7回くらい

6デビほむ爆誕して世界再構築してる時に

7最後

・今作の各キャラネタ名台詞

まどか :裂けちゃう//

ほむら :愛よ

さやか :転校生

きょうこ:やーいやーい、さやか

まみ  :私は、チーズ

ベベ  :マジョマ○コカマンベール!

なぎさ :チーズを食べたかっただけなのです

QB  :「「「わけがわからないよ!」」」

バスアナウンスは上条の声優

CV:吉田聖子

・---

私は朝の夢を見る

まだダメよ (No! Night)

まだダメよ (No! Night)

何色の朝が来る? (No? Yes!)

まだダメよ (No? No!)

まだダメよ (No? No! Night)

まだ夜は食べかけよ (No? Yes, no!)

眠るベルが鳴る どこにいる?)

さぁ おはよう Nightmare (まだダメよ まだダメよ 何色の)

悪いお夢は これっきり (悪いお夢は まだダメよ まだ)---

歌っているのはFictionJunction ASUKA(=結城アイラ)

作詞はイヌカレー

リスアニより

ゲルルートの結界

シャルロッテの結界

委員長の魔女の結界

杏子?空間

まどか磔空間(私はだれ?)

魔女文字(どうでもいいから踊りましょう)

マミ空間(黒地に黄色い花柄)

さやか空間(フォークに刺されてる舌出した青いバンビ

杏さや

  • ^

胸糞悪くなる夢をみたんだ

あんたが死んじまう夢を

だけどホントはそっちが現実で、今こうして二人で戦ってるのが夢だって

そういうことなのか?さやか

---

感情が追いかけてくる

もう、輝きと後悔しか思い出せない

なぎさ>>1乙がしたかっただけなのです!

  • 1

・冒頭のナレーション

 (アルまどっちの壁画にすがりつくシーンの後に出てくる偽街の子達がなにかを投げているシーンの背景と同じ)

ナレーションの終わりの壁画っぽいシーン

 1段目:「** IS** SC**」

 2段目:「MORGEN」

・一体目のナイトメアについているピンクのタグ(文字は青色)

 表:ほむ魔女の一段目と同じ文字が並んでました。

 裏上部:「飛行船マーク」か「U」の現代字?

 裏下部:「MADE IN CAY*N*T」(杏子に相談するシーンと同じ)

・一体目のナイトメアが逃げ込む先の扉(まどかの絵の扉)

 ※テレ東京の特番キャプチャより。

 「WHO AM I」

・一体目のナイトメアが逃げ込む先の扉(まどかの絵の扉の次。)

 ※テレ東京の特番キャプチャより。

 左の扉(1段目):「DOES NOT」

 右の扉(1段目):「MATTER」

 左の扉(2段目):「THE LET'S」

 右の扉(2段目):「DANCE」

 右の扉(3段目):「NOW」

・OPの最後に出るピアスの魔女文字

 「*O*U」

ひとみナイトメア登場シーン:

  上の枠中央:ほむ魔女の一段目と同じ文字

  下の枠:「YAGINOKONOYUME」

・変身シーン(サブリミナル):

 マミさん:「MAMI」

 杏子ちゃん:未確認

 さやかちゃん:「SAYAKA

 ほむほむ_1_1段目:「ZU MEISTERN」

 ほむほむ_1_2段目:「***SI*****」(2段目がありました・・・)

 ほむほむ_2:「LCH TOTE MICH」(1文字目は私が2回確認した限りでは「L」でした。)

 ほむほむ_3:「SIE VERHERRLICHEN DEN TODV」

 まどっち:未確認(フィルムの黒いフレームの後になにか見えるので確認中です)

 

ひとみナイトメア空間のツギハギ背景

 「VERE」「EREI」

・杏子にほむほむ違和感を相談するシーン(「あんたマジなんだな」の前)

 紙芝居(っぽいもの。映写機?)の中に赤い四角があって

 「MADE IN CAY*N*T」

313+1 :魔女文字解析_2/3 [↓] :2013/11/04(月) 23:59:58.19 ID:8AftkQx50 (2/4) [PC]

  • 2

・べべちゃん虐待マミさんに見つかるシーン(ほむほむがぶら下がってるシーンの背景)

 1枚目:「BEBE'S SWEETS

 2枚目:「YA*CS**」(未確認)

 ※時間停止を解除した後、背景が変わるようになるのですが確認しきれてません

 

ボートに乗って流れるシーン(左右対称の背景が出るところ)

 左側の文:「**** UNI**** DANK**」(未確認)

・アルまどっちの壁画にすがりつくシーンの後(偽街の子達が出るシーンの背景)

 ※絵と単語が一致してないかもです。

 閉じている窓の絵(右上):SYUKU MEI

 閉じている窓の絵(右下):KYU USAI

 横を向いてるアルまどっち:ENKAN NO KOTO WARI

 窓からまどっちが出てる絵:*********

・杏子ちゃんが私服ゲーセンにいるシーン

 「1026」

 「HANGYAKU」(まどっちの絵が描いてあるポップにある文字)

・船が燃えて沈没しているシーン

 (WER TR;aUMTと同じ?)

まどかを結界内に作り出すことができる人物は・・・のシーン

 「SIE」(ドイツ語彼女?)

ソウルジェム有効範囲を確認するためにバスに乗るシーン

 円形の上部:「D****」(4段くらいあったと思います

 円形の中間部:「KURUMIW**ING******」(多分、「KURIMIWARININGYOU:くるみ割り人形」)

 円形の下部:未確認

 ※他、標識がいくつかあります。---3

・ほむ魔女孵化シーン(カウントダウン前、『私の感情が追いかけて…』)

 後ろでくるくる回っている円(レコード?)に4~6個の文が・・・

 「KANA***・・・

 

・ほむ魔女孵化シーン(カウントダウン後)

 1段目:[結界紋章] 「HOMU [**LL*]」([]の中は白抜き部分。HOMU LILLYで確定っぽいですね)

 2段目:「HOMU LILLY」

なぎさちゃんの変身シーン(ミキサーにかかる前の画面右半分)

レシピ見出し部分:「MAHOU SHOUJO」

 1段目:「GILY」

 2段目:「SOUL JEM」

 3段目:「SUGAR

 4段目:「PEPPER」

 5段目:「SAUCE」

 6段目:「DREAM

 7段目:「HOPE」

 8段目:「INNOCENCE

 9段目:「(A LITTLE QUANTITY) SWEET

 ※べべの白い噴出し部分が「SWEET

 レシピ外1段目:「P*MAS」

 レシピ外2段目:「*****FUL」

 レシピ外3段目:「********」

 レシピ外4段目:「********」

・使い魔軍団登場シーン(光のような十字の結界紋章のようなものの下・まどほむマジカルスコールも同じ?)

・まどほむ『マジカルスコール

 「DASI***GF」(見づらいため、かなり不確定)

 

・アルまどっちの壁画がでるシーンの後

 「WER TR:aUMT」(:aはウムラウト)

 

アンソニーがバラをリレーするシーンの後

 「GERTRUD」(左側のバラのビンに。)

エンドロール後(終劇とか出るとこ)

 「OSHIMAI


ほむらの後悔とはなにか

まどか円環の理にしてしまったこと

まどか契約時のときに、使えたはずの時間巻き戻しを使わなかったこと

 それを意識的に使わない選択をした事が今作の動機になってる

ほむらが悪魔化を決意したのはいつ?

→お花畑では、「まどかを概念にしてしまった選択は間違いだった」と認識

(魔女が近いためか、ここでほむらは自分の信じたい言葉だけを聞いてる?)

→QBに観測されるくらいならここで死なせて

→円環される瞬間、まどかの傷だらけの手を見てしまったため(10話の手とリンク

まどかを人間として助けるために悪魔化を決意する

→QBに観測できれば干渉できるし制御できるという言葉をヒントにした

まどかと一緒に一緒に弓を射るシーンで、ほむらセリフは暗転した場面で云う演出

「あの時どんな手を使ってでも止めるべきだった」

→「この時をまってた」に繋がる決意

ピンクの糸巻きの意味は?

まどかの因果の糸を巻きとった暗喩

→使い魔が蹴り飛ばしてるのは、円環の理を拒否(抗議?)している

・最後のさやかはなぜ怒った?

ひとりよがりのほむの決断に怒った

ほむらさやかに嫉妬している?

まどか幼なじみの縁を最後に、まどか転校生とすることで断ち切ろうとした?

→3年程度じゃ完全に切れないからほむらの優しさがちょっぴり出てる?

・なぜまどかは3年ぶりにアメリカから帰国なのか

→TV放送から3年ぶりにおかえりというメタサービス

帰国子女(=円環世界から

英語赤点をとった(サニーデイライフより)英語を得意にしてあげた?

・転校まどかが最後に鹿目家で荷物をほどいてる

ほむらが上げたリボンをしている

→家族の前で満面の笑みのまどか

円環の理を否定してまでこの笑顔を取り戻したかったほむらの想い

・改変後のマミさんなぎさチーズの買い物のシーンで馴れ初めになる?

→今度の出会い捏造されてないですよっていう意味?

ダンボールが崩れた意味は

なぎさマミさんまどか引っ越しダンボール開けも崩れることで、この世界のものも崩れる可能性を示唆している?

最後のQBの目の意味は?

パンフの虚淵さんの心境?

→QBに感情が宿った?

→QBの今にみてろの叛逆の目?

ボロボロになっているQB

デビルほむらの手によって呪いを一挙に引き受けてボロボロになっている

落下するほむらの意味は?

→直前の踊りはルミナス振り付けと同じ

→落ちていったイスの位置はルミナスほむらが座っていた位置

→諸説あるけど、孤独感を表してることでほぼ認識は一致してる

・最後ピンクリボンほむらの窓を閉じている

→簡単にほどけるようにしてある?

まどかの糸で自身の窓を閉じることによりこの物語を強引に閉じている

ほむらの魔女化の名前

彼岸の魔女ホムリリィ

まどかポータブル初出

2013-07-31

http://anond.hatelabo.jp/20130731180440

クライアント制作者を選べると同時に、制作者もクライアントを選べる時代ということを忘れちゃいけない。


制作者がクライアントを選ぶパターンでどんなケースだろう。

増田くーん、こんな案件あるんだけど手空いてる?(オリエンシートひらひら〜)」

「(うーん・・・正直つまらなそうだしギャラもいまいち・・・すみませんちょっと今いっぱいいっぱいで」

こういうのはままあるだろうけど、オンライン仕事選べるサービスが欲しい。

クラウドソーシングサイトでは現状だと価格下げ圧力しかからないけど、ああいサイト審査制のクリエイター登録をはじめればいいんじゃないか?

登録したいやつはポートフォリオを持って審査を受ける。

クライアント安かろう悪かろうクラウドソーシングクオリティに若干閉口気味(で金持ってる)企業

ハイクラス人材紹介サービスみたいに、ある程度の手間暇かけてマッチングしてくれる。

でもオンラインでやってくれないと面倒くさいなー。

特に仕事に困ってない奴はそう思うかもな。

あとはdribbbleみたいなサイト。これの枚数制限付き招待制はうまく機能してるような気がする。

あそこなら優良クライアント出会えそう。

しか英語圏サイトサービス手がければ一気に幅が広がる。

・・・というわけで、どなたか招待お待ちしてます

まずはもっと実力つけないとな。

2013-07-16

K2さんのプロフィール - はてな

 とりあえずPocket(Read It Later)に文章が残っていましたので貼り付けておきます

 コンビニ店長幼女になってしまったので、アーカイブなど難しいことはできないようなのです。

 なので、どなたか更新に気づいたら魚拓をお願いします。(2013-07-24更新

 

1750年、ヨーロッパとある貴族家系...(不老不死少女

http://instxt.net/txt/ceddf55157ad97e40d00f3c3e0d00da1

 

――すべてを捨てるためにここに来た。 ...(自殺なう

http://instxt.net/txt/50e8f6110a1433a217d3734c4b28b36e

 

仕事から帰ってきた。家に入るなり、玄関...(女神を名乗る幼女に願いごと)

http://instxt.net/txt/7ef26adca64a49eba2d5c49ac78c4c95

 

幼女店長シリーズ1話幼女店長発見

http://megalodon.jp/2013-0714-2234-05/profile.hatena.ne.jp/lkhjkljkljdkljl/profile

http://instxt.net/txt/53607dbe68225412676a92f05d858115

 

幼女店長シリーズ 第2話(偽りの幼女

http://megalodon.jp/2013-0715-1111-37/profile.hatena.ne.jp/lkhjkljkljdkljl/profile

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幼女店長シリーズ 第3話(幼女店長の水あそび)

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幼女店長シリーズ 第4話(プリキュア自転車

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幼女店長シリーズ 第5話(使い魔としてあらわれた俺)

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K2さんのプロフィール - はてな現在は第5話を掲載中)

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 俺の名はMK2。某ムラではコンビニ店長としてちったぁ名前の通った男だ。しかしそんな俺もリアルじゃしがないコンビニの一店長。それも店長とは名ばかりで、実態はバイトの犬である

「てんちょー、またあの仕事忘れたんですかー? ほんっと使えないクズですね」

店長、こっち見ないでもらえます? お客さんの前じゃいちおう店長扱いしてあげますけど、バックルムーで私のほう見るなって言いましたよね?」

「あー雨降ってきて、ブーツ汚れちゃったー。店長、足拭きマットになってもらえます?」

 こんなものだ。

 そしてうちの奥さまがマルボロをふかしながら言った。

「はたらけ」

はい……」

 家まで徒歩5分。そのわずかな通勤時間を俺は泣きながら帰る。

「うう。もういやだ……俺の人生はいったいどこでまちがったんだろう……」

 家に帰るまでのあいだって油断できないのだ。等間隔で家の前にはばばあが配置されており、それらの人々に対する愛想だって欠かすことができない。

 帰る道の途中に、薄暗い金物屋がある。ふと、店である備品を切らしていたことを思い出して、俺はその店頭へと近づいた。ホコリをかぶった5個1パックのティッシュペーパーの上に、妙なものを見つけた。

「……カード?」

 複雑な紋様をほどこされた、ちょっと高そうなカードだ。好事家のコレクションになりそうなくらいの、凝った作りである

「なにそれ」

「うわあびっくりした」

 気がつくとうちの奥さまが後ろにいて、一緒になってカードを覗きこんでいた。

「私も仕事終わったから帰ってきたんだけど。なに、またヲタくさいコレクション始めたの?」

「金物屋にそんなもん置いてねえだろ……」

 裏返すと、二次幼女イラストがあった。

 なにか言葉が書いてある。

「汝、解放せよ……?」

 その瞬間だった。直視できないほどの光の奔流がカードからあふれでた。

「うわ、なんだこれ!」

 その光が俺を包んだ。

 あとになってみるとバカな話なのだが、そのとき俺が最初に思ったのは「火傷する」ということだった。

 あたたかものに包まれたような感じがする。

 気がつくと俺の体は宙に浮いていた。慌てて手足をバタバタする。

ちょっと! なに浮いてんの!」

「俺の意志みたいに言うな!」

「あんた、服……」

「え?」

 Tシャツジーンズだけのどうでもいい俺の服がどんどん脱げていった。俺はうまれたままの42歳のおっさんの肉体を晒したまま空中にホバリングしていた。

「うわー醜い」

「ほかに言いようねえのかよ!」

 ひときわ眩い光が俺を幻惑した。

 声が聞こえる。

「聞こえますか……あなたの直腸に直接語りかけています……」

 なんで直腸! なんか生きて腸まで届いたの!?

あなたは……前世から宿命により選ばれた聖なる戦士……あなたはこれから魔法コンビニ幼女店長として、世界を救うのです……」

 すごい。なんだその……なにそれ……アイコン……?

「ただし、3つのルールがあります……あなたは、これを破ってはいけない……破ったそのときには……」

 あーあーよくあるよねー、超越的な力を手に入れると同時に禁忌事項あるの。

 なになに。聞いてやるから

「死にます

「えー」

 身も蓋も逃げ場もなかった。

「まずひとつめ……鏡に向かってオナニーしてはいけません……」

「ゲャーーーーー」

「そしてふたつめ……幼女レズも禁止です……」

 生きてる甲斐が消えた。

「みっつめ……変身したっきりで元に戻れません」

ちょっと待てよ! 俺の人生返せよ!!!! そもそもそれ禁止事項っつーか決定事項じゃん!!!

「まあがんばれ」

「なんで最後だけ丸投げなの!?

 不意に、俺を包んでいた光が消えた。

 体に重力を感じた、と思ったら、俺は地面にぺたんとしゃがみこんでいた。もちろん女の子座りだ。

「……」

 うちの奥さまが俺を見下ろしていた。

 俺は冷や汗を流しながら言ってみた。

「お、おはよう

 幼女声俺から出た! なにこれ! 試したことないけどヘリウムガス吸ったみてえ! いま俺斎藤千和!? とりあえずせんせいなんだからなーとかゆってみる!?

「こっちこい」

 問答無用で引っ張られた。

「ちょ、いででで」

「いいから。いますぐうち帰るよ」

「なんでだよ」

「なんでもなにもないだろ! 通勤路で光に包まれて幼女に変身したおっさん世間の耳目に晒しとけるわけねえだろ!」

「ごもっともでございます……」

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「ほれ、鏡」

 うちの奥さまに手鏡を渡された。

 というより、さっきから猛烈な違和感だ。身長が低くなっていることによる景色の見えかたの変化は、家に帰る途中でも充分にわかったのだが、家のなかに入ると、これまた強烈だ。すべてのものが、大きく、高く見える。

 ところで、鏡のなかには幼女がいた。服装はピンク基調で、あちこちにひらひらのついた例の感じのやつ。髪がピンク色でないのが救いだ。そしてかなりかわいいキャラデ的にはヒロインタイプだ。あ、アホ毛ある。そして手にはご丁寧に魔法のなんちゃらっぽいアイテムを持ってるが、どう見ても発注用端末で絶望した。

「これでなにを発注するんだろう……」

「私に聞いてなんか答えが返ってくると思ったのか……? つーかあれだな、口調がふだんのあんたのままで、外見と声がそれって、本当に気色悪いな」

「俺だって違和感すげえよ」

「私の旦那がこんなに幼女なわけがない」

 どうしてこの人は、ネットのどこかで聞きかじってきたどうでもいいネタを使いたがるのだろう。

「それにしても、驚いてないよね」

「あーうん。あんたの人生、このままで終わるわけないと思ってたから。絶対どこかでおかしいこと起こると思ってて、日頃から、なにが起きても驚かないように心胆を練ってた」

「参考までに聞くけど、どのへんまで覚悟固めてたの?」

触手生えるところまでは」

触手店長! レジ早そうだな! おでん入れながらレジ打って、別の触手がフェースアップ!」

しか不器用から絡まる」

「使えねえ……」

 そういう問題ですらなく、それはもう人間とは呼びがたい。

「ってそうだよ、仕事だよ!」

 俺はがばっと立ち上がった。

「うっわ動きかわいいちょう腹立つ」

「なぜむかつかれなきゃなんねーんだよ。つーか仕事どうすんだよこれ。そもそも店に行って俺が店長でございますって言ったってだれも信じねえだろ!」

「いやー、平気だと思うよー?」

「いったいなにを根拠に……」

「えー、まあいいじゃん。行ってみればわかるよ」

 すごい投げやりだった。

「あー、あとさすがにそのコスチュームはまずいから、服どうにかしなね。通販かなんかで」

 かわりに買いに行ってはくれないらしい。うちの奥さまは筋金入りの引きこもりであり、仕事以外では外出しない。それはこんなときでも変わらなかった。

 こうして俺は、泣く泣く魔法幼女コスチュームのままで、近所の洋品店まで衣類一式を買いにいったのだった。

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 翌日、店にて。朝からシフトだった。

「あー、なんか店長ってそのままで人生終わりそうな気がしなかったし、いわれればなんか納得です」

「外見が見苦しくなくなっただけ、まわりは助かりますね」

「いてもいなくても同じですし、だったら外見だけでもかわいいほうがいいですよね」

 フリーター女の子からパートのおばちゃんまでこの言い草だった。

「ほら、だから言ったじゃん」

「俺の存在ってなんなんだよ……」

 そこからの話は早かった。自慢ではないが、うちのバイトは優秀である。まず俺専用の踏み台が用意された。制服は、パートのおばちゃんが家にいる娘に電話して、似たような柄のものを持ってこさせていた。名札の写真が問題だったが、フリーター女の子イラストを描いてくれた。

 こうして俺は、名実ともに幼女コンビニ店長となったのだった。

「うーん……」

 フリーターSさんが俺を見て唸っている。

「なんだよ」

一人称が問題だと思うんですよね」

「俺は本部の会議に行ってもどこでも、ずっと俺っていう一人称で通してきたよ」

「だからって女の子が俺、とかではまずいです」

 うーん……Sさんはまだ唸っている。ひらめいた、とばかりに人差し指を立てて言った。

店長名前はMK2仮名)ですよね」

「そうだけど」

「MK2たんで」

「時給255円にすんぞ」

「あ、GS美神ですね」

 Sさんはオタだった。

「あ、そうだ店長、せっかくそんな姿になったんだから、ピピルマピピルプリリンパって言ってみてください」

「おまえいくつだ」

 俺の記憶では23歳だったはずだが、バイト年齢詐称の疑いまで出てきた。

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 昼から店頭に放り出された。

幼女らしく振舞えよ。一人称はわたし、だ。口調には気をつけろ。足をおっぴろげたり貧乏ゆすりするのも禁止だ。くしゃみはしていい。いまのあんたの体からはかわいらしいくしゃみしか出ない」

 そう言うなり、鼻の穴にティッシュペーパーをつめ込まれた。

「くちゅん」

「許可する」

 なぜ許しが必要なのか。

 この段階になると俺はもう、万物生々流転とかそんな気分になっていた。世は無常である。口開く前と後に源氏パンザイとつけたほうがいい。

 夏だった。店頭暑い

 俺は言われたとおり、セールストークをした。

はい! ただいま好評発売中、店内で揚げたできたてのおいしい鶏のからあげはいかがですか? 1個40円、10個買っても400円、財布にやさしくおなかにおいしい、◯ーソンの鶏のからあげ、ぜひおためしくださーい!」

「ちっげーーーーー」

 すぱこーん。

 殴られた。

「殴った? いま廃棄の弁当で殴ったよね俺のこと!?

 うちの奥さまだった。

幼女がそんなクソ流暢なこなれたセールストークかますわけねえだろ! もっとたどたどしく、人の心にせつせつと訴えかけるようにやるんだ!」

「どうしろっつーんだよ!」

「あるだろ……あんたの頭のなかに……無数の幼女データベース……それともなにか、ハードディスクのどこにあるか説明したほうがいいのか……」

 周囲の気温下がった。

 俺の体温も下がった。

はい……」

 俺は頷くしかなかった。それ以外の反応は許されていなかった。

 そう。自分を信じるんだ。いまの俺の外見はかわいい幼女魔法発注端末でかれいなるせいちょー……はしないが、魔法幼女だ。そういえば俺なんの魔法使えるんだろう。端末に完璧発注予測が出る魔法の計画発注? 絶対外れない魔法天気予報? 俺自分ファンタジーなことになってるのに、なんで仕事から離れられないの? この制服が悪いの? 7の字のついてる制服着ればいいの?

 俺の思考は炎天下で、どんどん逸れていった。

 いやそうじゃない。いまの俺は幼女だ。ボイスは斎藤千和だ。たいていのことは許されるはずだ。恥は捨てろ。なりきるんだ。そう、これが俺のメタモルフォーゼ。42歳の夏にして訪れた、真正メタモルフォーゼ。いま、おっさん体脂肪率25%の肉体を脱ぎ捨て、加齢な蝶になる……!

「え、えっと、みなさーん」

 呼びかけた。

 道行く人が足を止める。みなが俺に注目している。そうだ。俺は、俺こそが幼女。夏に弾けろ!

「こ、これでもコンビニのてんちょうさんなんだからな!」

 あ、斎藤千和に引っ張られてベッキー成分ちょっと残った。

 しか幼女の肉体はすごい。みんな不審がるどころか、なぜか和やかな視線になっている。

今日は、えっと、お店においいからあげがあるので、みなさん、食べてくださいっ」

「えらいねお嬢ちゃん、お手伝いかい? あめだまあげよう」

 昨日までの俺相手に「おいタバコだ」と怒鳴っていたじーさんが、猫なで声で言った。しかカンロ飴だ。さすがじーさん。イーマのど飴とかは出てこねえ。

 人がどんどん集まってきた。行ける。これなら行ける……!

「とりのからあげおいしいもなー。たくもおよばれしたい、おいいからあげやー」

 だんだん設定混じってきたが気にしない。たぶんベッキーつながりで出てきた。

 誘客効果がすごい。立ち止まる人の何割かは店内に入る。自分では確認していないが、おそらく鶏のからあげは相当な数を売っているはずだ。俺は自分のこの幼女の姿をマグネットとして使って実行しうる戦略について考えながら、果敢に幼女を演じ続けた。

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 異変に気がついたのは、1時間くらい経ったころだったろうか。

 あいかわらず俺は人の輪の中心にいた。しかし、その輪を構成する人種が変わってきた。

 しまった。

 背筋に冷たい汗が流れたが、そのときにはもう遅かった。群衆から漏れ聞こえる恐ろしいセリフの数々。

「見るだけなら犯罪じゃない」

「風下にいればにおいだけでも」

ちょっとこれで汗拭いてくれないかな」

 差し出されたハンカチ。おまえあとでそれ絞って飲むだろ! 俺にはわかるんだよ!!

「着替えはここだよぉ……」

 ぬっと突き出されるこどもぱんつにこどもランニングシャツ。そして上着はスモックだ。

 そう。考えればわかることだったはずだ……後悔してももう遅い。

 俺は、大きなおともだちに囲まれていた。

 もしこいつらが俺と同類なら、俺のこの肉体に直接触れることは絶対にしないだろう。そういう意味ではやつらは信用していい。しかしだ。あそこでスマホ持って下向いてなんかやってるヤツ。あれが、ツイッター投稿してないと断言できるのか? 俺の頭のなかに「RT拡散希望」「コンビニにて幼女店長発見」のおそろしき文字列が浮かぶ。短縮URLもだ。そしてトゥギャッター。まとめだけは、まとめだけは勘弁してくれ……!

 俺は言った。

「あ、あのね、お兄ちゃんたち」

 どよぉ。

 俺がその言葉を発した瞬間、精神の奥底、イドから流れ出たような粘着質のどよめきがお兄ちゃんたちからわき起こった。

 やばい。思考法が大きなおともだちに同調していたため、つい「望まれる幼女」をやってしまった。そうじゃない、そうじゃないだろう俺。こうなったらヤケだ。やれるとこまでやってやる……!

「あのね、わたし、その、おしっ」

 ぐぬ゛に゛。

 殴られた。

「殴った? いま俺のこといろはすで殴ったよね!?

 あの珍妙な打撲音は、いろはすだったせいらしい。

コカ・コーラペットボトルの底の固い部分でなかっただけありがたく思え。なにやってんだあんたは」

 うちの奥さまだった。

 うちの奥さまは、周囲から見えないように俺の後頭部をいろはすでどつきまわしながら言った。

今日店長さんはもうお手伝いの時間が終わりました」

 問答無用で引っ立てられた。

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 こうして紆余曲折はあったが、俺の魔法幼女コンビニ店長としての第一日目は終わった。

 俺はひたすら疲れた。

 くたびれきった体をひきずるようにして家に帰った。いつもどおりPCを立ち上げて、ツイッターやらタンブラーやらをひととおり眺めた。ウィキペディアの新着もチェックしてからはてなトップページを開いた。そのときの俺は、疲れきっており、かつ騒動続きだったため、すっかり忘れていたのだ。

 本日ホッテントリ

コンビニにて幼女店長発見トゥギャッター

 即死した。

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 というわけで、このブログは、生まれ変わった幼女店長であるK2さんがお届けしております。次回「悪質クレーマー幼女店長!」お楽しみに!

 ……続かねえからな。

2013-06-02

弓道の道具背負った袴の女の子階段の前を登っていたのだが、

視線を平にするとちょうど紺色のひらひらが目に入った。

学生さんのお尻を凝視するのもな、と目を足元に落としたのだが

普通スニーカー靴を彼女は履いていることに気づき

白いスニーカーソックスの上にちらりと顔を出した肌色の踝と目があってな、

その瞬間、俺の脳内ではパンパカパーンファンファーレが鳴り響き、

新宿階段天国への十三階段

ああ、いつまでも登っていたい、なんて至福のひと時なのだ、と。

休日出勤氏ね悪態をついて、泥みたいに曇ってた頭はもう頭脳明晰

眠眠打破ウコンの力を一気飲みしてもこうはならないくらい元気だ。

障害対応ハッスルちゃうぞ!!

2013-03-27

突然目が見えなくなった

14歳うちの猫の話し。

高いところから降りるとき、着地面を手(前足)で確認しているような変な動作をするようになった。

テーブルにジャンプして上るときも、目は空中をみつめたままテーブルを見ていない。感覚で上っている感じ。

猫の目の前で手をひらひらさせても、まったく瞬きをしない。

丸い目がまんまるのまま。瞳孔が開いたまま。

こうなったのは日曜日の午後から

しかしたら午前中もそうだったかもしれないけど、少なくても前日の土曜日は何ともなかった。

抱き上げてベランダに出てみた。

ついこの間まで、ひっきりなしに通る自転車や車を追っていた大きな瞳は空中を見つめたまま。

目が見えなくなった猫のこれからのにゃんせいを思うとせつない。

でも猫自身はもっと戸惑っていると思う。

急に目の前が真っ暗になっちゃったって、きっと思っているんだろうな。

2013-02-21

http://anond.hatelabo.jp/20130221124720

あの人達は、裸自体は特にセックスアピールになってなくて、ひらひらした布を巻いたほうが興奮するとかなんとか

2012-10-26

http://anond.hatelabo.jp/20121025231449

別に紅白って歌がうまいから出るわけじゃないだろ。それに、最近だってなんぼでも歌が上手いのいるのに、名前挙げてるのは全部過去の人だよね。しか音楽的にも商業主義的でたいしたものじゃないし。

あと、音楽を聴く、ということの意味が昔とは変わっているのも事実だよ。体験性のない、上手いだけの商品は売れないのは今時当たり前。あなたが「音楽的に下」だと思っているものが、実は「商品的には上」なのだ。そして、あなたが「音楽的には上」と思っているものは、実際には音楽ヒエラルキーの中では最下層に近い、ということも知っておいたほうがいい。

ポップスロックファンクR&Bにバカにされ、ファンクR&Bジャズにバカにされ、ジャズクラシックにバカにされ、関係ないところで民族音楽ひらひらと踊るのだ。

というわけでみんなでインドポップ聴こうぜ。

http://www.youtube.com/watch?v=V7VQdKTQi54

2012-10-14

http://anond.hatelabo.jp/20121014085959

ひらひらミニスカートがふわりするだけで目を奪われるような人間レベル

いや、男って大体そういうもんらしいよ。

セクシー女性男性の思考力を低下させる事を証明

実験ではまず被験者となる男子生徒達を二つのグループに分け、一方のグループにはセクシー女性写真を、もう一方のグループにはセクシーでない女性写真をそれぞれ見せた。そして今度はそれぞれのグループの生徒達にサイコロを振るように指示し、合計が二桁を超えた場合、(A)翌日に$15から$35を渡すか、もしくは(B)数日待てば倍額以上である$75を渡す事を約束。するとどうだろう、セクシーでない女性写真を見たグループの生徒の多くが当然のように$75、つまりよりお得な(B)を選択したのに対して、セクシー女性写真を見たグループの生徒達の多くが僅かな額を翌日に受け取る事、つまり愚かにも(A)を選択したのである

http://x51.org/x/03/12/1543.php

なぜ僕はいだって計画通りに行かないんだろう?

答えはカンタン。それはね。自分のことがまるでまるっきり見えてないからさ。

なんで自分のこと見えないかというと、つまらないことがすぐ気になってしまうカラ。

セクシーミニスカート絶対領域ちゃうともう上の空になっちゃう。いつだってそう。

バッキャロー do for you. そんなでうまくいくワッキャナイ do for you.

なんで自分のこと見えないと駄目かというと、知らない間に影の動きが陰謀ちゃうカラ。

考えて笑ってみるがいい。いつも知らないうちに手遅れ。知らないうちに大パニックタイタニック

わかってる人からすれば毎回チャンスをことごとく逃してるの。毎回というか毎瞬というか。

やらかし常習犯がまーたやらかしたってレベルじゃなくてマジで常にやらかしてる。

チープなスリルに身を任せてないで現実みれば新生活開花の音がする。

インターネッツ社会の生み出す魔性のリアリティに強く引きずりこまれる

→つまらないことだと分かっちゃいるのにやめられない

→知らず知らずのうちに他の可能性をことごとく見えなくして凝り固まった思考回路のできあがり

という実態を少し考えてみたい。最近SNSモテる方法が話題になってた。方法って理論にしてしまうと陳腐になる恒例。

いいバッターが名コーチとは限らないのと同じ。自分方法がわかってない人が教えた理論を真に受けると駄目。ひしひし感じた。

直接指導ならまだよい。一番は自分でもわかってて感覚的にも理論的にも伝達できる人に直接おそわる。

ひらひらミニスカートがふわりするだけで目を奪われるような人間レベルの人に平常心で自分方法の実態が洞察できるとでも?

修羅場って現実に強くのめり込んで現実と強く結合した方法論を体得することだけじゃなくそんな中でも強く客観視する目を養うことにも意味があるんだよ。わかる?

なのに残業時間が多ければ勝ちみたいなチキチキレースレースみたいなことやっちゃ駄目なの。

岡本太郎は心の中に毒を持てといい大山倍達能楽観阿弥世阿弥自分の背後に大きな目を持てといった。両方大事両方大切。

2012-08-15

ホスト弟子 2時限目

http://anond.hatelabo.jp/20120812171545

(※たくさんのブックマークありがとうございます。初めてのかたは、上のURLからどうぞ「ホスト弟子、1限目」)

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あれから、1週間が経った。僕はと言えば、基本は厨房カウンターを回しながら時々緊急でホストヘルプで呼ばれるようになっていた。女性に話しかける抵抗は少なくなったものの、話し始めるとすぐに会話がとぎれ、先輩ホストに助けてもらう毎日だった。50人ナンパ(といっても、話しかけて無視される作業)でつけた自信はとうにすり切れていた。


頼みの綱の翔さんも、出勤時に挨拶するぐらい。弟子にしてくれた話も忘れてしまったのかなと思い始めていた。


そんな、僕の考えを読むかのように、翔さんは、また僕を誘い出した。その日は渋谷で待ち合わせだった。今度はハチ公前でナンパでもさせられるのかと、僕が不安な気持ちでいっぱいになっていると、30分くらい遅れて翔さんがやってきた。


「よー。お前汗だくじゃないか。確かに今日暑いわなぁ。外ナンパはやめて涼しい所行くか」と言うと、センター街へ向かって歩き出した。道々歩きながら、ここのラーメン屋は旨いとか、アダルトグッズはこのビルの地下とか、渋谷情報をいろいろと教えてくれた。

そんな話をしているうちに、僕らはスペイン坂にある1軒のお店に入った。甘ったるい花のような香りが店内に立ちこめていた。そこは香水専門店だった。

閑話休題

かつて高校時代男子高校生だった僕は友達に借りたスカルプチュアを山のように振りかけ、文化祭に挑んだ事がある。当時、男子高校生にとっては文化祭は唯一と言っても過言ではない重要イベント気合を入れまくった僕は、香水をつけて挑むという暴挙に出た。結果は、明らかなつけ過ぎ。女子だけでなく、男子も当日は僕の回りをあるくと眉をしかめた。僕は歩く異臭騒動としばらく呼ばれた。



そんなことを思い出し惚けていると、「よし、ぼーっとしてないでやるぞ?」という翔さんの声で現実に戻された。

「これから俺は2時間ぶらついてるから、ここの香水を嗅いで、全部覚えるんだ。まず、あそこに飾ってあるベスト20みたいなのは香りだけでなくショップカードに書いてある内容も覚えるように。あとで聞くからなー。」それだけ言い残すと、本当にお店から出て行ってしまった。

僕は1人、ポツンと香水屋に残された。

回りはほぼ女性。時々いる男性は、彼女と一緒に来ているカップルだった。店員さんの視線も猛烈に痛い。回りの客は、きっと僕をキモイと思ってに違いない。しかし、モテたいという気持ちと、翔さんが戻って来て質問された時、何も答えられないのが怖さで、仕方なく匂いを覚える事にした。30分も経たない内に吐き気をもよおした。それでも、なんとか2時間頑張った。

2時間半後・・・

翔さんは、やっぱり30分きっか遅刻してきた。「大体おぼえたか?今からテストするから、目を潰れよ。これ、なんて香水だ?」翔さんはそんな調子クイズを出してきた。結果は5問中4問正解。自分でもまあまあの出来。すごいとか言ってもらえるかなとワクワクしていると、翔さんは「じゃ、次いくぞー」とさっさと店を出て行った。僕はあわてて追いかけた。

2軒目は、本屋だった。

店の中に入ると、急に翔さんは僕の財布を取りあげた。「お、3万か。学生にしちゃ入ってるじゃないか。本を買うから、これ使うぞ」と、財布から3万を抜き取った。僕が唖然としていると、雑誌コーナーに向かった。いきなり、女性誌をかたっぱしからカゴに入れ始めた。10冊くらい入れた所で、次はタウングルメ雑誌。これも棚に陳列されているものを全部カゴに放り込んだ。それから女性向けエッセー血液型占いの本、料理レシピ本、カクテルの本などなど、次々と本は増えて行った。

翔さんは、お会計2万7400円を(ぼくの3万から)払い終えると、5キロはあると思われる紙袋2つを渡した。

「お前、明日休みだろ?この本、明後日までに全部読んどいてな。じゃあ俺、帰るわ。」

そう言い残し、翔さんは手をひらひらさせながら去って行った。香水の嗅ぎ過ぎで気持ち悪い身体に、まったく興味のないほんの山。僕は駅のホームで、声もでない程ぐったりとしていた。


翌日、翔さんに押し付けられた本の山を読み始めた。女性誌のファッション部分はタイトルだけでほとんど読み飛ばし、読者の恋愛相談ページだけを読んだ。リキュールの本は普段使っているカクテルベースの由来がわかって楽しかった。タウン情報誌は、最近流行りのお店特集なのを見ていたらお腹がすいて来た。女性向けの恋愛エッセーは意外と読みふけってしまった。

最初は苦行でしかないと思っていた読書だったが、気付けば楽しんでいた。いつの間にか深夜2時をまわっていた。


翌日、夜10時半に僕の最初のお客さんが付いた。相手はいつもは午前3時頃に来てくれているプロのお姉さん。今日は早番だったらしい。僕は、隣に座った瞬間に、彼女が付けている香水アナスイであることが解った。「これ、アナスイですよね。」そういうと「え、良く知ってるね。」と驚いてくれた。それから、しばらくショップカードに書いてあった、アナスイの話をした。それから10分間、ひとしきり香水の話で盛り上がった。


次のお客さんとは最近ファッション。その次のお客さんとは最近流行立ち飲み洋食屋の話で盛り上がった。その日、僕はお客さんに次々とウンチクを披露した。昨日、本で見たまんまの受け売りだった。が、僕は今まで話せなかったことが嘘のように、楽しくてお客さんにいろいろ話していると、翔さんに呼ばれた。


昨日の修行のお礼を言わなきゃ!と思っていると・・・


「おい。お前そこ座れ」翔さんは苛立っているようだった。僕はなにが起こったのか理解できなかった。


「なんか、昨日連れ回した事で勘違いしてるようだけど、お前に本を読ませて香水屋に連れてったのは、別にお客に嬉々としてウンチク語れるようにするためじゃないんだよ。」と翔さんは、言った。僕はびっくりした。思わず

「え?違うんですか??女の子と話せるように、そういう雑誌場所に連れてってくれたんじゃないんですか??」と聞くと


「違う。女の子との会話に詰まった時、新しい話題を見つけられるように知識を身につけさせたんだ。女の子は男よりも無言の間を嫌う。

かといって、なにを話しても良いわけじゃない。その子が興味ありそうな、喜びそうな、話してくれそうな話題をふるんだ。香水付けてる子には香水ブランドものもってる子にはブランド。ご飯食べるの好きな子には、美味しいお店。何にも拾える所なかった子には、恋バナ。とかな。その場、その場に応じた知識を身につけなきゃいけないんだ。決して、ぺらぺらとツマラナイ雑学を披露させるためじゃない。ほら、よく見てみろよ。さっきまで居たあの子、お前が楽しく話してる間、目が泳いでたぞ?今のほうが100倍楽しそうに話してるだろ?」

翔さんに言われて客席に目を向けると、先輩と楽しげに笑っているお客さんが見えた。

「お前、今日厨房で良いよ」翔さんはそう言い残すと、すっとホールへ戻って行った。

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また、ご興味があれば、3限目のお話も書きます

2012-08-09

http://anond.hatelabo.jp/20120809141352

え?だって少女的な趣味」としての少女漫画でしょ。

それって最近NANAとかそこらへんの少女読者対象漫画のことじゃなくて「有閑倶楽部主人公剣菱悠理の母親百合子」的なセンス漫画ってことでしょ。

例えが限定的で悪いんだけど、要するにふわふわひらひらお淑やかで巻き毛金髪、的な。

有閑倶楽部全盛期時代においてさえ既にそこらへんの趣味は「高校生主人公母親センス(かつ現役高校生目線からして「うわぁ…」なもの)」って認識だったんだよ。

歳行った女性のものって扱いでも全然おかしくないっていうかむしろ想定としてはステレオタイプなんじゃね?

2012-04-17

http://anond.hatelabo.jp/20120417175053

まぁ女はチビプラスで、でかいのがマイナスだわなぁ

私は自分がでかいのが対男の時にマイナス要因扱いされて結構嫌な思いもしたから、男が小さいのは気にならんし夫も背が低いよ

身長ってその人のスペックの中でも一番どうでもいいとこだと思うのに、世の人は何で気にするんだろう

自分では絶対に似合わないであろうひらひらフワフワ小花柄な服に憧れがあるから、小さければこんな可愛い物が着れたのに…とか気にせん事もないが

2012-02-28

http://anond.hatelabo.jp/20120227222600

じゃあしょうがない、暗い穴蔵から這い出してこようか。

>しっくり来る説明を考えてて思いついたんだけど

>つまりあなたって「背徳」と「悪」の区別がついてないと思うんだよ。

見た瞬間に思いついたんだけど、背徳って悪のいちカテゴリですよね。

区別っていうか内包されてるものなんじゃないスか。いやアンタのオリジナル定義なんか知らんけど。

>これは悪とか悪女じゃなくて破廉恥さんだよね。

>わざと下品なことや性に奔放なことをオープンにしていくって言うスタイル

>下品さや奔放さのアピールは悪の十分条件じゃないし、必要条件ですらないよね。

>両立させようとすればする、という程度。

アンタの悪女って何なんねん。

まず峰不二子が「下品でなく性に奔放アピールしてない」タイプ悪女かどうかをはっきりさせてみようか。

どの不二子かって話にもなるけど、2ndからは基本的に媚びて下品と評判だぞ☆

基本「男は結局ちんこが本体」みたいなやり口でしょ。そして男の側もハイそうですよとばかりにひっかかる。

こんなの騙されるルパンルパンだ、ただの性欲バカだとね。

原作か1st観ればそれも納得の評価だ。2以降のアニメの不二子に品があるとはちょっと言えない。故に2nd以降は論外。

では1stの不二子は悪女だろうか? 機械的に判定するなら悪女だろう。宝石大好きだし。でもあれってすんごい可愛い悪女だよな。

「ルッパァ〜ン(はぁと」ってんじゃなくて「御機嫌ようルパン(手をひらひら」って感じ。あれは品がある。

はっきり言って可憐でさえあって、全然「悪」い「女」に見えない。ぶっちゃけ結構健気。ルパンと対立した昔の恋人撃ったりしてるし。

セクシーアピールも基本「敵に脱がされる」タイプのお色気担当であって、常にドレスパーティ会場にいたり水着プールのそば寝そべってたりで金持ちのそばうろついてるんじゃなくて、仕事なら普通にツナギライダースーツじゃなくて作業員ツナギ)着たりもする。

つうか書いてて思ったけどパーティドレスのシーンとかあったっけ…キャサリン宝石ときメイド姿でハイネックのドレスだったような…

とりあえず1stアニメの不二子もとい品があって奔放に男を利用する、そのくせとき可憐で健気でさえある女、これが「悪女」とする。

すると例えばドロンジョさまは外れるんですけど、っていう。あの人2nd不二子から衣装はそのままに色仕掛けを抜いてハプニングエロてんこもりにした感じだし。

元増田と合わんぜ。

「そも悪女の『悪』とは誰にとって悪なのか?」を考えてみると、これって悪女に引っ掛けられた「男」と、悪女に引っ掛けられた男を見た連中にとってであって、本人は基本的に単に好きなように振る舞ってるだけなんだよね。

から一人称悪女をやると大体ガガみたいな感じになると思う。

で、ガガの「悪女」ってなんか悲劇的な感じがある。それがある種の一途さの故だから見方によってはすごく可憐に映る。

そこんとこが、不二子と全く同タイプではないけれども「悪女」だなあ、と思わせる。同時に普通に絵に描いたようにビッチな「悪女」もやってるwと。

自己表現として世間の生活習慣や宗教に逆らって見せるのが「悪」なら

>同じ論理でいくとマリリンマンソンは「悪人キャラ」ってことになるけど、これはもっと違和感あるよね。

>ていうかほとんどの奇矯なミュージシャンは「悪人キャラ」ってことになる。

>これはやっぱり無茶苦茶だと思うよ。

何が「やっぱり無茶苦茶」なのかわからん。奇矯なミュージシャンて実際みんな割と無茶苦茶やってる悪人キャラやん。

クライストってそれ自体相当「破廉恥さん」だと思いますよ。せいぜい非性的なだけで。

ロックの界隈とか過激な奴が勝ち〜みたいなとこがあるじゃないかピストルズとかなんかそこらへん。パンクのらへん。

あいうの、態度と思想を何処まで一致させるか的な問題があったはずだ。

で、態度がいわゆるパブリックイメージで、思想がキャラ(の源)だ、っていうだけの話。

一線引く奴は引くし、ロットンでさえ結局はそこに線を引いた。ように見える。

2012-01-27

村上春樹の猛々しい想像力 (3/3)

Sam Anderson

2011年10月21日

1 - 2 - 3

翻訳は、村上の作品を組み立てる原理だとさえ言えるかもしれない。

彼の作品は翻訳されているだけでなく、翻訳についてのものだと考えられるのである

村上ストーリーにおける至上の愉しみは、とても普通の状況(エレベータに乗っている、スパゲッティを茹でている、シャツアイロンがけしている、など)が

突然非日常不思議電話を受ける、魔法の井戸に落ちる、羊男と会話する、など)へ変貌するのを見ることだ。

言い換えるならそれは、登場人物が存在論的に盤石な立場から完全な異世界へと投げ込まれ、

たどたどしくも二つの世界の間をとりもつことを余儀なくされる瞬間だ。

村上作品の登場人物はある意味でいつも、根底から異なるいくつかの世界あいだで翻訳をしている。

平凡と奇妙、自然超自然田舎と都会、男と女、地上と地下。

言い換えれば、彼の全作品は翻訳の作業を劇に仕立てたものなのだ

村上の車の後部座席に戻ろう。

私たちは東京を離れ、ベッドタウンに入った。

多くの企業本社や、巨大な船のかたちをしたラブホテルを通り越していく。

およそ1時間後、風景は急峻な山道になり、私たちは村上の家に到着した。

木の生い茂る丘の上、山と海の間にある、こぎれいだが平凡な外観の二階建てだ。

靴をスリッパに履き替え、村上に連れられて彼のオフィスへと入る。

自らデザインした小部屋であり、『1Q84』のほとんどはここで書かれた。

同時にそこは彼の膨大なレコードコレクションの住処でもある。

(10000枚くらいだろうが、怖くて実際に数えてはいない、と彼は言う)

オフィスの幅広い壁二つは、床から天井までアルバムで覆いつくされている。

山々に向けて突き出している窓の下、部屋の端には巨大なステレオスピーカーが君臨している。

室内のもう一つの棚には村上人生と作品にまつわる思い出の品々がある。

彼が『海辺のカフカ』で殺人者として想像したジョニーウォーカーを描いたマグカップ

はじめてマラソンを完走したときの、くたくたの彼を写した写真1991年ニューヨーク市にて、3時間31分27秒)。

壁にはレイモンド・カーヴァー写真、グレン・グードのポスタージャズ巨匠の肖像がいくつか。

村上もっとも好きなミュージシャンテノールサキソフォンスタン・ゲッツ写真もある。

私はレコードをかけてもらえないかと頼んでみた。

村上はヤナチェクの「シンフォニエッタ」を取り出した。

1Q84』の始まりを告げ、その物語のなかで繰り返し鳴り響く曲である

作品で示唆されるとおり、渋滞で聞くにはまさに最悪の音楽だ。

それは速く、アップビートで、劇的──まるで普通の曲が5つ、ペンキの缶のなかで決闘しているかのようだ。

同時にそれは熱狂し、ねちねちとした、暴力的な『1Q84』の冒険の主題曲として、もっともふさわしい。

村上はその奇妙さを買って「シンフォニエッタ」を選んだという。

「一度だけそれをコンサートホールで聴いたことがある」

オーケストラの後ろにトランペットが15人いた。変だった。すごく変だった……その奇妙さがこの本によく合う。この物語にこれ以上よく合う音楽は思いつかない」

彼は何度も何度もその曲を聴いて、そして開幕のシーンを書いたという。

シンフォニエッタを選んだのはまったく人気がない音楽だったからだった。でも本を出版してから日本では人気が出た。小澤征爾さんに感謝されたよ。彼のレコードがよく売れたからね」

シンフォニエッタ」が終わると、私は最初に買ったレコードは何か覚えているかと尋ねてみた。

彼は立ち上がり、棚をごそごそと探して、一枚のレコードを手渡してくれた。

「The Many Sides of Gene Pitney」。

カバーを飾るのは、華やかな姿の Pitney。60年代前半のアメリカクルーナー歌手である。はまだらのアスコットタイに艶のある赤いジャケットを着て、髪型は崩れ落ちる波を凍らせたようにみえる。

村上は13歳の時、このレコード神戸で買ったという(当初のものは擦り切れたため、何十年か前に買い直している)。

針を下ろすと、流れ出す Pitney の最初ヒット曲「Town Without Pity」。

劇的な、ホルン即興とともに Piteny の歌声が黙示録的な叫びを歌う。

若者にはつらいことがある、たくさんある/分かってくれる人がほしい/助けてくれよ/土と石でできたこの星が壊れるまえに」

終わると村上は針を上げ、「バカな歌だ」と言った。

1Q84』というタイトルダジャレである

言語をまたいでオーウェル引用したものだ。

日本語では、9は英語のQのように発音される)

1Q84』を書いているあいだ、『1984年』を読み直したかと尋ねてみた。

彼は読み直したといい、それは退屈だったという。

(これが悪い評価だとは限らない。野球のどこが好きかと尋ねた際、彼は「退屈だから」と答えた。)

近未来小説は退屈なものばかりだ」と彼は言う。

「始まりはいつも暗く、雨で、人々が不幸せそうにしている。コルマックマッカーシーの『The Road』は好きだし、よく書けているけれど、でも退屈だ。暗いし、人間人間を食べるし……ジョージ・オーウェルの『1984年』は近未来小説だけど、この本は近過去小説だ」

1Q84』について「我々は同じ年を反対側から見ている。近過去なら退屈じゃない」

オーウェルに親近感を覚えたかと尋ねた。

オーウェルと僕はシステムについて同じ感じを受けていると思う」と村上は言う。

ジョージ・オーウェルは半分ジャーナリストで半分小説家だ。僕は100パーセント小説家だ……メッセージを書くことはない。よい物語を書きたい。自分政治好きな人間だと思うけれど、政治メッセージを誰かに向けることはない。」

はい村上はここ数年、彼にしては珍しく、政治メッセージを大々的に言明している。

2009年、批判のなか彼はイスラエルエルサレム賞を受賞しに行き、そこでイスラエルパレスチナについて語った。

この夏、彼はバルセロナでの受賞式典の機会を利用して日本原子力行政を批判した。

彼は、福島第一は二度目の核災害だとした。

一度目はまったくの被害者としてだったが。

バルセロナの演説について尋ねると、彼はパーセンテージを少し修正した。

「僕は99パーセント小説家で1パーセント市民だ」と言う。

市民として言いたいことはあるし、求められればはっきりと言う。あのときまで原発について明確に反対する人はいなかった。だから自分がやるべきだと思った。自分にはその責任がある」

演説に対する日本の反応は概ね好意的だったという。

人々は津波の恐怖が改革への媒介となってくれることを、彼と同じように、期待していたのだ、と。

「これは日本にとって転機になると、日本人ほとんどが考えていると思う」

悪夢だけれど、変化のチャンスでもある。1945年以来、僕たちは豊かになるために働いてきた。けれどそれはもう続かない。価値観を変えなければならない。どうやって幸せになるかを考えなければならない。お金でもなく、効率でもなく、それは人格目的だ。いま言いたいことは1968年から僕がずっと言っていることなんだけれども、システムを変えなければならないということ。今は、僕たちがまた理想主義者になるべきときなんだと思っている」

その理想主義はどんなものか、アメリカ合衆国モデルケースとして見ているのか、と尋ねた。

アメリカはもはやモデルケースだとは思われていないと思う」

「いま、僕たちにはモデルケースがない。モデルケースを作り上げなければならないんだ」

地下鉄サリン事件阪神大震災、そして今回の津波……現代日本の数々の災害は、驚くほどにまで村上的だ。

地下での暴力的な衝動、深く隠されたトラウマが大量破壊を引き起こすものとして現れ、地上の日常を襲う。

彼は深さのメタファーを多用することで知られる。

登場人物たちはカラの井戸に降りていき、東京の地下トンネルに生きる闇の生き物に出会う。

(彼は別のインタビューで、井戸のイメージをあまりに何度も使って恥ずかしくなったため、8作目以降、できるだけ使わないように心がけたと話している)。

彼は自分創造性も、深さとしてイメージするという。

毎日机に向かい集中力に満たされたトランス状態の中で、村上村上キャラクターになる。

それは、自らの無意識洞窟たる創造性を探検し、見つけたものを忠実に報告する、普通の人物である

「僕は東京に住んでいる。ニューヨークロサンジェルスロンドンパリのように文明的といっていい世界だ。

 魔法じみた状況、魔法じみた物事に出会いたければ、自分の中に深く潜るしかない。だから僕はそうしている。

 魔法リアリズムとも呼ばれるけれども、自分の魂の深みのなかでは、それは単なるリアリズムだ。魔法ではなく。

 書くときには、非常に自然で、論理的で、リアリスティックで、合理的に感じる。」

執筆しないとき自分はどこまでも普通の人だと村上は強調する。

彼の創造性は「ブラックボックス」であり、意識的にアクセスすることはできないという。

彼はシャイであり、メディアにあまり登場したがらない。道端で読者から握手を求められた時にはいつも驚く。

人が話すのを聞くほうが好みだと彼は言う。

実際に、Studs Terkel の日本版のようなものとして彼は知られている。

1995年サリンガス事件があったとき村上被害者65人と被疑者らを1年かけてインタビューし、

その結果を分厚い2冊組の本として出版した。

のちにそれは『Underground』として、大幅な簡略化をしたうえで英語翻訳された。

この会話が終わったとき村上ランニングに誘ってくれた。(「僕が書くことについて知っていることのほとんどは、毎日ランニングを通して学んだ」と彼は書いている)

彼のランニングスタイル個性の延長のようだ。

身軽で、安定していて、実践的だ。

たがいの走り幅がつかめて1、2分たつと、村上自分が単に「丘」と呼ぶところに行ってみないかと尋ねてきた。

それは試合の申し込みか警告のように聞こえた。

そんな言い方をした理由はすぐに分かった。

というのもまもなく「丘」を登り始めることになったからだ。

もはや走るというよりは、急な坂にさしかかって足をとられているというほうが近く、

地面が傾いたランニングマシーンのように感じられた。

道の終わりに向けて一足踏み込むと同時に私は村上に向けて「大きい丘でしたね」と言った。

そこで彼は指をさして、先にジグザグ道が続いており、私たちはまだほんのひと曲がり目を終えたにすぎないということを教えてくれた。しばらくして、二人の息が切れ切れになってくると、このジグザグ道には終わりがないのではないかと心配になってきた。

まるでどこかの村上世界にある無限階段のように。

上へ、上へ、上へ。

しかし、やっとのことで、私たちは頂上に着いた。

海ははるか下に見えた。

それは秘められた巨大な水世界日本アメリカあいだの、人が住まない世界だ。

その日見たかぎり、水面は静かだった。

そして私たちは下りを走り始めた。村上は村を通る道に誘ってくれた。

大通りのサーフショップ漁師の家がならぶ界隈を通り過ぎた(彼はそのあたりの庭に古くからの「漁師神社」があるのを指差して教えてくれた)。

空気は湿っていて塩のにおいがした。

私たちは並んで浜まで走った。

村上がかつて名もない翻訳者だったころセントラルパークでジョギングをともにしたジョン・アーヴィングについて話をした。

セミについても話をした。

何年も土のなかで生き、地表にぽっと出て、わめき、最後の数ヶ月を木の上で過ごすのは、どんなに変だろうかと。

私がおもに覚えているのは、村上の安定した脚のリズムだ。

走り終えて家にもどると、私は村上の来客用バスルームで着替えた。階下で彼を待つ間、食堂エアコンの風を受けて立ち、大きな窓からハーブと低い木のある小さな裏庭を見ていた。

数分後、庭から迷い出た変な生物が私の視界に入ってきた。

最初それは鳥 – おそらくはその飛び方からして変な毛をしたハチドリのようにみえた。

が、すぐに2羽の鳥がくっついているようにみえだした。

飛ぶというよりはふらついているといった感じで、体の一部がそこかしこから垂れ下がっているようだった。

最終的に、それは大きな黒い蝶だと私は結論づけた。

見たことがないほど変な蝶だった。

浮かびながら、異星の魚のようにひらひらしつづけるその姿に幻惑させられ、

私はそれを既知の何かに分類したくなりかけたが、成功することはなかった。

それはひらひらと、およそ村上と私が走った道を引き返す形で、山から海に向けて飛び去った。

蝶が去ってまもなく、村上階段を降りてきて、食堂のテーブルに静かに腰を下ろした。

見たこともない奇妙な蝶に遭遇したことを伝えると、彼は自分ボトルから水を飲み、私を見上げて言った。

日本には色々な蝶がいる。蝶に会うのは変なことじゃない」

2011年10月21日

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2011-02-19

今日フェロモン香水被害

今日フェロモン香水の被害にあった、

地下鉄半蔵門線押上に行く途中で、

ある、デブい紫のひらひらした

なんつーのかよくわかりませんが、

スカート中途半端なやつをはいてた女が

乗車してきてトナリの席にスワタのです

女は漫画本をよんでいたのですが、

なんか、やばいとおもったら、また、

海綿体に急速に血液が充填されてきて、

また、こいつも、フェロモン香水女かと、

私の海綿体は、傷つき、

心臓にも脳にも負担がかかるのです

2週連続です

まったく、東京都は何をしているんだ、はげ

2010-08-09

http://anond.hatelabo.jp/20100809010508

うん。もうそセリフ、周りの人に何十回も言われたよ。

どうも、女としての本能は持ってて当たり前!! ないというのは、何か無理している証拠!!

ってみんな思うみたいなんだ。

でもホント、生まれてこの方ずっと沸いたことがないから困っている。

みんな、自分が持っていて当たり前のモノは、他人が持っていないで生きていられるはずがない!! って思うみたいなんだ。

そういう意見に出会う度に、「そうはいっても、本当にどこにも見あたらないんだ。ある気配すら感じたことがないんだ」って立ちすくむ。

なんか、自分一人だけ、みんなに見えてる蝶々が見えない感じというか。

でもそれを言っても「ここにあるじゃないか!! 見えないなんて、無理してるんだ!!」って、自分には見えない蝶々ひらひら追いかけている人に言われた感じがするというか。


ただ一つ確かなのは、「蝶々は見えて当たり前!! 追いかけるのが幸せ!!」って言われても、見えない自分にはどうしようもないんだ。

追いかける方法すら分からない。

だから反論みたいなのもしてしまう。事実としてこういう人間がいるって、言われないとみんな分からないみたいだから。

うん、本当に、なんで見えないんだろうなぁ、蝶々

2010-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20100615175638

久しぶりに開いたらいっぱい優しい言葉もらってた……

ありがとう。ひらひら頑張って着てみるね!きっと後悔させてみせる

今日の私は かわいいのよ!

2010-06-15

本当は嫌いじゃないんだけど、冷やかされるから日頃は着ないような服を買った

可愛らしくて女の子らしい、ひらひらした服や明るい色味のスカート

でも着る機会なんてなくなっちゃった。寂しいな。一回くらい見てくれたって良かったのにね

帰ったらしまわなきゃ……

2010-06-10

とある童貞風俗体験記

 こんにちは。昨日初めて風俗に行ってきました。僕は20代前半で浪人とか留年とかしてる大学生です。コミュ力が著しく欠如しています。いわゆる非コミュというやつです。もちろん童貞です。僕自身は童貞であることにコンプレックスはないのですが、インパクトを出すために書いておきます。彼女ができたことはありませんし、友達もいません。そして仮性包茎であることを付け加えておきます。

 そんな僕がどうして風俗に行ってみたかというと、この増田http://anond.hatelabo.jp/20100507012152)を読んだからです。なんだかものすごく羨ましく思えました。セックス、そして女の子への憧れが、それなりのお金と、店の門戸を叩く勇気さえあれば叶うのです。だったらやってやろうじゃないかと一念発起し、バイトで稼いだお金を握りしめ池袋のとある風俗店を訪れました。

 ちなみにいきなり店に行ったわけではなく、結構な時間をかけて風俗についてぐぐり、知識は万全といったところでした。ぐぐって決めた店は雑居ビルの中に事務所のようなところがあるだけで、実際の行為は近くのラブホテルを客自身で借り、そこに女の子がくるというシステムでした。店の中は安っぽくはありましたが普通にきれいで、コワモテのお兄さんもおらず、スーツを着た会社員っぽい男性が何人かいるだけでした。病院みたいな感じで、ほんとに普通です。怖いとこじゃありませんでした。店が店だけに入るのに勇気がいりましたが。

 僕は形式的な会話は普通にこなせるので、説明を受けたりするのもさほど緊張しませんでした。すんなり受付を済ませ、お店の人が言っていた安いホテルを探しに、夜の池袋を歩きました。もちろんラブホに入るのも初めてです。でもラブホもそんな大したことありませんでした。映画館みたいな感じです。窓口で利用時間言って料金払うだけで部屋の鍵をくれました。

 部屋に入って風俗店電話をしました。仮名を使ったのですが、危うく本名を言いそうになりました。しかし落ち着いて、ホテル名と部屋の番号を言いました。それでこの部屋に女の子が来てくれるというわけです。到着するまで数分待ちました。この間に部屋を観察しましたが、至って普通です。さっきから普通ばっかり言ってますが、ベッドがダブルという以外、ほんとにビジネスホテルと変わりません。

 部屋のチャイムが鳴りました。女の子が来たようです。僕は事前に彼女写真を見ていて、やっぱりかわいかったので彼女に決めたのですが、でも写真なんかいくらでも加工できるわけで、あんまり期待するなよ的なことはよく言われてます。しかし、扉の向こうにいた彼女はかわいかったです。やっぱり写真は相当加工されていましたが(ほくろすら消されてた)、地味な感じ(失礼ですね)が逆に好印象でした。オタが好きそうなタイプの子と言ったらわかりやすいでしょうか。ショートの黒髪に、華奢な体でした。年はどうでしょう、たぶん僕より下だと思います。

 しかし最大の問題はここからで、僕は会話ができません。どんなに気が合いそうな人とでもろくに話せません。仮にもう一人の自分が現れたとしても仲良くできる気がしません。男と会話ができないのに、どうして女とできようか。沈黙が支配して女の子を困らせたらどうしようとかそういう負い目はありましたが、こっちは2万円近く払ってるわけで、ちょっとくらい困らせてもいいだろうと思いこむことにしました。

 とりあえず無難挨拶をしました。で。この後どうすればいいかわからないわけで。うじうじ。もううじうじするしかありませんでした。そしたら、とりあえずシャワーを浴びましょうかと彼女に言われ、服を脱がせてくれました。いやあ恥ずかしすぎます。なので僕は自分で脱ぐことにしました。となりで、彼女も服を脱いでいます。え、なんなんでしょうこの状況。なんか裸の女の子がいます。僕もちんこ出してます。え、え……

 バスルームに入りました。彼女は体を洗ってくれました。石鹸のついた小さな手が、僕の胸を、足を、性器を撫でていきます。しかも彼女おっぱいとか股間の毛とか見えています。正直もう謎です、僕はおっぱいとか見たかったんじゃないですか、それで、今見てるんですけど。混乱と緊張のせいか、勃ちそうで勃たない少し勃ったちんこといったところでした。この間、何を話してたっけな。天気の話とかかな。彼女は雨が降ると体調が悪くなるそうです。こういう天気とか一般的な話題ならなんとか返せるので、まあなんとかなったんじゃないでしょうか。

 バスルームを出て、彼女は着替えました。制服です。イメクラということです。恋人コースという無難なコースです。これまでは確かに、中学高校と制服女子を眺めては果てしなき妄想を繰り返してきたので、制服だった方が興奮できると思っていました。が、そのときは別に着てなくてもいいような気がしました。でもせっかく持ってきてくれたんだし着てもらいました。今は着ないで裸のままでいてもらえばよかったと後悔しています。こういう思ったことを言えないってのは損をするだけなので、できるだけ言ったほうがいいですね。

 そしてベッドに入りました。なんか女の子と寝てます。これから事を為すわけなんですが、僕はいかんなき童貞力を発揮し、またもうじうじしました。いやあ初めてでして。そんなことを彼女に話しました。あ、じゃあ私がどんどんやっていった方がいいですか? でも好きにしてもらっていいですよ。そんな、好きにしてってどこのエロゲですか。実際に言われてみると結構破壊力あります、

 そんなこんなでキスをしました。ファーストキスというやつです。ばっちりイソジンの味がしました。ここで僕はある違和感を覚えました。僕はどこぞの女子中学生かというような感じでキスに対して強い憧憬を持っていました。電流走っちゃうんじゃないかと。でも実際してみると、はてこんなものか、といったところでした。柔らかな唇が押しあてられ、舌が口径に粘度を持った液体を運んできます。それなのに、なんだか感動がないような。

 気を取り直して、僕は彼女の体に触れることにしました。肩を撫で、腕を撫で、いや、胸が触りたいんですよ、順番にかっこよくとかやれないです。胸に手を当てたものの、おや感触がありません。彼女プロフィールのよるとBカップで、Bってのは服の上からじゃあんまりわからないんだなあという事実を知り、一つ大人になりました。今まで胸は小さい方がいいなあと思ってたんですが、いざ触るなら大きいのもいいかもなと思いました。感触を確かめるために、ブラウスを脱がしました。ブラジャーはありません。なんだか残念です。さっきバスルームで見ているのでそれほど感慨もありません。本物のおっぱいはやわらかい…… ですが、僕の胸もそんなに負けてない気がしたのは秘密です。乳首を指で撫でると、すぐに反応がありました。僕は少し大きくなった乳首を口に含みました。彼女の息が荒くなります。やっぱり演技なんだろうなと思いましたが、ありがたかったです。で、それからどうすればいいのかわかりません。好きにしてって言ってたし、順番にいくとあそこなのかなあと。なんかもうわからないからあそこでいいやということで、下着の上から触れました。合成繊維のなめらかな丘陵を撫でます。湿り気は、まあ感じられません。このまま触っててもなあ。別に気持ちよかないだろうなあ。まんこ見ていいでしょうか。脱がせちゃっていいですか? あ、はい。と彼女が答えました。僕は初めて女の子秘境を目にしました。毛に隠れていて、どういう風になっているのかよくわかりませんでした。とりあえず触ってみました。触ってもどうしたものかわかりませんでした。ひらひらと触られてイラつかれてないかと心配になったので舐めてみました。毛が口に入ります。少しすっぱくて、においはあまりしませんでしたが、そんなにいいものじゃないんだなと思いました。気持ちよくさせられるなんて思い上がりはありませんでしたが、彼女は声を殺していました。喘ぎ声ってやつです。次第に彼女の腰が持ち上がり、性器が顔に押し当てられ、体が痙攣しました。おそらくフリなんでしょう……。僕はやけに落ち着いていました。なんなんだろう。何年も憧れてきたことをしてるのに。

 ちなみにファッションヘルスは挿入できないので、この後どうすればいいかまた困りました。困ったので、彼女の隣に横になり、抱きしめてみました。温かい。ああ。このまま寝ていたいと思いました。これだけで、何もいらないような気がします。中学高校の頃は挿入欲っていうんでしょうか、実際の行為がしたいだけだったんですが、20歳を過ぎた頃から女の子抱きしめたいなああったかいんだろうなあいいにおいするんだろうなあみたいな欲求の方が強くありました。うんよかった。これだけは叶いました。でもにおいがしなかったのが残念です。

 しばらくして彼女が、私も触っていいですか?と言って、またキスをしました。そのうち唇はゆっくりと僕の体を這っていき、胸に、腹に触れていきました。そして硬くなったペニスにたどり着きました。僕は以前から、女の子に触られたら30秒くらいで発射しちゃうんじゃないかと思っていました。で、実際に触られるというかペロペロというかちゅぱちゅぱされ……。でも全然、なんともありませんでした。彼女一生懸命口に含んでくれていたんですが、正直、なんともありませんでした。彼女ペニスから口を離して息を継ぐ光景は、見ていて申し訳なくなりました。全く気持ちよくならないまま、60分を知らせるタイマーが鳴り響きました。彼女はそれでも、僕をいかせるためにフェラチオを続けました。僕はもうこの頃には外側から自分を冷めた目で見ていました。飲み会なんかで、なんかみんなわいわいやってるなと思いながら一人ではしっこにいるときの気分です。このままやってもらってても悪いなと思い、僕から時間大丈夫ですか?と声をかけました。彼女は、ごめんなさい私が下手なせいで……と謝りました。でも彼女は悪くありません。僕は、すいません、緊張しちゃってて……と言うしかありませんでした。

 その後シャワーを浴び、また体を洗ってもらいました。その間に彼女大学生で、バイオリンをやっていたと話してくれました。こんな普通な子がこういうバイトしてるんだから意外だなあと思いました。バスルームから出て着替えている最中は、音楽の話をしました。僕は、クラシックでなにかおすすめはないかと聞きました。彼女バイオリンの曲を教えてくれました。僕はそのとき、家に帰ってからYoutubeで聞いてみようと思って、曲名を心に刻んだつもりでした。しかし、帰りの電車に揺られているときにはもう忘れていました。今日のできごとをいかに増田に書こうかと、頭で文章を練っていました。こうして書いている途中でようやく曲名を忘れていることに気付くざまです。僕は他人に興味がありません。

 彼女と一緒にホテルを出ました。なんか恋人っぽいなと思いました。でも僕はもう完全に自分世界に入っていて、正直一緒に歩いていたくありませんでした。こうなると、彼女が何か話しかけてくれても、ろくな返事はできません。だから誰かと一緒になんていたくないんです。だから一人でいたいんです。別れ際、彼女は頬にキスをしてくれました。これが恋人コースですか。周りの目が痛いです。ありがとうございました、よかったらまた来てください。いえ、こちらこそありがとうございました。楽しかったです。そんなことを言い合って別れました。歩きだして、振り返ったら彼女が手を振っていた気がしました。でも暗くて、メガネをかけていなかったので、よくわかりませんでした。

 で、帰宅して思い返してみても、なんだかあまり感動がなかったなあと。2万損した、とかは思わないんですが。あんなに憧れてたのに、実際はこんなもんなのかって。僕にとって、セックスって(今回のは違うけど)最終手段というか目的地みたいになっている部分があって、こんなもんなら別に彼女なんていらないなって思ってしまいます。そもそも、男でも女でも、人と一緒にいて楽しいと思ったことがないんですよ。だから人とコミュニケーションを取るなんてありえないし、さらにセックスもしなくていいと思ってきて、もうこの世に思い残すことはないんじゃないかとも思えます。

 風俗って、楽しむ技術がないとつまらないところなんじゃないでしょうか。僕は人生何をしてても正直つまらないので、楽しむ技術を持っていないんだと思います。楽しむ技術っていうのは、簡単に言うとバカになることです。飲み会でもライブでもなんでも、バカになれない人は楽しめないんですよね。人とのコミュニケーションも一緒で、自分解放して出せないと仲良くなんてなれないんですよ。僕はそれが全くできません。100メートルを10秒で走ることくらいに無理です。会話においては、自分を出すなんていうと大げさだけど、言葉を発しようとする瞬間、無意識言葉を発さないよう制御が働きます。制御とは、こんなことを言ったら嫌われるんじゃないだろうか、とかだとよく言われてますが、僕は会話の最中に何を考えているのかよくわからないです。脳みそがいつもの10 パーセントくらいしか動いてない気がして、ほとんど真っ白な感じです。この制御のせいで無駄メモリを喰ってるんでしょうが、わかっていてもこの制御を意識できないんですよね。こういうのを非コミュっていうんじゃないかなあと思います。会話できないのは話題が少ないからじゃなくて(少ないのも原因だけど)、脳みその動きが根本的に違う。ほんとどうしようもないです。最後の砦だったセックスすら突破され、なんかもうどうしようもないです。女の子への憧れがなくなって、今後性欲って出てくるんでしょうか。この憧れってすごく特別できらきらしたものだったのに、もうなくなってしまったんです。たぶん全く違った形の性欲になってる気がします。

 射精できなくて落ち込んでるわけじゃないけど、またしても自分の欠落っぷりに気付かされた、そんな初風俗でした。たぶんもういかね。でももう少し安い値段で女の子抱きしめられるだけの風俗があれば行きたいです。長くてすいませんでした。読んでいただいた方、ありがとうございました。

追記:逝けなかったのは皮オナばかりしていたからです。僕は自分左手以外では逝くことのできない体になっていたようです。

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