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はてなキーワード: 素粒子とは

2018-07-15

anond:20180715001727

その理論だと、デカルト

「我思う故に我あり」

の域を出ないな。

何故なら、並行宇宙

お前がそれぞれ

同じ意識を持っていたとしても

現在のお前の意識

どうしてこの世界線なのか

について説明ができないからだ

結論として、「我思う故に我あり」

帰着してしまう。

俺が面白いと思ったのは、

素粒子レベル無限試行

経験しているが、自身生命体として、

意識自覚できるパターン現在世界線

のみであるという着想ね

まり、お前が今朝パンを食べたとして

白米を食べた世界線は何らかの因果関係

お前は存在しないというイメージ

2018-06-27

anond:20180627013820

動的平衡状態を保った素粒子の塊でしかないと思うと生きてるってそんなもんなんかなと思う

2018-05-20

anond:20180520133416

素粒子より天声人語の方がマシだろ

素粒子読んで喜ぶのは感性が擦り切れたおっさんだけだよ

天声人語じゃなくて、夕刊の素粒子を書き写すノートを発売して欲しい

そっちのほうが小学生国語勉強に使える

2018-05-09

anond:20180509181511

素粒子レベルから水を作り出したとしても、今存在している素粒子の量の分の水しか作れないんだから

やっぱり、有限としか思えません。

2018-04-26

自分が変に感情的だったので、自己分析をした。

家庭環境が主な原因だった!!

そりゃそうだ。当たり前。

大学生活で書いてきたもの抜粋した。

書きなぐった物そのままなので、非常に読み辛いけれど、

こんな人間も居るということを、ここに垂れ流しておく。

言いたいことはこの後に書いてあるので、

面倒くさくなったら飛ばしてください。


まれから今まで、直ぐに感情的になる癇癪の権化みたいな姉を持つと、

こういう人間が家庭にいなければ、もっと余裕のある生活を送れたのになあと思ってしまう。

女ばかりの家で、説得しようにも長い話ができず、本当に辛い思いをしたので、上のような性格人間は苦手すぎる。

というか、自分に伝染して変に感情的になってしまった。

本当に家庭は選べねえなあと思った。

仕事漬で鬱になり家にいる父、姉妹の長女で人の話を聞かない割に偉そうにする母、

人間関係がうまく行かなくてストレスが常に溜まり、母とよく衝突する姉。

せめてまともな男がいればなあと思ったが、そういう人間は足早に出ていくもんだろう。

普段は同じ空間にいるだけで、たまに母側の親戚が来る。

高卒姉妹が固まり田舎田舎による超閉鎖的な噂話をする。

何が楽しいのか分からないし、行きたくなかったが、

その場に行かないと飯が出なかったので仕方なく行ってた。

周りのように旅行に連れていけという姉が言う。

金は無いが時間があるので、結局車で大型ショッピングモールに行く。

姉は一時的に満足するが、しばらく経つと金がない、旅行に行きたいと同じように繰り返す。

自分のせいではないものを指摘することで、自分の弱さを隠している。

女の口喧嘩というものは絶えない。

毎日同じようなこと、くだらないようなことを言い合う。

翌日には忘れ、繰り返す。

家に”離れ”というものもなく、この拷問休日もなく毎日浴びせられる。

女の女による感情的な場からは、逃れられなかった。

感情的で閉鎖的な家庭で育ったことが、いか自分精神に影響し、

自分の進路に影響して、今の今まで悩ませていると思うともう嫌になる。

小学校3年までは小説子供向け科学雑誌学校でよく読んでた。

将来の夢は科学者だった。物質が小さい粒のようなものでできていることに感動した。

そんなことを親や先生に言っても取り合ってもらえず、科学者なんて無理と言われた。

から肯定されないし、好きになっても、役立たないものだと思えてきた。

小説も読まなくなった。誰も読まないし、話題にならないからだ。

そして何より現実味がない。あっても雑学程度にしかならないと思えてきた。

感動するものもあったが、自分環境見直しとき絶望感が怖くなった。

誰も何も誰しも自分気持ちなんてわからない。他人理解しようとしない。

そうなった子供はどうするかというと、周りに頑張って迎合しようとする。

文脈が薄い一時的な笑いと理解しつつ、こうしなければ普通になれないと自己暗示をかける。

この頃から訳もわからず泣くようになり、泣き虫扱いされる。

中学まで続けると割と周りが自我が芽生えてきていることに気づく。

自分はどうなったかというと、自己暗示を解けきれなくて、自我が地中に埋まってしまって、

ぼーっとすることが多くなった。何をやっても楽しくない。

小説を読んでいたせいか地頭は少しは良かった。

自分本位の行動なんて肯定された経験がない。夢なんてない。

全てがくだらない。

成人式とき自分宛てに送る手紙は、

絶望的な気持ち査読する先生に気づかれないように書いたのをよく覚えている。

地元工業高校に進むことになった。

何か面白いものを求めていた。

現実から離れられ、実用的な技術を身につけようとした。

でも、周りと馴染めなかった。

勉強も何が面白いのかよくわからなくなった。

資格勉強のような授業。適当に過ごす。

高1の冬、高校を辞めて勉強して大学と親に泣きついても、

何いってんの、うちには金が無い。高校卒業したら働くって行ったでしょ?

人間の考えが変わらないと思いこんでいる親に対しめちゃくちゃ腹を立てる。

勉強をしても大学なんて行けない。大学に行く人間なんて、

自分より頭が良くていい環境で育って塾とか行っている人間なんだろうな。

うちに生まれた時点でそんなものできないことは決まっていたんだ。

満足できない思いを反芻しながら、納得行かない家庭から与えられたことを無理やり正当化しようとする。

そんなことをしながら、何のために勉強しているかからなくなったまま勉強を続け、高3までそれなりの成績をおさめる。

その後突然大学に行きたくなる。少しは希望を持ったらしい。

勉学というよりは社会に出る前に、自由な身と力を手に入れられると思った。

難しい話は通用しないことはわかっていたので、

から出て、高校の延長線上の分野で、大学しかできない勉強をしたいというが、反対される。

金がないから、心配から不景気からあんたのために言ってるから

は?結局オメーの都合だろうよ。俺の何を見てきた?

大学卒業してから年収を見ろと返す。

大卒就職率が低いってニュースでやってたし、高校卒業して安定した職を付けたほうが良いんじゃないと言われる。

お前、45年間、何を見て生きてきた?本当にいってんの?

ニュースで得た情報自分身の回りを見て、適当に集めた情報から意見を言っているだけじゃん!と返す。

めちゃくちゃ怒って、お前は社会の何もわかっていないと返される。

お前じゃい!

その後担任との三者面談をしたり、大学説明会に足を運んだりして、

なんとか格安の寮がある国公立受験することにした。

勉強は続けたが、やはり高1のとき高校をやめればよかったと言う思いが引っかかる。

何より自分大学進学を許した親に対して、姉が私も家を出て学校生活送りたかったと毎日激昂し、

感情的空気ヒートアップしていた。

何をやってんだかわかんなかった。家にいるのは人間じゃないとわかってていても、

ストレスを感じてしまう。

そんな生活を送っている中、父がなんの前触れもなく自殺する。

家に自分と2人で居たときに突然自殺。その第一発見者となる。

もうなんだかよくわからなかった。救急車警察も呼ぶ気になれなかった。

30分ぐらいしてから、ようやく呼ぶ気になる。

パニックと言うか、この状況に対して自分は何を考えているのか、全くわからなくなった。

恨み積もった家庭にどう抵抗してやろうかと思っていた矢先の理解できない死。

もう何がなんだかわかんなかった。

自殺した父に対して、苛立ちが積もりに積もって吐く。血も吐く。

悪気がなく、自然法則のように動く肉親に腹が立って仕方がない。

だんだん気分が落ち込み、抑うつ状態になる。

自分が違うのか?田舎に生まれ自分田舎に埋もれなければいけないのか?

精神科に行ったが本当に自分が何を言っているのかさえわからなかった。

自殺したのはもちろん原因だったが、そればかりを話すだけで、

自分の育ってきた環境問題があることを分析できなかった。

正直父が死ぬ前に、無理やり不登校になって、心療内科に行くべきだった。

もちろん今まで書いてある期間は絶え間ない感情を浴びせられている。

どれもくだらないものだ。居場所もない。捌け口もない。

周りの人間が信頼できないこともあり、相談できないことがどれだけ苦しいか身を持って感じた。

子離れできない親から親離れできない。

何をしたらこ気持ちが収まるかがわからない。

なんとか大学合格し、家から出た。

試験会場でも途中退室したくて仕方なかったことを思い出す。

大学生活は最初から精神を病んでいた。

毎日感情的な刺激を受けてきたせいで、隣の部屋の騒音などの刺激に反応してしまう。

頭の血管が触ってわかるほど浮き出て、ズキズキして、眠れなくなる。

さら自殺した父の死体をよく思い出して、生理的に気分が落ち込む。

実家を出て数年経った今でも、文を書きながらこの症状が出ている。

講義課題をこなすのが精一杯である文字も読めない。

あーもう何もしたくない。考えたくない。

人の気持ちを考えるってことはこんなにもよくわからないものなのか。

こうも時間無駄なのか。

悩まない人間にとって悩んでいる人間気持ちなんかわからない。

逆もまた然りだ。一生分かり合えない。

本来人間はお互い抽象的なもの部分的しか理解できない。

自分は具体化しすぎなのだ人間とか今見える環境とかを具体化しても、精神が辛くなる。

記憶を消し去りたい。

せめてこの性格学問に向けられたらと何度も思う。

他人理解できない。他人なんているのか?

自分理解できる他人なんているのか?

からある不満が積もるとこうも気分が落ち込むのか。

降り積もる不安は階差数列のように増え、それが積もっていく。

この問題解決するのか?本当はどこか解決策がわかっているんじゃないか

わかっているけど、この先の未知の刺激に耐えられるか不安で仕方ないんじゃないか

本能的に楽しめるものをまだ知らないだけじゃないか

なんでこんなこと考えるようになったんだ?


最近になり、かなり昔から、閉鎖的実家からの膨大なストレスが、

自分性格にかなり影響しているということが、かなり明確に示すことができた。

自分にとってこの問題が、

いか無意味不快で人に相談しにくく、

時間精神無駄に消耗し、

自分を納得させるためのものしかないとわかってても、

納得いく解釈を探しつつけてたのは、

親との思想が合わなかった事実をどうにか納得したかっただけである

生来性格と言うのは恐ろしい。

でもこうするしかなかった。

こうしないと、その場に居なくても襲ってくるからだ。

自分気持ちを書いてそれを見直し、また書く、という生活を数年繰り返してわかったのは、

早々に自分気持ちに蓋をして、自分気持ちに嘘をついてきたということだ。

頭の中身をタイプしたり、図に書いたりして、ようやくわかった。

くよくよする性格は、自分本位で動いていないからだ。

気持ちが落ち着いてくると、文字をよみ、抽象的なものも冷静に理解できる様になる。

他人が書いた物語を見て感動する。専門知識が頭に入って感動する。

俺はここまで何も知らなかったのかと落ち込む。

でも、今までよく生きてきたと、無条件な自己肯定感が芽生えてくる。

そんなことが少しづつできるようになることが、大学に入ってからの生きがいである。

自分本位で生きたことがない」人が、心から人に好かれるということは難しい。

皆どこかで「他人に従ってもどこか違う」と思い、自分表現をするのだ。

それが自我形成というやつだ。

それを乗り越えてこなかったことが十分、身にしみてわかる。

素粒子でできている肉体に、生きる意味なんて無いってことは十分わかった。

からこそ本能が指す、好きなことをしていいと思えるようになった。

ほどほどに好き勝手に生きていいと思える。

自分のことを文字にする行為は、できて妙である

結局こうするしかなかった。

よくもまあ何日もこんなに長くて下手な文章を書き連ねられたもんだ。

最近落ち着いてみると、なんで落ち着いていなかったんだろうと思ってしまう。

その場しのぎで余裕がなかった。

焦りからくる選択ほど後悔するものはない。

後ろを見ると後悔した経験しかない。

自分の焦りに気付けることなんてあっただろうか。

いや、なかった。あっても解決策がわからず、もとに戻る。

これに関しては納得行くようになってきた。

自己欺瞞を重ねるほど自分がわからなくなる。

自分本位で行動していない。自分がないのと同じである

不安から行動するが、結局疑問を感じストレスを感じる。

書いてみると1ページで終わるような話を、どうしていままで耳にしなかったんだろう。

これは終わったことだし仕方がない。



見直すと、気が合わない肉親と18年間いたことが原因だったと今見返すとよくわかる。

原因がよくわからない鬱と診断されて、4年経ったが、

はじまり小学生からだよなーと思う。

自分が書いたことは超悲観的だが、これまで経験してきたこと全てではない、

と納得できるのは、自分自身に対する姿勢が変わったからだと思う。

最近ようやく治る兆しをみせている。

何度か兆しを見たが、今度は本当に、今までになく楽になれそうな気がする。

学校も肉親もただランダムに振り分けられた人間が配置されていただけと、やっと、心から解釈できた。

漫画とか映画とか小説かには本当にお世話になった。

本を読むのを辞めてしまったのがいけないなあ。


あれもこれも、過ぎたことだと思えるようになれた。

自分気持ちを書き表さないと立ち止まってしまうことも、よくわかった。

やっと人間らしさを取り戻した気がする。

今までどこか、頭を何かのタイミングリセットできると期待していた。

まあ解決しようにもできないもんな。

からいから。でも、もがかないと、掴めるものがあっても見逃してしまう。

放置するほど、もがく力が弱くなり、流されてしまう。

自分に近しい人にアドバイスするなら、誰もいない、静かなところで正直な気持ちを書きなぐるということかなあ。

自宅が嫌なら喫茶店でとかでいい。

環境が用意できたら、書き始める。媒体は紙でもPCでもなんでも良い。

初めてみると止まらなくなって、気がついたら4時間以上立ってたということも珍しくない。

時間がもったいなかったとは思えない達成感がある。

見直すと何に悩んでいたかよくわかって、どこか整理できていないことが悩みの種だっとことに気づく。

苦しいとは思うが、自分内面で見てこなかったことに対して、対面することだ。

対面して初めて分かるもの自分だけの発見であり、自分で掴んだものから信頼できる。

こうしてどうにもならないことに納得し、物事への姿勢は変えられる。

あと、外部の情報に目を向けるべき。

漫画喫茶で見たことのないジャンル漫画を手にとって、一日過ごすのも悪くない。

まあとにかく、映画館や図書館など、場の空気を感じられるところに行く。

そうすれば外部に注意が向く。

そこで他人創作したものを見て、視界を広げて、

自分一人がこんな思いをしているというわけじゃないということ、

他の人の、物事への解釈理解しようとする。

そうすると、だんだん自分に近しい物がわかってくると、信頼できる著者という対話相手が出てくるので、どこか楽になれる。

結局他のことを考えてもいいということ、その行為自体自分のためになっていると思うこと。

そんなことで、案外心が落ち着いて、人間そんなもんだと思えてくる。

とにかく、今の気分がずっと続くことはなく、

人は変われるということを知るには、自分の頭で行動することだ。

書きなぐるだけでも、十分自分の頭を使っている。考え方も変わる。

そのことを忘れないでおきたい。

(追記)

終わりに

自分体験から言えることは、

カウンセリングや薬だけで完治するものではないということ。

薬は脳内流れる伝達物質の取り込みなどを制御し、

カウンセリング患者気持ちを引き出す手助けをしてくれる。

風邪薬のように特定の菌を殺して治るもんじゃない。

カウンセリング適当にしても治るもんじゃない。

内面気づきを報告するとフィードバックを貰えるのは非常にありがたい)


全体を見ると、自分内面にあるものがわからなくなっているという状態に対し、

気になるもの自分の中で見つけ、解釈し、納得していくかということをひたすら繰り返していた。

ネットや本にあるものは参考にはなるが、それをすっぽり当てはめて自分が治る。というわけじゃない。

他人にとっては経験談で、参考になる手法しかない。

趣味などの気分転換でやっていけるなら、その対処法も良いと思う。


湧き出てくるものは人によって違うし、参考になる意見も人によって違うし、考え方も違う。

これを理解するのは、自分のような人間にとって難しかったし、これが頭になかったから病んだとも言える。

どういう形であれ、このような考え方を獲得することは、生きる上で重要だと思う。

加速器を作る副産物として

素粒子とかの研究で使う何十キロって言う長さの加速器

その副産物としてその地下に一緒に地下鉄を走らせたら

環状線だし、それこそ地域住民の足にもなるだろうし

結構便利だと思うんだけどなぁ

2018-04-23

生きる意味とかってどう考えてます

素粒子逐次入れ替わって意識だけ残っている自分自身の体や心についてどう思っている?

生きる意味なんてないのは分かって、感情なんて長い目で考えればいっときのもので、

でも気の合う他人との対話面白いと感じて、

自分の頭で考えて、議論して、仕事して、

たまに絵画音楽を鑑賞したり、作ってみたり、自然現象の動きを考える。

でも結局死ぬ

自分死ぬまでにやりたいことは何?と聞かれれば、まだ認識していないもの認識したい。

生理的に無理なものは十分に経験してきたと思う。

家族教師不快な思いをぶつけられたり、そういう人間自殺して、死体を見せられたりして、でもどうにか立ち直れた。

その時無限に湧き出てくるものをどうにかしたくて、自然科学宇宙物理学世界史哲学の本を読み漁り、いろんな小説漫画も読んだ。

勉強という形でなく、気持ちをどうにか、とりあえず自分の疑問が解決出来るようになるまで突き詰めた。

今までにないダメージを受けて、頑張って自分で考えてきたから、もうそういう経験は慣れすぎた。

他人が全力で考え表現してかいものを見て、自分表現した。

話題になるなんてどうでもいい。自分認識できるのは自分が思う他人のみなのだ

それでももどかしい思いを持った他人自分に対して、

自分もっとうまく伝えられるような、物語とかの表現をしたつもり。

文字や絵や音というものから本能やありそうな経験に語りかけてくる自然現象、その表現が好きだ。

それを追求することを職にしている人はすごいなあと思う。

自分には真似できないかなあ。

自分は何も気にしないまま表現するのがやはり好きなのだ表現表現として割り切りたい。

自分の好きなものを突き詰めて、気がついたら、

前人未到!未知の純粋な世の中の法則を見つけて、言語化した!

んなもの幸せなのかなあ。

後世に面白いと思う思考を伝えるのがいいのかなあ。

年増の研究者とかそんなことを考えるのかなあ。何考えてんだろ。

最近そんなことを考えて書き連ねて、1日が終わる日も少なくない。

今のところやりたいことは、グランドキャニオンとかオーロラとか、

生で見たことない自然現象を、今分かっている自然科学知識を得た上で見てみたい。

何もしなくても本能的に感動するものに対して、

より満足感を得られる行為を続けていきたい!

日本だと…東尋坊とか面白い形をしていた気がする。

金は…まあどうにかなる?

後楽器を弾けるようになりたいなあ。

一人でのんびりと静かな場所で弾きたい。

最後になりますが、オススメの本とか、自分の行動の分析とかあったら教えてください。

2018-03-17

5分で読めるホーキングの業績

1. ホーキング放射

“Black hole explosions?” Nature 248 (1974) 30-31 (引用数 2592)


ブラックホールはあらゆるものを吸い込むだけで何も放出しないと長らく考えられていました。

ところで素粒子理論によると真空でも粒子が現れたり消えたりしていることが知られています。(対生成/対消滅

ホーキングブラックホールの表面付近を調べ、これらの粒子が放出されていることを発見しました。粒子が出ていく分ブラックホール質量が減り最終的にブラックホール消滅してしまます




2. ブラックホール熱力学誕生

“Particle Creation by Black Holes” Commun.Math.Phys. 43 (1975) 199-220 (引用数6991)


ホーキング温度

光さえ飲み込むブラックホールは熱放射をせず絶対零度であるとそれまでは考えられていました。

ホーキングは1. の研究に関連してブラックホールの「温度」と「エントロピー」を導出し、ブラックホールにおいて熱力学法則が成り立つことを示しました。

ベッケンスタインホーキング エントロピー

ホーキングの導出したエントロピー

エントロピーブラックホールの表面積に比例する

といういっけんすると奇妙な式でした。

本来ならエントロピーは体積(3次元)に比例するはず。それがなぜか表面積(2次元)に比例している。

ブラックホールーーー重力理論はひょっとして、1次元低い別の理論で表せるのではないか

こうしてホーキングの導出したエントロピーの式から「ホログラフィック原理」の発見へとつながったのです。

量子重力理論

“Wave Function of the Universe ” Phys.Rev. D28 (1983) 2960-2975 (引用数2143)


一般相対論では重力は時空の歪みです。

量子力学ではあらゆる可能性を足し上げて計算します。(経路積分

一般相対論量子力学を融合すると「あらゆる時空の”歪み方”(計量)について足し上げる」ことになります

ホーキングはこの”歪み方”を足しあげるうまい方法提案しました。


ホーキング関連の記事ネタだらけで

業績に触れる記事がないのが悲しかったので自分で書いたよ

専門外なので間違いがあったらごめんね

適当にInspiresしてabst読んでまとめようかと思ったら

citation 1000越えだけで10本、500越えが数十本あって無理だわこれ…ってなった

追悼記事解説記事を書いた人いたらリンク貼るから教えてね

2018-03-14

考えてたら眠れなくなって、もうこんな時間だよ

昨日寝る前に、嫁とこんなことを話してた。

俺「あの時エッチしてなかったら、この子は居ないんだよね」

嫁「そうだね。あの時、お義理父さんが気まぐれで(長いので略)」

俺「うん。でも、それだけじゃなくて膣の濡れ方や子宮内のわずかなひだ、どっち向きで寝たか、でも変わるよね」

嫁「それもそうだし、射精をどこまで我慢するか、だけでも違った結果になったはずだよ」

 

この調子で書いてるとえらいことになるので、はしょるが、要約すると

一卵性双生児ですら、違う人間だということ。つまり、Aが体験することはBは体験しない。

例えば、昔、アメリカ実験で、双子のうちAは貧乏な家に、Bは金持ちの家に養子に出す、ということをやったらしいが、

満足な教育も受けられなかった貧乏なAからしたら「なぜ俺の方がBじゃなかったんだ!!」と思うだろう。

 

同じ遺伝子でもこれなんだから精子が違えば、もうそれは完全に別の人間だ。

極端なことを言えば、物質に影響を与えないはずのニュートリノのような素粒子の振る舞いが、わずかにでも違えば人類歴史は変わってしまう。

例えば、ニュートリノ発見のされ方が少しだけ変わって、発見した人の振る舞いがわずかに変わる(例えばコップを置く位置が少しずれて、それを助手がこぼしたせいで電車に遅れる)などしたせいで生まれなかった人が存在する可能性はありえる。

 

それでも大きな科学発見や、大きな歴史の流れは、もしかしたらそんなに変わらないかもしれない。

でも、そこで生きている人間は、完全に別の人で埋め尽くされてる可能性がある。

(いや、タイムマシンなんてないのだから、そんな可能性はないんだけども)

 

まりそんなわずかな違いで、この子は生まれなかった可能性があるのだ。

というか、俺も存在しなかった可能性がある。

素粒子の振る舞いは確率的にしか確定しないのだから、何もなくても俺が存在しなかった可能性すらある。

(いや、可能性はないんだけども、なんと表現するのが正しいのか。。。)

 

でも、本当にそんな、天文学的どころかグラハム数を使わないと表現できないような確率で俺が存在しているのか?!

と改めて驚愕しているのだ。

どうにも納得ができない。俺がいないってことは、俺的には世の中は存在してないってことだからね。

本当にそうなのか?

などと考えると、かなり強めな無心論者の俺ですら、魂という言葉を使って、こう言いたくなる。

 

俺「いや、多少の遺伝子が違っても、やっぱりそれは別バージョンの俺だったんじゃないかな〜」

嫁「別バージョン?何それ?」

俺「う〜ん、つまり魂は俺で、器が違うだけ、というか」

嫁「あなたからそんな言葉が出るなんて。。。」(呆れ顔)

俺「だから、親父も俺も同じようなもんだと思ってさ。。。」

嫁「それは無理」

 

これからどうしよう。

から仕事だし。はぁ。。。

 

追記:書き忘れてた。魂という言葉を使わずに、うまく俺の言いたいことを表現できる人います?いたらトラバでもブコメでも良いので教えて下さい。

2017-12-24

物理法則のちがう異世界の思い出

遠い昔、若いころ、小説家になろうと思った。

なぜなら、ちょうどそのころ、高校時代から引きずっていた恋が終わって、カネが欲しかたからだ。まとまったカネと名声があれば、失った恋が戻るか、戻らなくてもちょっとは癒されると思った。

ちょうどファンタジー小説文学賞ができたところで、じゃあこれに応募して大賞をとってやろうと思った。

はいっても、書きたいことはただひとつしかない。失った恋のことだ。

から主人公はふられたばかりの若い男で、それが思いがけず別れた恋人と同じ屋根の下で暮らす、という設定にした。

主な登場人物は5人。2人はもう書いた。残る1人は弁護士かなんかをやってる中年男で、その年齢の離れた嫁さんが主人公同級生。そして、この弁護士大学時代同級生元カノリケジョ大学に残って理論物理学やってる研究者。この研究者研究室ボス博士が、「世界に穴をあける」方法発見する。サイクロトロンかなんかで加速した素粒子をなんかにぶっつけると、この世界と並行して存在するいくつものパラレルワールドのどれかひとつとつながる穴ができる、というわけだ。

で、これはすぐに最終兵器転用できる。その危険性を察知した彼女は、それを世の中に知らせようとするが、最初研究守秘義務がうんたら、そのうちにこれを国防に利用しようとする政府機関の手によって追われるようになり、ついには生命を狙われるようになる。

そして頼ったのが、弁護士である元カレだ。彼が法律の力で対抗しようと準備するのを知った闇の組織は、ボス博士研究を利用して、この弁護士の家ごと二人をパラレルワールドにふっ飛ばししまおうとする。その家にいる嫁さん、そしてたまたま遊びに来ていた同級生も巻き込まれる。そして最後の瞬間、この嫁さんと電話をしていた主人公電話回線越しに巻き込まれて、5人が家ごと奇妙なパラレルワールドに飛ばされる。

その世界は、重力が鉛直方向じゃなく水平方向に働く世界で、つまりは地面が垂直の崖。どこまでも続くこの崖にできた小さなテラスに家ごと引っ越しする。そこでなんとも奇妙な日常生活が始まるわけだけれど、その平穏日常を脅かすようにこっちの世界から刺客が送り込まれ…。

とまあ、プロットだけ並べたらそこそこのラノベぐらいにはなりそうな気もするが、なんせ下手くそだった。ちなみに、この「どこまでも続く崖」の世界にしたのは、当時まだマイナースポーツだったフリークライミングに興味があったからで、山場で主人公決死フリークライミングをする場面を入れたかたから。そういう意味でも何十年たって感慨が深いものがあるわ。ともかくも、予選すらかすりもしない、惨めな駄作だったなあ。

当時、まだあんまり普及していなかったワープロで書いたんだけど、なにせメディア1Dフロッピーディスク(これが後に2D2DD、2HDと進化していく)だったもんで、データを救出できなかった。だから、もう復元はできない。復元しても、あんまりにも下手くそで、顔を赤らめずに読めないだろうなと思うけどね。なんか思い出したんで、書いた。

2017-07-22

ミシェルウェルベックにハマった

なんやこいつ。面白すぎやろ。

服従」を読んだ。色々とスキャンダラスで、フランスでは結構有名な本らしい。

フランスイスラム教支配されるって話なんだけど、主人公40代孤独な冴えない大学教師ってのも妙にリアリティあるし、

エログロ絶妙な味付け加減も素晴らしい。フランス人性格の悪さをいい方向に発揮したなあと思える本。

それから地図領土」も読んだ。美術かじってる人間には結構クる内容だったが、成功した美術家の一生を描いていて、こんな人生送れたらいいなと思える内容だった。

劇中に登場する絵画作品映像作品もかなり詳細に描かれている。自分もこういう作品作ってみたい!と大いに創作意欲が湧いた。こんな小説は読んだことがない。

作中に作家自身が登場するんだけど、なんかいキャラしてるし。

この作家基本的主人公が似通っているという批判もある。だが、それって別に悪いことじゃないし、むしろ違う主人公を描いている作家のが少ないと思う。

今「素粒子」を読んでいる。出だしからやっぱり惹かれてしまものがある。

なんというかハマりすぎて、はけ口を求めているのだが日本だとやっぱりマイナーらしい。

孤独テーマの本ってやっぱりいいよね。

ウェルベックは明らかにナボコフに影響されているけど、自分ナボコフ好きなんでそれでまた好印象を持った。(あの嫌味な文体ね。最高だね)

フロイト嫌いな点とか。

彼は昔に精神おかしくなって精神病院入院したことがあるらしいが、やっぱり精神おかしくなるといい作品が書けるようになるのかな?

誰かこの作家に似た小説を書く人がいたら教えてください。

この作家に詳しい人いたら色々教えて欲しい。

2017-01-26

自殺者の考え、または思考停止

「こんな世の中、もうウンザリだ!」

 

これマジで分からんのですよ。

あ、小生、自殺したくなったこと過去数えきれないほどあるでござるよ?

から自殺したいと思ってしまうことがあることは小生、理解できるでござる。

でもその理由代表的だと言われてるこれに関しては全く同意できないでござるよ。

 

ツッコミどころ

「こんな世の中」

これって何と比較して「こんな」なの?

こんな世の中嫌だって言うけど、評価する以上は何か対等なもの比較してるってことだよね?

酸素が嫌だから臭素を吸って生きる」とか言い出すやつがいないように、オンリーワン体験しかしてないはずなのに、

何が「こんな世の中」なの?

ちょっと創作物の異世界モノとかラノベの転生モノとかに影響されすぎじゃないの?

死んだら転生できるとか、

死んだらあの世があるかもとか、

死んだら無になれるとか、

死んだら天国or地獄とか、

全く確証保障実証予測もされていない要素なのに、

その幻想の君の心にしかない理想郷とこの世を比べて「こんな世の中」?

この時点で同情できないし同意できないし共感できないでござるよ。

小生はね。

この世しか観測できないでござるよ。

この世以外の代替物が全く見つからないでござるし、

世界を信じれるだけのメルヘンでもないでござるよ。

からこれには全く賛同できないでござるよ。

もし、死んだ結果ここよりもクソな世界に放り込まれたらどうするんでござるか?

少しは考えて欲しいでござるよ。

 

死ねば助かるなんておこがましいでござるよ。

死んでもこの世界の肉塊になって原子分子クォーツ素粒子もろもろ、残されるでござるよ。

ちゃんと魂が解放される確証もないのに、自殺なんてできないでござるよ。

拙者こそ異世界に行きたかったでござるよ。

でも何度もいうように何の確証もないでござるよ。

それを理解してるからこそ、まだ生きてるんでござ。

2017-01-09

早野龍五のやっていることは決して科学手続きではない

今日この記事 http://bzfd.it/2jkl8zcホッテントリに入っていたが、正直言って早野龍五氏の科学者としての良心を疑わざるを得ない内容であった。

ところがブコメを見ると一部を除いて賞賛で溢れかえっている。未だに日本科学リテラシーが低いことを痛感した。

ということで、彼の主張の何が科学方法論としておかしいのか、挙げてみたい。

Disclaimer

この文章は、あくまでも彼の主張の問題をつくだけのものである福島安全かどうかというのは全く別の問題であり、ここではそれに関する議論は一切しない。

これでも噛みつかれそうなので一応書いておくが、別に私自身は特に何かを避けているとかはない。単に面倒だからだ。

例えばSTAP細胞ときに、たとえSTAPが存在したとしてもゲル切り貼りなどをした小保方氏はguiltyであるという主張は広く受け入れられたが、全く同じことである

たとえ福島安全であっても(その可能性はSTAP細胞実在するよりは遥かにもっともらしいとは思うが)、早野氏の科学姿勢は適切ではない。

福島とSTAPを比べるなんて失礼極まりない!放射能乙!と思われた人は論理的思考法が向いていないと思うのでブラウザバックを推奨する)

何がおかしいか

簡潔に書くと

Sr問題

これはブコメでも幾つか指摘が見られた。Srと言うのは極めて厄介な核種で、崩壊時にβ線しかさない。

β線γ線と異なり荷電粒子線であるので、物質中では前方散乱により極めて速くエネルギーを失い、かんたんに遮蔽されてしまう。

外部被曝という点ではこれはよい性質であり、我々はSrの影響を気にする必要はない。

しかしながら内部被曝ではこれは極めて厄介である基本的にはCsことなり、正確に体内のSrの量を見積もることはできない。

さらに厄介なことに、Srアルカリ土類元素であり、Csことなり生体での半減期が極めて長いことが知られている。

また、体内での蓄積部位も異なるので、影響も異なるはずである。今までの疫学調査でもSrは直接測定できていないわけで、Csほど信用に足る基準値は設けられない。

したがって、特に過去摂取について、WBC内部被曝とは一切の関係がない。あたかWBC銀の弾丸であるかのように書くのは重大な欺瞞である

食品に対しても同様で、Srの蓄積は注意深く扱う必要がある。全量検査では図ることができないからだ。

Srはあまり飛散せず、炉中に多く残っていると言われていることから汚染水はどうなっているか不明である

一応心配になった方のために厚労省資料 http://bit.ly/2iZ4M2u を挙げておくが、殆ど資料では検出限界を下回っているようなので、サンプルでの安全性という点では問題ない。

しかし、保証されているのはそのレベルであって、全量検査銀の弾丸ではないということに留意されたい。

別にサンプルしか見てないかダメだと言っているわけではないよ)

正しく事実関係を伝えることが科学の基本姿勢である

こういうソースがあって、このうちこれ由来の放射線は全量検査でき、ここであるモデル仮定するとそれ以外の放射線についてもこの程度見積もれる、というのが正しい科学である

WBC!全量検査!安全!というのではなんの説明にもなっていない。

もちろん現地でそういう説明をしているのかもしれないが、すくなくともこのインターネット記事を見るだけでは非科学的な説明しか見当たらない。

統計問題

そもそも、科学は白黒つける方法論ではない。統計学に従って、確率xx%以上でyyである、ということをいう手法である

なぜならば、ものを測って何かを予言する際には、次の3つの誤差が必ず発生しうるであるからである。すなわち、「理論誤差」「系統誤差」「統計誤差」。

高校中学で習う科学では、理論誤差はないものとして扱うが、測定時の機械による系統誤差および個人誤差は必ず生じる。

確率事象を測定することはあまりいか統計誤差には馴染みがないかもしれないが、生物の授業などで習ったのではないか

また、現実サイエンス世界では理論誤差は極めて重要である。上のように限られた情報(例えばCsの量)から何か(例えばSrの量)を推定する場合、必ずモデルが入り、それに伴う誤差が生じるからだ。

科学世界でも最も統計に対して厳しいのは、早野氏の分野である素粒子原子核の分野である

例えばCERNで見つかったHiggs粒子は5σ(99.9999426697%)以上の確率存在すると確かめられてはじめて発見と相成った。

しかし、彼がいまだかつて福島問題統計議論したことがあるだろうか?

「xx人を検査しyyであったのでモデルzz仮定すれば福島事故のせいでww病にかかる人は10万人中aa±bbである」というのが正しい科学的な言い方である

もしaaが十分少なければ、「1 / bb = nだから、nσすなわちcc.cc%の確率10万人いても誰もww病にかからない」ということができる。

ではなぜこれをしないのか?

私は全く専門外なので知らないが、おそらく疫学調査などではサンプルが少なすぎる、あるいは理論誤差が大きすぎるため、このような統計処理がうまくできないのではないだろうか。

また、「3σすなわち99.7%で安全です!」と言われても多くの人はむしろ恐怖を覚えるだろう。誰も1000人のうちの3人にはなりたくない。

(本当は3σで安全からといって3人必ず病気になるわけではない。ただ科学的には「わからない」というだけである。誤解なきよう)

最後の点に関しては100%早野氏に原因があるわけではなく、日本人リテラシーの低さも問題ではあるが。

しかしだからといってこれは全く言い訳にならない。仮にも原子核物理学者を名乗っているならば、物理学者としての作法を通すべきである

科学というのはこのように、いわば「歯切れの悪い」ものである。だからこそ、「水素が溶けた水はアンチエイジング!」みたいに歯切れのいいニセ科学が跳梁跋扈するのだ。

科学者ニセ科学に対抗するためにはきちんと科学流儀を通さなければならない。「わかりやすい」白か黒かの主張は、むしろニセ科学に歩み寄るものではないか

市民安心させるのは科学者ではなく政治家役割である

早野氏を賞賛するコメントでよく見受けられるのは、彼はアウトリーチを通して市民安心を与えているから素晴らしいのだ、という主張である

上の記事を読んでも伝わるが、早野自身も、市民安心させるという点は意識していると思われる。

しかしながら、科学者役割あくまでも観測対象客観的に見つめ、客観的結論を出すことである。その結論を見て本人がどう行動する、あるいは行動すべきかというのは、本人、あるいは政治家が決めるべきことではないか

もちろん市民安心を与えようというのが偽善だとかいうつもりはない。しかし、あまり対象に近づきすぎてしまえば、科学としての客観性が失われてしまう。

上で述べたように、あくまでも科学にわかるのは、「cc.cc%以上の確率安全」ということだけである。そのことと「絶対安全」の間には、大きな溝がある。

政治家が情けなさすぎるのか早野氏が科学者としての役割を逸脱しているのか、あるいはその両方なのかはわからないが、いずれにせよ「100%安全」というのは、科学者言葉ではない。

これが行き過ぎれば、100%STAP細胞があると信じて実験事実を捻じ曲げた、小保方晴子が再び生まれることだってありえないとはいえない

おわりに

何度も言うように、私は福島安全かどうかについては何も言うつもりはないし、この文章は何も言っていない。

ただ言っているのは、早野氏の言動には科学者として疑問を持つものが多いということである

なお、もしかしたら「東大物理の偉い先生が言ってるんだから正しいんだよ!」と思う人もいるかもしれない。

補足までに書いておくが、物理研究者福島言及している人のうち、早野氏のように「絶対安全」を繰り返す人と、ここで述べたようなきちんとした科学手続きを取っている人はだいたい半分ずつくらいである。

後者の方としては、東大の押川氏や、神大牧野氏らが「よいアウトリーチ」をしていると思う。

2016-11-05

若者は何で金を稼がないの?

今の20代、30代って年金社会保障が老後に崩壊しているのが確定している。

まぁ崩壊定義にもよるけど、今の水準を保てるとは誰も思ってないよね?

なのに年金もらえなくても生活保護で生きるとかさ、俺が就職出来ないのは社会情勢が悪いとか、勤めている会社給料が安いとか。

文句だけ言いながら、現状を自分で変えようとしないよね?

何でそんなノンキに生きてるの?

将来の情勢が悪くなるのが確定しているなら、やるべき事は今頑張って稼ぐ事じゃない?

60過ぎて路上生活したいの?警備員で1日数千円貰って四畳半に住みたいの?病気になっても病院に行けずに野垂れ死にしたいの?

今稼がないってそういう事だよ。

なんていうか、危機感足りないんじゃない?

日本が悪い、社会情勢が悪い、未来はお先真っ暗だって言いながら、どこかで自分大丈夫って思っているよね?

ここは日本だし、水と安全はタダだし、文化的生活ケンポー保証してくれてるし、みたいな。

まぁ実家金持ちの人はそれでも良いよ。遺産が5000万以上有る人な。もちろん、両親が死ぬ前に数千万使っても5000万以上残る人の事だぞ。

または子供が2人以上居て関係良好でも良い。ただし不確定要素が大きいので安心は出来ないが。

実家がショボい人、子供が居ない人は、60歳までに最低5000万、理想は1億以上の資産メンテ済の持ち家必須からな。

普通の勤め人をやってるだけでは絶対足りない。

どう考えても、今から日本の景気が良くなる事は無い。2020年オリンピック前後から急速に景気がしぼむ。

まずは社会保障の財源が尽きる。

高齢者でも医療費3割負担が当たり前になる。60歳以下は5割負担もありえる。高額医療費制度の上限が跳ね上がる。

生活保護が切り下げられる、厚生年金支給額が下がる。

弱いやつ、金の無いやつから死んでいく世の中になる。ここまでは既定路線だ。

文化的な最低限度の生活なんてお題目、金がなけりゃ実現不可能だ。ケンポー神様が作ったこの世の理じゃない。

個人生活を守る物は金、まずは金だ。それしかない。


ぶっちゃけ、今60歳以上の貧乏人はご愁傷様としか言いようがない。

運を天に任せて、まな板の上の鯉として生きてくれ。

まぁ少子高齢化放置して、社会未来投資しなかったツケを払うだけだ。自業自得とも言える。


20代、30代、あるいはもっと若い人は、マジで金を稼ぐ手段を考えた方が良いぞ。

公務員になりたいとか、安定した会社で細く長くとか考えていると死ぬ

公務員人件費はどんどん削られる。安定した会社なんて存在しない。

インフラ系なら大丈夫人口が減る中でインフラなら安定とか頭沸いてるの?インフラを使う人間が激減してる最中だぞ。

若者人生の中で、今が一番好景気だ。今稼がないと将来はもっと厳しくなる。

今は優秀な人が会社員公務員に閉じこもっているが、10年後の優秀な若者は稼ぐ事に貪欲だぞ。

その時、今より年老いたお前らが、若者競争しても絶対に勝てない。

今のうちにアドバンテージを作るしかない。

以下に資産の目安を書いておく。

年齢×10万  人間人間である為の最低ライン。ここを切ったらあらゆる理不尽に振り回される。

年齢×20万  独身なら最低ライン病気退職にある程度耐えられる。

年齢×30万  ボーナス有り職の最低ライン。ここを切ってたら無駄遣いしすぎ。

年齢×40万  同年代ではそれなりに優秀。ただし全く安心出来ない。

年齢×50万  とりあえず合格ラインまぁこのくらいはね。

年齢×100万  優秀。されど油断は出来ない。

年齢×200万以上  富裕層

遺産込みの場合総資産1億以上で上記基準適用

結婚しているなら世帯主の年齢を適用して1.5倍にする。

年金共済財形、株、不動産など、すべての資産を含めて良い。

住宅ローン有りは、ローンを現在不動産価格差し引きして適用


22歳で220万は難しかろうが、30代で1000万も持ってない人は危険ライン

1000万なんて慎ましく暮らしても5年で溶けるはした金だ。1億有って、ようやく30年くらい普通に暮らせる。

どこらへんを自分目標にするかは各自考える事だが、数百万ではお前の人生は賄えない。

そして、福祉に頼ろうとすれば10年後に野垂れ死ぬ事になる。メンヘラです、鬱です、診断書が有りますとか、10年後も通じると思うなよ。

生きるためには稼ぐしか無い。死ぬか稼ぐか、好きな方を選べばいいよ。



ブコメ若者たちへ。

稼ぎだけが全てじゃない派

ハイハイ、ソーデスネ。

で、お前いくら稼いでるの?「出来るやつ」が言うから金が全てじゃないは説得力を持つ。

節制すれば「優秀」レベルまでいけるなら構わんけどな、お前、人間独身の最低ラインも満たしてないんじゃね?

たかが数百万も持てないカスが喋るなよ。


今が楽しくなければ意味が無い派

稼げとは書いたが、切り詰めに切り詰めて生きろとは書いてない。

しろ、今を楽しんで稼げば解決じゃねぇか。

何で切り詰めて楽しみを捨てないと金を稼げないの?

お前らマゾなの?バカなの?

ああ、バカなのは確定か。



デノミ、その他経済問題うんぬん派

うん、君が経済知識ゼロなのはわかった。

国家破綻デノミも、経済知識が有れば全部対応できるから

そんで市場経済資本主義経済が終わる時が来たとしたら、その遥か手前でお前の人生破綻してるから心配すんな。

農家でも生き残れんぞ。電気ガス水道が止まってインフラも停止、当然ながら輸入している窒素リンカリウムも止まるからな。

お前の人生市場経済資本主義と比べれば、ミジンコ以下の素粒子レベルだ。

素粒子如きが世の中の心配するとか、ビッグバンからやり直しておいで。



稼げない、稼ぎ方教えろ派

一番簡単なのは売春だぞ。前か後ろの穴を売ればいいんじゃね?若者なら、穴を売れば間違いなく稼げる。

そんな事したくない?別にいいけど、自分趣味を通すなら自分の頭で考えろよ。

何が言いたいかわかるか?人に頼るなら何でも言う事聞く覚悟でやれって話だよ。

それが嫌だから、みんな一生懸命考えて自力で頑張るんだよ。



もう一度言うけどさ。

君ら、水と安全はタダで、文化的な最低限度の生活を生まれながらに保証されてると勘違いしてるでしょ?

明日、メシが食えて寝る所が有るのが当然と思ってるだろ?

ばーか。それは幸せな事であって、当然な事じゃないんだよ。

まともに税金も収めてないカスがのうのうと生きられるのはな、この国が世界有数の豊かな国だからだよ。

現在絶賛転落中だけどな。お前らが不甲斐いから。

今を楽しみながら将来に備える。人として当たり前の姿勢だろ。

自力でその程度も出来ないのなら、まな板の上の鯉として生きてろよ。

道端で這いつくばって乞うてくるなら、小銭くらい投げてやるよ。




いくら稼いでるの?系へ

人生買い終わった程度。上の基準で言えば富裕層ダブルスコア

から富裕層でもないし、老人でもないよ。趣味筋トレ中年おっさんです。

マウンティングしたい訳では無く、危機感持って動いてくれると僕としても都合が良いから書いただけ。



自己正当化必死で、聞きかじった経済の話してる人が散見されるけど、お前はマクロ経済語るほど上の立場に居る人間なの?

マクロ的に正しくないか社会の仕組みがおかしい的なアクロバット理論かましてるバカが居るけど、お前はマクロ経済語る前に自分生活心配しろよw

自分生活を安定させる事も出来ない小物が、他人や世の中を語ってどうするんだよww自分のケツ拭いてから他人心配しとけ。

上にも書いたけど、資本主義経済崩壊するとしても、その遥か手前でお前の生活が全崩壊してるから

市場経済崩壊するのは9割以上の庶民生活崩壊した後だが、現段階で下位50%に入ってるカスが生き残れると本気で思ってるの?




資産と言えば貯金しか思いつかない派へ

蓄財と言えば貯金しか思いつかない貧乏人って、1000万も持った事無いんだろうな。

たかが数万~数百万程度しか持った事の無いカスが「そんな事したら世の中に金が回らない」とか言ってるのウケるわ。

金を稼いで不動産や株や資源で持っとけば、世の中に金は回る。

ぶっちゃけキャッシュで億持ってる金持ちなんて少数派だぞ。

そりゃアルティメット金持ちなら口座に億単位で持ってる人も居るけどな。資産10億くらいまでなら口座に億は少数派だ。



最後に。

反論を逐一潰してしまってごめんな~。

もうブコメ屁理屈ですらなくなって、貧乏人の僻みばっかりになっちゃったな~。

正論ばかり言うと逃げ道無くなっちゃうっていつも言われるわ~。

まぁ顔合わせて話してる訳でも無いし、別にいいよね。

最後にもう一度だけ言う。若者は金を稼ぐしか生き残る道は無いぞ。

無職非正規は論外として、正社員でも公務員でも金を稼ぐ事を考えとけ。

人間性を捨てる必要も、今の楽しみを捨てる必要も無い。ただ金を稼げばいいだけだ。

2016-08-31

http://anond.hatelabo.jp/20160830170149

ルールを決めたのは数学だよ

数学とは何らかの意志による選択が介在する余地なく自明であることを意味する

1+1=2であることに誰かの意志必要か?抽象概念として自明

 

素粒子性質を調べても「理由はわからないがこういう振る舞いをする」という壁に突き当たる

そっちからたどると根本に誰かの意志があるように見える

だが1+1から始まる数学概念を積み重ねていけばいつか素粒子の振る舞いも数学的に説明できるはずなんだ

そういう自明なことが積み重なって宇宙ができたと物理学者は考えている

2016-07-16

シュレーディンガーエラー

今日大学物理学教室の辺りに用事があって通ったら学会ポスターの並びにアニメ調バーンポスターが貼ってあった。たぶん夏セミナーポスターだと思う。エラー猫を持ってそうなキャラカミオカンデを背負ってるヤツだよ。片言の日本ジンサン...とか言いそうでもあるな。

その後、生協書籍コーナーに立ち寄ったら物理学4コマなるもの平積みにされてて、同じ絵が描いてあった。なるほどここから取ったのか。

4コマ説明できるほど物理が易しいとは思えなないが、きらら系のレベル4コマ構成ブッチギッていけば多少説明できると思う。

===

(追記)

ちょっと調べたら物理学4コマじゃなくて、素粒子実験4コマだった。筆者は博士持ちかー、研究者としては芽がでなかったが思わぬ分野で才能が花開いちゃったパターンか。俺も道をさがさないと...

2016-06-09

http://anond.hatelabo.jp/20160609010040

wwwwwwwwwwwうぇwwっwwwむせるwww

俺はそもそもひよこにまともな議論は期待してねえよww特にお前みたいな勘違いちゃんなヒナにはな。

欲しいのはお前の出身大学と勤務先か臨床研修病院名前だけだ。この際県レベルでもいいわ。ウチでさえなければいいんだよ。

社会医学に対する風評被害を広めるのはやめろwwwパンキョーで習うレベル常識だろうがwwwマジでどこの三流大なんだよwww

世界で一番金がかかる研究ってのはアレだろ、素粒子とか反物質の、加速器使う類のヤツ。試料1g生成するだけで天文学的な金がかかると聞いてるぞ。

地方医者が行くの行かないのというのはノブレスブリージュの範疇だが、俺が義務責任だと言っているのはもっと単純な話だ。

お前には、結果を出す義務がある。というだけのことだ。

お前に権利があるとすれば、「結果」の定義においてある程度選択権があるというぐらいの権利だな。研究して医学寄与することにこそ意味があると考えるもよし、地方医療を支えたいと思うならそれも良し、国境なき医師団とかに入って本当に生命危機日常化しているところでちからになりたいと思うならそれも良し、だ。

ただ、どれを選ぶのであれ、お前にはそれを実行に移し、しかも成果を生む義務がある。何も結実するものがなければ、事実として、お前のやったことはゴミしかなくなる。それだけのことだ。

そして、倫理感情を抜きにすると、「何で医者患者犠牲を考える必要があります?」とかほざく医者病院診療所において雇用する際にトラブルや最悪訴訟沙汰の種になることが容易に想像され、また患者利益を優先することを重視する職員にとっては妨げ以外の何者でもない存在なので、「思想信条自由なのでどのように考えても結構ですが、ウチではあなたと働きたい人はいません。くさいから近寄らないでください」という結論になるな。

救急外科や循環器の下りは書いた通りだが。少なくともウチで若手が愚痴でもなく真顔でそんなクズみたいなことを言っていたらぶっ飛ばされるだろう、救急部長特に怒らすと超怖いと評判だから神様仏様ヘルメス様どうかこのくさいひよこはウチの関係者じゃありませんように。という意味だ。

2016-04-30

自分

インターネットはその性質上、全宇宙データ化目的とする。人体やその内面例外ではない。

いずれインターネットは脳の中に入り、就寝中の夢をストリーミングしたり、思考のいちいちに他人がクソリプを投げてきたり、幼少期に身に覚えのないヴェルタースを貰った思い出が書き加えられるようになる。そのときに、固有の脳の生理活動を「自分領域」として保護するための権利意識の醸成が必要不可欠である。もしこれに失敗したら、未だ解明されていない自我のもの存在が多数の典型的クソリプによって疑義を呈され、なし崩し的に政府による思考情報自由な読み取りを可能にする法案衆院を通過してしまうだろう。

また他の心配事として、ネットに魂を移住させて肉体運用コストを無くすという名目での自殺が横行しする可能性があり、それを止める方便としても自分権が不可欠である。この権利領域を魂と定義すれば、脳から意識を切り離してアップロードさせるなどという愚考はただの殺人だと説明が付くだろう。問題は、すでにこのようなことを考え、実行するのに何ら疑問を持たない輩がいるということだ。すなわち「現実故郷区別が付かない人」の事である。彼らは、ネットに魂を捧げてオトカドールになることは、コントローラ操作する側の世界で生きることと何ら変わりは無いと断言する。彼らが区別が付いていないのは現実PCの中の世界ではなく、死体と生きた肉体が等価だとする錯誤であるしかし、彼らとの対話においてもはや「肉体」「生物」「社会」という単語自体が彼ら独自の「区別の無い価値」によって書き換えられているので、会話を交わす事自体相互不信を深める以外の成果をもたらさないという事になってしまっている。近いうちに素粒子サーバー内に作られた広大な公営住宅内に貧困者を移住させる政府の計画が始まりかけている。それは真に大きな過ちであり、失われた生命(この言葉さえも、もう)の取り返しの付かなさとともに、新天地に立った彼らを待ち構えているのは文字通りの「レトロウイルス」、つまり古参電子の民との闘争の口火に立ち会うことになる。

2016-04-26

宇宙あるじゃん

宇宙の中に俺がいるじゃん?

俺を構成する原子素粒子あるじゃん

その素粒子を分解して奥まで覗き込んでそのまた先に…

別の宇宙があるとこっそり思ってるんだけど、その辺どうよ?

2016-03-16

囲碁世界の縮図

囲碁ルールは、「周囲を全て囲まれたら盤上から排除される」これに尽きる。他の全ての細かいルールはこの派生に過ぎない。

その上で多くの地を囲えば勝ち、というだけのゲーム

そのシンプルから生じる多様性は、限られた素粒子が集まりわずかな規則のみで形作られる現実世界の縮図と言える。

一つ一つの石は単独では命を持たない。集まってある特殊形態を持って初めて「生きる」ことが出来る。

それはまるで、一つ一つの細胞が寄り集まって一つの生物成るさまを見ているかのようだ。

まり囲碁を解明するということは、この世界を解明するのと同じことなのだ。

その意味で、人工知能人間将棋で勝ったのと囲碁で勝ったのでは価値が全く違う。

しかし、人工知能には弱点もあった。石塔しぼりという中級者でもわかる手筋がわからなかった。

人智を超えた強さを持ちながら、素人レベルの手筋が理解できない。

不成や入玉という特殊ルール対応できなかった将棋とは質が異なる。石塔しぼりはシンプルルールからはみ出したものではない。単に人工知能が気付けなかっただけだ。

そのアンバランスがなぜ生じるのか、は示唆に富む。

人に簡単に出来ることを人工知能にさせられないのは、人自身がなぜそれが出来るのか、その仕組みが分かっていないからだ。

人工知能を知ること、そして囲碁を知ることは、人自身を知ることに帰着する。

ディープラーニングだけでもここまでの能力確認できたわけだが、それ以外にまだ人間しか持っていない、簡単なシステムがあるのだろう。

それを理解し、人工知能に導入すれば、さらに大きなブレイクスルーが起きる。

そのような大きな夢を見ることのできる、貴重な機会だった。

人間には勝ったが、まだ強化を続けて欲しい。

人でなくて良い。

神の領域に近づいた碁を、その知能をもっと見たい。

2016-02-26

http://anond.hatelabo.jp/20160226213438

そう説明されるとわかりやす

自分的には素粒子って単純な空間情報数学行列みたいな)の値だけをもつ何かって理解だったわ

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