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はてなキーワード: 社会人とは

2023-06-06

急募

国立医学部医学生と付き合っている。同い年で私は既に社会人

彼氏卒業後、研修医にならずに神経科学研究するため大学院医学研究科ではない)に進むと言い始めている。

どうすれば研修医になってその後臨床医になってくれるんだろう。臨床医になってから医学研究科の博士課程とかなら全然応援するけど、臨床医にならないで研究なんて無理。

今更付き合い始めてからの8年分の時間を巻き戻せはしないので、どうにか説得したい。

本当に助けて。人生設計が崩れる。

anond:20230606155612

元増田です 寝取られタイミングによっては増田と付き合ってる最中寝取られかけたことになるけどええんか…!?(;・`д・́)

社会人1年目で別れてボカロP寝取られ、その傷ついた子とまた付き合ってる、という時系列想像することで事なきを得た

一度お手つきになった子もそれはそれで良さがあるな…

anond:20230606143253

俺は高校大学社会人一年目まで合わせて7年間付き合ってた唯一の彼女だわ。

ボカロP寝取られてやり捨てされたけど、未だに好きなので彼女との生活妄想してる。

東大生はイジってもらわないと会話ができない

 

私は東大生であるが、『東大生なのにこんなことができません!』のような自虐のかたちをとった回りくどい自慢が死ぬほど嫌いなので、努めてそうならないように、東大生であること自体ストレートな自慢として割り切ってお話しする。

そもそも東大生である」という絶対的価値を前にして、自尊心の足りていない馬鹿共が東大生欠点を探すことで優位に立とうとする捻くれた根性問題があるのであって、こうした人々に対してはもっと努力しとけバカが、と全ての東大生が思っているのでご容赦願いたい。

 

 

先日、知人に誘われて新しいコミュニティ所属する機会があった。趣味の集まりのようなもので、メンバーは決して大学生ばかりという訳ではなく、社会人が大半を占めるコミュニティである。こういう状況に置かれると、東大生は決まって一つの問題を抱える。

どのタイミング東大生であることをカミングアウトするか、である

 

今回の場合、私をコミュニティに誘ってくれた先輩(非東大卒)がおり、私のことをメンバーに紹介してくれる流れだった。

コミュニティ共通趣味話題から入り、私が大学生なんです、という話までした段階で、先輩がすかさず「こいつ東大生なんですよ」と先にカミングアウトした。そして先輩は相手の反応を待たずに「こいつ天才なんで、マジで話通じないですよw」と続けた。

私はこれを受けて、「なんて事言うんすか!w」「そんなコトないですからね」というように反応した。

 

このように他人が先に行ってくれるカミングアウトとイジりを、私はとても助かる、と感じる。

この場合は先輩の驚くべき気遣い能力に支えられている部分が大きい。

 

 

別の例を挙げる。

私は大学の近くで接客業アルバイトをしている。その職場大学生が多く、シフトの多くは2人体制であり、客が来ない暇な時間などは初対面の相方であってもよく話す人が多い。

先日も初対面の大学生相方になり、しばらく他愛のない話をしていたが、成り行きで相手大学名探りを開始した。多少はぐらかしたものの、大学生ですか?→何年生ですか?→大学この辺ですか?のデスコンボを喰らい、やむなく東大カミングアウトした。

 

読者の方々は飛び抜けた経歴などお持ちでない方が多いか経験がないだろうが、相手想像力範疇を越える経歴であるカミングアウトした時、相手はびっくりしてお世辞しか言わなくなる。すると当然、自分に残された道は謙遜のほかにないのである

大抵の東大生は、謙遜レパートリー複数用意している。ギリギリ合格しただけとか、『東大王』の面々とは比較にならないとか、そんな具合である

しかいくら手の込んだ謙遜カードを切ろうが、相手にとっては「いやでも東大はすごいですよ」が最適解のままなのだ

 

こうなるとしばらくお世辞と謙遜ループから抜け出せない。しかもこの謙遜というのが非常に繊細で、「東大なんて大したことないですよ」なんて言おうものなら相手大学を地に堕とすことになるからとても気を遣う。

 

 

1つ目の趣味コミュニティの例では、先輩が相手より先に「東大生の扱い方」を示してくれたことで、私は「お世辞を言わなきゃいけない相手から「(もちろんネタで)イジってもいい相手」になることができた。

もちろんここからお世辞ルートに入ることも十分にあり得るが、少なくともバイトの例よりはだいぶマシである

 

東大生にとってこうしたコミュニケーションが面倒な理由として、アイデンティティに占める「東大生」の部分が非常に大きいことが挙げられる。これは大学生一般に言えることだが、大学生大学名を明かさずに自己開示することは不可能に近い。

学部しろサークルしろ大学名抜きにして話は広がらないのだ。

東大生は、その大学名が無限謙遜編への片道切符なのだからどうしようもない。

 

つまるところ、大学生の最も一般的な会話のツールとしての「大学どこ?」を自分から訊くことができないし、相手に訊かれたらお世辞がほぼ確定するしで、初対面の会話がかなりのストレスになるのである

 

ここまで読んでいただいた上で、こうしたストレスへの対処も予防も存在しないと考えている。まして東大生にお世辞以外の話を振ってほしいとか、相手立場を考えて話題選択をしてほしいとかそういったことは期待していない。

 

ただひとつだけ、凡人は才能ある者と会話するだけでストレスを与えているということを心に留めていただきたい。

皆さんを不快気持ちにさせることで、ストレス解消の糧とさせていただきます。

anond:20230606133603

絶対ってことはない

中学校ときガキデカみたいな女が告白してて「よっち(男)がお前と付き合えるわけないじゃーんwwドブスww」って3人でバカにしたら泣いちゃったことがある

社会人になってからだとなおさら面罵されることはないけどこっそりハブられる

子持ちと子無しって理解しあうことは無いんだろうなって思うよね

なんかもう視座が違いすぎて会話が成立しないんだよね。

ニート社会人経営者と平社員くらい違う。

まぁそりゃそうだよね。

自分が死んだらすべて終わりの人と、自分が死んだ後の家族のことを考えながら生きている人で、

視座が同じわけない。

自分が働けるだけ働けばいいと思っている人と、子どもたちが大人になったときに少しでも良い社会にと思う人で、

考えが同じわけない。

からもう無理なんよ。


別に各人の自由から、好きに生きたらいいと思う。

anond:20230606015250

俺もそれは気になってた。(まあ俺には関係ないが)

そもそもコンドーム使用時の避妊失敗の原因って何なんだろうね?

行為中のコンドームの脱落や破損

これはまあありそう

コンドームの外側に精子が付着していた

これも特に連戦で付け替えるときかに起こりそう

精子コンドームをすり抜けた

これはどうなんだろう…

かに「不意に子供が出来ても平気なときまでしない」というのが唯一かつ確実な方法なんだろうが…。

世の大学生社会人カップル普通にセックスしてるんだと思うとモヤモヤするのはわかる。

2023-06-05

24歳男、人生を振り返る

ヤッホー、みんな!24歳男の俺が、人生を振り返ってみたよ!社会理不尽さについて、高校生時代大学生時代、そして社会人になってからエピソードシェアするから、楽しんで読んでくれよ!

高校生時代

まずは高校生時代の話からだ。あの頃はピーチパフューム匂いと、大量の宿題に囲まれてたよ。クソ暇な授業に耐えるために、友達とノリノリでダベってたら、先生に怒られる日々だった。理不尽ってやつは、校則バカバカしさと、教師の偉そうな態度に具現化されてたな。運動会で騒いだら、即刻停学!何の罪もないのに、みんなで楽しんでるだけなのにさ。社会の先輩たちに教えられたのは、「ルールってのは絶対に守らないといけない」ということだった。

大学生時代

次は大学生時代エピソードだ。入学式の日、緊張とワクワクで胸がドキドキしてたよ。でもさ、大学生活っていうのは、なんかイメージと違うんだよね。授業はまぁまぁ楽しいけど、それ以外はホントに退屈。バイトしてもカツカツで、友達と遊びまくる暇もないし、彼女作るどころか、出会いすらなかった。大学ってのは人生を楽しむための場所じゃないのかって、モヤモヤしながら過ごしてたよ。理不尽なのは、将来の希望について真剣に考える必要があるのに、何も教えてくれないことだったな。

社会人になってから

そしてついに社会人になったんだ。おめでとうって言ってくれ!でもさ、社会ってのは思った以上に大変だったんだよ。朝早くから夜遅くまで働いて、ストレスまりまくり会社上司上から目線で、自分意見もないって感じ。仕事が終わっても残業が当たり前みたいで、自分時間なんてなかった。給料も微々たるもんで、将来の夢に向かって進めるはずのお金が足りない。理不尽ってやつは、社会の厳しさと不公平さを毎日味わってる感じがしたな。でも、経験を積んで、自分の力で変えていけるって思えたのが救いだったよ。

以上が俺の人生振り返りブログだ!高校生時代バカバカしさ、大学生活のつまらなさ、そして社会人になってからの厳しさ。でもさ、どんなに理不尽なことがあっても、前向きに頑張っていけば、自分人生を切り開いていけるっていう希望を持ってるんだ。苦労もたくさんあるけど、みんなも頑張って人生を楽しんでいこうぜ!Keep fighting, guys!

田舎高校に通っていた頃の思い出


昔のことに整理がついた。いつもお世話になっているはてなで語りたい。

ちょっと長くなるけどごめん。ピュア気持ちが赤裸々に表現されているなんてことはないので安心してほしい。若かりし頃の日記を見ながら書いている。

かつては花の高校生だった。今はすっかりアラサーが身に付いている。

地元の小中学校卒業してからは、家からキロほど離れた高校に通っていた。進学理由は、そう、友達三人がその高校を志望していたから。制服もかわいかった。だから私も志望した。今思えばその程度の理由だけど、自分には大事なことだった。

偏差値が高い学校ではなくて、みんな専門学校かに行く感じの、ごく平凡な高校だった。同じクラス大学に進んだ子は5人もいない。そんな中で、晴れて高校生になった私は、コンビニアルバイトに挑戦することにした。同じクラス女子アルバイトをしている子は少なかった。早く大人になりたかったのもある。

七月の始めだった。近所のセブンイレブンに応募した。夏は暑くて元気が出ないから嫌いで、新しいことを始めたくはなかった。けど、上の友達の一人がどうしても同じお店がいい!! というので、一緒に挑んでみることにした。

60才ほどのお爺さんがオーナーで、二人一緒に面接を受けたのを憶えている。パイプ椅子に座って面接を受けた。それで、志望動機を聞かれて、私は「社会勉強したいです」と言った。お小遣いが欲しかったのが本当だけど、別に嘘はついていない。

友達のMちゃんは、「タウンページを見て応募しました!!」と言っていた。「タウンワークのこと?」とオーナーに問い返されて、隣の部屋の大学生達が大笑いしていた。ほかにも同じくらいの時期にアルバイトで入った子達がいた。



八月頃だった。働いていて、ある男性に気が付いたのは。

その人は、がっしりした体形で、作業服を着ていた。あまり汚れはない。夏頃は薄い緑の作業服で、冬になると白い作業服の下からワイシャツネクタイが覗いていた(作業服の下にワイシャツを着ている人がいるよね。わかるかな…? 建設コンサルタントみたいな)。黒いカバンを持っていて、手のひら大のキイロイトリストラップひとつ付いていた。

ある時だった。その人のレジを受けたのが何度目かの時だ。私がいるレジの前に来た時、「こんにちは」と声をかけてきた。その時、私はどうすればいいかからなかった。ひとまず「こんにちは」と返して、何点かの食料品バーコードを読み取っていった。

レジ袋を渡す際、少しだけ手が触れた。変な感じがして手を引っ込めた。

その後も、その人は週に1,2回は私のいるレジに来た。その度に、「こんにちは」や「こんばんは」と挨拶をする。私は黙ってることにしていた。挨拶は返さない。マニュアルにないのもあるけど、なんだか変な感じがした。

ほかのアルバイトの子は、みんな「落ち着いてる」とか「男らしい」とか言っていて、でも私にはわからなかった。嫌な人じゃないとは思っていた。

その人のことをMちゃんに話してみた。すると、Mちゃんも同じように挨拶されているとのこと。そういう人みたいだった。彼女は、ちゃんと男の人に挨拶を返していた。何度か見たことがある。Mちゃんと一緒のシフトになることは珍しかったけど、作業服男性(当時の苗字を取ってKさんにする)に「こんにちは」と挨拶されると、「こんにちはー!!」と元気に返していた。

Mちゃんは人気があった。はつらつとしたキャラクターの子だった。30才になった今でもかわいい。異性にモテる子で、小柄で明るくて元気だった。不細工ではない。本当にいい子だった。



八月の終わり頃だった。生まれて初めて美容院に行った。当時実家には、両親と私と弟がいたんだけど、毎回千円カットだった。弟はスポーツ刈りで、私は簡単なボブカットだった。Mちゃん小学校の時から美容院に連れて行ってもらっていて、うらやましいと思っていた。

で、私も晴れて、初めてもらったお給料美容院に行ってみた。当時の私は物を知らない子だった。美容院にかかる料金も知らなかった。恥ずかしくて友達に聞くこともできなかった……。

入口では綺麗な人がこっちに来て、「初めてですか?」と聞かれた。緊張しながら「カットお願いします。ブローなしで」と言った。Mちゃん受け売りだった。「シャンプーしますか?」と問い返されたので、「お願いします」と伝えた。

こうして私は、まるで違う人になったみたいなショートヘアを手に入れた。料金はシャンプー込みで五千円だった。

それで、次の土曜の昼にコンビニレジをしているとKさんがやってきた。彼の順番がくると、「ん!?」という声が店内に響いた(はずだ。さすがに記憶あいまい)。ちょっとびっくりした。

増田さん、髪切った?」

どうしようかと思った。まだ、親以外の誰からコメントをもらっていない。なんだか怖くなって、「はい……切りました」って小さい声で答えた。そうしたら、

「似合ってるね!!」

と、Kさんは言うのだ。自信満々の目つきで。

あの頃は、Kさん特殊な人だと思っていた。まだ16年しか生きてなかったけど、彼のような人を見たことはなかった。でもその時、理由がわかった気がした。彼を特殊だと感じた理由が。

瞳だ。力強かった。当時、私と同じクラス男子はもちろん、周りの大人や、教師でさえあんな瞳の人はいなかった。Kさん目力ダントツだった。

ありがとうございます…」

途切れ途切れだったと思う。恥ずかしいけど、嬉しかった。レジの中で私は小さくなっていた。心臓の音が大きくなってきて、震える手でKさんが選んだ商品を読み込んでいた。お釣りを返す時に、緊張のあまり10円玉を床に落としてしまった。急いで拾って、拭くのも忘れて返した。



土日のどちらかで、Kさん接客をすることが多かった。

別に、その人に会うためでは全くない。そんなことは全然ない。ただ、雇用契約書を交わす時のオーナーとの約束で、「平日は2日と、土日のどちらかにシフトに入る。お盆正月シフトに入る。試験間中休み」という約束を守っていただけ。

月に何度か、Kさんは話しかけてきた。他愛のない話で、10秒くらいで終わる。ほかの話しかけてくる男の人と違って、こちらが返しやすい問いかけや、共感を呼びかける言葉が多かった(雨が多いね、名札が曲がってる、ゴキブリ死体が落ちてる、会計金額が2000円ぴったりとか)。

和やかな日々が続いていた。学校勉強は難しくなかった。偏差値が高くないところだった。風紀が乱れているとか、そういうことはなかったけど。制服を着崩す人は少ないし、部活動をやってる人もたくさんいた。女の子可愛い、ということで有名な広島県東部公立高校だった。思い出話が多くなってごめん。こんな時しか話せる機会がないので許してほしい。

その年の冬だった。放課後にMちゃんから相談を受けた。夕日が教室を照らしている時間帯で、ほんのりとまぶしかった。Mちゃんと一緒にやっている文化部活動が終わった後だった。彼女自分の机に座っていて、私は自分椅子をそこに移動させていた。

Mちゃんカバンの中から取り出したのは、手紙だった。薄い青色封筒だったと記憶している。小さい便せん2枚に渡って手紙が添えられていた。

「これ、あの人からもらった」

とMちゃんが言った。Kさんのことだ。話を聞くと、一昨日の夜にKさんコンビニに買い物に来て、帰り際にMちゃんに渡したという。それで、Mちゃんは受け取った。

もやもやとしていた。何かが燃える感じが、ぶすぶすと胸の奥から込み上げてくる。あの時、私の表情は歪んでいたかもしれない。へんな感情だった。心臓から血管へと、血液が流れ出ている感じがわかって、心臓から流れ出たその血が体の中を巡っていった。そういう感覚があった。

増田さん。これどうすればいい?」

「あー、はいはい。うん。すごいね。知らんよ。好きにすれば」

気持ち言葉で表すとこうなった。

そのまま席を立って、教室を出て、靴箱まで下りるところの階段で涙が込み上げてきた。別にKさんのことが好きなわけじゃなかった。当時、私に「付き合ってよ」と告白してくる男子もいた。Kさんはただのお客さんだった。何の感情もない。本当だ。

今思うと、わかる。女として負けたのだ。Mちゃんに。だから気分がもやもやした。当時は「女としての負け」という考え方はなかった。でも、心の中で感じていたのは、まさにそれだった。

コンビニを休むようになった。それまでは試験間中しか休んでなかったけど、行く気がしなくなっていた。休んでいる間は、別に普通だった。学校は楽しかったし、部活は週に二回しかなかったし、それ以外の日はまっすぐ家に帰っていたし、稼いで貯めたお金好きな音楽漫画雑誌に使っていた。

美容院には通い続けていた。三ヶ月に一度。何度もお風呂で髪を洗っていると、セットしてもらった髪がシワシワになる。そうなったら行くことにしていた。周りのおしゃれな子に合わせて、大人の女性が読むような本も買った。



高二の梅雨時だった。Mちゃんコンビニを辞めると聞いたのは。マクドで、同じ中学出身のみんなで騒いでいる時にMちゃんがそんなことを言った。別に理由はないらしい。

そんなことはないはずだ。だって、冬頃からMちゃんは太りだしていた。以前はスラっとしてこぢんまりしていたのに、今ではすっかり丸くなっていた。お腹が出ていて、制服を着ていても目立つ。以前はハムスターだったのに、今はチンチラだった。

Mちゃんが「オーナーが困ってるよ」と私に言った。ほかにも欠員が出て苦しいらしい。もう何ヶ月も休んだし、そろそろ出てみることにした。

Kさんは、やっぱり週に何度か来店していた。冷凍食品ホットスナック炭酸水ビールを買っていく。最初は「久しぶりだね」と聞いてきたので、「はいお久しぶりです!」と作り笑いを返した。

昨年入った高校生は、みんな辞めていた。先輩の大学生やパートさんに聞いてみたけど、そんなものらしい。オーナーは「働くという行為に耐性がつく子が少ない」「もっと楽なアルバイトを探す子も多い」と愚痴をこぼしていた。

それからKさんと話す頻度が増えていった。前よりも話すのが楽しくなっていた。Mちゃんが辞めて気分が楽になったのも正直ある。

その夏だった。一度、ファッションカラーというのをしてみたかった。夏休み限定で。完全に金髪にするんじゃなくて、線状にスッと部分的に染めるのをしてみたかった。

馴染みになった美容院に行って、当時流行っていたロングヘアの横髪の方に金色ラインを入れるのをやってもらった。後ろの毛先もちょっと染めた。

次の日、コンビニレジを受けているとKさんが入ってきた。土曜日で、ジーンズTシャツラフな格好だった気がする。

増田さん、今日どうしたの。金色じゃん」

はい。変えました」

「うん、うん。変わってるね」

「どーですか?」

「似合ってるね!」

この時、息がしにくくなって、左手を前に出して2,3回すばやく振った。小さい声で会計金額を告げて、お札を受け取って釣銭を取ろうとしたところで、また落としてしまった。お釣りを拾う時、休日だったので当たり前だけど、Kさんカバンを持ってないことに気が付いた。キイロイトリ(リラックマ…)のストラップを思い浮かべて彼の前に立った。

Mちゃん気持ちがわかったかもしれなかった。何も言わずにお釣りを返した。Kさんはほんのり笑っていた。2023年の今と違ってマスクをしていない。朗らかな笑顔だった。懐かしい。

でも、怖い時もあった。同じ年のことだったけど、私は中年のお客さんに怒られていた。声が聞き取りにくくて、タバコ選びに二度も失敗したからだ。Kさんレジの三番目に並ぼうとしていた。

ずっと怒られ続けていて、ようやく終わるかと思ったけど、やっぱりまだ続いていた。すると、Kさんが割って入ってきた。「すいません。あと二名ほど並んでるんですが」とフォローしてくれた。

でも、その中年のお客さんはキレてしまった。「兄さんは関係なかろうが。おい!!」とヒートアップしてた。「関係あるでしょ」とKさんが返していた。

かに店員もいなくて、話のやり合い(ほとんど平行線)が続いている中、いきなりだった。Kさんが「あぁ!!?」と怒鳴ったのだ。彼はおじさんにこんなことを言っていた。

「さっきからお前、つまらんことをグチグチグチグチと……俺はのう、お前に手を出そうとするんを、ずっと我慢しとるんやぞ!!」

「……兄さん警察呼ぶよ」

「呼べ!!」

「……」

おじさんが退散すると、Kさんバツが悪そうにしていた。ほかの子応援に来たので、私は向こうのレジに行った。



もうすぐ高3になる頃だった。変化があったのは。

Kさん手紙をもらった。夜9時くらいで、お客さんもほかの店員も誰もいなかった。会計を終えた後で、「増田さん、増田さん」と声をかけてきて、カバンの中から手紙を取り出した。

何も言わずに受け取って、家に帰って読んでみた。以下内容。

増田さんはよく動いていてすごいと思う

・どんな人なのか知りたい、食事に行きたい

・今年中に引っ越すのでその前に

・興味があるならメールがほしい

・興味がない場合は返信はいらない

当時は彼氏がいた。初めての彼氏だった。同じ学校で、お調子タイプ男子だった。

そこまで好きではなかったけど、告白されて悪い気はしなかったし、嫌な人でもないから付き合っていた。クラスの中でも悪い立ち位置の子じゃなかったのもある。

ある夜、その彼氏Kさんとを心の中で比べてみた。別に、どちらがいいとか結論は出なかった。いや、見た目も中味もKさん圧勝なんだけど、今の彼を嫌いにはなれなかった。それで、交際中の人がいる以上は、Kさんに何も答えない方がいいなって思った。

もし仮にKさんと会ってみて、一緒にご飯を食べて、もし仮に告白とかされて、付き合いはじめたとしても・・・・・・すぐにフラれるだろうなって、ベッドの中で思った。

Kさん雰囲気が優しそうで、見た目も悪くない人だった。ほかのアルバイトの子も皆格好いいって言ってた。自分相手にされない、付き合ってもすぐに幻滅されると思った。



高3に上がってからも、これまでどおりKさんとの関係が続いた。私のいるレジに並んで、たまに会話をする。天気の話が多かった。あとは、私のメイクとか、髪型とかが変わった時は気づいてくれた。ほかのお客さんがいない時に限って会話をしていた(迷惑になるから?)。

当時、高校を出た後の進路は美容専門学校を考えていた。そこまで大した志じゃない。高校入学した頃は、見た目が『じゃが芋』だった私も、メイクファッションを覚えてだいぶましになっていた。『メインクーン』になっていた。

自分でいうのはどうかと思うけど、本当に私は変わったのだ。高1の時の写真と高3の時の写真を比べると、じゃが芋から進化した存在になっていた。別人みたいだった。

その年の秋になると、第一志望の専門学校に入るために、コンビニの隣にある地域集会所で毎日勉強していた。いつも親が仕事帰りに迎えにきてくれる。当然Kさんと会うことはできず、悶々とした気分になった。

入学試験ちょっと前だった。集会所を出て、お腹がすいていてコンビニに何かを買いに行こうとしていた。すると、ちょうどKさんがお店から出てきたところだった。自転車に乗ろうとしていて、コンビニ駐車場に入った私を呼び止めた。

お疲れ様です」と声をかけてきて、私も「お疲れ様です」と返した。「今日寒いね」には、「本当寒いですね」と返した。「元気そうでよかった」には、「はいめっちゃ元気です!」と返した。泣きそうだった。嬉しかった。

その時、Kさんが「増田さん。俺、今日最後なんだ」と手短かに言った。「今週末に引っ越す。今日コンビニ最後から。じゃあ、元気で」と、Kさん自転車に乗った。

私が「こちらこそ、ありがとうございました」って言うと、「増田さんはい社会人になると思う。もし、大人になってどこかで会うことがあったら何か奢る。約束な」って、自転車に乗って私の家とは反対方向に駆けていった。



あれから十年以上が経った。今は結婚二年目で、生活に慣れてきた頃だ。子どもはまだいない。そろそろ社会人として復帰しようかと考えている。コンビニで働こうか、それとも昔いた会社契約社員ポジションを探そうか思案している。

実は、あの別れの日から数年後にKさんに会うことがあった。当時の私は、美容専門学校卒業した後、都会の方で美容とは関係のない仕事に就いていた。求人情報誌への掲載営業で、とある喫茶店に出入りしてたんだけど、ある日そこでKさんサンドイッチを食べているのを見た。その時は、作業服じゃなくてスーツだった。後日聞いたところだと、会社からの出向で政令指定都市に赴任しているとのこと。

お久しぶりです。元気でした?」と声をかけてみたけど、Kさんちょっと悩んだ様子だった。かくいう私もメイクが濃すぎたし、髪も長くなっていたから、気づくのに時間がかかったみたいだ。向こうも驚いてたっけ。やっぱり優しそうな雰囲気で、笑顔がまぶしかった。あの日約束どおり、後日ご飯をおごってもらった。

この日記を書こうと思ったきっかけは、早朝に旦那を送り出した後で、昔の自分を思い出したからだ。玄関で、旦那カバンに付いているぬいぐるみストラップを眺めていて、思うところがあった。

とりとめのない内容だったけど、以上になる。最後まで読んでくれた方がいたらうれしいな。

anond:20230604192723

日商簿記2級なんて商業高校学生でも取れる資格だよね

それを社会人になって「1年も勉強しなきゃいけないんでちゅー」とかただの甘えでは?

anond:20230605120324

こういうマイナー漫画ってどろどろしてていまってそれがメジャーなの?

ふつうスラムダンクとかドラゴンボールとかでは考えられない暗さというか、少年漫画社会人向け漫画の違いなのかな

明らかに子供が読むような漫画ではないので

anond:20230604131352

産まない方が幸せなのは、酸っぱい葡萄とかじゃなく、事実なんだよな

日本の未婚女性幸福度世界1位

https://comemo.nikkei.com/n/n03ee316fc702

ただ真っ当な人は、年齢や社会的ステータスに応じて、ライフステージを進めるというだけ

社会人から

社会の一員だから

ずっと子ども扱いされる立場でも平気な人だけが、今のライフステージにとどまり続ける

2023-06-04

娘が恋愛体質すぎる

三者面談の時は成績よりも男子生徒の人間関係について話された

社会人になってからも相当男関係で悩んでいるようだ

うちの妻も若い頃はこんな感じだった

遺伝するんだな

実の娘だから恋愛体質なんて優しい言葉を使ってはいるが、人様から見ればもっと酷い言葉を使われてしまうような女に育ってしまった

まぁ、まともな男結婚してくれればそれでいい

anond:20230603161950

女の人はポケットハンカチ入れてないのか……

社会人の男で、ハンカチポケットに入れてないヤツはいないと思う

anond:20230604103110

個人的には、保育士になるために専門学校に通ってるってところがミソだと思った。

専門学生って学生だけど、もう社会人まですぐそこじゃん?今日見習い保育士回だったし。

子ども目線で見たら、明らかに高校生とは違って「大人」なんじゃないかなって。

エロがどうとか、そんなことは全く考えてなかった(笑)

anond:20230604140234

無能にふさわしいゴミ人生送ってるからしょうがないね

大学出ても無能無能

社会人になって絶望する瞬間でもある

社会人になって2か月たったけど、独身者非正規の人って肩身狭いんだなーとよく感じる。

2023-06-03

anond:20230603224053

社会人になったら人付き合いしてみろ

ここが一番攻撃力高くて笑う

ai絵師が魂の殺人罪告白したとき感情wwwww

ai絵師が魂の殺人罪告白したとき感情wwwww|1080|2015/05/13 00:53|アニメゲーム||73|なぜ任天堂は生き残っているのにps4は死に...|1089|2017/06/15 11:50|アニメゲーム||74|社会人になったら人付き合いしてみろ|1089|2016/09/04 23:48|世の中||75|二次元ゲーマーの魂抜かれた後の未来|996|

Anond AI作成

日本男児向け実写コンテンツ主人公はなんで大人中心なんだろう

実質特撮ヒーローニアリーイコールなんですけど。

女児向けの実写コンテンツ、あるいは男児向けのアニメとかは子供主人公なことが多いです。

あと海外産の実写コンテンツ子供主体が多い感じがします。MXで今やっている韓国産恐竜ロボドラマ主人公子供ですし。

なんで男児向け実写コンテンツだけ子供向けなのに主人公大人なんだろう?と感じます

自分はその手のコンテンツには全く詳しくないので、もしかしたら子供主役のものもあるかもしれませんが。

 

【おまけ】自分が知っている範囲で「大人かこどもか」を書く

5年間東大受験し続けているTAWASHIって芸人

35歳のTAWASHIという芸人東大を5年受験し続けているらしい。

自分も、35歳だが、東大卒。

  

しかし、自分東大に受かったが、世の中に対するアウトプットではTAWASHIさんの足元にも及んでいない。

論文を10本程度書いてはいるが、今は普通社会人として平々凡々の日々。

お笑い芸人テレビ出たり、youtuberやってるTAWASHIさんの方が、世の中へのインパクトとしては遥かに格上。

  

35歳、東大卒業した過去所詮過去なんだよなあ。

朝日新聞ゴミ】藤夢乃詐欺師税金泥棒

記者会見したColabo代表の仁藤夢乃さん(左)=2023年6月1日東京都

支援、成り立たない」 Colaboが都の事業内容変更を批判

2023/6/1 18:52

 女性支援団体一般社団法人「Colabo(コラボ)」が1日、記者会見して今年度は東京都補助事業公募申請しなかったことを明らかにした。

 都は今年度、虐待や性暴力被害を受けた女性支援する事業を、従来の委託事業から補助事業に切り替えた。コラボは昨年度まで委託を受けていた。

 事業実施要綱によると、補助事業になったことで、都から求められた場合個人別の支援記録などの開示が必要になったという。これまでコラボは都から個人情報提示を求められた際は、利用者との間で守秘義務が解除されている場合に応じてきた。

 仁藤夢乃代表は「(コラボ支援する)少女たちは幼い頃から児童相談所学校SOSを出した経験がある子がほとんどで、そこで適切な対応を受けられなかったために、行政大人に不信感を持っている。『民間団体相談したら都に個人情報提供される』ということになっては、支援は成り立たない」と話し、事業内容の変更について「支援本質が変わってしまう」と批判した。

 コラボをめぐっては、2021年度の委託事業で一部の領収書が提出されなかったなどとして、都が計約193万円を経費と認めなかった経緯がある。仁藤代表は「(会計不備の指摘を受けての都による調査の中で)領収書原本存在は都に見せたが、支援対象者個人情報を守るため、名前提示拒否した」と説明した。

 コラボは月3回ほど、新宿区役所前にマイクロバスをとめ、10代の女性対象食品や衣類、生活必需品などを提供したり相談に乗ったりするカフェを開催してきたが、昨年末から暴言を浴びせるなどの妨害が続いたため、都が3月中旬、「安全が確保できない」と中止を要請4月場所を変えて再開した。21年度は都から約2600万円、昨年度は約4600万円の委託費を受けていたが、今年度は自主事業とし、寄付民間助成運営するとしている。

 都福祉保健局は、都が必要場合に記録の開示を求めることについては「補助事業したこと実施主体は民間団体になったが、都も連携していきたい。支援必要場合に備えて順守事項に盛り込んだ」と話している。

https://www.asahi.com/articles/ASR6165LPR61UTIL01H.html

まず回数がたりない

コラボは月3回ほど、新宿区役所前にマイクロバスをとめ、10代の女性対象食品や衣類、生活必需品などを提供したり相談に乗ったりするカフェを開催してきたが

本当は毎週やらないとダメ

まずロジックが完全におかし

民間団体相談したら都に個人情報提供される』ということになっては、支援は成り立たない」と話し、事業内容の変更について「支援本質が変わってしまう」と批判した。

暇空茜

@himasoraakane

3時間

colaboの言ってる中で一番ヤバいのは、

都庁疑義解釈作成し、

WBPCにおいて個人情報同意のとれてる場合を除き都庁への共有は不要としていた」

年間2億円の公金チューチューしながら、女の子名前すらブラックボックスでした。北の工作員でも性自認おっさんでもなんでもあり。架空でもいける

https://twitter.com/himasoraakane/status/1664843528520847401?s=20

これを平気でたれながす朝日新聞とColaboとキボタネPenlightは異常。

朝日新聞はなぜコラボは正確な情報を持っていると信じているのか?

ほのぼのさん

@2003Zgf

6月1日

仁藤さんって、Colabo以外の社会人経験あるのかな。こんなめちゃくちゃな事言う人に年間何千万も流してたってどうかと思うよ

ほのぼのさん

@2003Zgf

都が出してるお金は我々の税金で、都も税金預かって渡す以上は当然報告を求めるし、社会ではお金を出してくれる人に説明責任が発生するのは当然なんですよ。説明責任を示すアカウンタビリティ会計アカウントから来てるし、そら会計杜撰なのも当然ですわな

午後10:05 · 2023年6月1日

https://twitter.com/2003Zgf/status/1664256773786865664?s=20

朝日新聞には社会常識やコンプライアンスはないようだ。

かもねぎ🇺🇦喜多ちゃんきたーん(´∀`=)

@SeeSaaS

colaboの仁藤夢乃が、保護した少女名前は明かせない、としているのは、若草プロジェクト、BONDプロジェクトハシゴしている常連存在が表になっちゃうのを嫌ってるんだろうな。おそらく保護人数の水増もあるだろう

https://twitter.com/SeeSaaS/status/1664469872427016193?s=20

平 裕介 Yusuke TAIRA

@YusukeTaira

一般論だが、市民や団体が補助金公的サービス受給できる給付行政については、市民等の一定プライバシーに関する情報行政側に渡す必要があるのが殆どだが、それを知られることによる不安感を優先して同情報行政提供しなくてもOKだとすると、公的制度として成り立つのだろうかとは思います

午後1:09 · 2023年6月2日

https://twitter.com/YusukeTaira/status/1664484232855687170?s=20

Goto トラベルでは個人情報を流している

くれないショウガ

@KurenaiShohko

悲報】都に「個人情報」提出を拒む仁藤さん、GO TOトラベル利用で「住民票を宿に渡す」【拡散

https://twitter.com/KurenaiShohko/status/1664553853780631552?s=20

共産党には情報を流している

くれないショウガ

@KurenaiShohko

うさぽんさんのツイート動画見て下さーーーい!!

共産党と強い繋がりのあるColabo代表仁藤夢乃さんは、駅に逃げた女子情報共産党議員に渡して保護させてますよ!!😱

https://twitter.com/KurenaiShohko/status/1664581644584624130?s=20

避難所

@kintsugi_love

6時間

えっ?

colabo代表の仁藤夢乃さんはいだって保護たかわいそうな少女達の個人情報を自ら晒していましたよ?

https://twitter.com/kintsugi_love/status/1664792758437965824?s=20

マスコミでありたいならコラボを徹底追求しろ

暇空茜

@himasoraakane

6月2日

この水増しやり放題確認引き継ぎ不能クソ団体モデルになって困難女性支援法でナニカグループは毎年数百億の公金をチューチューしようとしています

絶対に阻止せねばなりません

引用ツイート

岡崎

@anselyosemite

6月2日

返信先: @himasoraakaneさん

令和4年度までの若年被害女性長期保護状況報告書 若草プロジェクト

氏名は個人名記入不要 イニシャルでヨシ!

年齢は分かる範囲で 10代でヨシ!

実質どこのだれか不明 

この程度の報告で都庁民間団体保護委託してきた。

https://twitter.com/himasoraakane/status/1664536315235565568?s=20

弱者の声が聞こえないマスコミ政治家は焼かれる覚悟はあるか?

うさぽん

@airu_7272

私は、某女性保護する施設強制的に入れられたので強く主張したい。

行政には利用者の把握、個人情報を必ず支援団体と共有して下さい!なぜなら、もしも施設内で「人権侵害」や「虐待」が行われた場合利用者ヘルプを出せないからです。支援団体の主張を優先するのではなく、利用者を一番に守って欲しい。

保護施設内で私が見たものは、"壮絶"な人権侵害でした。生活保護支給金の金銭搾取もそうですが、精神病院連携監禁したり、保護期間をリセットする為の裏工作利用者行政から得る助成金や補助金搾取、自立をさせない等の非道行為わ行う保護施設もあります

社会が関心を向け、素晴らしい目標を掲げている裏で何が行われているのかを可視化する為に、支援の状況、施策データ、これらをきちんと「見える」形にし提示する義務

を課すべきです。

午後5:48 · 2023年6月2日

こう言う声が聞こえないのなら民衆から引きずり降ろされてもしかたない。

なぜならカラー革命肯定しているからです。

うちの若手、背伸びして頑張ってるのは分かるが

社内の者に確認してます

金曜までには届けれますので

お手数かけます

やわみがあり良いですね

みたいなビジネスメールを出すのでメールの下書きチェックをするようになった。

しかし本人は精一杯丁寧に書いてるし、真面目にやってる。チェックが必要だと判断されて落ち込んでるみたいなんだが、社会人として問題ない言葉遣いのつもりでいたから、自分が信じられなくてメールが怖いと言う…こっちもどう指導してやればいいのか、悩んでる。

飲食チェーン店で働いていた頃の思い出


ちょっと話してみたい。昔の話だ。

若い頃、都内繁華街にある飲食チェーンで店長職を務めていた。今はもう会社を辞めて実家に帰り、細々と親の仕事を手伝ってる。農業を営んでるから食料品という意味では繋がってる。

あの頃はまだ30代半ばで、男が乗っている時期だった。心も体も無理がきいて、若者の考えもなんとか理解できて。懐かしいなぁ。今では50代が近づきつつある。

守秘義務とか一応あるから、どこの飲食チェーンかは言わない。読んでるうちにわかるかもしれないが。できればそっとしておいてほしい。

何の話をしようか迷ったが、『人』の話がいいだろう。何人かに絞って話がしたい。皆、よくも悪くも思い入れがある。三人だけ挙げよう。



1人目 スダ君

 もちろん仮名だ。雰囲気で名付けている。背は低めだったかな。危なっかしいけど、素直な子だった。だが、ある事件を機に店を辞めてしまった。

 大学二年生で、MARCHクラス大学に通っていた。やんごとなき方々が通いそうな大学名だった。私は専門学校出なので、大学生と聞いただけで眩しい感じがした。

 彼は夕方~夜のメンバーだった。クローズまで残ることもあった。ところで、ある従業員I氏との折り合いが悪く、さらにスダ君が好きだった女子店員TさんがI氏と交際していることもあってか、勤務中に不安定な感じになることがあった。若さというものだ。

 閉店作業中にI氏と諍いになることがあったらしい。マネージャークラスアルバイト従業員場合、連絡日誌を付けるのだが、そういう報告をみかけた。

 実際、迷ったものだ。I氏は当時、二十代前半のフリーターで、付き合っていたTさん大学四年生だった。I氏はほかの女子アルバイトにも手を出していた。時には、新人クルーを無理やり自分ビッグスクーターに載せて、当店の近くにあるラブホテル直行することもあった。

相関図

I氏 ⇔ Tさん ← スダ君

ほかの女子数人(身体目的)

 当時は2000年代の半ばだった。男のそういう行為甲斐性のひとつとされた時代だ。迷惑行為ではあったが、相当の戦力だったため目を瞑らざるを得なかった。

 ある年の秋、閉店数時間前だった。いつもだと、店の目の前にある事務所シフトを作ることが多いのだが、この日ばかりは実店舗で指揮を取っていた。どんな時間帯にもインして、店舗運営状況を確かめねば……という意識もあったが、正直この日は気分だった。

 夜9時頃、スダ君がお店にインしてきた。この日は3時間半のシフトだ。だが、様子がおかしい。足早にタイムカードを切ったかと思うと、店の奥にあるシンクに手をかけてうずくまるように立っていた。

 ほかのアルバイトも「様子がおかしいのでは?」と察していた。私は、スダ君と仲のいい大学ふたり事情聴くように指示した。こういう時はこれでいい。私が聞いても真実を答える保証はない。聞き取りするとしたら彼らの後だ。

 大学ふたりが聞き取ったところによると、スダ君が事務所に入った時、こんなことがあったらしい。

事務所の休憩室で、I氏とTさんが半裸でセックスをしていた

・運悪く、スダ君が入ってきた音に気が付かずに目撃することとなった

過去にもスダ君の目線からみてそうなのでは、と思うことがあった

 これには悩んだ。どう対処すればいいのか。店を預かる者としては判断に迷うところだ。というのも、I氏もTさんも、はっきりいって当店の最高戦力(I氏はマネージャークラスTさん接客専門職クラス)であり、辞めてもらっては困る。困るのだ。ただでさえ人手不足なのに。

 本来免職処分とすべきだ。事務所本来目的以外に使うな、とは言わない。待機時間学校での課題を片付けたり、シフトを上がった後にお喋りをするとか、そういう使い方をしてもいい。少しくらいは。

 ただ、過去においては、休憩室で飲み会を催していたクルー3名をまとめて免職処分したことがある。線引きが難しい。

 結局、I氏もTさんも当店に残すことにした。I氏は「次やったら辞めさすぞ」と何度もクギを差したうえで、出勤停止処分とした。Tさんは、大学卒業まで残り数か月だったのもあり、比較的温情のある処分をした。※思惑までは書かない。自分なりにバランスを取ったつもりだ。

 スダ君には、「人生いろいろあるけど挫けてはいけない」「あなたはひたむきだから。きっと報われる時がくる」など精一杯フォローしたものの、冬になるまでには店を辞めて、同系列チェーン店移籍した。確か、そこの店長から電話があって、「面接に来たけど、彼どんな子?」と聞かれたから、「ひたむきでいい子です。ちょっと心が弱いところもありますね。でも、戦力になりますよ」と答えた。今でいうリファラル採用だった。

 それから一年後、あの時スダ君から聞き取りをしてくれた大学から連絡があった。スダ君が、移籍した先の系列店でマネージャークラスランクアップしたという。私もその店に行ってみたところ、確かにスダ君がいた。社員と同じ服装でキビキビと働いていた。あの頃とは雰囲気が違う。人間として成長したのだ。

 それからすぐ、私も遠方の店に異動になってしまって、スダ君を見ることはなくなった。今はどんな人間に成長しているのだろう。いい男になっているだろうか。そんな未来を願っている。



2人目 フナモトさん

 この子は、いわゆるプレーヤータイプ極致だった。ほかの繁盛店から移籍してきた子で、クルーとしての実力は折り紙付きだった。POSでの接客もキビキビとこなすし、サービスレベルは最低限以上だし、料理を作るオペレーション作業も人並み以上にできた。

 どんな分野でもマルチ活躍できる子だった……ただし、現場作業に限っての話ではあるが。残念ながら、性格であるとか、人格であるとか、気質であるとか、そういうところに問題のある子だった。

 話は逸れるが、圧倒的美人だった。街を歩いていたら男は皆振り返るし、雑誌モデルをしていたとして不思議ではない。そういうルックスの子だった。

 ただやはり、性格に難があった。気に入らないクルー雑談を振られても冷たい態度を取ったり、無視することがあった。相手のことをミカンの皮くらいにしか思っていないのだ。

 ある時だったか、フナモトさんの接客現場でこんなことがあった(※当時は、女子厨房に入る子は極端に少なかった)。母親子どもふたりレジに並んでいて、子どもおもちゃ付きセットの説明を求めた。店内のカウンター横には、おもちゃの反則セットが豪勢に飾ってあった。※フナモトさんmaidになる。

 だが、彼女は冷たい様子で「ポケモンです。種類はこちから」とメニューを指さすだけだった。そのお子さんが十秒ほど迷っていたところ、フナモトさんがローファーの先でコーヒーシロップストローが入ったラックを何度も蹴り飛ばすのが見えた。

 またある時などは、夜の店内におばあさんがテイクアウトの注文後、「お水を持ち帰りでくれませんか」と言ってきた。フナモトさんはマニュアルどおり「お水は持ち帰りができません」(※衛生管理上の問題。お客の家で水が品質劣化した場合など)と答えたところ、おばあさんは「車にいる孫が薬を飲むので……水がほしいんです」とのこと。

 さて、こういう時はどうすべきか。一応、会社マニュアルには、接客については「ルールに準じつつも、自分らしい接客スタイルを求めてください。お客様のためになる接客を。迷った時はマネージャーに指示を仰ぎましょう」といったことが書いてある。

 フナモトさんはおばあさんに告げた。「その子カウンターまで来るなら用意できます」と。なるほど、機転が利いている。おばあさんが了承したところ、フナモトさんが水を用意してカウンターの前にいるおばあさんに水を届けた。

 しかし、おばあさんは水を取って、そのまま車に戻ろうとしたのだ。フナモトさんが一瞬早かった。おばあさんの二の腕を掴んで、水泥棒をガードしたのだ。

船「ダメっていいましたよね!?」

婆「いいでしょ。やめて!」

船「ダメって言ったよな、おい!?」

婆「ちょっと!」

船「おい!! ……お廻りさん呼びましょーか?」

婆「……」

 さすがに堪忍したのか、おばあさんは諦めて外の渋谷通りに留めてあった車に歩いていった。私はその様子を観ていたけど、どっちもどっちだと感じた。フナモトさんはお客様ファーストではなかったし、おばあさんにしてもジュースを買えばよかっただけのことだ。別に水でなくてもよかった。

 私だったら、「本来は衛生管理上の問題があり認められませんが、今回はお薬の事情があるということで持ち帰りを認めます」と言っていただろう。マニュアルに反する行為ではあるが、これなら上の人間が観ていたとしても申し開きできる。

 三つ目になるが、フナモトさんが専門学校卒業する半年前のことだ。店内のポジションを替わりたいという要望があった。弊社では、漢字表記だと接客専門職とでもいうべきランクがあり、それに選ばれるとお洒落制服を着ることができる。昔懐かしい、アンナミラーズ制服ちょっと似ている。

 だが、それはフナモトさんのわがままに過ぎなかった。本人から理由を聞いたところ、「可愛い制服から最後に着てから卒店したい」とのことだった。当然却下したのだが、それに激昂したフナモトさんは「だったら店を辞めます!!」と宣言して、マネージャールームパイプ椅子を立った。そのまま事務所を出て行き、二度と連絡してくることはなかった。残りのシフトはバックれてしまった……。

 約二週間後、別の系列から「フナモトさんという子が面接に来ているけど、どんな子ですか?」という問い合わせがあった。ちょっと迷った挙句に、こんなことを答えたかな。

「一本筋が通った子です。いい方に働くこともあれば、そうでないこともあります

 と告げた。嘘は言っていない。確かに嫌な別れ方はしたけれども、かつての仲間だ。応援はしたい。少なくとも、ほかの店への移籍妨害したくない。

 人格者じみたことを書いたけれども、保身のためでもあった。フナモトさんとは過去に二度、ホテルに行ったことがある。お店の公式飲み会があると、私はいつも若い子だけの方がいいだろうと思って(一万円を置いて)早めに帰るのだが、その時は最後の方まで残っていた。

 宴も酣(takenawa)ということになって、二次会に行こうと幹事が言い出した後で、フナモトさんと帰り道が一緒になり、いろいろ話すうちに飲み直そうということになった。私はまだ三十代だったので、いろいろと抑えることができなかった。

 フナモトさんの見た目はクールビューティといったところだが、いざ一緒に寝てみると情熱的なところがあった。やはり、体のいろいろな部分が柔らかかったのを憶えている。そういう体験が二度あった。

 それで、上の段で電話を受けた時は、フナモトさんが暴走したらよくないことになるのでは……!? という懸念があった。そうはならなくてよかった。

 思い返すと、これも懐かしい記憶だ。あの子は今も元気にしているだろうか。健やかであってほしい。



3人目 ワタベくん

 この子も鮮烈だった。当時は大学生。独得な雰囲気の子で、普段はボーっとしているかと思えば、厨房でのオペレーション中は熱気に満ち満ちていた。閉店時のクローズ作業も抜群に早かった。

 難点があるとすれば、マイペースなところや、人を怒らせる発言をするところや、常識のなさだった。ある時などは、冗談だと信じたかったが、早朝の開店作業中に「今日気合いを入れるためにビールを飲んできました!!」と宣言していた。

 今でいうところの、発達障害というやつだと思う。そうでないならパーソナリティ障害か。医師ではないので判断はできないが。

 さて、そのワタベ君だが、大学三年生のある時に「マネージャーになりたい」と言ってきた(※説明が遅れたが、正社員仕事をするアルバイトをいう)。確かに作業能力的には余裕でマネージャークラスだった。しかし、彼の発達障害的な言動は、他のアルバイト仲間の間では賛否両論だった。マイルールに対して過剰適応なところがあり、それが特に若い高校生クルーとの間に軋轢を生んでいた。

 当時のマネージャー全員に賛否を聞いたところ、半々ということになった。これは低い数値だ。普通は八割以上が賛成する。そして、ワタベ君本人に対して「貴君の意に添いかねる」という意思を告げたところ、なんと……彼は弾けた。バックレたのだ。

 フナモトさんと違って、自分シフトちゃんと消化していったが、店長である私に何も告げずに店を辞めた。ほかのアルバイト仲間には辞めることを伝えていたらしい。なんということでしょう……(劇的ビフォーアフター)。

 でも、これでよかったのだ。こういう極端な行動を取る人間管理者として相応しくない。彼がマネージャーになっていたとして、またどこかで軋轢を生んで誰かが店から消えてしまうような、そういう事態になっていたに違いない。

 それから、約七ヶ月が経った頃だった。なんと、ワタベ君がお店に戻りたいという(ほかのマネージャーから聞いた)。なんでも、そのマネージャーにワタベ君が電話をかけて「就職活動が終わったので店に戻りたい」という旨を伝えたらしい。

 これは、社会人でいうところの根回しに相当する行為だ。ワタベ君は成長したかもしれなかった。直球ストレートではなく、カーブを覚えた的な意味で。ワタベ君やるなぁ……。

 実際、この時期はとんでもない忙しさだった。スタッフの頭数があまりに少なく、基準に達していない人でも雇わざるを得ず、それがまた現在クルーとの摩擦を生むという悪循環だった。さすがの私も、相当な日数出勤することになった。時間外手当はゼロだった。名ばかり管理職というやつだ。

 話が逸れた。数日後、ワタベ君とマネージャールーム面談をしたところ、次のような意見があった。

・もうマネージャーになりたいとは思わない

・これまでは申し訳なかった

・週に四日以上必ずシフトに入る

 まあ、バックレではあるが、これからちゃんとするならいいだろうということで、ワタベ君を再雇用することにした。

 しかし、私が人を見る目がないのは皆様すでにお分かりのとおりだ。本当に見る目がない。この会社でも、最終的にはエリアマネージャー部長級)までは行けたのだが、そこでさらに上のクラス人達と揉めごと(本部クラスセクハラ関係)を起こしてしまい、最終的には理不尽降格処分店長に戻れ!!)を突きつけられ、会社を辞めることにした。

 さて。ワタベ君は普段はマジメだった。しかし、稀に凶悪な面を見せることがあった。ある日の早朝、お店の目の前に食品資材を搬入するトラックが停まっていた。ワタベ君は、せかせかと動いてトラックドライバーと協力し、荷台から野菜ジュースコーラシロップタンクPotatoを下ろし、店内に運んでいた。

 だがある時、見てしまった。トラックドライバーの目を盗んで、ワタベ君が野菜ジュースが50本ほど入ったビニル巻きの段ボールを――丸ごと盗んでいるのを。一瞬の早業だった。私でなければ見逃していたね。※一応、どうやって盗んだのかは伏せる。同様の行為を防ぐため。

 その時ほど、自らの人を見る目のなさを恨んだことはない。ワタベ君はすでに雇用三ヶ月目だったし、彼がいなければ深夜と早朝のシフトが回らない。困った事態だった。当時の私には、見て見ぬ振りしかできなかった。

 それから、ワタベ君は大学卒業まで店に在籍した。発達障害はやはりそのままで、ほかのアルバイト仲間との小競り合いが度々起こった。実は、ある時期から人手不足は解消していて、別にワタベ君には辞めてもらってもよくなっていた。クビにしようかと思ったことがある。しかし、性格や人柄が悪いとしか思えない彼が、多くのスタッフから嫌われながらも、一部のスタッフには懐かれているという現象を目の当たりにして思い留まった。

 なぜ、そんな判断をしたのか? 彼は本当に悪どい人間なのか、と思ったのもあるが――今風の言葉でいえば「多様性」だ。彼は確かに社会人以前に人として未熟なところが多くあった。だがしかし、一部の得意分野においては紛れもなく輝いていた。だったら、嫌なところには目を瞑ろう。それが当時の私の判断だった。

 風の噂だと、新卒時点での彼は、都内の某区役所地方公務員としてのキャリアスタートしたらしい。東京まれ東京育ちだから、やはり地元が一番ということだろう。彼も、元気でやっているといいのだが。



以上で終わりになる。

当時を振り返ってみて、間違いだったと思われる行動は多々ある。どれだけ後悔しても足りない。でも、それも人間だ。迷いながら進んでいくしかない。

ところで、満たされない心というのは、すごく大切だと思う。当時も今も、満足できる仕事をこなすというのは、とてもとても遠いことだと錯覚していた。

成長していくためには、これまでの自分を一人ずつ殺害していく必要があるのだと30代の頃は思っていた。朝が来るから起きるのです、みたいな当たり前のことだと思っていたけど、違うんだな。

人生が満たされなくても、自分自分なのだ理屈も何もない。ただ、それだけだ。だから店長として飲食チェーンで働いていた頃の失敗だらけの自分も、今では受け入れられる。そういう情けない私まで含めて私なのだ再確認できてよかった。

ここまで読んでくれてありがとう増田の皆さまの幸福を祈ってる。もし希望があれば、時間を空けて続きを書いてみたい。

anond:20230602225505

社会人になるんですから自分相手探して下さい

・私の方が社会人としては先輩なので

 

この2つのキーワードから正解を導き出すのが今後の増田社会人生活にかかってくるからよく考えろ

自分で考えた結果君とセックスしたい」

これを自分から言い出さなかったのがよくなかった

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