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2024-02-13

新海誠ってなんで文化系女性からまれてんの?

新海誠をよく知らないんだけど、新海誠作品ってなにか女性虐待する思想バラまいたりとか憎まれるようなことしてんの?

2024-01-30

anond:20240130033015

ちょっと年上の男目線から。ちなみに自分マッチングアプリやりまくったけど、結局趣味サークルで知り合った友達が紹介してくれた人と結婚した。

メッセージについてちゃん研究たか怪しい。Googleの一ページ目に出てくるSEO対策された薄っぺらサイトを全部眺めたら、どこでも書かれているし共通理解っぽいこと、腑に落ちること、絶対おかしいこと、いろいろ気づくと思う。少なくとも、聞き方が「調べてみて〜って書いてあって、〜という感じでやってみたけどうまくいかなかった」みたいな具体的な形になって有益アドバイスももらいやすくなるはず。

3年くらい前にやっていたときは、メッセージは会うまでの手段にすぎなくて、いかにまっすぐ出会いに向かうか、しかしあまりがっつくと信用できないから他の話題で膨らませたり共通点や会いたい理由共通理解形成する必要がある、そのバランスが難しいがやっぱり出会いにこぎつけるのが大事、くらいの気持ちでやっていたけど、今は違うのかな。

東京とか大阪とか京都とかは分からないけど、地方都市だと個人経営飲食店でやっている文化系イベントとかはよかった。自分文系出身からかもだけど。

 個人経営飲食店に何軒も行く、話しかける店主とか他のお客さんとかいたら、適当タイミングで、自分趣味は〜で(本好き、音楽好き、体を動かすのが好きetc.友達とか集まりを探している、みたいに言えば、何かアドバイスしてくれるんじゃないかしら。あとは、他によく行く飲食店とか聞いて飲食店情報集めるという観点でも、おしゃべりの練習という観点でも吉。

習い事とか社会人サークルはいい。恋愛目的じゃないやつ。そこで広がった人脈が生きるから。直接恋愛対象と知り合えなくても、学校とか職場とか違う友達ができるのはよいこと。恋愛についてのフィードバックとかももらえるかも。

 変化球だと読書会とか哲学対話とかもよくやってるよね、行ったことないけど。

劇薬として、あくまマッチングアプリにこだわるなら、女の子には絶対内緒にしなきゃいけないけど、ライブチャット(ノンアダルト)とかを上限決めてやるのもいいと思う。

 金はかかるけど、正直でいれば、増田よりはよっぽど具体的なアドバイスをしてくれるし、自分で見えていない部分も聞き出してコメントしてくれると思う。

 できるだけお堅い仕事もしてそうな(ライブチャットだけで生計立てて世間からずれてたりしないような)女性数人から聞く。一人だと偏る。話しかけてみてぴんとこなかったら(話が弾まないとか到底有益アドバイスもらえそうにないなと思ったら)、丁重挨拶してすぐ切っていい。

 顔がタイプ女の子がいたら話してみたらいい。ガチ恋してしまリスクもまるでないではないが、高確率で、顔がよくても話し合わない人とは楽しくないんだなと腑に落ちて先に進める。

 絶対にはまらないこと。

2024-01-14

anond:20240113205718

書き換えて全部消すなセコイぞそういう見栄っ張りなとこだぞ

34歳の男で同い年の妻がいる。

俺は高校時代茶道部科学部に所属していた。

この前の帰省時、妻が俺の高校時代卒アルを見ていた時に「学生時代吹奏楽部以外の文化系男子苦手だった笑」って言った。

ムッとしたけど、その時は笑って「なんだそれ笑」みたいな感じで流した。

しかし日に日に怒りの感情が強くなり、妻からも「なんかあったの?」とか「体調悪い?」とか言われるから、態度にも出てしまっているらしい。

なんで俺は妻の過去否定したことなんて一度もないのに、俺は妻に過去否定されてそれを笑って流さなきゃいけないんだ。

これ書こうと思ったけど、書きながらマジで腹立ってきたので今は家を出て近所のベローチェにいる。

もう婚姻継続できないのでこれから離婚準備する。

一年も経ってないし理由理由簡単ではないのはわかるが、もう一緒に暮らせない。

慰謝料払ってでも離婚する。

31歳まで彼女が出来たことのない非モテ恋愛だの結婚だのは向いてなかったんだ。

もっと早く気がつけばよかった。

お前なんて女子全部苦手だったじゃん

忘れていた。

反省する。

これしきのことで…と思うような理由にもならない理由だがココを越えても同様の理由にもならない理由を繰り返し見出すだろうから今のうちに離婚後しとけ。念のために言っとくがお前のためじゃない。奥さんのためだ。

物凄く上から目線の言い方でとても気持ち悪い。これが「生理的に無理」って感覚なんだろうな。また一つお勉強になりました。格好つけた物言いなのに誤字あるのがお笑いポイント高い。

ひとりで生きていけ

先ほどのブクマカもそうだけど、タメ口命令形は本当に気持ち悪いし気分が悪い。匿名だとしても精神衛生上良くないので控えていただきたいです。よろしくお願いします。

2024-01-13

anond:20240113205718

学生時代吹奏楽部以外の文化系男子苦手だった笑(私も男を見る目がなかった、幼かったなあ 笑)

  

だぞ

自分の成長を感じると過去の失敗を笑い飛ばすことができるの

増田を選ぶことができたのは嫁にとっての精神的な成長なの

でも増田は嫁の成熟が眩しいみたいだから属性に殺されないうちに離婚した方がいいかもな

2024-01-03

anond:20240103193244

去年、北九州地元コミュニティとも付き合いが続いてる高学歴男子が同期になったんだが、初めこそ筋肉自慢やイキった雰囲気など低偏差値ホモ猿山らしい原始的競争意識を露呈してたものの、うちのリベラル文化系集団で過ごすうちに段々と穏やかになっていったな。

2023-12-01

anond:20231201195637

言われてみたら文化系クラブでの不祥事ってあんまりないよね。体育会系かイベサーかどっちか。

ありそうなものだけど、表沙汰になってないだけなのかな。

2023-11-26

anond:20231126085212

痴漢文化を耳にしてたはずなのにね

https://president.jp/articles/-/31474

誰かネットで暴れるアンチフェミについて、情報系とか文化系とか犯罪学とかやってる人研究してくれ

2023-11-20

anond:20231120120834

中学時代激怒三選。

相手はいずれも同じ教師である

ラグビー部顧問で、いわゆるジョック的なタイプで、文化系(いわゆるナード)な生徒を馬鹿にしていた。

 

1.絵を描くのが趣味だったのだが、ある日の休み時間

迂闊にもお絵かきノートを机の上に放置して席を外してしまった。

席に戻ると、件の教師子飼いの生徒が勝手に俺のノートを開いて笑っている。

ちょっと勝手に見ないでくださいよ!」と抗議すると、

「なんだこりゃw俺の5歳の娘の方が絵が上手いなw」と言い放った。

俺は激怒した。

 

2.体育祭クラスリレーか何かで、ラグビー部の生徒が走っていて、

クラス友達と「頑張れ〜!」と声援を送っていた。 

すると別のクラス担任だったその教師は、

「お前らみたいなもんが偉そうに頑張れとか言うな」

と言い放った。

俺は激怒した。

 

3.担当教科の授業中、他の教師悪口を言っていた。

「○○先生?あのブスのおばちゃんだろ?」みたいな。

曲がりなりにも教育者として口に出すべきでないことも分からないのか。

俺は激怒した。

 

なお、いずれも心の中で激怒したものの直接的に教師に反抗する度胸はなく、

「こんな程度の低い人間がいるなら教師にだけは絶対にならない」と心に誓ったのであった

なお、程度の低い人間はどこにでもいる模様。

2023-10-10

平日のブクマ朝日新聞のなんかアレな記事が多いような気がする

さすがにハフポストのアレすぎるブクマは減ったけど、CNNと見せかけて実は朝日系、みたいなのまだ多い。

業務ブクマなのかな。

朝日は昔は文化系が多少強かったような気がするけれど科学技術からっきしダメだし経済もだめ、

政治社会党機関紙みたいな紋切型で読むところないイメージ

2023-09-29

男の人はどうして気が付かないの?

これは高校のころ文化系部活に入っていたとき出来事だ。

発表前は忙しくなるが基本的に暇な部活で、私達はその日も部室でだらだらと話していた。

最後まで残っていたのは3人。高3だった私と、同じく高3の男の子(名前忘れた)と、高2のなべちゃんという女の子

結構遅い時間になってもう帰ろうかというとき、高3君が高2ちゃんに話をはじめた。

「ねえ。なべは帰りは電車だっけ」

はい。坂曲がったとこの駅から乗ってます

「うちは自転車なんだけど、じゃあ途中まで一緒だね」

「途中……あぁ、あの坂降りたとこでしたっけ駐輪場

「なあ、今日いっしょに帰らん?駅まで。暗いし」

「途中までなら」

「駅まで帰らん?送ってくよ?怖いっしょ」

「うーん」

「ねえ。なべー、今日一緒にかえろ?」

イライラしていた。高3君に。男はここまで愚かなんだろうかって、この時絶対にそう思っていた。

2ちゃんは黙ってたけど、一声を振り絞ったのを覚えてる。

「すいません。帰れないです。今日は家まで急ぎなので」

さっきまで、あんなに楽しい調子で話してたのに。なんだったんだろう。さっさとあなた1人で帰ればいいのに。どうして、嫌がってるのに誘うの?

どうして、男の人はこんなことをするんだろう。乗り気じゃないなんて見れば分かるんだから、無理に誘わないのがマナーだと思う。高2ちゃんは、性格のいい子だった。外見だって。私から見てもブサイクじゃない。

なんで、高3君はあの時、誘ったんだろう。一般的男子だったら、自分との釣り合いを考えるものだと思う。

彼のような男性が減ってほしいと願う。高2ちゃん無駄に気を遣うことになっていたし。ひどすぎる。

anond:20230928203319

2023-09-28

男の人はどうして気が付かないの?


恋愛的な意味になる。男性を見ていて、本当に鈍いと思うことがある。人生でそう何度もあるわけじゃない機会だ。ここで愚痴らせてほしい。女の子不憫すぎる。どうして男の人は気が付かないの?と思ったことがそれくらいある。

若い年齢ではないから、リアルな感じは伝わらないし、違和感もあるかもしれないけど、ちょっと聞いてほしい。

これまでに何十回とそういうのを見てきたけど、年代別に3人だけ語りたい。それぞれ、高校生の時とか、大学生の時とか、社会人の時とかいろいろある。

小町とかで書いた経験もない。文章は不足してると思う。読みにくかったらごめんなさい。



一つめは、高校部活での出来事になる。文化系部活に入っていて、社会福祉活動をしてた。今の言葉でいうと、ヒューマンライツ部みたいな名前だった。

ハンセン病とか、人権があやぶまれている人達のために募金活動をしたり、東日本大震災被害者のためにカンパお金を集めたり、署名活動をしたり、あとは非核運動にも参加していた。集めた募金の方は、政党や団体に寄付していた。

書いてるうちに懐かしくなってきた。自慢にはなるけど、実績のある部活動だった。広島県庁からも、文部科学省からインタビュー依頼があったり、賞をもらった。

忙しい時はとにかく多忙だったけど、普段はそこまでやることもなかった。そんな日は、狭い部室棟の一室で、みんなで雑談して盛り上がっていた。その部室で、ある時、当時は高3だった私と、同じく高3の女の子と、高2の男の子がいた。3人だけだった。

私は人権学習資料を読んでいて、あとの2人は楽しげにトークをしていた。ちょっとうるさくて、注意しようか迷ったけど、そういう雰囲気の2人なんだなと思ってやめた。

気がついたら6時半になっていて、もう帰ろうかと思ってたら、高3ちゃんが高2君に話をはじめた。

「ねえ。なべは帰りは自転車だっけ」

はい。坂降りたとこの駐輪場チャリ置いてます

「うちは電車なんだけど、じゃあ途中まで一緒だね」

「途中……あぁ、あの坂が途中で別れますよね」

「なあ、今日いっしょに帰らん? 駅まで。暗いし」

「途中までなら」

「駅まで帰らん?送ってくれん?怖い」

「うーん」

イライラしていた。高2君に。男はここまで愚かなんだろうかって、この時絶対にそう思っていた。高3ちゃんは黙ってたけど、一声を振り絞ったのを覚えてる。

「ねえ。なべー、今日一緒にかえろ?」

「すいません。帰れないです。今日は家まで急ぎなので」

さっきまで、あんなに楽しい調子で話してたのに。なんだったんだろう。だったら、さっさとあなた1人で帰ればいいのに。どうして、ここまできて駅まで送ってあげないの?

どうして、男の人はこんなことをするんだろう。たとえ乗り気じゃなくても、一緒に帰るのがマナーだと思う。高3ちゃんは、性格のいい子だった。外見だって。私から見てもブサイクじゃない。

なんで、高2君はあの時、誘いを断ったんだろう。一般的男子だったら、一緒に帰るものだと思う。

彼のような男性が減ってほしいと願う。高3ちゃん勇気無駄になってしまった。ひどすぎる。



二つめになる。

大学生の時だった。教職課程を取っていた私は、ある難しいグループ講義に参加していた。教育方法学だったと思う。6人でチームを作って、先生が出した課題に沿ってグループ内で討論をして、レポート半年間で4回作って提出する。2・3年生が中心の講義だった。

私が通っていた大学では教職課程最難関と言われていて、まじめに受けても3人中2人しか単位がもらえないという話だった(しかほとんどの人が「可」の評価)。当然必修科目だ。

私が入った講義グループ(チーム)は、3年生が1人、2年生が5人で偏りがあった。講義の初回はオリエンテーションで難しくなかったけど、2回目からは本格的な教育学の討論が入って(エリクソンの発達課題?)、みんな自分意見が出せずに苦戦してた。しかも、2週間後には関連付けたレポートを出さないといけない。

私もぜんぜんわからなかったけど、話の種はなんとか出てきて、ノート記述を書き留めていって……でも、次の回になると課題もっと難しくなった。上の課題が、別の経済問題(非正規雇用とかの多様な働き方)と関連付いていた。

ほかのみんなも黙り込んでしまってどうしよう、となったところで3年生の男の人が口火をきった。なんて言ったかは詳しく覚えてないけど、「先生意図は、どうやったら主体的な学びができる子を増やせるかだと思う〜」という内容からはじまって、経済問題につなげていって、話を終える頃にはグループ全員が小レポートを作れるくらいの論がたまっていた。

講義終了後に、担当講師の人が用意したチーム単位登録制SNSがあったんだけど、そこでも自分の論考をオープンにしていて、みんなその人の意見を参考にしていた。

第1回のレポートを終える頃には、チームのある女の子(大2ちゃん)が、その3年生(大3君)にひたむきな視線を送っていた。

講義中に話をする機会があったら、大2ちゃんはまっすぐに大3君の目をみていた。座っている同士だと、講義机の上に両手をちょこんと載せて、口を結んで彼を見ていた。お互いに立っている時だと、背筋をのばして大3君を見上げるみたいにして、できるだけ近くに寄ろうとしてる。

そういう姿を見るのが楽しみだった。大3君は、見た目はぼやっとしているけど、頭の回転が早くて、堂々としてた。私自身も、いい人だな、ご飯に誘われたらどうしようと思ってた。

第2回、第3回のレポートも提出が終わって、いよいよ最後レポートを出す直前の講義だった。

その講義責任者だった教育学部の教授から言われたのは、「最後レポートを出す前に、お互いを評価あいましょう」というものだった。5点満点で、メンバーがそれぞれ評価を出し合って、平均点が最終レポートに加算されるみたいだ。

その時、6人のメンバーは長机×2にそれぞれ座っていて、その5点満点の評価シートを眺めていた。緊張感があったと思う。人生初めての経験だった。

そしたら、大3君が言い出した。「これは、お互いに満点をつけるために存在しているとしか思えないから、みんなそうしよう」って。

みんなうんうん、と頷いていた。かくして、私たちはお互いに5点を投じ合った。大2ちゃんは、彼のそんな様子をあこがれの視線で観ていた。もう、第三者にもわかるような、それくらいわかりやすかった。

でも結局、彼女の想いは報われなかった。最終レポートを出し終えて、「最後飲み会をしよう」となった時だった。福岡市内にある落ち着いた雰囲気居酒屋で、みんなで六人だけの飲み会を楽しんだのだけど、わたし達は一緒に見計らって、大3君と大2ちゃんをくっつけようという話になった。

席を隣にしたり、一緒に話す機会を作ったり、ふたりがいっしょになるように計らっていた。でも…大3君は、そんな彼女スルーしてた。仲良くする気配もなくて、ただ「そうだね」みたいに呟いてた。

その後、最後のチャンスということで、大2ちゃんが彼をご飯に誘ってみて、一緒にデートしたみたいだった。けど、大3君から特にアプローチはなく。

告白しようか、と思ったみたいだけど、傷つくのが嫌だからやめた方がいいかなって彼女は言ってた。私もそうした方がいいと思って「待った方がいいよ」と、一通り話を聞いた後で助言した。

私が許せなかったのは、その次の年の別講義で私と大3君が同じ班になった時、一緒にご飯に行く機会があったんだけど、彼はその時「実は、大2ちゃんのことが気になってた」と意味不明なことを言ってた。

こいつ最低だと思った。自分の想いも告げないのに、勝手にフラれた気になって、自分からは動かないのに。どうして、男性はここまで自分勝手なんだろう。

2ちゃんが気になってるなら、彼からご飯に誘って、彼からそれとない会話をして、彼から告白して、とにかく想いを告げるのは男性役割だ。



もう過ぎたことだけど、今でもそういう煮え切らない態度の男性を見ると、正直腹が立つことがある。

三つめになるけど、今の職場でいうと、私と同じ齢の30手前くらいの男性がいて、彼は多分、私の同僚の好意に気づいているのに、なにもしようとしない。私はすぐ近くの席で見てたから知ってる。

の子は、彼と目が合いそうになったらすぐに逸らしたり、廊下ですれ違う時に端っこに寄ったり、彼と話をする時にまっすぐ背を伸ばして彼の顔を見詰めたり、話をしている時は声が極端に高かったり、低かったり…そういうわかりやすい態度で示してるのに、その男性は知らん顔をしている。

結婚してる人じゃないよ。念のため。

その男性も、会社飲み会二次会では「あの子が気になるかも」ってトークをしてた。お酒の席だから冗談かもしれないけど、私からすると彼も彼女のことが気になってる。



男性って、どういう気持ちでそんなことをするんだろう。女の子からアプローチがあって、しか自分がその子を気になってるのに…どうしてそんな行動が取れるんだろう。

私にとっては、男性のそういうところが理解できない。悲しい話ばかりになったけど、我慢できなかった。今回は、自分気持ちを正直に言ってみたつもりだ。厳しい意見覚悟してる。一増田意見として読んでほしい。

2023-09-10

線香花火は嫌いだ

中年男性の苦い思い出話なので花火ソムリエの人は読まなくていいやつ。

 

 

二十年は昔の話だけど、抱え込んでると心理的負荷が一向に下がらないというかむしろ記憶結晶化して死ぬまで恨み続けるのだろうなという気がしてきたのでこういう形でテキストとして吐き出す。

 

高校の頃、気の合う人(異性)がいた。(以降、「その人」とよぶ)

文化系部活で一緒で、どちらも対人関係あんまり積極的ではない感じだったのだけれどなんとなく馬が合い、放課後に部室で2人~4人ぐらいでのんべんだらりとしたり、たまに一緒に帰ったり、あれやこれやは略。で、恋愛関係では無かったけど、「周囲からは付き合っているのでは?」と言われ、たびたびそういう噂も立っていた。

 

まあでも、当人からは何か噂が立つたびに「一緒に居るのは楽しいけれど、それはそれとしてあなたのことは異性と見れないし、噂が立つのものすごく 迷惑なのだ」と繰り返し言われ続けていた。その一方で、誤解を受けてもしょうがないような、友達と言うにはちょっと近すぎる距離感でもあった。

当時はそういうふうに言われるのもしょーがないと思っていた……けれど、やっぱり向こうが望むような距離感を保つことに疲れたのと、「自分自身迷惑存在であること」というのを繰り返し言われ続けることがかなり辛かった。いや一緒に居るのは楽しかったけどそれはそれとして。

 

高校卒業してから積極的に連絡を取ることはしなかった。ついでに、大学東京を挟んで日本の反対側ぐらいの地域に行って、物理的な距離も取った。もうこれで「自分迷惑存在であること(を繰り返し思い知らされること)」という思い出から脱することが出来た……と思っていた。

 

のだけれど、大学卒業したタイミング高校同窓会があって。田舎なので一次会が終わったあとは川辺でみんなして花火となり、なんとなくその人と二人きりで向き合ってひたすら線香花火を消費する流れになってた。

なんでそんな(外見上だけは)エモいシチュエーションになってるのだ。意味が分からない。

しかも、いつの間にか線香花火の玉が落ちそうになったら相手の玉と融合して延命みたいなルールまで(向こう主導で)生えていた。なんだそのエモさ。訳が分からないよ。

 

向こうの恋愛感情に火がついてるみたいなことはなく(双方共に「今付き合ってる人が~」という話をしてた)、その人はむかしどおり「お前は迷惑存在なのだ」と思っているのだろうけれど、それでそんな距離を縮めるのやめれ……「そういうの恋人とやればいいでしょ俺じゃなくて」という気持ちと「でもそれはそれとして楽しい」という気持ちがせめぎ合ってこちらの情緒が壊れる。というか壊れた。高校の頃から壊れていたけれど、決定的に壊れた。

 

それから20年ぐらい経つけど、未だにぽっかり時間が空いたときかにいつも心の中で「それはそれとして、お前を異性として見られないのだ」みたいな言葉が延々と反芻されてるし、その人とは最大限距離を置き続けている。

 

男女間の友情が成立しうるか否か」的な問いに一般解は無いけれど、しかし一方が辛みを持ち続けてしま関係性になってしまうとちょっと辛すぎる。そして、若い頃はストレートに「こちらはこんなに辛いのだ」みたいなことを言えなかったし、痛みを率直に言えるような(擦り切れた)年齢になってしまうと今度は「わざわざ合う機会を作って辛みを訴える」というヤバい人になってしまうので言う機会がない。

ぐるぐる。

2023-09-05

おっパブに行きました

おっパブに行きました。

理由人生が辛く、癒やしと安らぎが欲しかたからです。

説明

おっパブの何たるか知らない清潔な人たちのために補足しておくと、おっパブ女の子お話をしたりキスをしたりおっぱいを触らせてもらったり、おっぱいを舐めたりすることが出来る場所です。

個々に仕切られたスペースには大抵二人掛けのソファが設置してあります

料金相場はおれが行くような安い店だと初回クーポンを使って40分4-5000円。ドリンクは客は飲み放題ですが、嬢に入れてあげると一杯2000-30000円ぐらいします。

40分で嬢は2-3回入れ替わる。

なんか説明書いたら疲れちゃったな。

そこで初めて気の強そうな、ギャルっぽい子がついてくれたんだけど、これがよかった。

AVでは見たことあったが、テンション高いギャルおっぱい押し付けられるのって、気持ちいいというよりはただただ苦しいんだけどあれはあれでいい経験だね。

あい高校時代を送りたかったよ。おれか夢見ていた青春のかたちがそこには確かにあった。

おれが文化系大学生趣味からしオタク予備軍の小難しい童貞気質野郎だということは、おそらく一つ前についた嬢から情報共有されていたんだと思う。

それにしても見事そのパスに合わせて完璧攻略してきたことに、終身名誉童貞のおれは感心しちゃったよ。おれのような奴の扱いなんて赤子の手をひねるより簡単なんだろうな。

「こんなの初めて」ってやつだよ。

そんでさ、その痴女ギャルおっぱいを攻めたらさ、くすぐったそうに笑って照れながら「に゛ゃん♪」とか言うわけ。たぶん演技なんだろうけど、めっちゃ感じてくれるわけよ。あれがよかった。

おれAVでもイケてる男どもがやってるであろう、友達女の子おっぱい触って笑って許してもらうシチュが大好きなのよ。現実ではそんなことできないからね。一歩間違えたら犯罪から

そんでおれを内心見下して攻めてくるギャルをさ、攻めかえして攻守が逆転するこの快感よ。男の支配欲まで満たしてくれちゃうわけ。本当はそれらすべてがおれに金を吐き出させるために彼女によってデザインされた快感なんだけどさ。現実、まあ本当の意味での現実ではないけど、もうおれにとっちゃあトトロが本当にいたみたいな、ディズニーランドみたいなもんだよ。彼女からしたら童貞なんて小銭入れたらジュースが出てくる自販機ぐらい単純なものなんだろうなあ。また行こう。

2023-09-02

ソースが俺の人生であったN=200人ぐらいしかないけど仕事が出来る人の共通点

1 今やっている業務と適性が高い

・興味を持てている

人間関係外回りの濃度が合っている

体育会系/文化系の程度が合っている

ミスの少なさ優先/ホームランの数優先のバランスが合っている

などの部分で適正値が高いかどうかは本当に大事

現場エースだった人が年取って営業に回ったら水が合わないとか、現場に居た頃は微妙だったのに品証に回ってからはなんか開花した人とか色々いる。

そもそも空気が合わない場所にいるとそれだけでストレス受けるから、単純に体力で負けるんだよね。

2 仕事を教わっているか(学べているか

独学出来る人が最強ですみたいな話がネットだとよくバズるけど、アレって会社入ってすぐの性能だけの話だよね。

会社入って数年もすると、先輩や組織から仕事ちゃんと教わってきたかの方が大事になってくる。

自分会社のやり方に従っているかどうかも大事だし、そもそもなんでこの仕事がこうなっているのかについて歴史的な背景とかも知っといた方がいい。

結局そういうのってその会社業界で長くやっていた人に少しずつ教わっていくしかなくて、そういうの業務を通して教えてもらえるかどうかで少しずつ性能に差がついていく。

飲み会場所で自慢話として聞かされるのが大事」みたいな古臭い風潮もあるけど、「稼業中にわざわざ時間を割いてでも聞かせて置くべき話」としてやってもらってないとあん意味ないのかなと思う。

酒入ってると単に個人の自慢話に終わりがちで、それを知っていることが仕事上でどう大事なのかあんま見えてこん内容になりがちだからね。

自分の出力した資料がどこに流れていき、自分のところにやってくるものはどこから来ているのか、そういうのを把握しきれてないまま働き続けるのは良くないって話ね。

個人的に教わりに行ってるかよりも、周りが教えてくれてるかだからマジで運でしかないと思う。

3 心身が健康

マジでコレ。

酒・煙草ギャンブルに深入りしてる人、運動全くしてない人、ヤバイレベルデブってるのに放置してる人、メンヘラムーブキャラ作りするのが癖になってる人、こういった所での減点はジワジワと効いてくるね。

若いうちはともかく、長くやってるとセルフネグレクトをどこまで防げてきたかで性能差ついてくる。

肉体そのものの基礎性能がガクっと下がってくる年齢になると、そこで身体能力が最低ラインを下回ってるかどうかで次々足切りが始まっていく感じ。

2023-08-27

[]8月26日

ご飯

朝:焼きそばカイワレ大根。昼:袋ラーメンピザマン。夜:だし豆腐納豆サバ缶。間食:豆菓子アイスクリーム

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

○夜、灯す

○はじめに

数十年前の女生徒同士の心中事件真相を探るサスペンスな展開と、琴を演奏する部活筝曲部の大会を目指す熱血青春な展開を、女の子同士の関係性の変化で魅せるノベルゲーム

公称ジャンルホラー×百合だが、ホラー成分はかなり薄めで、熱血青春部活ものの味わいがかなり多め。

琴を演奏することとは、そんな大きなテーマを掲げつつ、音楽と向き合う真摯な態度がカラッとしてて楽しめた。

○琴最優先の主人公ヒロイン

優れた琴の才能を持ちつつも筝曲部部長から教わった楽しむの精神に重きを置き、仲間との和を重要視する主人公の鈴。

彼女対照的ヒロインの有華は、琴の世界では有名な家に生まれながらも、良い演奏をすることだけに重きをおき、その家の中ですら孤立してしまっている。

そんな二人がぶつかりつつも、他の部活メンバーが抱える課題解決に取り組んでいく。

鈴に依存しすぎて自立できない真弥、まだ周りと合わせる技術が不足している累、そして何かを隠している麗子たちの解決していくのが現代編のメインの筋になっている。

王道青春モノとして課題解決ちゃんとしており、かつ鈴と有華共に琴の技術面において優れているからか、琴のエピソードと、心情のエピソードとをすぐさま繋がらせかなりサクサクお話が進む。

もう少し余韻が欲しくもあるが、二人の優秀さの表現としては面白かった。

それぞれのメンバー視点人物になっての回想シーンもあるので、ここに文量が割かれていたら群衆劇的な楽しみもあったのかもだけど、あくまでここは課題解決のための自問自答で、そういう多様的な面は少なめ。

二人ともやり方は違えど最終的に琴の演奏が一番大事という目的共通しているからか、琴以外の例えば恋愛的なドギマギする展開はかなり少ない。

公称ジャンルには百合言葉も入っているが、この二人がそうとは言っていないので、そういう意味なのだろうか。

○小夜子さんと妹の過去編は切ない

戦後まだ間もない人権意識平等概念が浸透しきっていない時代の生きづらさが、小夜子さんと彼女を姉と慕う妹との関係を歪めていく。

最終的に彼女たちが心中するのは前提条件として粗筋にも書いてあるので、破滅に至るまでの過程は読んでいて辛かった。

そんな辛さの中でも、スキンシップを求める妹の肉食な感じは、なるほどなるほどな見所だ。

現代編のカップルとは違い、こちらのカップルはそのような描写たっぷりと楽しめて良かった。

幾人かのサブキャラもいるのだけれど、二人の目にはお互いしか映っていないせいで、どんどん深く落ちていくような関係性が描かれていた。

十六夜妙蓮さんが格好いい

から見るとお爺ちゃんの姉、大叔母にあたり今は保護者もしてくれている尼さんの妙蓮さん。

厳しくも優しい良いキャラで、老人ながらピザ唐揚げが好きというあざとい一面や、イタズラ好きな部分など様々な表情を楽しめる。

かなり格好いいキャラ彼女活躍するシーンは文句なしに決まっていて大好きになれた。

老齢ということもあって年月の重みを感じさせるエピソードは、このゲームらしさも感じられて一番好きな部分だ。

かに殉じることの複雑な尊さがあり、格好良さに滾りつつも、悲しくもあると、彼女が魅せるいろいろな側面のように、多様な感情が湧いてきた。

○おわりに

見所は沢山あったのだけど、ちょっとテンポが良すぎたかもしれない。

ストーリーの大筋や、その時々の文章に惹かれる部分もあるのだけれど、悪い意味でそれだけ。

ボリュームが少ないと一言で終わらせるというよりは、良い意味での遊びの文章が少なかったのが気になり、エピソードの数に物足りなさを感じたわけではなく、メインキャラ5人の掛け合いや心情を語る文量の少なさが物足りなさを感じた。

特に主人公の鈴が音楽のこと以外には鈍感なタイプ恋愛的なエピソードもあるのに無頓着なのがそれに拍車をかけていた。

とはいえ、良きところも沢山あって、文化系部活の熱血パート面白く、青春モノの良い展開が楽しめた。

過去編の時代のような見えないものと戦う小夜子さんと妹のエピソードも重たくて辛いけど良かった。

そして何より、何十年もその道に殉じてきた妙蓮さんの出番は最高に決まっていた。

彼女のその重みを出すためにもボリュームの少なさだけが惜しい作品だった。

2023-08-14

子供部屋おじさんにすらなれない

 頼むから子供部屋すら確保できない状態子供を産まないでくれよ。俺は大学生になっても収容所みてえな二段ベットで寝て、勉強机も無いか毎日毎日このクソクソクソ暑い図書館にわざわざ行って勉強とかしてるけどもううんざりだ。呆れたわ。

 俺の人生の苦しみの殆ど子供部屋がない事に起因しているとさえ思う。特に3つの点で困っている。

1,自分の物が置けない

 まずこれだ、自分の物を置くスペースがあまりない事。これはかなりの制約で、俺はこれで文化系趣味を持ちづらくなってしまった。

 コレクションができないのって文化系趣味にとって致命的で、例えば漫画とか単行本が買えないから1回雑誌で買ったらもう二度と読めないんですよ。買うとしても小説とか、せいぜい中編漫画ぐらいで過去長編とかが読めなかった。

 今こそKindleとかで漫画を買えているが、やっぱり自分の部屋を持っていた奴と比べるとオタクとしての薄っぺらさが否めない。子供部屋さえあれば今頃……

2,勉強ができない

 金持ち(こいつらは全員子供部屋を持っている)は、貧乏人がレベルが低い大学に行く事に対して努力不足だと抜かすが、俺には貧乏人の気持ちがよくわかる。できる環境じゃないんだ。

 金持ちは静かな部屋でしっかりとした机にピカピカの参考書を広げる。一方で貧乏人はどうだ?ジジイババア韓国ドラマを見ながら「やっぱ韓国人は〜」とかごちゃごちゃ言ってるのをBGMリビングボロボロの机に中古の本を広げ勉強をしようとする……当然集中できない。

 じゃあ外に行こうか、でも雨も降ってるな、100均で買ったレインコートはもう破れちゃったし濡れちゃうのは嫌だな……いい大学に行きにくくなるに決まっている。

 俺はどうにかMARCHに入れたが、子供部屋さえあれば早慶にも入れたんじゃないかと時折苦しくなる。これも全て子供部屋がないからだ!!!滅!殺!!!

3,プライバシーがない

 最後は今困っていることだが、プライバシーがないため通話ができない。インターネット上の関係とかは作れなくて困ってる。俺は元不登校だったのでコミュ力が無く、それを鍛えることさえ許されない。子供部屋さえあれば……

 以上のことから子供部屋が無いせいで俺はオタクになれず、頭のいい大学にも入れず、コミュ力もつけらなれなかった。証明完了!!!

2023-07-14

就活で勝つ体育会系になる方法就職意識した部活の選び方)

中学校に入ってどの部活を選ぶか。10年後の就職の際、大きく影響を与えるので注意すること。

総合商社など超人気JTCに入る学生の多くは体育会系だと言う。

から中学からスポーツをやることは生涯年収を増やす可能性があるが、ここで気をつけなければいけないことがある。

体育会系(=運動部に入っていた大学生)全員が就活で強いわけではない。

体育会系就活評価されるのは、次のみっつの条件が揃った時だけ。

1.一流大学

2.メジャーなチームスポーツ

3.男

まず1について。ここでの一流大学とは、私立なら早慶MARCHレベル国立なら旧帝大TOCKY(千葉横国など)レベル

体育会系就活プラスポイントになるのはこの一流大学学生のみである

企業は「頭の良い体育会系」が欲しいのであって、体育会系なら誰でもいいわけじゃない。

二流三流大学だと、体育会系からといって、特に有利にならない。場合によっては頭が悪いと思われて、かえって不利になる。

現実は一流大学文化系学生のほうが、二流大学体育会系よりも就活で強い。

運動部に夢中になって勉強がおろそかになり、二流大学しか進めなかったら、何の意味も無い。

次に2について。

就活評価されるスポーツはかなり限られる。

野球サッカーラグビーアメフトラクロス

ここら辺は強い。

バスケットボールは強いが、バレーボール評価されない。

剣道評価されるが、柔道ダメ

陸上卓球ももちろんだめ

軟式野球ダメ

ただ、陸上ホッケーやボード部みたいに、主に一流大学しかやっていないようなスポーツは強い。

アメフトラクロス陸上ホッケーみたいに、大学から始める人が多いスポーツ評価が高い。

そういうスポーツ一般入試で一流大学に入った学生でも活躍できることが多いからだ。

あと3について。

体育会系就活で有利になるのは、男だけ。女子学生はあまり関係ない。

まとめ

上記を見るに、すごく理不尽なわけだが、(本当に体育会系能力評価するなら、2流大学学生についても高い評価をすべきだし、やっていた競技会社員としての業績にに何の関係があるのか不明だし、たんに女性差別であるし)、なぜ理不尽かというと、就職活動自体理不尽であるからだ。

まだ仕事上の何の業績もない若者ポテンシャルだけで採用するのが日本新卒一括採用なわけで、でもそのポテンシャルを測る方法はないので、結局は採用担当者が抱いたインプレッションが全てになる。

一流大学メジャースポーツに打ち込んできた男子大学生なら、きつい現場でも活躍してくれそうだと企業は期待する。

でもそれは単に思いこみにすぎず、イメージ問題なので、野球部はOKだけど軟式野球部はNGバスケットボールはいいけど、バレーボールダメ、と理不尽きわまりない話になる。

ともかく頭が良くて体力もあって忍耐力もある学生が欲しいのであって、そういうイメージを抱ける学生体育会系(ただし一部)というわけだ。

まあ中学生は参考にしてください。

2023-07-09

anond:20230709094556

さすが文化系体育会系の嫌なところを煮詰めた吹奏楽部意見って感じでゾワゾワする


まぁ体育会系と違って全員がレギュラーから出来ないやつはハブるしかないんだろうけど

2023-06-04

anond:20230604122821

たぶんダメ出ししかコミュニケーションしてないから聞き入れないか印象がよくないかバイアスかかってんだわ。文化系説明に納得しないと動かないけど、体育会系の人は上司の言う事なら聞く人が多いって聞いたことあるその人ほんまに体育会系なんか?

2023-06-01

色んな制服のJCJKが集まる話が大好き!!

セーラームーン特に初期は

うさぎ亜美ちゃんけが同じ制服で、

レイちゃんお嬢様学校のブレザー、

こちゃんはうさぎと同じ学校だけどサイズが合わなくて転校前の制服そのまま、

美奈子ちゃんも違う学校リボンじゃなくスカーフ

デザインバラバラだった。5人が集まって放課後ワチャワチャしてるシーンが好きだった。でもそういうアニメってあまりない。

変身すると作画コストの影響かみんな色だけ違って一緒くたになってしまうのが悲しかった。でも靴だけ違うのは良かった。(原作単行本によると初期案では変身後ももっとガッツリそれぞれデザインが違ったようだ。残念)

セーラームーンもそうだがスポーツ部活ものだと試合中はユニフォーム着てるからもったいない文化系部活ものとかだとたくさん見れるかな?でもそれって大会編だけで日常パートだと主人公学校の話しかしないよね…

現実ニュースとかでも大会とかで違う制服学生さんたちが集まってると「うわー!青春だなぁー!」とか思って暖かい気持ちになる。思えば自分高校時代中学友達に再会したりして別の高校の生徒と交流するなんてことほとんどなかったから羨ましいのかもしれない。なんだか「学校の外にも世界がある」という広がりを感じられて、すごく良い。

別に男子でも構わんのだが、学ランかブレザーか、あとうる星やつらの面堂が着てるなんか真ん中に線があるあれ(どうなってるのあれ?チャック?)くらいしかバリエーションないよね。

知ってる人いたら、教えて〜

2023-05-19

[]セカンドレイプされ、会社をクビになった。

俺が通っていた高校部活動強制の糞制度があった。

その上男子運動部じゃないと駄目な風潮があり、実際に文化系の部に

入ろうとした男子担任に説得(説教)されたり「○○部(運動部)に出しといたからな」

勝手希望していない運動部強制入部させられていた。


ただでさえ意に沿わない部活強制された上に、入部させられた運動部では

抑圧されたストレスのはけ口として酷いイジメが横行していた。

特に俺はターゲットにされ、ある日先輩とOBらに呼び出された際、因縁をつけられてのリンチから

興奮したOBに服を脱がされ、そして性行為強制された。

嫌がっても集団でも暴力を振るわれ、抵抗する事は出来なかった。


さすがに我慢出来なくなり、親に打ち明け学校警察通報

揉み消されそうになったり警察対応も酷かったが、先輩達は最終的に退学処分となり

OBの親からも僅かばかりの慰謝料が支払われたらしい。

OBの内一人は何らかの処分が下ったとか、勤めていた会社をクビになったとも教えられた。


当事者以外には箝口令が敷かれていた筈だが、しばらく不登校になっていた事もあり

自ずと俺がされた事は広まっており、周囲からは遠巻きによそよそしく接せられる様になった。


そんなある日、唯一友達らしい交流があったA君から女子から何故か回って来たんだけど、さすがに酷いと思って」

とある小説サイトを見せられた。そこには、俺がイケメンの先輩○○とやらに性暴力を振るわれ、でもそれが忘れられず…

というあまりにも歪んだ、気色悪い物語が拙い文章で書かれていた。

名前は一部ぼかしているが、どう考えても俺と、退学になった○○ら数名がモデルだった。

「なんかそういうターゲットになってるらしい。これイジメだよな?」とA君に言われ、何故かその場でボロボロ泣いたのを覚えている。


A君と一緒に教師や親には言った。小説サイト投稿していた女子にも直接文句を言った。

「あまりにも気持ち悪い、止めて欲しい。勝手モデルに使われて凄い嫌な気分だ」という事を伝えたのだが、何故か女子には泣かれ

その友人グループとやらが書いた女子を慰めつつ、何故か俺が責められた。「そんな事で怒るなんて酷い!」だって

『そんな事』ってなんだよ、俺は一生モンのトラウマなんだぞと思ったのを覚えている。


小説を書いた女子、いわゆる腐女子と友人らに担任にチクられ、俺は女子を泣かせてイジメた男として処分を受けた。

わざとらしく泣きべそをかいている腐女子に、頭を下げて反省言葉を述べさせらたのは本当に屈辱だった。

腐女子という存在概念を知ったのもその頃だった。正直、嫌悪感しか無かった。

小説モデルにした事は認めたくせに、けどただ小説を書いただけなのに男子に怒鳴られて恐怖したと。

そして怒鳴った俺が悪いんだとされた。非常に理不尽で、屈辱的だと思った。



イジメの件もあり、すっかり性的描写や性行為連想させるものに嫌気が差し性嫌悪者になった。

男とも比較距離を取って付き合い、女とも同様。

告白された事も数回あったが、とてもそういう事をする関係になる自分想像出来ず、そんな男と付き合う方が可哀想だと思い、全て断っていた。


ある時、会社上司に呼び出された。

「言いにくい事かもしれないが、あなた同性愛者なのか?」

と聞かれた。驚いた後、非常に気分が悪くなった。何故、こんな事を聞かれているのか……

聞けば、『そういう噂』が流れているという。

気味が悪いと、俺と一緒に仕事をしたくない、チームを外して欲しいという同僚も現れて

このままでは業務に支障をきたすから事実確認の為に呼び出したと言われた。


俺は当然強く否定した。ただでさえ性嫌悪で、異性との行為想像出来ないのに、同性となんて無理だと。

そこまではその時は言えなかったけど、全くの事実無根であり交際相手がいないのもそういう理由では無いとは否定した。

上司半信半疑みたいに見えたが、その時は一応納得はしてくれた様だった。


何故そんな噂を流されたのか。実は心当たりが少しだけあった。

同僚の女と先輩の女から、それぞれ告白された事があった。

それとなく二人きりになったり、飲みの席にとなり同士になる様に誘導された事もあった。

ハッキリ言って迷惑だったので、遠回しにアプローチは断っていたが、告白された際にはハッキリと断った。

あなたとは同僚以上に思えません、申し訳ないけど交際お断りします」と丁寧に断ったつもりだった。

以来、女性の同僚達からからさまに避けられたり、冷たい態度を取られる様になった。

表面上は丁寧に接してきていた筈なのに。これは逆恨みされているな、と思っていたから、案の定だった。


告白された同僚と話し合いの機会を上司同席で設けてもらった。

始めは否定されたが、それでも変な噂を流す動機があるのはあなたか○○さん(先輩社員)しかいないと。

場合によっては名誉毀損での訴訟も辞さないと告げたら、あっさり白状した。

自分にも○○さんみたいな人にもなびかないなんて、そういう人だと思った」

ちょっと陰口叩いただけのつもりだったのに、ここまで噂が広がると思わなかった」

自分がやってしまった事に後悔ばかりしていた、許して欲しい」などと言われた。

上司も取り直そうとしてきたが、俺には身勝手な言い分にしか思えず、絶対に許すつもりは無い事を告げた。

何故か今回も同僚女は最後には泣き出し、上司には「やり過ぎた」と責められる始末。

またしても加害者から加害者扱いされ、加害者被害者となって被害者である俺が加害者にされてしまった。


それでも「誤解させる様な発言はあったのは事実」だという事で、同僚女には訓告処分が下った。

俺は納得出来ないぐらい軽い処分だったが、表面上は変な噂も収まったようだ。裏では色々言われてたんだろうけど。



数ヶ月後、上司と更に上の上司に呼び出された。俺がセクハラをしているという訴えがあったという。

俺が□□(同僚女とも先輩社員とも別人の女性社員)に対し、指導と称して卑猥言葉を浴びせる、

性差別的な発言をする、嫌がっているにも関わらずボディタッチをされたという。

全くの、事実無根冤罪だった。


□□とは同じプロジェクト所属している先輩後輩の仲ではあったが、同僚以上の感情なんて勿論無い。

セクハラどころか必要以上に関わりたくも無いのだが、それを伝えても上司らは納得してくれない。

どうして、性嫌悪人間不信で同性にも異性にも必要以上に関わりたく無いのに、やってもいない行為をやったと

認めろと迫られ責められているのか。あまりにも理不尽で仕方が無かった。

そう言えば□□は同僚女と比較的仲が良かった様に見えたのを思い出した。


この時点で完全に怒り狂っていたので、□□を呼び出してこい事実関係ハッキリさせてやる、完全に名誉毀損なので訴えると怒鳴り散らした。

そして全てでは無いがCOさざるを得なかった。

過去に性被害に遭い、それが原因で性嫌悪になっている事、異性とも同性ともそういう関係行為をする事が出来ない、気持ち悪くなるからと。

故にセクハラ行為などあり得ない冤罪だと主張した。

上司は完全に俺を疑っていた。「男性が性被害というのも、トラウマになっているというのも信じ難い」と言われた。

上司女性から多分リアリティが無かったんだろうなと思っている。


セクハラ否定したが、結果的に□□や同僚女らの主張が何故か全面的に通り、俺は処分された。

□□本人にも直接抗議したが、彼女には泣かれ周りが『可哀想被害者である女性』を庇い立て

俺は加害者として認定され責められる。過去の繰り返しだった。

仕事を全て取り上げられ、皆が忙しい中で自席に座っていなければいけない精神拷問

耐えられず退職した。自主退職に追い込まれ、クビにされた様なものだった。



俺は嘘のセクハラ被害加害者にされて無職になった。COまでして無実を主張したのは全て無駄だった。

過去トラウマに追い打ちをかける様に追い詰められ社会的に、そして何より精神的に傷つけられた。

レイプが魂の殺人だと言うのであれば、セカンドレイプ精神殺人と言うべきか。

俺は会社の女達にセカンドレイプされて社会的精神を殺されたのだろうか。


直接の加害者は、まだ何らかのペナルティが、処分があった。

しかセカンドレイパー達は何の咎も受けていない。

それどころか被害者扱い。本当の被害者は俺なのに、俺が加害者にされて実際の加害者被害者様のままだ。

それが何よりも許せない。



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書きなぐったつもりが、思いのほか人から見られていた。

まあ嘘つき呼ばわりしてくる人はいるだろうと思っていた。こっちだって嘘だと思いたいよ。でも現実なんだ。

「男が被害に遭う筈が無い」なんて思いこんでいる人も中にはいるかも知れない。


「女に敵意を抱くな、逆恨みをするな」なんて反応もまあ予想はついていた。

適応障害になってまだ働ける状態になっていないから、カウンセリングに通っているんだけど

カウンセラー(女性)からも似た様な事を言われたよ。

あなたの苦しみの原因はイジメをした男子達なのに、何故女性にばかり怒りを抱くのか」ってさ。


別に女性にばかり怒りを抱いている訳じゃないけど、加害者に敵意を向けるなという方がおかしいだろ。

例えば誰かに殴られて重症を負ってしばらくうずくまっていた。やっと立ち上がりかけたら別の誰かに蹴られた、石をぶつけられた。

この時、蹴ったり石を投げてきた奴を恨むな、憎むな、ってのはどう考えてもおかしいだろ。

これがやったのが女だから免罪しろってのは余りにも理不尽で、ふざけている。

俺をセカンドレイプしてきたのは女性が大半だったからだ。


俺に性暴力を振るった男達は、軽いけど何らかのペナルティや罰を受けているのに、女達はほぼ無罪放免だ。

「悪気は無かった、そんなつもりは無かった」だって?悪気無かったら俺の尊厳を傷つけ害しても良いのかよ?

「傷つけるつもりは無かった、謝っているから許して欲しい、何故謝っているのに許してくれないのか、酷い」なんて態度を取られて

どこが反省しているのか謝罪しているのか、俺は全く納得出来なかった。


女達の負の性欲が原因で傷つけられた挙げ句、何故か被害者なのに加害者にされた。

本当の加害者である女達は、可哀想被害者のままでいる。

女性性を盾にして被害者である俺を加害者に仕立て上げているのだから、これで女を、女性性を憎むなというのはあまりにも無理で理不尽だろ。


どうせ加害者自覚なんか持てないだろうし、持てる様な人間ならセカンドレイプなんてしないし、仮にしてもすぐに誠心誠意謝罪するだろう。

初めから期待なんかしちゃいない。

けれど俺は知っている、お前達は俺の尊厳凌辱した加害者だ。

加害者の癖に被害者の振りをして、被害者加害者に貶めて更にセカンドレイプした、悪質な犯罪者だよ。糞が。

2023-05-01

映画BLUE GIANT感想

映画は終わったはずなのに、心の中にまだ音楽が鳴り響いていた。帰り道の高揚感はまるでライブ会場から帰るときのようで、音楽に包まれ世界で息をするような感覚からずっと抜け出せない。映画BLUE GIANT』は、感情を奏でる演奏で観客の心を掴む、最高の音楽ライブだった。

公式サイトhttps://bluegiant-movie.jp/

予告編YouTube): https://www.youtube.com/watch?v=h1I116oS_Lk

今年の二月から上映している本作は、同名の漫画原作としたアニメーション映画だ。音楽人間物語を楽しみながら、ジャズ界の独自価値観や挑戦についても理解を深めることのできるものになっている。

主人公宮本大は「世界一のジャズプレイヤーになる」という大きな目標を抱え、故郷仙台を飛び出し、単身上京する。東京出会った凄腕のピアニスト・沢辺雪祈や、高校同級生素人ドラマー玉田俊二とジャズバンド「JASS(ジャス)」を結成し、それぞれが音楽に向き合いながら、壁にぶつかりつつ、夢の実現に向けてひたむきに取り組む一年半が描かれる。

原作の「東京編」を中心にエピソードを厳選し、上映時間の四分の一をライブシーンに充てるという大胆な構成採用されていたが、まずこれが見事な成果をもたらしていた。上原ひろみピアノ)、石若駿(ドラム)、馬場智章(サックス)の演奏はとにかく圧倒的で、音楽アニメーションコラボレーション最高峰と言える。また、その魅力を余すことなく味わうことができたのは映画館という環境存在が大きく、Netflix支配力が高まる現代において、専用施設役割可能性を示すことにもなっていた。

今回は、そんな傑作の魅力を紹介すると共に、宮本大の「ジャズを信じる」信念の問題点や、JASSの「So Blueに立つ」という目標物語性質に与えた影響について考えていきたい。

(以下、ネタバレを含みます。)

アニメーション技術を活かした音楽の魅力表現

映画BLUE GIANT』のテーマは「演奏者と音楽関係性」だ。宮本大、沢辺雪祈、玉田俊二は、それぞれ「演奏すること」について異なる意味見出している。その違いゆえに彼らの人生は巧妙に交わり、そして必然的に別れを迎える。

演奏である彼らが「音楽に向き合う」ということは「自分自身と向き合う」ことを意味しており、この作品において演奏技術を高めることは、自分自身真摯に向き合うことと同一に描かれる。自分自身対話を重ねて演奏力を磨き、ライブを繰り返しながら音楽との関係性を深めていく若者たちの姿が、本作の大きな見どころだ。

ライブシーンはどれも素晴らしかったが、中でも僕が心を奪われたのは「汗」に関する表現だった。演奏者たちの身体から吹き出る大量の汗や、そこからこぼれた大粒の一滴が、アニメーションならではの表現で美しく描かれる。それは、音楽空気振動させて生じる運動の結果であることや演奏者の存在再確認させるばかりでなく、自己探求の試みを象徴しているようにも思えた。落ちてきて弾け飛ぶ汗を見たとき、その背景にある身体的な研鑽精神的な苦悩に思いを馳せてしまうのは、物語音楽映像が見事に組み合わさって感情を揺さぶからだろう。

ライブシーンでもう一つ印象深かったのは「凄まじい演奏に目が釘付けになる」という描写だ。特に終盤の人々の目が幾重にも重なって演奏に引き込まれていく表現が印象的だったが、これらは音楽演奏聴覚だけでなく視覚も惹きつけるものであることを効果的に示している。実際に音楽ライブに行くと、音楽は「耳で聴くもの」というよりも「目で見るもの」「肌で感じるものであることを実感するが、この映画ではアニメーション技術アイデアによって同じ体験をもたらしていると言える。

また、脚本として素晴らしかったのは、この映画が「沢辺雪祈の物語」として完璧に仕上がっていたことだ。漫画版では交通事故によって最後ライブに参加できなかった雪祈だったが、映画版ではアンコールで大や玉田と共にSo Blue舞台に立つというシナリオ改変が施されている(最高だ!)。怪我を負った雪祈は片手で演奏することを余儀なくされるが、その姿が大が初めて雪祈のプレイを見たときに片手で演奏をしていたシーンと重なり、呼応することになる。手を抜いて片手で演奏していたプレイと、片手でしか演奏できない状況で全力を尽くすプレイの対比があることによって、映画版はより一層雪祈の精神的成長が強調されるものになっていた。

ジャズを信じる」大の信念の問題

本作はジャズライブ世界を美しく表現しているだけでなく、コミュニケーション人間関係のあり方についても、ジャズプレイヤーたちの世界文化を伝えるものになっている。素晴らしい取り組みである一方、その描き方にはついては大きな問題がある。それは、彼らの世界をただ単に肯定的に、あるいは美学さえ伴って、無批判に描いてしまっているという点だ。

ジャズバンドには「独立した個人たちが自分自身活躍や成長を目指して組まれる」という文化的な特徴がある。作中のセリフにあるように「ジャズロックバンドみたいに永遠に組むもんじゃない。互いに踏み台にして名を揚げていく」ということだ。そのため、良くも悪くもバラバラ状態肯定され、自助基調としたコミュニティ文化が成立している。

例えば、玉田俊二や沢辺雪祈はそれぞれ大きな課題に直面するが、大はその苦境に共感したり、手助けをしたりはしない。それどころか、雪祈が玉田を、玉田が雪祈を心配しても「自分自身問題から、おれたちに出来ることは何もない」と、その配慮無用ものとして切り捨てる態度を取っている。

しかし、自分自身問題であることと、周囲がその解決サポートすることは決して矛盾しないはずだ(でなければ、カウンセリングという仕事は成立しなくなってしまう)。むしろ人間が抱えるあらゆる問題は究極的には自分自身問題しかない。それでも人は、他者の悩みや状況を想像し、共に心を痛めることができる(=エンパシー)。そこに人間の素晴らしさがあり、そのような想像力に支えられることで、僕たちは日々の問題に対して継続的に立ち向かうことができているはずだ。

ところが、ジャズプレイヤーとしてあまりに完成されすぎている大のメンタリティは、そのような想像力を必要としない。自助を当然とする大の態度に、玉田は大きく動揺し、雪祈でさえ戸惑いを見せ、二人は困難に直面しても「助けてほしい」と言うことができない状態に追い込まれしまう。大は「ジャズを信じている」と口にするが、これはジャズという音楽の良さが理解されることだけでなく、「ジャズバンド的な人間関係コミュニケーション方法が通じる」と信じていることを意味しているのではないか。つまりジャズを信じる」大の信念が、JASSの「助けてほしい」とさえ言えない人間関係を強固にしているのだ。

「信じるだけ」の大は、いわば「仲間のために戦わないルフィ」だ。彼の言動からは、人の弱さを認めず、自分が出来ることはみんなも出来ると思い込んでいるマッチョワンマン社長のようなパワハラ気質が伺える。もしかするとそれは「お互いを追い込みながら、最高のソロを引き出し合う」というジャズ性質を、人間関係アプローチ転用したものなのかもしれない。だとしたらそれは、今日ではあまり受け容れられないスポ根的なスタイルが、文化系の皮を被ることで見過ごされているだけなのではないだろうか。

この映画では、周囲の人々に助けを求めず、自分自身を追い込んで課題を克服しようとする姿を肯定的に描いている。しかし僕は、それらをもう少し批判的に捉える視点があるべきだったと思う。あれほどまでに深く自己と向き合うことができるのであれば、そこで培った想像力を活かして他者の心に深く寄り添う可能性も求められるはずだ。自助圧力高まる世の中だからこそ、自分自身に向き合い、自分自身問題に取り組みながら、他者に対しても理解し、助けることができる人間関係を築く、そんなジャズプレイヤーたちの関わり方を提案して欲しかった。

権威に認められようとする挑戦」の物足りなさ

この作品にはもう一つ、物語性質に関わる問題がある。それは彼らの立てた目標、あるいは権威との関わり方の問題だ。

大、雪祈、玉田の三人は「JASSの目標」として、十代のうちに日本一ジャズクラブ・So Blueステージに立つという目標を掲げる。もちろん大きな目標であり、大胆かつ困難を伴うチャレンジではあるのだが、僕はこの目標によって彼らの物語が「質的に」小さいものへと制限されてしまったと思う。

ジャズマンにとってのSo Blueは、野球甲子園ラグビー花園に相当する憧れの舞台だ。ただ、その性質は大きく異なっている。甲子園花園は「勝ち上がる」ことで立てる舞台であるが、So Blueは「認められて」立つことができる場だ。つまり、そこに辿り着くためには権威を求めなければならない。このことから権威に認められなければ成功しない」という価値観が生まれるのだが、それが(若者たちの挑戦を描くにしては)物語を物足りない方向へ導いてしまっている。

JASSはSo Blue支配人・平にライブを観に来てもらうというチャンスを掴むが、雪祈のプレイ否定され、夢への道が閉ざされてしまう。このとき「縁がなかったということで」と断った平だったが、後に彼が自戒したことで雪祈へのオファーが生まれ、それがJASSのSo Blue出演へとつながっていく。雪祈のソロ克服という要因はあったものの、もしこの権力者凡庸人格の持ち主であったら、JASSはSo Blueに立つことはできなかっただろう。若者たちの挑戦に重きを置くには、権威的な存在が過剰である

また、中学生の頃からSo Blueに立つという目標を持っていた雪祈には、権威主義的な性格が定着してしまっている。自分評価していないギタリストと共演しても、相手一定プレゼンスを持っているとお世辞を言ったり、自分ソロについて大から指摘を受けたときは反発しつつ、平から叱責を受けると素直に聞き入れたりする。葛飾ジャズフェスティバルへの出演が決まった際には「フェスとなればジャズ業界人間もたくさん集まる。駄目バンド烙印を押されたら、もう一生どこにも呼ばれない」とまで言い切っており、妄想の中で権威肥大化し、視野が狭くなっている様子が伺える。これらは、挑戦する若者というキャラクターの魅力を損ねる要素だ。

若者たちの挑戦を描くのであれば「権威に認められようとする挑戦」よりも「権威を打倒しようとする挑戦」のように、もっと質的に大きなものを期待したいが、ジャズプレイヤーの挑戦である限り、権威に対する依存は避けられないのかもしれない。

それでも、映画演奏世界を美しく表現している―――問題をかき消す「音楽の力」

映画を通じてジャズという音楽の魅力は十分に伝わってきたが、僕は大がジャズを信じる姿に共感する気持ちにはなれなかった。映画BLUE GIANT』は、ジャズ美学を称えるはずの作品でありながら、同時にジャズ的なもの自助を前提とした人間関係コミュニケーション権威に認められることで成功するという価値観)が抱える課題も浮き彫りにしてしまっている。

それでもこの映画は、音楽の力とそれを支える視覚的な表現力で観る者を魅了してしまう。そこに問題があったとしても、圧倒的な恍惚によってどうでもよくなってしまう。それこそが、この映画の正体なのだろう。最高のクリエイターたちがもたらす感動が、自助強要する主人公や助けを求められない人間関係、挑戦の質による物足りなささえもかき消すことで、「音楽の力」を証明することに成功したのだ。物語パートで引っかかることがあったにも関わらず、あまりに強すぎるライブシーンが全てを帳消しにした結果、鑑賞後の僕の心にはただ音楽けが存在していた。大、雪祈、玉田たちにとって演奏することがそうであったように、まさに、最高の演奏によって数々の問題を乗り切った物語だったと思う。

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