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はてなキーワード: 平積みとは

2022-06-03

anond:20220601122337

ジャンプをこっそりは絶対ないわ

古紙回収でめちゃくちゃかさばるからモロバレだし単行本ジャンプ割合が一番高かったし平積みされてたわ

2022-05-03

anond:20220503221923

"TPO"と表現するにはそのライン批判側の中でもブレブレすぎるから文句言われてんだろ。

お前は日経けがダメなんだろうが、「未成年性的消費」の存在のもの批判する人もいるし、かつては本屋平積みの時点での批判もあったし、ずーっとバラバラじゃん。

こんな曖昧な「TPO」なんて妄言でしょ。

からちゃん理屈を作るべきだし作るならここらへんになる、ってことでしょ。

anond:20220503113336

本屋平積みへの批判もこれまでずっとされてきたんだけど

今回はそこ突くと自滅するから

口裏合わせたように「新聞広告」を論点にしてる。

見事な目くばせだよね(皮肉)

たわわ騒動で「新聞広告」ってラインこそが重要みたいな話になってるけどアレおかしくないか???

月曜日のたわわ」に限らず、他の男性向け漫画でも女性向け漫画(BL等含む)でも、未成年キャラクターを、男子中高生を、女子中高生を、ショタを、ロリを、性的に消費したソフトポルノ的な漫画ってこの世界無限にあるわけじゃん(男性向けなら青年誌漫画女性向けなら商業BL DK男子高校生とかで検索して見てみりゃよく分かる)

で、それが子供でも見れるように陳列されていて、子供でも買えるように販売されてる。

場合によってはドーンと前面に出してポップもつけて店内で宣伝してね。

それが今回、自分の好きなジャンルを守りつつ「たわわ」のみを狙い撃ちしたいのに都合が良いのか知らないけど、「新聞広告」だからダメなんだって主張がメインになってる。

これってどうなん?

子供が見れる、買える形で未成年キャラソフトポルノを売るのはOK。でも新聞広告ダメ。」

みたいな理屈って成立しうるの?

というか実際、過去を遡れば本屋平積みの時点から批判されてるんだよな。

それどころか「未成年性的に見た描写存在のものから批判されていたケースもあるわけで…

結局ラインはどこなのよ。

個人的には、たわわが今回のような形で新聞広告に出ないようにするのはいいんだけど、それやるならたわわが本屋子供でも買える形で普通に売ってるのも問題視してゾーニングしなきゃだし(なんせ子供の話だからな)、たわわに準ずるような様々なジャンルにおける未成年キャラソフトポルノ男性向け女性向け問わずゾーニングする道しかないと思うんだけど。

いや個人的には別にそうなってもいい、というか正直自分はそういう自主規制が今より厳しくなることに対してある程度賛成派なんだけどさ。まあこの記事で1番言いたいことは自分が賛成か反対かってこととは関係ないのでアレだけど。

ようするに

結構広い範囲に影響出るだろうってことを考えずに、自分の好きなものはセーフって思いこんでる人多くないか??

そこそこの大きさの変化を覚悟してやんなきゃいけないことだぞコレ?(繰り返しになるが、自分はそれでも一旦ゾーニング厳しくする方向でやってみていいんじゃないか派。不健全図書みたいな法規制撤廃すべきだけど。)

2022-05-02

anond:20220502000655

そこらじゅうにゾーニングもされていないままBL本が平積みされてるのに男が性的消費されてないは草

2022-05-01

anond:20220430135734

応答ありがとう

知らないで話してる人も大勢いるよね?

まあそこに関しては否定しないけど、少なくとも私は知っててあの増田を書いたので、「表現の自由戦士は当然のようにBL18禁問題知らないんだね」って言われたら「ん? 俺に向かって言ってる?」って思っちゃったわ。自意識過剰ですまんな。

そして本文、なんか色々言ってるけど同じコーナーにしたらいいじゃん!はい解決!でだいたい済ましててそれを実際に負担する書店現実的問題点が見えてなくない?

コーナーを一緒にすれば不審者が減るというのも短絡的、不審者からしたら自分も気軽に入れて店員から死角になるって反論されたらどうするの?

あん杞憂する風潮は好きじゃないけど、こうしたらいいのにしないだけって考えはあなた押し付けであって何も解決してないと思う)

これに関しては、まあぶっちゃけゾーニング反対派だから原理原則論を唱えて事足りると思ってるというのはある。設置に反対してるコーナーなので。R-18が別コーナーに隔離されるのはそもそも不当だけど、仮に隔離するとしたら別に一緒にまとめればいいじゃん? みたいな感じ。

それにしても、コーナーを別にするの、そんなに重要か? たとえば現在書店では、私はエグめのBLが置かれてるコーナーまで行こうと思えば普通に行けるし、何なら商品を物色することもできるわけで。たまに少女小説系の文庫本を買いたくなったとき普通に女性向けエロ本の棚の近くも通ってるし、気が向いたら表紙を眺めてるよ。だから一緒のコーナーで何が問題なのかピンと来ないんだよね(もちろん、コーナーは一緒でも、棚まで一緒にしろとは言ってないよ。だいたい検索性が悪いし)。

加えて、既述の通り、実際に知り合いにBL読みの男がいるので。彼のような人が普通にBL売り場で商品を物色できるような仕組みが望ましいと思う。

あと私はR18化に賛成してどうやったらR18にできるかを話しててだからBL規制しないでとは言ってないんだよね

ゾーニングもっとしてほしいという考えとゾーニング反対派で根本的に全然違うよね?それをゾーニング反対派じゃん!認めろ!って突っかかられても困る

この点についてはあなた立場を明示せず現状を説明しているだけなのにそれを肯定であるかのように捉えて突っかかってしまいすまない。

単純に誤読、R18コーナーに学生を入れろじゃなくて規模から考えてBLを丸ごとR18にするとR18に相当しないBL学生に売れなくなってしまうという意味ひとつ書店でそんなに多くのBLを扱っていないことも多い

これは確かに誤読だった、失礼。こちらも元増田では「BLのうち、R-18に該当するであろうもの」だけを指して規制について話していたつもりだったけど、確かにBL全体をR-18しろと言っているようにも読めてしまうな。反省

で、仮にゾーニング肯定するとして、R-18に相当しないBLはもちろん学生向けに売り続けていいと思うけど、「仮にゾーニングを是とするなら」まず18歳未満の学生R-18BLを見せない方が優先度高いと思うんだよね。残りのBLをどうするか、はその次でしょ。なんでゾーニングをするのかって、それは子供たちも含む望まない人たちに不意に見せないようにするためなわけだから

あと、東京都ガイドラインだと「高い棚に置く」とか「仕切り棚を設置する」とかもOKらしいね

三 陳列棚の指定図書類等を陳列しようとする各棚板の前面と直交する鉛直面上に、当該棚板の前面から10センチメートル以上張り出した仕切り板(透視できない材質及び構造のものとする。)を設け、指定図書類等を、仕切り板と仕切り板との間に陳列すること。

指定図書類等を、床面から150センチメートル以上の高さの位置に、背表紙のみが見えるようにしてまとめて陳列すること。

https://www.tomin-anzen.metro.tokyo.lg.jp/jakunenshien/singi/kenzensin/gijishiryou/679/679siryou9.pdf

仮にゾーニングを是とするにしても、たとえば低い位置の棚には性行為描写がないマイルドBLだけを陳列する、というのも有り得、それならまあそこまで大変じゃないんじゃないかな(もちろん本来はこんなゾーニング義務なんてなくすべきだけど、あくま現実を前提にした妥協案としてね)。

私は原則派だけど、書店が個々の裁量子供の手に取りにくい場所アダルト系の商品を置くのは流通が阻害されるわけでもないしその気になれば手に取れるわけだから許容する。ゾーニング義務に反対しているだけで、個別書店がどんなふうに商品を置くかはその店の自由だと思うので。もちろんR-18BLをドドーンと子供の目につくところに平積みにする書店があってもよい。

これはただ恥ずかしいという意味ではなく男性世間からの扱いが違うから困るという意味がある

からかい視線など、嫌がらせもありえるしつきまといが発生するリスクもある

その上でコーナーを作るべきという話と男性だって同じなのにという感情論は比べ物にならない、同じではないか問題にされてるのに同じなのにと言っても意味がない

私はマッチョ思考なので問題ない!売れ!と思っているが多くの人が男性女性で状況が違うことくらいわかっているのに男も同じだと言い切る傲慢さにもそれを男女平等という卑怯さにもげんなりする

まずもって、法律制度は性に対してなるべく中立であるべきだと思うんだよね。もちろん、月経出産みたいに生物学事実によって違いが生じてる事柄に関しては片方だけに特別な手当てがあっても仕方ないけど、基本は制度中立の方が良いでしょう(たとえば強姦罪強制性交罪に改正されたのも、性犯罪定義をより中立にしようとしたものとして評価されるべきだと思う)。

加えて、すでに男性向けに対してはある程度規制がかかってる状況なので、申し訳ないけど中立的な規制をしてくれないと非常に不公平感があって腹立たしいというのがある。これは規制の話、つまり我々の権利が減らされている話だから、そこで不平等は受け入れがたい。権利を増やす話ならともかく。

嫌がらせやつきまといが発生したら警察を呼びましょう。嫌がらせやつきまといをより摘発やすくしたりするために警察予算増やせとかストーカー規制法改正しろとか、そういう話なら賛同しますよ。

もっと簡単に考えて、今あるBL棚にR18本はタグだけ置くとかしたらどうだろうか、それなら本をレジに出す動作と同じだし

他のR18ジャンルだってあるわけだし女性向けR18コーナーも絶対あった方がいいとと思うけど、まずは普通に書店でR18BLを売れるようになったらいいんじゃないかなって思うよ

まあ、仮にゾーニングするならひとまずはそれが現状でありえそうなラインかねえ。私は別に現状のままエロいBL本棚に置いてても構わんだろうと思ってるから、それ余計な規制じゃない? って思うけど。「普通に書店でR18BLを売れるようになったらいいんじゃないかな」ってのは同意BL男性向けも、たとえそれがドギツいエロであったとしても普通に書店で陳列できるようにすべきだよね。

2022-04-27

anond:20220426195624

きえねえよ。たわわも宇崎も書店平積みで売ってる。

おまえがコンビニ書店と思い込んでるのが悪いだけじゃん。

2022-04-20

anond:20220420154101

あくま広告問題で、普通に本屋に置かれてることは全然問題ではないと思っている。それでも、店のどこに置くかってのは問題

女性向け漫画」「青年向け漫画」みたいのが比較的店の奥のほうに置かれているような店舗だったら問題ないし「ああいうとこはエロい漫画が有るコーナーだから入らない」って子供もなんとなく棲み分けてたりする。

悪ノリして漫画コーナーの入り口かに平積みにして目立つポップ出す店員いるけど、ああいうのはやめてほしい。

子供の見れる場所に置いていいけど広告ダメ」女オタと男オタの立場の違い

(※筆者はどちらかというと自主規制が今よりキツくなることを消極的ではあるが支持している派。これはこの記事の本筋とは少しズレるのだが、一応書いておく)

話題のたわわ論争で語られる論点は多岐に渡っていて、包括的に語るのは難しいのだが

今回その中で1個ピックアップして、面白いと思ったのだが自分の中で上手く理解できていない立場対立点について書いてみる。

当てはまる人や解説できる人がはてなにいたら是非レスポンスして欲しい。

オタク側の一部から出た

「たわわと同程度"問題"のある描写や内容、未成年キャラを使ったソフトコア的な性表現は、女性向け作品(特に例に挙げられやすいのはBL)でも世の中に溢れておりそれらは容認されている。よってこのような広告自主規制しなくてよい」

というような意見に対し

女性オタク側の一部が

「それらは新聞広告になっていない。新聞広告になっていることが論点として重要

と返しているケースが多く見られる。これが個人的には凄く面白い

なぜかというと、上で挙げた

「たわわと同程度"問題"のある描写や内容、未成年キャラを使ったソフトコア的な性表現のある女性向け作品

は、新聞広告にはなっていなくとも(そもそもここの真偽の問題はあるが一旦置いておく)18歳以下でも入れる書店普通に平積みされ販売されているからだ。

これは

子供(18歳以下)でも見れる場所に置いていいが、新聞広告にするのはダメ

という基準を持った立場存在するらしいということを意味する。

この立場自分的にはなかなか理解できていない。かなり特殊なことを言っているように見えて面白いが、やはり理解はできない。

そもそも子供が見れる場所」なるもの重要視するのが間違いで(とはいえこのワードはずっとゾーニング議論で長年出てきてはいたが)新聞広告に「子供が見れる場所」云々とはまた違う特殊公共性があるのか?

それとも、書店というものにある種の特権性があり自主規制ラインが変わってくるのか?その場合いわゆるヘイト本などの問題はどう処理されるのか?

あるいは、同程度の性表現未成年キャラクターの性的消費が行われていたとしても、キャラクターが男か女か、見る人が(たとえ18歳未満の子供だとしても)男か女かにより変わるのか?消費することそのもの問題はどうなるのか?

様々な疑問が湧いてくるので、この立場に当てはまる方がいたら是非説明して頂きたい。

その上で、今現在自分感想を正直に言えば、この立場論理的に整理するのはかなり難しく

もし、たわわの新聞広告自主規制されるのなら、上で挙げた「たわわと同程度"問題"のある描写や内容、未成年キャラを使ったソフトコア的な性表現のある女性向け作品」も一緒に今よりキツくゾーニングされるのは避けられないと思っている。

上記のような作品

新聞広告にするのはダメだし、子供(18歳以下)でも見れる書店に置くのもダメ

とするか

新聞広告にしていいし、子供(18歳以下)でも見れる書店に置くのもいい」

とするか

このどちらかのみがどう考えても論理的には正しく

おそらくどちらかがセーフでどちらかがアウトというのは成り立たないのではないか

最後

この議論自体がwhatboutism的に捉えられそうなので一応書いておくが、これは当て擦りのような事がしたい訳ではない。

筆者個人の考えとしては、1番最初の※で「仕方ない」と表現しているように、消極的ではあるが上記のような形で自主規制が進むのを支持している(なぜそうなったかはあまりにも長くなるので省くが)

「やるとしたらこういうラインになる」という話をしたのみだし、実際にそうなってよい。ここは男性オタクから批判されてしまうところだと思うが。まあ最初に書いたようにここは話の本筋ではないのでスルーして欲しい。

2022-04-19

anond:20220418145152

本屋でもPOP平積みしてある作品をよく撮る。

店内での撮影はご遠慮ください

2022-04-18

anond:20220418050127

元増田だけど色んな人が意見を出してくれていて少々驚いた。
結構気軽なつもりでやった投稿なのだけれど、ココまで皆さんがリアクションしてくれているのならば私も本気を出さなければ失礼だろう。

ちなみになぜ私が街中の広告写真を取っているのか?という点についてだけれど私は物書きなので流行っている作品調査備忘録のつもりで広告などの写真を撮っていて、本屋でもPOP平積みしてある作品をよく撮る。
から物書きとして本気を出そう。本気で熱を入れて書くため文体が変わることをご了承いただきたい

私の掲載画像はアウト、たわわもアウトならば女性向け広告規制基準はたわわレベルになるわ

気付いてるかな?たわわもアウトならば女性向け広告規制基準はたわわレベルになるのよ。
それがどういうことか考えたことある

それはつまりオタク女性男性へ対してエロスを感じる表現の一切合財がアウトになるってことなの。
例えば首筋、手、目、胸板、背中、微笑etc...これらすべてが女性向けに描かれたらアウトなのよ。

「そんなことはないでしょ!」って思うじゃない?いいえ、そんなことはあるわ。
何故ならたわわや以前に問題となった作品にも明確な基準がなく非難された結果として炎上たからよ。

そのジャンルを嗜好する私たち基準評価されるのではなく、ジャンルをよく知りもしない誰かよくわからない人たちの基準で、しかもその基準が示されることな規制されるの。
私たちがその不明瞭な基準規制することへ対して文句を言えば「とぼけるな」とか「理解する気がない」と言われてしまうのよ。

フェミニストはよく一般女性を名乗るわ。
一般女性男性向けジャンルのココが良くないとして指摘しているのだけれど、同じように謎の一般男性私たちが嗜好するジャンルへよく知りもしないでココが良くないと指摘してくるのよ。

規制してくるのはエロいオタク男なんかじゃなく謎の一般男性なの。
これらの意味をよく考えたほうが良いわ。

私たちオタク女性私たちオタク女性の手によって既に抑圧を経験している

最近の子たちは知らないだろうから私の世代経験として共有するわ。
実は私たち既に抑圧を経験しているのよ。

宮崎勤事件によるオタク抑圧の時代のことと思うでしょう?
違うわ。あの事件によって抑圧されたのは主にオタク男性よ。あの事件に限ればオタク男性の抑圧に比べるとオタク女性が受けた抑圧は微々たるものだったのよ。

多くのオタク女性が受けた抑圧はパソコン通信終期(2000年前後)から20010年に入るか入らないかまでの10年間、いわゆるオタ女性による同人サイトブームがあった時期にオタク女性たちは抑圧されていたの。
何故オタク女性たちが抑圧されていたのか?と言えば、それは今で言うところの「学級会」の発生がこの時期に集中したからなの。

学級会がなぜ発生したのか?と言えば、別にジャンル同士の抗争でも、掛け算の順番に関する論戦でもないわ。
当時のオタク女性(というよりもパソコン初心者女性)は電子掲示板トピックスレッドという概念、そういうものに関する前提のルールというのを理解してないことがあまりにも多かったのよ。

どういうことかと言えば、特定トピックスレッド話題が固定されていることに慣れていなかったのよね。
今では信じられないかも知れないけれど、つまり例えば「幽遊白書を語るスレ」で「幽遊白書以外のことをメインとして語ってしまう」という事が頻発していたの。
オタク男性も他作品幽遊白書比較することはあったわ。でもそれは幽遊白書を主軸として比較しているだけであって幽遊白書以外のことを語っていたわけでないの。
冨樫先生鳥山先生比較することはあっても鳥山先生のことばかり語るのは変よね?それをやってしまっていたのよ。

これはもう一般的な女子トークのせいよね。
同性の私でも話題がアッチコッチに飛ぶなと感じることがあるほどに女の話は飛ぶわ。いやそれはそれで楽しいから良いのだけれど男の人は嫌がるのよね話題コロコロ変わるの。

それで薄々勘付いている人が居るだろうけど、その話題が変わった先がBLだったらどう感じる?
しかNIFTY-Serve2ちゃんねるでそのジャンルのメインのトピックや本スレッドで行われたとしたらどうなるかは想像付くわよね?

そう、他の人から注意されるのよ。
でも1人に注意したからと言って慣れてない子たちはまだまだいっぱい居るわ。新規に参加するたび今ではやっちゃいけないとタブー視されていることをやってしまう子が大勢居たのよ。

もちろんパソコン電子掲示板へ慣れている歴の長いオタク女性たちも居て、慣れていない若いオタク女性たちをどうにかしないといけないという動きが自然と発生したの。それが今で言う「学級会」の元なの。
今でも2ちゃんねる(5ちゃんねる)のジャンル別のオリキャラスレBL板などには本スレへ投下するなという注意書きが残っているのもあるけれど、なぜそういう記載があるのか?と言えば、やらかししまう子がいっぱい居たからなのよ。この辺りはオタク女性黒歴史ね。

じゃあオタク女性向けのそういうトピックスレを作ったら良いじゃないと思うでしょ?
それが可能になったのは2ちゃんねる以降なのよ。2ちゃんねるでも限定的であったと言えるわね。

例えばNIFTY-Serveではコミュニティ単位フォーラムという枠組みになっているのだけれど、このフォーラム設立ニフティ許可制なのよ。
2ちゃんねるでも例えばスレッド自由に立てられてもBL板は2ちゃんねる管理者じゃないと設置できないでしょ?NIFTY-Serveも似たようなものだったの。
私たちの嗜好するジャンルを会話する場がネットワーク上へ最初から用意されていなくて、どこで話しても2ちゃんねるでいうところの板違いスレ違いにならざる得なかったわけよ。

もちろん時間経過とともに需要認知されて場が作られていくのだけれど、作られるまではタイムラグがある。
そこで私たち同人サイト作成自分のものから同人サイトで好き勝手にやることを覚えたのよ。

でもね問題は、この同人サイトでやることをパソコン電子掲示板へ慣れているオタク女性たちが一時期であれパソコン電子掲示板へ慣れてない若いオタク女性たちへ半ば強制した時期があったの。本スレでやらないで自分ホームページでやれとね。
同人サイトの多くは当時インターネットプロバイダーホームページスペースで設置されることが多かったのだけれど、そもそもホームページを作る知識を学んだりやホームページ自分のものとして所有できる権限若いオタク女性たちにあったのか?と言えば難しかったわ。
プロバイダーのホームページスペース以外にもロリポとかレンタルサーバーはあったけど同人サイト設置を誰でも可能になるのはいわゆるガラケー勝手サイトレンタルホームページの登場を待つことになるの。

パソコン電子掲示板に慣れているオタク女性同人サイト設置を強制してくるけど若いオタク女性にはそれが無理。
しかもそれぞれが同人サイトを個々に設置するわけだから情報分散したり、更に言えば趣味嗜好の対立なども起きたわ。

なぜ同人サイトで鍵が設置されるようになったのか?と言えばオタク男性による突撃なんて偽史を語る人も居るけど、実際はそんなの少数で趣味嗜好の対立を防ぐためが主な理由だったのよ。
何なら当時を振り返るとオタク女性の一部は「男性のふりをしていた」と語る人が居るけれど、性別偽装できるのならばなぜオタク男性〟の突撃としているのかは謎だわ。もう一度言うけどオタク女性による趣味嗜好の対立があったのは確かよ。
正史は「性別はわからないが突撃があったから鍵をかけた」だわ。

ガラケーレンタルホームページ時代へ入るとむしろ同人サイトオタク女性の嗜みくらいの地位へ登り詰めるのだけれど、同人サイトスタートオタク女性同士の抑圧からよ。
コミケでも「同人サイトやらないの?」みたいな話は定番だったわね。

オタク抑圧の開放者はオタク男性だった

これは認めざる得ないわよ。
どう考えても涼宮ハルヒの憂鬱ブーム前後オタクの風当たりが変わり、ハピマテCDTVへ載せるなんてのもオタク男性主体だったし、ニコニコ動画も引っ張ってたのはオタク男性ジャンルだったわ。
その後に続いていったのがオタク女性だったじゃない。

じゃあ今の時代表現自由を守ろうと声を上げている漫画家は誰?赤松先生!?また男性なの???
その今の時代私たち女性は一体何をしているの?日経新聞月曜日のたわわの広告が載ってけしからん?また女性同士で抑圧し合おうっていうの???

まるで私たちは悪役令嬢よ。
横暴で自分勝手で周囲に迷惑かけて追放されて、戻れたと思ったらまた横暴で自分勝手で周囲に迷惑かけようとしてる。
このまま行けば趣味語りのTwitterアカウントへみんな鍵かけることになるの理解していないのかしら?
もちろんTwitter投稿へいちいち注意してくるのオタク男性じゃなくて風紀を守る自称一般女性よ?

知ってる?今の時代流行りはね、ヒロインと悪役令嬢が手を組むのよ。
また規制抑圧という魔王が復活しようとしてるの。
前回は悪役令嬢が取り込まれしまったけど今回は違う結末を迎えたいじゃない。
ヒロインと悪役令嬢が手を組めば最強。男なんて引き立て役にすぎないわ。

日本サブカル史には魔王からオタク開放の立役者としてオタク男性主体だったと刻まれているわ。
今回の魔王からオタク開放の立役者オタク女性日本サブカル史へ刻もうじゃない。

ヒロインと悪役令嬢のお嬢様方、清く正しく美しく、華やかに可愛らしく強いオタク女性表現自由を守ったと1020年後に振り返ってもらえるよう、私とともに征きましょう(高笑い)。

2022-04-15

最近読んだBLではない本と、関連BL本・関連するがBLではない本。(ネタバレあり)

 けっこういい感じに分厚かったけど、半日没頭して読んでしまった。

流浪の月』(凪良ゆう)

 来月辺りに広瀬すず松坂桃李の主演の映画が公開されるし、TSUTAYAに行けば売れ筋ナンバーワンとしていっぱい平積みされているので、わざわざ私が紹介しなくてもいい気がするが……。

 著者の凪良ゆう先生BL小説家としてデビューした人気作家。数年前からBLレーベル外の小説も書くようになった。『美しい彼』『わたしの美しい庭』『滅びの前のシャングリラ』など著書多数。

あらすじ

 主人公の更紗(さらさ)は、風変わりな両親に愛され、自由奔放で健やかに育っていた。だが、平和な日々は突然瓦解してしまう。天涯孤独となった更紗は伯母の家に預けられたものの、普通の家庭に馴染むことが出来ない。居場所のない彼女放課後、独りきりで公園に行き、ベンチに腰掛け読書をして時間を潰すようになる。

 公園には更紗以外にもう一人、ベンチの常連がいた。更紗の学校の友人達からは「ロリコン」と呼ばれる、痩身の若い男。彼は毎日、暗い目で女児達の姿を追っていた。

 更紗が伯母の家での暮らし限界を感じた夕方、これまで更紗に対して無関心を貫いていた「ロリコン」が彼女に近づいてきて……。


増田感想ネタバレあり)

 ざっくりと言えば、かつてTwitterとかでフルボッコにされた伝説の『幸色のワンルーム』(はくり)みたいなストーリー。傍目には、猥褻目的誘拐犯に性犯罪被害者が懐いてしまストックホルム症候群しか見えないけれど、実は訳ありのお兄さんが虐待を受けている女の子を救い、それをきっかけに強い絆で結ばれ、唯一無二の関係性を築いた二人の物語

 なんか物議を醸しそうな筋書きだけど、今のところ『幸色のワンルーム』のようなボコられ方はされていなさそうだし、これからもそうはならないかもしれない。

 ただ、レビューを見てみると、猫も杓子も作者が読んで欲しいように読んでいるというか、「事実真実とは違うということがわかりました。わたし無理解から他人を傷つけないように気をつけてようと思いました」と多くの人々が判を押したように書いていて、道徳時間小学生じみていて、うすら怖い。一体どうした、みんな真面目か。

 まあそれは置いといて。『幸色―』よりは好意的に受け入れられているっぽいのはたぶん、そもそも挿し絵無しの小説なので、女児可愛い言動性犯罪被害を描いてもそれを「性的消費」目的で書かれたとは思われ難いというのがあるのかなと思う。それに、物語全体のうち、被害者女児誘拐犯の暮らしが書かれた部分はそんなに多くない。それより、更紗が事件以来、15年の歳月をどのように生きてきて、現在はどんな風に暮らしているのかに多くのページが割かれている。そして、更紗が性的虐待を受けている場面や、彼女にとってはしんどいだけの性行為の場面は、心情はリアルに書かれても行為のものは生々しく描写されはしないので、虐待描写オカズ化は防がれている。そういう意味では安心

 未成年略取という犯罪に夢見すぎという批判はあると思う。だがそれも罪を犯した文(ふみ)の内心が吐露される章で緩和されるのかな、たぶん。

 現実にも起こりうる、子供被害に遭う犯罪とその冤罪当事者しか真実は知らないはずなのに憶測が飛び交い、被害者加害者ともにオーバーキルとなるほど晒し者にされ平穏日常生活を奪われ追い詰められること。そういうことを物語ネタとして取り上げることの良し悪し。それについて私自身がどう思うのかといえば、良しとも悪しとも言えないなぁという歯切れの悪いことを言うしかない。

 個人的好き嫌いのことをいえば、センシティブネタほど「逃げの一手」を打たない方が好き。例えば近親相姦もので実は血が繋がっていなかったのでセーフでしたとか、小児性愛者が未成年略取の罪を犯したと思ったら実はそいつ小児性愛者ではなかったのでセーフでしたとかいうのは、何がセーフじゃ甘えんな! もっと業に正面から向き合えと思う。

 『流浪の月』はどうだったかといえば、文は実は小児性愛者ではなかったので、そういうとこは私のあまりきじゃないものの類なんだけれど。だってたぶん多くの読者が「更紗と文にはこれからは静かなところで幸せ暮らして欲しい」とレビューに書いているのって、文が「安全な人」だとわかったからで、もしもまじもんの小児性愛者だったら同じ感想が出るか? っていう。なんていうのか、結局は罪を軽減して世間並に受け入れられるレベルまで物語引き下ろした感が出てしまうというか。それで事実真実は違うよねーと言われてもなって感じがする。

 だが、文がなぜ自らを偽ってまで小児性愛者のふりをしてきたのか、その事情と心情があまりにも切々と書かれていて胸を打たれたので、私の個人的好き嫌いとかどうでもいいかもう、と思い直した。

 事実真実は違う。人それぞれに抱えているものがあって、それを他人が何も知らない癖に常識だのなんだのを笠に着て叩くことが許されようか? 本作のテーマはそんな感じだが、幼い頃の更紗を育んだ家庭や、大人になった更紗に関わる人々などを、更紗が許容するもの・拒絶するものに、そうは言ってもな……とちょっと疑問が残るようになっているところが良いと思った。

 たとえば、母親が無理をせずに幸せであることは大切だとして、更紗は彼女自身母親や、同僚の子持ち女性自由奔放ぶりを許容する。ところが更紗の母親と同僚女性は娘の物分りのよさに甘え、自分恋愛にかまけて娘を放置するという全く同じ行動をする。だが、その結果は大きく異なる。更紗は母親に遺棄されたせいで理不尽辛酸なめることになったが、同僚女性の娘は放置されたものの完全には棄てられず、それが切っ掛けで更紗と文という年の離れた友人に出会い精神的に救われることとなる。同僚女性は更紗と文という協力者を得たお陰で、娘を遺棄せずに自分人生も大切にできたとも言えるかもしれない。同じ事が起きても結果は違う。これを人それぞれと言うか、そんなんただの運だから最初からちゃんとしているに越した事はないと思うか。現実としては、周囲から親にかけられるプレッシャーのお陰で子供が守られているという事も、往々にしてあるが……? などと、ちょっと考え込んでしま余地が読者には与えられている。

 一方で、更紗はDV気質のある恋人の亮のことは、交り合うところが一つもないと拒絶し切り捨ててしまう。亮がなぜDVを止められなくなってしまったのか、その理由を知っていながら、理解共感彼女拒否するのだ。母親が我が子を遺棄することには同情すら示すというのに、DV男はどんな事情があれどもダメであるというアンバランスDV男は許してはならない、そんな奴からは早急に逃げるべきだというのは正しい。ここを違えたら今時の読者には受入れられないのは想像に難くないが、世間へのご機嫌取りとも思えない、あえての偏った描写なのだろうか。と、ここにも悶々と考えさせられる余地がある。

 また、他人無理解によって苦しめられてきた更紗もまた無謬の人という訳でもなく、無邪気な思い込みで発した一言で文を深く傷つけたのに長い間気づかず、文の真実を知らないままであった。それは、読者が安易に更紗と自己を同一視して気分を良くするだけにとどまるのを阻んでいる。更紗が文の真実を知った時、それまで更紗と一緒に被害者意識を持って、解っていない人々を糾弾出来る立場にいたはずの我々は、自分達が解っていない人々と同じ穴の狢であることに気付かされ、ショックを受けるのだ。

 後半、読者目線では余裕で予想できる破滅的な結末に向けて、更紗と文が善意ちょっとした人としての良識を発揮したせいで転がり落ちてゆくところは、はらはらしてつい目が離せなかった。それはダメだ、善意でもやったらいけないやつだと、更紗達を批判することを、圧巻の心理描写妨害してくる。簡単に教訓を得ていい気分になって読み終えることを許してはくれない。それがこの小説のすごい所なのかなと思う。

 にも関わらず、レビュー者が判を押したように教訓を得た事ばかりを書くのは、この小説安易共感を読者に許さない、熟考を強いてくるからなのかもと私は思った。そう易々とは自分意見を書くことが出来ないから、かえってテンプレみたいな感想を書いてお茶を濁すことになるのだ。


さて、以下は凪良ゆう先生BL作品の紹介と、『流浪の月』とテーマが似ていると思う作品とかの紹介。

『美しい彼』(凪良ゆう)※BL小説

 主人公平良吃音を持っているせいで上手く喋ることができず、学校生活の中ではスクールカースト底辺に追いやられていた。両親に心配をかけることを畏れた平良は、イジメターゲットにならないように極力目立たぬよう、息をひそめて暮らしている。

 そんな平良は、高校二年の新学期、同じクラスになった清居(きよい)に一目惚れをしてしまう。清居はスクールカーストの頂点に君臨し、陽キャの面々に一目置かれながらも孤高にマイペースを貫く、まさに王者である。そんな清居とそのしもべ達から奴隷のようにこき遣われる平良だったが、清居が気まぐれに差し伸べる暴力的な救いの手や、逆境ものともしない凛とした姿勢に心酔する。やがて平良は、清居の一兵卒から立派なストーカーへと進化していくのだった……。

 凪良ゆう先生BL小説のなかでたぶん最も人気のあるシリーズであるイジメ被害者加害者カップリング主人公平良と、平良に惚れられた清居、それぞれの視点によって相手人間性共通体験についての見方ががらりと変わる。事実真実は違うとはまさにこのこと。

『にいちゃん』(はらだ)※BL漫画

 幼い頃、近所に住む「にいちゃん」に遊んでもらっていた、ゆい。彼はにいちゃんのことが大好きだった。ところがある日、にいちゃんが奇妙な遊びに誘ってきた。怖くなったゆいは、にいちゃんの部屋から逃げ出した。そこへゆいの母親鉢合わせたことにより、にいちゃん逮捕されてしまう。

 数年後。高校生になっても、ゆいはにいちゃんのことが忘れられず、親には内緒でにいちゃん行方を探していた。そして遂ににいちゃんと再会を果たしたゆいだったが、にいちゃんはゆいを怨んでいた。にいちゃんはゆいを拘束して動画を取り、それを脅迫材料として、ゆいを呼び出し、苛烈性的虐待を加えるのだった。


 ほんもの小児性愛者でしか性犯罪者の大人と、ストックホルム症候群高校生のカップリング虐待描写があまりにも凄惨で心を折ってくるので、性描写ゴリゴリにあるが抜けないエロ本みたいなことになっている。ヤバい奴に雁字搦めにされてしまった状況での愛は偽りなのかもしれないが、渦中にある本人にとっては本物に見える。その様を綺麗事なしに描写した怪作である


『私の男』桜庭一樹

 腐野花(くさりの はな)は、恋人との結婚をもって養父の腐野淳吾の手を離れることになった。花は幼いうちからまだ年若い養父性的関係を持ち、そしてもう一つ、誰にも言えない秘密を淳吾と共有していた。

 そんな花と淳吾の暮らしを、時の流れとは逆順に、章ごとに語り手を変えつつ描いた物語最後には花と淳吾の真の関係性が明かされる。

 はたからみれば養父から性的虐待を受ける女児物語だが、やはりこれも事実真実は違う系。ところが真実事実よりもどろどろとしていて、なのに純心であり耽美でもあるが、物凄い業の深さでもある。

 第1章が花と淳吾の別れの話で、それから章ごとに時を遡っていき、最終章家族を亡くして孤児になった花が淳吾と出会い養子になるところで終わる。

 私は初読の時に、まるでハッピーエンドのように終わるなぁと思ったのだが、再読したら別にハッピーエンドには思えなかったのは何故なんだ。もう一度読めってことかな、ハハッ。

 映画にもなっているのだが、映画版はまるで小さな悪女・花に淳吾が狂わされ搾り滓にされたみたいなラストだったから、あまりきじゃないな。


『つみびと』(山田詠美

 酷暑真夏若い母親は幼い子供達を部屋に置き去りにし、餓死させた。懲役30年の実刑判決を受けた母親を、世間の人々は好き勝手糾弾する。一体、母親は何故、愛していたはずの子供達を死に追いやってしまったのか? 母親自身の生い立ち、彼女祖母の代から続く凄絶な負の連鎖とは……。

 小説しか描けない現実があるとして、実際に起こった事件モチーフに書かれたフィクション小説である

 児童虐待と、世間の人々が助けたいとは思わないタイプ社会的弱者物語。著者の山田詠美先生自由女性恋愛小説を書く一方で、昔から社会の最下層にひっそりと生きる人々の事も書いてきた。中でもこれはすごい作品

 山田先生作品にしては珍しく、リベラル無責任で冷酷な一面が批判的に描写されている。

2022-04-14

[]本屋必要ならVR本屋を作ればいいじゃない

本屋図書館みたいな空間Amazon等のオンライン書店から書影を借りて並べるの

オンライン書店の「関連本」や「この本を買った人は~」のお勧め枠と違って本がずらりと並ぶ光景があるから目的ジャンル以外の本も自然と目につく

リアル書店と同じように平積みも面陳列もあって本屋に入って目当ての本の場所に移動するまでに新刊売れ筋本のチェックができる

電子書籍になってるなら試し読みで十数ページは読めるから立ち読みできる機能もつけられる

裏表紙にはあらすじを表示させる

気に入った本を手に取りレジに持っていけばそのまま「買う」ことができ後日家に届く

なんだったらアカウントを取って誰でも「本屋」を開設できる機能をつける

自分選書して絵本専門店でも学術専門書店でも作ることができてAmazonのアフィリンクも貼り付けて本当に「稼ぐ」こともできるようにする

書店POP作成機能もつける

いくらアフィ稼ぎができるからってオリジナル本屋なんて手間かかるから誰も作らないって言うだろうけど、いやいや膨大な本を選んで1つ1つこだわりながら書棚に並べていくのは「マインクラフト」と同じだし、POPを作ったり並べ方工夫して店を飾り付けていくのは「どうぶつの森」だ

VR本屋作成アプリができればユーザーも集まる注目メタバースの一つになるだろう

2022-04-09

日本エロ広告がどうので右も左も大騒ぎ

ヨーロッパ欧州委員長に続きジョンソン首相キーウ電撃訪問

なおヨーロッパではエロ本は相変わらず書店平積みされている模様

優先順位もつけられないジャップwwww

2022-04-01

教科書ガイド使ってよかったって人おる?

https://anond.hatelabo.jp/20220331130032

私も勉強のしかたを習ったことなんかないなあ。

それ以前に、多くの科目の教師がかなりいい加減で、授業の8割が無関係雑談一方的に喋ってるだけだった。それなのに中間期末テスト高校受験容赦なく迫ってくる。授業が崩壊しているのに家で予習復習など自主勉ができるはずもなく。

やる気無さすぎな教師どもにも腹が立ったが、まず不満だったのが教科書教師解説をするのが前提の造りになっているから、解法とか載ってない。例題、練習問題、応用問題。それらが広々とした余白の中にたゆたっていた。

ところで小学生時代のある年度始め、担任が新しい教科書を配る際にミスって教師用のも配布してしまい、それが私にあたった。家に帰ってから、記名する前に中身を確認してみたら、余白であるべき部分に赤字で色々書かれていた。問いの答えと、教える際のポイントのようなことだった。その時は、ヤバいこれは先生のだ。自分が持っていてはいけないやつだ。と思い、手垢をつけないようすぐ閉じて、ソッコーで学校に引き返して担任に渡して自分が悪いわけでもないのに深々と頭を下げて謝罪し、生徒用の教科書と交換してもらった。真面目すぎか。

そんなことがあって、教科書というものは知りたい事に限って書いていないものなのではないか? という発想というか疑問というかを懐いたものの、すぐに忘れた。

で、中学に上がってから教科書ガイドというもの存在を知った。きっかけは同じクラスの友人だった。そいつ学校の授業や宿題教師監督がない時の小テストでズルをするために教科書ガイドを使っていた。こっそり机の引き出しに忍ばしておけば、授業中に指名された時にいいよ、といってそれを私に見せてくれた。

教科書ガイドは教科書と同じ内容が書いてあったが、問題の答えが書いてあって解説も書かれていた。教師用の教科書とは違うのかもしれないが、これさえあれば教師要らなくね? と思った。

帰宅して私は母親教科書ガイドを買ってくれろとねだり、本屋に連れて行ってもらった(当時の我が家お小遣い制ではなく、親戚から貰ったお小遣いも全額親に没収されていたので、私は自分の金を持っていなかったのだ)。だが母親平積みされていた教科書ガイドをパラパラめくって中身を確認して一言

「ズルだからだめ!」

それより数ヶ月前に学習塾に入れられそうになったのを全力で拒否したのもまずかった。あんなに勉強するのを嫌がっておいて、今度はこんなズルい手を使って更に勉強をサボろうというのか! と母親カンカンに怒らせて終わった。

言い訳をさせてもらえば、塾に入るのを拒否ったのは、塾に通っている同級生が皆授業中に睡眠補給をしているのを見ていたからだ。彼らは夜遅くまで起きて塾で勉強をし(?)「塾の宿題があるので出来ませんでした」といって学校宿題をサボっていた。当然、成績は芳しくない。テスト当日の朝の挨拶は「勉強した? 俺はやってないw」

そんな奴らと同じ塾に行って成績が上がるか馬鹿野郎。むしろ全力で足引っ張られて沈むわ。

そんなこんなで教科書ガイドを入手するのを断念した私は、それでもなんとか別の手(通信教育学校配布の問題集と参考書)を使って勉強して高校受験でしくじるのは回避出来たが、今でもあの時教科書ガイドを買って読んでいれば、あんなに遠回りしないで済んでいたんじゃないかと、ずるずる根に持っている。

けど、教科書ガイドを使って勉強して成績上がったとかいう奴には会ったことがないから、実際使えるのかどうか疑問だ。誰か使ってよかったよっていう人おるん?

2022-03-10

またネットのお前らに騙されたわ

世間ではひろゆきホリエモンの本が平積みになってて、反知性な若者の間で流行っていると印象づけられてたんだが

実際に若者と話してみるとひろゆきとかその辺のこと知らんやんけ

これだからネット情報は信用できん、悔い改めて今後の人生を生きるわ

2022-01-27

anond:20220127115426

増田が、TPOの話と内容規制の話を混同してるんじゃない?

氏賀Y太の絵がエロ漫画屋に平積みされるのはOKでも屋外広告にしたらまずいって事くらいはわかるでしょ?

そういうTPOの話の中で、氏賀Y太ほど明確ではなくて人によって判断が分かれるライン議論を、氏賀Y太漫画流通全面禁止みたいなもの混同してない?

2022-01-16

自称人事の専門家、人事人材コンサルタントとかでプロフにやたら自己啓発セミナー臭いポジティブ言葉が並んでいて、

文章を読んでみると、人、人間、人柄についてはとくとくと語っているが、

具体的な業務とか、自分所属している、していた企業業務の話がまったくない、

端的に言えば、人事のための人事をやっている人がやたら多いのは何なのだろう

どういう人が良い人か?なんて、その企業とか社風によって違うわけだし、

社風は実際に手を汚して実務をやってなければ分からんだろ

あって、営業の人であるが、営業は売り文句だけで具体的な業務とは言い難い

アニメ制作で言うなら、作画制作進行をちょっとでも噛んでないのに、

人だけは選ぶ、具体的な絵を描くとか音を作る仕事をしていないのに、

面接では偉そうに、キミは絵が下手だね、みたいに語るような、そういう人事マンが多すぎる

要は自己啓発本とか、セミナーとか、ネットワークビジネスとか、

胡散臭いものがこれだけ流行するのだから大衆とはこれだけにも騙されやすいのである

デーマゴーグに踊らされ、ハーメルンの笛吹き男に導かれたネズミたちはどうなったか

最近は、ことわざ古典より、本屋平積みされた自己啓発本の方を鵜呑みにする人が多い

そんな世の中だから、こうなるのは仕方がないが、それがネットを介して増幅している感がある

2022-01-15

書店平積みマンガ、今何が並んでるのかわからないな

以前はネットカフェに週一行くような感じだから、ヒット作は自然と目に入って読んでた

引っ越しネットカフェ行かなくなってコロナ来て、でもうマンガの動向とかまったくわからん

無料マンガアプリオススメされたものから読み広げてる感じだ

2022-01-09

anond:20220109213535

書店はいまだに平積みされてるんだけどなぁ

せめて、どの界隈で馬鹿にされているのかを教えてくれ

2022-01-03

コミケ(C99)で初めてサークル参加して1冊も売れなかった

表題のとおり、2021年末のコミケ(C99)で初めてサークル参加して1冊も売れなかったので、その気持ち反省点の整理のために書いておきます

◎経緯

2019年

あるアニメが好きで、その二次創作本を作りたくなった。作るのは小説

2020年

二次創作小説が完成した後、とりあえず某サイト投稿してみたが、せっかくだしということで、コミケサークル参加しようと思った(ちなみに某サイト投稿したやつはいまだにそんなにPVを得ていない。)。

コミケの参加申込書は、その前のコミケで配布されていたような気がしていたので、12月ごろが次のコミケの申込みの時期かなと思って待ち構えていたら、いつの間にかその期間を過ぎており、あえなく断念。

2021年6月7月8月

5月のC99が延期されて(今年の冬はどうかなぁ)と思いつつ、前回の失敗を活かし、コミケの開催情報に注意していたら、どうも2021年末には開催されるらしいことと、申込開始時期が判明。

ひとまず、8月中頃にcircle.ms登録して、それでコミケの申込みを完了した。

2021年11月

なんやかんやでサークル参加抽選?に当たり、コミケサークル参加にできることになった。

サークル参加の人のための封筒もたぶんこのときくらいに届いて、コミケサークル参加する実感が湧いてきたし、とてもうれしかった。

ただ、本の内容自体は(微修正は繰り返していたけど、)完成していたこともあって、かなり余裕がある気持ちでいた。

2021年12月初め~半ば

そろそろ印刷会社を探さないとやばいのでは、と思っていたら、表紙を作っていないことに気づいて、クリエイティブコモンズの絵を拝借して慌てて作成

ワードサイズの設定とか、表紙のサイズの設定とか、かなり苦労して、いつの間にか入稿ギリギリになり、サンプル(有料)も見ることができないまま、コミケ会場へ直送してもらうことになった。

発注部数については、ネットに「たくさん刷るな」と書いてあったので、最初はそれを受けて50部を考えていたけど、もっと控えめに20部にした(10部でもよかった。)。

2021年12月終わり

コミケが近づくにつれて、とてもわくわくして興奮してきて、周りの友人に「サークル参加するから(ドヤ顔」と言いまくり、「やっぱり初参加だし、1冊も売れないと思うんだよね~(ドヤ顔」と話していた。

それから、「たぶんたくさん余るから買ってよね」と、もしかしたら売り切れるんじゃないかと思いながら友人に話していた。

一週間前に、サークル参加するのに必要ものネットで調べて買いそろえ、参加日の前日に東京へ出陣した。

また、必要ものを調べているときに、「コミケットアピールを必ず読め」と記載されており、慌てて確認した(「○○する場合には○○日までに連絡してください」などと書かれていたので、私にはあまり縁のなさそうな事項でしたが、読んでいなかったことを反省しました。)。

見本誌票とか通行証?とかもこのときはじめて確認した。

自分発注した本がどんなふうになっているのか、サンプルを見ていないので、不安と期待が入り混じっていた(売れるのかどうかとは別に)。

コミケ当日

準備に時間がかかるかもしれないと思い、8時くらいに会場入りする予定が、ふつう寝坊して9時前くらいに到着した。検温等あったので、もう少し余裕があった方がよかったけれど、結局、それでも準備自体にはそんなに時間はかからなかった(10分くらいで終わった。)。

隣のスペースの人に挨拶したら、2人で来ていて、周りも複数人で来ているっぽくて、ふつうはそうなのかなと思った(一人での参加なので、トイレ行くときとかどうしようかと思った。)

自分のスペースに着くと、椅子と見本誌を入れる封筒が置いてあって、サークル参加することにドキドキしてきた。

頒布価格を500円として考えていたが、当日自分のスペースに搬入されていた本(80頁)の薄さを見てびびり、300円に変更した。見本誌票を出すときは、これを出す前でよかったーと思ったけど、よくよく考えたら、用意していた500円玉意味がなくなり、つり銭がなくなった。

(どうしようもなくなり、ファミマで水を購入させていただき、400円×2を錬成した。ちなみに1冊も売れてないので、つり銭がない!という不安杞憂でした。)

100均で買ったテーブルクロス(消毒液っぽい匂いがする。)を敷き、一応、場所名と新刊300円と書いた(オレンジペンアンダーラインを引いた)画用紙を、100均で買ったイーゼルっぽい何かに立てかけ、1部に「見本」と書いた付箋を貼って、見本の隣に10部だけ平積みした(人を迎え入れる準備が整った瞬間、わくわくは最高点に達しました。)。

友人(コミケに来ない)とツイッターでやりとりし、再度「今日1冊も売れないと思うんだよね~(ドヤ顔」という趣旨リプライを送ったりした。

・開催後

拍手が鳴り響く中、コミケC99の開催が宣言され、次第に人が入ってきた。

まず、右隣りのサークル新刊が1部売れた。そのうち左隣のサークル新刊も1部売れた。これを見ていて、自分もいつか1冊売れるかなと期待していた。

通路を挟んで反対側のサークル(同ジャンル)も本が売れているようだった。

周囲のサークルは、人が入ってくるにつれ、1部、また1部と売れていった。

人が少ないな~とは思いつつも、ネットでは、「午前は事前に検討していたサークルを回り、調べていないところは午後から」みたいなことが書いてあったので、自分のところをすべて素通りされても、「午後になったら1冊くらいはね…」と思っていた。ただ、周りでは、「見せてもらってもいいですか」と見本を手にとる人もいる中で、自分のところだけ、素通りされていて(少し表紙を見る程度)、そんな事象が起こる予感すらなく、少しずつ不安になった。

周りをきょろきょろし、本を読み、ぼーっとし、ということを繰り返していた。

ネットで「初心者 売れない」みたいなことを検索し、「コミケは事前に検討していたものを買うと時間がなくなり、新規開拓する時間がない」みたいなことが書いてあって、今日は売れないんだと思った。

午後になって、周りでは「見せてもらってもいいですか」という人が増える中で、自分の前にはそんな人は一向に現れる気配がなかった。

それで、まずは「見本」と書いた付箋に「手に取って読んでみてください」という一言を添えてみたが、字が下手なこともあってか、あまり効果はなかった。

次に、あらすじを書いた画用紙を設置した。すると、1人か2人が、そのあらすじを読んでくれていたようだった。ただ、結局、見本も手に取ることはなく、そのまま去っていった。

このころ、前日にあいぽんの充電を忘れていたため、ツイッターで「売れない実況」をできなくなり、さら不安とみじめさが募っていった。

また、このころから精神にしんどくなり始め、「ああ」とか少し声が漏れた。

(ただ、今回はあまり一般参加者が少なかったこともありますが、あまりにも本が売れる気配がなく、盗まれ心配がないので、(お釣りは持っておくとしても)本を放置してふつうトイレに行くことができました。本が盗まれたら、それはそれでよかったのですが……。)

売れる気配がないので、周りのサークルがどんな本を売っているのか、少し見て回った。

14時頃から周りのサークル参加者が撤退し始め、会場にいる人も少なくなってきた気がしたので、15時になったら撤退しようと決めた(あまりに辛すぎたのと、時間が経つのがあまりに遅く、1時間を耐えられなかったため。)。

「もしかしたら15時くらいまでに買う人が来るかも!」という期待は見事に打ち砕かれ、全く人は来なかった。

最後に、右隣りの人の本(もともと興味があった。)を1冊買って帰宅した。

帰る途中、周りがコミケに参加できてよかったという晴れやかな顔(だと思う)をしながら帰っているのを横目に、一人、うな垂れて、重い荷物を持って帰宅した。とてもみじめな気持ちになりました。

コミケを終えて

心は折れたものの、「いきなりコミケに参加したのがよくなかったのでは?(ジャンルオンリーイベントから参加した方がよかったのでは?)」という思いと、昼頃にした「売れない」みたいなツイートリツイートしていた人が、応援してくれるツイートをしていたので、もう少し頑張ろうと思いました(在庫も残っていますので)。それに、1部でも売れるまではあきらめきれないところです。

ちなみに、「全く売れないかも」と想像できても、実際に全く売れない(素通りされるだけ)ときのみじめさは、想像できておらず、耐えがたかったです(初参加を目指している人向けにフォローすると、たぶん後で笑い話にできる系の失敗談なので、果敢にチャレンジしてほしいです。)。

反省

反省点1: そもそも最初コミケに参加することがよくなかったのではないか

二次創作を作って同人誌即売会に参加しようと思ったときに、真っ先に思い浮かんだのがコミケだったのでコミケに参加したけれど、まずはジャンルオンリーイベントに参加して、それを通じて知り合いを増やすところから始めた方がよかったのではないかと思いました(ネット受け売りジャンルオンリーイベントがあるのは知っていたが参加したことはない。)。

実際には、C99は参加者の人数が制限されていたので、単純にこのジャンル参加者も減ったからその分買ってくれる人が現れる可能性が減ったという可能性もありますが、今後どうなるか分からないので、コミケ一般参加者の人数制限があることを前提に考える必要がありそうです。

とりあえず、私はジャンルオンリーイベント一般参加するところから始めます

反省点2: 表紙に、そのアニメイラストが描かれていなかったのがよくないのではないか

周りのサークル新刊等を見ていると、表紙にアニメキャラが描かれており、ひとまず手に取ってもらえていたように思います。そうでなくても、素通りしようとしたときに、一瞬目に留まっていたように思います

かに自分としても、ほかのサークルを見ているときに、表紙にアニメキャラが描いてあると、「どんな内容の本なんだろう」と思って手に取ってみたくなる感じはありました。

しかし、この点は、私の主義思想に反する(アニメキャライラストを描くと著作権真正から抵触してしまう。)ので、利用許諾を受ける道筋や実際の取扱いが分からない限り、自分にとって今後も採ることが難しい作戦です(本作品の内容とは異なる物語小説を書く場合著作権法上の複製権翻案権違反しない場合があるようで、今回の私の二次創作小説も、著作権侵害していないのではないかなと思っています。)

なかなか難しい思想を持ってしまいましたが、この点について自分の中での折り合いのつけ方は今後要検討です。

たぶんディスプレイの仕方などほかに反省すべき点はあるのでしょうが……。

なんやかんや言って、(今度は売れるようになった上で、)もう一度サークル参加したいですね。

以上

2021-11-29

ブルーピリオドが読めない奴ら、集まれ〜〜〜!

ブルーピリオドという漫画がある。連載当初から芸大受験漫画というので少し話題になり、じわじわと人気が高まり、今では企業CMに起用されたり、アニメ放送中だ。

間違いなくめちゃくちゃ面白い漫画だ。連載当初から追っていたが、これは絶対売れると確信していたし今現在実際にめちゃくちゃ売れている。Twitterトレンドに上がったり、本屋では大体平積みでコーナーが作られていたりするレベルだ。

今でも、絶対面白いとは思ってはいる。だが読めなくなってしまった。自分の心の安寧を守るためにだ。

ブルーピリオドが読めない奴ら、というのは、藝大に落ちた奴らのことだ。

いや、別に落ちてなくても読めないやつは沢山いると思う。受かったやつでも読めないやつは読めないんじゃないかと思う。藝大に憧れたことが一回でもあれば、この呪いが生まれ可能性は十分にある。

藝大という場所が本当に選ばれた少数の人間しか入れない場所で、それに入れなかったという事実は、自分特別な才能を持たないことを証明するように感じさせる。

別に藝大行ったら成功するわけでもないし、藝大出てなくてもすごい作家になるやつはなるのだが、そうやって割りきれない謎の魔力が藝大からは働いているのだ。

とにかく藝大コンプというもの根深く、人によって程度に差はあれど、藝大に落ちてきた無数の人々の誰もが抱えているものだと思う。

自分なんか藝大を受けたのは一回きりだし、浪人もせず他の大学に行ったレベルなので、何浪もして藝大を目指していた人と比べたら全然軽いものだろう。それでも、本屋ブルーピリオド平積みされているのが目に入ると気持ちがざらつき、ブルーピリオド新刊が出れば、謎の意地で買うもの本棚に速攻入れてページを開かない。まわりのガチで藝大を目指していた人なんかは、ブルーピリオド話題が出た時点でなんとも歯切れが悪いし顔が曇る。東京まわりの予備校に通っていて、アニメ化か何かのタイミングで、東京で街にブルーピリオド広告が大きく出されていた時はしんどかったと話していた気がする。

どうしてそんなことになるのかといえば、ブルーピリオドがいい漫画であるということに尽きる。読む人の感情に深く突き刺さり揺さぶるほどの漫画なのである。刺さりすぎるし、コンプレックスを刺激されすぎる。

その上、藝大を志す奴らなんて大体漏れなく感受性が強すぎて情緒おかしい奴らばかりなので、そんな漫画をぶつけられたら間違いなく瀕死だ。

そして藝大コンプがつらいのだ。八虎が現役合格して藝大ライフを送っている様子を、なかなか直視することが出来ない。さらには作者の山口つばささんが現役で藝大に入っているということまでコンプレックスを刺激される。藝大に現役で入るやつはこんな作品を描けるし世間の人気もあってここまで成功するんだ……みたいな嫌な方向のコンプレックスが発動することさえある。

最後になるが、この文章は全くブルーピリオド批判するみたいな意図はなく、ブルーピリオドは間違いなく面白いすごい漫画だということを言っておきたい。ブルーピリオドは、情緒がグチャグチャになるほどの人の心を揺さぶ漫画なのだ。藝大に何の遺恨もない人なら絶対面白く読めるとお勧めしたい。

自分はたしか、八虎が藝大入って最初の講評でボロボロになった辺までは読んだが、それ以降がまだ読めていない。もっと歳を重ねて、成功者になれた時か、もしくは藝大への折り合いをちゃんとつけられた時、改めて読もうと思う。

2021-11-20

走らないウマ娘なんてタコが入ってないタコ焼きや

メロブ平積みされてるウマ娘コーナーを時々確認するが、レース描写(走ってるイラスト)がある本少なすぎるだろ。

エロ禁止されているのでシリアスな内容が多少は増えるかと思ったが、トレーナーとイチャコラするか百合百合してるかで既存ジャンルと傾向が全く変わらないじゃねえか。

Tヘッドも出てきたせいでもはやアイマスと見分けがつかん。

タキオンなんか、あの服とあの性格真剣に走ってる姿のギャップが大きな魅力だろう。

リアルの馬もそうだが、レースの雄々しさがあるから日常ののどけさ、ライブの可愛らしさが際立つのに。

まあ走ってても走ってなくてもサトイモかわいいのは認めるが。

真面目にレースするとデリケート史実ネタも入りがちだから新規参入勢は扱いに困るというのは分かるけど、それ以上に問題なのは単純な画力なんだろうな。

そもそも普通に走行する人間イラストすら描ける人間は貴重な上、(アニメ版準拠だと)あの独特の走法がやはり難しいのだろう。

ターフの上を疾駆する人間などそうそう描けるもんじゃない。

真面目にレースしてる本知ってたら誰か教えて。

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